JP2004086683A - Rfタグ - Google Patents
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Abstract
【課題】RFタグにおいて、全方向から送受信できるようにする。
【解決手段】基板11上に設けられたICチップ12に接続する一対のダイポールアンテナ13の第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2をICチップ12に対して直交する略L字状に形成する。この第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のいずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きがこの電波に対して長手方向垂直面となるようにして、全ての方向からの電波を漏れなく捕捉する。
【選択図】 図3
【解決手段】基板11上に設けられたICチップ12に接続する一対のダイポールアンテナ13の第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2をICチップ12に対して直交する略L字状に形成する。この第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のいずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きがこの電波に対して長手方向垂直面となるようにして、全ての方向からの電波を漏れなく捕捉する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リーダ/ライタ(以下、R/Wという)からの電波により非接触でデータの送受信を行なうRFタグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品や荷物などの物品に関わる各種データを読み書きして当該物品の識別管理を行なうためのシステムとして、R/WとRFタグを利用したデータキャリアシステムが知られている。このRFタグは、R/Wからの電波通信により、非接触で各種データの伝送と記録ができるのが特徴である。
【0003】
この種のRFタグは、一般にR/Wとの間のデータの伝送方式によって、
◎静電結合方式(静電気による静電誘導作用を利用するもの)
◎電磁誘導方式(誘導電磁界による電磁誘導作用を利用するもの)
◎マイクロ波方式(放射電磁界によるマイクロ波帯の電波を利用するもの)
◎光通信方式(赤外線などの光を利用するもの)
に分類されており、このうち実用化されている主なものとしては、電磁誘導方式、マイクロ波方式が挙げられる。
【0004】
図5および図6は、これらのRFタグの構成例を示すもので、それぞれ(a)はタグの構成を示す平面図、(b)は(a)の矢印イ方向から見たタグの通信可能エリアを示す指向特性図である。
【0005】
まず、電磁誘導方式のRFタグを図5に示す。このタグは、基板1上に通信回路とメモリとが内蔵されたICチップ2が設けられ、ICチップ2には銀ペーストなどで印刷したループアンテナ3−1が接続されている。一方、R/W側にも同様にループアンテナ4−1が形成されている。そして、タグのループアンテナ3−1に数百KHz〜数MHzの周波数の信号を印加すると、互いのループアンテナ3−1,4−1に電磁誘導により電流が誘起され、タグとR/Wとの間でデータの送受信が可能となる。
【0006】
次に、マイクロ波方式のRFタグを図6に示す。このタグは、基板1上に同様にICチップ2が設けられ、ICチップ2の両側には同一直線上に延びる一対のダイポールアンテナ3−2が接続されている。一方、R/W側にも同様にダイポールアンテナ4−2が形成される。そして、タグのダイポールアンテナ3−2に2.45GHz(マイクロ波帯)の周波数の電波を供給すると、タグとR/Wとの間でデータの送受信が可能となる。
【0007】
しかしながら、これら従来のRFタグによると、以下のような不具合があった。
【0008】
まず、図5の電磁誘導方式によるタグの場合、同図(b)に示すように、このタグの通信可能エリアE5は、R/Wとの間の距離にして通常数十cm程度であるが、矢印イ方向から見るとループアンテナ3−1の法線方向にかけて8の字に近い指向性を有しており、特にループアンテナ3−1の水平方向(矢印ロ、ハ方向)からの電波に対しては通信可能な範囲が狭い。
【0009】
また、図6のマイクロ波方式によるタグの場合、同図(b)に示すように、このタグの通信可能エリアE6は、R/Wとの間の距離にして通常1m〜4m程度と比較的広範囲に亘る。しかし、矢印イ方向から見ると、図5の電磁誘導方式のタグと同様に、ダイポールアンテナ3−2の法線方向にかけて8の字により近い指向性を有しており、特にダイポールアンテナ3−3の水平方向(矢印ロ、ハ方向)からの電波に対しては通信可能な範囲が狭い。
【0010】
このように、いずれの伝送方式のタグにあっても、図中矢印(ロ)(ハ)で示すアンテナの水平方向、つまりタグの厚みに対して垂直方向からの電波に対しては通信可能な範囲が狭く、R/Wからの距離や微弱な電波によっては通信不可能となることがあり、R/Wによるタグへの各種データの送受信は、タグの読み取り方向に影響されるといえる。
【0011】
したがって、例えばタグを装着した製品を段ボール箱に詰め込んで、箱を開けずにタグのデータを読み取る場合や、買い物カゴに入れられたタグの付いた商品の向きを変えずに一括読み取りをする場合などにおいては、一つのR/Wでは読み取りできないタグが発生してしまうという不具合があった。
【0012】
また、このようなRFタグの欠点を補うために、R/Wのアンテナをタグに対して水平・垂直の2軸方向に設置するなどの方法も提案されているが、このような方法によると、R/Wのアンテナを複数用意しなければならず、データキャリアシステム全体の大型化と大幅なコストアップになってしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、システム全体の大型化とコストアップをさせることなく、タグの読み取り方向に影響されずに全方向からの送受信を可能にしたRFタグを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るRFタグは、絶縁体からなる基板と、基板上に設けられ、外部リーダ/ライタと各種データの送受信を行なう通信回路と各種データを格納するメモリとが内蔵されたICチップと、ICチップに接続される導電体からなる直線状の第1アンテナと、第1アンテナと非同一直線上にあり、ICチップに接続される導電体からなる直線状の第2アンテナと、を具備することを特徴とする。特に、第1アンテナと第2アンテナが、互いに直交する垂直線上に配置されていると、いずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きが長手方向垂直面となり、この電波を確実に拾うことができる。
【0015】
第1アンテナと第2アンテナの形成方法としては各種考えられるが、例えば、基板上に銀ペーストでパターン印刷する方法や、基板上に銅板をエッチングする方法により導電性の皮膜を形成する。
【0016】
また、基板の裏面に粘着剤層が設けられていると、このRFタグを製品や荷物などの物品に貼付することができるので便利である。
【0017】
本発明に係るRFタグによれば、特に、互いに直交する一対のアンテナのいずれか一方のアンテナで必ず外部R/Wからの電波を捕捉することができるため、外部R/WのアンテナとRFタグとの間の読み取り角度の影響がなくなり、全方向からのデータの送受信が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るRFタグの好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明に係るRFタグの構成を示す平面図、図2は同RFタグの構成を示す断面図、図3は同RFタグの読み取り可能エリアを示す指向特性図、図4は同RFタグをプライスタグに適用した実施例を示す斜視図である。
【0020】
図1および図2に示すように、このRFタグ10は、平板状に成形された各種合成樹脂などの絶縁体からなる基板11と、基板11上に設けられるICチップ12と、ICチップ12に電気的に接続される一対のダイポールアンテナ13(13−1,13−2)とを具備して構成されたマイクロ波方式のRFタグである。図示しないR/W側からこのRFタグ10のダイポールアンテナ13に対して2.45GHz(マイクロ波帯)の周波数の電波を供給すると、R/WとRFタグ10との間で各種データの送受信が可能となる。
【0021】
ICチップ12としては、外部R/Wとの間で各種データの送受信を行なう通信回路と、この各種データを格納するメモリと、が内蔵された薄型チップを使用することができ、メモリとしてEEPROMやフラッシュメモリを用いることで、電池レスタイプのタグとすることができる。
【0022】
ダイポールアンテナ13は、導電性を有する材質からなるものとされ、例えば紙やポリイミドからなるインレット基材上に銀ペーストでパターン印刷する方法や、銅板などの金属板をエッチングする方法により、基板11上に導電性の皮膜が形成されている。
【0023】
また、このダイポールアンテナ13は、RFタグ10がいかなる方向を向いていてもR/Wからの電波を捕捉できるような形状を有していることが特徴であり、直線状の第1アンテナ13−1と直線状の第2アンテナ13−2とは、少なくとも互いに同一直線上とならない位置(望ましくは両者の角度が45〜135度となるような位置)に配置することが必要である。
【0024】
本実施形態では、図1に示すように、第1アンテナ13−1が基板11の長さ方向に対して平行となるようにICチップ12に接続され、第2アンテナ13−2が基板11の幅方向に対して平行となるようにICチップ12に接続されている。すなわち、全体としてダイポールアンテナ13は、基板11上で、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2とがICチップ12に対し、互いに直交する垂直線上で略L字状となるように形成されている。
【0025】
なお、RFタグ10を構成するICチップ12、ダイポールアンテナ13からなる内装部品を水分や熱などの外部環境から厳重に保護するために、これらの表面に、とりわけ耐水性、耐熱性を有する合成樹脂をモールドして外装パッケージ14を設けても良い。また、図示しないが、基板11の裏面に粘着剤層を設けることで、製品や荷物などの物品にこのRFタグ10を貼付することができるので便利である。
【0026】
次に、このように構成されたRFタグの指向特性について図3に基づき説明する。
【0027】
このRFタグ10は、上述したように、ダイポールアンテナ13が平板状の基板11上でICチップ12に対して直交するL字状に形成されていることにより、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2とが互いに直交した状態となっている。よって、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のいずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きがこの電波に対して長手方向垂直面となるため、この電波を確実に拾うことができる。
【0028】
すなわち、図3に示すように、このRFタグ10を互いに直交するX軸とY軸からなるX−Y平面上に置いて、このX−Y平面と垂直なZ軸により画成される平面をそれぞれX−Z平面、Y−Z平面とし、X、Y、Z全ての軸において、これらの軸に平行な互いに逆向き方向の電波を想定して、それぞれX1、X2電波、Y1、Y2電波、Z1、Z2電波と呼ぶこととする。
【0029】
このとき、まず、X1電波、X2電波は、ともに第1アンテナ13−1の長手方向水平面からの電波であるから、第1アンテナ13−1では捕捉することができないが、第2アンテナ13−2の長手方向垂直面からの電波であるため、X1電波、X2電波は、ともに第2アンテナ13−2で捕捉することができる。
【0030】
次に、Y1電波、Y2電波は、ともに第2アンテナ13−2の長手方向水平面からの電波であるから、第2アンテナ13−2では捕捉することができないが、第1アンテナ13−1の長手方向垂直面からの電波であるため、Y1電波、Y2電波は、ともに第1アンテナ13−1で捕捉することができる。
【0031】
さらに、Z1電波、Z2電波は、ともに第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2の双方に対して長手方向垂直面からの電波であるため、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のどちらでも捕捉することができる。
【0032】
このように、このRFタグ10のダイポールアンテナ13は、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のいずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きがこの電波に対して長手方向垂直面となるような位置に配置されているため、全ての方向からの電波を漏れなく拾うことができる。
【0033】
したがって、図4に示すように、例えばこのRFタグ10を装着した製品30を任意の向きに段ボール箱40に詰め込んだ場合であっても、この段ボール箱40を開けて製品30の向きを変えなくても一つのR/W20によってRFタグ10のデータを読み書きすることが可能となる。
【0034】
すなわち、この実施例では、RFタグ10がプライスタグとして利用されており、RFタグ10表面に製品30の金額が印刷され、この金額データや、その他製品30に関するデータ、例えば製品品目名、製品品番、シリアル番号、製造者名称などの各種データがICチップ12に内蔵されたメモリに格納されている。一方、複数の製品30,30,…を収容した段ボール箱40がR/W20を通過する際には、製品30に貼付されたRFタグ10は様々な方向を向いていることが想定される。
【0035】
ところが、RFタグ10が段ボール箱40の中でいかなる方向を向いていたとしても、同図に示すようにR/W20からの電波は、RFタグ10の第1アンテナ13−1または第2アンテナ13−2のいずれか一方または双方によって捕捉することができる。このため、段ボール箱40を開けて個々の製品30を取り出したり、あるいは段ボール箱40の向きを変えたりする必要がなく、一つのR/W20によって一括して全ての製品30に関する必要データの読み書きを漏れなく確実に行なうことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明に係るRFタグによれば、直交する一対のアンテナの少なくともいずれか一方のアンテナで外部R/Wからの電波を漏れなく捕捉することができる。このため、外部R/WのアンテナとRFタグとの間の読み取り角度の影響がなくなり、全方向からのデータの送受信が可能となる。したがって、例えばこのRFタグを装着した製品を段ボール箱に詰め込んで、箱を開けずにRFタグのデータを読み取る場合や、買い物カゴに入れられたRFタグの付いた商品の向きを変えずに一括読み取りをする場合にも、固定された一つのR/Wで読み取りや書き込みが可能となり、システム全体の大型化とコストアップをさせることなく、RFタグの利便性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るRFタグの構成を示す平面図。
【図2】図1に示すII−II線断面図。
【図3】本発明に係るRFタグの読み取り可能エリアを示す指向特性図。
【図4】本発明に係るRFタグをプライスタグに適用した実施例を示す斜視図。
【図5】従来の電磁誘導方式のRFタグの(a)構成を示す平面図、(b)イ方向から見た通信可能エリアを示す指向特性図。
【図6】従来のマイクロ波方式のRFタグの(a)構成を示す平面図、(b)イ方向から見た通信可能エリアを示す指向特性図。
【符号の説明】
10 RFタグ
11 基板
12 ICチップ
13 ダイポールアンテナ
13−1 第1アンテナ
13−2 第2アンテナ
14 外装パッケージ
20 リーダ/ライタ(R/W)
30 製品
40 段ボール箱
【発明の属する技術分野】
本発明は、リーダ/ライタ(以下、R/Wという)からの電波により非接触でデータの送受信を行なうRFタグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品や荷物などの物品に関わる各種データを読み書きして当該物品の識別管理を行なうためのシステムとして、R/WとRFタグを利用したデータキャリアシステムが知られている。このRFタグは、R/Wからの電波通信により、非接触で各種データの伝送と記録ができるのが特徴である。
【0003】
この種のRFタグは、一般にR/Wとの間のデータの伝送方式によって、
◎静電結合方式(静電気による静電誘導作用を利用するもの)
◎電磁誘導方式(誘導電磁界による電磁誘導作用を利用するもの)
◎マイクロ波方式(放射電磁界によるマイクロ波帯の電波を利用するもの)
◎光通信方式(赤外線などの光を利用するもの)
に分類されており、このうち実用化されている主なものとしては、電磁誘導方式、マイクロ波方式が挙げられる。
【0004】
図5および図6は、これらのRFタグの構成例を示すもので、それぞれ(a)はタグの構成を示す平面図、(b)は(a)の矢印イ方向から見たタグの通信可能エリアを示す指向特性図である。
【0005】
まず、電磁誘導方式のRFタグを図5に示す。このタグは、基板1上に通信回路とメモリとが内蔵されたICチップ2が設けられ、ICチップ2には銀ペーストなどで印刷したループアンテナ3−1が接続されている。一方、R/W側にも同様にループアンテナ4−1が形成されている。そして、タグのループアンテナ3−1に数百KHz〜数MHzの周波数の信号を印加すると、互いのループアンテナ3−1,4−1に電磁誘導により電流が誘起され、タグとR/Wとの間でデータの送受信が可能となる。
【0006】
次に、マイクロ波方式のRFタグを図6に示す。このタグは、基板1上に同様にICチップ2が設けられ、ICチップ2の両側には同一直線上に延びる一対のダイポールアンテナ3−2が接続されている。一方、R/W側にも同様にダイポールアンテナ4−2が形成される。そして、タグのダイポールアンテナ3−2に2.45GHz(マイクロ波帯)の周波数の電波を供給すると、タグとR/Wとの間でデータの送受信が可能となる。
【0007】
しかしながら、これら従来のRFタグによると、以下のような不具合があった。
【0008】
まず、図5の電磁誘導方式によるタグの場合、同図(b)に示すように、このタグの通信可能エリアE5は、R/Wとの間の距離にして通常数十cm程度であるが、矢印イ方向から見るとループアンテナ3−1の法線方向にかけて8の字に近い指向性を有しており、特にループアンテナ3−1の水平方向(矢印ロ、ハ方向)からの電波に対しては通信可能な範囲が狭い。
【0009】
また、図6のマイクロ波方式によるタグの場合、同図(b)に示すように、このタグの通信可能エリアE6は、R/Wとの間の距離にして通常1m〜4m程度と比較的広範囲に亘る。しかし、矢印イ方向から見ると、図5の電磁誘導方式のタグと同様に、ダイポールアンテナ3−2の法線方向にかけて8の字により近い指向性を有しており、特にダイポールアンテナ3−3の水平方向(矢印ロ、ハ方向)からの電波に対しては通信可能な範囲が狭い。
【0010】
このように、いずれの伝送方式のタグにあっても、図中矢印(ロ)(ハ)で示すアンテナの水平方向、つまりタグの厚みに対して垂直方向からの電波に対しては通信可能な範囲が狭く、R/Wからの距離や微弱な電波によっては通信不可能となることがあり、R/Wによるタグへの各種データの送受信は、タグの読み取り方向に影響されるといえる。
【0011】
したがって、例えばタグを装着した製品を段ボール箱に詰め込んで、箱を開けずにタグのデータを読み取る場合や、買い物カゴに入れられたタグの付いた商品の向きを変えずに一括読み取りをする場合などにおいては、一つのR/Wでは読み取りできないタグが発生してしまうという不具合があった。
【0012】
また、このようなRFタグの欠点を補うために、R/Wのアンテナをタグに対して水平・垂直の2軸方向に設置するなどの方法も提案されているが、このような方法によると、R/Wのアンテナを複数用意しなければならず、データキャリアシステム全体の大型化と大幅なコストアップになってしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、システム全体の大型化とコストアップをさせることなく、タグの読み取り方向に影響されずに全方向からの送受信を可能にしたRFタグを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るRFタグは、絶縁体からなる基板と、基板上に設けられ、外部リーダ/ライタと各種データの送受信を行なう通信回路と各種データを格納するメモリとが内蔵されたICチップと、ICチップに接続される導電体からなる直線状の第1アンテナと、第1アンテナと非同一直線上にあり、ICチップに接続される導電体からなる直線状の第2アンテナと、を具備することを特徴とする。特に、第1アンテナと第2アンテナが、互いに直交する垂直線上に配置されていると、いずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きが長手方向垂直面となり、この電波を確実に拾うことができる。
【0015】
第1アンテナと第2アンテナの形成方法としては各種考えられるが、例えば、基板上に銀ペーストでパターン印刷する方法や、基板上に銅板をエッチングする方法により導電性の皮膜を形成する。
【0016】
また、基板の裏面に粘着剤層が設けられていると、このRFタグを製品や荷物などの物品に貼付することができるので便利である。
【0017】
本発明に係るRFタグによれば、特に、互いに直交する一対のアンテナのいずれか一方のアンテナで必ず外部R/Wからの電波を捕捉することができるため、外部R/WのアンテナとRFタグとの間の読み取り角度の影響がなくなり、全方向からのデータの送受信が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るRFタグの好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明に係るRFタグの構成を示す平面図、図2は同RFタグの構成を示す断面図、図3は同RFタグの読み取り可能エリアを示す指向特性図、図4は同RFタグをプライスタグに適用した実施例を示す斜視図である。
【0020】
図1および図2に示すように、このRFタグ10は、平板状に成形された各種合成樹脂などの絶縁体からなる基板11と、基板11上に設けられるICチップ12と、ICチップ12に電気的に接続される一対のダイポールアンテナ13(13−1,13−2)とを具備して構成されたマイクロ波方式のRFタグである。図示しないR/W側からこのRFタグ10のダイポールアンテナ13に対して2.45GHz(マイクロ波帯)の周波数の電波を供給すると、R/WとRFタグ10との間で各種データの送受信が可能となる。
【0021】
ICチップ12としては、外部R/Wとの間で各種データの送受信を行なう通信回路と、この各種データを格納するメモリと、が内蔵された薄型チップを使用することができ、メモリとしてEEPROMやフラッシュメモリを用いることで、電池レスタイプのタグとすることができる。
【0022】
ダイポールアンテナ13は、導電性を有する材質からなるものとされ、例えば紙やポリイミドからなるインレット基材上に銀ペーストでパターン印刷する方法や、銅板などの金属板をエッチングする方法により、基板11上に導電性の皮膜が形成されている。
【0023】
また、このダイポールアンテナ13は、RFタグ10がいかなる方向を向いていてもR/Wからの電波を捕捉できるような形状を有していることが特徴であり、直線状の第1アンテナ13−1と直線状の第2アンテナ13−2とは、少なくとも互いに同一直線上とならない位置(望ましくは両者の角度が45〜135度となるような位置)に配置することが必要である。
【0024】
本実施形態では、図1に示すように、第1アンテナ13−1が基板11の長さ方向に対して平行となるようにICチップ12に接続され、第2アンテナ13−2が基板11の幅方向に対して平行となるようにICチップ12に接続されている。すなわち、全体としてダイポールアンテナ13は、基板11上で、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2とがICチップ12に対し、互いに直交する垂直線上で略L字状となるように形成されている。
【0025】
なお、RFタグ10を構成するICチップ12、ダイポールアンテナ13からなる内装部品を水分や熱などの外部環境から厳重に保護するために、これらの表面に、とりわけ耐水性、耐熱性を有する合成樹脂をモールドして外装パッケージ14を設けても良い。また、図示しないが、基板11の裏面に粘着剤層を設けることで、製品や荷物などの物品にこのRFタグ10を貼付することができるので便利である。
【0026】
次に、このように構成されたRFタグの指向特性について図3に基づき説明する。
【0027】
このRFタグ10は、上述したように、ダイポールアンテナ13が平板状の基板11上でICチップ12に対して直交するL字状に形成されていることにより、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2とが互いに直交した状態となっている。よって、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のいずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きがこの電波に対して長手方向垂直面となるため、この電波を確実に拾うことができる。
【0028】
すなわち、図3に示すように、このRFタグ10を互いに直交するX軸とY軸からなるX−Y平面上に置いて、このX−Y平面と垂直なZ軸により画成される平面をそれぞれX−Z平面、Y−Z平面とし、X、Y、Z全ての軸において、これらの軸に平行な互いに逆向き方向の電波を想定して、それぞれX1、X2電波、Y1、Y2電波、Z1、Z2電波と呼ぶこととする。
【0029】
このとき、まず、X1電波、X2電波は、ともに第1アンテナ13−1の長手方向水平面からの電波であるから、第1アンテナ13−1では捕捉することができないが、第2アンテナ13−2の長手方向垂直面からの電波であるため、X1電波、X2電波は、ともに第2アンテナ13−2で捕捉することができる。
【0030】
次に、Y1電波、Y2電波は、ともに第2アンテナ13−2の長手方向水平面からの電波であるから、第2アンテナ13−2では捕捉することができないが、第1アンテナ13−1の長手方向垂直面からの電波であるため、Y1電波、Y2電波は、ともに第1アンテナ13−1で捕捉することができる。
【0031】
さらに、Z1電波、Z2電波は、ともに第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2の双方に対して長手方向垂直面からの電波であるため、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のどちらでも捕捉することができる。
【0032】
このように、このRFタグ10のダイポールアンテナ13は、第1アンテナ13−1と第2アンテナ13−2のいずれか一方のアンテナの長手方向水平面からの捕捉できない電波が到来しても、他方のアンテナの向きがこの電波に対して長手方向垂直面となるような位置に配置されているため、全ての方向からの電波を漏れなく拾うことができる。
【0033】
したがって、図4に示すように、例えばこのRFタグ10を装着した製品30を任意の向きに段ボール箱40に詰め込んだ場合であっても、この段ボール箱40を開けて製品30の向きを変えなくても一つのR/W20によってRFタグ10のデータを読み書きすることが可能となる。
【0034】
すなわち、この実施例では、RFタグ10がプライスタグとして利用されており、RFタグ10表面に製品30の金額が印刷され、この金額データや、その他製品30に関するデータ、例えば製品品目名、製品品番、シリアル番号、製造者名称などの各種データがICチップ12に内蔵されたメモリに格納されている。一方、複数の製品30,30,…を収容した段ボール箱40がR/W20を通過する際には、製品30に貼付されたRFタグ10は様々な方向を向いていることが想定される。
【0035】
ところが、RFタグ10が段ボール箱40の中でいかなる方向を向いていたとしても、同図に示すようにR/W20からの電波は、RFタグ10の第1アンテナ13−1または第2アンテナ13−2のいずれか一方または双方によって捕捉することができる。このため、段ボール箱40を開けて個々の製品30を取り出したり、あるいは段ボール箱40の向きを変えたりする必要がなく、一つのR/W20によって一括して全ての製品30に関する必要データの読み書きを漏れなく確実に行なうことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明に係るRFタグによれば、直交する一対のアンテナの少なくともいずれか一方のアンテナで外部R/Wからの電波を漏れなく捕捉することができる。このため、外部R/WのアンテナとRFタグとの間の読み取り角度の影響がなくなり、全方向からのデータの送受信が可能となる。したがって、例えばこのRFタグを装着した製品を段ボール箱に詰め込んで、箱を開けずにRFタグのデータを読み取る場合や、買い物カゴに入れられたRFタグの付いた商品の向きを変えずに一括読み取りをする場合にも、固定された一つのR/Wで読み取りや書き込みが可能となり、システム全体の大型化とコストアップをさせることなく、RFタグの利便性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るRFタグの構成を示す平面図。
【図2】図1に示すII−II線断面図。
【図3】本発明に係るRFタグの読み取り可能エリアを示す指向特性図。
【図4】本発明に係るRFタグをプライスタグに適用した実施例を示す斜視図。
【図5】従来の電磁誘導方式のRFタグの(a)構成を示す平面図、(b)イ方向から見た通信可能エリアを示す指向特性図。
【図6】従来のマイクロ波方式のRFタグの(a)構成を示す平面図、(b)イ方向から見た通信可能エリアを示す指向特性図。
【符号の説明】
10 RFタグ
11 基板
12 ICチップ
13 ダイポールアンテナ
13−1 第1アンテナ
13−2 第2アンテナ
14 外装パッケージ
20 リーダ/ライタ(R/W)
30 製品
40 段ボール箱
Claims (5)
- 絶縁体からなる基板と、
上記基板上に設けられ、外部リーダ/ライタと各種データの送受信を行なう通信回路と各種データを格納するメモリとが内蔵されたICチップと、
上記ICチップに接続される導電体からなる直線状の第1アンテナと、
上記第1アンテナと非同一直線上にあり、ICチップに接続される導電体からなる直線状の第2アンテナと、を具備する
ことを特徴とするRFタグ。 - 上記第1アンテナと第2アンテナが、互いに直交する垂直線上に配置されていることを特徴とする請求項1記載のRFタグ。
- 上記第1アンテナと第2アンテナが、基板上に銀ペーストでパターン印刷することにより形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のRFタグ。
- 上記第1アンテナと第2アンテナが、基板上に銅板をエッチングすることにより形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のRFタグ。
- 上記基板の裏面に粘着剤層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のRFタグ。
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