JP2003317362A - ディスクチェンジャー装置 - Google Patents
ディスクチェンジャー装置Info
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- JP2003317362A JP2003317362A JP2002113006A JP2002113006A JP2003317362A JP 2003317362 A JP2003317362 A JP 2003317362A JP 2002113006 A JP2002113006 A JP 2002113006A JP 2002113006 A JP2002113006 A JP 2002113006A JP 2003317362 A JP2003317362 A JP 2003317362A
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Abstract
構部によって制約されることなく、着脱位置にあるトレ
イを軽い力で押すだけで、トレイの待機位置への移動を
開始させることができるディスクチェンジャー装置を提
供する。 【解決手段】 トレイ移送手段と昇降手段とトレイ選択
手段を駆動する駆動機構部に、トレイ移送手段を駆動す
るメインギアと、メインギアの回転に伴って動作するア
シストばねとを設ける。トレイ移送手段に駆動されてト
レイが着脱位置Xの近傍にくると、そのトレイ移送手段
を駆動するメインギアがアシストばねと係合し、その回
転に伴ってアシストばねを押した状態で着脱位置Xに至
る。したがって、メインギアと連動しているトレイは、
着脱位置Xにある時にアシストばねの反力で押し返され
た状態になるため、軽い力で押すだけで、待機位置Yへ
の移動を開始させることができる。
Description
ディスクを収納し、その中から選択されたディスクを搬
送してディスクの記録再生を行うディスクチェンジャー
装置に関するものである。
は、例えば特開平7ー282520号に記載されたもの
が知られている。この従来構成においては、ディスクを
載置するサブトレイと、このサブトレイを移動可能に保
持するメイントレイとが、上下に複数積層された状態で
配置されている。また、上下に移動することで、指定さ
れたメイントレイ及びサブトレイを選択して移動させる
トレイ移動機構を有する。このトレイ移動機構により、
メイントレイは、サブトレイを伴って装置外に突出して
ディスクの交換を行う交換位置と、装置内にディスクを
収納する待機位置との間を移動し、またサブトレイは、
メイントレイとの係合の断続によりメイントレイ上を、
待機位置と、装置内に設けられた再生機構によってディ
スクを記録再生する再生位置との間を移動するよう構成
されている。なお、再生機構は、選択されたディスクの
上下位置に合わせ上下に移動できるようになっている。
そして指令を出すことにより、ディスクの交換は、選択
されたメイントレイをトレイ移動機構によって交換位置
に移動させて行い、その後メイントレイを装置内の待機
位置に戻しディスクが収納される。このとき、ユーザー
が交換位置にあるメイントレイを手で押すことで、メイ
ントレイの待機位置への移動が開始されるようにもなっ
ている。次にディスクの記録再生は、再生機構を上下に
移動させて選択されたディスクの上下位置に合わせると
共に、選択されたサブトレイを、トレイ移動機構によっ
てディスクを伴って待機位置から再生位置に移動させる
ことで行われる。
ェンジャー装置においては、ピニオン回動モータ及び各
ギアからなるトレイ移動機構によって、メイントレイを
移動させる駆動力や速度が最適になるよう決定されてお
り、ディスクの交換をするべくトレイ移動機構によって
交換位置に移動させたメイントレイを、ディスクを交換
した後、メイントレイの待機位置への移動を開始させる
べく手で押した場合に、そのメイントレイを押すために
必要な力が、ピニオン回動モータ及び各ギアからなるト
レイ移動機構によって制約されてしまい、軽くすること
ができないという問題があった。
を、ピニオン回動モータ及び各ギアからなるトレイ移動
機構によって制約されることなく、軽い力で押しても、
メイントレイの待機位置への移動を開始させることがで
きるディスクチェンジャー装置を提供することを目的と
してなされたものである。
ために、本発明の請求項1記載のディスクチェンジャー
装置は、複数枚のディスクを収納し、その中から選択さ
れたディスクを搬送してディスクの記録再生を行う装置
であって、ディスクを各々1枚ずつ載置し、ディスクの
主面と平行な略水平方向に移動可能で、ディスクの主面
に対し直角である略垂直方向に複数枚積層されたトレイ
と、ディスクをターンテーブル上に保持して記録または
再生するディスク記録再生部と、装置内にディスクを収
納する待機位置を中にして、トレイを装置外に突出させ
てディスクの着脱を行う着脱位置との間、ならびにディ
スクを記録再生する記録再生位置との間に亘って、トレ
イを往復搬送するトレイ移送手段と、ディスク記録再生
部を略垂直方向に移動させて選択されたディスクの高さ
に合わせる昇降手段と、同じく略垂直方向に移動して指
定されたディスクを載置しているトレイを選択するトレ
イ選択手段と、トレイ移送手段と昇降手段とトレイ選択
手段を駆動する駆動機構部を有し、駆動機構部に、トレ
イ移送手段を駆動するメインギアと、メインギアの回転
に伴って動作するアシストばねとを設け、トレイが着脱
位置及びその近傍にあるときに、メインギアとアシスト
ばねとが係合するように構成したことを特徴としたもの
である。したがって請求項1の発明によると、トレイを
着脱位置に移動させる場合に、トレイ移送手段に駆動さ
れてトレイが着脱位置の近傍にくると、そのトレイ移送
手段を駆動するメインギアがアシストばねと係合し、そ
の回転に伴ってアシストばねを作動させた(押した)状
態で着脱位置に至ることになり、トレイが着脱位置にあ
るときはアシストばねの反力によってメインギアを押し
返す状態になる。よって、トレイ移送手段を介してメイ
ンギアと連動しているトレイも、待機位置から着脱位置
に移動する方向とは逆の方向に、アシストばねの反力の
分だけ押し返された状態となる。したがって、このアシ
ストばねの反力を調整することにより、水平移動モータ
及び各ギアからなるトレイ移送手段及び駆動機構部によ
って制約されることなく、着脱位置にあるトレイを軽い
力で押すだけで、トレイの待機位置への移動を開始させ
ることができることになる。
ンジャー装置は、上記した請求項1記載の構成におい
て、ディスクを記録または再生していない状態におい
て、トレイを着脱位置及びその近傍に移動させた場合に
は、メインギアとアシストばねの一端とが係合すると共
に、任意のトレイ上のディスクをターンテーブル上に保
持して記録または再生している状態において、その記録
または再生中であるディスク及びトレイを除いた残りの
トレイを、着脱位置及びその近傍に移動させた場合に
は、メインギアと同一アシストばねの他端とが係合する
ように構成したことを特徴としたものである。したがっ
て請求項2の発明によると、着脱位置にあるトレイを軽
い力で押して待機位置への移動を開始させることを、デ
ィスクを記録または再生していない状態でトレイを着脱
位置及びその近傍に移動させた場合でも、またディスク
の記録中または再生中に、それ以外の残りのトレイを着
脱位置及びその近傍に移動させた場合でも、同一の1個
のアシストばねで実現することができることになる。
ェンジャー装置は、上記した請求項1記載の構成におい
て、アシストばねは、トレイが着脱位置及びその近傍以
外の位置に移動されて、メインギアと係合しない場合に
は、作動していない自由状態となるように構成したこと
を特徴としたものである。したがって請求項3の発明に
よると、メインギアとアシストばねの係合の状態が、メ
インギアに対してアシストばねの荷重がゼロから徐々に
加わり大きくなるか、もしくはアシストばねの荷重が徐
々に小さくなりゼロになってメインギアとの係合が外れ
ることになって荷重変化が滑らかになるので、トレイの
待機位置と着脱位置との移動途中に衝撃や振動が発生す
ることなく、揺れのない安定したトレイの移動を行うこ
とができることになる。
いて、図を用いて説明する。まず、図1〜図3を用い
て、全体の構成を説明する。図1は本発明の実施の形態
におけるディスクチェンジャー装置の上面図、図2は図
1の左側面図、図3は図1のP−P断面図を示してい
る。図1〜図3において、1はトレイで、その上面側に
は大径段部1a及び小径段部1bを有しており、以て外
形の異なるディスク2a,2bを載置可能としている。
このトレイ1には、その裏面の両側部分にそれぞれ溝1
cが形成され、左側面にラック1dが形成され、左後部
の裏面に前記ラック1dと平行でかつ同じモジュールの
ラック1eが形成され、裏面の左中間部分に突起リブ1
fが形成されている。そしてラック1dの下段にはスイ
ッチカム1gが設けられ、またラック1dと兼用されて
凹部1hが形成されている。
の主面に対し直角である略垂直方向(上下方向)に5枚
(複数枚)が積層された状態で、平行に離間配置されて
いる。またトレイ1群は、図1に示すように、メカベー
ス3の左右両側面の内側に設けられたガイドリブ3a、
及び左トレイガイド4と右トレイガイド5によって、前
記ディスク2a,2bの主面と平行な略水平方向(前後
方向)に移動可能に支持されている。その際に移動は、
左側に設けられたトレイ移送手段50によって、着脱位
置Xと待機位置Yと記録再生位置Zとの間で行われるよ
うになっている。なお図1〜図3は、トレイ1群のう
ち、最上段の1枚のトレイ1が着脱位置Xにある状態を
示している。
機位置Yにあるトレイ1群の前面側には、下部に位置さ
れる支点7aを中心に回動可能な扉7が設けられてい
る。この扉7は、通常は扉ばね8による付勢によって、
図2、図3の仮想線に示すように閉じられているが、ト
レイ1が待機位置Yから着脱位置Xに移動すると、図
2、図3の実線に示すように、トレイ1に押されて開か
れるようになっている。
ィスク記録再生部60が設けられている。このディスク
記録再生部60は、メカベース3側に形成された左ガイ
ドリブ3b及び右ガイドリブ3cで支持されており、後
記する昇降手段70によって垂直方向(上下方向)に移
動可能に構成されている。また、待機位置Yにあるトレ
イ1群の下部には、各部分を駆動するモータ、ギア列、
検出スイッチ等からなる駆動機構部100が設けられて
いる。
は、指定されたトレイ1を選択するトレイ選択手段80
と、トレイ選択手段80及びトレイ移送手段50でもあ
る、トレイ駆動ユニット90とトレイギアユニット40
が設けられている。また、メカベース3の上面にはトッ
プカバー9が取り付けられており、埃対策と剛性の確保
を実現している。
面図、図5はトレイギアユニット40とトレイ駆動ユニ
ット90の分解斜視図、図6は図4のQ−Q断面図、図
7はトレイギアユニット40とトレイ駆動ユニット90
の位置関係を示す詳細上面図、図8はトレイギアユニッ
ト40とトレイ駆動ユニット90の関係を説明するため
の詳細断面図である。
レイ1群の左手前に設けられているトレイギアユニット
40は、左トレイガイド4に、5個(複数個)のトレイ
ギア41を同一軸に回転可能に取り付け、ギアホルダー
42でトレイギア41を保持したものである。ここで左
トレイガイド4は、メカベース3のガイドリブ3aと共
にトレイ1の溝1cと係合してトレイ1を水平方向(前
後方向)に移動可能に支持するガイドリブ4aを有す
る。
周に歯車41bが、内径部に円周を6等分した6個のカ
ム41cが形成されており、積層されてトレイ1と対に
なっていると共に、互いに離間されているので独立した
回転が可能になっている。なお、カム41cは上端と下
端に3方向の面取り部41dが、左右方向(回転方向)
に凸形状部41eが形成されている。また、歯車41b
がトレイ1の左側面に形成されたラック1dと噛み合っ
ているので、トレイギア41を回転させることでトレイ
1の移動が行われる。
移動すると、トレイギア41の歯車41bとトレイ1の
ラック1dとの噛み合いが外れると同時に、トレイ1の
左後部の裏面に形成されたラック1eが、昇降用ベース
10に回転可能に取り付けられたロードギア43の歯車
43aと噛み合うようになり、この位置からのトレイ1
の移動は、ロードギア43を回転させることで行われ
る。なお、ロードギア43の歯車43aは、トレイギア
41の歯車41bと歯数、モジュールとも同じである。
ているディスク2a,2bの中心がディスク記録再生部
60のターンテーブル66aの中心近くまでくると、ト
レイ1の裏面に形成された突起リブ1fが、トレイ切換
レバー44の駆動カム44bと係合する。ここでトレイ
切換レバー44は、昇降用ベース10の軸10aに穴4
4aを介して回動可能に取り付けられており、以てトレ
イ1の後方への移動力によってトレイ切換レバー44を
矢印A方向に回動させることになる。すると、トレイ切
換レバー44の他端のピン44cによってL字カム61
aが駆動されるので、左スライド板61が前方向に移動
し、小ラック61bがロードギア43の歯車43bと噛
み合い始めるようになっている。
移動は完了し、トレイ1のラック1eとロードギア43
の歯車43aの噛み合いが外れると共に、前方向に移動
した左スライド板61のL字カム61aとピン44cの
係合によってトレイ切換レバー44は回動しないよう保
持されているので、突起リブ1fがトレイ切換レバー4
4の駆動カム44bと係合しているトレイ1も、前後方
向に移動しないよう保持されている。
1の外周の下端にトレイ駆動ギア92を固設し、その上
に、4個の戻しばね93と3個の第3トレイ駆動カム9
4とを交互に取り付けた後、1個の第2トレイ駆動カム
95を挿入し、そして上端に第1トレイ駆動カム96を
固設することで構成されている。なお、戻しばね93、
第3トレイ駆動カム94群、第2トレイ駆動カム95
は、駆動パイプ91に対して各別に回転可能になってい
る。
aが、その上に溝92bが、中央には回転中心から外側
に向かって2個の駆動カム92cが上面から見て一直線
上に並んで形成されており、そして上端には、上面から
見て幅が角度60度の突起92dが形成されている。
転中心から外側に向かって2個の駆動カム94aが、上
面から見て一直線上に並んで形成されており、上端と下
端には、上面から見て同じ位置に、幅が角度60度の突
起94bが形成されている。また、第2トレイ駆動カム
95にも、中央に回転中心から外側に向かって2個の駆
動カム95aが上面から見て一直線上に並んで形成され
ており、下端には、上面から見て幅が角度60度の突起
95bが形成されている。
しばね93によって、上面から見て各部品が時計方向に
回転するよう付勢されるので、隣接する突起92d、9
4b、95bが互いに当接した図7(a)の状態で停止
している。
中心から外側に向かって2個の駆動カム96aが上面か
ら見て一直線上に並んで形成されており、この駆動カム
96aとトレイ駆動ギア92の駆動カム92cが、上面
から見て同じ位置になるように固設されている。なお、
駆動カム92c、94a、95a、96aには、それぞ
れ上端と下端に2方向の面取り部92e、94c、95
c、96bが、左右方向(回転方向)に凹形状部92f、
94d、95d、96cが形成されている。
メカベース3の座3dと左トレイガイド4の穴4bとに
亘って固設された軸97に、その駆動パイプ91の内径
穴91cを介して回転及び上下摺動可能に取り付けられ
ると共に、トレイギアユニット40における各トレイギ
ア41の円筒部41aに上下摺動可能に挿通されてい
る。
a、96aの上面から見た位置は、図7(b)に示すよ
うに、トレイギア41の6個のカム41cと互いに揃っ
て隙間があるので通過できるようになっている。仮に少
し位置がずれた場合でも、互いの面取り部41dと、9
2e、94c、95c、96bとによって、誘い合い補
正ができるようになっている。
6aは、トレイギア41の6個のカム41cと係合して
駆動力を伝えるようになっているので、後記する駆動機
構部100によってトレイ駆動ギア92の歯車92aを
回転させることで、トレイ1の移動を行うことができ
る。このとき、仮にトレイギア41の6個のカム41c
と駆動カム92c、94a、95a、96aの上下位置
が少しずれた場合でも、互いの凸形状部41eと凹形状
部92f、94d、95d、96cとによって、誘い合
い補正ができるようになっている。さらに、トレイ駆動
カム94、95、96群を上下に移動させることで、係
合するトレイギア41の6個のカム41cを選ぶことが
でき、以て移動させるトレイ1を選択することができ
る。
部45aがメカベース3の軸受け穴3eに回動可能に取
り付けられており、そして5個のカム45bは、それぞ
れ5枚のトレイ1のラック1dの下段に設けられたスイ
ッチカム1gと係合して、矢印C−D方向に回動するよ
うになっている。なおオープンスイッチレバー45の下
端には、メカベース3に設けられたオープンスイッチ4
6と係合して、トレイ1の前後方向への移動の位置を検
出するためのレバー部45cが形成されている。
側面図、図10は図9の要部の左側内面図、図11は図
9の要部の上面図を示す。図8及び図9において、81
はメカベース3に形成されたT字リブ3fに上下方向に
摺動可能に取り付けられたセレクトガイドで、その前端
には、トレイ駆動ギア92の溝92bと係合して、この
トレイ駆動ギア92を回転可能に支持するフック81a
が形成されており、また後端にはピン81bが形成され
ている。
後方向に移動可能に取り付けられたセレクトラックで、
前端に設けられた階段状カム82aはセレクトガイド8
1のピン81bと係合している。これにより、セレクト
ラック82の前後方向への移動によってセレクトガイド
81が上下に移動することになり、以て係合しているト
レイ駆動ギア92、すなわちトレイ駆動ユニット90が
上下して、移動させるトレイ1を選択することができ
る。
ス3に設けられたフォトセンサー83と係合して前後方
向の位置を検出するためのセンサーリブ82bと、メカ
ベース3に設けられたボトムスイッチ84と係合して前
後方向の原点位置を検出するためのリブ82cとが形成
されている。また、セレクトラック82の下部の裏面に
はラック82dが形成されており、後記する駆動機構部
100によって前後方向に移動するよう駆動される。
3の軸3hに穴85aを介して回動可能に取り付けられ
ている。このトレイロックレバー85は、上下方向に5
個積層され、以てそれぞれトレイ1と対になっている。
トレイロックレバー85の前端にはロックカム85bが
設けられ、このロックカム85bは、矢印E方向に回動
することでトレイ1に形成された凹部1hと係合し、以
てトレイ1の前後方向への移動を阻止している。また同
時に、先端に形成された面取り部85cで誘うことで、
トレイ1の前後方向の停止位置ずれを補正している。
85dが設けられ、セレクトラック82の裏面に平行に
5列形成されたカム82e−1〜82e−5と係合し
て、トレイロックレバー85が矢印E方向に回動するよ
うになっている。トレイロックレバー85の後端に設け
られた解除用突起85eは、同様にセレクトラック82
の裏面に平行に5列形成されたカム82f−1〜82f
−5と係合して、トレイロックレバー85を矢印F方向
に回動させ、以て前端のロックカム85bとトレイ1の
凹部1hとの係合が解除するようになっている。
段70との位置関係を示す上面図、図13は ディスク
記録再生部60の上昇状態における 詳細を示す上面
図、図14は図12または 図13の左側面図、図15
は図12の左側面図、図16は図12の右側面図を示
す。
1と右スライド板62とは、それぞれ昇降用ベース10
上に前後方向に移動可能に取り付けられている。そし
て、左スライド板61の後端に形成されたピン61c
が、昇降用ベース10の軸10bに穴63aを介して回
動可能に取り付けられた連結レバー63の左端に形成さ
れたカム穴63bに係合すると共に、右スライド板62
の後端に形成されたピン62aが、連結レバー63の右
端に形成された長穴63cと係合することで、左スライ
ド板61と右スライド板62とは、連結レバー63を介
して連動して動くようになっている。
前方向に移動してくると、左スライド板61のピン61
cはカム穴63bの長穴部63dに係合が移るので、連
結レバー63の回動は停止してその状態で保持され、以
て左スライド板61のみがさらに前方向に移動するよう
になっている。
ばね61dが昇降用ベース10に形成された第1傾斜カ
ム10cと係合する所の、後ろ方向に寄った状態で保持
されている。このときは、左スライド板61の小ラック
61bとロードギア43の歯車43bには隙間があり噛
み合っていないが、前記したようにトレイ1の待機位置
Yから記録再生位置Zへの移動に伴って噛み合い始め、
ロードギア43の回転によって左スライド板61が移動
するようになっている。
に移動すると、左スライド板61とロードギア43の噛
み合いは、小ラック61bと歯車43bとの噛み合いか
ら大ラック61eと歯車43aとの噛み合いに乗り移
る。その後、大ラック61eと歯車43aの噛み合いが
外れて、クリックばね61dが昇降用ベース10に形成
された第2傾斜カム10dと係合する所の、前方向に寄
った状態で左スライド板61が保持されるので、大ラッ
ク61eと歯車43a間の隙間が確保できるようになっ
ている。なおロードギア43は、その下部歯車43cが
後記する駆動機構部100によって駆動されるようにな
っている。
動機構部100の大ピッチプレート101に形成された
軸101aに、穴64aを介して回動可能に取り付けら
れている。そして中央部切離しレバー64の右端に設け
られたピン64bは、同じく後記する駆動機構部100
のメインギア102の切離しカム102aと係合してい
る。一方、中央部切離しレバー64の左端に設けられた
カム64cは、端部切離しレバー65の内端に設けられ
たピン65bと係合しており、ここで端部切離しレバー
65は、昇降用ベース10の軸10eに穴65aを介し
て回動可能に取り付けられている。
されたカム65cは、左スライド板61が前方向に移動
してきたときに、その裏面に形成された角ピン61fと
係合するようになっており、したがってメインギア10
2による、左スライド板61の前後方向への移動のコン
トロールが可能になっている。なお、端部切離しレバー
65のピン65bは、後記する昇降手段70によって上
下方向に移動しても中央部切離しレバー64のカム64
cとの係合が保てるよう、上下方向に長く形成されてい
る。
ーブル66a上にディスク2a,2bを保持して、記録
または再生するように構成されている。この記録再生ユ
ニット66は、左右側面に設けられたピン66b,66
cが、昇降用ベース10のガイドリブ10f,10gに
係合することで、上下方向に移動可能に取り付けられて
いる。また、左側の単数のピン66bは左スライド板6
1の昇降カム61gと係合すると共に、右側の複数のピ
ン66cは右スライド板62の昇降カム62bと係合し
ており、以て記録再生ユニット66は、左スライド板6
1及び右スライド板62の前後方向への移動で、上下方
向に移動するようになっている。
クランプ板部10hに穴10iを介して回転可能に取り
付けられている。このクランパー67は、磁力によっ
て、記録再生ユニット66のターンテーブル66aとの
間でディスク2a,2bを保持し、そして記録再生ユニ
ット66が上方向に移動したときには、穴10iとの間
に隙間を確保して回転できるようになっている。
0のクランプ板部10hに前後方向に移動可能に取り付
けられている。このクランプガイド68は、前端の傾斜
カム68aがクランパー67と係合するようになってお
り、その際に、クランプガイド68が前方向に移動する
とクランパー67が上方向に持ち上がり、クランプガイ
ド68が後方向に移動するとクランパー67との係合が
外れて、クランパー67はフリー状態となり下方向に寄
るようになっている。またクランプガイド68は、後端
のカム穴68bが連結レバー63のピン63eと係合し
ており、連結レバー63の回動に伴ってクランプガイド
68が前後方向に移動するようになっている。
左昇降用ラックで、メカベース3の溝3iに前後方向に
移動可能に取り付けられ、また73は右昇降用ラック
で、メカベース3の溝3jに前後方向に移動可能に取り
付けられている。これら昇降用ラック71,73間には
昇降用連結レバー72が配設され、この昇降用連結レバ
ー72は、後記する駆動機構部100の大ピッチプレー
ト101に形成された軸101bに、穴72aを介して
回動可能に取り付けられている。
されたピン71aが、昇降用連結レバー72の左端に形
成されたカム穴72bに係合すると共に、右昇降用ラッ
ク73の前端に形成されたピン73aが昇降用連結レバ
ー72の右端に形成された長穴72cに係合すること
で、両昇降用ラック71,73が連動して動くようにな
っている。但し、左昇降用ラック71がある程度以上前
方向に移動してくると、この左昇降用ラック71のピン
71aはカム穴72bの長穴部72dに係合が移るの
で、昇降用連結レバー72の回動は停止してその状態で
保持され、以て左昇降用ラック71のみがさらに前方向
に移動するようになっている。
10の左右側面に設けられたピン10j,10kがメカ
ベース3の左右のガイドリブ3b,3cに係合して、上
下方向に移動可能に取り付けられている。その際に、ピ
ン10jは左昇降用ラック71の階段状カム71bと、
ピン10kは右昇降用ラック73の階段状カム73bと
係合しているので、これら左昇降用ラック71及び右昇
降用ラック73の前後方向への移動で、昇降用ベース1
0は上下方向に移動するようになっている。また、左昇
降用ラック71の下部にはラック71cが設けられてお
り、以て後記する駆動機構部100によって駆動される
ようになっている。
面図、図18は図17の要部の詳細を示す上面図、図1
9は図18のR−R断面図、図20は切換ギア128と
ゼネバギア131との関係を示す斜視図、図21は図2
0の上面図、図22はメインギア下面部の分解斜視図を
示す。図17〜図21において、103は水平駆動モー
タで、モータプーリ104、ベルト105、プーリギア
106、第1減速ギア107、第2減速ギア108から
なる減速機構を介して、駆動ギア109を駆動するよう
に構成されている。そして駆動ギア109を駆動するこ
とによって、その下部全周に設けられた歯車102bが
駆動ギア109と常時噛み合っているメインギア102
が駆動される。
けられた歯車102cまたは102dは、増速ギア11
0の小歯車110aと間欠的に噛み合うようになってい
る。同様に、歯車102cまたは102dよりも内周に
部分的に設けられた歯車102eは、反転ギア111の
小歯車111aと間欠的に噛み合うようになっている。
なお、歯車102eと反転ギア111の小歯車111a
が噛み合っているときは、歯車102cまたは102d
と増速ギア110の小歯車110aは噛み合わない位置
関係にある。
反転ギア111の大歯車111bは常時噛み合ってお
り、増速ギア110は小歯車110aが歯車102cま
たは102dによって駆動された場合と、小歯車110
aが反転ギア111の大歯車111bと、反転ギア11
1の小歯車110aが歯車102eと噛み合うことによ
って駆動された場合とは、回転方向が違うだけで減速比
は同じになるように構成されている。
が第1中継ギア112、第2中継ギア113、前部クラ
ウンギア114の大歯車114a、トレイ中継ギア11
5からなる中継機構を介して、このトレイ中継ギア11
5が常時噛み合っている所の、トレイ駆動ユニット90
におけるトレイ駆動ギア92の歯車92aを駆動し、回
転させるようになっている。なお、トレイ中継ギア11
5は、トレイ駆動ギア92が上下方向に移動しても噛み
合いが保てるよう、上下方向に長く形成されている。
歯車114bは、タイミングギア116、後部クラウン
ギア117のクラウン歯車117a及び大歯車117
b、ロード中継ギア118からなる中継機構を介して、
このロード中継ギア118が常時噛み合っている所の、
ディスク記録再生部60におけるロードギア43の下部
歯車43cを駆動し、回転させるようになっている。な
お、ロード中継ギア118は、ロードギア43が上下方
向に移動しても噛み合いが保てるよう、上下方向に長く
形成されている。
ルが同じであるトレイギア41の歯車41bとロードギ
ア43の歯車43aとは、連動して同じ速度で回転する
ようになっている。
レート101の軸101cに穴119aを介して回動可
能に取り付けられている。この増速ロックレバー119
における一端のカム119bは、増速ギア110のロッ
クカム110cと係合して増速ギア110の停止位置を
規定するようになっている。また、増速ロックレバー1
19における他端のピン119cは、メインギア102
に設けられたロックカム102f及び102gと係合し
ており、メインギア102によって増速ギア110の停
止位置規定の断続をコントロールするようになってい
る。そして、ばね部119dが大ピッチプレート101
のリブ101dと当接しており、以て増速ロックレバー
119は矢印G方向に回動するよう付勢されている。
121、ベルト122、プーリギア123、第3減速ギ
ア124、第4減速ギア125からなる減速機構を介し
て、分岐ギア126を駆動するように構成されている。
これにより、分岐ギア126の小歯車126aが噛み合
っているセレクト駆動ギア127が駆動され、このセレ
クト駆動ギア127が常時噛み合っているトレイ選択手
段80におけるセレクトラック82のラック82dが駆
動されて、セレクトラック82が前後方向に移動するよ
うになっている。
は、切換ギア128の小歯車128aと噛み合って、切
換ギア128を駆動し回転させる。ここで切換ギア12
8は図19に示すように、メカベース3とピッチプレー
ト101との間に固設された軸129に、回転及び上下
方向への移動が可能に取り付けられている。そして、切
換ギア128に形成された溝部128bには、メカベー
ス3の軸受け3kに軸部130aを介して回動可能に取
り付けられた切換レバー130のガイド部130bが係
合している。
ピン130cは、メインギア102に設けられた駆動カ
ム102hと係合しており、メインギア102の回転に
よって駆動カム102hが上下に移動することで、切換
レバー130が軸部130aを中心に矢印I−J方向に
回動し、以て切換ギア128を上下方向に移動させるよ
うになっている。なお、小歯車128aは、切換ギア1
28が上下方向に移動しても分岐ギア126の大歯車1
26bとの噛み合いが保てるよう、上下方向に長く形成
されている。
ギア128が下に下がっているときは、切換ギア128
の2個の駆動ピン128cが、ゼネバギア131に形成
された4個のカム溝131aと係合してゼネバギア13
1を駆動し、このゼネバギア131を間欠的に回転させ
るようになっている。一方、図19(b)、 図21に
示すように、切換ギア128が上に上がっているとき
は、切換ギア128の駆動ピン128cとゼネバギア1
31のカム溝131aは上下に隙間があるので係合せ
ず、切換ギア128が回転してもゼネバギア131は回
転せず停止したままとなる。
aの間に円弧カム131bが形成されており、この円弧
カム131bが切換ギア128の円筒部128dと係合
することで、必要時以外は回転しないようロックされて
いる。なお、この円弧カム131bは図21に示すよう
に、両端部が円弧より若干広がるよう形成されており、
切換ギア128が上下に移動する際に、切換ギア128
の回転停止位置が若干ずれた状態であっても、後記する
切換ギア128の凹部128eとこの円弧カム131b
の両端部が干渉しないようになっている。
を回転させる図19(a)、図20の場合には、切換ギ
ア128の駆動ピン128cの内側に、ゼネバギア13
1のカム溝131aの先端部131cが進入できるよ
う、円筒部128dの一部を欠き取って凹部128eを
設けることで干渉をなくし、ゼネバギア131の回転を
可能にしている。このとき、ゼネバギア131のカム溝
131a及び先端部131cは、切換ギア128の駆動
ピン128cと欠き取られた残りの円筒部上面128f
との間に挟まれているので、仮に大きな負荷が加わった
としても、切換ギア128の駆動ピン128cとゼネバ
ギア131のカム溝131aの係合が外れることはな
い。なお図19(b)の場合には、ゼネバギア131は
切換ギア128の円筒部128dと係合するので、回転
せずにロックされている。
は、先端部131cになるほど幅が広くなるよう面取り
131dが設けられている。この構成により面取り13
1dがない場合に比べて、係合する切換ギア128の駆
動ピン128cの回転中心からの半径を小さくしても、
カム溝131aに進入することができるようになってい
る。
用駆動ギア132と噛み合って、この昇降用駆動ギア1
32を駆動するので、昇降用駆動ギア132と常時噛み
合っている昇降手段70の左昇降用ラック71のラック
71cが駆動されて、左昇降用ラック71が前後方向に
移動するようになっている。
などにより、前記昇降駆動モータ120から昇降手段7
0への伝達経路中に設けられた所の、伝達を接断する接
断手段140の一例を構成する。そして、前記水平駆動
モータ103に連動したメインギア102の回転に伴っ
て動作する切換レバー130によって、前記接断手段1
40を駆動するように構成している。
ア102の裏面下方でメカベース3の部分には、ストッ
クスイッチ133とプレイスイッチ134とが配置され
ている。そして、これらストックスイッチ133とプレ
イスイッチ134とが、メインギア102の裏面に形成
されたストックカム102i、プレイカム102jと係
合することで、メインギア102の回転位置を検出する
ようになっている。
ス3の間にはアシストばね137が配置されており、ア
シストばね137はコイル部137cがメカベース3の
リング3lに挿入されていると共に、第1アーム137
aと第2アーム137bがメカベース3のリブ左3mと
リブ右3nの間に位置するように取り付けられている。
このとき、第1アーム137aとリブ右3nとの間、第
2アーム137bとリブ左3mとの間には隙間が設けら
れており、アシストばね137は作動していない自由状
態となっている。そして、アシストばね137の第1ア
ーム137aはメインギア102の第1カム102l
と、第2アーム137bはメインギア102の第2カム
102mとそれぞれ係合することで、作動するようにな
っている。
ベース3、大ピッチプレート101、小ピッチプレート
135に取り付けられ保持されている。また、水平駆動
モータ103、昇降駆動モータ120、オープンスイッ
チ46、フォトセンサー83、ボトムスイッチ84、ス
トックスイッチ133、プレイスイッチ134は、プリ
ント基板136に取り付けられ、結線及び保持されてい
る。
ャー装置について、以下その動作を説明する。なお、図
23、図24 はメインギア102の状態を説明するた
めの詳細図、図25 はフルオープン状態での斜視図、
図26 は全体のタイミングチャート、図27 はディス
クの動作を説明するための概略左側面図である。
ように、トレイ1が5枚共すべて収納されて揃っている
待機位置Yにあって、トレイ選択手段80のセレクトラ
ック82が最後端である原点位置、すなわち図26
(a)のT、及び図26 (b)のTにある場合に、最
上段のトレイ1にディスク2a,2bを載置するべく、
最上段のトレイ1を着脱位置に移動させる指令を出す。
タ120がCCW方向に回転し、減速機構を介して分岐
ギア126を駆動するので、分岐ギア126の小歯車1
26aと噛み合っているセレクト駆動ギア127が駆動
され、このセレクト駆動ギア127と常時噛み合ってい
る所の、トレイ選択手段80におけるセレクトラック8
2のラック82dが駆動されて、セレクトラック82が
前方向に移動する。
リブ82cとボトムスイッチ84の係合が外れてボトム
スイッチ84はOFFになる。そして、さらに前方向に
移動すると、セレクトラック82の階段状カム82aに
よってピン81bが駆動されて、セレクトガイド81が
上方向に移動することになり、以てセレクトガイド81
のフック81aに対して、トレイ駆動ギア92の溝92
bを介して係合しているトレイ駆動ユニット90も上方
向に移動する。
ブ82bを検出して、図8(a)に示すように、トレイ
ギアユニット40における最上段のトレイギア41のカ
ム41cと、トレイ駆動ユニット90における第1トレ
イ駆動カム96の駆動カム96aの高さが揃った位置、
すなわち図26 (a)のUで停止する。
車126bと小歯車128aが噛み合っている切換ギア
128が駆動されるが、トレイ1が待機位置Yにあると
きは、メインギア102は図23 (a)の状態にあ
り、駆動カム102hが上方向に位置している箇所と切
換レバー130のピン130cが係合するので、切換レ
バー130は軸部130aを中心に矢印I方向に回動し
た状態となる。したがって切換ギア128は図19
(a)、図20に示すように下方向に下がり、切換ギア
128の駆動ピン128cがゼネバギア131のカム溝
131aと係合し、以てゼネバギア131を駆動して間
欠的に回転させる。
る昇降用駆動ギア132が駆動されるので、昇降用駆動
ギア132と常時噛み合っている昇降手段70における
左昇降用ラック71のラック71cが駆動されて、左昇
降用ラック71が前方向に移動し、同時に昇降用連結レ
バー72を介して連動している右昇降用ラック73が後
方向に移動する。そして、左昇降用ラック71の階段状
カム71b及び右昇降用ラック73の階段状カム73b
によって、昇降用ベース10のピン10j,10kが駆
動されるので、ディスク記録再生部60も上方向に移動
し、最上段のトレイ1の高さに合った所で停止する。
ー85は、そのロック用突起85dがセレクトラック8
2のカム82e−2〜82e−5と係合して、矢印E方
向に回動するので、ロックカム85bがトレイ1の凹部
1hと係合し、トレイ1の前後方向への移動を阻止して
いる。また最上段のトレイロックレバー85は、解除用
突起85eがセレクトラック82のカム82f−1と係
合して、矢印F方向に回動するので、ロックカム85b
とトレイ1の凹部1hは係合せず、トレイ1は前後方向
に移動可能な状態になっている。
タ103がCW方向に回転し、減速機構を介して駆動ギ
ア109を駆動するので、この駆動ギア109と常時噛
み合っているメインギア102が駆動される。メインギ
ア102は、トレイ1が待機位置Yにあるときは図23
(a)の状態にあるが、駆動されて矢印K方向に回転
すると、まずロックカム102fがピン119cを押
し、増速ロックレバー119をばね部119dの付勢力
に逆らって矢印H方向に回動させるので、カム119b
と増速ギア110のロックカム110cとの係合が解除
され、増速ギア110は回転可能な状態になる。
にメインギア102の歯車102dが噛み合い始め、こ
の増速ギア110が回転することによって、中継機構を
介してトレイ駆動ユニット90のトレイ駆動ギア92を
回転させる。すると、トレイ駆動ギア92と共に駆動パ
イプ91に固設されている第1トレイ駆動カム96も同
時に回転し、駆動カム96aがトレイギア41のカム4
1cを駆動してトレイギア41を回転させることになっ
て、最上段のトレイ1が前方向に移動する。
て駆動カム102hが上方向から下方向に移るので、ピ
ン130cが係合している切換レバー130は、軸部1
30aを中心に矢印J方向に回動し、切換ギア128は
図19(b)、図21 に示すように上方向に上がった
状態となり、切換ギア128の駆動ピン128cとゼネ
バギア131のカム溝131aは上下に隙間ができるの
で係合が外れるが、切換ギア128の円筒部128dと
ゼネバギア131の円弧カム131bは係合を保ったま
まの状態となる。
置にくると、メインギア102の第2カム102mがア
シストばね137の第2アーム137bと係合して、ア
シストばね137の作動が開始される。このとき、アシ
ストばね137は荷重がゼロ(自由状態)から徐々に加
わり大きくなっていくので、衝撃や振動が発生すること
なく、トレイ1の移動に対して揺れなどの悪影響を及ぼ
すことはない。なお、アシストばね137の第1アーム
137aはメカベース3のリブ右3nと当接して停止し
ている。
イ1のスイッチカム1gがカム45bと係合してオープ
ンスイッチレバー45を矢印C方向に回動させ、レバー
部45cがオープンスイッチ46を押してONさせる
と、移動は停止し、以て図1〜図3や図27 (b)の
OPEN5(b−5)に示すように、最上段のトレイ1
は着脱位置Xとなる。このとき、メインギア102は図
23 (b)の状態になり、アシストばね137は第2
アーム137bが角度αだけ回転しているので、メイン
ギア102を逆(矢印L)方向に回転させるよう付勢力
が働いている。しかし、停止している水平駆動モータ1
03及び駆動機構部100の各ギア列の抵抗よりも小さ
な荷重設定にしているので、逆転することはない。ま
た、メインギア102と係合しているストックスイッチ
133とプレイスイッチ134は、図26 (b)のU
の状態になる。
イ駆動カム96の駆動カム96a以外のカム、すなわち
トレイ駆動ギア92の駆動カム92c、第3トレイ駆動
カム94の駆動カム94a、第2トレイ駆動カム95の
駆動カム95aは、5個いずれのトレイギア41のカム
41cとも係合しない位置関係にあり、干渉することは
ない。
が昇降用駆動ギア132を介して係合しているゼネバギ
ア131の円弧カム131bと切換ギア128の円筒部
128dとの係合により、外部から振動や衝撃が加わっ
ても動かないようロックされており、したがって同様に
ディスク記録再生部60の高さがずれることもない。
1の段部1a(1b)にディスク2a(2b)を載置し
た後、そのディスク2a(2b)を記録再生させる指令
を出すと、駆動機構部100の水平駆動モータ103
が、トレイ1を待機位置Yから着脱位置Xに移動させる
場合とは逆方向、すなわちCCW方向に回転するので、
減速機構及び駆動ギア109を介してメインギア102
は矢印L方向に回転して、トレイ1は後方向に移動し、
以て図27 (a)のRESETに示すように、待機位
置Yまで戻り停止する。
ギア102も図23 (a)の状態に戻り、切換ギア1
28及び切換レバー130も図19(a)、図20に示
す状態に戻って、一旦メインギア102と増速ギア11
0の噛み合いが外れるが、水平駆動モータ103はCC
W方向に回り続けるので、メインギア102はさらに矢
印L方向に回転する。すると、再びロックカム102f
がピン119cを押し、増速ロックレバー119をばね
部119dの付勢力に逆らって矢印H方向に回動させる
ので、カム119bと増速ギア110のロックカム11
0cと係合が解除され、増速ギア110は回転可能な状
態になる。
にメインギア102の歯車102cが噛み合い始め、こ
れにより増速ギア110が、トレイ1を待機位置Yから
着脱位置Xに移動させる場合とは逆方向に回転すること
になって、中継機構を介してトレイ駆動ユニット90の
トレイ駆動ギア92、第1トレイ駆動カム96、さらに
トレイギア41も逆方向に回転し、以て最上段のトレイ
1は後方向に移動を開始する。
2の回転に伴って駆動カム102hが上方向から下方向
に移るので、ピン130cが係合している切換レバー1
30は、軸部130aを中心に矢印J方向に回動し、切
換ギア128は図19(b)、図21 に示すように上
方向に上がった状態となり、切換ギア128の駆動ピン
128cとゼネバギア131のカム溝131aは上下に
隙間ができるので係合が外れるが、切換ギア128の円
筒部128dとゼネバギア131の円弧カム131bは
係合を保ったままの状態となる。
移動すると、トレイギア41の歯車41bとトレイ1の
ラック1dとの噛み合いが外れると同時に、トレイ1の
左後部裏面のラック1eがロードギア43の歯車43a
と噛み合うようになる。このときロードギア43は、下
部歯車43cが中継機構を介して常時増速ギア110と
噛み合って、トレイギア41と同期して回転しているの
で、トレイ1は続けて後方向に移動する。この後もトレ
イギア41は回転し続けるが、歯車41bとトレイ1の
ラック1dとの係合が外れているので、干渉することは
ない。
ているディスク2a(2b)の中心がディスク記録再生
部60のターンテーブル66aの中心近くまでくると、
トレイ1の裏面の突起リブ1fがトレイ切換レバー44
の駆動カム44bと係合し、トレイ切換レバー44を矢
印A方向に回動させる。すると、係合しているトレイ切
換レバー44のピン44cによってL字カム61aが駆
動されるので、左スライド板61が前方向に移動し、小
ラック61bがロードギア43の歯車43bと噛み合い
始める。
移動は完了し、トレイ1のラック1eとロードギア43
の歯車43aの噛み合いが外れると共に、前方向に移動
した左スライド板61のL字カム61aとピン44cの
係合によって、トレイ切換レバー44は回動しないよう
保持されているので、突起リブ1fがトレイ切換レバー
44の駆動カム44bと係合しているトレイ1も、前後
方向に移動しないよう保持されている。
に移動すると、連結レバー63を介して連動している右
スライド板62が後方向に移動して、左スライド板61
の昇降カム61gと右スライド板62の昇降カム62b
が記録再生ユニット66のピン66b,66cを駆動す
るので、記録再生ユニット66は上方向に移動する。こ
れにより、トレイ1の段部1a(1b)に載置されてい
るディスク2a(2b)をクランパー67と共にターン
テーブル66a上に保持し、以てディスク2a(2b)
が回転可能な図14(b)に示す状態になる。
に伴い、ピン63eがカム穴68bを駆動するのでクラ
ンプガイド68が後方向に移動し、クランパー67との
係合が外れてクランパー67はフリー状態となってい
る。
係合が、連結レバー63のカム穴63bの長穴部63d
に移ると、連結レバー63の回動及び右スライド板62
の移動は停止してその状態で保持され、左スライド板6
1のみがさらに前方向に移動する。
3の噛み合いが、小ラック61bと歯車43bから大ラ
ック61eと歯車43aに乗り移った位置にくると、裏
面の角ピン61fが端部切離しレバー65のカム65c
を駆動して、この端部切離しレバー65を矢印K方向に
回動させると同時に、メインギア102の切離しカム1
02aが中央部切離しレバー64を矢印M方向に回動さ
せるので、係合している端部切離しレバー65はさらに
矢印K方向に回動してカム65cが角ピン61fを挟み
込む状態となり、以て左スライド板61はさらに前方向
に移動する。
み合いが外れて、クリックばね61dが昇降用ベース1
0の第2傾斜カム10dと係合する所の、前方向に寄っ
た状態で左スライド板61が保持されるので、大ラック
61eと歯車43a間の隙間が確保できるようになる。
速ギア110の小歯車110aとメインギア102の歯
車102cとの噛み合いが外れ、ロードギア43の回転
が止まると共に、メインギア102のロックカム102
gがピン119cを押し、増速ロックレバー119を矢
印G方向に回動させるので、カム119bと増速ギア1
10のロックカム110cが係合して、増速ギア110
は停止位置を規定された状態になるそして、メインギア
102のストックカム102iがストックスイッチ13
3を押してONさせると移動が停止し、以て図25
(c)のDISC5(c−5)に示すように、最上段の
トレイ1が記録再生位置Zとなって、ディスク2a(2
b)の記録再生が開始される。
(c)の状態に、メインギア102と係合しているスト
ックスイッチ133とプレイスイッチ134は、図26
(b)のVの状態になる。また、切換ギア128は図1
9(b)、図21に示すように上方向に上がった状態
で、切換ギア128の駆動ピン128cとゼネバギア1
31のカム溝131aは上下に隙間ができるので係合が
外れているが、切換ギア128の円筒部128dとゼネ
バギア131の円弧カム131bは係合を保ったままの
状態を維持している。したがって、左昇降用ラック71
が昇降用駆動ギア132を介してゼネバギア131と係
合している昇降手段70は、外部から振動や衝撃が加わ
っても動かないようロックされており、よって同様にデ
ィスク記録再生部60の高さがずれることもない。
b)を載置するべく、例えば最下段のトレイ1を着脱位
置Xに移動させる指令を出すと、駆動機構部100の水
平駆動モータ103がCW方向に回転するので、減速機
構及び駆動ギア109を介してメインギア102は矢印
K方向に回転する。すると、ロックカム102gがピン
119cを押し、増速ロックレバー119をばね部11
9dの付勢力に逆らって矢印H方向に回動させるので、
カム119bと増速ギア110のロックカム110cと
係合が解除され、増速ギア110は回転可能な状態にな
る。
にメインギア102の歯車102cが噛み合い始め、増
速ギア110は前記(トレイ1を待機位置Yから記録再
生位置Zに移動させる場合)とは逆方向に回転するの
で、中継機構を介してロードギア43及びトレイ駆動ユ
ニット90のトレイ駆動ギア92、第1トレイ駆動カム
96、さらにトレイギア41も逆方向に回転する。
方向に回転すると、メインギア102の切離しカム10
2aが中央部切離しレバー64を矢印N方向に回動させ
るので、係合している端部切離しレバー65が矢印L方
向に回動し、カム65cが角ピン61fを駆動すること
になって左スライド板61は後方向に移動し、大ラック
61eがロードギア43の歯車43aと噛み合い始め
る。
ライド板61は後方向に移動し、噛み合いが、大ラック
61eと歯車43aから小ラック61bと歯車43bに
乗り移った位置にくると、左スライド板61のピン61
cが連結レバー63のカム穴63bを駆動し、これによ
り連結レバー63を介して連動している右スライド板6
2が前方向に移動するので、記録再生ユニット66は前
記(トレイ1を待機位置Yから記録再生位置Zに移動さ
せる場合)とは逆の下方向に移動する。
ィスク2a(2b)が戻されると同時に、連結レバー6
3の回動に伴い、ピン63eがカム穴68bを駆動する
のでクランプガイド68が前方向に移動し、前端の傾斜
カム68aがクランパー67と係合してクランパー67
は上方向に持ち上がった状態となる。
に移動すると、L字カム61aが係合しているトレイ切
換レバー44のピン44cを駆動するので、トレイ切換
レバー44は矢印B方向に回動し、駆動カム44bが係
合しているトレイ1の裏面の突起リブ1fを駆動するの
で、トレイ1は前方向に移動を開始する。すると、トレ
イ1の左後部裏面のラック1eがロードギア43の歯車
43aと噛み合うようになり、トレイ1はさらに前方向
に移動する。
1bとロードギア43の歯車43bとの噛み合いが外れ
ると共に、クリックばね61dと昇降用ベース10の第
1傾斜カム10cとの係合によって後ろ方向に寄り、小
ラック61bとロードギア43の歯車43bの隙間が確
保された状態となって停止し、L字カム61aとトレイ
切換レバー44のピン44cの係合によってトレイ切換
レバー44は回動しないよう保持されている。
ると、ロードギア43の歯車43aとトレイ1の左後部
裏面のラック1eとの噛み合いが外れると同時に、トレ
イ1のラック1dがトレイギア41の歯車41bと噛み
合うようになって前方向に移動し、トレイ1は図27
(a)のRESETに示すように待機位置Yまで戻り停
止する。そして、増速ロックレバー119とメインギア
102も図23 (a)の状態に戻り、切換ギア128
及び切換レバー130も図19(a)、図20に示す状
態に戻って、メインギア102と増速ギア110の噛み
合いが外れるので、ロードギア43及びトレイ駆動ユニ
ット90のトレイ駆動ギア92、第1トレイ駆動カム9
6、さらにトレイギア41の回転も停止する。
モータ120が前記とは逆のCW方向に回転し、減速機
構を介して分岐ギア126を駆動するので、この分岐ギ
ア126の小歯車126aと噛み合っているセレクト駆
動ギア127が駆動され、このセレクト駆動ギア127
と常時噛み合っている所の、トレイ選択手段80におけ
るセレクトラック82のラック82dが駆動されて、セ
レクトラック82が後方向に移動する。
クトラック82の階段状カム82aによってピン81b
が駆動され、セレクトガイド81が下方向に移動するの
で、フック81aとトレイ駆動ギア92の溝92bが係
合しているトレイ駆動ユニット90も下方向に移動す
る。そして、フォトセンサー83でセンサーリブ82b
を検出して、図8(b)に示すように、トレイギアユニ
ット40における最下段のトレイギア41のカム41c
と、トレイ駆動ユニット90における第1トレイ駆動カ
ム96の駆動カム96aの高さが揃った位置、すなわち
図24(a)のVで停止する。
車126bと小歯車128aが噛み合っている切換ギア
128が駆動されるが、前記同様切換ギア128は図1
9(a)に示すように下に下がっているので、切換ギア
128の駆動ピン128cが、ゼネバギア131のカム
溝131aと係合してゼネバギア131を駆動し、間欠
的に回転させる。
る昇降用駆動ギア132が駆動されるので、この昇降用
駆動ギア132と常時噛み合っている所の、昇降手段7
0における左昇降用ラック71のラック71cが駆動さ
れて、左昇降用ラック71が後方向に移動し、同時に昇
降用連結レバー72を介して連動している右昇降用ラッ
ク73が前方向に移動する。そして、左昇降用ラック7
1の階段状カム71b及び右昇降用ラック73の階段状
カム73bによって、昇降用ベース10のピン10j,
10kが駆動されるので、ディスク記録再生部60も下
方向に移動し、最下段のトレイ1の高さに合った所で停
止する。
ー85は、ロック用突起85dがセレクトラック82の
カム82e−1〜82e−4と係合して、トレイロック
レバー85を矢印E方向に回動させるので、ロックカム
85bがトレイ1の凹部1hと係合して、トレイ1の前
後方向への移動を阻止しているが、最下段のトレイロッ
クレバー85は解除用突起85eがセレクトラック82
のカム82f−5と係合して、トレイロックレバー85
を矢印F方向に回動させるので、ロックカム85bとト
レイ1の凹部1hは係合せず、トレイ1は前後方向に移
動可能な状態になっている。
タ103がCW方向に回転し、前記と同様に、図27
(b)のOPEN1(b−1)に示すように、最下段の
トレイ1を着脱位置Xに移動させて停止するので、最下
段のトレイ1の段部1a(1b)にディスク2a(2
b)を載置することができる。
PEN1(b−1)〜OPEN5(b−5)に示すよう
に、他のすべての番地のトレイ1を、番地ごとに着脱位
置Xに移動させることで、ディスク2a(2b)を載
置、または取り出しすることができる。
ー操作による指令ではなく手で押してクローズさせるこ
ともできるようになっている。例えば、着脱位置Xとな
ったトレイ1にディスク2a(2b)を載置した後、ト
レイ1を手で押してクローズさせ、そのディスク2a
(2b)を記録再生させたい場合にトレイ1を手で押す
と、トレイ1のラックdと係合しているトレイギア41
が回転するので、トレイ移送手段50及び駆動機構部1
00を介して水平駆動モータ103が回転させられ、ト
レイ1は後方向に移動する。
ためには、停止している水平駆動モータ103、駆動機
構部100及びトレイ移送手段50の各ギア列の抵抗よ
り大きな力が必要だが、図23(b)に示すように、ア
シストばね137によってメインギア102が矢印L方
向に回転するよう付勢されており、その付勢力の分、ト
レイ1は後方向に移動するよう付勢されるので、小さな
力でトレイ1を後方向に移動させることができる。
ープンスイッチレバー45のカム45bとの係合が外れ
て、オープンスイッチレバー45は矢印D方向に回動
し、レバー部45cが離れてオープンスイッチ46がO
FFになると、水平駆動モータ103がCCW方向に回
転し始めるので、トレイ1は続けて後方向に移動し、前
記同様の動作で記録再生位置Zとなって、ディスク2a
(2b)の記録再生が開始される。
離れた位置にくると、メインギア102の第2カム10
2mとアシストばね137の第2アーム137bとの係
合が外れ、アシストばね137は自由状態となる。この
とき、アシストばね137は荷重が徐々に小さくなって
ゼロ(自由状態)になっていくので、衝撃や振動が発生
することなく、トレイ1の移動に対して揺れなどの悪影
響を及ぼすことはない。
b)を別のディスク2a(2b)に交換する場合は、例
えば図27 (c)のDISC5(c−5)に示すよう
に、前記最上段のトレイ1上のディスク2a(2b)が
記録再生にある状態から、3段目のトレイ1上のディス
ク2a(2b)を記録再生する指令を出すと、駆動機構
部100の水平駆動モータ103がCW方向に回転し前
記同様の動作で、トレイ1を待機位置Yに戻して停止す
る。そして、増速ロックレバー119とメインギア10
2も図23 (a)の状態に戻り、切換ギア128及び
切換レバー130も図19(a)、図20に示す状態に
戻る。
モータ120がCW方向に回転し、前記と同様の動作で
図8(c)に示すように、トレイギアユニット40にお
ける3段目のトレイギア41のカム41cと、トレイ駆
動ユニット90における第1トレイ駆動カム96の駆動
カム96aとの高さが揃った位置、すなわち図26
(a)のWで停止する。
6によって切換ギア128が駆動されるが、切換ギア1
28は図19(a)に示すように下に下がっているの
で、切換ギア128の駆動ピン128cが、ゼネバギア
131のカム溝131aと係合してゼネバギア131を
駆動し、間欠的に回転させるので、前記と同様の動作で
ディスク記録再生部60も下方向に移動し、3段目のト
レイ1の高さに合った所で停止する。
クレバー85は、ロック用突起85dがセレクトラック
82のカム82e−1〜82e−2及び82e−4〜8
2e−5と係合して、トレイロックレバー85を矢印E
方向に回動させるので、ロックカム85bがトレイ1の
凹部1hと係合して、トレイ1の前後方向への移動を阻
止しているが、3段目のトレイロックレバー85は解除
用突起85eがセレクトラック82のカム82f−3と
係合して、トレイロックレバー85を矢印F方向に回動
させるので、ロックカム85bとトレイ1の凹部1hは
係合せず、トレイ1は前後方向に移動可能な状態になっ
ている。
タ103がCCW方向に回転し、前記と同様にして、図
27 (c)のDISC3(c−3)に示すように、ト
レイ1を記録再生位置Zに移動させて停止し、3段目の
トレイ1上のディスク2a(2b)の記録再生が開始さ
れる。
ISC1(c−1)〜DISC5(c−5)に示すよう
に、他のすべての番地のトレイ1上のディスク2a(2
b)を、番地ごとに交換し、記録再生することができ
る。
に、それを中断することなく、記録再生中のトレイ1上
のディスク2a(2b)を除いて、残りのすべての番地
のトレイ1上のディスク2a(2b)を、番地ごとに着
脱位置Xに移動させて、ディスク2a(2b)を載置、
または取り出しする場合は、例えば図27(c)のDI
SC1(c−1)に示すように、最下段のトレイ1上の
ディスク2a(2b)が記録再生中である状態から、最
上段のトレイ1を着脱位置Xに移動させる指令を出す
と、駆動機構部100の昇降駆動モータ120がCCW
方向に回転し、減速機構を介して分岐ギア126を駆動
するので、この分岐ギア126の小歯車126aと噛み
合っているセレクト駆動ギア127が駆動され、このセ
レクト駆動ギア127と常時噛み合っている所の、トレ
イ選択手段80におけるセレクトラック82のラック8
2dが駆動されて、セレクトラック82が前方向に移動
する。
クトラック82の階段状カム82aによってピン81b
が駆動され、セレクトガイド81が上方向に移動するの
で、フック81aとトレイ駆動ギア92の溝92bが係
合しているトレイ駆動ユニット90も上方向に移動す
る。そして、フォトセンサー83でセンサーリブ82b
を検出して、図8(a)に示すように、トレイギアユニ
ット40における最上段のトレイギア41のカム41c
と、トレイ駆動ユニット90における第1トレイ駆動カ
ム96の駆動カム96aの高さが揃った位置、すなわち
図26(a)のUで停止する。
車126bと小歯車128aが噛み合っている切換ギア
128が駆動されるが、切換ギア128は図19(b)
に示す上方向に上がった状態であり、切換ギア128の
駆動ピン128cとゼネバギア131のカム溝131a
は上下に隙間ができて係合が外れているので、切換ギア
128が回転してもゼネバギア131は回転せず停止し
たままである。したがって、ゼネバギア131と噛み合
っている昇降用駆動ギア132及びそれと噛み合ってい
る所の、昇降手段70における左昇降用ラック71のラ
ック71cも停止したままとなって昇降手段70は動か
ず、よってディスク記録再生部60は最下段のトレイ1
の高さのままで保持され、ディスク2a(2b)の記録
再生が維持されている。
28dとゼネバギア131の円弧カム131bは係合を
保ったままの状態を維持しているので、左昇降用ラック
71が昇降用駆動ギア132を介してゼネバギア131
と係合している昇降手段70は、外部から振動や衝撃が
加わっても動かないようロックされており、よって同様
にディスク記録再生部60の高さがずれることもない。
レバー85は、ロック用突起85dがセレクトラック8
2のカム82e−2〜82e−5と係合して、トレイロ
ックレバー85を矢印E方向に回動させるので、ロック
カム85bがトレイ1の凹部1hと係合して、トレイ1
の前後方向への移動を阻止しているが、最上段のトレイ
ロックレバー85は解除用突起85eがセレクトラック
82のカム82f−1と係合して、トレイロックレバー
85を矢印F方向に回動させるので、ロックカム85b
とトレイ1の凹部1hは係合せず、トレイ1は前後方向
に移動可能な状態になっている。
タ103がCCW方向に回転するので、減速機構及び駆
動ギア109を介してメインギア102は図23
(c)の状態から矢印L方向に回転する。すると、ロッ
クカム102gがピン119cを押し、増速ロックレバ
ー119をばね部119dの付勢力に逆らって矢印H方
向に回動させるので、カム119bと増速ギア110の
ロックカム110cと係合が解除され、増速ギア110
は回転可能な状態になる。
と大歯車111bが常時噛み合っている反転ギア111
の小歯車111aに、メインギア102の歯車102e
が噛み合い始め、反転ギア111及び増速ギア110が
回転するので、中継機構を介してトレイ駆動ユニット9
0のトレイ駆動ギア92、第1トレイ駆動カム96、さ
らにトレイギア41も回転し、よって最上段のトレイ1
が前方向に移動する。なお、ロードギア43も同時に回
転するが、記録再生位置Zにある最下段のトレイ1との
係合は外れているので、干渉することはない。
1を介してメインギア102から駆動されているので、
メインギア102が矢印L方向に回転しているにもかか
わらず、トレイ1は前方向に移動することとなる。
ム102hは下方向のまま変化しないので、切換ギア1
28は図19(b)に示すように上方向に上がった状態
であり、切換ギア128の駆動ピン128cとゼネバギ
ア131のカム溝131aは係合しないが、切換ギア1
28の円筒部128dとゼネバギア131の円弧カム1
31bは係合を保ったままの状態である。
置にくると、メインギア102の第1カム102lがア
シストばね137の第1アーム137aと係合して、ア
シストばね137の作動が開始される。このとき、アシ
ストばね137は荷重がゼロ(自由状態)から徐々に加
わり大きくなっていくので、衝撃や振動が発生すること
なく、トレイ1の移動に対して揺れなどの悪影響を及ぼ
すことはない。なお、アシストばね137の第2アーム
137bはメカベース3のリブ左3mと当接して停止し
ている。
イ1のスイッチカム1gがカム45bと係合してオープ
ンスイッチレバー45を矢印C方向に回動させ、レバー
部45cがオープンスイッチ46を押してONさせる
と、移動は停止し、以て図3や図27(d)のOPEN
5(d−5)に示すように、最上段のトレイ1が着脱位
置Xとなる。このとき、メインギア102は図24
(b)の状態になり、アシストばね137は第1アーム
137aが角度βだけ回転しているので、メインギア1
02を逆(矢印K)方向に回転させるよう付勢力が働い
ている。しかし、停止している水平駆動モータ103及
び駆動機構部100の各ギア列の抵抗よりも小さな荷重
設定にしているので、逆転することはない。また、メイ
ンギア102と係合しているストックスイッチ133と
プレイスイッチ134は、図26(b)のWの状態にな
る。そして、最上段のトレイ1の段部1a(1b)にデ
ィスク2a(2b)を載置、または取り出しすることが
できる。
生を維持したまま、別のトレイ1にディスク2a(2
b)を載置、または取り出しするべく、例えば3段目の
トレイ1を着脱位置Xに移動させる指令を出すと、駆動
機構部100の水平駆動モータ103がCW方向に回転
するので、減速機構及び駆動ギア109を介してメイン
ギア102は矢印K方向に回転する。したがって、反転
ギア111及び増速ギア110も前記とは逆方向に回転
するので、中継機構を介してトレイ駆動ユニット90の
トレイ駆動ギア92、第1トレイ駆動カム96、さらに
トレイギア41も逆方向に回転し、よって最上段のトレ
イ1が後方向に移動して、待機位置Yまで戻り停止す
る。そして、増速ロックレバー119やメインギア10
2も図24(a)の状態に戻り、メインギア102と反
転ギア111の噛み合いも外れる。
タ120がCW方向に回転し、前記と逆方向だが同様の
動作でセレクトラック82が後方向に移動し、図8
(c)に示すように、トレイギアユニット40における
3段目のトレイギア41のカム41cと、トレイ駆動ユ
ニット90における第1トレイ駆動カム96の駆動カム
96aの高さが揃った位置、すなわち図26(a)のW
で停止する。
ー85は、ロック用突起85dがセレクトラック82の
カム82e−1〜82e−2及び82e−4〜82e−
5と係合して、トレイロックレバー85を矢印E方向に
回動させるので、ロックカム85bがトレイ1の凹部1
hと係合して、トレイ1の前後方向への移動を阻止して
いるが、3段目のトレイロックレバー85は解除用突起
85eがセレクトラック82のカム82f−3と係合し
て、トレイロックレバー85を矢印F方向に回動させる
ので、ロックカム85bとトレイ1の凹部1hは係合せ
ず、3段目のトレイ1は前後方向に移動可能な状態にな
っている。
タ103がCCW方向に回転するので、前記と同様の動
作で3段目のトレイ1は前方向に移動し、図27(d)
のOPEN3(d−3)に示すように、3段目のトレイ
1が着脱位置Xとなる。なお、この間切換ギア128
は、前記同様図19(b)に示す上方向に上がった状態
のままである。そして、3段目のトレイ1の段部1a
(1b)にディスク2a(2b)を載置、または取り出
しすることができる。
EN2(d−2)〜OPEN5(d−5)に示すよう
に、記録再生中の番地のトレイ1上のディスク2a(2
b)を除いて、残りの他のすべての番地のトレイ1を、
番地ごとに着脱位置Xに移動させて、ディスク2a(2
b)を載置、または取り出しすることができる。
ー操作による指令ではなく手で押してクローズさせるこ
ともできるようになっている。例えば、着脱位置Xとな
ったトレイ1にディスク2a(2b)を載置した後、ト
レイ1を手で押してクローズさせ待機位置Yに戻したい
場合に、トレイ1を手で押すと、トレイ1のラックdと
係合しているトレイギア41が回転するので、トレイ移
送手段50及び駆動機構部100を介して水平駆動モー
タ103が回転させられ、トレイ1は後方向に移動す
る。
ためには、停止している水平駆動モータ103、駆動機
構部100及びトレイ移送手段50の各ギア列の抵抗よ
り大きな力が必要だが、図24(b)に示すように、ア
シストばね137によってメインギア102が矢印K方
向に回転するよう付勢されており、その付勢力の分、ト
レイ1は後方向に移動するよう付勢されるので、小さな
力でトレイ1を後方向に移動させることができる。
ープンスイッチレバー45のカム45bとの係合が外れ
て、オープンスイッチレバー45は矢印D方向に回動
し、レバー部45cが離れてオープンスイッチ46がO
FFになると、水平駆動モータ103がCW方向に回転
し始めるので、トレイ1は続けて後方向に移動し、前記
同様の動作で待機位置Yに戻る。
離れた位置にくると、メインギア102の第1カム10
2lとアシストばね137の第1アーム137aとの係
合が外れ、アシストばね137は自由状態となる。この
とき、アシストばね137は荷重が徐々に小さくなって
ゼロ(自由状態)になっていくので、衝撃や振動が発生
することなく、トレイ1の移動に対して揺れなどの悪影
響を及ぼすことはない。
b)が装填されているか、またどのトレイ1に何のディ
スク2a(2b)が装填されているかを目視で直接に確
認する場合には、例えば図27(a)のRESETに示
すように、トレイ1及びディスク2a(2b)が5枚共
すべて収納されて揃っている待機位置Yにあって、トレ
イ選択手段80のセレクトラック82が最後端である原
点位置、すなわち図26(a)のT、及び図26(b)
のTにある状態から、オールオープンの指令を出す。
タ120がCCW方向に回転し、減速機構を介して分岐
ギア126を駆動するので、分岐ギア126の小歯車1
26aと噛み合っているセレクト駆動ギア127が駆動
され、このセレクト駆動ギア127と常時噛み合ってい
る所の、トレイ選択手段80におけるセレクトラック8
2のラック82dが駆動されて、セレクトラック82が
前方向に移動する。
リブ82cとボトムスイッチ84の係合が外れてボトム
スイッチ84はOFFになる。そして、さらに前方向に
移動すると、セレクトラック82の階段状カム82aに
よってピン81bが駆動されて、セレクトガイド81が
上方向に移動することになり、以てセレクトガイド81
のフック81aに対して、トレイ駆動ギア92の溝92
bを介して係合しているトレイ駆動ユニット90も上方
向に移動する。
ブ82bを検出して、図6に示すように、トレイギアユ
ニット40における全ての段のトレイギア41のカム4
1cと、トレイ駆動ユニット90において対応するトレ
イ駆動ギア92の駆動カム92c及びトレイ駆動カム9
4,95の駆動カム94a,95aとの高さが揃った位
置、すなわち、図26 (a)の Aで停止する。その際
に、第1トレイ駆動カム96は上方の非作用位置とな
る。
車126bと小歯車128aが噛み合っている切換ギア
128が駆動されるが、トレイ1が待機位置Yにあると
きは、メインギア102は図23(a)の状態にあり、
駆動カム102hが上方向に位置している箇所と切換レ
バー130のピン130cが係合するので、切換レバー
130は軸部130aを中心に矢印I方向に回動した状
態となる。したがって切換ギア128は図19(a)、
図20に示すように下方向に下がり、切換ギア128の
駆動ピン128cがゼネバギア131のカム溝131a
と係合し、以てゼネバギア131を駆動して間欠的に回
転させる。
る昇降用駆動ギア132が駆動されるので、昇降用駆動
ギア132と常時噛み合っている昇降手段70における
左昇降用ラック71のラック71cが駆動されて、左昇
降用ラック71が前方向に移動し、同時に昇降用連結レ
バー72を介して連動している右昇降用ラック73が後
方向に移動する。
71b及び右昇降用ラック73の階段状カム73bによ
って、昇降用ベース10のピン10j,10kが駆動さ
れるので、ディスク記録再生部60も上方向に移動し、
最上段のトレイ1の高さに合った所で、昇降用連結レバ
ー72及び右昇降用ラック73の移動は終了するが、セ
レクトラック82が図26 (a)の Uから図26
(a)の Aに移動する量に対応して、左昇降用ラック
71のみがさらに前方向に移動し、セレクトラック82
と左昇降用ラック71が各ギア列で連結されていても干
渉しないようになっている。なお、この間の左昇降用ラ
ック71の階段状カム71bは平坦部であるので、ディ
スク記録再生部60の高さが変わることはない。
は、解除用突起85e−1〜85e−5がセレクトラッ
ク82のカム82f−1〜82f−5と係合して、矢印
F方向に回動するので、ロックカム85bとトレイ1の
凹部1hは係合せず、以て全てのトレイ1は前後方向に
移動可能な状態になっている。
タ103がCW方向に回転し、減速機構を介して駆動ギ
ア109を駆動するので、この駆動ギア109と常時噛
み合っているメインギア102が駆動される。メインギ
ア102は、トレイ1が待機位置Yにあるときは図23
(a)の状態にあるが、駆動されて矢印K方向に回転
すると、まずロックカム102fがピン119cを押
し、増速ロックレバー119をばね部119dの付勢力
に逆らって矢印H方向に回動させるので、カム119b
と増速ギア110のロックカム110cとの係合が解除
され、増速ギア110は回転可能な状態になる。
にメインギア102の歯車102dが噛み合い始め、こ
の増速ギア110が回転することによって、中継機構を
介してトレイ駆動ユニット90のトレイ駆動ギア92を
回転させる。すると、まずトレイ駆動ギア92に形成さ
れている駆動カム92cに対してカム41cを介して係
合している1段目(最下段)のトレイギア41のみが回
転し、このトレイギア41の歯車41bとラック1dを
介して係合している1段目(最下段)のトレイ1のみ
が、待機位置Yから着脱位置Xの方向へ移動を開始す
る。
駆動カム102hが上方向から下方向に移るので、ピン
130cが係合している切換レバー130は、軸部13
0aを中心に矢印J方向に回動し、切換ギア128は図
19(b)、図21 に示すように上方向に上がった状
態となり、切換ギア128の駆動ピン128cとゼネバ
ギア131のカム溝131aは上下に隙間ができるので
係合が外れるが、切換ギア128の円筒部128dとゼ
ネバギア131の円弧カム131bは係合を保ったまま
の状態となる。
段目(最下段)の駆動カム92cが240度(360度
−60度× 2)回転すると、このトレイ駆動ギア92
の互いに接する面の一部に設けられた突起92dが、隣
接する第3トレイ駆動カム94の突起94bを駆動する
ので、次に2段目の第3トレイ駆動カム94が回転す
る。
れている駆動カム94aに対してカム41cを介して係
合している2段目のトレイギア41が回転し、このトレ
イギア41の歯車41bとラック1dを介して係合して
いる2段目のトレイ1も、待機位置Yから着脱位置Xの
方向へ移動を開始する。続いて2段目の第3トレイ駆動
カム94が240度(360度−60度× 2)回転す
ると、同様に3段目の第3トレイ駆動カム94及び3段
目のトレイギア41が回転し、3段目のトレイ1も待機
位置Yから着脱位置Xの方向への移動を開始する。以
下、同様にしてすべてのトレイ1が着脱位置Xの方向へ
移動される。
イッチカム1gがカム45bと係合してオープンスイッ
チレバー45を矢印C方向に回動させ、レバー部45c
がオープンスイッチ46を押してONさせることで、移
動は停止する。このとき、2段目のトレイ1は1段目
(最下段)のトレイ1より遅れて移動を開始し、また3
段目のトレイ1は2段目のトレイ1より遅れて移動を開
始するので、トレイ1群は、図25 や図27 (e)の
ALL OPENに示すように、それぞれの位置がずれ
て階段状になっている。
から着脱位置Xの方向への移動させた状態では、すべて
のディスク2a(2b)における主面の一部が露出する
ことになり、以てどのトレイ1にディスク2a(2b)
が装填されているか、またどのトレイ1に何のディスク
2a(2b)が装填されているかを、目視で直接に確認
できることになる。
7 (a)のRESET] に戻す指令を出すと、駆動機
構部100の水平駆動モータ103が、トレイ1を待機
位置Yから着脱位置Xに移動させる場合とは逆方向、す
なわちCCW方向に回転するので、減速機構及び駆動ギ
ア109を介してメインギア102が矢印L方向に回転
することによって、中継機構を介してトレイ駆動ユニッ
ト90のトレイ駆動ギア92を逆回転させる。
ている1段目(最下段)のトレイギア41のみが逆回転
し、このトレイギア41に係合している1段目(最下
段)のトレイ1のみが、着脱位置Xから待機位置Yの方
向へ移動を開始する。そして、トレイ駆動ギア92が2
40度(360度−60度× 2)回転すると、このト
レイ駆動ギア92の互いに接する面の一部に設けられた
突起92dが、隣接する第3トレイ駆動カム94の突起
94bを駆動するので、次に2段目の第3トレイ駆動カ
ム94が逆回転する。
ている2段目のトレイギア41が一体状に逆回転し、こ
のトレイギア41に係合している2段目のトレイ1も、
着脱位置Xから待機位置Yの方向へ移動を開始する。続
いて2段目の第3トレイ駆動カム94が240度(36
0度−60度× 2)回転すると、同様に3段目の第3
トレイ駆動カム94及び3段目のトレイギア41が逆回
転し、3段目のトレイ1も着脱位置Xから待機位置Yの
方向への移動を開始する。以下、同様にしてすべてのト
レイ1が待機位置Yの方向へ移動され、以て図27
(a)のRESETに示すように、待機位置Yまで戻り
停止する。
ギア102も図23(a)の状態に戻り、切換ギア12
8及び切換レバー130も図19(a)、図20に示す
状態に戻る。
タ120が前記とは逆のCW方向に回転し、前記と逆方
向だが同様の動作で、セレクトラック82は後方向に、
トレイ駆動ユニット90及びディスク記録再生部60は
下方向に移動して、図26(a)のT、図26(b)の
T及び図27(a)のRESETに示す状態に戻る。
に、それを中断することなく、記録再生中のトレイ1上
のディスク2a(2b)を除いて、残りのどのトレイ1
にディスク2a(2b)が装填されているか、またどの
トレイ1に何のディスク2a(2b)が装填されている
かを目視で直接に確認する場合には、例えば図27
(c)のDISC3(c−3)に示すように、3段目の
トレイ1上のディスク2a(2b)が記録再生中である
状態から、オールオープンの指令を出す。
タ120がCCW方向に回転し、減速機構を介して分岐
ギア126を駆動するので、この分岐ギア126の小歯
車126aと噛み合っているセレクト駆動ギア127が
駆動され、このセレクト駆動ギア127と常時噛み合っ
ている所の、トレイ選択手段80におけるセレクトラッ
ク82のラック82dが駆動されて、セレクトラック8
2が前方向に移動する。
クトラック82の階段状カム82aによってピン81b
が駆動され、セレクトガイド81が上方向に移動するの
で、フック81aとトレイ駆動ギア92の溝92bが係
合しているトレイ駆動ユニット90も上方向に移動す
る。そして、フォトセンサー83でセンサーリブ82b
を検出して、図6に示すように、トレイギアユニット4
0における全ての段のトレイギア41のカム41cと、
トレイ駆動ユニット90において対応するトレイ駆動ギ
ア92の駆動カム92c及びトレイ駆動カム94,95
の駆動カム94a,95aとの高さが揃った位置、すな
わち、図26(a)のAで停止する。その際に、第1ト
レイ駆動カム96は上方の非作用位置となる。
車126bと小歯車128aが噛み合っている切換ギア
128が駆動されるが、切換ギア128は図19(b)
に示す上方向に上がった状態であり、切換ギア128の
駆動ピン128cとゼネバギア131のカム溝131a
は上下に隙間ができて係合が外れているので、切換ギア
128が回転してもゼネバギア131は回転せず停止し
たままである。したがって、ゼネバギア131と噛み合
っている昇降用駆動ギア132及びそれと噛み合ってい
る所の、昇降手段70における左昇降用ラック71のラ
ック71cも停止したままとなって昇降手段70は動か
ず、よってディスク記録再生部60は3段目のトレイ1
の高さのままで保持され、ディスク2a(2b)の記録
再生が維持されている。
28dとゼネバギア131の円弧カム131bは係合を
保ったままの状態を維持しているので、左昇降用ラック
71が昇降用駆動ギア132を介してゼネバギア131
と係合している昇降手段70は、外部から振動や衝撃が
加わっても動かないようロックされており、よって同様
にディスク記録再生部60の高さがずれることもない。
85は、解除用突起85e−1〜85e−5がセレクト
ラック82のカム82f−1〜82f−5と係合して、
矢印F方向に回動するので、ロックカム85bとトレイ
1の凹部1hは係合せず、以て全てのトレイ1は前後方
向に移動可能な状態になっている。
タ103がCCW方向に回転するので、減速機構及び駆
動ギア109を介してメインギア102は図24
(c)の状態から矢印L方向に回転する。すると、ロッ
クカム102gがピン119cを押し、増速ロックレバ
ー119をばね部119dの付勢力に逆らって矢印H方
向に回動させるので、カム119bと増速ギア110の
ロックカム110cと係合が解除され、増速ギア110
は回転可能な状態になる。
と大歯車111bが常時噛み合っている反転ギア111
の小歯車111aに、メインギア102の歯車102e
が噛み合い始め、反転ギア111及び増速ギア110が
回転するので、中継機構を介してトレイ駆動ユニット9
0のトレイ駆動ギア92を回転させる。すると、まずト
レイ駆動ギア92に形成されている駆動カム92cに対
してカム41cを介して係合している1段目(最下段)
のトレイギア41のみが回転し、このトレイギア41の
歯車41bとラック1dを介して係合している1段目
(最下段)のトレイ1のみが、待機位置Yから着脱位置
Xの方向へ移動を開始する。なお、ロードギア43も同
時に回転するが、記録再生位置Zにある3段目のトレイ
1との係合は外れているので、干渉することはない。
1を介してメインギア102から駆動されているので、
メインギア102が矢印L方向に回転しているにもかか
わらず、トレイ1は前方向に移動することとなる。
ム102hは下方向のまま変化しないので、切換ギア1
28は図19(b)に示すように上方向に上がった状態
であり、切換ギア128の駆動ピン128cとゼネバギ
ア131のカム溝131aは係合しないが、切換ギア1
28の円筒部128dとゼネバギア131の円弧カム1
31bは係合を保ったままの状態である。
段目(最下段)の駆動カム92cが240度(360度
−60度× 2)回転すると、このトレイ駆動ギア92
の互いに接する面の一部に設けられた突起92dが、隣
接する第3トレイ駆動カム94の突起94bを駆動する
ので、次に2段目の第3トレイ駆動カム94が回転す
る。
れている駆動カム94aに対してカム41cを介して係
合している2段目のトレイギア41が回転し、このトレ
イギア41の歯車41bとラック1dを介して係合して
いる2段目のトレイ1も、待機位置Yから着脱位置Xの
方向へ移動を開始する。続いて2段目の第3トレイ駆動
カム94が240度(360度−60度×2)回転する
と、同様に3段目の第3トレイ駆動カム94及び3段目
のトレイギア41が回転する。
Zにあるのでトレイギア41との係合が外れており、移
動はしない。続いて3段目の第3トレイ駆動カム94が
240度(360度−60度×2)回転すると、同様に
4段目の第3トレイ駆動カム94及び4段目のトレイギ
ア41が回転し、4段目のトレイ1も待機位置Yから着
脱位置Xの方向への移動を開始する。以下、同様にして
すべてのトレイ1が着脱位置Xの方向へ移動される。
102iがストックスイッチ133を押してONさせる
と、移動は停止する[ 図26 (b)のWの状態] 。
このとき、2段目のトレイ1は1段目(最下段)のトレ
イ1より遅れて移動を開始し、また4段目のトレイ1は
2段目のトレイ1より遅れて移動を開始するので、トレ
イ1群は、図27 (f)のALL OPEN3(f−
3)のオールオープンに示すように、それぞれの位置が
ずれて階段状になっている。
ィスク2a(2b)を除いて、残りの全てのトレイ1を
待機位置Yから着脱位置Xの方向への移動させた状態で
は、記録再生中であるディスク2a(2b)を除いて、
すべてのディスク2a(2b)における主面の一部が露
出することになり、以てどのトレイ1にディスク2a
(2b)が装填されているか、またどのトレイ1に何の
ディスク2a(2b)が装填されているかを、目視で直
接に確認できることになる。
7 (c)のDISC3(c−3)]に戻す指令を出す
と、駆動機構部100の水平駆動モータ103が、トレ
イ1を待機位置Yから着脱位置Xに移動させる場合とは
逆方向、すなわちCCW方向に回転するので、減速機構
及び駆動ギア109を介してメインギア102が矢印L
方向に回転することによって、中継機構を介してトレイ
駆動ユニット90のトレイ駆動ギア92を逆回転させ
る。
ている1段目(最下段)のトレイギア41のみが逆回転
し、このトレイギア41に係合している1段目(最下
段)のトレイ1のみが、着脱位置Xから待機位置Yの方
向へ移動を開始する。そして、トレイ駆動ギア92が2
40度(360度−60度× 2)回転すると、このト
レイ駆動ギア92の互いに接する面の一部に設けられた
突起92dが、隣接する第3トレイ駆動カム94の突起
94bを駆動するので、次に2段目の第3トレイ駆動カ
ム94が逆回転する。
ている2段目のトレイギア41が一体状に逆回転し、こ
のトレイギア41に係合している2段目のトレイ1も、
着脱位置Xから待機位置Yの方向へ移動を開始する。続
いて2段目の第3トレイ駆動カム94が240度(36
0度−60度×2)回転すると、同様に3段目の第3ト
レイ駆動カム94及び3段目のトレイギア41が逆回転
する。しかし、3段目のトレイ1は記録再生位置Zにあ
るのでトレイギア41との係合が外れており、移動はし
ない。続いて3段目の第3トレイ駆動カム94が240
度(360度−60度×2)回転すると、同様に4段目
の第3トレイ駆動カム94及び4段目のトレイギア41
が逆回転し、4段目のトレイ1も着脱位置Xから待機位
置Yの方向への移動を開始する。以下、同様にしてすべ
てのトレイ1が待機位置Yの方向へ移動され、以て図2
7(c)のDISC3(c−3)に示すように、待機位
置Yまで戻り停止する。
ギア102も図24(a)の状態に戻り、メインギア1
02と反転ギア111の噛み合いも外れる。
タ120が前記とは逆のCW方向に回転し、前記と逆方
向だが同様の動作で、セレクトラック82は後方向に、
トレイ駆動ユニット90は下方向に移動して、図27
(c)のDISC3(c−3)に示す状態に戻る。
に記載した発明に関し、ディスク2aまたは2bを各々
1枚ずつ載置し、ディスク2a,2bの主面と平行な前
後方向に移動可能で、ディスク2a,2bの主面に対し
直角である上下方向に5枚積層されたトレイ1と、ディ
スク2a,2bをターンテーブル66a上に保持して記
録または再生するディスク記録再生部60と、装置内に
ディスク2a,2bを収納する待機位置Yを中にして、
ディスク2a,2bをターンテーブル66a上に保持し
て記録または再生するディスク記録再生位置Zとの間、
トレイ1を装置外に突出させてディスク2a,2bの着
脱を行う着脱位置Xとの間に亘って、トレイ1を往復搬
送するトレイ移送手段50と、ディスク記録再生部60
を上下方向に移動させて選択されたディスク2a,2b
の高さに合わせる昇降手段70と、同じく上下方向に移
動して指定されたディスク2a,2bを載置しているト
レイ1を選択するトレイ選択手段80と、トレイ移送手
段50と昇降手段70とトレイ選択手段80を駆動する
駆動機構部100を有し、駆動機構部100に、トレイ
移送手段50を駆動するメインギア102と、メインギ
ア102の回転に伴って動作するアシストばね137と
を設け、トレイ1が着脱位置X及びその近傍にあるとき
に、メインギア102とアシストばね137とが係合す
るように構成したことにより、トレイ1を着脱位置Xに
移動させる場合に、トレイ移送手段50に駆動されてト
レイ1が着脱位置Xの近傍にくると、そのトレイ移送手
段50を駆動するメインギア102がアシストばね13
7と係合し、その回転に伴ってアシストばね137を作
動させた(押した)状態で着脱位置Xに至ることにな
り、トレイ1が着脱位置Xにあるときはアシストばね1
37の反力によってメインギア102を押し返す状態に
なる。よって、トレイ移送手段50を介してメインギア
102と連動しているトレイ1も、待機位置Yから着脱
位置Xに移動する方向とは逆の方向に、アシストばね1
37の反力の分だけ押し返された状態となる。したがっ
て、このアシストばね137の反力を調整することによ
り、水平移動モータ103及び各ギアからなるトレイ移
送手段50及び駆動機構部100によって制約されるこ
となく、着脱位置Xにあるトレイ1を軽い力で押すだけ
で、トレイ1の待機位置Yへの移動を開始させることが
できる。
ィスク2a,2bを記録または再生していない状態にお
いて、トレイ1を着脱位置X及びその近傍に移動させた
場合には、メインギア102とアシストばね137の第
2アーム137bとが係合すると共に、任意のトレイ1
上のディスク2a,2bをターンテーブル66a上に保
持して記録または再生している状態において、その記録
または再生中であるディスク2a,2b及びトレイ1を
除いた残りのトレイ1を、着脱位置X及びその近傍に移
動させた場合には、メインギア102と同一アシストば
ね137の第1アーム137aとが係合するように構成
したことにより、着脱位置Xにあるトレイ1を軽い力で
押して待機位置Yへの移動を開始させることを、ディス
ク2a,2bを記録または再生していない状態でトレイ
1を着脱位置X及びその近傍に移動させた場合でも、ま
たディスク2a,2bの記録中または再生中に、それ以
外の残りのトレイ1を着脱位置X及びその近傍に移動さ
せた場合でも、同一の1個のアシストばね137で実現
することができる。
シストばね137は、トレイ1が着脱位置X及びその近
傍以外の位置に移動されて、メインギア102と係合し
ない場合には、作動していない自由状態となるように構
成したことにより、メインギア102とアシストばね1
37の係合の状態が、メインギア102に対してアシス
トばね137の荷重がゼロから徐々に加わり大きくなる
か、もしくはアシストばね137の荷重が徐々に小さく
なりゼロになってメインギア102との係合が外れるこ
とになって荷重変化が滑らかになるので、トレイ1の待
機位置Yと着脱位置Xとの移動途中に衝撃や振動が発生
することなく、揺れのない安定したトレイ1の移動を行
うことができる。
に記載した発明の効果として、ディスクを各々1枚ずつ
載置し、ディスクの主面と平行な略水平方向に移動可能
で、ディスクの主面に対し直角である略垂直方向に複数
枚積層されたトレイと、ディスクをターンテーブル上に
保持して記録または再生するディスク記録再生部と、装
置内にディスクを収納する待機位置を中にして、トレイ
を装置外に突出させてディスクの着脱を行う着脱位置と
の間、ならびにディスクを記録再生する記録再生位置と
の間に亘って、トレイを往復搬送するトレイ移送手段
と、ディスク記録再生部を略垂直方向に移動させて選択
されたディスクの高さに合わせる昇降手段と、同じく略
垂直方向に移動して指定されたディスクを載置している
トレイを選択するトレイ選択手段と、トレイ移送手段と
昇降手段とトレイ選択手段を駆動する駆動機構部を有
し、駆動機構部に、トレイ移送手段を駆動するメインギ
アと、メインギアの回転に伴って動作するアシストばね
とを設け、トレイが着脱位置及びその近傍にあるとき
に、メインギアとアシストばねとが係合するように構成
したことにより、トレイを着脱位置に移動させる場合
に、トレイ移送手段に駆動されてトレイが着脱位置の近
傍にくると、そのトレイ移送手段を駆動するメインギア
がアシストばねと係合し、その回転に伴ってアシストば
ねを作動させた(押した)状態で着脱位置に至ることに
なり、トレイが着脱位置にあるときはアシストばねの反
力によってメインギアを押し返す状態になる。よって、
トレイ移送手段を介してメインギアと連動しているトレ
イも、待機位置から着脱位置に移動する方向とは逆の方
向に、アシストばねの反力の分だけ押し返された状態と
なる。したがって、このアシストばねの反力を調整する
ことにより、水平移動モータ及び各ギアからなるトレイ
移送手段及び駆動機構部によって制約されることなく、
着脱位置にあるトレイを軽い力で押すだけで、トレイの
待機位置への移動を開始させることができるという有利
な効果が得られる。
て、ディスクを記録または再生していない状態におい
て、トレイを着脱位置及びその近傍に移動させた場合に
は、メインギアとアシストばねの一端とが係合すると共
に、任意のトレイ上のディスクをターンテーブル上に保
持して記録または再生している状態において、その記録
または再生中であるディスク及びトレイを除いた残りの
トレイを、着脱位置及びその近傍に移動させた場合に
は、メインギアと同一アシストばねの他端とが係合する
ように構成したことにより、着脱位置にあるトレイを軽
い力で押して待機位置への移動を開始させることを、デ
ィスクを記録または再生していない状態でトレイを着脱
位置及びその近傍に移動させた場合でも、またディスク
の記録中または再生中に、それ以外の残りのトレイを着
脱位置及びその近傍に移動させた場合でも、同一の1個
のアシストばねで実現することができるという有利な効
果が得られる。
て、アシストばねは、トレイが着脱位置及びその近傍以
外の位置に移動されて、メインギアと係合しない場合に
は、作動していない自由状態となるように構成したこと
により、メインギアとアシストばねの係合の状態が、メ
インギアに対してアシストばねの荷重がゼロから徐々に
加わり大きくなるか、もしくはアシストばねの荷重が徐
々に小さくなりゼロになってメインギアとの係合が外れ
ることになって荷重変化が滑らかになるので、トレイの
待機位置と着脱位置との移動途中に衝撃や振動が発生す
ることなく、揺れのない安定したトレイの移動を行うこ
とができるという有利な効果が得られる。
ャー装置の上面図
分解斜視図
位置関係を示す詳細上面図
関係を説明するための詳細断面図
係を示す上面図
詳細を示す上面図
図
面図
Claims (3)
- 【請求項1】複数枚のディスクを収納し、その中から選
択された前記ディスクを搬送してディスクの記録再生を
行う装置であって、前記ディスクを各々1枚ずつ載置
し、前記ディスクの主面と平行な略水平方向に移動可能
で、前記ディスクの主面に対し直角である略垂直方向に
複数枚積層されたトレイと、前記ディスクをターンテー
ブル上に保持して記録または再生するディスク記録再生
部と、装置内に前記ディスクを収納する待機位置を中に
して、前記トレイを装置外に突出させて前記ディスクの
着脱を行う着脱位置との間、ならびに前記ディスクを記
録再生する記録再生位置との間に亘って、前記トレイを
往復搬送するトレイ移送手段と、前記ディスク記録再生
部を略垂直方向に移動させて選択された前記ディスクの
高さに合わせる昇降手段と、同じく略垂直方向に移動し
て指定された前記ディスクを載置している前記トレイを
選択するトレイ選択手段と、前記トレイ移送手段と前記
昇降手段と前記トレイ選択手段を駆動する駆動機構部を
有し、前記駆動機構部に、前記トレイ移送手段を駆動す
るメインギアと、前記メインギアの回転に伴って動作す
るアシストばねとを設け、前記トレイが前記着脱位置及
びその近傍にあるときに、前記メインギアと前記アシス
トばねとが係合するように構成したことを特徴とするデ
ィスクチェンジャー装置。 - 【請求項2】ディスクを記録または再生していない状態
において、トレイを着脱位置及びその近傍に移動させた
場合には、メインギアとアシストばねの一端とが係合す
ると共に、任意の前記トレイ上の前記ディスクをターン
テーブル上に保持して記録または再生している状態にお
いて、その記録または再生中である前記ディスク及び前
記トレイを除いた残りの前記トレイを、前記着脱位置及
びその近傍に移動させた場合には、前記メインギアと前
記アシストばねの他端とが係合するように構成したこと
を特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャー装
置。 - 【請求項3】アシストばねは、トレイが着脱位置及びそ
の近傍以外の位置に移動されて、メインギアと係合しな
い場合には、作動していない自由状態となるように構成
したことを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジ
ャー装置。
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