JP2003326795A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents
印刷装置及び印刷システムInfo
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- JP2003326795A JP2003326795A JP2002137606A JP2002137606A JP2003326795A JP 2003326795 A JP2003326795 A JP 2003326795A JP 2002137606 A JP2002137606 A JP 2002137606A JP 2002137606 A JP2002137606 A JP 2002137606A JP 2003326795 A JP2003326795 A JP 2003326795A
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】画像情報の印刷を単独で行う印刷装置におい
て、写真等の画像に文字情報を追加し、画像と同時に印
刷出力可能な入力システムを提供する。 【解決手段】電子メールの送信手段を有する移動体端末
からの文字入力情報を、電子メールを受信処理するよう
にした印刷装置が画像のビットマップデータに受信した
文字情報を組み合わせる手段とそのレイアウト選択手段
とを備えることによって簡便に文字情報を追加できる印
刷システムを構成した。
て、写真等の画像に文字情報を追加し、画像と同時に印
刷出力可能な入力システムを提供する。 【解決手段】電子メールの送信手段を有する移動体端末
からの文字入力情報を、電子メールを受信処理するよう
にした印刷装置が画像のビットマップデータに受信した
文字情報を組み合わせる手段とそのレイアウト選択手段
とを備えることによって簡便に文字情報を追加できる印
刷システムを構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真等の画像情報を
印刷する印刷装置及び印刷システムに関し、特に画像情
報を印刷するにあたり任意の文字情報を作成して画像に
追加する印刷装置及び印刷システムに関する。
印刷する印刷装置及び印刷システムに関し、特に画像情
報を印刷するにあたり任意の文字情報を作成して画像に
追加する印刷装置及び印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカメラの普及に伴い、パソコ
ン等の処理装置を介さずに直接撮影された画像情報をI
CカードやUSB等のインタフェースから取り込み、圧
縮された画像情報の伸張や画像処理と、それを印刷ドッ
トに展開するラスタライズを行ってプリントアウトがで
きるダイレクトプリント機能を備えたフォトプリンタな
どと称される印刷装置が一般化してきている。
ン等の処理装置を介さずに直接撮影された画像情報をI
CカードやUSB等のインタフェースから取り込み、圧
縮された画像情報の伸張や画像処理と、それを印刷ドッ
トに展開するラスタライズを行ってプリントアウトがで
きるダイレクトプリント機能を備えたフォトプリンタな
どと称される印刷装置が一般化してきている。
【0003】上記により、パソコンを持っていなかった
り、パソコンを使うことに慣れていない人でも簡単に家
庭で撮影した画像の印刷が行えるようになった。また、
パソコンを使用するユーザにとっても、時間の掛かるパ
ソコンの立ち上げとアプリケーションソフトでの操作を
しなくても簡単に写真印刷が可能な専用機として大きな
メリットとなる。画像情報の取り込みに関しても、ディ
ジタルカメラから入力されるディジタル信号ばかりでな
く、印刷装置がコピー機能を兼ね備えることによって
も、写真媒体としての印画紙そのものをスキャンして写
真画質でカラーコピーできるようにもなってきている。
り、パソコンを使うことに慣れていない人でも簡単に家
庭で撮影した画像の印刷が行えるようになった。また、
パソコンを使用するユーザにとっても、時間の掛かるパ
ソコンの立ち上げとアプリケーションソフトでの操作を
しなくても簡単に写真印刷が可能な専用機として大きな
メリットとなる。画像情報の取り込みに関しても、ディ
ジタルカメラから入力されるディジタル信号ばかりでな
く、印刷装置がコピー機能を兼ね備えることによって
も、写真媒体としての印画紙そのものをスキャンして写
真画質でカラーコピーできるようにもなってきている。
【0004】しかし、画像をプリントアウトするにあた
り、その画像に関しての名前やコメントなどの文字情報
を追加して画像と一緒に印刷する機能は上記の印刷装置
においては実現されていない。本来、画像にコメント情
報を追加したり、画像と文字を組み合わせたレイアウト
でデザインすることは多々あることであるが、そのため
にはパソコンとパソコンの処理結果の印刷を行うプリン
タによるシステムのみで処理されてきた。よって、誰で
もが操作できなかったり、それ程込み入ったレイアウト
でなくてもパソコンの立ち上げから始まる面倒な操作を
必要としていた。
り、その画像に関しての名前やコメントなどの文字情報
を追加して画像と一緒に印刷する機能は上記の印刷装置
においては実現されていない。本来、画像にコメント情
報を追加したり、画像と文字を組み合わせたレイアウト
でデザインすることは多々あることであるが、そのため
にはパソコンとパソコンの処理結果の印刷を行うプリン
タによるシステムのみで処理されてきた。よって、誰で
もが操作できなかったり、それ程込み入ったレイアウト
でなくてもパソコンの立ち上げから始まる面倒な操作を
必要としていた。
【0005】但し、解決策としてフォトプリンタにキー
ボードや文字入力・変換機能を付加するといった単純な
発想ではコストアップとなるばかりでなく、使い易いさ
とは逆行するユーザインタフェースとなってしまう。例
えば、印刷装置に付加されたキーボードではユーザが使
い易い姿勢では操作できないといった基本的問題が生じ
てくる。
ボードや文字入力・変換機能を付加するといった単純な
発想ではコストアップとなるばかりでなく、使い易いさ
とは逆行するユーザインタフェースとなってしまう。例
えば、印刷装置に付加されたキーボードではユーザが使
い易い姿勢では操作できないといった基本的問題が生じ
てくる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、パソコン等の処理装置を介さずに
画像情報の印刷を行う印刷装置において、画像に文字情
報を追加して印刷できる機能を、誰でもが使える利便性
の高いシステム構成として実現することを目的とする。
鑑みなされたもので、パソコン等の処理装置を介さずに
画像情報の印刷を行う印刷装置において、画像に文字情
報を追加して印刷できる機能を、誰でもが使える利便性
の高いシステム構成として実現することを目的とする。
【0007】また、本発明は上記の目的を実現する印刷
装置の構成が、複雑で且つ多大なコストアップになら
ず、更に他の機能へも共用できるような汎用性をもって
実現できることを目的とする。
装置の構成が、複雑で且つ多大なコストアップになら
ず、更に他の機能へも共用できるような汎用性をもって
実現できることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は入力された画像
情報のビットマップデータ化を行って画像の印刷を行う
印刷装置であって、電子メールを受信する通信手段と、
電子メールの処理手段と、フォント情報を保持し前記の
電子メールに含まれる文字情報から文字のビットマップ
データを得る変換手段とを備え、前記画像のビットマッ
プデータに前記文字のビットマップデータを組み合わせ
て印刷を行うよう構成したことを特徴とする。
情報のビットマップデータ化を行って画像の印刷を行う
印刷装置であって、電子メールを受信する通信手段と、
電子メールの処理手段と、フォント情報を保持し前記の
電子メールに含まれる文字情報から文字のビットマップ
データを得る変換手段とを備え、前記画像のビットマッ
プデータに前記文字のビットマップデータを組み合わせ
て印刷を行うよう構成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、電子メールを作成し送信
を行う移動体端末と、前記電子メールを受信する通信手
段と、電子メールの処理手段と、フォント情報を保持し
前記の電子メールに含まれる文字情報から文字のビット
マップデータを得る変換手段とを備え、別途入力された
画像情報に対する画像のビットマップデータに前記文字
のビットマップデータを組み合わせて印刷を行う印刷装
置とを有する印刷システムとして構成したことを特徴と
する。
を行う移動体端末と、前記電子メールを受信する通信手
段と、電子メールの処理手段と、フォント情報を保持し
前記の電子メールに含まれる文字情報から文字のビット
マップデータを得る変換手段とを備え、別途入力された
画像情報に対する画像のビットマップデータに前記文字
のビットマップデータを組み合わせて印刷を行う印刷装
置とを有する印刷システムとして構成したことを特徴と
する。
【0010】請求項1、9に記載のこのような構成によ
れば、身近な通信端末、特に個人が身につけている携帯
電話機より、電話機の文書作成機能と表示機能を利用し
て簡単に画像に追加したい文字情報を作成できる。そし
て、ごく一般的な通信機能である電子メールによって固
有のIPアドレスを有する印刷装置に上記情報を送信
し、印刷装置は上記受信文字情報を画像情報に組み合わ
せて印刷を行うことができる。
れば、身近な通信端末、特に個人が身につけている携帯
電話機より、電話機の文書作成機能と表示機能を利用し
て簡単に画像に追加したい文字情報を作成できる。そし
て、ごく一般的な通信機能である電子メールによって固
有のIPアドレスを有する印刷装置に上記情報を送信
し、印刷装置は上記受信文字情報を画像情報に組み合わ
せて印刷を行うことができる。
【0011】すなわち、印刷装置の近傍で印刷装置との
物理的な位置の制約も受けずに、使用者は、使い慣れた
携帯電話機の入力操作によって文字情報を作成できる。
そして、通信・情報処理のインフラ系システムに対して
は、特別なアプリケーションサーバなどの設置は不要
で、通信業者及びインターネットプロバイダが既に保有
しているメールサーバを使用するだけで、容易にシステ
ムを構築できる。
物理的な位置の制約も受けずに、使用者は、使い慣れた
携帯電話機の入力操作によって文字情報を作成できる。
そして、通信・情報処理のインフラ系システムに対して
は、特別なアプリケーションサーバなどの設置は不要
で、通信業者及びインターネットプロバイダが既に保有
しているメールサーバを使用するだけで、容易にシステ
ムを構築できる。
【0012】また、請求項2に記載のように本発明にお
いては、画像のビットマップデータに文字情報のビット
マップデータ部分を置換して印刷を行うことができる。
従って、画像の大きさは変化させずに文字を重ねること
ができる。文字のフォントは縁取りの有るフォントとし
ておけば画像の背景色によらず明確に文字を印刷でき
る。
いては、画像のビットマップデータに文字情報のビット
マップデータ部分を置換して印刷を行うことができる。
従って、画像の大きさは変化させずに文字を重ねること
ができる。文字のフォントは縁取りの有るフォントとし
ておけば画像の背景色によらず明確に文字を印刷でき
る。
【0013】また、請求項3に記載のように本発明にお
いては、画像の印刷面積サイズを縮小処理したビットマ
ップデータにより確保された周辺の空白スペースに文字
情報を配置して印刷を行うことができる。従って、人物
等の画像の重要部に文字情報が配置され隠されてしまう
ことなどを避けることができる。
いては、画像の印刷面積サイズを縮小処理したビットマ
ップデータにより確保された周辺の空白スペースに文字
情報を配置して印刷を行うことができる。従って、人物
等の画像の重要部に文字情報が配置され隠されてしまう
ことなどを避けることができる。
【0014】また、請求項4に記載のように本発明にお
いては、縮小処理したビットマップデータを更に移動し
て、より広く確保された空白スペースに、より多くの文
字情報を配置して印刷を行うことができる。
いては、縮小処理したビットマップデータを更に移動し
て、より広く確保された空白スペースに、より多くの文
字情報を配置して印刷を行うことができる。
【0015】また、請求項5に記載のように本発明にお
いては、上記請求項2ないし4に関わる画像と文字の組
み合わせ手段を印刷装置側で選択できる。従って、印刷
装置に付属する表示パネルでの確認により、適切な画像
と文字の配置方法を印刷の開始前に選択できる。よっ
て、レイアウトが当初の意図に反し、レイアウトの配置
を変える場合にも使用者が文字情報の再送信を行う必要
はない。
いては、上記請求項2ないし4に関わる画像と文字の組
み合わせ手段を印刷装置側で選択できる。従って、印刷
装置に付属する表示パネルでの確認により、適切な画像
と文字の配置方法を印刷の開始前に選択できる。よっ
て、レイアウトが当初の意図に反し、レイアウトの配置
を変える場合にも使用者が文字情報の再送信を行う必要
はない。
【0016】また、請求項6、10に記載のように本発
明においては、電子メールにて文字情報を作成する場合
に、電子メールの件名欄に画像と文字の組み合わせを指
示する指示情報を記載するものである。指示情報として
は、文字情報を配置する位置情報であることが好ましい
が、それだけに限定されるものではない。上記のメール
フォーマット構成によって、特別な情報を分離する表現
手段を用いずに基本的なレイアウト指示のモードを設定
できるとともに、印刷装置側もその電子メールに基づく
処理を迅速、容易に開始できる。
明においては、電子メールにて文字情報を作成する場合
に、電子メールの件名欄に画像と文字の組み合わせを指
示する指示情報を記載するものである。指示情報として
は、文字情報を配置する位置情報であることが好ましい
が、それだけに限定されるものではない。上記のメール
フォーマット構成によって、特別な情報を分離する表現
手段を用いずに基本的なレイアウト指示のモードを設定
できるとともに、印刷装置側もその電子メールに基づく
処理を迅速、容易に開始できる。
【0017】また、請求項7、11に記載のように本発
明においては、電子メールにて文字情報を作成する場合
に、電子メールの本文欄に文字列の区切りレイアウトと
文字の修飾コードを記載し、印刷装置の上への文字列段
落が文字修飾を含めて設定できるようにしたものであ
る。従って、文字列を作成する携帯電話機側の一行表示
文字数が幾つであっても構わない。そして、その文字列
に対する修飾コードを一括で設定できる。
明においては、電子メールにて文字情報を作成する場合
に、電子メールの本文欄に文字列の区切りレイアウトと
文字の修飾コードを記載し、印刷装置の上への文字列段
落が文字修飾を含めて設定できるようにしたものであ
る。従って、文字列を作成する携帯電話機側の一行表示
文字数が幾つであっても構わない。そして、その文字列
に対する修飾コードを一括で設定できる。
【0018】また、請求項8、12に記載のように本発
明においては、電子メールにて文字情報を作成する場合
の文字列の修飾コードを記載し、その記載方法を設定す
るものである。文字修飾コードとしては、サイズや色で
あることが望ましいが、それだけに限定されるものでは
ない。
明においては、電子メールにて文字情報を作成する場合
の文字列の修飾コードを記載し、その記載方法を設定す
るものである。文字修飾コードとしては、サイズや色で
あることが望ましいが、それだけに限定されるものでは
ない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。
づいて詳述する。
【0020】図1は、本発明の実施例による印刷装置及
び印刷システムの全体構成を示すブロック図である。印
刷装置1は、ディジタルカメラなどの入力装置により得
られたJPEG形式などの画像情報を記憶したICカー
ド3が印刷装置内のスロットに接続され、取り込んだ画
像情報を印刷のラスタライズにまで展開して、スタンド
アローンとして画像の印刷を実行できる印刷装置であ
る。
び印刷システムの全体構成を示すブロック図である。印
刷装置1は、ディジタルカメラなどの入力装置により得
られたJPEG形式などの画像情報を記憶したICカー
ド3が印刷装置内のスロットに接続され、取り込んだ画
像情報を印刷のラスタライズにまで展開して、スタンド
アローンとして画像の印刷を実行できる印刷装置であ
る。
【0021】また、印刷装置1は独立したインターネッ
ト端末としてIPアドレスを有し、例えば、ADSL方
式等のモデム8及び加入者電話線14を介してインター
ネット7に接続されている。但し、印刷装置単体でな
く、他の端末等で構成されたシステムの場合は、印刷装
置とモデムの間の宅内経路15にルータやサーバなども
接続される。インターネット7にはメールサーバ13を
含むプロバイダ12のシステムが接続されている。印刷
装置のIPアドレスやプロバイダのドメイン名を含んで
いるメールアドレスは利用契約を行ったプロバイダより
付与されるとともに、該プロバイダを通してデータが送
受される。IPアドレスはインターネットプロトコル、
即ちIPが多大なアドレス空間を持つIPv6形式に切
り替わりつつあり、今後は個々の家電機器や端末にも固
有のIPアドレスが割り振られるようになってくる。
ト端末としてIPアドレスを有し、例えば、ADSL方
式等のモデム8及び加入者電話線14を介してインター
ネット7に接続されている。但し、印刷装置単体でな
く、他の端末等で構成されたシステムの場合は、印刷装
置とモデムの間の宅内経路15にルータやサーバなども
接続される。インターネット7にはメールサーバ13を
含むプロバイダ12のシステムが接続されている。印刷
装置のIPアドレスやプロバイダのドメイン名を含んで
いるメールアドレスは利用契約を行ったプロバイダより
付与されるとともに、該プロバイダを通してデータが送
受される。IPアドレスはインターネットプロトコル、
即ちIPが多大なアドレス空間を持つIPv6形式に切
り替わりつつあり、今後は個々の家電機器や端末にも固
有のIPアドレスが割り振られるようになってくる。
【0022】6は携帯電話網で、移動体端末である携帯
電話機2が無線による空間通信路5を介して音声や電子
メール等のサービスを受けている。携帯電話網はその通
信業者のゲートウエイ9によりインターネットとの接続
がされていて、通信業者のメールサーバ10からプロバ
イダなどへのメールサーバへ電子メールを送信できるよ
うになっている。また、電子メールの作成は携帯電話機
2のキーボード2Bと表示パネル2A及び制御回路に内
蔵された漢字変換等の文章作成機能によって行われる。
電話機2が無線による空間通信路5を介して音声や電子
メール等のサービスを受けている。携帯電話網はその通
信業者のゲートウエイ9によりインターネットとの接続
がされていて、通信業者のメールサーバ10からプロバ
イダなどへのメールサーバへ電子メールを送信できるよ
うになっている。また、電子メールの作成は携帯電話機
2のキーボード2Bと表示パネル2A及び制御回路に内
蔵された漢字変換等の文章作成機能によって行われる。
【0023】図1の囲み枠4によって示したエリアは同
一の近傍通信エリアで、例えば家庭内の同一の部屋を意
味している。従って、同一エリアの印刷装置とその傍の
携帯電話機において、間接的に携帯電話機をリモコンの
如く目の前の印刷装置に電子メール等のデータを送るこ
とが可能になっている。なお、図のように近距離である
ので、ブルーツースと称される近距離無線や無線LAN
インタフェースを携帯端末と印刷装置の両方に持たせ、
携帯端末から印刷装置に直接送信することも本発明の類
型として可能である。しかし、こうした無線インタフェ
ースを有するPDA(Personal Data A
ssistant)などの携帯端末は一般的ではなく、
大多数の人が保有していて、通話のためにいつも身につ
けている機器である携帯電話機を、印刷装置の文字デー
タの入力手段として利用できるようシステム化すること
は非常に有効である。
一の近傍通信エリアで、例えば家庭内の同一の部屋を意
味している。従って、同一エリアの印刷装置とその傍の
携帯電話機において、間接的に携帯電話機をリモコンの
如く目の前の印刷装置に電子メール等のデータを送るこ
とが可能になっている。なお、図のように近距離である
ので、ブルーツースと称される近距離無線や無線LAN
インタフェースを携帯端末と印刷装置の両方に持たせ、
携帯端末から印刷装置に直接送信することも本発明の類
型として可能である。しかし、こうした無線インタフェ
ースを有するPDA(Personal Data A
ssistant)などの携帯端末は一般的ではなく、
大多数の人が保有していて、通話のためにいつも身につ
けている機器である携帯電話機を、印刷装置の文字デー
タの入力手段として利用できるようシステム化すること
は非常に有効である。
【0024】図2は本発明の実施例である印刷装置のブ
ロック図である。プリンタエンジン27はインクジェッ
ト方式、電子写真方式等により、ページを単位とした紙
の上に印刷のドットレベルにラスタライズされたカラー
画像を印刷する。印刷情報としては、画像情報が記憶さ
れたICカード3が入力手段であるカードスロット20
に挿入されて印刷装置内に取り込まれ、圧縮された画像
の展開やγ処理等の画像処理が第一の処理手段21によ
り行われた後、制御部22により画像メモリ23に画像
表示の画像ビットマップデータとして保持される。
ロック図である。プリンタエンジン27はインクジェッ
ト方式、電子写真方式等により、ページを単位とした紙
の上に印刷のドットレベルにラスタライズされたカラー
画像を印刷する。印刷情報としては、画像情報が記憶さ
れたICカード3が入力手段であるカードスロット20
に挿入されて印刷装置内に取り込まれ、圧縮された画像
の展開やγ処理等の画像処理が第一の処理手段21によ
り行われた後、制御部22により画像メモリ23に画像
表示の画像ビットマップデータとして保持される。
【0025】制御部はCPUと、ROMや書き換えが可
能なフラッシュメモリに内蔵されたプログラムにより情
報の処理、入力や印刷を制御し、図2の各ブロックの制
御に関与している。文字情報等ランダムな取得情報や操
作設定情報に関しては電池バックアップによるSRAM
やフラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリに記憶さ
れ、装置の電源がオフになった後も再度使用することが
できる。
能なフラッシュメモリに内蔵されたプログラムにより情
報の処理、入力や印刷を制御し、図2の各ブロックの制
御に関与している。文字情報等ランダムな取得情報や操
作設定情報に関しては電池バックアップによるSRAM
やフラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリに記憶さ
れ、装置の電源がオフになった後も再度使用することが
できる。
【0026】また、画像情報の入力はICカードに限定
されるものではなく、ディジタルカメラと直結されるU
SB等のシリアルなインタフェースでも良いし、印刷装
置が複合機としてコピー機能を備える場合はCCD等の
イメージセンサからの入力であっても良い。
されるものではなく、ディジタルカメラと直結されるU
SB等のシリアルなインタフェースでも良いし、印刷装
置が複合機としてコピー機能を備える場合はCCD等の
イメージセンサからの入力であっても良い。
【0027】制御部22は、簡単なキーボードを有する
操作手段25の操作に連携し、画像処理された中間情報
を液晶等による印刷装置の表示パネル26に表示させ、
画像メモリに保持されたビットマップデータをラスタラ
イズ手段24でCMYKのカラー印刷ドットに展開させ
て印刷を行わせるなどの各制御やデータ処理を行う。
操作手段25の操作に連携し、画像処理された中間情報
を液晶等による印刷装置の表示パネル26に表示させ、
画像メモリに保持されたビットマップデータをラスタラ
イズ手段24でCMYKのカラー印刷ドットに展開させ
て印刷を行わせるなどの各制御やデータ処理を行う。
【0028】また、印刷装置は通信による別の入力経路
を持っており、TCP/IPの処理を内蔵した通信イン
タフェース28、電子メールの処理手段29より構成さ
れる。29は電子メールの処理を行うプロトコルを内蔵
すると共に電子メールの情報を分解して制御部に入力す
る。一般的にインターネットメールでは、メールサーバ
のメールボックスに対してクライアントが新着メールの
有無を確認し、選択したメールの文書を取りに行く必要
がある。パソコン上では人為的に無意識に行っているこ
とであるが、本発明の画像印刷に追加する文字情報を自
動的に取得するという手順においては、携帯電話機から
の送信を行って暫くの後、操作手段の受信キーとして割
り当てたキーを押すことによって一連の操作を代行せし
めるようにしている。即ち、新着メールの確認と最新の
メールの取り込みを行わせている。勿論、印刷装置の機
能をサポートするサーバを構築しておけば自動的に印刷
装置への配信が可能であるが、限定されない任意のプロ
バイダにて本発明を利用できるための配慮である。
を持っており、TCP/IPの処理を内蔵した通信イン
タフェース28、電子メールの処理手段29より構成さ
れる。29は電子メールの処理を行うプロトコルを内蔵
すると共に電子メールの情報を分解して制御部に入力す
る。一般的にインターネットメールでは、メールサーバ
のメールボックスに対してクライアントが新着メールの
有無を確認し、選択したメールの文書を取りに行く必要
がある。パソコン上では人為的に無意識に行っているこ
とであるが、本発明の画像印刷に追加する文字情報を自
動的に取得するという手順においては、携帯電話機から
の送信を行って暫くの後、操作手段の受信キーとして割
り当てたキーを押すことによって一連の操作を代行せし
めるようにしている。即ち、新着メールの確認と最新の
メールの取り込みを行わせている。勿論、印刷装置の機
能をサポートするサーバを構築しておけば自動的に印刷
装置への配信が可能であるが、限定されない任意のプロ
バイダにて本発明を利用できるための配慮である。
【0029】制御部はフォント格納手段30のフォント
情報を用いて文字情報の利用処理や文字表示のビットマ
ップデータ化を行い複数ページの保持領域を持つ画像メ
モリの中に保持させる。フォント格納手段はROMによ
る固定メモリとしても良いし、フラッシュメモリを用い
て新たなフォントを追加書き換える機能を持たせること
もできる。後者の場合は通信機能を利用してインターネ
ットのサーバからのダウンロードを、印刷装置の製造業
者のサイト等から実行できるように構成できる。
情報を用いて文字情報の利用処理や文字表示のビットマ
ップデータ化を行い複数ページの保持領域を持つ画像メ
モリの中に保持させる。フォント格納手段はROMによ
る固定メモリとしても良いし、フラッシュメモリを用い
て新たなフォントを追加書き換える機能を持たせること
もできる。後者の場合は通信機能を利用してインターネ
ットのサーバからのダウンロードを、印刷装置の製造業
者のサイト等から実行できるように構成できる。
【0030】印刷装置の通信手段へはプロバイダから割
り当てられた自己のIPアドレスやメールアドレスを設
定しておく必要があるが、そのための英数字や記号の入
力は操作手段25より入力する。上記操作は一旦入力す
れば以降は必要がない。印刷装置内のフラッシュメモリ
や電池でバックアップされた不揮発性メモリ領域に保存
される。
り当てられた自己のIPアドレスやメールアドレスを設
定しておく必要があるが、そのための英数字や記号の入
力は操作手段25より入力する。上記操作は一旦入力す
れば以降は必要がない。印刷装置内のフラッシュメモリ
や電池でバックアップされた不揮発性メモリ領域に保存
される。
【0031】図3は本発明の実施例による印刷例であっ
て、画像のビットマップデータ領域の下部に対し、文字
のビットマップデータが置換されて印刷されている。印
刷用紙33上の画像領域34Aにおいて、例として「文
字領域(下部)」として示した領域35Aが34Aの下
部に置換されて同時印刷されている。ビットマップデー
タ上の処理としては画像及び文字それぞれのビットマッ
プデータを用意しておき、34Aのビットマップデータ
の中に35Aの部分のビットマップデータを置き換えれ
ばよい。
て、画像のビットマップデータ領域の下部に対し、文字
のビットマップデータが置換されて印刷されている。印
刷用紙33上の画像領域34Aにおいて、例として「文
字領域(下部)」として示した領域35Aが34Aの下
部に置換されて同時印刷されている。ビットマップデー
タ上の処理としては画像及び文字それぞれのビットマッ
プデータを用意しておき、34Aのビットマップデータ
の中に35Aの部分のビットマップデータを置き換えれ
ばよい。
【0032】なお、35Aは長方形の領域に文字フォン
トのビットマップデータを挿入した形であっても、単に
文字フォント部分だけのビットマップデータだけでも良
い。前者の場合、画像を隠す割合は多いが画像との背景
色に関わらずはっきりと文字を浮き出すことができる。
また、後者の場合は、画像への影響は少ないが色関係に
よっては文字が見え難くなるので、フォントの色と区別
できる縁取りフォントを使ったり、演算処理でフォント
に縁を持たせてビットマップデータを作成するといった
ことが有効である。
トのビットマップデータを挿入した形であっても、単に
文字フォント部分だけのビットマップデータだけでも良
い。前者の場合、画像を隠す割合は多いが画像との背景
色に関わらずはっきりと文字を浮き出すことができる。
また、後者の場合は、画像への影響は少ないが色関係に
よっては文字が見え難くなるので、フォントの色と区別
できる縁取りフォントを使ったり、演算処理でフォント
に縁を持たせてビットマップデータを作成するといった
ことが有効である。
【0033】図4は本発明の実施例による他の印刷例
で、画像部分34Bと文字部分である35Bや35Cが
平面的に重ならないようにして印刷される。それによっ
て、35Bの如く下部に、或いは35Cの如く上部に、
文字の領域が画像の重要部分を隠すようなことがなく両
者を印刷できる。ビットマップデータの処理としては画
像と文字のビットマップデータを隣接点で切り替えて印
刷への出力ビットマップデータとしても良いし、表示し
ないデータ領域はどちらも零のデータであるので両者の
ビットマップデータを加算しても良い。
で、画像部分34Bと文字部分である35Bや35Cが
平面的に重ならないようにして印刷される。それによっ
て、35Bの如く下部に、或いは35Cの如く上部に、
文字の領域が画像の重要部分を隠すようなことがなく両
者を印刷できる。ビットマップデータの処理としては画
像と文字のビットマップデータを隣接点で切り替えて印
刷への出力ビットマップデータとしても良いし、表示し
ないデータ領域はどちらも零のデータであるので両者の
ビットマップデータを加算しても良い。
【0034】上記の処理のためには画像領域を34Bの
如く縮小する必要があるので間引きなどの画像処理を行
った後に画像のビットマップデータを作成する。今後普
及するであろう画像のファイル形式、JPEG2000
ではスケーラブルな縮小が可能で、デコーダによって容
易に縮小画像処理を実施できる。
如く縮小する必要があるので間引きなどの画像処理を行
った後に画像のビットマップデータを作成する。今後普
及するであろう画像のファイル形式、JPEG2000
ではスケーラブルな縮小が可能で、デコーダによって容
易に縮小画像処理を実施できる。
【0035】図5は本発明の実施例による他の印刷例
で、図4の縮小画像34Bを更に34Cの如く上部に移
動させるようビットマップのデータをシフトさせ、移動
方向と反対側により広い文字領域を確保することによっ
て、その領域34Cにはより多くの文字を記載できる。
また、デザイン上の面からも図4とは異なるレイアウト
の追加選択ができることにもなる。
で、図4の縮小画像34Bを更に34Cの如く上部に移
動させるようビットマップのデータをシフトさせ、移動
方向と反対側により広い文字領域を確保することによっ
て、その領域34Cにはより多くの文字を記載できる。
また、デザイン上の面からも図4とは異なるレイアウト
の追加選択ができることにもなる。
【0036】図3から図5により説明した本発明の印刷
レイアウトは、印刷装置側での指示により画像情報の変
更によりレイアウトの変更や選択ができる。そのため
に、操作手段は画像情報を非縮小、縮小、縮小と移動と
する選択入力を備えている。更に、画像の移動に対して
は上方向か下方向かの選択入力を備えている。上記の変
更、選択ができるように、画像及び文字の情報共に元デ
ータはメモリ内に保存されている。レイアウト結果は印
刷開始前に表示パネルで確認できるので、使用者の意図
に反したまま無駄な印刷をしてしまうことはない。ま
た、レイアウトを変更するための目的で文字情報の再送
信を行う必要はない。
レイアウトは、印刷装置側での指示により画像情報の変
更によりレイアウトの変更や選択ができる。そのため
に、操作手段は画像情報を非縮小、縮小、縮小と移動と
する選択入力を備えている。更に、画像の移動に対して
は上方向か下方向かの選択入力を備えている。上記の変
更、選択ができるように、画像及び文字の情報共に元デ
ータはメモリ内に保存されている。レイアウト結果は印
刷開始前に表示パネルで確認できるので、使用者の意図
に反したまま無駄な印刷をしてしまうことはない。ま
た、レイアウトを変更するための目的で文字情報の再送
信を行う必要はない。
【0037】図6は本発明での実施例による、電子メー
ルを用いて文字情報を送る送信フォーマットである。電
子メール60は少なくも、差出人フィールド61、宛先
フィールド62、件名フィールド63、本文フィールド
64をもって構成されている。61は送信に使用した携
帯電話機のメールアドレス65が自動的に入り、62は
本発明の印刷装置に付与されたメールアドレス66が入
力される。件名フィールド63には、本発明の文字情報
の追加においてまず設定すべき指示である、文字の挿入
を行わせる位置指令67を記載するように構成してい
る。更に、文字情報の内容そのものをメール本文中に記
載するよう定めている。
ルを用いて文字情報を送る送信フォーマットである。電
子メール60は少なくも、差出人フィールド61、宛先
フィールド62、件名フィールド63、本文フィールド
64をもって構成されている。61は送信に使用した携
帯電話機のメールアドレス65が自動的に入り、62は
本発明の印刷装置に付与されたメールアドレス66が入
力される。件名フィールド63には、本発明の文字情報
の追加においてまず設定すべき指示である、文字の挿入
を行わせる位置指令67を記載するように構成してい
る。更に、文字情報の内容そのものをメール本文中に記
載するよう定めている。
【0038】上記の本発明の件名フィールド構成によ
り、印刷装置はメールサーバからの新着メール情報を取
得した時点での位置指令の解読・照合から自己に対する
コマンド受信であることの認証を容易に得ることが出来
る。また、使用者にとっては文字送信の電子メールを作
成するにあたって、まず何処に文字を配置するかの決定
を行い、次に文字の内容を記載するといった手順が分離
され極めてわかりやすくなっている。
り、印刷装置はメールサーバからの新着メール情報を取
得した時点での位置指令の解読・照合から自己に対する
コマンド受信であることの認証を容易に得ることが出来
る。また、使用者にとっては文字送信の電子メールを作
成するにあたって、まず何処に文字を配置するかの決定
を行い、次に文字の内容を記載するといった手順が分離
され極めてわかりやすくなっている。
【0039】次に、本文フィールドへの文字情報の記載
方法について説明を行う。携帯電話機の画面上での一行
文字数は機種によって夫々異なり、また、印刷装置の画
像に組み合わせるべき一行文字数は画像の様子やレイア
ウトで変わってくる。従って、画像に組み合わせる文字
列の行区分けは作成入力時に明確に規定する必要があ
り、本発明ではキャリッジリターンコードによる文章の
切れ目を、印刷装置上での一行文字数として規定してい
る。そして上記により決定される一行毎に、文字の修飾
を指定できるよう本発明では構成し、その修飾コードを
行の最後の括弧で括って配置し、例示のように行68に
対しては(R2)、行69には(B3)などとしてい
る。
方法について説明を行う。携帯電話機の画面上での一行
文字数は機種によって夫々異なり、また、印刷装置の画
像に組み合わせるべき一行文字数は画像の様子やレイア
ウトで変わってくる。従って、画像に組み合わせる文字
列の行区分けは作成入力時に明確に規定する必要があ
り、本発明ではキャリッジリターンコードによる文章の
切れ目を、印刷装置上での一行文字数として規定してい
る。そして上記により決定される一行毎に、文字の修飾
を指定できるよう本発明では構成し、その修飾コードを
行の最後の括弧で括って配置し、例示のように行68に
対しては(R2)、行69には(B3)などとしてい
る。
【0040】図7は本発明の実施例による件名フィール
ドへの指令対応図である。MODE1は文字情報を画像
情報の上部に挿入するコマンド、MODE2は画像情報
の略中央部に挿入するコマンド、MODE3は画像情報
の下部に挿入するコマンドを示している。挿入文字位置
は文字情報の送信時に指示し、画像とのレイアウトは印
刷装置における画像情報の処理操作で最適化を行うとい
う本発明の構成は複雑化しかねない設定方法をシンプル
にし、入力側と印刷装置側とで分担する設定機能を使用
者にわかり易くさせている。
ドへの指令対応図である。MODE1は文字情報を画像
情報の上部に挿入するコマンド、MODE2は画像情報
の略中央部に挿入するコマンド、MODE3は画像情報
の下部に挿入するコマンドを示している。挿入文字位置
は文字情報の送信時に指示し、画像とのレイアウトは印
刷装置における画像情報の処理操作で最適化を行うとい
う本発明の構成は複雑化しかねない設定方法をシンプル
にし、入力側と印刷装置側とで分担する設定機能を使用
者にわかり易くさせている。
【0041】なお、上部と下部の両方に文字を配置した
い場合はMODE1とMODE3での2回の送信を行え
ばよい。印刷装置の方では複数の受信を重ねて保存する
よう構成しておく。また、最初は下部に配置するよう送
信したのを見直し、上部に変更配置するような場合は印
刷装置で受信文字情報をリセットし、消去を行う。その
ために印刷装置の操作手段は受信文字情報消去用の入力
を備えている。
い場合はMODE1とMODE3での2回の送信を行え
ばよい。印刷装置の方では複数の受信を重ねて保存する
よう構成しておく。また、最初は下部に配置するよう送
信したのを見直し、上部に変更配置するような場合は印
刷装置で受信文字情報をリセットし、消去を行う。その
ために印刷装置の操作手段は受信文字情報消去用の入力
を備えている。
【0042】図8は本発明の実施例による文字修飾コー
ドの対応図である。この場合は色とサイズの修飾を例示
しており、色は赤、緑、青、黒の4色とし、サイズは
大、中、小の3種類として一行毎に使い分けることがで
きる。これらによって、画像への文字レイアウトと共に
文字を修飾して画像情報への文字情報追加が多彩に行え
る。当然より多くの色やサイズを割り当てることも可能
であるし、また、色やサイズ以外への修飾コードを割り
当てることも可能である。
ドの対応図である。この場合は色とサイズの修飾を例示
しており、色は赤、緑、青、黒の4色とし、サイズは
大、中、小の3種類として一行毎に使い分けることがで
きる。これらによって、画像への文字レイアウトと共に
文字を修飾して画像情報への文字情報追加が多彩に行え
る。当然より多くの色やサイズを割り当てることも可能
であるし、また、色やサイズ以外への修飾コードを割り
当てることも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像を印刷する印刷装置に対し、パソコン等の処理装置を
介した操作やシステムを構成せずに、ごく一般的な携帯
電話から、誰でもが容易に文字情報を作成して画像に追
加することができる。例えば、ポスタのような複合画像
を簡単に作成することができる。
像を印刷する印刷装置に対し、パソコン等の処理装置を
介した操作やシステムを構成せずに、ごく一般的な携帯
電話から、誰でもが容易に文字情報を作成して画像に追
加することができる。例えば、ポスタのような複合画像
を簡単に作成することができる。
【0044】また、本発明によれば特別なサーバ等を必
要とせず、一般のインターネットプロバイダに既存の機
能により画像と文字の印刷システムが構成できる。
要とせず、一般のインターネットプロバイダに既存の機
能により画像と文字の印刷システムが構成できる。
【0045】また、本発明によれば、複雑なユーザイン
タフェースによらずに文字情報の追加入力ができる画像
印刷装置を構成できる。そして、本発明で付加された入
力のための通信機能は情報の取得や印刷機能・処理とい
ったことへの応用を図ることができる。例えば新しいフ
ォント情報を電子メールの添付ファイルとして取得させ
るようにも拡張していける。
タフェースによらずに文字情報の追加入力ができる画像
印刷装置を構成できる。そして、本発明で付加された入
力のための通信機能は情報の取得や印刷機能・処理とい
ったことへの応用を図ることができる。例えば新しいフ
ォント情報を電子メールの添付ファイルとして取得させ
るようにも拡張していける。
【図1】 図1は本発明の実施例による印刷装置及び印
刷システムの全体構成を示すブロック図である。
刷システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図2は本発明の実施例である印刷装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 図3は本発明の構成による印刷例である。
【図4】 図4は本発明の実施例による他の印刷例であ
る。
る。
【図5】 図5は本発明の実施例による他の印刷例であ
る。
る。
【図6】 図6は本発明での実施例による、電子メール
を用いて文字情報を送る送信フォーマットである。
を用いて文字情報を送る送信フォーマットである。
【図7】 図7は本発明の実施例による件名フィールド
への指令対応図である。
への指令対応図である。
【図8】 図8は本発明の実施例による文字修飾コード
の対応図である。
の対応図である。
1・・印刷装置
2・・携帯電話機
4・・近傍通信エリア
6・・携帯電話網
7・・インターネット
9・・ゲートウエイ
14・・加入者電話線
15・・宅内経路
21・・第一の画像処理手段
22・・印刷装置の制御部
24・・ラスタライズ手段
25・・印刷装置の操作手段
26・・印刷装置の表示パネル
27・・プリンタエンジン
28・・通信インタフェース
29・・電子メールの処理手段
33・・印刷用紙
34A、34B、34C・・画像領域
35A、35B、35C、35D・・文字領域
60・・電子メールのフォーマット
Claims (12)
- 【請求項1】 入力された画像情報のビットマップデー
タ化を行って画像の印刷を行う印刷装置であって、電子
メールを受信する通信手段と、電子メールの処理手段
と、フォント情報を保持し前記の電子メールに含まれる
文字情報から文字のビットマップデータを得る変換手段
とを備え、前記画像のビットマップデータに前記文字の
ビットマップデータを組み合わせて印刷を行うことを特
徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記画像のビットマップデータ領域の指
示された特定範囲に対し、前記文字のビットマップデー
タを置換して印刷を行うことを特徴とする請求項1に記
載の印刷装置。 - 【請求項3】 更に、入力された画像情報の画面を縮小
して画像のビットマップデータを行う縮小手段を有し、
空白となった外側の領域に前記文字のビットマップデー
タを配置して印刷を行うことを特徴とする請求項1に記
載の印刷装置。 - 【請求項4】 前記の縮小された前記画像のビットマッ
プデータを、更に特定方向に移動し、その移動方向と反
対側の空白領域に前記文字のビットマップデータを配置
して印刷を行うことを特徴とする請求項3に記載の印刷
装置。 - 【請求項5】 ビットマップデータの組み合わせにおい
て、前記の置換方法、縮小方法、または移動方法を選択
する選択手段を有することを特徴とする請求項2ないし
4いずれかに記載の印刷装置。 - 【請求項6】 前記の文字情報を送信する電子メールに
おいて、画像情報に組み合わせて印刷を行う文字情報の
配置を指示する指示情報を件名フィールドに記述して用
いることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 【請求項7】 前記の文字情報を送信する電子メールに
おいて、画像情報に組み合わせて印刷を行う文字情報の
行をメール文章の文の区切りに対応させ、夫々の行に対
する文字の修飾コードを区切りごとに記述して用いるこ
とを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 【請求項8】 前記修飾コードは文字の大きさと色のコ
ードであることを特徴とする請求項7に記載の印刷装
置。 - 【請求項9】 電子メールを作成し送信を行う移動体端
末と、前記電子メールを受信する通信手段と、電子メー
ルの処理手段と、フォント情報を保持し前記の電子メー
ルに含まれる文字情報から文字のビットマップデータを
得る変換手段とを備え、別途入力された画像情報に対す
る画像のビットマップデータに前記文字のビットマップ
データを組み合わせて印刷を行う印刷装置とを有するこ
とを特徴とする印刷システム。 - 【請求項10】 前記の文字情報を送信する電子メール
において、画像情報に組み合わせて印刷を行う文字情報
の配置を指示する指示情報を件名フィールドに記述して
用いることを特徴とする請求項9に記載の印刷システ
ム。 - 【請求項11】 前記の文字情報を送信する電子メール
において、画像情報に組み合わせて印刷を行う文字情報
の行をメール文章の文の区切りに対応させ、夫々の行に
対する文字の修飾コードを区切りごとに記述して用いる
ことを特徴とする請求項9に記載の印刷システム。 - 【請求項12】 前記修飾コードは文字の大きさと色の
コードであることを特徴とする請求項11に記載の印刷
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002137606A JP2003326795A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 印刷装置及び印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002137606A JP2003326795A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 印刷装置及び印刷システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003326795A true JP2003326795A (ja) | 2003-11-19 |
JP2003326795A5 JP2003326795A5 (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=29699311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002137606A Withdrawn JP2003326795A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 印刷装置及び印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003326795A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056039A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Funai Electric Co Ltd | フォトダイレクトプリンタ |
JP2006272724A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、および記録媒体 |
JP2006279153A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、および記録媒体 |
JP2007004352A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Fujifilm Holdings Corp | 文字入力システム |
JP2015162176A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社沖データ | 画像形成システム |
-
2002
- 2002-05-13 JP JP2002137606A patent/JP2003326795A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056039A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Funai Electric Co Ltd | フォトダイレクトプリンタ |
JP2006279153A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、および記録媒体 |
JP4543992B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2010-09-15 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、および記録媒体 |
JP2006272724A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、および記録媒体 |
JP2007004352A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Fujifilm Holdings Corp | 文字入力システム |
JP2015162176A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社沖データ | 画像形成システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040607 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040607 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20071217 |