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JP2003510005A - 電子的に整流可能なモータ - Google Patents

電子的に整流可能なモータ

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Publication number
JP2003510005A
JP2003510005A JP2001524224A JP2001524224A JP2003510005A JP 2003510005 A JP2003510005 A JP 2003510005A JP 2001524224 A JP2001524224 A JP 2001524224A JP 2001524224 A JP2001524224 A JP 2001524224A JP 2003510005 A JP2003510005 A JP 2003510005A
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JP
Japan
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control unit
motor
rotational speed
output stage
running
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001524224A
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English (en)
Inventor
ズッター イェルク
シュヴェンク ヴォルフガング
ベーリング クロード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2003510005A publication Critical patent/JP2003510005A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/093Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against increase beyond, or decrease below, a predetermined level of rotational speed
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/0816Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors concerning the starting sequence, e.g. limiting the number of starts per time unit, monitoring speed during starting
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    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/0833Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors for electric motors with control arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、半導体出力段を介して、電子制御ユニットによりPWM制御信号を用いてモータの励磁巻線が起動制御され、その際制御ユニットに目標値を設定することが可能であり、またこの制御ユニットは相応のPWM制御信号を半導体出力段位送出する、電子的に整流可能なモータに関する。モータ及び電子構成部品の過負荷につながる可能性がある欠陥を、ランニングアップフェーズにおいて既に識別し、また過負荷から保護することができるようにするために、本発明によれば、目標値の設定後及び/又は制御ユニット及び/又は半導体出力段のスイッチオン後に制御ユニットが、設定されるまたは設定可能なランニングアップ時間においてランプ状に回転数が上昇するPWM制御信号を半導体出力段に、この制御信号が目標値に相応する半導体出力段の最終的な起動制御が達成されるまで送出し、またランニングアップ時間中にPWM制御信号に相応する目標値回転数をモータの検出された実際回転数と比較し、ならびに実際回転数が設定されるまたは設定可能な回転数偏差だけ目標回転数から偏差した場合には、制御ユニット及び/又は半導体出力段がスイッチオフされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、半導体出力段を介して電子制御ユニットによりPWM制御信号を用
いてモータの励磁巻線が起動制御され、その際制御ユニットに目標値を設定する
ことができ、また制御ユニットは相応のPWM制御信号を半導体出力段に送出す
る、電子的に整流可能なモータに関する。
【0002】 このようなモータは様々な用途に使用される。このような場合、モータのラン
ニングアップが既に、目標値によって設定可能なまたは設定される所望の回転数
に適切には達しないということが頻繁に起こり、このことから既にメカニズム、
制御およびそのようなもの欠陥が推測される。このような場合これらは、ランニ
ングアップ中に既にモータの機能が停止する恐れがあるような、重大な欠陥とな
る可能性がある。このことは不可避的に、モータおよびその電子構成部品に大き
な負荷をかけることになり、それどころか相応の目標値を設定する場合には過負
荷につながる。
【0003】 本発明の課題は、冒頭で述べたような電子的に整流可能なモータにおいて、ラ
ンニングアップフェーズを既に監視して、欠陥を早期に識別し過負荷を十分に回
避することができるようにすることである。
【0004】 この課題は以下のようにして解決される。すなわち、目標値の設定後及び/又
は制御ユニット及び/又は半導体出力段のスイッチオン後に、制御ユニットが設
定されるまたは設定可能なランニングアップ時間において、ランプ状に回転数が
上昇するPWM制御信号を、目標値に相応する半導体出力段の最終的な起動制御
を達成されるまで半導体出力段に送出し、またランニングアップ時間中にPWM
制御信号に相応する目標回転数をモータの検出された実際回転数と比較し、実際
回転数が、設定されるまたは設定可能な回転数偏差だけ目標回転数から偏差する
と、制御ユニット及び/又は半導体出力段はスイッチオフされる。
【0005】 規定されたランニングアップ時間におけるランプ状のランニングアップを用い
ることによって、欠陥が適時識別され、また制御ユニット及び/又は半導体出力
段がスイッチオフされることによっても、モータ及びその電子構成部品の過負荷
を確実に回避することができる。目標値に依存するPWM制御信号はモータ特性
曲線を含み、簡単なやり方で設定される目標値と相応の目標回転数との間の割り
当てを可能にし、その結果検出された実際回転数との比較のために適切な参照値
を供給する。許容回転数偏差を簡単に設定及び監視することができる。回転数偏
差に対する許容判断値を上回った場合には、過負荷を回避するために予防的にス
イッチオフされる。
【0006】 ランプ状に回転数が上昇するよう作用するPWM制御信号は、パルスの振幅、
パルス幅及び/又は整流周波数およびそのようなものにおいて変化することがで
き、目標値の上昇と共に増加する。
【0007】 制御ユニット及び/又は半導体出力段のスイッチオフは、実施例によれば実際
回転数が、設定されるまたは設定可能な回転数偏差以上に目標回転数から偏差し
た場合に行われる。
【0008】 実際回転数と目標回転数の比較は、ランニングアップ中に連続的に行われるか
、または時間的な間隔において反復的に行われる。
【0009】 簡単な保護回路は、制御ユニット及び/又は半導体出力段のスイッチオン及び
スイッチオフを、供給電圧のオンオフによって行うことにより得られる。
【0010】 実施形態は様々な運転形態のために、有利にはランニングアップ時間は設定さ
れる目標値の大きさ及び/又は供給電圧の大きさに依存している。
【0011】 許容回転数偏差も、設定される回転数偏差が設定される目標値及び/又は供給
電圧の大きさに依存するように変化することができる。
【0012】 これに加え必要となれば、設定される回転数偏差の偏差を光学的及び/又は音
響的に表示することも可能である。
【0013】 実際回転数と目標回転数の比較において生じる可能性があり、また運転条件が
短時間に変化することに起因している妨害パルスから確実に保護することは、制
御ユニット及び/又は半導体出力段のスイッチオフを遅延することによって簡単
に達成される。
【0014】 実際回転数と目標回転数の比較に必要な比較装置を制御ユニットに組み込むこ
とができる。
【0015】 設定される目標値によって決定される回転数のモータの連続運転に対しては、
このフェーズにおいても過負荷に対する保護を保ち、必要に応じてスイッチオフ
することができるようにするために、実際回転数と目標回転数の比較をさらに続
けることができる。
【0016】 本発明を、ブロック回路図として概略的に図示された実施例に基づき詳細に説
明する。
【0017】 モータユニットは、機能単位として制御ユニットSTE、半導体出力段EST
及び固定子の励磁巻線と永久磁石回転子とを備えた本来のモータMを有している
。永久磁石回転子は外部または内部ロータとして構成することができる。
【0018】 モータMが運転を開始することになると、制御ユニットSTEに目標値Nso llv が設定され、この目標値Nsollvでもって所望のモータ回転数Nが特
徴付けられる。この目標値の設定は、例えば手動でポテンシオメータを介して行
うことができる。この制御ユニットSTEには、半導体出力段ESTに対するP
WM制御信号PWMendrの依存性を設定される目標値Nsollvによって
表し、また相応の回転数目標値Nsollを導出することも可能にする関数が記
憶されている。
【0019】 目標値Nsollvが設定され、制御ユニットSTE及び半導体出力段EST
が供給電圧Ubattに接続、すなわちスイッチオンされていると、モータMの
設定されるランニングアップは所望の目標回転数へ合わせられる。このために、
ランプ状に回転数が上昇するよう作用するPWM制御がPWM制御信号PWM ndr を用いて開始され、しかも設定されるまたは設定可能なランニングアップ
時間において行われる。ランニングアップフェーズの間は、比較装置VEに対し
て常に目標回転数Nsollrを供給し、この目標値Nsollrを検出された
実際回転数Nistrと比較することができる。制御ユニットSTEに組み込む
ことが可能な比較装置VEは、設定されるまたは設定可能な回転数偏差ΔNを上
回った場合には、制御ユニットSTE及び/又は半導体出力段ESTを、abで
示したコンタクトにおいて、スイッチオフするため、またモータMおよび電子構
成部品を過負荷から保護するために遮断信号ABを送出する。これら2つの値(
目標値Nsollr及び実際回転数Nistr)の比較を、ランニングアップフ
ェーズ中に連続的に、または時間的な間隔において反復的に行うことができる。
ここでは許容回転数偏差ΔNを上回る場合には、スイッチオフの可能性が常に存
在する。
【0020】 これに加えランニングアップ時間を、設定される目標値Nsollvの大きさ
及び供給電圧Ubattの大きさに適合させることができる。この場合、例えば
ランプ状のランニングアップ時間は目標値Nsollvの増加と共に同様に上昇
する。許容回転数偏差ΔNも変化することができる。つまり目標値Nsollv の増加と共に、許容回転数偏差ΔNも上昇させ、より大きく選択することができ
る。同じことは供給電圧Ubattにも当てはまる。
【0021】 特定の適用事例に対しては、許容回転数偏差ΔNを上回ったことを制御ユニッ
トSTEにおいて評価し、光学的及び/又は音響的に表示し、そして制御ユニッ
トSTE及び/又は半導体出力段ESTのスイッチオフを遅延させることが重要
となりうる。このことは、モータM及び電子部品の過負荷をさらに小さくする。
【0022】 ランニングアップフェーズにおいて行われる目標回転数Nsollvと実際回
転数Nistrの比較を、設定される目標値Nsollvによって決定される目
標回転数のモータMの後続の連続運転においても、過負荷に対する保護として引
き継ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のブロック回路図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年8月30日(2001.8.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 電子的に整流可能なモータ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、半導体出力段を介して電子制御ユニットによりPMW制御信号を用
いてモータの励磁巻線が起動制御され、その際制御ユニットに目標定格回転数に
対する目標値を設定することができ、また現下の実際回転数を目標値と比較し、
そして実際回転数が設定されるまたは設定可能な回転数差だけ目標値から偏差す
ると制御ユニット及び/又は半導体出力段はスイッチオフされる、電子的に整流
可能なモータに関する。
【0002】 従来技術 このような電子的に整流可能なモータは、US 5,744,921により公知である。こ
の公知のモータは、様々な作動定格回転数において駆動することができ、ここで
は与えられた目標値が、PMW制御信号及び割り当てられた運転定格回転数を決
定する。この場合各運転状態は、実際回転数と目標回転数との比較及び実際回転
数の目標回転数からの偏差によって監視される。モータのスイッチオフは、回転
数が設定される回転数偏差だけ異なる場合に行われる。このような公知のモータ
では、モータの回転子の静止位置に依存して運転状態に対して適切な回転方向に
なるように、制御ユニットがPMW制御信号を変化することができる。
【0003】 設定される値だけ目標値から回転数が偏差した場合のモータのスイッチオフは
、JP 10 322 894によるモータにも使用されている。この場合では、モータのス
イッチオフは、DE 43 30 823 A1に記載されているように、供給電圧を遮断する
ことにより行われる。
【0004】 このような電子的に整流可能なモータは様々な用途に使用される。このような
モータでは、モータのランニングアップが既に、目標値によって設定される所望
の作動転定格回転数に規則的にはならないということが頻繁に起こる。モータは
すでに静止位置において何時までもとどまったままとなるか、適切なランニング
アップにおける許容されない高さの負荷または他の障害によって妨げられる可能
性がある。メカニズムにおける欠陥もこれに対する責任を負うであろう。すなわ
ちモータはランニングアップの如何なるフェーズにおいても機能停止する可能性
がある。この場合モータは電子部品と共に過負荷がかけられるか、それどころか
破損される。
【0005】 本発明の課題は、冒頭で述べたような電子的に整流可能なモータにおいて、ラ
ンニングアップの如何なるフェーズにおいてもスイッチオフによる監視を行い、
それによってモータの過負荷または損傷を、ランニングアップフェーズにおいて
既に回避し、所望の運転状態において初めて回避されるようなことがないように
することである。
【0006】 発明の利点 この課題は本発明によれば以下のようにして解決される。すなわち、目標値の
設定及び/又は制御ユニット及び/又は半導体出力段のスイッチオンによって、
設定される目標値に依存して制御ユニットが、割り当てられるランニングアップ
時間を設定し、このランニングアップ時間においてはPMW制御信号は、ランプ
状に回転数を上昇させて、予め設定される目標値に割り当てられた出力値まで増
加させ、制御ユニットにおいてはPMW制御信号の各制御値に目標回転数が割り
当てられ、ランニングアップ時間の各制御フェーズにおいては実際値が測定され
、発生するPMW制御信号に割り当てられる目標回転数とこの実際値が比較され
、制御フェーズにおいて、測定される実際値が設定される回転数差だけ、発生す
るPMW制御信号に割り当てられた目標回転数から偏差している場合に、ランニ
ングアップ時間において既にスイッチオフを行う。
【0007】 ランニングアップフェーズは、ランプ状に上昇するPMW制御信号によって時
間区分に分割され、それぞれの時間区分においては、目標値、すなわち直前に印
加されたPMW制御信号に割り当てられた実際値がモータ特性曲線にも対応し、
モータのランニングアップに妨害が無いことを示す。ランニングアップフェーズ
の時間区分において許容回転数偏差からの偏差が生じると、メカニズム的または
電気的な欠陥が生じ、この欠陥は、モータ及びモータの構成素子の過負荷及び損
傷を回避するために、モータのスイッチオフを正当化する。
【0008】 このやり方で、モータをスイッチオン時に既に、ランニングアップフェーズ全
体にわたる、モータの規則的な始動およびランニングアップを監視することがで
きる。
【0009】 ランプ状に回転数が上昇するよう作用するPMW制御信号は、ここではパルス
の振幅、パルス幅及び/又は整流周波数において恒常的に増加することができる
【0010】 実際回転数と目標回転数の比較は、ランニングアップ時間中に連続的に行われ
るか、または時間的な間隔において反復的に行われる。
【0011】 簡単な保護回路は、制御ユニット及び/又は半導体出力段のスイッチオン及び
スイッチオフを、供給電圧オンオフによって行うことにより得られる。
【0012】 実施形態は様々な運転形態のために、有利にはランニングアップ時間は設定さ
れる目標値の大きさ及び/又は供給電圧の大きさに依存している。
【0013】 許容回転数偏差も、設定される回転数偏差が設定される目標値及び/又は供給
電圧の大きさに依存するように変化することができる。
【0014】 これに加え必要となれば、設定される回転数偏差の偏差を光学的及び/又は音
響的に表示することも可能である。
【0015】 実際回転数と目標回転数の比較に必要な比較装置を制御ユニットに組み込むこ
とができる。
【0016】 設定される目標値によって決定される運転回転数のモータの連続運転に対して
は、この連続運転のフェーズにおいても過負荷に対する保護を保ち、必要に応じ
てスイッチオフすることができるようにするために、実際回転数と目標回転数の
比較をさらに続けることができる。
【0017】 図面 本発明を、ブロック回路図として概略的に図示された実施例に基づき詳細に説
明する。
【0018】 実施例 モータユニットは、機能単位として制御ユニットSTE、半導体出力段EST
及び固定子の励磁巻線と永久磁石回転子とを備えた本来のモータMを有している
。永久磁石回転子は外部または内部ロータとして構成することができる。
【0019】 モータMが運転を開始することになると、制御ユニットSTEに目標値Nso llv が設定され、この目標値Nsollvでもって所望のモータ回転数Nso llv が特徴付けられる。この目標値の設定は、例えば手動でポテンシオメータ
を介して行うことができる。この制御ユニットSTEには、半導体出力段EST
に対するPMW制御信号PMWistの依存性を、割り当てられた目標回転数N soll によって表す関数が記憶されている。
【0020】 目標値Nsollvが設定され、制御ユニットSTE及び半導体出力段EST
が供給電圧Ubattに接続、すなわちスイッチオンされていると、モータMの
設定されるランニングアップは所望の目標回転数Nsollrへ合わせられる。
このために、ランプ状に回転数が上昇するよう作用するPMW制御がPMW制御
信号PMWistを用いて開始され、しかも設定されるまたは設定可能なランニ
ングアップ時間において行われる。ランニングアップ時間の各フェーズにおいて
は、制御ユニットにおける比較装置VEを用いて、発生したPMW制御信号PM
istに割り当てられた目標回転数Nsollrが、測定された実際回転数N istr と比較される。制御ユニットSTEに組み込むことが可能な比較装置V
Eは、設定されるまたは設定可能な回転数偏差ΔNを上回った場合には、制御ユ
ニットSTE及び/又は半導体出力段ESTを、abで示したコンタクトにおい
てスイッチオフするために、またモータMおよび電子構成部品を過負荷から保護
するために遮断信号ABを送出する。これら2つの値(目標値Nsollr及び
実際回転数Nistr)の比較を、ランニングアップフェーズ中に連続的に、ま
たは時間的な間隔において反復的に行うことができる。ここでは許容回転数偏差
ΔNを上回る場合には、スイッチオフの可能性が常に存在する。
【0021】 これに加えランニングアップ時間を、設定される目標値Nsollvの大きさ
及び供給電圧Ubattの大きさに適合させることができる。この場合、例えば
ランプ状のランニングアップ時間は設定される目標値Nsollvの増加と共に
同様に上昇する。許容回転数偏差ΔNも変化することができる。つまり目標値N sollv の増加と共に、許容回転数偏差ΔNも上昇させ、より大きく選択する
ことができる。同じことは供給電圧源Ubattにも当てはまる。
【0022】 特定の適用事例に対しては、許容回転数偏差ΔNを上回ったことを制御ユニッ
トSTEにおいて評価し、光学的及び/又は音響的に表示し、そして制御ユニッ
トSTE及び/又は半導体出力段ESTのスイッチオフを遅延させることが重要
となりうる。このことは、モータM及び電子部品の過負荷をさらに小さくする。
【0023】 ランニングアップフェーズにおいて行われる目標回転数Nsollvと実際回
転数Nistrの比較を、設定される目標値Nsollvによって決定される運
転目標回転数のモータMの後続の連続運転においても、過負荷に対する保護とし
て引き継ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のブロック回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クロード ベーリング フランス国 ドルゼンハイム リュ デュ ジェネラル ド ゴール 22 Fターム(参考) 5H560 BB12 DB11 EB01 HA01 JJ04 UA10 XA12 【要約の続き】 力段がスイッチオフされる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体出力段を介して、電子制御ユニットによりPWM制御
    信号を用いてモータの励磁巻線が起動制御される、電子的に整流可能なモータで
    あって、 制御ユニットに目標値が設定され、該制御ユニットは相応のPWM制御信号を
    半導体出力段に送出する、電子的に整流可能なモータにおいて、 目標値(Nsollv)の設定後及び/又は制御ユニット(STE)及び/又
    は半導体出力段(EST)のスイッチオン後に、該制御ユニット(STE)は予
    め設定されるまたは予め設定可能なランニングアップ時間において、ランプ状に
    回転数が上昇するPWM制御信号(PWMendr)を、該PWM制御信号(P
    WMendr)が目標値(Nsollv)に相応する半導体出力段(EST)の
    最終的な起動制御を達成するようになるまで該半導体出力段(EST)に送出し
    、 ランニングアップ中に、前記PWM制御信号(PWMendr)に相応する目
    標回転数(Nsollr)が、モータ(M)の検出された実際回転数(Nist )と比較され、 実際回転数(Nistr)が、予め設定されるまたは予め設定可能な回転数偏
    差(ΔN)だけ目標回転数(Nsollr)から偏差している場合には、制御ユ
    ニット(STE)及び/又は半導体出力段(EST)のスイッチオフ(ab)が
    可能であるように構成されていることを特徴とする、電子的に整流可能なモータ
  2. 【請求項2】 ランニングアップ時間において、前記PWM制御信号(PW
    endr)はパルスの振幅、パルス幅及び/又は整流周波数において常に増加
    する、請求項1記載の電子的に整流可能なモータ。
  3. 【請求項3】 前記の制御ユニット(STE)及び/又は半導体出力段(E
    ST)のスイッチオフを、実際回転数(Nistr)が予め設定されるまたは予
    め設定可能な回転数偏差だけ目標回転数(Nsollr)から偏差した場合に行
    う、請求項1または2記載の電子的に整流可能なモータ。
  4. 【請求項4】 実際回転数(Nistr)と目標回転数(Nsollr)の
    比較をランニングアップ時間中に連続的に行うか、または時間的な間隔において
    反復的に行う、請求項1から3のいずれか1項記載の電子的に整流可能なモータ
  5. 【請求項5】 前記の制御ユニット(STE)及び/又は半導体出力段(E
    ST)のスイッチオン及びスイッチオフ(AB、ab)を、供給電圧(Ubat )のオンオフによって行う、請求項1から4のいずれか1項記載の電子的に整
    流可能なモータ。
  6. 【請求項6】 ランニングアップ時間は、設定される目標値(Nsollv )の大きさ及び/又は供給電圧(Ubatt)の大きさに依存している、請求項
    1から5のいずれか1項記載の電子的に整流可能なモータ。
  7. 【請求項7】 設定される回転数偏差(ΔN)は、設定される目標値(N ollv )及び/又は供給電圧(Ubatt)の大きさに依存している、請求項
    1から6のいずれか1項記載の電子的に整流可能なモータ。
  8. 【請求項8】 設定される回転数偏差(ΔN)の偏差が光学的及び/又は音
    響的に表示される、請求項1から7のいずれか1項記載の電子的に整流可能なモ
    ータ。
  9. 【請求項9】 前記の制御ユニット(STE)及び/又は半導体出力段(E
    ST)のスイッチオフを遅延させて行う、請求項1から8のいずれか1項記載の
    電子的に整流可能なモータ。
  10. 【請求項10】 目標回転数(Nsollr)と実際回転数(Nistr
    の比較が、制御ユニット(STE)に組み込まれた比較装置(VE)によって引
    き継がれている、請求項1から9のいずれか1項記載の電子的に整流可能なモー
    タ。
  11. 【請求項11】 目標回転数(Nsoll)と実際回転数(Nist)の比
    較は、ランニングアップ時間の終了後に、予め設定されている目標回転数(N ollv )のモータ(M)の連続運転に対してさらに引き継がれる、請求項1か
    ら10のいずれか1項記載の電子的に整流可能なモータ。
JP2001524224A 1999-09-15 2000-09-06 電子的に整流可能なモータ Withdrawn JP2003510005A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19944197.9 1999-09-15
DE19944197A DE19944197A1 (de) 1999-09-15 1999-09-15 Elektronisch kommutierbarer Motor
PCT/DE2000/003058 WO2001020765A1 (de) 1999-09-15 2000-09-06 Elektronisch kommutierbarer motor mit einer elektronischen steuereinheit

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003510005A true JP2003510005A (ja) 2003-03-11

Family

ID=7922107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001524224A Withdrawn JP2003510005A (ja) 1999-09-15 2000-09-06 電子的に整流可能なモータ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6696804B1 (ja)
EP (1) EP1216500A1 (ja)
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