JP2003328778A - ガスタービンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法 - Google Patents
ガスタービンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法Info
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波や合成波の燃焼振動でも抑制できる燃
焼振動制御システムと燃焼振動制御方法を提供する。 【解決手段】 ガスタービンの燃焼振動制御システム
を、ガスタービンの燃焼器ケースの壁部の一部を構成す
る磁性体の金属製ウエハー、金属製ウエハーに面して設
けられた電磁コイル、燃焼器ケースに取り付けられ燃焼
器ケース内圧力を検出する圧力センサまたは燃焼器ケー
ス内外方向振動を検出する振動センサ、圧力センサが検
出した燃焼器ケース内圧力または振動センサが検出した
燃焼器ケースの内外方向振動のに基づき電磁コイルへの
励磁電力を供給し電磁コイルの電磁力により金属製ウエ
ハーを燃焼器ケースの内外方向に加振するコントローラ
を有してなるように構成し、その燃焼振動制御システム
を用いて金属製ウエハーの振動位相を設定し燃焼振動を
抑制する。
焼振動制御システムと燃焼振動制御方法を提供する。 【解決手段】 ガスタービンの燃焼振動制御システム
を、ガスタービンの燃焼器ケースの壁部の一部を構成す
る磁性体の金属製ウエハー、金属製ウエハーに面して設
けられた電磁コイル、燃焼器ケースに取り付けられ燃焼
器ケース内圧力を検出する圧力センサまたは燃焼器ケー
ス内外方向振動を検出する振動センサ、圧力センサが検
出した燃焼器ケース内圧力または振動センサが検出した
燃焼器ケースの内外方向振動のに基づき電磁コイルへの
励磁電力を供給し電磁コイルの電磁力により金属製ウエ
ハーを燃焼器ケースの内外方向に加振するコントローラ
を有してなるように構成し、その燃焼振動制御システム
を用いて金属製ウエハーの振動位相を設定し燃焼振動を
抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジェットエンジン
や産業用ガスタービン等の燃焼振動制御システムおよび
燃焼制御方法に関する。
や産業用ガスタービン等の燃焼振動制御システムおよび
燃焼制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4に基づき、従来のガスタ
ービンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法
を説明する。図3はガスタービンの燃焼器の縦断面を示
す従来の燃焼振動制御システムの構成説明図であり、図
4は従来の燃焼振動制御における燃料流量の変動の説明
図である。
ービンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法
を説明する。図3はガスタービンの燃焼器の縦断面を示
す従来の燃焼振動制御システムの構成説明図であり、図
4は従来の燃焼振動制御における燃料流量の変動の説明
図である。
【0003】図3に示すように、ガスタービンのロータ
中心軸Xの回りには、燃焼器1が配置され、燃焼器1の
燃焼器ケース2内には燃料インジェクタ3が備えられ、
燃料バルブ4を介して供給された燃料fを噴射し、一
方、燃焼器ケース2内に供給された燃焼用空気aが燃料
インジェクタ3を囲んで設けられたスワラ5を通って燃
料fと混合し燃焼器ケース2の内部のライナ6内で燃焼
し、燃焼ガスgはライナ6から噴出してタービンロータ
7の動翼7aに作用し、タービンロータ7を回転駆動す
る。8は、ライナ6に設けられた希釈孔であり、燃焼用
空気aを別途、ライナ6内に供給する。
中心軸Xの回りには、燃焼器1が配置され、燃焼器1の
燃焼器ケース2内には燃料インジェクタ3が備えられ、
燃料バルブ4を介して供給された燃料fを噴射し、一
方、燃焼器ケース2内に供給された燃焼用空気aが燃料
インジェクタ3を囲んで設けられたスワラ5を通って燃
料fと混合し燃焼器ケース2の内部のライナ6内で燃焼
し、燃焼ガスgはライナ6から噴出してタービンロータ
7の動翼7aに作用し、タービンロータ7を回転駆動す
る。8は、ライナ6に設けられた希釈孔であり、燃焼用
空気aを別途、ライナ6内に供給する。
【0004】以上のようなガスタービンにおいて、燃焼
器1で発生する燃焼振動を抑制するために、従来、燃焼
振動の指標として燃焼器ケース内圧力pを検出する圧力
センサ9を燃焼器ケース2に取り付け、燃焼器ケース内
圧力pの検出波形に基づき、コントローラ10により燃
料インジェクタ3への燃料供給量を加減する燃料バルブ
4をコントロールし、燃料供給量を燃焼器ケース内圧力
pの検出波形に基づき制御することが行なわれる。
器1で発生する燃焼振動を抑制するために、従来、燃焼
振動の指標として燃焼器ケース内圧力pを検出する圧力
センサ9を燃焼器ケース2に取り付け、燃焼器ケース内
圧力pの検出波形に基づき、コントローラ10により燃
料インジェクタ3への燃料供給量を加減する燃料バルブ
4をコントロールし、燃料供給量を燃焼器ケース内圧力
pの検出波形に基づき制御することが行なわれる。
【0005】具体的には、コントローラ10により燃料
バルブ4をコントロールし、図4に示すように燃料流量
に周期的な変動を与え、燃料流量の変動周期と燃焼器ケ
ース内圧力pの変動周期との位相差を、燃焼器ケース2
の振動の振幅が最小になるように定めるものである。
バルブ4をコントロールし、図4に示すように燃料流量
に周期的な変動を与え、燃料流量の変動周期と燃焼器ケ
ース内圧力pの変動周期との位相差を、燃焼器ケース2
の振動の振幅が最小になるように定めるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のガスター
ビンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法に
は、次のような問題があった。
ビンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法に
は、次のような問題があった。
【0007】すなわち、純機械的な燃料バルブ4を高速
制御することは限界があり、500Hz以上の変動周期
の燃料流量の高周波制御が困難なことであり、また、燃
焼振動が合成波の場合、全ての波形を打ち消すような燃
料流量制御は困難なことである。
制御することは限界があり、500Hz以上の変動周期
の燃料流量の高周波制御が困難なことであり、また、燃
焼振動が合成波の場合、全ての波形を打ち消すような燃
料流量制御は困難なことである。
【0008】本発明は、かかる従来のガスタービンの燃
焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法の問題点を
解消し、高周波や合成波の燃焼振動でも燃焼振動を抑制
できる燃焼振動制御システムと燃焼振動制御方法を提供
することを課題とするものである。
焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法の問題点を
解消し、高周波や合成波の燃焼振動でも燃焼振動を抑制
できる燃焼振動制御システムと燃焼振動制御方法を提供
することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は上記の課
題を解決するためになされたものであって、その第1の
手段として、ガスタービンの燃焼器ケースの壁部の一部
を構成する磁性体の金属製ウエハー、同金属製ウエハー
に面して設けられた電磁コイル、前記燃焼器ケースに取
り付けられ同燃焼器ケース内圧力を検出する圧力セン
サ、同圧力センサが検出した燃焼器ケース内圧力の検出
波形に基づき前記電磁コイルへの励磁電力を供給し同電
磁コイルの電磁力により前記金属製ウエハーを前記燃焼
器ケースの内外方向に加振するコントローラAを有して
なることを特徴とするガスタービンの燃焼振動制御シス
テムを提供する。
題を解決するためになされたものであって、その第1の
手段として、ガスタービンの燃焼器ケースの壁部の一部
を構成する磁性体の金属製ウエハー、同金属製ウエハー
に面して設けられた電磁コイル、前記燃焼器ケースに取
り付けられ同燃焼器ケース内圧力を検出する圧力セン
サ、同圧力センサが検出した燃焼器ケース内圧力の検出
波形に基づき前記電磁コイルへの励磁電力を供給し同電
磁コイルの電磁力により前記金属製ウエハーを前記燃焼
器ケースの内外方向に加振するコントローラAを有して
なることを特徴とするガスタービンの燃焼振動制御シス
テムを提供する。
【0010】上記第1の手段によれば、燃焼器ケース内
圧力に基づき電磁コイルの電磁力で金属製ウエハーを加
振するので、より高周波の加振が可能となり、また、合
成波もコントローラAによるコントロールにより容易に
発生可能である。
圧力に基づき電磁コイルの電磁力で金属製ウエハーを加
振するので、より高周波の加振が可能となり、また、合
成波もコントローラAによるコントロールにより容易に
発生可能である。
【0011】(2)第2の手段としては、第1の手段の
ガスタービンの燃焼振動制御システムにおいて、前記圧
力センサに代えて、前記燃焼器ケース内外方向振動を検
出する振動センサを有し、前記コントローラAに代え
て、同振動センサが検出した燃焼器ケースの内外方向振
動の検出波形に基づき前記電磁コイルへの励磁電力を供
給し同電磁コイルの電磁力により前記金属製ウエハーを
前記燃焼器ケースの内外方向に加振するコントローラB
を有してなることを特徴とするガスタービンの燃焼振動
制御システムを提供する。
ガスタービンの燃焼振動制御システムにおいて、前記圧
力センサに代えて、前記燃焼器ケース内外方向振動を検
出する振動センサを有し、前記コントローラAに代え
て、同振動センサが検出した燃焼器ケースの内外方向振
動の検出波形に基づき前記電磁コイルへの励磁電力を供
給し同電磁コイルの電磁力により前記金属製ウエハーを
前記燃焼器ケースの内外方向に加振するコントローラB
を有してなることを特徴とするガスタービンの燃焼振動
制御システムを提供する。
【0012】上記第2の手段によれば、燃焼器ケースの
内外方向振動に基づき電磁コイルの電磁力で金属製ウエ
ハーを加振するので、より高周波の加振が可能となり、
また、合成波もコントローラBによるコントロールによ
り容易に発生可能である。
内外方向振動に基づき電磁コイルの電磁力で金属製ウエ
ハーを加振するので、より高周波の加振が可能となり、
また、合成波もコントローラBによるコントロールによ
り容易に発生可能である。
【0013】(3)また、第3の手段として、第1の手
段または第2の手段のガスタービンの燃焼振動制御シス
テムを用い、前記コントローラAまたはコントローラB
により、前記金属製ウエハーの振動周期と前記燃焼器ケ
ース内圧力または前記燃焼器ケースの内外方向振動の変
動周期との位相差を、同燃焼器ケースの振動の振幅が最
小になるように設定して、前記電磁コイルを前記燃焼器
ケース内圧力または前記燃焼器ケースの内外方向振動の
検出波形に基づきコントロールし前記金属製ウエハーに
周期的な振動を与えることを特徴とするガスタービンの
燃焼振動制御方法を提供する。
段または第2の手段のガスタービンの燃焼振動制御シス
テムを用い、前記コントローラAまたはコントローラB
により、前記金属製ウエハーの振動周期と前記燃焼器ケ
ース内圧力または前記燃焼器ケースの内外方向振動の変
動周期との位相差を、同燃焼器ケースの振動の振幅が最
小になるように設定して、前記電磁コイルを前記燃焼器
ケース内圧力または前記燃焼器ケースの内外方向振動の
検出波形に基づきコントロールし前記金属製ウエハーに
周期的な振動を与えることを特徴とするガスタービンの
燃焼振動制御方法を提供する。
【0014】第3の手段によれば、第1の手段または第
2の手段のガスタービンの燃焼振動制御システムの作用
により、金属製ウエハーの振動周期と燃焼器ケース内圧
力または燃焼器ケースの内外方向振動の変動周期との位
相差を、燃焼器ケースの振動の振幅が最小になるように
電磁コイルをコントロールすることで、高周波や合成波
の燃焼振動に対しても効果的な抑制が可能となる。
2の手段のガスタービンの燃焼振動制御システムの作用
により、金属製ウエハーの振動周期と燃焼器ケース内圧
力または燃焼器ケースの内外方向振動の変動周期との位
相差を、燃焼器ケースの振動の振幅が最小になるように
電磁コイルをコントロールすることで、高周波や合成波
の燃焼振動に対しても効果的な抑制が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図2に基づき、本発明
の実施の一形態に係るガスタービンの燃焼振動制御シス
テムおよび燃焼振動制御方法を説明する。図1は、ガス
タービンの燃焼器の縦断面を示す本実施の形態の燃焼振
動制御システムの構成説明図であり、図2は、本実施の
形態の燃焼振動制御システムにおける燃焼振動の周波数
と振動エネルギとの関係の説明図である。なお、図1に
おいて、従来例の図3に示すものと同様の部分について
は、同じ符号を付して説明を省略し、異なる点を主に説
明する。
の実施の一形態に係るガスタービンの燃焼振動制御シス
テムおよび燃焼振動制御方法を説明する。図1は、ガス
タービンの燃焼器の縦断面を示す本実施の形態の燃焼振
動制御システムの構成説明図であり、図2は、本実施の
形態の燃焼振動制御システムにおける燃焼振動の周波数
と振動エネルギとの関係の説明図である。なお、図1に
おいて、従来例の図3に示すものと同様の部分について
は、同じ符号を付して説明を省略し、異なる点を主に説
明する。
【0016】本実施の形態においては、ガスタービンの
燃焼器101で発生する燃焼振動を抑制するために、燃
焼器ケース102の壁部の一部を磁性体の金属製ウエハ
ー11で構成し、金属製ウエハー11の外側に面して電
磁コイル12を設けている。電磁コイル12は、燃焼器
ケース102の金属製ウエハー11以外の部分に適宜固
定される。
燃焼器101で発生する燃焼振動を抑制するために、燃
焼器ケース102の壁部の一部を磁性体の金属製ウエハ
ー11で構成し、金属製ウエハー11の外側に面して電
磁コイル12を設けている。電磁コイル12は、燃焼器
ケース102の金属製ウエハー11以外の部分に適宜固
定される。
【0017】金属製ウエハー11は、磁性体で、十分に
振動可能な薄さを備え、燃焼器ケース102内の圧力と
振動に耐久できるものを用いる。燃焼器ケース102が
ニッケル合金製の場合、金属製ウエハー11はニッケル
合金製とすることもできるが、ステンレス鋼によること
もできる。
振動可能な薄さを備え、燃焼器ケース102内の圧力と
振動に耐久できるものを用いる。燃焼器ケース102が
ニッケル合金製の場合、金属製ウエハー11はニッケル
合金製とすることもできるが、ステンレス鋼によること
もできる。
【0018】一方、従来例と同様に燃焼振動の指標とし
て燃焼器ケース内圧力pを検出する圧力センサ9を燃焼
器ケース102に取り付け、燃焼器ケース内圧力pの検
出波形に基づき、コントローラ13(注;本発明の「コ
ントローラA」,以下注略)により電磁コイル12への
励磁電力eが供給され、電磁コイル12の電磁力Fによ
り、金属製ウエハー11が燃焼器ケース102の内外方
向に加振される。
て燃焼器ケース内圧力pを検出する圧力センサ9を燃焼
器ケース102に取り付け、燃焼器ケース内圧力pの検
出波形に基づき、コントローラ13(注;本発明の「コ
ントローラA」,以下注略)により電磁コイル12への
励磁電力eが供給され、電磁コイル12の電磁力Fによ
り、金属製ウエハー11が燃焼器ケース102の内外方
向に加振される。
【0019】金属製ウエハー11は、振動によって燃焼
器ケース102内の空気に振動を与えるが、金属製ウエ
ハー11の振動波形を、前述の従来例で燃料流量に与え
ている変動波形と同様に定めれば、燃焼振動を抑制する
ことができる。
器ケース102内の空気に振動を与えるが、金属製ウエ
ハー11の振動波形を、前述の従来例で燃料流量に与え
ている変動波形と同様に定めれば、燃焼振動を抑制する
ことができる。
【0020】すなわち、コントローラ13により電磁コ
イル12を燃焼器ケース内圧力pの検出波形に基づきコ
ントロールし、金属製ウエハー11に周期的な振動を与
え、金属製ウエハー11の振動周期と燃焼器ケース内圧
力pの変動周期との位相差を、燃焼器ケース102の振
動の振幅が最小になるように設定するものである。
イル12を燃焼器ケース内圧力pの検出波形に基づきコ
ントロールし、金属製ウエハー11に周期的な振動を与
え、金属製ウエハー11の振動周期と燃焼器ケース内圧
力pの変動周期との位相差を、燃焼器ケース102の振
動の振幅が最小になるように設定するものである。
【0021】以上のような本実施の形態のガスタービン
の燃焼振動制御システムによれば、従来は燃料流量を機
械的な燃料バルブ4で制御していたのに対し、電磁コイ
ル12の電磁力Fと磁性体の金属製ウエハー11の組み
合わせにより行なうことで、金属製ウエハー11をより
高周波で加振でき、より高周波の燃焼振動の抑制が可能
となる。また、合成波もコントローラ13によるコント
ロールにより容易に発生可能であるため、合成波で形成
される燃焼振動にも効果的に対応することが可能であ
る。
の燃焼振動制御システムによれば、従来は燃料流量を機
械的な燃料バルブ4で制御していたのに対し、電磁コイ
ル12の電磁力Fと磁性体の金属製ウエハー11の組み
合わせにより行なうことで、金属製ウエハー11をより
高周波で加振でき、より高周波の燃焼振動の抑制が可能
となる。また、合成波もコントローラ13によるコント
ロールにより容易に発生可能であるため、合成波で形成
される燃焼振動にも効果的に対応することが可能であ
る。
【0022】なお、上記実施の形態では、燃焼振動の指
標として燃焼器ケース内圧力pを直接検出する圧力セン
サ9を用いたが、上記実施の形態の変形例として圧力セ
ンサ9に代えて燃焼器ケース内圧力pによる燃焼器ケー
ス102の内外方向振動vを検出する振動センサ14を
用いてもよい。振動センサ14を燃焼器ケース102に
取り付け、燃焼器ケース102の内外方向振動vの検出
波形に基づき、コントローラ15(注;本発明の「コン
トローラB」,以下注略)により電磁コイル12への励
磁電力eをコントロールし、金属製ウエハー11を燃焼
器ケース102の内外方向に加振することで、上記の実
施の形態と同様の作用効果を奏することが出来る。
標として燃焼器ケース内圧力pを直接検出する圧力セン
サ9を用いたが、上記実施の形態の変形例として圧力セ
ンサ9に代えて燃焼器ケース内圧力pによる燃焼器ケー
ス102の内外方向振動vを検出する振動センサ14を
用いてもよい。振動センサ14を燃焼器ケース102に
取り付け、燃焼器ケース102の内外方向振動vの検出
波形に基づき、コントローラ15(注;本発明の「コン
トローラB」,以下注略)により電磁コイル12への励
磁電力eをコントロールし、金属製ウエハー11を燃焼
器ケース102の内外方向に加振することで、上記の実
施の形態と同様の作用効果を奏することが出来る。
【0023】以上説明したように、本実施の形態、また
は上記の変形例の、燃焼振動制御システムを用いて、燃
焼器ケース内圧力pまたは燃焼器ケース102の内外方
向振動vを検知し、その検知信号にもとづき、金属製ウ
エハー11を燃焼器ケース102の内外方向に加振し、
金属製ウエハー11の振動周期と燃焼器ケース内圧力p
または燃焼器ケース102の内外方向振動vの変動周期
との位相差を、燃焼器ケース102の振動の振幅が最小
になるように設定して、電磁コイル12をコントロール
することにより、高周波や合成波の燃焼振動に対しても
抑制を可能とする効果的な燃焼振動制御方法が得られ
る。
は上記の変形例の、燃焼振動制御システムを用いて、燃
焼器ケース内圧力pまたは燃焼器ケース102の内外方
向振動vを検知し、その検知信号にもとづき、金属製ウ
エハー11を燃焼器ケース102の内外方向に加振し、
金属製ウエハー11の振動周期と燃焼器ケース内圧力p
または燃焼器ケース102の内外方向振動vの変動周期
との位相差を、燃焼器ケース102の振動の振幅が最小
になるように設定して、電磁コイル12をコントロール
することにより、高周波や合成波の燃焼振動に対しても
抑制を可能とする効果的な燃焼振動制御方法が得られ
る。
【0024】図2はその結果の例であり、本実施の形態
の燃焼振動制御方法を行なわなかった場合(B)に比
べ、本実施の形態の燃焼振動制御方法を行った場合
(A)は、広い範囲の燃焼振動の周波数に対して、振動
エネルギが著しく低減した。
の燃焼振動制御方法を行なわなかった場合(B)に比
べ、本実施の形態の燃焼振動制御方法を行った場合
(A)は、広い範囲の燃焼振動の周波数に対して、振動
エネルギが著しく低減した。
【0025】以上、本発明の実施の一形態を説明した
が、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明
の範囲内でその具体的構造および構成に種々の変更を加
えてもよいことは言うまでもない。
が、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明
の範囲内でその具体的構造および構成に種々の変更を加
えてもよいことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、ガスタ
ービンの燃焼振動制御システムを、ガスタービンの燃焼
器ケースの壁部の一部を構成する磁性体の金属製ウエハ
ー、同金属製ウエハーに面して設けられた電磁コイル、
前記燃焼器ケースに取り付けられ同燃焼器ケース内圧力
を検出する圧力センサ、同圧力センサが検出した燃焼器
ケース内圧力の検出波形に基づき前記電磁コイルへの励
磁電力を供給し同電磁コイルの電磁力により前記金属製
ウエハーを前記燃焼器ケースの内外方向に加振するコン
トローラAを有してなるように構成したので、燃焼器ケ
ース内圧力に基づき電磁コイルの電磁力で金属製ウエハ
ーを加振するため、より高周波の燃焼振動の抑制が可能
となり、また、合成波もコントローラAによるコントロ
ールにより容易に発生可能であるため、合成波で形成さ
れる燃焼振動にも効果的に対応することが可能である。
ービンの燃焼振動制御システムを、ガスタービンの燃焼
器ケースの壁部の一部を構成する磁性体の金属製ウエハ
ー、同金属製ウエハーに面して設けられた電磁コイル、
前記燃焼器ケースに取り付けられ同燃焼器ケース内圧力
を検出する圧力センサ、同圧力センサが検出した燃焼器
ケース内圧力の検出波形に基づき前記電磁コイルへの励
磁電力を供給し同電磁コイルの電磁力により前記金属製
ウエハーを前記燃焼器ケースの内外方向に加振するコン
トローラAを有してなるように構成したので、燃焼器ケ
ース内圧力に基づき電磁コイルの電磁力で金属製ウエハ
ーを加振するため、より高周波の燃焼振動の抑制が可能
となり、また、合成波もコントローラAによるコントロ
ールにより容易に発生可能であるため、合成波で形成さ
れる燃焼振動にも効果的に対応することが可能である。
【0027】(2)請求項2の発明によれば、請求項1
に記載のガスタービンの燃焼振動制御システムにおい
て、前記圧力センサに代えて、前記燃焼器ケース内外方
向振動を検出する振動センサを有し、前記コントローラ
Aに代えて、同振動センサが検出した燃焼器ケースの内
外方向振動の検出波形に基づき前記電磁コイルへの励磁
電力を供給し同電磁コイルの電磁力により前記金属製ウ
エハーを前記燃焼器ケースの内外方向に加振するコント
ローラBを有してなるように構成したので、燃焼器ケー
スの内外方向振動に基づき電磁コイルの電磁力で金属製
ウエハーを加振するため、より高周波の燃焼振動の抑制
が可能となり、また、合成波もコントローラBによるコ
ントロールにより容易に発生可能であるため、合成波で
形成される燃焼振動にも効果的に対応することが可能で
ある。
に記載のガスタービンの燃焼振動制御システムにおい
て、前記圧力センサに代えて、前記燃焼器ケース内外方
向振動を検出する振動センサを有し、前記コントローラ
Aに代えて、同振動センサが検出した燃焼器ケースの内
外方向振動の検出波形に基づき前記電磁コイルへの励磁
電力を供給し同電磁コイルの電磁力により前記金属製ウ
エハーを前記燃焼器ケースの内外方向に加振するコント
ローラBを有してなるように構成したので、燃焼器ケー
スの内外方向振動に基づき電磁コイルの電磁力で金属製
ウエハーを加振するため、より高周波の燃焼振動の抑制
が可能となり、また、合成波もコントローラBによるコ
ントロールにより容易に発生可能であるため、合成波で
形成される燃焼振動にも効果的に対応することが可能で
ある。
【0028】(3)請求項3の発明によれば、ガスター
ビンの燃焼振動制御方法を、請求項1または請求項2に
記載のガスタービンの燃焼振動制御システムを用い、前
記コントローラAまたはコントローラBにより、前記金
属製ウエハーの振動周期と前記燃焼器ケース内圧力また
は前記燃焼器ケースの内外方向振動の変動周期との位相
差を、同燃焼器ケースの振動の振幅が最小になるように
設定して、前記電磁コイルを前記燃焼器ケース内圧力ま
たは前記燃焼器ケースの内外方向振動の検出波形に基づ
きコントロールし前記金属製ウエハーに周期的な振動を
与えるように構成したので、請求項1または請求項2の
発明の効果により、金属製ウエハーの振動周期と燃焼器
ケース内圧力または燃焼器ケースの内外方向振動の変動
周期との位相差を、燃焼器ケースの振動の振幅が最小に
なるように電磁コイルをコントロールすることで、高周
波や合成波の燃焼振動に対しても効果的な抑制が可能と
なり、広い範囲の燃焼振動の周波数に対して、振動エネ
ルギを著しく低減できる。
ビンの燃焼振動制御方法を、請求項1または請求項2に
記載のガスタービンの燃焼振動制御システムを用い、前
記コントローラAまたはコントローラBにより、前記金
属製ウエハーの振動周期と前記燃焼器ケース内圧力また
は前記燃焼器ケースの内外方向振動の変動周期との位相
差を、同燃焼器ケースの振動の振幅が最小になるように
設定して、前記電磁コイルを前記燃焼器ケース内圧力ま
たは前記燃焼器ケースの内外方向振動の検出波形に基づ
きコントロールし前記金属製ウエハーに周期的な振動を
与えるように構成したので、請求項1または請求項2の
発明の効果により、金属製ウエハーの振動周期と燃焼器
ケース内圧力または燃焼器ケースの内外方向振動の変動
周期との位相差を、燃焼器ケースの振動の振幅が最小に
なるように電磁コイルをコントロールすることで、高周
波や合成波の燃焼振動に対しても効果的な抑制が可能と
なり、広い範囲の燃焼振動の周波数に対して、振動エネ
ルギを著しく低減できる。
【図1】ガスタービンの燃焼器の縦断面を示す、本発明
の実施の一形態に係るガスタービンの燃焼振動制御シス
テムの構成説明図である。
の実施の一形態に係るガスタービンの燃焼振動制御シス
テムの構成説明図である。
【図2】本実施の形態の燃焼振動制御システムにおける
燃焼振動の周波数と振動エネルギとの関係の説明図であ
る。
燃焼振動の周波数と振動エネルギとの関係の説明図であ
る。
【図3】ガスタービンの燃焼器の縦断面を示す、従来の
燃焼振動制御システムの構成説明図である。
燃焼振動制御システムの構成説明図である。
【図4】従来の燃焼振動制御における燃料流量の変動の
説明図である。
説明図である。
3 燃料インジェクタ
5 スワラ
6 ライナ
7 タービンロータ
7a 動翼
8 希釈孔
9 圧力センサ
11 金属製ウエハー
12 電磁コイル
13 コントローラ
14 振動センサ
15 コントローラ
101 燃焼器
102 燃焼器ケース
Claims (3)
- 【請求項1】 ガスタービンの燃焼器ケースの壁部の一
部を構成する磁性体の金属製ウエハー、同金属製ウエハ
ーに面して設けられた電磁コイル、前記燃焼器ケースに
取り付けられ同燃焼器ケース内圧力を検出する圧力セン
サ、同圧力センサが検出した燃焼器ケース内圧力の検出
波形に基づき前記電磁コイルへの励磁電力を供給し同電
磁コイルの電磁力により前記金属製ウエハーを前記燃焼
器ケースの内外方向に加振するコントローラAを有して
なることを特徴とするガスタービンの燃焼振動制御シス
テム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のガスタービンの燃焼振
動制御システムにおいて、前記圧力センサに代えて、前
記燃焼器ケース内外方向振動を検出する振動センサを有
し、前記コントローラAに代えて、同振動センサが検出
した燃焼器ケースの内外方向振動の検出波形に基づき前
記電磁コイルへの励磁電力を供給し同電磁コイルの電磁
力により前記金属製ウエハーを前記燃焼器ケースの内外
方向に加振するコントローラBを有してなることを特徴
とするガスタービンの燃焼振動制御システム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のガスタ
ービンの燃焼振動制御システムを用い、前記コントロー
ラAまたはコントローラBにより、前記金属製ウエハー
の振動周期と前記燃焼器ケース内圧力または前記燃焼器
ケースの内外方向振動の変動周期との位相差を、同燃焼
器ケースの振動の振幅が最小になるように設定して、前
記電磁コイルを前記燃焼器ケース内圧力または前記燃焼
器ケースの内外方向振動の検出波形に基づきコントロー
ルし前記金属製ウエハーに周期的な振動を与えることを
特徴とするガスタービンの燃焼振動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139899A JP2003328778A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | ガスタービンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139899A JP2003328778A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | ガスタービンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003328778A true JP2003328778A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29700907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002139899A Withdrawn JP2003328778A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | ガスタービンの燃焼振動制御システムおよび燃焼振動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003328778A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005300145A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Snecma Moteurs | 改良した内側固定フランジを有するターボ機械の環状燃焼室 |
KR101120620B1 (ko) * | 2009-09-10 | 2012-03-19 | 한국전력공사 | 가스터빈의 동적 상태 감시 방법 및 장치 |
KR101191548B1 (ko) | 2008-02-28 | 2012-10-15 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 가스 터빈 제어 방법 및 장치 |
JP2014169853A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | General Electric Co <Ge> | 燃焼装置および燃焼装置の圧力変動を低減する方法 |
CN109424444A (zh) * | 2017-08-29 | 2019-03-05 | 通用电气公司 | 燃气涡轮发动机及其操作方法和振动管理组件 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002139899A patent/JP2003328778A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2019066162A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-04-25 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ガスタービンエンジンのための振動制御 |
CN109424444B (zh) * | 2017-08-29 | 2021-10-22 | 通用电气公司 | 燃气涡轮发动机及其操作方法和振动管理组件 |
US11421877B2 (en) | 2017-08-29 | 2022-08-23 | General Electric Company | Vibration control for a gas turbine engine |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |