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JP2004112695A - 画像処理装置及びその処理方法 - Google Patents

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JP2004112695A
JP2004112695A JP2002275827A JP2002275827A JP2004112695A JP 2004112695 A JP2004112695 A JP 2004112695A JP 2002275827 A JP2002275827 A JP 2002275827A JP 2002275827 A JP2002275827 A JP 2002275827A JP 2004112695 A JP2004112695 A JP 2004112695A
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image
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JP2002275827A
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Shinichi Kato
加藤 進一
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

【課題】入力画像の属性を示す属性情報を生成し、その属性情報を入力画像に対して施す各種画像処理の途中で変更可能とする。
【解決手段】入力された画像データの画素毎の属性を示す属性フラグデータ1011を生成し、その属性フラグデータ1011を入力された画像データに対して画像処理を施す圧縮処理(303〜315)の前段でフラグ付け替えを行い、付け替えた属性フラグデータ1101に基づいて画像処理する。
【選択図】   図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された画像データに対して所定の画像処理を施して出力する画像処理装置及びその処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、入力された画像中の画像領域(例えば写真領域、文字領域など)を示す領域情報に従って、所定の画像処理を施す画像処理装置では、その画像中の画像領域を識別する像域分離処理を施した後、分離された像域毎に異なる画像処理を施すことにより、領域毎に最適な画質を提供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通常、画像中の画像領域を示す領域情報は領域識別装置で識別できる内容に限定され、ここで生成された領域情報に従って、以後、画像処理を行わなくてはならなかった。そのため、像域情報によって、切り分けられる画像領域の数が限定的で少なく、より多くの像域情報を得るためには、領域識別装置の規模を大きくし、なおかつ、領域識別の情報量も大きくしなくてはならないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、入力画像の属性を示す属性情報を生成し、その属性情報を入力画像に対して施す各種画像処理の途中で変更可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、入力された画像データに対して所定の画像処理を施して出力する画像処理装置において、入力された画像データの画素毎の属性を示す属性情報を生成する属性情報生成手段と、生成された属性情報を前記入力された画像データに対して画像処理を施す複数の画像処理手段のそれぞれで変更可能とする属性情報変更手段と、変更された属性情報に基づいて前記複数の画像処理手段で画像処理された画像データを出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0006】
また、上記目的を達成するために、本発明は、入力された画像データに対して所定の画像処理を施して出力する画像処理装置の処理方法であって、入力された画像データの画素毎の属性を示す属性情報を生成する属性情報生成工程と、生成された属性情報を前記入力された画像データに対して画像処理を施す複数の画像処理手段のそれぞれで変更可能とする属性情報変更工程と、変更された属性情報に基づいて前記複数の画像処理手段で画像処理された画像データを出力する出力工程とを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0008】
図13は本実施形態における画像処理装置の構造を示す側断面図である。尚、本実施形態では、画像処理装置としてマルチファンクションデジタル画像入出力機器、ここではカラー機について説明するが、これに限るものではない。
【0009】
図13に示す画像処理装置1300は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部1301(画像入力部)と、イメージリーダ部1301で読み取った画像データを再現するプリンタ部1302(画像出力部)とに大きく分けられる。
【0010】
イメージリーダ部1301は、例えば400dpiの解像度で原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う部分である。プリンタ部1302はイメージリーダ部1301によって読み取られた原稿画像に対応した画像を指定用紙にフルカラープリント出力する部分である。
【0011】
イメージリーダ部1301において、原稿台ガラス(以下、プラテン)1303上の原稿1304はランプ1305で照射され、その反射光がミラー1306、1307、1308に導かれ、レンズ1309によって集光される。そして、集光された光を電気信号に変換する3ラインセンサ(以下、CCD)1310上に像を結び、フルカラー情報のレツド(R)、グリーン(G),ブルー(B)成分として信号処理部1311に送られる。尚、ミラー1305、1306を固定しているキャリッジは速度vで、またミラー1307、1308は速度1/2vで3ラインセンサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことによって原稿全面を走査(副走査)する。
【0012】
信号処理部1311では、読み取られた画像信号を電気的に処理し、後述する図1に示す画像処理が施された後に、マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分に分解される。そして、M、C、Y、Bkの各画像信号はレーザドライバ1312に送られる。レーザドライバ1312は、送られてきた画像信号に応じて半導体レーザ1313を変調駆動する。レーザ光は、ポリゴンミラー1314,f−θレンズ1315、ミラー1316を介して感光ドラム1317上を走査する。1318は回転現像器であり、マゼンタ現像部1319、シアン現像部1320、イエロー現像部1321、ブラック現像部1322より構成され、4つの現像部が交互に感光ドラム1317に接し、感光ドラム上に形成された潜像現像をトナーで現像する。1323は転写ドラムであり、用紙カセツト1324又は1325より供給される用紙をこの転写ドラム1323に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用紙に転写する。
【0013】
このようにして、M、C、Y、Bkの4色が順次転写された後に、用紙は定着ユニツト1326を通過し、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0014】
図1は、本実施形態におけるデジタル画像機器の構成を示すブロック図である。尚、このデジタル画像機器は、画像の入力、蓄積、出力手段を持ち、図13に示したマルチファンクションデジタル画像入出力機器に相当する。
【0015】
図1において、100は画像入力系を切り替えるセレクタ、200は後述する所定の画像処理を施す入力画像処理部、300は後述する画像処理を施す中間画像処理部、400は後述する画像処理を施す出力画像処理部である。
【0016】
ここで、画像入力手段からの信号は、上述した図13に示すイメージリーダ部1301に相当するイメージスキャナ110や、ページ記述言語(PDL)レンダリング部120からの信号で、複写機の場合はイメージスキャナ部110から、コントローラの場合はページ記述言語レンダリング部120からなど、用途に応じてセレクタ100を切り替えて使われる。500はプリンタ部であり、上述した図13に示すプリント部1302に相当する。
【0017】
図2は、図1に示した入力画像処理部200の構成を示すブロック図である。図2において、201は入力画像の副走査方向の色ズレを補正する、例えば画像データの色毎に1×5のマトリクス演算を行う処理から構成される副走査色ズレ補正部である。202は入力画像の主走査方向の色ズレを補正する、例えば画像データの色毎に5×1のマトリクス演算を行う処理から構成される主走査色ズレ補正部である。
【0018】
203は入力画像中の画像種類を識別する像域判定部であり、例えば入力画像中の写真部分/文字部分、有彩色部分/無彩色部分など、それぞれの画像種類を構成する画素を識別し、その種別を示す属性フラグデータを画素単位で生成して出力できる。詳細に関しては、図7、図8、図9を参照して後述する。
【0019】
204は入力画像の空間周波数を任意に補正するフィルタ処理部であり、例えば9×9のマトリクス演算を行う処理から構成される。205は入力画像中の画像信号データのヒストグラムをサンプリングする処理部であり、入力画像がカラーであるのか、モノクロ画像であるのかを判別したり、入力画像の下地レベルの判定に使用される。206は入力画像の色味の補正を行う入力色補正部であり、例えば入力画像の色空間を任意の色空間に変換、又は入力系の色味に関する補正処理を行う部分である。
【0020】
次に、入力画像処理部200で処理された画像データと、像域判定部203で生成された属性フラグデータは中間画像処理部300へ転送される。尚、ページ記述言語(PDL)レンダリング部120で属性フラグデータの生成や入力画像処理部200の画像処理などが既に施されている場合は、入力画像処理部200処理をスルーさせても良いし、ここを通さずに直接中間画像処理部300に画像データと属性フラグデータが入るように構成しても良い。また、入力画像処理部200内の構成は、上述した構成(201、202、203、204、205、206)だけに限るものではなく、他の画像処理モジュールが追加されても良いし、削除されても良い。更に、入力画像処理部200内の処理順序に関しても、これに限るものではない。
【0021】
図3は、図1に示した中間画像処理部300の構成を示すブロック図である。入力画像処理部200によって処理を施された画像データは、属性フラグデータと共に、中間画像処理部300に転送され、以下の処理部で処理が施される。
【0022】
図3において、301は属性フラグデータの付け替えを行う属性フラグ付替部である。尚、詳細は図10を用いて説明するが、後述するラインバッファ303以降の圧縮処理を行う前又は後に、必要に応じて入力画像処理部200内の像域判定部203で生成した属性フラグデータの付替処理を行う処理部である。
【0023】
302は画像データ、属性フラグデータが送られる画像バスである。303はラインバッファであり、画像データと属性フラグデータをタイル分割し(タイルの大きさをM×Nとする)、このタイルM×N画素毎に、カラー情報の符号化である、離散コサイン変換符号化(JPEG)と属性フラグデータ情報の符号化であるランレングス符号化に分けて符号化を行う。但し、M、Nは、離散コサイン変換符号化のためのウィンドウサイズの倍数でなければならない。また、本実施形態ではJPEG圧縮方式の場合を例に説明するが、JPEG圧縮方式では圧縮のためのウィンドウサイズは8×8画素であるので、例えばM=N=32とすると、32×32画素タイルの中を更に16個の8×8画素に分割して8×8画素単位でJPEG圧縮を行うものである。以後、M=N=32として説明するが、もちろんその値に限定されるわけではない。
【0024】
304は画像データ符号化部であり、32×32画素のタイル画像に含まれる16個の8×8画素ウィンドウに対して周知のDCT変換を施して量子化する。尚、このときに用いる量子化係数(量子化マトリクスと呼ぶ)はタイル毎に切り替えて設定することができる。305は判定部であり、所定の画像データ32×32画素1タイルに対応した32×32画素の属性フラグデータを参照し、上述の量子化マトリクスの切り替えを指示する。306は量子化マトリクス選択部であり、判定部305での判定結果に従って画像データ符号化部304で量子化に用いられる量子化マトリクスを選択し、画像データ符号化304に設定する。
【0025】
例えば、32×32画素の属性フラグデータの中に1画素でも文字を示す属性が入っていた場合には、その32×32画素から構成される画像データ1タイルは文字タイルとみなし、その画像データ1タイルは文字用の量子化マトリクスを用いて量子化を行い、1画素でも文字を示す属性が入っていなかった場合には、その画像データ1タイルは写真タイルとみなし、その画像データ1タイルは写真用の量子化マトリクスを用いて量子化を行うというようにタイル毎に異なる画像データの符号化を行うことができる。
【0026】
307は属性フラグ符号化部であり、属性フラグデータを符号化する。308は圧縮メモリであり、符号化された画像データと属性フラグデータとを一時蓄積する。309はハードディスクであり、圧縮メモリ308に一時蓄積された圧縮画像データと圧縮属性フラグデータとを記憶する。310は圧縮メモリであり、ハードディスク309に記憶された圧縮画像データをプリンタ部500から出力する際に、或いは属性フラグデータの付替処理を属性フラグ付替部301で施す際に、ハードディスク309に記憶されている圧縮画像データと圧縮属性フラグデータとを読み出し、以下の処理部で復号化されて出力される。尚、圧縮メモリ310は圧縮メモリ308と同じであってもかまわない。
【0027】
314は属性フラグ復号化部であり、ハードディスク309から圧縮され記憶された属性フラグデータと画像データを圧縮メモリ310に取り出し、その属性フラグデータのM×N画素分のデータを復号する。312は判定部であり、属性フラグデータの復号結果により属性判定処理を行い、即ち、上述したように、各画像データの1タイルが文字タイルなのか写真タイルなのかを属性フラグデータから判定し、復号化係数を後述する量子化マトリクス選択部313に指示する。313は量子化マトリクス選択部であり、判定部312の指示によりタイル毎の圧縮複号化係数を選択し、後述する画像データ復号化部311へ送る。311は画像データ復号化部であり、量子化マトリクス選択部313からの量子化係数によりタイル毎に係数を切り替えて画像データを復号化処理する。315はラインバッファであり、復号化された画像データと属性フラグデータが出力される。
【0028】
尚、判定部305、312では、全く同じ判定が行われ、属性フラグデータはデータの劣化しないランレングス符号化のような可逆圧縮方式で圧縮されているので、符号化時と復号化時で同一タイルに対応する判定結果は全く等しいものとなる。従って、タイル毎に異なる量子化係数で量子化されていても、復号時にはそれぞれに適した逆量子化係数が設定されるので、正しい復号画像データが得られることになる。
【0029】
また、画像データ符号化部304及び画像データ復号化部311に関しては、図5を用いて、属性フラグデータのランレングス符号化を行う属性フラグデータ符号化部307に関しては図6を用いて更に詳細に説明する。
【0030】
ここで、中間画像処理部300内の構成は、上述した構成だけに限るものではなく、他の画像処理モジュールが追加されても良いし、また削除されても良く、これに限るものではない。
【0031】
図4は、図1に示した出力画像処理部400の構成を示すブロック図である。図4において、401は下地飛ばし部であり、画像データの地色を飛ばし、不要な下地のカブリ除去を行う。例えば、3×8のマトリクス演算や一次元のLUT(ルックアップテーブル)によって下地飛ばしを行う。402はモノクロ生成部であり、カラー画像データをモノクロデータに変換し、単色としてプリントする際に、カラー画像データ、例えばRGBデータをグレー(Gray)単色に変換する。例えば、RGBに任意の定数を掛け合わせ、Gray信号とする1×3のマトリクス演算から構成される。
【0032】
403は出力色補正部であり、画像データを出力するプリンタ部500の特性に合わせて色補正を行う。例えば、4×8のマトリクス演算やダイレクトマッピング処理により構成される。404はフィルタ処理部であり、画像データの空間周波数を任意に補正する。例えば、9×9のマトリクス演算を行う処理から構成される。
【0033】
405はガンマ補正部であり、出力するプリンタ部500の特性に合わせて、ガンマ補正を行う処理であり、通常、一次元のLUTから構成される。406は中間調処理部であり、出力するプリンタ部500の階調数に合わせて任意の中間調処理を行う処理部であり、2値化や32値化など、任意のスクリーン処理や、誤差拡散処理を行う。
【0034】
ここまで、図2〜図4を用いて入力画像処理部200、中間画像処理部300、出力画像処理部400と各々の画像処理部の説明を行ってきたが、各々の画像処理部には画像データと共に、図2で説明した入力画像中の画像種類を識別する像域判定部203で生成された属性フラグデータも、像域判定部203以降では一緒に各処理部を流れ、その属性フラグデータに従って各々の画像領域に最適な処理係数による画像処理が施される。
【0035】
例えば、図4に示す出力画像処理部400のフィルタ処理部404では、文字領域に対して画像の高周波成分を強調して文字の鮮鋭度を強調し、また網点領域に対してはいわゆるローパスフィルタ処理を行い、デジタル画像に特有のモアレ成分を除去する、といった処理を行うことができる。
【0036】
このようにして各処理モジュールで、属性フラグデータに従って各画像領域に対して最適な処理を行うことで、高画質化を行うことができる。尚、属性フラグデータに関しては、図7を用いて更に詳細に説明を行う。
【0037】
図5は、図3に示した画像データ符号化部304及び画像データ復号化部311の構成を示す図である。図5において、500は入力された画像データであり、カラー画像データの場合、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の画像データである。501は色変換器であり、RGBを輝度色差信号(YCbCr)に変換する。502は離散コサイン変換(DCT)であり、輝度色差信号のそれぞれを8×8画素単位で空間周波数変換(DCT変換)を行う。
【0038】
503は量子化器であり、設定された量子化マトリクスを用いてDCT係数を量子化することにより,データ量を削減する。504は可変長符号化器(VLC)器であり、量子化値をハフマン符号化処理でデータを更に削減する。505は圧縮メモリであり、このようにして圧縮された画像データを記憶する。尚、圧縮メモリ505は図3で説明した圧縮メモリ308に相当する。圧縮メモリ308に記憶された画像データは、大容量記憶装置HDD309に記憶され、復号化の際には圧縮メモリ310内に格納された後、復号化の処理を行う。また、図5に示す圧縮メモリ505は圧縮メモリ310にも相当する。この圧縮メモリ505に記憶されたデータは以下の手順で復号される。
【0039】
506は可変長復号器(VLD)であり、ハフマンデコードをする。507は逆量子化器であり、設定された逆量子化マトリクスによりDCT係数値に戻す。508はIDCTであり、DCT逆変換を行い、輝度色差信号に戻す。509は色変換器であり、輝度色差信号をRGBの画像データに戻す。そして、510は以上の圧縮、復号処理の結果、外部に出力されるカラー画像データである。
【0040】
図6は、図3で説明を行った、属性フラグデータのランレングス符号化を行う属性フラグデータ符号化部307の構成を示す図である。
【0041】
図6において、600は判定部であり、入力される属性フラグデータの前画素の値と現画素の値とが同じか否かを判定し、同じ場合は601のRLコード生成部にデータを送り、また違う場合は602のLTコード生成部にデータを送る。これにより、RLコード生成部601では前画素データと同じ場合の回数を違うデータが出てくるまでカウントし、最後に繰返したデータを出力する。またLTコード生成部602では、データが前画素と異なる場合の数をカウントし、そのカウント数に対応する符号語と、実際データの最小構成ビット数をカウント数分だけ出力する。そして、603は合成部であり、RLコード生成部601の出力データとLTコード生成部602の出力データとを合成し、コード604として出力する。
【0042】
ここで、先に説明した入力画像データ中に含まれる各々の画像データの属性を検出し、それを識別するための属性フラグデータを生成する具体的な手順を説明する。
【0043】
図7は、属性フラグデータを生成する手順を説明するための図である。図7において、701は入力された原稿画像データの一例を示すものであり、この原稿画像データ701内には、702の銀塩写真領域、703の黒文字領域、704の網点印刷領域、705のカラーグラフィック領域が混在している様子を示している。
【0044】
ここでスキャナ部が、この原稿画像をカラーCCDセンサで走査し、画素毎のカラーデジタル画像データ(R、G、B)として読み取る。読み取られたRGB信号は画像の領域毎の属性によって決まる特徴を持っている。各領域において、CCDセンサが読み取った信号値(R、G、B)のうちのG信号をCCDの並び方向にプロットしてみると、例えば図8に示すようになる。
【0045】
図8は、各画像属性をCCDセンサが読み取った際の読み取り信号値の特徴を示す図である。図8において、(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ図7に示す702〜705までの領域を読み取った場合に特徴的に現れる特性の一例であり、横軸はCCDの並び方向の画素位置、縦軸は読み取り信号値で上に行くほど白に近い(明るい)画素であることを表している。
【0046】
図8に示す各領域毎の特徴を説明すると、(A)は銀塩写真領域702に相当し、読み取られる画像信号の位置による変化は比較的ゆるやかで、近距離の画素値の差分821は小さな値となる。(B)は黒文字領域703に相当し、白地に黒い文字が書かれているので、その信号値のプロットは白地部831から文字部832にかけて急激に読み取り信号値が変化するような特性となる。
【0047】
(C)は網点領域704に相当し、網点領域というのは白地841とその上に印刷された網点842との繰り返しとなるので信号値のプロットしたものは図のように白と黒が高い頻度で繰り返す特性となる。(D)はグラフ領域のプロット図である。グラフィックのエッジ部851では信号値は急激に小さくなり、内部の色塗り部分852は一定の中間レベルがつづくような特性となる。
【0048】
これらの属性を判定するためには、上述したような領域毎の特徴を読み取った信号値から検出して判定するようにすれば良い。そのためには、注目画素近傍での画像データの変化量、或いは変化量の一定区間内の積算値、周辺画素の輝度値(白地か色のついた背景か)、一定区間内の画像データの白から黒への変化の回数、など周知の手法を用いた特徴抽出手法を用いて、それに基づいた周知の属性判別手法を用いることができる。
【0049】
このようにして図7に示した原稿画像に対して生成された属性フラグの一例を図9に示す。
【0050】
図9は、図7で説明した入力画像201の属性フラグデータの一例を示す図である。尚、図9に示す例では、属性フラグデータとして文字フラグ、図形フラグ、網点フラグの3種類のフラグを生成しているが、もちろん、これに限定されるわけではない。
【0051】
図9において、901は文字フラグであり、図中の黒で表す画素が文字属性を持つ画素であり、文字フラグとして1が生成され、それ以外では0(図では白い部分)となっている。902は図形フラグであり、グラフィック領域で1となり、それ以外では0となる領域である。903は網点フラグであり、網点領域で1となり、それ以外では0となるような領域である。904は写真領域であるが、写真領域は上述の901、902、903の何れにも当てはまらないので、つまり文字以外、グラフィック以外、網点以外の領域になり、すべてのフラグが0となり、図9に示す例では、すべて白ということになる。
【0052】
これらを3ビットの信号としてまとめると、以下のような関係になる。
【0053】
Figure 2004112695
以上の像域分離処理によって画像の属性が画素毎に検出されると、先に説明したように、各画像処理部によって画像属性に応じた画像処理が施され、先にも述べたように、文字領域に対して画像の高周波成分を強調して文字の鮮鋭度を強調し、また網点領域に対しては、いわゆるローパスフィルタ処理を行い、デジタル画像に特有のモアレ成分を除去する、といった処理を行うことができる。これらの処理の切り替えを像域判定部203で生成した属性フラグデータに応じて画素単位で行うことが可能である。
【0054】
次に、スキャナ部から入力し、入力画像処理部200、中間画像処理部300、出力画像処理部400で各種の画像処理を施し、プリンタ部から出力する際の入力画像に対する処理の流れについて説明する。まず、属性フラグの付け替えを行わない場合の処理の流れについて説明する。
【0055】
図10は、属性フラグの付け替えを行わない場合の処理の流れを示す図である。尚、図10に示す(A)は画像処理の流れであり、同(B)はその画像処理に対応する画像データ、属性フラグデータの流れである。
【0056】
まずスキャナ部により入力された入力画像1000は、入力画像処理部200に入り、図2で説明した各種画像処理が施される。図10では、像域判定部203のみを記載している。ここで、像域判定部203より前の画像処理部によって画像処理を施された画像データ1010は、像域判定部203に入力されて像域判定処理を施される。これにより、先に説明したような属性フラグデータ1011が生成される。この例では、図9で説明したような3ビットの属性フラグデータとして話しを進める。
【0057】
その後、入力画像処理部200内の残りの処理を施された画像データ1020は、中間画像処理部300内に転送され、属性フラグデータ1021に従って、画像データ1020内の画像領域毎に所定の圧縮係数(符号化係数)により圧縮処理(303〜315)が施される。
【0058】
次に、出力画像処理部400に入力された画像データは各種画像処理が施され、例えば図10にはフィルタ処理404、ガンマ補正405を記載しているが、各々3ビットの属性フラグデータ1031、1041に従って、画像データ1030、1040内の写真領域、文字領域などの画像領域毎に所定の画像処理係数により、領域毎に最適な処理を行う。そして、全ての処理が終わった画像データ1050はプリント部から出力される。
【0059】
次に、上述した入力画像に対する処理の流れで、属性フラグデータの付け替えを行う場合の処理の流れについて説明する。尚、属性フラグデータの付け替えを行うか否か、また複数の画像処理部のどの画像処理部の前段で付け替えを行うかについては、ユーザが入力画像を処理する際に、操作部から指示しても良いし、予め固定的に設定しておくことも可能である。
【0060】
図11は、属性フラグの付け替えを行う場合の処理の流れを示す図である。尚、図11に示す(A)は画像処理の流れであり、同(B)はその画像処理に対応する画像データ、属性フラグデータの流れである。
【0061】
まずスキャナ部により入力された入力画像1000は、入力画像処理部200に入り、図2で説明した各種画像処理が施される。図11では、像域判定部203のみ記載している。ここで、像域判定部203より前の画像処理部によって画像処理を施された画像データ1010は、像域判定部203に入力されて像域判定処理を施される。これにより、先に説明したような属性フラグデータ1011が生成される。この例では、図9で説明したような3ビットの属性フラグデータとして話しを進める。
【0062】
ここまでは、図10と同じ内容であるが、以下の中間画像処理部300からの内容が、図10と図11では異なる。
【0063】
図10を用いて説明したように、中間画像処理部300内に転送された後、属性フラグデータ1021に従って、画像データ1020内の画像領域毎に所定の圧縮係数により、圧縮処理(303〜315)が施される。これは、例えば写真領域と文字領域で圧縮係数を可変させ、圧縮を行う場合、通常、写真領域よりも文字領域の方が圧縮による劣化が目立ちやすいため、写真領域をより高い圧縮率が得られる圧縮係数、文字領域に対してはより低い圧縮率が得られる圧縮係数に変えることで高画質化を図るものである。
【0064】
しかしながら、中間画像処理部300内の圧縮メモリ308、310、大容量記憶HDD309の容量内に圧縮データを収める必要がある。そこで、上述した記憶容量内に圧縮データが入らない場合には、属性フラグ付替部301によって属性フラグデータを一時的に付け替える。
【0065】
具体的には、一度の圧縮で入りきれない場合には、属性フラグ付替部301によって属性フラグデータ1101の属性フラグを、例えば次のように付け替える。即ち、文字領域とされている画素を写真領域として属性フラグデータを付け替えることで、写真領域の圧縮の方が高圧縮率のため、文字領域を写真領域に付け替えていくことで、画像データ1100を圧縮した場合の圧縮率は全体で高まることになる。
【0066】
その後、属性フラグデータの付け替えを施された属性フラグデータ1111に従って、圧縮処理(303〜315)を施すことで、画像データ1110を更にデータ容量の少ない画像データとすることができる。
【0067】
ここで、出力画像処理部400に出力する際には、上述のように、付け替えた属性フラグデータ1111、具体的には、文字領域を写真領域に付け替えた属性フラグデータ1111を再度、属性フラグ付替部301によって付け替えを行い、元の属性フラグデータに戻しても良いし、属性フラグ付替部301を通さず、属性フラグデータを元に戻さなくても良い。
【0068】
その後、図10と同様に、出力画像処理部400によって所定の画像処理が属性フラグデータ1131、1141に従って、画像データ1130、1140に施され、プリンタ部より画像データ1150が出力される。
【0069】
以上のように、図11では圧縮が、所定の圧縮メモリ内に収まらない場合に、属性フラグデータの付け替えを行い、圧縮率を高める例を示したが、属性フラグデータの付け替えは、他の場合で行っても良い。
【0070】
次に、上述した入力画像に対する処理の流れで、属性フラグの付け替えを行う図11とは異なる場合の処理の流れについて説明する。
【0071】
図12は、属性フラグの付け替えを行う別の場合の処理の流れを示す図である。尚、図12に示す(A)は画像処理の流れであり、同(B)はその画像処理に対応する画像データ、属性フラグデータの流れである。
【0072】
まずスキャナ部により入力された入力画像1000は、入力画像処理部200に入り、図2で説明した各種画像処理が施される。図12では、像域判定部203と入力色補正206のみ記載している。ここで、像域判定部203より前の画像処理部によって画像処理を施された画像データ1010は、像域判定部203に入力されて像域判定処理を施される。これにより、先に説明したような属性フラグデータ1011が生成される。この例では、図9で説明したような3ビットの属性フラグデータとして話しを進める。
【0073】
ここまでは、図11と同じ内容である。その後、入力色補正部206は、像域判定部203で生成された3ビットの属性フラグデータ1201に従って、各画像領域毎に最適な係数で処理を施す。即ち、文字領域、グラフィック領域、網点領域、写真領域毎の係数がそれぞれ用意されており、属性フラグデータ1201の属性情報に従って、画素毎に処理を施す。その後、中間画像処理部300内で圧縮処理(303〜315)が施される。
【0074】
図11では、圧縮による影響により属性フラグデータの付け替えを行ったが、図12では、以下のような理由で属性フラグデータの付け替えを行う。即ち、図12の例では、入力色補正部206では、像域判定203で生成される3ビットの属性フラグデータの各像域、文字領域、グラフィック領域、網点領域、写真領域で係数の切り替えを行うが、出力画像処理部400内の各画像処理、フィルタ処理部404、ガンマ補正405では、上述の文字領域、グラフィック領域、網点領域、写真領域毎の係数切り替えではなく、例えばコピー時に操作部から指定される原稿タイプモードや、カラーモード/モノクロモードなどに応じて係数を切り替える場合である。
【0075】
この場合には、属性フラグ切替部301において3ビットの属性フラグデータの内容を、例えば以下のように書き換えて出力画像処理部400へと転送する。
【0076】
Figure 2004112695
属性フラグ切替部301において、上述のように属性フラグデータを書き換えた後、出力画像処理部400ではフィルタ処理部404、ガンマ補正405では印画紙写真用の係数、印刷写真用の係数を属性フラグデータによって切り替えて処理を施す。
【0077】
このように、本実施形態によれば、画像データに対して付加される属性フラグデータを一連の画像処理の途中で任意に付け替えを行うことにより、像域判定部で判定された結果で以後の全ての処理が決まってしまうのではなく、途中、途中の処理で必要な、即ち切り替えを行いたい画像処理に最適な画像領域の定義付けができるため、より自由度の高い画像処理の提供と共に、より高画質の画像処理を提供することが可能となり、更に属性フラグデータの情報量を多くしなくても良いため、属性フラグデータの圧縮の際に、多くの圧縮メモリを使用することもなくなる。
【0078】
[変形例]
上述した実施形態では、属性フラグデータの付け替えを中間画像処理部300内に配置したが、入力画像処理部200内、出力画像処理部400内の任意の位置に配置しても、もちろん構わない。
【0079】
また、図1に示した画像処理装置だけでなく、所定のネットワークと接続し、画像処理システムとして構成することも可能である。
【0080】
図14は、変形例における画像処理システムの構成を示す図である。図14において、1401はLANインターフェースであり、ネットワーク網1402と接続を可能とするインターフェース部である。
【0081】
図3に示した中間画像処理装置300内のハードディスク309に記憶された圧縮画像データを、このLANインターフェース1401を介してネットワーク網1402上に接続されたホストコンピュータ1403、画像サーバー1404、画像入出力装置1405などにネットワーク送信することが可能である。
【0082】
また、ネットワーク網1402上に接続されたホストコンピュータ1403、画像サーバー1404、画像入出力装置1405などから圧縮画像データをネットワーク受信し、ハードディスク309に記憶することも可能である。
【0083】
更に、LANインターフェース1401は、画像バス302など上述のハードディスク309以外の部分と接続することも可能である。また、入力画像処理部200、出力画像処理部400でも可能である。
【0084】
しかし、ネットワーク上の負荷を考慮した場合、圧縮画像の送受信の方が効率が良いため、ハードディスク309と接続するのが望ましいと考えられる。
【0085】
また、ここでは図示しないが、属性フラグデータを必要としない符号化、復号化を行う例えば、JPEG符号化部、JPEG復号化部を設ける構成とし、属性フラグデータを使用しない機器との送受信時に使用する構成としても良い。
【0086】
更に、電話線を利用したファクシミリのような画像送受信機器に接続し、画像転送を行う構成としても良いし、無線などを利用して他の画像入出力装置、イメージサーバ、ホストコンピュータなどと接続し、画像を送受信できる構成としても良い。
【0087】
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
【0088】
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0089】
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0090】
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0091】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力画像の属性を示す属性情報を生成し、その属性情報を入力画像に対して施す各種画像処理の途中で変更可能とすることで、より自由度の高い画像処理の提供と共に、より高画質の画像処理を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるデジタル画像機器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した入力画像処理部200の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した中間画像処理部300の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した出力画像処理部400の構成を示すブロック図である。
【図5】図3に示した画像データ符号化部304及び画像データ復号化部311の構成を示す図である。
【図6】図3で説明を行った、属性フラグデータのランレングス符号化を行う属性フラグデータ符号化部307の構成を示す図である。
【図7】属性フラグデータを生成する手順を説明するための図である。
【図8】各画像属性をCCDセンサが読み取った際の読み取り信号値の特徴を示す図である。
【図9】図7で説明した入力画像201の属性フラグデータの一例を示す図である。
【図10】属性フラグの付け替えを行わない場合の処理の流れを示す図である。
【図11】属性フラグの付け替えを行う場合の処理の流れを示す図である。
【図12】属性フラグの付け替えを行う別の場合の処理の流れを示す図である。
【図13】本実施形態における画像処理装置の構造を示す側断面図である。
【図14】変形例における画像処理システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
100 セレクタ
110 イメージスキャナ部
120 ページ記述言語レンダリング部
200 入力画像処理部
300 中間画像処理部
400 出力画像処理部
500 プリンタ部

Claims (8)

  1. 入力された画像データに対して所定の画像処理を施して出力する画像処理装置において、
    入力された画像データの画素毎の属性を示す属性情報を生成する属性情報生成手段と、
    生成された属性情報を前記入力された画像データに対して画像処理を施す複数の画像処理手段のそれぞれで変更可能とする属性情報変更手段と、
    変更された属性情報に基づいて前記複数の画像処理手段で画像処理された画像データを出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記属性情報生成手段は、前記属性情報として、少なくとも文字、図形、網点の属性を示す情報を生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記複数の画像処理手段には、前記入力された画像データを圧縮及び解凍する第1の圧縮解凍手段と、前記属性情報を圧縮及び解凍する第2の圧縮解凍手段を含み、
    前記属性情報変更手段は、前記第1及び第2の圧縮解凍手段の前段で前記属性情報を変更することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記属性情報の変更は、前記第1の圧縮解凍手段での圧縮率を高めるために、文字の属性情報を写真の属性情報に変更することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 所定のネットワークとのインターフェース手段を更に有し、前記ネットワークに接続された機器との間で画像データを送受信することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 入力された画像データに対して所定の画像処理を施して出力する画像処理装置の処理方法であって、
    入力された画像データの画素毎の属性を示す属性情報を生成する属性情報生成工程と、
    生成された属性情報を前記入力された画像データに対して画像処理を施す複数の画像処理手段のそれぞれで変更可能とする属性情報変更工程と、
    変更された属性情報に基づいて前記複数の画像処理手段で画像処理された画像データを出力する出力工程とを有することを特徴とする画像処理装置の処理方法。
  7. コンピュータを請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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