JP2004107951A - 斜張ケーブルの架設方法およびその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、斜張ケーブルの架設方法に係り、斜張ケーブルを効率的に行い、かつ、迅速な架設ができるようにすることが課題である。
【解決手段】斜張ケーブルの架設方法は、主塔1と橋桁2との間に斜めに架設される斜張ケーブル4の架設方法であって、主塔1と橋桁2との間に誘導ゲージ吊りワイヤー6を架設した後、該誘導ゲージ吊りワイヤー6の下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤー7と、この間隔保持用ワイヤー7に適宜間隔ごとに設置され、かつ吊下用ワイヤー6を取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージ8と、該誘導ゲージ8内を通した引張用ワイヤー9とからなる架設装置5を設置し、前記引張用ワイヤー9に接続したストランド3を主塔1側に引き寄せて、主塔1と橋桁2との間に架設し、この架設を順次繰り返して斜張ケーブル4を形成することである。
【選択図】 図1
【解決手段】斜張ケーブルの架設方法は、主塔1と橋桁2との間に斜めに架設される斜張ケーブル4の架設方法であって、主塔1と橋桁2との間に誘導ゲージ吊りワイヤー6を架設した後、該誘導ゲージ吊りワイヤー6の下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤー7と、この間隔保持用ワイヤー7に適宜間隔ごとに設置され、かつ吊下用ワイヤー6を取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージ8と、該誘導ゲージ8内を通した引張用ワイヤー9とからなる架設装置5を設置し、前記引張用ワイヤー9に接続したストランド3を主塔1側に引き寄せて、主塔1と橋桁2との間に架設し、この架設を順次繰り返して斜張ケーブル4を形成することである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は斜張ケーブルの架設方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の斜張ケーブルの架設方法およびその装置として、図9に示すように、最初に架設された第1のストランド30に誘導ゲージ31が適宜間隔ごとに吊り下げられ、この誘導ゲージ31に通した誘導レール32を走行する台車33によってストランド34を主塔35と橋桁36との間に架設するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−299517号公報(第4頁乃至第6頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の架設方法においては、誘導ゲージのストランドへの設置または解体を一つずつ行うため架設に手間がかかり、迅速な架設ができなかった。また架設装置は誘導ゲージ内に通した誘導レールに台車を設置しているため複雑な構成になっていた。
【0005】
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、斜張ケーブルの効率的かつ迅速な架設ができるとともに、簡単な架設装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための斜張ケーブルの架設方法の発明の要旨は、主塔と橋桁との間に斜めに架設される斜張ケーブルの架設方法であって、主塔と橋桁との間に誘導ゲージ吊りワイヤーを架設した後、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーと、この間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなる架設装置を設置し、前記引張用ワイヤーに接続したストランドを主塔側に引き寄せて主塔と橋桁との間に架設し、この架設を順次繰り返して斜張ケーブルを形成することを特徴とする構成である。
【0007】
上記の架設装置における間隔保持用ワイヤーを主塔と橋桁間に架設すると同時に誘導ゲージが誘導ゲージ吊りワイヤーに適宜間隔ごとに吊り下げられる一方、間隔保持用ワイヤーと誘導ゲージとを取り外して他に転用することができるものであり、前記誘導ゲージの設置および解体が簡単かつ迅速におこなえる。
【0008】
またストランドは誘導ゲージの底部に形成したガイド凹部内を通して主塔側に引き寄せることを含むものである。このストランドが誘導ゲージのガイド凹部内を通して主塔側に引き寄せられ、緊張されることで前記ガイド凹部から抜け出して上方向に引き上げられて所定の架設位置に配設される。
【0009】
また引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて斜張ケーブルの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って斜張ケーブルの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに巻き取られることを含むものである。上記引張用ワイヤーは誘導ゲージ内を通って環状に張られているため、ストランドの引き寄せ、および引張用ワイヤーへの設置が簡単にできる。
【0010】
また斜張ケーブルの架設装置の発明の要旨は、主塔と橋桁との間に架設された誘導ゲージ吊りワイヤーと、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーと、この間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなり、該引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに接続されたことを特徴とする構成である。この斜張ケーブルの架設装置が誘導ゲージ吊りワイヤーと、間隔保持用ワイヤーと、環状の誘導ゲージと、引張用ワイヤーとからなるため、大型重機等の架設機材が必要無く、容易に主塔と橋桁との間にケーブルを設置でき、かつ解体も簡単にできる。
【0011】
また誘導ゲージの底部にストランドを通すためのガイド凹部が形成されたことを含むものである。上記のガイド凹部にストランドを通すと安定した引き寄せができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の斜張ケーブルの架設方法およびその装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
この斜張ケーブルの架設は、図1に示すように、主塔1と橋桁2との間にストランド3を1本ずつ架設して、例えば1ケーブルにつき数本〜百数十本のストランドからなる斜張ケーブル4を架設するものであり、1ケーブルの上部に位置するストランドより順次架設し緊張していく。複数あるケーブルは、主塔1の下部から上部にかけて順次架設するものである。
【0014】
この斜張ケーブル4の架設方法は、はじめに主塔1に沿った足場を組立形成すし(図示せず)、これを利用して主塔1と橋桁2との間に架設装置5を組み立てる。この架設装置5は、誘導ゲージ吊りワイヤー6と、間隔保持用ワイヤー7に適宜間隔ごとに設置された環状の誘導ゲージ8と、該誘導ゲージ8内を通した引張用ワイヤー9とから構成されている。
【0015】
そして、図2に示すように、前記誘導ゲージ吊りワイヤー6を主塔1との間に架設するとともに、環状の誘導ゲージ8を組立形成する。この誘導ゲージ8は、図3に示すように、上部と両側の間隔保持用ワイヤー7に適宜間隔ごとに取り付けた上部リング10と、該上部リング10にカプラー11で取り付けた下部リング12とからなり、この下部リング12の底部には引張用ワイヤーを通すガイド凹部13が形成されている。
【0016】
このガイド凹部13はU字形であるが、同図の(2)に示すように、ガイド凹部13からの引張ワイヤーの飛び出しを防ぐためにU字の下部に膨らみ部14を形状にすることもでき、これによりストランドの一層の安定した引き寄せができる。
【0017】
この誘導ゲージ8の組み立ては、図3に示すように、誘導ゲージ吊りワイヤー6に上部リング10を被せ、これに下部リング12をカプラー11で接合すると、誘導ゲージ吊りワイヤー6を囲むようにした誘導ゲージ8が組み立てられる。
【0018】
そして必要な本数の誘導ゲージ8を組み立てた後、図4に示すように、ウインチ15から誘導ゲージ吊りワイヤー6の末端付近の橋桁に設置した金車16を介して導出した引張用ワイヤー9をガイド凹部13に通し、これとともに間隔保持用ワイヤー7をウインチ15で主塔1側に引き寄せて主塔1と橋桁2との間に架設する。前記誘導ゲージ8が2〜3mごとに前記誘導ゲージ吊りワイヤー6に吊り下げられる。
【0019】
次に、前記引張用ワイヤー9を、誘導ゲージ吊りワイヤー6の先端付近の主塔1に設置した金車16を介して、ウインチ15に接続すると、主塔1上部と橋桁2との間に架設装置5が組み立てられる。
【0020】
次に、図5(1)に示すように、ストランドドラム17から引き出した二本のストランド3の先端を、引張用ワイヤー9に取り付けた接続用カプラー18に接続する。この接続用カプラー18は、図5(2),(3)に示すように、取付本体19にバネ20を介して蓋体21がねじ込まれて形成され、取付本体19の取付孔22に差し込んだストランド3が仮止めウエッジ23で固定されている。
【0021】
次に、ウインチ15の巻取用ロラーで引張用ワイヤー9を巻き取って、図6の(1)に示すように、ストランド3の先端を主塔1に引き寄せ、当該ストランド3の先端から少し離れた距離に仮止ワイヤー24を接続する。
【0022】
そして、図6(2)に示すように、前記ストランド3の先端を接続用カプラー18から取り外し、そこにパイロットバー25を接続するとともに、仮止ワイヤー24を手巻きウインチ26で巻き取って、主塔1に設置した定着体27にストランド3を挿入して定着ウエッジ34で定着する。
【0023】
一方、ストランド3の末端は、図7に示すように、必要な箇所で切断し、そこに接続したガイドバー28で橋桁2に取り付けた定着体27に挿入するとともに、所定の緊張力を付与して定着ウエッジ34で定着する。
【0024】
そして、上記のような架設作業を繰り返して、斜張ケーブルの構成に必要な本数のストランド3、例えば数本〜百数十本を架設して、図8の(1)に示すように、斜張ケーブル4を主塔1と橋桁2との間に架設する。
【0025】
次に、上記のような斜張ケーブル4を架設した後、同図の(2)および(3)に示すように、間隔保持用ワイヤー7を取り外すとともに、誘導ゲージ吊りワイヤー6の末端に集めた誘導ゲージ8を上部リング10と下部リング12とに分割して、誘導ゲージ吊りワイヤー6から取り外すと、1本の斜張ケーブル4の架設が完了する。
【0026】
そして、前記誘導ゲージ吊りワイヤー6を盛り替えて、次のケーブルの架設を行い、このような作業を順次繰り返して、前記斜張ケーブル4を順次架設する。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係る斜張ケーブルの架設方法は、主塔と橋桁との間に斜めに架設される斜張ケーブルの架設方法であって、主塔と橋桁との間に誘導ゲージ吊りワイヤーを架設した後、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなる架設装置を設置し、前記引張用ワイヤーに接続したストランドを主塔側に引き寄せて主塔と橋桁との間に架設し、この架設を順次繰り返して斜張ケーブルを形成する架設方法なので、斜張ケーブルの効率的かつ迅速な架設ができると言う優れた効果を奏するものである。
【0028】
また、前記ストランドは誘導ゲージの底部に形成したガイド凹部内を通して主塔側に引き寄せるので、安定した斜材ケーブルの架設作業となる。
【0029】
前記引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに巻き取られるので、引張用ワイヤーを循環させてストランドの引張り作業ができるようになり、作業能率が向上する。
【0030】
本発明の斜張ケーブルの架設装置は、主塔と橋桁との間に架設された誘導ゲージ吊りワイヤーと、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーと、この間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなり、該引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに接続されているので、能率的で簡単な架設装置を提供することができる。前記誘導ゲージの底部にストランドを通すためのガイド凹部が形成されたことで、ストランドを確実、且つ、安定して架設できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜張ケーブルの架設方法を示す図である。
【図2】(1)は主塔と橋桁との間に誘導ゲージ吊りワイヤーを架設した図、(2)は誘導ゲージ吊りワイヤーに誘導ゲージを設置する図である。
【図3】(1)は誘導ゲージの正面図、(2)は同側面図、(3)は他の誘導ゲージの正面図である。
【図4】(1)および(2)は架設装置を設置する図である。
【図5】(1)はストランドを引張用ワイヤーに接続した図、(2)は接続カプラーの断面図、(3)は同図(2)のA−A線に沿った断面図である。
【図6】(1)〜(3)はストランドの先端を主塔に定着する図である。
【図7】(1)および(2)はストランドの末端を橋桁に定着する図である。
【図8】(1)は斜張ケーブルを架設した図、(2)および(3)は誘導ゲージを解体する図である。
【図9】(1)は従来の斜張ケーブルの架設方法の図、(2)は誘導ゲージの斜視図である。
【符号の説明】
1,35 主塔、 2,36 橋桁、
3,30,34 ストランド、 4 斜張ケーブル、
5 架設装置、
6 誘導ゲージ吊りワイヤー、
7 間隔保持用ワイヤー、 8 誘導ゲージ、
9 引張用ワイヤー、 10 上部リング、
11 カプラー、 12 下部リング、
13 ガイド凹部、 14 膨らみ部、
15 ウインチ、 16 金車、
17 ストランドドラム、 18 接続用カプラー、
19 取付本体、 20 バネ、
21 蓋体、 22 取付孔、
23 仮止めウエッジ、 24 仮止ワイヤー、
25 パイロットバー、 26 手巻きウインチ、
27 定着体、 28 ガイドバー、
31 誘導ゲージ、 32 誘導レール、
33 台車、 34 定着ウエッジ。
【発明の属する技術分野】
本発明は斜張ケーブルの架設方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の斜張ケーブルの架設方法およびその装置として、図9に示すように、最初に架設された第1のストランド30に誘導ゲージ31が適宜間隔ごとに吊り下げられ、この誘導ゲージ31に通した誘導レール32を走行する台車33によってストランド34を主塔35と橋桁36との間に架設するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−299517号公報(第4頁乃至第6頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の架設方法においては、誘導ゲージのストランドへの設置または解体を一つずつ行うため架設に手間がかかり、迅速な架設ができなかった。また架設装置は誘導ゲージ内に通した誘導レールに台車を設置しているため複雑な構成になっていた。
【0005】
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、斜張ケーブルの効率的かつ迅速な架設ができるとともに、簡単な架設装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための斜張ケーブルの架設方法の発明の要旨は、主塔と橋桁との間に斜めに架設される斜張ケーブルの架設方法であって、主塔と橋桁との間に誘導ゲージ吊りワイヤーを架設した後、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーと、この間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなる架設装置を設置し、前記引張用ワイヤーに接続したストランドを主塔側に引き寄せて主塔と橋桁との間に架設し、この架設を順次繰り返して斜張ケーブルを形成することを特徴とする構成である。
【0007】
上記の架設装置における間隔保持用ワイヤーを主塔と橋桁間に架設すると同時に誘導ゲージが誘導ゲージ吊りワイヤーに適宜間隔ごとに吊り下げられる一方、間隔保持用ワイヤーと誘導ゲージとを取り外して他に転用することができるものであり、前記誘導ゲージの設置および解体が簡単かつ迅速におこなえる。
【0008】
またストランドは誘導ゲージの底部に形成したガイド凹部内を通して主塔側に引き寄せることを含むものである。このストランドが誘導ゲージのガイド凹部内を通して主塔側に引き寄せられ、緊張されることで前記ガイド凹部から抜け出して上方向に引き上げられて所定の架設位置に配設される。
【0009】
また引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて斜張ケーブルの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って斜張ケーブルの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに巻き取られることを含むものである。上記引張用ワイヤーは誘導ゲージ内を通って環状に張られているため、ストランドの引き寄せ、および引張用ワイヤーへの設置が簡単にできる。
【0010】
また斜張ケーブルの架設装置の発明の要旨は、主塔と橋桁との間に架設された誘導ゲージ吊りワイヤーと、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーと、この間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなり、該引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに接続されたことを特徴とする構成である。この斜張ケーブルの架設装置が誘導ゲージ吊りワイヤーと、間隔保持用ワイヤーと、環状の誘導ゲージと、引張用ワイヤーとからなるため、大型重機等の架設機材が必要無く、容易に主塔と橋桁との間にケーブルを設置でき、かつ解体も簡単にできる。
【0011】
また誘導ゲージの底部にストランドを通すためのガイド凹部が形成されたことを含むものである。上記のガイド凹部にストランドを通すと安定した引き寄せができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の斜張ケーブルの架設方法およびその装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
この斜張ケーブルの架設は、図1に示すように、主塔1と橋桁2との間にストランド3を1本ずつ架設して、例えば1ケーブルにつき数本〜百数十本のストランドからなる斜張ケーブル4を架設するものであり、1ケーブルの上部に位置するストランドより順次架設し緊張していく。複数あるケーブルは、主塔1の下部から上部にかけて順次架設するものである。
【0014】
この斜張ケーブル4の架設方法は、はじめに主塔1に沿った足場を組立形成すし(図示せず)、これを利用して主塔1と橋桁2との間に架設装置5を組み立てる。この架設装置5は、誘導ゲージ吊りワイヤー6と、間隔保持用ワイヤー7に適宜間隔ごとに設置された環状の誘導ゲージ8と、該誘導ゲージ8内を通した引張用ワイヤー9とから構成されている。
【0015】
そして、図2に示すように、前記誘導ゲージ吊りワイヤー6を主塔1との間に架設するとともに、環状の誘導ゲージ8を組立形成する。この誘導ゲージ8は、図3に示すように、上部と両側の間隔保持用ワイヤー7に適宜間隔ごとに取り付けた上部リング10と、該上部リング10にカプラー11で取り付けた下部リング12とからなり、この下部リング12の底部には引張用ワイヤーを通すガイド凹部13が形成されている。
【0016】
このガイド凹部13はU字形であるが、同図の(2)に示すように、ガイド凹部13からの引張ワイヤーの飛び出しを防ぐためにU字の下部に膨らみ部14を形状にすることもでき、これによりストランドの一層の安定した引き寄せができる。
【0017】
この誘導ゲージ8の組み立ては、図3に示すように、誘導ゲージ吊りワイヤー6に上部リング10を被せ、これに下部リング12をカプラー11で接合すると、誘導ゲージ吊りワイヤー6を囲むようにした誘導ゲージ8が組み立てられる。
【0018】
そして必要な本数の誘導ゲージ8を組み立てた後、図4に示すように、ウインチ15から誘導ゲージ吊りワイヤー6の末端付近の橋桁に設置した金車16を介して導出した引張用ワイヤー9をガイド凹部13に通し、これとともに間隔保持用ワイヤー7をウインチ15で主塔1側に引き寄せて主塔1と橋桁2との間に架設する。前記誘導ゲージ8が2〜3mごとに前記誘導ゲージ吊りワイヤー6に吊り下げられる。
【0019】
次に、前記引張用ワイヤー9を、誘導ゲージ吊りワイヤー6の先端付近の主塔1に設置した金車16を介して、ウインチ15に接続すると、主塔1上部と橋桁2との間に架設装置5が組み立てられる。
【0020】
次に、図5(1)に示すように、ストランドドラム17から引き出した二本のストランド3の先端を、引張用ワイヤー9に取り付けた接続用カプラー18に接続する。この接続用カプラー18は、図5(2),(3)に示すように、取付本体19にバネ20を介して蓋体21がねじ込まれて形成され、取付本体19の取付孔22に差し込んだストランド3が仮止めウエッジ23で固定されている。
【0021】
次に、ウインチ15の巻取用ロラーで引張用ワイヤー9を巻き取って、図6の(1)に示すように、ストランド3の先端を主塔1に引き寄せ、当該ストランド3の先端から少し離れた距離に仮止ワイヤー24を接続する。
【0022】
そして、図6(2)に示すように、前記ストランド3の先端を接続用カプラー18から取り外し、そこにパイロットバー25を接続するとともに、仮止ワイヤー24を手巻きウインチ26で巻き取って、主塔1に設置した定着体27にストランド3を挿入して定着ウエッジ34で定着する。
【0023】
一方、ストランド3の末端は、図7に示すように、必要な箇所で切断し、そこに接続したガイドバー28で橋桁2に取り付けた定着体27に挿入するとともに、所定の緊張力を付与して定着ウエッジ34で定着する。
【0024】
そして、上記のような架設作業を繰り返して、斜張ケーブルの構成に必要な本数のストランド3、例えば数本〜百数十本を架設して、図8の(1)に示すように、斜張ケーブル4を主塔1と橋桁2との間に架設する。
【0025】
次に、上記のような斜張ケーブル4を架設した後、同図の(2)および(3)に示すように、間隔保持用ワイヤー7を取り外すとともに、誘導ゲージ吊りワイヤー6の末端に集めた誘導ゲージ8を上部リング10と下部リング12とに分割して、誘導ゲージ吊りワイヤー6から取り外すと、1本の斜張ケーブル4の架設が完了する。
【0026】
そして、前記誘導ゲージ吊りワイヤー6を盛り替えて、次のケーブルの架設を行い、このような作業を順次繰り返して、前記斜張ケーブル4を順次架設する。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係る斜張ケーブルの架設方法は、主塔と橋桁との間に斜めに架設される斜張ケーブルの架設方法であって、主塔と橋桁との間に誘導ゲージ吊りワイヤーを架設した後、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなる架設装置を設置し、前記引張用ワイヤーに接続したストランドを主塔側に引き寄せて主塔と橋桁との間に架設し、この架設を順次繰り返して斜張ケーブルを形成する架設方法なので、斜張ケーブルの効率的かつ迅速な架設ができると言う優れた効果を奏するものである。
【0028】
また、前記ストランドは誘導ゲージの底部に形成したガイド凹部内を通して主塔側に引き寄せるので、安定した斜材ケーブルの架設作業となる。
【0029】
前記引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに巻き取られるので、引張用ワイヤーを循環させてストランドの引張り作業ができるようになり、作業能率が向上する。
【0030】
本発明の斜張ケーブルの架設装置は、主塔と橋桁との間に架設された誘導ゲージ吊りワイヤーと、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーと、この間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなり、該引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに接続されているので、能率的で簡単な架設装置を提供することができる。前記誘導ゲージの底部にストランドを通すためのガイド凹部が形成されたことで、ストランドを確実、且つ、安定して架設できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜張ケーブルの架設方法を示す図である。
【図2】(1)は主塔と橋桁との間に誘導ゲージ吊りワイヤーを架設した図、(2)は誘導ゲージ吊りワイヤーに誘導ゲージを設置する図である。
【図3】(1)は誘導ゲージの正面図、(2)は同側面図、(3)は他の誘導ゲージの正面図である。
【図4】(1)および(2)は架設装置を設置する図である。
【図5】(1)はストランドを引張用ワイヤーに接続した図、(2)は接続カプラーの断面図、(3)は同図(2)のA−A線に沿った断面図である。
【図6】(1)〜(3)はストランドの先端を主塔に定着する図である。
【図7】(1)および(2)はストランドの末端を橋桁に定着する図である。
【図8】(1)は斜張ケーブルを架設した図、(2)および(3)は誘導ゲージを解体する図である。
【図9】(1)は従来の斜張ケーブルの架設方法の図、(2)は誘導ゲージの斜視図である。
【符号の説明】
1,35 主塔、 2,36 橋桁、
3,30,34 ストランド、 4 斜張ケーブル、
5 架設装置、
6 誘導ゲージ吊りワイヤー、
7 間隔保持用ワイヤー、 8 誘導ゲージ、
9 引張用ワイヤー、 10 上部リング、
11 カプラー、 12 下部リング、
13 ガイド凹部、 14 膨らみ部、
15 ウインチ、 16 金車、
17 ストランドドラム、 18 接続用カプラー、
19 取付本体、 20 バネ、
21 蓋体、 22 取付孔、
23 仮止めウエッジ、 24 仮止ワイヤー、
25 パイロットバー、 26 手巻きウインチ、
27 定着体、 28 ガイドバー、
31 誘導ゲージ、 32 誘導レール、
33 台車、 34 定着ウエッジ。
Claims (5)
- 主塔と橋桁との間に斜めに架設される斜張ケーブルの架設方法であって、主塔と橋桁との間に誘導ゲージ吊りワイヤーを架設した後、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなる架設装置を設置し、前記引張用ワイヤーに接続したストランドを主塔側に引き寄せて主塔と橋桁との間に架設し、この架設を順次繰り返して斜張ケーブルを形成することを特徴とする斜張ケーブルの架設方法。
- ストランドは誘導ゲージの底部に形成したガイド凹部内を通して主塔側に引き寄せることを特徴とする請求項1に記載の斜張ケーブルの架設方法。
- 引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに巻き取られることを特徴とする請求項1または2に記載の斜張ケーブルの架設方法。
- 主塔と橋桁との間に架設された誘導ゲージ吊りワイヤーと、該誘導ゲージ吊りワイヤーの下側に沿って架設した間隔保持用ワイヤーと、この間隔保持用ワイヤーに適宜間隔ごとに設置され、かつ誘導ゲージ吊りワイヤーを取り囲んで該ワイヤーに吊り下げられた環状の誘導ゲージと、該誘導ゲージ内を通した引張用ワイヤーとからなり、該引張用ワイヤーは、主塔の下部に設置したウインチから導出されて誘導ゲージ吊りワイヤーの末端付近の橋桁に設置された金車に掛けられるとともに、誘導ゲージ内を通って誘導ゲージ吊りワイヤーの先端付近の主塔に設置された金車を介してウインチに接続されたことを特徴とする斜張ケーブルの架設装置。
- 誘導ゲージの底部にストランドを通すためのガイド凹部が形成されたことを特徴とする請求項4に記載の斜張ケーブルの架設装置。
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- 2002-09-17 JP JP2002270097A patent/JP2004107951A/ja active Pending
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