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JP2003335619A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

Info

Publication number
JP2003335619A
JP2003335619A JP2002137927A JP2002137927A JP2003335619A JP 2003335619 A JP2003335619 A JP 2003335619A JP 2002137927 A JP2002137927 A JP 2002137927A JP 2002137927 A JP2002137927 A JP 2002137927A JP 2003335619 A JP2003335619 A JP 2003335619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
skin
genus
extract
glycogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002137927A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Yamashita
洋美 山下
Atsuko Ogawa
篤子 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noevir Co Ltd filed Critical Noevir Co Ltd
Priority to JP2002137927A priority Critical patent/JP2003335619A/ja
Publication of JP2003335619A publication Critical patent/JP2003335619A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保湿効果が高く、また、しわ等皮
膚の老化症状の改善効果,肌荒れ改善効果が相乗的に向
上した皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】 グリコーゲンと、各種生薬,植物
抽出物,セラミド,酵母抽出物,核酸類,ヒドロキシ脂
肪酸類といった通常用いられる細胞賦活剤から選択され
る1種又は2種以上を併用して皮膚外用剤に含有させる
ことにより、優れた保湿効果が得られ、しわ等皮膚の老
化症状の改善効果,肌荒れ改善効果の相乗的な向上が得
られる。またグリコーゲンとしては、イガイより抽出さ
れたものを用いることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保湿効果が高く、
しわ等皮膚の老化症状の改善効果,肌荒れ改善効果が相
乗的に向上した皮膚外用剤に関する。更に詳しくは、グ
リコーゲンと、細胞賦活剤から選択される1種又は2種
以上を併用して成る皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加齢,紫外線曝露等によリ、皮膚
の角質層及び表皮細胞,真皮細胞がダメージを受け、表
皮の細胞数が減少、表皮細胞の代謝が低下して皮膚のタ
ーンオーバー速度が遅くなり、真皮においてはヒアルロ
ン酸の減少、コラーゲンやエラスチンなどの変性が起こ
り、しわの形成や弾性の低下といった皮膚の老化や肌荒
れ症状の原因となることが知られている。これらの進行
を防止あるいは改善するため、多くの皮膚外用剤が提案
されてきた。最近では自然志向及び植物志向を反映して
か、植物抽出成分において、真皮マトリックスの構成成
分であるコラーゲンやエラスチン,ヒアルロン酸等の分
解を抑制したり、これらの産生を促進したりする成分、
表皮細胞や真皮線維芽細胞を賦活化する成分の検索が盛
んに行われている。
【0003】たとえば、表皮細胞を賦活化する成分とし
ては、パセリ抽出物とブナの木抽出物の併用(特開平1
1−335257)等が開示されている。また、線維芽
細胞の賦活或いは増殖促進剤としては、ビワ抽出物(特
公平5−17206),α−ヒドロキシ酢酸(特開平5
−112422),α−ヒドロキシ酸のステロールエス
テル(特開平8−104632),6-ベンジルアミノプ
リン(特開平7−233037),特定のリボヌクレア
ーゼ(特開平7−309778),L-リシル-L-グリシ
ル-L-ヒスチジン(特開平7−316192),乳汁由
来線維芽細胞増殖因子(特開平8−119867),酸
化型コエンザイムA(特開平8−175961)、アー
モンド、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキ
ュウ、センブリ、ソウハクヒ、トウニン、ニンジン、ホ
ップ、ムクゲ、ヨクイニン(特開平10−36279)
等が、コラーゲン代謝改善剤としてはケイ酸関連物質
(特開平7−188036)が、コラーゲン合成促進剤
としてはグリシン,プロリン,アラニン併用系(特開平
7−194375)が、ヒアルロン酸産生促進剤として
は、牛血清の分子量5,000以下の低分子量画分(特
開平8−239404),酵母エキス(特開平8−16
3983)等が開示されている。
【0004】しかしながら、上記した細胞賦活効果を有
する成分等の中には、作用効果が不十分であったり、安
定性が悪かったりして、皮膚外用剤基剤中に含有させた
場合、有効な効果を得るにはかなりの量を含有させなけ
ればならないものも存在していた。また、好ましくない
副作用や刺激性等を有していたり、製剤安定性に悪影響
を及ぼすものや、臭いや色の点で外用剤に配合しにくい
もの、一定の作用,品質を維持することの困難なものも
多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、保湿効果が高く、また、しわ等皮膚の老化症状の改
善効果,肌荒れ改善効果が相乗的に向上した皮膚外用剤
を得ることを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するべく
種々検討したところ、グリコーゲンと、各種生薬,植物
抽出物,セラミド,酵母抽出物,核酸類,ヒドロキシ脂
肪酸類といった通常用いられる細胞賦活剤から選択され
る1種又は2種以上を併用して皮膚外用剤に含有させる
ことにより、優れた保湿効果が得られ、しわ等皮膚の老
化症状の改善効果,肌荒れ改善効果の相乗的な向上が得
られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】グリコーゲンについては、保湿剤としての
利用(特開昭62−178505,特開昭63−290
809)や、線維芽細胞増殖作用(特開平11−255
657)などが報告されている。
【0008】また、細胞賦活剤については、肌荒れ改善
効果等を期待して、古くから皮膚外用剤に配合されてい
るが、グリコーゲンと、細胞賦活剤とを併用することに
より得られる本発明の効果は、これまで全く示唆すらさ
れていない。
【0009】
【発明の実施の形態】グリコーゲンは、デンプン,アミ
ロペクチンと同様にD−グルコースより構成されるホモ
多糖であり、グルコースのα−1,4結合の糖鎖から、
グルコースおよそ3単位おきに1本程度の割合に平均重
合度12〜18の分枝をα−1,6結合で出し、さらに
それも枝分かれした網状構造を形成している。
【0010】本発明で使用するグリコーゲンの供給源と
しては、動物由来,植物由来の別を問わない。動物とし
ては、例えば、ホタテ,アワビ,牡蛎,イガイ,アコヤ
貝等の貝類、ウシ,豚の肝臓等が挙げられる。植物とし
ては、例えばトウモロコシ,オオムギ,米等の種子が挙
げられる。
【0011】本発明で用いるグリコーゲンの抽出方法
は、特に制限はなく、任意の方法を採用することができ
る。一般的な調製方法を示すと、グリコーゲンを含有す
る生物組織を粉砕などにより抽出しやすい状態とした
後、生物組織の固形分に対し3〜20重量倍の熱水を加
えて抽出し、蛋白質,その他の不溶物を遠心分離などで
除去する。得られた抽出液をそのまま若しくはトリクロ
ロ酢酸などで処理し蛋白質を除去した後、この処理液に
メタノール,エタノール,アセトン等の有機溶媒を添加
しグリコーゲンを沈殿させるか若しくはスプレードラ
イ,凍結乾燥などの手法を用いて乾燥し、粉末状のグリ
コーゲンを得る。
【0012】また、前記動植物等を基原とする市販品を
用いてもよい。それらの中でも、ムラサキイガイ(Myti
lus edulis)等のイガイ類から抽出したグリコーゲンが
優れた皮膚の損傷修復作用を有するため、最も好ましく
使用できる。
【0013】本発明においては、上述のグリコーゲン
と、細胞賦活剤から選択される1種又は2種以上を併用
して皮膚外用剤基剤に含有させる。
【0014】かかる細胞賦活剤としては、セラミド類及
びセラミド類似構造物質、酵母抽出物及び酵母培養上
清、カッコン,トウチュウカソウ,レイシ,アマニンの
各生薬抽出物、アスパラガス(Asparagus)属植物,ア
カバナ(Epilobium)属植物,アボカド(Persea americ
ana Mill.),アロエ(Aloe)属植物,アンズ(Prunus
armeniaca L. var. ansu Maxim.),イチョウ(Ginkgo
biloba L.),イヌブナ(Fagus japonica Maxim.),オ
オニンニク(Allium sativum L. f. pekinense Makin
o),オタネニンジン(Panax ginseng C.A.Meyer),カ
ミツレ(Matricariachamomilla L.),キハダ(Phellod
endron amurense Rupr.)及びその同属植物,キュウリ
Cucumis sativus L.),キンセンカ(Calendula arve
nsis L.),ゲットウ(Alpinia speciosa (Wendl.) K.
Schum.),シイタケ(Lentinus edodes Sing.),シナ
サルナシ(キウイ)(Actinidia chinensis Planc
h.),スギナ(Equisetum arvense L.),セイヨウトチ
ノキ(Aesculus hippocastanum L.),セイヨウニンニ
ク(Allium sativum L.),セイヨウノコギリソウ(Ach
illea aplina L. ; Achillea sibilica Ledeb.),セン
ブリ(Swertia japonica Makino),タマサキツヅラフ
ジ(Stephania cepharantha Hayata),チシャ(レタ
ス)(Lactuca sativa L.),ツバメオモト(Clintonia
udensis Trautv. et Mey. ; Clintonia borealis),
トウガラシ(Capsicum annuum L.),トウキンセンカ
Calendula officinalis L.),ドクダミ(Houttuynia
cordata Thunb.),トチノキ(Aesculus turbinata Bl
ume),ブクリョウ(マツホド)(Poria cocos Wol
f),ブドウ(Vitis vinifera L.),ブナ(Fagus cren
ata Blume),ヘチマ(Luffa cylindrica M.Roemen),
ベニバナ(Carthamus tinctorius L.),マンネンロウ
Rosmarinus officinalis L.),ミカン(Citrus)属
植物,ムクロジ(Sapindus mukurossi Gaertn.),ムラ
サキ(Lithospermum officinale L.var. erythrorhizon
Maxim.),ヤナギ科(Saliceae)植物,ユーカリノキ
Eucalyptus)属植物,ユリ(Lilium)属植物,ワタス
ゲ(Eriophorum L.)属植物の各抽出物、ヒドロキシ脂
肪酸及びその塩並びに誘導体、核酸及びその関連物質、
卵殻膜より抽出されたタンパク質、セリシン及びその加
水分解物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物、藻類抽
出物、ニガリ成分、ビタミンA類、ビタミンB 2類、ビ
タミンB6類、ニコチン酸及びその塩並びに誘導体、エ
ルゴカルシフェロール,コレカルシフェロール等のビタ
ミンD類、ビタミンH類、ヒト及びウシ等の哺乳動物の
脾臓抽出物、塩基性及び酸性線維芽細胞増殖因子、上皮
細胞増殖因子が好ましいものとして例示され、これらか
ら1種又は2種以上を選択して用いる。
【0015】セラミドは、スフィンゴシン又はその類似
塩基のN−アシル誘導体であり、天然セラミドのほか、
フィトスフィゴシン含有セラミド、N−(ヘキサデシロ
キシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキ
サデカナミド、N−アシルスルファイゴシン含有セラミ
ド、スフィンゴミエリン、フィトスフィンゴシンなどの
合成セラミド、セラミド類似化合物がある。また、セラ
ミド誘導体としては、例えばグルコシルセラミド,ガラ
クトシルセラミド等が挙げられ、これらのセラミド誘導
体も通常公知の方法を用いて製造することが可能であ
る。
【0016】本発明においては、一般的にいうタイプ1
〜タイプ6等各種構造のセラミド、例えばN−ステアロ
イルフィトスフィンゴシン(コスモファーム社製セラミ
ドIII)、ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン
(コスモファーム社製セラミドVI)等や、コメヌカ由来
のセラミド等の天然物から抽出したものを用いることも
できる。
【0017】これらのセラミド類及びセラミド類似構造
物質は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることが
でき、全組成中に0.0001〜20重量%配合するの
が好ましく、特に0.01〜10重量%配合することが
好ましい。
【0018】酵母抽出物としては、酵母の極性溶媒によ
る抽出物、酵母を自己消化,酸加水分解又は酵素分解等
により溶菌させた後ろ過したもの、あるいは前記溶菌液
を乾燥し、それから極性溶媒で抽出したものを用いるこ
とができる。抽出には、エレマスクス(Eremascus
属,エンドミセス(Endomyces)属等エンドミセタセア
Endomycetaceae)科に属する酵母や、シゾサッカロミ
セス(Schizosaccharomyces)属,ナドソニア(Nadsoni
a)属,サッカロミコデス(Saccharomycodes)属,ハン
セニアスポラ(Hanseniaspora)属,ウィッカーハミア
Wickerhamia)属,サッカロミセス(Saccharomyces
属,クルイベロミセス(Kluyveromyces)属,ロッデロ
ミセス(Lodderomyces)属,ウィンゲア(Wingea)属,
エンドミコプシス(Endomycopsis)属,ピキア(Pichi
a)属,ハンセヌラ(Hansenula)属,パキソレン(Pach
ysolen)属、シテロミセス(Citeromyces)属,デバリ
オミセス(Debaryomyces)属,シュワンニオミセス(Sc
hwanniomyces)属,デッケラ(Dekkera)属,サッカロ
ミコプシス(Saccharomycopsis)属,リポミセス(Lipo
myces)属等のサッカロミセタセア(Saccharomycetacea
e)科に属する酵母、スペルモフソラ(Spermophthora
属,エレモテシウム(Eremothecium)属,クレブロテシ
ウム(Crebrothecium)属,アシュブヤ(Ashbya)属,
ネマトスポラ(Nematospora)属,メトシュニコウィア
Metschnikowia)属,コッキディアスクス(Coccidias
cus)属等のスペルモフソラセア(Spermophthoraceae
科に属する酵母などの子のう菌酵母が好ましく用いられ
る。
【0019】抽出溶媒としては、水のほか、メタノー
ル,エタノール,プロパノール,イソプロパノール等の
低級アルコール、1,3−ブチレングリコール,プロピ
レングリコール,ジプロピレングリコール,グリセリン
等の多価アルコール、ジエチルエーテル,ジプロピルエ
ーテル等のエーテル類、酢酸エチル,酢酸ブチル等のエ
ステル類、アセトン,エチルメチルケトン等のケトン類
などの極性有機溶媒を用いることができ、これらから1
種又は2種以上を選択して用いる。また、生理食塩水,
リン酸緩衝液,リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよ
い。酵母は凍結乾燥及び/又は粉砕してから抽出に供し
てもよく、抽出溶媒中でホモジナイズしたり、超音波破
砕を行ってもよい。また培地中で紫外線照射して、抽出
物を得ることもできる。抽出温度としては、0℃程度か
ら抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽
出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なる
が、1時間〜5日間程度とするのが適切である。
【0020】酵母の培養上清は、MY培地等の酵母培養
用の培地を用いて15℃〜28℃で3日〜4週間ほど培
養した後、培養上清を回収し、メンブランフィルターに
てろ過して得る。
【0021】酵母の上記極性溶媒による抽出物又は培養
上清は、そのままでも本発明に係る皮膚外用剤に含有さ
せることができるが、濃縮,乾固したり、又は濃縮,乾
固物を水や極性溶媒に再度溶解したり、あるいは生理作
用を損なわない範囲で脱色,脱臭,脱塩等の精製処理や
分散処理を行った後に用いてもよい。また保存のため、
精製処理の後凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いる
こともできる。また、リポソーム等のベシクルやマイク
ロカプセル等に内包させて含有させることもできる。
【0022】なお酵母抽出物又は培養上清は、上記した
ようにして調製したものを用いてもよいが、医薬品や化
粧料用の「酵母エキス」として市販されているものを用
いてもよい。本発明においては、これら酵母抽出物及び
酵母培養上清から1種又は2種以上を選択して用いる。
皮膚外用剤全量当たりの含有量としては、特に限定され
ないが、0.0001〜10.0重量%程度とするのが
適切である。
【0023】生薬カッコン(Puerariae Radix)は、マ
メ科(Leguminosae)に属する多年草であるクズ(Puera
ria lobata Ohwi)の周皮を除いた根であり、日本産,
韓国産及び中国産の角カッコン,板カッコン及び粉カッ
コンを用いることができる。
【0024】生薬トウチュウカソウは、蝶蛾類鱗翅目及
び鞘翅目の昆虫またはその幼虫に寄生してその体内に菌
核を形成し、夏季に宿主である昆虫またはその幼虫の体
表面に形成される子実体であり、コルダイセプシネンシ
ス(Cordyceps sinensis),セミタケ(Cordyceps sobo
lifera B.),サナギタケ(Cordyceps militaris Lin
k),ミミカキタケ(Cordyceps nutans Pat.)等の子実
体を用いることができる。
【0025】生薬レイシは、マンネンタケ科(Ganoderm
ataceae)に属する担子菌類であるマンネンタケ(Ganod
erma lucidum (Leyss. ex Fr.) Karst)の子実体を乾燥
させたものであり、白鶴レイシ,鹿角レイシ等を用いる
ことができる。
【0026】生薬アマニン(Lini Semen)は、アマ科
Linaceae)の一年生草本であるアマ(Linum usitatis
imum L.)の種子である。
【0027】アスパラガス(Asparagus)属植物は、ユ
リ科(Liliaceae)に属する多年草で、生薬「テンモン
ドウ」の基原植物であるクサスギカズラ(Asparagus co
chinchinensis Merrill)のほか、ヤナギバテンモンド
ウ(Asparagus falcatus L.),クサナギカズラ(Aspar
agus medeoloides Thunb.),タチテンモンドウ(Aspar
agus myriocladus Hort.),オランダキジカクシ(Aspa
ragus officinalis L.)等が例示される。花,葉,茎,
根,果実等の各部位を用いることができるが、根又は
茎,葉状枝を用いることが好ましい。
【0028】アカバナ(Epilobium)属植物は、アカバ
ナ(Onagraceae)科植物に属する多年草で、生薬「コウ
カイシ」の基原植物であるヤナギラン(Chamaenerion a
ngus tifolium (L.) Scop. ; Epilobium angustifolium
L.)の他、アカバナ(Epilobium pyrricholophum Fr. e
t Sav.),イワアカバナ(Epilobium cephalostigm
a),ヒメアカバナ(Epilobium fauriei),ミヤマアカ
バナ(Epilobium foucaudianum),ホソバアカバナ(Ep
ilobium palustre),エピロビウム・ラチオフォリウム
Epilobium latiofolium)等が例示される。花,葉,
茎,根,果実等これらの各部位を用いることができる
が、根又は茎,葉状枝を用いることが好ましい。
【0029】アボカド(Persea americana Mill.)は、
クスノキ科(Lauraceae)に属する高木で、花,葉,枝
幹,果実等の各部位を用いることができるが、果実を用
いることが好ましい。
【0030】アロエ(Aloe)属植物は、ユリ科(Liliac
eae)に属する木本性多肉植物で、生薬「アロエ」(Alo
e)の基原植物として用いられる。アロエ フェロクス
Aloe ferox Mill.),アロエ アフリカーナ(Aloe a
fricana Mill.),アロエスピカタ(Aloe spicata Bake
r),アロエ スコトリナ(Aloe succotrina Lam.),
アロエ プリカティリス(Aloe plicatilis Mill.),
アロエ バイネシイ(Aloe bainesii Th. Dyer.),ア
ロエ マルロチイ(Aloe marlothii Bgr.),アロエ
ペリー(Aloe perryi Baker),アロエ ベラ(Aloe ve
ra L.),バルバドスアロエ(Aloe barbadensis Mil
l.)や、キダチアロエ(Aloe arborescensMill.,Aloe
arborescens Mill. var. natalensis Berg.)等が例示
され、葉,花茎,花等の各部位及び全草を用いることが
できるが、葉部を用いることが好ましい。
【0031】アンズ(Prunus armeniaca L. var. ansu
Maxim.)は、バラ科(Rosaceae)に属する落葉小高木
で、花,葉,枝,果実,種子等各部位を用いることがで
るが、果実及び種子を用いることが好ましい。
【0032】イチョウ(Ginkgo biloba L.)は、イチョ
ウ科(Ginkgoaceae)に属する雌雄異株の落葉高木で、
葉,枝,樹皮,花,種子等の各部位及び全木を用いるこ
とができるが、葉又は種子を用いることが好ましい。
【0033】イヌブナ(Fagus japonica Maxim.)及び
ブナ(Fagus crenata Blume)は、ブナ科(Fagaceae
に属する落葉高木で、葉,枝,樹皮,花,果実等の各部
位及び全木を用いることができるが、葉又は樹皮あるい
は幼芽を用いることが好ましい。
【0034】オオニンニク(Allium sativum L. f. pek
inense Makino)及びセイヨウニンニク(Allium sativu
m L.)は、ユリ科(Liliaceae)に属する多年草で、生
薬「タイサン(Allii Bulbus)」の基原植物である。
葉,茎,りん茎等各部位を用いることができるが、りん
茎を用いることが好ましい。
【0035】オタネニンジン(Panax ginseng C. A. Me
yer)は、ウコギ科(Araliaceae)に属する多年草で、
生薬「ニンジン(Ginseng Radix)」の基原植物であ
る。花,茎,葉,根等各部位を用いることができるが、
根を用いることが好ましい。
【0036】カミツレ(Matricaria chamomilla L.)
は、キク科(Compositae)に属する1年草又は越年草
で、生薬「カミツレ(Chamomillae Flos)」の基原植物
である。葉,茎,根,頭状花等の各部位及び全草を用い
ることができるが、頭状花を用いることが好ましい。
【0037】キハダ(Phellodendron amurense Rupr.)
は、ミカン科(Rutaceae)に属する雌雄異株の落葉高木
で、生薬「オウバク(Phellodendri Cortex)」の基原
植物である。同属植物としては、オオバノキハダ(Phel
lodendron amurense var. japonica Ohwi),ミヤマキ
ハダ(Phellodendron amurense var. lavallei Spra
g.),ヒロハキハダ(Phellodendron amurense var. sa
chalinense Fr. Schmidt.),黄皮樹(Phellodendron c
hinense Schneid.)が挙げられる。これらの花,葉,枝
幹,樹皮,根,核果等各部位を用いることができるが、
樹皮を用いることが好ましい。
【0038】キュウリ(Cucumis sativus L.)は、ウリ
科(Cucurbitaceae)に属する蔓性1年草で、葉,茎,
花,果実等の各部位及び全草を用いることができるが、
果実を用いることが好ましい。
【0039】キンセンカ(Calendula arvensis L.)及
びトウキンセンカ(Calendula officinalis L.)は、キ
ク科(Compositae)に属する1年生あるいは2年生草本
で、葉,茎,花,根等の各部位及び全草を用いることが
できるが、花を用いることが好ましい。
【0040】本発明において用いるゲットウ(Alpinia
speciosa (Wendl.) K. Schum.)は、ショウガ科(Zing
iberaceae)に属する多年草で、葉,茎,花,根等の各
部位を用いることができるが、葉若しくは花を用いるこ
とが好ましい。
【0041】シイタケ(Lentinus edodes Sing.)は、
マツタケ科(Agaricaceae)に属するキノコで、かさ,
茎及び全体を用いることができる。
【0042】シナサルナシ(キウイ)(Actinidia chin
ensis Planch.)は、マタタビ科(Actinidiaceae)に属
する常緑の蔓性植物で、花,葉,茎,果実等各部位を用
いることができるが、果実を用いることが好ましい。
【0043】スギナ(Equisetum arvense L.)は、スギ
ナ科(Equisetaceae)に属する多年生シダ植物で、地下
茎,胞子茎,栄養茎の各部位及び全草を用いることがで
きるが、全草を用いることが好ましい。
【0044】セイヨウトチノキ(Aesculus hippocastan
um L.)及びトチノキ(Aesculus turbinata Blume)
は、トチノキ科(Hippocastanaceae)に属する落葉高木
で、葉,枝,樹皮,花,果実等の各部位及び全木を用い
ることができるが、葉,樹皮又は果実を用いることが好
ましい。
【0045】セイヨウノコギリソウ(Achillea aplina
L. ; Achillea sibilica Ledeb.)は、キク科(Composi
tae)に属する多年草で、花,葉,茎等の各部位を用い
ることができるが、全草を用いることが好ましい。
【0046】センブリ(Swertia japonica Makino)
は、リンドウ科(Gentianaceae)に属する二年草で、生
薬「センブリ(Swertiae Herba)」の基原植物である。
花,葉,茎等の各部位を用いることができるが、全草を
用いることが好ましい。
【0047】タマサキツヅラフジ(Stephania cepharan
tha Hayata)は、ツヅラフジ科(Menispermaceae)に属
する多年生蔓性の植物で、葉,花,茎,根,種子等の各
部位を用いることができるが、根を用いることが好まし
い。
【0048】チシャ(レタス)(Lactuca sativa L.)
は、キク科(Compositae)に属する越年性草本で、花,
葉,茎等の各部位を用いることができるが、葉を用いる
ことが好ましい。
【0049】ツバメオモト(Clintonia udensis Traut
v. et Mey. ; Clintonia borealis)は、ユリ科(Lilia
ceae)に属する多年草で、生薬「雷公七」の基原植物で
ある。花,葉,茎等の各部位を用いることができるが、
葉を用いることが好ましい。
【0050】トウガラシ(Capsicum annuum L.)は、ナ
ス科(Solanaceae)に属する低木状の木質多年草で、生
薬「トウガラシ(Capsici Fructus)」の基原植物であ
る。花,葉,茎,果実等の各部位を用いることができる
が、果実を用いることが好ましい。
【0051】トウキンセンカ(Calendula officinalis
L.)はキク科(Compositae)に属する1年草若しくは2
年草で、花,葉,茎,果実等の各部位を用いることがで
きるが、花を用いることが好ましい。
【0052】ドクダミ(Houttuynia cordata Thunb.)
は、ドクダミ科(Saururaceae)に属する多年草で、生
薬「ジュウヤク(Houttuyniae Herba)」の基原植物で
ある。花,葉,茎等の各部位を用いることができるが、
開花期前の全草を用いることが好ましい。
【0053】ブクリョウ(マツホド)(Poria cocos Wo
lf)は、サルノコシカケ科(Polyporaceae)に属し、生
薬「ブクリョウ(Hoelen)」の基原植物である。本発明
には、外層をほとんど除去した菌核を用いることが好ま
しい。
【0054】ブドウ(Vitis vinifera L.)は、ブドウ
科(Vitaceae)に属する落葉の蔓性植物で、花,葉,
茎,果実,種子等の各部位を用いることができるが、種
子を用いることが好ましい。
【0055】ヘチマ(Luffa cylindrica M. Roemen)
は、ウリ科(Cucurbitaceae)に属する一年生の蔓性植
物で、花,葉,茎,果実,果汁,樹液等の各部位を用い
ることができるが、茎又は果実,果汁,樹液を用いるこ
とが好ましい。
【0056】ベニバナ(Carthamus tinctorius L.)
は、キク科(Compositae)に属する一年草又は越年草
で、生薬「コウカ(Carthami Flos)」の基原植物であ
る。花,葉,茎,種子等の各部位を用いることができる
が、花を用いることが好ましい。
【0057】マンネンロウ(Rosmarinus officinalis
L.)は、シソ科(Labiatae)に属する常緑低木で、葉,
枝,樹皮,花等の各部位及び全木を用いることができる
が、葉を用いることが好ましい。
【0058】ミカン(Citrus)属植物は、ミカン科(Ru
taceae)に属する常緑果樹で、ライム(Citrus auranti
folia Swingle),ダイダイ(Citrus aurantium L.),
ベルガモット(Citrus bergamia Risso et Poit.),レ
モン(Citrus limon Burm.),ナツミカン(Citrus nat
sudaidai Hayata),スイートオレンジ(Citrus sinens
is Osbeck),ネーブルオレンジ(Citrus sinensis Osb
eck var. brasiliensis Tanaka),カボス(Citrus sph
aerocarpa Hort. ex Tanaka),ウンシュウミカン(Cit
rus unshiu Marcovitch)等が好ましいものとして例示
される。花,葉,枝幹,果実,果皮等の各部位を用いる
ことができるが、葉,果実又は果皮を用いることが好ま
しい。
【0059】ムクロジ(Sapindus mukurossi Gaertn.)
は、ムクロジ科(Sapindaceae)に属する落葉高木で、
花,葉,枝幹,樹皮,果実等の各部位を用いることがで
きるが、果皮又は樹皮を用いることが好ましい。
【0060】ムラサキ(Lithospermum officinale L. v
ar. erythrorhizon Maxim.)は、ムラサキ科(Boragina
ceae)に属する多年草で、生薬「シコン(Lithospermi
Radix)」の基原植物である。花,葉,茎,根等の各部
位を用いることができるが、根を用いることが好まし
い。
【0061】ヤナギ科(Saliceae)植物としては、ケシ
ョウヤナギ属のケショウヤナギ(Chosenia arbutifolia
(Pallas) A. Skvortz ; Chosenia bracteosa Nakai)、
ハコヤナギ(ヤマナラシ,ポプラ)属のハコヤナギ(ヤ
マナラシ)(Populus sieboldi Miq.),デロ(ドロノ
キ)(Populus maxmowiczii Henry),ウラジロハコヤナ
ギ(ギンドロ)(Populus alba L.),アメリカクロヤマ
ナラシ(Populus deltoidesMarsh.;Populus monilifera
Ait.;Populus angulata Aiv.),コトカケヤナギ(Populu
s euphratica Oliv.),ヨーロッパクロヤマナラシ(Popu
lus nigra L.),セイヨウハコヤナギ(Populus nigra va
r. italica Koehne),ヨーロッパヤマナラシ(Populus t
remula)、ヤナギ属のカスピヤナギ(Salix acutifolia
L.),ヨーロッパヤナギ(Salix alba L. ; Salix aurea
Salisb.),シダレヤナギ(イトヤナギ)(Salix babylon
ica L.),ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)(Salix bakk
o Kimura),アカメヤナギ(Salix chaenomeloides Kimur
a),ナガバカワヤナギ(Salix gilgiana Seemen.),ネコ
ヤナギ(エノコロヤナギ,カワヤナギ)(Salix gracili
styla Miq.),イヌコリヤナギ(Salix integra Thun
b.),シバヤナギ(Salix japonica Thunb.),キヌヤナギ
(Salix kinuyanagi Kimura),コリヤナギ(Salix koriya
nagi Kimura ; Salix purpurea var.japonica Nakai),
フリソデヤナギ(Salix leucopithecia Kimura),ウンリ
ュウヤナギ(Salix matsudana Koidz.),タカネイワヤナ
ギ(レンゲイワヤナギ)(Salix nakamurana Koidz.),
クロヤナギ(Salix nigra),ムラサキヤナギ(Salix purp
urea L.),オノエヤナギ(カラフトヤナギ)(Salix sac
halinensis Fr.Schm.),ミヤマヤナギ(ミネヤナギ)(S
alix reinii Fr.et Sav.),ヤマヤナギ(Salix sieboldi
ana Bl.),タイリクキヌヤナギ(Salix viminalis L ; S
alix longifolia Lam.) ,キツネヤナギ(イワヤナギ)
(Salix vulpina)、オオバヤナギ属のオオバヤナギ(Tois
usu urbaniana ; Salixurbaniana)等が例示され、樹
皮,葉及び雌花が好ましく用いられる。かかるヤナギ科
Saliceae)植物は、サリシンを多く含み、このサリシ
ンを単独で用いてもよい。
【0062】ユーカリノキ(Eucalyptus)属植物として
は、まずユーカリノキ(Eucalyptusglobulus Labill.)
及びその近縁植物が挙げられ、これらはフトモモ科(My
rtaceae)に属する常緑高木であって、生薬「ユーカリ
油」(Oleum Eucalypti)の基原植物である。近縁植物
としては、ユーカリプタス ポリブラクテア(Eucalypt
us polybractea R. T. Baker),ユーカリプタス ディ
ベス(Eucalyptus dives Schauer.)が挙げられる。そ
の他、レモンユーカリ(Eucalyptus citriodoraHoo
k.),ユーカリプタス ピペリタ(Eucalyptus piperit
a Sm.),ユーカリプタス グンニイ(Eucalyptus gunn
ii Hook. fil.),ユーカリプタス マカルツリ(Eucal
yptus macarthuri Decne. Et Maiden),ユーカリプタ
ス ロストラタ(Eucalyptus rostrata Schlecht.),
ユーカリプタス スタイゲリアナ(Eucalyptus staiger
iana F. v. M.)等も用いることができる。葉,枝,樹
皮,花,果実等の各部位及び全木を用いることができる
が、葉を用いることが好ましい。
【0063】ユリ(Lilium)属植物としては、ヤマユリ
Lilium auratum Lindl.),マドンナリリー(Lilium
candidum L.),ヒメユリ(Lilium concolor Salis
b.),タカサゴユリ(Lilium formosanum Wallace),
ササユリ(Lilium japonicum Thunb. ex Houtt.),オ
ニユリ(Lilium lancifolium Thunb.),コオニユリ(L
ilium leichtlinii Hook. f. var. maximowiczii Bake
r),テッポウユリ(Liliumlongiflorum Thunb.),イ
ワトユリ(Lilium maculatum Thunb.),クルマユリ(L
ilium medeoloides A. Gray),リーガル・リリー(Lil
ium regale Wils.),オトメユリ(Lilium rebellum Ba
ker),カノコユリ(Lilium speciosum Thunb.)等が挙
げられる。これらはユリ科(Liliaceae)に属する多年
草で、葉,茎,花,りん茎等の各部位及び全草を用いる
ことができるが、りん茎を用いることが好ましい。
【0064】ワタスゲ(Eriophorum L.)属植物として
は、サギスゲ(Eriophorum gracil Koch subsp. corean
um (Palla) T. Koyama ; Eriophorum coreanum Pall
a),ワタスゲ(Eriophorum vaginatum L. subsp. faur
iei (E. G. Camus) T. Koyama ;Eriophorum faurei E.
G. Camus ; Scirpus faurei (E. G. Camu) T. Koyam
a),タカネクロスゲ(Eriophorum japonicum),エゾ
ワタスゲ(Eriophorum scheuchzerii var. tenuifoliu
m),チシマワタスゲ(Eriophorum scheuchzerii var.s
cheuchzerii)等が挙げられる。これらは、カヤツリグ
サ科(Cyperaceae)に属する多年草で、花,葉,茎,
根,小穂,綿毛等の各部位を用いることができる。
【0065】上記生薬及び植物の抽出物は、水のほか、
メタノール,エタノール,プロパノール,イソプロパノ
ール等の低級アルコール、1,3−ブチレングリコー
ル,プロピレングリコール,ジプロピレングリコール,
グリセリン等の多価アルコール、ジエチルエーテル,ジ
プロピルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル,酢酸ブ
チル等のエステル類、アセトン,エチルメチルケトン等
のケトン類などの極性有機溶媒、又は生理食塩水,リン
酸緩衝液,リン酸緩衝生理食塩水等を用いて、得ること
ができる。更に、水蒸気蒸留などの蒸留法を用いて抽出
する方法、植物体を圧搾して抽出物を得る圧搾法等が例
示され、これらの方法を単独で、又は2種以上を組み合
わせて抽出を行う。抽出物は、そのまま、若しくは濃
縮,乾固した後水や極性溶媒に再度溶解したり、あるい
はこれらの生理作用を損なわない範囲で脱色,脱臭,脱
塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィー
等による分画処理等を行ったりした後、用いることがで
きる。また、各社から医薬品,化粧料用原料として市販
されているものを用いることもできる。皮膚外用剤全量
あたりの配合量としては、抽出物の調製方法により異な
るが、0.0001〜10.0重量%とするのが適切で
ある。
【0066】ヒドロキシ脂肪酸としては、炭素数2〜3
0の2位又は3位に水酸基を有する、直鎖状又は分岐鎖
を有する飽和若しくは不飽和脂肪酸が好ましく用いられ
る。例えば、2−ヒドロキシエタン酸(グリコール
酸)、2−ヒドロキシプロパン酸(乳酸)、2−メチル
−2−ヒドロキシプロパン酸(メチル乳酸)、2−ヒド
ロキシブタン酸、2−ヒドロキシペンタン酸、2−ヒド
ロキシヘキサン酸、2−ヒドロキシヘプタン酸、2−ヒ
ドロキシオクタン酸、2−ヒドロキシノナン酸、2−ヒ
ドロキシデカン酸、2−ヒドロキシウンデカン酸、2−
ヒドロキシドデカン酸(2−ヒドロキシラウリン酸)、
2−ヒドロキシテトラデカン酸(2−ヒドロキシミリス
チン酸)、2−ヒドロキシヘキサデカン酸(2−ヒドロ
キシパルミチン酸)、2−ヒドロキシオクタデカン酸
(2−ヒドロキシステアリン酸)、2−ヒドロキシエイ
コサン酸(2−ヒドロキシアラキン酸)、2−ヒドロキ
シテトラコサン酸(セレブロン酸)、2−ヒドロキシ−
9−ウンデセン酸(2−ヒドロキシ−9−ウンデシレン
酸)、2−ヒドロキシ−10−ウンデセン酸(2−ヒド
ロキシ−10−ウンデシレン酸)、2−ヒドロキシ−c
is−15−テトラコセン酸(2−ヒドロキシネルボン
酸)、ラノリン由来の長鎖2−ヒドロキシ脂肪酸、3−
ヒドロキシプロパン酸、2−メチル−3−ヒドロキシプ
ロパン酸、3−ヒドロキシブタン酸、3−ヒドロキシペ
ンタン酸、3−ヒドロキシヘキサン酸、3−ヒドロキシ
ヘプタン酸、3−ヒドロキシオクタン酸、3−ヒドロキ
シノナン酸、3−ヒドロキシデカン酸、3−ヒドロキシ
ウンデカン酸、3−ヒドロキシドデカン酸(3−ヒドロ
キシラウリン酸)、3−ヒドロキシテトラデカン酸(3
−ヒドロキシミリスチン酸)、3−ヒドロキシヘキサデ
カン酸(3−ヒドロキシパルミチン酸)、3−ヒドロキ
シオクタデカン酸(3−ヒドロキシステアリン酸)、3
−ヒドロキシエイコサン酸(3−ヒドロキシアラキン
酸)、3−ヒドロキシテトラコサン酸、3−ヒドロキシ
−9−ウンデセン酸(3−ヒドロキシ−9−ウンデシレ
ン酸)、3−ヒドロキシ−10−ウンデセン酸(3−ヒ
ドロキシ−10−ウンデシレン酸)、及び3−ヒドロキ
シ−cis−15−テトラコセン酸(3−ヒドロキシネ
ルボン酸)、2,3−ジヒドロキシプロパン酸(グリセ
リン酸)、エリスロン酸,スレオン酸等の2,3,4−ト
リヒドロキシブタン酸、リボン酸,アラビノン酸,キシ
ロン酸,リキソン酸等の2,3,4,5−テトラヒドロキ
シペンタン酸、アロン酸、アルトロン酸、グルコン酸、
マンノン酸、グロン酸、イドン酸、ガラクトン酸、タロ
ン酸等の2,3,4,5,6−ペンタヒドロキシヘキサン
酸、グルコヘプトン酸、ガラクトヘプトン酸等の2,3,
4,5,6,7−ヘキサヒドロキシヘプタン酸、ヒドロキ
シメタンジカルボン酸(タルトロン酸)、1−ヒドロキ
シエタン−1,2−ジカルボン酸(リンゴ酸)、1,2−
ジヒドロキシエタン−1,2−ジカルボン酸(酒石
酸)、2−ヒドロキシプロパン−1,2,3−トリカルボ
ン酸(クエン酸)、グルカル酸,ムチン酸等の1,2,
3,4−テトラヒドロキシブタン−1,4−ジカルボン酸
等が挙げられる。これらヒドロキシ脂肪酸の塩として
は、ナトリウム塩,カリウム塩等のアルカリ金属塩、マ
グネシウム塩,カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩、
アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノ
ールアミン塩、D−,L−又はDL−アルギニン,リジ
ン,ヒスチジン等の塩基性アミノ酸塩等が挙げられる。
また、これらの誘導体としては、アルキル又はアルケニ
ルエステル、リン酸エステル、硫酸エステル、ホスファ
チジルエステル、コレステリルエステル,シトステリル
エステル,スチグマステリルエステル等のステロールエ
ステル、アミド等が挙げられる。本発明においては、こ
れらから1種又は2種以上を選択して用いる。皮膚外用
剤全量あたりの配合量としては、特に限定されないが、
0.0001〜10.0重量%程度とするのが適切であ
る。
【0067】核酸及びその関連物質としては、動植物の
各組織,酵母,細菌類等から抽出して得られたデオキシ
リボ核酸及びリボ核酸、アデノシン,グアノシン,イノ
シン,キサントシン,シチジン,ウリジン,リボチミジ
ン等のリボヌクレオシド、デオキシアデノシン,デオキ
シグアノシン,デオキシイノシン,デオキシキサントシ
ン,デオキシシチジン,デオキシウリジン,チミジン等
のデオキシリボヌクレオシド、アデノシン一リン酸,ア
デノシン二リン酸,アデノシン三リン酸,グアノシン一
リン酸,グアノシン二リン酸,グアノシン三リン酸,イ
ノシン一リン酸,イノシン二リン酸,イノシン三リン
酸,キサントシン一リン酸,キサントシン二リン酸,キ
サントシン三リン酸,シチジン一リン酸,シチジン二リ
ン酸,シチジン三リン酸,ウリジン一リン酸,ウリジン
二リン酸,リボチミジン一リン酸,リボチミジン二リン
酸,リボチミジン三リン酸等のリボヌクレオチド、デオ
キシアデノシン一リン酸,デオキシアデノシン二リン
酸,デオキシアデノシン三リン酸,デオキシグアノシン
一リン酸,デオキシグアノシン二リン酸,デオキシグア
ノシン三リン酸,デオキシイノシン一リン酸,デオキシ
イノシン二リン酸,デオキシイノシン三リン酸,デオキ
シキサントシン一リン酸,デオキシキサントシン二リン
酸,デオキシキサントシン三リン酸,デオキシシチジン
一リン酸,デオキシシチジン二リン酸,デオキシシチジ
ン三リン酸,デオキシウリジン一リン酸,デオキシウリ
ジン二リン酸,チミジン一リン酸,チミジン二リン酸,
チミジン三リン酸等のデオキシリボヌクレオチド、サイ
クリックアデノシンン一リン酸,サイクリックグアノシ
ン一リン酸,サイクリックシチジン一リン酸,サイクリ
ックウリジン一リン酸等の環状ヌクレオチド、補酵素
A,ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド,ニコチン
アミドアデニンジヌクレオチドリン酸,フラビンアデニ
ンジヌクレオチド等の補酵素類、及びこれらの塩などが
挙げられ、これらから1種又は2種以上を選択して用い
る。皮膚外用剤全量あたりの配合量としては、特に限定
されないが、0.0001〜10.0重量%程度とする
のが適切である。
【0068】卵殻膜から抽出したタンパク質としては、
卵殻膜として鶏卵,うずら等鳥類の卵殻の内側に付着し
ている膜を用い、これらから水及び有機溶媒の1種又は
2種以上により抽出したり、酸,アルカリ又は酵素処理
により、可溶化若しくは加水分解処理して得られるもの
を用いる。化粧料用原料として市販されているものを用
いることもできる。皮膚外用剤全量あたりの配合量とし
ては、特に限定されないが、0.0001〜10.0重
量%程度とするのが適切である。
【0069】セリシン及びその加水分解物は、蚕繭又は
生糸に含まれるセリシンを、アルカリ水溶液中又は酵素
処理により部分加水分解して溶出させたものを用いるこ
とができる。また、この溶出液を有機酸或いは無機酸に
よってpH3〜5に調整、若しくはメタノール,エタノ
ール,ジオキサン等の水溶性有機溶媒を混合して、セリ
シン加水分解物を析出させ、濾別後乾燥し粉体化したも
のを用いることもできる。さらに本発明で用いられるセ
リシン及びその加水分解物は、平均分子量約10000
〜20000で、セリンを20〜40モル%含有するも
のが特に好ましい。皮膚外用剤全量あたりの配合量とし
ては、特に限定されないが、0.0001〜10.0重
量%程度とするのが適切である。
【0070】本発明で用いる乳酸菌抽出物、ビフィズス
菌抽出物としては、通常の皮膚外用剤に使用することが
できれば、特にその基原を問わない。皮膚外用剤全量あ
たりの配合量としては、特に限定されないが、0.00
01〜10.0重量%程度とするのが適切である。
【0071】本発明において使用する藻類抽出物として
は、通常の皮膚外用剤に使用されている藻類抽出物であ
れば特に限定されない。抽出物を得る藻類としては、緑
藻類,褐藻類,紅藻類から選択される1種を単独で、又
は2種以上が用いられ、そのなかでもヤハズグサ属(Di
ctyopteris),ホンダワラ属(Sargassum),フクリン
アミジ属(Dilophus),フクロノリ属(Colpomenia),
コンブ属(Laminaria),カイメンソウ属(Ceratodicty
on),カギケノリ属(Asparagopsis),イトグサ属(Po
lysiphonia),ヤナギノリ属(Chondria),ソゾ属(La
urencia),ガラガラ属(Galaxaura),キートセロス属
(Chaetoceros),パブローバ属(Pavlova)から選択され
る1種又は2種以上の藻類の抽出物を用いることが好ま
しい。
【0072】ヤハズグサ属(Dictyopteris)の藻類は、
褐藻類アミジグサ目アミジグサ科の藻類の一種である。
ヤハズグサ属の藻類としては、ヤハズグサ(Dictyopter
is latiuscula),シワヤハズ(Dictyopteris undulat
a),ヘラヤハズ(Dictyopteris prolifera),スジヤ
ハズ(Dictyopteris plagiogramma),ヒメヤハズ(Dic
tyopteris repens),エゾヤハズ(Dictyopteris divar
icata),ウラボシヤハズ(Dictyopteris polypodioide
s)等が例示される。これらのヤハズグサ属藻類の中で
も、真皮線維芽細胞賦活作用の点から、ウラボシヤハズ
Dictyopteris polypodioides)の抽出物が好ましく用
いられる。
【0073】ホンダワラ属(Sargassum)の藻類として
は、ホンダワラ(Sargassum fulvellum),エンドウモ
ク(Sargassum yendoi),マメタワラ(Sargassum pilu
riferum),ヤツマタモク(Sargassum patens),アカモ
ク(Sargassum horneri),ノコギリモク(Sargassum s
erratifolium),オオバノコギリモク(Sargassum giga
nteifolium),ヨレモク(Sargassum tortile),ヤナ
ギモク(オオバモク:Sargassum ringgoldianum),ネ
ジモク(Sargassum sagamianum),ハハキモク(Sargas
sum kjellmanianum),ウミトラノオ(Sargassum thunb
ergii),フシスジモク(Sargassum confusum),イソ
モク(Sargassum hemiphyllum),ナラサモ(Sargassum
nigrifolium),トゲモク(Sargassum micracanthu
m),タマナシモク(Sargassum nipponicum),ジンメ
ソウ(Sargassum vulgare),フタエモク(ヒイラギモ
ク:Sargassum duplicatum),エゾノネジモク(Sargas
sum yezoense)等が例示される。これらのホンダワラ属
藻類の中でも真皮線維芽細胞賦活作用の点から、エンド
ウモク(Sargassum yendoi),エゾノネジモク(Sargas
sum yezoense),及びヤツマタモク(Sargassum paten
s)から選択される1種又は2種以上の抽出物を用いる
ことが好ましい。
【0074】フクリンアミジ属(Dilophus)の藻類は、
褐藻類アミジグサ目アミジグサ科の藻類の一種である。
フクリンアミジ属の藻類としては、フクリンアミジ(Di
lophus okamuraiDilophus marginata)が例示され
る。
【0075】フクロノリ属(Colpomenia)の藻類は、褐
藻類カヤモノリ目カヤモノリ科の藻類の一種である。フ
クロノリ属の藻類としては、フクロノリ(Colpomenia s
inuosa),ワタモ(Colpomenia bullosa)が例示され
る。これらの藻類の中でも真皮線維芽細胞賦活作用の点
から、フクロノリ(Colpomenia sinuosa)の抽出物を用
いることが好ましい。
【0076】コンブ属(Laminaria)の藻類は、褐藻類
コンブ目コンブ科の藻類の一種である。コンブ属の藻類
としては、マコンブ(Laminaria japonica),ホソメコ
ンブ(Laminaria religiosa),ミツイシコンブ(Lamin
aria angusta),チジミコンブ(Laminaria cichorioid
es),ヒメコンブ(Laminaria longipes)等が例示され
る。これらのコンブ属藻類の中でも、真皮線維芽細胞賦
活作用の点から、ホソメコンブ(Laminaria religios
a)の抽出物を用いることが好ましい。
【0077】カイメンソウ属(Ceratodictyon)の藻類
は、紅藻類スギノリ目オゴノリ科の藻類の一種であり、
カイメンソウ(Ceratodictyon spongiosum)が例示され
る。
【0078】カギケノリ属(Asparagopsis)の藻類は、
紅藻類カギケノリ目カギケノリ科の藻類の一種であり、
カギケノリ(Asparagopsis taxiformis),カギノリ(A
sparagopsis hamifera)等が例示される。これらの中で
も、真皮線維芽細胞賦活作用の点から、カギケノリ(As
paragopsis taxiformis)の抽出物を用いることが好ま
しい。
【0079】イトグサ属(Polysiphonia)の藻類は、紅
藻類イギス目フジマツモ科の藻類の一種である。イトグ
サ属の藻類としては、モロイトグサ(Polysiphonia mor
rowii),ショウジョウケノリ(Polysiphonia urceolat
a),ムツイトグサ(Polysiphonia senticulosa),キ
ブリイトグサ(Polysiphonia japonica),クロイトグ
サ(Polysiphonia forcipata),フトイトグサ(Polysi
phonia crassa)等が例示される。これらのイトグサ属
の藻類の中でも、真皮線維芽細胞賦活作用の点から、モ
ロイトグサ(Polysiphonia morrowii)の抽出物を用い
ることが好ましい。
【0080】ヤナギノリ属(Chondria)の藻類は、紅藻
類イギス目フジマツモ科の藻類の一種である。ヤナギノ
リ属の藻類としては、ユナ(Chondria crassicauli
s),ヤナギノリ(Chondria dasyphylla),アカユナ
Chondria atropurpurea),モツレユナ(Chondria in
tricata),ハナヤナギ(Chondria armata),ベニヤナ
ギノリ(Chondria ryukyuensis)等が例示される。これ
らのヤナギノリ属の藻類の中でも、真皮線維芽細胞賦活
作用の点から、ユナ(Chondria crassicaulis)の抽出
物を用いることが好ましい。
【0081】ソゾ属(Laurencia)の藻類は、紅藻類イ
ギス目フジマツモ科の藻類の一種である。ソゾ属の藻類
としては、ソゾsp.(Laurencia sp.),クロソゾ(Laur
encia intermedia),ミツデソゾ(Laurencia okamura
i),ソゾノハナ(Laurenciagrevilleana),オオソゾ
Laurencia glandulifera),ハネソゾ(Laurencia pi
nnata),コブソゾ(Laurencia undulata)等が例示さ
れる。これらのソゾ属藻類の中でも、真皮線維芽細胞賦
活作用の点から、コブソゾ(Laurencia undulata)の抽
出物を用いることが好ましい。
【0082】ガラガラ属(Galaxaura)の藻類は、紅藻
類カギケノリ目ガラガラ科の藻類の一種である。ガラガ
ラ属の藻類としては、ガラガラ(Galaxaura fastigiat
a),ヒラガラガラ(Galaxaura falcata),ジュズガラ
ガラ(Galaxaura obtusata)等が例示される。これらの
藻類の中でも、真皮線維芽細胞賦活作用の点から、ヒラ
ガラガラ(Galaxaura falcata)の抽出物を用いること
が好ましい。
【0083】キートセロス属(Chaetoceros)及びパブ
ローバ属(Pavlova)は、キートセロス(Chaetoceracea
e)科に属する珪藻の一種であり、特にキートセロス グ
ラシリス(Chaetoceros gracilis)を用いることが好まし
い。
【0084】藻類から抽出物を採取する部位は、特に限
定されないが、全藻,若しくはめかぶ(胞子葉又は成実
葉)から抽出することが好ましい。また藻類は生のまま
若しくは乾燥させて使用する。抽出溶媒としては特に限
定されず、水、エタノール,メタノール,イソプロパノ
ール,イソブタノール,n−ヘキサノール,メチルアミ
ルアルコール,2−エチルブタノール,n−オクチルア
ルコール等の1価アルコール類、グリセリン,エチレン
グリコール,エチレングリコールモノメチルエーテル,
プロピレングリコール,プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル,プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル,トリエチレングリコール,1,3−ブチレングリコ
ール,へキシレングリコール等の多価アルコール又はそ
の誘導体、アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソ
ブチルケトン,メチル−n−プロピルケトン等のケトン
類、酢酸エチル,酢酸イソプロピル等のエステル類、ジ
エチルエーテル,ジイソプロピルエーテル等のエーテル
類などが例示される。また、リン酸緩衝生理食塩水等の
無機塩類を添加した極性溶媒、界面活性剤を添加した溶
媒を用いることもでき、特に限定されない。かかる藻類
抽出物の皮膚外用剤全量あたりの配合量としては、特に
限定されないが、0.0001〜10.0重量%程度と
するのが適切である。
【0085】ニガリは、海水を濃縮し塩化ナトリウムを
析出させた後に残る残塩で、塩化ナトリウムのほか、塩
化カリウム,硫酸マグネシウム,臭化マグネシウム,塩
化マグネシウム,硫酸ナトリウム,臭化カリウム,塩化
カルシウムなどの混合物である。ニガリは水相成分に溶
解した状態で,あるいは粒状等結晶状態の何れで配合し
てもよい。皮膚外用剤全量あたりの配合量としては、特
に限定されないが、0.0001〜10.0重量%程度
とするのが適切である。
【0086】ビタミン類としては、レチノール,ビタミ
ンA油,酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビ
ン,酪酸リボフラビン等のビタミンB類、塩酸ピリド
キシン等のビタミンB類、ニコチン酸,ニコチン酸ア
ミド,ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸及びその塩並
びに誘導体、エルゴカルシフェロール,コレカルシフェ
ロール等のビタミンD類、及びビオチン等のビタミンH
類等が挙げられる。皮膚外用剤全量あたりの配合量とし
ては、特に限定されないが、0.0001〜10.0重
量%程度とするのが適切である。
【0087】脾臓抽出物は、新鮮なほ乳動物の脾臓を水
にて抽出し、除蛋白処理したものを用いる。皮膚外用剤
全量あたりの配合量としては、特に限定されないが、
0.0001〜1.0重量%程度とするのが適切であ
る。
【0088】線維芽細胞増殖因子(FGF)、上皮増殖因
子(EGF)はチロシンキナーゼ型レセプターに結合する
タンパク質で、それぞれ真皮線維芽細胞及び表皮細胞の
増殖促進に関与する。これらは、ヒト若しくは哺乳動物
から単離したものを用いる。皮膚外用剤全量あたりの配
合量としては、特に限定されないが、0.0001〜
1.0重量%程度とするのが適切である。
【0089】本発明に係る皮膚外用剤は、ローション
剤,乳剤,ゲル剤,クリーム剤,軟膏剤,粉末剤,顆粒
剤等、種々の剤型で提供することができる。また、化粧
水,乳液,クリーム,美容液,パック等の皮膚化粧料、
メイクアップベースローション,メイクアップベースク
リーム等の下地化粧料、乳液状,油性,固形状等の各剤
型のファンデーション,アイカラー,チークカラー等の
メイクアップ化粧料、クレンジングクリーム,クレンジ
ングローション,クレンジングフォーム,洗顔石鹸,ボ
ディシャンプー等の皮膚洗浄料、ヘアーシャンプー,ヘ
アーリンス,ヘアートリートメント等の毛髪用化粧料等
としても提供することができる。
【0090】なお、本発明に係る皮膚外用剤には、グリ
コーゲン及び細胞賦活剤のほかに、油性成分,界面活性
剤,保湿剤,顔料,紫外線吸収剤,抗酸化剤,香料,防
菌防黴剤等の一般的な医薬品及び化粧料用原料や、抗炎
症剤,美白剤等の生理活性成分を含有させることができ
る。
【0091】
【実施例】更に、実施例により、本発明の特徴について
詳細に説明する。
【0092】まず、本発明に係る皮膚外用剤に含有させ
るグリコーゲンの調製について示す。
【0093】[ムラサキイガイ由来グリコーゲン]ムラ
サキイガイ(Mytilus edulis)の貝肉10kgに熱水5
リットルを加え15分間静置した後、コロイド破砕機に
より破砕する。前記破砕液を放冷した後、4℃にて8,
000rpmで5分間遠心分離し、上清に5重量%にな
るまでトリクロロ酢酸を加えてタンパク質を沈殿させて
ろ過し、ろ液をさらにメンブランフィルターにて除菌ろ
過し、濃縮した後、スプレードライヤーにより噴霧,乾
燥して得た。
【0094】[トウモロコシ種子由来グリコーゲン]ト
ウモロコシ(Zea mays L.)の種子1kgを粉砕機で粉
砕し、精製水1リットルを加えて混合し、室温で15分
間撹拌抽出する。抽出液をろ過してろ液を8,500r
pmにて5分間遠心分離し、上清を95℃で20分間加
熱処理し、冷却後、5,000rpmで5分間遠心分離
して凝固したタンパク質を除去した。上清を4℃に冷却
し、5重量%になるまでトリクロロ酢酸を加えてタンパ
ク質を沈殿させてろ過し、ろ液を3倍量のメタノールに
注加して生じた沈殿物を5,000rpmで5分間遠心
分離して回収し、メタノール,エタノール,ジエチルエ
ーテルで順次洗浄した後、凍結乾燥して得た。
【0095】[米由来グリコーゲン]精白米1kgを破
砕機にて粉砕し、精製水10リットルを加えて20℃で
15分間撹拌抽出する。抽出液をろ過してろ液を8,5
00rpmにて5分間遠心分離し、上清を95℃で15
分間加熱処理し、冷却後、4,000rpmで5分間遠
心分離して凝固したタンパク質を除去した。上清を4℃
に冷却し、5重量%になるまでトリクロロ酢酸を加えて
タンパク質を沈殿させてろ過し、ろ液を3倍量のエタノ
ールに注加して生じた沈殿物を5,000rpmで5分
間遠心分離して回収し、メタノール,エタノール,ジエ
チルエーテルで順次洗浄した後、凍結乾燥して得た。
【0096】つぎに、本発明に係る皮膚外用剤に含有さ
せる細胞賦活剤について述べる。
【0097】[酵母抽出物]サッカロミセス セレビシ
エ(Saccharomyces cerevisiae Meyer)を培養し、菌体
500gを自己消化させて得た溶菌液をろ過し、濃縮し
た後凍結乾燥し、酵母抽出物とした。
【0098】[酵母培養上清]サッカロミセス セレビ
シエ(Saccharomyces cerevisiae Meyer)を培養し、定
常状態における培養上清をメンブレンフィルターにて無
菌的にろ過し、ろ液を酵母培養上清とした。
【0099】[カッコン抽出物]カッコンの乾燥粉末2
00gをエタノール1リットル中に浸漬し、20℃で7
日間静置して抽出し、抽出液をろ過して回収した後濃
縮,乾固し、凍結乾燥して、標記カッコン抽出物とし
た。
【0100】[カミツレ,キダチアロエ,マンネンロウ
の各抽出物]カミツレ(Matricaria chamomilla L.)の
頭状花,キダチアロエ(Aloe arborescens Mill. var.
natalensis Berg.)の葉部,マンネンロウ(Rosmarinus
officinalis L.)の葉各500gをそれぞれ乾燥,粉
砕し、50容量%エタノール水溶液1リットルに浸漬
し、20℃にて7日間静置した後、ろ過してろ液を回収
して、標記各植物抽出物とした。
【0101】[イチョウ抽出物]イチョウ(Ginkgo bil
oba L.)の葉600gを乾燥,粉砕し、1,3−ブチレ
ングリコール1リットルに浸漬し、25℃にて3日間撹
拌抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収し、標記植物
抽出物とした。
【0102】[スギナ抽出物]スギナ(Equisetum arve
nse L.)の全草600gを細切して50容量%グリセリ
ン水溶液1リットルに浸漬し、20℃で5日間撹拌抽出
した。抽出液をろ過してろ液を回収し、標記植物抽出物
とした。
【0103】[ベニバナ抽出物]ベニバナ(Carthamus
tinctorius L.)の花1kgを圧搾して板状とした後、
エタノール1.5リットル中に浸漬し、15℃にて10
日間静置して抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収
し、標記植物抽出物とした。
【0104】[オタネニンジン抽出物]オタネニンジン
Panax ginseng C. A. Meyer)の乾燥根1kgを、5
0重量%エタノール1.5リットル中に浸漬し、15℃
にて10日間静置して抽出した。抽出液をろ過してろ液
を回収し、標記植物抽出物とした。
【0105】[ブナ抽出物]ガテフォッセ社から「GA
TULINE RC」の商品名で提供されている市販の
原料を用いた。本品は、ブナ(Fagus crenata Blume)
の幼芽から水にて抽出し、調製される。
【0106】[卵殻膜抽出タンパク質]キューピー株式
会社から、「EMプロテイン−L」の商品名で市販され
ている卵殻膜の加水分解物を用いた。
【0107】[デオキシリボ核酸カリウム塩]市販の有
機合成薬品社製、商品名「DNA−K」を用いた。
【0108】[藻類抽出物]一丸ファルコス社から「ア
ルジェレックスS」の商品名で販売されている、コンブ
属ミツイシコンブ,ワカメ属ワカメ,ムカデノリ属ヒヂ
リメン,アオサ属ウスバアオノリの1,3−ブチレング
リコール50重量%水溶液抽出液を用いた。
【0109】[セラミド]オリザ油化株式会社から「オ
リザセラミド」の商品名で販売されている、コメヌカ由
来のセラミドを用いた。
【0110】つづいて、本発明に係る皮膚外用剤につい
ての実施例の処方を示す。
【0111】 [実施例1〜実施例15,比較例1〜比較例4] 乳剤 (1)セタノール 1.00(重量%) (2)ミツロウ 0.50 (3)ワセリン 2.00 (4)スクワラン 6.00 (5)ジメチルポリシロキサン 2.00 (6)ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン モノステアリン酸エステル 1.00 (7)グリセリンモノステアリン酸エステル 1.00 (8)グリセリン 4.00 (9)1,3-ブチレングリコール 4.00 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (11)表1に示すグリコーゲン 1.00 (12)精製水 全量を100とする量 (13)カルボキシビニルポリマー(1.0%水溶液) 10.00 (14)水酸化カリウム(10.0%水溶液) 1.00 (15)表1に示す細胞賦活剤 表1に示す量 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合し、加熱溶解し
て75℃とする。一方、(8)〜(12)の水相成分を混
合,溶解して75℃とする。これに前記油相を加えて予
備乳化した後、(13)を添加してホモミキサーにて均一
に乳化し、次いで(14)を加えて増粘させた後冷却し、
40℃で(15)を添加し、混合する。
【0112】
【表1】
【0113】本発明の実施例1〜実施例15、及び比較
例1〜比較例4について使用試験を行い、保湿性及び、
皮膚の老化症状の改善効果,肌荒れ改善効果を評価し
た。
【0114】まず、保湿性については、各試料につき、
20〜50才代の女性パネラー各20名にブラインドに
て2週間使用させ、しっとり感について評価させた。評
価は、しっとり感が「非常にある」,「ある」,「やや
ある」,「ややない」,「ない」の5段階で行わせた。
結果は各評価を与えたパネラーの数にて表2に示した。
【0115】
【表2】
【0116】表2から明らかなように、グリコーゲンと
細胞賦活剤を併用して配合した各実施例使用群では、保
湿性について非常に高い評価が得られており、グリコー
ゲンを単独で配合した比較例2〜比較例4使用群に比
べ、良好な結果が得られた。
【0117】つぎに、皮膚の老化症状の改善は、各試料
について、かかる症状が顕著に認められる50〜60才
代の男女パネラー各20名にブラインドにて1カ月間使
用させ、使用前後の皮膚状態の変化を観察して評価し
た。皮膚の老化症状の指標として、皮膚のしわ,きめ,
はりの3項目を選び、しわ,きめについては写真撮影及
び皮膚表面のレプリカにより観察し、改善状況を評価し
た。皮膚のはりについては、皮膚弾性の測定により評価
した。改善状況は、「改善」,「やや改善」,「変化な
し」の三段階で評価し、表3に各評価を得たパネラー数
にて示した。
【0118】
【表3】
【0119】表3から明らかなように、細胞賦活剤を含
有しない比較例使用群のそれぞれにおいても、ある程度
のしわ及び皮膚弾性の改善傾向が認められていたが、グ
リコーゲンと細胞賦活剤を併用して配合した実施例使用
群においては、それぞれ対応する比較例使用群に比べ
て、明確な改善を認めたパネラーが多くなっていた。
【0120】肌荒れの改善は、各試料について、それぞ
れ肌荒れ症状を有する女性パネラー各20名にブライン
ドにて1カ月間使用させ、肌荒れ症状の改善について評
価させた。評価は「改善」,「やや改善」,「変化な
し」,「やや悪化」,「悪化」の5段階で行わせた。結
果は各評価を与えたパネラーの数にて表4に示した。
【0121】
【表4】
【0122】表4から明らかなように、グリコーゲンと
細胞賦活剤を併用して配合した本発明の実施例使用群で
は、いずれにおいても顕著な肌荒れの改善が認められ、
使用試験終了後において、皮膚の状態はほぼ良好な状態
まで改善されていた。これに対し比較例使用群において
も、かなり良好な肌荒れの改善が認められた場合もある
ものの、その程度はそれぞれ対応する実施例使用群に比
べて小さいものであった。
【0123】以上のように、本発明の実施例の皮膚外用
剤においては、従来の比較例に比べ、優れた保湿効果、
皮膚の老化症状や肌荒れ症状の改善効果を有していた。
【0124】 [実施例16] ローション剤 (1)エタノール 20.0(重量%) (2)ポリオキシエチレン(60EO)硬化ヒマシ油 1.0 (3)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (4)イガイ由来グリコーゲン 1.0 (5)2−ヒドロキシ酢酸 0.5 (6)ジプロピレングリコール 5.0 (7)1,3-ブチレングリコール 10.0 (8)精製水 62.4 製法:(1)に(2),(3)を添加して溶解し、アル
コール相とする。一方、(8)に(4)〜(7)を順次
溶解して水相とする。水相にアルコール相を添加し、撹
拌,混合する。
【0125】 [実施例17] 乳剤 (1)セタノール 1.0(重量%) (2)ミツロウ 0.5 (3)ワセリン 2.0 (4)スクワラン 6.0 (5)ジメチルポリシロキサン 2.0 (6)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 1.0 モノステアリン酸エステル (7)グリセリルモノステアリン酸エステル 1.0 (8)グリセリン 4.0 (9)1,3-ブチレングリコール 4.0 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (11)トウモロコシ種子由来グリコーゲン 0.5 (12)2−ヒドロキシ酢酸 0.2 (13)精製水 61.7 (14)カルボキシビニルポリマー 10.0 (1.0重量%水溶液) (15)水酸化カリウム(10.0重量%水溶液) 1.0 (16)エタノール 5.0 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合し、加熱溶解して75
℃とする。一方、(8)〜(13)の水相成分を混合,溶解し
て75℃とする。これに前記油相を加えて予備乳化した
後、(14)を添加してホモミキサーにて均一に乳化し、次
いで(15)を加えて増粘させた後冷却し、40℃で(16)を
添加,混合する。
【0126】 [実施例18] 水中油型クリーム剤 (1)ミツロウ 6.00(重量%) (2)セタノール 5.00 (3)還元ラノリン 8.00 (4)スクワラン 27.50 (5)グリチルレチン酸ステアリル 0.05 (6)グリセリル脂肪酸エステル 4.00 (7)親油型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.00 (8)ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン 5.00 モノラウリン酸エステル (9)グリチルレチン酸ステアリル 0.25 (10)レチノール 0.20 (11)プロピレングリコール 5.00 (12)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (13)ムラサキイガイ由来グリコーゲン 1.00 (14)精製水 35.90 製法:(1)〜(10)の油相成分を混合,溶解して75℃と
する。一方、(11)〜(14)を混合,溶解し、75℃に加熱
する。次いで、この水相成分に前記油相成分を添加して
予備乳化した後ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却す
る。
【0127】 [実施例19] 水中油型クリーム剤 (1)ミツロウ 6.0(重量%) (2)セタノール 5.0 (3)還元ラノリン 8.0 (4)スクワラン 27.5 (5)グリセリル脂肪酸エステル 4.0 (6)親油型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0 (7)ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン 5.0 モノラウリン酸エステル (8)プロピレングリコール 5.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)トウモロコシ種子由来グリコーゲン 0.3 (11)精製水 37.0 (12)クジン抽出物 0.1 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(9),(10)を(8)に溶解して(11)に加えて混
合,溶解し、75℃に加熱する。次いで、この水相成分
に前記油相成分を添加して予備乳化した後ホモミキサー
にて均一に乳化し、冷却後40℃にて(12)を添加,混合
する。
【0128】 [実施例20] ゲル剤 (1)ジプロピレングリコール 10.0(重量%) (2)カルボキシビニルポリマー 0.5 (3)水酸化カリウム(10.0重量%水溶液) 1.0 (4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (5)米由来グリコーゲン 0.2 (6)シャクヤク抽出物 0.3 (7)精製水 87.9 製法:(7)に(1)〜(6)を順次添加して均一に溶解す
る。
【0129】 [実施例21] 水中油型乳剤型軟膏 (1)白色ワセリン 25.0(重量%) (2)ステアリルアルコール 25.0 (3)グリセリン 12.0 (4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)精製水 35.4 (7)ムラサキイガイ由来グリコーゲン 0.5 (8)加水分解セリシン水溶液 1.0 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解
し、75℃とする。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合,
加熱して75℃とする。この水相成分に前記油相成分を
撹拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却した後、40
℃にて(8)を添加,混合する。
【0130】 [実施例22] リポソーム剤 (1)グリセリン 2.0(重量%) (2)1,3-ブチレングリコール 3.0 (3)ポリオキシエチレン(25EO)オレイルエーテル 0.2 (4)エタノール 10.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)精製水 79.7 (7)ムラサキイガイ由来グリコーゲン, 5.0 カッコン抽出物内包リポソーム 製法:(5)を(4)に溶解し、(1)〜(3)とともに(6)に添加
して均一に混合し、これに(7)を加えて分散する。な
お、(7)のムラサキイガイ由来グリコーゲン,カンゾウ
抽出物内包リポソームは、ムラサキイガイ由来グリコー
ゲン1.0(w/v)%及びカッコン抽出物2.0(w/v)%を
含有する50容量%エタノール水溶液100mlに、大
豆レシチン80gを添加して55℃で懸濁し、次いで超
音波処理してリポソームを調製し、遠心分離により回収
して得た。
【0131】 [実施例23] 油中水型エモリエントクリーム (1)流動パラフィン 30.0(重量%) (2)マイクロクリスタリンワックス 2.0 (3)ワセリン 5.0 (4)ジグリセリルジオレイン酸エステル 5.0 (5)L-グルタミン酸ナトリウム 1.6 (6)L-セリン 0.4 (7)プロピレングリコール 3.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)トウモロコシ種子由来グリコーゲン 0.5 (10)ニガリ 1.5 (11)精製水 50.8 (12)香料 0.1 製法:(5),(6)を(11)の一部に溶解して50℃とし、あ
らかじめ50℃に加温した(4)に撹拌しながら徐々に添
加する。これをあらかじめ混合し、70℃に加熱溶解し
た(1)〜(3)に均一に分散する。これに、(7)〜(10)を(1
1)の残部に添加し、70℃に加熱したものを撹拌しなが
ら加え、ホモミキサーにて乳化する。冷却後、40℃に
て(12)を添加,混合する。
【0132】 [実施例24] メイクアップベースクリーム (1)ステアリン酸 12.00(重量%) (2)セタノール 2.00 (3)グリセリルトリ2-エチルヘキサン酸エステル 2.50 (4)自己乳化型グリセリルモノステアリン酸 2.00 エステル (5)プロピレングリコール 10.00 (6)米由来グリコーゲン 0.02 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (8)乳酸菌抽出物 0.05 (9)水酸化カリウム 0.30 (10)精製水 68.43 (11)酸化チタン 2.00 (12)ベンガラ 0.40 (13)黄酸化鉄 0.10 (14)香料 0.10 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(5)〜(10)の成分を混合,加熱溶解し、これ
に(11)〜(13)の顔料成分を添加してホモミキサーにて均
一に分散して75℃とする。次いで、この水相成分に前
記油相成分を添加してホモミキサーにて均一に乳化し、
冷却後40℃にて(14)を添加,混合する。
【0133】 [実施例25] 乳液状ファンデーション (1)ステアリン酸 2.00(重量%) (2)スクワラン 5.00 (3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00 (4)セタノール 1.00 (5)デカグリセリルモノイソパルミチン酸エステル 9.00 (6)1,3-ブチレンクリコール 6.00 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (8)水酸化カリウム 0.08 (9)精製水 52.52 (10)酸化チタン 9.00 (11)タルク 7.40 (12)ベンガラ 0.50 (13)黄酸化鉄 1.10 (14)黒酸化鉄 0.10 (15)ムラサキイガイ由来グリコーゲン 1.00 (16)カッコン抽出物 0.05 (17)香料 0.15 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(6)〜(9)の水相成分を混合,加熱溶解し、こ
れに(10)〜(14)の顔料成分を添加してホモミキサーにて
均一に分散して75℃とする。次いで、この水相成分に
前記油相成分を添加してホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却後40℃にて(15)〜(17)を添加,混合する。
【0134】 [実施例26] ハンドクリーム (1)セタノール 4.00(重量%) (2)ワセリン 2.00 (3)流動パラフィン 10.00 (4)グリセリルモノステアリン酸エステル 1.50 (5)ポリオキシエチレン(60EO)グリセリル 2.50 イソステアリン酸エステル (6)酢酸トコフェロール 0.25 (7)グリセリン 20.00 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (9)トウモロコシ種子由来グリコーゲン 0.50 (10)DNA−K 0.02 (11)精製水 59.13 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(8),(9)を(7)に溶解して(10)とともに(11)
に加えて混合,溶解し、75℃とする。次いで、この水
相成分に前記油相成分を添加してホモミキサーにて均一
に乳化し、冷却する。
【0135】 [実施例27] パック (1)精製水 69.0(重量%) (2)ポリビニルアルコール 12.5 (3)エタノール 10.0 (4)グリセリン 5.0 (5)ポリエチレングリコール(平均分子量1540) 3.0 (6)トウモロコシ種子由来グリコーゲン 0.3 (7)酵母培養上清 0.2 製法:(1)に(2)〜(7)の成分を順次添加して、
混合,溶解,均一化する。
【0136】 [実施例28] ヘアートニック (1)エタノール 50.0(重量%) (2)精製水 48.4 (3)クエン酸ナトリウム 0.1 (4)ムラサキイガイ由来グリコーゲン 1.5 製法:(1)〜(4)の成分を、混合,均一に溶解する。
【0137】 [実施例29] ヘアーシャンプー (1)アルキルエーテル硫酸ナトリウム 18.0(重量%) (2)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 (3)プロピレングリコール 2.0 (4)トウモロコシ種子由来グリコーゲン 0.5 (5)酵母抽出物 0.1 (6)精製水 77.4 製法:(1)〜(5)の成分を順次(6)に添加して、
均一とする。
【0138】 [実施例30] ヘアーリンス (1)セタノール 3.0(重量%) (2)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.7 (3)グリセリン 3.0 (4)N-ココイル-L-アルギニンエチルエステル -DL-ピロリドンカルボン酸塩 0.1 (5)ビフィズス菌抽出物 0.1 (6)米由来グリコーゲン 3.0 (7)精製水 90.1 製法:(1)〜(6)の成分を順次(7)に添加して、
混合する。
【0139】 [実施例31] 液体ボディシャンプー (1)N-ラウロイル-L-グルタミン酸 20.0(重量%) トリエタノールアミン(30.0重量%水溶液) (2)N-ラウロイルメチルタウリンナトリウム 10.0 (30.0重量%水溶液) (3)ラウリン酸トリエタノールアミン 10.0 (4)ミリスチン酸トリエタノールアミン 10.0 (5)ラウロイルイミダゾリニウムベタイン 5.0 (6)ラウロイルジエタノールアミド 5.0 (7)プロピレングリコール 7.0 (8)ムラサキイガイ由来グリコーゲン 1.0 (9)カミツレ抽出物 0.5 (10)精製水 31.5 製法:(1)〜(9)の成分を、順次(10)に添加し
て、混合する。
【0140】 [実施例32] 洗顔フォーム (1)ミリスチン酸 18.0(重量%) (2)パルミチン酸 3.0 (3)ステアリン酸 7.0 (4)混合脂肪酸トリグリセリド 0.1 (5)グリチルレチン酸ステアリル 0.1 (6)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 3.0 (7)精製水 37.3 (8)グリセリン 17.0 (9)水酸化カリウム 7.8 (10)ジグリセリン 3.0 (11)1,3-ブチレングリコール 1.0 (12)N-ステアロリル-L-グルタミン酸二ナトリウム 1.0 (13)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (14)米由来グリコーゲン 1.0 (15)キダチアロエ抽出物 0.6 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,加熱溶解して
70℃とする。(7)〜(15)の水相成分を混合,溶解
して70℃に加熱する。この水相成分に前記油相を徐々
に添加してケン化した後、混合しながら冷却する。
【0141】なお実施例1〜実施例32については、2
5℃で6カ月間保存した場合において状態の変化は全く
認められず、男性パネラー30名による48時間の背部
閉塞貼付試験においても、問題となる皮膚刺激性反応は
認められなかった。
【0142】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、優
れた保湿効果を有し、しわ等皮膚の老化症状の改善効
果,肌荒れ改善効果が相乗的に向上した皮膚外用剤を得
ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 U 7/06 7/06 7/075 7/075 7/08 7/08 7/48 7/48 7/50 7/50 31/716 31/716 35/56 35/56 45/00 45/00 A61P 17/00 A61P 17/00 17/16 17/16 43/00 107 43/00 107 Fターム(参考) 4C083 AA031 AA032 AA071 AA072 AA082 AA111 AA112 AB032 AB102 AB232 AB242 AB432 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC242 AC301 AC302 AC352 AC422 AC432 AC442 AC482 AC582 AC641 AC642 AC662 AC692 AC712 AC792 AC851 AC852 AD042 AD092 AD112 AD152 AD241 AD242 AD411 AD412 AD512 AD532 AD601 AD602 AD611 AD612 AD621 AD622 AD631 AD632 AD651 AD652 AD662 BB51 CC01 CC02 CC03 CC04 CC05 CC07 CC12 CC23 CC33 CC38 CC39 DD23 DD27 DD32 DD33 DD41 DD45 EE11 EE12 EE21 FF05 4C084 AA18 AA22 MA01 NA14 ZA892 ZB222 4C086 AA01 AA02 EA20 MA02 MA04 NA14 ZA89 ZB22 4C087 AA01 AA02 AA04 BB16 MA01 MA63 NA14 ZA89 ZB22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリコーゲンと、細胞賦活剤とを含有し
    て成る、皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 グリコーゲンが、イガイより抽出された
    ものであることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外
    用剤。
  3. 【請求項3】 細胞賦活剤が、セラミド類及びセラミド
    類似構造物質、酵母抽出物及び酵母培養上清、カッコ
    ン,トウチュウカソウ,レイシ,アマニンの各生薬抽出
    物、アスパラガス(Asparagus)属植物,アカバナ(Epi
    lobium)属植物,アボカド(Persea americana Mil
    l.),アロエ(Aloe)属植物,アンズ(Prunus armenia
    ca L. var. ansu Maxim.),イチョウ(Ginkgo biloba
    L.),イヌブナ(Fagus japonica Maxim.),オオニン
    ニク(Allium sativum L. f. pekinense Makino),オ
    タネニンジン(Panax ginseng C.A.Meyer),カミツレ
    Matricaria chamomilla L.),キハダ(Phellodendro
    n amurense Rupr.)及びその同属植物,キュウリ(Cucu
    mis sativus L.),キンセンカ(Calendula arvensis
    L.),ゲットウ(Alpinia speciosa (Wendl.) K. Schu
    m.),シイタケ(Lentinusedodes Sing.),シナサル
    ナシ(キウイ)(Actinidia chinensis Planch.),ス
    ギナ(Equisetum arvense L.),セイヨウトチノキ(Ae
    sculus hippocastanumL.),セイヨウニンニク(Allium
    sativum L.),セイヨウノコギリソウ(Achillea apli
    na L. ; Achillea sibilica Ledeb.),センブリ(Swer
    tia japonicaMakino),タマサキツヅラフジ(Stephani
    a cepharantha Hayata),チシャ(レタス)(Lactuca
    sativa L.),ツバメオモト(Clintonia udensis Traut
    v. etMey. ; Clintonia borealis),トウガラシ(Caps
    icum annuum L.),トウキンセンカ(Calendula offici
    nalis L.),ドクダミ(Houttuynia cordata Thun
    b.),トチノキ(Aesculus turbinata Blume),ブクリ
    ョウ(マツホド)(Poriacocos Wolf),ブドウ(Vitis
    vinifera L.),ブナ(Fagus crenata Blume),ヘチ
    マ(Luffa cylindrica M.Roemen),ベニバナ(Cartham
    us tinctorius L.),マンネンロウ(Rosmarinus offic
    inalis L.),ミカン(Citrus)属植物,ムクロジ(Sap
    indus mukurossi Gaertn.),ムラサキ(Lithospermum
    officinaleL. var. erythrorhizon Maxim.),ヤナギ科
    Saliceae)植物,ユーカリノキ(Eucalyptus)属植
    物,ユリ(Lilium)属植物,ワタスゲ(Eriophorum
    L.)属植物の各抽出物、ヒドロキシ脂肪酸及びその塩並
    びに誘導体、核酸及びその関連物質、卵殻膜より抽出さ
    れたタンパク質、セリシン及びその加水分解物、乳酸菌
    抽出物、ビフィズス菌抽出物、藻類抽出物、ニガリ成
    分、ビタミンA類、ビタミンB2類、ビタミンB6類、ニ
    コチン酸及びその塩並びに誘導体、エルゴカルシフェロ
    ール,コレカルシフェロール等のビタミンD類、ビタミ
    ンH類、ヒト及びウシ等の哺乳動物の脾臓抽出物、塩基
    性及び酸性線維芽細胞増殖因子、上皮細胞増殖因子、よ
    り選択される1種又は2種以上であることを特徴とす
    る、請求項1又は請求項2に記載の皮膚外用剤。
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