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JP2003333357A - フォーカス改善回路および映像表示装置 - Google Patents

フォーカス改善回路および映像表示装置

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Publication number
JP2003333357A
JP2003333357A JP2002135933A JP2002135933A JP2003333357A JP 2003333357 A JP2003333357 A JP 2003333357A JP 2002135933 A JP2002135933 A JP 2002135933A JP 2002135933 A JP2002135933 A JP 2002135933A JP 2003333357 A JP2003333357 A JP 2003333357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
focus
quadrupole coil
screen
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002135933A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Numazawa
興一 沼澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002135933A priority Critical patent/JP2003333357A/ja
Publication of JP2003333357A publication Critical patent/JP2003333357A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画面が明るくなったときのビーム形状の過補正
を抑える。 【解決手段】電子ビームに補正磁界を加えることで、ビ
ーム形状を予め変形させるための四重極コイル14と、
四重極コイルが第1の共振用コンデンサ22を介して接
続されたスイッチングトランジスタ28と、第1、第2
の共振用コンデンサと、四重極コイルと第1の共振用コ
ンデンサとの間に接続された四重極コイルに対する直流
バイアス源50とで構成され、画面が明るくなったとき
四重極コイルの端子電圧(直流レベル)を下げること
で、電子ビームに対する補正磁界の効果を弱め、ビーム
形状の過補正をなくす。ビーム電流が変化したときで
も、画面周辺部でのビーム形状の変形が少なくなり、画
面全体のフォーカス劣化を未然に回避できる。ビーム電
流に応じて四重極コイルの直流レベルを可変できるか
ら、過度のビーム形状補正がなくなり、画面が明るいと
きの画面全体のフォーカスを改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビ受像機や
各種モニタ装置などに適用できるフォーカス改善回路お
よび映像表示装置に関する。詳しくは、陰極線管(CR
T)のネック部に装着された四重極コイルに水平周期の
補正電流を流すことによってネック部内に発生する補正
磁界によって、補正磁界内を通過する電子ビームのビー
ム形状を予め変形すると共に、四重極コイルに印加され
る直流バイアスレベルを画面の明るさに応じて制御する
ことで、最適な補正磁界量となるようにして、画面が明
るくなったときでもフォーカスが劣化しないようにして
画質を改善できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(CRT)を用いたテレビ受像
機などの映像表示装置においては、画面の中心部からそ
の周辺部に向かうにつれ、電子ビームが陰極線管の蛍光
面に対し斜めに当たるために、電子ビームのビームスポ
ット(形状)は図4のように特に画面の周辺部において
ビーム形状が楕円状になる。ビームスポットが楕円状に
なるとフォーカスがずれたのと同じになるため、ビーム
スポットを補正する必要がある。
【0003】ビームスポットの補正手段として従来から
陰極線管内に収納された電子銃内に設けられたグリッド
電極に加える電圧で補正することが行われている。例え
ば、1ガン3ビーム形式の電子銃であって、その主電子
レンズを構成するグリッド電極のうち、蛍光面側に位置
するグリッド電極例えば第5グリッド電極G5に加える
電圧を調整することで、電子銃を通過する電子ビームの
ビーム形状を予め縦長となるように補正することが行わ
れている。
【0004】電子ビームに対して非点をかけるようにし
た電子銃を用いたこの種映像表示装置において、さらに
画面周辺部でのフォーカスを改善する手段として、電磁
四重極を用いるフォーカス改善手段が知られている。
【0005】電磁四重極は上述した主電子レンズが形成
される位置に対応する陰極線管のネック部に装着される
もので、その一例を図5に示す。
【0006】電磁四重極は図5に示すように、コ字状の
一対のコア12a、12bを有し、これらコア12a、
12bがネック部16aを挟むように装着固定されるも
ので、これら一対のコア12a、12bが水平走査方向
に対して左右に位置するように配置される。一対のコア
12a、12bの両脚にそれぞれ四重極コイル14(1
4a、14b、14c、14d)が所定ターン数となる
ように巻回され、ネック部16a内に図示する向きの磁
界が発生するようにそれぞれの四重極コイル14a〜1
4dが直列接続される。
【0007】直列接続されたこれら四重極コイル14a
〜14dの両端子に、図6に示すようなパラボラ波状を
なす補正電流iを流す。このようなパラボラ波状補正電
流iを四重極コイル14に流すことによって、水平走査
期間の左右端部(画面周辺部に対応)では急峻に変化
し、その中央部では緩やかに変化するような磁界を発生
させる。
【0008】このような補正磁界によって、画面中央部
(蛍光面)では、少し縦長になっている電子ビーム形状
が真円になるように補正され、画面端部では大きな楕円
状のビーム形状が丸みを帯びたビーム形状となるように
補正される。このビーム形状の補正によって、画面全体
のビーム形状が図7のように丸みを帯びて真円に近づく
ので、画面全体のフォーカスが改善されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画面の明る
さに応じてビーム電流(陰極線管のアノード電流)が変
化するので、画面が明るいときには大きなビーム電流が
流れることになる。一方、電子銃によって形成される主
電子レンズの大きさは無限大ではないので、ビーム電流
の増加に伴い、電子ビーム径が太くなる。電子ビーム径
が太くなると主電子レンズの中心(管軸)だけでなく、
中心より外側も電子ビームが通過することになる。
【0010】これに対して、ビーム形状に対する補正磁
界は管軸よりも外側の方が強く作用するため、電子ビー
ムの非点量がビーム電流の増加に伴って増えてしまう。
非点量が増えると、過補正となり、最適なビーム形状の
補正ができなくなるため、ビーム電流の増加に伴ってフ
ォーカスが劣化してしまう。この影響は画面周辺部で顕
著に現れる。
【0011】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、特にビーム電流を検出し、ビ
ーム電流に応じて電磁四重極に印加する直流バイアスレ
ベルを可変することで、ビーム電流が増加した場合でも
非点量が増えないようにしてフォーカスの劣化を改善し
たフォーカス改善回路および映像表示装置を提案するも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係るフォーカス改善
回路では、電子ビームに補正磁界を加えることで、その
ビーム形状を予め変形させるための四重極コイルと、こ
の四重極コイルが第1の共振用コンデンサを介して接続
されたスイッチング素子と、前記第1の共振用コンデン
サと直列接続された第2の共振用コンデンサと、前記四
重極コイルと第1の共振用コンデンサとの間に接続され
た前記四重極コイルに対する直流バイアス源とで構成さ
れ、画面の明るさに応じて電子ビーム電流が変化して
も、フォーカスが劣化しないように前記直流バイアス源
が制御されることを特徴とする。
【0013】また、請求項7に記載したこの発明に係る
映像表示装置では、陰極線管と、フォーカス改善回路を
有し、前記フォーカス改善回路は、電子ビームのビーム
形状を制御する四重極コイルを有し、この四重極コイル
は、電子銃が内蔵された陰極線管のネック部の周面に装
着されると共に、前記四重極コイルと共振回路を構成す
る第1および第2の共振用コンデンサおよび前記四重極
コイルに加える直流バイアス源とで構成され、画面の明
るさが変化してもフォーカスが劣化しないように、前記
四重極コイルに加える直流バイアスレベルをビーム電流
に応じて制御して前記電子ビームに対する補正磁界量を
調整するようにしたことを特徴とする。
【0014】電子ビームが画面の周辺部に到達すると、
そのビーム形状が楕円状に歪む。この歪みのある状態で
画像を再現するフォーカスが合わないために、画質の劣
化をきたす。
【0015】従来より電子銃から出射される電子ビーム
を予め歪ませておくことが行われている。この非点をも
った電子ビームであっても画面周辺部でのビーム形状が
十分に補正できないため、陰極線管(CRT)のネック
部に装着された四重極コイルに水平周期の補正電流を流
してネック部内に補正磁界を発生させることによって、
補正磁界内を通過する電子ビームのビーム形状をさらに
変形させる。
【0016】この発明では、この構成に加えてビーム電
流を検出し、ビーム電流に応じて四重極コイルに加える
直流バイアスレベルを可変する。ビーム電流が増加した
ときには、そのまま放置すると電子ビームに対する補正
磁界の量が過剰になり、ビーム形状が補正過多になって
しまう。
【0017】このような場合には直流バイアスレベルを
下げ、電子ビームに対する補正磁界を弱めて、ビーム形
状の歪み量を少なくする。ビーム電流が少なくなったと
きには逆に、直流バイアスレベルを上げで電子ビームに
対する補正量を強める。こうすることで、ビーム電流が
変化したときでも、特に画面周辺部でのビーム形状の変
形が少なくなり、画面全体のフォーカス劣化を未然に回
避できる。
【0018】ビーム電流の検出は、映像信号の輝度レベ
ルや、アノード電流などによって検出できる。アノード
電流は陰極線管のアノード端子に接続されたフライバッ
クトランス(FBT)の高圧コイルを流れる電流である
ので、この高圧コイル側にアノード電流検出手段を設け
ることで、アノード電流を検出できる。
【0019】ビーム電流の変化はアノード電流検出手段
で電圧レベルに変換された後、直流電圧制御回路を構成
する演算増幅器に伝達されてその直流レベルがレベルシ
フトされた上で四重極コイルの接続点に印加される。
【0020】ビーム電流が増え、それに伴ってアノード
電流が増えると、検出電圧が下がるため、四重極コイル
に印加される直流バイアスレベルが下がる。直流バイア
スレベルが下がると、四重極コイルを流れる補正電流レ
ベルが下がり、過度のビーム補正が修正される。
【0021】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るフォーカ
ス改善回路および映像表示装置の一実施形態をテレビ受
像機に適用した場合につき、図面を参照して詳細に説明
する。図1はこの発明に係るフォーカス改善回路を適用
した映像表示装置10の実施の形態を示すものであっ
て、フォーカス改善回路を構成する四重極コイル14は
図5と同じ構成のものが使用され、これが陰極線管16
のネック部16aの所定位置、つまり内蔵された電子銃
18の主電子レンズが形成されるとほぼ同じ位置に装着
されて固定される。
【0022】その四重極コイル14は第1の共振用コン
デンサ22が逆流阻止用のダイオード26を介してスイ
ッチング素子、この例ではスイッチングトランジスタ2
8に接続され、そのベースには水平周期のスイッチング
信号(スイッチングパルス)Shが供給される。第1の
コンデンサ22とは直列であって、スイッチングトラン
ジスタ28とは並列に共振用の第2のコンデンサ24が
接続される。
【0023】また、四重極コイル14およびスイッチン
グトランジスタ28をそれぞれ駆動するための可変電源
30が第1のインダクタンス素子32を介して接続され
る。第1のインダクタンス素子32は水平周期の信号を
カットするために設けられている。可変電源30によっ
て後述する補正電流iの振幅が決まる。
【0024】四重極コイル14と第1のコンデンサ22
との接続点sには直流バイアス源50が接続される。直
流バイアス源50は四重極コイル14によって得られる
補正電流iの直流レベルを設定するためのもので、水平
周期の周波数成分をカットする第2のインダクタンス素
子34を介して直流電源+Bが接続される。接続点sに
おける直流バイアスレベルはビーム電流に応じて可変さ
れる。つまりビーム電流によって可変される可変直流バ
イアス源として動作する。
【0025】フォーカス改善回路の動作は図2の通りで
ある。図2Aに示す水平同期パルスによって図2Cに示
すスイッチングパルスShが生成される。このスイッチ
ングパルスShがオンすると第1のコンデンサ22と四
重極コイル14とによって直列共振(第1の共振周波
数)が起きる。その後スイッチングパルスShがオフす
ると、この共振電流は流れ続けようとするため、第2の
コンデンサ24がこの共振電流によって充電される。そ
のときの共振周波数(第2の共振周波数)は、四重極コ
イル14のインダクタンスと、第1および第2のコンデ
ンサ22,24の直列容量によって決まる。
【0026】第2の共振が終わるよりも僅かに早くスイ
ッチングパルスShによってスイッチングトランジスタ
28がオンするようにそのスイッチングタイミングを設
定しておくと、スイッチングトランジスタ28のコレク
タ側における接続点tの電圧(図2B参照)が、ダイオ
ード26の順方向降下電圧Vfを僅かに越えることによ
って、再び第1の共振状態となり、四重極コイル14に
は図2Dに示す補正電流iが流れ続けることになる。
【0027】ここで、スイッチングトランジスタ28が
オフしている期間の第1の共振周波数は、スイッチング
トランジスタ28がオンしているときの第2の共振周波
数よりも高くなるので、この補正電流iは図2Dに示す
ようなパラボラ波状の電流となる。したがって、画面周
辺部での電子ビームに対する補正量がその中央部よりも
大きくなって、画面周辺部でのビーム形状の変形が補正
され、フォーカスのよい画面が再現される。
【0028】さて、上述したビーム電流は陰極線管16
のアノード端子17に流れるアノード電流と対応関係に
あるから、この実施の形態ではビーム電流の検出はアノ
ード電流が利用される。その具体例を次に説明する。フ
ライバックトランス40は少なくとも、一次コイル40
aと高圧コイルとしても機能する二次コイル40bを有
し、二次コイル40bには整流回路(倍圧若しくは3倍
圧の整流回路)48が接続される。
【0029】一次コイル40a側には水平出力回路42
と、垂直および水平偏向コイル44がS字補正用のコン
デンサ46を介して接続される。水平出力回路42の端
子42aには上述した水平周期のスイッチングパルスS
hが供給されて、この水平周期の信号を一次コイル40
aに流すことで、その二次コイル40b側に接続された
高圧整流回路48で20〜30kVの高圧電圧が生成さ
れる。この高圧電圧HVは陰極線管16のアノード端子
17に印加される。
【0030】この実施の形態では、この二次コイル40
bの一端にコンデンサ49が接続されると共に、アノー
ド電流検出回路52が接続される。アノード電流検出回
路52は直列接続された一対の抵抗器52a、52bで
構成され、一方の抵抗器52aには直流電源+Bが接続
され、他方の抵抗器52bが二次コイル40bとコンデ
ンサ49の接続点pに接続される。
【0031】そして、一対の抵抗器52aと52bとの
接続点rに得られるアノード電流に関連した分圧電圧V
inが直流バイアス源50に供給される。直流バイアス
源50は演算増幅器54を有し、その非反転端子に分圧
電圧Vinが供給される。その反転端子には一対の帰還
抵抗器56a、56bが接続される。反転端子には直流
源58から基準電圧Vrefが供給される。
【0032】さて、この構成において、画面が明るくな
り、ビーム電流が増えると、直流電源+Bから一対の抵
抗器52a、52bおよび二次コイル40bを介して流
れるアノード電流も増える。ここで、アノード電流をI
hv、電源+Bの電圧をVbb、抵抗器52a、52b
の抵抗値をRa、Rbとすると、接続点rでの分圧電圧
Vinは、 Vin=Vbb−Ihv×Ra ・・・・(1) となる。したがってビーム電流つまりアノード電流が増
えると、分圧電圧Vinは低下する。
【0033】また、直流バイアス源50における出力電
圧Voutは、帰還抵抗器56a、56bの抵抗値をR
c、Rdとすると、 Vout={(Rc+Rd)/Rc}Vin−(Rc/Rd)Vref ・・・・・(2) となる。
【0034】したがって、分圧電圧Vinは、演算増幅
器54によって、{(Rc+Rd)/Rc}倍に増幅さ
れると共に、(Rc/Rd)Vrefだけレベルシフト
した状態で出力されることになる。この出力電圧Vou
tが四重極コイル14に対する直流バイアスとして接続
点sに印加される。
【0035】ここで、上述したようにビーム電流が増え
ると、分圧電圧Vinが下がるので、これに伴って出力
電圧Voutも下がる。これによって四重極コイル14
を流れる補正電流iの直流レベルが標準の場合(図3曲
線La)よりも低下し、例えば曲線Lbで示すように直
流レベルが下がる。これによって、発生する補正磁界も
弱くなって電子ビームに対する非点量が減少し、画面周
辺部での過度なビーム形状変形が阻止される。
【0036】ビーム電流が標準よりも減少した場合には
図3曲線Lcで示すように直流レベルが上がる。これに
よって、発生する補正磁界が標準よりも強くなって電子
ビームに対する非点量が増加し、画面周辺部でのビーム
形状変形の不足分が補われる。このような動作によっ
て、ビーム電流つまり輝度レベルによってフォーカスが
劣化するのを未然に防止できる。
【0037】上述した実施の形態では、ビーム電流の検
出をアノード電流によって行っているが、輝度信号の輝
度レベルそのものを検出することでも実現できる。また
この実施の形態ではこの発明をテレビ受像機に適用した
が、この他にも陰極線管によって映像を表示する高精細
型を含めたコンピュータ用モニタなどのフォーカス改善
回路および映像表示装置に適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るフォ
ーカス改善回路および映像表示装置では、ビーム電流に
応じて電子ビームのビーム形状を補正するようにしたも
のである。これによれば、画面の明るさに応じて電子ビ
ームのビーム形状を補正できるように、輝度変化に拘わ
らず常に最適なビーム形状を得ることができ、輝度変化
に伴うフォーカス劣化を改善できる特徴を有する。これ
で画質のよい映像を表示できることになる。したがって
この発明は陰極線管によって映像を表示する高精細型を
含めたテレビ受像機やコンピュータ用モニタなどに適用
して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るフォーカス改善回路を含んだ映
像表示装置の実施の形態を示す要部の接続図である。
【図2】この発明の動作説明に供する波形図である。
【図3】補正電流波形とビーム電流との関係を示す波形
図である。
【図4】蛍光面上でのビーム形状を示す図である。
【図5】フォーカス改善手段として使用される電磁四重
極の構成図である。
【図6】フォーカス補正電流波形図である。
【図7】蛍光面上での補正後のビーム形状を示す図であ
る。
【符号の説明】
10・・・映像表示装置、14・・・四重極コイル、1
6・・・陰極線管、16a・・・ネック部、20・・・
フォーカス改善回路、28・・・スイッチングトランジ
スタ、22,24・・・共振用コンデンサ、50・・・
直流バイアス源、40・・・フライバックトランス、4
8・・・整流回路、17・・・アノード端子、52・・
・アノード電流検出手段、54・・・演算増幅器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームに補正磁界を加えることで、
    そのビーム形状を予め変形させるための四重極コイル
    と、 この四重極コイルが第1の共振用コンデンサを介して接
    続されたスイッチング素子と、 前記第1の共振用コンデンサと直列接続された第2の共
    振用コンデンサと、 前記四重極コイルと第1の共振用コンデンサとの間に接
    続された前記四重極コイルに対する直流バイアス源とで
    構成され、 画面の明るさに応じて電子ビーム電流が変化しても、フ
    ォーカスが劣化しないように前記直流バイアス源が制御
    されることを特徴とするフォーカス改善回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子に加えるスイッチ
    ング信号は、水平周期のスイッチングパルスであること
    を特徴とする請求項1記載のフォーカス改善回路。
  3. 【請求項3】 前記直流バイアス源は、画面の明るさに
    応じてその出力直流レベルが制御されるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のフォーカス改善回路。
  4. 【請求項4】 前記直流バイアス源は、輝度信号のレベ
    ルを検出する検出回路と、直流電圧制御回路とで構成さ
    れたことを特徴とする請求項3記載のフォーカス改善回
    路。
  5. 【請求項5】 前記検出回路は、アノード電流検出回路
    であって、抵抗器による分圧回路が使用されたことを特
    徴とする請求項4記載のフォーカス改善回路。
  6. 【請求項6】 前記直流電圧制御回路は、演算増幅器に
    よる直流レベルシフト回路として構成され、 前記演算増幅器には前記分圧回路で分圧された前記アノ
    ード電流に比例した分圧電圧が供給されることを特徴と
    する請求項4記載のフォーカス改善回路。
  7. 【請求項7】 陰極線管と、フォーカス改善回路を有
    し、 前記フォーカス改善回路は、電子ビームのビーム形状を
    制御する四重極コイルを有し、 この四重極コイルは、電子銃が内蔵された陰極線管のネ
    ック部の周面に装着されると共に、 前記四重極コイルと共に共振回路を構成する第1および
    第2の共振用コンデンサおよび前記四重極コイルに加え
    る直流バイアス源とで構成され、 画面の明るさが変化してもフォーカスが劣化しないよう
    に、前記四重極コイルに加える直流バイアスレベルをビ
    ーム電流に応じて制御して前記電子ビームに対する補正
    磁界量を調整するようにしたことを特徴とする映像表示
    装置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチング素子に加えるスイッチ
    ング信号は、水平周期のスイッチングパルスであること
    を特徴とする請求項7記載の映像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記直流バイアス源は、画面の明るさに
    応じてその出力直流レベルが制御されるようにしたこと
    を特徴とする請求項7記載の映像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記直流バイアス源は、輝度信号のレ
    ベルを検出する検出回路と、直流電圧制御回路とで構成
    されたことを特徴とする請求項7記載の映像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記検出回路は、アノード電流検出回
    路であって、抵抗器による分圧回路が使用されたことを
    特徴とする請求項7記載の映像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記直流電圧制御回路は、演算増幅器
    による直流レベルシフト回路として構成され、 前記演算増幅器には前記分圧回路で分圧された前記アノ
    ード電流に比例した分圧電圧が供給されることを特徴と
    する請求項7記載の映像表示装置。
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