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JP2004071170A - 断路器 - Google Patents

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JP2004071170A
JP2004071170A JP2002224579A JP2002224579A JP2004071170A JP 2004071170 A JP2004071170 A JP 2004071170A JP 2002224579 A JP2002224579 A JP 2002224579A JP 2002224579 A JP2002224579 A JP 2002224579A JP 2004071170 A JP2004071170 A JP 2004071170A
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JP
Japan
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disconnector
movable blade
movable
main circuit
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002224579A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kumagai
熊谷 洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Holdings Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Holdings Ltd filed Critical Fuji Electric Holdings Ltd
Priority to JP2002224579A priority Critical patent/JP2004071170A/ja
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Abstract

【課題】主回路導体に取り付ける断路器用固定側接触子を省略して、断路器の小形化と、電界の集中を緩和できるように部品点数を削減することにある。
【解決手段】支点を中心にして回転する断路器の可動ブレード7の先端部に可動接触子21を設け、機器と断路器との間に敷設する主回路導体8の断路器側終端部に切り込み部20を設け、この切り込み部20に前記可動ブレード7に設置した可動接触子21を挿入することで、主回路導体8と可動ブレード7とを接続する。または、支点を中心にして回転する断路器の可動ブレード7の先端部を両側に別れた形状の可動接触子31に形成し、機器と断路器との間に敷設する主回路導体8の断路器側終端部を、前記可動ブレード7の先端部に設けた可動接触子31で挟み込むことで、前記主回路導体8と可動ブレード7を接続する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高圧回路または特別高圧回路に使用する機器の電圧を開閉する断路器に関する。
【0002】
【従来の技術】
六弗化硫黄(SF6 )などの絶縁性ガスを封入した密閉容器に、高圧回路あるいは特別高圧回路の電気機器を収納した構成のガス絶縁電気設備は、帯電部が露出していないので安全性が高いし、装置全体を小形化できるので設置スペースを縮小できるなどの利点があり、多方面で使用されている。ところで、この密閉容器を小形にすれば、当該容器を構成する板の肉厚を薄くすることができるし、容器製作の手間を減らすことができるし、高価な絶縁性ガスの使用量を減らすこともできる。そこで密閉容器に収納する各機器を小形にすることと、収納している各機器の設置間隔を縮小することが、容器を小形化するのに重要である。
【0003】
図5はガス絶縁電気装置に内蔵して避雷器を開閉する従来の断路器の構造の一例を示した構造図であって、密閉容器2の中に設置している避雷器1と主回路導体8とを断路器で開閉する場合を示している。
図5の従来例において、断路器の開閉は、操作ハンドル4をハウジング3に挿入して回転させることで行う。すなわち操作ハンドル4が駆動軸5を回転させてリンク機構により駆動レバー6が上下する。避雷器1の頂部には断路器の可動ブレード7の一端を支持する支点があり、前記駆動レバー6が上昇すれば可動ブレード7はこの支点を中心にして反時計方向に回転し、可動ブレード7の先端部が固定側接触子9と接触する。主回路導体8は絶縁支持台11で固定され、その先端に断路器の固定側接触子9を取り付けているから、可動ブレード7の反時計方向回転により主回路導体8と避雷器1とは接続される。操作ハンドル4を逆方向へ回転させれば駆動レバー6が下降して可動ブレード7を時計方向へ回転させるから、主回路導体8と避雷器1との接続は断たれる。
【0004】
装置の運転中は避雷器1は常時主回路導体8と接続しているから、避雷器1用の断路器も常時オンであり、試験時などで極く稀にオフにすることがある程度である。このような使い方をする断路器は、例えば接地型計器用変圧器用など、多数がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
高圧回路や特別高圧回路では、電気部品の帯電部は、その角部分に丸みを持たせて電界の集中を避けるのであるが、多数の部品のすべての角部分や、各部品を結合するボルトやナットの角部分にまで丸みを持たせるのは困難である。そこで電界の集中による絶縁の低下を、機器の設置間隔を広げることで回避するのであるが、これでは密閉容器を小形化できない。
【0006】
ところで図5に図示の断路器は、主回路導体8の先端に固定側接触子9を取り付けているために、断路器の上下方向の寸法が大きくなる欠点がある。更に図示は省略しているが、固定側接触子9は多くの部品の集合で構成していて、電界の集中による絶縁の低下に対処するため、相間距離や対地間距離を大きくしており、装置の小形化を阻害している。
【0007】
そこでこの発明の目的は、主回路導体に取り付ける断路器用固定側接触子を省略して、断路器の小形化と、電界の集中を緩和できるように部品点数を削減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、この発明の断路器は、
支点を中心にして回転する断路器の可動ブレードの先端部を接触部とし、機器と断路器との間に敷設する導体バーの断路器側終端部に切り込み部を設け、この切り込み部に前記可動ブレードの接触部を挿入することで、前記導体バーと可動ブレードとが電気的に接続される構造にする。
【0009】
または、支点を中心にして回転する断路器の可動ブレードの先端部を両側に別れた形状の接触部に形成し、機器と断路器との間に敷設する導体バーの断路器側終端部を、前記可動ブレードの先端部で挟み込むことで、前記導体バーと可動ブレードとが電気的に接続される構造にする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施例を表した構造図であって、密閉容器内の断路器部分のみを図示しているが、避雷器1,密閉容器2,駆動レバー6,可動ブレード7,主回路導体8および絶縁支持台11の名称・用途・機能は、図5で既述の従来例の場合と同じであるから、同じ部分の説明は省略する。
【0011】
図1の第1実施例では、主回路導体8の先端部に切り込み部20を加工し、可動ブレード7が反時計方向へ回転したときに、当該可動ブレード7の先端に取り付けた可動接触子21がこの切り込み部20に嵌まりこむことで、主回路導体8と避雷器1とが接続されるようにしている。
図2は図1に図示の第1実施例の接触部の構造を表した構造図である。この図2において、可動ブレード7の先端には2枚の可動接触子21が、その中間にある接触ばね22と共に取り付けられており、可動ブレード7が反時計方向へ回転して主回路導体8の切り込み部20へ嵌まりこむと、接触ばね22が可動接触子21をこの切り込み部20に押しつけて、所定の接触圧力を与える。なお可動接触子21を、電気伝導性が良好で且つばね性を有する材料,例えば燐青銅板あるいはベリリウム銅板などで構成するならば、可動接触子21自身の弾性が接触圧力を生じるから、接触ばね22を省略することができる。
【0012】
図3は本発明の第2実施例を表した構造図であるが、前述の第1実施例と異なるのは主回路導体8の先端部の構造と、可動ブレード7の先端に取り付ける可動接触子31の部分のみであり、これ以外の部分は図1で既述の第1実施例と同じであるから、同じ部分の説明は省略する。
図4は図3に図示の第2実施例の接触部の構造を表した構造図である。この図4において、可動ブレード7の先端には、電気伝導性が良好で且つばね性を有する燐青銅板あるいはベリリウム銅板などで構成した2枚の可動接触子31が取り付けられていて、可動ブレード7が反時計方向へ回転すると、主回路導体8の先端に加工した固定接触部30を2枚の可動接触子31で挟みこむことで、両者は電気的に接続の状態となる。
【0013】
なお、図示は省略しているが、図2と図4に図示の各部品は、その角部分に適宜の丸みを備えることで絶縁性能を向上させている。
【0014】
【発明の効果】
従来の断路器は、主回路導体に固定側接触子を取り付けるなどのために構成部品が多くなり、且つ断路器の寸法も大きくなることから、電気機器を収納する配電盤やガス絶縁電気設備を小形化する際の障害になっていた。これに対して本発明では、断路器の固定側接触子を主回路導体に取り付ける代わりに、この主回路導体の先端部が断路器の固定側接触子となる加工を施しているので、わざわざ固定側接触子を取り付けるのと比べて断路器寸法を縮小できるし、部品点数も削減できるから、装置の小形化できるし、電界の集中も緩和できて機器間寸法も縮小できる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表した構造図
【図2】図1に図示の第1実施例の接触部の構造を表した構造図
【図3】本発明の第2実施例を表した構造図
【図4】図3に図示の第2実施例の接触部の構造を表した構造図
【図5】ガス絶縁電気装置に内蔵して避雷器を開閉する従来の断路器の構造の一例を示した構造図
【符号の説明】
1    避雷器
2    密閉容器
3    ハウジング
4    操作ハンドル
5    駆動軸
6    駆動レバー
7    可動ブレード
8    主回路導体
9,30 固定側接触子
11    絶縁支持台
20    切り込み部
21,31 可動接触子
22    接触ばね

Claims (4)

  1. 支点を中心にして回転する断路器の可動ブレードの先端部を接触部とし、機器と断路器との間に敷設する導体バーの断路器側終端部に切り込み部を設け、この切り込み部に前記可動ブレードの接触部を挿入して前記導体バーと可動ブレードとを電気的に接続することを特徴とする断路器。
  2. 支点を中心にして回転する断路器の可動ブレードの先端部を両側に別れた形状の接触部に形成し、機器と断路器との間に敷設する導体バーの断路器側終端部を、前記可動ブレードの先端部で挟み込んで前記導体バーと可動ブレードとを電気的に接続することを特徴とする断路器。
  3. 請求項1乃至請求項2に記載の断路器において、
    前記導体バーの断路器側終端部または前記可動ブレードの接触部の角部分には丸みを持たせることを特徴とする断路器。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の断路器において、
    前記可動ブレード先端の接触部には、前記導体バーの断路器側終端部と接触する際に、所定の接触圧力が加わる構造を備えることを特徴とする断路器。
JP2002224579A 2002-08-01 2002-08-01 断路器 Pending JP2004071170A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019196026A1 (en) * 2018-04-11 2019-10-17 Abb Schweiz Ag Flexible conductor for disconnector and the disconnector thereof

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