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JP2003341297A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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JP2003341297A
JP2003341297A JP2002156251A JP2002156251A JP2003341297A JP 2003341297 A JP2003341297 A JP 2003341297A JP 2002156251 A JP2002156251 A JP 2002156251A JP 2002156251 A JP2002156251 A JP 2002156251A JP 2003341297 A JP2003341297 A JP 2003341297A
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Japan
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ink
pigment
glittering
cells
cell
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JP2002156251A
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Naoki Kawai
直樹 河合
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大粒径の光輝性顔料を基材上に上手く転移さ
せることを可能とし、結果としてハイライト部において
好ましい再現性を有する化粧材を提供する。 【解決手段】 各セル(網点)の面積が均一であり、表
す濃淡により分布密度が異なるグラビア印刷版を用い
て、基材21上に光輝性インキを転移させて光輝性絵柄
層22を形成する。さらに、各セルの位置および分布密
度が固定であり、表す濃淡によりセルの面積が異なるグ
ラビア印刷版を用いて、通常インキを転移させて通常絵
柄層23を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材製品の表面の装飾
に利用される化粧材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より建材製品の装飾に用いられる化
粧材として、様々なものが利用されている。このうち、
パールインキ等の光輝性インキで印刷することにより光
沢を有する化粧材は特に好まれ、良く使用されている。
このような光沢を有する化粧材において濃淡階調を有す
るパターンを表現しようとする場合、グラビア印刷法で
印刷されるのが通常である。グラビア印刷法は、グラビ
アシリンダ上にセルを形成し、このセルにインキを流し
込み、シート等の基材にインキを転移させることにより
印刷する方法である。グラビア印刷法としては、大きく
分けて、網グラビア法、機械彫刻グラビア法のようなセ
ル(網点)面積の大小で濃淡を表現する手法と、コンベ
ンショナルグラビア法のようにセルの間口(面積)は一
定とし、セルの深さで濃淡を表現する手法との2通りが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光輝性顔料は鱗片状箔
片であり、平均粒径も10〜30μm程度と大きい。そ
のため、光輝性インキを用いて印刷する場合、網グラビ
ア法や機械彫刻グラビア法では、ハイライト部ではセル
の面積が狭くなると共に深さが浅くなるため、ハイライ
ト部では、セル内に顔料が充填不能となる。また、コン
ベンショナルグラビア法では、セルの間口は、ハイライ
ト部であっても、シャドウ部と同様の広さとなるが、セ
ルの深さが浅いため、やはり顔料はセルに充填されな
い。ハイライト部にインキが十分に充填されないと、被
印刷材である基材上にインキが上手く転移せず、好まし
い絵柄が得られないことになる。
【0004】そこで、特開平8−146594号公報に
開示されているようなセルの面積が均一なグラビア印刷
版を用いて印刷を行った。しかし、大粒径の顔料を常に
確実に基材上のハイライト部に転移することはできなか
った。
【0005】上記のような点に鑑み、本発明は、大粒径
の光輝性顔料を基材上に上手く転移させることを可能と
し、結果としてハイライト部において好ましい再現性を
有する化粧材を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、化粧材の構成を、基材上に、顔料を含
むインキから成り、光輝性を有すると共に、濃度に濃淡
の階調を有する光輝性絵柄層が形成されており、前記光
輝性絵柄層はインキから成るセルの集合体から成り、前
記光輝性絵柄層の濃度の濃淡は、前記インキで形成され
るセルの単位面積当たりの個数密度の大小によって表現
されており、かつ前記顔料は光輝性顔料としたことを特
徴とする。
【0007】本発明によれば、光輝性顔料を含むインキ
で形成される光輝性絵柄層を有し、光輝性絵柄層におけ
るインキセルの大きさを均一にして単位面積当たりの個
数密度で濃淡を表現するようにしたので、大粒径の光輝
性顔料を基材上に上手く転移させることを可能とし、結
果としてハイライト部において好ましい再現性を得るこ
とが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。 (第1の実施形態)まず、本発明第1の実施形態に係る
化粧材について説明する。第1の実施形態では、特開平
8−146594号に開示されているグラビア印刷版を
用いる。図1は、特開平8−146594号開示のグラ
ビア印刷版のセル配列を表面から見た状態を示す図であ
る。図1に示すように、第1の実施形態で使用するグラ
ビア印刷版では、セルの面積は一定であり、シャドウ部
(高濃度部)、中間部、ハイライト部(低濃度部)で
は、単位面積当たりのセルの個数、すなわちセル密度が
異なっている。
【0009】図1に示すグラビア印刷版はセル面積は一
定でセルの分布密度変化によって濃度階調を再現するF
M的配列を示している。図1で示すセル配列は一定面積
のセルを設ける頻度、すなわち、セルの分布密度(配列
周期の変調)によって濃淡を再現しようとするいわゆる
Frequency Moduration的概念に基
づくもので以降FM変調方式と称する。この場合のセル
の配列位置は少なくともハイライト部、中間部において
ランダムであることが特徴である。このセルの配列座標
系(x,y)におけるx軸方向の周期をPx,y軸方向
の周期をPyとすると、セルの2次元配列周期(Px,
Py)は一定値を持たず、Px,Pyは所定の確率密度
関数f(Px),f(Py)に従う確率変数となってい
る。この関数の例としては正規分布(Gauss分
布)、二項分布、Poisson分布等があり、これら
の中から適宜選んで使用すればよい。ただしf(P
x),f(Py)は同じ関数系にすることが好ましい。
即ちセル配列周期Px,Pyは、確率密度関数f(P
x),f(Py)の平均値(FM変調で言うところの搬
送波の周期に対応)mx,myを中心とし、標準偏差σ
x,σyで評価される所定の範囲に分布している。しか
もその分布の仕方はランダムである。
【0010】シャドウ部に近づくにつれてセル1の分布
密度は大きくなり、しかも上記のランダムな配列が続く
のでセル同士が接触したりあるいは重なったりするよう
になり、セルの周辺に区画された土手2の形成が難しく
なる。そこで、本発明においては、シャドウ部における
セルの配列に次のような制約を設け、シャドウ部は次の
いずれであってもよいこととした。
【0011】(1)図1に示すように、シャドウ部の極
限(グラデーションの最終点)は所定の土手巾をもって
セルが整列した状態とする。すなわちシャドウ部に入っ
てからセルのFM的な配列が次第にAM配列に移行す
る。
【0012】(2)図2に示すように、所定の大きさを
有する集合領域3を設け、集合領域3同士は所定の間隔
以上には接近しないようにランダムに配置し、セルはこ
の集合領域内に於いてのみランダムに分布させる。従っ
て極限においては、セルはこの集合領域3を埋めつく
し、しかも集合領域は図2のように細密充填した状態と
なる。ただし、再現すべき濃度階調によってはシャドウ
部を上記のように極限状態にする必要はなく、シャドウ
部をセル同士がまだ接触しない密度の状態あるいは集合
領域3がランダムな配置をしている段階で終わらせても
よい。かかる場合はフラットな階調再現しかできないが
ハイライト部、中間調部の主要なデテールを再現するに
は効果的である。
【0013】本発明による化粧材は、上述のようなグラ
ビア印刷版を利用して、光輝性インキを用いて印刷を行
うことにより得られる。具体的には、上述のグラビア印
刷版の版面に光輝性インキを供給し、ドクターブレード
で光輝性インキをかきとって光輝性インキをセルに充填
し、続いてこの光輝性インキを被印刷物である基材に印
圧をかけて転移することにより得られることになる。
【0014】本発明では、光輝性インキの粒子がハイラ
イト部においても、セル内に充填されるように、セルの
面積を一定としている。そのため、セルの大きさと粒子
の直径の関係を規定する必要がある。本実施形態では、
セルの形状が円形である場合は、セルの直径が光輝性イ
ンキの平均粒径よりも大きくなるように規定し、セルの
形状が多角形である場合は、セル形状の対角線長が光輝
性インキの平均粒径よりも大きくなるように規定してい
る。ここで、光輝性インキの平均粒径は、顔料粒子の外
接球直径あるいは対角線長LMAXで評価する。
【0015】基材に光輝性インキを用いて印刷すること
により得られる化粧材の断面図を図3に示す。図3にお
いて、10は化粧材、11は基材、12は光輝性インキ
による光輝性絵柄層を示す。図3に示すような化粧材1
0は表面から見ると、ハイライト部に上手く光輝性イン
キが転移するため、ハイライト部において好ましい再現
性が得られる。
【0016】上記のような手法により、ハイライト部に
おいても好ましい光沢を有する化粧材が得られた。しか
し、上記のような光沢を有する絵柄と組み合わせて通常
の絵柄を印刷しようとした場合、上記図1、図2に示し
たグラビア印刷版では、次のような問題が生じる。
【0017】図1、図2に示したグラビア印刷版は、上
述のようにセルの分布がランダムである。そのため、光
輝性インキについては、元来、光輝いてまぶしく、ムラ
状の視覚を生じるものであり、色ムラが目立ち難いた
め、問題ないが、通常の顔料の場合、色ムラが目立つこ
とになる。一方、従来からのグラビア印刷版、すなわち
網グラビア法、機械彫刻グラビア法、コンベンショナル
グラビア法でふるくから用いられている、セル(網点)
の位置は固定とし、各セルの面積または深さで転移させ
るインキ量を調整して濃淡を表現する印刷版を用いて印
刷した場合、上述のように、光輝性顔料は十分にセルに
充填することができないが、通常のインキは顔料の平均
粒径が小さく、分散性も良いため、ハイライト部におい
ても滑らかにインキが転移する。
【0018】(第2の実施形態)そのため、第2の実施
形態では、図4に示すようなセル数が単位面積当たり一
定の印刷版を用いて通常インキを印刷し、上記図1に示
したセル面積が一定の印刷版を用いて光輝性インキを印
刷するようにしたことを特徴としている。この結果得ら
れる化粧材は図5に示すようなものとなる。図5におい
て、20は化粧材、21は基材、22は光輝性インキに
よる光輝性絵柄層、23は通常インキによる通常絵柄層
を示す。図5における基材21、光輝性絵柄層22は、
図3に示した基材11、光輝性絵柄層12と同様のもの
である。図5に示すような化粧材20を表面から見る
と、ハイライト部に上手く光輝性インキが転移するた
め、ハイライト部において好ましい再現性が得られ、さ
らに通常インキとの組合せにより意匠性の高い化粧材が
得られる。特に通常絵柄として木目模様を用い、木の照
りを光輝性絵柄で表現することにより好ましい化粧材が
得られる。
【0019】(光輝性顔料)本発明で適用される顔料、
基材等は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可
能である。例えば、光輝性顔料としては、アルミニウ
ム、真鍮等の箔粉からなる金属顔料、二酸化チタン被覆
雲母、塩基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パー
ル)顔料等が使用できる。
【0020】(通常顔料)また、通常顔料としては、チ
タン白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コバルトブルー、チ
タン黄、黄鉛、カーボンブラック等の無機顔料、イソイ
ンドリノン、ハンザイエローA、キナクリドン、パーマ
ネントレッド4R、フタロシアニンブルー、インダスレ
ンブルーRS、アニリンブラック等の有機顔料(或いは
染料も含む)が使用できる。
【0021】(基材の特徴)基材としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート等の熱可塑性ポリエステル樹脂、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、
オレフィン系熱可塑性樹脂エラストマー等のポリオレフ
ィン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリス
チレン、ABS、アクリル樹脂等の樹脂シート、薄葉
紙、上質紙、クラフト紙、和紙等の紙、硝子、ビニロ
ン、ポリエステル、セルロース等の繊維からなる不織
布、或いは織布、アルミニウム、鉄、銅等の金属箔等が
使用できる。また、基材の形状としては、シート、板
材、その他立体物とすることができる。
【0022】(セルの形状)上記図1、図2に示したグ
ラビア印刷版におけるセルの平面的形状は必ずしも正四
角形でなくともよく、長方形、菱形、多角形、円形、楕
円、等であってもよい。セル1の対角線長あるいは直径
は20〜400μm(もちろん光輝性顔料の粒径よりも
大となる必要がある)、土手巾は10μm以上あること
が望ましい。
【0023】(製法)以上述べた配列によるセルをグラ
ビアシリンダーの上に形成するいわゆるグラビア製版法
には公知のコンベンショナルグラビア製版法、ダイレク
トグラビア製版法、レーザービーム彫刻法等が適用可能
である。また版の材質も銅、鉄、セラミックス、合成樹
脂等が適用でき、版の形状はシリンダー状でも平板状で
もよい。フィルム原版を作成するにはスキャナーによっ
て画像階調をデジタル化してパソコンに取り込み、アプ
リケーションソフトを利用して修正、集版を行い、イメ
ージセッターで網点をフィルム出力するが、この出力に
あたって前記のようなセル(網点)配列をさせるような
ソフトを搭載すればよい。また、フィルムの代わりにシ
リンダー表面に塗布した感光性レジスト膜に対し光ビー
ム(レーザー光等)で走査しつつ前記セルパターンを露
光(出力)し、現像してセル(網点)部分のレジスト膜
を除去した後腐食させてセルを形成してもよい。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。まず、光輝性絵柄層を印刷するためのグラビア
印刷版を作成する。具体的には、円筒形状のシリンダ
(版胴)に感光剤を塗布した後、紫外線でレーザー露光
する。これにより、網点が形成されることになる。本実
施例では、光輝性絵柄層を印刷するための印刷版と、通
常絵柄層を印刷するための印刷版の2つを作成すること
になる。光輝性絵柄層を印刷するための印刷版は、網点
の大きさを均一にしているので、分布密度で調整する。
通常絵柄層を印刷するための印刷版は、分布密度を一定
とし、網点の大きさを変化させる。このようにして2つ
のグラビア印刷版が得られたら、これらを軸芯の回りに
回転させる。さらに、長尺帯状の基材シートを、該版胴
の周速度と同速度で供給する。なお、円筒形状の版胴と
しては、公知の凹版、グラビア版と基本的には、同様の
材料、同様の構造、同様の製法によるものを用いれば良
い。版の材料としては、通常は鉄、銅等の金属が用いら
れる。版胴の軸芯の回りの回転駆動は、通常の輸転式グ
ラビア印刷機と同様な機構、方法を用いれば良い。基材
シートの版胴への密着の為には、ゴム、金属等のローラ
(圧着ローラ)で圧着する。また、基材シートの版胴か
らの剥離にもゴム、金属等のローラ(剥離ローラ)で押
さえて剥離する。基材シートは、長尺・帯状のものを用
いる。このような基材シートは巻出ロール(供給ロー
ル)から巻き出して、印刷後は巻取りロール(排紙ロー
ル)で巻き取る。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
基材上に、顔料を含むインキから成り、光輝性を有する
と共に、濃度に濃淡の階調を有する光輝性絵柄層が形成
されており、光輝性絵柄層はインキから成るセルの集合
体から成り、光輝性絵柄層の濃度の濃淡は、インキで形
成されるセルの単位面積当たりの個数密度の大小によっ
て表現されており、かつ顔料は光輝性顔料とした構成と
したので、大粒径の光輝性顔料を基材上に上手く転移さ
せることを可能とし、結果としてハイライト部において
好ましい再現性を得ることが可能となるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】光輝性インキの印刷に用いるグラビア印刷版の
FM的セル配列であり、シャドウ部のセルを整列させた
ものを示す図である。
【図2】光輝性インキの印刷に用いるグラビア印刷版の
FM的セル配列であり、シャドウ部のセルを非整列とし
たものを示す図である。
【図3】第1の実施形態による化粧材の断面図である。
【図4】通常インキの印刷に用いるグラビア印刷版のA
M的セル配列を示す図である。
【図5】第2の実施形態による化粧材の断面図である。
【符号の説明】
1・・・セル(網点) 2・・・土手 10、20・・・化粧材 11、21・・・基材 12、22・・・光輝性絵柄層 23・・・通常絵柄層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA21 AB01 AB33 AK41 AT00A BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C CA13B CA13C DG10 DG11 EH46 EJ54 GB07 HB00B HB00C HB01 HB31 HB35B HB35C JN21B JN22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に、顔料を含むインキから成り、光
    輝性を有すると共に、濃度に濃淡の階調を有する光輝性
    絵柄層が形成されており、 前記光輝性絵柄層はインキから成るセルの集合体から成
    り、前記光輝性絵柄層の濃度の濃淡は、前記インキで形
    成されるセルの単位面積当たりの個数密度の大小によっ
    て表現されており、 かつ前記顔料は光輝性顔料であることを特徴とする化粧
    材。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の化粧材において、前記光
    輝性顔料は、鱗片状箔片から成ることを特徴とする化粧
    材。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の化粧材に
    おいて、光輝性顔料の平均粒径がセル径よりも小さいこ
    とを特徴とする化粧材。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    化粧材において、基材上にさらに光輝性顔料以外の通常
    顔料を含む通常絵柄層を有し、前記通常絵柄層は、イン
    キから成るセルの集合体から成り、前記通常絵柄層の濃
    度の濃淡は、前記インキで形成されるセルの面積の大小
    によって表現されていることを特徴とする化粧材。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の化粧材において、前記光
    輝性絵柄層で木の照りを表現し、前記通常絵柄層で木目
    模様を表現したことを特徴とする木目柄を有する化粧
    材。
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