[go: up one dir, main page]

JP2003335645A - 毛髪脱色用粉末状組成物、2剤型毛髪脱色剤セット - Google Patents

毛髪脱色用粉末状組成物、2剤型毛髪脱色剤セット

Info

Publication number
JP2003335645A
JP2003335645A JP2002144475A JP2002144475A JP2003335645A JP 2003335645 A JP2003335645 A JP 2003335645A JP 2002144475 A JP2002144475 A JP 2002144475A JP 2002144475 A JP2002144475 A JP 2002144475A JP 2003335645 A JP2003335645 A JP 2003335645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
agent
weight
persulfate
powdery composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002144475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3986364B2 (ja
Inventor
Satoshi Yagioka
聡 八木岡
Hiroyasu Osato
郷 広 靖 大
Satoshi Sakaino
野 聡 境
Shoji Machida
田 昌 治 町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arimino Co Ltd
Original Assignee
Arimino Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arimino Co Ltd filed Critical Arimino Co Ltd
Priority to JP2002144475A priority Critical patent/JP3986364B2/ja
Publication of JP2003335645A publication Critical patent/JP2003335645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3986364B2 publication Critical patent/JP3986364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明にかかる毛髪脱色用粉末状組成物
は、過硫酸塩を0.1〜15重量%の量で、ケイ酸ナト
リウム、メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭
酸水素ナトリウムおよび炭酸ナトリウムからなる群から
選択されるいずれか1種以上のアルカリ剤を85〜9
9.9重量%の量で含有し、かつ、過硫酸アンモニウム
の量が0〜3重量%であることを特徴としている。 【効果】 本発明の毛髪脱色用粉末状組成物によれば、
毛髪の状態に応じて、使用する脱色剤の強さを調節して
塗布後、脱色に要する時間をコントロールすることがで
きる。また、本発明の2剤型毛髪脱色剤セットによれ
ば、毛髪を連続的に処理できるため、作業効率を上げる
ことができ、ムラなく均一に毛髪を脱色できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、毛髪脱色剤に関する。よ
り詳しくは、2剤型の毛髪脱色剤セットおよびこれを構
成する毛髪脱色用粉末状組成物に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来、毛髪脱色剤として、アルカ
リ剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤とを、施術直
前に混合して用いる2剤型の毛髪脱色剤が知られてい
る。このような第1剤としては、クリーム状、液状、粉
末状のものが知られており、特に第1剤が粉末状である
場合には、脱色力を高めるため、第1剤中にも酸化剤と
して過硫酸塩を添加することが広く行われている。過硫
酸塩は、毛髪中のメラニンを分解して、毛髪自体を脱色
する他、過去に染色した毛髪(以下、既染毛という。)
中に残存する染料を分解する脱染の働きを有する。
【0003】ところで、このような2剤型の毛髪脱色剤
を使用する場合には、毛髪の根元部分の温度が体温に近
いのに対し、毛先部分が外気温に近いため、温度の高い
根元部分が強く脱色され、毛髪の根元から毛先まで均一
に脱色することが難しいという問題点があった。そのた
め、このような毛髪脱色剤を用いて、均一な仕上がりを
得ようとする場合は、温度の影響による毛髪脱色力を調
節するために、脱色剤を先に温度の低い毛先部分に塗布
し、一定時間をおいてから温度の高い根元部分に塗布す
るといった操作が必要であり、煩雑であった。
【0004】また、既染毛部と新生毛部とが混在する毛
髪を脱色する場合にも、既染毛部は既に脱色されてお
り、脱色する必要がなく、残留している染料を脱染すれ
ばよいのに対し、伸長してきた新生毛部は、メラニンを
分解して脱色する必要がある。したがって、この場合に
も、脱色剤を先に新生毛部分に塗布し、一定時間をおい
てから、既染毛部分に塗布するといった操作が必要であ
り、煩雑であるという欠点があった。
【0005】さらに、一般に脱色力の強い脱色剤ほど、
塗布時間や塗布量のばらつきにより、仕上がりがムラに
なり易いという問題点があった。すなわち、脱色力の強
い脱色剤を使用すると、塗布後ごく短時間で脱色の効果
が出始めるため、均一な塗布時間、塗布量を確保するこ
とが難しいという問題があった。本発明者らは、上記の
事情に鑑みて鋭意検討した結果、特定量の過硫酸塩とア
ルカリ剤とを含有する毛髪脱色用粉末状組成物を用いる
ことにより、毛髪の状態に応じて、使用する脱色剤の強
さを調節して、塗布後の脱色に要する時間をコントロー
ルすることができるほか、他の組成の毛髪脱色用粉末状
組成物とのセットとすることにより、作業効率を上げる
ことができる上、ムラなく均一に脱色できる毛髪脱色剤
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
【発明の目的】本発明は、特定量の過硫酸塩とアルカリ
剤とを含有する毛髪脱色用粉末状組成物、これを用いた
2剤型毛髪脱色剤セット、種々の組成を有する複数の毛
髪脱色用粉末状組成物からなる毛髪脱色用粉末状組成物
セット、およびこれを用いた2剤型毛髪脱色剤セットを
提供することを目的としている。
【0007】
【発明の概要】本発明にかかる毛髪脱色用粉末状組成物
は、過硫酸塩とアルカリ剤とを含有する毛髪脱色用粉末
状組成物であって、過硫酸塩とアルカリ剤との合計を1
00重量%としたときに、過硫酸塩を0.1〜15重量
%の量で、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、
炭酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウムおよび炭酸ナト
リウムからなる群から選択されるいずれか1種以上のア
ルカリ剤を85〜99.9重量%の量で含有し、かつ、
過硫酸アンモニウムの量が0〜3重量%であることを特
徴としている。
【0008】本発明にかかる2剤型毛髪脱色剤セット
は、前記粉末状組成物からなる第1剤と、過酸化水素を
含有する第2剤とからなることを特徴としている。本発
明にかかる毛髪脱色用粉末状組成物セットは、過硫酸塩
とアルカリ剤とを含有する毛髪脱色用粉末状組成物
[I]であって、過硫酸塩とアルカリ剤との合計を10
0重量%としたときに、過硫酸塩を0.1〜15重量%
の量で、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、炭
酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウムおよび炭酸ナトリ
ウムからなる群から選択されるいずれか1種以上のアル
カリ剤を85〜99.9重量%の量で含有し、かつ、過
硫酸アンモニウムの量が0〜3重量%である毛髪脱色用
粉末状組成物[I]と、過硫酸塩とアルカリ剤とを含有
する毛髪脱色用粉末状組成物[II]であって、過硫酸塩
とアルカリ剤との合計を100重量%としたときに、過
硫酸塩を20〜50重量%の量で、ケイ酸ナトリウム、
メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素ナ
トリウムおよび炭酸ナトリウムからなる群から選択され
るいずれか1種以上のアルカリ剤を50〜80重量%の
量で含有し、かつ、過硫酸アンモニウムの量が5〜30
重量%である毛髪脱色用粉末状組成物[II]とを備えて
いることが好ましい。
【0009】本発明にかかる毛髪脱色用粉末状組成物セ
ットでは、前記毛髪脱色用粉末状組成物[II]は、過硫
酸塩を20〜35重量%の量で、ケイ酸ナトリウム、メ
タケイ酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素ナト
リウムおよび炭酸ナトリウムからなる群から選択される
いずれか1種以上のアルカリ剤を65〜80重量%の量
で含有し、かつ、過硫酸アンモニウムの量が5〜15重
量%である毛髪脱色用粉末状組成物[IIa]もしくは、
過硫酸塩を37〜50重量%の量で、ケイ酸ナトリウ
ム、メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸水
素ナトリウムおよび炭酸ナトリウムからなる群から選択
されるいずれか1種以上のアルカリ剤を50〜63重量
%の量で含有し、かつ、過硫酸アンモニウムの量が20
〜30重量%である毛髪脱色用粉末状組成物[IIb]で
あることが好ましい。
【0010】本発明にかかる2剤型毛髪脱色剤セット
は、前記毛髪脱色用粉末状組成物セットからなる第1剤
と、過酸化水素を含有する第2剤とを備えていることを
特徴としている。
【0011】
【発明の具体的説明】以下、本発明について具体的に説
明する。本発明にかかる毛髪脱色用粉末状組成物[I]
は、過酸化水素を含有する第2剤とともに2剤型の毛髪
脱色剤を構成するための第1剤であり、過硫酸塩とアル
カリ剤とを特定の量で含有する毛髪脱色用粉末状組成物
であって、前記過硫酸塩として過硫酸アンモニウムを特
定量以下の量で含むことを特徴としている。
【0012】具体的には、前記粉末状組成物[I]は、
過硫酸塩とアルカリ剤との合計を100重量%としたと
きに、過硫酸塩を、通常0.1〜15重量%、好ましく
は1〜10重量%、より好ましくは3〜8重量%の量で
含有しているが、前記過硫酸塩としての過硫酸アンモニ
ウムの量は、0〜3重量%であることが好ましい。すな
わち、過硫酸塩とアルカリ剤との合計を100重量%と
したときに過硫酸塩として過硫酸アンモニウムを、3重
量%以下の量で含んでいてもよいが、過硫酸アンモニウ
ムを含まないことがより好ましい。なお、この場合に
は、その他の過硫酸塩を用いて、過硫酸塩含有量が前記
の量になるように粉末状組成物[I]中に配合すればよ
い。そのような他の過硫酸塩としては、具体的には、過
硫酸カリウム、過硫酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0013】過硫酸アンモニウムは、過硫酸塩のうちで
も脱色力および脱染力が強いため、過硫酸塩を含有しつ
つも過硫酸アンモニウムの含有量を極力抑え、上記の量
とすることにより、従来得られなかった低脱色力の過硫
酸塩含有脱色剤用粉末状組成物を得ることができる。こ
のような低脱色力の粉末状組成物[I]は、後述する第
2剤を配合して、脱色剤として、あまり脱色力を必要と
しない場合あるいはそのような部分に単独で使用できる
ほか、他の組成の毛髪脱色用粉末状組成物と混合するこ
とにより、その強さおよび脱色に要する時間を調節する
ことができる。
【0014】前記粉末状組成物[I]に用いられるアル
カリ剤としては、具体的には、ケイ酸ナトリウム、メタ
ケイ酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウムが挙げられる。これらは単独であ
ってもよく複数組み合わせて用いてもよい。前記アルカ
リ剤は、過硫酸塩とアルカリ剤との合計を100重量%
としたときに、通常85〜99.9重量%、好ましくは
90〜99重量%、より好ましくは97〜92重量%の
量で、前記粉末状組成物[I]に含有されることが望ま
しい。
【0015】前記粉末状組成物[I]には、上記過硫酸
塩およびアルカリ剤のほか、キサンタンガム、グアーガ
ム、メチルセルロースなどの増粘剤、タルク、カオリン
などの賦形剤、安定剤、界面活性剤、保護剤、金属封鎖
剤、湿潤剤などの公知の他の成分を配合してもよい。な
お、前記他の成分の含有量は、前記粉末状組成物[I]
全体を100重量%としたときに、通常10〜50重量
%、好ましくは20〜40重量%である。
【0016】前記粉末状組成物[I]は、上記の各成分
を常法により均一に混合し、必要に応じて造粒すること
によって製造でき、その製造方法は特に限定されない。
本発明にかかる2剤型毛髪脱色剤セットは、上記の粉末
状組成物[I]からなる第1剤と、過酸化水素を含有す
る第2剤とからなる。前記第2剤は、過酸化水素および
精製水を主剤としており、第2剤全体を100重量%と
したときに、酸化剤として過酸化水素を通常1〜6重量
%、好ましくは3〜6重量%の量で含有している。前記
精製水としては、イオン交換水、蒸留水などを用いるこ
とが好ましい。精製水の配合量は、特に限定されず、第
2剤に用いる成分を充分に溶解または分散できる量であ
ればよい。前記第2剤は、剤型としてクリーム状、液体
状を採ることができ、その剤型に応じて、過酸化水素お
よび精製水の他、乳化剤、油剤、安定剤、金属封鎖剤な
どの他の成分を含有させることができる。前記他の成分
としては公知のものを用いることができ特に限定されな
い。
【0017】このような2剤型毛髪脱色剤セットを用い
て、すなわち、前記第1剤と第2剤とを混合して毛髪脱
色剤組成物を調製することができる。この毛髪脱色剤組
成物は、使用時のpHが、通常9.5〜10.5、使用
時の過酸化水素含有量が通常0.6〜4重量%となるよ
うに、使用直前にクリーム状または液体状の第2剤に、
第1剤を添加し、混合することで調製される。具体的に
は、たとえば、前記第1剤と第2剤とを重量比で、1:
2の割合で混合することができる。
【0018】前記毛髪脱色剤組成物は、このような組成
を有することにより、脱色剤として毛髪に塗布した際
に、脱色の効果が出始める立ち上がり時間を従来のもの
よりも2倍程度に長くでき、その間に脱色剤を毛髪に均
一に塗布することができるため、塗布量のムラによる脱
色ムラを防ぐとともに、塗りはじめと塗り終わりの時間
差による脱色ムラをも防ぐことができる。
【0019】また、本発明では前記毛髪脱色用粉末状組
成物[I]に代えて、2剤型脱色剤の第1剤として下記
の毛髪脱色用粉末状組成物セットを用いることができ
る。この毛髪脱色用粉末状組成物セットは、前記毛髪脱
色用粉末状組成物[I]と、過硫酸塩とアルカリ剤とを
特定量で含有し、前記過硫酸塩として過硫酸アンモニウ
ムを特定の量で含む毛髪脱色用粉末状組成物[II]とを
備えている。
【0020】前記毛髪脱色用粉末状組成物[II]は、過
硫酸塩とアルカリ剤との合計を100重量%としたとき
に、過硫酸塩を通常20〜50重量%の量で含有し、か
つ、前記過硫酸塩としての過硫酸アンモニウムを通常5
〜30重量%の量で含んでいる。このような量で過硫酸
塩、特に過硫酸アンモニウムを含有しているため、毛髪
脱色用粉末状組成物[II]は、脱色力および脱染力に優
れる。なお、上記の過硫酸塩の含有量は、過硫酸アンモ
ニウムとその他の過硫酸塩の総和であって、過硫酸アン
モニウム以外の過硫酸塩としては、前記毛髪脱色用粉末
状組成物[I]のその他の過硫酸塩として既述したもの
を使用することができる。
【0021】また、前記毛髪脱色用粉末状組成物[II]
は、過硫酸塩とアルカリ剤との合計を100重量%とし
たときに、アルカリ剤を通常50〜80重量%の量で含
有している。用いることができるアルカリ剤の種類、そ
の他の点については、前記毛髪脱色用粉末状組成物
[I]と同様である。このように2剤型毛髪脱色剤を構
成する第1剤を、前記毛髪脱色用粉末状組成物[I]
と、これと異なる組成を有する前記毛髪脱色用粉末状組
成物[II]とを備えた毛髪脱色用粉末状組成物セットと
することにより、該毛髪脱色用粉末状組成物セットから
なる第1剤と後述する第2剤とを混合して毛髪脱色剤と
して毛髪に塗布して使用する際に、脱色しようとする毛
髪の毛質あるいは状態に応じて前もって、第1剤である
前記粉末状組成物セットを所定の割合で混合しておくこ
とで、脱色の強さおよび脱色に要する時間を調節するこ
とができ、使用する第1剤の選択性の幅を広げられる。
なお、前記毛髪脱色用粉末状組成物[I]と[II]との
混合割合は、脱色しようとする毛髪の毛質あるいは状態
に応じて適宜設定することができる。
【0022】また、より具体的には、前記毛髪脱色用粉
末状組成物[II]は、下記の毛髪脱色用粉末状組成物
[IIa]もしくは[IIb]であることが好ましい。前記毛
髪脱色用粉末状組成物[IIa]は、過硫酸塩とアルカリ
剤との合計を100重量%としたときに、過硫酸塩を通
常20〜35重量%、好ましくは25〜35重量%の量
で含有し、かつ、前記過硫酸塩としての過硫酸アンモニ
ウムを通常5〜15重量%、好ましくは7〜10重量%
の量で含む。また、前記毛髪脱色用粉末状組成物[II
a]は、過硫酸塩とアルカリ剤の合計を100重量%と
したときに、アルカリ剤を通常65〜80重量%、好ま
しくは65〜75重量%の量で含有している。なお、過
硫酸アンモニウム以外の過硫酸塩、アルカリ剤、その他
の成分などについては、上述したものを使用することが
できる。
【0023】毛髪脱色用粉末状組成物[IIb]は、過硫
酸塩とアルカリ剤との合計を100重量%としたとき
に、過硫酸塩を通常37〜50重量%、好ましくは37
〜45重量%の量で含有し、かつ、前記過硫酸塩として
の過硫酸アンモニウムを通常20〜30重量%、好まし
くは23〜27重量%の量で含む。さらに、前記毛髪脱
色用粉末状組成物[IIb]は、アルカリ剤を通常50〜
63重量%、好ましくは55〜63重量%の量で含有す
る。なお、過硫酸アンモニウム以外の過硫酸塩、アルカ
リ剤、その他の成分などについては、上述したものを使
用することができる。このような量で過硫酸塩(特に過
硫酸アンモニウム)およびアルカリ剤を配合しているた
め、前記毛髪脱色用粉末状組成物[IIb]を単独で第1
剤として、前述した第2剤と混合した際には、非常に強
力な脱色力と脱染力を有する毛髪脱色剤となり得る。上
述したように、このような強力な脱色力を有する毛髪脱
色剤を使用した場合には、塗布時間や塗布量のばらつき
により、仕上がりがムラになり易いという傾向が見られ
るが、本発明では、前記毛髪脱色用粉末状組成物[II
b]を、同じく毛髪脱色用粉末状組成物セットを構成す
る前記毛髪脱色用粉末状組成物[I]と予め混合してお
き、これを第1剤とすることで、前記第2剤と混合して
毛髪脱色剤として使用した場合にも毛髪を均一に脱色す
ることができる。
【0024】前記毛髪脱色用粉末状組成物セットからな
る第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤とから、本発
明にかかる2剤型毛髪脱色剤セットを得ることができ
る。ここで、第2剤としては既述したものを用いること
ができる。このような2剤型毛髪脱色剤セットを用い
て、すなわち、前記毛髪脱色用粉末状組成物セットから
なる第1剤と第2剤とを混合して毛髪脱色剤組成物を調
製することができる。この毛髪脱色剤組成物は、使用時
のpHが、通常9.5〜10.5、使用時の過酸化水素
含有量が、通常0.6〜4重量%となるように、使用直
前にクリーム状または液体状の第2剤に第1剤を添加
し、混合することで調製される。
【0025】具体的には、たとえば、前記毛髪脱色用粉
末状組成物[I]と毛髪脱色用粉末状組成物[IIa]と
を重量比で2:1で混合した粉末状組成物セットからな
る第1剤と、前記第2剤とを重量比で、1:2の割合で
混合して、毛髪用脱色剤組成物を調製することができ
る。前記毛髪脱色用粉末状組成物[I]からなる第1
剤、あるいは、毛髪脱色用粉末状組成物[I]と毛髪脱
色用粉末状組成物[II]とを備えた粉末状組成物セット
からなる第1剤、あるいは、毛髪脱色用粉末状組成物
[I]と毛髪脱色用粉末状組成物[IIa]または[IIb]
とを備えた粉末状組成物セットからなる第1剤と、前記
第2剤とからなる前記2剤型毛髪脱色剤セットによれ
ば、これらの組合せにより、種々の強さの毛髪脱色剤組
成物を調製することができるため、従来、時間差を設け
て施術していた、温度の高い根元部分の毛髪や、既染毛
部と新生毛部とが混在する毛髪においても、各部分ごと
に適切な毛髪脱色剤組成物を連続的に塗布し、同時間経
過させることにより均一に仕上げることが可能である。
【0026】たとえば、既染毛部と新生毛部とが混在す
る毛髪において、この毛髪の状態を評価していくつかの
領域に分け、各領域ごとにその状態に応じて毛髪脱色用
粉末状組成物[I]と毛髪脱色用粉末状組成物[II]、
より具体的には、毛髪脱色用粉末状組成物[I]と毛髪
脱色用粉末状組成物[IIa]または[IIb]との配合比を
調節した粉末状組成物セットからなる第1剤と、第2剤
とを備えた2剤型毛髪脱色剤セットを準備する。前記の
領域数に応じた数の2剤型毛髪脱色剤セットを使用直前
にそれぞれ混合して、各領域に適した毛髪脱色剤組成物
を調製し、各毛髪脱色剤組成物を各領域に連続的に塗布
し、所定時間経過後に洗浄剤および水で洗い落とす方法
により、上記の効果を達成することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の毛髪脱色用粉末状組成物によれ
ば、毛髪の状態に応じて、使用する脱色剤の強さを調節
して塗布後、脱色に要する時間をコントロールすること
ができる。また、本発明の毛髪脱色用粉末状組成物セッ
トおよびこれを用いた2剤型毛髪脱色剤セットによれ
ば、連続的に毛髪を処理できるため、作業効率を上げる
ことができ、ムラなく均一に毛髪を脱色できる。
【0028】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。なお以下、「%」は「重量%」を表す。
【0029】
【実施例1】<毛髪脱色用粉末状組成物[I]、2剤型
毛髪脱色剤セットおよび毛髪脱色剤組成物(1)の調製
>表1に記載した組成の各種原料を秤量し、乳鉢に入れ
乳棒で充分混合し、毛髪脱色用粉末状組成物[I]を得
た。
【0030】次に表2に記載した組成の各種原料を用い
て、常法により過酸化水素含有量が6重量%のクリーム
状の第2剤を調製した。この毛髪脱色用粉末状組成物
[I]および第2剤を備えた2剤型毛髪脱色剤セットを
用いて、前記粉末状組成物[I]と第2剤とを、重量比
で1:2の割合で均一に混合し、毛髪脱色剤組成物
(1)を得た。この毛髪脱色剤組成物(1)のpHは1
0.0であり、過酸化水素含有量は4%であった。
【0031】
【実施例2】<毛髪脱色用粉末状組成物(第1剤)セッ
トの調製>実施例1と同様にして毛髪脱色用粉末状組成
物[I]を得た。次に表1に記載した組成の各種原料を
用いた他は、実施例1と同様にして毛髪脱色用粉末状組
成物[IIa]を得た。この毛髪脱色用粉末状組成物
[I]と[IIa]とを重量比で2:1の割合で混合して
第1剤とした。<2剤型毛髪脱色剤セットおよび毛髪脱
色剤組成物(2)の調製>実施例1と同様にして、過酸
化水素含有量が6重量%クリーム状の第2剤を調製し
た。
【0032】前記毛髪脱色用粉末状組成物(第1剤)セ
ットおよび第2剤を備えた2剤型毛髪脱色剤セットを用
いて、第1剤と第2剤とを、重量比で1:2の割合で均
一に混合し、毛髪脱色剤組成物(2)を得た。この毛髪
脱色剤組成物(2)のpHは10.1であり、過酸化水
素含有量は4%であった。
【0033】
【実施例3】<毛髪脱色用粉末状組成物(第1剤)セッ
トの調製>実施例1と同様にして毛髪脱色用粉末状組成
物[I]を得た。表1に記載した組成の各種原料を用い
た他は、実施例1と同様にして毛髪脱色用粉末状組成物
[IIb]を得た。この毛髪脱色用粉末状組成物[I]と
[IIb]とを重量比で2:1の割合で混合して第1剤とし
た。<2剤式脱色剤セットおよび毛髪脱色剤組成物
(3)の調製>実施例1と同様にして、過酸化水素含有
量が6重量%クリーム状の第2剤を調製した。
【0034】前記毛髪脱色用粉末状組成物(第1剤)セ
ットおよび第2剤を備えた2剤型毛髪脱色剤セットを用
いて、第1剤と、第2剤とを、重量比で1:2の割合で
均一に混合し、毛髪脱色剤組成物(3)を得た。この毛
髪脱色剤組成物(3)のpHは10.0であり、過酸化
水素含有量は4%であった。
【0035】
【比較例1〜3】<毛髪脱色用粉末状組成物(第1剤)
および第2剤の調製>表3に記載した組成の各種原料を
用いた他は実施例1と同様にして、毛髪脱色用粉末状組
成物を得た。実施例1と同様にして、過酸化水素含有量
が6重量%クリーム状の第2剤を調製した。 <毛髪脱色剤組成物(4)〜(6)の調製>上記毛髪脱
色用粉末状組成物からなる第1剤と、第2剤とを、重量
比で1:2の割合で均一に混合し、毛髪脱色剤組成物
(4)〜(6)を得た。この毛髪脱色剤組成物(4)
(5)(6)のpHは、それぞれ10.0、9.6、1
0.2であり、過酸化水素含有量はすべて4%であっ
た。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【試験例1】<毛髪脱色剤組成物の評価>過去に染色お
よび脱色を行っていない協力者の黒髪(新生毛)の根元
から2cmの部分より先端までの領域に、実施例2で得
られた毛髪脱色剤組成物(2)を塗布し、続けて根元か
ら2cm程度までの領域に実施例1で得られた毛髪脱色
剤組成物(1)を塗布し、15分間放置して、市販のシ
ャンプーおよび水で洗浄後、乾燥し、脱色の程度を目視
で評価した。
【0040】また、比較対照として、比較例1で得られ
た毛髪脱色剤組成物(4)のみを用いて、根元の部分か
ら2cmより先端までの領域と、根元から2cm程度ま
での領域とに連続して塗布したほかは同様にして、脱色
の程度を目視で評価した。その結果、前者では、毛髪の
根元から先端まで均一に脱色されていたのに対し、後者
では、地肌の影響により温度が高い毛髪の根元部分が先
端よりも脱色の程度が強く、毛髪全体が均一に脱色され
ていなかった。
【0041】
【試験例2】<毛髪脱色剤組成物の評価>ブラウン系の
染毛施術がなされてから約2ヶ月を経過し、新生毛部が
日本人の標準的黒髪であり、既染毛部がかなり明度の高
い状態となっている協力者の毛髪について、毛髪脱色剤
組成物を塗布し、その評価を行った。
【0042】上記の状態の毛髪を3つの領域に分け、中
間部に実施例3で得られた毛髪脱色剤組成物(3)を塗
布し、続けて根元から2cm程度までの新生毛部領域に
実施例2で得られた毛髪脱色剤組成物(2)を塗布し、
続けて先端部のもっとも明度の高い状態となっている既
染毛領域に実施例1で得られた毛髪脱色剤組成物(1)
を塗布し、15分間放置後、試験例1と同様にして、脱
色の程度を目視で評価した。
【0043】また、比較対照として、上記と同様の状態
の毛髪を3つの領域に分け、中間部に比較例3で得られ
た毛髪脱色剤組成物(6)を塗布し、続けて根元から2
cm程度までの新生毛部領域に比較例1で得られた毛髪
脱色剤組成物(4)を塗布し、続けて先端部のもっとも
明度の高い状態となっている既染毛領域に比較例2で得
られた毛髪脱色剤組成物(5)を塗布し、15分間放置
後、試験例1と同様にして、脱色の程度を目視で評価し
た。
【0044】その結果、前者では、毛髪の根元から先端
まで均一に脱色されていたのに対し、後者では、脱色の
程度にムラがあり、毛髪全体が均一に脱色されていなか
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 境 野 聡 埼玉県狭山市新狭山1−12−1 株式会社 アリミノ狭山研究所内 (72)発明者 町 田 昌 治 埼玉県狭山市新狭山1−12−1 株式会社 アリミノ狭山研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB012 AB311 AB321 AB322 AB371 AB372 AB411 AB412 AB432 AC022 AC072 AC182 AC532 AC642 AC692 AD042 AD352 CC35 DD17 EE07 EE27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過硫酸塩とアルカリ剤とを含有する毛髪
    脱色用粉末状組成物であって、過硫酸塩とアルカリ剤と
    の合計を100重量%としたときに、 過硫酸塩を0.1〜15重量%の量で、 ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネ
    シウム、炭酸水素ナトリウムおよび炭酸ナトリウムから
    なる群から選択されるいずれか1種以上のアルカリ剤を
    85〜99.9重量%の量で含有し、かつ、 過硫酸アンモニウムの量が0〜3重量%であることを特
    徴とする毛髪脱色用粉末状組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の粉末状組成物からなる
    第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤とからなる2剤
    型毛髪脱色剤セット。
  3. 【請求項3】 過硫酸塩とアルカリ剤とを含有する毛髪
    脱色用粉末状組成物[I]であって、過硫酸塩とアルカ
    リ剤との合計を100重量%としたときに、 過硫酸塩を0.1〜15重量%の量で、 ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネ
    シウム、炭酸水素ナトリウムおよび炭酸ナトリウムから
    なる群から選択されるいずれか1種以上のアルカリ剤を
    85〜99.9重量%の量で含有し、かつ、 過硫酸アンモニウムの量が0〜3重量%である毛髪脱色
    用粉末状組成物[I]と、 過硫酸塩とアルカリ剤とを含有する毛髪脱色用粉末状組
    成物[II]であって、過硫酸塩とアルカリ剤との合計を
    100重量%としたときに、 過硫酸塩を20〜50重量%の量で、 ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネ
    シウム、炭酸水素ナトリウムおよび炭酸ナトリウムから
    なる群から選択されるいずれか1種以上のアルカリ剤を
    50〜80重量%の量で含有し、かつ、 過硫酸アンモニウムの量が5〜30重量%である毛髪脱
    色用粉末状組成物[II]とを備えた毛髪脱色用粉末状組
    成物セット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の毛髪脱色用粉末状組成
    物セットからなる第1剤と、過酸化水素を含有する第2
    剤とを備えた2剤型毛髪脱色剤セット。
  5. 【請求項5】 前記毛髪脱色用粉末状組成物[II]が、 過硫酸塩を20〜35重量%の量で、 ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネ
    シウム、炭酸水素ナトリウムおよび炭酸ナトリウムから
    なる群から選択されるいずれか1種以上のアルカリ剤を
    65〜80重量%の量で含有し、かつ、 過硫酸アンモニウムの量が5〜15重量%である毛髪脱
    色用粉末状組成物[IIa]であることを特徴とする請求
    項3に記載の毛髪脱色用粉末状組成物セット。
  6. 【請求項6】 前記毛髪脱色用粉末状組成物[II]が、 過硫酸塩を37〜50重量%の量で、 ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、炭酸マグネ
    シウム、炭酸水素ナトリウムおよび炭酸ナトリウムから
    なる群から選択されるいずれか1種以上のアルカリ剤を
    50〜63重量%の量で含有し、かつ、 過硫酸アンモニウムの量が20〜30重量%である毛髪
    脱色用粉末状組成物[IIb]であることを特徴とする請
    求項3に記載の毛髪脱色用粉末状組成物セット。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の毛髪脱色用粉
    末状組成物セットからなる第1剤と、過酸化水素を含有
    する第2剤とを備えた2剤型毛髪脱色剤セット。
JP2002144475A 2002-05-20 2002-05-20 毛髪脱色用粉末状組成物、2剤型毛髪脱色剤セット Expired - Lifetime JP3986364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144475A JP3986364B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 毛髪脱色用粉末状組成物、2剤型毛髪脱色剤セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144475A JP3986364B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 毛髪脱色用粉末状組成物、2剤型毛髪脱色剤セット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003335645A true JP2003335645A (ja) 2003-11-25
JP3986364B2 JP3986364B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=29704141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002144475A Expired - Lifetime JP3986364B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 毛髪脱色用粉末状組成物、2剤型毛髪脱色剤セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3986364B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239723A (ja) * 2004-01-29 2005-09-08 L'oreal Sa 還元剤及び/又は酸化剤を通って蒸気を浸透させることによって得られた化粧組成物の、ケラチン繊維をトリートメントするための使用
JP2009526836A (ja) * 2006-03-09 2009-07-23 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 増粘毛髪染色剤及び脱色組成物
JP2010143915A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 L'oreal Sa 無機塩基の存在下で着色または明色化する方法及びキット
JP2013213072A (ja) * 2013-07-23 2013-10-17 Mandom Corp 毛髪脱色剤
JP2023554094A (ja) * 2020-12-18 2023-12-26 ロレアル ケラチン繊維を明色化するための方法
JP2023554095A (ja) * 2020-12-18 2023-12-26 ロレアル ケラチン繊維を明色化する方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239723A (ja) * 2004-01-29 2005-09-08 L'oreal Sa 還元剤及び/又は酸化剤を通って蒸気を浸透させることによって得られた化粧組成物の、ケラチン繊維をトリートメントするための使用
JP2009526836A (ja) * 2006-03-09 2009-07-23 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 増粘毛髪染色剤及び脱色組成物
JP2010143915A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 L'oreal Sa 無機塩基の存在下で着色または明色化する方法及びキット
JP2013213072A (ja) * 2013-07-23 2013-10-17 Mandom Corp 毛髪脱色剤
JP2023554094A (ja) * 2020-12-18 2023-12-26 ロレアル ケラチン繊維を明色化するための方法
JP2023554095A (ja) * 2020-12-18 2023-12-26 ロレアル ケラチン繊維を明色化する方法
JP7704864B2 (ja) 2020-12-18 2025-07-08 ロレアル ケラチン繊維を明色化するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3986364B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5888484A (en) Composition for bleaching hair
JP2018535233A5 (ja)
JP2018535232A5 (ja)
ES2320243T3 (es) Agente para el tratamiento oxidante, en particular en forma de gel transparante.
KR880012205A (ko) 알칼리 pH에서 옥화물과 과산화수소와 협동으로 5.6-디히드록시인돌로서 케라틴섬유를 염색하는 방법
JPH0249716A (ja) 塗付可能のペースト状毛髪処置剤を仕上げるための二成分調材
JPH1112140A (ja) 毛髪を脱色するための処理剤
JP2018535269A5 (ja)
CN112739310A (zh) 通过使用可生物降解络合剂而减少的在漂白期间的毛发损伤
RU2669345C2 (ru) Состав для обесцвечивания волос
JP2003335645A (ja) 毛髪脱色用粉末状組成物、2剤型毛髪脱色剤セット
JP2950762B2 (ja) 毛髪脱色剤
JPH08175940A (ja) 染毛方法及びそれに用いる染毛剤組成物
JPH08157345A (ja) 毛髪脱色染色方法及び毛髪脱色染色用粘性液
RU2066179C1 (ru) Средство для обесцвечивания волос "блондотон"
JP2003034620A (ja) 毛髪化粧料、脱色剤、染毛剤、脱色用品、及び染毛用品
JPH01149708A (ja) 毛髪処理用組成物
EP0241707A2 (en) Hair dyeing process and composition
JP5395359B2 (ja) 脱染剤組成物
JP6543454B2 (ja) 毛髪化粧料組成物および毛髪処理方法
RU2752676C2 (ru) Состав для обесцвечивания волос
JPH04202120A (ja) 脱色剤用組成物
JP2005206514A (ja) 酸化染毛剤
JP3343232B2 (ja) ケラチン質繊維染色及び脱色剤
JP2002302427A (ja) 毛髪の脱色処理剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060623

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3986364

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term