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JP2004006132A - 端子金具 - Google Patents

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JP2004006132A
JP2004006132A JP2002160163A JP2002160163A JP2004006132A JP 2004006132 A JP2004006132 A JP 2004006132A JP 2002160163 A JP2002160163 A JP 2002160163A JP 2002160163 A JP2002160163 A JP 2002160163A JP 2004006132 A JP2004006132 A JP 2004006132A
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JP
Japan
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elastic contact
elastic
contact piece
gap
male tab
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JP2002160163A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Matsuda
松田 ▲吉▼記
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

【課題】弾性接触片における応力の集中を回避する。
【解決手段】雄タブTの接続動作に際し、弾性接触片16は、密着領域における延出端側の端部(弾性接触片15,16間の隙間17における基端部15A,16A側の端部)を支点18とし、主に弾性接触片15,16間の隙間17と対応する部分を変形させつつ弾性撓みする。したがって、雄タブTの接続の際に隙間17を空けていた弾性接触片15,16の密着領域が基端部から延出端側へ拡大するのに伴ない、弾性撓みの支点18が延出端側へ移動していく。即ち、弾性接触片16の弾性撓みの支点18が一ヶ所に固定されないので、応力集中が回避される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性接触片を有する端子金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、弾性接触片を有する端子金具としては、実開平3−55674号公報に開示されているものがある。これは、角筒部の内部に前後方向に片持ち状に延びる弾性接触片を設け、角筒部内に挿入された雄タブを、角筒部の天井壁と弾性接触片との間で弾性的に挟圧するようになっている。このとき、弾性接触片と雄タブとの間では、雄タブが挿入される過程で弾性変位した弾性接触片に蓄勢された弾性復元力により、所定の接触圧が確保される。
【0003】
このように弾性接触片の弾力によって接触圧を得る端子金具では、その端子金具が小型化されると、端子金具の板厚、即ち弾性接触片の板厚が薄くなるため、所定の接触圧を確保することが難しくなる。
そこで、その対策として、弾性接触片を二枚重ね状とし、その2枚の弾性接触片の弾力を併せることによって接触圧を高めることが考えられる。この端子金具は、図7に示すように、雄タブ(図示せず)に接触する上側の弾性接触片101Aと、雄タブには接触しない下側の弾性接触片101Bとを有し、この2つの弾性接触片101A,101Bは、その基端部103A,103Bから延出端102A,102B側に至るほぼ全長に亘って密着する形態となっている。雄タブが挿入されると、上側の弾性接触片101Aの延出端部102Aが雄タブにより上から押され、上側の弾性接触片101Aと下側の弾性接触片101Bの双方が弾性的に下方へ変位、この2つの弾性接触片101A,101Bに蓄勢される弾力によって高い接触圧が確保される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の端子金具では、上下2つの弾性接触片101A,101Bはその基端部103A,103Bから延出端102A,102B側に至るほぼ全長に亘って密着する形態となっていて、雄タブの挿入に伴なって弾性撓みする際には、2つの弾性接触片101A,101Bが、密着状態を保ちつつ一体となって基端部103A,103Bを支点として下方へ変位するようになる。そのため、撓み接触片101A,101Bの弾性変位の過程ではその撓みの支点が変化せず、この撓みの支点(弾性接触片101A,101Bの基端部103A,103B)に応力が集中するという問題がある。
【0005】
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、弾性接触片における応力の集中を回避することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、互いに重なり合うとともに基端部同士を密着させた形態で前後方向に延びる複数の弾性接触片を有し、雄タブが接続した状態では、その雄タブが前記複数の弾性接触片のうち最も端に位置する弾性接触片の延出端側の接触部を押すことにより、前記複数の弾性接触片が弾性撓みして弾性復元力を蓄勢して前記雄タブとの間に接触圧を確保するようにした端子金具であって、前記雄タブが接続されない状態では、前記複数の弾性接触片同士の間に前記弾性接触片の弾性撓み方向の隙間が設けられており、前記雄タブの接続動作に伴なって前記接触部が押される過程では、前記隙間を空けていた弾性接触片間の密着領域が基端部から延出端側へ拡大する構成とした。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記雄タブの接続が完了した状態では、前記複数の弾性接触片が前記隙間を空けずに密着する構成とした。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記隙間を空けて重なる前記複数の弾性接触片は、前記雄タブが接続されていない状態において、その隙間よりも延出端側の位置で互いに当接する構成とした。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明において、前記複数の弾性接触片のうち少なくとも1つの弾性接触片には、その弾性接触片の延出方向と直交する横断面積を部分的に小さくした低剛性部が形成されている構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】
[請求項1〜請求項3の発明]
雄タブの接続動作に際して、弾性接触片は、密着領域における延出端側の端部(即ち、弾性接触片間の隙間における基端側の端部)を略支点とし、主に弾性接触片間の隙間と対応する部分を変位させるようにして弾性撓みする。したがって、雄タブの接続の際に隙間を空けていた弾性接触片の密着領域が基端部から延出端側へ拡大するのに伴ない、弾性接触片の弾性撓みの支点が延出端側へ移動していく。このように、本発明によれば、弾性接触片の弾性撓みの支点が一ヶ所に固定されないので、弾性撓みの際の応力集中を回避することができる。
【0009】
[請求項4の発明]
低剛性部が形成された弾性接触片は、その低剛性部が形成されている部分において撓み剛性が低くなっているので、その撓み接触片が弾性撓みする際にはその低剛性部の形成されている部分に応力が分散され、弾性接触片の弾性撓みの支点における応力が低減される。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明する。
【0011】
本実施形態の端子金具10は、前端部に角筒部11を有し、この角筒部11の後端部には図示しない電線圧着部が連続して形成され、この電線圧着部には電線(図示せず)が圧着により接続されている。かかる端子金具10はコネクタハウジング(図示せず)に挿入され、挿入状態では、前方から角筒部11に挿入された雄タブTと導通可能に接続されるようになっている。この雄タブTの先端部Taは、先方に向かって厚さが薄くなるような先細りのテーパ状をなしている。
【0012】
尚、以下の説明において、前後方向については、図1〜図3における左側を前側ということにする。また、上下方向については、図1〜図3を基準とする。
さて、角筒部11は、電線圧着部に連なる底板12と、この底板12の左右両側縁から立ち上がる一対の側板13と、その両側板13の上端縁から内側に延出して互いに上下に重なり合う一対の天井板14とから構成されている。
この角筒部11の内部には上下2つの弾性接触片15,16が収容されている。この2つの弾性接触片15,16のうち下側の弾性接触片15は、底板12の一部を切り起こすことによって前方へ片持ち状に延出する形態で形成されたものである。下側の弾性接触片15の基端部15A(後端部)は底板12に連なっており、雄タブTが接続されていない自由状態(図1を参照)では、やや下方へ膨らむように湾曲した形態(上面側がやや凹むように湾曲した形態)で斜め上前方へ延出している。
【0013】
一方、上側の弾性接触片16は、下側の弾性接触片15と同じく前方へ片持ち状に延出する形態とされていて、その基端部16Aは左右いずれか一方の側板13の下縁部から延出されている。この上側の弾性接触片16の基端部16Aは底板12の上面に密着されている。かかる上側の弾性接触片16は、下側の弾性接触片15に沿って斜め上前方へ延びる略平板部16Bと、この略平板部16Bの延出端(前端)から下面側を凹ませるように湾曲して延びた形態の湾曲部16Cとからなる。湾曲部16Cの上面における最も高い位置(頂上部)には、上方へエンボス加工することにより、雄タブTの下面に当接する略球面状の接触部16Dが形成されている。弾性接触片15,16が弾性撓みしない自由状態では、接触部16Dと下側の天井板14の下面との間には雄タブTの厚さよりも小さい寸法の間隙が空けられている。
【0014】
自由状態において、略平板部16Bの下面と下側の弾性接触片15の上面との間には、下側の弾性接触片15の湾曲形状によって形成された隙間17が空けられている。また、自由状態において、下側の弾性接触片15の延出端15Bの上縁が上側の弾性接触片16の湾曲部16Cの下面に当接されている。つまり、両弾性接触片15,16の間の隙間17は、両弾性接触片15,16の基端部15A,16Aから下側の弾性接触片15の延出端15Bまでの間に存在していることになる。また、この湾曲部16Cにおける下側の弾性接触片15との当接位置は、前方に向かって上り勾配となる部分、即ち接触部16Dよりも後方(基端部15A,16A側)の位置となっている。
【0015】
次に、本実施形態の作用を説明する。
雄タブTが前方から接続される過程では、まず、雄タブTの先細りのテーパ状をなす先端部Taの下面が接触部16Dに対して上から当接する。その後、雄タブTの接続(角筒部11に対する挿入動作)が進むのに伴ない、テーパの傾斜によって上側の弾性接触片16の延出端部(接触部16D)が下方へ押され、上側の弾性接触片16は下方へ弾性撓みするが、この弾性撓みの支点18は、弾性撓みが進むのに伴なって前方へ移動する。
【0016】
即ち、弾性撓みの開始当初は、弾性接触片16の基端部16Aの前端部(即ち、基端部16Aと略平板部16Bとの連なり個所)が弾性撓みの支点18となる。この状態から弾性撓みが進むと、上側の弾性接触片16はその延出端側の接触部16Dにおいて雄タブTにより後方(基端部16A側)へ押されるので、略平板部16Bが下方へ僅かに湾曲するように(即ち、座屈するように)変形を生じ、これに伴ない、略平板部16Bの後端部が下側の弾性接触片15の上面に密着する(図2を参照)。この状態から更に弾性撓みが進むと、略平板部16Bの座屈状の変形が進み、略平板部16Bの略中央部が下側の弾性接触片15に密着する。このようにして、弾性撓みが進むのに伴ない、両弾性接触片15,16の密着領域が基端部15A,16A側から延出端側へ拡大していくとともに、隙間17がその後端側から次第に消失していく。
【0017】
また、上側の弾性接触片16の弾性撓みが進むのに伴ない、下側の弾性接触片15は、その延出端15Bを上側の弾性接触片16で押されることによって下方へ弾性撓みするとともに、湾曲の曲率を小さくして平板状に近づくように変形していく。
そして、雄タブTの接続が完了して弾性接触片15,16の弾性撓みも完了すると、両弾性接触片15,16の間に隙間17が全くなくなり、下側(短い側)の弾性接触片15の基端15Aから延出端15Bに至る全長に亘って両弾性接触片15,16が密着する(図3を参照)。
【0018】
この状態では、上下両弾性接触片15,16が共に弾性撓みさせられているため、この2つの弾性接触片15,16の弾性復元力を併せた大きな弾力によって、雄タブTとの間に所定の接触圧が確保される。
本実施形態では、雄タブTが接続されない状態では、上下両弾性接触片15,16同士の間にその弾性接触片15,16の弾性撓み方向の隙間17が設けられており、雄タブTの接続動作に際しては、上側の弾性接触片16が、下側の弾性接触片15との密着領域における延出端15B側の端部(即ち、弾性接触片15,16間の隙間17における基端部15A,16A側の端部)を略支点とし、主に弾性接触片15,16間の隙間17と対応する部分を変形させるようにして弾性撓みするようになっている。
【0019】
これにより、雄タブTの接続の際に両弾性接触片15,16の密着領域が基端部15A,16Aから延出端15B側へ拡大し、これに伴なって、弾性接触片16の弾性撓みの支点18が延出端側(前方)へ移動していくようになっている。即ち、弾性接触片16の弾性撓みの支点18が一ヶ所に固定されないので、弾性撓みの際には応力が弾性接触片16の略平板部16Bのほぼ全体に分散され、局所的な応力集中を回避することができる。
【0020】
[実施形態2]
次に、本発明を具体化した実施形態2を図4を参照して説明する。
本実施形態2は、上側の弾性接触片16の略平板部16Bに略方形の窓孔19(本発明の構成要件である低剛性部)を上下両面間に貫通するように形成したものである。この窓孔19の形成されている部分は、窓孔19の形成されていない部分に比べると、弾性接触片16の延出方向と直交する横断面積が小さくなっている。弾性接触片16は、その窓孔19が形成されている部分において撓み剛性が低くなっているので、撓み接触片16が弾性撓みする際にはその窓孔19の形成されている部分に応力が分散され、弾性接触片16の弾性撓みの支点18における応力が低減される。尚、その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
【0021】
[実施形態3]
次に、本発明を具体化した実施形態3を図5及び図6を参照して説明する。
下側の弾性接触片21のうち基端部21Aに近い略後半部分は上面側が凹んだ形態の湾曲部21Bとされているのに対し、延出端部21Cに近い略前半部分は略平板部21Dとなっている。上側の弾性接触片22の略平板部22Bと基端部22Aとの間には、上面側を凹ませた形態の基端側湾曲部22Cが形成されている。両弾性接触片21,22の間の隙間23のうち基端部21A,22A側(後端側)の略半分は湾曲部21Bの曲面と基端側湾曲部22Cの曲面とによって形成され、隙間23の延出端21C,22D側(前端側)の略半分は略平板部21D,22Bの略平面によって形成されている。両弾性接触片21,22の弾性撓みが進むと、図6に示すように、弾性撓みの支点24が前方へ移動するとともに、隙間23がその後端側から消失していく。
【0022】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では弾性接触部が2枚重ねである場合について説明したが、本発明は、3枚以上の弾性接触片を重ねた場合にも適用できる。この場合、雄タブの接続状態において全ての弾性接触片が隙間を空けずに重なるようにしてもよく、一部の弾性接触部同士の間で隙間が部分的に残ったままとなるようにしてもよい。
【0023】
(2)上記実施形態では弾性接触片が前方(雄タブの挿入方向とは反対方向)へ片持ち状に延出する形態としたが、本発明によれば、弾性接触片が後方(雄タブの挿入方向と同じ方向)へ片持ち状に延出する形態としてもよい。
(3)上記実施形態では雄タブに接触する上側の弾性接触片を下側の弾性接触片よりも長くしたが、本発明によれば、雄タブに接触する上側の弾性接触片を下側の弾性接触片よりも短くしてもよい。
【0024】
(4)上記実施形態では下側の撓み接触片の延出端の位置を上側の弾性接触片の接触部よりも基端部側(後側)となるようにしたが、本発明によれば、下側の撓み接触片を上側の弾性接触片よりも短くしたままで、その下側の撓み接触片の延出端の位置を上側の弾性接触片の接触部よりも延出端側(前側)となるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では雄タブの接続状態において2つの弾性接触片が隙間を空けずに重なるようにしたが、本発明によれば、雄タブの接続完了状態で2つの弾性接触部の間に隙間が一部残ったままとなるようにしてもよい。
【0025】
(6)上記実施形態では隙間を空けて重なる2つの弾性接触片がその隙間よりも延出端側の位置において互いに当接するようにしたが、本発明によれば、隙間を空けて重なる2つの弾性接触片がその基端部のみにおいて密着し、隙間が延出端側に開放された形態としてもよい。この場合、雄タブの接続が完了した状態でも隙間が延出端側へ開放されたままとなるようにしてもよく、雄タブの接続が完了した状態では弾性接触部同士が隙間なく重なるようにしてもよい。
【0026】
(7)上記実施形態では上下2つの弾性接触片のうち下側の弾性接触片を角筒部の底板を切り起こして形成するとともに上側の弾性接触片を側板から延出させて形成したが、本発明によれば、上側の弾性接触片を角筒部の底板を切り起こして形成するとともに下側の弾性接触片を側板から延出させて形成してもよい。
(8)上記実施形態2では弾性接触片に低剛性部を形成する手段として窓孔を設けたが、本発明によれば、弾性接触片の側縁部を切欠して幅狭とすることによって低剛性部を形成するようにしてもよい。
【0027】
(9)上記実施形態2では上下2つの弾性接触片のうち上側の弾性接触片のみに低剛性部(窓孔)を設けたが、本発明によれば、下側の弾性接触片のみに設けてもよく、上下両方の弾性接触片に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において雄タブが弾性接触片に接続される直前の状態をあらわす断面図
【図2】雄タブが弾性接触片への接続を行っている途中の状態をあらわす断面図
【図3】雄タブが弾性接触片への接続を完了した状態をあらわす断面図
【図4】実施形態2の弾性接触片の斜視図
【図5】実施形態3の弾性接触片の側面図
【図6】弾性接触片の弾性撓みが進んだ状態をあらわす側面図
【図7】従来例の弾性接触片の側面図
【符号の説明】
T…雄タブ
10…端子金具
15…下側の弾性接触片
15A…基端部
16…上側の弾性接触片
16A…基端部
16D…接触部
17…隙間
18…弾性撓みの支点
19…窓孔(低剛性部)
21…下側の弾性接触片
21A…基端部
22…上側の弾性接触片
22A…基端部
23…隙間

Claims (4)

  1. 互いに重なり合うとともに基端部同士を密着させた形態で前後方向に延びる複数の弾性接触片を有し、
    雄タブが接続した状態では、その雄タブが前記複数の弾性接触片のうち最も端に位置する弾性接触片の延出端側の接触部を押すことにより、前記複数の弾性接触片が弾性撓みして弾性復元力を蓄勢して前記雄タブとの間に接触圧を確保するようにした端子金具であって、
    前記雄タブが接続されない状態では、前記複数の弾性接触片同士の間に前記弾性接触片の弾性撓み方向の隙間が設けられており、
    前記雄タブの接続動作に伴なって前記接触部が押される過程では、前記隙間を空けていた弾性接触片間の密着領域が基端部から延出端側へ拡大する構成としたことを特徴とする端子金具。
  2. 前記雄タブの接続が完了した状態では、前記複数の弾性接触片が前記隙間を空けずに密着する構成としたことを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  3. 前記隙間を空けて重なる前記複数の弾性接触片は、前記雄タブが接続されていない状態において、その隙間よりも延出端側の位置で互いに当接する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の端子金具。
  4. 前記複数の弾性接触片のうち少なくとも1つの弾性接触片には、その弾性接触片の延出方向と直交する横断面積を部分的に小さくした低剛性部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の端子金具。
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