[go: up one dir, main page]

JP2003331734A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

Info

Publication number
JP2003331734A
JP2003331734A JP2003059960A JP2003059960A JP2003331734A JP 2003331734 A JP2003331734 A JP 2003331734A JP 2003059960 A JP2003059960 A JP 2003059960A JP 2003059960 A JP2003059960 A JP 2003059960A JP 2003331734 A JP2003331734 A JP 2003331734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric layer
discharge
electrodes
substrate
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003059960A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Fujitani
守男 藤谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003059960A priority Critical patent/JP2003331734A/ja
Publication of JP2003331734A publication Critical patent/JP2003331734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/38Dielectric or insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイ装置において、効率の
向上と高画質化を図ることを目的とする。 【解決手段】 基板間に隔壁により仕切られた放電空間
が形成されるように対向配置した一対の前面側および背
面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるよう
に前記前面パネル21側の基板23に配列して形成した
走査電極24および維持電極25からなる複数の表示電
極26と、この表示電極26を覆うように前面側の基板
23に形成した誘電体層27aと、前記表示電極26間
での放電により発光する蛍光体層とを有し、かつ前記誘
電体層を軟化点の異なる少なくとも2層構造とし、かつ
前記誘電体層27bの放電空間側の表面に前記放電セル
毎に凹部27cを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示デバイスとして
知られているプラズマディスプレイ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、双方向情報端末として大画面、壁
掛けテレビへの期待が高まっている。そのための表示デ
バイスとして、液晶表示パネル、フィールドエミッショ
ンディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレ
イ等の数多くのものがあり、そのうちの一部は市販さ
れ、一部は開発中である。これらの表示デバイス中でも
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)
は、自発光型で美しい画像表示ができ、大画面化が容易
である等の理由から、PDPを用いたディスプレイは、
視認性に優れた薄型表示デバイスとして注目されてお
り、高精細化および大画面化が進められている。
【0003】このPDPには、大別して、駆動的にはA
C型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電
型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の
簡便性から、現状では、AC型で面放電型のPDPが主
流を占めるようになってきている。
【0004】図5にPDPのパネル構造の一例を示して
おり、この図5に示すようにPDPは、前面パネル1と
背面パネル2とから構成されている。
【0005】前面パネル1は、ガラス基板などの透明な
前面側の基板3上に、走査電極4と維持電極5とで対を
なすストライプ状の表示電極6を複数対配列して形成
し、そしてその表示電極6群を覆うように誘電体層7を
形成し、その誘電体層7上にMgOからなる保護膜8を
形成することにより構成されている。なお、走査電極4
および維持電極5は、それぞれ透明電極4a、5aおよ
びこの透明電極4a、5aに電気的に接続されたCr/
Cu/CrまたはAg等からなるバス電極4b、5bと
から構成されている。また、図示していないが、前記表
示電極6間には、遮光膜としてのブラックストライプが
表示電極6と平行に複数列形成されている。
【0006】また、背面パネル2は、前記前面側の基板
3に対向配置される背面側の基板9上に、表示電極6と
直交する方向にアドレス電極10を形成するとともに、
そのアドレス電極10を覆うように誘電体層11を形成
し、そしてアドレス電極10間の誘電体層11上にアド
レス電極10と平行にストライプ状の複数の隔壁12を
形成するとともに、この隔壁12間の側面および誘電体
層11の表面に蛍光体層13を形成することにより構成
されている。なお、カラー表示のために前記蛍光体層1
3は、通常、赤、緑、青の3色が順に配置されている。
【0007】そして、これらの前面パネル1と背面パネ
ル2とは、表示電極6とアドレス電極10とが直交する
ように、微小な放電空間を挟んで基板3、9を対向配置
するとともに、周囲を封着部材により封止し、そして前
記放電空間にネオンおよびキセノンなどを混合してなる
放電ガスを66500Pa(500Torr)程度の圧
力で封入することによりパネルが構成されている。
【0008】このパネルの放電空間は、隔壁12によっ
て複数の区画に仕切られており、そしてこの隔壁12間
に発光画素領域となる複数の放電セルが形成されるよう
に表示電極6が設けられるとともに、表示電極6とアド
レス電極10とが直交して配置されている。
【0009】すなわち、図6に示すように、走査電極4
と維持電極5とを放電ギャップ14を挟んで配列するこ
とにより表示電極6が形成され、この表示電極6と隔壁
12で囲まれた領域が発光画素領域15となり、そして
隣接する放電セルの表示電極6間は非発光領域16とな
る。
【0010】このPDPでは、アドレス電極、表示電極
に印加される周期的な電圧によって放電を発生させ、こ
の放電による紫外線を蛍光体層に照射して可視光に変換
させることにより、画像表示が行われる。
【0011】このPDPの発展のためには、更なる高輝
度化、高効率化、低消費電力化、低コスト化が不可欠と
なっている。高効率化を達成するためには、放電を制御
し遮蔽される部分での放電を極力抑制することが必要で
ある。この効率向上の手法の一つとして、例えば特許文
献1に記載されているように、金属行電極上の誘電体膜
厚を厚くして金属行電極でマスクされる部分の発光を抑
制する方法が知られている。
【0012】
【特許文献1】特開平8−250029号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
構造では、電極に対して垂直な方向の発光は抑制される
が、電極と平行方向の放電は抑制されず、隔壁近傍まで
放電が広がる。この場合は、隔壁により電子温度が低下
するため効率が低下する恐れがある。
【0014】さらに、誘電体層に凹部を形成する方法と
しては、例えば誘電体層を2層構造とし、下層を形成し
た後、その上に孔部を有する上層を積層することで形成
するという方法が挙げられるが、上層の誘電体層の焼成
温度が下層の誘電体層の焼成温度と同じ温度であると、
上層の誘電体層の焼成時に下層の誘電体層が軟化してし
まい、上層の誘電体層に形成した孔部の形状が保持され
にくくなり、誘電体層の凹部の形状が悪化してしまう場
合がある。
【0015】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、効率の向上と歩留りよく安定に誘電体
に凹部などを形成できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、誘電体層を軟化点の異なる少なくとも2層
構造とし、かつ前記誘電体層の放電空間側の表面に前記
放電セル毎に凹部を形成したことを特徴としたものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の請求項1に記
載の発明は、基板間に隔壁により仕切られた放電空間が
形成されるように対向配置した一対の前面側および背面
側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように
前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極
と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した
誘電体層と、前記表示電極間での放電により発光する蛍
光体層とを有し、かつ前記誘電体層を軟化点の異なる少
なくとも2層構造とし、かつ前記誘電体層の放電空間側
の表面に前記放電セル毎に凹部を形成したことを特徴と
している。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、誘電体層
は、表示電極を覆うように前面側の基板上に形成した下
層の誘電体層と、その上を覆うように放電空間側に形成
され、かつ下層の誘電体層と軟化点が異なる上層の誘電
体層とから構成し、誘電体層の凹部は、上層の誘電体層
のみを放電セル毎にくりぬいて形成したことを特徴とす
る。さらに、請求項3に記載の発明は、凹部の底面が下
層の誘電体層となるように上層の誘電体層を放電セル毎
にくりぬいて形成したことを特徴とし、請求項4に記載
の発明は、誘電体層の軟化点が、表示電極を覆う下層の
誘電体層より放電空間側の上層にある誘電体層の方が低
いことを特徴とする。
【0019】また、請求項5に記載の発明は、基板間に
隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向
配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁
間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配
列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆う
ように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記表示電
極間での放電により発光する蛍光体層とを有し、前記誘
電体層は、表示電極を覆うように前面側の基板上に形成
した下層の誘電体層と、その上を覆うように放電空間側
に形成されかつ下層の誘電体層より軟化点が低い上層の
誘電体層とから構成し、かつ前記上層の誘電体層の表面
に前記放電セル毎に凹部を形成したことを特徴とするも
のである。
【0020】ここで、これらの本発明に用いる誘電体層
は、ZnO−B23−SiO2系の混合物、PbO−B2
3−SiO2系の混合物、PbO−B23−SiO2
Al 23系の混合物、PbO−ZnO−B23−SiO
2系の混合物、Bi23−B23−SiO2系の混合物の
中から選ばれるガラス粉末により構成することができ
る。
【0021】以下、本発明の一実施の形態によるプラズ
マディスプレイ装置について、図1〜図4の図面を用い
て説明する。
【0022】図1に本発明の一実施の形態によるプラズ
マディスプレイ装置に用いるPDPのパネル構造の一例
を示しており、この図1に示すようにPDPは、前面パ
ネル21と背面パネル22とから構成されている。
【0023】前面パネル21は、フロート法による硼珪
素ナトリウム系ガラス等からなるガラス基板などの透明
な前面側の基板23上に、走査電極24と維持電極25
とで対をなすストライプ状の表示電極26を複数対配列
して形成し、そしてその表示電極26群を覆うように誘
電体層27を形成し、その誘電体層27上にMgOから
なる保護膜28を形成することにより構成されている。
誘電体層27は、例えば2層の誘電体層27a、27b
を有している。なお、走査電極24および維持電極25
は、それぞれ透明電極24a、25aおよびこの透明電
極24a、25aに電気的に接続されたCr/Cu/C
rまたはAg等からなるバス電極24b、25bとから
構成されている。また、図示していないが、前記表示電
極26間には、遮光膜としてのブラックストライプが表
示電極26と平行に複数列形成されている。
【0024】また、背面パネル22は、前記前面側の基
板23に対向配置される背面側の基板29上に、表示電
極26と直交する方向にアドレス電極30を形成すると
ともに、そのアドレス電極30を覆うように誘電体層3
1を形成し、そしてアドレス電極30間の誘電体層31
上にアドレス電極30と平行にストライプ状の複数の隔
壁32を形成するとともに、この隔壁32間の側面およ
び誘電体層31の表面に蛍光体層33を形成することに
より構成されている。なお、カラー表示のために前記蛍
光体層33は、通常、赤、緑、青の3色が順に配置され
ている。
【0025】そして、これらの前面パネル21と背面パ
ネル22とは、表示電極26とアドレス電極30とが直
交するように、微小な放電空間を挟んで基板23、29
を対向配置するとともに、周囲を封着部材により封止
し、そして前記放電空間にネオンおよびキセノンなどを
混合してなる放電ガスを66500Pa(500Tor
r)程度の圧力で封入することによりパネルが構成され
ている。
【0026】このパネルの放電空間は、隔壁32によっ
て複数の区画に仕切られており、そしてこの隔壁32間
に発光画素領域となる複数の放電セルが形成されるよう
に表示電極26が設けられるとともに、表示電極26と
アドレス電極30とが直交して配置されている。
【0027】図2、図3に前面パネル21の放電セル部
分を拡大して示している。図に示すように、誘電体層2
7は、表示電極26を覆うように前面側の基板23上に
形成した下層の誘電体層27aと、その上を覆うように
放電空間側に形成され、下層の誘電体層27aと軟化点
が異なる上層の誘電体層27bとから形成されている。
そして、誘電体層27の誘電体層27bの表面には、前
記放電セル毎に凹部27cが形成されている。この凹部
27cは、上層の誘電体層27bのみを前記放電セル毎
にくりぬいて形成し、凹部27cの底面が下層の誘電体
層27aとなるように形成してもよい。また、好ましく
は下層の誘電体層27aより上層の誘電体層27bの軟
化点が低くなるように形成した方がよい。また、また、
凹部27cは隔壁32(図1)よりも内側に位置するよ
うに、例えば隔壁32(図1)から少なくとも20μm
離すことが好ましい。
【0028】ここで、この誘電体層27は、焼成するこ
とによってガラス焼結体(誘電体層)となるもので、含
有されるガラス粉末としては、例えばZnO−B23
SiO2系の混合物、PbO−B23−SiO2系の混合
物、PbO−B23−SiO 2−Al23系の混合物、
PbO−ZnO−B23−SiO2系の混合物、Bi2
3−B23−SiO2系の混合物などを挙げることができ
る。
【0029】また、上層の誘電体層27bの軟化点は、
下層の誘電体層27aの軟化点より低く、上層の誘電体
層27b形成後の、保護膜28の形成時の温度や、封
着、排気ベーキング時の温度より、高いことが好まし
い。これは、形成した上層の誘電体層27bが、後の熱
プロセスにより再軟化することを防止するためである。
【0030】例えば、保護膜28の形成時の温度や、封
着、排気ベーキング時の温度が500℃程度というよう
な高温の場合、上層の誘電体層27bの軟化点はそれよ
りも高いことが要求され、そのような場合には、例え
ば、下層の誘電体層27aの軟化点を570から600
℃とし、上層の誘電体層27bの軟化点を540℃から
570℃とする。ここで、軟化点の調整は、PbOの組
成比やSiO2の組成比を変更することで行う。一般的
に、PbOの組成比を高くすると軟化点が低下し、ま
た、SiO2の組成比を下げると、同様に軟化点が低下
する。軟化点が600℃付近のガラス粉末としては、例
えば、全体を100重量%として、酸化鉛(PbO)4
5重量%〜65重量%、酸化硼素(B23)10重量%
〜30重量%、酸化硅素(SiO2)10重量%〜30
重量%、添加物として酸化カルシウム(CaO)1重量
%〜10重量%、酸化アルミニウム(Al23)0重量
%〜3重量%という組成のものが挙げられ、これに対し
て軟化点を30℃下げるためには、PbOの重量%を5
〜10%下げることで実現できる。
【0031】また、保護膜28の形成時の温度や、封
着、排気ベーキング時の温度が例えば400℃程度とい
うような場合、上層の誘電体層27bの軟化点として
は、400℃以上であれば良く、上層の誘電体層27b
と下層の誘電体層27aとの軟化点の温度差を大きくす
ることができるため、本発明の効果を得るためには有利
となる。この場合、例えば、上層の誘電体層27bの軟
化点を400℃から500℃とし、下層の誘電体層27
aとの軟化点を500℃から600℃とする。ここで、
軟化点が400℃から500℃のガラス粉末の成分とし
ては、PbOの組成比を高める、または、SiO2の組
成比を下げることで作製でき、例えば、全体を100重
量%として、酸化鉛(PbO)55重量%〜85重量
%、酸化硼素(B23)10重量%〜30重量%、酸化
硅素(SiO2)1重量%〜20重量%、添加物として
酸化カルシウム(CaO)1重量%〜10重量%、酸化
アルミニウム(Al23)0重量%〜3重量%等が挙げ
られる。また、軟化点が500℃から600℃のガラス
粉末の成分としては、前述とは逆に、PbOの組成比を
下げる、またはSiO2の組成比を上げることにより作
製でき、例えば、全体を100重量%として、酸化鉛
(PbO)45重量%〜65重量%、酸化硼素(B
23)10重量%〜30重量%、酸化硅素(SiO2
10重量%〜30重量%、添加物として酸化カルシウム
(CaO)1重量%〜10重量%、酸化アルミニウム
(Al23)0重量%〜3重量%等が挙げられる。本発
明においては、以上のような、軟化点の異なるガラス粉
末を使用して軟化点の異なる誘電体層を形成するもので
ある。
【0032】すなわち、本発明においては、前記誘電体
層27の放電空間側の表面に、発光画素領域を形成する
放電セル毎に凹部27cを形成したものであり、図3に
示すように、誘電体層27の膜厚の薄くなった凹部27
cの底面は容量が大きくなるため、放電のための電荷は
凹部27cの底面に集中的に形成されることとなり、図
3のAのように放電領域を制限することができる。これ
に対して、図4に示すように、凹部のない従来の構造で
は、誘電体層7の膜厚が一定であるため、容量が誘電体
層の面上で一定であり、図4のBのように放電が電極付
近に広がり、その遮蔽される部分の蛍光体を発光させる
ため、効率が低下するという問題や、隣接セルに近い部
分まで電荷が形成されるため、隣接セルとの誤放電が発
生しやすいという問題が生じる場合がある。
【0033】さらに、誘電体層に凹部27cを形成する
方法としては、例えば誘電体層27を2層27a、27
bとし、下層の誘電体層27aを形成した後、その上に
孔部を有する上層の誘電体層27bを積層することで形
成するという方法が挙げられる。この場合、上層の誘電
体層27bの焼成温度が下層の誘電体層27aの焼成温
度と同じ温度であると、上層の誘電体層27bの焼成時
に下層の誘電体層27aも再軟化してしまい、上層の誘
電体層27bに形成した孔部の形状が保持されにくくな
り、誘電体層27の凹部27cの形状が悪化してしまう
という問題が生じる場合がある。
【0034】しかしながら、本実施の形態によれば、表
示電極を覆う下層の誘電体層27aより放電空間側の上
層にある誘電体層27bの方の軟化点を低く構成してい
るため、下層を焼成した後に上層を塗布、乾燥し、焼成
する段階において、下層が再軟化することがなく、安定
した形状の凹部27cを形成することが可能となる。
【0035】ところで、PDPの高効率化を達成するた
めには、放電を制御し遮蔽される部分での放電を極力抑
制することが必要である。この効率向上の手法の一つと
して、例えば特開平8−250029号公報に記載され
ているように、金属行電極上の誘電体膜厚を厚くして金
属行電極でマスクされる部分の発光を抑制する方法が知
られている。しかし、上述の従来の構造では、電極に対
して垂直な方向の発光は抑制されるが、電極と平行方向
の放電は抑制されず、隔壁近傍まで放電が広がる。この
場合は、隔壁により電子温度が低下するため効率が低下
する恐れがある。さらに、隔壁付近で放電を行うと隔壁
が負に帯電することが知られており、これにより正イオ
ンをひきつけるため、イオン爆撃を受けてエッチングさ
れることが知られている。これらにより、エッチングさ
れた隔壁が蛍光体に降り積もるなどして、特性を劣化さ
せる恐れがある。
【0036】しかしながら、本実施の形態においては、
各放電セルごとに凹部27cを形成し、かつ隔壁32よ
りも内側に凹部27cを形成することで、放電を凹部2
7cの底面のみに制御することができ、隔壁32付近で
の放電を抑制することができる。
【0037】すなわち、本発明によれば、バス電極から
非発光領域において膜厚が厚くなる上層の誘電体層27
bの誘電率を下層の誘電体層27aよりも小さくするこ
とで、その領域の容量を小さくすることができ、そこに
溜まる電荷を抑制することができる。また、容量を小さ
くすると、その部分での放電開始電圧もそれに伴って上
昇するため、その部分での放電がさらに抑制される、す
なわち、凹部27cの底面に制限されることとなり、隣
接セルとのクロストークを大幅に抑制することができ
る。
【0038】また、本発明に適用可能な凹部27cの形
状としては、上記の形状以外に、円柱、円錐、三角柱、
三角錐などの形状でもよく、上記実施の形態に限るもの
ではない。
【0039】次に、PDPの製造方法について、説明す
る。
【0040】まず、前面パネルの前面側基板としてのガ
ラス基板上に、ITOやSnO2等からなる透明電極材
料膜をスパッタ法により一様に成膜する工程である。こ
のとき透明電極材料膜の膜厚は約100nmである。
【0041】次に、透明電極材料膜上に、ノボラック樹
脂を主成分とするポジ型レジストを1.5〜2.0μm
の膜厚で塗布し、所望のパターンの露光乾板を介して紫
外線を露光し、レジストを硬化させる。次に、アルカリ
水溶液で現像を行い、レジストパターンを形成する。そ
の後、塩酸を主成分とする溶液に基板を浸漬させてエッ
チングを行い、不要部分の除去を行い、最後にレジスト
を剥離して透明電極を形成する。
【0042】次に、RuO2等からなる黒色顔料、ガラ
スフリット(PbO−B23−SiO2系やBi23
23−SiO2系等)を含有する黒色電極材料膜と、
Ag等の導電性材料、ガラスフリット(PbO−B23
−SiO2系やBi23−B2 3−SiO2系等)を含有
する金属電極材料膜とからなる電極材料膜を形成し、所
望のパターンの露光乾板を介して紫外線を照射し露光部
を硬化させ、その後、アルカリ性現像液(0.3wt%
の炭酸ナトリウム水溶液)を用いて現像してパターンを
形成し、その後空気中でガラス材料の軟化点以上の温度
で焼成を行い、電極を基板に固着させる。このように透
明電極上にバス電極を形成することにより、前面パネル
の表示電極を形成することができる。
【0043】次に、ガラス粉末、結着樹脂、および溶剤
を含有するペースト状のガラス粉末含有組成物(ガラス
ペースト組成物)を、例えばダイコート法を用いて電極
が固定されたガラス基板の表面に塗布、乾燥し、焼成す
ることにより、前記ガラス基板の表面に誘電体層を形成
する。なお、ガラスペースト組成物を支持フィルム上に
塗布し、塗膜を乾燥して膜形成材料層を形成し、支持フ
ィルム上に形成された膜形成材料層(シート状誘電体材
料)を用いて2層からなる誘電体層を形成しても良い。
この場合、誘電体層はシート状誘電体材料のカバーフィ
ルムを剥離した後、誘電体材料層の表面がガラス基板に
接するようにシート状誘電体材料を重ね合わせながら、
支持フィルム側から加熱ローラーで圧着してガラス基板
に固着する。その後、ガラス基板上に固着された誘電体
材料層から支持フィルムを剥離除去する。このとき、圧
着に使用する手段としては、加熱ローラー以外に加熱し
ない単なるローラーでもよい。また、誘電体層の放電空
間側の表面に凹部を形成する方法としては、誘電体層を
例えば2層構造とし、まず下層を形成した後、上層とし
て、前記ガラスペースト組成物に感光性材料を添加して
作製した感光性ガラスペースト組成物を下層上に塗布
し、この上層に孔部が形成されるように、露光、現像
し、その後、焼成することで、誘電体層として凹部を有
したものとするという方法が挙げられる。ここで、上層
と下層の誘電体層に含有されるガラス粉末の軟化点は、
それぞれ異なるものとすることで、上層の焼成時に、下
層が軟化しないようにしている。
【0044】その後、MgOを電子ビーム蒸着法により
誘電体層に一様に成膜して、膜厚約600nmの保護膜
を形成することにより、上層の軟化点と下層の軟化点と
が異なる所望の立体構造の誘電体層を有するPDPの前
面パネルが得られる。
【0045】一方、PDPの背面パネルの製造方法は、
まずフロート法により製造された背面パネルの背面側基
板としてのガラス基板に対し、前面パネルと同様にして
アドレス電極を形成する。その上に前面パネルと同様に
して誘電体層を形成し、その上に隔壁を形成する。
【0046】この誘電体層および隔壁の形成に利用する
材料としては、ガラス粉末、結着樹脂および溶剤を含有
するペースト状のガラス粉末含有組成物(ガラスペース
ト組成物)を調製し、このガラスペースト組成物を支持
フィルム上に塗布した後、塗膜を乾燥して膜形成材料層
を形成したもので、支持フィルム上に形成された膜形成
材料層を、アドレス電極が形成されたガラス基板の表面
に上記前面パネルと同様の手法で転写により固着し、こ
の転写で固着された膜形成材料層を焼成することによ
り、前記ガラス基板の表面に誘電体層を形成することが
できる。
【0047】また、隔壁を形成する方法としては、フォ
トリソグラフィー法やサンドブラスト法を用いて形成す
ることができる。
【0048】次に、R、G、Bに対応する蛍光体を塗布
し焼成を行って隔壁間に蛍光体層を形成することによ
り、背面パネルを得ることができる。
【0049】そして、このようにして作製した前面パネ
ルと背面パネルとを、それぞれの表示電極とアドレス電
極がほぼ直角に交差するように位置合わせをして対向配
置し、その周辺部をシール材によって封着して貼り合わ
せ、その後隔壁で仕切られた空間のガスの排気を行い、
次にNe、Xe等の放電ガスを封入してガス空間を封止
することにより、図1に示すような構成のPDPを完成
させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明のプラズマディスプ
レイ装置によれば、誘電体層を軟化点の異なる少なくと
も2層構造とし、かつ前記誘電体層の放電空間側の表面
に前記放電セル毎に凹部を形成することにより、放電を
制御することができ、効率の向上と画質の向上を達成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプ
レイ装置のパネル構造を示す斜視図
【図2】本発明のプラズマディスプレイ装置のパネルに
おける放電セル部分の構造を示す斜視図
【図3】同プラズマディスプレイ装置の効果を説明する
ための概略構成図
【図4】従来のプラズマディスプレイ装置の放電の状況
を説明するための概略構成図
【図5】一般的なプラズマディスプレイ装置のパネル構
造を示す斜視図
【図6】同プラズマディスプレイ装置の放電セル部分の
構成を示す平面図
【符号の説明】
21 前面パネル 22 背面パネル 23、29 基板 24 走査電極 25 維持電極 26 表示電極 27、27a、27b 誘電体層 27c 凹部 30 アドレス電極 32 隔壁 33 蛍光体層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板間に隔壁により仕切られた放電空間
    が形成されるように対向配置した一対の前面側および背
    面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるよう
    に前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極
    と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した
    誘電体層と、前記表示電極間での放電により発光する蛍
    光体層とを有し、前記誘電体層を軟化点の異なる少なく
    とも2層構造とし、かつ前記誘電体層の放電空間側の表
    面に前記放電セル毎に凹部を形成したことを特徴とする
    プラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 誘電体層は、表示電極を覆うように前面
    側の基板上に形成した下層の誘電体層と、その上を覆う
    ように放電空間側に形成され、かつ下層の誘電体層と軟
    化点が異なる上層の誘電体層とから構成し、誘電体層の
    凹部は、上層の誘電体層のみを放電セル毎にくりぬいて
    形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマデ
    ィスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 凹部の底面が下層の誘電体層となるよう
    に上層の誘電体層を放電セル毎にくりぬいて形成したこ
    とを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイ
    装置。
  4. 【請求項4】 誘電体層の軟化点が、表示電極を覆う下
    層の誘電体層より放電空間側の上層にある誘電体層の方
    が低いことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディ
    スプレイ装置。
  5. 【請求項5】 基板間に隔壁により仕切られた放電空間
    が形成されるように対向配置した一対の前面側および背
    面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるよう
    に前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極
    と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した
    誘電体層と、前記表示電極間での放電により発光する蛍
    光体層とを有し、前記誘電体層は、表示電極を覆うよう
    に前面側の基板上に形成した下層の誘電体層と、その上
    を覆うように放電空間側に形成されかつ下層の誘電体層
    より軟化点が低い上層の誘電体層とから構成し、かつ前
    記上層の誘電体層の表面に前記放電セル毎に凹部を形成
    したことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 誘電体層は、ZnO−B23−SiO2
    系の混合物、PbO−B23−SiO2系の混合物、P
    bO−B23−SiO2−Al23系の混合物、PbO
    −ZnO−B23−SiO2系の混合物、Bi23−B2
    3−SiO2系の混合物の中から選ばれるガラス粉末に
    より構成したことを特徴とする請求項1または5に記載
    のプラズマディスプレイ装置。
JP2003059960A 2002-03-06 2003-03-06 プラズマディスプレイ装置 Pending JP2003331734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003059960A JP2003331734A (ja) 2002-03-06 2003-03-06 プラズマディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002-59928 2002-03-06
JP2002059928 2002-03-06
JP2003059960A JP2003331734A (ja) 2002-03-06 2003-03-06 プラズマディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003331734A true JP2003331734A (ja) 2003-11-21

Family

ID=27784772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003059960A Pending JP2003331734A (ja) 2002-03-06 2003-03-06 プラズマディスプレイ装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7489079B2 (ja)
EP (1) EP1391907A4 (ja)
JP (1) JP2003331734A (ja)
KR (1) KR100653667B1 (ja)
CN (1) CN1287407C (ja)
WO (1) WO2003075301A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100592260B1 (ko) 2003-12-22 2006-06-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100684831B1 (ko) * 2004-08-12 2007-02-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조방법
KR100795806B1 (ko) 2006-08-18 2008-01-21 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
US7583027B2 (en) 2005-01-13 2009-09-01 Lg Electronics Inc. Plasma display apparatus

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7122963B2 (en) * 2002-03-06 2006-10-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display having a dielectric layer formed with a recessed part
KR100683669B1 (ko) * 2004-03-08 2007-02-15 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100659090B1 (ko) * 2005-08-06 2006-12-21 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
US20100205804A1 (en) * 2009-02-17 2010-08-19 Alireza Ousati Ashtiani Thick Conductor
CN103296048B (zh) * 2013-05-22 2016-05-25 安徽唯象光电技术有限公司 一种基于电致发光原理的发光结构及显示器件

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2964716B2 (ja) 1991-08-05 1999-10-18 日本電気株式会社 ガス放電表示板
JP2705530B2 (ja) 1993-09-06 1998-01-28 日本電気株式会社 プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP3476224B2 (ja) 1993-10-06 2003-12-10 富士通株式会社 プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP3224486B2 (ja) 1995-03-15 2001-10-29 パイオニア株式会社 面放電型プラズマディスプレイパネル
JP3778223B2 (ja) * 1995-05-26 2006-05-24 株式会社日立プラズマパテントライセンシング プラズマディスプレイパネル
JP3163563B2 (ja) 1995-08-25 2001-05-08 富士通株式会社 面放電型プラズマ・ディスプレイ・パネル及びその製造方法
US6215246B1 (en) * 1997-02-03 2001-04-10 Lg Electronics Inc. Substrate structure of plasma display panel and its fabricating method
JP3739163B2 (ja) * 1997-03-31 2006-01-25 三菱電機株式会社 プラズマディスプレイパネル
JP3909502B2 (ja) 1997-09-17 2007-04-25 株式会社日立プラズマパテントライセンシング ガス放電表示パネル
JP3688114B2 (ja) * 1998-04-14 2005-08-24 パイオニア株式会社 プラズマディスプレイパネル
JPH11306994A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Pioneer Electron Corp プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP2000156168A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP3327858B2 (ja) * 1999-01-28 2002-09-24 松下電器産業株式会社 プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
KR100322071B1 (ko) 1999-03-31 2002-02-04 김순택 플라즈마 표시장치 및 그의 전계집중부를 가진 유전체층 제조방법
KR100734717B1 (ko) 1999-04-28 2007-07-02 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 플라즈마 디스플레이 패널
US6853138B1 (en) * 1999-11-24 2005-02-08 Lg Electronics Inc. Plasma display panel having grooves in the dielectric layer
JP3803256B2 (ja) 2000-01-26 2006-08-02 松下電器産業株式会社 プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイパネル表示装置
CN1319868A (zh) * 2000-01-26 2001-10-31 松下电器产业株式会社 消耗功率抑制效果良好的面放电型显示器件
JP2002025450A (ja) * 2000-07-12 2002-01-25 Mitsubishi Electric Corp Ac面放電型プラズマディスプレイパネル用基板、ac面放電型プラズマディスプレイパネル及びac面放電型プラズマディスプレイ装置
JP2002042661A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Nec Corp プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
KR100812875B1 (ko) * 2002-01-28 2008-03-11 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 플라즈마 디스플레이 장치
US7122963B2 (en) * 2002-03-06 2006-10-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display having a dielectric layer formed with a recessed part
JP2004335280A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Pioneer Electronic Corp プラズマディスプレイパネル

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100592260B1 (ko) 2003-12-22 2006-06-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100684831B1 (ko) * 2004-08-12 2007-02-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조방법
US7583027B2 (en) 2005-01-13 2009-09-01 Lg Electronics Inc. Plasma display apparatus
KR100795806B1 (ko) 2006-08-18 2008-01-21 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Also Published As

Publication number Publication date
EP1391907A4 (en) 2008-07-02
US20040174119A1 (en) 2004-09-09
KR20030091095A (ko) 2003-12-01
EP1391907A1 (en) 2004-02-25
US7489079B2 (en) 2009-02-10
KR100653667B1 (ko) 2006-12-04
CN1287407C (zh) 2006-11-29
CN1515017A (zh) 2004-07-21
WO2003075301A1 (fr) 2003-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6812641B2 (en) Plasma display device
JP2003331734A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP4375113B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4259190B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP4195997B2 (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2003217461A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100705288B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그의 제조방법
KR100726643B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그의 제조방법
JP2005116349A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100726630B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
KR100726641B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
JPH11195375A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
KR20060104536A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널용 그린 시트 및 그의 제조방법
JPWO2008032355A1 (ja) プラズマディスプレイパネル及びその蛍光体層形成方法
JP2004335339A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2006164526A (ja) プラズマディスプレイパネルとその製造方法
JP2004296145A (ja) Ac型ガス放電表示装置
KR20060088387A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
KR20090030004A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조 방법
KR20070090450A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그의 제조방법
JP2004303665A (ja) Ac型ガス放電表示装置およびその駆動方法
KR20080085961A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 유전체 시트 및 이를 이용한제조 방법
JP2008016239A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP2008124046A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2004303548A (ja) タイル型表示装置用パネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060331

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060808