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JP2003337541A - 着用型表示装置 - Google Patents

着用型表示装置

Info

Publication number
JP2003337541A
JP2003337541A JP2002143810A JP2002143810A JP2003337541A JP 2003337541 A JP2003337541 A JP 2003337541A JP 2002143810 A JP2002143810 A JP 2002143810A JP 2002143810 A JP2002143810 A JP 2002143810A JP 2003337541 A JP2003337541 A JP 2003337541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
display
liquid crystal
insulating substrate
wearable display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002143810A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Taneda
浩樹 種田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Central Inc
Original Assignee
Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority to JP2002143810A priority Critical patent/JP2003337541A/ja
Publication of JP2003337541A publication Critical patent/JP2003337541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作業の障害とならずに表示画質および表示情報
量を向上させる。 【解決手段】着用型表示装置は絶縁基板、絶縁基板の表
側に形成される複数の表示画素部、および絶縁基板の裏
側において絶縁基板を補強する補強部材を含む表示パネ
ル100と、表示パネル100を湾曲させて支持する支
持部材SP,BDとを備える。特に、補強部材は絶縁基
板よりも厚い厚さを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は身体等に装着した状
態で使用される着用型表示装置に関し、特に腕に着用す
る着用型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は軽量、薄型、低消費電力
という利点を生かし、例えば小型情報端末コンピュータ
のディスプレイとして使用されている。小型情報端末コ
ンピュータは手に持って使用することが一般的である。
最近では、例えば図20に示すように腕に着用できる小
型情報端末も実用化されている。情報端末コンピュータ
を着用できるようになると、両手を使うような作業に従
事していても情報端末コンピュータに表示される情報を
参照できるため極めて有用である。
【0003】このような情報端末コンピュータのディス
プレイにより多くの情報を表示させる場合には、画面サ
イズを大きく設定する必要がある。しかしながら、表示
画面は平坦であるため、腕の幅を越えて画面サイズを大
きくすると、情報端末コンピュータが周辺の構造物にぶ
つかり易くなるため、これが作業の障害になりやすい。
また、液晶表示装置の液晶パネルは一般に2枚のガラス
基板間に液晶層を挟持した構造であるため、情報端末コ
ンピュータを周辺構造物にぶつけたときの衝撃により基
板の厚さに対応して歪みが生じ、ガラス基板が割れてし
まうこともある。従って、液晶パネルの割れを防止でき
るような支持機構が必要とされ、これが情報端末コンピ
ュータの総重量を増大させる結果にもなる。
【0004】ところで、従来、樹脂フィルムを用いたフ
レキシブルな液晶パネルが知られている。従って、この
ような液晶パネルを反らせて情報端末コンピュータに組
み込むことにより情報端末コンピュータの実効的な寸法
を制限することも考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂フ
ィルムを用いたフレキシブルな液晶パネルでポリシリコ
ン薄膜トランジスタからなる画素スイッチを利用するこ
とは難しい。すなわち、ポリシリコン薄膜トランジスタ
はアモルファスシリコンを多結晶化するために400°
C以上の高温処理を必要とするが、樹脂フィルムは20
0°C程度までの処理にしか耐えられない。さらに、液
晶パネルはフレキシブルであるため、COG(Chip On G
lass)のような技術で駆動回路を液晶パネルに内蔵させ
ることもできない。この場合、駆動回路を構成する駆動
ICを持つTCP(Tape Carrier Package)等を液晶パネ
ルの外周辺沿って配置する必要がある。しかし、これは
液晶パネルのフレキシビリティを損ねるだけでなく、駆
動回路自体もストレスにより損傷し易くなる。
【0006】本発明の目的は、作業の障害とならずに表
示画質および表示情報量を向上させることが可能な着用
型表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、絶縁基
板、絶縁基板の表側に形成される複数の表示画素部、お
よび絶縁基板の裏側において絶縁基板を補強する補強部
材を含む表示パネルと、表示パネルを湾曲させて支持す
る支持部材とを備え、補強部材は絶縁基板よりも厚い厚
さを有する着用型表示装置が提供される。
【0008】この着用型表示装置では、補強部材を厚く
することにより絶縁基板を極めて薄くすることができ、
表示パネルの薄型化を達成することができる。これによ
り、折り曲げても破損することのないフレキシブル性を
着用型表示装置に持たせ、ユーザの腕に巻き付けて固定
することが可能となる。従って、作業の障害とならずに
表示画質および表示情報量を向上させることが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係る着用型表示装置について図面を
参照して説明する。この着用型表示装置は情報端末コン
ピュータのモニタディスプレイとしてユーザの腕に取り
付けて使用される。情報端末コンピュータはこのユーザ
の腰のような身体部分に取り付けられ、例えば無線リン
クによりこの着用型表示装置と通信を行うように構成さ
れる。
【0010】図1はこの着用型表示装置1の外観を示
し、図2はこの着用型表示装置1をユーザの腕に取り付
けた状態を示す。この着用型表示装置1は、液晶パネル
100、液晶パネル100の駆動回路基板500、液晶
パネル100および駆動回路基板500を支持した状態
でユーザの腕に巻き付けることが可能な支持部SP、お
よびこの支持部SPをユーザの腕に固定する一対のバン
ドBDを備える。駆動回路基板500は情報端末コンピ
ュータと無線通信を行うための無線回路部および表示装
置1に表示される映像信号および様々なタイミング制御
信号を発生する液晶コントローラを含む。尚、無線回路
はこの液晶パネル100上に取り付けられるフレキシブ
ルで透明なタッチパネル等からの入力信号を情報端末コ
ンピュータに送信するためにも用いられる。
【0011】図3および図4に示すように、液晶パネル
100と駆動回路基板500とはフレキシブル配線基板
950を介して電気的に接続される。フレキシブル配線
基板950は、異方性導電膜(ACF)951によって
液晶パネル100にコンタクトする。液晶パネル100
は透過型であり、アレイ基板200と、このアレイ基板
200に対向する対向基板400と、これらアレイ基板
200および対向基板間にそれぞれ配向膜を介して保持
された液晶層410とを有している。
【0012】アレイ基板200は、より薄型化を達成す
るために、ガラスからなる0.15mm以下の厚さを有
する(本実施形態では0.1mmの厚さを有する)光透
過性の絶縁基板201の一方の主面(表面)上に、マト
リクス状に配置された複数の信号線Xおよび複数の走査
線Yと、信号線Xと走査線Yとの交点近傍に配置された
薄膜トランジスタすなわちTFTによって構成されたス
イッチ素子211(Qsig)と、スイッチ素子211に
接続された画素電極213(PE)とを備えている。
【0013】このスイッチ素子211は、チャネル領域
212c、およびこのチャネル領域212cを挟んで配
置されたソース領域212sおよびドレイン領域212
dを備えた多結晶シリコン膜すなわちp−Si膜を活性
層として備えている。スイッチ素子211のゲート電極
215は、例えば走査線Yと一体的にMoW合金膜で構
成され、p−Si膜のチャネル領域212c上にTEO
S膜などから成るゲート絶縁膜214を介して配置さ
れ、走査線Yに接続されている。スイッチ素子211の
ソース電極216sは、例えばAlNd合金膜からな
り、ソース領域212sに接続されているとともに画素
電極213に接続されている。スイッチ素子211のド
レイン電極216dは、例えば信号線Xと一体的にAl
Nd合金膜で構成され、ドレイン領域212dに接続さ
れているとともに信号線Xに接続されている。
【0014】画素電極213は、光透過性を有する導電
性部材、例えばITO(インジウム・ティン・オキサイ
ド)やIZO(インジウム・ジンク・オキサイド)によ
って形成されている。この画素電極213は、TFT2
11上に順に積層されたSiO等の酸化膜、あるいは
SiNx等の窒化膜からなる層間絶縁膜217およびカ
ラーレジスト層が露光・現像されて構成されるカラーフ
ィルタ層CF上に配置される。本実施形態では、層間絶
縁膜217は、例えば窒化シリコンによって形成されて
いる。カラーフィルタ層CFは、例えば、赤、緑、青に
それぞれ着色されたネガタイプのカラーレジスト層によ
って形成されている。各色のカラーフィルタ層は、対応
する色の表示画素部PX毎に配置されている。配向膜2
19は、すべての画素電極213を覆うように有効表示
領域102全面に配置されている。
【0015】対向基板400は、ガラスからなる0.1
5mm以下の厚さを有する(本実施形態では0.1mm
の厚さを有する)光透過性の絶縁基板401の一方の主
面(表面)上に、画素電極213に対向して配置された
対向電極403(CE)を備えている。この対向電極4
03は、光透過性を有する導電性部材、例えばITOに
よって形成されている。配向膜405は、対向電極40
3全体を覆うように有効表示領域102全面に配置され
ている。
【0016】有効表示領域102内には、アレイ基板2
00と対向基板400との間に所定のギャップを形成す
るための柱状スペーサ104が配置されている。この柱
状スペーサ104は、例えばアレイ基板上に黒色樹脂に
よって形成されている。また、有効表示領域102の外
側には、遮光層250が額縁状に配置されている。この
遮光層250は、遮光性を有する樹脂によって形成さ
れ、例えば柱状スペーサ104と同様の黒色樹脂によっ
て形成されている。
【0017】アレイ基板200および対向基板400
は、柱状スペーサ104によって所定のギャップ、例え
ば4μmのギャップを形成した状態で、シール材106
によって貼り合せられている。有効表示領域102の周
辺領域には、一体的に構成される駆動回路部110が配
置されている。すなわち、走査線Yの一端側には、走査
パルスを供給する走査線駆動回路251が配置されてい
る。また、信号線Xの一端側には、信号線駆動回路26
1が配置されている。これら走査線駆動回路251およ
び信号線駆動回路261は、表示領域内のスイッチ素子
と同様に多結晶シリコン膜を含む薄膜トランジスタによ
って構成されている。
【0018】また、液晶パネル100において、アレイ
基板200の外面および対向基板400の外面には、そ
れぞれ液晶層410の特性に合わせて偏光方向を設定し
た一対の偏光板220および407が設けられている。
すなわち、アレイ基板200を構成する絶縁基板201
の他方の主面(裏面)上には、粘着剤221によって貼
り付けられた偏光板220が配置されている。また、対
向基板400を構成する絶縁基板401の他方の主面
(裏面)上には、粘着剤406によって貼り付けられた
偏光板407が配置されている。
【0019】これらの偏光板220および407は、フ
レキシブル性を有した樹脂によって形成されているとと
もに、偏光板220はアレイ基板200と同等かそれ以
上の寸法を有しており、偏光板407は対向400と同
等かそれ以上の寸法を有しており、それぞれ基板端まで
十分に延在されている。本実施形態では、基板端と偏光
板端とを一致させたが、偏光板端が基板端よりも延在
し、基板角部を被覆するように構成しても構わない。ま
た、これらの偏光板220および407は、各絶縁基板
201および401の厚さよりも厚く、例えば0.3m
mの厚さを有している。
【0020】これらの偏光板220および407は、液
晶パネル100の薄型化を達成するために、各絶縁基板
201および401を極めて薄い厚さ、例えば0.1m
m程度とした場合であっても、偏光板220および40
7を設けることによって各絶縁基板201および401
を補強することが可能となる。これにより、液晶パネル
100に折り曲げるような応力が加わった場合であって
も、絶縁基板201および401の割れを防止すること
が可能となり、破損しにくくフレキシブル性を持たせた
着用型表示装置を提供できる。また、特に偏光板を基板
端まで十分に延在させたことで、基板の割れ、欠け等を
極端に低減することが可能となる。また、本実施例で
は、フレキシブルで透明なタッチパネル1100が自身
を透過した表示画像を参照して入力操作をするために偏
光板407に重ねて固定される。
【0021】次に、上述したように構成された着用型表
示装置における透過型液晶パネルの製造方法について説
明する。まず、図6および図7に示すように、それぞれ
厚さ約0.7mmの無アルカリガラス板からなる第1お
よび第2ガラス基材10、12を用意する。これら第1
および第2ガラス基材10、12は、例えば、液晶パネ
ル4枚分に相当する大きさの矩形状に形成されている。
【0022】第1ガラス基材10上においては、低温多
結晶シリコン膜を活性層として用いて構成されたスイッ
チ素子、画素電極、カラーフィルタ層等を有した表示素
子回路部14を4箇所の表示領域15にそれぞれ形成す
る。また、液晶パネル内外の配線接続を行う接続電極部
16を各表示領域15の周辺領域に形成する。さらに、
駆動回路部も周辺領域に形成する。
【0023】続いて、各表示領域15を囲むようにシー
ル材106を枠状に塗布形成する。更に、第1ガラス基
材10上の周縁全周に沿ってダミーシール107を塗布
形成する。シール材106およびダミーシール107
は、熱硬化型や光(UV)硬化型等の種々の接着剤を用
いることができ、ここでは、例えばエポキシ系接着剤を
用いてディスペンサにより描画する。尚、接続電極部1
6は、シール材106の外側まで延出している。
【0024】一方、第2ガラス基材12上においては、
ITOからなる対向電極403等をそれぞれ表示領域に
対応する4箇所に形成する。続いて、第1ガラス基材1
0上の各シール材106で囲まれた領域に所定量の液晶
材料18を滴下する。その後、第1ガラス基材10上の
表示領域15と第2ガラス基材12上の対向電極403
とがそれぞれ対向するように、第1ガラス基材10およ
び第2ガラス基材12を位置決め配置する。
【0025】続いて、図8に示すように、第1ガラス基
材10および第2ガラス基材12を互いに接近する方向
へ所定圧力で加圧し、シール材106およびダミーシー
ル107により貼り合わせた後、更に、シール材106
およびダミーシール107を硬化させて接着する。
【0026】続いて、第1ガラス基材10および第2ガ
ラス基材12の外面を研磨して薄膜化する。本実施形態
では、図9に示すように、表示素子回路部14が設けら
れた第1ガラス基材10から研磨する。研磨には、沸酸
系エッチャントによる化学エッチングを用いた。第1ガ
ラス基材10を研磨する間、第2ガラス基材12側を耐
薬品性を有したシート等で保護しておく。尚、研磨に
は、機械研磨あるいは化学的機械研磨(CMP)を用い
てもよい。
【0027】そして、第1ガラス基材10を研磨するこ
とにより、厚さ約0.1mmのガラス基板201とす
る。薄膜化したガラス基板201の厚さは、柔軟性、研
磨精度、機械強度、表示素子回路形成の内部応力等の条
件を考慮し、約0.15mm以下にすることが好まし
い。ガラス基板を0.15mm以上とした場合、曲げに
対して柔軟性がなくなり割れ易くなってしまう。逆に、
ガラス基板を薄くしすぎると、水分等の浸入を防止でき
ず、液晶パネルとしての信頼性が低下してしまう。そこ
で、ガラス基板201の厚さは約0.01mm以上であ
ることが好ましい。
【0028】続いて、図10に示すように、研磨された
ガラス基板201の外面に接着層241を介して厚さ約
0.1mmの補強板240を接着する。続いて、図11
に示すように、第2ガラス基材12を上記と同様の方法
により研磨して薄膜化し、厚さ約0.1mmのガラス基
板401とする。続いて、図12に示すように、ガラス
基板401の外面に接着層223を介して厚さ約0.1
mmの補強板205を接着する。
【0029】補強板205および240としては、例え
ば、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリエチレン
ナフタレート(PEN)、ポリカーボネイト(PC)、
アクリル樹脂、強化プラスチック、ポリイミド等を用い
ることができる。本実施形態では、補強板205として
PESを用いた。
【0030】上記のようにして第1ガラス基材10およ
び第2ガラス基材12を薄膜化し、更に、補強板240
および205を貼り付けて補強した後、図12、図13
に示すように、ガラス基板201、401および補強板
240、205を所定位置に沿って切断し、それぞれ液
晶パネルを構成する4つの部分に切り分ける。切断に
は、例えばレーザーを用い、ガラス基板および補強板を
同時に切断する。レーザーとしてCOや2次乃至4次
の高調波UV−YAGレーザーを用いることにより、切
断面が滑らかとなり、ガラス基板のクラック等を防止す
ることができる。尚、切断は、レーザーに限らず、機械
的な切断方法を用いてもよい。
【0031】続いて、図14に示すように、切出された
各液晶パネルにおいて、ガラス基板201上に貼付され
ていた補強板240および接着層241をエッチング等
により除去する。また、ガラス基板401上に貼付され
ていた補強板205および接着層223をエッチング等
により除去する。
【0032】続いて、図15に示すように、ガラス基板
201の外面に接着層221を介して厚さ約0.3mm
の偏光板220を接着する。また、ガラス基板401の
外面に接着層406を介して厚さ約0.3mmの偏光板
407を接着する。以上の工程により、透過型の液晶パ
ネルが完成する。
【0033】尚、上述した液晶パネルの製造方法では、
貼り合わせる前の一方の基板上に液晶材料を滴下して液
晶層410を形成することにより、製造時間を短縮する
ことが可能であるが、空の液晶セルを形成した後に液晶
材料を真空注入してもよい。
【0034】すなわち、第1ガラス基材10および第2
ガラス基材20上に、上述した工程と同様に必要な構成
要素を形成した後に、シール材106およびダミーシー
ル107を塗布形成して第1ガラス基材10と第2ガラ
ス基材12とを貼り合わせる。尚、シール材106を塗
布形成する際には、後に液晶材料を注入するための注入
口を確保する。
【0035】続いて、第1ガラス基材10および第2ガ
ラス基材12の外面を研磨して薄膜化した後、ガラス基
板201および401のそれぞれの外面に接着層241
および223を介して補強板240および205を接着
する。そして、ガラス基板201、401および補強板
240、205を所定位置に沿って切断し、それぞれ液
晶パネルを構成する4つの部分に切り分ける。
【0036】続いて、切出された各液晶パネルにおい
て、ガラス基板201上に貼付されていた補強板240
および接着層241をエッチング等により除去する。ま
た、ガラス基板401上に貼付されていた補強板205
および接着層223をエッチング等により除去する。続
いて、ガラス基板201の外面に接着層221を介して
偏光板220を接着する。また、ガラス基板401の外
面に接着層406を介して偏光板407を接着する。
【0037】続いて、各液晶パネルに注入口から液晶材
料を真空注入する。その後、注入口を紫外線硬化型の樹
脂などによって封止する。以上の工程により、透過型の
液晶パネルを製造してもよい。
【0038】また、上述した製造方法では、大型の基材
から複数の液晶パネルを切り出すいわゆる多面取りにつ
いて説明したが、単個の液晶パネルを個別に製造しても
よい。
【0039】さらに、上述した製造方法では、研磨した
基板の外面に、その製造途中で補強板を接着したが、必
須ではない。製造工程において、基板が破損するほどの
応力を与えることがなければ、補強板を接着する必要は
なく、補強板を除去する工程も不要となるので、製造工
程を簡略化することができる。
【0040】上述したような透過型の表示パネル100
を備えた着用型表示装置1では、面光源部800から出
射された光は、偏光板220を介して液晶パネル100
のアレイ基板200側から入射する。液晶パネル200
に入射した光は、画素電極213と対向電極403との
間の電界によって制御される液晶層410により変調さ
れ、表示画素部PX毎に対向基板400側の偏光板40
7を選択的に透過する。これにより、表示画像が形成さ
れる。
【0041】図16はこの着用型表示装置1の概略的な
回路構造を示し、図17はこの着用型表示装置1の画素
周辺回路を示す。
【0042】アレイ基板200では、複数の画素電極2
13(PE)がマトリクス状に配置され、複数の走査線
Y(Y1〜Ym)が複数の画素電極PEの行に沿って形成
され、複数の信号線X(X1〜Xn)が複数の画素電極P
Eの列に沿って形成され、複数のNチャネルポリシリコ
ン薄膜トランジスタ211(Qsig)が信号線X1〜Xn
および走査線Y1〜Ymの交差位置にそれぞれ隣接して配
置され、各々対応走査線Yからの走査信号に応答して対
応信号線Xからの表示信号Vpixを対応画素電極に供給
するスイッチ素子を構成する。走査線駆動回路251は
走査線Y1〜Ymを駆動し、信号線駆動回路261は信号
線X1〜Xnを駆動する。走査線駆動回路251および信
号線駆動回路261は、薄膜トランジスタQsigと同様
にアレイ基板200上に形成される複数のポリシリコン
薄膜トランジスタにより構成される。
【0043】対向基板400では、単一の対向電極40
3(CE)が複数の画素電極PEに対向して配置され、
コモン電位Vcomに設定される。
【0044】駆動回路基板500上では、液晶コントロ
ーラCNTが情報端末コンピュータからのデジタル映像
信号および同期信号を受取り、画素表示信号Vpix、垂
直走査制御信号YCTおよび水平走査制御信号XCTを
発生する。垂直走査制御信号YCTは例えば垂直スター
トパルス、垂直クロック信号、出力イネーブル信号EN
AB等を含み、走査線駆動回路251に供給される。水
平走査制御信号XCTは水平スタートパルス、水平クロ
ック信号、極性反転信号等を含み、表示信号Vpixと共
に信号線駆動回路261に供給される。
【0045】走査線駆動回路251はシフトレジスタ回
路を含み、薄膜トランジスタQsigを導通させる走査信
号を1垂直走査(フレーム)期間毎に走査線Y1〜Ymに
順次供給するよう垂直走査制御信号YCTによって制御
される。シフトレジスタ回路は1垂直走査期間毎に供給
される垂直スタートパルスを垂直クロック信号に同期し
てシフトさせることにより複数の走査線Y1〜Ymのうち
の1本を選択し、出力イネーブル信号を参照して選択走
査線に走査信号を出力する。出力イネーブル信号ENA
Bは垂直走査(フレーム)期間のうちの有効走査期間に
おいて走査信号の出力を許可するために高レベルに維持
され、この垂直走査期間から有効走査期間を除いた垂直
ブランキング期間で走査信号の出力を禁止するために低
レベルに維持される。
【0046】信号線駆動回路261はシフトレジスタ回
路を有し、各走査線Yが走査信号により駆動される1水
平走査期間(1H)において表示信号Vpixをアナログ
形式で信号線X1〜Xnにそれぞれ供給するように水平走
査制御信号XCTによって制御される。シフトレジスタ
回路は1水平走査期間毎に供給される水平スタートパル
スを水平クロック信号に同期してシフトさせることによ
り複数の信号線X1〜Xnの1本を選択し、選択信号線
に対して表示信号Vpixを供給する。
【0047】コモン電位Vcomは通常モードにおいて1水
平走査期間(H)毎に0Vおよび5Vの一方から他方に
レベル反転され、静止画表示モードにおいて1フレーム
期間(F)毎に0Vおよび5Vの一方から他方にレベル
反転される。また、通常モードにおいて、1水平走査期
間(H)毎にコモン電位Vcomをレベル反転させる代わ
りに、例えば2H毎、あるいは1フレーム期間(F)毎
にコモン電位Vcomをレベル反転させてもかまわない。
【0048】極性反転信号はこのコモン電位Vcomのレ
ベル反転に同期して信号線駆動回路261に供給され
る。そして、信号線駆動回路261は、通常モードにお
いては0Vから5Vの振幅を持つ表示信号Vpixをコモ
ン電位Vcomに対して逆極性となるように極性反転信号
に応答してレベル反転し出力し、静止画表示モードでは
静止画用に階調制限した表示信号を出力した後にその動
作を停止する。
【0049】本実施形態の着用型表示装置は、液晶層4
10が対向電極403に設定される0Vのコモン電位V
comに対して5Vの表示信号Vpixを画素電極PEに印加
することにより黒表示を行うノーマリホワイトであり、
上述したように通常モードでは表示信号Vpixおよびコ
モン電位Vcomの電位関係が1水平走査期間(H)毎に交
互に反転されるHコモン反転駆動が採用され、静止画表
示モードでは1フレーム毎に交互に反転されるフレーム
反転駆動が採用されている。表示画面は各々一対の画素
電極PEおよび対向電極403、並びにこれらの間に挟
持された液晶層410の液晶材料を含む複数の表示画素
PXにより構成され、スタティックメモリ部SMがこれ
ら表示画素PXの各々に対して設けられる。図17に示
すように、画素電極PEはこの信号線X上の表示信号V
pixを画素スイッチとして選択的に出力する薄膜トラン
ジスタQsigに接続される。対向電極CEは画素電極P
Eに容量結合する複数の補助容量線Csに接続され、こ
の補助容量線Csの電位Vcsをコモン電位Vcomに等し
い値に設定する。画素電極PEおよび対向電極CEは液
晶材料を介して液晶容量LCを構成し、画素電極PEお
よび補助容量線Csは液晶材料を介さず液晶容量LCに
並列的な補助容量Csigを構成する。
【0050】薄膜トランジスタQsigは走査線Yからの
走査信号によって駆動されたときに信号線X上の表示信
号Vpixを表示画素PXに印加する。補助容量Csigは液
晶容量LCに比べて十分大きな容量値を有し、表示画素
PXに印加された表示信号Vpixにより充放電される。
補助容量Csigがこの充放電により表示信号Vpixを保持
すると、この表示信号Vpixは薄膜トランジスタQsigが
非導通となったときに液晶容量LCに保持された電位の
変動を補償し、これにより画素電極PEおよび対向電極
CE間の電位差が維持される。
【0051】さらに、スタティックメモリ部SMはフリ
ップフロップ回路FF、極性制御回路PC、および分離
回路SPを有する。表示画素PXは図17に示すように
極性制御回路PCを介してフリップフロップ回路FFに
接続される。フリップフロップ回路FFはPチャネル薄
膜トランジスタQ1,Q3およびNチャネル薄膜トラン
ジスタQ2,Q4で構成され、分離回路SPはPチャネ
ル薄膜トランジスタQ5で構成され、極性制御回路PC
はNチャネル薄膜トランジスタQ6およびQ7で構成さ
れる。薄膜トランジスタQ1,Q2は電源端子Vdd
(=5V)および電源端子Gnd(=0V)間の電源電
圧で動作する第1インバータ回路INV1を構成し、薄
膜トランジスタQ3,Q4は電源端子Vdd,Gnd間
の電源電圧で動作する第2インバータINV2を構成す
る。インバータ回路INV1の出力端はメモリ制御信号
YSにより制御される薄膜トランジスタQ5を介してイ
ンバータ回路INV2の入力端に接続され、インバータ
回路INV2の出力端はインバータ回路INV1の入力
端に接続される。Pチャネル薄膜トランジスタQ5は、
Nチャネル薄膜トランジスタQsigが走査線Yからの走
査信号の立ち上がりにより導通するフレーム期間におい
て導通せず、このフレームの次のフレーム期間において
導通する。これにより、少なくとも薄膜トランジスタQ
sigが表示信号を取り込むまで、薄膜トランジスタQ5
は非導通状態に維持される。
【0052】Nチャネル薄膜トランジスタQ6,Q7
は、静止画表示モードにおいて例えば1フレーム毎に交
互に高レベルに設定される極性制御信号POL−Aおよ
びPOL−Bによりそれぞれ制御される。薄膜トランジ
スタQ6は画素電極PEとインバータ回路INV2の入
力端並びに薄膜トランジスタQ5を介してインバータ回
路INV1の出力端との間に接続され、薄膜トランジス
タQ7は画素電極PEとインバータ回路INV1の入力
端並びにインバータ回路INV2の出力端との間に接続
される。
【0053】この第1実施形態の着用型表示装置によれ
ば、アレイ基板および対向基板を構成する各絶縁基板を
極めて薄くすることができるため、液晶パネルの薄型化
を達成することができる。また、このように各絶縁基板
を極めて薄くした場合であっても、各絶縁基板よりも厚
い偏光板を設けることにより、各絶縁基板を補強するこ
とができる。これにより、着用型表示装置に折り曲げて
も破損することのないフレキシブル性を持たせ、ユーザ
の腕に巻き付けて固定することが可能となる。
【0054】また、アレイ基板に駆動回路の一部を一体
的に構成しているため、外部の回路との接続個所を、駆
動回路が配置されない場合は信号線数、例えば1024
×3箇所の接続個所が必要であるのに対して、本実施形
態では48箇所で済む。しかも、従来では最低限直交す
る2辺に接続個所が設けられるのに対して、この48箇
所の接続個所は液晶パネルの一長辺側の一部のみに配置
されることとなる。
【0055】これにより、液晶パネルと駆動回路基板と
を接続するフレキシブル配線基板の接続面積を縮小する
ことが可能であることは勿論のこと、着用型表示装置を
折り曲げてもフレキシブル配線基板のはがれや断線を防
止することができる。
【0056】さらに、アレイ基板と対向基板との間のギ
ャップは、アレイ基板に一体の柱状スペーサによって形
成されている。これにより、着用型表示装置を折り曲げ
た場合であってもスペーサの移動を防止することがで
き、スペーサの移動に伴う表示不良の発生を防止するこ
とができる。また、柱状スペーサは、設計値通りの所望
の密度で配置することが可能となるため、折り曲げに対
してもギャップが大きく変動することはなく、均一な表
示品位が確保できる。
【0057】また、各表示画素の画素スイッチが静止画
表示モードで表示画面周辺の外部駆動回路から順次供給
される表示信号を選択的に取り込むと、スタティックメ
モリ部がこの表示信号をデジタル的に保持しこの表示信
号に対応して表示画素を駆動する。従って、駆動回路の
出力動作を停止させても、画像を静止状態で表示するこ
とが可能である。さらに、タッチパネル1100の入力
操作が無線回路部を介して情報端末コンピュータへの送
られ、その結果が表示画像に反映されることから、表示
装置と情報端末コンピュータとを一体にしてユーザの腕
に装着する必要が無い。従って、作業の障害とならずに
表示画質および表示情報量を向上させることが可能な着
用型表示装置を提供できる。
【0058】(第2の実施形態)次に、本発明の第2実
施形態に係る着用型表示装置1について説明する。この
着用型表示装置は反射型の液晶パネル100を備えるこ
とを除いて第1実施形態と同様である。このため、上述
した第1実施形態と同一の構成要素については、同一の
参照符号を付して詳細な説明を省略する。尚、場合によ
ってはフロントライトを液晶パネル100の表示面側に
面光源として付加してもよい。
【0059】アレイ基板200および対向基板400を
構成する光透過性の各絶縁基板201および401は、
ガラスによって形成され、0.15mm以下の厚さ(本
実施形態では0.1mmの厚さ)を有している。
【0060】画素電極213(PE)は、光反射性を有
する導電性部材、例えばアルミニウムによって形成され
ている。この画素電極(反射電極)213は、TFT2
11上に順に積層された層間絶縁膜217および樹脂層
218上に配置される。画素電極213は、その表面、
すなわち対向基板400に対向する面にランダムな微細
凹凸を有している。
【0061】すなわち、画素電極213の下地となる樹
脂層218は、その表面に凹凸パターンを有している。
画素電極213は、この樹脂層218上に配置されるこ
とにより、樹脂層218の凹凸パターンに倣った凹凸を
有するように形成される。これにより、対向基板400
側から入射した光を散乱して反射することができ、視野
角を拡大することができる。
【0062】対向基板400は、絶縁基板401の一方
の主面(表面)上に配置されたカラーフィルタ層CFを
有している。カラーフィルタ層CFは、例えば、赤、
緑、青にそれぞれ着色された樹脂層によって形成されて
いる。各色のカラーフィルタ層は、対応する色の表示画
素部PX毎に配置されている。
【0063】対向電極403は、画素電極213に対向
してカラーフィルタ層CF上に配置されている。この対
向電極403は、透明導電性部材、例えばITOによっ
て形成されている。配向膜405は、対向電極403全
体を覆うように有効表示領域102全面に配置されてい
る。
【0064】この液晶パネル100において、対向基板
400の外面には、液晶層410の特性に合わせて偏光
方向を設定した偏光板407が設けられている。すなわ
ち、対向基板400を構成する絶縁基板401の他方の
主面(裏面)上には、接着剤406によって接着された
偏光板407が配置されている。
【0065】一方、アレイ基板200の外面には、補強
板240が設けられている。すなわち、アレイ基板20
0を構成する絶縁基板201の他方の主面(裏面)上に
は、接着剤241によって接着された補強板240が配
置されている。この補強板240は、樹脂、例えばポリ
エーテルスルフォン(PES)によって形成されてい
る。
【0066】これらの補強板240および偏光板407
は、フレキシブル性を有した樹脂によって形成されてい
るとともに、各絶縁基板201および401と同等又は
それ以上の外形寸法と、各絶縁基板201および401
の厚さよりも厚い厚さ、例えば0.3mmの厚さを有し
ている。このため、液晶パネル100の薄型化を達成す
るために、各絶縁基板201および401を極めて薄い
厚さ、例えば0.1mm程度とした場合であっても、補
強板240および偏光板407を設けることによって各
絶縁基板201および401を補強することが可能とな
る。したがって、液晶パネル100に折り曲げるような
応力が加わった場合であっても、絶縁基板201および
401の割れを防止することが可能となり、破損しにく
くフレキシブル性を持たせた着用型表示装置を提供でき
る。
【0067】上述したように構成された着用型表示装置
における反射型液晶パネルの製造方法は、基本的には、
透過型液晶パネルの製造方法と同様である。すなわち、
反射型液晶パネルの場合、カラーフィルタ層は、第2ガ
ラス基材側に設けられ、第1ガラス基材側に設けられる
画素電極は、光反射性を有する導電性部材によって形成
される。
【0068】また、図14で示した工程では、ガラス基
板201上に貼付された補強板240を除去する必要は
なく、ガラス基板401上に貼付された補強板205お
よび接着層223のみを除去した後、ガラス基板401
の外面のみに接着層406を介して偏光板407を接着
すればよい。
【0069】上述したような反射型の表示パネル100
を備えた着用型表示装置1では、対向基板200側から
偏光板407を介して液晶パネル100に入射した光
は、画素電極213によって再び対向基板200側に向
けて反射される。このとき、入射光および反射光は、画
素電極213と対向電極403との間の電界によって制
御される液晶層410により変調され、表示画素部PX
毎に偏光板407を選択的に透過する。これにより、表
示画像が形成される。
【0070】この第2実施形態の着用型表示装置によれ
ば、アレイ基板および対向基板を構成する各絶縁基板を
極めて薄くすることができるため、液晶パネルの薄型化
を達成することができる。また、このように各絶縁基板
を極めて薄くした場合であっても、各絶縁基板よりも厚
い偏光板および補強板を設けることにより、各絶縁基板
を補強することができる。これにより、着用型表示装置
に折り曲げても破損することのないフレキシブル性を持
たせ、ユーザの腕に巻き付けて固定することが可能とな
る。
【0071】また、第1実施形態と同様に、着用型表示
装置を折り曲げてもフレキシブル配線基板のはがれや断
線を防止することができる。さらに、着用型表示装置を
折り曲げた場合であってもスペーサの移動を防止するこ
とができ、スペーサの移動に伴う表示不良の発生を防止
することができる。
【0072】また、第1実施形態と同様に各表示画素の
画素スイッチが静止画表示モードで表示画面周辺の外部
駆動回路から順次供給される表示信号を選択的に取り込
むと、スタティックメモリ部がこの表示信号をデジタル
的に保持しこの表示信号に対応して表示画素を駆動す
る。従って、駆動回路の出力動作を停止させても、画像
を静止状態で表示することが可能である。さらに、タッ
チパネル1100の入力操作が無線回路部を介して情報
端末コンピュータへの送られ、その結果が表示画像に反
映されることから、表示装置と情報端末コンピュータと
を一体にしてユーザの腕に装着する必要が無い。従っ
て、作業の障害とならずに表示画質および表示情報量を
向上させることが可能な着用型表示装置を提供できる。
【0073】上述した各実施形態では、着用型表示装置
として透過型、反射型表示装置を例に説明したが、各画
素部に光透過部と光反射部とがそれぞれ設けられた半透
過型にも本発明を適用することが可能であることは言う
までもない。また、他の表示装置として、例えば図18
および図19に示すような有機エレクトロルミネッセン
ス(EL)パネルにも本発明を適用可能である。
【0074】この有機ELパネルは表示画素PXとして
マトリクス状に配置される複数の有機EL素子OLEDを備
える。これら有機EL素子OLEDは供給電流量に応じた輝
度で自己発光する能動素子であり、有機EL素子OLEDの
行に沿って形成される複数の走査線Y(Y1〜Ym)およ
び有機EL素子OLEDの列に沿って形成される複数の信号
線X(X1〜X3n)の交差位置近傍に配置される電流制
御回路によりそれぞれ制御される。各電流制御回路は対
応走査線Yを介して駆動されたときに対応信号線からの
表示信号を取り込む画素スイッチN11、画素スイッチN
11からの表示信号をゲート電位として有機EL素子OLED
に流れる電流量により輝度を制御するために一対の電源
線Vdd,Vss間において有機EL素子OLEDと直列に
接続される駆動トランジスタP11、および画素スイッチ
N11が非導通である状態で駆動トランジスタP11のゲー
ト電位を保持する容量素子C11等を含む。画素スイッチ
N11は例えばNチャネル型薄膜トランジスタにより構成
され、駆動トランジスタP11は例えばPチャネル型薄膜
トランジスタにより構成される。
【0075】有機EL素子OLEDは図19に示すようにア
レイ基板上で陽極ADおよび陰極CD間に有機積層膜を
挟持した構造を有する。この有機積層膜は、例えば赤、
緑、または青の蛍光性有機化合物を含む薄膜である発光
層EM、およびこの発光層EMに陽極ADからの正孔を
注入する正孔輸送層AB、陰極CDからの電子を注入す
る電子輸送層などからなる。直流電圧が有機EL素子OL
EDの陽極ADおよび陰極CD間に印加されると、発光層
EMは注入される電子および正孔の再結合により励起子
を生成し、この励起子の失活時に生じる光放出により発
光する。発光層EMからの光は陽極ADおよび陰極CD
の一方を介して外部に取り出される。図19に示すよう
に、この光が例えば陽極ADを介して取り出される場合
には、陽極ADがITO等からなる光透過性電極として
形成され、陰極がバリウム等の低仕事関数の金属からな
る光反射性電極として形成される。さらに具体的には、
アレイ基板のガラス基材10上で陽極ADを成す画素電
極上に、正孔輸送層AB、発光層EM、電子輸送層、陰
極が順次積層され、さらにこの上に窒素封止するキャッ
プが設けられている。そして、例えばガラス基材10を
構成するガラス厚が0.1mmに設定され、この上に例
えば0.3mm厚の補強板240を設けて構成すること
ができる。ここで補強板を用いることで不所望な映り込
みを防止できる。
【0076】尚、本発明は上記各実施形態に限定される
ものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々な変形・変更が可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施されてもよく、
その場合組み合わせによる効果が得られる。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作業の障
害とならずに表示画質および表示情報量を向上させるこ
とが可能な着用型表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る着用型表示装置の外
観を示す斜視図である。
【図2】図1に示した着用型表示装置をユーザの腕に取
り付けた状態を示す図である。
【図3】図1に示す液晶パネルを概略的に示す斜視図で
ある。
【図4】図3に示す液晶パネルが透過型である場合の断
面図である。
【図5】図3に示す液晶パネルが反射型である場合の断
面図である。
【図6】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明するた
めの図である。
【図7】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明するた
めの図である。
【図8】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明するた
めの図である。
【図9】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明するた
めの図である。
【図10】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明する
ための図である。
【図11】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明する
ための図である。
【図12】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明する
ための図である。
【図13】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明する
ための図である。
【図14】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明する
ための図である。
【図15】図3に示す液晶パネルの製造方法を説明する
ための図である。
【図16】図1に示す着用型表示装置の概略的な回路構
造を示す図である。
【図17】図16に示す液晶パネルの画素周辺回路を示
す図である。
【図18】図3に示す液晶パネルの代わりに用いられる
有機ELパネルの回路構造を示す図である。
【図19】図18に示す有機ELパネルの断面構造を示
す図である。
【図20】従来の情報端末コンピュータをユーザの腕に
取り付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
100…液晶パネル 200…アレイ基板 201…絶縁基板 220…偏光板 400…対向基板 401…絶縁基板 407…偏光板 410…液晶層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1333 500 G02F 1/1333 500 3K007 1/1339 500 1/1339 500 5C094 1/1368 1/1368 5G435 G09F 9/30 338 G09F 9/30 338 H05B 33/02 H05B 33/02 33/14 33/14 A Fターム(参考) 2H049 BA02 BB00 BB03 BC14 BC22 2H088 EA22 HA01 HA04 HA05 HA06 HA18 MA01 MA20 2H089 HA18 HA40 KA13 LA09 QA02 QA11 QA16 TA01 TA05 TA09 TA12 TA13 TA15 TA17 TA18 UA09 2H090 JA09 JB02 JC04 JD14 LA04 LA09 LA10 LA15 LA16 LA20 2H092 GA29 GA50 GA51 GA59 GA62 JA24 JB07 JB43 KA04 KA18 MA17 MA18 MA19 MA31 NA01 NA25 PA01 PA03 PA06 PA08 PA09 PA11 RA10 3K007 BA07 BB06 CA06 DB03 5C094 AA02 BA03 BA27 BA43 CA19 DA06 DA09 DA12 DB01 DB05 EA04 EB02 ED14 FA02 FB01 FB14 FB16 HA10 5G435 AA01 BB05 BB12 CC09 EE10 EE42 EE47 FF05 GG42

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板、前記絶縁基板の表側に形成さ
    れる複数の表示画素部、および前記絶縁基板の裏側にお
    いて前記絶縁基板を補強する補強部材を含む表示パネル
    と、前記表示パネルを湾曲させて支持する支持部材とを
    備え、前記補強部材は前記絶縁基板よりも厚い厚さを有
    することを特徴とする着用型表示装置。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は偏光板であることを特徴
    とする請求項1に記載の着用型表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示パネルは、一対の電極間に表示
    媒体を備えたことを特徴とする請求項1項に記載の着用
    型表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示パネルは前記絶縁基板上に互い
    に略直交するように配置された信号線と走査線との交点
    近傍に前記表示画素部のスイッチ素子を備え、前記スイ
    ッチ素子は多結晶シリコン膜を含む薄膜トランジスタに
    よって構成されたことを特徴とする請求項1に記載の着
    用型表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示パネルは前記信号線に駆動信号
    を供給する信号線駆動回路と、前記走査線に駆動信号を
    供給する走査線駆動回路とを備え、前記信号線駆動回路
    および前記走査線駆動回路は前記絶縁基板上に設けられ
    たことを特徴とする請求項4に記載の着用型表示装置。
  6. 【請求項6】 前記信号線駆動回路及び前記走査線駆動
    回路は多結晶シリコン膜を含む薄膜トランジスタによっ
    て構成されたことを特徴とする請求項5に記載の着用型
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示画素部を構成する一対の電極間
    に所定のギャップを形成するための柱状スペーサを備え
    たことを特徴とする請求項3に記載の着用型表示装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁基板は0.15mm以下の厚さ
    を有することを特徴とする請求項2に記載の着用型表示
    装置。
  9. 【請求項9】 前記表示画素部は液晶表示素子を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の着用型表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示画素部は有機EL表示素子を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の着用型表示装
    置。
  11. 【請求項11】 前記表示画素部はスタティックメモリ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の着用型表示装
    置。
  12. 【請求項12】 前記表示パネル上にタッチパネルが配
    置されることを特徴とする請求項1に記載の着用型表示
    装置。
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