JP2004012148A - エネルギーデータ管理システム、エネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラム - Google Patents
エネルギーデータ管理システム、エネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明の目的は、各個人が自分の住宅のエネルギー消費量を詳細かつ簡易に把握可能なエネルギーデータ管理システム及びエネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムを提供することにある。
【解決手段】本発明は、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置1に関する。
ガス、水道使用量のデータ及びブレーカ14aの電力値のデータを保存する使用データ記憶手段12と、住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段12を備える。使用データ記憶手段12内のデータ及び目標値記憶手段12内の目標使用値を用いて、所定期間内のガス、水道、電気の使用値及び所定期間におけるその目標使用値を同時に表示する画面のデータを作成して、表示装置31に送信する。
【選択図】 図7
【解決手段】本発明は、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置1に関する。
ガス、水道使用量のデータ及びブレーカ14aの電力値のデータを保存する使用データ記憶手段12と、住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段12を備える。使用データ記憶手段12内のデータ及び目標値記憶手段12内の目標使用値を用いて、所定期間内のガス、水道、電気の使用値及び所定期間におけるその目標使用値を同時に表示する画面のデータを作成して、表示装置31に送信する。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエネルギーデータ管理システム、エネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムに係り、特に住宅の居住者に、自宅のエネルギー使用状況を自ら把握させ、省エネルギー行動を促すことが可能なエネルギーデータ管理システム、エネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、日本国内では、核家族化、一人暮らしの増加、単身赴任に伴う世帯数の増加や、各家庭の電化製品の大型化、家電機器の保有台数の増加などにより、電気、ガス、水道、灯油、ガソリン等のエネルギー消費量が著しく増加している。
地球上の電気、ガス、水道、灯油、ガソリン等のエネルギー量には限りがあり、エネルギー消費量が現状のまま推移すれば、地球上のエネルギーが枯渇し兼ねない。
【0003】
また、電気、ガス、水道、灯油、ガソリン等のエネルギーを産生又は利用すると、産生又は利用に伴い熱や二酸化炭素が発生するため、地球温暖化現象等の環境破壊が進行する原因となる。
社会全体のエネルギー消費量を削減するためには、各個人のエネルギー消費量を削減する必要があることから、政府やエネルギー関連企業等は、各個人がエネルギー消費量を削減するよう各種マスコミや配布資料を通じて呼びかけている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、社会全体のエネルギー消費量に対して個人の消費量が占める割合が小さいため、各個人は、エネルギー消費量の削減の必要性を自らの問題として受け止めにくく、個人単位のエネルギー消費量の削減が徹底されないという問題点がある。
また、エネルギーの使用料は、1〜2ヶ月単位などで支払うため、エネルギーに対するコスト感覚が鈍くなり、無頓着にエネルギーを消費してしまう傾向にある。その結果、個人単位のエネルギー消費量の削減が徹底されないという問題点がある。
さらに、個別の機器の消費エネルギー量が分かりにくいため各個人のエネルギー消費量の削減が徹底されないという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、上記各問題点を解決することにあり、各個人が自分の住宅のエネルギー消費量を詳細かつ簡易に把握可能なエネルギーデータ管理システム及びエネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、一般家庭の居住者にとっても、エネルギー使用状況の閲覧操作が簡単で、分かり易いエネルギーデータ管理システム及びエネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータと、前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータと、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記メータから前記使用量のデータを受信して該データ及び前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、前記エネルギーデータ管理装置は、各前記メータから受信した前記使用量のデータ及び定期的に測定して得た前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、前記表示装置は、前記所定期間表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることにより解決される。
【0007】
上記課題は、請求項6に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータ及び前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと接続され、各前記メータから、前記使用量のデータを受信する手段と、前記ブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることにより解決される。
【0008】
上記課題は、請求項11に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことにより解決される。
【0009】
上記課題は、請求項16に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラムにより解決される。
【0010】
このように、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存されたデータ及び前記目標値記憶手段に記憶された目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、住宅の居住者は、表示装置で、所定期間内のエネルギー使用値とこの期間内の目標使用値とを同時に見ることができ、一目で自分の住宅のエネルギー使用状況を把握することが可能となる。
【0011】
また、ガス、水道、電気の使用値を同時に表示するため、複数種類のエネルギーの使用状況を、同じ画面で閲覧することが可能となる。
さらに、所定期間表示画面では、ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示するため、エネルギー使用状況を確認するために、画面をめくる必要がなく、コンピュータに不慣れな一般家庭の居住者にとって使いやすいシステムとすることが可能となる。
【0012】
このとき、前記エネルギーデータ管理装置は、明るい表情及び暗い表情のキャラクタ表示データを保存するキャラクタ表示データ記憶手段と、前記所定期間内の前記使用値から前記所定期間における前記目標使用値を引いた差を算出する減算手段を備え、前記差が所定値より小さい値である場合に、前記キャラクタ表示データ記憶手段から、前記明るい表情のキャラクタ表示データを抽出し、前記所定期間表示画面のデータと共に前記表示装置に送信し、前記表示装置は、前記表示データを受信して、前記表示画面に明るい表情のキャラクタを表示するように構成すると好適である。
このように構成しているため、キャラクタの表情を見れば、一目でエネルギー使用が目標値を達成しているか否かを把握でき、エネルギー使用状況を、一般家庭の居住者にも分かりやすく表示することが可能となる。
【0013】
上記課題は、請求項3に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、前記エネルギーデータ管理装置は、定期的に測定して得た前記ブレーカ毎の電力値データを保存する使用電力値記憶手段と、複数の各前記ブレーカの電気目標使用値を前記ブレーカ毎に記憶する電気目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、前記表示装置は、前記所定期間電気使用値表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることにより解決される。
【0014】
上記課題は、請求項8に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカと接続され、前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、前記ブレーカ毎の電力値データを保存する使用電力値記憶手段と、複数の各前記ブレーカの電気目標使用値を前記ブレーカ毎に記憶する電気目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることにより解決される。
【0015】
上記課題は、請求項13に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカの電気目標使用値を電気目標値記憶手段に登録する手順と、前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手順と、前記ブレーカ毎の電力値データを使用電力値記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことにより解決される。
【0016】
上記課題は、請求項18に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカの電気目標使用値を電気目標値記憶手段に登録する手順と、前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手順と、前記ブレーカ毎の電力値データを使用電力値記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラムにより解決される。
【0017】
このように、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、複数のブレーカを、それぞれ異なる部屋のコンセント等に接続しておけば、表示画面を見て、どの部屋の電気使用量が多いかを把握することが可能となる。その結果、どの部屋の電力使用量を減らせばよいかなど、省エネルギーの方針を検討することが可能となる。
【0018】
上記課題は、請求項4に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータと、前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータと、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記メータから前記使用量のデータを受信して該データ及び前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、前記エネルギーデータ管理装置は、各前記メータから受信した前記使用量のデータ及び定期的に測定して得た前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、前記表示装置は、前記エネルギー使用累積値表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることにより解決される。
【0019】
上記課題は、請求項9に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータ及び前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと接続され、各前記メータから、前記使用量のデータを受信する手段と、前記ブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることにより解決される。
【0020】
上記課題は、請求項14に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことにより解決される。
【0021】
上記課題は、請求項19に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラムにより解決される。
【0022】
このように、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からの日毎のエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての日毎の目標使用値の累積値と共に、グラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、グラフを見ることにより、目標使用量を達成できそうか否かを、月の途中でも把握することが可能となる。
【0023】
このとき、前記使用値及び前記目標使用値は、使用量又は使用金額であるように構成すると好適である。
このように構成しているため、自宅で使用しているエネルギーの使用状況を、エネルギー量及びコストの両面から把握することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0025】
本実施形態は、住宅内での電気、ガス、水道等エネルギーの消費量を記憶し、表示装置としての家庭内の端末コンピュータ31の表示画面にエネルギー消費状況を表示させるエネルギーデータ管理装置としての消費量記録装置1に関するものである。
この消費量記録装置1は、住宅内のエネルギー消費状況の記録及び記録したデータの出力を行う。つまり、住宅内のエネルギー消費状況を常時記録して蓄積し、必要に応じて蓄積したエネルギー消費状況データをグラフ化等して、住宅内に設置された端末コンピュータ31画面に表示する。
【0026】
図1は、本実施形態に係るエネルギーデータ管理システムの構成図であり、エネルギーデータ管理装置としての消費量記録装置1と、この消費量記録装置1と共に用いられる各装置を示している。
【0027】
図1の消費量記録装置1及び各装置は、住宅一戸につき一つ設置されるものであって、住宅の水道消費量を測定する水道メータ42と、住宅のガス消費量を測定するガスメータ43と、住宅の所定位置に設置された温度センサ44と、住宅内の分電盤41と、水道メータ42、ガスメータ43、温度センサ44からの測定値を受信すると共に分電盤41の電力値を測定し、各処理を行う消費量記録装置1と、消費量記録装置1からデータを受信して画面に表示する端末コンピュータ31と、を主要構成要素としている。
【0028】
水道メータ42は、住宅の水道消費量を測定する電子式水道メータである。
水道メータ42は、水道管54内に設けられた不図示の羽根車の回転軸上部にマグネットが取り付けられてなる。マグネットには、磁気センサ及びパルス出力回路が接続されており、磁気センサがマグネットの回転を検出して水量を計量し、所定量、例えば10(L)を計量する毎にパルス出力回路が電圧パルスを出力するように構成されている。
【0029】
また、この水道メータ42は、水道局や上水道・下水道供給組織が水道料金を請求するために設置する水道メータ52とは別個に設置されている。但し、水道メータ42と水道メータ52とを一体としてもよい。
水道メータ42は、専用線で消費量記録装置1と接続され、水道メータ42が出力した電圧パルスは消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
【0030】
ガスメータ43は、ガス管55を流れるガスについて住宅のガス消費量を測定するガスメータであって、公知のフルイディック流量計からなる。フルイディック流量計には、パルス出力回路が接続されており、所定量、例えば10(L)を計量する毎にパルス出力回路が電圧パルスを出力するように構成されている。
【0031】
ガスメータ43は、ガス供給組織がガス料金を請求するために設置するガスメータ53とは別個に設置されている。但し、ガスメータ43とガスメータ53とを一体としてもよい。
ガスメータ43は、専用線で消費量記録装置1と接続され、ガスメータ43が出力した電圧パルスは消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
【0032】
また、本実施形態では、電気、水道、ガスの消費状況データのみ蓄積するが、不図示の灯油メータを設置し、灯油の消費状況データを蓄積するように構成してもよい。
このとき、灯油メータは、灯油供給システムで住宅に供給している灯油の消費量を測定する電子式メータとする。
灯油メータは、水道メータ42と同様の構成からなり、不図示の灯油管を流れる灯油の量が所定量、例えば10(L)に達する毎にパルス出力回路が電圧パルスを出力するように構成する。
【0033】
温度センサ44は、公知の電子式温度計からなり、外気温を連続して測定するために設置されている。
温度センサ44は、専用線で消費量記録装置1と接続され、温度センサ44の温度測定値は消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
【0034】
分電盤41は、公知の住宅用の分電盤であって、住宅の室内の一箇所に設置されている。図1の分電盤41は、分電盤41の蓋を開けた状態を模式的に示している。
分電盤41には、図1のように、100Vの商用電源が入力される主幹ブレーカ41aと、主幹ブレーカ41aに接続された複数としての10個の分岐ブレーカ41bとが設けられている。
【0035】
主幹ブレーカ41aは、請求項の「ブレーカ」に該当し、専用線で消費量記録装置1と接続され、主幹ブレーカ41aを流れる電流についての電力値は1分毎に消費量記録装置1で測定されるように構成されている。主幹ブレーカ41aを流れる電流についての電力値は、住宅内で使用されている動作電力の合計である。この電力値は、1分毎にその時点の「電力値」として消費量記録装置1で測定、取得される。
【0036】
また、分岐ブレーカ41bは、専用線で消費量記録装置1と接続され、分岐ブレーカ41bを流れる電流についての電力値は1分毎に消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
分岐ブレーカ41bは、住宅建築時、改築時等に、住宅内の各部屋のコンセント、電灯等の既設の電気機器の配線に接続されている。
【0037】
例えば、予めリビングのエアコン用のコンセントに分岐ブレーカ41bのうちの一つを接続しておけば、そのブレーカ41bの電流量のデータを取得することにより、そのエアコンの使用電力量、使用金額を算出することが可能となる。
また、分電盤41には、付属機器を設置するための予備空間41cが設けられており、この予備空間41cに、消費量記録装置1が設置されている。
【0038】
消費量記録装置1は、CPU、記憶手段を備えたコンピュータからなり、住宅内のエネルギー消費量を記録する装置である。消費量記録装置1は、CPU、記憶手段等を備えた制御基板と、この制御基板を覆う筐体とを主要構成要素とし、分電盤41盤上の予備空間41cに設置されている。
【0039】
消費量記録装置1の構成を図2に示す。
消費量記録装置1は、データの演算・制御を行う中央演算処理装置としてのCPU11、記憶装置であるメモリ12、ROM13、RAM14、水道メータ42、ガスメータ43、温度センサ44との間のインターフェースであるメータインタフェース15、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bを通る電流について電力値を得る電力値測定手段としての電気メータ16、端末コンピュータ31との間のインターフェースであるPCインターフェース17、モデム18、通信装置19を備えている。
【0040】
CPU11は、ROM13に記憶されているプログラムにしたがって各種の処理を実行するようになされ、各機能構成群の動作管理や各信号の入出力制御など、所定の処理を実行するための中枢的役割を担うものである。
【0041】
メータインタフェース15は、水道メータ42、ガスメータ43、温度センサ44との間のインターフェースである。
PCインターフェース17は、端末コンピュータ31との間のインターフェースである。
電気メータ16は、公知のテスターからなる。電気メータ16は、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bに接続され、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを流れる電流値を1分毎に測定する。電気メータ41で取得された電流値は、CPU11により電圧値が積算され、1分毎の動作電力値に換算される。
なお、電気メータ16として公知の積算電力計を用い、CPU11で時間微分することにより動作電力値を得るようにしてもよい。
【0042】
メモリ12、ROM13、RAM14は、記憶装置である。
メモリ12には、種々のデータが記録され、請求項の使用データ記憶手段、目標値記憶手段、使用電力値記憶手段、電気目標値記憶手段に該当する。
メモリ12は、生データ記録部と、使用量記録部と、目標値・単価記録部と、電気配線設定記録部と、表示データ記憶部と、コメント記憶部とを備えている。
生データ記録部は、ガスメータ43、水道メータ42から受信した電圧パルスと、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bの1分毎の電力値を記録している。
ガスメータ43は、所定量、例えば10(L)を計量する毎に電圧パルスを出力する。消費量記録装置1は、この電圧パルスを受信すると、ガス消費を示す電圧パルスが発生した時刻を生データ記録部に記録する。
【0043】
同様に、水道メータ42から所定量、例えば10(L)を計量する毎に出力される電圧パルスを受信すると、消費量記録装置1は、水道消費を示す電圧パルスが発生した時刻を生データ記録部に記録する。
【0044】
また、消費量記録装置1は、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bの1分毎の電力値を測定し、測定時間と測定値とを生データ記録部に記録する。
生データ記録部は、48時間程度のガス電圧パルスデータ、水道電圧パルスデータ、電力測定値を保存可能である。
【0045】
使用量記録部は、1時間毎のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを通った電流に関する電気使用量を記録している。
これらの使用量のデータは、各単位時間開始時の年月日時間と、その単位時間中の使用量とが対になって記録されている。例えば、2002年6月1日の午前0時から午前1時の間に30(L)の水道が使用された場合には、「2002/06/01/00 30」と記録される。
消費量記録装置1は、1時間毎に、生データ記録部に記録されたガス電圧パルスデータ、水道電圧パルスデータ、電力測定値から、直前1時間のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを通った電流に関する電気使用量を算出し、使用量記録部に保存する。
使用量記録部には、過去14か月分のエネルギー消費量のデータを格納可能である。
【0046】
目標値・単価記録部には、ガス、水道、電気の単価と、1ヶ月あたりの目標使用金額が登録される。単価及び目標使用金額は、後述の通り、端末コンピュータ31で居住者により入力される。
電気配線設定記録部には、分岐ブレーカ41bが接続されるコンセント又は機器の設置場所及び機器名称が登録される。コンセント又は機器の設置場所及び機器名称は、後述の通り、端末コンピュータ31で居住者により入力される。
表示データ記憶部には、端末コンピュータ31に表示される各画面の表示データが格納されている。また、表示データ記憶部には、後述するキャラクタの笑顔、通常顔、泣き顔のデータが格納されている。
【0047】
コメント記憶部には、端末コンピュータ31の画面に表示するコメントの元となる単語データ、短文データが格納されている。
例えば、「電気は」「ガスは」「水道は」「消費量が増えています。」「消費量が減っています。」「節約に努力しましょう。」などの単語データ、短文データが格納されている。
消費量記録装置1は、必要に応じてこれらの単語データ、短文データを組合せ、端末コンピュータ31の画面に表示するコメントを作成する。
【0048】
ROM13には、消費量記録装置1が実行する各種のプログラムが格納されている。
RAM14には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0049】
消費量記録装置1は、家庭内の小規模LANであるイーサネット(登録商標)で、端末コンピュータ31と接続されている。
なお、本実施形態では、消費量記録装置1を有線で端末コンピュータ31と接続するが、消費量記録装置1を既築住宅に設置する場合は、無線LANで端末コンピュータ31と接続するとよい。無線LANで接続すれば、壁面や床下等にケーブルを敷設する工事を行う必要がなくなる。
【0050】
端末コンピュータ31は、請求項の表示装置に該当し、CPU、記憶装置であるRAM、ROM、HDD及び記憶媒体装置、キーボード、表示装置等を備えた公知のパーソナルコンピュータからなる。デジタル家電や住宅設備の制御を行うホーム端末(又はホームサーバ)として用いられている。
また、端末コンピュータ31の不図示のROMには、消費状況表示プログラムが格納されている。この消費状況表示プログラムは、消費量記録装置1のメモリ12に蓄積されたデータを画面に表示させるためのものである。
【0051】
なお、端末コンピュータ31は、タッチパネル式のものを用いてもよい。
端末コンピュータ31は、住宅の居住者が消費量記録装置1に蓄積されたエネルギー消費量のデータを表示させるため、また、消費量記録装置1に種々の指令を出させるために用いられる。
【0052】
次に、本実施形態の消費量記録装置1を用いて、ある住宅のエネルギー消費状況を端末コンピュータ31画面に表示させる動作について説明する。
本実施形態の消費量記録装置1は、水道メータ42、ガスメータ43からのパルス、温度センサ44からの温度のデータを常時受信する。また、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bの電力値を定期的に測定し、電力値のデータを取得する。
【0053】
消費量記録装置1は、これらのパルス、温度のデータ、電力値を取得するとメモリ12の生データ記録部に記録する。また、1時間毎に生データ記録部中のデータに基づき、直前1時間のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを通った電流に関する電気使用量を算出し、使用量記録部に保存する。
このようにして、消費量記録装置1のメモリ12には、住宅内の水道、ガスの使用量、外気温、住宅内の電気の使用状況が常時記録される。
【0054】
住宅の居住者等は、端末コンピュータ31の画面でその住宅のエネルギー使用状況を閲覧することが可能である。
住宅の居住者等が端末コンピュータ31で行う操作に応じて、端末コンピュータ31の画面に住宅のエネルギー使用状況を表示する動作について、図3〜図6のフローチャートに基づき説明する。図3〜図6のフローチャートの処理は、消費量記録装置1のCPU11で制御される。
【0055】
消費量記録装置1は、図3及び図4のフローチャート、図5のフローチャート、図6のフローチャートの処理をそれぞれ常時繰り返している。
処理がスタートすると、まず、ステップS1で、住宅の居住者等により端末コンピュータ31のデスクトップで、不図示のエネルギーデータ管理プログラムのアイコンがクリックされたか判定する。
【0056】
不図示の消費状況表示プログラムのアイコンがクリックされた場合(ステップS1:YES)、ステップS3で、メモリ12の目標値・単価記録部から、当月の目標金額のデータを取得し、当月の目標使用量を算出する。
このステップでは、まず、メモリ12の目標値・単価記録部から当月の目標金額と単価のデータを取得する。次いで、目標金額を単価で割り、目標使用量を算出する。
【0057】
不図示の消費状況表示プログラムのアイコンがクリックされていない場合(ステップS1:NO)、ステップS2で、図7、図8、図10〜図13のメニュー画面61で現在表示ボタン611がクリックされたか判定する。
【0058】
現在表示ボタン611がクリックされた場合(ステップS2:YES)、ステップS3で、メモリ12の目標値・単価記録部から、当月の目標金額のデータを取得し、当月の目標使用量を算出する。
本実施形態では、図10のように電気使用量の目標金額が1万円、設定単価が22.8円/kWhであるため、電気については、目標金額データとして1万円というデータを取得し、1万円を22.8円/kWhで割った438.6kWhを、当月の目標使用量として算出する。同様に、ガス、水道についても算出する。
【0059】
次いで、ステップS4に進み、当月のエネルギー消費量を算出する。
当月のエネルギー消費量としては、当月のガス消費量、水道消費量、電気消費量を算出する。
これらのエネルギー消費量は、メモリ12の使用量記録部に保存された一時間毎のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41aを通った電流に関する電気使用量について、それぞれ当月の初日から最新のものまでの使用量データの和を求めることにより得る。
【0060】
次いで、ステップS5で、当月の各エネルギー消費金額と目標使用金額との差額を算出する。
このステップでは、まずステップS4で算出した当月の各エネルギー消費量に、メモリ12の目標値・単価記録部から取得した各エネルギーの単価をかけて、当月の各エネルギーの消費金額を算出する。次いで、この各エネルギーの消費金額から、当月の目標使用金額を引いて、当月の各エネルギー消費金額と目標使用金額との差額を算出する。
【0061】
次いで、ステップS6で、当月の各エネルギー消費金額と目標使用金額との差額が−300円未満か判定する。
差額が−300円未満である場合(ステップS6:YES)、エネルギー消費金額は、目標金額よりも少なく、目標の範囲内であるとして、ステップS7で、表示データ記憶部からキャラクタの笑顔データを抽出する。
このキャラクタの笑顔データが、請求項の「明るい表情のキャラクタ表示データ」に該当する。また、この−300円が、請求項の「所定値」に該当する。
なお、本実施形態では、差額が−300円未満であるときにキャラクタの笑顔データを抽出し、−300円を基準としているが、−300円の代わりに、目標金額に所定割合を掛けた金額を基準としてもよい。
例えば、所定割合としては、0.1〜0.3程度、好ましくは0.15〜0.25程度とするとよい。
所定割合を0.2とした場合、本実施形態では電気の目標金額を10,000円としているため、差額が−2,000円未満のときに、電気についてキャラクタの笑顔データを抽出する。同様に、ガスについては差額が−1,200円未満、水道については差額が−800円未満のときに、キャラクタの笑顔データを抽出する。
ステップS8で、表示データ記憶部からトップページ62の画面データを抽出し、抽出したキャラクタの顔のデータを付加して、図7のトップページ62を表示する。
【0062】
図7のトップページ62は、本実施形態のエネルギーデータ管理プログラムを端末コンピュータ31で立ち上げたときに最初に表示される画面である。
トップページ62の左には、ページを切り替えるためのメニュー画面61が表示される。
メニュー画面61には、図7のトップページ62を表示させるための現在表示ボタン611、図13の前月の結果画面68を表示させるための前月の状況表示ボタン612、図12の年間推移画面67を表示させるための年間推移表示ボタン613、図10の目標値・単価設定画面65を表示させるための目標値・単価設定表示ボタン614、図11の初期設定画面66を表示させるための初期設定表示ボタン615が含まれている。
【0063】
トップページ62には、現在の使用電力値を示す現在電力値表示欄6201、現在の外気温を示す外気温表示欄6202、トップページ62の表示内容を最新情報に更新するための更新ボタン6203、図8の今月の推移(電気)画面63を表示させるための電気ボタン6204、不図示の今月の推移(ガス)画面を表示させるためのガスボタン6205、不図示の今月の推移(水道)画面を表示させるための水道ボタン6206、当月の電気消費金額が目標金額と比較して多かったか少なかったかを示すキャラクタ6207、当月のガス消費金額が目標金額と比較して多かったか少なかったかを示すキャラクタ6208、当月の水道消費金額が目標金額と比較して多かったか少なかったかを示すキャラクタ6209、当月の電気、水道、ガス消費金額と目標金額との差額を示す差額表示欄6210、当月の電気、水道、ガスの目標金額を示す目標金額表示欄6211、当月の電気、水道、ガスの目標量を示す目標量表示欄6212、当月の電気、水道、ガスの消費量を示す消費量表示欄6213が表示されている。
なお、図7のトップページ62及び図13の前月の結果画面68が、請求項の所定期間表示画面に該当する。図7のトップページ62の場合には、当月の初日から当日までが請求項の「所定期間」に該当し、図13の前月の結果画面68の場合には、前月の初日から末日までが請求項の「所定期間」に該当する。
【0064】
その後、処理を終了する。
差額が−300円未満でない場合(ステップS6:NO)、ステップS9で、差額が0円より大きい、つまり正の値であるか判定する。
差額が0円より大きい場合(ステップS9:YES)、エネルギー消費金額は、目標金額を越えており、目標を達成できなかったものとして、ステップS10で表示データ記憶部からキャラクタの泣き顔データを抽出する。
ステップS8で、表示データ記憶部からトップページ62の画面データを抽出し、抽出したキャラクタの顔のデータを付加して、図7のトップページ62を表示する。
【0065】
差額が0円より大きくない場合(ステップS9:NO)、即ち、エネルギー消費金額が、0円又は負の値である場合には、ほぼ目標金額に等しいものとして、ステップS11で表示データ記憶部からキャラクタの通常顔データを抽出する。
ステップS8で、表示データ記憶部からトップページ62の画面データを抽出し、抽出したキャラクタの顔のデータを付加して、図7のトップページ62を表示する。
【0066】
ステップS2で現在表示ボタン611がクリックされない場合(ステップS2:NO)、図4のAを経てステップS12に進み、図7のトップページ62の情報の更新ボタン6203がクリックされたか判定する。
情報の更新ボタン6203がクリックされた場合(ステップS12:YES)、トップページ62を最新の情報に更新するため、Bから図3のBを経てステップS3に進み、メモリ12の目標値・単価記録部から、当月の目標金額のデータを取得し、当月の目標使用量を算出する。
【0067】
情報の更新ボタン6203がクリックされていない場合(ステップS12:NO)、ステップS13で、トップページ62の電気ボタン6204がクリックされたか判定する。
電気ボタン6204がクリックされた場合(ステップS13:YES)、ステップS14で、図8の今月の推移(電気)画面63を表示する。
【0068】
このステップS14では、まず、メモリ12の使用量記録部から、当月の1日から当日までの電気使用量のデータを抽出し、各日の電気使用量を算出する。
次に、当月の1日から各日までの電気使用量の累積値を算出する。
また、メモリ12の使用量記録部から、前年度の同月の1日から末日までの電気使用量のデータを抽出し、1日から末日までの各日について、1日から各日までの電気使用量の累積値を算出する。
【0069】
目標値・単価記録部から1ヶ月あたりの目標使用金額と単価を抽出し、この目標使用金額と単価から日毎の電気使用量目標値を算出する。次に、当月の1日から末日までの各日について、1日から各日までの電気使用量目標値の累積値を算出する。
その後、図8のように、当月の1日から各日までの電気使用量の累積値、前年度の同月の1日から各日までの電気使用量の累積値、日毎の電気使用量目標値、1日から各日までの電気使用量目標値の累積値を折れ線グラフ表示する。また、同じグラフ上に、各日の電気使用量を棒グラフ表示する。
次いで、処理を終了する。
【0070】
電気ボタン6204がクリックされない場合(ステップS13:NO)、ステップS15で、トップページ62のガスボタン6205がクリックされたか判定する。
ガスボタン6205がクリックされた場合(ステップS15:YES)、ステップS16で、不図示の今月の推移(ガス)画面を表示する。
不図示の今月の推移(ガス)画面は、図8の今月の推移(電気)画面63と同様の画面を、ガスの使用量について表示した画面である。
【0071】
ガスボタン6205がクリックされない場合(ステップS15:NO)、ステップS17で、トップページ62の水道ボタン6206がクリックされたか判定する。
水道ボタン6206がクリックされた場合(ステップS17:YES)、ステップS18で、不図示の今月の推移(水道)画面を表示する。
不図示の今月の推移(水道)画面は、図8の今月の推移(電気)画面63と同様の画面を、水道の使用量について表示した画面である。
なお、図8の今月の推移(電気)画面63、不図示の今月の推移(ガス)画面、不図示の今月の推移(水道)画面が、請求項のエネルギー使用累積値表示画面に該当する。
【0072】
水道ボタン6206がクリックされない場合(ステップS17:NO)、ステップS19で、トップページ62の電気マーク6214がクリックされたか判定する。
【0073】
電気マーク6214がクリックされた場合(ステップS19:YES)、ステップS20で、図9の電気の詳しい情報表示画面64を表示する。
電気の詳しい情報表示画面64は、図7のトップページ62の上に重ねて表示される。電気の詳しい情報表示画面64には、分岐ブレーカ41bに接続された各コンセント等について、各コンセント等が設置された部屋の名称641と、そのコンセント等に接続された電気機器等の名称642と、その分岐ブレーカ41bの現在電力値643と、当月のその分岐ブレーカ41bの消費電力量644と、当月のその分岐ブレーカ41bの消費金額645と、が表示されている。
【0074】
各コンセント等が設置された部屋の名称641、そのコンセント等に接続された電気機器等の名称642には、後述する図11の初期設定画面66で設定された名称が表示される。
また、電気の詳しい情報画面64には、閉じるボタン646が表示され、この閉じるボタン646をクリックすることで、電気の詳しい情報画面64を閉じ、図7のトップページ62に戻ることが可能である。
なお、図9の電気の詳しい情報表示画面64が、請求項の所定期間電気使用値表示画面に該当し、当月の初日から当日までが所定期間に該当する。
その後、処理を終了する。
電気マーク6214がクリックされない場合(ステップS19:NO)、処理を終了する。
【0075】
次いで、目標値・単価を設定する処理について、図5のフローチャートに基づき説明する。
処理がスタートすると、ステップS31で、メニュー画面61で目標値・単価設定ボタン614がクリックされたか判定する。
目標値・単価設定ボタン614がクリックされた場合(ステップS31:YES)、ステップS32で図10の目標値・単価設定画面65を表示する。
【0076】
目標値・単価設定画面65には、電力、ガス、水道について、当月の消費目標金額入力欄651、653、655と、単価入力欄652、654、656が表示され、当月の消費目標金額と単価が入力可能にされている。
また、各入力欄651〜656に入力された内容を目標値・単価記録部に登録するためのOKボタン657、各入力欄651〜656に入力した内容をクリアして、入力前の状態を表示するためのキャンセルボタン658が表示される。
【0077】
次いでステップS33で、OKボタン657がクリックされたか判定する。
OKボタン657がクリックされた場合(ステップS33:YES)、ステップS34で、目標値・単価設定画面65で必須項目、すなわち各入力欄651〜656が入力されているか判定する。
必須項目が入力されている場合(ステップS34:YES)、ステップS35で、各入力欄651〜656に入力された値を目標値・単価記録部に設定登録し、処理を終了する。
【0078】
必須項目が入力されていない場合(ステップS34:NO)、ステップS36で、不図示の「目標値、単価が入力されていません」というエラー画面を表示し、ステップS33でOKボタン657がクリックされたか判定する。
OKボタン657がクリックされない場合(ステップS33:NO)、ステップS37で所定時間、例えば5分が経過したか判定する。
【0079】
所定時間が経過しない場合(ステップS37:NO)、ステップS33で、OKボタン657がクリックされたか判定する。つまり、所定時間が経過するまで、ステップS33とステップS37とを繰り返す。
所定時間が経過した場合(ステップS37:YES)、端末コンピュータ31を操作している者は、目標値・単価の設定をする意思がないものとして、処理を終了する。
【0080】
目標値・単価設定ボタン614がクリックされない場合(ステップS31:NO)、ステップS38でメニュー画面61の初期設定表示ボタン615がクリックされたか判定する。
初期設定表示ボタン615がクリックされない場合(ステップS38:NO)、処理を終了する。
初期設定表示ボタン615がクリックされた場合(ステップS38:YES)、ステップS39で、図11の初期設定画面66を表示する。
初期設定画面66には、電気の詳細画面6610を表示させるための電気の詳細タブ661、不図示の時刻設定画面を表示させるための時刻タブ662、不図示の表示項目設定画面を表示させるための表示タブ663が表示される。
【0081】
不図示の表示項目設定画面は、電気、ガス、水道、気温のうち、トップページ62に表示させる項目を選択する画面である。
図7のトップページ62は、不図示の表示項目設定画面で電気、ガス、水道、気温のすべての項目が選択された場合を示している。
【0082】
図11の初期設定画面66は、電気の詳細タブ661が選択され、電気の詳細画面が表示された場合を示している。
電気の詳細画面6610では、分岐ブレーカ41bの番号6611と、その分岐ブレーカ41bについて図9の電気の詳しい情報画面64に表示するか否かを設定する表示チェックボックス6612と、その分岐ブレーカ41bが接続されるコンセント等が設置される部屋名称を選択するためのドロップダウンリスト6613と、その分岐ブレーカ41bが接続されるコンセント等を用いる機器名称を選択するためのドロップダウンリスト6614と、チェックボックス6612、ドロップダウンリスト6613、6614で入力された内容を登録するためのOKボタン664と、チェックボックス6612、ドロップダウンリスト6613、6614で入力された内容をクリアして入力前の内容を表示させるためのキャンセルボタン665と、が表示される。
ドロップダウンリスト6613、6614には、予め部屋名称、機器名称が登録されている。
【0083】
次いで、ステップS40で、OKボタン664がクリックされたか判定する。
OKボタン664がクリックされた場合(ステップS40:YES)、ステップS41で、初期設定画面66で入力された内容をメモリ12に設定登録する。
例えば、電気の詳細画面66で部屋名称、機器名称等が設定された場合には、電気配線設定記録部に設定登録する。
その後、処理を終了する。
【0084】
OKボタン664がクリックされない場合(ステップS40:NO)、ステップS42で、所定時間、例えば5分が経過したか判定する。
所定時間、例えば5分が経過しない場合(ステップS42:NO)、ステップS40で、OKボタン664がクリックされたか判定する。つまり、所定時間が経過するまで、ステップS40とステップS42とを繰り返す。
所定時間、例えば5分が経過した場合(ステップS42:YES)、端末コンピュータ31を操作している者は、初期設定をする意思がないものとして、処理を終了する。
【0085】
次いで、前月の結果画面68、年間推移画面67を表示させる処理について、図6のフローチャートに基づき説明する。
処理がスタートすると、ステップS41で、メニュー画面61で年間推移表示ボタン613がクリックされたか判定する。
年間推移表示ボタン613がクリックされた場合(ステップS41:YES)、ステップS42で図12の年間推移画面67を表示する。
【0086】
ステップS42では、まず、使用量記録部から、当月を含む過去13ヶ月分のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41aを通った電流に関する電気使用量を取得する。また、目標値・単価記録部から、当月を含む過去13か月分の単価のデータを取得する。
各月のガス使用量、水道使用量、電気使用量にそれぞれ各月の単価を掛け、各月のガス使用量、水道使用量、電気使用量を算出し、図12の年間推移画面67の年間推移表示欄672にグラフ表示する。
【0087】
また、各月の平均気温のデータをメモリ12から取得し、図12の年間平均気温表示欄671にグラフ表示する。
次いで、処理を終了する。
【0088】
年間推移表示ボタン613がクリックされない場合(ステップS41:NO)、ステップS43で、メニュー画面61で前月の状況表示ボタン612がクリックされたか判定する。
前月の状況表示ボタン612がクリックされていない場合(ステップS43:NO)、処理を終了する。
前月の状況表示ボタン612がクリックされた場合(ステップS43:YES)、ステップS44で、図13の前月の結果画面68を表示する。
【0089】
前月の結果画面68は、前月のエネルギー消費状況を表示する画面であり、前月の消費状況に関する評価コメントを表示するコメント欄681、前月の消費量の数値を表示する消費状況表示欄682、前月の合計表示欄683が表示される。
消費状況表示欄682は、図7のトップページ62の電気ボタン6204〜消費量表示欄6213と同様であるため、説明を省略する。
前月の合計表示欄683には、前月の電気、ガス、水道の合計消費金額と、目標金額の合計が表示される。
【0090】
ステップS44では、使用量記録部から、前月のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41aを通った電流に関する電気使用量のデータを取得し、前月のガス使用量、水道使用量、電気使用量の合計を算出する。
また、目標値・単価記録部から前月の目標使用金額と単価のデータを取得し、前月の目標使用量を算出する。
【0091】
さらに、前月のガス使用量、水道使用量、電気使用量の合計に単価を掛け、前月のガス使用金額、水道使用金額、電気使用金額の合計額を算出する。
前月の使用金額の合計額から目標使用金額を引き、ガス、水道、電気の目標金額との差額を算出する。
差額が正の値であるときにはキャラクタの泣き顔、差額が−300円〜0円であるときには通常顔、差額が−300円未満であるときには笑顔のデータを抽出する。
前月のガス使用量、水道使用量、電気使用量の合計、前月の目標使用量、使用金額の合計額、キャラクタを、消費状況表示欄682に表示する。
【0092】
また、電気、ガス、水道のそれぞれについて、前月の前年同月、前月の更に前の月の使用金額を算出する。電気、ガス、水道の前月の使用金額と、前月の前年同月、前月の更に前の月の使用金額とを比較する。使用金額が増えている場合には、消費量が増えている旨と、節約を促すメッセージを、使用金額が減っている場合には、消費量が減っている旨と、節約したことを評価するメッセージを、メモリ12のコメント記憶部から取得し、コメント欄681に表示する。
その後、処理を終了する。
【0093】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存されたデータ及び前記目標値記憶手段に記憶された目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、住宅の居住者は、表示装置で、所定期間内のエネルギー使用値とこの期間内の目標使用値とを同時に見ることができ、一目で自分の住宅のエネルギー使用状況を把握することが可能となる。
また、ガス、水道、電気の使用値を同時に表示するため、一般的な住宅に供給されるすべてのエネルギーについて、使用状況を同じ画面で見て把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理システムの構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置の構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置により実行される処理のフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置が、端末コンピュータに画面に住宅のエネルギー使用状況を表示させる処理のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置が、端末コンピュータに画面に住宅のエネルギー使用状況を表示させる処理のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置が、端末コンピュータに画面に住宅のエネルギー使用状況を表示させる処理のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、エネルギー消費表示プログラムのトップページである。
【図8】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、今月の推移(電気)画面である。
【図9】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、電気の詳しい情報表示画面である。
【図10】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、目標値・単価設定画面である。
【図11】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、初期設定画面である。
【図12】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、年間推移画面である。
【図13】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、前月の結果画面である。
【符号の説明】
1 消費量記録装置
12 メモリ
13 ROM
14 RAM
15 メータインタフェース
16 電気メータ
17 PCインターフェース
18 モデム
19 通信装置
31 端末コンピュータ
41 分電盤
41a 主幹ブレーカ
41b 分岐ブレーカ
41c 予備空間
42、52 水道メータ
43、53 ガスメータ
44 温度センサ
54 水道管
61 メニュー画面
62 トップページ
63 今月の推移(電気)画面
64 電気の詳しい情報表示画面
65 目標値・単価設定画面
66 初期設定画面
67 年間推移画面
68 前月の結果画面
【発明の属する技術分野】
本発明はエネルギーデータ管理システム、エネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムに係り、特に住宅の居住者に、自宅のエネルギー使用状況を自ら把握させ、省エネルギー行動を促すことが可能なエネルギーデータ管理システム、エネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、日本国内では、核家族化、一人暮らしの増加、単身赴任に伴う世帯数の増加や、各家庭の電化製品の大型化、家電機器の保有台数の増加などにより、電気、ガス、水道、灯油、ガソリン等のエネルギー消費量が著しく増加している。
地球上の電気、ガス、水道、灯油、ガソリン等のエネルギー量には限りがあり、エネルギー消費量が現状のまま推移すれば、地球上のエネルギーが枯渇し兼ねない。
【0003】
また、電気、ガス、水道、灯油、ガソリン等のエネルギーを産生又は利用すると、産生又は利用に伴い熱や二酸化炭素が発生するため、地球温暖化現象等の環境破壊が進行する原因となる。
社会全体のエネルギー消費量を削減するためには、各個人のエネルギー消費量を削減する必要があることから、政府やエネルギー関連企業等は、各個人がエネルギー消費量を削減するよう各種マスコミや配布資料を通じて呼びかけている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、社会全体のエネルギー消費量に対して個人の消費量が占める割合が小さいため、各個人は、エネルギー消費量の削減の必要性を自らの問題として受け止めにくく、個人単位のエネルギー消費量の削減が徹底されないという問題点がある。
また、エネルギーの使用料は、1〜2ヶ月単位などで支払うため、エネルギーに対するコスト感覚が鈍くなり、無頓着にエネルギーを消費してしまう傾向にある。その結果、個人単位のエネルギー消費量の削減が徹底されないという問題点がある。
さらに、個別の機器の消費エネルギー量が分かりにくいため各個人のエネルギー消費量の削減が徹底されないという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、上記各問題点を解決することにあり、各個人が自分の住宅のエネルギー消費量を詳細かつ簡易に把握可能なエネルギーデータ管理システム及びエネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、一般家庭の居住者にとっても、エネルギー使用状況の閲覧操作が簡単で、分かり易いエネルギーデータ管理システム及びエネルギーデータ管理装置、エネルギーデータ管理方法並びにエネルギーデータ管理プログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータと、前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータと、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記メータから前記使用量のデータを受信して該データ及び前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、前記エネルギーデータ管理装置は、各前記メータから受信した前記使用量のデータ及び定期的に測定して得た前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、前記表示装置は、前記所定期間表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることにより解決される。
【0007】
上記課題は、請求項6に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータ及び前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと接続され、各前記メータから、前記使用量のデータを受信する手段と、前記ブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることにより解決される。
【0008】
上記課題は、請求項11に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことにより解決される。
【0009】
上記課題は、請求項16に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラムにより解決される。
【0010】
このように、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存されたデータ及び前記目標値記憶手段に記憶された目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、住宅の居住者は、表示装置で、所定期間内のエネルギー使用値とこの期間内の目標使用値とを同時に見ることができ、一目で自分の住宅のエネルギー使用状況を把握することが可能となる。
【0011】
また、ガス、水道、電気の使用値を同時に表示するため、複数種類のエネルギーの使用状況を、同じ画面で閲覧することが可能となる。
さらに、所定期間表示画面では、ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示するため、エネルギー使用状況を確認するために、画面をめくる必要がなく、コンピュータに不慣れな一般家庭の居住者にとって使いやすいシステムとすることが可能となる。
【0012】
このとき、前記エネルギーデータ管理装置は、明るい表情及び暗い表情のキャラクタ表示データを保存するキャラクタ表示データ記憶手段と、前記所定期間内の前記使用値から前記所定期間における前記目標使用値を引いた差を算出する減算手段を備え、前記差が所定値より小さい値である場合に、前記キャラクタ表示データ記憶手段から、前記明るい表情のキャラクタ表示データを抽出し、前記所定期間表示画面のデータと共に前記表示装置に送信し、前記表示装置は、前記表示データを受信して、前記表示画面に明るい表情のキャラクタを表示するように構成すると好適である。
このように構成しているため、キャラクタの表情を見れば、一目でエネルギー使用が目標値を達成しているか否かを把握でき、エネルギー使用状況を、一般家庭の居住者にも分かりやすく表示することが可能となる。
【0013】
上記課題は、請求項3に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、前記エネルギーデータ管理装置は、定期的に測定して得た前記ブレーカ毎の電力値データを保存する使用電力値記憶手段と、複数の各前記ブレーカの電気目標使用値を前記ブレーカ毎に記憶する電気目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、前記表示装置は、前記所定期間電気使用値表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることにより解決される。
【0014】
上記課題は、請求項8に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカと接続され、前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、前記ブレーカ毎の電力値データを保存する使用電力値記憶手段と、複数の各前記ブレーカの電気目標使用値を前記ブレーカ毎に記憶する電気目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることにより解決される。
【0015】
上記課題は、請求項13に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカの電気目標使用値を電気目標値記憶手段に登録する手順と、前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手順と、前記ブレーカ毎の電力値データを使用電力値記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことにより解決される。
【0016】
上記課題は、請求項18に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカの電気目標使用値を電気目標値記憶手段に登録する手順と、前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手順と、前記ブレーカ毎の電力値データを使用電力値記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラムにより解決される。
【0017】
このように、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、複数のブレーカを、それぞれ異なる部屋のコンセント等に接続しておけば、表示画面を見て、どの部屋の電気使用量が多いかを把握することが可能となる。その結果、どの部屋の電力使用量を減らせばよいかなど、省エネルギーの方針を検討することが可能となる。
【0018】
上記課題は、請求項4に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータと、前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータと、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記メータから前記使用量のデータを受信して該データ及び前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、前記エネルギーデータ管理装置は、各前記メータから受信した前記使用量のデータ及び定期的に測定して得た前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、前記表示装置は、前記エネルギー使用累積値表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることにより解決される。
【0019】
上記課題は、請求項9に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータ及び前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと接続され、各前記メータから、前記使用量のデータを受信する手段と、前記ブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることにより解決される。
【0020】
上記課題は、請求項14に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことにより解決される。
【0021】
上記課題は、請求項19に係る発明によれば、住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラムにより解決される。
【0022】
このように、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からの日毎のエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての日毎の目標使用値の累積値と共に、グラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、グラフを見ることにより、目標使用量を達成できそうか否かを、月の途中でも把握することが可能となる。
【0023】
このとき、前記使用値及び前記目標使用値は、使用量又は使用金額であるように構成すると好適である。
このように構成しているため、自宅で使用しているエネルギーの使用状況を、エネルギー量及びコストの両面から把握することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0025】
本実施形態は、住宅内での電気、ガス、水道等エネルギーの消費量を記憶し、表示装置としての家庭内の端末コンピュータ31の表示画面にエネルギー消費状況を表示させるエネルギーデータ管理装置としての消費量記録装置1に関するものである。
この消費量記録装置1は、住宅内のエネルギー消費状況の記録及び記録したデータの出力を行う。つまり、住宅内のエネルギー消費状況を常時記録して蓄積し、必要に応じて蓄積したエネルギー消費状況データをグラフ化等して、住宅内に設置された端末コンピュータ31画面に表示する。
【0026】
図1は、本実施形態に係るエネルギーデータ管理システムの構成図であり、エネルギーデータ管理装置としての消費量記録装置1と、この消費量記録装置1と共に用いられる各装置を示している。
【0027】
図1の消費量記録装置1及び各装置は、住宅一戸につき一つ設置されるものであって、住宅の水道消費量を測定する水道メータ42と、住宅のガス消費量を測定するガスメータ43と、住宅の所定位置に設置された温度センサ44と、住宅内の分電盤41と、水道メータ42、ガスメータ43、温度センサ44からの測定値を受信すると共に分電盤41の電力値を測定し、各処理を行う消費量記録装置1と、消費量記録装置1からデータを受信して画面に表示する端末コンピュータ31と、を主要構成要素としている。
【0028】
水道メータ42は、住宅の水道消費量を測定する電子式水道メータである。
水道メータ42は、水道管54内に設けられた不図示の羽根車の回転軸上部にマグネットが取り付けられてなる。マグネットには、磁気センサ及びパルス出力回路が接続されており、磁気センサがマグネットの回転を検出して水量を計量し、所定量、例えば10(L)を計量する毎にパルス出力回路が電圧パルスを出力するように構成されている。
【0029】
また、この水道メータ42は、水道局や上水道・下水道供給組織が水道料金を請求するために設置する水道メータ52とは別個に設置されている。但し、水道メータ42と水道メータ52とを一体としてもよい。
水道メータ42は、専用線で消費量記録装置1と接続され、水道メータ42が出力した電圧パルスは消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
【0030】
ガスメータ43は、ガス管55を流れるガスについて住宅のガス消費量を測定するガスメータであって、公知のフルイディック流量計からなる。フルイディック流量計には、パルス出力回路が接続されており、所定量、例えば10(L)を計量する毎にパルス出力回路が電圧パルスを出力するように構成されている。
【0031】
ガスメータ43は、ガス供給組織がガス料金を請求するために設置するガスメータ53とは別個に設置されている。但し、ガスメータ43とガスメータ53とを一体としてもよい。
ガスメータ43は、専用線で消費量記録装置1と接続され、ガスメータ43が出力した電圧パルスは消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
【0032】
また、本実施形態では、電気、水道、ガスの消費状況データのみ蓄積するが、不図示の灯油メータを設置し、灯油の消費状況データを蓄積するように構成してもよい。
このとき、灯油メータは、灯油供給システムで住宅に供給している灯油の消費量を測定する電子式メータとする。
灯油メータは、水道メータ42と同様の構成からなり、不図示の灯油管を流れる灯油の量が所定量、例えば10(L)に達する毎にパルス出力回路が電圧パルスを出力するように構成する。
【0033】
温度センサ44は、公知の電子式温度計からなり、外気温を連続して測定するために設置されている。
温度センサ44は、専用線で消費量記録装置1と接続され、温度センサ44の温度測定値は消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
【0034】
分電盤41は、公知の住宅用の分電盤であって、住宅の室内の一箇所に設置されている。図1の分電盤41は、分電盤41の蓋を開けた状態を模式的に示している。
分電盤41には、図1のように、100Vの商用電源が入力される主幹ブレーカ41aと、主幹ブレーカ41aに接続された複数としての10個の分岐ブレーカ41bとが設けられている。
【0035】
主幹ブレーカ41aは、請求項の「ブレーカ」に該当し、専用線で消費量記録装置1と接続され、主幹ブレーカ41aを流れる電流についての電力値は1分毎に消費量記録装置1で測定されるように構成されている。主幹ブレーカ41aを流れる電流についての電力値は、住宅内で使用されている動作電力の合計である。この電力値は、1分毎にその時点の「電力値」として消費量記録装置1で測定、取得される。
【0036】
また、分岐ブレーカ41bは、専用線で消費量記録装置1と接続され、分岐ブレーカ41bを流れる電流についての電力値は1分毎に消費量記録装置1に送信されるように構成されている。
分岐ブレーカ41bは、住宅建築時、改築時等に、住宅内の各部屋のコンセント、電灯等の既設の電気機器の配線に接続されている。
【0037】
例えば、予めリビングのエアコン用のコンセントに分岐ブレーカ41bのうちの一つを接続しておけば、そのブレーカ41bの電流量のデータを取得することにより、そのエアコンの使用電力量、使用金額を算出することが可能となる。
また、分電盤41には、付属機器を設置するための予備空間41cが設けられており、この予備空間41cに、消費量記録装置1が設置されている。
【0038】
消費量記録装置1は、CPU、記憶手段を備えたコンピュータからなり、住宅内のエネルギー消費量を記録する装置である。消費量記録装置1は、CPU、記憶手段等を備えた制御基板と、この制御基板を覆う筐体とを主要構成要素とし、分電盤41盤上の予備空間41cに設置されている。
【0039】
消費量記録装置1の構成を図2に示す。
消費量記録装置1は、データの演算・制御を行う中央演算処理装置としてのCPU11、記憶装置であるメモリ12、ROM13、RAM14、水道メータ42、ガスメータ43、温度センサ44との間のインターフェースであるメータインタフェース15、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bを通る電流について電力値を得る電力値測定手段としての電気メータ16、端末コンピュータ31との間のインターフェースであるPCインターフェース17、モデム18、通信装置19を備えている。
【0040】
CPU11は、ROM13に記憶されているプログラムにしたがって各種の処理を実行するようになされ、各機能構成群の動作管理や各信号の入出力制御など、所定の処理を実行するための中枢的役割を担うものである。
【0041】
メータインタフェース15は、水道メータ42、ガスメータ43、温度センサ44との間のインターフェースである。
PCインターフェース17は、端末コンピュータ31との間のインターフェースである。
電気メータ16は、公知のテスターからなる。電気メータ16は、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bに接続され、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを流れる電流値を1分毎に測定する。電気メータ41で取得された電流値は、CPU11により電圧値が積算され、1分毎の動作電力値に換算される。
なお、電気メータ16として公知の積算電力計を用い、CPU11で時間微分することにより動作電力値を得るようにしてもよい。
【0042】
メモリ12、ROM13、RAM14は、記憶装置である。
メモリ12には、種々のデータが記録され、請求項の使用データ記憶手段、目標値記憶手段、使用電力値記憶手段、電気目標値記憶手段に該当する。
メモリ12は、生データ記録部と、使用量記録部と、目標値・単価記録部と、電気配線設定記録部と、表示データ記憶部と、コメント記憶部とを備えている。
生データ記録部は、ガスメータ43、水道メータ42から受信した電圧パルスと、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bの1分毎の電力値を記録している。
ガスメータ43は、所定量、例えば10(L)を計量する毎に電圧パルスを出力する。消費量記録装置1は、この電圧パルスを受信すると、ガス消費を示す電圧パルスが発生した時刻を生データ記録部に記録する。
【0043】
同様に、水道メータ42から所定量、例えば10(L)を計量する毎に出力される電圧パルスを受信すると、消費量記録装置1は、水道消費を示す電圧パルスが発生した時刻を生データ記録部に記録する。
【0044】
また、消費量記録装置1は、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bの1分毎の電力値を測定し、測定時間と測定値とを生データ記録部に記録する。
生データ記録部は、48時間程度のガス電圧パルスデータ、水道電圧パルスデータ、電力測定値を保存可能である。
【0045】
使用量記録部は、1時間毎のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを通った電流に関する電気使用量を記録している。
これらの使用量のデータは、各単位時間開始時の年月日時間と、その単位時間中の使用量とが対になって記録されている。例えば、2002年6月1日の午前0時から午前1時の間に30(L)の水道が使用された場合には、「2002/06/01/00 30」と記録される。
消費量記録装置1は、1時間毎に、生データ記録部に記録されたガス電圧パルスデータ、水道電圧パルスデータ、電力測定値から、直前1時間のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを通った電流に関する電気使用量を算出し、使用量記録部に保存する。
使用量記録部には、過去14か月分のエネルギー消費量のデータを格納可能である。
【0046】
目標値・単価記録部には、ガス、水道、電気の単価と、1ヶ月あたりの目標使用金額が登録される。単価及び目標使用金額は、後述の通り、端末コンピュータ31で居住者により入力される。
電気配線設定記録部には、分岐ブレーカ41bが接続されるコンセント又は機器の設置場所及び機器名称が登録される。コンセント又は機器の設置場所及び機器名称は、後述の通り、端末コンピュータ31で居住者により入力される。
表示データ記憶部には、端末コンピュータ31に表示される各画面の表示データが格納されている。また、表示データ記憶部には、後述するキャラクタの笑顔、通常顔、泣き顔のデータが格納されている。
【0047】
コメント記憶部には、端末コンピュータ31の画面に表示するコメントの元となる単語データ、短文データが格納されている。
例えば、「電気は」「ガスは」「水道は」「消費量が増えています。」「消費量が減っています。」「節約に努力しましょう。」などの単語データ、短文データが格納されている。
消費量記録装置1は、必要に応じてこれらの単語データ、短文データを組合せ、端末コンピュータ31の画面に表示するコメントを作成する。
【0048】
ROM13には、消費量記録装置1が実行する各種のプログラムが格納されている。
RAM14には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0049】
消費量記録装置1は、家庭内の小規模LANであるイーサネット(登録商標)で、端末コンピュータ31と接続されている。
なお、本実施形態では、消費量記録装置1を有線で端末コンピュータ31と接続するが、消費量記録装置1を既築住宅に設置する場合は、無線LANで端末コンピュータ31と接続するとよい。無線LANで接続すれば、壁面や床下等にケーブルを敷設する工事を行う必要がなくなる。
【0050】
端末コンピュータ31は、請求項の表示装置に該当し、CPU、記憶装置であるRAM、ROM、HDD及び記憶媒体装置、キーボード、表示装置等を備えた公知のパーソナルコンピュータからなる。デジタル家電や住宅設備の制御を行うホーム端末(又はホームサーバ)として用いられている。
また、端末コンピュータ31の不図示のROMには、消費状況表示プログラムが格納されている。この消費状況表示プログラムは、消費量記録装置1のメモリ12に蓄積されたデータを画面に表示させるためのものである。
【0051】
なお、端末コンピュータ31は、タッチパネル式のものを用いてもよい。
端末コンピュータ31は、住宅の居住者が消費量記録装置1に蓄積されたエネルギー消費量のデータを表示させるため、また、消費量記録装置1に種々の指令を出させるために用いられる。
【0052】
次に、本実施形態の消費量記録装置1を用いて、ある住宅のエネルギー消費状況を端末コンピュータ31画面に表示させる動作について説明する。
本実施形態の消費量記録装置1は、水道メータ42、ガスメータ43からのパルス、温度センサ44からの温度のデータを常時受信する。また、主幹ブレーカ41a、分岐ブレーカ41bの電力値を定期的に測定し、電力値のデータを取得する。
【0053】
消費量記録装置1は、これらのパルス、温度のデータ、電力値を取得するとメモリ12の生データ記録部に記録する。また、1時間毎に生データ記録部中のデータに基づき、直前1時間のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41a及び分岐ブレーカ41bを通った電流に関する電気使用量を算出し、使用量記録部に保存する。
このようにして、消費量記録装置1のメモリ12には、住宅内の水道、ガスの使用量、外気温、住宅内の電気の使用状況が常時記録される。
【0054】
住宅の居住者等は、端末コンピュータ31の画面でその住宅のエネルギー使用状況を閲覧することが可能である。
住宅の居住者等が端末コンピュータ31で行う操作に応じて、端末コンピュータ31の画面に住宅のエネルギー使用状況を表示する動作について、図3〜図6のフローチャートに基づき説明する。図3〜図6のフローチャートの処理は、消費量記録装置1のCPU11で制御される。
【0055】
消費量記録装置1は、図3及び図4のフローチャート、図5のフローチャート、図6のフローチャートの処理をそれぞれ常時繰り返している。
処理がスタートすると、まず、ステップS1で、住宅の居住者等により端末コンピュータ31のデスクトップで、不図示のエネルギーデータ管理プログラムのアイコンがクリックされたか判定する。
【0056】
不図示の消費状況表示プログラムのアイコンがクリックされた場合(ステップS1:YES)、ステップS3で、メモリ12の目標値・単価記録部から、当月の目標金額のデータを取得し、当月の目標使用量を算出する。
このステップでは、まず、メモリ12の目標値・単価記録部から当月の目標金額と単価のデータを取得する。次いで、目標金額を単価で割り、目標使用量を算出する。
【0057】
不図示の消費状況表示プログラムのアイコンがクリックされていない場合(ステップS1:NO)、ステップS2で、図7、図8、図10〜図13のメニュー画面61で現在表示ボタン611がクリックされたか判定する。
【0058】
現在表示ボタン611がクリックされた場合(ステップS2:YES)、ステップS3で、メモリ12の目標値・単価記録部から、当月の目標金額のデータを取得し、当月の目標使用量を算出する。
本実施形態では、図10のように電気使用量の目標金額が1万円、設定単価が22.8円/kWhであるため、電気については、目標金額データとして1万円というデータを取得し、1万円を22.8円/kWhで割った438.6kWhを、当月の目標使用量として算出する。同様に、ガス、水道についても算出する。
【0059】
次いで、ステップS4に進み、当月のエネルギー消費量を算出する。
当月のエネルギー消費量としては、当月のガス消費量、水道消費量、電気消費量を算出する。
これらのエネルギー消費量は、メモリ12の使用量記録部に保存された一時間毎のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41aを通った電流に関する電気使用量について、それぞれ当月の初日から最新のものまでの使用量データの和を求めることにより得る。
【0060】
次いで、ステップS5で、当月の各エネルギー消費金額と目標使用金額との差額を算出する。
このステップでは、まずステップS4で算出した当月の各エネルギー消費量に、メモリ12の目標値・単価記録部から取得した各エネルギーの単価をかけて、当月の各エネルギーの消費金額を算出する。次いで、この各エネルギーの消費金額から、当月の目標使用金額を引いて、当月の各エネルギー消費金額と目標使用金額との差額を算出する。
【0061】
次いで、ステップS6で、当月の各エネルギー消費金額と目標使用金額との差額が−300円未満か判定する。
差額が−300円未満である場合(ステップS6:YES)、エネルギー消費金額は、目標金額よりも少なく、目標の範囲内であるとして、ステップS7で、表示データ記憶部からキャラクタの笑顔データを抽出する。
このキャラクタの笑顔データが、請求項の「明るい表情のキャラクタ表示データ」に該当する。また、この−300円が、請求項の「所定値」に該当する。
なお、本実施形態では、差額が−300円未満であるときにキャラクタの笑顔データを抽出し、−300円を基準としているが、−300円の代わりに、目標金額に所定割合を掛けた金額を基準としてもよい。
例えば、所定割合としては、0.1〜0.3程度、好ましくは0.15〜0.25程度とするとよい。
所定割合を0.2とした場合、本実施形態では電気の目標金額を10,000円としているため、差額が−2,000円未満のときに、電気についてキャラクタの笑顔データを抽出する。同様に、ガスについては差額が−1,200円未満、水道については差額が−800円未満のときに、キャラクタの笑顔データを抽出する。
ステップS8で、表示データ記憶部からトップページ62の画面データを抽出し、抽出したキャラクタの顔のデータを付加して、図7のトップページ62を表示する。
【0062】
図7のトップページ62は、本実施形態のエネルギーデータ管理プログラムを端末コンピュータ31で立ち上げたときに最初に表示される画面である。
トップページ62の左には、ページを切り替えるためのメニュー画面61が表示される。
メニュー画面61には、図7のトップページ62を表示させるための現在表示ボタン611、図13の前月の結果画面68を表示させるための前月の状況表示ボタン612、図12の年間推移画面67を表示させるための年間推移表示ボタン613、図10の目標値・単価設定画面65を表示させるための目標値・単価設定表示ボタン614、図11の初期設定画面66を表示させるための初期設定表示ボタン615が含まれている。
【0063】
トップページ62には、現在の使用電力値を示す現在電力値表示欄6201、現在の外気温を示す外気温表示欄6202、トップページ62の表示内容を最新情報に更新するための更新ボタン6203、図8の今月の推移(電気)画面63を表示させるための電気ボタン6204、不図示の今月の推移(ガス)画面を表示させるためのガスボタン6205、不図示の今月の推移(水道)画面を表示させるための水道ボタン6206、当月の電気消費金額が目標金額と比較して多かったか少なかったかを示すキャラクタ6207、当月のガス消費金額が目標金額と比較して多かったか少なかったかを示すキャラクタ6208、当月の水道消費金額が目標金額と比較して多かったか少なかったかを示すキャラクタ6209、当月の電気、水道、ガス消費金額と目標金額との差額を示す差額表示欄6210、当月の電気、水道、ガスの目標金額を示す目標金額表示欄6211、当月の電気、水道、ガスの目標量を示す目標量表示欄6212、当月の電気、水道、ガスの消費量を示す消費量表示欄6213が表示されている。
なお、図7のトップページ62及び図13の前月の結果画面68が、請求項の所定期間表示画面に該当する。図7のトップページ62の場合には、当月の初日から当日までが請求項の「所定期間」に該当し、図13の前月の結果画面68の場合には、前月の初日から末日までが請求項の「所定期間」に該当する。
【0064】
その後、処理を終了する。
差額が−300円未満でない場合(ステップS6:NO)、ステップS9で、差額が0円より大きい、つまり正の値であるか判定する。
差額が0円より大きい場合(ステップS9:YES)、エネルギー消費金額は、目標金額を越えており、目標を達成できなかったものとして、ステップS10で表示データ記憶部からキャラクタの泣き顔データを抽出する。
ステップS8で、表示データ記憶部からトップページ62の画面データを抽出し、抽出したキャラクタの顔のデータを付加して、図7のトップページ62を表示する。
【0065】
差額が0円より大きくない場合(ステップS9:NO)、即ち、エネルギー消費金額が、0円又は負の値である場合には、ほぼ目標金額に等しいものとして、ステップS11で表示データ記憶部からキャラクタの通常顔データを抽出する。
ステップS8で、表示データ記憶部からトップページ62の画面データを抽出し、抽出したキャラクタの顔のデータを付加して、図7のトップページ62を表示する。
【0066】
ステップS2で現在表示ボタン611がクリックされない場合(ステップS2:NO)、図4のAを経てステップS12に進み、図7のトップページ62の情報の更新ボタン6203がクリックされたか判定する。
情報の更新ボタン6203がクリックされた場合(ステップS12:YES)、トップページ62を最新の情報に更新するため、Bから図3のBを経てステップS3に進み、メモリ12の目標値・単価記録部から、当月の目標金額のデータを取得し、当月の目標使用量を算出する。
【0067】
情報の更新ボタン6203がクリックされていない場合(ステップS12:NO)、ステップS13で、トップページ62の電気ボタン6204がクリックされたか判定する。
電気ボタン6204がクリックされた場合(ステップS13:YES)、ステップS14で、図8の今月の推移(電気)画面63を表示する。
【0068】
このステップS14では、まず、メモリ12の使用量記録部から、当月の1日から当日までの電気使用量のデータを抽出し、各日の電気使用量を算出する。
次に、当月の1日から各日までの電気使用量の累積値を算出する。
また、メモリ12の使用量記録部から、前年度の同月の1日から末日までの電気使用量のデータを抽出し、1日から末日までの各日について、1日から各日までの電気使用量の累積値を算出する。
【0069】
目標値・単価記録部から1ヶ月あたりの目標使用金額と単価を抽出し、この目標使用金額と単価から日毎の電気使用量目標値を算出する。次に、当月の1日から末日までの各日について、1日から各日までの電気使用量目標値の累積値を算出する。
その後、図8のように、当月の1日から各日までの電気使用量の累積値、前年度の同月の1日から各日までの電気使用量の累積値、日毎の電気使用量目標値、1日から各日までの電気使用量目標値の累積値を折れ線グラフ表示する。また、同じグラフ上に、各日の電気使用量を棒グラフ表示する。
次いで、処理を終了する。
【0070】
電気ボタン6204がクリックされない場合(ステップS13:NO)、ステップS15で、トップページ62のガスボタン6205がクリックされたか判定する。
ガスボタン6205がクリックされた場合(ステップS15:YES)、ステップS16で、不図示の今月の推移(ガス)画面を表示する。
不図示の今月の推移(ガス)画面は、図8の今月の推移(電気)画面63と同様の画面を、ガスの使用量について表示した画面である。
【0071】
ガスボタン6205がクリックされない場合(ステップS15:NO)、ステップS17で、トップページ62の水道ボタン6206がクリックされたか判定する。
水道ボタン6206がクリックされた場合(ステップS17:YES)、ステップS18で、不図示の今月の推移(水道)画面を表示する。
不図示の今月の推移(水道)画面は、図8の今月の推移(電気)画面63と同様の画面を、水道の使用量について表示した画面である。
なお、図8の今月の推移(電気)画面63、不図示の今月の推移(ガス)画面、不図示の今月の推移(水道)画面が、請求項のエネルギー使用累積値表示画面に該当する。
【0072】
水道ボタン6206がクリックされない場合(ステップS17:NO)、ステップS19で、トップページ62の電気マーク6214がクリックされたか判定する。
【0073】
電気マーク6214がクリックされた場合(ステップS19:YES)、ステップS20で、図9の電気の詳しい情報表示画面64を表示する。
電気の詳しい情報表示画面64は、図7のトップページ62の上に重ねて表示される。電気の詳しい情報表示画面64には、分岐ブレーカ41bに接続された各コンセント等について、各コンセント等が設置された部屋の名称641と、そのコンセント等に接続された電気機器等の名称642と、その分岐ブレーカ41bの現在電力値643と、当月のその分岐ブレーカ41bの消費電力量644と、当月のその分岐ブレーカ41bの消費金額645と、が表示されている。
【0074】
各コンセント等が設置された部屋の名称641、そのコンセント等に接続された電気機器等の名称642には、後述する図11の初期設定画面66で設定された名称が表示される。
また、電気の詳しい情報画面64には、閉じるボタン646が表示され、この閉じるボタン646をクリックすることで、電気の詳しい情報画面64を閉じ、図7のトップページ62に戻ることが可能である。
なお、図9の電気の詳しい情報表示画面64が、請求項の所定期間電気使用値表示画面に該当し、当月の初日から当日までが所定期間に該当する。
その後、処理を終了する。
電気マーク6214がクリックされない場合(ステップS19:NO)、処理を終了する。
【0075】
次いで、目標値・単価を設定する処理について、図5のフローチャートに基づき説明する。
処理がスタートすると、ステップS31で、メニュー画面61で目標値・単価設定ボタン614がクリックされたか判定する。
目標値・単価設定ボタン614がクリックされた場合(ステップS31:YES)、ステップS32で図10の目標値・単価設定画面65を表示する。
【0076】
目標値・単価設定画面65には、電力、ガス、水道について、当月の消費目標金額入力欄651、653、655と、単価入力欄652、654、656が表示され、当月の消費目標金額と単価が入力可能にされている。
また、各入力欄651〜656に入力された内容を目標値・単価記録部に登録するためのOKボタン657、各入力欄651〜656に入力した内容をクリアして、入力前の状態を表示するためのキャンセルボタン658が表示される。
【0077】
次いでステップS33で、OKボタン657がクリックされたか判定する。
OKボタン657がクリックされた場合(ステップS33:YES)、ステップS34で、目標値・単価設定画面65で必須項目、すなわち各入力欄651〜656が入力されているか判定する。
必須項目が入力されている場合(ステップS34:YES)、ステップS35で、各入力欄651〜656に入力された値を目標値・単価記録部に設定登録し、処理を終了する。
【0078】
必須項目が入力されていない場合(ステップS34:NO)、ステップS36で、不図示の「目標値、単価が入力されていません」というエラー画面を表示し、ステップS33でOKボタン657がクリックされたか判定する。
OKボタン657がクリックされない場合(ステップS33:NO)、ステップS37で所定時間、例えば5分が経過したか判定する。
【0079】
所定時間が経過しない場合(ステップS37:NO)、ステップS33で、OKボタン657がクリックされたか判定する。つまり、所定時間が経過するまで、ステップS33とステップS37とを繰り返す。
所定時間が経過した場合(ステップS37:YES)、端末コンピュータ31を操作している者は、目標値・単価の設定をする意思がないものとして、処理を終了する。
【0080】
目標値・単価設定ボタン614がクリックされない場合(ステップS31:NO)、ステップS38でメニュー画面61の初期設定表示ボタン615がクリックされたか判定する。
初期設定表示ボタン615がクリックされない場合(ステップS38:NO)、処理を終了する。
初期設定表示ボタン615がクリックされた場合(ステップS38:YES)、ステップS39で、図11の初期設定画面66を表示する。
初期設定画面66には、電気の詳細画面6610を表示させるための電気の詳細タブ661、不図示の時刻設定画面を表示させるための時刻タブ662、不図示の表示項目設定画面を表示させるための表示タブ663が表示される。
【0081】
不図示の表示項目設定画面は、電気、ガス、水道、気温のうち、トップページ62に表示させる項目を選択する画面である。
図7のトップページ62は、不図示の表示項目設定画面で電気、ガス、水道、気温のすべての項目が選択された場合を示している。
【0082】
図11の初期設定画面66は、電気の詳細タブ661が選択され、電気の詳細画面が表示された場合を示している。
電気の詳細画面6610では、分岐ブレーカ41bの番号6611と、その分岐ブレーカ41bについて図9の電気の詳しい情報画面64に表示するか否かを設定する表示チェックボックス6612と、その分岐ブレーカ41bが接続されるコンセント等が設置される部屋名称を選択するためのドロップダウンリスト6613と、その分岐ブレーカ41bが接続されるコンセント等を用いる機器名称を選択するためのドロップダウンリスト6614と、チェックボックス6612、ドロップダウンリスト6613、6614で入力された内容を登録するためのOKボタン664と、チェックボックス6612、ドロップダウンリスト6613、6614で入力された内容をクリアして入力前の内容を表示させるためのキャンセルボタン665と、が表示される。
ドロップダウンリスト6613、6614には、予め部屋名称、機器名称が登録されている。
【0083】
次いで、ステップS40で、OKボタン664がクリックされたか判定する。
OKボタン664がクリックされた場合(ステップS40:YES)、ステップS41で、初期設定画面66で入力された内容をメモリ12に設定登録する。
例えば、電気の詳細画面66で部屋名称、機器名称等が設定された場合には、電気配線設定記録部に設定登録する。
その後、処理を終了する。
【0084】
OKボタン664がクリックされない場合(ステップS40:NO)、ステップS42で、所定時間、例えば5分が経過したか判定する。
所定時間、例えば5分が経過しない場合(ステップS42:NO)、ステップS40で、OKボタン664がクリックされたか判定する。つまり、所定時間が経過するまで、ステップS40とステップS42とを繰り返す。
所定時間、例えば5分が経過した場合(ステップS42:YES)、端末コンピュータ31を操作している者は、初期設定をする意思がないものとして、処理を終了する。
【0085】
次いで、前月の結果画面68、年間推移画面67を表示させる処理について、図6のフローチャートに基づき説明する。
処理がスタートすると、ステップS41で、メニュー画面61で年間推移表示ボタン613がクリックされたか判定する。
年間推移表示ボタン613がクリックされた場合(ステップS41:YES)、ステップS42で図12の年間推移画面67を表示する。
【0086】
ステップS42では、まず、使用量記録部から、当月を含む過去13ヶ月分のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41aを通った電流に関する電気使用量を取得する。また、目標値・単価記録部から、当月を含む過去13か月分の単価のデータを取得する。
各月のガス使用量、水道使用量、電気使用量にそれぞれ各月の単価を掛け、各月のガス使用量、水道使用量、電気使用量を算出し、図12の年間推移画面67の年間推移表示欄672にグラフ表示する。
【0087】
また、各月の平均気温のデータをメモリ12から取得し、図12の年間平均気温表示欄671にグラフ表示する。
次いで、処理を終了する。
【0088】
年間推移表示ボタン613がクリックされない場合(ステップS41:NO)、ステップS43で、メニュー画面61で前月の状況表示ボタン612がクリックされたか判定する。
前月の状況表示ボタン612がクリックされていない場合(ステップS43:NO)、処理を終了する。
前月の状況表示ボタン612がクリックされた場合(ステップS43:YES)、ステップS44で、図13の前月の結果画面68を表示する。
【0089】
前月の結果画面68は、前月のエネルギー消費状況を表示する画面であり、前月の消費状況に関する評価コメントを表示するコメント欄681、前月の消費量の数値を表示する消費状況表示欄682、前月の合計表示欄683が表示される。
消費状況表示欄682は、図7のトップページ62の電気ボタン6204〜消費量表示欄6213と同様であるため、説明を省略する。
前月の合計表示欄683には、前月の電気、ガス、水道の合計消費金額と、目標金額の合計が表示される。
【0090】
ステップS44では、使用量記録部から、前月のガス使用量、水道使用量、主幹ブレーカ41aを通った電流に関する電気使用量のデータを取得し、前月のガス使用量、水道使用量、電気使用量の合計を算出する。
また、目標値・単価記録部から前月の目標使用金額と単価のデータを取得し、前月の目標使用量を算出する。
【0091】
さらに、前月のガス使用量、水道使用量、電気使用量の合計に単価を掛け、前月のガス使用金額、水道使用金額、電気使用金額の合計額を算出する。
前月の使用金額の合計額から目標使用金額を引き、ガス、水道、電気の目標金額との差額を算出する。
差額が正の値であるときにはキャラクタの泣き顔、差額が−300円〜0円であるときには通常顔、差額が−300円未満であるときには笑顔のデータを抽出する。
前月のガス使用量、水道使用量、電気使用量の合計、前月の目標使用量、使用金額の合計額、キャラクタを、消費状況表示欄682に表示する。
【0092】
また、電気、ガス、水道のそれぞれについて、前月の前年同月、前月の更に前の月の使用金額を算出する。電気、ガス、水道の前月の使用金額と、前月の前年同月、前月の更に前の月の使用金額とを比較する。使用金額が増えている場合には、消費量が増えている旨と、節約を促すメッセージを、使用金額が減っている場合には、消費量が減っている旨と、節約したことを評価するメッセージを、メモリ12のコメント記憶部から取得し、コメント欄681に表示する。
その後、処理を終了する。
【0093】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存されたデータ及び前記目標値記憶手段に記憶された目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えているため、住宅の居住者は、表示装置で、所定期間内のエネルギー使用値とこの期間内の目標使用値とを同時に見ることができ、一目で自分の住宅のエネルギー使用状況を把握することが可能となる。
また、ガス、水道、電気の使用値を同時に表示するため、一般的な住宅に供給されるすべてのエネルギーについて、使用状況を同じ画面で見て把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理システムの構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置の構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置により実行される処理のフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置が、端末コンピュータに画面に住宅のエネルギー使用状況を表示させる処理のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置が、端末コンピュータに画面に住宅のエネルギー使用状況を表示させる処理のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係るエネルギーデータ管理装置が、端末コンピュータに画面に住宅のエネルギー使用状況を表示させる処理のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、エネルギー消費表示プログラムのトップページである。
【図8】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、今月の推移(電気)画面である。
【図9】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、電気の詳しい情報表示画面である。
【図10】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、目標値・単価設定画面である。
【図11】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、初期設定画面である。
【図12】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、年間推移画面である。
【図13】本発明の一実施形態に係るガス、水道、電気の使用状況の表示画面であって、前月の結果画面である。
【符号の説明】
1 消費量記録装置
12 メモリ
13 ROM
14 RAM
15 メータインタフェース
16 電気メータ
17 PCインターフェース
18 モデム
19 通信装置
31 端末コンピュータ
41 分電盤
41a 主幹ブレーカ
41b 分岐ブレーカ
41c 予備空間
42、52 水道メータ
43、53 ガスメータ
44 温度センサ
54 水道管
61 メニュー画面
62 トップページ
63 今月の推移(電気)画面
64 電気の詳しい情報表示画面
65 目標値・単価設定画面
66 初期設定画面
67 年間推移画面
68 前月の結果画面
Claims (20)
- 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータと、前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータと、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記メータから前記使用量のデータを受信して該データ及び前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、
前記エネルギーデータ管理装置は、各前記メータから受信した前記使用量のデータ及び定期的に測定して得た前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、
前記表示装置は、前記所定期間表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることを特徴とするエネルギーデータ管理システム。 - 前記エネルギーデータ管理装置は、明るい表情及び暗い表情のキャラクタ表示データを保存するキャラクタ表示データ記憶手段と、
前記所定期間内の前記使用値から前記所定期間における前記目標使用値を引いた差を算出する減算手段を備え、
前記差が所定値より小さい値である場合に、前記キャラクタ表示データ記憶手段から、前記明るい表情のキャラクタ表示データを抽出し、前記所定期間表示画面のデータと共に前記表示装置に送信し、前記表示装置は、前記表示データを受信して、前記表示画面に明るい表情のキャラクタを表示することを特徴とする請求項1記載のエネルギーデータ管理システム。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、
前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、
前記エネルギーデータ管理装置は、
定期的に測定して得た前記ブレーカ毎の電力値データを保存する使用電力値記憶手段と、
複数の各前記ブレーカの電気目標使用値を前記ブレーカ毎に記憶する電気目標値記憶手段と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、
前記表示装置は、前記所定期間電気使用値表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることを特徴とするエネルギーデータ管理システム。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理システムであって、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータと、前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータと、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと、該ブレーカの電力値を定期的に測定すると共に、前記メータから前記使用量のデータを受信して該データ及び前記電力値のデータを保存するエネルギーデータ管理装置と、該エネルギーデータ管理装置から受信した情報を表示する表示装置と、を備え、
前記エネルギーデータ管理装置は、
各前記メータから受信した前記使用量のデータ及び定期的に測定して得た前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段と、を備え、
前記表示装置は、前記エネルギー使用累積値表示画面のデータを受信して、該表示画面を表示する表示手段を備えることを特徴とするエネルギーデータ管理システム。 - 前記使用値及び前記目標使用値は、使用量又は使用金額であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のエネルギーデータ管理システム。
- 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータ及び前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと接続され、
各前記メータから、前記使用量のデータを受信する手段と、
前記ブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、
前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存されたデータ及び前記目標値記憶手段に記憶された目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることを特徴とするエネルギーデータ管理装置。 - 明るい表情及び暗い表情のキャラクタ表示データを保存するキャラクタ表示データ記憶手段と、
前記所定期間内の前記使用値から前記所定期間における前記目標使用値を引いた差を算出する減算手段を備え、
前記差が所定値より小さい値である場合に、前記キャラクタ表示データ記憶手段から、前記明るい表情のキャラクタ表示データを抽出し、前記所定期間表示画面のデータと共に前記表示装置に送信することを特徴とする請求項6記載のエネルギーデータ管理装置。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、
前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカと接続され、
前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、
前記ブレーカ毎の電力値データを保存する使用電力値記憶手段と、
複数の各前記ブレーカの電気目標使用値を前記ブレーカ毎に記憶する電気目標値記憶手段と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることを特徴とするエネルギーデータ管理装置。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理装置であって、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータ及び前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカと接続され、
各前記メータから、前記使用量のデータを受信する手段と、
前記ブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手段と、
前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを保存する使用データ記憶手段と、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を記憶する目標値記憶手段と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手段を備えることを特徴とするエネルギーデータ管理装置。 - 前記使用値及び前記目標使用値は、使用量又は使用金額であることを特徴とする請求項6乃至9いずれか記載のエネルギーデータ管理装置。
- 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、
前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことを特徴とするエネルギーデータ管理方法。 - 前記測定する手順よりも前に、明るい表情及び暗い表情のキャラクタ表示データをキャラクタ表示データ記憶手段に保存する手順を行い、
前記表示装置に送信する手順の前に、前記所定期間内の前記使用値から前記所定期間における前記目標使用値を引いた差を算出する減算手順を行い、
前記表示装置に送信する手順と同時に、前記差が所定値より小さい値である場合に、前記キャラクタ表示データ記憶手段から、前記明るい表情のキャラクタ表示データを抽出し、前記所定期間表示画面のデータと共に前記表示装置に送信することを特徴とする請求項11記載のエネルギーデータ管理方法。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、
前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカの電気目標使用値を電気目標値記憶手段に登録する手順と、
前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手順と、
前記ブレーカ毎の電力値データを使用電力値記憶手段に保存する手順と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことを特徴とするエネルギーデータ管理方法。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理方法であって、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、
前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を行うことを特徴とするエネルギーデータ管理方法。 - 前記使用値及び前記目標使用値は、使用量又は使用金額であることを特徴とする請求項11乃至14いずれか記載のエネルギーデータ管理方法。
- 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、
前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用データ記憶手段に保存された前記データ及び前記目標値記憶手段に記憶された前記目標使用値を用いて、所定期間内の前記ガス、水道、電気の使用値及び前記所定期間におけるガス、水道、電気の目標使用値を同時に表示する所定期間表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラム。 - 前記測定する手順よりも前に、明るい表情及び暗い表情のキャラクタ表示データをキャラクタ表示データ記憶手段に保存する手順を行わせ、
前記表示装置に送信する手順の前に、前記所定期間内の前記使用値から前記所定期間における前記目標使用値を引いた差を算出する減算手順を行わせ、
前記表示装置に送信する手順と同時に、前記差が所定値より小さい値である場合に、前記キャラクタ表示データ記憶手段から、前記明るい表情のキャラクタ表示データを抽出し、前記所定期間表示画面のデータと共に前記表示装置に送信する手順を実行させることを特徴とする請求項16記載のプログラム。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、
前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可する複数のブレーカの電気目標使用値を電気目標値記憶手段に登録する手順と、
前記複数のブレーカの電力値を定期的に測定する電力値測定手順と、
前記ブレーカ毎の電力値データを使用電力値記憶手段に保存する手順と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、前記使用電力値記憶手段に保存された前記電力値データ及び前記電気目標値記憶手段に記憶された前記電気目標使用値を用いて、前記ブレーカ毎の所定期間内の電気使用値及び電気目標使用値を同時に表示する所定期間電気使用値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラム。 - 住宅内のエネルギー使用量データを記録、表示するエネルギーデータ管理コンピュータに、
前記住宅の単位期間当たりのガス、水道、電気の目標使用値を目標値記憶手段に登録する手順と、
前記住宅内のガス使用量を測定するガスメータ及び前記住宅内の水道使用量を測定する水道メータから、前記使用量のデータを受信すると共に、前記住宅内の電気機器に供給される電流の流通を許可するブレーカの電力値を定期的に測定する手順と、
前記使用量のデータ及び前記電力値のデータを使用データ記憶手段に保存する手順と、
前記エネルギーデータ管理装置に接続された表示装置からの要求があったときに、当月の積算開始基準日から当日までの毎日についての前記開始基準日からのエネルギー使用累積値を、前記開始基準日から次月の積算開始日前日までの毎日についての目標使用値の累積値と共にグラフ表示するエネルギー使用累積値表示画面のデータを作成して、前記表示装置に送信する手順と、を実行させるためのプログラム。 - 前記使用値及び前記目標使用値は、使用量又は使用金額であることを特徴とする請求項16乃至19いずれか記載のプログラム。
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