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JP2003520172A - 引張り部材用のセルフロッキング巻き付け終端装置 - Google Patents

引張り部材用のセルフロッキング巻き付け終端装置

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JP2003520172A
JP2003520172A JP2001553203A JP2001553203A JP2003520172A JP 2003520172 A JP2003520172 A JP 2003520172A JP 2001553203 A JP2001553203 A JP 2001553203A JP 2001553203 A JP2001553203 A JP 2001553203A JP 2003520172 A JP2003520172 A JP 2003520172A
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rope
tension member
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termination
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Otis Elevator Co
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    • B66B7/06Arrangements of ropes or cables
    • B66B7/08Arrangements of ropes or cables for connection to the cars or cages, e.g. couplings
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Abstract

(57)【要約】 本体の周囲に引張り部材を巻き付けることによって生じる摩擦力と、引張り部材をそれ自体の上に圧縮する荷重の重量によって生じる圧縮力と、によって荷重を終端させるエレベータの引張り部材用の終端装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、エレベータ装置に関し、特に、引張り部材を終端させるための種々
の実施例に関する。
【0002】
【背景技術】
従来の牽引式エレベータ装置は、かご、釣合いおもり、かごと釣合いおもりを
連結する2つまたはそれ以上の引張り部材、かごおよび釣合いおもりとの連結点
における引張り部材の各端部用の終端装置、引張り部材を移動させる駆動綱車、
および駆動綱車を回転させる機械を含む。この他に、2対1ローピング方式も一
般的であり、通常は、かご、釣合いおもり、かごと釣合いおもりを連結する2つ
またはそれ以上の引張り部材、構造的支持点における引張部材の各端部用の終端
装置、引張り部材を移動させる駆動綱車、釣合いおもりとかごと駆動綱車とを接
続するための遊び車、および駆動綱車を回転させる機械を含む。
【0003】 引張り部材は、従来から撚られたすなわち捻られた鋼線で形成されてきた。こ
のような引張り部材を、牽引式エレベータ装置においてかごおよび釣合いおもり
で終端させること、または2対1ローピング方式において構造的支持点において
終端させることは、圧縮式終端装置やウェッジ型終端装置を用いて従来行われて
きた。
【0004】 縦横比が1(円形)および縦横比が1より大きい(平形)ロープに対して使用
されてきた従来技術の圧縮式終端装置は、適度に広い圧力範囲を提供する。しか
し、単純な圧縮式終端装置でも多数の部品を必要とするので、このような終端装
置は、製造コストが比較的高いとともに設置に時間がかかる。ウェッジ型終端装
置も、円形および柔軟性のある平形引張り部材の両方に有効に使用されるが、比
較的製造コストが高い。
【0005】 さらに、従来の終端装置では、圧力つまり保持力は、装置の保持面の長さと同
等の引張り部材つまりロープ部分に対して働く。よって、効果的な保持力を得る
ためには、荷重を支持するように保持面の長さが十分に大きくなければならない
【0006】 従って、この技術分野において、有利な統一小売り価格を達成し、短時間で容
易に組立および分解が可能であり、クリアランスの必要条件を減少させる、信頼
性の高い終端装置がさらに求められている。
【0007】
【発明の開示】
本発明の終端装置は、引張り部材を終端させるためにこの引張り部材を周囲に
巻き付けるのを容易にする特定の形状を有する本体である。1つの実施例では、
引張り部材の一方の端部が、本体の開口部に挿入される。この挿入は、引張り部
材の荷重(つまりそこから懸吊されるかごまたは釣合いおもり)を保持すること
を意図しておらず、単に終端装置の周囲に部材を巻き付けるときに引張り部材を
定位置に保持するだけである。引張り部材は、(第1の巻き付け部による)終端
装置に対する引張り部材の摩擦と、引張り部材の第2の部分的な巻き付け部が第
1の巻き付け部の上に重なるときに生じる部材自体によって提供される締付力に
よって終端され(すなわち、使用寿命にわたって定位置に維持され)、全ての荷
重は、開口部に挿入された終端部材の端部に到達する前に装置から反作用される
【0008】 本発明の好適実施例では、本体は、円筒面を有する。
【0009】 本発明の装置は、引張り部材を確実に終端させることができる一方で、より少
ない材料を使用するとともにより少ないクリアランスを必要とする。
【0010】
【発明を実施するための最良の形態】
図1を参照すると、本発明の引張り部材終端装置の相対的な位置を確認するこ
とができる。明瞭となるように、エレベータ装置12は、かご14、釣合いおも
り16、牽引駆動装置18、および機械20を含むように示されている。牽引駆
動装置18は、かご14と釣合いおもりを連結するとともに綱車24によって駆
動される引張り部材22を含んでいる。引張り部材22の両端部、即ちかご側端
部26と釣合いおもり側端部28を終端させる必要がある。本発明は、引張り部
材のこれらの終端点のいずれかに関する。本発明で考慮している種類の例示的な
引張り部材は、1998年2月26日に出願された米国特許出願第09/031
,108号、名称「エレベータ用引張り部材」および1998年12月22日出
願の米国特許出願第09/218,990号、名称「エレベータ用引張り部材」
にさらに詳細に説明されている。また、撚られたすなわち捻られた鋼線および従
来のロープ式引張り部材も、本発明の終端装置に適応させることができる。図示
のエレベータ装置は、本発明の終端装置の位置を示すために例示的な目的でのみ
示したものである。2対1ローピング方式などの他のエレベータ構成でも、本発
明から逸脱することなく、ここで詳細に説明する終端装置を固定支持構造物にお
いて容易に使用することができる。よって、ここで示す終端装置の位置は、以下
で詳細に説明する発明では重要でなく、かご側端部26と釣合いおもり側端部2
8に言及する場合には、対応する固定支持端部に置き換えることができる。これ
により、本発明の説明を2対1ローピング方式のエレベータ装置に対応させるこ
ともできる。
【0011】 本発明の終端装置の1つの実施例を図2,図3,図4を参照して説明する。図
2は終端装置30の斜視図、図3は終端装置30の側面図、図4は終端装置30
の正面図である。終端装置30は、実質的な円筒面を有する中央本体32を含み
、中央本体32は、これを横切る開口部34を有する。本体32は、直円筒、楕
円筒、または他の形状とすることができる。
【0012】 かご14または釣合いおもり16との連結のために、開口部40を有するソケ
ット38を備える支持部36が、本体32と一体に成形または鋳造されており、
シャックル(図示省略)または終端装置30を終端ヒッチ(図示省略)に連結す
る他の手段を通すことができるようになっている。支持部36の後方の本体32
は、仮想線で示されている。引張り部材つまりロープ22は、本体32の周りに
巻き付いているとともに、一方の端部が開口部34内に挿入されており、かつ他
方の端部が(かごまたは釣合いおもりである)荷重を保持するように終端装置3
0から離れるように延在している。
【0013】 次に図3を参照すると、終端装置30の側面図が示されている。開口部34は
、本体32の外側面から実質的に始まるとともに、本体32の実質的に中心部で
終わる。かご側端部26と釣合いおもり側端部28を有する引張り部材22は、
一方の端部26,28が開口部34内に挿入されるとともに、引張り部材22は
、開口部34を超えてかつそれ自体に重なるように本体32の周辺部に(図では
半時計回りに)巻き付けられており、かご14または釣合いおもり16へと続い
ている。引張り部材22と、開口部34の壁および本体32の外側面との間には
、摩擦力が存在する。これらの力が、引張り部材の荷重に反作用する。引張り部
材22と本体32との間の摩擦係数が大きいほど摩擦によって得られる保持力が
大きくなる。終端装置30は、引張り部材自体によって引張り部材の締付力が提
供されるようにすることでさらに高められる。より詳細には、引張り部材22を
、それ自体の上に巻き付けることで、第1の巻き付け部に荷重の保持を補助する
締付力を生じさせる。詳細な実施例では、引張り部材22は、本体32の周辺部
に少なくとも1.5回巻き付けられることが好ましく、これにより、より大きい
摩擦接触表面積が与えられ、かつかご14または釣合いおもり16の荷重によっ
て引張り部材22がそれ自体の上に圧縮されるとともに保持される。引張り部材
22に加わるかご14または釣合いおもり16の重量によって力Fが生じる。好
適実施例では、終端装置は、力Fが本体32に対して正接する点で引張り部材2
2の重なった部分(約1.5回転)が終わるように配置される。
【0014】 この構成によって、引張り部材22の重なった部分に最大の圧縮力が加わる。
さらに、引張り部材の重なった部分の間の摩擦係数が高くなる。本発明の終端装
置は、従来技術に比べて全高を比較的低くすることができるので有利である。こ
れは、一部分、複数回巻き付けたことによって保持表面積が増大することによる
【0015】 引き続き図2,図3,図4を参照すると、支持部36のソケット38内の開口
部40は、支持部36の頂部に例えばシャックルを通すためのチャネルを形成す
る。さらに、図示の実施例では、本体32の実質的な中央部に空間が設けられて
いる。終端装置30は、このような間隙を有するように鋳造可能であり、該間隙
は、材料および関連するコストを最小化するとともに、質量部を減少させ、かつ
内部にシャックルまたはヒッチを設置することを可能とする。
【0016】 図2〜図4に示した実施例は、例えば終端ヒッチである、シャックル(図示省
略)と協同する部材を締めるかもしくは緩めることによって調整することができ
る。
【0017】 開口部34は、所望であれば完全になくすこともでき、この場合には装置の設
置が若干難しくなる。また、開口部34の形状を変更することもできる。例えば
、開口部34は、(図示のように)本体32の両端部で開口していてもよく、こ
れにより、引張り部材22をいずれの端部からも挿入することができる。また、
開口部34は、実施例において本体32の端部に平行に示されており、かつ本体
32の実質的に最も外側の湾曲部に設けられている。しかし、開口部34は、弓
状、傾斜状、V字形、Z字形、S字形または他の実線の形状とすることができる
。さらに、開口部34は、本体32の一方の端部で閉じており、本体32の他方
の端部で開いていてもよい。これにより、引張り部材22は、開口部34に接近
することができる本体32の端部から長手方向に挿入することができる。またさ
らに、開口部34は、引張り部材22の端部26または28が挿入されるアンカ
穴もしくはアンカスロットとすることができる。開口部34の形状および構成は
、所望の接近の容易さおよび使用される引張り部材22の種類(すなわち、縦横
比が1かまたは1より大きいか)などの要因によって異なりうる。
【0018】 続いて図5を参照すると、終端装置30の他の実施例の横断面図が示されてい
る。引張り部材22の端部26または28は、本体32の開口部34に挿入され
、引張り部材22は、本体32の周辺部に巻き付けられる。しかし、引張り部材
22の他の部分の上に直接巻き付ける代わりに、プレート42が含まれる。プレ
ート42は、本体32の周辺部に一致するように弓形となっており、好ましくは
、半円状または四分円状である。
【0019】 引張り部材22に力Fが加わると、引張り部材22の巻き付けにより形成され
た凹状の弓形面に対して垂直な圧縮力が発生する。このような圧縮力は、プレー
ト42の凸状の弓形面および引張り部材22が巻き付けられた本体に対して垂直
に作用する。さらに、プレート42および本体32に対する引張り部材22の圧
縮力は、引張り部材22とプレート42との間だけでなく、引張り部材22と本
体32との間にも摩擦力を発生させる。このような摩擦力は、引張り部材22の
保持力を高める。
【0020】 プレート42は、プレート42の真下で本体32に巻き付けられた引張り部材
22によって形成された層に接触するとともにその形状に一致するように弾力性
を有しうる。2つの引張り部材22の層の間にプレート42を挟むことで、プレ
ート42と引張り部材22との間に追加の摩擦力が生じ、引張り部材22の保持
力がさらに高められる。
【0021】 さらに、耐火性のプレート42を使用して本体32の上に巻き付けられた引張
り部材22の層を分離させることで、終端装置30の耐火性がさらに高まる。こ
のような構成では、引張り部材22に設けられたポリウレタン層は、十分に溶融
または軟化して引張り部材22の鋼製ロープによって切断されるおそれがあり、
これにより、引張り部材22の全ての層の鋼製ロープが本体32の凸状の弓形面
の上にひとまとまりになるおそれがある。プレート42によって、火災時に、引
張り部材22が複数層構造を保つとともに引張り部材22に摩擦力が継続的に作
用し、これにより、終端装置30が構造的な一体性を維持することができる。
【0022】 加えて、引張り部材22が、本体32の周囲に1.5回以上巻き付けられる場
合には、複数のプレート42を配置することができる。
【0023】 引張り部材22の長さを延長もしくは縮小するために、簡便な調整機構を設け
ることが望ましい場合もある。終端装置を調整する追加の構成は、図6〜図12
に示されている。図6は、終端装置60の前方からの斜視図、図7は、終端装置
60内の本体62の前方からの斜視図、図8は、図7の本体62の側面図、図9
は、図7および図8に示す本体62の正面図、図10は、終端装置60の支持部
84の側面図、図11は、図10に示した支持部84の正面図、図12は、終端
装置60の横断面図である。図6〜図12の種々の図は、本発明のこの実施例を
説明するために使用される。
【0024】 終端装置60は、実質的な円筒面を備え、かつ(部分的に仮想線で示された)
支持部84の内部に設置された本体62を含む。図2〜図4に示した実施例を参
照して上述したように、引張り部材22は、本体62の周囲に巻き付けられると
ともに支持部84を通って延在する。本体62は、引張り部材22と本体62と
の間の摩擦力、引張り部材の重なり合う層の間の摩擦力、および荷重(すなわち
かごまたは釣合いおもり)の重量による引張り部材22の重なった層の圧縮力に
よって引張り部材22の反対側の端部を固定する。図6〜図12に示した実施例
では、本体62は、引張り部材22の端部を受容する開口部64を含む。図2〜
図4を参照して上述した実施例と同様に、開口部64の位置づけ、方向、および
形状は、変更することができる。また、開口部64は、完全になくすこともでき
る。
【0025】 支持部84は、さらに、シャックル(図示省略)もしくは終端装置60を終端
ヒッチ(図示省略)に連結する他の手段の通路として、ソケット96内に一体に
成形または鋳造された穴98を含む。
【0026】 本体62は、支持部84の穴102および本体62のボア66に挿入された細
長いピンによって支持部84内に保持される。本体62の回転は、ここでは、本
体62の端部に設けられた一連の切り抜き部68によって防止されている。切り
抜き部68は、本体62の円状の端部の中心部を中心として実質的に対称に設け
られた4つの内向きの角部を形成する。固定部88が、支持部84内に設けられ
ており、この固定部は、切り抜き部68と相補的な大きさ、形状、および位置を
有し、かつ実質的に外向きの角部として形成されている。本体62の複数の切り
抜き部68のうちの1つが、固定部88の上に載っている。この方法によって、
本体62が固定部88上に載っており、かつ細長いピンが本体62に挿入されて
いる場合に、本体62は、回転が防止されるとともに支持される。引張り部材2
2の長さを延長もしくは縮小することが望ましい場合には、まず、本体62から
細長いピンが取り除かれ、次に、本体62が引張り部材22を巻き取るかまたは
解放するために適切な方向に回転され、最後に、切り抜き部68の1つが固定部
88と整列されるとともにこの上に載せられる。
【0027】 当業者であれば分かるように、切り取り部68とブロック部88との間の関係
は変更可能である。例えば、一連の切り取り部68を内向きの角部として形成し
、対応するブロック部88を外向きの角部として形成する代わりに、逆の構成も
可能である。例えば、図13は、他の実施例の横断面図を示している。図6〜図
12の切り抜き部68とブロック部88の代わりに、図13の実施例では、一連
の外向きの角部128と支持部84(図示省略)に設けられた内向きの角部とし
て形成された固定部148を使用している。調整は、図6〜図12を参照して説
明したのと同様の方法で実行される。
【0028】 好適実施例を図示および説明したが、本発明の趣旨および範囲から逸脱するこ
となく、種々の変更および追加を行うことができる。従って、本発明は、例証に
より説明したものであり、限定的に説明したものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エレベータ装置の斜視図である。
【図2】 本発明に係る終端装置の斜視図である。
【図3】 図2の終端装置の側面図である。
【図4】 図2および図3の終端装置の正面図である。
【図5】 本発明に係る終端装置の他の実施例の側面図である。
【図6】 本発明に係る終端装置のまた他の実施例の斜視図である。
【図7】 図6の終端装置内に設けられた本体の斜視図である。
【図8】 図7の本体の側面図である。
【図9】 図7および図8の本体の正面図である。
【図10】 図6の終端部材の支持部の側面図である。
【図11】 図10の支持部の正面図である。
【図12】 図6の終端装置の横断面図である。
【図13】 本発明のさらに他の実施例の横断面図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの引張り部材の終端装置であって、 所定の摩擦係数を有する外側面を備える本体と、 前記本体と関連する支持構造体と、を有し、該支持構造体は、別個の部材に連
    結可能であるとともに、該支持構造体は、前記本体の周囲に少なくとも1.5回
    巻き付けられた引張り部材が、少なくとも1.5回重なった点で、該本体に正接
    して荷重を保持するように配置されていることを特徴とする終端装置。
  2. 【請求項2】 前記本体を荷重または支持構造物に連結させるための、該本体
    に付属するソケットを含んでいることを特徴とする請求項1記載の終端装置。
  3. 【請求項3】 前記本体は、引張り部材の端部を受容する開口部を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1記載の終端装置。
  4. 【請求項4】 前記開口部は、穴、直線状のスロット、弓形のスロット、V字
    形のスロット、S字形のスロット、およびZ字形のスロットからなる群から選択
    されることを特徴とする請求項3記載の終端装置。
  5. 【請求項5】 前記本体は、円筒面を備えていることを特徴とする請求項1記
    載の終端装置。
  6. 【請求項6】 前記本体は、断面形状が楕円形であることを特徴とする請求項
    1記載の終端装置。
  7. 【請求項7】 前記本体と前記支持構造体は、これらの上に設けられた係合可
    能な部分によって、種々の角度関係で分離および連結が可能であることを特徴と
    する請求項1記載の終端装置。
  8. 【請求項8】 前記本体および前記支持構造体は、複数の位置において互いに
    係合可能な固定部をそれぞれ含み、前記位置は使用者によって選択可能であるこ
    とを特徴とする請求項11記載の終端装置。
  9. 【請求項9】 ロープによって懸吊されたかごを含むエレベータ装置であって
    、該ロープは、1より大きい縦横比を含み、ここで縦横比とは、ロープの厚み対
    ロープの幅の比として定義され、 前記エレベータ装置は、本体を有するロープ終端装置を含み、前記ロープは、
    該ロープを前記本体の周囲に巻き付けることによって終端され、前記本体と前記
    ロープとの間の摩擦力と、前記本体の周囲に巻き付けられた前記ロープの層の間
    の摩擦力および圧縮力と、によって、前記ロープが前記本体に保持されているこ
    とを特徴とするエレベータ装置。
  10. 【請求項10】 前記ロープは、非金属性材料から形成される被膜に覆われた
    荷重運搬部材を含んでいることを特徴とする請求項9記載のエレベータ装置。
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