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JP2003336478A - 立坑掘削機のカッタ板 - Google Patents

立坑掘削機のカッタ板

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Publication number
JP2003336478A
JP2003336478A JP2002144851A JP2002144851A JP2003336478A JP 2003336478 A JP2003336478 A JP 2003336478A JP 2002144851 A JP2002144851 A JP 2002144851A JP 2002144851 A JP2002144851 A JP 2002144851A JP 2003336478 A JP2003336478 A JP 2003336478A
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Japan
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cutter plate
excavated
scraper
excavation
cutter
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JP2002144851A
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English (en)
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JP3920704B2 (ja
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Takayoshi Nakayama
隆義 中山
Kenzo Mizuhara
憲三 水原
Junji Ono
潤治 小野
Naoki Inoue
直樹 井上
Yoshito Minami
好人 南
Toyoichi Nanbu
豊一 南部
Kyoichi Morioka
享一 森岡
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Komatsu Ltd
Okumura Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Okumura Corp
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Publication date
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Publication of JP2003336478A publication Critical patent/JP2003336478A/ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 立坑を掘削するトンネル掘削機において、カ
ッタ板によって掘削されるズリを切羽面側に逃がすこと
なくカッタ板に設けている掘削物取込み開口部を通じて
カッタ板内の回転中心部上に確実に寄せ集めて上方への
円滑な搬出を可能にする。 【解決手段】 切羽を掘削する多数のローラビット6と
ズリ取込み開口部4を備えているカッタ板1において、
上記掘削物取込み開口部4におけるカッタ板の回転方向
に面した側端縁に、カッタ板1によって掘削されたズリ
を、機内に向かっての掻き上げと回転中心に向かっての
掻き寄せとを行うスクレーパ7を装着し、このスクレー
パ7によって掘削ズリをカッタ板1の回転中心部上に寄
せ集めて該回転中心部上に下端部を臨ませているバケッ
トコンベア等の掘削物搬出手段により、上方に搬出させ
るように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地下深層部に石油貯
蔵所や放射性廃棄物の貯留所等の地下構造物を築造する
際に、所定の深さまで垂直な立坑を掘削するのに適した
立坑掘削機におけるカッタ板の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、立坑を所定深さまで掘削する
手段として、小径の立坑の場合には先端に掘削ビットを
装着しているバケットを使用して行い、大径の立坑の場
合には発破によって掘り下げていくことが一般に行われ
ているが、いずれの掘削手段においても、所定径の立坑
を正確に且つ能率よく掘削することが困難であり、その
ため、近年、岩盤トンネル掘削機(TBM)を用いてこ
のトンネル掘削機のカッタ板を直下方向に向けた状態に
して立坑を掘削することが実施されつつある。
【0003】上記トンネル掘削機は、水平坑や斜坑を掘
削するのに広く使用され、前面に多数のローラビットを
装着しているカッタ板を回転させながら推進してこのカ
ッタ板によって掘削されたズリをベルトコンベアやスク
リューコンベア等の搬出手段により後方に搬出するよう
に構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ンネル掘削機によって水平坑や斜坑を掘削する場合には
カッタ板によって掘削されたズリを、該カッタ板の背面
側におけるトンネル掘削機の筒状胴体の前端下周部上に
形成されたズリ取込室に落下、堆積させ、このズリ取込
室に臨ませた搬出手段によってズリを後方に搬出するこ
とができるが、立坑を掘削する場合には、カッタ板はロ
ーラビットを装着している掘削面を下向きにし、背面を
上方に向けた状態となっているために、このカッタ板に
よって掘削された土砂は常に切羽面上に滞留してカッタ
板に設けているズリ取込み開口部を通じてカッタ板の背
面側、即ち、上方の機内側に取り込むことができない。
【0005】そのため、上記ズリ取込み開口部における
カッタ板の回転方向に面した側端縁にスクレーパを設け
て、このスクレーパによりズリを上記ズリ取込み開口部
を通じて上方の機内側に掻き上げるようにしているが、
ズリが一旦、ズリ取込み開口部内に取り込まれてもスク
レーパから離れると、再びズリ取込み開口部を通じて下
方、即ち、切羽面側に自然と排出されることになって、
機内から上方へのズリの搬出が円滑に行えなく、立坑掘
削用のトンネル掘削機としての使用には適さないという
問題点があった。
【0006】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、掘削したズリや
土砂等の掘削物を掘削物取込み開口部を通じて機内の下
端中心部に集中的に寄せ集めて掘削物の搬出を円滑且つ
確実に行えるようにすると共に、能率のよい立坑の掘削
を可能にし得る立坑掘削機におけるカッタ板を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の立坑掘削機のカッタ板は、請求項1に記載し
たように、筒状胴体の下端に回転自在に配設されて地盤
を直下方向に掘削していく立坑掘削機のカッタ板であっ
て、複数の掘削物取込み開口部を周方向に一定間隔毎に
設けていると共に切羽面に面した該カッタ板の下面に多
数のローラビットを突設してあり、さらに、上記掘削物
取込み開口部におけるカッタ板の回転方向に面した側端
縁に、掘削物をカッタ板の外周端側から中心側に向かっ
て掻き寄せながら上記掘削物取込み開口部を通じてカッ
タ板の背面側に掻き上げるスクレーパを取付けた構造と
している。
【0008】このように構成した立坑掘削機のカッタ板
において、請求項2に係る発明は、カッタ板を、その回
転中心側から外周端に向かって放射状に設けた複数本の
スポークと、隣接するスポーク間に設けている掘削物取
込み開口部と、切羽面に面したスポークの下面に突設し
ている複数個のローラビットとから構成してあり、各ス
ポークにおけるカッタ板の回転方向に面した側端縁を、
カッタ板の径方向に対し、そのカッタ板中心側の端から
外周側の端に向かってカッタ板の回転方向に傾斜させて
いると共に、この傾斜側端縁にスクレーパを固着し且つ
このスクレーパにおける切羽面に面した下端縁部から上
端縁部に向かって掘削物を機内に掻き上げる方向に傾斜
させていることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3に係る発明は、上記カッ
タ板における切羽面に面した下面中心部にローラビット
によって掘削された掘削物を該下面中心部より外方に配
設させた掘削物取込み開口部に向かって送り込む掻き送
り板を突設していることを特徴とし、請求項4に係る発
明は、上記各スポークにおける機内側に向けている上面
にスクレーパによって掘削物取込み開口部を通じて掻き
上げられた掘削物をカッタ板の上面中心部に案内する掘
削物ガイドを突設した構造を有している。
【0010】また、上記請求項1乃至請求項4に記載の
発明において、請求項5に係る発明は、上記カッタ板の
回転中心部を水平方向に平坦な面に形成していると共
に、この中心部から各スポークを外周端に向かって上方
に傾斜させて上記中心部の上面側に掘削物貯留凹部を形
成してあり、この掘削物貯留凹部にトンネル掘削機の中
心部に配設した掘削物搬出手段の下端を臨ませた構造と
している。
【0011】
【作用】立坑掘削機のカッタ板におけるローラビットを
突設している前面を下向きに向けた状態にしてこのカッ
タ板を回転させながら立坑掘削機を垂直下方に推進させ
ることによって、岩盤地山を切り下げ掘削していく。ロ
ーラビットによって掘削されたズリや土砂等の掘削物
は、スクレーパによって掘削物取込み開口部を通じて機
内下端部における上方に向いているカッタ板の背面上に
取り込まれながら、カッタ板の回転に従って該カッタ板
の外周端側から内周端部に向かって掻き寄せられ、カッ
タ板の背面中心部上に集められる。
【0012】このようなスクレーパによる掘削物の機内
への掻き上げとカッタ板の外周端側から内周端側に向か
う掻き寄せを行わせる構造としては、カッタ板の回転方
向に面した掘削物取込み開口部の側端縁を、内周端側か
ら外周端に向かってカッタ板の回転方向に傾斜させた形
状に形成しておき、この傾斜側端縁に沿ってスクレーパ
を固着し且つこのスクレーパをその切羽面に面した下端
縁部から上記上端縁部に向かって掘削物を機内に掻き上
げる方向に傾斜させた構造が採用され、この構造によっ
て、スクレーパの下端縁側から上端縁側に向かって掘削
物を掻き上げる方向に傾斜している傾斜面によりカッタ
板の回転に従って掘削物を掘削物取込み開口部から機内
側に向かって掻き上げると共に、スクレーパを、その外
周端側を内周端側よりもカッタ板の回転方向に先行して
移動させて、掘削物を掻き上げながらカッタ板の中心に
向かって該掘削物を確実に且つ円滑に掻き寄せることが
できるものである。
【0013】一方、上記掘削物取込み開口部が設けられ
ていないカッタ板の下面中心部においては、該中心部に
設けているローラビットによって掘削された掘削物は、
中心部下面に突設している掻き送り板によって掘削物取
込み開口部の内周端側に送られ、上記スクレーパにより
掻き上げ、掻き寄せられる掘削物と共に掘削物取込み開
口部を通じてカッタ板の背面中心部上に送り込まれる。
【0014】カッタ板の背面中心部上には掘削物貯留凹
部が形成されてあり、上記掘削物がこの掘削物貯留凹部
に集合状態で貯留したのち、該掘削物貯留凹部に下端を
臨ませている掘削物搬出手段によって上方に搬出され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施の形
態を図面について説明すると、図1は立坑掘削機の簡略
縦断面図であって、この立坑掘削機の本体である筒状胴
体11は垂直状に配設されてその下端開口部にカッタ板1
を回転自在に支持している。このカッタ板1は図2、図
3に示すように、その回転中心部2から外周端に向かっ
て複数本のスポーク3、3、3・・を周方向に一定の角
度間隔毎に放射状に設けて隣接するスポーク3、3間に
切羽面Aに面している下面(前面)から機内に連通する
掘削物取込み開口部4を形成している。なお、上記全て
のスポーク3の外周端面はカッタ板1の外周縁部を形成
しているリング部材5に、周方向に一定間隔毎に一体に
固着している。
【0016】上記全てのスポーク3には、長さ方向に一
定間隔毎にローラビット6を回転自在に装着していると
共にリング部材5にもスポーク3の外端取付部分にロー
ラビット5を装着している。ローラビット6は公知のよ
うに、算盤玉形状に形成されていてその中心部をスポー
ク3やリング部材5の所定個所に回転自在に軸支されて
いると共に外周部の一部をスポーク3やリング部材5の
下面、即ち、切羽面Aに面しているカッタ板1の下面
(前面)から下方に突出させた状態にして岩盤を切削す
るように構成している。なお、ローラビット6は、その
回転方向をカッタ板1の回転方向と一致するようにスポ
ーク3やリング部材5に軸支されている。
【0017】さらに、上記各掘削物取込み開口部4にお
けるカッタ板の回転方向に面した側端縁、即ち、各スポ
ーク3におけるカッタ板1の回転方向に面した側端縁3a
に、カッタ板1によって掘削されるズリや土砂等の掘削
物(以下、単にズリという)をカッタ板1の回転に従っ
て該カッタ板1の外周端側から内周端側に向かって掻き
寄せながら上記掘削物取込み開口部4を通じてカッタ板
の背面側、即ち、機内に面した上面側に掻き上げるスク
レーパ7を取付けている。
【0018】このように、カッタ板1の回転に従ってス
クレーパ7により掘削ズリをカッタ板1の外周端側から
内周端側に向かって掻き寄せながら機内へ掻き上げるよ
うに構成するには、上記各スポーク3におけるカッタ板
1の回転方向に面した側端縁3aを、カッタ板1の上記回
転中心部2に連設している内周端からリング部材5に連
設している外周端に向かってカッタ板1の回転方向に傾
斜させ、この傾斜側端縁3aに沿って図4に示すように、
長方形板状に形成されているスクレーパ7の幅方向の上
半部を固着し、且つ、切羽面A側に向かって突設してい
る下端縁部から機内側に向いている上端縁部に向かって
ズリを機内に掻き入れる方向、即ち、カッタ板1の回転
方向に対して逆方向に傾斜させた構造としている。な
お、このスクレーパ7のスポーク3からの突出幅は上記
ローラビット6のスポーク3からの突出寸法に略等しく
している。
【0019】このスクレーパ7は、一定厚みを有する矩
形状の短片を複数枚、スポーク3の側端縁3aに順次、並
列状態に接続させながらボルト等の適宜な固着具によっ
て固着することにより細幅の長方形板状に形成されてあ
り、スポーク3から切羽面Aに向かって突設している下
端側の長辺縁部(先端縁部)をズリ掻取り刃7aに形成し
ていると共にこのズリ掻取り刃7aからスポーク3の側端
縁3aに固着している上端縁に向かって上述したようにカ
ッタ板1の反回転方向に傾斜させて、カッタ板1の回転
に従ってこのスクレーパ7により掘削ズリを機内に向か
って掻き上げるように構成しているものである。
【0020】なお、図2、3においてはこのスクレーパ
7を固着させているスポーク3の上記側端縁3aをカッタ
板1の中心を通る半径方向の仮想線Yに対してカッタ板
1の回転方向と反対方向に小間隔を存して該仮想線Yに
平行な直線状側端縁3aに形成してているが、図5に示す
ようにカッタ板1の中心を通る半径方向の仮想線Yの外
端にこの側端縁3aの外周端を略合致させ、内周端に向か
うに従って上記仮想線Yからカッタ板1の回転方向と反
対方向に傾斜した直線状側端縁3aに形成しておいてもよ
い。さらに、図5の二点鎖線で示すように、外周端から
内周端に向かってカッタ板1の回転方向と反対方向に凹
円弧状に湾曲させた曲線状側端縁に形成しておいてもよ
く、要するに、カッタ板1の回転方向に対して外周端側
が内周端側よりも先行して、掘削ズリを該側端縁3aの外
周端側から内周端側に向かってかき寄せるように形成し
ておけばよい。
【0021】また、カッタ板1の回転中心部2は、その
上下面が水平方向に平坦な面に形成された平板形状に形
成されてあり、この回転中心部2の下面に複数個のロー
ラビット6aを装着していると共に回転中心部2の下面外
周部から上記スポーク3の下面内周端部にかけて、これ
らのローラビット6aによって掘削されたズリを上記掘削
物取込み開口部4の内周端部に向かって送り込む掘削物
掻き送り板8を突設している。この掘削物掻き送り板8
は回転中心部2側の内端からスポーク3の内周端部側の
外端に向かってカッタ板1の回転方向に対して反対方向
に緩やかな凸円弧状に湾曲させてあり、この湾曲面によ
ってローラビット6aにより掘削されたズリを上述したよ
うに掘削物取込み開口部4の内周端部に向かって送り込
むように形成している。
【0022】一方、上記各スポーク3の上面、即ち、機
内に面した裏面には、図3に示すように、スポーク3に
おける上記スクレーパ7を装着させている側端縁3aと反
対側の他側端縁3bに沿って一定高さの掘削物ガイド9を
突設してあり、この掘削物ガイド9の外端部をスクレー
パ7を装着させている上記側端縁3aの外端部に向かって
円弧状に湾曲させてスポーク3の外周端上を幅方向に横
断し、その外端をスクレーパ7の外周端面に当接させて
いる。従って、スクレーパ7によりカッタ板1内に掻き
上げられたズリをこの掘削物ガイド9によって掘削物取
込み開口部4から再び切羽面A側に落下するのを阻止し
ながらスポーク3の背面上(上面上)を上記回転中心部
2に向かって寄せ集めるものである。
【0023】カッタ板1を構成している上記各スポーク
3は、回転中心部2から外周端に向かって水平状に突設
させておいてもよいが、図1に示すスポーク3において
は、回転中心部2から外周端に向かって上方に向かって
緩やかに傾斜させた形状にして上記回転中心部2の上面
側(背面側)に掘削物貯留凹部10を形成している。
【0024】このカッタ板1を下端開口部に回転自在に
配設している立坑掘削機の上記筒状胴体11は、互いに屈
折自在に連結した下側胴体11a と上側胴体11b とからな
り、下側胴体11a に隔壁12を設けてこの隔壁12の下面に
下方に向けて突設している固定円筒壁体13の下端部内周
面に上記カッタ板1の外周端から内周に向かって突設し
ている複数本のアーム部材1aの内端に固着した環部材1b
を回転自在に支持させ、この環部材1bの内周面に形成し
ているラック13に、隔壁12の上面に設置している駆動モ
ータ14の回転軸に固着したピニオン15を噛合させて、駆
動モータ14によりカッタ板1を回転させるように構成し
ている。
【0025】さらに、筒状胴体11の中心部にはバケット
コンベアからなる掘削物搬出手段16が垂直状に設置、配
設されてあり、この掘削物搬出手段16の下端を上記カッ
タ板1の回転中心部2上の掘削物貯留凹部10内に臨ませ
ていると共に上端部を上側胴体11b の中心部から上方に
突出させてその上端部において反転するバケットからの
ズリを上側貯留部(図示せず)に一旦、貯留させ、次の
適宜な搬出手段によってこの貯留部から地上に排出する
ようにしている。なお、このような掘削物搬出手段16と
しては、バケットコンベア以外にスクリューコンベア等
の別な搬出手段を採用してもよい。
【0026】また、下側胴体11a の下端部と上側胴体11
b には掘削地盤に圧着して立坑掘削機を支持する複数個
のフロントグリッパ17とリアグリッパ18を配設してあ
り、これらのグリッパ17、18はそれぞれ油圧ジャッキに
よって内外径方向に伸縮して掘削地盤に対して圧着、離
脱するように構成していると共に、上側胴体11b の内周
面には、周方向に一定間隔毎に複数本の推進ジャッキ19
を装着し、これらの推進ジャッキ19のロッドを上側胴体
11b の上端から上方に向かって伸縮自在にして掘削され
た立坑Tの内周面に施工される覆工セグメントSの下端
面に当接させ、該セグメントSに推進反力を支持させる
ように構成している。
【0027】さらに、上側胴体11b の長さ方向の中間部
に中間隔壁20を張設してあり、この中間隔壁20と下側胴
体11a の上記隔壁12とを複数本の調節ジャッキ21によっ
て連結してこれらの調節ジャッキ21の作動により下側胴
体11a を上側胴体11b に対してその掘り下げ方向の向き
を調整できるようにしている。図中、22は上側胴体11b
の上端開口部側に配設したエレクタである。
【0028】このように構成した立坑掘削機によって立
坑Tを垂直状に掘り下げていくには、フロントグリッパ
17とリアグリッパ18との少なくとも一方を立坑Tの掘削
壁面に摺動可能に押し付けて立坑掘削機が下動可能に支
持した状態にして、駆動モータ14によりカッタ板1を回
転させると共に既に施工している覆工セグメントSに推
進ジャッキ19の推進反力を支持させてこれらの推進ジャ
ッキ19のロッドを伸長させる。なお、立坑掘削機はその
自重によって常にカッタ板1を切羽面Aに押し付ける方
向に作用しており、この立坑掘削機の自重が全て切羽面
Aに作用しないように上記フロントグリッパ17とリアグ
リッパ18によって立坑Tに支持させながら推進ジャッキ
19を伸長させるものであるから、この推進ジャッキ19の
推進力は小さくて済む。
【0029】この推進ジャッキ19の伸長によって立坑掘
削機を垂直下方に推進させると、カッタ板1は切羽面A
に押し付けた状態で回転しながらその回転中心部2から
放射状に突設している複数本のスポーク3に装着したロ
ーラビット6により切羽の岩盤を切り下げ掘削してい
く。このローラビット6によって掘削されたズリは、カ
ッタ板1を構成している各スポーク3の側端縁3aから突
設したスクレーパ7によって掘削物取込み開口部4を通
じてカッタ板1の裏面側、即ち、上面側に掻き上げられ
ると共にスポーク3の外周端側から内周端側に向かって
掻き寄せられながら、それぞれのスポーク3の裏面、即
ち、上面上に送り出され、各スポーク3における上記ス
クレーパ7を装着した側端縁3aと反対側の他側端縁3bに
沿って突設している掘削物ガイド9により、ズリが掘削
物取込み開口部4から再び切羽面A側に落下するのを阻
止しながらこの掘削物ガイド9に沿ってズリをカッタ板
1の回転中心部上の掘削物貯留凹部10に寄せ集められ
る。
【0030】一方、カッタ板1の回転中心部2の下面に
装着している複数個のローラビット6aによって掘削され
たズリは、この回転中心部2から上記スポーク3の下面
内周端部にかけて突設している掘削物掻き送り板8によ
って掘削物取込み開口部4の内周端部に向かって送ら
れ、上記スクレーパ7によって貯留凹部10側に向かって
掻き寄せられるズリと共に掘削物取込み開口部4の内周
端部内から上記掘削物貯留凹部10に集められる。
【0031】こうして、掘削物貯留凹部10上に寄せ集め
られたズリは、掘削物搬出手段16のバケット等によって
すくいとられながら上方に搬出される。また、この立坑
掘削機を推進させながらカッタ板1により所定深さの立
坑部分が掘削される毎に、上側胴体11b 側に配設してい
るエレクタ22によって掘削壁面にセグメントSをリング
状に組み立て、再び、このセグメントSの下端面に推進
ジャッキ19の推進反力を支持させながら上述したように
立坑掘削機により立坑Tを切り下げ掘削し、掘削ズリを
上述したようにスクレーパ7でカッタ板1の回転中心部
上の貯留凹部10に寄せ集めて掘削物搬出手段16により上
方に搬出し、この作業をくり返し行って所定深さまで垂
直な立坑Tを掘削するものである。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の立坑掘削機のカッ
タ板によれば、請求項1に記載したように、筒状胴体の
下端に回転自在に配設されて地盤を直下方向に掘削して
いく立坑掘削機のカッタ板であって、複数の掘削物取込
み開口部を周方向に一定間隔毎に設けていると共に切羽
面に面した下面に多数のローラビットを突設してあり、
さらに、上記掘削物取込み開口部におけるカッタ回転方
向に面した側端縁に、掘削物をカッタ板の外周端側から
中心側に向かって掻き寄せながら上記掘削物取込み開口
部を通じてカッタ板の背面側に掻き上げるスクレーパを
取付けているので、カッタ板がその掘削面を垂直下方に
向いているにもかかわらず、ローラビットによって掘削
された掘削物をスクレーパにより掘削物取込み開口部を
通じてこのカッタ板上、即ち、機内に掻き上げることが
できると共にカッタ板の中心部に向かって掻き寄せて、
掘削物が上記掘削物取込み開口部から再び切羽面側に落
下させることなくカッタ板の中心部上に集合させること
ができる。従って、機内を通じての掘削物の搬出が円滑
に且つ確実に行うことができる。
【0033】さらに、請求項2に係る発明によれば、上
記カッタ板は、回転中心側から外周端に向かって複数本
のスポークを放射状に設けてこれらのスポークの下面に
複数個のローラビットを突設していると共に隣接するス
ポーク間に掘削物取込み開口部を形成してなり、各スポ
ークにおけるカッタ板の回転方向に面した側端縁を、カ
ッタ板の径方向に対し、そのカッタ板中心側の端から外
周側の端に向かってカッタ板の回転方向に傾斜させてい
ると共に、この傾斜側端縁にスクレーパの上半部を固着
し且つこのスクレーパにおける切羽面に面した下端縁部
から上端縁部に向かって掘削物を機内に掻き上げる方向
に傾斜させているので、下端縁側から上端縁側に向かっ
て掘削物を掻き上げる方向に傾斜しているスクレーパの
傾斜面によりカッタ板の回転に従って掘削物を掘削物取
込み開口部から機内側に向かって確実に掻き上げること
ができると共に、スクレーパは、その外周端側を内周端
側よりもカッタ板の回転方向に先行するように移動し
て、掘削物を掻き上げながらカッタ板の中心に向かって
円滑に掻き寄せることができる。
【0034】その上、上記請求項1に記載の発明におい
て、請求項3に係る発明は、上記カッタ板における切羽
面に面した下面中心部にローラビットによって掘削され
た掘削物を該下面中心部より外方に配設させた掘削物取
込み開口部に向かって送り込む掻き送り板を突設してい
るので、上記掘削物取込み開口部が設けられていないカ
ッタ板の下面中心部においても、該中心部に設けている
ローラビットによって掘削された掘削物を、掻き送り板
によって掘削物取込み開口部内に送り込むことができ、
上記スクレーパにより掻き上げ、掻き寄せられる掘削物
と共に掘削物取込み開口部を通じてカッタ板の背面中心
部上に滞留させることができる。
【0035】また、請求項4に係る発明によれば、カッ
タ板を構成している上記各スポークには、機内側に向け
ている上面にスクレーパによって掘削物取込み開口部を
通じて掻き上げられた掘削物をカッタ板の上面中心部に
案内する掘削物ガイドを突設しているので、この掘削物
ガイドによって掘削物が掘削物取込み開口部から再び切
羽面側に落下するのを確実に阻止することができると共
にこの掘削物ガイドに沿って掘削物をカッタ板の回転中
心部に向かって円滑に送り込むことができる。
【0036】請求項5に係る発明は、上記カッタ板の中
心部を水平方向に平坦な面に形成していると共に、この
中心部から各スポークを外周端に向かって上方に傾斜さ
せて上記中心部の上面側に掘削物貯留凹部を形成してい
るので、上記スクレーパや掘削物ガイドによって掘削物
取込み開口部を通じてカッタ板上に掻き上げられた掘削
物を全てこの掘削物貯留凹部上に一旦貯留しておくこと
ができると共に該掘削物貯留凹部に下端を臨ませている
掘削物搬出手段によって掘削物を能率よく上方に搬出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】立坑掘削機の縦断面図、
【図2】立坑掘削機の下方から見たカッタ板の正面図、
【図3】立坑掘削機の上方から見たカッタ板の背面図、
【図4】そのスポーク部分の縦断面図、
【図5】カッタ板の別な構造を示す簡略正面図。
【符号の説明】
1 カッタ板 2 回転中心部 3 スポーク 3a 側端縁 4 掘削物取込み開口部 6 ローラビット 7 スクレーパ 8 掘削物掻き送り板 9 掘削物ガイド 10 掘削物貯留凹部 11 筒状胴体 A 切羽面 T 立坑
フロントページの続き (72)発明者 水原 憲三 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 小野 潤治 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 井上 直樹 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 南 好人 石川県小松市八日市町地方5 株式会社小 松製作所小松工場内 (72)発明者 南部 豊一 石川県小松市八日市町地方5 株式会社小 松製作所小松工場内 (72)発明者 森岡 享一 石川県小松市八日市町地方5 株式会社小 松製作所小松工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状胴体の下端に回転自在に配設されて
    地盤を直下方向に掘削していく立坑掘削機のカッタ板で
    あって、複数の掘削物取込み開口部を周方向に一定間隔
    毎に設けていると共に切羽面に面した下面に多数のロー
    ラビットを突設してあり、さらに、上記掘削物取込み開
    口部におけるカッタ板の回転方向に面した側端縁に、掘
    削物をカッタ板の外周端側から中心側に向かって掻き寄
    せながら上記掘削物取込み開口部を通じてカッタ板の背
    面側に掻き上げるスクレーパを取付けていることを特徴
    とする立坑掘削機のカッタ板。
  2. 【請求項2】 カッタ板は、回転中心側から外周端に向
    かって複数本のスポークを放射状に設けてこれらのスポ
    ークの下面に複数個のローラビットを突設していると共
    に隣接するスポーク間にズリ取込み開口部を形成してな
    り、各スポークにおけるカッタ板の回転方向に面した側
    端縁を、カッタ板の径方向に対し、そのカッタ板中心側
    の端から外周側の端に向かってカッタ板の回転方向に傾
    斜させていると共に、この傾斜側端縁にスクレーパを固
    着し且つこのスクレーパにおける切羽面に面した下端縁
    部から上端縁部に向かって掘削物を機内に掻き上げる方
    向に傾斜させていることを特徴とする請求項1に記載の
    立坑掘削機のカッタ板。
  3. 【請求項3】 カッタ板における切羽面に面した下面中
    心部にローラビットによって掘削された掘削物を該下面
    中心部より外方に配設させた掘削物取込み開口部に向か
    って送り込む掻き送り板を突設していることを特徴とす
    る請求項1記載の立坑掘削機のカッタ板。
  4. 【請求項4】 各スポークにおける機内側に向けている
    上面にスクレーパによって掘削物取込み開口部を通じて
    掻き上げられた掘削物をカッタ板の上面中心部に案内す
    る掘削物ガイドを突設していることを特徴とする請求項
    1に記載の立坑掘削機のカッタ板。
  5. 【請求項5】 カッタ板は、その中心部を水平方向に平
    坦な面に形成していると共に、この中心部から各スポー
    クを外周端に向かって上方に傾斜させて上記中心部の上
    面側に掘削物貯留凹部を形成してあり、この掘削物貯留
    凹部にトンネル掘削機の中心部に配設した掘削物搬出手
    段の下端を臨ませていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4のうち、いずれか1項に記載の立坑掘削機の
    カッタ板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019190134A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 戸田建設株式会社 掘削機及び掘削方法
CN110397440A (zh) * 2019-07-31 2019-11-01 中国铁建重工集团股份有限公司 一种竖井用全断面掘进机及其排渣装置
CN114941531A (zh) * 2022-07-06 2022-08-26 河海大学 一种能够降低刀具磨损率的复台地层盾构机刀盘及方法

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