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JP2004062054A - 加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱装置および画像形成装置 Download PDF

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JP2004062054A
JP2004062054A JP2002223443A JP2002223443A JP2004062054A JP 2004062054 A JP2004062054 A JP 2004062054A JP 2002223443 A JP2002223443 A JP 2002223443A JP 2002223443 A JP2002223443 A JP 2002223443A JP 2004062054 A JP2004062054 A JP 2004062054A
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Japan
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belt
fixing
heating
heating device
heat
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JP2002223443A
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English (en)
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Motoi Kato
加藤 基
Kiyonari Ogawa
小川 研也
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

【課題】ベルトを加熱するタイプの加熱装置について、広い加圧面積のニップを有し低トルク駆動で高速化するとともに、低熱容量でオンデマンドな構成であり、加えて外部熱源を用いずともベルトの表面を直接加熱可能な高速熱応答可能とする加熱装置、加熱定着装置にあっては、ベルト加熱方式において高速連続通紙の定着性及び画質安定性を確保できる装置を提供する。
【解決手段】第1部材21と第2部材5とにより形成されるニップNで被加熱材Pを挟持搬送して加熱する加熱装置において、前記第1部材21は、前記第2部材5に接触する第1ベルト1と、前記第1ベルト1の内部に配置され、前記第1ベルト1を前記第2部材5に圧接させてニップNを形成させる第2ベルト2より成る2重ベルト構造を備えることを特徴とする加熱装置。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、電子写真方式・静電記録方式等の画像形成装置において、加熱溶融性の樹脂等よりなるトナーを用いて、被記録材(紙、印刷紙、転写材シート、OHTシート、光沢紙、光沢フィルム、エレクトロファックス紙、静電記録紙等のメディア)の面に転写方式もしくは直接方式で目的の画像情報に対応した未定着トナー画像を形成担持させ、該未定着トナー画像を、該画像を担持している被記録材面上に永久固着画像として加熱定着処理する定着装置として用いて好適な加熱装置、および該加熱装置を搭載した画像形成装置に関する。
【0002】
ここで、本発明の加熱装置は、上記例の加熱定着装置に限られず、その他、未定着トナー画像を被記録材面上に仮定着する像加熱装置、画像を担持した被記録材を再加熱してつや等の表面性を改質する像加熱装置、被記録材以外のシート状の被加熱材を通紙して、乾燥、加熱ラミネート、熱プレスしわ取り、熱プレスカール取り等をする加熱処理装置等としても使用できる。
【0003】
【従来の技術】
以下、加熱装置として画像形成装置の加熱定着装置を例にして説明する。
【0004】
複写機やプリンター、FAX等に用いられる電子写真方式の画像形成装置において、近年重要性を増してきた課題として、省エネ対応という問題が上げられる。
【0005】
上記装置で用いられている定着装置は、トナーを融解して被記録材としての用紙に定着させるために電力を直接熱エネルギーとして消費しており、本体全体で使用される電力消費の大きな要因を占めている。
【0006】
これを低減するための一つの方向性として、定着ユニットの低熱容量構成によるオンデマンド化がはかられている。定着部材(加熱部材)を薄肉ローラあるいは薄いベルト状もしくはフィルム状にすることで、熱容量を小さくして立ち上がりを早くすると同時に、その間の消費電力を抑えるものである。
【0007】
オンデマンド化をはかることで、プリント信号を受け取ると待ち時間もほとんどなく、すぐにプリント開始がなされるため、非プリント時には定着部材をプリント温度近辺の高温で保温しておく必要がなく、常温かせいぜい適度に低温に保てばよい。定着装置の保温時の放熱は、環境温度と定着部材の設定温度の温度差に比例して大きくなり、これらはプリントしていない状態でも常時電力を消費する。したがって、間欠的にプリントを繰り返すような状況下では、オンデマンド化が非常に大きな節電効果をもたらす。
【0008】
さて、一般的には定着部材の内面からヒータ加熱を行う方法が主である。ハロゲンランプと定着ローラを用いた場合ではハロゲンランプのガラス表面が400℃以上の高温に達するが、実際の温調はローラの表面温度を検知して180℃前後で行っている。セラミックヒータと定着フィルムを用いた場合では、ヒータ温度は190〜200℃程度で前者と同等の定着性を得ていることから、トップ温度をほぼ定着温度まで下げることが出来る後者のシステムはより放熱ロスが少なく、効率的であると言える。
【0009】
高速化するほど、通常ローラ定着のような定着部材の内部温度が高く表面温度がより低い内面加熱方式より表面加熱方式の方が熱応答性の点でも熱効率の面でも有利である。
【0010】
しかし、残念ながら従来の表面加熱は外部熱ローラあるいは外部輻射源を用いて行っており、非効率的であった。これとは異なり定着部材自体が自己発熱する方式、例えば自己発熱体や磁気誘導加熱を用いる方式はトップ温度を下げることができ、高効率なシステムである。しかし、あくまで定着部材の基層を加熱するものであり、定着部材の表面を直接加熱することが望ましいのに変わりはなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
薄層フィルムを用いてニップ内で熱流を送り込むいわゆるサーフ方式(フィルム加熱方式)の定着装置においては高速カラー対応がいくぶん困難であった。なぜなら、カラー定着において普通紙の光沢ムラを防止する、あるいはOHTの透過性を向上させるには、定着画像の表面光沢を向上する目的でフィルムには少なくも100μ前後のシリコーンゴム等の弾性層が必要である。通常サーフ定着においてはせいぜい6mm程度のニップ距離にて定着フィルム背面のセラミックヒータ等の発熱源を当接して接触伝熱によりフィルム加熱を行っているが、この厚さの弾性層が存在する場合には、フィルム熱応答性が遅いためフィルムの耐熱温度範囲で定着に必要な熱流をニップ通過中にフィルム表面まで送り込むことができず、フィルム1〜数周内でようやく表層の熱応答が従うため、実際には薄肉ローラ系の蓄熱型定着と極めて類似した熱特性になっていた。ゴムの熱伝導を上げるためにフィラーを添加すれば、ゴム硬度が上がり弾性は低下するので限界があった。
【0012】
そのため、カラーのサーフ構成に相当するものとしてより熱応答及び熱効率向上を達成する技術が望まれていた。特にこの問題は連続通紙時の表面温度低下による定着性の減少に顕著に現れていた。
【0013】
しかし、従来定着ベルトを加熱するタイプのベルト定着方式においては、ニップ内でパッドやヒータを押し付け、ベルトに対して摺動加圧を行っていたために、圧力は196N(20kgf)程度以上にかけると高トルクとなり、駆動困難であった。特に定着ベルトにおいては、同一ベルト内で加熱と加圧の2つの役割を行っていた。このためベルトの張力によって加圧しようとすると、高張力が必要となり、ベルト材質が熱特性と相容れない場合があった。
【0014】
高速定着においては、ベルトを用いたワイドニップ化が必要ではあるが、従来ベルト定着構成は多軸大型化で大熱容量の系であり、近年の要請である省エネ化が困難であった。
【0015】
また、高速化するほど、ベルトの偏り(あるいは寄り)制御が必要となり、構成が複雑化していた。
【0016】
本発明は、同じくベルトを加熱するタイプの加熱装置であるが、以上列挙した問題点を解決し、広い加圧面積のニップを有し低トルク駆動で高速化するとともに、低熱容量でオンデマンドな構成であり、加えて外部熱源を用いずともベルトの表面を直接加熱可能な高速熱応答可能とする加熱装置、加熱定着装置にあっては、ベルト加熱方式において高速連続通紙の定着性及び画質安定性を確保できる装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記の構成を特徴とする、加熱装置及び画像形成装置である。
【0018】
(1)第1部材と第2部材とにより形成されるニップで被加熱材を挟持搬送して加熱する加熱装置において、
前記第1部材は、前記第2部材に接触する第1ベルトと、前記第1ベルトの内部に配置され、前記第1ベルトを前記第2部材に圧接させてニップを形成させる第2ベルトより成る2重ベルト構造を備えることを特徴とする加熱装置。
【0019】
(2)前記第1部材が加熱部材であり、前記第2部材が加圧部材であることを特徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0020】
(3)前記第2ベルトは搬送ローラ間に張設したテンションベルトであることを特徴とする(1)または(2)に記載の加熱装置。
【0021】
(4)前記第1ベルトが前記第2ベルトとこれに対向する前記第2部材間に挟持され、前記第1ベルトと前記第2ベルトはニップ内にて密着して回転搬送されることを特徴とする(1)から(3)の何れか1つに記載の加熱装置。
【0022】
(5)前記第1ベルト内側の空間中に加熱源を配置したことを特徴とする(1)から(4)の何れか1つに記載の加熱装置。
【0023】
(6)前記第1ベルトは前記第2ベルトより高い熱応答性を有することを特徴とする(1)から(5)の何れか1つに記載の加熱装置。
【0024】
(7)前記第2ベルトは前記第1ベルトより耐張力性もしくは高耐熱性を有することを特徴とする(1)から(6)の何れか1つに記載の加熱装置。
【0025】
(8)前記第1ベルトに対してはその内部より加熱を行い、前記第2ベルトに対してはその外部より加熱を行うことを特徴とする(1)から(7)の何れか1つに記載の加熱装置。
【0026】
(9)前記被加熱材が像を担持した被記録材であることを特徴とする(1)から(8)の何れか1つに記載の加熱装置。
【0027】
(10)被記録材上のトナー像を加熱溶融して定着する定着装置であることを特徴とする(1)から(9)の何れか1つに記載の加熱装置。
【0028】
(11)被記録材に未定着画像を形成担持させる作像手段と、被記録材に形成担持させた未定着画像を定着させる定着手段を有し、前記定着手段が(1)から(10)の何れか1つに記載の加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0029】
〈作 用〉
本発明者らは、カラー化のために接触伝熱ではなく直接フィルム上の弾性層の表面加熱を行い、フィルムの熱応答性を格段に向上させるべきであると考えた。
【0030】
ローラやベルトの表面加熱には発熱抵抗体等の自己発熱手段を用いる方法がある。また、接触あるいは輻射等による非接触の外部加熱源手段を用いて行う方法もある。しかし、これらは外部への放熱ロスが大きいことから内部加熱源を用いるのが良いと考えた。
【0031】
そこで原理的には20年以上前に知られていたガラスローラ構成に着想を得て、内部の輻射熱で表面加熱を行う方式を検討した。
【0032】
但し、ガラス材自体は可視光域から近赤外域までの輻射透過性がある程度良いものの、割れの問題があるため、一般製品に使用するには問題がある。また、極薄化できないため低熱容量化には不向きである。
【0033】
これに代わる材料として耐熱強度が高く、輻射透過性の高いポリイミド樹脂のフィルムを基層として、その上に輻射透過性を有する透明な弾性層を形成して、さらに黒色吸収層を表面に設けた新規層構成の定着部材(加熱部材)を作成した。
【0034】
この背面より基層と弾性層を透過して直接表層に輻射を吸収させて加熱させて熱応答性を高めて定着を行うようにしたものである。
【0035】
本発明では、上述の定着部材を応用して、ワイドニップ間にある程度の高い圧力をかけることで、高速な定着速度に対応可能でしかも低熱容量の省エネ型定着構成を実現する。
【0036】
手段としては前記のように、第1ベルトの裏面より第2ベルトとしてのテンションベルトで加圧を与えることにより、摺動部を持つことなく低トルク駆動可能であり、充分な加熱性(定着性)を与える広いニップ巾を形成する。
【0037】
従来定着ベルトとしての第1ベルトは、熱応答性に優れ、かつ張力に耐えうる高強度が必要であったが、これを2つのベルト構成に機能分離した。定着ベルトとしての第1ベルトに対しては、加圧のための張力は、第2ベルトとしてのテンションベルトに受け持たせるので不要であり、ベルト材質として低強度であっても熱特性の優れたものを使用することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
〈実施例1〉
(1)画像形成装置例
図1は本発明に従う加熱装置を定着装置として搭載している画像形成装置の一例の構成模式図である。
【0039】
本例の画像形成装置は電子写真プロセス利用のフルカラーレーザープリンタ(カラー画像形成装置)である。
【0040】
図1において、8は感光ドラムであり、アルミシリンダの外周面に有機感光体(OPC)又はアモルファスシリコン等の光導電体を塗布して構成することが可能である。
【0041】
感光ドラム8は不図示の駆動手段によって図示矢印の反時計方向に所定速度(例:50〜300mm/sec)で駆動され、帯電器9にて表面を暗部電位(例:−700V)に帯電される。
【0042】
次に露光装置(レーザースキャナ)10により感光ドラム8上はマゼンタの画像模様に従い露光され、画像部のみ表面電位を明部電位(例:−150V)に低下せしめて静電潜像が形成される。
【0043】
回転支持体12に支持された現像装置11a、11b、11c、11dはそれぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラック各色の現像材を含む。ここで各色現像材は懸濁重合法により合成され、球形で高い現像・転写効率を有する重量平均径6μmのネガ帯電性トナーである。
【0044】
該静電潜像はまずマゼンタの現像器11aが感光ドラム8と対向するように300μmの間隙を以って配備され、一例としてDC−500VにAC2kVppを重畳した現像バイアスによって現像されマゼンタトナー像として顕像化される。
【0045】
顕像化された感光ドラム8上のマゼンタトナー像は10〜10Ωに導電処理されたPVdF等の中抵抗部材からなる中間転写ドラム13に図示されていない転写電源から供給されるの転写バイアス(+0.5〜2kV)を以って転写される。
【0046】
中間転写ドラム13上にA4サイズ1ページ分のマゼンタ画像を転写すると回転支持体12が回転し、以上の工程をシアン、イエロー、ブラック各色について逐次行い、中間転写ドラム13上に複数色のトナー像を形成する。
【0047】
一方、ピックアップローラ14はブラックトナー像と同期して転写紙カセット15から被記録材(メディア)としての転写材Pを給紙する。転写ローラ19に2次転写バイアス(+1〜2kV)を印加することにより、転写材Pには中間転写ドラム13上に重畳形成された、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの合成カラートナー像が転写され、定着装置16に搬入される。
【0048】
合成カラートナー画像を転写された転写材Pは、搬送手段により定着装置16に搬送されて定着され、カラー印刷物として機外に排出されて排紙トレイ20上に積載される。
【0049】
なお、中間転写ドラム13上の転写残トナーは帯電器18によりポジ極性に帯電された後、感光ドラム8上に回収され、感光ドラム8上の転写残トナーと同様にクリーニング装置17によって清掃される。
【0050】
(2)定着装置16
図2は定着装置16の概略構成を示す装置の横断面模型図である。
【0051】
1)21は第1部材としての加熱部材、5は第2部材としての加圧部材であり、この加熱部材21と加圧部材5とで被記録材としての転写材Pを挟持搬送して加熱する定着ニップ部Nを形成させている。
【0052】
加熱部材21は、
▲1▼.第1ベルトとしての円筒状で可撓性の定着ベルト1(40π)、
▲2▼.この定着ベルト1の内部に2本の搬送ローラ3・3′(8φ)の2軸で張架させて配設した第2ベルトとしてのテンションベルト2(24π)、
▲3▼.定着ベルト1の内側の空間中央部に配設した加熱複写源としての定格100V800Wのハロゲンランプ4(6φ)、
▲4▼.ハロゲンランプ4と定着ベルト1との接触防止のために、ハロゲンランプ4の周囲に配置したケージ上のガイド部材6、
▲5▼.定着ベルト1の外面に接触させた配設した温度検知手段としてのサーミスタ7、
等からなる組み立て体(アセンブリユニット)である。
【0053】
2)加圧部材5は弾性加圧ローラ(40φ)であり、断熱のために中空アルミ芯金1t上にシリコーンスポンジ1tを形成し、離型のためにPFA熱収縮チューブ50μ厚を表層に有するものを用いた。加圧ローラ5は芯金両端部を不図示の装置側板間に回転自由に軸受支持させてあり、不図示の駆動機構により矢印の反時計方向に所定の周速度にて回転駆動される。
【0054】
3)テンションベルト2はSUS(steel use stainless)50μm厚より成り、低熱容量化のためここでは搬送ローラ3・3′の2軸で張架される。なお、テンションベルト2の他の材料として耐熱繊維材を用いることもできる。
【0055】
テンションベルト2は定着ベルト1を加圧ローラ5に圧接させて定着ニップ部Nを形成する加圧部材として機能している。すなわち、加圧ローラ5と搬送ローラ3・3′間には各々196N(20kgf)に相当する加圧がなされており、テンションベルト2にもほぼ同程度の張力がはたらいている。定着ベルト1はテンションベルト2とそれを圧接する加圧ローラ5との間に、搬送ローラ3・3′間に形成される曲面状のニップ間(25mm)で、張力加圧されつつ挟持され、低熱容量化のためにニップ以外の部分はベルト自体のコシにより、張力を与えずに空中にフリーな状態で保持される。
【0056】
4)加圧ローラ5を回転駆動すると、定着ニップ部Nにおいて加圧ローラ5と定着ベルト1の外面との摩擦力で定着ベルト1に回転トルクが作用し、また定着ベルト1の内面とテンションベルト2の外面との摩擦力でテンションベルト2に回転トルクが作用して、定着ベルト1とテンションベルト2の両ベルト1・2は、加圧ローラ5と搬送ローラ3・3′に挟まれながら、定着ニップ部N間で互いに密着しつつ、矢印の時計方向に従動回転搬送される。
【0057】
5)2枚のベルト1・2を使用する理由は、定着ニップ部N内の張力を受け持つ高耐熱かつ高強度なテンションベルト2と、後に説明する熱応答性に優れた表面加熱特性を有する低強度な定着ベルト1を外側にフリー保持して機能分離することで、定着ベルト1には張力を与えることなく、回転搬送することができる一方、テンションベルト2は高耐熱化、高強度化することにより、熱応答性と定着ニップ部N間での高加圧力との両立をはかることが可能である。
【0058】
両者1・2のいずれも定着ニップ部N間で張力により一様な加圧を達成しつつ、定着ニップ部Nにヒータやパッドのような固定加圧部材がないので摺動部を作らず、低トルクにて高速搬送を行うことができる。
【0059】
定着ベルト1には定着ニップ部N間で2本の搬送ローラ3・3′による加圧とテンションベルト2の張力が複合した加圧がなされるので、加圧ローラ5に対する定着ベルト1の浮きは発生することがない。
【0060】
駆動は加圧ローラ5に与えて、搬送ローラ3・3′を従動とすることも可能であるが、下流側の搬送ローラ3′に与えても良く、また加圧ローラ5と搬送ローラ3′の両者に対して与えるのも良い。後半の方法は用紙搬送時に紙水分の蒸気発生によるスリップ現象を防止する効果がある。なお、搬送ローラ3・3′は必ずしも同一径である必要はなく、駆動性や必要なニップ圧分布により、異なった径としても良い。
【0061】
6)ハロゲンランプ4に対して通電がなされることによりハロゲンランプ4の輻射光により、図3のように定着ベルト1の定着ニップ部N外のフリー保持された区間にて定着ベルト1が内部から表面加熱がなされる。この定着ベルト1の内部からの表面加熱については後述する。
【0062】
定着ベルト1の表面温度が定着ベルト1の外表面に接触させたサーミスタ7により検出され、その検出温度情報が不図示の温調回路にフィードバックされる。温調回路はサーミスタ7からの検出温度情報が所定の一定温度になるようにPID制御している。別の変形手法として例えば定着ニップ部Nの定着ベルト内表面の、長手方向の通紙もしくは非通紙領域にサーミスタ7を接触させることで温度検知して、定着ベルト表面が一定温度になるようにハロゲンランプ4の輻射量をPID等の方式で制御する構成も可能である。
【0063】
この場合、サーミスタの非接触面は輻射反射特性を持たせておくかあるいはアルミ箔等で被覆する等しておくと定着ベルトの実温度を検知しやすくなって良い。本構成では、ハロゲンランプ4は定着ベルト1に対しては内部より加熱を行い、テンションベルト2に対しては外部より加熱を行っていると言える。テンションベルト2に与えられた熱は回転と共に定着ニップ部接触部において定着ベルト1に結局放熱されるため、固定部材と異なり、内部過昇温は防止される。
【0064】
7)所定の制御タイミングにて加圧ローラ5が回転駆動され、これに伴い定着ベルト1とテンションベルト2が従動回転搬送され、またハロゲンランプ4の輻射光により定着ベルト1が加熱されて所定の定着温度の加熱温調された状態において、定着ニップ部Nの定着ベルト1と加圧ローラ5との間に未定着トナー像が上面に形成された被記録材としての転写材Pが導入される。定着ベルト1が転写材Pのみ定着トナー像担持面に接する。定着ニップ部Nに導入された転写材Pはこの定着ニップ部Nを挟持搬送されて定着ベルト1の熱とニップ圧により転写材P面に永久固着画像として加熱/加圧定着される。定着ニップ部Nを出た転写材Pは定着ベルト1面から曲率分離されて排出搬送される。
【0065】
8)前記したように定着ベルト1は、定着ニップ部N外のフリー保持された区間にてハロゲンランプ4の輻射光により、内部から表面加熱がなされる。テンションベルト2の表面の反射率を変えることで、立ち上がり等の熱特性は変化する。ここでは定着ベルト1表面の熱応答性を高める目的で相対的にテンションベルト2は輻射反射率の高い平滑な金属面としている。
【0066】
定着ベルト1がフリー保持される部分の長さは、定着速度に応じて熱回復に必要な長さにとることができる。この区間では余分な接触部材がないため高い断熱性が保たれる。ここで加熱された定着ベルト1は定着ニップ部Nへと搬送され、メディアである転写材Pに対してテンションベルト2からの張力の加圧と加熱を行うことで、トナー溶融が迅速になされると共に転写材Pへのアンカリングがなされる。
【0067】
9)定着ベルト1の構成を図4に示す。基層1−1に50μ厚程度のポリイミドフィルム、中間層1−2に50〜150μ厚程度の弾性透明耐熱部材であるLTVシリコーンゴム等、表層1−3として耐熱性、離型性を持つPFA、PTFE等のフッ素樹脂中に輻射吸収性を有するカーボン粒子を分散したコート剤で10μ厚程度の黒色コート層を設けたものを作成した。
【0068】
中間層1−2は弾性特性を有しているため、表面コート層1−3もそれに倣い多色重ねのトナー像表面に表面追従性をもつ。そのため表面からくまなく熱伝達を行い、定着性を高めている。
【0069】
この層構成とした理由を以下に説明する。加熱輻射源4としては通常のローラ定着に用いられるハロゲンランプ等が輻射エネルギーの80%程度を赤外域に有しているため、これを安価な輻射源として用いることができる。あるいは赤外ランプ、セラミックヒータを用いるのも良い。キセノンランプの輻射はむしろ可視光域の割合が高くなるが精密なインバータ制御も可能であるため有効である。
【0070】
耐熱強度の高いポリイミド樹脂の輻射透過性は、近赤外域における輻射透過性が多くは95%程度に達しており、透過材料として有利である。そこで、これを熱容量の小さな極薄の定着フィルムとしたものを輻射透過部材の基層として用いることにした。ポリイミド樹脂は通常茶褐色を帯びているが、透明性の高いグレードのものは耐熱性がわずかに劣るものの透過性の点からは有利である。またアラミド樹脂はやや耐熱強度は落ちるものの同様に採用可能である。もちろん技術的には肉厚シリンダー形状として用いることも充分可能ではあるが、コスト的に高価である。
【0071】
次に、その基層の上に透明な弾性層を形成する必要があるが、これにはRTVもしくはLTVシリコーンゴムの透明タイプ等がやはり近赤外域の輻射透過性が高く、耐熱性もあり、適していることが判明した。ゴム硬度はJIS−Aで10〜40°程度の範囲が良い。
【0072】
次に表層としてトナー離型性と輻射吸収性を兼ね備えるようにカーボン粒子を分散したフッ素樹脂で黒色コート層を設ける。カーボン塗料等を内面にコーティングするあるいはカーボン等を内添したフッ素樹脂シートを熱圧着するような手法を用いても良い。
【0073】
なお、図5のように離型性と輻射吸収性を分けて表面にフッ素樹脂層1−5を設け、その下にカーボン塗料の輻射吸収層1−4を設けるというように2層で構成して機能分離したものでも何ら差し支えない。
【0074】
中間層1−2は表面加熱において熱的には基層1−1と表層1−3との温度差を保持して、表面加熱の効果をより高めるような断熱層として作用している。一方、内面加熱において、中間層1−2はその断熱性により内面から表面への熱伝達の観点からは不利に働く。
【0075】
実際の定着時においては、中間層は表層に対して断熱作用で熱がベルト全体に分散するのを防ぎ、メディアへの熱効率を高める他に、前加熱時あるいはニップ外において定着中に表層近傍は蓄熱層としても作用し、表層で発生する熱量と合わさってより定着性を高める効果をもたらす。
【0076】
10)ベルトの寄り制御に関しては、定着ベルト1はフリー保持されているため、低強度であっても座屈せずに端部突き当て方式による寄り制御が可能である。テンションベルト2については搬送ローラ3・3′間に張架されているものの、熱応答性はそれほど必要でないため厚さを厚くすることで、座屈を防ぎ、同様に端部突き当て方式による寄り制御が可能である。
【0077】
端部突き当て部には、例えば突き当たりが発生した場合に、定着ベルト1の回転と一体となって回転して定着ベルト1の内部にねじれ力が発生するのを防止するように、リング形状の回転ベルト受け部材を設けるのが良い。その際、テンションベルト2の逆送部にはかからないようにして、逆送部はそれより小さい径の別部材で同様に受けるのも良い。
【0078】
さらに寄り制御を確実なものとするためには、搬送ローラ3・3′は各々クラウン形状とすることでテンションベルト2を中央寄りに保持することが可能である。さらに定着ベルト1もその形状に追随することで、中央寄りに保持することが可能である。合わせて加圧ローラ5も逆クラウンにすると、定着ベルト1及びテンションベルト2が加圧により凹面になって、中央部にベルトのシワ・座屈や紙シワが発生するのを防止するのでなお良い。また加えて強制的に搬送ローラ3・3′の軸と加圧ローラ5の軸の軸間を片側もしくは両側にて制御することで、端部間でのニップ通過長さを変えて寄り補正をすることが可能である。
【0079】
なお、図6のように搬送ローラ3・3′のいずれかを、もしくは両方を加圧ローラ5より浮かした構成も可能ではある。
【0080】
11)以上説明したように、いわゆる定着ベルトを機能分離して、高い熱応答性であるが低強度なフィルム基層構成の外側ベルト(定着ベルト)と、低い熱応答性であるが、高強度な内側ベルト(テンションベルト)より成る2重ベルト構成とした。
【0081】
その効果として、高い熱応答性と広い面積のニップを有する低熱容量構成を達成した。また、特に有効な応用構成例として、定着部材として輻射透過性及び吸収性の層構成を有するフィルム、ゴム等を用いることにより、内部輻射源から直接に定着部材の表面加熱を可能とする新規技術である内部輻射表面加熱方式と合わせて、通常の内面加熱と異なり表面加熱を行うことで表面の熱応答性を向上させ、定着プロセスのカラーオンデマンド化を実現するものである。定着部材の熱勾配が通常ローラ定着の内面加熱と異なり、表面温度が高く、内面にいくにつれて低くなっていることから、サーミスタが同一温度の熱設定の場合であっても、定着部材の内面付近の温度はより低い状態にあり、熱の利用効率が高い。また、温調におけるリップルを低減して、光沢ムラのない定着性の安定した画像を得るものである。加えて、外部熱源を用いた表面加熱に比べて小型化がはかれ、低熱容量化が可能である上、熱源を定着部材の内部に蔵しているために外部への放熱ロスをより低減でき省エネ化できる。
【0082】
ニップでの圧を高めても低トルクであるため用紙やベルトのスリップは防止される。伝熱もしくは摺動用のグリースが不要である。また、加圧に固定部材を用いないので、内部昇温は防止される。広いニップを形成することで、定着速度は高速領域まで対応可能であり、低熱容量であるため立ち上がりが早く、省エネ対応な構成である。
【0083】
〈実施例2〉
次に実施例1のテンションベルト2を、金属ベルトでなく樹脂ベルトとした構成について述べる。
【0084】
樹脂ベルトとしては、単層のポリイミドエンドレスフィルム70μ厚を用いた。この構成の実施例1と異なる利点は、前述したようにポリイミドが高い輻射透過性を有することから、ハロゲンランプ4からの輻射は、図7のように定着ニップ部N間でテンションベルト2を2回にわたり通過した後、定着ベルト1のポリイミドベース層、透明LTVシリコーンゴム層を経て、表層近傍に吸収される。ニップ間でも直接輻射による熱供給を行うことで、フリー区間での加熱分にニップ間での加熱分も加わることで、加熱時間は増大し、より小型の構成で定着性を向上させることが可能である。
【0085】
定着ニップ部N内で画像定着中における定着ベルト1の表面温度の低下を防ぎ、紙厚によらず安定した定着性を得る。
【0086】
なお、テンションベルト2として耐熱繊維材であるアラミド繊維やガラス繊維等の輻射透過性部材を用いることもできる。
【0087】
〈実施例3〉
実施例1、2において内部輻射による表面加熱での応用例について述べたが、本発明の構成は、必ずしもそういった特殊な系に対してのみ適用されるものではなく、従来の伝熱加熱方式に対しても応用可能である。
【0088】
定着ベルト1を金属ベルト、テンションベルト2を樹脂ベルトとした構成について述べる。
【0089】
搬送ローラ3・3′が小径であるとき、金属ベルトに対しては曲げ応力による破断で耐久寿命が短くなる。テンションベルト2を曲げ耐性を有する樹脂ベルトとすることでかえって長寿命化が可能である。この場合にもハロゲンランプ4からの輻射は、図7のように定着ニップ部N間でテンションベルト2を2回にわたり通過した後、定着ベルト1の内面に吸収されるので、テンションベルト2による定着ニップ部N間での定着ベルト1に対する輻射光損失は低減される。
【0090】
定着ベルト1として、例えばSUSやニッケル電鋳等の金属フィルム30〜50μ厚にPFA、PTFE,FEP等の離型性材料にてコーティング10μ前後もしくはチューブ30μ前後の表層を設けたものを用いることができる。
【0091】
両者の間に厚さ200μ前後のシリコーンゴム中間弾性層を設けるのも良い。定着ベルト1の内面は黒色塗装されており、内部のハロゲンランプ4の輻射を吸収することで加熱される。摺動部をもつことなく、広いニップを形成するので、高い定着性が得られる。そういった効果のみを期待するのであれば、定着ベルト1を金属ベルト、テンションベルト2を金属ベルトとした構成も可能ではある。この場合、金属同士の滑りによる磨耗を防止するために、テンションベルト2の表面にはポリイミドワニス等でコーティングを行うと良い。
【0092】
テンションベルト2は樹脂ベルトとして、単層のポリイミドエンドレスベルト70μ厚を用いた。
【0093】
ヒータは搬送ローラ3・3′の内部あるいはテンションベルト2の内部に設けても良い。
【0094】
〈実施例4〉
内部熱源としてハロゲンランプによる輻射を用いる他に、別の非接触加熱方式である近年注目の磁気誘導加熱方式を用いた応用構成も可能である。
【0095】
定着ベルト1を金属ベルト、テンションベルト2を樹脂ベルトとした構成について述べる。
【0096】
定着ベルト1として、ニッケル電鋳等の金属フィルム基層30〜50μ厚にPFA、PTFE,FEP等の離型性材料にてコーティング10μ前後もしくはチューブ30μ前後の表層を設け、中間層として厚さ200μ前後のシリコーンゴム弾性層を設ける。
【0097】
図8において、定着ベルト1は内部のコイル9、フェライトコア8、8′の交流磁気誘導により、基層内部に誘導電流が発生し、ジュール熱により加熱され、オンデマンドな立ち上がり特性を有する。
【0098】
利点については、摺動部をもつことなく、前記実施例と同様に同じく広いニップを形成するので、高い定着性が得られる点である。なお、テンションベルトを金属ベルトとしてこれに対しても誘導加熱を行うのも良い。
【0099】
なお、既述した実施例は全て内部に熱源を有していたが、2重ベルト構成で前述した内容に類似の技術により外部に熱源をおいた表面加熱構成も可能である。
【0100】
【発明の効果】
以上説明によれば、ベルトを加熱するタイプの加熱装置として、従来の装置の前述した問題点を解決し、広い加圧面積のニップを有し低トルク駆動で高速化するとともに、低熱容量でオンデマンドな構成であり、加えて外部熱源を用いずともベルトの表面を直接加熱可能な高速熱応答可能とする加熱装置、加熱定着装置にあっては、ベルト加熱方式において高速連続通紙の定着性及び画質安定性を確保できる装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像形成装置の概略構成模式図。
【図2】定着装置の概略構成を示す横断面模型図。
【図3】定着装置の輻射伝達の概念図。
【図4】定着ベルトの層構成例(その1)。
【図5】定着ベルトの層構成例(その2)。
【図6】定着装置の変形例の模型図。
【図7】実施例2の定着装置の輻射伝達の概念図。
【図8】磁気誘導加熱方式への応用例(実施例4)。
【符号の説明】
1…定着ベルト、2…テンションベルト、1−1…基層、1−2…中間層、1−3…吸収離型兼用表層、1−4…吸収層、1−5…離型層、3、3′…搬送ローラ、4…ハロゲンランプ、5…加圧ローラ、6…ガイド、7…サーミスタ、8、8′…フェライトコア、9…コイル

Claims (11)

  1. 第1部材と第2部材とにより形成されるニップで被加熱材を挟持搬送して加熱する加熱装置において、
    前記第1部材は、前記第2部材に接触する第1ベルトと、前記第1ベルトの内部に配置され、前記第1ベルトを前記第2部材に圧接させてニップを形成させる第2ベルトより成る2重ベルト構造を備えることを特徴とする加熱装置。
  2. 前記第1部材が加熱部材であり、前記第2部材が加圧部材であることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記第2ベルトは搬送ローラ間に張設したテンションベルトであることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱装置。
  4. 前記第1ベルトが前記第2ベルトとこれに対向する前記第2部材間に挟持され、前記第1ベルトと前記第2ベルトはニップ内にて密着して回転搬送されることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに加熱装置。
  5. 前記第1ベルト内側の空間中に加熱源を配置したことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の加熱装置。
  6. 前記第1ベルトは前記第2ベルトより高い熱応答性を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の加熱装置。
  7. 前記第2ベルトは前記第1ベルトより耐張力性もしくは高耐熱性を有することを特徴とする請求項1から6の何れか1つに記載の加熱装置。
  8. 前記第1ベルトに対してはその内部より加熱を行い、前記第2ベルトに対してはその外部より加熱を行うことを特徴とする請求項1から7の何れか1つに記載の加熱装置。
  9. 前記被加熱材が像を担持した被記録材であることを特徴とする請求項1から8の何れか1つに記載の加熱装置。
  10. 被記録材上のトナー像を加熱溶融して定着する定着装置であることを特徴とする請求項1から9の何れか1つに記載の加熱装置。
  11. 被記録材に未定着画像を形成担持させる作像手段と、被記録材に形成担持させた未定着画像を定着させる定着手段を有し、前記定着手段が請求項1から10の何れか1つに記載の加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
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