JP2003503791A - 入出力探針装置及びこれを用いた入出力探針方法と、これを基盤とする混合エミュレーション/シミュレーション方法 - Google Patents
入出力探針装置及びこれを用いた入出力探針方法と、これを基盤とする混合エミュレーション/シミュレーション方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、設計されたデジタル回路の設計検証及び検査のための効果的なデバッギング方法を可能にする迅速な入出力探針装置、及びそれを用いた入出力探針方法、さらにそれに基づくネットワーク上におけるエミュレーション/シミュレーションの分散設計検証及び検査方法に関する。本発明においては、任意のサーバ用コンピュータで行われる本発明の入出力探針システム制御部に、設計検証及び検査対象回路に入出力探針を可能にする探針用付加回路を付加し、入出力探針が可能な拡張された回路を自動化された方式で生成させる。さらに、本発明の入出力探針インターフェースモジュールは、入出力探針が可能な拡張回路がハードウェアチップに具現されているハードウェアボードとサーバ用コンピュータを連結させ、ハードウェアボードの実行を制御しながら特定時点や特定条件でハードウェアボード上のハードウェアチップに対する入出力探針を行って、サーバ用コンピュータとハードウェアチップとの間で設計検証及び検査対象回路に対する実行結果情報を交換することができる。
Description
【0001】
本発明は、設計されたデジタル回路を設計検証及び検査する技術に関し、設計
されたデジタル回路をプログラム可能なチップ又は注文型半導体チップにより実
際のハードウェアのように具現し、エミュレーション基盤により設計検証及び検
査する過程を迅速化することを可能にする入出力探針装置及びこれを用いた入出
力探針方法に関する。それだけでなく、設計されたデジタル回路をプログラム可
能なチップ又は注文型半導体チップにより実際のハードウェアのように具現し、
エミュレーション基盤により検証する過程の途中において自動的に切り替え、引
き続く検証を、コンピュータ上において実行されるシミュレータでもってシミュ
レーション基盤により検証し、又は逆に、コンピュータ上において実行されるシ
ミュレータでシミュレーション基盤により検証する途中において自動的に切り替
え、引き続く検証を、エミュレーション基盤により検証し、このようなエミュレ
ーションとシミュレーションとを1回以上交互に繰り返して検証することができ
るエミュレーションとシミュレーションの混合検証方法と、そのための混合検証
装置に関する。
されたデジタル回路をプログラム可能なチップ又は注文型半導体チップにより実
際のハードウェアのように具現し、エミュレーション基盤により設計検証及び検
査する過程を迅速化することを可能にする入出力探針装置及びこれを用いた入出
力探針方法に関する。それだけでなく、設計されたデジタル回路をプログラム可
能なチップ又は注文型半導体チップにより実際のハードウェアのように具現し、
エミュレーション基盤により検証する過程の途中において自動的に切り替え、引
き続く検証を、コンピュータ上において実行されるシミュレータでもってシミュ
レーション基盤により検証し、又は逆に、コンピュータ上において実行されるシ
ミュレータでシミュレーション基盤により検証する途中において自動的に切り替
え、引き続く検証を、エミュレーション基盤により検証し、このようなエミュレ
ーションとシミュレーションとを1回以上交互に繰り返して検証することができ
るエミュレーションとシミュレーションの混合検証方法と、そのための混合検証
装置に関する。
【0002】
最近、集積回路の設計及び半導体工程技術が急激に発達するにつれ、デジタル
回路設計の規模が大きくなることはもちろん、その構成が複雑になる趨勢である
。それと共に、市場での競争はさらに激しくなるので、短期間のうちに優れた製
品を開発しなければならない。従って、短時間で、設計された回路を効率的に検
証及び検査するための効果的な方法の必要性が一層高まっている。
回路設計の規模が大きくなることはもちろん、その構成が複雑になる趨勢である
。それと共に、市場での競争はさらに激しくなるので、短期間のうちに優れた製
品を開発しなければならない。従って、短時間で、設計された回路を効率的に検
証及び検査するための効果的な方法の必要性が一層高まっている。
【0003】
これまでは、設計されたデジタル回路を設計検証するために、ソフトウェア的
なアプローチ法であるシミュレータが主に用いられた。シミュレータを用いるシ
ミュレーション基盤の検証方法は、回路に対する多様な遅延時間(delay)モデル
を用いることができるので、関数的検証(functional verification)だけでなく
、タイミング検証(timing verification)までも可能であり、デバッギング(debu
gging)の過程において、回路内に存在する全ての信号線に対して完璧な可視度(v
isibility)を提供する等の長所がある。
なアプローチ法であるシミュレータが主に用いられた。シミュレータを用いるシ
ミュレーション基盤の検証方法は、回路に対する多様な遅延時間(delay)モデル
を用いることができるので、関数的検証(functional verification)だけでなく
、タイミング検証(timing verification)までも可能であり、デバッギング(debu
gging)の過程において、回路内に存在する全ての信号線に対して完璧な可視度(v
isibility)を提供する等の長所がある。
【0004】
しかし、シミュレータは、設計検証回路をソフトウェア的にモデリングした順
次的なインストラクションシーケンスから構成されたソフトウェアコードをコン
ピュータ上において順次に行わなければならないので、検証時間が極めて長くな
り、他の周辺ハードウェア環境と統合して、システム全体を検証(In-Circuit Em
ulation;以下、ICEという)できない限界がある。
次的なインストラクションシーケンスから構成されたソフトウェアコードをコン
ピュータ上において順次に行わなければならないので、検証時間が極めて長くな
り、他の周辺ハードウェア環境と統合して、システム全体を検証(In-Circuit Em
ulation;以下、ICEという)できない限界がある。
【0005】
さらに、シミュレーションを通じた検証は、シミュレーションソフトウェアと
単一プロセッサに依存するコンピュータの性能が、急速に増加する数千万ゲート
級デジタル回路の複雑さに追いつけないことにより、最近は、普通の設計検証を
行うのに、シミュレーションのみでは、想像を越える長い検証時間を必要として
いる。
単一プロセッサに依存するコンピュータの性能が、急速に増加する数千万ゲート
級デジタル回路の複雑さに追いつけないことにより、最近は、普通の設計検証を
行うのに、シミュレーションのみでは、想像を越える長い検証時間を必要として
いる。
【0006】
これに比して、設計された回路を実際のチップにより具現し、これを用いたハ
ードウェア的なエミュレーション基盤の設計検証方法は、設計されたデジタル回
路が具現されたチップ上において、実際に並列的に動作が行われている状況でデ
ジタル回路を検証するものであるので、シミュレーションに比して最大百万倍の
高速の設計検証が可能であり、他の周辺ハードウェア環境ともICE環境を構成
して統合的に検証することができる。
ードウェア的なエミュレーション基盤の設計検証方法は、設計されたデジタル回
路が具現されたチップ上において、実際に並列的に動作が行われている状況でデ
ジタル回路を検証するものであるので、シミュレーションに比して最大百万倍の
高速の設計検証が可能であり、他の周辺ハードウェア環境ともICE環境を構成
して統合的に検証することができる。
【0007】
しかし、エミュレーションは、シミュレーションに比してデバッギングを行う
ことが極めて不便なのが短所であるが、その主な原因は、プログラム可能なチッ
プ又は注文型半導体チップにより具現された回路に存在する数多くの信号線の論
理値がわかる可視度(visibility)が、シミュレーションに比して非常に劣るため
である。
ことが極めて不便なのが短所であるが、その主な原因は、プログラム可能なチッ
プ又は注文型半導体チップにより具現された回路に存在する数多くの信号線の論
理値がわかる可視度(visibility)が、シミュレーションに比して非常に劣るため
である。
【0008】
エミュレーション基盤の設計検証のための核心素子としては、プログラム可能
なチップである、リサイクル可能なプログラミング素子(Reusable Field Progra
mmable Devices;以下“RFPD”という)が用いられている。このようなRFP
Dとしては、現場プログラミング可能ゲートアレイ(FPGA:Field Programma
ble Gate Array)と複合プログラミング可能論理素子(CPLD:Complex Progra
mmable Logic Device)等があり、最近は、半導体技術の発達により、RFPDの
集積度が極めて高くなり、非常に複雑なデジタル回路に1個のRFPD又は極小
数のRFPDのみを用いてプロトタイピングすることが可能になった。
なチップである、リサイクル可能なプログラミング素子(Reusable Field Progra
mmable Devices;以下“RFPD”という)が用いられている。このようなRFP
Dとしては、現場プログラミング可能ゲートアレイ(FPGA:Field Programma
ble Gate Array)と複合プログラミング可能論理素子(CPLD:Complex Progra
mmable Logic Device)等があり、最近は、半導体技術の発達により、RFPDの
集積度が極めて高くなり、非常に複雑なデジタル回路に1個のRFPD又は極小
数のRFPDのみを用いてプロトタイピングすることが可能になった。
【0009】
このようなRFPDを用いた回路具現には、注文型半導体チップを用いた回路
具現とは異なり、現場において少ない費用で済むことと、発見されたバグを修正
する場合においても、時間と費用を大幅に節減できるとの長所がある。
具現とは異なり、現場において少ない費用で済むことと、発見されたバグを修正
する場合においても、時間と費用を大幅に節減できるとの長所がある。
【0010】
本発明の内容は、設計検証回路の具現により、RFPDチップだけでなく、標
準セル(standard cell)又はゲートアレイ(gate array)等の技術を用いた注文型
半導体チップを用いる場合にも同様に適用され得る方法であるが、説明の便宜上
、以下においてはRFPDを用いることと仮定して説明する。
準セル(standard cell)又はゲートアレイ(gate array)等の技術を用いた注文型
半導体チップを用いる場合にも同様に適用され得る方法であるが、説明の便宜上
、以下においてはRFPDを用いることと仮定して説明する。
【0011】
高集積半導体技術により、以上のようなプロトタイピングを経済的に行うこと
ができるようになったが、プロトタイピングを行った際に、設計検証の対象とな
るデジタル回路上に存在する数多くの信号線の大部分がRFPDの内部に存在す
るようになり、このため信号線の探針がさらに困難になり、デバッギングのため
の可視度がさらに劣る極めて深刻な問題をもたらしていた。これは、集積度がよ
り一層大きくなったRFPDが用いられる将来、さらに大きな問題となって現れ
るようになる。
ができるようになったが、プロトタイピングを行った際に、設計検証の対象とな
るデジタル回路上に存在する数多くの信号線の大部分がRFPDの内部に存在す
るようになり、このため信号線の探針がさらに困難になり、デバッギングのため
の可視度がさらに劣る極めて深刻な問題をもたらしていた。これは、集積度がよ
り一層大きくなったRFPDが用いられる将来、さらに大きな問題となって現れ
るようになる。
【0012】
このような問題点を解消するためには、RFPDに具現された設計検証対象と
なる回路に対し、効率的且つ迅速なデバッギングができるように、回路上に存在
する信号線がチップの内部に存在する場合であっても効率的且つ迅速に探針する
ことができる方法が必要である。
なる回路に対し、効率的且つ迅速なデバッギングができるように、回路上に存在
する信号線がチップの内部に存在する場合であっても効率的且つ迅速に探針する
ことができる方法が必要である。
【0013】
それだけでなく、デジタル回路の設計検証のためには、設計検証の過程におい
て、エミュレーション方法とシミュレーション方法とを適切に交互に用いること
が、検証の効率性を極大化する方法である。即ち、設計検証を、極めて細密な検
証を要する特定の時点や特定の状況までは、エミュレーション基盤により、高速
の関数的検証を行う。その後、検証方法をエミュレーション基盤からシミュレー
ション基盤に自動的に切り替えて、検証対象回路に対する100%完璧な可視度
で関数的検証やタイミング検証を行い、必要に応じて、このようなエミュレーシ
ョンとシミュレーションとの間の切り替えを1回以上繰り返して行うことにより
検証することが、検証の効率性を極大化する方法である。
て、エミュレーション方法とシミュレーション方法とを適切に交互に用いること
が、検証の効率性を極大化する方法である。即ち、設計検証を、極めて細密な検
証を要する特定の時点や特定の状況までは、エミュレーション基盤により、高速
の関数的検証を行う。その後、検証方法をエミュレーション基盤からシミュレー
ション基盤に自動的に切り替えて、検証対象回路に対する100%完璧な可視度
で関数的検証やタイミング検証を行い、必要に応じて、このようなエミュレーシ
ョンとシミュレーションとの間の切り替えを1回以上繰り返して行うことにより
検証することが、検証の効率性を極大化する方法である。
【0014】
しかし、現在まで、デジタル回路が、プログラム可能なチップであるRFPD
、又は一般の注文型半導体チップにより具現されたハードウェアボード(以下、
“任意のプロトタイピングボード”という)を、エミュレーション基盤の環境に
おいて設計検証を行おうとする場合、特定のハードウェアボードのみに限定され
ず、いかなる任意のハードウェアボードに対してもデバッギングを迅速且つ効率
的に行うことができる開放的構造(open architecture)の入出力探針装置と、こ
れを用いた入出力探針方法が存在しなかった。
、又は一般の注文型半導体チップにより具現されたハードウェアボード(以下、
“任意のプロトタイピングボード”という)を、エミュレーション基盤の環境に
おいて設計検証を行おうとする場合、特定のハードウェアボードのみに限定され
ず、いかなる任意のハードウェアボードに対してもデバッギングを迅速且つ効率
的に行うことができる開放的構造(open architecture)の入出力探針装置と、こ
れを用いた入出力探針方法が存在しなかった。
【0015】
また、デジタル回路の設計においては、電力消費を抑えるか、又は他のいろい
ろな理由により、設計者等は、回路を完全同期(fully synchronous)式に設計す
るよりは、ゲーテッドクロック(gated clock)又は局地的に生成された(locally
generated)クロック等を用いて設計するのが一般的であるが、このような非同期
的(asynchronous)要素は、回路に対する入出力探針、特に入力探針を極めて難し
くする要因となっている。ところが、このような極めて一般的な状況における入
出力探針方法も存在しなかった。
ろな理由により、設計者等は、回路を完全同期(fully synchronous)式に設計す
るよりは、ゲーテッドクロック(gated clock)又は局地的に生成された(locally
generated)クロック等を用いて設計するのが一般的であるが、このような非同期
的(asynchronous)要素は、回路に対する入出力探針、特に入力探針を極めて難し
くする要因となっている。ところが、このような極めて一般的な状況における入
出力探針方法も存在しなかった。
【0016】
さらに、上記のような非同期的要素を回路に有している設計検証対象回路を具
現した任意の注文型半導体を取り付けた上記のような任意のハードウェアボード
と任意のシミュレータとを用いて、エミュレーション基盤の検証方法が持つ短所
を、シミュレーション基盤の検証方法を混用することにより解消する、上記で説
明したエミュレーションとシミュレーションとを一緒に用いて混合的に検証する
ことができる方法及びそのための混合検証装置は存在しなかった。
現した任意の注文型半導体を取り付けた上記のような任意のハードウェアボード
と任意のシミュレータとを用いて、エミュレーション基盤の検証方法が持つ短所
を、シミュレーション基盤の検証方法を混用することにより解消する、上記で説
明したエミュレーションとシミュレーションとを一緒に用いて混合的に検証する
ことができる方法及びそのための混合検証装置は存在しなかった。
【0017】
特に、シミュレーションを行い、次いでエミュレーションが行われなければな
らない場合、エミュレーションの開始に先立って、エミュレーションを行うRF
PDに具現された回路に存在するメモリ素子とメモリが、シミュレーションで行
われて得られた設計検証対象回路のメモリ素子(フリップフロップ又はラッチ)と
メモリ(RAM又はROM)の現在時点における論理値を有するようにすることが
必ず必要である。しかし、設計検証対象回路に存在するメモリ素子が有している
クロック入力に、ゲーテッドクロックや局地的に生成されたクロック信号が印加
される非同期(asynchronous)状況において、RFPDに具現された回路に存在す
るメモリ素子の論理値を、シミュレーション結果として得られる特定の論理値に
自由に切り替える方法も存在しなかった。
らない場合、エミュレーションの開始に先立って、エミュレーションを行うRF
PDに具現された回路に存在するメモリ素子とメモリが、シミュレーションで行
われて得られた設計検証対象回路のメモリ素子(フリップフロップ又はラッチ)と
メモリ(RAM又はROM)の現在時点における論理値を有するようにすることが
必ず必要である。しかし、設計検証対象回路に存在するメモリ素子が有している
クロック入力に、ゲーテッドクロックや局地的に生成されたクロック信号が印加
される非同期(asynchronous)状況において、RFPDに具現された回路に存在す
るメモリ素子の論理値を、シミュレーション結果として得られる特定の論理値に
自由に切り替える方法も存在しなかった。
【0018】
また、最近、インターネット技術の発展により、デジタル回路の設計を行う設
計者、設計用ソフトウェア、シミュレータ、エミュレーションのためのハードウ
ェアボード、サーバ用コンピュータ等が地理的に一つの場所に集まっているより
は、分散されてネットワークにより連結されていることが一般的である。このよ
うに、シミュレータとハードウェアボードが地理的に遠く離れて存在する分散環
境下において、近・遠距離ネットワーク又はインターネットワークを通じて一つ
の設計検証対象回路に対して、エミュレーションとシミュレーションとを高速で
交互に、時分割的方法で行う方法も存在しなかった。
計者、設計用ソフトウェア、シミュレータ、エミュレーションのためのハードウ
ェアボード、サーバ用コンピュータ等が地理的に一つの場所に集まっているより
は、分散されてネットワークにより連結されていることが一般的である。このよ
うに、シミュレータとハードウェアボードが地理的に遠く離れて存在する分散環
境下において、近・遠距離ネットワーク又はインターネットワークを通じて一つ
の設計検証対象回路に対して、エミュレーションとシミュレーションとを高速で
交互に、時分割的方法で行う方法も存在しなかった。
【0019】
また、このような技術を適用できる分野は、回路の設計検証ステップだけでな
く、回路を製造した後検査(test)するステップにおいても適用することができる
。
く、回路を製造した後検査(test)するステップにおいても適用することができる
。
【0020】
このような回路検査のために広く用いられている方法として、スキャン(scan)
技法がある。しかし、スキャンは、上記で言及されたゲーテッドクロックや局地
的に生成されたクロックを用いるメモリ素子に対しては、制御可能な(controlla
ble)いかなる方法も提示できない致命的な問題点を有している。
技法がある。しかし、スキャンは、上記で言及されたゲーテッドクロックや局地
的に生成されたクロックを用いるメモリ素子に対しては、制御可能な(controlla
ble)いかなる方法も提示できない致命的な問題点を有している。
【0021】
本発明において提示した入出力探針方法は、基本的に回路に存在するいかなる
メモリ素子に対しても完璧な制御能力(controllability)と観測能力(observabil
ity)を提供することにより、回路検査においてもスキャン方法より優れた方法で
あると言える。
メモリ素子に対しても完璧な制御能力(controllability)と観測能力(observabil
ity)を提供することにより、回路検査においてもスキャン方法より優れた方法で
あると言える。
【0022】
Texas Instrument(TI)社が出願した特許(US.Pat.No.5,937,179)において提
案されたエミュレーションとシミュレーションとを交互に行うことができる方法
は、回路検査において普遍化した技術である、上記で言及したスキャンチェーン
を用いたものであり、上記で言及したゲーテッドクロックや局地的に生成された
クロックを用いるメモリ素子を1個でも有している回路に対しては制御が不可能
(uncontrollable)である。即ち、非同期的要素がある回路に対しては、エミュレ
ーション/シミュレーション混合検証を適用することができず、回路内に存在す
る全てのメモリ素子に対して同一のクロックが印加される完全同期式回路に対し
てのみ適用可能であり、開放的構造になっておらず、任意のハードウェアボード
に適用することも不可能であるとの問題点を有している。
案されたエミュレーションとシミュレーションとを交互に行うことができる方法
は、回路検査において普遍化した技術である、上記で言及したスキャンチェーン
を用いたものであり、上記で言及したゲーテッドクロックや局地的に生成された
クロックを用いるメモリ素子を1個でも有している回路に対しては制御が不可能
(uncontrollable)である。即ち、非同期的要素がある回路に対しては、エミュレ
ーション/シミュレーション混合検証を適用することができず、回路内に存在す
る全てのメモリ素子に対して同一のクロックが印加される完全同期式回路に対し
てのみ適用可能であり、開放的構造になっておらず、任意のハードウェアボード
に適用することも不可能であるとの問題点を有している。
【0023】
従って、本発明の目的は、デジタル回路の効果的な設計検証又は検査のために
、入出力探針システム制御部により、設計検証又は検査対象回路に入出力探針用
付加回路を付加し、入出力探針が可能な拡張された回路を自動的に生成して半導
体チップに具現する方法及び装置を提供するものである。
、入出力探針システム制御部により、設計検証又は検査対象回路に入出力探針用
付加回路を付加し、入出力探針が可能な拡張された回路を自動的に生成して半導
体チップに具現する方法及び装置を提供するものである。
【0024】
本発明の他の目的は、入出力探針装置を用いて、いかなる任意のプロトタイピ
ングボードに対しても、エミュレーションとシミュレーションとを混合して入出
力探針が行われるようにすることにより、迅速且つ効果的なデバッギングを可能
にする入出力探針方法を提供するものである。
ングボードに対しても、エミュレーションとシミュレーションとを混合して入出
力探針が行われるようにすることにより、迅速且つ効果的なデバッギングを可能
にする入出力探針方法を提供するものである。
【0025】
上記の目的を達成するために、本発明による入出力探針装置は、入出力探針シ
ステム制御部と入出力探針インターフェースモジュールを提供する。入出力探針
システム制御部は、入出力探針システムソフトウェアを含んでおり、入出力探針
インターフェースモジュールは、中継モジュール(interface module)と中継ケー
ブル(interface cable)から構成され得る。入出力探針システム制御部は、サー
バ用コンピュータにおいて実行され、サーバ用コンピュータは、任意のシミュレ
ータを有しているか、任意のシミュレータを有している他のコンピュータと遠・
近距離ネットワーク若しくはインターネットワークを通じて連結され得る。
ステム制御部と入出力探針インターフェースモジュールを提供する。入出力探針
システム制御部は、入出力探針システムソフトウェアを含んでおり、入出力探針
インターフェースモジュールは、中継モジュール(interface module)と中継ケー
ブル(interface cable)から構成され得る。入出力探針システム制御部は、サー
バ用コンピュータにおいて実行され、サーバ用コンピュータは、任意のシミュレ
ータを有しているか、任意のシミュレータを有している他のコンピュータと遠・
近距離ネットワーク若しくはインターネットワークを通じて連結され得る。
【0026】
入出力探針インターフェースモジュールは、入出力探針システム制御部がある
サーバ用コンピュータと、設計されたデジタル回路が具現される1以上の半導体
チップ(例えば、FPGA)を取り付けている任意のプロトタイピングボードとを
連結する機能を果たす。入出力探針インターフェースモジュールのまた他の重要
な機能は、入出力探針のために必要な1以上のシステムクロックと探針クロック
、また動作モード制御信号、探針モード制御信号、探針用メモリ読み書き信号等
を入出力探針システム制御部の制御下で生成して、必要なときに任意のプロトタ
イピングボードに供給することにより、任意のプロトタイピングボード動作の実
行と停止を制御することである。
サーバ用コンピュータと、設計されたデジタル回路が具現される1以上の半導体
チップ(例えば、FPGA)を取り付けている任意のプロトタイピングボードとを
連結する機能を果たす。入出力探針インターフェースモジュールのまた他の重要
な機能は、入出力探針のために必要な1以上のシステムクロックと探針クロック
、また動作モード制御信号、探針モード制御信号、探針用メモリ読み書き信号等
を入出力探針システム制御部の制御下で生成して、必要なときに任意のプロトタ
イピングボードに供給することにより、任意のプロトタイピングボード動作の実
行と停止を制御することである。
【0027】
このために、入出力探針インターフェースモジュールは、自体的にFPGAや
CPLD、若しくはマイクロプロセッサやマイクロコントローラ、又は専用AS
ICチップを内蔵している。
CPLD、若しくはマイクロプロセッサやマイクロコントローラ、又は専用AS
ICチップを内蔵している。
【0028】
上記の目的の他に、本発明の他の目的及び利点は、添付の図面を参照した実施
例に対する詳細な説明を通じて明らかになる。
例に対する詳細な説明を通じて明らかになる。
【0029】
以下、本発明の実施例を添付の図面を参照して詳述する。
【0030】
図1は、サーバ用コンピュータにおいて運営される入出力探針システム制御部
と入出力探針インターフェースモジュールとから構成された本発明に関する入出
力探針装置を概略的に示す図である。
と入出力探針インターフェースモジュールとから構成された本発明に関する入出
力探針装置を概略的に示す図である。
【0031】
図1における入出力探針インターフェースモジュール26は、サーバ用コンピ
ュータ20のPCI(Peripheral Computer Interface)バスに連結されるように
PCIスロットに取り付けられるか、若しくはこれと類似する機能の他の二次シ
ステムバス(secondary system bus)(例えば、SUNワークステーションのS-b
us等)に連結されるのが一般的である。しかし、高速が要求される場合は、サ
ーバ用コンピュータの一次システムバス(primary system bus)であるメインバス
(main bus)に連結されることもあり、低速でも可能であれば、USB(Universal
Serial Bus)等に連結されることもあり、これを通じて任意のサーバ用コンピュ
ータ20と任意のプロトタイピングボード44が連結される。
ュータ20のPCI(Peripheral Computer Interface)バスに連結されるように
PCIスロットに取り付けられるか、若しくはこれと類似する機能の他の二次シ
ステムバス(secondary system bus)(例えば、SUNワークステーションのS-b
us等)に連結されるのが一般的である。しかし、高速が要求される場合は、サ
ーバ用コンピュータの一次システムバス(primary system bus)であるメインバス
(main bus)に連結されることもあり、低速でも可能であれば、USB(Universal
Serial Bus)等に連結されることもあり、これを通じて任意のサーバ用コンピュ
ータ20と任意のプロトタイピングボード44が連結される。
【0032】
入出力探針システム制御部32は、入出力探針インターフェースモジュール2
6を通じて設計検証する過程において、ユーザーが所望の任意の時点や状況にお
いて、任意のプロトタイピングボード44に具現される設計検証対象回路の完全
状態情報(complete state information)や、或いは部分状態情報(partial state
information)を、上記任意の時点や状況において、プロトタイピングボードか
ら読み取るか、若しくは反対に特定の状態情報値をボードに書き込むことができ
る。
6を通じて設計検証する過程において、ユーザーが所望の任意の時点や状況にお
いて、任意のプロトタイピングボード44に具現される設計検証対象回路の完全
状態情報(complete state information)や、或いは部分状態情報(partial state
information)を、上記任意の時点や状況において、プロトタイピングボードか
ら読み取るか、若しくは反対に特定の状態情報値をボードに書き込むことができ
る。
【0033】
このために、入出力探針対象となる任意のプロトタイピングボードに取り付け
られた半導体チップに、動作モード制御(正常モード*/探針モード)信号、探針モ
ード制御(入力探針*/出力探針)信号、探針クロックを供給することができる3個
の物理的ピン及び入出力探針データ信号を供給することができる1個以上の入出
力探針ピンが備えられなければならない。また、ボード上にこれらと連結される
コネクタを設けて、上記のピンを入出力探針インターフェースモジュール26に
連結する。
られた半導体チップに、動作モード制御(正常モード*/探針モード)信号、探針モ
ード制御(入力探針*/出力探針)信号、探針クロックを供給することができる3個
の物理的ピン及び入出力探針データ信号を供給することができる1個以上の入出
力探針ピンが備えられなければならない。また、ボード上にこれらと連結される
コネクタを設けて、上記のピンを入出力探針インターフェースモジュール26に
連結する。
【0034】
また、これと共に、上記半導体チップに内蔵されたメモリに対する入出力探針
を行おうとする場合には、探針用メモリ読み書き(無し*/有り)信号の役割をする
1個の物理的ピンが更に入出力探針インターフェースモジュール26に連結され
ることが必要である。
を行おうとする場合には、探針用メモリ読み書き(無し*/有り)信号の役割をする
1個の物理的ピンが更に入出力探針インターフェースモジュール26に連結され
ることが必要である。
【0035】
ここで、状態情報(state information)とは、デジタル回路のメモリ素子(フリ
ップフロップやラッチ)等の値とメモリ(RAMやROM)の内容を示す用語であ
る。完全状態情報とは、設計検証対象回路の全てのメモリ素子の値と全てのメモ
リの内容を意味し、部分状態情報とは、設計検証対象回路の一部分のメモリ素子
の値と(又は)一部分のメモリの内容を意味する。
ップフロップやラッチ)等の値とメモリ(RAMやROM)の内容を示す用語であ
る。完全状態情報とは、設計検証対象回路の全てのメモリ素子の値と全てのメモ
リの内容を意味し、部分状態情報とは、設計検証対象回路の一部分のメモリ素子
の値と(又は)一部分のメモリの内容を意味する。
【0036】
また、メモリ素子とメモリは相違するものであり、メモリ素子は、フリップフ
ロップ(flipflop)やラッチ(latch)を意味し、メモリは、RAM(Random Access
Memory)やROM(Read Only Memory)を意味する。
ロップ(flipflop)やラッチ(latch)を意味し、メモリは、RAM(Random Access
Memory)やROM(Read Only Memory)を意味する。
【0037】
先ず、設計検証対象回路にメモリが存在しない場合と仮定して、本発明におけ
る入出力探針方法を説明することにし、メモリが存在する場合に対しては後述す
る。
る入出力探針方法を説明することにし、メモリが存在する場合に対しては後述す
る。
【0038】
図1の入出力探針システム制御部32の入出力探針システムソフトウェアは、
設計検証対象回路を入出力探針が可能になるように自動化した方式に変換させる
入出力探針回路合成器を含む。このような入出力探針回路合成器は、IOP-探
針用付加回路(後述する)を設計検証対象回路に付加することにより、自動化した
方式で、完成された回路(これを“拡張された設計検証対象回路”という)を生成
するようになる。
設計検証対象回路を入出力探針が可能になるように自動化した方式に変換させる
入出力探針回路合成器を含む。このような入出力探針回路合成器は、IOP-探
針用付加回路(後述する)を設計検証対象回路に付加することにより、自動化した
方式で、完成された回路(これを“拡張された設計検証対象回路”という)を生成
するようになる。
【0039】
出力探針モードにおいて、拡張された設計検証対象回路に含まれるIOP-探
針用付加回路は、シフトレジスタ構造であり、探針クロックに同期化されたシフ
ティング動作の直前にシフトレジスタに出力探針対象となる回路内の全部又は一
部分のメモリ素子の論理値を入力する役割をする。
針用付加回路は、シフトレジスタ構造であり、探針クロックに同期化されたシフ
ティング動作の直前にシフトレジスタに出力探針対象となる回路内の全部又は一
部分のメモリ素子の論理値を入力する役割をする。
【0040】
一方、入力探針モードにおいても、付加回路は、シフトレジスト構造であって
、シフティング動作を行う。但し、入力探針モードにおいて、付加回路は、この
ようなシフティング動作を用いて入力探針対象となる回路内の全部又は一部分の
メモリ素子に入力探針値を入力するようになる。この際、付加回路の起動は、同
期的(synchronous)セット(set)又は同期的リセット(reset)動作、或いは非同期
的(asynchronous)セット又は非同期的リセット動作に次ぐ同期的セット又は同期
的リセット、及び非同期的セット又は非同期的リセット動作に次ぐ同期的ディセ
ーブル(disable)動作にする。
、シフティング動作を行う。但し、入力探針モードにおいて、付加回路は、この
ようなシフティング動作を用いて入力探針対象となる回路内の全部又は一部分の
メモリ素子に入力探針値を入力するようになる。この際、付加回路の起動は、同
期的(synchronous)セット(set)又は同期的リセット(reset)動作、或いは非同期
的(asynchronous)セット又は非同期的リセット動作に次ぐ同期的セット又は同期
的リセット、及び非同期的セット又は非同期的リセット動作に次ぐ同期的ディセ
ーブル(disable)動作にする。
【0041】
又、正常モードにおいては、付加回路が付加されていても設計検証対象回路の
関数的論理性質(functional logical behavior)が変形されないようにする回路
を作り出すことが、拡張された設計検証対象回路に含まれるIOP-探針用付加
回路のまた他の役割である。
関数的論理性質(functional logical behavior)が変形されないようにする回路
を作り出すことが、拡張された設計検証対象回路に含まれるIOP-探針用付加
回路のまた他の役割である。
【0042】
又、設計検証対象が、ハードウェア口述言語(以下、HDLという)コードで口
述される場合は、IOP-探針用付加回路の行為(behavior)を表す付加HDLコ
ードが、設計検証対象HDLコードに付加されることによりHDLコードが完成
される。出力探針モードにおいては、付加HDLコードを付加することにより形
成されるHDL部分がシフトレジスタの行為を表している。
述される場合は、IOP-探針用付加回路の行為(behavior)を表す付加HDLコ
ードが、設計検証対象HDLコードに付加されることによりHDLコードが完成
される。出力探針モードにおいては、付加HDLコードを付加することにより形
成されるHDL部分がシフトレジスタの行為を表している。
【0043】
従って、探針クロックに同期化されたシフティング動作の直前に、シフトレジ
スタの行為を表すHDLコードにおけるレジスタHDLコードの信号線が有する
信号値は、出力探針対象となるメモリ素子の全部又は一部分の出力信号値を有す
るようになる。
スタの行為を表すHDLコードにおけるレジスタHDLコードの信号線が有する
信号値は、出力探針対象となるメモリ素子の全部又は一部分の出力信号値を有す
るようになる。
【0044】
入力探針モードにおいて、付加HDLコードを付加することにより形成される
HDLコード部分もシフトレジスタ構造となっており、探針クロックに同期化さ
れたシフティング動作を行う。
HDLコード部分もシフトレジスタ構造となっており、探針クロックに同期化さ
れたシフティング動作を行う。
【0045】
このようなシフティング動作を用いて、入力探針対象となるHDLコードの信
号に対する同期的(synchronous)セット(set)又は同期的リセット(reset)動作、
或いは非同期的(asynchronous)セット又は非同期的リセット動作に次ぐ同期的セ
ット又は同期的リセット、及び非同期的セット又は非同期的リセット動作に次ぐ
同期的ディセーブル(disable)動作により、入力探針対象となるシグナルの論理
値が入力探針値となるようにする。
号に対する同期的(synchronous)セット(set)又は同期的リセット(reset)動作、
或いは非同期的(asynchronous)セット又は非同期的リセット動作に次ぐ同期的セ
ット又は同期的リセット、及び非同期的セット又は非同期的リセット動作に次ぐ
同期的ディセーブル(disable)動作により、入力探針対象となるシグナルの論理
値が入力探針値となるようにする。
【0046】
又、正常モードにおいては、IOP-探針用付加HDLコードが付加されていても
、設計検証HDLコードの行為を変形させないことが、拡張された設計検証HD
Lコードに含まれるIOP-探針用付加HDLコードのまた他の役割である。
、設計検証HDLコードの行為を変形させないことが、拡張された設計検証HD
Lコードに含まれるIOP-探針用付加HDLコードのまた他の役割である。
【0047】
図2は、二重入力D型フリップフロップ75とトライステートバッファ79を
用いて、上記のようなIOP-探針用付加回路から構成されるパラレルロードと
シリアルロードが、入出力モード設定によって可能なシフトレジスタアレイ構造
の一例を概略的に示す図である。
用いて、上記のようなIOP-探針用付加回路から構成されるパラレルロードと
シリアルロードが、入出力モード設定によって可能なシフトレジスタアレイ構造
の一例を概略的に示す図である。
【0048】
図3は、単一入力D型フリップフロップ76とトライステートバッファ79と
マルチプレクサ74を用いて、上記のようなシフトレジスタアレイ構造のまた他
の一例を概略的に示す図である。
マルチプレクサ74を用いて、上記のようなシフトレジスタアレイ構造のまた他
の一例を概略的に示す図である。
【0049】
図4は、このようなシフトレジスタアレイ構造を始めとするIOP-探針用付
加回路に用いられる多様なD型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略
的に示す図である。
加回路に用いられる多様なD型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略
的に示す図である。
【0050】
図6は、マルチプレクサ74と単一入力D型フリップフロップであり、図4の
二重入力D型フリップフロップの具現例を概略的に示す図である。
二重入力D型フリップフロップの具現例を概略的に示す図である。
【0051】
回路具現に用いる半導体チップをRFPD12と仮定して、IOP-探針用付
加回路の機能を具現する具体的な一つの方法を説明すると、次のとおりである。
加回路の機能を具現する具体的な一つの方法を説明すると、次のとおりである。
【0052】
上記IOP-探針用付加回路が、設計検証対象回路が具現された1以上のRF
PDチップ内において、探針対象メモリ素子の信号線と二重入力フリップフロッ
プ等により、パラレルロード(parallel-load)とシリアルロード(serial-load)が
、モード変換によって全て可能な1以上のシフトレジスタアレイ構造となる。
PDチップ内において、探針対象メモリ素子の信号線と二重入力フリップフロッ
プ等により、パラレルロード(parallel-load)とシリアルロード(serial-load)が
、モード変換によって全て可能な1以上のシフトレジスタアレイ構造となる。
【0053】
出力探針モードにおいては、二重入力フリップフロップ等のそれぞれの1入力
を出力探針対象メモリ素子の出力信号線に連結して、出力探針対象信号線上の論
理値のそれぞれを二重入力フリップフロップのそれぞれにパラレルローディング
が可能にする。その後、1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれぞれに存在す
る1個のフリップフロップの出力が、該当RFPDの1以上の出力探針線の役割
をする入出力ピン(I/O pin)にそれぞれ論理的に連結されるようにし、シフトレ
ジスタの探針クロックと同期化されたシフティング動作により、シフトレジスタ
の全てのフリップフロップの論理値が、上記出力探針線の役割をする入出力ピン
上に順次に表れるようにする。
を出力探針対象メモリ素子の出力信号線に連結して、出力探針対象信号線上の論
理値のそれぞれを二重入力フリップフロップのそれぞれにパラレルローディング
が可能にする。その後、1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれぞれに存在す
る1個のフリップフロップの出力が、該当RFPDの1以上の出力探針線の役割
をする入出力ピン(I/O pin)にそれぞれ論理的に連結されるようにし、シフトレ
ジスタの探針クロックと同期化されたシフティング動作により、シフトレジスタ
の全てのフリップフロップの論理値が、上記出力探針線の役割をする入出力ピン
上に順次に表れるようにする。
【0054】
このような出力探針においては、探針対象信号線が、メモリ素子の出力線にな
ることもあるが、組み合わせ的ゲートの出力線であることもある。入力探針にお
いては、メモリ素子に入力探針値を保存することができるように、メモリ素子の
出力線に対してのみ入力探針を行う。上記のようなシフトレジスタアレイ構造と
なり、入力探針モードにおいては、シリアルロードが可能な1以上のシフトレジ
スタアレイ構造のそれぞれに存在する1個のフリップフロップの入力が、該当R
FPDの1以上の入力探針線の役割をする1個の入出力ピンにそれぞれ論理的に
連結されるようにして、探針クロックと同期化されたシフティング動作により、
入力探針線の役割をする入出力ピンを通じて、外部から順次に供給される入力探
針値を、シフトレジスタにシリアル方式でローディング可能にし、上記シリアル
ロードが可能な1以上のシフトレジスタアレイを構成するフリップフロップ等の
それぞれの出力が、入力探針対象となる該当メモリ素子のクロック入力にシステ
ムクロック(システムクロックとは、設計検証対象回路に全域的に用いられるク
ロックをいう)が、直接連結されている場合は、該当入力探針対象の信号線のそ
れぞれを駆動(drive)するそれぞれの該当メモリ素子を代替したそれぞれの二重
入力フリップフロップの1データ入力に連結されるようにする。
ることもあるが、組み合わせ的ゲートの出力線であることもある。入力探針にお
いては、メモリ素子に入力探針値を保存することができるように、メモリ素子の
出力線に対してのみ入力探針を行う。上記のようなシフトレジスタアレイ構造と
なり、入力探針モードにおいては、シリアルロードが可能な1以上のシフトレジ
スタアレイ構造のそれぞれに存在する1個のフリップフロップの入力が、該当R
FPDの1以上の入力探針線の役割をする1個の入出力ピンにそれぞれ論理的に
連結されるようにして、探針クロックと同期化されたシフティング動作により、
入力探針線の役割をする入出力ピンを通じて、外部から順次に供給される入力探
針値を、シフトレジスタにシリアル方式でローディング可能にし、上記シリアル
ロードが可能な1以上のシフトレジスタアレイを構成するフリップフロップ等の
それぞれの出力が、入力探針対象となる該当メモリ素子のクロック入力にシステ
ムクロック(システムクロックとは、設計検証対象回路に全域的に用いられるク
ロックをいう)が、直接連結されている場合は、該当入力探針対象の信号線のそ
れぞれを駆動(drive)するそれぞれの該当メモリ素子を代替したそれぞれの二重
入力フリップフロップの1データ入力に連結されるようにする。
【0055】
一方、探針対象となるメモリ素子のクロック入力に、システムクロックが直接
連結されていない場合(ゲーテッドクロックや局地的に生成されたクロックを用
いる場合等)は、入力探針対象信号線のそれぞれを駆動するそれぞれのメモリ素
子を、非同期セット(asynchronous set)と非同期リセット(asynchronous reset)
のある二重入力フリップフロップに代替し、そのフリップフロップの非同期セッ
ト入力と非同期リセット入力を、上記シフトレジスタアレイのフリップフロップ
の中で、探針対象となるメモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロッ
プの出力線と動作モード制御線とメモリ素子探針用有限状態器(Finite State Ma
chine)の出力線とにより制御されるようにすることにより、入力探針対象となる
メモリ素子が特定の時点に非同期的リセット又は非同期的セットが可能にする。
尚、上記メモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップの出力線を、
入力探針対象となるユーザー回路のメモリ素子を代替した上記二重入力フリップ
フロップの1データ入力に連結して、上記非同期的セット又は非同期的リセット
に次ぐ同期的セット又は同期的リセットを通じて、上記入力探針対象となるメモ
リ素子の出力を、上記メモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップ
が有している論理値である0又は1に設定することができるようにすることによ
り具現することができる。
連結されていない場合(ゲーテッドクロックや局地的に生成されたクロックを用
いる場合等)は、入力探針対象信号線のそれぞれを駆動するそれぞれのメモリ素
子を、非同期セット(asynchronous set)と非同期リセット(asynchronous reset)
のある二重入力フリップフロップに代替し、そのフリップフロップの非同期セッ
ト入力と非同期リセット入力を、上記シフトレジスタアレイのフリップフロップ
の中で、探針対象となるメモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロッ
プの出力線と動作モード制御線とメモリ素子探針用有限状態器(Finite State Ma
chine)の出力線とにより制御されるようにすることにより、入力探針対象となる
メモリ素子が特定の時点に非同期的リセット又は非同期的セットが可能にする。
尚、上記メモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップの出力線を、
入力探針対象となるユーザー回路のメモリ素子を代替した上記二重入力フリップ
フロップの1データ入力に連結して、上記非同期的セット又は非同期的リセット
に次ぐ同期的セット又は同期的リセットを通じて、上記入力探針対象となるメモ
リ素子の出力を、上記メモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップ
が有している論理値である0又は1に設定することができるようにすることによ
り具現することができる。
【0056】
一方、探針対象となるメモリ素子のクロック入力にシステムクロックが直接連
結されていない場合、上記と異なる方法では、入力探針対象信号線のそれぞれを
駆動するそれぞれのメモリ素子を、非同期セット(asynchronous set)、非同期リ
セット(asynchronous reset)及び同期式イネーブル(synchronous enable)のある
フリップフロップに代替して、そのフリップフロップの非同期セット入力及び非
同期リセット入力を、シフトレジスタアレイのフリップフロップの中で、その探
針対象となるメモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップの出力線
、動作モード制御線及びメモリ素子探針用有限状態器(Finite State Machine)の
出力線により制御することにより、入力探針対象となるメモリ素子が、特定の時
点に非同期的リセット又は非同期的セットが可能にする。尚、探針用有限状態器
のまた他の出力線を、上記入力探針対象となるユーザー回路のメモリ素子を代替
したフリップフロップの同期式イネーブルに連結して、上記入力探針対象となる
メモリ素子の出力を、上記メモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロ
ップが有している論理値である0又は1に設定することにより具現することがで
きる。
結されていない場合、上記と異なる方法では、入力探針対象信号線のそれぞれを
駆動するそれぞれのメモリ素子を、非同期セット(asynchronous set)、非同期リ
セット(asynchronous reset)及び同期式イネーブル(synchronous enable)のある
フリップフロップに代替して、そのフリップフロップの非同期セット入力及び非
同期リセット入力を、シフトレジスタアレイのフリップフロップの中で、その探
針対象となるメモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップの出力線
、動作モード制御線及びメモリ素子探針用有限状態器(Finite State Machine)の
出力線により制御することにより、入力探針対象となるメモリ素子が、特定の時
点に非同期的リセット又は非同期的セットが可能にする。尚、探針用有限状態器
のまた他の出力線を、上記入力探針対象となるユーザー回路のメモリ素子を代替
したフリップフロップの同期式イネーブルに連結して、上記入力探針対象となる
メモリ素子の出力を、上記メモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロ
ップが有している論理値である0又は1に設定することにより具現することがで
きる。
【0057】
上記のようなパラレルロードとシリアルロードが、モード変換によって全て可
能なシフトレジスタアレイに用いられるフリップフロップの全部を、設計検証対
象回路に存在するフリップフロップとは完全に別途に新たに構成して用いること
ができる。又は、上記シフトレジスタアレイに用いられるフリップフロップの中
で、部分的には設計検証対象回路に存在するフリップフロップの中から選び、こ
れらを変形して(例えば、同期式イネーブルとマルチプレクサを追加する方式で)
用いることも可能である。
能なシフトレジスタアレイに用いられるフリップフロップの全部を、設計検証対
象回路に存在するフリップフロップとは完全に別途に新たに構成して用いること
ができる。又は、上記シフトレジスタアレイに用いられるフリップフロップの中
で、部分的には設計検証対象回路に存在するフリップフロップの中から選び、こ
れらを変形して(例えば、同期式イネーブルとマルチプレクサを追加する方式で)
用いることも可能である。
【0058】
前者の場合の長所は、入出力探針を行う途中における設計検証対象回路に対す
る干渉(disturbance)を最小化することができるのに対し、後者の場合の長所は
、入出力探針のためのオーバーヘッドを最小化することができることである。
る干渉(disturbance)を最小化することができるのに対し、後者の場合の長所は
、入出力探針のためのオーバーヘッドを最小化することができることである。
【0059】
このような入出力探針のためには、上記言及したメモリ素子探針用有限状態器
(Finite State Machine)が更に必要であるが、ここで用いられる有限状態器の役
割は、入力探針対象となるメモリ素子の非同期セットと非同期リセットが必要な
時点にのみ、シフトレジスタアレイから供給される信号値により、入力探針対象
メモリ素子に非同期的セット又は非同期的リセットが起こるように、セット/リ
セット活性化(set/reset enable)信号を生成して供給したり、上記非同期的セッ
ト又は非同期的リセットに次ぐ同期的セット又は同期的リセットを、二重入力フ
リップフロップの入力データ選択信号でもって上記二重入力フリップフロップに
供給したり、入力探針対象となるメモリ素子の非同期セットと非同期リセットが
必要な時点にのみ、シフトレジスタアレイから供給される信号値により、入力探
針対象メモリ素子に非同期的セット又は非同期的リセットが起こるように、セッ
ト/リセット活性化(set/reset enable)信号を生成して供給したり、又は同期式
イネーブル信号を生成して供給することである。
(Finite State Machine)が更に必要であるが、ここで用いられる有限状態器の役
割は、入力探針対象となるメモリ素子の非同期セットと非同期リセットが必要な
時点にのみ、シフトレジスタアレイから供給される信号値により、入力探針対象
メモリ素子に非同期的セット又は非同期的リセットが起こるように、セット/リ
セット活性化(set/reset enable)信号を生成して供給したり、上記非同期的セッ
ト又は非同期的リセットに次ぐ同期的セット又は同期的リセットを、二重入力フ
リップフロップの入力データ選択信号でもって上記二重入力フリップフロップに
供給したり、入力探針対象となるメモリ素子の非同期セットと非同期リセットが
必要な時点にのみ、シフトレジスタアレイから供給される信号値により、入力探
針対象メモリ素子に非同期的セット又は非同期的リセットが起こるように、セッ
ト/リセット活性化(set/reset enable)信号を生成して供給したり、又は同期式
イネーブル信号を生成して供給することである。
【0060】
このためには、シフトレジスタアレイのフリップフロップにおいて、この探針
対象となるメモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップの出力線、
メモリ素子探針用有限状態器からのセット/リセット活性化の信号線、そして動
作モード制御(正常モード*/探針モード)の信号線を用いて、入力探針対象となる
メモリ素子の非同期セットと非同期リセットを意図通り制御することができなけ
ればならないが、これは簡単な組み合わせ的関数を用い定義して具現することが
できる。又、設計検証対象回路において用いたメモリ素子等の一部又は全部が、
非同期的セットと非同期的リセットを既に有しており、これらメモリ素子のクロ
ック入力にシステムクロックが直接連結されていない場合は、本来の設計検証対
象回路の関数的論理性質を正常モードにおいて変形しないようにし、入力探針対
象となる該当メモリ素子を非同期セット/リセットがある二重入力フリップフロ
ップ、又は非同期セット/リセット及び同期式イネーブルがある単一入力フリッ
プフロップに変えて、非同期セットと非同期リセット入力等を駆動(drive)する
制御回路部を含めて追加されるIOP-探針用付加回路で、上記言及したとおり
、回路変換を試みることはそれほど難しいことではない。
対象となるメモリ素子のための入力探針値を有するフリップフロップの出力線、
メモリ素子探針用有限状態器からのセット/リセット活性化の信号線、そして動
作モード制御(正常モード*/探針モード)の信号線を用いて、入力探針対象となる
メモリ素子の非同期セットと非同期リセットを意図通り制御することができなけ
ればならないが、これは簡単な組み合わせ的関数を用い定義して具現することが
できる。又、設計検証対象回路において用いたメモリ素子等の一部又は全部が、
非同期的セットと非同期的リセットを既に有しており、これらメモリ素子のクロ
ック入力にシステムクロックが直接連結されていない場合は、本来の設計検証対
象回路の関数的論理性質を正常モードにおいて変形しないようにし、入力探針対
象となる該当メモリ素子を非同期セット/リセットがある二重入力フリップフロ
ップ、又は非同期セット/リセット及び同期式イネーブルがある単一入力フリッ
プフロップに変えて、非同期セットと非同期リセット入力等を駆動(drive)する
制御回路部を含めて追加されるIOP-探針用付加回路で、上記言及したとおり
、回路変換を試みることはそれほど難しいことではない。
【0061】
図5は、このような例を示す図であり、即ち4-ビット非同期二進カウンタの
図であって、D型フリップフロップ76とインバータゲートからなっている。図
5の回路にある全てのフリップフロップのクロック入力により回路のシステムク
ロックが物理的に連結(physically connectedの意味であり、論理的に連結され
たものと対比される)されていないが、このようなものを局地的に生成されたク
ロックという。図5の4-ビット非同期二進カウンタ(asynchronous binary coun
ter)においては、最下位ビットのフリップフロップを除く残り3個のフリップフ
ロップのクロック入力により回路のシステムクロックが物理的に連結されていな
い。
図であって、D型フリップフロップ76とインバータゲートからなっている。図
5の回路にある全てのフリップフロップのクロック入力により回路のシステムク
ロックが物理的に連結(physically connectedの意味であり、論理的に連結され
たものと対比される)されていないが、このようなものを局地的に生成されたク
ロックという。図5の4-ビット非同期二進カウンタ(asynchronous binary coun
ter)においては、最下位ビットのフリップフロップを除く残り3個のフリップフ
ロップのクロック入力により回路のシステムクロックが物理的に連結されていな
い。
【0062】
図5のような4-ビット非同期式二進カウンタの4-ビット出力線の全てに対す
る入出力探針ができるように、IOP-探針用付加回路が付加された、拡張され
た設計検証対象回路の一例を図7aに示している。
る入出力探針ができるように、IOP-探針用付加回路が付加された、拡張され
た設計検証対象回路の一例を図7aに示している。
【0063】
図7aの回路は、出力探針モードにおいては、設計検証対象回路と共に、探針
対象信号線と二重入力フリップフロップ(図7aにおいて、PFF0、PFF1
、PFF2、PFF3)により、パラレルロードが可能なシフトレジスタアレイ
構造となるように構成される。同時に、二重入力フリップフロップのそれぞれの
1入力D1を、探針対象信号線y0、y1、y2、y3のそれぞれに連結して探
針対象の信号線の論理値を二重入力フリップフロップに並列的にローディング可
能にする。
対象信号線と二重入力フリップフロップ(図7aにおいて、PFF0、PFF1
、PFF2、PFF3)により、パラレルロードが可能なシフトレジスタアレイ
構造となるように構成される。同時に、二重入力フリップフロップのそれぞれの
1入力D1を、探針対象信号線y0、y1、y2、y3のそれぞれに連結して探
針対象の信号線の論理値を二重入力フリップフロップに並列的にローディング可
能にする。
【0064】
出力探針の際は、シフトレジスタアレイ構造に存在する1個のフリップフロッ
プの出力(ここでは、最右側のものPFF3)が、入出力探針線に論理的に連結さ
れ得る。入力探針モードにおいては、パラレルロードが可能なシフトレジスタア
レイ構造のそれぞれに存在する1個のフリップフロップの1入力(ここでは、最
左側のものPFF0)が、入力探針線に論理的に連結される。
プの出力(ここでは、最右側のものPFF3)が、入出力探針線に論理的に連結さ
れ得る。入力探針モードにおいては、パラレルロードが可能なシフトレジスタア
レイ構造のそれぞれに存在する1個のフリップフロップの1入力(ここでは、最
左側のものPFF0)が、入力探針線に論理的に連結される。
【0065】
パラレルロードが可能なシフトレジスタアレイを構成するフリップフロップの
それぞれの出力(図7aのp0、p1、p2、p3)が、入力探針対象の信号線(こ
こでは、y0、y1、y2、y3)等のそれぞれを駆動するそれぞれのフリップ
フロップ (図5において、FF0、FF1、FF2、FF3)の中で、代替した
二重入力フリップフロップ(図7aのFF0)の1入力に連結される(該当フリッ
プフロップのクロック入力にシステムクロックが連結されている場合に該当し、
従ってここではFF0のみが対象となる)。
それぞれの出力(図7aのp0、p1、p2、p3)が、入力探針対象の信号線(こ
こでは、y0、y1、y2、y3)等のそれぞれを駆動するそれぞれのフリップ
フロップ (図5において、FF0、FF1、FF2、FF3)の中で、代替した
二重入力フリップフロップ(図7aのFF0)の1入力に連結される(該当フリッ
プフロップのクロック入力にシステムクロックが連結されている場合に該当し、
従ってここではFF0のみが対象となる)。
【0066】
又は、それぞれのフリップフロップを非同期セットと非同期リセットが同時に
ある二重入力フリップフロップに代替して、このフリップフロップの非同期セッ
ト入力と非同期リセット入力を制御して、フリップフロップの値を所望の入力探
針値となるようにする。その後、上記シフトレジスタアレイを構成するフリップ
フロップの中で、該当フリップフロップの出力に連結された上記二重入力フリッ
プフロップにデータを入力(ここではD2)する。これによって、最終的な同期的
セット又は同期的リセットで、このフリップフロップの出力を0又は1に設定す
ることができる(該当フリップフロップのクロック入力にシステムクロックが連
結されていない場合に該当し、従ってここではFF1、FF2、FF3が対象と
なる)。
ある二重入力フリップフロップに代替して、このフリップフロップの非同期セッ
ト入力と非同期リセット入力を制御して、フリップフロップの値を所望の入力探
針値となるようにする。その後、上記シフトレジスタアレイを構成するフリップ
フロップの中で、該当フリップフロップの出力に連結された上記二重入力フリッ
プフロップにデータを入力(ここではD2)する。これによって、最終的な同期的
セット又は同期的リセットで、このフリップフロップの出力を0又は1に設定す
ることができる(該当フリップフロップのクロック入力にシステムクロックが連
結されていない場合に該当し、従ってここではFF1、FF2、FF3が対象と
なる)。
【0067】
一方、このためには、メモリ素子探針用有限状態器(Finite State Machine)が
更に必要である。ここで用いられるメモリ素子探針用有限状態器の役割は、入力
探針の対象となるフリップフロップの非同期セットと非同期リセットが必要な時
点においてのみ、シフトレジスタアレイから供給される信号値により、非同期的
セット又は非同期的リセットが起こるように制御すること及び上記シフトレジス
タアレイを構成するフリップフロップ等の中への、該当フリップフロップの論理
値で、上記二重入力フリップフロップの最終的な同期的セット又は同期的リセッ
トが起こるように制御することである。
更に必要である。ここで用いられるメモリ素子探針用有限状態器の役割は、入力
探針の対象となるフリップフロップの非同期セットと非同期リセットが必要な時
点においてのみ、シフトレジスタアレイから供給される信号値により、非同期的
セット又は非同期的リセットが起こるように制御すること及び上記シフトレジス
タアレイを構成するフリップフロップ等の中への、該当フリップフロップの論理
値で、上記二重入力フリップフロップの最終的な同期的セット又は同期的リセッ
トが起こるように制御することである。
【0068】
このためには、シフトレジスタアレイからの信号線、メモリ素子探針用有限状
態器からの信号線、そして動作モード制御(正常モード*/探針モード)信号線を用
いて、入力探針の対象となるフリップフロップの非同期セットと非同期リセット
を制御することができるように、図7bのような組み合わせ回路の機能が必要で
ある。図7bにおける組み合わせ回路の入力と出力に対する意味を異なってコー
ディングする場合は(例えば、FSMOutの0と1の意味を変えて解釈する等)
もちろん、図7bの真理表(truth table)が異なるようになる。
態器からの信号線、そして動作モード制御(正常モード*/探針モード)信号線を用
いて、入力探針の対象となるフリップフロップの非同期セットと非同期リセット
を制御することができるように、図7bのような組み合わせ回路の機能が必要で
ある。図7bにおける組み合わせ回路の入力と出力に対する意味を異なってコー
ディングする場合は(例えば、FSMOutの0と1の意味を変えて解釈する等)
もちろん、図7bの真理表(truth table)が異なるようになる。
【0069】
図5のような4-ビットの非同期式二進カウンタの4-ビット出力線の全てに対
する入出力探針ができるように、IOP-探針用付加回路が付加された、また他
の拡張された設計検証対象回路の例を図7cに示している。
する入出力探針ができるように、IOP-探針用付加回路が付加された、また他
の拡張された設計検証対象回路の例を図7cに示している。
【0070】
図7cが図7aと異なる点は、局地的に生成されたクロックを用いるフリップ
フロップ等(FF1、FF2、FF3)に対し、非同期的セット/リセットがある
二重入力フリップフロップを用いて、図7aにおけると同様に、非同期的セット
又は非同期的リセットに次ぐ同期的セット又は同期的リセットにより入力探針を
行う代わりに、非同期的セット/リセットと同期的イネーブルがある単一入力フ
リップフロップを用いて、非同期的セット又は非同期的リセットに次ぐ同期的デ
ィセーブルを通じた入力探針を行うという点である。
フロップ等(FF1、FF2、FF3)に対し、非同期的セット/リセットがある
二重入力フリップフロップを用いて、図7aにおけると同様に、非同期的セット
又は非同期的リセットに次ぐ同期的セット又は同期的リセットにより入力探針を
行う代わりに、非同期的セット/リセットと同期的イネーブルがある単一入力フ
リップフロップを用いて、非同期的セット又は非同期的リセットに次ぐ同期的デ
ィセーブルを通じた入力探針を行うという点である。
【0071】
図7aと図7cのような具現は、パラレルロードとシリアルロードが共に、モ
ード変換によって全て可能なシフトレジスタアレイに用いられるフリップフロッ
プの全てを、設計検証対象回路に存在するフリップフロップとは完全に別途に新
たに構成して用いたが、この場合の長所は、入出力探針を行う途中に設計検証対
象回路に対する干渉を最小化することができるということであるが、オーバーヘ
ッドが大きいという短所があり得る。
ード変換によって全て可能なシフトレジスタアレイに用いられるフリップフロッ
プの全てを、設計検証対象回路に存在するフリップフロップとは完全に別途に新
たに構成して用いたが、この場合の長所は、入出力探針を行う途中に設計検証対
象回路に対する干渉を最小化することができるということであるが、オーバーヘ
ッドが大きいという短所があり得る。
【0072】
図7eと図7gのような具現は、上記シフトレジスタアレイに用いられるフリ
ップフロップの中で、部分的には設計検証の対象回路に存在するフリップフロッ
プの中から選択(ここでは、FFO)し、これらを変形して用いることにより、入
出力探針のためのオーバーヘッドを最小化することができる。
ップフロップの中で、部分的には設計検証の対象回路に存在するフリップフロッ
プの中から選択(ここでは、FFO)し、これらを変形して用いることにより、入
出力探針のためのオーバーヘッドを最小化することができる。
【0073】
上記4-ビットの非同期二進カウンタの場合は、極めて小さい回路として、シ
ステムクロックに直接連結されたフリップフロップが1個であるが、一般的に回
路の規模が大きい場合は、システムクロックに直接連結されたフリップフロップ
の数が極めて多いことが大部分であるため、シフトレジスタアレイに用いられる
フリップフロップの中で、部分的に設計検証対象回路に存在する上記のようなフ
リップフロップ等を用いる方法は、入出力探針のためのオーバーヘッドを大幅に
抑えることができる極めて好ましい方法である。
ステムクロックに直接連結されたフリップフロップが1個であるが、一般的に回
路の規模が大きい場合は、システムクロックに直接連結されたフリップフロップ
の数が極めて多いことが大部分であるため、シフトレジスタアレイに用いられる
フリップフロップの中で、部分的に設計検証対象回路に存在する上記のようなフ
リップフロップ等を用いる方法は、入出力探針のためのオーバーヘッドを大幅に
抑えることができる極めて好ましい方法である。
【0074】
図8aは、設計検証対象回路にある任意の1以上のフリップフロップ78が既
に非同期セットと非同期リセットを有しており、これらのクロック入力にシステ
ムクロックが直接連結されておらず、局部的に生成された局地的なクロック(loc
al clock)や、ゲーテッドクロックが連結された状況を示すものである。
に非同期セットと非同期リセットを有しており、これらのクロック入力にシステ
ムクロックが直接連結されておらず、局部的に生成された局地的なクロック(loc
al clock)や、ゲーテッドクロックが連結された状況を示すものである。
【0075】
この場合、第一の方法は、既に説明したとおり、入力探針の対象となる該当フ
リップフロップを、二重入力フリップフロップ77に代替して、非同期セットと
非同期リセット入力を駆動する組み合わせ的制御回路を含んで追加されるIOP
-探針用付加回路によって、回路が変換されても、本来の設計検証対象回路の関
数的論理性質を、正常モードにおいて変形しないようにすればよい。
リップフロップを、二重入力フリップフロップ77に代替して、非同期セットと
非同期リセット入力を駆動する組み合わせ的制御回路を含んで追加されるIOP
-探針用付加回路によって、回路が変換されても、本来の設計検証対象回路の関
数的論理性質を、正常モードにおいて変形しないようにすればよい。
【0076】
図8bがこのような状況を示すものであり、この時用いられる組み合わせ的制
御回路の真理表は図8cに示されている。探針クロックに同期化されて駆動され
るメモリ素子探針用有限状態器の役割は、入力探針モードにおいては、入力探針
の対象となるフリップフロップを代替した二重入力フリップフロップの非同期セ
ット入力と非同期リセット入力とを、探針クロックの特定番目のサイクルにおい
て、IOP-探針用付加回路を構成するシフトレジスタアレイの特定フリップフ
ロップに保存されている入力探針値により制御し、入力探針が上記探針クロック
の特定番目のサイクルにおいてのみ起こるようにする、非同期セット/リセット
活性化信号を生成することである(この場合は、活性化される)。また、入力探針
モードにおいて、上記二重入力探針クロックの上記特定番目のサイクル以外のサ
イクルにおいては、入力探針の対象となる特定のフリップフロップを代替した上
記二重入力フリップフロップの非同期セットと非同期リセットを無効化(disable
)させる非同期セット/リセット活性化信号を生成することである(この場合は、
不活性化される)。一方、正常動作モードにおいては、拡張された設計検証対象
回路が関数的に本来の設計検証対象回路と等価となる非同期セット/リセット活
性化信号を生成して(この場合は、不活性化される)、入力探針対象のフリップフ
ロップを代替した上記二重入力フリップフロップの非同期セット入力と非同期リ
セット入力に連結された制御回路部を駆動すると共に、上記シフトレジスタアレ
イを構成するフリップフロップの中への該当フリップフロップの論理値で、上記
二重入力フリップフロップの最終的な同期的セット又は同期的リセットが起こる
ように制御することである。
御回路の真理表は図8cに示されている。探針クロックに同期化されて駆動され
るメモリ素子探針用有限状態器の役割は、入力探針モードにおいては、入力探針
の対象となるフリップフロップを代替した二重入力フリップフロップの非同期セ
ット入力と非同期リセット入力とを、探針クロックの特定番目のサイクルにおい
て、IOP-探針用付加回路を構成するシフトレジスタアレイの特定フリップフ
ロップに保存されている入力探針値により制御し、入力探針が上記探針クロック
の特定番目のサイクルにおいてのみ起こるようにする、非同期セット/リセット
活性化信号を生成することである(この場合は、活性化される)。また、入力探針
モードにおいて、上記二重入力探針クロックの上記特定番目のサイクル以外のサ
イクルにおいては、入力探針の対象となる特定のフリップフロップを代替した上
記二重入力フリップフロップの非同期セットと非同期リセットを無効化(disable
)させる非同期セット/リセット活性化信号を生成することである(この場合は、
不活性化される)。一方、正常動作モードにおいては、拡張された設計検証対象
回路が関数的に本来の設計検証対象回路と等価となる非同期セット/リセット活
性化信号を生成して(この場合は、不活性化される)、入力探針対象のフリップフ
ロップを代替した上記二重入力フリップフロップの非同期セット入力と非同期リ
セット入力に連結された制御回路部を駆動すると共に、上記シフトレジスタアレ
イを構成するフリップフロップの中への該当フリップフロップの論理値で、上記
二重入力フリップフロップの最終的な同期的セット又は同期的リセットが起こる
ように制御することである。
【0077】
このような場合、第二の方法は、既に説明したとおり、入力探針の対象となる
該当フリップフロップを同期式イネーブルがある単一入力フリップフロップ73
に代替して、非同期セットと非同期リセット入力を駆動する組み合わせ的制御回
路を含めて追加されるIOP-探針用付加回路によって、回路変換をしつつ、本
来の設計検証対象回路の関数的論理性質を正常モードにおいて変形しないように
すればよいが、図8eがこのような状況を示すものであり、この時用いられる組
み合わせ的制御回路の真理表は、図8fに示されている。
該当フリップフロップを同期式イネーブルがある単一入力フリップフロップ73
に代替して、非同期セットと非同期リセット入力を駆動する組み合わせ的制御回
路を含めて追加されるIOP-探針用付加回路によって、回路変換をしつつ、本
来の設計検証対象回路の関数的論理性質を正常モードにおいて変形しないように
すればよいが、図8eがこのような状況を示すものであり、この時用いられる組
み合わせ的制御回路の真理表は、図8fに示されている。
【0078】
探針クロックに同期化され駆動されるメモリ素子探針用有限状態器の役割は、
入力探針モードにおいては、入力探針の対象となるフリップフロップを代替した
同期式イネーブルがある単一入力フリップフロップの非同期セット入力と、非同
期リセット入力を探針クロックの特定番目のサイクルにおいて、IOP-探針用
付加回路を構成するシフトレジスタアレイの特定フリップフロップに保存されて
いる入力探針値により制御し、入力探針が上記探針クロックの特定番目のサイク
ルにおいてのみ起こるようにする非同期セット/リセット活性化信号を生成し(こ
の場合は、活性化される)、入力探針モードにおいて、上記二重入力探針クロッ
クの上記特定番目のサイクル以外のサイクル等においては、入力探針の対象とな
る特定フリップフロップを代替した上記単一入力フリップフロップの非同期セッ
トと非同期リセットを無効化(disable)させる非同期セット/リセット活性化信号
を生成し(この場合は、不活性化される)、正常動作モードにおいては、拡張され
た設計検証対象回路が関数的に本来の設計検証対象回路と等価となる非同期セッ
ト/リセット活性化信号を生成して(この場合は、不活性化される)入力探針対象
フリップフロップを代替した上記単一入力フリップフロップの非同期セット入力
と非同期リセット入力に連結された制御回路部を駆動すると共に、非同期的セッ
ト又は非同期的リセットで入力探針が行われた後は、有限状態器において生成さ
れる同期式イネーブル信号を用いて特定時点に該当フリップフロップの現在の値
を維持するように制限することである。
入力探針モードにおいては、入力探針の対象となるフリップフロップを代替した
同期式イネーブルがある単一入力フリップフロップの非同期セット入力と、非同
期リセット入力を探針クロックの特定番目のサイクルにおいて、IOP-探針用
付加回路を構成するシフトレジスタアレイの特定フリップフロップに保存されて
いる入力探針値により制御し、入力探針が上記探針クロックの特定番目のサイク
ルにおいてのみ起こるようにする非同期セット/リセット活性化信号を生成し(こ
の場合は、活性化される)、入力探針モードにおいて、上記二重入力探針クロッ
クの上記特定番目のサイクル以外のサイクル等においては、入力探針の対象とな
る特定フリップフロップを代替した上記単一入力フリップフロップの非同期セッ
トと非同期リセットを無効化(disable)させる非同期セット/リセット活性化信号
を生成し(この場合は、不活性化される)、正常動作モードにおいては、拡張され
た設計検証対象回路が関数的に本来の設計検証対象回路と等価となる非同期セッ
ト/リセット活性化信号を生成して(この場合は、不活性化される)入力探針対象
フリップフロップを代替した上記単一入力フリップフロップの非同期セット入力
と非同期リセット入力に連結された制御回路部を駆動すると共に、非同期的セッ
ト又は非同期的リセットで入力探針が行われた後は、有限状態器において生成さ
れる同期式イネーブル信号を用いて特定時点に該当フリップフロップの現在の値
を維持するように制限することである。
【0079】
回路設計時に用いられたフリップフロップがD型でないRS型、JK型、T型
等を用いた場合は、D型フリップフロップと簡単な組み合わせ的回路を用いて、
これらと関数的に等価である回路を構成した後、この等価回路を具現するように
なる。従って、本発明における上記探針方法において、探針用付加回路を生成す
る方法は、回路にどのような種類のフリップフロップを用いた場合にも適用され
得る方法である。
等を用いた場合は、D型フリップフロップと簡単な組み合わせ的回路を用いて、
これらと関数的に等価である回路を構成した後、この等価回路を具現するように
なる。従って、本発明における上記探針方法において、探針用付加回路を生成す
る方法は、回路にどのような種類のフリップフロップを用いた場合にも適用され
得る方法である。
【0080】
また、設計検証対象回路に用いられたメモリ素子がラッチである場合は、上記
方法等を用いる前に、先ずそれぞれのラッチをフリップフロップと組み合わせ回
路を用いて図9のように変換して、本来のラッチと関数的に等価である回路を得
た後に上記方法等を適用するようになる。
方法等を用いる前に、先ずそれぞれのラッチをフリップフロップと組み合わせ回
路を用いて図9のように変換して、本来のラッチと関数的に等価である回路を得
た後に上記方法等を適用するようになる。
【0081】
設計検証対象回路を入出力探針システム制御部が調べてゲーテッドクロック入
力を用いるメモリ素子や局地的に生成された信号をクロック入力により用いるメ
モリ素子がある場合、このようなIOP-探針用付加回路の機能を具現するまた
他の方法の例としては、先ず本来の設計検証対象回路と関数的には等価(functio
nally equivalent)でありながら、システムクロックに完全同期化された回路(fu
lly synchronous circuit)を、入出力探針システム制御部が自動化された方式で
合成し、本来の設計検証対象回路の代わりに、上記システムクロックに完全同期
化された回路を新たな設計検証の対象回路とする。
力を用いるメモリ素子や局地的に生成された信号をクロック入力により用いるメ
モリ素子がある場合、このようなIOP-探針用付加回路の機能を具現するまた
他の方法の例としては、先ず本来の設計検証対象回路と関数的には等価(functio
nally equivalent)でありながら、システムクロックに完全同期化された回路(fu
lly synchronous circuit)を、入出力探針システム制御部が自動化された方式で
合成し、本来の設計検証対象回路の代わりに、上記システムクロックに完全同期
化された回路を新たな設計検証の対象回路とする。
【0082】
その後、IOP-探針用付加回路が設計検証対象回路が具現された1以上のR
FPD内において、探針対象メモリ素子の信号線と二重入力フリップフロップに
よりパラレルロードとシリアルロードがモード変換によって全て可能な1以上の
シフトレジスタアレイ構造になるようにする。その後、出力探針モードにおいて
は、上記二重入力フリップフロップのそれぞれの1入力を出力探針対象メモリ素
子の出力信号線等に連結して、出力探針対象信号線上の論理値のそれぞれを上記
二重入力フリップフロップのそれぞれにパラレルローディングができるようにし
た後、1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれぞれに存在する1個のフリップ
フロップの出力が、該当RFPDの1以上の出力探針線の役割をする1個の入出
力ピンにそれぞれ論理的に連結するようにし、シフトレジスタの探針クロックと
同期化されたシフティング動作に従って、シフトレジスタの全てのフリップフロ
ップの論理値等が上記出力探針線の役割をする入出力ピン上に順次に表われるよ
うにする。入力探針モードにおいては、上記パラレルロードとシリアルロードが
モード変換によって全て可能な1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれぞれに
存在するフリップフロップの入力が、該当RFPDの1以上の入力探針線の役割
をする入出力ピンにそれぞれ論理的に連結されるようにして、探針クロックと同
期化されたシフティング動作により、上記入力探針線の役割をする入出力ピンを
通じて、外部から順次に供給される入力探針値をシフトレジスタにシリアル方式
でローディング可能にし、入力探針対象となる全てのメモリ素子のクロック入力
にシステムクロックが直接連結されているので、上記パラレルロードが可能な1
以上のシフトレジスタアレイを構成するフリップフロップのそれぞれの出力を該
当入力探針対象信号のそれぞれを駆動する二重入力フリップフロップの1入力に
連結することにより具現することができる。
FPD内において、探針対象メモリ素子の信号線と二重入力フリップフロップに
よりパラレルロードとシリアルロードがモード変換によって全て可能な1以上の
シフトレジスタアレイ構造になるようにする。その後、出力探針モードにおいて
は、上記二重入力フリップフロップのそれぞれの1入力を出力探針対象メモリ素
子の出力信号線等に連結して、出力探針対象信号線上の論理値のそれぞれを上記
二重入力フリップフロップのそれぞれにパラレルローディングができるようにし
た後、1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれぞれに存在する1個のフリップ
フロップの出力が、該当RFPDの1以上の出力探針線の役割をする1個の入出
力ピンにそれぞれ論理的に連結するようにし、シフトレジスタの探針クロックと
同期化されたシフティング動作に従って、シフトレジスタの全てのフリップフロ
ップの論理値等が上記出力探針線の役割をする入出力ピン上に順次に表われるよ
うにする。入力探針モードにおいては、上記パラレルロードとシリアルロードが
モード変換によって全て可能な1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれぞれに
存在するフリップフロップの入力が、該当RFPDの1以上の入力探針線の役割
をする入出力ピンにそれぞれ論理的に連結されるようにして、探針クロックと同
期化されたシフティング動作により、上記入力探針線の役割をする入出力ピンを
通じて、外部から順次に供給される入力探針値をシフトレジスタにシリアル方式
でローディング可能にし、入力探針対象となる全てのメモリ素子のクロック入力
にシステムクロックが直接連結されているので、上記パラレルロードが可能な1
以上のシフトレジスタアレイを構成するフリップフロップのそれぞれの出力を該
当入力探針対象信号のそれぞれを駆動する二重入力フリップフロップの1入力に
連結することにより具現することができる。
【0083】
付加的に設計検証対象回路にRAMやROM等のメモリが含まれており、この
ようなメモリ等もRFPDに内蔵されて提供されるチップ上メモリ(on-chip mem
ory)(具体的な例を挙げると、Xilinx FPGAのDistributed
RAM又はBlockRAM、Altera FPGAのEmbedded S
ystem Block等)を用いて具現する場合は、上記IOP-探針用付加回
路にメモリ読み/書き付加回路が追加される。
ようなメモリ等もRFPDに内蔵されて提供されるチップ上メモリ(on-chip mem
ory)(具体的な例を挙げると、Xilinx FPGAのDistributed
RAM又はBlockRAM、Altera FPGAのEmbedded S
ystem Block等)を用いて具現する場合は、上記IOP-探針用付加回
路にメモリ読み/書き付加回路が追加される。
【0084】
出力探針モードにおいて、メモリ読み/書き付加回路は、入出力探針システム
制御部の制御を受けて、RFPD内部に具現された設計検証対象回路に存在する
メモリの全ての領域や、特定領域の内容を定められた順序に従って、全てを読み
取って、出力探針線を通じて中継モジュールと中継ケーブルを経て入出力探針シ
ステム制御部により自動化された方式で伝達する。
制御部の制御を受けて、RFPD内部に具現された設計検証対象回路に存在する
メモリの全ての領域や、特定領域の内容を定められた順序に従って、全てを読み
取って、出力探針線を通じて中継モジュールと中継ケーブルを経て入出力探針シ
ステム制御部により自動化された方式で伝達する。
【0085】
一方、入力探針モードにおいて、メモリ読み/書き付加回路は、入出力探針シ
ステム制御部が有しているデータを中継ケーブルと中継モジュールを介してRF
PDの入力探針線を通じてRFPD内部に具現された設計検証の対象回路に存在
する書き可能(writable)メモリの全ての領域や、特定領域に定められた順序に従
って、自動化された方式で書き込む。
ステム制御部が有しているデータを中継ケーブルと中継モジュールを介してRF
PDの入力探針線を通じてRFPD内部に具現された設計検証の対象回路に存在
する書き可能(writable)メモリの全ての領域や、特定領域に定められた順序に従
って、自動化された方式で書き込む。
【0086】
このようなメモリ読み/書き付加回路の具体的な具現例としては、先ずメモリ
に対する読み/書き制御(read/write control)信号と、読み/書き対象となる全て
のメモリ領域に対するアドレスシーケンスを生成し、必要に応じて、クロックさ
れたメモリ(clocked memory)の場合は、クロック信号まで生成するメモリ探針用
有限状態器(Finite State Machine)、マルチプレクサ及びフリップフロップを用
いて構成することができる。図10は、このようなメモリ読み/書き付加回路の
具体的な具現例であり、先ずメモリに対する読み/書き制御(read/write control
)信号と、読み/書き対象となる全てのメモリ領域に対するアドレスシーケンスを
生成し、必要に応じて、クロックされたメモリ(clocked memory)の場合は、クロ
ック信号まで生成するメモリ探針用有限状態器(Finite State Machine)とマルチ
プレクサ、そしてフリップフロップを用いて構成する例を概略的に示すものであ
る。このようなメモリ読み書き付加回路の動作状況を具体的に説明すれば、次の
とおりである。
に対する読み/書き制御(read/write control)信号と、読み/書き対象となる全て
のメモリ領域に対するアドレスシーケンスを生成し、必要に応じて、クロックさ
れたメモリ(clocked memory)の場合は、クロック信号まで生成するメモリ探針用
有限状態器(Finite State Machine)、マルチプレクサ及びフリップフロップを用
いて構成することができる。図10は、このようなメモリ読み/書き付加回路の
具体的な具現例であり、先ずメモリに対する読み/書き制御(read/write control
)信号と、読み/書き対象となる全てのメモリ領域に対するアドレスシーケンスを
生成し、必要に応じて、クロックされたメモリ(clocked memory)の場合は、クロ
ック信号まで生成するメモリ探針用有限状態器(Finite State Machine)とマルチ
プレクサ、そしてフリップフロップを用いて構成する例を概略的に示すものであ
る。このようなメモリ読み書き付加回路の動作状況を具体的に説明すれば、次の
とおりである。
【0087】
出力探針モードにおいては、メモリ探針用有限状態器90には、動作モード制
御(正常モード*/探針モード)信号線、探針モード制御(入力探針*/出力探針)信号
線及び探針用メモリ読み書き(無し*/有り)信号線が入力線として提供される。
御(正常モード*/探針モード)信号線、探針モード制御(入力探針*/出力探針)信号
線及び探針用メモリ読み書き(無し*/有り)信号線が入力線として提供される。
【0088】
また、探針クロックを入力としてメモリに対する読み/書き制御信号81、特
定番地のアドレス信号82とメモリ入力端マルチプレクサ1;83の選択入力信
号84及び必要な場合、メモリクロック信号85を発生して、上記メモリに対す
る読み/書き制御信号81及び特定番地のアドレス信号82が出力線として提供
される。
定番地のアドレス信号82とメモリ入力端マルチプレクサ1;83の選択入力信
号84及び必要な場合、メモリクロック信号85を発生して、上記メモリに対す
る読み/書き制御信号81及び特定番地のアドレス信号82が出力線として提供
される。
【0089】
そして、必要な場合、メモリクロック信号85までをメモリ入力端マルチプレ
クサ1;83の出力部に表示させ、特定番地にある現在内容がメモリ出力端86
に表示されるようにした後、メモリ出力端のフリップフロップ87に対する活性
化(enable)信号を生成し、メモリ出力端86の値をメモリ出力端のフリップフロ
ップ87に保存してから、メモリ出力端のフリップフロップ87に対する入力選
択信号を生成してメモリ出力端のフリップフロップ等87が探針クロックに同期
化されたシフトレジスタ構造になり、シフティング動作を通じて上記特定番地に
ある現在内容が出力探針線に順次に表示されるようにすることにより、メモリの
特定番地にある現在内容を読み取ることができるが、メモリ探針用有限状態器9
0は、このようなメモリの特定番地に対する読み実行を、読み対象となる全ての
メモリ番地に対し順次に自動化された方式で行う。
クサ1;83の出力部に表示させ、特定番地にある現在内容がメモリ出力端86
に表示されるようにした後、メモリ出力端のフリップフロップ87に対する活性
化(enable)信号を生成し、メモリ出力端86の値をメモリ出力端のフリップフロ
ップ87に保存してから、メモリ出力端のフリップフロップ87に対する入力選
択信号を生成してメモリ出力端のフリップフロップ等87が探針クロックに同期
化されたシフトレジスタ構造になり、シフティング動作を通じて上記特定番地に
ある現在内容が出力探針線に順次に表示されるようにすることにより、メモリの
特定番地にある現在内容を読み取ることができるが、メモリ探針用有限状態器9
0は、このようなメモリの特定番地に対する読み実行を、読み対象となる全ての
メモリ番地に対し順次に自動化された方式で行う。
【0090】
入力探針モードにおいては、メモリ探針用有限状態器90が、動作モード制御
(正常モード*/探針モード)信号線、探針モード制御(入力探針*/出力探針)信号線
、探針用メモリ読み/書き(無し*/有り)信号線及び探針クロックを入力として、
メモリに対する読み/書き制御信号81、特定番地のアドレス信号82及びメモ
リ入力端マルチプレクサ1;83の選択入力信号84を、メモリ入力端マルチプ
レクサ1;83の出力部に表示されるようにしてメモリ書き対象となる特定番地
にアクセスし、探針クロックを入力として、メモリのデータ入力端のシフトレジ
スタ88が探針クロックに同期化されたシフティング動作により上記メモリ書き
対象となる特定番地に書かれるべきデータ内容を入力探針線を通じて順次に入力
することにより、シフティング動作が完了される時点で上記データ入力端のシフ
トレジスタ88に保存し、メモリのデータ入力端のマルチプレクサ2;89の選
択入力の信号線に対する選択信号を発生させ、必要な時にメモリクロック信号8
5を発生して、上記メモリ書き対象となる特定番地に上記データ入力端のシフト
レジスタ88に保存されている上記データ内容が書かれるようにするが、メモリ
探針用有限状態器90は、このようにメモリの特定番地にデータを書き込む。
(正常モード*/探針モード)信号線、探針モード制御(入力探針*/出力探針)信号線
、探針用メモリ読み/書き(無し*/有り)信号線及び探針クロックを入力として、
メモリに対する読み/書き制御信号81、特定番地のアドレス信号82及びメモ
リ入力端マルチプレクサ1;83の選択入力信号84を、メモリ入力端マルチプ
レクサ1;83の出力部に表示されるようにしてメモリ書き対象となる特定番地
にアクセスし、探針クロックを入力として、メモリのデータ入力端のシフトレジ
スタ88が探針クロックに同期化されたシフティング動作により上記メモリ書き
対象となる特定番地に書かれるべきデータ内容を入力探針線を通じて順次に入力
することにより、シフティング動作が完了される時点で上記データ入力端のシフ
トレジスタ88に保存し、メモリのデータ入力端のマルチプレクサ2;89の選
択入力の信号線に対する選択信号を発生させ、必要な時にメモリクロック信号8
5を発生して、上記メモリ書き対象となる特定番地に上記データ入力端のシフト
レジスタ88に保存されている上記データ内容が書かれるようにするが、メモリ
探針用有限状態器90は、このようにメモリの特定番地にデータを書き込む。
【0091】
メモリ読み/書きのために、メモリ探針用有限状態器90の内部には、読み/書
き対象となるメモリ番地領域に対するアドレス発生器を内蔵することができ、上
記のようなメモリ読み/書き付加回路は、メモリが二重ポートメモリ(two-port m
emory)である場合にも同様に適用することができる。
き対象となるメモリ番地領域に対するアドレス発生器を内蔵することができ、上
記のようなメモリ読み/書き付加回路は、メモリが二重ポートメモリ(two-port m
emory)である場合にも同様に適用することができる。
【0092】
更に強調すると、上記のように設計検証対象回路にメモリが含まれている場合
は、入出力探針を行うことができるようにするために、入出力探針システム制御
部は、設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加して、1以上のRFP
Dに拡張された設計検証対象回路を生成するが、上記IOP-探針用付加回路は
、設計検証対象回路のメモリ素子に対する入出力探針だけでなく、メモリに対す
る読み/書きまでも行うことができるように生成される。
は、入出力探針を行うことができるようにするために、入出力探針システム制御
部は、設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加して、1以上のRFP
Dに拡張された設計検証対象回路を生成するが、上記IOP-探針用付加回路は
、設計検証対象回路のメモリ素子に対する入出力探針だけでなく、メモリに対す
る読み/書きまでも行うことができるように生成される。
【0093】
本発明において、出力探針線と入力探針線は、別個の独立した単方向探針線と
して存在することもでき、出力探針線と入力探針線が合わせられた両方向探針線
として存在することもできる。また、本発明において用いられる探針クロックは
、設計検証対象回路に用いられるシステムクロックとは別途のクロックを用いる
こともでき、システムクロックのうちの1個を用いることもできる。
して存在することもでき、出力探針線と入力探針線が合わせられた両方向探針線
として存在することもできる。また、本発明において用いられる探針クロックは
、設計検証対象回路に用いられるシステムクロックとは別途のクロックを用いる
こともでき、システムクロックのうちの1個を用いることもできる。
【0094】
以上のような入出力探針装置及び入出力探針方法を用いると、設計検証対象回
路にIOP-探針用付加回路が付加された拡張された設計検証対象回路が具現さ
れた1以上の半導体チップが取り付けられた任意のプロトタイピングボードと、
任意のシミュレータを用いて、エミュレーションとシミュレーションを混合した
設計検証を行うことができる。即ち、このようなエミュレーションとシミュレー
ションの混合検証方法は、上記入出力探針システム制御部は、設計検証対象回路
に存在する探針対象信号線及びメモリ、又は設計検証HDLコードに存在する探
針対象シグナル及びメモリブロックが入力されるステップを含む。この時、任意
のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のRFPDに設計検証対象
回路を具現するために、出力探針対象信号線又は読み対象メモリ領域における特
定時間帯、あるいは特定状況が発生した時点における論理値が出力探針線に一定
時間の間のみ順次に表示されるようにする。そして、入力探針対象信号線又は書
き対象メモリ領域が、入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有すること
ができるように、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のR
FPDに割り当てられた設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加して
、拡張された設計検証対象回路を生成するステップを更に含む。
路にIOP-探針用付加回路が付加された拡張された設計検証対象回路が具現さ
れた1以上の半導体チップが取り付けられた任意のプロトタイピングボードと、
任意のシミュレータを用いて、エミュレーションとシミュレーションを混合した
設計検証を行うことができる。即ち、このようなエミュレーションとシミュレー
ションの混合検証方法は、上記入出力探針システム制御部は、設計検証対象回路
に存在する探針対象信号線及びメモリ、又は設計検証HDLコードに存在する探
針対象シグナル及びメモリブロックが入力されるステップを含む。この時、任意
のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のRFPDに設計検証対象
回路を具現するために、出力探針対象信号線又は読み対象メモリ領域における特
定時間帯、あるいは特定状況が発生した時点における論理値が出力探針線に一定
時間の間のみ順次に表示されるようにする。そして、入力探針対象信号線又は書
き対象メモリ領域が、入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有すること
ができるように、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のR
FPDに割り当てられた設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加して
、拡張された設計検証対象回路を生成するステップを更に含む。
【0095】
また、出力探針対象信号線と読み対象メモリ領域に対しては、出力探針対象信
号線等上における特定時間帯における論理値とメモリ内容をIOP-探針用付加
回路を用いて該当RFPDの出力探針線に表示されるようにし、出力探針線に表
示された値を入出力探針インターフェースモジュールからサーバ用コンピュータ
に伝送して、設計検証対象回路の現在状態情報をシミュレータがシミュレーショ
ンのための初期状態値として有することができるようにし、入力探針対象信号線
と書き対象メモリ領域に対しては、サーバ用コンピュータにおいてシミュレーシ
ョンを通じて得られた状態情報から入力探針用データを生成した後、それを中継
モジュールと中継ケーブルを通じて該当RFPDの入力探針対象信号線に探針ク
ロックとのみ同期化しながら印加するか、あるいは探針クロックと同期化するこ
とと共に探針モード制御信号線を通じて探針モードを入力探針モードと出力探針
モードとの間に適切に変化させながら印加し、入力探針対象信号線の論理値と書
き対象メモリ領域の内容が入力探針線から伝送された論理値を有するようにする
ことにより、RFPDに具現された設計検証対象回路の状態情報がシミュレータ
で一定の期間シミュレーションを通じて生成された状態情報と同じように設定す
るステップを含む。
号線等上における特定時間帯における論理値とメモリ内容をIOP-探針用付加
回路を用いて該当RFPDの出力探針線に表示されるようにし、出力探針線に表
示された値を入出力探針インターフェースモジュールからサーバ用コンピュータ
に伝送して、設計検証対象回路の現在状態情報をシミュレータがシミュレーショ
ンのための初期状態値として有することができるようにし、入力探針対象信号線
と書き対象メモリ領域に対しては、サーバ用コンピュータにおいてシミュレーシ
ョンを通じて得られた状態情報から入力探針用データを生成した後、それを中継
モジュールと中継ケーブルを通じて該当RFPDの入力探針対象信号線に探針ク
ロックとのみ同期化しながら印加するか、あるいは探針クロックと同期化するこ
とと共に探針モード制御信号線を通じて探針モードを入力探針モードと出力探針
モードとの間に適切に変化させながら印加し、入力探針対象信号線の論理値と書
き対象メモリ領域の内容が入力探針線から伝送された論理値を有するようにする
ことにより、RFPDに具現された設計検証対象回路の状態情報がシミュレータ
で一定の期間シミュレーションを通じて生成された状態情報と同じように設定す
るステップを含む。
【0096】
以上のように、本発明の入出力探針装置及び入出力探針方法を用いてエミュレ
ーションとシミュレーション間の自動化された方式で混合検証をするためには、
エミュレーションとシミュレーション間の実行切り替えが自動的に行われなけれ
ばならないが、このようなことを実行モードスイッチング(execution mode swit
ching)といい、このような実行モードスイッチングは、特定条件が満たされた時
(例えば、回路内の特定レジスタに特定値が2回書かれる時点)に行われ、このよ
うな条件を実行モードスイッチング条件という。このような実行モードスイッチ
ング条件は、全体の検証過程において、時間的な前後関係にある2以上になり得
るが、このような場合は、時間的に最初に設定された条件から後に設定された条
件の順で並べられた状態で、条件が満たされる時点で、エミュレーションからシ
ミュレーションへ、あるいはシミュレーションからロジックエミュレーションへ
の実行モードスイッチングが起こるようになる。このためには、実行モードスイ
ッチング条件をキュー(queue)に保存しておく必要があるが、これを実行モード
スイッチング条件キューといい、入出力探針システム制御部の内部において、こ
れを資料構造(data structure)形態で維持するようになる。
ーションとシミュレーション間の自動化された方式で混合検証をするためには、
エミュレーションとシミュレーション間の実行切り替えが自動的に行われなけれ
ばならないが、このようなことを実行モードスイッチング(execution mode swit
ching)といい、このような実行モードスイッチングは、特定条件が満たされた時
(例えば、回路内の特定レジスタに特定値が2回書かれる時点)に行われ、このよ
うな条件を実行モードスイッチング条件という。このような実行モードスイッチ
ング条件は、全体の検証過程において、時間的な前後関係にある2以上になり得
るが、このような場合は、時間的に最初に設定された条件から後に設定された条
件の順で並べられた状態で、条件が満たされる時点で、エミュレーションからシ
ミュレーションへ、あるいはシミュレーションからロジックエミュレーションへ
の実行モードスイッチングが起こるようになる。このためには、実行モードスイ
ッチング条件をキュー(queue)に保存しておく必要があるが、これを実行モード
スイッチング条件キューといい、入出力探針システム制御部の内部において、こ
れを資料構造(data structure)形態で維持するようになる。
【0097】
このように、設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路が付加されて生成さ
れた、拡張された設計検証対象回路は、任意のプロトタイピングボード上の1以
上のRFPDに具現され、プロトタイピングボードを実行させてエミュレーショ
ン基盤の検証を行う過程において、特定時点や特定状況が発生した時点でシミュ
レーションへの切り替えが必要な場合、入出力探針システム制御部がこれを感知
してエミュレーションの実行を中止し、入出力探針システム制御部の制御下で該
当1以上のRFPDが正常モードから出力探針モードへ切り替えられた後、探針
クロックがRFPDに加えられると、1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれ
ぞれに存在する1個のフリップフロップの出力に連結された1以上の出力探針線
を通じて、探針対象となる信号線における論理値が入出力探針インターフェース
モジュールからサーバ用コンピュータに伝送される。ところで、入出力探針時点
は、エミュレーションの実行前に静的に(statically)決定され得、エミュレーシ
ョンの実行途中において特定状況が発生した時点のように、動的に(dynamically
)決定され得るが、特定状況が発生した時点のようなエミュレーションの状況に
従属的な入出力探針時点を決定するためには、ロジック分析器(logic analyzer)
のような外部装備を用いてこれを観測し、入出力探針時点を決定することができ
、又はRFPD内部に動作状況を検出する入出力探針時点検出器(detector)回路
を更に付加することにより、入出力探針状況を出力させ、これを入出力探針シス
テム制御部が感知して入出力探針を開始することもできる。RFPD内部に上記
入出力探針時点の検出器回路をIOP-探針用付加回路と共に更に設計検証対象
回路に付加する場合は、この自動的な生成と付加も亦、入出力探針システム制御
部が担当するようになる。
れた、拡張された設計検証対象回路は、任意のプロトタイピングボード上の1以
上のRFPDに具現され、プロトタイピングボードを実行させてエミュレーショ
ン基盤の検証を行う過程において、特定時点や特定状況が発生した時点でシミュ
レーションへの切り替えが必要な場合、入出力探針システム制御部がこれを感知
してエミュレーションの実行を中止し、入出力探針システム制御部の制御下で該
当1以上のRFPDが正常モードから出力探針モードへ切り替えられた後、探針
クロックがRFPDに加えられると、1以上のシフトレジスタアレイ構造のそれ
ぞれに存在する1個のフリップフロップの出力に連結された1以上の出力探針線
を通じて、探針対象となる信号線における論理値が入出力探針インターフェース
モジュールからサーバ用コンピュータに伝送される。ところで、入出力探針時点
は、エミュレーションの実行前に静的に(statically)決定され得、エミュレーシ
ョンの実行途中において特定状況が発生した時点のように、動的に(dynamically
)決定され得るが、特定状況が発生した時点のようなエミュレーションの状況に
従属的な入出力探針時点を決定するためには、ロジック分析器(logic analyzer)
のような外部装備を用いてこれを観測し、入出力探針時点を決定することができ
、又はRFPD内部に動作状況を検出する入出力探針時点検出器(detector)回路
を更に付加することにより、入出力探針状況を出力させ、これを入出力探針シス
テム制御部が感知して入出力探針を開始することもできる。RFPD内部に上記
入出力探針時点の検出器回路をIOP-探針用付加回路と共に更に設計検証対象
回路に付加する場合は、この自動的な生成と付加も亦、入出力探針システム制御
部が担当するようになる。
【0098】
本発明の入出力探針装置及び入出力探針方法は、入出力探針システム制御部に
より、設計検証対象回路に存在する探針対象信号線及びメモリ、又は設計検証H
DLコードに存在する探針対象シグナル及びメモリブロックが入力されるステッ
プを含み、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のRFPD
に設計検証対象回路を具現するために、出力探針対象信号線又は読み対象メモリ
領域における特定時間帯、あるいは特定状況が発生した時点における論理値が出
力探針線に一定時間の間のみ順次に表示されるようにし、入力探針対象信号線又
は書き対象メモリ領域が入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有するこ
とができるように、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上の
RFPDに割り当てられた設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加し
て、拡張された設計検証対象回路を生成するステップを更に含む。また、出力探
針対象信号線と読み対象メモリ領域に対しては、出力探針対象信号線上における
特定時間帯における論理値とメモリ内容をIOP-探針用付加回路を用いて該当
RFPDの出力探針線に表示されるようにし、出力探針線に表示された値を入出
力探針インターフェースモジュールからサーバ用コンピュータに伝送し、入力探
針対象信号線と書き対象メモリ領域に対しては、サーバ用コンピュータで得られ
た状態情報から入力探針用データを生成した後、これを入出力探針インターフェ
ースモジュールを通じて該当RFPDの入力探針対象信号線に探針クロックとの
み同期化しながら印加するか、あるいは探針クロックと同期化することと共に、
探針モード制御信号線を通じて探針モードを入力探針モードと出力探針モード間
で適切に変化させながら印加して、入力探針対象信号線の論理値と書き対象メモ
リ領域の内容が入力探針線から伝送された論理値を有するようにすることにより
、RFPDに具現された設計検証対象回路の状態情報が上記サーバ用コンピュー
タで得られた状態情報と同じように設定するステップを含む。
より、設計検証対象回路に存在する探針対象信号線及びメモリ、又は設計検証H
DLコードに存在する探針対象シグナル及びメモリブロックが入力されるステッ
プを含み、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のRFPD
に設計検証対象回路を具現するために、出力探針対象信号線又は読み対象メモリ
領域における特定時間帯、あるいは特定状況が発生した時点における論理値が出
力探針線に一定時間の間のみ順次に表示されるようにし、入力探針対象信号線又
は書き対象メモリ領域が入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有するこ
とができるように、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上の
RFPDに割り当てられた設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加し
て、拡張された設計検証対象回路を生成するステップを更に含む。また、出力探
針対象信号線と読み対象メモリ領域に対しては、出力探針対象信号線上における
特定時間帯における論理値とメモリ内容をIOP-探針用付加回路を用いて該当
RFPDの出力探針線に表示されるようにし、出力探針線に表示された値を入出
力探針インターフェースモジュールからサーバ用コンピュータに伝送し、入力探
針対象信号線と書き対象メモリ領域に対しては、サーバ用コンピュータで得られ
た状態情報から入力探針用データを生成した後、これを入出力探針インターフェ
ースモジュールを通じて該当RFPDの入力探針対象信号線に探針クロックとの
み同期化しながら印加するか、あるいは探針クロックと同期化することと共に、
探針モード制御信号線を通じて探針モードを入力探針モードと出力探針モード間
で適切に変化させながら印加して、入力探針対象信号線の論理値と書き対象メモ
リ領域の内容が入力探針線から伝送された論理値を有するようにすることにより
、RFPDに具現された設計検証対象回路の状態情報が上記サーバ用コンピュー
タで得られた状態情報と同じように設定するステップを含む。
【0099】
本発明の入出力探針装置及び入出力探針方法によるエミュレーションとシミュ
レーションの混合検証方法は、サーバ用コンピュータで設計検証対象回路とAS
ICベンダライブラリ名を入力するステップと、混合検証のために必要な設計検
証対象回路上の探針対象信号線と、必要な時に更にメモリ領域を指定するステッ
プと、出力探針対象信号線とメモリ領域の特定時間帯における論理値が出力探針
線に一定時間の間のみ表示されるようにし、入力探針対象信号線とメモリ領域が
入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有するように、1以上のRFPD
に具現される設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を更に添加して、拡張
された設計検証対象回路を生成するステップと、この拡張された設計検証対象回
路を1以上のRFPDに具現させ、具現された設計検証対象回路を動作させる途
中に、ユーザーが設定した任意の時点や任意の状況が発生する時点で、入出力探
針システム制御部の制御下で上記1以上のRFPDに対する出力探針を行い、出
力探針対象メモリ素子の特定時間帯における論理値とメモリ領域の内容をIOP
-探針用付加回路を用いて、上記1以上のRFPDの出力探針線に表示されるよ
うにするステップと、このように表示された出力探針線の値を入出力探針インタ
ーフェースモジュールからサーバ用コンピュータに伝送して、シミュレータでシ
ミュレーションを行うためのシミュレーション初期状態値に自動設定するステッ
プと共に、シミュレータを通じたシミュレーションの途中において、ユーザーが
設定した任意の時点や任意の状況において、シミュレーションを通じて得られた
設計検証対象回路の状態情報を、IOP-探針用付加回路を用いた入力探針方法
を用いてサーバ用コンピュータから入出力探針インターフェースモジュールを介
して任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のRFPDの入力
探針線を通じて入力探針対象となるメモリ素子とメモリ領域が有するようにする
ことにより、シミュレーションに次ぐエミュレーションを自動的に行うことがで
きるようにするステップを含む。
レーションの混合検証方法は、サーバ用コンピュータで設計検証対象回路とAS
ICベンダライブラリ名を入力するステップと、混合検証のために必要な設計検
証対象回路上の探針対象信号線と、必要な時に更にメモリ領域を指定するステッ
プと、出力探針対象信号線とメモリ領域の特定時間帯における論理値が出力探針
線に一定時間の間のみ表示されるようにし、入力探針対象信号線とメモリ領域が
入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有するように、1以上のRFPD
に具現される設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を更に添加して、拡張
された設計検証対象回路を生成するステップと、この拡張された設計検証対象回
路を1以上のRFPDに具現させ、具現された設計検証対象回路を動作させる途
中に、ユーザーが設定した任意の時点や任意の状況が発生する時点で、入出力探
針システム制御部の制御下で上記1以上のRFPDに対する出力探針を行い、出
力探針対象メモリ素子の特定時間帯における論理値とメモリ領域の内容をIOP
-探針用付加回路を用いて、上記1以上のRFPDの出力探針線に表示されるよ
うにするステップと、このように表示された出力探針線の値を入出力探針インタ
ーフェースモジュールからサーバ用コンピュータに伝送して、シミュレータでシ
ミュレーションを行うためのシミュレーション初期状態値に自動設定するステッ
プと共に、シミュレータを通じたシミュレーションの途中において、ユーザーが
設定した任意の時点や任意の状況において、シミュレーションを通じて得られた
設計検証対象回路の状態情報を、IOP-探針用付加回路を用いた入力探針方法
を用いてサーバ用コンピュータから入出力探針インターフェースモジュールを介
して任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上のRFPDの入力
探針線を通じて入力探針対象となるメモリ素子とメモリ領域が有するようにする
ことにより、シミュレーションに次ぐエミュレーションを自動的に行うことがで
きるようにするステップを含む。
【0100】
本発明の入出力探針装置及び入出力探針方法によるエミュレーションとシミュ
レーション混合検証方法は、サーバ用コンピュータで設計検証対象HDLコード
とASICベンダライブラリ名を入力するステップと、混合検証のために必要な
設計検証対象HDLコード上の探針対象シグナルと必要な時に更にメモリ領域を
指定するステップと、出力探針対象シグナルとメモリ領域の特定時間帯における
論理値が出力探針線に一定時間の間のみ表示されるようにし、入力探針対象シグ
ナルとメモリ領域が入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有するように
、1以上のRFPDに具現される設計検証対象HDLコードにIOP-探針用付
加HDLコードを更に添加して、拡張された設計検証HDLコードを生成するス
テップと、この拡張された設計検証対象HDLコードを1以上のRFPDに具現
させ、具現された設計検証対象HDLコードと関数的に等価である回路を動作さ
せる途中において、ユーザーが設定した任意の時点や任意の状況が発生する時点
で、上記1以上のRFPDに出力探針を行い、出力探針対象メモリ素子の特定時
間帯における論理値とメモリ領域の内容をIOP-探針用付加回路を用いて、上
記1以上のRFPDの出力探針線に表示させるステップと、このように表示され
た出力探針線の値を入出力探針インターフェースモジュールからサーバ用コンピ
ュータに伝送し、シミュレータでシミュレーションを行うためのシミュレーショ
ンの初期状態値に自動設定するステップと共に、シミュレータを通じたシミュレ
ーションの途中において、ユーザーが設定した任意の時点や任意の状況で、シミ
ュレーションから得られた設計検証対象HDLコードの状態情報をIOP-探針
用付加回路を用いた入力探針方法を用い、サーバ用コンピュータから入出力探針
インターフェースモジュールを介して、任意のプロトタイピングボード上に取り
付けられた1以上のRFPDの入力探針線を通じて、入力探針対象となるメモリ
素子とメモリ領域が有するようにすることにより、シミュレーションに次ぐエミ
ュレーションを自動的に行うことができるようにするステップを含む。
レーション混合検証方法は、サーバ用コンピュータで設計検証対象HDLコード
とASICベンダライブラリ名を入力するステップと、混合検証のために必要な
設計検証対象HDLコード上の探針対象シグナルと必要な時に更にメモリ領域を
指定するステップと、出力探針対象シグナルとメモリ領域の特定時間帯における
論理値が出力探針線に一定時間の間のみ表示されるようにし、入力探針対象シグ
ナルとメモリ領域が入力探針線に特定時間帯に加えられる論理値を有するように
、1以上のRFPDに具現される設計検証対象HDLコードにIOP-探針用付
加HDLコードを更に添加して、拡張された設計検証HDLコードを生成するス
テップと、この拡張された設計検証対象HDLコードを1以上のRFPDに具現
させ、具現された設計検証対象HDLコードと関数的に等価である回路を動作さ
せる途中において、ユーザーが設定した任意の時点や任意の状況が発生する時点
で、上記1以上のRFPDに出力探針を行い、出力探針対象メモリ素子の特定時
間帯における論理値とメモリ領域の内容をIOP-探針用付加回路を用いて、上
記1以上のRFPDの出力探針線に表示させるステップと、このように表示され
た出力探針線の値を入出力探針インターフェースモジュールからサーバ用コンピ
ュータに伝送し、シミュレータでシミュレーションを行うためのシミュレーショ
ンの初期状態値に自動設定するステップと共に、シミュレータを通じたシミュレ
ーションの途中において、ユーザーが設定した任意の時点や任意の状況で、シミ
ュレーションから得られた設計検証対象HDLコードの状態情報をIOP-探針
用付加回路を用いた入力探針方法を用い、サーバ用コンピュータから入出力探針
インターフェースモジュールを介して、任意のプロトタイピングボード上に取り
付けられた1以上のRFPDの入力探針線を通じて、入力探針対象となるメモリ
素子とメモリ領域が有するようにすることにより、シミュレーションに次ぐエミ
ュレーションを自動的に行うことができるようにするステップを含む。
【0101】
図11は、本発明の一実施例による入出力探針方法を説明するフローチャート
であり、図1に示すサーバ用コンピュータ20により行われる。
であり、図1に示すサーバ用コンピュータ20により行われる。
【0102】
入出力探針方法は、先ずASICベンダライブラリ名及び設計検証対象回路を
入力又は設計検証対象HDLコードを入力する(S50)。ステップ52において
は、入出力探針対象信号線を入力し、ステップ54に進む(S52)。ステップ5
4においては、プロトタイピングボード上の該当半導体チップ別にIOP-探針
用付加回路の生成後、設計検証対象回路に付加し、拡張された設計検証対象回路
を生成するか、又はIOP-探針用付加HDLコードの生成後、設計検証対象H
DLコードに付加し、拡張された設計検証対象HDLコードを生成し、ステップ
56に進む(S54)。ステップ56においては、拡張された設計検証対象回路又
は拡張された設計検証対象HDLコードをプロトタイピングボード上の該当半導
体チップに具現し、ステップ70に進む(S56)。ステップ70においては、正
常モードで回路検証過程を行い、ステップ72に進む(S70)。ステップ72に
おいては、探針実行の必要性を調べ、必要であればステップ74に進み、必要で
なければステップ82に進む(S72)。ステップ74においては、出力探針であ
るか否かを調べ、出力探針であればステップ80に進み、入力探針であればステ
ップ76に進む(S74)。ステップ76においては、サーバ用コンピュータで入
力探針用データを生成し、ステップ78に進む(S78)。ステップ78において
は、入力探針モードに切り替えた後、サーバ用コンピュータで入出力探針インタ
ーフェースモジュールを通じて入力探針用データを入力探針線に印加して入力探
針を行い、ステップ82に進む(S78)。ステップ80においては、出力探針モ
ードに切り替えた後、出力探針を行って出力探針線に表示される値を入出力探針
インターフェースモジュールからサーバ用コンピュータに伝送して出力探針を完
了し、ステップ82に進む(S80)。ステップ82においては、設計検証が完了
したか否かを調べ、完了すれば全体過程を終了し、そうでなければステップ70
に進む(S82)。
入力又は設計検証対象HDLコードを入力する(S50)。ステップ52において
は、入出力探針対象信号線を入力し、ステップ54に進む(S52)。ステップ5
4においては、プロトタイピングボード上の該当半導体チップ別にIOP-探針
用付加回路の生成後、設計検証対象回路に付加し、拡張された設計検証対象回路
を生成するか、又はIOP-探針用付加HDLコードの生成後、設計検証対象H
DLコードに付加し、拡張された設計検証対象HDLコードを生成し、ステップ
56に進む(S54)。ステップ56においては、拡張された設計検証対象回路又
は拡張された設計検証対象HDLコードをプロトタイピングボード上の該当半導
体チップに具現し、ステップ70に進む(S56)。ステップ70においては、正
常モードで回路検証過程を行い、ステップ72に進む(S70)。ステップ72に
おいては、探針実行の必要性を調べ、必要であればステップ74に進み、必要で
なければステップ82に進む(S72)。ステップ74においては、出力探針であ
るか否かを調べ、出力探針であればステップ80に進み、入力探針であればステ
ップ76に進む(S74)。ステップ76においては、サーバ用コンピュータで入
力探針用データを生成し、ステップ78に進む(S78)。ステップ78において
は、入力探針モードに切り替えた後、サーバ用コンピュータで入出力探針インタ
ーフェースモジュールを通じて入力探針用データを入力探針線に印加して入力探
針を行い、ステップ82に進む(S78)。ステップ80においては、出力探針モ
ードに切り替えた後、出力探針を行って出力探針線に表示される値を入出力探針
インターフェースモジュールからサーバ用コンピュータに伝送して出力探針を完
了し、ステップ82に進む(S80)。ステップ82においては、設計検証が完了
したか否かを調べ、完了すれば全体過程を終了し、そうでなければステップ70
に進む(S82)。
【0103】
上記のような本発明の入出力探針装置及び入出力探針方法を用いることにより
、設計検証対象回路に対する設計検証をエミュレーションとシミュレーションに
より、変換回数に関わらず、自由に交互に行うことができる。
、設計検証対象回路に対する設計検証をエミュレーションとシミュレーションに
より、変換回数に関わらず、自由に交互に行うことができる。
【0104】
図12は、エミュレーションとシミュレーションを用いた複合検証環境を独自
(stand-alone)モードで構成した例を概略的に示すものである。図12は、図1
における入出力探針装置と同一の構成要素を有するが、別途に任意のシミュレー
タ34を更に含み、エミュレーションと共にシミュレーションを複合的に行うこ
とができるようにした点に差がある。
(stand-alone)モードで構成した例を概略的に示すものである。図12は、図1
における入出力探針装置と同一の構成要素を有するが、別途に任意のシミュレー
タ34を更に含み、エミュレーションと共にシミュレーションを複合的に行うこ
とができるようにした点に差がある。
【0105】
また、上記のようなエミュレーションを行うプロトタイピングボードとシミュ
レーションを行うシミュレータは、ネットワークを通じて分散された環境におい
て行うことが特に好ましい。従って、エミュレーションとシミュレーションを用
いた複合検証環境を近・遠距離ネットワーク36を通じて構成した例を図13に
概略的に示した。
レーションを行うシミュレータは、ネットワークを通じて分散された環境におい
て行うことが特に好ましい。従って、エミュレーションとシミュレーションを用
いた複合検証環境を近・遠距離ネットワーク36を通じて構成した例を図13に
概略的に示した。
【0106】
図14は、これを更に拡大し、ゲートウェア38があるインターネットワーク
37(例えば、インターネット)上の分散された環境(distributed environment)
において、入出力探針インターフェースモジュール26と入出力探針システム制
御部32とから構成された、本発明の入出力探針装置と任意のプロトタイピング
ボード44とサーバ用コンピュータ20を用いるエミュレーションと、シミュレ
ーションのサーバコンピュータ34と任意のシミュレータ35を用いるシミュレ
ーションを行うことができる環境を概略的に示すものである。
37(例えば、インターネット)上の分散された環境(distributed environment)
において、入出力探針インターフェースモジュール26と入出力探針システム制
御部32とから構成された、本発明の入出力探針装置と任意のプロトタイピング
ボード44とサーバ用コンピュータ20を用いるエミュレーションと、シミュレ
ーションのサーバコンピュータ34と任意のシミュレータ35を用いるシミュレ
ーションを行うことができる環境を概略的に示すものである。
【0107】
図15は、本発明の一実施例によるエミュレーション及びシミュレーションの
混合検証方法をステップ別に説明するフローチャートであり、図12、図13又
は図14に示すサーバ用コンピュータ20により行われる。
混合検証方法をステップ別に説明するフローチャートであり、図12、図13又
は図14に示すサーバ用コンピュータ20により行われる。
【0108】
ステップ100において、サーバ用コンピュータを用いて、設計検証対象回路
と設計時に用いられたASICベンダライブラリ名を入力した後、これを用いて
本発明の入出力探針が可能な任意のプロトタイピングボードの1以上のRFPD
にIOP-探針用付加回路が付加された、拡張された設計検証対象回路を入出力
探針システム制御部を用いて自動化された方式で生成し、これを任意のプロトタ
イピングボード上の1以上のRFPDに具現されるようにし、サーバ用コンピュ
ータで任意のシミュレータを用いた設計検証対象回路のシミュレーションの実行
を準備する(S100)。ステップ102において、サーバ用コンピュータ20を
用いて、エミュレーションとシミュレーションの混合検証対象となる設計検証対
象回路に対する初期状態情報(state information:回路内の全てのメモリ素子(
フリップフロップ又はラッチ)に対する値)を入力して、任意のシミュレータのた
めのシミュレーション用回路と任意のプロトタイピングボードのためのエミュレ
ーション用回路の現在状態情報を初期状態情報と同一にし、検証方法の切り替え
時点や、切り替え条件のシーケンスを決定し、これを実行モードスイッチング条
件キューに保存した後、キューの最前のものを現在の検証方法の切り替え時点と
切り替え条件とする(S102)。ステップ104においては、現在状態情報をも
ってシミュレーション検証を行うか、エミュレーション検証を行うかを決定する
(S104)。エミュレーション検証が行われる場合は、ステップ106に進み、
上記任意のプロトタイピングボードを用いて、現在の検証停止時点や停止条件を
満たすまでエミュレーション検証を進める(S106)。ステップ108において
は、追加の検証過程が必要であるか否かを調べ、必要でなければ全体過程を終了
し、必要であればステップ109に進む(S108)。ステップ109においては
、実行モードスイッチング条件キューが空いているか否かを調べ、空いていなけ
ればステップ115に進み、空いていればステップ111に進む(S109)。ス
テップ111においては、新たな検証方法の切り替え時点や切り替え条件のシー
ケンスを実行モードスイッチング条件キューに保存する必要があるか否かを調べ
、必要でなければステップ108に進み、必要であればステップ113に進む(
S111)。ステップ113においては、新たな検証方法の切り替え時点や切り
替え条件のシーケンスを実行モードスイッチング条件キューに保存し、ステップ
115に進む(S113)。ステップ115においては、実行モードスイッチング
条件キューにより、現在の検証方法の切り替え時点と切り替え条件を新たに設定
し、ステップ117に進む(S115)。ステップ117においては、現在の検証
方法がエミュレーションであるかシミュレーションであるかを調べ、エミュレー
ションであればステップ134に進み、シミュレーションであればステップ13
2に進む(S117)。ステップ132においては、サーバコンピュータ上で、シ
ミュレーションから得られた現在の検証停止時点における設計検証対象回路の現
在状態情報を、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現され
た、拡張された設計検証対象回路が同様に有することができるように、RFPD
に本発明の入力探針を行い、ステップ106に進む(S132)。ステップ134
においては、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現された
、拡張された設計検証対象回路に対する本発明の出力探針から得られた現在の検
証停止時点における設計検証対象回路の現在状態情報を、サーバコンピュータ上
の任意のシミュレータにより行われている設計検証対象回路が同様に有すること
ができるように、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに本発明
の出力探針を行い、ステップ120に進む(S134)。ステップ120において
は、サーバコンピュータ上の任意のシミュレータを用いて、現在の検証方法の切
り替え時点や切り替え条件を満たすまでシミュレーション検証を進め、ステップ
108に進む(S120)。
と設計時に用いられたASICベンダライブラリ名を入力した後、これを用いて
本発明の入出力探針が可能な任意のプロトタイピングボードの1以上のRFPD
にIOP-探針用付加回路が付加された、拡張された設計検証対象回路を入出力
探針システム制御部を用いて自動化された方式で生成し、これを任意のプロトタ
イピングボード上の1以上のRFPDに具現されるようにし、サーバ用コンピュ
ータで任意のシミュレータを用いた設計検証対象回路のシミュレーションの実行
を準備する(S100)。ステップ102において、サーバ用コンピュータ20を
用いて、エミュレーションとシミュレーションの混合検証対象となる設計検証対
象回路に対する初期状態情報(state information:回路内の全てのメモリ素子(
フリップフロップ又はラッチ)に対する値)を入力して、任意のシミュレータのた
めのシミュレーション用回路と任意のプロトタイピングボードのためのエミュレ
ーション用回路の現在状態情報を初期状態情報と同一にし、検証方法の切り替え
時点や、切り替え条件のシーケンスを決定し、これを実行モードスイッチング条
件キューに保存した後、キューの最前のものを現在の検証方法の切り替え時点と
切り替え条件とする(S102)。ステップ104においては、現在状態情報をも
ってシミュレーション検証を行うか、エミュレーション検証を行うかを決定する
(S104)。エミュレーション検証が行われる場合は、ステップ106に進み、
上記任意のプロトタイピングボードを用いて、現在の検証停止時点や停止条件を
満たすまでエミュレーション検証を進める(S106)。ステップ108において
は、追加の検証過程が必要であるか否かを調べ、必要でなければ全体過程を終了
し、必要であればステップ109に進む(S108)。ステップ109においては
、実行モードスイッチング条件キューが空いているか否かを調べ、空いていなけ
ればステップ115に進み、空いていればステップ111に進む(S109)。ス
テップ111においては、新たな検証方法の切り替え時点や切り替え条件のシー
ケンスを実行モードスイッチング条件キューに保存する必要があるか否かを調べ
、必要でなければステップ108に進み、必要であればステップ113に進む(
S111)。ステップ113においては、新たな検証方法の切り替え時点や切り
替え条件のシーケンスを実行モードスイッチング条件キューに保存し、ステップ
115に進む(S113)。ステップ115においては、実行モードスイッチング
条件キューにより、現在の検証方法の切り替え時点と切り替え条件を新たに設定
し、ステップ117に進む(S115)。ステップ117においては、現在の検証
方法がエミュレーションであるかシミュレーションであるかを調べ、エミュレー
ションであればステップ134に進み、シミュレーションであればステップ13
2に進む(S117)。ステップ132においては、サーバコンピュータ上で、シ
ミュレーションから得られた現在の検証停止時点における設計検証対象回路の現
在状態情報を、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現され
た、拡張された設計検証対象回路が同様に有することができるように、RFPD
に本発明の入力探針を行い、ステップ106に進む(S132)。ステップ134
においては、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現された
、拡張された設計検証対象回路に対する本発明の出力探針から得られた現在の検
証停止時点における設計検証対象回路の現在状態情報を、サーバコンピュータ上
の任意のシミュレータにより行われている設計検証対象回路が同様に有すること
ができるように、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに本発明
の出力探針を行い、ステップ120に進む(S134)。ステップ120において
は、サーバコンピュータ上の任意のシミュレータを用いて、現在の検証方法の切
り替え時点や切り替え条件を満たすまでシミュレーション検証を進め、ステップ
108に進む(S120)。
【0109】
図16は、本発明のまた他の一実施例によるシミュレーション及びエミュレー
ションの混合検証方法をステップ別に説明するフローチャートであり、図12、
図13又は図14に示すサーバ用コンピュータ20により行われる。
ションの混合検証方法をステップ別に説明するフローチャートであり、図12、
図13又は図14に示すサーバ用コンピュータ20により行われる。
【0110】
ステップ300において、サーバ用コンピュータを用いて、設計検証対象HD
Lコードと設計時に用いられたASICベンダライブラリ名を入力した後、これ
を用いて本発明の入出力探針が可能な任意のプロトタイピングボードの1以上の
RFPDにIOP-探針用付加HDLコードが付加された、拡張された設計検証
対象HDLコードを入出力探針システム制御部を用いて自動化された方式で生成
し、これを任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現させ、サ
ーバ用コンピュータで任意のシミュレータを用いた設計検証対象HDLコードの
シミュレーションの実行を準備する(S300)。ステップ302において、サー
バ用コンピュータ20を用い、エミュレーションとシミュレーションの混合検証
対象となる設計検証対象HDLコードに対する初期状態情報(state information
:回路内の全てのメモリ素子(フリップフロップ又はラッチ)に対する値)を入力
し、任意のシミュレータのためのシミュレーション用HDLコードと任意のプロ
トタイピングボードのためのエミュレーション用HDLコードの現在状態情報を
初期状態情報と同一にし、検証方法の切り替え時点や切り替え条件のシーケンス
を決定し、これを実行モードスイッチング条件キューに保存した後、キューの最
前のものを現在の検証方法の切り替え時点と切り替え条件とする(S302)。ス
テップ304においては、現在状態情報をもってシミュレーション検証を行うか
、エミュレーション検証を行うかを決定する(S304)。エミュレーション検証
が行われる場合は、ステップ306に進み、上記任意のプロトタイピングボード
を用いて、現在の検証停止時点や停止条件を満たすまでエミュレーション検証を
進める(S306)。ステップ308においては、追加の検証過程が必要であるか
否かを調べ、必要でなければ全体過程を終了し、必要であればステップ309に
進む(S308)。ステップ309においては、実行モードスイッチング条件キュ
ーが空いているか否かを調べ、空いていなければステップ315に進み、空いて
いればステップ311に進む(S309)。ステップ311においては、新たな検
証方法の切り替え時点や切り替え条件のシーケンスを、実行モードスイッチング
条件キューに保存する必要があるか否かを調べ、必要でなければステップ308
に進み、必要であればステップ313に進む(S311)。ステップ313におい
ては、新たな検証方法の切り替え時点や切り替え条件のシーケンスを、実行モー
ドスイッチング条件キューに保存し、ステップ315に進む(S313)。ステップ
315においては、実行モードスイッチング条件キューにより、現在の検証方法
の切り替え時点と切り替え条件を新たに設定し、ステップ317に進む(S31
5)。ステップ317においては、現在の検証方法がエミュレーションであるか
シミュレーションであるかを調べ、エミュレーションであればステップ334に
進み、シミュレーションであればステップ332に進む(S317)。ステップ3
32においては、サーバコンピュータ上でシミュレーションから得られた現在の
検証停止時点における設計検証対象HDLコードの現在状態情報を、任意のプロ
トタイピングボード上の1以上のRFPDに具現された、拡張された設計検証対
象HDLコードが同様に有することができるように、RFPDに本発明の入力探
針を行い、ステップ306に進む(S332)。ステップ334においては、任意
のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現された、拡張された設計
検証対象HDLコードに対する本発明の出力探針から得られた現在の検証停止時
点における設計検証対象HDLコードの現在状態情報を、サーバコンピュータ上
の任意のシミュレータにより行われている設計検証対象HDLコードが同様に有
することができるように、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPD
に本発明の出力探針を行い、ステップ320に進む(S334)。ステップ320
においては、サーバコンピュータ上の任意のシミュレータを用いて、現在の検証
方法の切り替え時点や切り替え条件を満たすまでシミュレーション検証を進め、
ステップ308に進む(S320)。
Lコードと設計時に用いられたASICベンダライブラリ名を入力した後、これ
を用いて本発明の入出力探針が可能な任意のプロトタイピングボードの1以上の
RFPDにIOP-探針用付加HDLコードが付加された、拡張された設計検証
対象HDLコードを入出力探針システム制御部を用いて自動化された方式で生成
し、これを任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現させ、サ
ーバ用コンピュータで任意のシミュレータを用いた設計検証対象HDLコードの
シミュレーションの実行を準備する(S300)。ステップ302において、サー
バ用コンピュータ20を用い、エミュレーションとシミュレーションの混合検証
対象となる設計検証対象HDLコードに対する初期状態情報(state information
:回路内の全てのメモリ素子(フリップフロップ又はラッチ)に対する値)を入力
し、任意のシミュレータのためのシミュレーション用HDLコードと任意のプロ
トタイピングボードのためのエミュレーション用HDLコードの現在状態情報を
初期状態情報と同一にし、検証方法の切り替え時点や切り替え条件のシーケンス
を決定し、これを実行モードスイッチング条件キューに保存した後、キューの最
前のものを現在の検証方法の切り替え時点と切り替え条件とする(S302)。ス
テップ304においては、現在状態情報をもってシミュレーション検証を行うか
、エミュレーション検証を行うかを決定する(S304)。エミュレーション検証
が行われる場合は、ステップ306に進み、上記任意のプロトタイピングボード
を用いて、現在の検証停止時点や停止条件を満たすまでエミュレーション検証を
進める(S306)。ステップ308においては、追加の検証過程が必要であるか
否かを調べ、必要でなければ全体過程を終了し、必要であればステップ309に
進む(S308)。ステップ309においては、実行モードスイッチング条件キュ
ーが空いているか否かを調べ、空いていなければステップ315に進み、空いて
いればステップ311に進む(S309)。ステップ311においては、新たな検
証方法の切り替え時点や切り替え条件のシーケンスを、実行モードスイッチング
条件キューに保存する必要があるか否かを調べ、必要でなければステップ308
に進み、必要であればステップ313に進む(S311)。ステップ313におい
ては、新たな検証方法の切り替え時点や切り替え条件のシーケンスを、実行モー
ドスイッチング条件キューに保存し、ステップ315に進む(S313)。ステップ
315においては、実行モードスイッチング条件キューにより、現在の検証方法
の切り替え時点と切り替え条件を新たに設定し、ステップ317に進む(S31
5)。ステップ317においては、現在の検証方法がエミュレーションであるか
シミュレーションであるかを調べ、エミュレーションであればステップ334に
進み、シミュレーションであればステップ332に進む(S317)。ステップ3
32においては、サーバコンピュータ上でシミュレーションから得られた現在の
検証停止時点における設計検証対象HDLコードの現在状態情報を、任意のプロ
トタイピングボード上の1以上のRFPDに具現された、拡張された設計検証対
象HDLコードが同様に有することができるように、RFPDに本発明の入力探
針を行い、ステップ306に進む(S332)。ステップ334においては、任意
のプロトタイピングボード上の1以上のRFPDに具現された、拡張された設計
検証対象HDLコードに対する本発明の出力探針から得られた現在の検証停止時
点における設計検証対象HDLコードの現在状態情報を、サーバコンピュータ上
の任意のシミュレータにより行われている設計検証対象HDLコードが同様に有
することができるように、任意のプロトタイピングボード上の1以上のRFPD
に本発明の出力探針を行い、ステップ320に進む(S334)。ステップ320
においては、サーバコンピュータ上の任意のシミュレータを用いて、現在の検証
方法の切り替え時点や切り替え条件を満たすまでシミュレーション検証を進め、
ステップ308に進む(S320)。
【0111】
上述のように、本発明による入出力探針装置及びこれを用いた入出力探針方法
は、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上の半導体チップに
具現されてエミュレーションされる設計検証対象回路に対する迅速且つ効果的な
デバッギングを可能にすると共に、任意のシミュレータでシミュレーションされ
る設計検証対象回路との状態情報の交換を完全に自動化された方式で可能にする
ことにより、高速の関数的検証及び正確なタイミング検証を共に交互に可能にし
、極めて効果的な検証を行うことができる利点がある。
は、任意のプロトタイピングボード上に取り付けられた1以上の半導体チップに
具現されてエミュレーションされる設計検証対象回路に対する迅速且つ効果的な
デバッギングを可能にすると共に、任意のシミュレータでシミュレーションされ
る設計検証対象回路との状態情報の交換を完全に自動化された方式で可能にする
ことにより、高速の関数的検証及び正確なタイミング検証を共に交互に可能にし
、極めて効果的な検証を行うことができる利点がある。
【0112】
以上、説明した内容を通じて、当業者であれば、本発明の技術思想から逸脱し
ない範囲内で、多様な変更及び修正が可能であることが分かる。従って、本発明
の技術的範囲は、実施例に記載の内容に限定されるものでなく、特許請求の範囲
により限定されるべきものである。
ない範囲内で、多様な変更及び修正が可能であることが分かる。従って、本発明
の技術的範囲は、実施例に記載の内容に限定されるものでなく、特許請求の範囲
により限定されるべきものである。
【図1】
本発明の入出力探針装置を概略的に示す図である。
【図2】
本発明に関するIOP-探針用付加回路から構成されるパラレルロードとシリ
アルロードが入出力モードによって可能なシフトレジスタアレイ構造の一例を概
略的に示す図である。
アルロードが入出力モードによって可能なシフトレジスタアレイ構造の一例を概
略的に示す図である。
【図3】
図2のパラレルロードとシリアルロードが入出力モードによって可能なシフト
レジスタアレイ構造のまた他の例を概略的に示す図である。
レジスタアレイ構造のまた他の例を概略的に示す図である。
【図4a】
1個のデータ入力Dを有する単一入力D型フリップフロップのシンボルと関数
的機能を概略的に示す図である。
的機能を概略的に示す図である。
【図4b】
1個のデータ入力Dを有する単一入力D型フリップフロップのシンボルと関数的
機能を概略的に示す図である。
機能を概略的に示す図である。
【図4c】
1個のデータ入力Dと非同期セット/リセット(AR/AS)入力を有する単一入
力D型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
力D型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
【図4d】
1個のデータ入力Dと非同期セット/リセット(AR/AS)入力を有する単一入
力D型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
力D型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
【図4e】
2個のデータ入力D1、D2を有する二重入力D型フリップフロップのシンボ
ルと関数的機能を概略的に示す図である。
ルと関数的機能を概略的に示す図である。
【図4f】
2個のデータ入力D1、D2を有する二重入力D型フリップフロップのシン
ボルと関数的機能を概略的に示す図である。
ボルと関数的機能を概略的に示す図である。
【図4g】
2個のデータ入力D1、D2と有効化EN入力を有する二重入力D型フリップ
フロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
フロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
【図4h】
2個のデータ入力D1、D2と有効化EN入力を有する二重入力D型フリップ
フロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
フロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図である。
【図4i】
データ入力Dと非同期式セットASと非同期式リセットARと同期式有効化E
N入力を有するD型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図
である。
N入力を有するD型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図
である。
【図4j】
データ入力Dと非同期式セットASと非同期式リセットARと同期式有効化E
N入力を有するD型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図
である。
N入力を有するD型フリップフロップのシンボルと関数的機能を概略的に示す図
である。
【図5】
非同期回路の例を示す図であり、4-ビット非同期二進カウンタである。
【図6】
図4aの二重入力D型フリップフロップの具現例を概略的に示す図である。
【図7a】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した状況を概略的に
示す図である。
示す図である。
【図7b】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した状況において用
いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
【図7c】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した、また他の状況
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図7d】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した、また他の状況
において用いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
において用いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
【図7e】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した、また他の状況
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図7f】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した、また他の状況
において用いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
において用いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
【図7g】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した、また他の状況
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図7h】
図5の設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路を付加した、また他の状況
において用いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
において用いられた制御回路を概略的に示し、真理表で定義した図である。
【図8a】
設計検証対象回路の任意のフリップフロップが非同期的セットと非同期的リセ
ットを有している状況を示す概略的な図である。
ットを有している状況を示す概略的な図である。
【図8b】
図8aのフリップフロップが拡張された設計検証対象回路において変換された
状況を示す概略的な図である。
状況を示す概略的な図である。
【図8c】
図8bにおいて用いられた制御回路の真理表を定義した図である。
【図8d】
設計検証対象回路の任意のフリップフロップが非同期的セットと非同期的リセ
ットを有している状況を示す概略的な図である。
ットを有している状況を示す概略的な図である。
【図8e】
図8dのフリップフロップが拡張された設計検証対象回路において変換された
また他の状況を示す概略的な図である。
また他の状況を示す概略的な図である。
【図8f】
図8eにおいて用いられた制御回路の真理表を定義した図である。
【図9】
フリップフロップとマルチプレクサでラッチと関数的に等価である回路を構成
することを示す図である。
することを示す図である。
【図10】
メモリ探針用付加回路の具現をメモリ探針用有限状態器により具現した例を概
略的に示す図である。
略的に示す図である。
【図11】
図1を用いた入出力探針の一実施例を説明するフローチャートである。
【図12】
エミュレーションとシミュレーション複合検証環境を概略的に示す図である。
【図13】
エミュレーションとシミュレーション複合検証環境を近・遠距離ネットワーク
を用いて構成することを概略的に示す図である。
を用いて構成することを概略的に示す図である。
【図14】
エミュレーションとシミュレーション複合検証環境をインターネットワークを
用いて構成したことを概略的に示す図である。
用いて構成したことを概略的に示す図である。
【図15】
図12、図13又は図14を用いたエミュレーションとシミュレーションの混
合検証の一実施例による設計検証方法を説明するフローチャートである。
合検証の一実施例による設計検証方法を説明するフローチャートである。
【図16】
図12、図13又は図14を用いたエミュレーションとシミュレーションの混
合検証のまた他の一実施例による設計検証方法を説明するフローチャートである
。
合検証のまた他の一実施例による設計検証方法を説明するフローチャートである
。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),CN,JP,U
S
Claims (27)
- 【請求項1】 入出力探針システム制御部と、入出力探針インターフェース
モジュールとを備える入出力探針装置において、 上記入出力探針システム制御部は、任意のプロトタイピングボード上に取り付
けられた1以上の半導体チップに具現される設計検証対象回路のためのIOP-
探針用付加回路又はIOP-探針用付加回路の行為を表すHDLコードを生成し
、設計検証対象回路又はHDLコードにIOP-探針用付加回路又はIOP-探針
用付加回路の行為を表すHDLコードを付加することによって、上記1以上の半
導体チップに入出力探針が可能な設計検証対象回路が具現されることを可能にす
ることにより、上記IOP-探針用付加回路又はIOP-探針用付加回路の行為を
表すHDLコードを用いた入出力探針を行うことを特徴とする入出力探針装置。 - 【請求項2】 上記IOP-探針用付加回路又はIOP-探針用付加回路の行
為を表すHDLコードは、上記入出力探針システム制御部を稼動することにより
自動的に生成されることを特徴とする請求項1に記載の入出力探針装置。 - 【請求項3】 上記IOP-探針用付加回路又はIOP-探針用付加回路の行
為を表すHDLコードを上記入出力探針システム制御部を稼動することにより自
動的に生成させる前に、上記入出力探針システム制御部は、設計検証対象回路又
は設計検証対象HDLコードを調査すると共に、原回路又はHDLコードと関数
的に等価で単一クロックに完全に同期化された、変換された新しい設計検証対象
回路又は設計検証対象HDLコードを自動的に生成し、これを用いた入出力探針
を行うことを特徴とする請求項2に記載の入出力探針装置。 - 【請求項4】 上記入出力探針システム制御部は、入出力探針のための探針
モードへの切り替え条件を検出する状況検出器を更に生成して上記半導体チップ
の内部に具現させることを特徴とする、請求項2又は3に記載の入出力探針装置
。 - 【請求項5】 上記IOP-探針用付加回路を設計検証対象回路に付加する
ことによって完成された、拡張された設計検証対象回路の付加回路部分は、出力
探針モードにおいて、出力探針対象メモリ素子に対してパラレルロードが可能な
シフトレジスタ構造であり、該シフトレジスタは、探針クロックに同期化された
シフティング動作の直前にパラレルローディングによって出力探針対象となるメ
モリ素子の論理値を有するようにして出力探針対象メモリに対する読み取りを行
い、入力探針モードにおいて、付加回路部分は、入力探針対象メモリ素子に対し
てシリアル方式でロードが可能なシフトレジスタ構造であり、このような方式の
シフティング動作を用いて入力探針対象となるそれぞれのメモリ素子に対し、同
期的セット或いは同期的リセット動作、又は非同期的セット或いは非同期的リセ
ット動作に次ぐ同期的セット或いは同期的リセット、もしくは非同期的セット又
は非同期的リセット動作に次ぐ同期的ディセーブル動作を選択的に適用して、入
力探針対象となるメモリ素子に入力探針値を入力し、必要な時は入力探針対象メ
モリに対して書き込み機能を行い、正常モードにおいては、IOP-探針用付加
回路が付加されても設計検証対象回路の関数的論理性質が変形されないように構
成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の入出力探針装
置。 - 【請求項6】 設計検証対象がHDLコードで口述された場合は、IOP-
探針用付加回路の行為を表す付加HDLコードが設計検証対象HDLコードに付
加されることによって完成された、拡張された設計検証対象HDLコードの付加
されたHDLコード部分は、出力探針モードにおいて、出力探針対象メモリ素子
に対してはパラレルロードが可能なシフトレジスタ行為を表し、探針クロックに
同期化されたシフティング動作の直前にシフトレジスタの行為を表すHDLコー
ドにおいてレジスタHDLコードの信号線が有する信号値はパラレルロードによ
って出力探針対象となる信号値に代替されるようにして、出力探針対象メモリの
特定領域に対して読み取りを行い、入力探針モードにおいて、付加HDLコード
部分は、入力探針対象メモリ素子に対してシリアル方式でロードが可能なシフト
レジスタ構造であり、探針クロックに同期化されたシフティング動作を行って、
このようなシフティング動作を用いて入力探針対象となるHDLコードのメモリ
素子の行為を表すHDLコードのシグナルに対する同期的セット或いは同期的リ
セット動作、又は非同期的セット又は非同期的リセット動作に次ぐ同期的セット
或いは同期的リセット、もしくは非同期的セット又は非同期的リセット動作に次
ぐ同期的ディセーブル動作により入力探針対象となるシグナルの論理値を入力探
針値となるようにし、必要な時は入力探針対象メモリに対して書き込みを行い、
正常モードにおいては、IOP-探針用付加回路が付加されても設計検証HDL
コードの行為を変形しないように付加HDLコードが構成されることを特徴とす
る請求項2乃至4のいずれか一項に記載の入出力探針装置。 - 【請求項7】 IOP-探針用付加回路が付加された、拡張された設計検証
対象回路が、出力探針モードにおいて、出力探針対象メモリ素子に対しては探針
対象RFPD内に該RFPDに割り当てられた設計検証対象回路と共に、探針対
象信号線と二重入力フリップフロップによってパラレルロードが可能な1以上の
シフトレジスタアレイ構造となるようにすると共に、上記それぞれの二重入力フ
リップフロップの1入力を探針対象信号線に連結してそれぞれの探針対象信号線
を上記二重入力フリップフロップに並列的にローディング可能にし、出力探針の
時に、1以上のそれぞれのシフトレジスタアレイ構造のそれぞれに存在する1個
のフリップフロップの出力が該RFPDの1以上の出力探針線1個にそれぞれ論
理的に連結されるようにし、必要な時は、更に出力探針対象メモリに対しては該
当RFPDに内蔵されたメモリ探針用有限状態器で該当領域による読み動作によ
り読まれた内容を保存したそれぞれのシフトレジスタアレイ構造に存在する1個
のフリップフロップの出力が該RFPDの1以上の出力探針線にシフト動作によ
って表されるようにし、入力探針モードにおいて、入力探針対象メモリ素子に対
してはパラレルロードが可能な1以上のそれぞれのシフトレジスタアレイ構造に
存在する1個のフリップフロップの入力が該RFPDの1以上の入力探針線1個
にそれぞれ論理的に連結されるようにして、探針クロックと同期化されたシフテ
ィング動作により入力探針値をシフトレジスタにシリアル方式でローディング可
能とし、上記パラレルロードが可能な1以上のシフトレジスタアレイ構造を構成
するそれぞれのフリップフロップの出力がそれぞれの入力探針対象信号線を駆動
するそれぞれのメモリ素子のクロック入力にシステムクロックが連結されている
場合、それぞれの該当メモリ素子を代替したそれぞれの二重入力メモリ素子の1
入力に連結させ、或いは上記パラレルロードが可能な1以上のシフトレジスタア
レイ構造を構成するそれぞれのフリップフロップの出力値でそれぞれの該当メモ
リ素子を同期的セット或いは同期的リセットとなるように上記メモリ素子データ
入力端に組み合わせ回路を付加したり、それぞれの入力探針対象信号線を駆動す
るそれぞれのメモリ素子に対して該当メモリ素子のクロック入力にシステムクロ
ックが物理的に連結されていない場合は、該当メモリ素子を非同期セットと非同
期リセットのあるメモリ素子により構成し、該メモリ素子の非同期セット入力と
非同期リセット入力を制御する動作を行う組み合わせ回路を付加し、上記メモリ
素子に対する非同期セット又は非同期リセットオペレーションを含む過程を通じ
て該メモリ素子の論理値を所望の特定の入力探針値に設定できるようにすること
によって具現するようにし、必要な時は、更に入力探針対象メモリに対してはメ
モリデータの入力端にあるそれぞれのシフトレジスタアレイ構造に存在する、最
先端のフリップフロップの各入力により上記RFPDの1以上の入力探針線から
シフティング動作によって論理値を印加させるようにし、上記メモリデータの入
力端にあるシフトレジスタがシフティング動作が完了された後、該当RFPDに
内蔵されたメモリ探針用有限状態器で該当領域による書き動作により特定番地に
書かれるべき内容を有していて、連続するメモリ探針用有限状態器によるメモリ
の上記特定番地に対する書きによりメモリに対する入力探針を行うことを特徴と
する請求項5又は6に記載の入出力探針装置。 - 【請求項8】 IOP-探針用付加回路のシフトレジスタアレイを二重入力
フリップフロップを直列連結して構成するか、或いはIOP-探針用付加回路の
行為を表すHDLコードのシフトレジスタアレイの行為に該当するHDLコード
を直列連結された二重入力フリップフロップの行為を表すHDLコードより構成
することを特徴とする請求項5又は6に記載の入出力探針装置。 - 【請求項9】 探針モードの時は、IOP-探針用付加回路のシフトレジス
タアレイの二重入力フリップフロップの全クロック入力に物理的に同一の探針ク
ロックが印加されて、探針クロックとシステムクロックの制御を入出力探針用イ
ンターフェースモジュールと入出力探針システム制御部により行うことを特徴と
する請求項5乃至8のいずれか一項に記載の入出力探針装置。 - 【請求項10】 入力探針対象となる設計検証対象回路において、設計検証
対象回路に存在する1以上のフリップフロップのクロック入力によってシステム
クロックが直接印加されず局部的に生成されたローカルクロックやゲーテッドク
ロックが入力される1以上のフリップフロップに対する入力探針のために、シリ
アルロードが可能なシフトレジスタアレイ構造と非同期的なセット/リセット活
性化信号を探針クロックの特定時点に生成させて出力する有限状態器と、制御回
路を有する入力探針用付加回路を設計検証対象回路に付加することによって拡張
された設計検証対象回路を生成し、入力探針モードにおいては、探針クロックに
同期化されたシリアルローディングを通じて上記シフトレジスタアレイ構造に入
力探針値を外部から順次にローディングさせた後、上記シフトレジスタアレイの
それぞれのフリップフロップにローディングされた入力探針値の中から該当入力
探針対象となるフリップフロップに対する入力探針値と、上記有限状態器から生
成される該入力探針対象となるフリップフロップのための非同期的なセット/リ
セット活性化出力値と、外部から印加される動作モード制御値において制御回路
を通じてフリップフロップの非同期セットと非同期リセットを制御する信号値を
生成するようにして、入力探針モードにおいて、上記信号値によって入力探針対
象となるフリップフロップの非同期セット入力と非同期リセット入力が制御され
るようにするオペレーションを含む過程を通じて入力探針が行われるようにし、
正常動作モードにおいては、原設計検証対象回路に上記入力探針用付加回路が付
加されて生成された、拡張された設計検証対象回路が原設計検証対象回路と関数
的に等価の動作ができる入力探針方法を用いる入力探針方法。 - 【請求項11】 出力探針線と入力探針線とが、別個の独立した単方向探針
線として存在することを特徴とする請求項7に記載の入出力探針装置。 - 【請求項12】 出力探針線と入力探針線とが、相互組み合わせられた両方
向探針線として存在することを特徴とする請求項7に記載の入出力探針装置。 - 【請求項13】 IOP-探針用付加回路を自動生成することができる入出
力探針システム制御部と、入出力探針インターフェースモジュールとを備え、エ
ミュレーションとシミュレーションを自動化された方式で交互に行うことができ
るエミュレーションとシミュレーションの混合検証装置。 - 【請求項14】 上記入出力探針システム制御部は、入出力探針時点検出器
まで自動生成することができることを特徴とする請求項13に記載のエミュレー
ションとシミュレーションの混合検証装置。 - 【請求項15】 設計検証対象回路にIOP-探針用付加回路が付加された
、拡張された設計検証対象回路を具現した1以上の半導体チップを用いて検証す
るエミュレーション方法、及び設計検証対象回路をシミュレータを用いて検証す
るシミュレーション方法を、上記1以上の半導体チップに対する入出力探針を行
い、任意のプロトタイピングボードと任意のシミュレータとの間の自動化された
方式の状態情報の交換を通じて、必要に応じて1回以上交互に行うことを特徴と
するエミュレーションとシミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項16】 IOP−探針用付加回路基盤の入出力探針により任意のプロ
トタイピングボードと任意のシミュレータとの間の自動化された方式の完全状態
情報交換が可能であることを特徴とする請求項15に記載のエミュレーションとシ
ミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項17】 IOP−探針用付加回路基盤の入出力探針により任意のプロ
トタイピングボードと任意のシミュレータとの間の自動化された方式の部分状態
情報交換が可能であることを特徴とする請求項15に記載のエミュレーションとシ
ミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項18】 サーバ用コンピュータを用いて設計検証対象回路と設計時に
用いられたASICベンダライブラリ名を入力した後、これを用いて入出力探針
が可能なIOP−探針用付加回路が付加された、拡張された設計検証対象回路を
、入出力探針システム制御部を用いて自動化された方式で生成することにより、
上記拡張された設計検証対象回路をプロトタイピングボード上に具現し、サーバ
用コンピュータにおいて任意のシミュレータを用いた設計検証対象回路のシミュ
レーションを準備するステップ、 サーバ用コンピュータを用いて混合検証対象となる設計検証対象回路に対する
初期状態情報を入力し、上記任意のシミュレータのためのシミュレーション用回
路と上記任意のプロトタイピングボードにおけるエミュレーション用回路の現在
状態情報を初期状態情報と同一にし、最初の実行をシミュレーションで行うかエ
ミュレーションで行うかを決定して、現在の実行モードを決定するステップ、実
行過程におけるシミュレーションとエミュレーションとの間の実行モードスイッ
チング条件を決定して実行モードスイッチング条件キューに時間順に保存し、キ
ューの最前のものを現在の検証方法切り替え時点及び切り替え条件とするステッ
プ、 現在の実行モードに適合する方法でエミュレーション又はシミュレーションの
いずれかで設計検証を進めるステップ、及び 現在の検証方法切り替え時点や切り替え条件を満たす時点において、現在の設
計検証方法の実行を中止し、実行モードスイッチングキューで新たな現在の検証
方法切り替え時点と切り替え条件を設定し、現在の実行モードを他の実行モード
に切り替え、エミュレーションを行う上記任意のプロトタイピングボード上に取
り付けられた1以上の半導体チップに具現されているIOP−探針用付加回路と
入出力探針装置を用いた入出力探針方法を用いて、現在状態情報の交換を通じて
今まで行われてきた検証方法とは異なる設計検証方法に続いて設計検証を行える
ようにするステップを含み、 以上のような設計検証方法をエミュレーションとシミュレーションとの間で1
回以上交互に行うことを、実行モードスイッチングキューが空くまで続けること
を特徴とするエミュレーションとシミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項19】 サーバ用コンピュータを用いて設計検証対象回路と設計の際
に用いられたASICベンダライブラリ名を入力した後、これを用いて入出力探
針が可能なIOP−探針用付加回路が付加された、拡張された設計検証対象回路
を、入出力探針システム制御部を用いて自動化された方式で生成することにより
、プロトタイピングボード上に取り付けられた1以上の半導体チップに上記拡張
された設計検証対象回路をプロトタイピングボード上に具現し、サーバ用コンピ
ュータにおいて任意のシミュレータを用いた設計検証対象回路のシミュレーショ
ンを準備するステップと、 サーバ用コンピュータを用いて混合検証対象となる設計検証対象回路に対する
初期状態情報を入力し、上記任意のシミュレータのためのシミュレーション用回
路と上記任意のプロトタイピングボードにおけるエミュレーション用回路の現在
状態情報を初期状態情報と同一にし、最初の実行をシミュレーションで行うかエ
ミュレーションで行うかを決定して、現在の実行モードを決定するステップと、
実行過程におけるシミュレーションとエミュレーションとの間の実行モードスイ
ッチング条件を決定して実行モードスイッチング条件キューに時間順に保存し、
キューの最前のものを現在の検証方法切り替え時点と切り替え条件とするステッ
プ、 現在の実行モードに適合する方法でエミュレーション又はシミュレーションの
いずれかで設計検証を進めるステップ、及び 現在の検証方法切り替え時点や切り替え条件を満たす時点において、現在の設
計検証方法の実行を中止し、実行モードスイッチングキューで新たな現在の検証
方法切り替え時点と切り替え条件を設定し、現在の実行モードを他の実行モード
に切り替え、エミュレーションを行う上記任意のプロトタイピングボード上に取
り付けられた1以上の半導体チップに具現されているIOP−探針用付加回路と
入出力探針装置を用いた入出力探針方法を用いて、現在状態情報の交換を通じて
今まで行われてきた検証方法とは異なる設計検証方法が、今まで行われた設計検
証方法に続いて設計検証を行えるようにするステップを含み、 以上のような設計検証方法をエミュレーションとシミュレーションとの間で1
回以上交互に行うことを、実行モードスイッチングキューが空くまで続けること
を特徴とするエミュレーションとシミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項20】 サーバ用コンピュータを用いて設計検証対象HDLコードを
入力した後、それを用いて入出力探針が可能なIOP−探針用付加HDLコード
が付加された、拡張された設計検証対象HDLコードを、入出力探針システム制
御部を用いて自動化された方式で生成することにより、プロトタイピングボード
上に取り付けられた1以上の半導体チップに、上記拡張された設計検証対象HD
Lコードをプロトタイピングボード上に具現し、サーバ用コンピュータにおいて
任意のシミュレータを用いた設計検証対象HDLコードのシミュレーションを準
備するステップと、 サーバ用コンピュータを用いて混合検証対象となる設計検証対象HDLコード
に対する初期状態情報を入力し、上記任意のシミュレータのためのシミュレーシ
ョン用HDLコードと上記任意のプロトタイピングボードにおけるエミュレーシ
ョン用HDLコードの現在状態情報を初期状態情報と同一にし、最初の実行をシ
ミュレーションで行うかエミュレーションで行うかを決定して、現在の実行モー
ドを決定するステップと、実行過程におけるシミュレーションとエミュレーショ
ンとの間の実行モードスイッチング条件を決定して実行モードスイッチング条件
キューに時間順に保存し、キューの最前のものを現在の検証方法切り替え時点と
切り替え条件とするステップ、 現在の実行モードに適合する方法でエミュレーション又はシミュレーションの
いずれかで設計検証を進めるステップ、及び 現在の検証方法切り替え時点や切り替え条件を満たす時点において、現在の設
計検証方法の実行を中止し、実行モードスイッチングキューで新たな現在の検証
方法切り替え時点と切り替え条件を設定し、現在の実行モードを他の実行モード
に切り替え、エミュレーションを行う上記任意のプロトタイピングボード上に取
り付けられた1以上の半導体チップに具現されているIOP−探針用付加HDL
コードと入出力探針装置を用いた入出力探針方法を用いて、現在状態情報の交換
を通じて今まで行われてきた検証方法とは異なる設計検証方法が、今まで行われ
た設計検証方法に続いて設計検証を行えるようにするステップを含み、 以上のような設計検証方法をエミュレーションとシミュレーションとの間で1
回以上交互に行うことを、実行モードスイッチングキューが空くまで続けること
を特徴とするエミュレーションとシミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項21】 ASICベンダライブラリ名及び設計検証対象回路の入力又
は設計検証対象HDLコードを入力するステップ、 入出力探針対象信号線を入力するステップ、 プロトタイピングボード上の当該半導体チップ毎にIOP−探針用付加回路を
生成後、設計検証対象回路に付加して拡張された設計検証対象回路を生成するか
、又はIOP−探針用付加HDLコードの生成後、設計検証対象HDLコードに
付加して拡張された設計検証対象HDLコードを生成するステップ、 拡張された設計検証対象回路又は拡張された設計検証対象HDLコードをプロ
トタイピングボード上の当該半導体チップに具現するステップと、 正常モードにおいて回路検証過程を行うステップ、 探針実行の必要性を調査するステップと出力探針であるかを調査するステップ
、 サーバ用コンピュータで入力探針データを生成し、入力探針モードに切り替え
た後、サーバ用コンピュータで入出力探針インタフェースモジュールを通じて入
力探針用データを入力探針線に印加し、入力探針を行うステップ、及び 出力探針モードに切り替えた後、出力探針を行い、出力探針線に表示される値
を入出力探針インターフェースモジュールを通じてサーバ用コンピュータに伝送
して出力探針を完了するステップを含むことを特徴とする入出力探針方法。 - 【請求項22】 半導体チップが、FPGA、CPLD、又はASICチップ
であることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の入出力探針装
置。 - 【請求項23】 シミュレータの代わりにシミュレーション加速器を用いるこ
とを特徴とする請求項15乃至20のいずれか一項に記載のエミュレーションと
シミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項24】 入出力探針インターフェースモジュールに連結されたプロト
タイピングボードにおいて入出力探針を行う入出力探針システム制御部が行われ
る入出力探針サーバコンピュータとシミュレータを行うシミュレーションサーバ
コンピュータ、又は入出力探針インターフェースモジュールが連結されたプロト
タイピングボードにおいて入出力探針を行う入出力探針システム制御部が行われ
る入出力探針サーバコンピュータとシミュレーション加速器サーバコンピュータ
が、近・遠距離コンピュータネットワークやインターネットワークを通じて連結
されていて、入出力探針装置を用いた入出力探針方法に基づいてエミュレーショ
ンとシミュレーションが分散されたネットワーク環境下で、リモート方式で行わ
れる請求項15乃至23のいずれか一項に記載のエミュレーションとシミュレー
ションの混合検証方法。 - 【請求項25】 プロトタイピングボードの代わりに、ロジックエミュレータ
又はシステムエミュレータを用いることを特徴とする請求項1乃至24のいずれ
か一項に記載のエミュレーションとシミュレーションの混合検証方法。 - 【請求項26】 分散されたネットワーク環境下でリモート方式で行われるエ
ミュレーションとシミュレーションの混合設計検証及び検査サービスを、インタ
ーネット上で提供する請求項24又は25に記載のインターネット基盤の半導体
設計検証及び検査方法。 - 【請求項27】 IOP−探針用付加回路を用いた入出力探針方法に基づいて
、上記のように分散されたネットワーク環境下でリモート方式で行われるエミュ
レーションとシミュレーションの混合設計検証及び検査サービスを、インターネ
ット上で提供する請求項26に記載のインターネット基盤の半導体設計検証及び
検査方法。
Applications Claiming Priority (5)
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KR19990026206 | 1999-06-26 | ||
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