JP2004011936A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱交換器の耐久性を向上させる。
【解決手段】フィン形成部材17の表裏両面に、凹凸部を複数形成し、このフィン形成部材17をその板厚方向に複数積層する際に、互いに隣接するフィン形成部材17の凸部17a同士を接合する。これにより、フィン形成部材17相互間に高温流体流路19および低温流体流路21がそれぞれ形成される。
【選択図】 図1
【解決手段】フィン形成部材17の表裏両面に、凹凸部を複数形成し、このフィン形成部材17をその板厚方向に複数積層する際に、互いに隣接するフィン形成部材17の凸部17a同士を接合する。これにより、フィン形成部材17相互間に高温流体流路19および低温流体流路21がそれぞれ形成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、板材相互を積層してその板材相互間に流体流路を形成する熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平7−167580号公報に記載されているような従来の熱交換器を図12に示す。この熱交換器は、全体が直方体形状を呈しており、プレート1と、図13に斜視図として示すような波型の凹凸形状を有するフィン3とが、図12中で上下方向に交互に積層されて構成されている。
【0003】
フィン3が収容されるプレート1,1相互の空間に、上記した積層方向に高温流体流路5と低温流体流路7とが交互に形成され、各流体流路5,7に高温流体と低温流体とがそれぞれ流れることで、高温流体と低温流体との間で熱交換が行われる。
【0004】
上記したプレート1とフィン3とは、相互の接触部にて溶接やろう付けなどによって接合固定されている。また、高温流体流路5の両側部は側板9,11により塞がれ、低温流体流路7の両側部は、側板13,15により塞がれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、当然ながら、高温流体と低温流体との間には温度差があり、また高温流体の入口部付近と出口部付近との間あるいは、高温流体の入口部付近と低温流体の入口部付近との間にも、温度差がそれぞれ生じるので、これらの間で、熱膨張差が発生する。この結果、プレート1およびフィン3は、互いに接合されていることから上記した熱膨張差に起因して熱応力が発生し、亀裂が発生しやすく、耐久性の低下を招く。
【0006】
特に、フィン3は、図13に示すように、座標軸を互いに直交するXとYとに定義すると、X方向の変形が比較的自由であるのに対し、Y方向については変形しくいので、このY方向の変形が拘束されて亀裂が発生しやすくなる。
【0007】
そこで、この発明は、熱交換器の耐久性を向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、板状のフィン形成部材の表裏両面に、凹凸部を複数形成し、前記フィン形成部材をその板厚方向に複数積層する際に、互いに隣接するフィン形成部材の凸部同士を接合して、前記フィン形成部材相互間に流体流路を形成した構成としてある。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明の構成において、前記凹凸部における凸部の先端は、凸曲面に形成されている構成としてある。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の発明の構成において、前記凹凸部における凸部の先端は、平面に形成されている構成としてある。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明の構成において、互いに接合される前記凸部の一方の先端に、他方の凸部の先端が入り込む収容凹部を設けた構成としてある。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明の構成において、前記フィン形成部材となる平板部材をその板厚方向に複数積層し、この各平板部材の隣接するもの同士の複数箇所をあらかじめ互いに接合しておき、前記凸部同士の接合部は、前記隣接する平板部材相互間に液圧を付与して前記接合部周囲を膨らませることで形成される構成としてある。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の発明の構成において、前記平板部材は、あらかじめ接合した部位の周囲の平板部材相互間に空間が形成されるよう曲面状に形成する構成としてある。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、隣接するフィン形成部材の凸部同士を接合して、フィン形成部材相互間に流体流路を形成するようにしたので、フィン形成部材は、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。
【0015】
請求項2の発明によれば、隣接するフィン形成部材の凸部先端の凸曲面同士を接合して、フィン形成部材相互間に流体流路を形成するようにしたので、フィン形成部材は、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。
【0016】
請求項3の発明によれば、隣接するフィン形成部材の凸部先端の平面同士を接合して、フィン形成部材相互間に流体流路を形成するようにしたので、フィン形成部材は、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。また、フィン形成部材相互の接合部が平面での面接触となるので、凸曲面同士が接合される場合に比べ接触面積が大きくとれ、接合部における熱伝導性能を向上させることができる。
【0017】
請求項4の発明によれば、互いに接合される凸部の一方の先端に設けた収容凹部に、他方の凸部の先端が入り込むようにしたので、フィン形成部材相互を積層する際に、位置合わせが容易かつ確実となる。
【0018】
請求項5の発明によれば、凸部同士の接合部となる部位が、あらかじめ接合されているので、フィン形成部材相互を積層して位置合わせを行うという煩雑な作業が不要となる。
【0019】
請求項6の発明によれば、平板部材を、あらかじめ相互間に空間が形成されるよう曲面状に形成してあるので、液圧による膨らむ部分をほぼ均一とすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0021】
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる熱交換器の内部構造を示す斜視図である。この熱交換器は、板状のフィン形成部材17を図中で上下方向に複数積層してあるが、この各フィン形成部材17は、図1のA−AまたはB−B断面図である図2に示すように、フィン形成部材17の面と平行な方向で、かつ互いに直交する図1中でX方向およびY方向に沿ってほぼ正弦波形を形成するような凹凸形状を備えている。つまり、ここでのフィン形成部材17の凸部17aの先端は凸曲面に形成されている。
【0022】
これにより、このフィン形成部材17は、前記図13に示した従来のフィン3のように変形しやすい方向が一方向(X方向)のみではなく、Y方向にも変形しやすく多軸方向への伸縮性が高いものとなっている。
【0023】
そして、このフィン形成部材17の上下に隣接するもの相互の凸部17a同士を、図3に示すように、接着剤や抵抗溶接などによって互いに接合してある。これにより、図1に示すように高温流体流路19と低温流体流路21とが積層方向に交互に形成される。高温流体流路19のX方向両側部は側板23,25で塞がれ、低温流体流路21のY方向両側部は側板27,29で塞がれている。
【0024】
上記した各流体流路19,21に高温流体と低温流体とがそれぞれ流れることで、高温流体と低温流体との間で熱交換が行われる。このような熱交換動作がなされる過程において、当然ながら、高温流体と低温流体との間には温度差があり、また高温流体の入口部付近と出口付近との間あるいは、高温流体の入口部付近と低温流体の入口部付近との間にも、温度差がそれぞれ生じるので、これらの間で、熱膨張差が発生する。
【0025】
しかしながら、ここでは、表裏両面を凹凸形状として多軸方向へ変形しやすいいフィン形成部材17をフィンとして使用しているので、上記した熱膨張差が発生しても、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって、フィン形成部材17同士の互いの拘束力が弱められて熱膨張差に起因する変形を吸収でき、フィン形成部材17の熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性が向上する。
【0026】
図4は、この発明の第2の実施形態を示している。この実施形態におけるフィン形成部材31は、図4のC−CまたはD−D断面図である図5に示すように、フィン形成部材31の面と平行な方向で、かつ互いに直交する図4でX方向およびY方向に沿って、上下が互いに逆となる台形が繰り返し形成されるような凹凸形状を備えている。すなわち、ここでのフィン形成部材31は、凹凸形状の凸部31aの先端が平面31bに形成されている。
【0027】
そして、このフィン形成部材31を、その板厚方向に多数積層して、図6に示すように、凸部31aの平面31b同士を、図1のものと同様にして接着剤や抵抗溶接などによって互いに接合する。
【0028】
この第2の実施形態による熱交換器おいても、高温部位と低温部位との間で熱膨張差が発生しても、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって、フィン形成部材31同士の互いの拘束力が弱められて熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。
【0029】
また、この第2の実施形態においては、フィン形成部材31相互の接合部が平面31bでの面接触となっているので、接触面積が図1のものに比べて大きくとれ、接合部における熱伝導性能が向上する。
【0030】
図7は、この発明の第3の実施形態を示す。この実施形態におけるフィン形成部材33は、前記図1〜図3に示した第1の実施形態におけるフィン形成部材17に対し、凸部33a相互の接合部において、一方の凸部33aに他方の凸部33aが入り込む収容凹部33bを形成する点が異なっている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
【0031】
この第3の実施形態の場合は、第1の実施形態と同様の効果を有するほか、フィン形成部材33相互を重ね合わせる際に、他方の凸部33aが一方の凸部33aの収容凹部33bに入り込むので、フィン形成部材33相互の位置合わせ作業が容易かつ確実に行えるという効果がある。また、この例においても、第2の実施形態と同様に、互いの接触部が面接触となるので、接触面積が図1のものに比べて大きくとれ、接合部における熱伝導性能が向上する。
【0032】
なお、前記図4〜図6に示した第2の実施形態においても、互いに接合される凸部31a先端の平面31bの対向面に、互いに嵌合する凹部およ凸部を設けることで、フィン形成部材31相互の位置合わせ作業が容易かつ確実に行えるという、上記図7に示した第3の実施形態と同様の効果が得られる。
【0033】
図8は〜図10は、この発明の第4の実施形態を示している。この実施形態は、図8に示すように、フィン形成部材となる平板部材35をその板厚方向に複数積層し、この各平板部材35の互いに隣接する2枚一組のもの同士の複数箇所を、あらかじめ接着剤やレーザ溶接あるいはスポット溶接により互いに接合して接合部37を形成しておく。この各接合部37は、互いの間隔がほぼ同程度となるよう全体に均等な位置に形成する。平板部材35の互いに接合した2枚一組相互間は、接合部37を除く部位、例えば接合部37相互のほぼ中間部位を互いに接合固定しておく。
【0034】
また、平板部材35の互いに対向する2箇所の側縁35a,35bは、その全長にわたり接着剤やレーザ溶接により接合し、密閉状態としておく。そして、上記した平板部材35の2枚一組のものは、上下に隣接するもの同士の側縁35a,35bが、互いに直交する側となるよう互い違いに配置する。
【0035】
この状態で、図8中で最上部の平板部材351とその下部の平板部材352との間に液圧を付与する。以下同様にして、平板部材352のさらに下部の平板部材353とその下部の平板部材354との間、平板部材355と356との間に、順次液圧を付与する。この液圧付与は、上記密閉状態とした2箇所の側縁35a,35bと直交する側の2箇所の平板部材35相互の合わせ部から行う。
【0036】
上記した、各平板部材351と352との間、平板部材353と354との間、平板部材355と356との間……にそれぞれ付与された液圧によって、図9に示すように、前記した接合部37および側縁35a,35bの接合状態が保持されたまま、接合部37および側縁35a,35b以外の部分が互いに離れて、接合部37周囲が膨らんだ状態となり、高温流体流路41および低温流体流路43がそれぞれ形成されることになる。
【0037】
図10は、液圧付与後の一組の平板部材35の断面図であり、接合部37にて平板部材35相互が接合され、この接合部37には互いに向かい合う方向に突出する凸部35cが形成されるものとなる。
【0038】
液圧を付与しない平板部材352と353との間、平板部材354と355との間……は、前述したように接合部37を除く適宜部位同士を接合してあり、ほぼ密着した状態のままである。なお、平板部材352と353との間、平板部材354と355との間……にも、液圧を付与し、すべての平板部材35相互間に流体流路を形成するようにしてもよい。
【0039】
上記した第4の実施形態によれば、平板部材35相互は接合部37にてあらかじめ接合されているので、第1〜第3の実施形態で行うような凸部同士の位置合わせが不要となる。
【0040】
なお、第4の実施形態においては、前記図7に示した第3の実施形態のように、接合部37に凸部および凸部が収容される収容凹部をあらかじめ形成しておいてもよい。
【0041】
図11は、この発明の第5の実施形態を示している。この実施形態は、前記第4の実施形態における図8の平板部材35に代えて、なめらかな曲面となるよう予加工した曲面部材47を用い、これをフィン形成部材としている。その他の構成は第4の実施形態と同様である。
【0042】
上記予加工してある曲面部材47に対し、曲面部材47相互間に液圧を付与することで、第4の実施形態と同様に、接合部37および側縁47a,47bの接合状態が保持されたまま、接合部37および側縁47a,47b以外の部分が互いに離れた状態となり、前記図9に示したように、高温流体流路41および低温流体流路43がそれぞれ形成されることになる。
【0043】
上記した第5の実施形態によれば、第4の実施形態と同様の効果を有するほか、あらかじめ相互間に空間が形成されるよう曲面状に形成した曲面部材47を用いて、液圧を付与するようにしているので、液圧による膨らむ部分をほぼ均一とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係わる熱交換器の内部構造を示す斜視図である。
【図2】図1のA−AまたはB−B断面図である。
【図3】図1のフィン形成部材相互の接合部を示す断面図である。
【図4】この発明の第2の実施形態に係わる熱交換器の内部構造を示す斜視図である。
【図5】図4のC−CまたはD−D断面図である。
【図6】図4のフィン形成部材相互の接合部を示す断面図である。
【図7】この発明の第3の実施形態に係わるフィン形成部材相互の接合部を示す断面図である。
【図8】この発明の第4の実施形態を示す液圧付与前の平板部材の斜視図である。
【図9】図8の平板部材相互間に液圧を付与した後の状態を示す斜視図である。
【図10】図9における互い接合されている一組の平板部材の断面図である。
【図11】この発明の第5の実施形態を示す液圧付与前の曲面部材の斜視図である。
【図12】従来の熱交換器の全体構成を示す斜視図である。
【図13】図12の熱交換器に使用されているフィンの斜視図である。
【符号の説明】
17,31,33 フィン形成部材
17a,31a,33a,35c 凸部
19,41 高温流体流路
21,43 低温流体流路
31b 平面
33b 収容凹部
35 平板部材(フィン形成部材)
37 接合部
47 曲面部材(フィン形成部材)
【発明の属する技術分野】
この発明は、板材相互を積層してその板材相互間に流体流路を形成する熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平7−167580号公報に記載されているような従来の熱交換器を図12に示す。この熱交換器は、全体が直方体形状を呈しており、プレート1と、図13に斜視図として示すような波型の凹凸形状を有するフィン3とが、図12中で上下方向に交互に積層されて構成されている。
【0003】
フィン3が収容されるプレート1,1相互の空間に、上記した積層方向に高温流体流路5と低温流体流路7とが交互に形成され、各流体流路5,7に高温流体と低温流体とがそれぞれ流れることで、高温流体と低温流体との間で熱交換が行われる。
【0004】
上記したプレート1とフィン3とは、相互の接触部にて溶接やろう付けなどによって接合固定されている。また、高温流体流路5の両側部は側板9,11により塞がれ、低温流体流路7の両側部は、側板13,15により塞がれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、当然ながら、高温流体と低温流体との間には温度差があり、また高温流体の入口部付近と出口部付近との間あるいは、高温流体の入口部付近と低温流体の入口部付近との間にも、温度差がそれぞれ生じるので、これらの間で、熱膨張差が発生する。この結果、プレート1およびフィン3は、互いに接合されていることから上記した熱膨張差に起因して熱応力が発生し、亀裂が発生しやすく、耐久性の低下を招く。
【0006】
特に、フィン3は、図13に示すように、座標軸を互いに直交するXとYとに定義すると、X方向の変形が比較的自由であるのに対し、Y方向については変形しくいので、このY方向の変形が拘束されて亀裂が発生しやすくなる。
【0007】
そこで、この発明は、熱交換器の耐久性を向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、板状のフィン形成部材の表裏両面に、凹凸部を複数形成し、前記フィン形成部材をその板厚方向に複数積層する際に、互いに隣接するフィン形成部材の凸部同士を接合して、前記フィン形成部材相互間に流体流路を形成した構成としてある。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明の構成において、前記凹凸部における凸部の先端は、凸曲面に形成されている構成としてある。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の発明の構成において、前記凹凸部における凸部の先端は、平面に形成されている構成としてある。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明の構成において、互いに接合される前記凸部の一方の先端に、他方の凸部の先端が入り込む収容凹部を設けた構成としてある。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明の構成において、前記フィン形成部材となる平板部材をその板厚方向に複数積層し、この各平板部材の隣接するもの同士の複数箇所をあらかじめ互いに接合しておき、前記凸部同士の接合部は、前記隣接する平板部材相互間に液圧を付与して前記接合部周囲を膨らませることで形成される構成としてある。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の発明の構成において、前記平板部材は、あらかじめ接合した部位の周囲の平板部材相互間に空間が形成されるよう曲面状に形成する構成としてある。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、隣接するフィン形成部材の凸部同士を接合して、フィン形成部材相互間に流体流路を形成するようにしたので、フィン形成部材は、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。
【0015】
請求項2の発明によれば、隣接するフィン形成部材の凸部先端の凸曲面同士を接合して、フィン形成部材相互間に流体流路を形成するようにしたので、フィン形成部材は、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。
【0016】
請求項3の発明によれば、隣接するフィン形成部材の凸部先端の平面同士を接合して、フィン形成部材相互間に流体流路を形成するようにしたので、フィン形成部材は、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。また、フィン形成部材相互の接合部が平面での面接触となるので、凸曲面同士が接合される場合に比べ接触面積が大きくとれ、接合部における熱伝導性能を向上させることができる。
【0017】
請求項4の発明によれば、互いに接合される凸部の一方の先端に設けた収容凹部に、他方の凸部の先端が入り込むようにしたので、フィン形成部材相互を積層する際に、位置合わせが容易かつ確実となる。
【0018】
請求項5の発明によれば、凸部同士の接合部となる部位が、あらかじめ接合されているので、フィン形成部材相互を積層して位置合わせを行うという煩雑な作業が不要となる。
【0019】
請求項6の発明によれば、平板部材を、あらかじめ相互間に空間が形成されるよう曲面状に形成してあるので、液圧による膨らむ部分をほぼ均一とすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0021】
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる熱交換器の内部構造を示す斜視図である。この熱交換器は、板状のフィン形成部材17を図中で上下方向に複数積層してあるが、この各フィン形成部材17は、図1のA−AまたはB−B断面図である図2に示すように、フィン形成部材17の面と平行な方向で、かつ互いに直交する図1中でX方向およびY方向に沿ってほぼ正弦波形を形成するような凹凸形状を備えている。つまり、ここでのフィン形成部材17の凸部17aの先端は凸曲面に形成されている。
【0022】
これにより、このフィン形成部材17は、前記図13に示した従来のフィン3のように変形しやすい方向が一方向(X方向)のみではなく、Y方向にも変形しやすく多軸方向への伸縮性が高いものとなっている。
【0023】
そして、このフィン形成部材17の上下に隣接するもの相互の凸部17a同士を、図3に示すように、接着剤や抵抗溶接などによって互いに接合してある。これにより、図1に示すように高温流体流路19と低温流体流路21とが積層方向に交互に形成される。高温流体流路19のX方向両側部は側板23,25で塞がれ、低温流体流路21のY方向両側部は側板27,29で塞がれている。
【0024】
上記した各流体流路19,21に高温流体と低温流体とがそれぞれ流れることで、高温流体と低温流体との間で熱交換が行われる。このような熱交換動作がなされる過程において、当然ながら、高温流体と低温流体との間には温度差があり、また高温流体の入口部付近と出口付近との間あるいは、高温流体の入口部付近と低温流体の入口部付近との間にも、温度差がそれぞれ生じるので、これらの間で、熱膨張差が発生する。
【0025】
しかしながら、ここでは、表裏両面を凹凸形状として多軸方向へ変形しやすいいフィン形成部材17をフィンとして使用しているので、上記した熱膨張差が発生しても、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって、フィン形成部材17同士の互いの拘束力が弱められて熱膨張差に起因する変形を吸収でき、フィン形成部材17の熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性が向上する。
【0026】
図4は、この発明の第2の実施形態を示している。この実施形態におけるフィン形成部材31は、図4のC−CまたはD−D断面図である図5に示すように、フィン形成部材31の面と平行な方向で、かつ互いに直交する図4でX方向およびY方向に沿って、上下が互いに逆となる台形が繰り返し形成されるような凹凸形状を備えている。すなわち、ここでのフィン形成部材31は、凹凸形状の凸部31aの先端が平面31bに形成されている。
【0027】
そして、このフィン形成部材31を、その板厚方向に多数積層して、図6に示すように、凸部31aの平面31b同士を、図1のものと同様にして接着剤や抵抗溶接などによって互いに接合する。
【0028】
この第2の実施形態による熱交換器おいても、高温部位と低温部位との間で熱膨張差が発生しても、必要な熱交換機能を確保しつつ、多軸方向への高い伸縮性によって、フィン形成部材31同士の互いの拘束力が弱められて熱膨張差に起因する変形を吸収でき、熱応力が低減されて亀裂発生を回避でき、熱交換器として耐久性の向上を図ることができる。
【0029】
また、この第2の実施形態においては、フィン形成部材31相互の接合部が平面31bでの面接触となっているので、接触面積が図1のものに比べて大きくとれ、接合部における熱伝導性能が向上する。
【0030】
図7は、この発明の第3の実施形態を示す。この実施形態におけるフィン形成部材33は、前記図1〜図3に示した第1の実施形態におけるフィン形成部材17に対し、凸部33a相互の接合部において、一方の凸部33aに他方の凸部33aが入り込む収容凹部33bを形成する点が異なっている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
【0031】
この第3の実施形態の場合は、第1の実施形態と同様の効果を有するほか、フィン形成部材33相互を重ね合わせる際に、他方の凸部33aが一方の凸部33aの収容凹部33bに入り込むので、フィン形成部材33相互の位置合わせ作業が容易かつ確実に行えるという効果がある。また、この例においても、第2の実施形態と同様に、互いの接触部が面接触となるので、接触面積が図1のものに比べて大きくとれ、接合部における熱伝導性能が向上する。
【0032】
なお、前記図4〜図6に示した第2の実施形態においても、互いに接合される凸部31a先端の平面31bの対向面に、互いに嵌合する凹部およ凸部を設けることで、フィン形成部材31相互の位置合わせ作業が容易かつ確実に行えるという、上記図7に示した第3の実施形態と同様の効果が得られる。
【0033】
図8は〜図10は、この発明の第4の実施形態を示している。この実施形態は、図8に示すように、フィン形成部材となる平板部材35をその板厚方向に複数積層し、この各平板部材35の互いに隣接する2枚一組のもの同士の複数箇所を、あらかじめ接着剤やレーザ溶接あるいはスポット溶接により互いに接合して接合部37を形成しておく。この各接合部37は、互いの間隔がほぼ同程度となるよう全体に均等な位置に形成する。平板部材35の互いに接合した2枚一組相互間は、接合部37を除く部位、例えば接合部37相互のほぼ中間部位を互いに接合固定しておく。
【0034】
また、平板部材35の互いに対向する2箇所の側縁35a,35bは、その全長にわたり接着剤やレーザ溶接により接合し、密閉状態としておく。そして、上記した平板部材35の2枚一組のものは、上下に隣接するもの同士の側縁35a,35bが、互いに直交する側となるよう互い違いに配置する。
【0035】
この状態で、図8中で最上部の平板部材351とその下部の平板部材352との間に液圧を付与する。以下同様にして、平板部材352のさらに下部の平板部材353とその下部の平板部材354との間、平板部材355と356との間に、順次液圧を付与する。この液圧付与は、上記密閉状態とした2箇所の側縁35a,35bと直交する側の2箇所の平板部材35相互の合わせ部から行う。
【0036】
上記した、各平板部材351と352との間、平板部材353と354との間、平板部材355と356との間……にそれぞれ付与された液圧によって、図9に示すように、前記した接合部37および側縁35a,35bの接合状態が保持されたまま、接合部37および側縁35a,35b以外の部分が互いに離れて、接合部37周囲が膨らんだ状態となり、高温流体流路41および低温流体流路43がそれぞれ形成されることになる。
【0037】
図10は、液圧付与後の一組の平板部材35の断面図であり、接合部37にて平板部材35相互が接合され、この接合部37には互いに向かい合う方向に突出する凸部35cが形成されるものとなる。
【0038】
液圧を付与しない平板部材352と353との間、平板部材354と355との間……は、前述したように接合部37を除く適宜部位同士を接合してあり、ほぼ密着した状態のままである。なお、平板部材352と353との間、平板部材354と355との間……にも、液圧を付与し、すべての平板部材35相互間に流体流路を形成するようにしてもよい。
【0039】
上記した第4の実施形態によれば、平板部材35相互は接合部37にてあらかじめ接合されているので、第1〜第3の実施形態で行うような凸部同士の位置合わせが不要となる。
【0040】
なお、第4の実施形態においては、前記図7に示した第3の実施形態のように、接合部37に凸部および凸部が収容される収容凹部をあらかじめ形成しておいてもよい。
【0041】
図11は、この発明の第5の実施形態を示している。この実施形態は、前記第4の実施形態における図8の平板部材35に代えて、なめらかな曲面となるよう予加工した曲面部材47を用い、これをフィン形成部材としている。その他の構成は第4の実施形態と同様である。
【0042】
上記予加工してある曲面部材47に対し、曲面部材47相互間に液圧を付与することで、第4の実施形態と同様に、接合部37および側縁47a,47bの接合状態が保持されたまま、接合部37および側縁47a,47b以外の部分が互いに離れた状態となり、前記図9に示したように、高温流体流路41および低温流体流路43がそれぞれ形成されることになる。
【0043】
上記した第5の実施形態によれば、第4の実施形態と同様の効果を有するほか、あらかじめ相互間に空間が形成されるよう曲面状に形成した曲面部材47を用いて、液圧を付与するようにしているので、液圧による膨らむ部分をほぼ均一とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係わる熱交換器の内部構造を示す斜視図である。
【図2】図1のA−AまたはB−B断面図である。
【図3】図1のフィン形成部材相互の接合部を示す断面図である。
【図4】この発明の第2の実施形態に係わる熱交換器の内部構造を示す斜視図である。
【図5】図4のC−CまたはD−D断面図である。
【図6】図4のフィン形成部材相互の接合部を示す断面図である。
【図7】この発明の第3の実施形態に係わるフィン形成部材相互の接合部を示す断面図である。
【図8】この発明の第4の実施形態を示す液圧付与前の平板部材の斜視図である。
【図9】図8の平板部材相互間に液圧を付与した後の状態を示す斜視図である。
【図10】図9における互い接合されている一組の平板部材の断面図である。
【図11】この発明の第5の実施形態を示す液圧付与前の曲面部材の斜視図である。
【図12】従来の熱交換器の全体構成を示す斜視図である。
【図13】図12の熱交換器に使用されているフィンの斜視図である。
【符号の説明】
17,31,33 フィン形成部材
17a,31a,33a,35c 凸部
19,41 高温流体流路
21,43 低温流体流路
31b 平面
33b 収容凹部
35 平板部材(フィン形成部材)
37 接合部
47 曲面部材(フィン形成部材)
Claims (6)
- 板状のフィン形成部材の表裏両面に、凹凸部を複数形成し、前記フィン形成部材をその板厚方向に複数積層する際に、互いに隣接するフィン形成部材の凸部同士を接合して、前記フィン形成部材相互間に流体流路を形成したことを特徴とする熱交換器。
- 前記凹凸部における凸部の先端は、凸曲面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
- 前記凹凸部における凸部の先端は、平面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
- 互いに接合される前記凸部の一方の先端に、他方の凸部の先端が入り込む収容凹部を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換器。
- 前記フィン形成部材となる平板部材をその板厚方向に複数積層し、この各平板部材の隣接するもの同士の複数箇所をあらかじめ互いに接合しておき、前記凸部同士の接合部は、前記隣接する平板部材相互間に液圧を付与して前記接合部周囲を膨らませることで形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の熱交換器。
- 前記平板部材は、あらかじめ接合した部位の周囲の平板部材相互間に空間が形成されるよう曲面状に形成してあることを特徴とする請求項5記載の熱交換器。
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