JP2004104209A - 動画映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低温下でも自然で鮮明な動画映像を表示でき、且つ安価な動画映像表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置3の周辺の温度を温度検出器4で検出しながら、車両周辺の死角部分をカメラ1で撮像する。温度検出器4で検出した温度が低い場合に、カメラ1で撮像した動画映像について、画像処理回路2A内のフレームレート調整手段5で段階的にフレームを間引いてフレームレートを低下させる。このようにフレームレートを調整した動画映像を液晶表示装置3に表示する。車両が低温下にあって液晶表示装置3の液晶表示素子の粘性が増大した場合に、フレームレートを低下させて表示品質を確保する。
【選択図】 図1
【解決手段】液晶表示装置3の周辺の温度を温度検出器4で検出しながら、車両周辺の死角部分をカメラ1で撮像する。温度検出器4で検出した温度が低い場合に、カメラ1で撮像した動画映像について、画像処理回路2A内のフレームレート調整手段5で段階的にフレームを間引いてフレームレートを低下させる。このようにフレームレートを調整した動画映像を液晶表示装置3に表示する。車両が低温下にあって液晶表示装置3の液晶表示素子の粘性が増大した場合に、フレームレートを低下させて表示品質を確保する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置により動画映像を表示する動画映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両を運転するにあたって、図6のように、車両の周辺の死角部分の映像をカメラ1で撮像し、この撮影された画像についてA(アナログ)/D(ディジタル)変換やトリミング等の所定の画像調整処理を画像処理回路2によって実行した後、車室内のディスプレイ装置3にモニタ表示する車両周辺視認装置が実用化されている。
【0003】
この車両周辺視認装置において、上記カメラ1としては、例えばCCDカメラやCMOSカメラ等が使われており、このカメラ1から画像処理回路2に送信される画像データ信号としては、画質、汎用性及びコスト等の観点から、家庭用テレビ装置やビデオ装置等に使用されているのと同じNTSC信号、PAL信号またはSECAM等のアナログ信号が適用される。このアナログ信号としての画像データ信号は、通常は60フレーム/秒ないし50フレーム/秒等の一定の時間間隔で伝送される。
【0004】
また、カメラ1で撮像した映像を車室内で表示するディスプレイ装置3としては、一般にドットマトリクスタイプの液晶表示装置(LCD)が使用されることが多い。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−201760公報
【特許文献2】
特開平7−248486号公報
【特許文献3】
特開平9−211427号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、車室内で使用されるディスプレイ装置3としての液晶表示装置は、内部で使用される液晶表示素子の応答時間が低温下において極端に遅くなる特性がある。
【0007】
ところが、一般に車両は当然ながら野外を走行することが殆どであるため、寒暖の差が激しく、例えば冬季等の冷温下では摂氏−20度以下にまで低下することがある。このような低温下においては、液晶表示装置内に使用されている液晶表示素子の粘性が増すことから、カメラ1で撮像した映像のフレームレイトに対して、液晶表示装置(ディスプレイ装置)3の表示切替速度が追随することが困難となり、動画映像の表示に問題が発生する場合がある。
【0008】
かかる問題に鑑み、例えば特開2001−201760公報(従来技術1)等においては、透明導電膜ヒーターに電流を流して通電加熱し、これにより液晶表示装置を暖める工夫がなされている。
【0009】
しかしながら、この従来技術1では、ヒーター及びヒーター用電源等の付加部品が必要となり、コストの増大を招く問題がある。
【0010】
このため、液晶表示装置での表示制御を行うことで、この液晶表示装置の表示速度の低下を補う技術が公開されている。
【0011】
例えば、特開平7−248486号公報(従来技術2)では、自動車の液晶スピードメーターなどの文字表示において、低温時に文字同士が重なって表示される所謂「お化け文字」の現象が発生するのを防ぐため、表示の更新時間間隔中に背景表示期間を設けて、画像を更新する前後の表示文字同士が重ならないようにする対策が提案されている。
【0012】
また、特開平9−211427号公報(従来技術3)では、温度に応じた時間間隔で液晶に表示する表示データを更新する対策が提案されている。
【0013】
このように、従来技術2及び従来技術3では、低温環境下における表示データの更新表示を有効に行うものではあるが、通常の液晶表示装置を使用することは不可能となり、特別な液晶表示装置とその制御を行う必要があるため、製造設備にコストがかかってしまい、結局は車両周辺視認装置の製造コストが高くつくという問題があった。
【0014】
また、例えば従来技術2では、テレビ、ナビゲーション、または監視カメラ等の一般的な動画映像を表示する場合は、画面がちらついて見えてしまい、不自然になる問題もある。
【0015】
さらに、従来技術3は、表示データが不定期に発生する場合において、表示データが更新された時に、新しい表示データを表示するタイミングを遅らせることで、古い表示データの表示期間を長くすることを目的としたものであり、表示データの発生タイミングそのものをコントロールできる表示を対象としているが、カメラ映像のように、一定のフレームレートで次々と新しい表示データが発生し、それをリアルタイムで表示する必要がある監視カメラの表示等には適応することができない。
【0016】
そこで、この発明の課題は、低温下でも自然で鮮明な動画映像を表示でき、且つ安価な動画映像表示装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、動画映像を表示する液晶表示装置と、前記液晶表示装置またはその周囲の温度を検出する温度検出器と、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを調整する画像処理回路とを備え、前記画像処理回路が、前記温度検出器で検出された温度が所定の基準温度より小さい場合にフレームの間引きを実行するものである。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の動画映像表示装置であって、前記画像処理回路が、間引いたフレームを複数回ずつ前記液晶表示装置に表示することで当該液晶表示装置のフレームレートを低減するものである。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の動画映像表示装置であって、前記画像処理回路が、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記動画撮像のフレームレートを段階的に低くするものである。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の動画映像表示装置であって、動画撮像用のカメラをさらに備え、前記画像処理回路が、前記カメラで撮像された動画映像について、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを調整するものである。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の動画映像表示装置であって、前記カメラが、所定の車両の周辺の死角部分の映像を撮像する位置に配置されるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一の実施の形態に係る動画映像表示装置を示すブロック図である。尚、図6に示した一般的な構成と同様の機能を有する要素については同一符号を付している。
【0023】
この動画映像表示装置は、乗用車等の車両周辺の死角となる部分を撮像して車内にモニタ表示する車両周辺視認装置であって、図1の如く、車両の周辺の死角部分の映像を撮像するカメラ1と、このカメラ1で撮影された画像(動画映像)を表示するドットマトリクスタイプの液晶表示装置3と、この液晶表示装置3の温度を検出する温度検出器4と、カメラ1から与えられた画像データ信号を画像調整処理するとともに温度検出器4での検出結果に基づいてフレームレートを調整しながら液晶表示装置3に映像表示する画像処理回路2Aとを備える。
【0024】
カメラ1は、例えばCCDカメラやCMOSカメラ等が使われており、撮像した画像(動画映像)を、NTSC信号、PAL信号またはSECAM等のアナログ式の画像データ信号として画像処理回路2Aに出力する。この画像データ信号は、通常は60フレーム/秒のフレームレートの信号として画像処理回路2Aに出力される。
【0025】
温度検出器4は、サーミスタ等の感温半導体が使用され、液晶表示装置3の基板温度、液晶表示装置3周囲の温度、室温などの温度を検出する。あるいは、車載空気調和機(エアコンディシナー)に設置されている温度センサー、またはエンジンの冷却水温度センサー等の既存の温度センサーを流用して温度検出器4として使用しても差し支えない。
【0026】
画像処理回路2Aは、基板上にIC(半導体集積回路)等の種々の電子部品が搭載された電子回路であって、カメラ1から与えられたアナログ式の画像データ信号について、A(アナログ)/D(ディジタル)変換、トリミング、色バランス及び輝度調整等の種々の画像調整処理を実行するものであり、特に、動画映像としての画像を液晶表示装置3に表示する際のフレームレートを調整するフレームレート調整手段5を備えている。
【0027】
フレームレート調整手段5は、温度検出器4で検出された温度の値に応じて、液晶表示装置3に表示される動画映像のフレームレートを調整変更するようになっており、例えば、温度検出器4で検出された温度が摂氏0度を越える場合には60フレーム/秒(図2)、温度検出器4で検出された温度が摂氏0度以下であり且つ摂氏−10度を越えている場合は30フレーム/秒(図3)、温度検出器4で検出された温度が摂氏−10度以下であり且つ摂氏−20度を越えている場合は15フレーム/秒(図4)、温度検出器4で検出された温度が摂氏−20度以下である場合は10フレーム/秒(図示省略)に調整される。
【0028】
このフレームレート調整手段5によるフレームレートの調整は、フレームレートの上限値(例えば60フレーム/秒:図2)の画像に対して、秒間の液晶の画面更新回数を低減することなく、同じフレームを表示することで結果としてフレームレートを低減するようにする。
【0029】
例えば、図3の例では偶数番目のフレームを間引いて、その前の奇数番目のフレームの表示を2回ずつ繰り返し行う。また、例えば図4の例では、4フレーム内において連続する3フレームを間引いて、その前のフレームの表示を4回ずつ繰り返し行う。
【0030】
このように、フレームレート調整手段5によってフレームレートを低下させる方法としては、例えば、液晶表示装置3自体の画面更新回数(画面更新速度)を変化させるのではなく、周期的にフレームの間引きを行いつつ、間引かれたフレームに代えて、既に表示されている前回のフレームの表示を継続させるようにする。この場合、画像処理回路2Aから液晶表示装置3に与える同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)は、フレームレートの調整に拘わらず変化しないことになり、間引かれたフレームの数だけ、前回のフレームの画像が複数回繰り返し表示されることになる。
【0031】
これにより、図5のように、1つの画面の表示期間が長くなるため、低温下において液晶表示素子の粘性が増大して応答時間が長くなっている状況でも、或るフレームの画像が液晶表示装置3に表示されている間に、このフレームに係る正常な画像を表示する期間を長く確保することができる。これによりフレームレートは低下するものの、対象物を液晶表示装置3に表示した画像を鮮明に保つことが可能となる。
【0032】
この方法によれば、既存の液晶表示装置3を改造することなく、フレームレート調整手段5によって極めて容易にフレームレートを調整することができる。
【0033】
このように、この車両周辺視認装置によると、従来技術1の液晶表示装置に比べて、ヒーター等の高価で大がかりな新たな部品を付与することなく、低温下でも支障無く動画映像を鮮明に液晶表示装置3に表示することが可能となる。
【0034】
また、特に従来技術2及び従来技術3に比べて、液晶表示装置3の構成を一般的な既存のものから変更しなくても、フレームレートを変更するだけで容易に且つ低コストで動画映像の品質を確保することができ便利である。
【0035】
さらに、フレームレートが低下するものの、従来技術2に比べてちらつきの少ない見やすい動画映像を表示することができ、また、従来技術3ではなし得なかったカメラ1からの動画映像を表示できるという利点がある。即ち、カメラ1で撮像したようなリアルタイムな動画映像を液晶表示装置に表示するような場合に、特に動画映像の品質を保ちながら実時間に対応した動画映像を液晶表示装置に有効に表示できる。
【0036】
また、動画映像表示装置を車両周辺視認装置に適用しているので、車両のように、寒暖の差が激しい野外環境を走行することの多い場合に、低温下での温度が極端に低下することがあり、かかる環境下において液晶表示装置の表示品質を有効に確保できる利点がある。
【0037】
尚、上記実施の形態では、画像処理回路2Aから液晶表示装置3に与える同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)に関し、フレームレートの調整に拘わらず変化しないようにし、間引かれたフレームの数だけ、前回のフレームの画像を複数回繰り返し表示するようにしていたが、画像処理回路2Aから液晶表示装置3に与える同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)の周波数自体を変化させて、液晶表示装置3自体のフレームレートを低減するようにしても差し支えない。この場合においても、画像処理回路2Aがカメラ1から入力された動画映像を間引くことで、液晶表示装置3に表示する動画映像のフレームレートを変更することができる。
【0038】
また、上記実施の形態では、液晶表示装置3の表示させる動画映像のフレームレートを、温度検出器4で検出された温度に応じて段階的に低くしていたが、ある温度以下で所定のフレームレートに落とすという2段階の単純な制御であってもよい。
【0039】
さらに、この発明に係る車両周辺視認装置中の液晶表示装置3は、専用のものである必要はなく、例えばカーナビゲーション装置等の他の車載ユニットの表示部である液晶表示パネルをそのまま液晶表示装置3として利用しても差しつかえない。この場合、本発明によると、液晶表示装置3に送信する画像データ信号の一部のフレームを間引いてフレームレートを調整するだけでよいので、既存の他の車載ユニットの表示部の構成を一切変更しなくてもよいため便利である。
【0040】
さらにまた、上記実施の形態では、動画映像表示装置の適用例として、乗用車等の車両周辺の死角となる部分を撮像して車内にモニタ表示する車両周辺視認装置を例に挙げて説明したが、低温下で動画映像を表示することのある動画映像表示装置であれば、その適用例としては車両周辺視認装置に限られるものではない。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、低温下において液晶表示装置内の液晶表示素子の粘性が増大して表示切替速度が低下しても、画像処理回路が、温度検出器で検出された温度が所定の基準温度より小さい場合にフレームの間引きを実行することで、液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを低くするので、ヒーター等の高価で大がかりな新たな部品を付与することなく、また特に請求項2のように、間引いたフレームを複数回ずつ前記液晶表示装置に表示することで、液晶表示装置の構成を一般的な既存のものから変更しなくても、低温下において支障無く動画映像を鮮明に液晶表示装置に表示することが可能となる。したがって、コストをそれほど増大させることなく、低温下における表示品質を確保できる。
【0042】
請求項3に記載の発明によれば、温度検出器で検出された温度に応じて、前記動画撮像のフレームレートを段階的に低くするので、温度の変化に応じて極端にフレームレートが低下することがなく、且つ液晶表示装置の表示品質を確保できる動画映像表示装置を提供できる。
【0043】
請求項4に記載の発明によれば、カメラで撮像したようなリアルタイムな動画映像を液晶表示装置に表示するような場合に、特に動画映像の品質を保ちながら実時間に対応した動画映像を液晶表示装置に表示できる。
【0044】
請求項5に記載の発明によれば、車両のように、寒暖の差が激しい野外環境を走行することの多い場合に、低温下での温度が極端に低下することがあるため、かかる環境下において液晶表示装置の表示品質を有効に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺視認装置を示すブロック図である。
【図2】フレームレートを60フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図3】フレームレートを30フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図4】フレームレートを15フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図5】フレームレートを30フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図6】一般的な車両周辺視認装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2A 画像処理回路
3 液晶表示装置
4 温度検出器
5 フレームレート調整手段
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置により動画映像を表示する動画映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両を運転するにあたって、図6のように、車両の周辺の死角部分の映像をカメラ1で撮像し、この撮影された画像についてA(アナログ)/D(ディジタル)変換やトリミング等の所定の画像調整処理を画像処理回路2によって実行した後、車室内のディスプレイ装置3にモニタ表示する車両周辺視認装置が実用化されている。
【0003】
この車両周辺視認装置において、上記カメラ1としては、例えばCCDカメラやCMOSカメラ等が使われており、このカメラ1から画像処理回路2に送信される画像データ信号としては、画質、汎用性及びコスト等の観点から、家庭用テレビ装置やビデオ装置等に使用されているのと同じNTSC信号、PAL信号またはSECAM等のアナログ信号が適用される。このアナログ信号としての画像データ信号は、通常は60フレーム/秒ないし50フレーム/秒等の一定の時間間隔で伝送される。
【0004】
また、カメラ1で撮像した映像を車室内で表示するディスプレイ装置3としては、一般にドットマトリクスタイプの液晶表示装置(LCD)が使用されることが多い。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−201760公報
【特許文献2】
特開平7−248486号公報
【特許文献3】
特開平9−211427号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、車室内で使用されるディスプレイ装置3としての液晶表示装置は、内部で使用される液晶表示素子の応答時間が低温下において極端に遅くなる特性がある。
【0007】
ところが、一般に車両は当然ながら野外を走行することが殆どであるため、寒暖の差が激しく、例えば冬季等の冷温下では摂氏−20度以下にまで低下することがある。このような低温下においては、液晶表示装置内に使用されている液晶表示素子の粘性が増すことから、カメラ1で撮像した映像のフレームレイトに対して、液晶表示装置(ディスプレイ装置)3の表示切替速度が追随することが困難となり、動画映像の表示に問題が発生する場合がある。
【0008】
かかる問題に鑑み、例えば特開2001−201760公報(従来技術1)等においては、透明導電膜ヒーターに電流を流して通電加熱し、これにより液晶表示装置を暖める工夫がなされている。
【0009】
しかしながら、この従来技術1では、ヒーター及びヒーター用電源等の付加部品が必要となり、コストの増大を招く問題がある。
【0010】
このため、液晶表示装置での表示制御を行うことで、この液晶表示装置の表示速度の低下を補う技術が公開されている。
【0011】
例えば、特開平7−248486号公報(従来技術2)では、自動車の液晶スピードメーターなどの文字表示において、低温時に文字同士が重なって表示される所謂「お化け文字」の現象が発生するのを防ぐため、表示の更新時間間隔中に背景表示期間を設けて、画像を更新する前後の表示文字同士が重ならないようにする対策が提案されている。
【0012】
また、特開平9−211427号公報(従来技術3)では、温度に応じた時間間隔で液晶に表示する表示データを更新する対策が提案されている。
【0013】
このように、従来技術2及び従来技術3では、低温環境下における表示データの更新表示を有効に行うものではあるが、通常の液晶表示装置を使用することは不可能となり、特別な液晶表示装置とその制御を行う必要があるため、製造設備にコストがかかってしまい、結局は車両周辺視認装置の製造コストが高くつくという問題があった。
【0014】
また、例えば従来技術2では、テレビ、ナビゲーション、または監視カメラ等の一般的な動画映像を表示する場合は、画面がちらついて見えてしまい、不自然になる問題もある。
【0015】
さらに、従来技術3は、表示データが不定期に発生する場合において、表示データが更新された時に、新しい表示データを表示するタイミングを遅らせることで、古い表示データの表示期間を長くすることを目的としたものであり、表示データの発生タイミングそのものをコントロールできる表示を対象としているが、カメラ映像のように、一定のフレームレートで次々と新しい表示データが発生し、それをリアルタイムで表示する必要がある監視カメラの表示等には適応することができない。
【0016】
そこで、この発明の課題は、低温下でも自然で鮮明な動画映像を表示でき、且つ安価な動画映像表示装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、動画映像を表示する液晶表示装置と、前記液晶表示装置またはその周囲の温度を検出する温度検出器と、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを調整する画像処理回路とを備え、前記画像処理回路が、前記温度検出器で検出された温度が所定の基準温度より小さい場合にフレームの間引きを実行するものである。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の動画映像表示装置であって、前記画像処理回路が、間引いたフレームを複数回ずつ前記液晶表示装置に表示することで当該液晶表示装置のフレームレートを低減するものである。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の動画映像表示装置であって、前記画像処理回路が、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記動画撮像のフレームレートを段階的に低くするものである。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の動画映像表示装置であって、動画撮像用のカメラをさらに備え、前記画像処理回路が、前記カメラで撮像された動画映像について、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを調整するものである。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の動画映像表示装置であって、前記カメラが、所定の車両の周辺の死角部分の映像を撮像する位置に配置されるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一の実施の形態に係る動画映像表示装置を示すブロック図である。尚、図6に示した一般的な構成と同様の機能を有する要素については同一符号を付している。
【0023】
この動画映像表示装置は、乗用車等の車両周辺の死角となる部分を撮像して車内にモニタ表示する車両周辺視認装置であって、図1の如く、車両の周辺の死角部分の映像を撮像するカメラ1と、このカメラ1で撮影された画像(動画映像)を表示するドットマトリクスタイプの液晶表示装置3と、この液晶表示装置3の温度を検出する温度検出器4と、カメラ1から与えられた画像データ信号を画像調整処理するとともに温度検出器4での検出結果に基づいてフレームレートを調整しながら液晶表示装置3に映像表示する画像処理回路2Aとを備える。
【0024】
カメラ1は、例えばCCDカメラやCMOSカメラ等が使われており、撮像した画像(動画映像)を、NTSC信号、PAL信号またはSECAM等のアナログ式の画像データ信号として画像処理回路2Aに出力する。この画像データ信号は、通常は60フレーム/秒のフレームレートの信号として画像処理回路2Aに出力される。
【0025】
温度検出器4は、サーミスタ等の感温半導体が使用され、液晶表示装置3の基板温度、液晶表示装置3周囲の温度、室温などの温度を検出する。あるいは、車載空気調和機(エアコンディシナー)に設置されている温度センサー、またはエンジンの冷却水温度センサー等の既存の温度センサーを流用して温度検出器4として使用しても差し支えない。
【0026】
画像処理回路2Aは、基板上にIC(半導体集積回路)等の種々の電子部品が搭載された電子回路であって、カメラ1から与えられたアナログ式の画像データ信号について、A(アナログ)/D(ディジタル)変換、トリミング、色バランス及び輝度調整等の種々の画像調整処理を実行するものであり、特に、動画映像としての画像を液晶表示装置3に表示する際のフレームレートを調整するフレームレート調整手段5を備えている。
【0027】
フレームレート調整手段5は、温度検出器4で検出された温度の値に応じて、液晶表示装置3に表示される動画映像のフレームレートを調整変更するようになっており、例えば、温度検出器4で検出された温度が摂氏0度を越える場合には60フレーム/秒(図2)、温度検出器4で検出された温度が摂氏0度以下であり且つ摂氏−10度を越えている場合は30フレーム/秒(図3)、温度検出器4で検出された温度が摂氏−10度以下であり且つ摂氏−20度を越えている場合は15フレーム/秒(図4)、温度検出器4で検出された温度が摂氏−20度以下である場合は10フレーム/秒(図示省略)に調整される。
【0028】
このフレームレート調整手段5によるフレームレートの調整は、フレームレートの上限値(例えば60フレーム/秒:図2)の画像に対して、秒間の液晶の画面更新回数を低減することなく、同じフレームを表示することで結果としてフレームレートを低減するようにする。
【0029】
例えば、図3の例では偶数番目のフレームを間引いて、その前の奇数番目のフレームの表示を2回ずつ繰り返し行う。また、例えば図4の例では、4フレーム内において連続する3フレームを間引いて、その前のフレームの表示を4回ずつ繰り返し行う。
【0030】
このように、フレームレート調整手段5によってフレームレートを低下させる方法としては、例えば、液晶表示装置3自体の画面更新回数(画面更新速度)を変化させるのではなく、周期的にフレームの間引きを行いつつ、間引かれたフレームに代えて、既に表示されている前回のフレームの表示を継続させるようにする。この場合、画像処理回路2Aから液晶表示装置3に与える同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)は、フレームレートの調整に拘わらず変化しないことになり、間引かれたフレームの数だけ、前回のフレームの画像が複数回繰り返し表示されることになる。
【0031】
これにより、図5のように、1つの画面の表示期間が長くなるため、低温下において液晶表示素子の粘性が増大して応答時間が長くなっている状況でも、或るフレームの画像が液晶表示装置3に表示されている間に、このフレームに係る正常な画像を表示する期間を長く確保することができる。これによりフレームレートは低下するものの、対象物を液晶表示装置3に表示した画像を鮮明に保つことが可能となる。
【0032】
この方法によれば、既存の液晶表示装置3を改造することなく、フレームレート調整手段5によって極めて容易にフレームレートを調整することができる。
【0033】
このように、この車両周辺視認装置によると、従来技術1の液晶表示装置に比べて、ヒーター等の高価で大がかりな新たな部品を付与することなく、低温下でも支障無く動画映像を鮮明に液晶表示装置3に表示することが可能となる。
【0034】
また、特に従来技術2及び従来技術3に比べて、液晶表示装置3の構成を一般的な既存のものから変更しなくても、フレームレートを変更するだけで容易に且つ低コストで動画映像の品質を確保することができ便利である。
【0035】
さらに、フレームレートが低下するものの、従来技術2に比べてちらつきの少ない見やすい動画映像を表示することができ、また、従来技術3ではなし得なかったカメラ1からの動画映像を表示できるという利点がある。即ち、カメラ1で撮像したようなリアルタイムな動画映像を液晶表示装置に表示するような場合に、特に動画映像の品質を保ちながら実時間に対応した動画映像を液晶表示装置に有効に表示できる。
【0036】
また、動画映像表示装置を車両周辺視認装置に適用しているので、車両のように、寒暖の差が激しい野外環境を走行することの多い場合に、低温下での温度が極端に低下することがあり、かかる環境下において液晶表示装置の表示品質を有効に確保できる利点がある。
【0037】
尚、上記実施の形態では、画像処理回路2Aから液晶表示装置3に与える同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)に関し、フレームレートの調整に拘わらず変化しないようにし、間引かれたフレームの数だけ、前回のフレームの画像を複数回繰り返し表示するようにしていたが、画像処理回路2Aから液晶表示装置3に与える同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)の周波数自体を変化させて、液晶表示装置3自体のフレームレートを低減するようにしても差し支えない。この場合においても、画像処理回路2Aがカメラ1から入力された動画映像を間引くことで、液晶表示装置3に表示する動画映像のフレームレートを変更することができる。
【0038】
また、上記実施の形態では、液晶表示装置3の表示させる動画映像のフレームレートを、温度検出器4で検出された温度に応じて段階的に低くしていたが、ある温度以下で所定のフレームレートに落とすという2段階の単純な制御であってもよい。
【0039】
さらに、この発明に係る車両周辺視認装置中の液晶表示装置3は、専用のものである必要はなく、例えばカーナビゲーション装置等の他の車載ユニットの表示部である液晶表示パネルをそのまま液晶表示装置3として利用しても差しつかえない。この場合、本発明によると、液晶表示装置3に送信する画像データ信号の一部のフレームを間引いてフレームレートを調整するだけでよいので、既存の他の車載ユニットの表示部の構成を一切変更しなくてもよいため便利である。
【0040】
さらにまた、上記実施の形態では、動画映像表示装置の適用例として、乗用車等の車両周辺の死角となる部分を撮像して車内にモニタ表示する車両周辺視認装置を例に挙げて説明したが、低温下で動画映像を表示することのある動画映像表示装置であれば、その適用例としては車両周辺視認装置に限られるものではない。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、低温下において液晶表示装置内の液晶表示素子の粘性が増大して表示切替速度が低下しても、画像処理回路が、温度検出器で検出された温度が所定の基準温度より小さい場合にフレームの間引きを実行することで、液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを低くするので、ヒーター等の高価で大がかりな新たな部品を付与することなく、また特に請求項2のように、間引いたフレームを複数回ずつ前記液晶表示装置に表示することで、液晶表示装置の構成を一般的な既存のものから変更しなくても、低温下において支障無く動画映像を鮮明に液晶表示装置に表示することが可能となる。したがって、コストをそれほど増大させることなく、低温下における表示品質を確保できる。
【0042】
請求項3に記載の発明によれば、温度検出器で検出された温度に応じて、前記動画撮像のフレームレートを段階的に低くするので、温度の変化に応じて極端にフレームレートが低下することがなく、且つ液晶表示装置の表示品質を確保できる動画映像表示装置を提供できる。
【0043】
請求項4に記載の発明によれば、カメラで撮像したようなリアルタイムな動画映像を液晶表示装置に表示するような場合に、特に動画映像の品質を保ちながら実時間に対応した動画映像を液晶表示装置に表示できる。
【0044】
請求項5に記載の発明によれば、車両のように、寒暖の差が激しい野外環境を走行することの多い場合に、低温下での温度が極端に低下することがあるため、かかる環境下において液晶表示装置の表示品質を有効に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺視認装置を示すブロック図である。
【図2】フレームレートを60フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図3】フレームレートを30フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図4】フレームレートを15フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図5】フレームレートを30フレーム/秒に設定した場合の各フレームの表示タイミングを示す図である。
【図6】一般的な車両周辺視認装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2A 画像処理回路
3 液晶表示装置
4 温度検出器
5 フレームレート調整手段
Claims (5)
- 動画映像を表示する液晶表示装置と、
前記液晶表示装置またはその周囲の温度を検出する温度検出器と、
前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを調整する画像処理回路と
を備え、
前記画像処理回路が、前記温度検出器で検出された温度が所定の基準温度より小さい場合にフレームの間引きを実行することを特徴とする動画映像表示装置。 - 請求項1に記載の動画映像表示装置であって、
前記画像処理回路が、間引いたフレームを複数回ずつ前記液晶表示装置に表示することで当該液晶表示装置のフレームレートを低減することを特徴とする動画映像表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の動画映像表示装置であって、
前記画像処理回路が、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記動画撮像のフレームレートを段階的に低くすることを特徴とする動画映像表示装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の動画映像表示装置であって、
動画撮像用のカメラをさらに備え、
前記画像処理回路が、前記カメラで撮像された動画映像について、前記温度検出器で検出された温度に応じて、前記液晶表示装置に表示する動画映像のフレームレートを調整することを特徴とする動画映像表示装置。 - 請求項4に記載の動画映像表示装置であって、
前記カメラが、所定の車両の周辺の死角部分の映像を撮像する位置に配置されることを特徴とする動画映像表示装置。
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