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JP2003519963A - スペクトラム拡散通信システムにおけるオフセット訂正 - Google Patents

スペクトラム拡散通信システムにおけるオフセット訂正

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JP2003519963A
JP2003519963A JP2001550955A JP2001550955A JP2003519963A JP 2003519963 A JP2003519963 A JP 2003519963A JP 2001550955 A JP2001550955 A JP 2001550955A JP 2001550955 A JP2001550955 A JP 2001550955A JP 2003519963 A JP2003519963 A JP 2003519963A
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    • H04B1/69Spread spectrum techniques
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    • H04B1/7077Multi-step acquisition, e.g. multi-dwell, coarse-fine or validation
    • HELECTRICITY
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    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
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    • H04L2027/0057Closed loops quadrature phase

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 スペクトラム拡散通信受信機のために周波数訂正を提供するための方法およびシステム。該方法およびシステムにおいて、逆拡散データ信号の連続したサンプルを処理することにより、周波数オフセットが決定される。この決定されたオフセットから訂正シーケンスが生成されて、逆拡散に先立って符号拡散受信信号と組合せられる。該システムには、ノイズを減じるためにフィルタが含まれてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、デジタルシステムにおいてオフセットを訂正するための方法および
システムに関する。特定的に、周波数オフセットが存在するデジタル通信システ
ムにおいて、そのような訂正が必要となり得る。
【0002】 デジタル通信システムは、情報の送受信に広く使用されている。このようなデ
ジタル通信システムの例として移動電話システムが挙げられるが、これはたとえ
ば、欧州GSM(Global System for Mobile Communications)システムおよび
米国D−AMPSシステムを含む。デジタル通信システムの、テレビジョン送信
用の開発も進んでいる。
【0003】 電話社会において、単一の移動電話を世界中どこでも使用できるようにする単
一の電気通信プロトコルが望まれている。このようなシステムは未だ稼動してい
ないが、そのシステムの基礎となるものが、符号分割多重アクセス(CDMA)
システムの形のスペクトラム拡散信号を使用するものであろうことは明らかであ
る。
【0004】 CDMAシステムにおいて、デジタルデータ信号は第2のデジタル信号によっ
て変調されるが、その第2の信号は通常、はるかに高い切換速度を有する。スペ
クトラム拡散通信システムは、もともとは軍用および衛星用に開発されたもので
あるが、以来、民間の移動電話用に開発されている。米国電気通信工業会(Tele
communications Industry Association)は、携帯電話通信のためのIS−95
CDMA標準を導入した。
【0005】 受信機において、無線受信機は受信した無線信号を電気信号に変換する。それ
が今度は、発振器信号と混合されて、アナログのスペクトラム拡散信号が再生さ
れる。アナログ/デジタル変換機は、そのアナログ信号をサンプリングしてデジ
タル信号を得るが、これはオーバサンプリングされた信号であり得る。このデジ
タル信号は、当該信号を、デジタルのスペクトラム拡散信号を生成するのに使用
される同じ擬似ランダムコードと相互関連付けることにより逆拡散されて、デー
タ信号が再生される。
【0006】 CDMA通信システムにおいては、通常、特に送信および受信発振器周波数オ
フセット等のいかなる系統的または瞬間的な周波数変動をも考慮に入れて、受信
機において自動周波数訂正を行なう必要がある。これは特に、移動体システムの
場合に当てはまる。というのも、移動体システムにおいては送信機に対して受信
機が移動することで信号のドップラー偏移が生じ得るためである。
【0007】 先行技術において、CDMAシステムに自動周波数訂正を提供するために、様
々な技術が用いられてきた。ある先行技術は、受信機への入力において周波数訂
正を行なうものである。CDMA受信機においては、その受信機への入力は最高
のサンプリングレートを有し、したがってこの解決法には、非常に高速の通信要
件が必要である。先行技術の別の解決法は、信号が逆拡散された後に、シンボル
レベルで、周波数誤り検出および訂正を行なうものである。しかし、この解決法
では、周波数訂正の範囲が非常に限られる。
【0008】 欧州特許出願EP−A−0 762 666号は、位相誤り訂正を行なう手段
を組込んだCDMA移動体通信システムを記載している。その中では、送信され
たパイロット信号が逆拡散されて、位相訂正信号を決定するのに使用され、その
位相訂正信号が今度は電圧制御された発振器に送り返される。代替的な実施例に
おいては、周波数制御にパイロット信号を使用することなく、データの位相回転
変化から位相訂正信号を導出することにより、周波数訂正が行なわれる。
【0009】 本発明は、スペクトラム拡散通信受信機のために周波数訂正を提供する方法を
提供する。前記受信機は、第1のデータレートを有する符号拡散信号を逆拡散し
て第2の、より遅いデータレートを有する逆拡散データ信号を少なくとも1つ提
供するように配され、前記方法は、 i)前記逆拡散データ信号の連続したサンプルを処理することによって周波数
オフセットを決定するステップと、 ii)前記決定された周波数オフセットから訂正シーケンスを生成するステッ
プと、 iii)前記第1のデータレートを有する前記符号拡散信号を前記第2の、よ
り遅いデータレートを有する前記逆拡散データ信号から得られた前記訂正シーケ
ンスと組合せて、該決定された周波数オフセットを訂正するステップとを含む。
【0010】 比較的遅い信号データレートで周波数オフセットを測定し、周波数訂正を比較
的速い速度でデータ信号と組合せることにより、比較的広範囲の周波数訂正を可
能にしながらもオフセットの決定に要する計算量を減じることが可能である。
【0011】 好ましくは、該方法は、決定された周波数オフセットにおけるノイズ成分を減
じるフィルタリングステップを含む。このフィルタリングは、先の測定値の重み
付けされた平均を使用して行なってもよい。
【0012】 周波数オフセットは、直前のサンプルの複素共役を乗算した逆拡散データ信号
の複素サンプルの数学的引数を計算することによって決定することが可能である
。訂正シーケンスは、周波数誤りを含む符号拡散信号と組合せることが可能であ
るが、これは、複素訂正ファクタをそれと乗算することによって可能である。符
号拡散信号と組合せるための訂正ファクタを得るのに、逆拡散信号オフセットか
らの線形補間を有利に使用することが可能である。
【0013】 本発明のさらなる局面において、送信信号を受信するための複数の受信機を含
むスペクトラム拡散通信システムが提供される。各受信機は、 受信したRF信号からアナログ信号を生成するためのRF信号受信機と、 前記アナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ/デジタル変換機
と、 第1のデータレートを有する符号拡散信号を処理して第2のデータレートを有
する逆拡散デジタル信号を得るためのデジタル信号逆拡散器とを含み、前記第2
のデータレートは前記第1のデータレートよりも遅く、さらに、 周波数訂正器を含み、 前記周波数訂正器は、前記逆拡散デジタル信号から周波数オフセットの測定値
を得るための周波数オフセット検出器と、周波数訂正を生成するための周波数訂
正生成器と、前記周波数訂正を前記符号拡散信号と組合せて前記周波数オフセッ
トを訂正するための結合器とを含むフィードバックループからなる。
【0014】 本発明のまた別の局面において、スペクトラム拡散通信システムのための受信
機が提供される。該受信機は、 受信したRF信号からアナログ信号を生成するためのRF信号受信機と、 前記アナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ/デジタル変換機
と、 第1のデータレートを有する符号拡散信号を処理して第2のデータレートを有
する逆拡散デジタル信号を得るためのデジタル信号逆拡散器とを含み、前記第2
のデータレートは前記第1のデータレートよりも遅く、さらに、 周波数訂正器を含み、 前記周波数訂正器は、前記逆拡散デジタル信号から周波数オフセットの測定値
を得るための周波数オフセット検出器と、周波数訂正を生成するための周波数訂
正生成器と、前記周波数訂正を前記符号拡散信号と組合せて前記周波数オフセッ
トを訂正するための結合器とを含むフィードバックループからなる。
【0015】 該スペクトラム拡散通信システムは、符号分割多重アクセスシステム、特定的
には電話通信システムであり得る。移動体通信システムにおいて、TxおよびRx 発振器周波数オフセットならびに、送信機と受信機の相対運動が、周波数訂正を
行なう必要性を生じさせる。本発明を組込むことの可能な通信システムの別の例
として、ワイヤレスローカルループリンクが挙げられる。
【0016】
【詳細な説明】 本発明の一実施例を、例示のためのみに、添付の図面を参照して以下に説明す
る。
【0017】 図1を参照して、全体として参照番号10が付されたCDMA通信システムが
示される。この通信システム10は、送信機12および受信機14を含む。もち
ろん、双方向通信システムとして各通信ユニットは送信機能および受信機能を有
する。CDMA移動電話システムにおいて、基地局は複数の遠隔ユニットとの間
でデータを送受信することができ、各遠隔ユニットは通常、どの瞬間にも、単一
の基地局とのみメッセージの送受信を行なう。
【0018】 送信機12において、複数ビットからなる送信されるべきデータ信号16が、
変調回路20においてチップコード18によって変調される。以下、送信される
べきデータ信号は、同位相(I)信号および直交(Q)信号が別々に変調される
4位相偏移変調(QPSK)方式に従って送信されるものとする。結果として得
られるデジタルのスペクトラム拡散信号は、フィルタ22によってアナログのス
ペクトラム拡散信号に変換され、その後、搬送周波数24と混合された後に、チ
ャネル26を介して送信される。
【0019】 受信機14において、受信されたRF信号は、その搬送周波数が除去され、そ
の後I信号およびQ信号に復調される。これらはサンプリングされ、アナログ/
デジタル変換機28によってデジタル信号に変換される。これらデジタル信号は
、逆拡散コード31と組合せて、相関器30によって逆拡散される。通常、逆拡
散コード31はチップコード18と同一である。逆拡散に続いて、結果として得
られたデータ信号は誤り訂正回路32において処理され得る。
【0020】 データ信号16は、シンボルレートと称される、典型的には128キロビット
/秒であり得るデータレートを有する。チップコード18は、典型的に、409
6チップ/秒のチップレートとして知られるデータレートを有し得る。これら2
つの数字は、チップ/ビットの数である拡散ファクタが32であることを意味す
る。
【0021】 図2は、自動周波数制御を有するシステム10に組込むためのCDMA通信受
信機50を示す。これは、シンボルレートレベルでオフセットを測定し、チップ
レートレベルで周波数訂正を行なう。以下の説明では、アナログ信号の最終ダウ
ンコンバートに、直交復調が用いられたものと仮定する。したがって、信号処理
チェーンにおけるすべての動作は、同位相成分および直交成分の両方に対して行
なわれねばならない。
【0022】 データ変調されCDMA符号拡散された複素ベースバンド信号52は、アナロ
グフィルタ54を通過してアナログ/デジタル変換機56に送られる。アナログ
/デジタル変換機56は、チップレートの4倍の周波数でクロック58から入力
されるクロックを受信する。したがって、該アナログ信号はチップレートの4倍
、すなわち16.4Mサンプル/秒の速度でサンプリングされる。結果として得
られるオーバサンプリングされた信号60は、従来の、ノイズおよびパルス整形
用の平方根で乗されたコサイン複素フィルタ(noise and pulse shaping square
root raised cosine complex filter)62を通る。タイミング訂正は、タイミ
ング回路64によって行なわれる。結果として得られるデータストリームは、し
たがって、チップレートよりも高速で、フレーム、シンボルおよびチップ時間に
対して同期される。次の段階で、データストリームはダウンコンバータ66によ
ってチップレートにダウンコンバートされ、最適なサンプリング時点に取られた
、1チップ当たり1つの複素サンプルの対が提供される。
【0023】 以上は、標準的な信号処理動作である。データストリームはチップレートにダ
ウンコンバートされた後に、逆拡散段階に送られる。この逆拡散段階が、本発明
の自動周波数制御を含む。時間整合後、結果として得られた時間整合されたが周
波数訂正はされていない複素サンプルZchip,offs(k)は、訂正されるべき周
波数オフセットfoffsを有する。この訂正は、Zchip,offs(k)を決定された
訂正エンベロープZoffs(k)の複素共役で乗じることにより行なわれる。
【0024】 逆拡散は、逆拡散器68によって行なわれる。逆拡散器68において、2つの
並列の符号長タップFIR−構造マッチトフィルタ(code-length tap FIR-stru
cture matched filters)(図示せず)が、同位相ブランチおよび直交ブランチ
の各ブランチにつき1つ、用いられる。同位相および直交ブランチの両方に、同
じ実数のCDMA−符号ベクトルが、フィルタ係数として与えられる。タイミン
グがわかっているので、乗算および加算演算は、公知のシンボルサンプリング時
点にのみ、すなわち、各タップにつき1シンボル当たり1回、実行される。逆拡
散器68によって行なわれる複素相関逆拡散演算(complex correlation despre
ading operation)の結果として、シンボルレートのデータストリームZsym(n
)が得られる。
【0025】 周波数誤り検出は、検出器70によって行なわれる。この検出器は、周波数誤
りを決定して、その値を数値的に制御された発振器72に送る。発振器72はオ
フセット訂正を作成し、これが乗算器74によって、訂正されるべきサンプルと
乗算される。
【0026】 逆拡散後、結果として得られたシンボルストリームが搬送位相訂正器76に、
その後コヒーレント復調器78に渡される。誤り訂正は、ビタビ畳込検出器80
によって提供される。結果として得られた処理済み信号は、適宜、情報を個々の
チャネルに配するように処理され、また、それらが音声送信に対応する場合には
、アナログ音声信号に変換され得る。
【0027】 ここで図3を参照して、受信機50の自動周波数訂正段階をより詳細に示す。 あるサンプリング時点nにおいて、シンボルサンプルは以下の等式で表わされ
得る。
【0028】
【数1】
【0029】 各サンプリング時点nにおいて、シンボルサンプルは、変調位相偏移ψmod
n)および、線形に変化する位相オフセットψoffs(n)を通じた発振器周波数
オフセットに関する情報を含む。これらの位相偏移は、不規則に変化するノイズ
成分ψnoise(n)によって歪みを生じ、また、一定の初期位相値ψ0(n)も存
在する。
【0030】 周波数誤り検出器70は、2つの連続的なシンボルサンプルZsym(n)およ
びZsym(n−1)の間の位相差ψoffs(n)−ψoffs(n−1)を使用して、
入来する複素信号サンプルZsym(n)からfoffs(n)を決定する。この周波
数オフセットfoffs(n)は、以下の複素乗算および引数演算を行なうことによ
って得られる。
【0031】
【数2】
【0032】 差分変調位相Δψmod(n)は、m個の公知の値の組のうち1つを含み、これ
が配座点(constellation point)をゼロ起源のまわりで回転させることにより
除去されることで、結果として得られるベクトルは、最小差分変調位相の半分よ
り小さい角度値を有するようになる。(D)QPSK変調について、これは以下
の結果となる。
【0033】
【数3】
【0034】 周波数オフセットが決定された後に、二次ローパスフィルタ82を使用して、
連続した周波数オフセット推定値を平均することにより、ノイズが減じられる。
フィルタ82は以下の演算を行なう。
【0035】
【数4】
【0036】 フィルタ係数c1およびc2は、スペクトルノイズ成分がその上で抑制される
ノイズフィルタ帯域幅を決定する。
【0037】 シンボル時間Tsym当たり1つのフィルタ処理された周波数オフセット推定値
offs,filt(n)が、数値的に制御される発振器72に与えられる。これは、
発振器周波数オフセットによって引起される、シンボルの最初のサンプルと最後
のサンプルとの間の複素データストリームZchip,offs(k)の平均位相変化を
示す。発振器72は、以下の式で表わされるアップサンプリングされた複素訂正
シーケンスを生成する。式中、チップレート位相値ψoffs(k)は、シンボル時
間当たりの平均位相差Δψoffs,filt(n)=Tsym・foffs,filt(n)から線
形に補間される。
【0038】
【数5】
【0039】 フィードバックループを閉じるために、乗算器74は複素乗算を行なって、入
来する誤りのあるサンプルZchip,offs(k)を構築された訂正エンベロープZo ffs (k)の複素共役によって乗算する。
【0040】
【数6】
【0041】 当初、周波数オフセットは検出されることはなく、したがって、最初のシンボ
ルにおけるすべてのチップサンプリング時点kにおける乗算ファクタZoffs(k
)は(1+j0)に設定され、Zchip(k)はZchip,offs(k)に等しい。
【0042】 上述の周波数訂正システムは、所望の発振器周波数オフセットの推定および訂
正を行なうのに、余分なパイロット信号の存在を必要としない。周波数オフセッ
ト推定は、変調され拡散されたデータシンボルのエネルギのみを使用して行なわ
れる。しかし、原則的には、この構成をパイロット信号システムに適用すること
も可能である。
【0043】 さらに、以上の説明が開示されたシステムの好ましい実施例に関するものであ
り、この発明において様々な変更および修正がその精神および範囲から離れるこ
となくなされ得ることは、当業者には理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般化したCDMA通信システムの概略図である。
【図2】 周波数訂正を組込んだCDMA通信システム受信機の概略図であ
る。
【図3】 図2に示す周波数訂正構成をより詳細に示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年3月15日(2002.3.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイヤー,クラウス ドイツ、デー−01219 ドレスデン、オッ トー・ディックス・リング、88 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE31

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラム拡散通信受信機のために周波数訂正を提供する
    方法であって、前記受信機は、第1のデータレートを有する符号拡散信号を逆拡
    散して、第2の、より遅いデータレートを有する逆拡散データ信号を少なくとも
    1つ提供するように配され、前記方法は、 i)前記逆拡散データ信号の連続したサンプルを処理することによって周波数
    オフセットを決定するステップと、 ii)前記決定された周波数オフセットから訂正シーケンスを生成するステッ
    プと、 iii)前記第1のデータレートを有する前記符号拡散信号を前記第2のより
    遅いデータレートを有する前記逆拡散データ信号から得られた前記訂正シーケン
    スと組合せて、該決定された周波数オフセットを訂正するステップとを含む、方
    法。
  2. 【請求項2】 該決定された周波数オフセットから訂正シーケンスを生成す
    るステップに先立って、該決定された周波数オフセットをフィルタリングしてそ
    の中のノイズを減じるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記周波数オフセットを決定するステップは、先行する複素
    サンプルの複素共役を乗じた複素サンプルの数学的引数の計算を含む、データ処
    理演算の実行を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該通信システムは符号分割多重アクセス通信システムであっ
    て、該周波数オフセットは、連続したシンボルサンプルから決定され、該周波数
    オフセットは、前記シンボルサンプルを得るための逆拡散に先立って受信データ
    を訂正ファクタで乗じることにより訂正される、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記訂正シーケンスは、アップサンプリングされた複素訂正
    シーケンスZoffs(k)であって、Zoffs(k)は1×exp{jψoffs(k)
    }に等しく、ψoffs(k)は、該第2のレートの平均位相差から線形に補間され
    る該第1のレートの位相オフセット値を表わす、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 送信信号を受信するための複数の受信機を含むスペクトラム
    拡散通信システムであって、各受信機は、 受信したRF信号からアナログ信号を生成するためのRF信号受信機と、 前記アナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ/デジタル変換機
    と、 第1のデータレートを有する符号拡散信号を処理して第2のデータレートを有
    する逆拡散デジタル信号を得るためのデジタル信号逆拡散器とを含み、前記第2
    のデータレートは前記第1のデータレートよりも遅く、さらに、 周波数訂正器を含み、 前記周波数訂正器は、前記逆拡散デジタル信号から周波数オフセットの測定値
    を得るための周波数オフセット検出器と、周波数訂正を生成するための周波数訂
    正生成器と、前記周波数訂正を前記符号拡散信号と組合せて前記周波数オフセッ
    トを訂正するための結合器とを含むフィードバックループからなる、システム。
  7. 【請求項7】 前記周波数オフセット検出器は、前記逆拡散デジタル信号の
    直前のサンプルの複素共役を乗じた前記逆拡散デジタル信号の複素サンプルの数
    学的引数を決定する数学的演算を行なうためのデータプロセッサを含む、請求項
    6に記載のスペクトラム拡散通信システム。
  8. 【請求項8】 前記周波数訂正器は、前記符号拡散信号の逆拡散に先立って
    前記符号拡散信号を訂正ファクタで乗じる乗算器を含む、請求項6に記載のスペ
    クトラム拡散通信システム。
  9. 【請求項9】 前記周波数訂正生成器は、前記逆拡散信号のサンプルから計
    算された平均位相差から前記符号拡散信号の位相オフセット値を計算するための
    補間器を含む、請求項6に記載のスペクトラム拡散通信システム。
  10. 【請求項10】 スペクトラム拡散通信システムのための受信機であって、 受信したRF信号からアナログ信号を生成するためのRF信号受信機と、 前記アナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ/デジタル変換機
    と、 第1のデータレートを有する符号拡散信号を処理して第2のデータレートを有
    する逆拡散デジタル信号を得るためのデジタル信号逆拡散器とを含み、前記第2
    のデータレートは前記第1のデータレートよりも遅く、さらに、 周波数訂正器を含み、 前記周波数訂正器は、前記逆拡散デジタル信号から周波数オフセットの測定値
    を得るための周波数オフセット検出器と、周波数訂正を生成するための周波数訂
    正生成器と、前記周波数訂正を前記符号拡散信号と組合せて前記周波数オフセッ
    トを訂正するための結合器とを含むフィードバックループからなる、受信機。
JP2001550955A 2000-01-05 2000-08-11 スペクトラム拡散通信システムにおけるオフセット訂正 Pending JP2003519963A (ja)

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