JP2004066815A - インクジェット記録要素および印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリマーバインダーおよび3g/m2までの硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体を含み、これら2成分の比が0.2:1から3:1である下塗り層と、50g/m2までの架橋可能な水酸基含有ポリマーおよび無機微粒子を含み、これら2成分の比が5:95から30:70である画像受容層とを有する基板を含んでなるインクジェット記録要素。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット記録要素および該要素を用いる印刷方法に関する。さらに詳細には、本発明はインクジェット記録要素用の下塗り層に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なインクジェット記録または印刷システムでは、インクの小滴がノズルから高速で記録要素または記録媒体に向かって噴出し、媒体上に画像を形成する。インクの小滴、即ち、記録液体は、一般に、例えば色素または顔料のような記録薬剤および大量の溶媒を含む。溶媒、即ち、キャリヤー液体は、一般には、水および例えば一価アルコール、多価アルコールまたはそれらの混合物のような有機物から構成される。
【0003】
インクジェット記録要素は少なくとも一つの表面にインク受容または画像形成層を有する支持体を具備し、反射光を見ようとする不透明支持体を有するもの、および透過光を見ようとする透明支持体を有するものを含む。
【0004】
そのような画像記録要素において写真質画像を達成し、そして維持するために、インクジェット記録要素が下記特性を必要とすることはよく知られている。
【0005】
・パドリング、例えば不均一な濃度になる隣接したインクドットの合体がないように容易に湿潤すること。
【0006】
・画像にじみを示さないこと。
【0007】
・要素が、続いて印刷物または他の表面に積み重ねられた場合に、お互いにブロッキングしないようにインクを高濃度で吸収し、そしてすぐに乾く能力を示すこと。
【0008】
・例えばひび、反発性、櫛状ライン等のような、支持体と層との間の相互作用による不連続性または欠陥を示さないこと。
【0009】
・吸収されない色素が自由表面で凝集して色素を結晶化させ、それが画像形成領域でブルーム効果またはブロンジング効果を生じさせないこと。
【0010】
・昼光、タングステンライトまたは蛍光灯による輻射線または水とに接触によって褪せないように最適化された画像堅牢性を有すること。
【0011】
ほとんど瞬間的なインク乾燥時間および良好な画像品質を同時に提供するインクジェット記録要素が望まれている。しかしながら、記録要素が適応することが必要なインク組成とインク量は広い範囲に及ぶため、インクジェット記録媒体へのこれらの要求を同時に達成することは困難である。
【0012】
多孔性または非多孔性支持体の一面または両面に適当な画像受容層として作用する多孔性もしくは非多孔性の単層もしくは多層の塗布層を用いるインクジェット記録要素は知られている。非多孔性の塗布層を用いる記録要素は一般的に良好な画像品質を有するがインク乾燥時間は劣る。多孔性の塗布層を有する記録要素は一般的にコロイド微粒子を含有し、そしてより劣った画像品質であるがより優れた乾燥時間を示す。
【0013】
インクジェット印刷用の多孔性記録要素は様々な異なったタイプが知られているが、当該技術分野には多くの未解決の問題があり、そして既知の製品には商業的有用性を厳しく限定する多くの欠陥がある。多孔性画像記録層の設計における主な課題は、非微粒子物質ができるだけ少ない良好な品質のひび割れのない塗布層を得ることができることである。非微粒子物質があまりにも多すぎると、画像記録層は多孔性ではなくなり、インク乾燥時間が劣るであろう。
【0014】
米国特許第4,877,686号明細書は水酸基含有ポリマーバインダーおよび微粒子含有充填材中でゲル化を引き起こすために硼酸またはその誘導体を用いるインクジェット印刷用の記録シートに関する。しかしながら、インクジェットプリンターで印刷した場合に、用いる硼酸量ではひび割れのない乾燥時間が短い要素を提供しないという問題がこの要素にはある。
【0015】
【特許文献1】
米国特許第4,877,686号明細書
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的はインクジェット印刷に用いた場合に乾燥時間が短いインクジェット記録要素を提供することである。本発明の別の目的は、塗布層品質が良好であり、特にひび割れが少ない多孔性記録要素を提供することである。本発明のさらに別の目的は、印刷後、良好な画像品質を示すインクジェット記録要素を提供することである。
本発明のさらに別の目的は上述の要素を用いる印刷方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
これらのおよび他の目的は、下記a)およびb)の層をその上に有する基板を含むインクジェット記録要素を含んでなる本発明に従って達成される。
【0018】
a)ポリマーバインダーおよび硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体を含んでなり、該硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体は3g/m2までの量で存在し、そして該硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体に対する該ポリマーバインダーの質量比が0.2:1から3:1までである下塗り層および
b)無機微粒子および架橋可能な水酸基含有ポリマーを含んでなり、該架橋可能なポリマーは50g/m2未満の量で存在し、そして該無機微粒子に対する該架橋可能なポリマーの質量比が5:95から30:70である画像受容層。
【0019】
本発明の別の態様は、下記のA)〜D)の工程を含んでなるインクジェット印刷方法に関する。
【0020】
A)デジタルデータ信号に応答可能なインクジェットプリンターを準備し、
B)該プリンターに上記のインクジェット記録要素を充填し、
C)該プリンターにインクジェットインク組成物を充填し、そして
D)デジタルデータ信号に応答してインクジェットインクを用いて画像受容層に印刷する。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に用いる下塗り層のポリマーバインダーは、好ましくは例えばポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピロリドン)、ゼラチン、セルロースエーテル、ポリ(オキサゾリン)、ポリ(ビニルアセトアミド)、部分加水分解ポリ(ビニルアセテート/ビニルアルコール)、ポリ(アクリル酸)、ポリ(アクリルアミド)、ポリ(アルキレンオキサイド)、スルホン化または燐酸化ポリエステルまたはポリスチレン、カゼイン、ゼイン、アルブミン、キチン、キトサン、デキストラン、ペクチン、コラーゲン誘導体、コロジオン、寒天、アロウルート、グアー、カラギーナン、トラガカントゴム、キサンタン、ラムサン等のような水溶性または水分散性ポリマー;例えばポリ(スチレン−コ−ブタジエン)、ポリウレタンラテックス、ポリエステルラテックスのようなラテックス、またはポリ(アクリレート)、ポリ(メタクリレート)、ポリ(アクリルアミド)またはそれらのコポリマーである。好ましい態様では、ポリマーバインダーはポリ(ビニルアルコール)、例えばAQ29(商標)(イーストマン・ケミカル社(Eastman Chemical Co.)製)のようなスルホン化ポリエステル分散体、ゼラチン、ポリウレタンまたはポリ(ビニルピロリドン)である。
【0022】
下塗り層のポリマーバインダーは好ましくは3g/m2までの量で用いる。
【0023】
本発明のインクジェット記録要素の下塗り層で用いる硼酸塩または硼酸塩誘導体は、例えばホウ砂、テトラ硼酸ナトリウム、硼酸、フェニルボロン酸、またはブチルボロン酸であることができる。上述したように、硼酸塩または硼酸塩誘導体は、3g/m2までの量で用いる。塗布の際に、下塗り層中の硼酸塩または硼酸塩誘導体は画像受容層に拡散して画像受容中の架橋可能なバインダーを架橋させると考えられる。
【0024】
用いることができる無機微粒子は、例えば、金属酸化物、水化金属酸化物、ベーマイト、粘土、焼成クレー、炭酸カルシウム、アルミノ珪酸塩、ゼオライトまたは硫酸バリウムを含む。好ましい態様では、金属酸化物はシリカ、アルミナ、ジルコニアまたは酸化チタンである。別の好ましい態様では、金属酸化物は熱分解シリカ、熱分解アルミナ、コロイド状シリカまたはベーマイトである。さらに別の好ましい態様では、無機微粒子は画像受容層に50g/m2までの量で存在する。
【0025】
無機微粒子が熱分解シリカまたは熱分解アルミナである場合、好ましくは一次粒子サイズが50nmまでであるが、300nm未満の凝集サイズまで凝集していてもよい。無機微粒子がコロイド状シリカまたはベーマイトである場合、好ましくは粒子サイズが150nm未満である。
【0026】
画像受容層で用いる水酸基含有架橋可能なポリマーは、例えば、ポリ(ビニルアルコール)、部分加水分解ポリ(ビニルアセテート/ビニルアルコール)、ヒドロキシエチルメタクリレート含有コポリマー類、ヒドロキシエチルアクリレート含有コポリマー類、ヒドロキシプロピルメタクリレート含有コポリマー類、例えばヒドロキシエチルセルロースのようなヒドロキシセルロースエーテル類等であることができる。好ましい態様では、水酸基含有架橋可能なポリマーはポリ(ビニルアルコール)または部分加水分解ポリ(ビニルアセテート/ビニルアルコール)である。
【0027】
また、必要であれば、例えば下塗り層用に上記に列挙したポリマーバインダーのどれでも追加のポリマーバインダーとして架橋可能なポリマーと一緒に画像受容層に添加することができる。
【0028】
画像受容層で用いるバインダーの量は、インクジェット記録要素に結着力を与えるに十分であるべきだが、しかし微粒子によって形成された相互に連絡する孔構造がバインダーによって満たされないように最小限になるべきである。
【0029】
画像受容層に加えて、本発明の記録要素は、画像受容層の最上面に光沢を提供する機能の層も有することができる。この層に有用な材料はミクロン未満の無機微粒子および/またはポリマーバインダーを含む。
【0030】
本発明で用いるインクジェット記録要素用の支持体は、例えば、例えばPPGインダストリーズ(PPG Industries,Inc.)[ピッツバーグ、ペンシルバニア(Pittsburgh,Pennsylvania)]によってテスリン(Teslin(商標))の商品名で市販されているポリエチレンポリマー含有材料、タイベック(Tyvek(商標))合成紙(デュポン社)、例えばデュラフォーム(Duraform(商標))のような含浸紙、およびOPパライト(OPPalyte(商標))フィルム(モービルケミカル社(Mobil Chemical Co.))のような樹脂コート紙、紙、ポリエステル類または微多孔材料、および米国特許第5,244,861号明細書に列挙されている合成フィルムのようなインクジェットレシーバーに通常用いられているものであればどれでもよい。不透明の支持体は、普通紙、塗被紙、合成紙、写真紙支持体、溶融押出し塗被紙、および例えば二軸配向支持体ラミネートのようなラミネート紙を含む。二軸配向支持体ラミネートは米国特許第5,853,965号;同第5,866,282号;同第5,874,205号;同第5,888,643号;同第5,888,681号;同第5,888,683号;および同第5,888,714号明細書に記載されている。これらの二軸配向支持体は紙基材および紙基材の片面または両面にラミネートされている二軸配向ポリオレフィンシート、典型的にはポリプロピレンシートを含む。透明支持体は、ガラス、例えばセルロースエステル、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロースのようなセルロース誘導体、例えばぽり(エチレンテレフタレート)、ポリ(エチレンナフタレート)、ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)、およびそれらのコポリマー類のようなポリエステル類、ポリイミド類、ポリアミド類、ポリカーボネート類、ポリスチレン、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンのようなポリオレフィン類、ポリスルホン類、ポリアクリレート類、ポリエーテルイミド類、およびそれらの混合物を含む。上記に列挙した紙類は、例えば写真紙のようなハイエンド紙から例えば新聞紙のようなローエンド紙まで広い範囲の紙を含む。
【0031】
本発明で用いる支持体は厚さが50〜500μmであり、好ましくは75〜300μmである。必要であれば、酸化防止剤、静電防止剤、可塑剤および他の知られた添加剤を支持体中に混合してもよい。
【0032】
画像受容層の支持体への接着を改良するために、支持体の表面を下塗り層の適用前にコロナ放電処理してもよい。
【0033】
水または有機溶媒のどちらからでも上記塗布組成物を塗布することができるが、水が好ましい。最も経済的な方法で有用な塗布厚さを得るように総固形物含有量を選択すべきであり、個々の塗布配合物に関して、10〜40質量%の固形物含有量が一般的である。
【0034】
本発明で用いる塗布組成物は、浸漬塗布、巻き線ロッド塗布、ドクターブレード塗布、グラビアおよびリバースロール塗布、スライド塗布、ビード塗布、押出し塗布、カーテンコーティング等を含めて、多数のよく知られた技法のどれででも塗布することができる。既知の塗布および乾燥方法が1989年12月に発行されたリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)No.308119の1007〜1008頁にさらに詳細に記載されている。基板層およびオーバーコートを同時に塗布することができるスライド塗布が好ましい。塗布後、一般的に、例えば対流加熱のような既知の技法によって促進することができる簡単な蒸発によって乾燥する。
【0035】
塗布組成物は、例えばブレード、エアナイフ、ロッド、ロール塗布等のような一般的な前計量または後計量の塗布方法によって基板の片面または両面に塗布することができる。操作の経済性から塗布方法を選択し、そして次に、例えば塗布固形物、塗布液粘度および塗布速度のような処理仕様を決定する。
【0036】
画像受容層の厚さは1〜60μmの範囲であることができ、好ましくは5〜40μmである。
【0037】
塗布後、表面平滑性を高めるために、インクジェット記録要素をカレンダリングまたはスーパーカレンダリングすることができる。本発明の好ましい態様では、65℃の温度、137.2kPa(14000kg/m2)の圧力および0.15m/秒〜0.3m/秒の速度でインクジェット記録要素をホットソフトニップカレンダリングする。
【0038】
インクジェット記録要素に機械的耐久性を与えるために、上述の架橋可能なバインダーにさらに作用する追加の架橋剤を少量添加することができる。そのような付加物は層の結合強度を改良する。例えばカルボジイミド類、多官能アジリジン類、アルデヒド類、イソシアネート類、エポキシド類、多価金属カチオン類等のような架橋剤を全て用いることができる。
【0039】
色褪せを改良するために、当該技術分野でよく知られているように、画像受容層に紫外線吸収剤、輻射線抑制剤または酸化防止剤を添加することができる。他の添加剤はpH調整剤、接着促進剤、レオロジー調整剤、界面活性剤、殺生剤、滑剤、色素、蛍光増白剤、つや消し剤、静電防止剤等を含む。十分な塗布性能を得るために、例えば界面活性剤、消泡剤、アルコール等のような当業者に知られた添加剤を用いることができる。塗布剤の通常のレベルは総溶液質量に基づいて有効な塗布剤が0.01〜0.30質量%である。これらの塗布剤は非イオン性、アニオン性、カチオン性または両性であることができる。特定の具体例が「乳化剤および洗浄剤」、MCCUTCHEON、第1巻、北アメリカ版、1995年、に記載されている。
【0040】
本発明の記録要素に画像を形成するインクジェットインクは当該技術分野によく知られている。インクジェット印刷に用いるインク組成物は、一般的に、溶媒またはキャリヤー液体、色素または顔料、保湿剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、防腐剤等を含む液体組成物である。溶媒またはキャリヤー液体は単に水であることができ、または例えば多価アルコールのような他の水親和性溶媒と混合された水であることができる。例えば多価アルコールのような有機物が主なキャリヤーまたは溶媒液体であるインクもまた用いることができる。水および多価アルコールの混合溶媒は特に有用である。そのような組成物に用いる色素は一般的に水溶性の直接または酸型の色素である。そのような液体組成物は、例えば米国特許第4,381,946号;同第4,239,543号および同第4,781,758号明細書を含む従来技術に広範囲に記載されている。
【0041】
最もよい結果を得るために、画像受容層の孔容量が約22cc/m2よりも大きく、孔径の中央値が約20nmと約50nmの間にあるように、画像受容層の材料と量および画像受容層の厚さを選ぶ。
【0042】
本発明を説明するために以下の実施例を提供する。
【0043】
【実施例】
[例1]
(下塗り層1)
スルホン化ポリエステル分散体AQ29(商標)(イーストマン・ケミカル社)およびホウ砂(テトラ硼酸ナトリウムデカハイドレート)を70:30の比で、塗布溶液調製のために用いた。前もってコロナ放電処理したポリエチレンコート紙基材に25℃で該塗布溶液をビード塗布した。該記録要素をそれから43℃の温風で4分間乾燥した。下塗り層の厚さは3.8g/m2であった。
(下塗り層2)
ホウ砂に対するAQ29(商標)の比を50:50にした以外は下塗り層1と同じようにこの下塗り層を調製した。
(下塗り層3)
AQ29(商標)の代わりにウィツコ240(Witco240(商標))(ユニロイヤル・ケミカル社(Uniroyal Chemical Co.))を用いた以外は下塗り層1と同じようにこの下塗り層を調製した。
(下塗り層4)
AQ29(商標)の代わりにポリ(ビニルアルコール)・エアボル(Airvol(商標))103(ユニロイヤル・ケミカル社(Uniroyal Chemical Co.))を用いた以外は下塗り層2と同じようにこの下塗り層を調製した。該下塗り層の厚さは0.26g/m2であった。
(本発明要素1)
熱分解シリカ・カブ−O−スパース(Cab−O−Sperse(商標))PG022(カボット社(Cabot Corp.))の20%溶液を74g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノール(Gohsenol(商標))GH−17(日本合成(Nippon Gohsei Co.Ltd.))の10%溶液を25.1g、およびオーリン(Olin(商標))10G(ディクシー・ケミカル社(Dixie Chemical Co.))の10%溶液の0.9gを混合することによって画像受容層用の塗布溶液を調製した。該塗布溶液の固形物は17.4質量%であった。該溶液を下塗り層1の上に25℃でビード塗布し、そして21℃の温風で乾燥した。画像受容層の厚さは50g/m2であった。
(本発明要素2)
熱分解シリカ・カブ−O−スパースPG022の20%溶液を75.8g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を27.2g、およびオーリン10Gの10%溶液を0.95g用いた以外は本発明要素1と同じようにこの要素を調製した。
(本発明要素3)
熱分解シリカ・カブ−O−スパースPG022の20%溶液を75.8g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を33.4g、およびオーリン10Gの10%溶液を0.95g用いた以外は本発明要素1と同じようにこの要素を調製した。
(本発明要素4)
熱分解アルミナW440(商標)(デガッサ社(DeGussa Corp.))の40%溶液を449.5g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を220g、およびオーリン10Gの10%溶液の2gを混合することによって画像受容層用の塗布溶液を調製した。該塗布溶液の固形物濃度は水を添加することによって17.4質量%に調節した。該溶液を下塗り層1の上に25℃でビード塗布し、そして21℃の温風で乾燥した。画像受容層の厚さは53g/m2であった。
(本発明要素5)
熱分解シリカ・カブ−O−スパース(Cab−O−Sperse(商標))PG002(カボット社(Cabot Corp.))の20%溶液を75.8g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノール(Gohsenol(商標))GH−17(日本合成(Nippon Gohsei Co.Ltd.))の10%溶液を33.4g、およびオーリン(Olin(商標))10G(ディクシー・ケミカル社(Dixie Chemical Co.))の10%溶液の0.95gを混合することによって画像受容層用の塗布溶液を調製した。該溶液を下塗り層1の上に25℃でビード塗布し、そして21℃の温風で乾燥した。画像受容層の厚さは50g/m2であった。
(本発明要素6)
熱分解シリカ・カブ−O−スパースPG022の20%溶液を75.8g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を43.4g、およびオーリン10Gの10%溶液を0.95g用いた以外は本発明要素1と同じようにこの要素を調製した。
(本発明要素7)
コロイド状シリカ・ナルコ(Nalco(商標))1056(ナルコ社(Nalco Corp.))の30%溶液を19.9g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を15g、およびオーリン10Gの10%溶液を0.38g用いた以外は本発明要素1と同じようにこの要素を調製した。
(本発明要素8)
画像受容層用塗布溶液を下塗り層2に塗布する以外は本発明要素4と同じようにこの要素を調製した。
(本発明要素9)
画像受容層用塗布溶液を下塗り層3に塗布する以外は本発明要素4と同じようにこの要素を調製した。
(本発明要素10)
画像受容層用塗布溶液を下塗り層4に塗布する以外は本発明要素4と同じようにこの要素を調製した。
(比較要素1:下塗り層なし)
熱分解シリカ・カブ−O−スパース(Cab−O−Sperse(商標))PG022(カボット社(Cabot Corp.))の20%溶液を42.25g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノール(Gohsenol(商標))GH−17(日本合成(Nippon Gohsei Co.Ltd.))の10%溶液を15g、およびオーリン(Olin(商標))10G(ディクシー・ケミカル社(Dixie Chemical Co.))の10%溶液の0.5gを混合することによって画像受容層用の塗布溶液を調製した。前もってコロナ放電処理したポリエチレンコート紙基材に25℃で該塗布溶液をビード塗布し、そして21℃の温風で乾燥した。画像受容層の厚さは50g/m2であった。
(比較要素2:下塗り層なし)
熱分解シリカ・カブ−O−スパースPG022の20%溶液を37.25gおよびポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を25g用いた以外は比較要素1と同じようにこの要素を調製した。
(比較要素3:下塗り層なし)
熱分解シリカ・カブ−O−スパースPG022の20%溶液を32.25gおよびポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を35g用いた以外は比較要素1と同じようにこの要素を調製した。
(比較要素4:下塗り層なし)
熱分解シリカ・カブ−O−スパースPG022の20%溶液を29.75gおよびポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を40g用いた以外は比較要素1と同じようにこの要素を調製した。
(比較要素5:下塗り層なし)
熱分解シリカ・ナルコ(Nalco(商標))1056(ナルコ社(Nalco Corp.))の30%溶液を19.9g、ポリ(ビニルアルコール)・ゴーセノールGH−17の10%溶液を15g、およびオーリン10Gの10%溶液を0.38g用いた以外は比較要素1と同じようにこの要素を調製した。
(比較要素6)
ホウ砂を下塗り層に用いなかった以外は、本発明要素4と同じようにこの要素を調製した。
(比較要素7)
AQ29を下塗り層に用いなかった以外は、本発明要素4と同じようにこの要素を調製した。
(塗布層品質)
上記の乾燥した塗布膜をひび割れ欠陥について目視評価した。結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
結果は、本発明の要素が比較要素の1つを除いた全てよりもより良い塗布品質であることを示す。比較要素4は良い塗布品質を有したが、本発明要素の場合の25質量%未満のバインダーに比較して40質量%のバインダーを含み、そして例2に示すように合体がより悪かった。
[例2]
(インクの調製)
1.シアンインク
1.4質量%のピグメントブルー(Pigment Blue)15:3、1.1質量%のスルホン化ポリエステル分散体AQ55(商標)(イーストマン・ケミカル社(Eastman Chemical Co.))、6.0質量%のグリセロール、0.2質量%のスルフィノール(Surfynol(商標))465、2.5質量%のダワノール(Dowanol(商標))EB(ダウケミカル社)および24.0質量%のジエチレングリコールを用いてシアンインクを調製した。少量のトリエタノールアミンおよび乳酸を用いてpHを8に調整した。
2.マゼンタインク
2.2質量%のピグメントレッド(Pigment Red)122、2.0%のスルホン化ポリエステル分散体AQ55、6.0質量%のグリセロール、0.2質量%のスルフィノール465、2.5質量%のダワノールEBおよび19.4質量%のジエチレングリコールを用いてマゼンタインクを調製した。少量のトリエタノールアミンおよび乳酸を用いてpHを8に調整した。
3.イエローインク
2.2質量%のピグメントイエロー(Pigment Yellow)155、2.0%のスルホン化ポリエステル分散体AQ55、6.0質量%のグリセロール、0.2質量%のスルフィノール465、2.5質量%のダワノールEBおよび20質量%のジエチレングリコールを用いてイエローインクを調製した。少量のトリエタノールアミンおよび乳酸を用いてpHを8に調整した。
4.ブラックインク
当該インク組成物の1.6質量%のピグメントブラック(Pigment Black)7、1.485質量%のスルホン化ポリエステル分散体AQ55、6.0質量%のグリセロール、0.2質量%のスルフィノール465、2.5質量%のダワノールEBおよび23質量%のジエチレングリコールを用いてブラックインクを調製した。少量のトリエタノールアミンおよび乳酸を用いてpHを8に調整した。
(印刷)
上記のインクを0.2μmのポリテトラフルオロエチレンフィルターによって濾過し、745kPa(水銀柱559mm)の減圧下で超音波処理法を用いて脱気し、そしてムトー(Mutoh)4100インクジェットプリンターによって印刷するために使用するきれいな空のカートリッジに入れた。ムトー4100インクジェットプリンターを用い、色修正なしで、1センチ当り283ドット(720dpi)の両方向印刷で、約17ピコリットルの小滴サイズを与える「マイクロドットオン」にセットして、上記インクを本発明要素1〜10および比較要素4に印刷した。
【0046】
テスト画像は9.2cm×19.4cmのブロックからなり、40列および12カラムになるように0.7cm×0.4cmの等サイズのパッチに分けた。インクレイダウンの増加する百分率を示すために各列に10ずつ増加する10から400までの番号を付けた。このように、10から100の各パッチは1種類のインクで印刷し、110から200の各パッチは2種類のインクで印刷し、210から300の各パッチは3種類のインクで印刷し、そして310から400の各パッチは4種類のインクで印刷した。シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックインクについてインクレイダウンの順序によって、表2に示したように各カラムに標識を付けた。
【0047】
【表2】
【0048】
(合体)
合体はインクを印刷した順序によって変化する。印刷した各記録要素の目視検査によって合体を評価した。表面にパドリングが現れている最初の列を記録した。約150よりも大きな値が望ましい。結果を表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】
結果は、本発明の要素が比較要素4よりもより良い合体であったことを示す。
本発明はさらに下記の態様を含む。
a)ポリマーバインダーおよび硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体を含んでなり、該硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体は3g/m2までの量で存在し、そして該硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体に対する該ポリマーバインダーの質量比が0.2:1から3:1までである下塗り層、およびb)無機微粒子および架橋可能な水酸基含有ポリマーを含んでなり、該架橋可能なポリマーは50g/m2未満の量で存在し、該無機微粒子は25g/m2までの量で存在し、そして該無機微粒子に対する該架橋可能なポリマーの質量比が5:95から30:70である画像受容層を有する基板を含んでなるインクジェット記録要素。
【0051】
【発明の効果】
本発明のインクジェット記録要素は、塗布層および画像の品質が良好であり、そしてインクジェットプリンターで印刷した場合に乾燥時間が短い。
Claims (1)
- a)ポリマーバインダーおよび硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体を含んでなり、該硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体は3g/m2までの量で存在し、そして該硼酸塩もしくは硼酸塩誘導体に対する該ポリマーバインダーの質量比が0.2:1から3:1までである下塗り層、およびb)無機微粒子および架橋可能な水酸基含有ポリマーを含んでなり、該架橋可能なポリマーは50g/m2未満の量で存在し、そして該無機微粒子に対する該架橋可能なポリマーの質量比が5:95から30:70である画像受容層を有する基板を含んでなるインクジェット記録要素。
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