JP2003515919A - 電気機械フィルムおよび音響要素 - Google Patents
電気機械フィルムおよび音響要素Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】電気エネルギーを機械エネルギーに転換し、機械エネルギーを電気エネルギーに転換するように意図された電気機械フィルムである。フィルム(1)は誘電体であり、セル(3)から形成され、セルの高さと幅との比は3:1から1:3の間である。2つのこのようなフィルムを共に結合し、第1のフィルム(1)では電界強度が減少し第2のフィルム(1)では電界強度が増加するようにそれらを制御することによって、音響要素の曲げが提供される。
Description
【0001】
本発明は電気機械フィルムに関し、このフィルムは誘電体であり、電圧または
電荷がフィルムの表面に伝えられ、且つ/または、電圧または電荷がフィルムの
表面から放出されるように、電気エネルギーを機械エネルギーに転換し、且つ/
または、機械エネルギーを電気エネルギーに転換するように意図されている。
電荷がフィルムの表面に伝えられ、且つ/または、電圧または電荷がフィルムの
表面から放出されるように、電気エネルギーを機械エネルギーに転換し、且つ/
または、機械エネルギーを電気エネルギーに転換するように意図されている。
【0002】
さらに、本発明は、互いに結合された2つの電気機械フィルムからなる音響要
素に関する。
素に関する。
【0003】
米国特許第4,654,546号には、誘電体材料に平らな円盤状気体バブル
が設けられる電気機械フィルムが開示されている。フィルムは、帯電され金属被
覆され得る。フィルム上に電圧がかけられると、電界によって発生した力がフィ
ルムの厚さを減少させ、それによって、バブルが平らになり、バブル内の空気が
押されて圧力が増加する。したがって、フィルムの厚さは変化し得るが、フィル
ムの長さおよび幅はほとんど変化しない。厚さの変化もむしろ小さい。最大電圧
で、フィルムの厚さの変化はフィルムの厚さの約0.1%のみである。用途によ
っては、フィルムの寸法により大きな変化を達成することが必要であることがあ
るであろう。
が設けられる電気機械フィルムが開示されている。フィルムは、帯電され金属被
覆され得る。フィルム上に電圧がかけられると、電界によって発生した力がフィ
ルムの厚さを減少させ、それによって、バブルが平らになり、バブル内の空気が
押されて圧力が増加する。したがって、フィルムの厚さは変化し得るが、フィル
ムの長さおよび幅はほとんど変化しない。厚さの変化もむしろ小さい。最大電圧
で、フィルムの厚さの変化はフィルムの厚さの約0.1%のみである。用途によ
っては、フィルムの寸法により大きな変化を達成することが必要であることがあ
るであろう。
【0004】
本発明の目的は、先行技術に比較して改良された特性を備えた電気機械フィル
ムを提供することである。
ムを提供することである。
【0005】
本発明による電気機械フィルムは、セルから形成され、セルの高さと幅との比
は3:1から1:3の間であり、それによって、セルが変形するときにセル内部
で変形に抵抗する圧力は本質的に変化しないままであることを特徴とする。
は3:1から1:3の間であり、それによって、セルが変形するときにセル内部
で変形に抵抗する圧力は本質的に変化しないままであることを特徴とする。
【0006】
さらに、本発明による音響要素は、フィルムがセルから形成され、セルの高さ
と幅との比は3:1から1:3の間であり、また第1のフィルムでは電界強度が
減少し、第2のフィルムでは電界強度が増加し、それによって音響要素の結合さ
れたフィルムが曲がるように、音響要素がフィルムを制御するための手段を備え
ることを特徴とする。
と幅との比は3:1から1:3の間であり、また第1のフィルムでは電界強度が
減少し、第2のフィルムでは電界強度が増加し、それによって音響要素の結合さ
れたフィルムが曲がるように、音響要素がフィルムを制御するための手段を備え
ることを特徴とする。
【0007】
本発明の本質的な概念は、フィルムが、薄壁を備えた好ましくは多角形のセル
から形成され、セルの高さと幅との比が3:1から1:3の間であることである
。これによって、セルが変形するときに、セル内部で変形に抵抗する圧力はほん
のわずかしか変わらない。好ましい実施形態の概念は、セルの高さと長さとの比
が1:3未満であり、好ましくは1:10未満であるように、セルは細長いとい
うことである。
から形成され、セルの高さと幅との比が3:1から1:3の間であることである
。これによって、セルが変形するときに、セル内部で変形に抵抗する圧力はほん
のわずかしか変わらない。好ましい実施形態の概念は、セルの高さと長さとの比
が1:3未満であり、好ましくは1:10未満であるように、セルは細長いとい
うことである。
【0008】
フィルムが押されるときに、セルは変形して広くなり、したがって、セルの壁
が曲がるときにフィルムも広くなるということが本発明の利点である。セルが長
くなればなるほどフィルムの変形に対する抵抗は小さくなる。
が曲がるときにフィルムも広くなるということが本発明の利点である。セルが長
くなればなるほどフィルムの変形に対する抵抗は小さくなる。
【0009】
本発明は添付の図面でより詳細に説明される。
【0010】
図1は、電気機械フィルム1を示す。フィルム1は壁2から形成され、これは
セル3をフィルム内に制限する。セル3は、多角形であることがもっとも好まし
いが、湾曲した形態等も可能である。セル3の1つの好ましい形態は六辺形であ
り、それによってフィルム1の構造は蜂の巣型になる。セルの高さと幅との比は
、3:1から1:3の間である。もっとも好ましくは、高さと幅との比は、およ
そ1:1である。図2は、セルが変形するときに起こることを例示する。点線で
示されるようにセル3の高さが最大になるとき、セル3の幅は最小になる。セル
の高さが連続線によって示される位置へ減少するとき、セルの幅は増加する。し
かしながら、セルの容量は変形の間に実質的に変化せず、そのためセル内部の圧
力は実質的に変化しないままである。したがって、変形に抵抗する力は小さいま
まである。言い換えると、セル3が変形するとき、フィルム1の厚さの変化は数
パーセントまでになり得るが、セル3の内部の変形に抵抗する圧力は実質的に変
わらない。
セル3をフィルム内に制限する。セル3は、多角形であることがもっとも好まし
いが、湾曲した形態等も可能である。セル3の1つの好ましい形態は六辺形であ
り、それによってフィルム1の構造は蜂の巣型になる。セルの高さと幅との比は
、3:1から1:3の間である。もっとも好ましくは、高さと幅との比は、およ
そ1:1である。図2は、セルが変形するときに起こることを例示する。点線で
示されるようにセル3の高さが最大になるとき、セル3の幅は最小になる。セル
の高さが連続線によって示される位置へ減少するとき、セルの幅は増加する。し
かしながら、セルの容量は変形の間に実質的に変化せず、そのためセル内部の圧
力は実質的に変化しないままである。したがって、変形に抵抗する力は小さいま
まである。言い換えると、セル3が変形するとき、フィルム1の厚さの変化は数
パーセントまでになり得るが、セル3の内部の変形に抵抗する圧力は実質的に変
わらない。
【0011】
フィルム1が押されると、すなわち厚さが減少すると、セル3は変形して幅が
広くなり;すなわち、フィルムの厚さが減少すると、フィルムの幅が同じ割合で
増加する。もっとも好ましくは、セル3は細長くなり、わずかに平らにもなる。
好ましくは、セル3の高さと長さとの比は1:3未満であり、もっとも好ましく
は1:10未満である。セル3が長くなればなるほど、フィルムの変形への抵抗
が少なくなる。
広くなり;すなわち、フィルムの厚さが減少すると、フィルムの幅が同じ割合で
増加する。もっとも好ましくは、セル3は細長くなり、わずかに平らにもなる。
好ましくは、セル3の高さと長さとの比は1:3未満であり、もっとも好ましく
は1:10未満である。セル3が長くなればなるほど、フィルムの変形への抵抗
が少なくなる。
【0012】
フィルムの厚さは例えば30μmであり、フィルムの電荷ポテンシャルが80
0Vであり制御電圧が100Vであるときに、厚さおよび幅が5%までの変化を
することができる。セル壁2ができるだけ薄く、それによってフィルム1の空気
容量ができるだけ大きいことがフィルムの機能のために重要である。空気容量が
70%を超え、それによりフィルム1はまた重量も非常に軽いことがもっとも好
ましい。
0Vであり制御電圧が100Vであるときに、厚さおよび幅が5%までの変化を
することができる。セル壁2ができるだけ薄く、それによってフィルム1の空気
容量ができるだけ大きいことがフィルムの機能のために重要である。空気容量が
70%を超え、それによりフィルム1はまた重量も非常に軽いことがもっとも好
ましい。
【0013】
フィルムの表面は、フィルムが広がるのを防止するであろう平らな表面層を有
してはならないが、セルパターンはフィルム1の表面まで続かなければならない
。したがって、フィルム1の表面に配設された金属コーティングは非常に薄くな
ければならない。
してはならないが、セルパターンはフィルム1の表面まで続かなければならない
。したがって、フィルム1の表面に配設された金属コーティングは非常に薄くな
ければならない。
【0014】
フィルム1は、例えば、プラスチックと核生成剤との混合物を押し出し、その
中に、押出中に推進ガスを注入することによって製造することができる。このよ
うにして実現される発泡フィルムは、より薄く吹き込まれ、同時に強く伸ばされ
る。このようにして製造されたセルは十分に長く作られる。フィルム1を提供す
る別の代替案は、プラスチックと核生成剤との混合物を押圧してフィルムにし、
その後でフィルムを急速に冷却することである。その後、フィルムは再加熱され
、ある程度長手方向に延伸され、それによって細長いセルプレフォームがプラス
チックと核生成剤との境界で裂かれる。この後、フィルムは圧力チャンバを通っ
て導かれ、それによって推進ガスがセルプレフォーム内に流れ、その後、フィル
ムが長手方向に、例えば10倍に延伸される。例えば、炭酸カルシウム粒子が核
生成剤として使用され得る。
中に、押出中に推進ガスを注入することによって製造することができる。このよ
うにして実現される発泡フィルムは、より薄く吹き込まれ、同時に強く伸ばされ
る。このようにして製造されたセルは十分に長く作られる。フィルム1を提供す
る別の代替案は、プラスチックと核生成剤との混合物を押圧してフィルムにし、
その後でフィルムを急速に冷却することである。その後、フィルムは再加熱され
、ある程度長手方向に延伸され、それによって細長いセルプレフォームがプラス
チックと核生成剤との境界で裂かれる。この後、フィルムは圧力チャンバを通っ
て導かれ、それによって推進ガスがセルプレフォーム内に流れ、その後、フィル
ムが長手方向に、例えば10倍に延伸される。例えば、炭酸カルシウム粒子が核
生成剤として使用され得る。
【0015】
フィルムは強電界で、セル3の内部の上部表面に正電荷が形成され、下部表面
に負電荷が形成されるエレクトレットフィルムへと帯電される。その後フィルム
1は、例えば真空蒸着を用いて薄いアルミニウム層4が金属被覆される。言い換
えると、アルミニウム層4はフィルム表面のセルパターンを覆わず、フィルムの
厚さが変わるときにフィルムの幅が変化し得るように薄くなければならない。
に負電荷が形成されるエレクトレットフィルムへと帯電される。その後フィルム
1は、例えば真空蒸着を用いて薄いアルミニウム層4が金属被覆される。言い換
えると、アルミニウム層4はフィルム表面のセルパターンを覆わず、フィルムの
厚さが変わるときにフィルムの幅が変化し得るように薄くなければならない。
【0016】
フィルム1は押されると広くもなり、逆もまた同様であるので、少なくとも2
つのフィルムを互いに対して結合することによって曲げ構造物を製造することが
できる。例えば図3aによると、フィルム1の正帯電した側を互いに対して接触
して配設し、電極U1およびU2を外側に配設し、この後、電界の強度が第1の
フィルムにおいて増加し第2のフィルムにおいて減少するように電極U1および
U2の間の電圧を制御することによって2つのフィルム1から形成される要素が
曲げられ得る。曲げ構造物は、図3bまたは3cに与えられる方法によっても実
現することができる。図3a、3bまたは3cによる構造物を使用して、曲げ運
動を電気エネルギーに転換することもできる。これによって、構造物の曲げが電
荷を引き起こし、電荷を放出することによって電気エネルギーを生成することが
できる。曲げ構造物はまた、第1の表面が第2の表面よりも剛性であるフィルム
によって提供され得、すなわち、表面薄層として知られるものがフィルムの第1
の表面上にあるか、または、その金属コーティングが第2の表面よりも厚いフィ
ルムによって設けられることができる。
つのフィルムを互いに対して結合することによって曲げ構造物を製造することが
できる。例えば図3aによると、フィルム1の正帯電した側を互いに対して接触
して配設し、電極U1およびU2を外側に配設し、この後、電界の強度が第1の
フィルムにおいて増加し第2のフィルムにおいて減少するように電極U1および
U2の間の電圧を制御することによって2つのフィルム1から形成される要素が
曲げられ得る。曲げ構造物は、図3bまたは3cに与えられる方法によっても実
現することができる。図3a、3bまたは3cによる構造物を使用して、曲げ運
動を電気エネルギーに転換することもできる。これによって、構造物の曲げが電
荷を引き起こし、電荷を放出することによって電気エネルギーを生成することが
できる。曲げ構造物はまた、第1の表面が第2の表面よりも剛性であるフィルム
によって提供され得、すなわち、表面薄層として知られるものがフィルムの第1
の表面上にあるか、または、その金属コーティングが第2の表面よりも厚いフィ
ルムによって設けられることができる。
【0017】
図4から10は、上述の電気機械フィルムが使用され、音を生成し測定し減衰
させるために使用し得る異なった音響要素を例示する。図4は、図3aにしたが
って共に積層された一対のフィルムからなる要素を示し、このフィルム対は、折
り目の高さが例えば約15mmであり、折り目の間の距離が例えば約1mmであ
るように接近して折られる。電気エネルギーを供給することによって、折り目が
互いに対して曲がり、要素が圧力波および音を生成するようにフィルムを制御す
ることができる。要素は少なくとも一方の側の表面を多孔質層5で覆われ得る。
2つの要素を互いに交差するように結合でき、それによって図5に示されるよう
に堅固な構造物が提供される。
させるために使用し得る異なった音響要素を例示する。図4は、図3aにしたが
って共に積層された一対のフィルムからなる要素を示し、このフィルム対は、折
り目の高さが例えば約15mmであり、折り目の間の距離が例えば約1mmであ
るように接近して折られる。電気エネルギーを供給することによって、折り目が
互いに対して曲がり、要素が圧力波および音を生成するようにフィルムを制御す
ることができる。要素は少なくとも一方の側の表面を多孔質層5で覆われ得る。
2つの要素を互いに交差するように結合でき、それによって図5に示されるよう
に堅固な構造物が提供される。
【0018】
図6は、フィルム1の薄化および拡張により結果としてフィルムに運動および
音響圧力を発生させる要素を例示する。出力を増大するため、数個のフィルム層
を共に結合することができる。フィルムは多孔質支持プレート5に取り付けられ
る。
音響圧力を発生させる要素を例示する。出力を増大するため、数個のフィルム層
を共に結合することができる。フィルムは多孔質支持プレート5に取り付けられ
る。
【0019】
図7は、制御信号の関数としてのフィルムの横方向変化が構造物全体の厚さを
変える構造物を例示する。フィルム1の1つを、要素の制御のフィードバックセ
ンサとして使用することができる。堅固なまたは多孔質のプレートを要素のバッ
クプレートとして配設することができる。
変える構造物を例示する。フィルム1の1つを、要素の制御のフィードバックセ
ンサとして使用することができる。堅固なまたは多孔質のプレートを要素のバッ
クプレートとして配設することができる。
【0020】
図8は、フィルムとそのまわりに配設された表面プレート6とからなる要素を
例示する。フィルム1が制御信号の関数として広くなったり狭くなったりすると
き、表面プレート6は反対方向に動く。
例示する。フィルム1が制御信号の関数として広くなったり狭くなったりすると
き、表面プレート6は反対方向に動く。
【0021】
図9は、互いに重ねられた少なくとも2つのフィルムが、図9により示される
形へと曲げられたプレート状構造物を形成する要素を例示する。フィルム1は、
矢印によって示されるように曲がるよう別々に制御される。フィルムの層は連続
していてもよく、その表面上の電極も連続していてもよい。フィルムの制御は、
図3および4に関連するようにして行われる。
形へと曲げられたプレート状構造物を形成する要素を例示する。フィルム1は、
矢印によって示されるように曲がるよう別々に制御される。フィルムの層は連続
していてもよく、その表面上の電極も連続していてもよい。フィルムの制御は、
図3および4に関連するようにして行われる。
【0022】
図10は、横方向以外の曲げフィルム要素の運動が表面層7によって防止され
る解決法を例示する。下部表面層7には開口8が設けられ、これを通って要素に
より生成された音が外へ出る。開口によって要素の共鳴振動数を所望に応じて調
節することができる。図11に示されるように、音の生成が結果として要素に反
動力F3を与える。横方向以外のフィルム要素の運動が防止されるため、フィル
ムの質量が結果として運動の力Fになり、その対抗する力F1はフィルムの縁に
て方向づけられる。下方に方向づけられた力F1の成分F2は、フィルム要素の
反動力F3を相殺する力を形成する。言い換えると、聞き手は図11に見られる
ように要素の下にいて、すなわち、音は音響要素の反動力を相殺するために聞き
手に向けてフィルムの裏表面から聞き手に対して伝えられる。
る解決法を例示する。下部表面層7には開口8が設けられ、これを通って要素に
より生成された音が外へ出る。開口によって要素の共鳴振動数を所望に応じて調
節することができる。図11に示されるように、音の生成が結果として要素に反
動力F3を与える。横方向以外のフィルム要素の運動が防止されるため、フィル
ムの質量が結果として運動の力Fになり、その対抗する力F1はフィルムの縁に
て方向づけられる。下方に方向づけられた力F1の成分F2は、フィルム要素の
反動力F3を相殺する力を形成する。言い換えると、聞き手は図11に見られる
ように要素の下にいて、すなわち、音は音響要素の反動力を相殺するために聞き
手に向けてフィルムの裏表面から聞き手に対して伝えられる。
【0023】
図面および関連する明細書は、本発明の概念を例示することを意図するのみで
ある。本発明の詳細は特許請求の範囲内で変更し得る。したがって電気機械フィ
ルムは、圧力、力および動きを測定する異なったセンサとして、また、異なった
アクチュエータおよび調整ユニットとしても用いられ得る。さらにフィルムは、
圧力、力および動きまたは温度の変化を電気エネルギーへと転換するための要素
として用いられ得る。フィルムはプラスチックから製造されることが好ましく、
これはエレクトレットの電荷をよく保存する。これらの例としては、サイクリッ
クオレフィン共重合体COC、ポリメチルペンテンTPX、ポリテトラフルオロ
エチレンPTFEおよびポリプロピレンPPが挙げられる。
ある。本発明の詳細は特許請求の範囲内で変更し得る。したがって電気機械フィ
ルムは、圧力、力および動きを測定する異なったセンサとして、また、異なった
アクチュエータおよび調整ユニットとしても用いられ得る。さらにフィルムは、
圧力、力および動きまたは温度の変化を電気エネルギーへと転換するための要素
として用いられ得る。フィルムはプラスチックから製造されることが好ましく、
これはエレクトレットの電荷をよく保存する。これらの例としては、サイクリッ
クオレフィン共重合体COC、ポリメチルペンテンTPX、ポリテトラフルオロ
エチレンPTFEおよびポリプロピレンPPが挙げられる。
【図1】
図1は電気機械フィルムを上部から斜めに概略的に示す図である。
【図2】
図2は1つのセルの変形を概略的に示す図である。
【図3】
図3a、3bおよび3cは互いに対して結合された2つのフィルムからなる音
響要素の概略図である。
響要素の概略図である。
【図4】
図4は音響要素の概略図である。
【図5】
図5は音響要素の概略図である。
【図6】
図6は音響要素の概略図である。
【図7】
図7は音響要素の概略図である。
【図8】
図8は音響要素の概略図である。
【図9】
図9は音響要素の概略図である。
【図10】
図10は音響要素の概略図である。
【図11】
図11は図10による音響要素によって発生した力の概略図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
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MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ
,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,
VN,YU,ZA,ZW
Claims (10)
- 【請求項1】 電気機械フィルムであって、前記フィルム(1)は誘電体で
あり、電圧または電荷が前記フィルム(1)の表面に伝えられ且つ/または電圧
または電荷が前記フィルムの表面から放出されるように、電気エネルギーを機械
エネルギーに転換し且つ/または機械エネルギーを電気エネルギーに転換するよ
うに意図された電気機械フィルムであって、前記フィルム(1)はセル(3)か
ら形成され、前記セル(3)の高さと幅との比は3:1から1:3の間であり、
それによって、セル(3)が変形するとき、前記セル(3)内部で変形に抵抗す
る圧力は本質的に変化しないままであることを特徴とする電気機械フィルム。 - 【請求項2】 前記セル(3)は多角形であることを特徴とする請求項1に
記載のフィルム。 - 【請求項3】 前記フィルム(1)の空気容量が70%を超えるように前記
セル(3)の壁(2)が薄いことを特徴とする請求項1または2に記載のフィル
ム。 - 【請求項4】 前記セル(3)の高さと長さとの比が1:3未満であるよう
に、前記セル(3)が細長いことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に
記載のフィルム。 - 【請求項5】 前記セル(3)の高さと長さとの比は1:10未満であるこ
とを特徴とする請求項4に記載のフィルム。 - 【請求項6】 前記フィルム(1)は、少なくとも一方の側に電気導電層が
塗布されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のフィルム。 - 【請求項7】 前記電気導電層は、真空蒸着を用いて前記フィルム(1)を
金属被覆することによって形成されることを特徴とする請求項6に記載のフィル
ム。 - 【請求項8】 前記セル(3)の内部の上部表面が正帯電し、前記セル(3
)の内部の下部表面が負帯電するように、前記フィルム(1)は少なくともある
部分でエレクトレットフィルムとして帯電されることを特徴とする請求項1から
7のいずれか1項に記載のフィルム。 - 【請求項9】 互いに結合された少なくとも2つの電気機械フィルムからな
る音響要素であって、フィルム(1)がセル(3)から形成され、前記セルの高
さと幅との比は3:1から1:3の間であり、前記音響要素は、前記第1のフィ
ルム(1)では電界強度が減少し、前記第2のフィルム(1)では電界強度が増
加し、それによって前記音響要素の前記結合されたフィルム(1)が曲がるよう
に前記フィルム(1)を制御するための手段を備えることを特徴とする音響要素
。 - 【請求項10】 音を生成するときに、前記結合されたフィルム(1)は聞
き手から離れて動くように配設され、前記音響要素の反動力を相殺するように、
前記フィルム(1)に折り目が形成されることを特徴とする請求項9に記載の音
響要素。
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