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JP2004099911A - 有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材 - Google Patents

有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材 Download PDF

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JP2004099911A JP2003418888A JP2003418888A JP2004099911A JP 2004099911 A JP2004099911 A JP 2004099911A JP 2003418888 A JP2003418888 A JP 2003418888A JP 2003418888 A JP2003418888 A JP 2003418888A JP 2004099911 A JP2004099911 A JP 2004099911A
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JP2003418888A
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Reiichi Kobayashi
小林 玲一
Koji Maruyama
丸山 浩司
Teruhiro Nakagawa
中川 彰宏
Masaaki Seki
関 正明
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Kikusui Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Kikusui Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】 容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材を提供することにある。
【解決手段】 有色骨材と合成樹脂とを主成分とする塗材において、HALSを添加したものであり、前記有色骨材が寒水砂及び/又は着色骨材であるものである。
 さらに、有色骨材に塗料被覆層を有する着色骨材を含有する塗材において、その塗料被覆層にHALSを含有したものである。
【選択図】  なし

Description

 この発明は、建築物に代表される構造物の外壁、内壁及び天井等の塗装面に仕上げを行うための塗装に使われる有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材に関するものである。
 従来、合成樹脂と有色骨材とからなる有色骨材含有塗材は、その有色骨材含有塗材により形成される塗膜の多彩感などの質感から多く用いられることがある。また、この有色骨材含有塗材を1種又は2種以上を用いて、御影石、大理石又は砂岩などの石材に似た質感を表現する塗膜を得ることがある。
 このように、有色骨材含有塗材は、高級感のある塗膜を得るために好ましく用いられることがある。
 ところが、有色骨材含有塗材により形成される塗膜では、耐候性が劣ることがあるため、有色骨材含有塗材により形成される塗膜にさらに透明なクリアー塗料を塗布することがある。透明なクリアー塗料を塗布することにより、塗膜としての耐候性は向上する。しかし、この塗膜を得るためには、透明なクリアー塗料を塗布する工程が必要となるため、有色骨材含有塗材により形成される塗膜を得るためには、塗装期間が長くかかるなど塗装作業の効率が低下する問題が生じる。
 この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材を提供することにある。
 上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の有色骨材含有塗材は、有色骨材と合成樹脂とを主成分とする塗材において、ヒンダードアミンライトスタビライザー(以下「HALS」とする。)を添加したものである。
 請求項2に記載の発明の有色骨材含有塗材は、請求項1に記載の発明において、前記有色骨材が寒水砂及び/又は着色骨材であるものである。
 請求項3に記載の発明の着色骨材含有塗材は、有色骨材に塗料被覆層を有する着色骨材を含有する塗材において、その塗料被覆層にHALSを含有したものである。
 この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
 請求項1に記載の発明の有色骨材含有塗材によれば、容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる有色骨材含有塗材を得ることができる。
 請求項2に記載の発明の有色骨材含有塗材によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、この発明の効果が、より顕著に現れるものである。
 請求項3に記載の発明の着色骨材含有塗材によれば、容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる着色骨材含有塗材を得ることができる。
 以下、この発明の実施形態を詳細に説明する。
 この発明の有色骨材含有塗材は、有色骨材と合成樹脂とを主成分とする塗材において、HALSを添加したものである。
 まず、有色骨材と合成樹脂とを主成分とする塗材とは、合成樹脂により有色骨材の粒子同士を結合させ塗膜を形成させるものである。
 有色骨材とは、色を有する骨材のことであり、有色骨材含有塗材により形成される塗膜に多彩感などの高級感を与え、意匠感を向上させるものである。
 前記有色骨材は、透明感の高い骨材から隠蔽力の高い骨材、光沢の有る骨材から光沢のない骨材等が挙げられる。全く無色で透明な骨材は、色を有しないため、有色骨材ではない。しかし、有色骨材含有塗材の色調に影響を与えない範囲で、無色で透明な骨材を加えることは、可能である。
 この有色骨材含有塗材に用いられる有色骨材は、有色のものであり、有色天然石を粉砕したものや陶磁器などを粉砕したセルベンなどがある。また、有色天然石や陶磁器を粉砕したものに人工的に着色を施したものや工業的に生産されたものなど着色骨材がある。
 有色天然石の粉砕物には、花崗岩、蛇紋岩、黒曜石、蛍石、カナリヤ、白玉、寒水、小桜、漆雪、美濃霞、蛇紋等の大理石粉砕粒、珪砂、天然細砂利(金華、大磯、チェリーサンド)などが挙げられる。
 さらに、シラスバルーン、パーライト、ガラスの粉砕物を発泡させたものなどの軽量骨材も挙げることができる。
 有色骨材含有塗材に用いられる有色骨材の粒子径は、37〜2000μmの範囲のものが好ましく、45〜1000μmの範囲のものがさらに好ましい。37μmより細かい骨材の場合、有色骨材含有塗材より得られる塗膜の多彩感が少なく意匠性に欠けることがあり、塗材の安定性、塗布作業の作業性などが劣る場合がある。また、2000μmより大きい骨材の場合、塗膜の仕上がり面が荒く、意匠的に好ましくない。
 45〜1000μmの範囲の有色骨材を用いた場合には、有色骨材含有塗材の貯蔵時の安定性が良く、形成された塗膜の意匠性がより好ましくバランスの取れたものである。
 合成樹脂としては、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂などの樹脂を単独又は共重合したもの、これら樹脂を有機溶媒に溶解させたもの、エマルションとして水に分散させたもの又は弱溶剤に分散させたものが用いられる。
 この合成樹脂は、硬化及び乾燥後に透明のフィルムを形成するものであれば良い。乾燥し造膜した後に透明となる合成樹脂は、有色骨材含有塗材における結合材であり、また、被塗布面と有色骨材含有塗材とを接着させるものである。また、骨材の色調、風合いを生かし、意匠感を高めるために乾燥し造膜した後に透明となるものであることが必要である。この有色骨材含有塗材の使いやすさ、製造の容易さ、入手の容易さにより合成樹脂エマルションが好ましく用いられる。
 合成樹脂エマルションは、乳化重合のような通常の重合技術で製造できる一般的なもので良い。例えば、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂などの樹脂より製造された合成樹脂エマルションなどがある。
 有色骨材含有塗材としての適性や物性、入手の容易性などからアクリル樹脂、スチレン樹脂より製造されたアクリル系合成樹脂エマルションやアクリルスチレン系合成樹脂エマルションが好ましく用いられる。また、より一層耐候性を向上させるためには、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂より製造される、ウレタン系合成樹脂エマルション、シリコーン系合成樹脂エマルション、フッ素系合成樹脂エマルション、アクリルシリコーン系合成樹脂エマルションなどを用いることがある。
 前記合成樹脂エマルションは、乾燥性の良いものが好ましい。乾燥性が劣るものであると、有色骨材含有塗材を塗布した後に降雨があった場合、その塗布された有色骨材含有塗材が未硬化又は未乾燥である場合、流れてしまうことがある。
 また、合成樹脂のガラス転移温度は、好ましくは−20〜50℃の範囲であり、−20℃より低い場合には、有色骨材含有塗材により形成される塗膜に汚れやすくなることがあり、50℃より高い場合には、塗膜が割れやすくなる場合があり、有色骨材含有塗材の用途に応じて、適したガラス転移温度の合成樹脂を選択することができる。
 合成樹脂の固形分は、有色骨材含有塗材の固形分中に5〜50重量%の範囲が好ましい。5重量%より少ない場合には、塗膜の耐候性が低下し、脆くなることがある。また、50重量%より多い場合は、汚れやすくなる場合がある。
 さらに、有色骨材含有塗材のその他の成分として、ハロゲン系、リン系、三酸化アンチモン系化合物などの難燃剤、消泡剤、分散剤、湿潤剤などとして用いられる界面活性剤、造膜助剤、防凍剤などとして用いられる高沸点溶剤、粘度、粘性調整のための増粘剤、防腐剤、防藻剤、防黴剤等のように一般に塗料に配合されている成分を用いることができる。
 また、必要に応じ、着色顔料、酸化チタンなどの白色顔料などの着色成分を添加することができる。
 この発明に用いられるHALSは、有色骨材含有塗材により形成される塗膜に耐候性を向上させるためのものである。この塗膜の耐候性の向上は、塗膜中の合成樹脂の劣化に影響を与える遊離ラジカルを捕捉、過酸化物の分解、消光などによるものである。
 前記HALSは、(化1)に示されるテトラメチルペピリジンを有するものが好ましく用いられる。
Figure 2004099911
 テトラメチルペピリジンを有するHALSには、そのテトラメチルペピリジンの1分子中の数により下記のような種類がある。
 テトラメチルペピリジンの数が1のものには、1−[2−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕エチル]−4−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルペピリジン、N−メチル−3−ドデシル−1−(2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオンなどがある。
 テトラメチルペピリジンの数が2のものには、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケートなどがある。
 テトラメチルペピリジンの数が4のものには、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシラート、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル/トリデシル1,2,3,4ブタンテトラカルボキシラートなどを挙げることができる。
 また、前記HALSの平均分子量は、200〜1000の範囲のものが好ましく用いられる。
 平均分子量が200より小さいものは、有色骨材含有塗材により形成された塗膜から流出することがあり、HALSによる耐候性の向上が少なくなることがある。
 平均分子量が1000より大きいものは、有色骨材含有塗材の貯蔵安定性を損なうことがあり、また、形成された塗膜の色調が希望した色調と違うものになることがある。
 前記HALSの粒子径は、0.1μm〜10μmの範囲のものが好ましい。0.1μmより小さい場合は、HALSの入手が困難なことがある。また、10μmより大きい場合には、塗膜の意匠に影響を与えることがある。
 また、前記HALSの添加量は、塗材固形分100重量部中に、0.01重量部〜1.0重量部の割合の範囲が好ましい。0.01重量部より少ない場合には、有色骨材含有塗材により形成された塗膜の耐候性の向上を期待することができない場合がある。1.0重量部より多い場合には、1.0重量部添加したものと大差がないことがある。
 より好ましくは、0.05重量部〜0.5重量部の割合の範囲である。この範囲である場合には、十分な塗膜の耐候性を期待できるものである。
 塗材へのHALSの添加時期としては、塗材の製造時に添加する又は塗材を使用する直前に添加する場合がある。また、その添加方法は、塗材中に均一に混ぜ合わせることができれば、どのような方法でも問題はない。一般的には、攪拌機により混合する方法を用いる場合が多い。
 さらに、HALSは、合成樹脂の中で好ましく用いられる合成樹脂エマルションと容易に混ざり合うものが良い。
 また、紫外線吸収剤(以下、「UVA」と言う。)との併用により、より塗膜の耐候性を増すことがある。HALSは、塗膜の劣化を起こす有害な光を吸収するものではないため、有害な紫外線を吸収し、無害な熱又は運動エネルギーに変換するUVAを併用することにより、塗膜の耐候性がより増すものである。さらに、酸化防止剤を添加することにより、より一層の耐候性を得ることができる。
 UVAには、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリシレート系、シアノアクリレート系、オギザニリド系の紫外線吸収剤が挙げられる。これらの中の紫外線吸収剤の中では、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系の紫外線吸収剤が、熱及び光に安定であるため好ましく用いられる。さらに、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤は、HALSとの相乗効果が大きいためより好ましく用いられる。
 ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤には、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5−ジ−t−ブチル−フェニル)−ベンゾトリアゾールなどがある。
 ベンゾフェノン系紫外線吸収剤には、2,4−ジヒドロキシ ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシ−4−メトキシ ベンゾトリアゾール−5−スルフォニック アシドなどが挙げられる。
 また、酸化防止剤との併用により、より塗膜の耐候性を増すことがある。酸化防止剤は、塗膜の熱酸化劣化を防止することができる。
 酸化防止剤には、リン系、フェノール系、イオウ系の酸化防止剤を挙げることができる。しかし、イオウ系酸化防止剤は、HALSの効果を低下することがあるため、ほとんど用いることがなく、リン系、フェノール系の酸化防止剤が好ましく用いられる。また、リン系酸化防止剤は、HALSとの相乗効果が大きいためより好ましく用いられる。
 リン系酸化防止剤には、トリスノニルフェニルホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイトなどが挙げられる。
 さらに、UVAと酸化防止剤を併用することも可能である。
 前記有色骨材のうち寒水砂及び/又は着色骨材の場合に、この発明の効果が、顕著に現れる場合がある。
 寒水砂とは、炭酸カルシウムを主成分とする、大理石の1種であり、寒水石を粉砕して粒度調整したものである。この寒水砂の外観は、白色粒子であるが、透明感のある骨材のため、それを用いた有色骨材含有塗材より得られた塗膜の意匠感が向上するため好ましく用いられる。
 前記寒水砂を着色骨材含有塗料に含有することにより、その塗料から形成される塗膜に透明感を与えることができ、より一層意匠感を向上させることができる。また、塗料との混和性に優れ、入手が容易である。
 しかし、寒水砂が透明感のある白色粒子であるため、その寒水砂を含有した塗料により形成された塗膜は、太陽光などの紫外線が塗膜内部まで届き、塗膜全体の劣化を促進することがある。そのため、多くの場合には、寒水砂を含有した塗料により形成された塗膜には、透明なクリアー塗料を塗布するものであったが、前記HALSを塗料中に添加することにより、塗膜全体の劣化の速度を遅くすることができる。
 着色骨材は、骨材に着色を施したものであり、骨材の色が安定し、それにより、塗膜の色調も安定することになる。骨材の着色方法の多くは、骨材表面に塗料、顔料、釉薬などの着色成分により着色する方法である。また、ガラスビーズ、プラスチックビーズなどは骨材の内部から着色することも可能である。
 骨材表面に塗料、顔料、釉薬などにより着色する着色骨材に用いられる骨材は、大理石、御影石などの有色天然石の粉砕物、珪砂、寒水砂、陶磁器砕粒、ガラスビーズ、プラスチックビーズ、軽量骨材などが用いられる。
 内部から着色することで得られる着色骨材は、骨材の製造過程において、内部から着色されたもののことであり、ガラスを略球状にしたガラスビーズや、アクリル樹脂などの合成樹脂を略球状にしたプラスチックビーズなどがある。
 着色骨材は、着色骨材以外の有色天然石を粉砕したものに比べ、人工的に着色を施したものや工業的に生産されたものは、色調の他に粒子径も安定している場合も多く、塗料の塗布作業が安定的であり、塗料の安定においても優れているものである。特に、人工的に着色した珪砂や寒水砂、陶磁器砕粒は、入手が容易であり、合成樹脂との混和性に優れているため、より好ましく用いられる。
 しかし、着色骨材が骨材表面に塗料、釉薬などにより着色したものであるため、その着色骨材の着色成分が太陽光などの紫外線により、変色又は退色することがある。そのため、多くの場合には、着色骨材を含有した塗料により形成された塗膜には、透明なクリアー塗料を塗布するものであったが、前記HALSを塗料中に添加することにより、着色成分の変色又は退色の速度を遅くすることができる。
 珪砂は、ニ酸化けい素を主成分とするものであり、川砂、海砂に代表される天然状態で粒状のものと、珪石を粉砕して粒度調整したものがある。寒水砂は、炭酸カルシウムを主成分とするものであり、寒水石を粉砕して粒度調整したものである。陶磁器砕粒は、陶磁器を粉砕して得られるものであり、粒度を調製されて用いられる。これら骨材を適宜選択して使用することができる。
 前記のように、有色骨材と合成樹脂とを主成分とする塗材において、HALSを添加することにより、容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる有色骨材含有塗材を得ることができる。
 また、前記のような構成以外にも有色骨材に塗料被覆層を有する着色骨材を含有する塗材において、その塗料被覆層にHALSを含有したものである。つまり、有色骨材に着色骨材を用いた場合には、その着色骨材を被覆する塗料にHALSを含有させ、そのHALSを含有させた塗料により、塗料被覆層を形成させた着色骨材を着色骨材含有塗材に用いることにより、容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる着色骨材含有塗材を得ることができる。
 着色骨材は、前述したように、骨材に着色を施したものであり、その骨材の着色方法の多くは、骨材表面に塗料、釉薬などにより着色する方法であが、その着色成分が塗料であることにより、HALSを含有させ、それにより塗料被覆層を形成させることができる。
 塗料としては、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコーンアクリル樹脂系等の水系塗料、溶剤系塗料又は無溶剤系塗料が用いられ、必要とされる色調に着色顔料などの成分により着色されたものを用いる。この塗料は、着色骨材の用途や性能に応じて適宜選択することができるが、着色骨材の製造が容易なため、水系塗料又は溶剤系塗料が好ましく用いられる。
 着色顔料としては、無機、有機系顔料及びその両方を用いられる。着色顔料は、チタン白、カーボンブラック、オキサイドイエロー、弁柄、シアニンブルー、又はシアニングリーンなど塗料に通常用いられるものを使用することができる。それらは、耐候性のよいものが好ましい。
 また、この塗料には、その他の添加剤として、低沸点アルコール、高沸点溶剤、界面活性剤、増粘剤、pH調整剤、防腐剤等のような一般に塗料製造に配合されている成分を使用することができる。高沸点溶剤は造膜助剤、防凍剤として用いられ、界面活性剤は消泡剤、分散剤、湿潤剤などとして用いられる。増粘剤は、粘度及び粘性調整のために用いられる。
 前記のような構成の塗料にHALSを添加し、その塗料により骨材に塗料被覆層を形成させ、着色骨材を得るものである。
 このHALSは、前述したものを用いることができる。また、その添加量は、塗料中の合成樹脂成分100重量部に対して、0.1重量部〜3.0重量部の範囲が好ましい。0.1重量部より少ない場合には、その着色骨材を含有した有色骨材含有塗材により形成された塗膜の耐候性の向上を期待することができない場合がある。3.0重量部より多い場合には、3.0重量部添加したものと大差がないことがある。
 次に、塗料を用いて骨材に塗料被覆層を形成させる。この形成方法は、特に限定されるものではない。例えば、骨材を容器に入れ、ミキサー等により攪拌を行いながら前記塗料をスプレー等により骨材全体に均一になるよう噴霧し、塗料により骨材を被覆する。
 塗料が骨材全体に均一になった状態にした後、振動乾燥機を用い、振動を与えながら、熱風等を用い、塗料を被覆した骨材を乾燥させる。そして、塗料被覆層を有する着色骨材を得ることができる。
 このようにして得られた着色骨材を着色骨材含有塗材として用いる場合などは、篩等により粒度調整を行うことがある。
 着色骨材含有塗材にHALSを含有した被覆層を有する着色骨材を用いた場合には、塗材の固形分中でのその着色骨材含有率は、20〜80重量%が好ましい範囲である。20重量%より少ない場合には、HALSによる耐候性向上の効果が少なくなる。80重量%より大きい場合には、HALSによる効果の向上は少なくなるが、その効果は十分である。50〜80重量%がさらに好ましい範囲である。
 この着色骨材含有塗材は、着色骨材以外の骨材を含有することができる。この骨材は、前述した有色骨材を用いることができる。またその有色骨材は、着色骨材と同じ粒子径の範囲のものを用いることが好ましい。このことにより、着色骨材含有塗材の粘度などの安定性に優れ、塗布作業の行い易いものとなる。
 このようにして構成されるHALSを含有した被覆層を有する着色骨材は、着色骨材含有塗材として用いることができる。
 次に、前記のように構成された有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材の塗布方法について説明する。
 この有色骨材含有塗材又は着色骨材含有塗材は、刷毛、ローラー、スプレー、鏝、へらなどの通常の塗布方法により塗布することができ、スプレーにより塗装した場合には、複数色の有色骨材含有塗材及び/又は着色骨材含有塗材を用いて、多色スプレーにより塗布することができる。多色スプレーにより塗布し、形成された塗膜は、より多彩感のあるものを形成することができる。その塗布方法は、必要に応じて適宜選択し、特に限定されるものではない。
 また、この有色骨材含有塗材又は着色骨材含有塗材を不織布などの可撓性のある基材に、前記のような手段により塗装を行ったシート状の表装材として用いることもできる。このシート状表装材は、この発明の有色骨材含有塗材又は着色骨材含有塗材と適用する部位と同じ部位に接着材を用いて、貼り付けるものである。
 さらに、可撓性のない基材に有色骨材含有塗材を塗装したものを用いて建築物の外壁、内壁及び天井等に用いることもできる。
 以上のように、この実施形態によれば次のような効果が発揮される。
 ・ 有色骨材と合成樹脂とを主成分とする塗材において、HALSを添加したものであることにより、容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる有色骨材含有塗材を得ることができる。
 ・ 前記有色骨材が寒水砂及び/又は着色骨材であるものであることにより、この発明の効果が、より顕著に現れるものである。
 ・ 有色骨材に塗料被覆層を有する着色骨材を含有する塗材において、その塗料被覆層にHALSを含有したものであることにより、容易に耐候性が優れた塗膜を形成することができる有色骨材含有塗材を得ることができる。
 ・ 有色骨材含有塗材に用いられる有色骨材の粒子径は、37〜2000μmの範囲のものであることにより、有色骨材含有塗材より得られる塗膜の多彩感が少なく意匠性のある塗材であり、その塗材の安定性、塗布作業の作業性などが良いものである。
 ・ 前記合成樹脂がとしては、硬化及び乾燥後に透明のフィルムを形成するものであることにより、有色骨材の色調、風合いを生かし、意匠感を高めるものである。
 ・ 前記HALSの粒子径が0.1μm〜10μmの範囲のものであることにより、入手が容易で、塗膜の意匠に影響を与えないものである。
 ・ 前記HALSの添加量が塗材固形分100重量部中に、0.01重量部〜1.0重量部の範囲であることにより、有色骨材含有塗材により形成された塗膜の耐候性の向上を期待することができるものである。
 ・ さらに、UVA及び/又は酸化防止剤を添加することにより、より塗膜の耐候性を増すことがあるものである。
 ・ 着色骨材の塗料被覆層を形成させるための塗料中の合成樹脂成分100重量部に対して、HALSを0.1重量部〜3.0重量部の範囲で添加したことにより、その着色骨材を含有した有色骨材含有塗材により形成された塗膜の耐候性の向上させることができる。
 ・ 着色骨材含有塗材にHALSを含有した被覆層を有する着色骨材を塗材の固形分中でのその着色骨材含有率は、20〜80重量%であることにより、HALSによる効果があるものである。
 乾燥し造膜した後に透明となる合成樹脂としては、アクリル系合成樹脂エマルションでガラス転移温度が10℃、固形分が45%のものを用いた。
 有色骨材は、寒水砂、珪砂に着色を施した赤色のものを用いた。寒水砂は、平均粒子径が55μmのものと500μmのものの2種類を用いた。着色骨材には、目開きが300μmと850μmの篩を用い、300μm以上850μm未満の粒子径の範囲に納まるものを用いた。着色に用いられた着色成分は、アクリル系合成樹脂エマルションを主成分としたエナメル塗料を用いた。
 その他の成分として、造膜助剤、消泡剤、分散剤、湿潤剤、増粘剤を用いた。下記に塗材配合例を示す。
 塗材配合例
  アクリル系合成樹脂エマルション 250.0(g)
  寒水砂             500.0(g)
  着色骨材            500.0(g)
  造膜助剤             30.0(g)
  消泡剤               2.0(g)
  分散剤               1.0(g)
  湿潤剤               0.5(g)
  増粘剤               1.0(g)
  配合水              15.5(g)
  合  計           1300.0(g)
 実施例1として、塗材配合例の配合にHALSを添加し、その添加された有色骨材含有塗材をスプレーにより、厚みが3mm程度になるようにスレート板に塗布し、試験体を得た。
 有色骨材含有塗材に添加したHALSは、テトラメチルペピリジンの数が4の1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル/トリデシル1,2,3,4ブタンテトラカルボキシラートを用いた。このHALSの平均分子量は、約900であり、平均粒子径が0.5μmのものである。
 その添加量は、塗材固形分100重量部中に、1.0重量部添加した。
 実施例2として、塗材配合例の配合に用いられる着色骨材の被覆に用いられるエナメル塗料にHALSを添加したものを用いた。その塗材により実施例1と同様な試験体を作成した。用いられたHALSは、実施例1で用いられたものと同じものである。
 また、その添加量は、塗料中の合成樹脂成分100重量部に対して、HALSを2.0重量部添加した。
 比較例1として、塗材配合例の塗材をスプレーにより、厚みが3mm程度になるようにスレート板に塗布した。また、比較例2として、塗材配合例の塗材をスプレーにより、厚みが3mm程度になるようにスレート板に塗布した後に、シリコーン系の溶剤クリアーを塗布した。
 実施例1、実施例2、比較例1及び比較例2の試験体を1年間の暴露試験を行った。暴露試験は、3階建ての建物の屋上に設置した南面30°条件の暴露台に試験体を置いて行った。暴露台を設置している建物の屋上は、冬至、夏至においても太陽光を遮る障害物ない場所であった。
 実施例1、実施例2及び比較例2の試験体の暴露試験をした後の劣化の程度は、どの試験体も大差がないものであり、ほとんど劣化状態のない健全な塗膜であった。しかし、比較例1の試験体は、塗膜の退色が激しかった。
 比較例2は、塗材を塗布した後にシリコーン系の溶剤クリアーを塗布しているため劣化がほとんど無いものであったことが言える。また、実施例1は塗材中にHALSを添加したことにより、実施例2では、着色骨材の被覆層にHALSを含有させたことにより、劣化がほとんど無いものであった。
 次に、前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
 ・ 前記合成樹脂が硬化及び乾燥後に透明のフィルムを形成するものであることを特徴とする請求項1に記載の有色骨材含有塗料。
 このことにより、有色骨材の色調、風合いを生かし、意匠感を高めるものである。
 ・ 前記HALSの粒子径が0.1μm〜10μmの範囲のものであることを特徴とする請求項1に記載の有色骨材含有塗料。
 このことにより、入手が容易で、塗膜の意匠に影響を与えないものである。
 ・ 前記HALSの添加量が塗材100重量部に対して、0.01重量部〜1.0重量部の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の有色骨材含有塗料。
 このことにより、有色骨材含有塗材により形成された塗膜の耐候性の向上を期待することができるものである。
 ・ さらに、UVA及び/又は酸化防止剤を添加することを特徴とする請求項1に記載の有色骨材含有塗料。
 このことにより、より塗膜の耐候性を増すものである。
 ・ 着色骨材含有塗材にHALSを含有した被覆層を有する着色骨材を塗材の固形分中でのその着色骨材含有率は、20〜80重量%であることを特徴とする請求項3に記載の着色骨材含有塗料。
 このことにより、HALSによる効果があるものである。

Claims (3)

  1. 有色骨材と合成樹脂とを主成分とする塗材において、ヒンダードアミンライトスタビライザー(HALS)を添加したことを特徴とする有色骨材含有塗材。
  2. 前記有色骨材が寒水砂及び/又は着色骨材であることを特徴とする請求項1に記載の有色骨材含有塗材。
  3. 有色骨材に塗料被覆層を有する着色骨材を含有する塗材において、その塗料被覆層にヒンダードアミンライトスタビライザー(HALS)を含有したことを特徴とする着色骨材含有塗材。
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