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JP2004084310A - 配線構造 - Google Patents

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JP2004084310A
JP2004084310A JP2002246866A JP2002246866A JP2004084310A JP 2004084310 A JP2004084310 A JP 2004084310A JP 2002246866 A JP2002246866 A JP 2002246866A JP 2002246866 A JP2002246866 A JP 2002246866A JP 2004084310 A JP2004084310 A JP 2004084310A
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ceiling
wiring
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edge
room
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JP2002246866A
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Satoshi Ota
太田 聡
Kosuke Tanaka
田中 浩介
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

【課題】天井の上方に照明機器等の電気機器の設置や配線のための空間を設けるときには、天井の施工時に電気機器等を取り付けることは容易であるが、天井施工後に天井に何らかの電気機器を後から取り付けようとしても設置や配線が困難である。また、部屋の内部に配設された電気機器等のコード類は、床を這わせると美観を損ねることがある。
【解決手段】天井を上層天井2と、該上層天井2より面積の小さい下層天井1の二層で構成し、下層天井1の外周縁に見切縁4を設けた。上層天井2、下層天井1及び見切縁4で包囲された空間に照明機器等を設置可能とした。さらに、見切縁4には内周側に天井板支持部11を構成し、外周側に配線保持部10を形成した。配線保持部10は、棚状構成物として、該配線保持部にコード類5を載せることができるようにした。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、部屋内に設けられた電気機器等のコード類を美観を損ねることなく配線するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅の天井仕上げは、防火性能を保持する必要があるため、天井野縁に石膏ボードをビス止めし、クロス仕上げする。また、クロス仕上げの代わりに、ロックウール天井材や木質天井材を貼設したり、湿式の仕上材を塗ったりするものも一般的である。
【0003】
一方、天井板の上方に空気層を設ける二重天井とし、空気層を照明機器のための設置及び配線空間として利用する技術が公知である。また、天井の周囲に設けた廻り縁に配線用の空間を設けて外観良く配線をする技術も公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、天井の上方に照明機器等の電気機器の設置や配線のための空間を設けるときには、天井の施工時に電気機器等を取り付けることは容易であるが、天井施工後に天井に何らかの電気機器を後から取り付けようとしても設置や配線が困難である。また、ダウンライト等の埋込型の照明器具を既存の天井に取り付けるときには、天井板に孔をあけることになるため、部屋内の遮音性能が低下する。また、廻り縁に配線空間を設けるときには、配線が簡易であるという利点があるが、廻り縁の意匠を損ねないようにするためには、複数のコードのための配線空間を確保することは困難であり、配線可能なコードの数が限定されてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
即ち、請求項1においては、天井を、上層天井と、該上層天井より小さい面積とした下層天井の上下二層に構成し、下層天井の外周縁上に見切縁を設け、該見切縁に配線保持部を備えたものである。
【0007】
請求項2においては、請求項1に記載の配線構造において前記配線保持部は、見切縁に形成した棚状構造物としたものである。
【0008】
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の配線構造において、上層天井、下層天井及び見切縁によって形成された空間内に照明機器及びその配線を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第一実施例に係る配線構造を備えた天井の構成を示した断面図、図2は配線構造を備えた天井を示す斜視図、図3は下層天井を示す断面図である。図4は同じく斜視図である。図5は本発明の第二実施例に係る配線構造を備えた天井の構成を示した断面図、図6は本発明に係る配線構造を利用した配線を示す図である。
【0010】
本発明に係る配線構造は、部屋内又は天井に配設する音響機器や電気機器等のコードやケーブルのための配線空間を天井に形成することを特徴としている。
また、配線構造を、住宅施工時に天井に備えることができるだけでなく、既存の天井に備えて部屋の内装のリフォーム要素として設置することができることを特徴としている。
【0011】
まず、第一実施例として、既存の天井に備えた、すなわち、既に施工済みの天井に本発明に係る配線構造を後付けしたときの形態について説明する。
この場合、既存の天井の下方に新たに天井を増設して、増設した天井に配線構造を備えるようにしている。すなわち、既存の天井と新たに増設した天井とで二層の天井が存在することになり、ここでは、既存の天井を上層天井2、新たに増設した天井を下層天井1と表現する。
【0012】
図1及び図2に示す如く、部屋に設けられた既存の天井、すなわち、上層天井2は、部屋の周囲を包囲する壁3に連続して設けられており、最下部にはクロス張りボード等の天井板9が貼設されて部屋の内側に露出している。
天井を支える梁12・12間には、取付部材13・13・・・を介して吊り木受け14が架設され、該吊り木受け14に吊り木15・15が垂設されている。さらに、該吊り木15・15により支持されている天井野縁16・16・・・の下面に耐火性を備える石膏ボード17を介して天井板9が取り付けられている。石膏ボード17の上部には断熱材18や吸音材、吸湿材等が配設されて、断熱性能や防音性能が高められている。
【0013】
上述の如く構成された上層天井2では、天井板9及び石膏ボード17には、従前上層天井2に備えられていた照明機器のための送電ルートを形成する配線孔19が存在している。配線孔19でなく、照明機器用のタップが天井板下面に設けられていることもある。
但し、上層天井2の形態はこれに限定されるものではなく、下方に天井を新設可能な平面を備えた多様な天井とすることができる。
【0014】
上述の如く構成された上層天井2の下方に、新たに天井、すなわち、下層天井1が新設される。この下層天井1を備えることにより、天井は上層と下層の二層となる。そして、上層天井2の下方に構成された下層天井1の面積は、上層天井2の面積より小さくなるように構成し、下層天井1の外周は壁3と幾分離間されるように配置されて、下層天井1と壁3との間には間隙が存在している。
なお、下層天井1は上層天井2の下面の略全面を覆うようにすることも、また、リビングキッチン等の比較的広い面積を有する部屋の天井に下層天井1を備えるときは、上層天井2の下面の一部分を覆うようにすることもできる。
【0015】
前記下層天井1は、略矩形状に構成され、その周囲に見切縁4が設けられている。該見切縁4は上層天井2の下面に、接着剤やビス、ボルト等の取付部材を介して垂設されている。下層天井1を支持するために十分な強度を得るために、見切縁4は上層天井2の天井板9及び石膏ボード17を介して上方に設けられた天井野縁16・16・・・に固定されるようにしている。
なお、下層天井1の形状は略矩形状に限定されるものではなく、例えば、三角形状や五角形状とすることもでき、上層天井2の形状や下層天井1を配設することが可能な場所に応じて、下層天井1の形状を決定することが好ましい。
【0016】
前記見切縁4は、図3及び図4に示す如く、垂直断面略L字状であって、垂直部4aと水平部4bとが一体的に形成されている。垂直部4aの上面は上層天井2の下面に接するように配設され、垂直部4aの下部に水平部4bが形成されている。
見切縁4の水平部4bにおいて、該見切縁4を下層天井1の周囲に配設したときに内周側となる部分(4c)は、垂直部4aの内周面より内周側へ水平方向に凸とされて、天井板支持部11が形成されている。そして、同じく水平部4bの外周側端は上方へ凸となる起立部4dが一体的に形成されて、水平部4bの垂直部4aより外周側が樋状の棚となり配線保持部10とされている。
【0017】
見切縁4の垂直部4aの内周側面には、下層天井1の天井野縁8・8・・・が固定されている。天井野縁8・8・・・は見切縁4に固定されるが、下層天井1の面積や荷重等に応じて、上層天井2より吊り木を垂設して該吊り木で天井野縁8・8・・・を支持することもできる。
そして、天井野縁8・8・・・の下部には石膏ボード7を介して天井板6が設けられる。該天井板6の四周縁は見切縁4の水平部4bに形成された天井板支持部11の上に位置して、天井板6端部が美観に優れた収まりとなるとともに、天井板6の周縁部での撓みが防止されている。
なお、本実施例において、天井板6は合決り継ぎにより略方形状に組まれた複数の板状部材6a・6a・・・で構成されているが、天井板6の形状及び形態は本実施例に限定されるものではない。
【0018】
さらに、天井板6には、適宜、照明機器のための取付孔21・21・・・が設けられ、該取付孔21・21・・・を閉塞するように埋め込み式の照明機器20・20・・・が取り付けられ、該照明機器20・20・・・の本体は下層天井1と上層天井2との間であって、見切縁4に包囲された空間内に配設される。もちろん、照明機器20・20・・・の代わりに下層天井1板から吊設する型の照明機器20・20・・・を取り付けるためのタップを備えるようにすることもできる。
従って、上層天井2と下層天井1の間の空間に照明機器20・20・・・を埋め込むことができるので、下層天井1板より下方に突出することなく照明機器20・20・・・を取り付けることができ、下層天井1面を略平面状に構成することができて、空間を広く見せることに寄与している。さらに、下層天井1面に間隙や孔をなくすことができ、高い遮音性能を備えることができる。
【0019】
なお、見切縁4に照明機器20・20・・・のための取付孔(図示せず)を設け、該取付孔を閉塞するように埋め込み式の照明機器20・20・・・を取り付け、該照明機器20・20・・・の本体は下層天井1と上層天井2との間であって、見切縁4に包囲された空間内に配設することもできる。この場合、見切縁4に取り付けられた照明機器20・20・・・より発される光は壁3を直接照らすことになり、下層天井1と壁3との間から光が漏れ出る間接照明を備えることになる。
【0020】
そして、下層天井1に備える照明機器20・20・・・に必要な電気は、上層天井2に従前備えられていた照明機器で利用していた送電ルートと、下層天井1と上層天井2との間であって見切縁4に包囲された空間内を、送電のための空間として利用して、照明機器20・20・・・まで導かれている。従って、下層天井1に備えた照明機器20・20・・・への配線が簡易であり、部屋の内側に露出することなく配線することができ、また、従前上層天井2に備えられていたよりも照明機器20・20・・・の数を増加させることが容易である。
また、下層天井1と上層天井2との間であって見切縁4に包囲された空間に、必要に応じて吸音材や断熱材等を増設することができる。
【0021】
下層天井1は、既存の天井である上層天井2の形状をベースとして、略方形状に組むため、設計時に下層天井1の各構成部材のサイズを決定することができ、予め工場において決定されたサイズに切断された構成部材を、施工現場へ運び込んで施工することができる。従って、現場での切断作業が必要なく、施工が簡易となり、また、施工現場において発生する廃棄物を低減させることができる。
【0022】
上述の如く天井板6の外周縁を見切縁4で包囲された下層天井1では、該見切縁4の外周縁と壁3との間の間隙から、見切縁4に形成された配線保持部10を利用した配線作業を行うことができる。
【0023】
部屋内には、多くの電気機器が配設されるが、その電源となるコンセントが電気機器と離れた位置に配置され、電気機器の電気コードが床上に露出されることがある。また、部屋内に配設されたモジュラージャックと、電話機やパソコン等とが離れた位置にあり、これらを繋ぐ電話線が床上に露出されることがある。さらに、音響機器等では、その本体となるプレーヤと離れた位置にスピーカが配設されることがあり、プレーヤとスピーカとを繋ぐケーブルが床上に露出されることがある。
これらの床上に露出した電気コードや電話線、ケーブル等のコード類は、通行の妨げとなったり部屋の美観を損ねたりする。
【0024】
そこで、コード類5を美観良く配線するために、下層天井1の見切縁4に設けられた配線保持部10が利用される。
コード類5は壁3や、壁3に沿って設けられた家具等を這わせて下層天井1の高さまで持ち上げられたうえ、棚状に形成された見切縁4の配線保持部10上に置かれ、見切縁4の周縁部に連続して設けられた配線保持部10に沿って目的位置まで水平方向に配線されて、壁3や壁3に沿って設けられた家具等を這わせて目的の位置まで垂直に配線される。
【0025】
配線作業は、下層天井1と壁3の間隙から配線保持部10にコード類5を載せるだけの非常に簡易な作業となる。従って、専門の知識を有さずとも配線作業を行うことができる。そして、配線保持部10からのコード類5の取り外しも簡易であるため、部屋内に備えられる機器を変更したりレイアウトを変更したりする際にも、容易に配線作業を行うことができる。
【0026】
上述の如く配線されたコード類5は、見切縁4によって下方から隠蔽されることになり、部屋内部からは、見切縁4の水平部4bが見えるだけである。従って、部屋内部において天井を見上げれば、下層天井1とその周囲に配設された見切縁4、該見切縁4の周囲に露出する上層天井2が見える。
このようにして、例えば、図6に示す如く、部屋の壁3側に配置された機器23と、該壁3と対向する壁3側に配設された機器24との間をコード類5で繋ぐ際に、床にコード類5を這わせて美観を損ねることなく、配線することができる。
また、例えば、音響機器等では、美観を損ねることなくプレーヤとスピーカを繋ぐだけでなく、スピーカを天井から吊設するように配置して、空間を有効利用することも容易に実現できる。
【0027】
さらに、棚状に形成された見切縁4の配線保持部10は閉塞された空間ではないため、コード類5の本数が増加したとしても、問題なく良好に保持することができる。従って、壁3の上端に内部に配線空間を形成した廻り縁を備えて配線するときと比較して、大きな配線空間を備えることができ、年々増加するであろう電気機器の配線にも容易に対応することが可能な配線空間が形成されることとなる。
【0028】
また、前述の如く、既存の天井を上層天井2として、該上層天井2の下方に新たに設けた天井である下層天井1を内装のリフォーム手段として用いるだけでなく、新規の住宅において、上層天井2と下層天井1の二層の天井を設けて下層天井1に設けた見切縁4に配線構造を備えることもできる。
以下に、第二実施例として新規住宅の天井に備えた配線構造について説明する。
【0029】
図5に示す如く、梁12と梁12に架設された吊り木受け14に、吊り木15・15が固設され、該吊り木15・15に天井野縁16・16・・・が固定されている。固定された天井野縁16・16・・・の下面には、見切縁4の上面が固定される。そして、天井野縁16・16・・・の下面には、見切縁4の上部と壁3との間に石膏ボード17が固定され、該石膏ボード17には上層天井2の構成部材となる天井板9が取り付けられる。
石膏ボード17の上面には、吸音材、防湿材或いは断熱材18等が配設されて、それぞれ吸音性能、防湿性能或いは断熱性能を備えるようにされている。なお、上層天井2の天井板9の下層天井1が位置する中央部はくり抜いて、下層天井1の上方空間が大きくなるようにしている。
【0030】
そして、見切縁4の内周には、下層天井1の構成部材となる天井野縁8・8・・・が固定され、該天井野縁8・8・・・に石膏ボード7を介して天井板6が取り付けられている。なお、下層天井1の天井野縁8・8・・・は、上層天井2の天井野縁16・16・・・より吊り木を垂設して支持することもできる。
【0031】
上述の如く構成された二層の天井において、下層天井1の天井板6には照明機器20・20・・・のための取付孔21・21・・・が穿設され、該取付孔21・21・・・を閉塞するように照明機器20・20・・・が取り付けられている。そして、該照明機器20・20・・・の本体は、下層天井1の天井板6より上方であって、見切縁4に包囲された空間に配設されている。従って、天井板6に照明機器20・20・・・取り付けのための間隙や孔をなくすことができ、高い遮音性能を備えることができる。
そして、前述の第一実施例と同様に、下層天井1に設けられた見切縁4の外周部には棚状の配線保持部10が設けられて、部屋内部に配設された電気機器のコード類5を配線することができる。
【0032】
前述の第一実施例及び第二実施例に示す如く、配線構造を備えた天井を構成することで、例えば、ホームシアターシステムを実現させることができる。
【0033】
図2に示す如く、例えば、ホームシアターシステムとして、5.1chサウンドシステムを備える場合は、DVDプレーヤ40やプロジェクタ37、サウンドデコーダ等の再生のための機器、アンプ39、テレビ36やスクリーン等のモニタ、及び、スピーカが備えられることが一般的である。そして、スピーカは、左右のフロントスピーカ30・31、センタースピーカ32、左右のリアスピーカ33・34、及び、ウーファー35の計六個のスピーカが必要となる。
これらのホームシアターシステムの構成要素は、部屋の中心部を取り囲むように配置される。従って、これらの機器を繋ぐ配線は、部屋内に張り巡らされることになる。
【0034】
そこで、本発明に係る天井を部屋の天井として採用すると、下層天井1に設けられた配線保持部10を利用して配線すれば、コード類5は天井により隠蔽されて外観良く配線することができ、また、部屋の四周であれば、いずれの位置にも機器を配設することが可能となる。さらに、配線の変更が容易であるため、機器の修理や取り替え、部屋の模様替え等において、容易に作業を行うことができる。
【0035】
そして、天井には照明機器20・20・・・の配線のための孔がないため、遮音性が高く、ホームシアターシステムを備える部屋の天井として好ましい環境を作ることができる。また、下層天井1と上層天井2との間に防音材や吸音材を増設したり、ホームシアタールームに適した照明機器20・20・・・を増設したりすることが容易となり、ホームシアタールームとしての環境を容易に整えることができる。さらに、天井板として、吸音性を有する素材を採用すれば、音が反響することなく、サウンドシステムの機能を存分に発揮するためにホームシアタールームとしてより好ましい環境を作ることができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0037】
即ち、請求項1に示す如く、天井を、上層天井と、該上層天井より小さい面積とした下層天井の上下二層に構成し、下層天井の外周縁上に見切縁を設け、該見切縁に配線保持部を備えたので、部屋内部に備えられた電気機器等のコード類を、美観を損ねることなく天井を通して配線することができる。
【0038】
請求項2に示す如く、請求項1に記載の配線構造において前記配線保持部は、見切縁に形成した棚状構造物としたので、配線保持部に配線されるコード類の本数が限定されない。また、簡易に配線作業を行うことができる。
【0039】
請求項3に示す如く、請求項1又は請求項2に記載の配線構造において、上層天井、下層天井及び見切縁によって形成された空間内に照明機器及びその配線を備えたので、既存の天井に配線構造を備えることができる。また、部屋の内装のリフォーム手段として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る配線構造を備えた天井の構成を示した断面図。
【図2】配線構造を備えた天井を示す斜視図。
【図3】下層天井を示す断面図。
【図4】同じく斜視図。
【図5】本発明の第二実施例に係る配線構造を備えた天井の構成を示した断面図。
【図6】本発明に係る配線構造を利用した配線を示す図。
【符号の説明】
1 下層天井
2 上層天井
3 壁
5 見切縁
6 天井板
10 配線保持部

Claims (3)

  1. 天井を、上層天井と、該上層天井より小さい面積とした下層天井の上下二層に構成し、下層天井の外周縁上に見切縁を設け、該見切縁に配線保持部を備えたことを特徴とする配線構造。
  2. 請求項1に記載の配線構造において
    前記配線保持部は、見切縁に形成した棚状構造物としたことを特徴とする配線構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の配線構造において、
    上層天井、下層天井及び見切縁によって形成された空間内に照明機器及びその配線を備えたことを特徴とする配線構造。
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