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JP2001201543A - スキャン・パス構築用プログラムを記録した記録媒体とスキャン・パスの構築方法及びこのスキャン・パスを組み込んだ演算処理システム - Google Patents

スキャン・パス構築用プログラムを記録した記録媒体とスキャン・パスの構築方法及びこのスキャン・パスを組み込んだ演算処理システム

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Publication number
JP2001201543A
JP2001201543A JP2000013898A JP2000013898A JP2001201543A JP 2001201543 A JP2001201543 A JP 2001201543A JP 2000013898 A JP2000013898 A JP 2000013898A JP 2000013898 A JP2000013898 A JP 2000013898A JP 2001201543 A JP2001201543 A JP 2001201543A
Authority
JP
Japan
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scan path
path
scan
data
integrated circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000013898A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryohei Tanaka
良平 田中
Kenji Mogi
建二 茂木
Toshimitsu Nakao
俊充 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROORAN KK
Daihen Corp
Original Assignee
ROORAN KK
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by ROORAN KK, Daihen Corp filed Critical ROORAN KK
Priority to JP2000013898A priority Critical patent/JP2001201543A/ja
Priority to EP01300391A priority patent/EP1130410A3/en
Priority to US09/764,499 priority patent/US20020010886A1/en
Publication of JP2001201543A publication Critical patent/JP2001201543A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318583Design for test
    • G01R31/318591Tools
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャン・パス構築用プログラムを記録した
記録媒体において、ユーザ側でFPGA等の集積回路上
にレジスタやメモリに対するスキャン・パスを容易に構
築することができるようにして、集積回路上に構成した
ユーザ・ロジック回路のテストの効率化と開発期間の短
期化を図る。 【解決手段】 プログラムが、コンピュータに、スキャ
ン・パスの定義情報を読み込ませ(#1乃至#12)、
集積回路上に構築するスキャン・パスの基になるハード
ウェア記述言語レベルのスキャン・パスのロジックを、
スキャン・パス定義情報に基づいて生成させる(#1
3)。これにより、ユーザが、このスキャン・パスのロ
ジックに基づいて、FPGA等の集積回路上に回路上の
レジスタやメモリに対するスキャン・パスを容易に構築
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPGA(Field
Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Log
ic Device)等の集積回路上のレジスタやメモリに対する
データの入出力用のパスであるスキャン・パスの構築用
プログラムを記録した記録媒体とスキャン・パスの構築
方法及びこのスキャン・パスを組み込んだ演算処理シス
テムに係わり、特に、CPUやIP(Intellectual Pro
perty)等より構成される集積回路のボード・テスト(実
機テスト)の効率化と容易化を図る技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、FPGAやPLDを含む特定用途
向きの論理回路であるASIC(Application Specific
Integrated Circuit)等の集積回路の分野において、回
路の機能の高度化に伴い、回路が大規模化、複雑化し、
テスト自体が複雑化する傾向にある。これらの集積回路
を構成する論理回路は、入力に対して一義的に出力の定
まる組み合わせ回路と、過去の状態と入力の関数によっ
て出力の定まる順序回路に分類できる。これらの回路の
うち、組み合わせ回路については、Dアルゴリズムや乱
数を使用してテストパターンを自動作成し、このテスト
パターンを回路の外部端子に加える入力信号として使用
して、他の外部端子に現れた出力信号をチェックするテ
スト方法が一般化しているが、フリップフロップ回路に
代表される順序回路については、フリップフロップの値
を任意にセットしたり、読み出したりすることが簡単で
はないので、Dアルゴリズム等を用いたテストパターン
の自動作成が困難である。そこで、順序回路について、
回路内のフリップフロップを鎖状に連結してシフトレジ
スタとしても動作するように設計しておき、テスト時に
このシフト機能を用いて、外部から各フリップフロップ
の値を任意に制御・観測するスキャン・パス方式を採用
したものがある(例えば、特開平10−143390号
公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−143390号公報に示されるような従来の
スキャン・パス方式のテストは、半導体メーカが設計段
階で回路内のフリップフロップについてのスキャン・パ
ス構成を作成しておくことにより実現可能となるもので
あるため、FPGAやPLDのようにユーザが開発現場
で任意に論理を書き込むことによって所望のユーザ・ロ
ジック回路を手元で作成する方式の集積回路のテストに
は使用することができず、従って、このような回路の検
証は、PC(Personal Computer)やEWS(Engineerin
g Work Station) を用いた論理シミュレーションやタイ
ミング・シミュレーションを中心に行われていた。この
ため、FPGAやPLDに組み込んだユーザ・ロジック
回路のテストを効率的に行うことができず、FPGAや
PLD上におけるユーザ・ロジック回路の開発に長期間
を要するという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ユーザ側でFPGA等の集積回
路上に回路上のレジスタやメモリに対するスキャン・パ
スを容易に構築することができるようにして、集積回路
上に構成したユーザ・ロジック回路のテストを効率的に
行うことができ、ユーザ・ロジック回路の開発期間を短
期化することが可能なスキャン・パス構築用プログラム
を記録した記録媒体とスキャン・パスの構築方法を提供
することを目的とする。また、FPGA等の集積回路上
のロジック回路の規模を大型化させることなく、CPU
コアの機能を得ることが可能な演算処理システムを提供
することを目的とする。さらにまた、言語仕様の異なる
複数のCPUコアを制御することが可能な演算処理シス
テムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、コンピュータによってFPGA等
の集積回路上のレジスタやメモリに対するデータの入出
力用のパスであるスキャン・パスを集積回路上に構築す
るためのプログラムを記録した記録媒体であって、該プ
ログラムは、コンピュータに、スキャン・パスの定義情
報を読み込ませ、集積回路上に構築するスキャン・パス
の基になるハードウェア記述言語レベルのスキャン・パ
スのロジックを、スキャン・パス定義情報に基づいて生
成させるものである。
【0006】上記構成においては、プログラムが、コン
ピュータに、スキャン・パスの定義情報を読み込ませ、
集積回路上に構築するスキャン・パスの基になるハード
ウェア記述言語レベルのスキャン・パスのロジックを、
スキャン・パス定義情報に基づいて生成させる。これに
より、ユーザが、このスキャン・パスのロジックに基づ
いて、FPGA等の集積回路上に回路上のレジスタやメ
モリに対するスキャン・パスを容易に構築することがで
きる。
【0007】また、プログラムが、さらに、コンピュー
タに、生成させたスキャン・パスのロジックとスキャン
・パスを制御するコントローラ等のロジックとの接続関
係についてのバッカス記号法による記述情報を読み込ま
せ、この記述情報に基づいて、接続関係についてのハー
ドウェア記述言語レベルのコネクション・ファイルを生
成させることが望ましい。これにより、このコネクショ
ン・ファイルに基づいて、スキャン・パスの回路とコン
トローラ等の回路を容易に接続することができる。
【0008】また、請求項3の発明は、プログラムされ
たコンピュータによって、FPGA等の集積回路上のレ
ジスタやメモリに対するデータの入出力用のパスである
スキャン・パスを集積回路上に構築する方法であって、
スキャン・パスの定義情報を入力するステップと、集積
回路上に構築するスキャン・パスの基になるハードウェ
ア記述言語レベルのスキャン・パスのロジックを、スキ
ャン・パス定義情報に基づいて生成するステップとから
なるものである。この方法により、上記請求項1に記載
の発明と同様な作用を得ることができる。
【0009】また、生成されたスキャン・パスのロジッ
クとスキャン・パスを制御するコントローラ等のロジッ
クとの接続関係についてのバッカス記号法による記述情
報を入力するステップと、この記述情報に基づいて、こ
れらの接続関係についてのハードウェア記述言語レベル
のコネクション・ファイルを生成するステップとをさら
に備えたものとすることが望ましい。この方法により、
上記と同様な作用を得ることができる。
【0010】また、請求項5の発明は、FPGA等の集
積回路と、コンピュータと、これらの間のデータの伝送
を媒介するインタフェース装置とより構成された演算処
理システムであって、集積回路側に所定のデータ幅で演
算処理を行うデータパスとこのデータパスに対するスキ
ャン・パスとを配設し、コンピュータ側にこのデータパ
スを制御する機能を持たせて、スキャン・パスとインタ
フェース装置を介してコンピュータとデータパスとの間
のデータの伝送を行うものである。
【0011】この構成においては、コンピュータが、ス
キャン・パスとインタフェース装置を通して集積回路側
に配設されたデータパスに対して制御コードを送信する
ことで、集積回路側のデータパスに対して演算処理を実
行させることができる。すなわち、集積回路側のデータ
パスの演算機能とコンピュータ側のデータパス制御機能
を用いて、従来のCPUコアと同様な処理を行うことが
できる。
【0012】また、請求項6の発明は、CPUコアを有
する複数の集積回路と、コンピュータと、これらの間の
データの伝送を媒介するインタフェース装置とより構成
された演算処理システムであって、複数の集積回路上の
各CPUコアに対するスキャン・パスを各集積回路上に
構築して、コンピュータは、スキャン・パスとインタフ
ェース装置を介して複数の集積回路上の各CPUコアに
対する制御用のコードを伝送するものである。
【0013】この構成においては、コンピュータが、ス
キャン・パスとインタフェース装置を通して複数の集積
回路上の各CPUコアに対して制御用のコードを伝送す
るので、例えば、コンピュータ側から各CPUコアが認
識可能な制御用のコードを送信することで、1台のコン
ピュータにより言語仕様の異なる複数のCPUコアを制
御することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
記録媒体に記録されたプログラムを利用して構築したス
キャン・パスと、このスキャン・パスを用いて作成した
インタフェース・システムについて図面を参照して説明
する。図1に本実施形態による記録媒体に記録されたプ
ログラムを利用して構築したスキャン・パスを含むイン
タフェース・システムの概略を示す。このインタフェー
ス・システム1は、集積回路の一種であるFPGA(Fi
eld Programmable Gate Array)2上のユーザ・ロジック
回路の実機テストを行うためのものである。インタフェ
ース・システム1は、FPGA2の一部に配置されたユ
ーザ・ロジック回路用のデバッグ・モジュールであるA
SH(Adaptive Scan Handler:適用型走査処理部) 3、
ASH3に対する制御用のコマンドの発行やコマンドの
実行結果を表示するためのPC(PersonalComputer)
5、及びPC5から送られてきたコマンドの内容に従っ
てASH3とPC5との間のデータの送受信を行うイン
タフェース装置(Adaptive Scan Agent Pod :以下、A
SAPと略す)4より構成される。また、PC5には、
FPGA2上のユーザ・ロジック回路に対するテスト用
のパス(以下、スキャン・パスという)についてのロジ
ックの生成と、このスキャン・パスのロジックとASH
3内の各種コントローラのロジックとの接続関係につい
てのコネクション・ファイルの作成とを行うためのプロ
グラム(請求項におけるスキャン・パス構築用プログラ
ム)が格納されている。このプログラムは、CD−RO
M7(記録媒体)からインストールされたものである。
ユーザは、このプログラムを起動してユーザ・ロジック
回路に対するスキャン・パスのロジックとコネクション
・ファイルとのハードウェア記述言語レベルのソース・
ファイル6を出力する。この実施形態ではハードウェア
記述言語としてVHDL(VHSIC Hardware Description
Language)を用いるため、ソース・ファイル6に出力さ
れるスキャン・パスのロジックのソースとコネクション
・ファイルのソースとは、VHDLのソースとなる。
【0015】上記ソース・ファイル6に出力されたソー
スレベルのスキャン・パスのロジックに基づいて、FP
GA2上へのスキャン・パス回路の構築及び組み込みが
行われる。下記の説明では、先にFPGA2上へのスキ
ャン・パス回路の構築・組み込みが完了した後のインタ
フェース・システム1の構成及びデータの流れについて
説明し、その後でFPGA2上へのスキャン・パス回路
の構築及び組み込みについて説明する。図2にスキャン
・パス回路の構築・組み込み後のインタフェース・シス
テム1の詳細構成を示す。PC5は、図1のCD−RO
M7からインストールされたスキャン・パス構築用プロ
グラムが格納された基本論理回路生成部51、FPGA
2の実機テストの際にASH3に対する制御用のコマン
ドの発行等を行う実機制御部52、基本論理回路生成部
51へのデータの入力や実機制御部52への指示を与え
るための入力部53、実機制御部52がASH3に対し
て発行した制御用コマンドの実行結果等を表示するため
の表示部54、及びASAP4と通信を行うための通信
ドライバ55より構成される。ASAP4は、PC5と
通信を行うための通信ドライバ41、PC5より送られ
てきた大まかなコマンドを解析してASH3に対する詳
細なコマンドを発行するコントローラ部42、及びコン
トローラ部42から受け取ったコマンドの内容に応じて
ASH3に対するデータの送受信を行うTAPコントロ
ーラ部43より構成される。このTAPコントローラ部
43は、TAP(Test Access Port)と呼ばれる図示さ
れていないバウンダリ・スキャン・テスト用の専用端子
を備えており、この専用端子を用いてASH3との信号
の送受信を行う。TAPは、ASH3からのデータを入
力するためのTDI(Test Data Input)、ASH3へデ
ータを出力するためのTDO(Test Data Output) 、テ
スト制御状態を設定するTMS(Test Mode Select)、
及びテスト用クロックを入力するTCK(Test Clock)
の4本の専用端子からなる。
【0016】FPGA2は、上述したデバッグ・モジュ
ールであるASH3とユーザが作成したロジック回路2
4a,24b,24cとを含む。また、ASH3は、A
SAP4側のTAPコントローラ部43との信号の送受
信を行うためのTAPコントローラ部21と、PC5の
実機制御部52から発行されたコマンドに従ってTAP
コントローラ部21と接続するパスを切り替えるパスコ
ントローラ部22と、実機制御部52から発行されたコ
マンドに応じて各ユーザ・ロジック回路24a,24
b,24c内のメモリやレジスタのデータの取り込み・
更新を行うためのテスト用のパスであるスキャン・パス
23a,23b,23cとより構成される。PC5とA
SAP4の間のデータ伝送は、RS−232Cインタフ
ェースにより行われるが、ASAP4とASH3の間の
データ伝送は、バウンダリ・スキャン・テスト用のJT
AGインタフェースにより行われる。
【0017】図3にFPGA2内の各モジュール間のデ
ータの流れを示す。TAPコントローラ部21は、AS
AP4から送信される図示していないTMS信号(上述
のTMS端子から出力された信号)に基づいてステータ
スを遷移させる。そして、このTAPコントローラ部2
1のステータスに応じて、メイン・コントローラ26内
のIR(Instraction Register) に対するスキャン・パ
スであるインストラクション・レジスタ・スキャン・パ
ス27にアクセスを行うか、各ユーザ・ロジック回路2
4a,24b,24c内のレジスタやメモリに対するス
キャン・パス23a,23b,23cにアクセスを行う
かを決定する。TAPコントローラ部21は、メイン・
コントローラ26内のIRにコマンドを送る場合には、
ASAP4から送信されたTDO信号(TDO端子から
出力された信号)を、IR−TDO信号としてインスト
ラクション・レジスタ・スキャン・パス27に出力し、
また、メイン・コントローラ26内のIRの内容を読み
込む場合には、インストラクション・レジスタ・スキャ
ン・パス27から出力されたIR−TDI信号をTDI
信号(TDI端子への入力信号)としてASAP4へ送
信する。また、TAPコントローラ部21は、各ユーザ
・ロジック回路24a,24b,24c内のレジスタや
メモリにシリアルデータを送る場合には、ASAP4か
ら送信されたTDO信号をDR(Data Register)−TD
O信号としてスキャン・パス23a,23b,23cに
出力し、また、各ユーザ・ロジック回路24a,24
b,24c内のレジスタやメモリの内容を読み込む場合
には、スキャン・パス23a,23b,23cから出力
されたDR−TDI信号をTDI信号(TDI端子への
入力信号)としてASAP4へ送信する。
【0018】ASAP4からアクセス可能なスキャン・
パス23a,23b,23cの切り替えを行う場合に
は、PC5より発行したSELECT-SCAN-PATHコマンドをA
SAP4とTAPコントローラ部21とを介してインス
トラクション・レジスタ・スキャン・パス27に送り、
メイン・コントローラ26によりこのコマンドを実行さ
せる。これにより、メイン・コントローラ26からセレ
クト・スキャン・モジュール25に対してスキャン・パ
ス切替信号が送信されて、ASAP4からアクセス可能
なスキャン・パス23a,23b,23c(以下、まと
めてスキャン・パス23と表す)が切り替えられる。ま
た、各ユーザ・ロジック回路24a,24b,24c
(以下、まとめてユーザ・ロジック回路24と表す)と
メイン・コントローラ26との間には、スキャン・パス
23を通してユーザ・ロジック回路24内のレジスタや
メモリにデータを送り込むか、ユーザ・ロジック回路2
4内のレジスタやメモリのデータを読み込むかの指示を
与えるためのHALT信号用の信号線が設けられてい
る。
【0019】次に、FPGA2上へのスキャン・パス2
3の回路の構築について説明する。スキャン・パス23
の回路の構築は、PC5内の基本論理回路生成部51に
より自動生成したスキャン・パス23のVHDLレベル
のロジックに基づいて行われる。このスキャン・パス2
3のVHDLレベルのロジック生成について図4を参照
して説明する。ユーザは、スキャン・パス23のロジッ
ク生成に先立って、PC5の入力部53を用いてスキャ
ン・パス23についての各種定義情報を入力する。すな
わち、ユーザは、最初に、作成するスキャン・パス数N
を設定して(#1)、以下、N個分のスキャン・パスに
ついての定義情報を入力する(#2〜#12)。具体的
には、まず、各スキャン・パス23のデータビット長の
入力を行う(#4)。そして、ASAP4から送信され
たデータをスキャン・パス23を介してユーザ・ロジッ
ク回路24内のレジスタやメモリに書き込み可能とする
場合、つまり、ライト・コントロールを有りとする場合
には(#5でYES)、ユーザは、スキャン・パス23
のアクセス対象がレジスタのときは(#6でYES)、
スキャン・パス23のVHDLソースコードを生成する
ための入力パラメタとして、ライト制御フラグ(図6参
照)付きのレジスタ用スキャン・パスの定義情報を入力
する(#7)。また、スキャン・パス23のアクセス対
象がメモリのときは(#6でNO)、ユーザは、パラメ
タとして、ライト制御フラグ付きのメモリ用スキャン・
パスの定義情報を入力する(#8)。
【0020】これに対して、ASAP4から送信された
データをスキャン・パス23を介してユーザ・ロジック
回路24内のレジスタやメモリに書き込まず、ユーザ・
ロジック回路24内のレジスタやメモリのデータをスキ
ャン・パス23を介して読み取ることだけを可能とした
い場合、つまり、ライト・コントロールを無しとする場
合には(#5でNO)、ユーザは、アクセス対象がレジ
スタのときは(#9でYES)、スキャン・パス23の
VHDLソースコードを生成するための入力パラメタと
して、ライト制御フラグ無しのレジスタ用スキャン・パ
スの定義情報を入力し(#10)、また、アクセス対象
がメモリのときは(#9でNO)、ライト制御フラグ無
しのメモリ用スキャン・パスの定義情報を入力する(#
11)。そして、ユーザが全てのスキャン・パス23に
ついての定義情報の入力を終了すると(#3でNO)、
PC5内の基本論理回路生成部51は、入力された各ス
キャン・パス23の定義情報に基づいて、N個のスキャ
ン・パス23とこれらに対応したセレクト・スキャン・
モジュール25とメイン・コントローラ26とについて
のVHDLソースコードを生成する(#13)。
【0021】次に、上記#4乃至#11で行われる各ス
キャン・パス23の定義処理について図5及び図6を参
照して詳述する。図5に示されるように、各スキャン・
パス23を定義するための項目としては、以下の6つの
項目がある。 入力バス33の数(各スキャン・パス23が読み込み
可能なレジスタ又はメモリの数に相当) 出力バス34の数(各スキャン・パス23から書き込
み可能なレジスタ又はメモリの数に相当) 各レジスタ(又はメモリ)に対して書き込みを行うか
否かの指定(ライト制御の使用/未使用) 各レジスタ(又はメモリ)のデータを読み込むか否か
の指定 各入出力バス33,34のバス幅 スキャン・パスのアクセス対象をレジスタとするかメ
モリとするかの指定上記の〜の定義項目に基づい
て、スキャン・パス23を構成するデータ部31とコン
トロール部32とのロジックが生成される。また、コン
トロール部32から出力されるwe信号の線の数は、各
スキャン・パス23から書き込み可能なレジスタ又はメ
モリの数と等しい。
【0022】次に、図6を参照して上記〜の定義項
目に基づいて基本論理回路生成部51により自動生成さ
れたスキャン・パス23のデータ・フォーマットについ
て説明する。図6の(例1)に示されるように、1つの
スキャン・パス23によるアクセス対象が3つのレジス
タA,B,Cである場合には、スキャン・パス23は、
アクセス対象となるそれぞれのレジスタA,B,Cのビ
ット数に対応した3組のデータ・エリア11とライト制
御ビット12より構成される。3つのライト制御ビット
12は、左から順にそれぞれ各レジスタA,B,Cに対
する書き換えの可否の情報を格納するビットであり、図
6に示される各ライト制御ビット12中の”c”は、各
ライト制御ビット12に対応するレジスタが書き換え可
能であることを示す。(例1)の場合は、左端と右端の
ライト制御ビット12が”c”となっているので、それ
ぞれのライト制御ビット12に対応したレジスタAとレ
ジスタCが書き換え可能である。各ライト制御ビット1
2の値は、実際には、各レジスタA,Cに対して書き込
みを行う場合に”1”となり、各レジスタA,Cのデー
タの読み込みのみを行う場合に”0”となる。また、
(例2)に示されるように、1つのレジスタDのみにア
クセスする場合には、スキャン・パス23は、1組のデ
ータ・エリア11とライト制御ビット12より構成され
る。
【0023】次に、上記(例2)のスキャン・パス23
を作成する際に入力する定義項目〜の値と、これら
の定義内容に基づいて生成されるスキャン・パス23の
ロジックについて図7及び図8を参照して説明する。こ
れらの図に示されるように、上記(例2)のスキャン・
パス23を作成する場合には、各定義項目〜に 入力バス数:1 出力バス数:1 書き込み:有り 読み込み:有り バス幅:16ビット スキャン・パスのアクセス対象:レジスタ の値を入力する。スキャン・パス23を上記〜のよ
うに定義したことにより、これらの図に示されるよう
に、バス幅が16ビットの1本の入力バスDINと1本
の出力バスDOUTが生成される。また、上記に書き
込み有りを設定し、上記の出力バス数として1を設定
したことにより、コントロール部にwe信号用の端子が
1つ生成される。さらにまた、これらの図に示されるよ
うに、データ部31にはTAPコントローラ部21から
のコントロール信号であるUPDATE,CAPTURE,SHIFT,TCKの
各信号を入力するための端子が設けられる。また、図8
に示されるように、スキャン・パス23内にはシフトレ
ジスタ35、一時格納用レジスタ37及びこれらの間の
データの伝送用のバス36が生成され、シフトレジスタ
35の図示で上下の位置には、ASAP4からシフトレ
ジスタ35へ送られるデータであるDR−TDOの入力
用端子と、シフトレジスタ35からASAP4へ送られ
るデータであるDR−TDIの出力用端子とが生成され
る。
【0024】次に、上記のようにして作成されたスキャ
ン・パス23のロジックをユーザ・ロジック回路24に
組み込む方法について説明する。スキャン・パス23の
組み込みは、ユーザ・ロジック回路24内のレジスタや
メモリとスキャン・パス23とをマルチプレクサを介し
て接続する方法により行われる。図9にスキャン・パス
23とユーザ・ロジック回路24内のレジスタ38との
接続方法を示す。図中のDinは、ユーザ・ロジック回
路24内の他のレジスタやメモリからのデータ入力用の
バスを示し、Doutは、ユーザ・ロジック回路24内
の他のレジスタやメモリへのデータ出力用のバスを示
す。レジスタ38は、4つの端子を持っており、このう
ちD端子はDinのバスからのデータ入力用の端子、Q
端子はDoutのバスへのデータ出力用の端子、ena
端子はイネーブル信号入力用の端子、clk端子はクロ
ック信号入力用の端子である。
【0025】上記〜の定義項目に従って基本論理回
路生成部51により自動生成されたレジスタ用のスキャ
ン・パス23とレジスタ38とを接続するには、図9の
下段の「組み込み後」に示されるように、スキャン・パ
ス23のデータ部31をマルチプレクサ39aの’1’
のチャネルを介してレジスタ38のD端子と接続し、ユ
ーザ・ロジック回路24内の他のレジスタやメモリから
のデータ入力用バスDinをマルチプレクサ39aの’
0’のチャネルを介してレジスタ38のD端子と接続す
る。また、スキャン・パス23のコントロール部32を
マルチプレクサ39bの’1’のチャネルを介してレジ
スタ38のena端子と接続し、デバッグモード以外の
時(通常モード時)のレジスタ38に対するイネーブル
信号の信号線を、マルチプレクサ39bの’0’のチャ
ネルを介してレジスタ38のena端子と接続する。さ
らにまた、Q端子からの出力用のDoutバスを分岐さ
せて、Q端子とスキャン・パス23のデータ部31とを
接続する。また、マルチプレクサ39a,39bにHA
LT信号が送られた場合、すなわちデバッグモード時に
は、マルチプレクサ39a,39bのチャネルが共に’
1’に切り換わり、逆に、マルチプレクサ39a,39
bにHALT信号が送られない場合、すなわち通常モー
ド時には、マルチプレクサ39a,39bのチャネルが
共に’0’に切り換わるように設定する。
【0026】スキャン・パス23とレジスタ38とを上
記のように接続したことにより、デバッグモード時に
は、スキャン・パス23のコントロール部32からレジ
スタ38のena端子にwe信号が送られて、スキャン
・パス23のデータ部31の内容がマルチプレクサ39
aを介してレジスタ38に書き込まれると共に、このレ
ジスタ38の内容がDout端子からスキャン・パス2
3やユーザ・ロジック回路24内の他のメモリやレジス
タに送られる。これに対して、通常モード時には、レジ
スタ38のena端子にload信号が送られて、ユー
ザ・ロジック回路24内の他のレジスタやメモリからの
入力データがDinのバスとマルチプレクサ39aを介
してレジスタ38にロードされると共に、このレジスタ
38の内容がDout端子からユーザ・ロジック回路2
4内の他のメモリやレジスタに送られる。
【0027】次に、図10を参照してスキャン・パス2
3とユーザ・ロジック回路24内のメモリとの接続方法
を説明する。メモリ40は、5つの端子を持っており、
このうちAdr端子はユーザ・ロジック回路24内の他
のメモリやレジスタのアドレスの入力用端子、Din端
子はユーザ・ロジック回路24内の他のメモリやレジス
タからのデータ入力用の端子、we端子はライト・イネ
ーブル信号入力用の端子、clk端子はクロック信号入
力用の端子、Dout端子はユーザ・ロジック回路24
内の他のメモリやレジスタへのデータ出力用の端子であ
る。基本論理回路生成部51により自動生成されたスキ
ャン・パス23とメモリ40とを接続するには、図10
の下段の「組み込み後」に示されるように、スキャン・
パス23のデータ部31中のアドレスエリア31aのビ
ットをマルチプレクサ39cの’1’のチャネルを介し
てメモリ40のAdr端子と接続し、ユーザ・ロジック
回路24内の他のメモリやレジスタ用のアドレスバスを
マルチプレクサ39cの’0’のチャネルを介してメモ
リ40のAdr端子と接続する。また、スキャン・パス
23のデータ部31中のデータエリア31bのビットを
マルチプレクサ39dの’1’のチャネルを介してメモ
リ40のDin端子と接続し、ユーザ・ロジック回路2
4内の他のメモリやレジスタからのデータ入力用のバス
をマルチプレクサ39dの’0’のチャネルを介してメ
モリ40のDin端子と接続する。さらにまた、スキャ
ン・パス23のコントロール部32をマルチプレクサ3
9eの’1’のチャネルを介してメモリ40のwe端子
と接続し、通常モード時のメモリ40に対するライト・
イネーブル信号の信号線をマルチプレクサ39eの’
0’のチャネルを介してメモリ40のwe端子と接続す
る。また、マルチプレクサ39c,39d,39eにH
ALT信号が送られた場合、すなわちデバッグモード時
には、マルチプレクサ39c,39d,39eのチャネ
ルが全て’1’に切り換わり、逆に、マルチプレクサ3
9c,39d,39eにHALT信号が送られない場
合、すなわち通常モード時には、マルチプレクサ39
c,39d,39eのチャネルが全て’0’に切り換わ
るように設定する。
【0028】スキャン・パス23とメモリ40を上記の
ように接続したことにより、デバッグモード時には、ス
キャン・パス23のコントロール部32からメモリ40
のwe端子にwe信号が送られて、スキャン・パス23
のデータエリア31bのデータが、マルチプレクサ39
dを介して、アドレスエリア31aのアドレスに対応し
たメモリ40上のエリアに書き込まれると共に、同じデ
ータが、メモリ40のDout端子からユーザ・ロジッ
ク回路内の他のレジスタ又はメモリとスキャン・パス2
3とに送られる。これに対して、通常モード時には、メ
モリ40のwe端子にwe信号が送られて、データバス
から送られたデータが、マルチプレクサ39dを介し
て、アドレスバスから送られたアドレスに対応したメモ
リ40上のエリアに書き込まれると共に、同じデータ
が、メモリ40のDout端子からユーザ・ロジック回
路内の他のレジスタ又はメモリとスキャン・パス23と
に送られる。
【0029】次に、図11のフローチャートを参照し
て、上記の方法でユーザ・ロジック回路24に組み込ま
れたスキャン・パス23と、図4の#13において生成
したVHDL形式のセレクト・スキャン・モジュール2
5及びメイン・コントローラ26を接続する方法につい
て説明する。ユーザは、ユーザ・ロジック回路24内へ
の各スキャン・パス23の組み込みが完了すると(#2
1)、このスキャン・パス23とセレクト・スキャン・
モジュール25とメイン・コントローラ26との接続関
係をバッカス記号法を用いて定義する(#22)。
【0030】すなわち、図4の#13のVHDLコード
生成処理の結果、図12に示されるように、各スキャン
・パス23a,23b,23cに対応した入出力用の端
子71乃至76、各ユーザ・ロジック回路24a,24
b,24cに対応したコントロール信号(HALT信
号)入力用の端子77乃至79、セレクト・スキャン・
モジュール25側の各スキャン・パス23a,23b,
23cに対する入出力用の端子61乃至66、及びメイ
ン・コントローラ26から各スキャン・パス23a,2
3b,23cへのコントロール信号出力用の端子67に
対応したVHDL形式のコードが生成されるので、ユー
ザは、これらの端子のコードを用いて各端子間の接続関
係を記述したソースを作成する。PC5の基本論理回路
生成部51は、バッカス記号法により記述されたソース
のコンパイラを有しており、ユーザがバッカス記号法に
より作成したソースを入力すると、このコンパイラを用
いて上記の接続関係のソースの内容を解析して、スキャ
ン・パス23とセレクト・スキャン・モジュール25と
メイン・コントローラ26との接続関係についてのVH
DL形式の最上位コネクション・ファイルを生成する
(#23)。
【0031】次に、ユーザは、図9及び図10に示され
る方法でユーザ・ロジック回路24に組み込まれたスキ
ャン・パス23、図4の#13において生成したVHD
L形式のセレクト・スキャン・モジュール25及びメイ
ン・コントローラ26と、上記#23で作成したVHD
L形式の最上位コネクション・ファイルとに基づいて、
ユーザ・ロジック回路24と共にスキャン・パス23を
含むASH3の論理合成、論理シミュレーション、配置
配線設計等を行った後、配置配線設計に応じたユーザ・
ロジック回路24とASH3とのFPGA2への実装を
行う。この実装後のFPGA2をPC5及びASAP4
と接続することにより(#24)、PC5の入力部53
を用いて実機制御部52からFPGA2内のASH3に
制御コマンドを発行して、ユーザ・ロジック回路24に
対するオンライン・デバッグ(実機テスト)を行うこと
ができるようになる(#25)。
【0032】次に、上記のオンライン・デバッグの詳細
について説明する。実機制御部52はデバッガを備えて
いる。このデバッガを起動すると、PC5の表示部54
上にデバッガ画面が表示される。ユーザは、このデバッ
ガ画面からCPUコア等のユーザ・ロジック回路24に
対するブレーク・ポイントの設定、ユーザ・ロジック回
路24上のレジスタ38やメモリ40内のデータの参
照、及びレジスタ38やメモリ40に対するテスト・デ
ータの入力設定を行うことができる。すなわち、ユーザ
は、デバッガを用いることにより、PC5側からASA
P4とスキャン・パス23の回路とを介してFPGA2
側のユーザ・ロジック回路24のレジスタ38やメモリ
40の値を任意に制御・観測することができる。
【0033】上述したように、本実施形態による記録媒
体に記録されたプログラムを利用して構築したインタフ
ェースシステム1によれば、PC5の基本論理回路生成
部51が、ユーザの定義したスキャン・パス定義情報に
応じたVHDL形式のスキャン・パス23、セレクト・
スキャン・モジュール25及びメイン・コントローラ2
6のロジックと、これらの接続関係についてのVHDL
形式の最上位コネクション・ファイルとを生成するの
で、ユーザが、これらのVHDLレベルのロジックに基
づいて、FPGA2上にユーザ・ロジック回路24内の
レジスタ38やメモリ40に対するスキャン・パス23
の回路を容易に構築して、PC5からFPGA2上のレ
ジスタ38やメモリ40に到るデータの伝送路中にスキ
ャン・パス23の回路を間単に組み込むことができる。
これにより、このスキャン・パス23の回路を介してP
C5側からFPGA2上のレジスタ38やメモリ40の
値を任意に制御・観測することができるので、FPGA
2上に構成したユーザ・ロジック回路24の実機テスト
を効率的に行い、ユーザ・ロジック回路24の開発期間
を短期化することができる。
【0034】次に、図13及び図14を参照して、本実
施形態によるスキャン・パス23を利用して作成した演
算処理システムについて説明する。図13に示されるよ
うに、本実施形態によるスキャン・パス23を含むイン
タフェースシステム1は、ユーザの作成したアルゴリズ
ムに従って制御コマンドを生成し、この制御コマンドを
ASAP4とASH3を介してFPGA2内のレジスタ
群Rやメモリ群Mに伝達することができるので、このイ
ンタフェースシステム1を利用することにより、ユーザ
の設計したFPGA2内のCPUコアやIP(Intellec
tual Property)に対してPC5から遠隔制御を行うこと
ができる。この機能を応用することで、図14に示され
るように、従来、FPGA2内においてCPUコア81
を構成する場合に必要であったデータパス(ALUや加
算器等のように定められたデータ幅で演算処理を行う回
路の総称)83等に対するコントロール機能(従来のマ
イクロコントローラ82が有する機能)をPC5上のソ
フトウェア(CPUコア・コントロール部87)に移植
した演算処理システム80を実現することができる。こ
の演算処理システム80は、PC5上のCPUコア・コ
ントロール部87からASAP4とASH3を介してF
PGA2上のデータパス83に対してマイクロコードを
パケットにして送受信することで、データパス83によ
る演算処理を可能としている。従来のCPUコア81で
は、アルゴリズムが複雑化した場合に、マイクロコント
ローラ82のロジック規模が最も増大していたが、この
演算処理システム80は、マイクロコントローラ82に
よるデータパス83等のコントロール機能をPC5に移
植したので、アルゴリズムの複雑化に起因するFPGA
2内のCPUコア81のロジック規模の増大を押さえる
ことができる。
【0035】次に、本実施形態によるインタフェースシ
ステム1を利用して作成した他の演算処理システムにつ
いて図15、図16を参照して説明する。この演算処理
システム80は、複数のFPGA2a〜2d上に配置さ
れた言語仕様の異なる複数のCPUコア81a〜81d
のそれぞれにスキャン・パスを設けて、PC5よりスキ
ャン・パスを通して各CPUコア81a〜81dに対し
て制御コマンドに相当するパケットコードを送出するこ
とにより、スキャン・パスを介して複数のCPUコア8
1a〜81dを制御するようにしたものである。図15
は、1つのFPGA2a上にASH3を配設し、このA
SH3を介してPC5から別々のFPGA2a〜2d上
の複数のCPUコア81a〜81dを制御する場合の接
続方式を示し、図16は、複数のFPGA2a〜2d上
に別々にASH3a〜3dを設け、これらのASH3a
〜3dをチェーン状に接続して、各FPGA2a〜2d
内のCPUコア81a〜81dを、同一FPGA内のA
SH3a〜3dを介してPC5から制御する場合の接続
方式を示す。PC5は、各CPUコア81a〜81dに
対してメタ言語(インタプリタ型の言語)の形式で制御
コマンドを送出するので、PC5上の同一のソフトウェ
アを使用して、言語仕様の異なる複数のCPUコア81
a〜81dを制御することができる。また、PC5は、
スキャン・パスを介してIP85a〜85d(以下、I
P85という)内部のメモリやレジスタ単体に対しても
直接アクセスをすることができるので、内部にレジスタ
インタフェースを内蔵するIP85に対する制御や、メ
モリを介したIP85の制御を行うことも可能である。
【0036】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形
態では、本発明をFPGAに適用したものを示したが、
本発明をPLD(Programmable Logic Device)等の他の
集積回路に適用してもよい。また、上記実施形態では、
ユーザがスキャン・パスとセレクト・スキャン・モジュ
ールとメイン・コントローラとのそれぞれの端子の接続
関係をバッカス記号法を用いて記述する方法により、こ
れらの部品間の接続関係についての定義情報を作成した
が、PCの基本論理回路生成部によりスキャン・パスと
セレクト・スキャン・モジュールとメイン・コントロー
ラとのそれぞれの端子を画面上に表示させて、ユーザが
これらの端子をお絵描きツール等を用いて結合する方法
により、これらの部品間の接続関係の定義情報を作成し
てもよい。また、上記実施形態では、一般的なユーザ・
ロジック回路にスキャン・パスを構築して、このスキャ
ン・パスを介してユーザ・ロジック回路のオンライン・
デバッグを行うものを示したが、オンライン・デバッグ
の対象は、CPUコアであってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
プログラムが、コンピュータに、スキャン・パスの定義
情報を読み込ませ、集積回路上に構築するスキャン・パ
スの基になるハードウェア記述言語レベルのスキャン・
パスのロジックを、スキャン・パス定義情報に基づいて
生成させるようにしたので、ユーザが、このスキャン・
パスのロジックに基づいて、FPGA等の集積回路上に
回路上のレジスタやメモリに対するスキャン・パスを容
易に構築することができる。これにより、このスキャン
・パスを介してコンピュータ側から集積回路上のレジス
タやメモリの値を任意に制御・観測することができるの
で、集積回路上におけるユーザ・ロジック回路の実機テ
ストを効率的に行い、ユーザ・ロジック回路の開発期間
を短期化することができる。
【0038】また、請求項2の発明によれば、プログラ
ムが、コンピュータに、スキャン・パスのロジックとス
キャン・パスを制御するコントローラ等のロジックとの
接続関係についてのバッカス記号法による記述情報を読
み込ませ、この記述情報に基づいて、これらの接続関係
についてのハードウェア記述言語レベルのコネクション
・ファイルを生成させるようにしたので、ユーザが、こ
のコネクション・ファイルに基づいて、スキャン・パス
の回路とコントローラ等の回路を容易に接続することが
できる。これにより、コンピュータから集積回路上のレ
ジスタやメモリに到るデータの伝送路中にスキャン・パ
スの回路を容易に組み込むことができる。
【0039】また、請求項3の発明によれば、スキャン
・パスの定義情報を入力するステップと、集積回路上に
構築するスキャン・パスの基になるハードウェア記述言
語レベルのスキャン・パスのロジックを、スキャン・パ
ス定義情報に基づいて生成するステップとを備えたもの
としたことにより、上記請求項1に記載の発明と同等の
効果を得ることができる。
【0040】また、請求項4の発明によれば、生成され
たスキャン・パスのロジックとスキャン・パスを制御す
るコントローラ等のロジックとの接続関係についてのバ
ッカス記号法による記述情報を入力するステップと、こ
の記述情報に基づいて、これらの接続関係についてのハ
ードウェア記述言語レベルのコネクション・ファイルを
生成するステップとをさらに備えたことにより、上記請
求項2に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0041】また、請求項5の発明によれば、集積回路
側に所定のデータ幅で演算処理を行うデータパスとこの
データパスに対するスキャン・パスとを配設し、コンピ
ュータ側にこのデータパスを制御する機能を持たせて、
スキャン・パスとインタフェース装置とを介してコンピ
ュータとデータパスとの間のデータの伝送を行うように
したので、集積回路側のデータパスの演算機能とコンピ
ュータ側のデータパス制御機能とを用いて、従来のCP
Uコアと同様な処理を行うことができる。これにより、
集積回路上のロジック回路の規模を大型化させることな
く、CPUコアの機能を得ることができる。
【0042】また、請求項6の発明によれば、コンピュ
ータが、スキャン・パスとインタフェース装置とを介し
て複数の集積回路上の各CPUコアに対する制御用のコ
ードを伝送するようにしたので、例えば、コンピュータ
側から各CPUコアが認識可能な制御用のコードを送信
することで、1台のコンピュータにより言語仕様の異な
る複数のCPUコアを制御することができる。また、コ
ンピュータ側から各CPUコア側に送信する制御用のコ
ードに、インタプリタ型の言語を用いてもよい。これに
より、言語仕様の異なる複数のCPUコアを共通の制御
用コードで制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による記録媒体に記録さ
れたプログラムを利用して構築したスキャン・パスを含
むインタフェース・システムの概略を示す図である。
【図2】 上記インタフェース・システムの詳細構成を
示す図である。
【図3】 上記インタフェース・システムのFPGA内
の各モジュール間のデータの流れを示す図である。
【図4】 スキャン・パスの定義情報の入力処理と入力
された定義情報に基づくASH内の各モジュールの生成
処理を示すフローチャートである。
【図5】 スキャン・パスの定義処理を示す図である。
【図6】 定義情報に基づいて自動生成されたスキャン
・パスのデータ・フォーマットを示す図である。
【図7】 上記スキャン・パスのロジックを示す図であ
る。
【図8】 上記スキャン・パスのロジックを機能ブロッ
ク単位で示した図である。
【図9】 上記スキャン・パスとユーザ・ロジック回路
内のレジスタとの接続方法を示す図である。
【図10】 上記スキャン・パスとユーザ・ロジック回
路内のメモリとの接続方法を示す図である。
【図11】 上記スキャン・パスとセレクト・スキャン
・モジュールとメイン・コントローラとを接続してオン
ライデバッグを可能にする方法を示すフローチャートで
ある。
【図12】 上記スキャン・パスとセレクト・スキャン
・モジュールとメイン・コントローラの接続用端子を示
す図である。
【図13】 上記スキャン・パスを含むインタフェース
・システムの基本接続方式を示す図である。
【図14】 上記スキャン・パスを利用して作成した演
算処理システムを示す図である。
【図15】 上記スキャン・パスを利用して作成した他
の演算処理システムを示す図である。
【図16】 上記スキャン・パスを利用して作成した他
の演算処理システムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
2 FPGA(集積回路) 4 ASAP(インタフェース装置) 5 PC(コンピュータ) 7 CD−ROM(スキャン・パス構築用プログラ
ムを記録した記録媒体) 23 スキャン・パス 25 セレクト・スキャン・モジュール(コントロー
ラ) 26 メイン・コントローラ(コントローラ) 38 レジスタ 40 メモリ 51 基本論理回路生成部(スキャン・パス構築用プ
ログラム) 80 演算処理システム 81,81a,81b,81c,81d CPUコア 83 データパス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 建二 大阪市北区東天満1丁目4番16号 株式会 社ローラン内 (72)発明者 中尾 俊充 大阪市北区東天満1丁目4番16号 株式会 社ローラン内 Fターム(参考) 2G032 AA02 AA07 AB20 AC10 AE12 AG02 AK16 5B048 AA20 AA21 CC18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータによってFPGA等の集積
    回路上のレジスタやメモリに対するデータの入出力用の
    パスであるスキャン・パスを集積回路上に構築するため
    のプログラムを記録した記録媒体であって、 該プログラムは、コンピュータに、スキャン・パスの定
    義情報を読み込ませ、 前記集積回路上に構築するスキャン・パスの基になるハ
    ードウェア記述言語レベルのスキャン・パスのロジック
    を、前記スキャン・パス定義情報に基づいて生成させる
    ことを特徴とするスキャン・パス構築用プログラムを記
    録した記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記プログラムは、さらに、前記コンピ
    ュータに、前記生成させたスキャン・パスのロジックと
    該スキャン・パスを制御するコントローラ等のロジック
    との接続関係についてのバッカス記号法による記述情報
    を読み込ませ、 前記記述情報に基づいて、前記接続関係についてのハー
    ドウェア記述言語レベルのコネクション・ファイルを生
    成させることを特徴とする請求項1に記載のスキャン・
    パス構築用プログラムを記録した記録媒体。
  3. 【請求項3】 プログラムされたコンピュータによっ
    て、FPGA等の集積回路上のレジスタやメモリに対す
    るデータの入出力用のパスであるスキャン・パスを集積
    回路上に構築する方法であって、 前記スキャン・パスの定義情報を入力するステップと、 前記集積回路上に構築するスキャン・パスの基になるハ
    ードウェア記述言語レベルのスキャン・パスのロジック
    を、前記スキャン・パス定義情報に基づいて生成するス
    テップとからなることを特徴とするスキャン・パスの構
    築方法。
  4. 【請求項4】 前記生成されたスキャン・パスのロジッ
    クと該スキャン・パスを制御するコントローラ等のロジ
    ックとの接続関係についてのバッカス記号法による記述
    情報を入力するステップと、 前記記述情報に基づいて、前記接続関係についてのハー
    ドウェア記述言語レベルのコネクション・ファイルを生
    成するステップとをさらに備えたことを特徴とする請求
    項3に記載のスキャン・パスの構築方法。
  5. 【請求項5】 FPGA等の集積回路と、コンピュータ
    と、これらの間のデータの伝送を媒介するインタフェー
    ス装置とより構成された演算処理システムであって、 前記集積回路側に所定のデータ幅で演算処理を行うデー
    タパスとこのデータパスに対するスキャン・パスとを配
    設し、前記コンピュータ側にこのデータパスを制御する
    機能を持たせて、前記スキャン・パスと前記インタフェ
    ース装置を介して前記コンピュータと前記データパスと
    の間のデータの伝送を行うことを特徴とする演算処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 CPUコアを有する複数の集積回路と、
    コンピュータと、これらの間のデータの伝送を媒介する
    インタフェース装置とより構成された演算処理システム
    であって、 前記複数の集積回路上の各CPUコアに対するスキャン
    ・パスを各集積回路上に構築して、 コンピュータは、前記スキャン・パスと前記インタフェ
    ース装置を介して前記複数の集積回路上の各CPUコア
    に対する制御用のコードを伝送することを特徴とする演
    算処理システム。
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