JP2003316585A - 端末装置、プロセス監視方法、及びプログラム - Google Patents
端末装置、プロセス監視方法、及びプログラムInfo
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- JP2003316585A JP2003316585A JP2002122440A JP2002122440A JP2003316585A JP 2003316585 A JP2003316585 A JP 2003316585A JP 2002122440 A JP2002122440 A JP 2002122440A JP 2002122440 A JP2002122440 A JP 2002122440A JP 2003316585 A JP2003316585 A JP 2003316585A
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- JP
- Japan
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- program
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワークを介してダウンロードされたス
トリーミングデータが不正にコピーされることを防止す
るための端末装置、無効スレッド監視方法、及びプログ
ラムを提供する。 【解決手段】 端末装置1は、キャプチャ機能や録音機
能等を実現するためのプロセスを予め無効プロセスリス
ト22bに登録しておき、ストリーミングサービス等に
より配信されるストリーミングデータを再生する際に、
無効プロセスリスト22bに登録されたプロセスが起動
されている場合、これらのプロセスの強制終了を実行す
る。また、キャプチャ機能や録音機能以外の機能を実現
するためのプロセスを予め有効プロセスリスト22aに
登録しておき、ストリーミングサービス等により配信さ
れるコンテンツデータを再生する際に、有効プロセスリ
スト22aに登録された以外のプロセスが起動されてい
る場合、これらのプロセスの強制終了を実行する。
トリーミングデータが不正にコピーされることを防止す
るための端末装置、無効スレッド監視方法、及びプログ
ラムを提供する。 【解決手段】 端末装置1は、キャプチャ機能や録音機
能等を実現するためのプロセスを予め無効プロセスリス
ト22bに登録しておき、ストリーミングサービス等に
より配信されるストリーミングデータを再生する際に、
無効プロセスリスト22bに登録されたプロセスが起動
されている場合、これらのプロセスの強制終了を実行す
る。また、キャプチャ機能や録音機能以外の機能を実現
するためのプロセスを予め有効プロセスリスト22aに
登録しておき、ストリーミングサービス等により配信さ
れるコンテンツデータを再生する際に、有効プロセスリ
スト22aに登録された以外のプロセスが起動されてい
る場合、これらのプロセスの強制終了を実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不適当なプログラ
ムの実行を禁止できるようにした端末装置に関するもの
であり、特に通信回線を介して配信されるコンテンツ等
の不正コピーを防止するようにした端末装置、プロセス
監視方法、及びプログラムに関するものである。
ムの実行を禁止できるようにした端末装置に関するもの
であり、特に通信回線を介して配信されるコンテンツ等
の不正コピーを防止するようにした端末装置、プロセス
監視方法、及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを利用して映像デ
ータや音楽データ等のコンテンツをパーソナルコンピュ
ータに配信し、パーソナルコンピュータでリアルタイム
に再生可能とするストリーミング技術を利用した情報配
信サービスが普及している。このようなストリーミング
技術を利用して配信されるデータは、不正コピーを防止
するため、著作権保護用の情報(例えば、再生可能な端
末のIDや対応ソフトウェアの情報等)を埋めこんで、
特定の端末やソフトウェアでのみ再生を可能にしたり、
データが不正コピーされた場合、コピーされたデータを
その端末でしか再生できないようにすることにより、配
信されたデータが不正に利用されることを防止してい
た。
ータや音楽データ等のコンテンツをパーソナルコンピュ
ータに配信し、パーソナルコンピュータでリアルタイム
に再生可能とするストリーミング技術を利用した情報配
信サービスが普及している。このようなストリーミング
技術を利用して配信されるデータは、不正コピーを防止
するため、著作権保護用の情報(例えば、再生可能な端
末のIDや対応ソフトウェアの情報等)を埋めこんで、
特定の端末やソフトウェアでのみ再生を可能にしたり、
データが不正コピーされた場合、コピーされたデータを
その端末でしか再生できないようにすることにより、配
信されたデータが不正に利用されることを防止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のストリーミング技術にあっては、例えば、ユ
ーザ側の端末が1つのオペレーティングシステム(O
S)において、複数のプログラムを並行して実行可能な
マルチタスク処理機能を有している場合、ストリーミン
グデータを再生する際に、データが不正にコピーされて
しまう可能性があった。即ち、ストリーミングデータを
再生している際に、並行してキャプチャ機能を有するア
プリケーションを起動させ、映像データ、又は音声デー
タをキャプチャしてハードディスクに蓄積させることに
より、ストリーミングデータを不正にコピーすることが
可能となる。このようにコピーされた映像データ、又は
音声データは、ネットワークを介して配布されたり、各
種記録媒体に複製されてしまう可能性があった。
うな従来のストリーミング技術にあっては、例えば、ユ
ーザ側の端末が1つのオペレーティングシステム(O
S)において、複数のプログラムを並行して実行可能な
マルチタスク処理機能を有している場合、ストリーミン
グデータを再生する際に、データが不正にコピーされて
しまう可能性があった。即ち、ストリーミングデータを
再生している際に、並行してキャプチャ機能を有するア
プリケーションを起動させ、映像データ、又は音声デー
タをキャプチャしてハードディスクに蓄積させることに
より、ストリーミングデータを不正にコピーすることが
可能となる。このようにコピーされた映像データ、又は
音声データは、ネットワークを介して配布されたり、各
種記録媒体に複製されてしまう可能性があった。
【0004】本発明の課題は、ネットワークを介してダ
ウンロードされたストリーミングデータを不正にコピー
する等の不適当なプログラムの実行を防止するために適
した端末装置、プロセス監視方法、及びプログラムを提
供することである。
ウンロードされたストリーミングデータを不正にコピー
する等の不適当なプログラムの実行を防止するために適
した端末装置、プロセス監視方法、及びプログラムを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、マルチタスク処理が実行可
能な端末装置において、所定のプログラムが実行されて
いるときに、マルチタスク処理により現在起動している
プロセスを認識するプロセス認識手段と、前記プロセス
認識手段により現在起動していると認識されたプロセス
が、前記所定のプログラムと同時実行が許可されている
か否かを判別する判別手段と、前記判別手段により現在
起動しているプロセスが禁止されていると判別された場
合、当該プロセスを強制的に終了させるプロセス終了手
段とを備えることを特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、マルチタスク処理が実行可
能な端末装置において、所定のプログラムが実行されて
いるときに、マルチタスク処理により現在起動している
プロセスを認識するプロセス認識手段と、前記プロセス
認識手段により現在起動していると認識されたプロセス
が、前記所定のプログラムと同時実行が許可されている
か否かを判別する判別手段と、前記判別手段により現在
起動しているプロセスが禁止されていると判別された場
合、当該プロセスを強制的に終了させるプロセス終了手
段とを備えることを特徴としている。
【0006】したがって、請求項1記載の発明によれ
ば、マルチタスク処理により、複数のプロセスが生成さ
れ、並行して複数の処理が実行される際に、起動される
プロセスが実行される所定のプログラムに対して許可さ
れているか判断することにより、不当なプロセスの実行
を禁止することができる。これにより、例えば、キャプ
チャ機能や、録音機能を実現するプロセスを禁止プロセ
スとしておくことで、通信手段により受信したコンテン
ツデータが不正にコピーされることがなく、コンテンツ
データの不正使用を防止することができる。
ば、マルチタスク処理により、複数のプロセスが生成さ
れ、並行して複数の処理が実行される際に、起動される
プロセスが実行される所定のプログラムに対して許可さ
れているか判断することにより、不当なプロセスの実行
を禁止することができる。これにより、例えば、キャプ
チャ機能や、録音機能を実現するプロセスを禁止プロセ
スとしておくことで、通信手段により受信したコンテン
ツデータが不正にコピーされることがなく、コンテンツ
データの不正使用を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示
例に限定されない。ここで、本発明に係る端末装置と、
本実施の形態における端末装置の各構成要素の対応関係
を明示する。すなわち、本発明の端末装置は、本実施の
形態の端末装置1に対応し、本発明のプロセス認識手
段、判別手段、プロセス終了手段、アプリケーション判
断手段は、本実施の形態の制御部11に対応している。
また、本発明のプロセスの情報を記憶する記憶手段は、
本実施の形態の有効プロセスリスト22aあるいは無効
プロセスリスト22bに対応している。さらに、本発明
の監視対象アプリケーション記憶手段は、本実施の形態
のプロセス監視対象アプリリスト22cに対応してい
る。
の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示
例に限定されない。ここで、本発明に係る端末装置と、
本実施の形態における端末装置の各構成要素の対応関係
を明示する。すなわち、本発明の端末装置は、本実施の
形態の端末装置1に対応し、本発明のプロセス認識手
段、判別手段、プロセス終了手段、アプリケーション判
断手段は、本実施の形態の制御部11に対応している。
また、本発明のプロセスの情報を記憶する記憶手段は、
本実施の形態の有効プロセスリスト22aあるいは無効
プロセスリスト22bに対応している。さらに、本発明
の監視対象アプリケーション記憶手段は、本実施の形態
のプロセス監視対象アプリリスト22cに対応してい
る。
【0008】なお、本発明において、無効プロセスは、
所定のアプリケーションが起動している際に、実行が不
許可となるプロセスを示し、有効プロセスは、所定のア
プリケーションが起動している際に、実行が許可される
プロセスのことである。また、ソフトウェアは、コンピ
ュータに目的とする処理を行わせるために作成されたプ
ログラムを示し、アプリケーションは、特定の処理を行
うためのソフトウェアを示している。さらに、プロセス
は、マルチタスク処理により実行されるプログラムの実
行単位であり、スレッドは、プロセスの実行単位を示
し、モジュールは、ソフトウェアの詳細な構成単位を示
している。
所定のアプリケーションが起動している際に、実行が不
許可となるプロセスを示し、有効プロセスは、所定のア
プリケーションが起動している際に、実行が許可される
プロセスのことである。また、ソフトウェアは、コンピ
ュータに目的とする処理を行わせるために作成されたプ
ログラムを示し、アプリケーションは、特定の処理を行
うためのソフトウェアを示している。さらに、プロセス
は、マルチタスク処理により実行されるプログラムの実
行単位であり、スレッドは、プロセスの実行単位を示
し、モジュールは、ソフトウェアの詳細な構成単位を示
している。
【0009】[第1の実施の形態]まず、構成を説明す
る。端末装置1は、ストリーミングサービスを利用する
ユーザにより操作される端末であり、情報携帯端末であ
るPDA(Personal Digital Assistants)や、デスク
トップPC、ノートPC等により構成される。この端末
装置1には、少なくともマルチタスク処理が可能なオペ
レーティングシステム(OS)が搭載されており、マル
チタスク処理が可能なOSが搭載されていれば、携帯電
話、PHS等により構成されていても良い。なお、以下
では、ストリーミングサービスにより配信されるストリ
ーミングデータが動画データである場合を例として説明
を行うが、ストリーミングデータは動画データに限定さ
れず、画像データ、音楽データ等を含む各種コンテンツ
データが適用可能である。
る。端末装置1は、ストリーミングサービスを利用する
ユーザにより操作される端末であり、情報携帯端末であ
るPDA(Personal Digital Assistants)や、デスク
トップPC、ノートPC等により構成される。この端末
装置1には、少なくともマルチタスク処理が可能なオペ
レーティングシステム(OS)が搭載されており、マル
チタスク処理が可能なOSが搭載されていれば、携帯電
話、PHS等により構成されていても良い。なお、以下
では、ストリーミングサービスにより配信されるストリ
ーミングデータが動画データである場合を例として説明
を行うが、ストリーミングデータは動画データに限定さ
れず、画像データ、音楽データ等を含む各種コンテンツ
データが適用可能である。
【0010】図1は、本第1の実施の形態における端末
装置1の要部構成を示すブロック図である。図1に示す
ように、端末装置1は、制御部11、データ通信制御部
12、通信制御部13、音声制御部14、音声入出力装
置15、RTC16、表示制御部17、表示装置18、
入力制御部19、入力装置20、プログラム記憶部2
1、データ記憶部22等を備えて構成され、各部はバス
により接続されている。
装置1の要部構成を示すブロック図である。図1に示す
ように、端末装置1は、制御部11、データ通信制御部
12、通信制御部13、音声制御部14、音声入出力装
置15、RTC16、表示制御部17、表示装置18、
入力制御部19、入力装置20、プログラム記憶部2
1、データ記憶部22等を備えて構成され、各部はバス
により接続されている。
【0011】制御部11は、CPU(Central Processi
ng Unit)、RAM(Random AccessMemory)、ROM
(Read Only Memory)等を備えて構成されている。CP
Uは、プログラム記憶部21内に格納されているシステ
ムプログラム、及び各種アプリケーションプログラムの
中から指定されたプログラムを、RAMの図示しないワ
ークエリアに展開し、通信制御部13、音声入出力装置
15、入力装置20等から入力されるデータに応じて、
プログラムに従った各種処理を実行し、処理結果をRA
M内のワークメモリに格納する。さらに、処理結果を出
力するため音声情報、表示情報を生成して、音声入出力
装置15、表示装置18へ出力するとともに、データ記
憶部22に処理結果を出力する。
ng Unit)、RAM(Random AccessMemory)、ROM
(Read Only Memory)等を備えて構成されている。CP
Uは、プログラム記憶部21内に格納されているシステ
ムプログラム、及び各種アプリケーションプログラムの
中から指定されたプログラムを、RAMの図示しないワ
ークエリアに展開し、通信制御部13、音声入出力装置
15、入力装置20等から入力されるデータに応じて、
プログラムに従った各種処理を実行し、処理結果をRA
M内のワークメモリに格納する。さらに、処理結果を出
力するため音声情報、表示情報を生成して、音声入出力
装置15、表示装置18へ出力するとともに、データ記
憶部22に処理結果を出力する。
【0012】具体的に、制御部11は、プログラム記憶
部21から動画再生ソフト処理プログラム、プロセス監
視処理プログラムを読み出して、後述する動画再生ソフ
ト処理(図3参照)、プロセス監視処理プログラム(図
4参照)を実行する。このプロセス監視処理プログラム
を実行するに際して、制御部11は、動画再生ソフトを
起動する指示が入力装置20を介して入力されると、動
画再生ソフトを起動する際の所定の起動初期化処理を行
い、初期化状態において、プロセス監視処理を実行す
る。
部21から動画再生ソフト処理プログラム、プロセス監
視処理プログラムを読み出して、後述する動画再生ソフ
ト処理(図3参照)、プロセス監視処理プログラム(図
4参照)を実行する。このプロセス監視処理プログラム
を実行するに際して、制御部11は、動画再生ソフトを
起動する指示が入力装置20を介して入力されると、動
画再生ソフトを起動する際の所定の起動初期化処理を行
い、初期化状態において、プロセス監視処理を実行す
る。
【0013】プロセス監視処理を実行するに際して、制
御部11は、現在起動中のプロセスをRAMのワークメ
モリに列挙してプロセスリストを展開し、プロセスリス
トの先頭にポインタをセットする。そして、制御部11
は、データ記憶部22から無効プロセスリスト、及び有
効プロセスリストを取得して、ポインタをセットしたプ
ロセスが無効プロセスリスト、又は有効プロセスリスト
に存在しているか否かを判断する。
御部11は、現在起動中のプロセスをRAMのワークメ
モリに列挙してプロセスリストを展開し、プロセスリス
トの先頭にポインタをセットする。そして、制御部11
は、データ記憶部22から無効プロセスリスト、及び有
効プロセスリストを取得して、ポインタをセットしたプ
ロセスが無効プロセスリスト、又は有効プロセスリスト
に存在しているか否かを判断する。
【0014】ここで、起動中のプロセスが無効プロセス
リストに存在する場合、又は有効プロセスリストに存在
しない場合、制御部11は、このプロセスを強制終了す
る処理を実行する。一方、起動中のプロセスが有効プロ
セスリストに存在する場合、制御部11は、このプロセ
スを起動させたまま、プロセスリストのポインタをイン
クリメントして、次のプロセスの監視を行う。そして、
制御部11は、ワークメモリに展開したプロセスリスト
に含まれる全てのプロセスについて監視を行い、全ての
プロセスの監視を終了すると、プロセス監視処理を終了
する。
リストに存在する場合、又は有効プロセスリストに存在
しない場合、制御部11は、このプロセスを強制終了す
る処理を実行する。一方、起動中のプロセスが有効プロ
セスリストに存在する場合、制御部11は、このプロセ
スを起動させたまま、プロセスリストのポインタをイン
クリメントして、次のプロセスの監視を行う。そして、
制御部11は、ワークメモリに展開したプロセスリスト
に含まれる全てのプロセスについて監視を行い、全ての
プロセスの監視を終了すると、プロセス監視処理を終了
する。
【0015】このように、制御部11は、動画再生ソフ
ト処理において、初期化状態でプロセス監視処理を実行
し、動画の再生を行う前に、無効プロセスの強制終了、
又は有効プロセス以外のプロセスの強制終了を行う。続
いて、制御部11は、ユーザにより入力装置20を介し
て、再生する動画データの指示が入力されると、動画デ
ータ再生処理に先だって、プロセス監視スレッドを作成
する。そして、制御部11は、複数のスレッドを生成す
ることにより、動画データ再生処理と、プロセス監視処
理を並行して実行する。プロセス監視スレッドを作成す
ることにより、再生処理が中断されることなく、プロセ
ス監視処理を実行することができる。
ト処理において、初期化状態でプロセス監視処理を実行
し、動画の再生を行う前に、無効プロセスの強制終了、
又は有効プロセス以外のプロセスの強制終了を行う。続
いて、制御部11は、ユーザにより入力装置20を介し
て、再生する動画データの指示が入力されると、動画デ
ータ再生処理に先だって、プロセス監視スレッドを作成
する。そして、制御部11は、複数のスレッドを生成す
ることにより、動画データ再生処理と、プロセス監視処
理を並行して実行する。プロセス監視スレッドを作成す
ることにより、再生処理が中断されることなく、プロセ
ス監視処理を実行することができる。
【0016】ここで、プロセス監視スレッドを作成する
と、制御部11は、RTC16の監視タイマーを設定し
て(例えば、n秒)、n秒毎にプロセス監視処理を実行
する。制御部11は、並行して実行される動画データ再
生処理が終了するまで、n秒毎にプロセス監視処理を繰
り返して実行する。そして、制御部11は、動画再生ソ
フト処理において、動画データ再生処理が終了するとプ
ロセス監視スレッドの終了イベントを発行し、終了イベ
ントが発行されると、プロセス監視スレッドにおいて、
監視タイマーを削除して、プロセス監視スレッドを終了
する。
と、制御部11は、RTC16の監視タイマーを設定し
て(例えば、n秒)、n秒毎にプロセス監視処理を実行
する。制御部11は、並行して実行される動画データ再
生処理が終了するまで、n秒毎にプロセス監視処理を繰
り返して実行する。そして、制御部11は、動画再生ソ
フト処理において、動画データ再生処理が終了するとプ
ロセス監視スレッドの終了イベントを発行し、終了イベ
ントが発行されると、プロセス監視スレッドにおいて、
監視タイマーを削除して、プロセス監視スレッドを終了
する。
【0017】データ通信制御部12は、所定のデータ通
信方式に基づいて、データ通信プロトコルを制御する。
信方式に基づいて、データ通信プロトコルを制御する。
【0018】通信制御部13は、無線モデムなどによっ
て構成され、図示しないアンテナを介して、無線基地局
との間で無線通信端末用の通信プロトコルを実行し、設
定された通信チャネルによりデータ通信等を行う。ま
た、通信制御部13は、モデム(MODEM:MOdulato
r/DEModulator )またはターミナルアダプタ(TA:Te
rminal Adapter)等によって構成され、LAN(Local
Area Network)、WAN(Wide Area Network)、ある
いはインターネット等の各種ネットワークに接続された
伝送媒体に接続される構成であっても良い。具体的に、
通信制御部13は、ストリーミングサービスにより配信
される画像データ、音楽データ、動画データ等のコンテ
ンツデータをインターネット等のネットワークを介して
受信する。
て構成され、図示しないアンテナを介して、無線基地局
との間で無線通信端末用の通信プロトコルを実行し、設
定された通信チャネルによりデータ通信等を行う。ま
た、通信制御部13は、モデム(MODEM:MOdulato
r/DEModulator )またはターミナルアダプタ(TA:Te
rminal Adapter)等によって構成され、LAN(Local
Area Network)、WAN(Wide Area Network)、ある
いはインターネット等の各種ネットワークに接続された
伝送媒体に接続される構成であっても良い。具体的に、
通信制御部13は、ストリーミングサービスにより配信
される画像データ、音楽データ、動画データ等のコンテ
ンツデータをインターネット等のネットワークを介して
受信する。
【0019】音声制御部14は、制御部11から入力さ
れた音声信号を抽出し、増幅器(図示せず)により所定
の信号レベルに増幅して音声入出力装置15へ出力し、
スピーカから音声を出力させる。また、音声制御部14
は、音声入出力装置15から入力されるアナログ信号を
検知すると、そのアナログ信号をA/Dコンバータ(図
示せず)によりデジタル信号に符号化して変換し、制御
部11へ出力する
れた音声信号を抽出し、増幅器(図示せず)により所定
の信号レベルに増幅して音声入出力装置15へ出力し、
スピーカから音声を出力させる。また、音声制御部14
は、音声入出力装置15から入力されるアナログ信号を
検知すると、そのアナログ信号をA/Dコンバータ(図
示せず)によりデジタル信号に符号化して変換し、制御
部11へ出力する
【0020】音声入出力装置15は、図示しないスピー
カ、マイク等を備え、音声制御部14から出力される音
声データをスピーカから出力する。また、マイクにより
取得された音声のアナログ信号を音声制御部14に出力
する。
カ、マイク等を備え、音声制御部14から出力される音
声データをスピーカから出力する。また、マイクにより
取得された音声のアナログ信号を音声制御部14に出力
する。
【0021】RTC(real time clock)16は、内蔵
時計であり、内部に発振回路の他、現在時刻情報及び設
定すべき計時周波数情報を格納するレジスタを有し、発
振回路により決定される計時周波数に従って時刻の計時
が行われると共に現在時刻情報をレジスタに記憶・更新
している。RTC16は、時間によって動作するプログ
ラムを起動させる場合等に使用されるが、本発明におい
ては、RTC16はさらにタイマー機能を有し、プロセ
ス監視処理を行う際の監視タイマーを設定する。
時計であり、内部に発振回路の他、現在時刻情報及び設
定すべき計時周波数情報を格納するレジスタを有し、発
振回路により決定される計時周波数に従って時刻の計時
が行われると共に現在時刻情報をレジスタに記憶・更新
している。RTC16は、時間によって動作するプログ
ラムを起動させる場合等に使用されるが、本発明におい
ては、RTC16はさらにタイマー機能を有し、プロセ
ス監視処理を行う際の監視タイマーを設定する。
【0022】表示制御部17は、制御部11から入力さ
れた映像信号をもとに表示装置18を駆動制御して、表
示装置18において動画像、又は静止画像等を含む各種
表示情報を表示させる。
れた映像信号をもとに表示装置18を駆動制御して、表
示装置18において動画像、又は静止画像等を含む各種
表示情報を表示させる。
【0023】表示装置18は、表示画面の上側にタッチ
パネルが一体的に形成された液晶表示パネル等により構
成され、表示制御部17の制御に応じて制御部11から
入力される表示情報を表示する。
パネルが一体的に形成された液晶表示パネル等により構
成され、表示制御部17の制御に応じて制御部11から
入力される表示情報を表示する。
【0024】入力制御部19は、入力装置20に接続さ
れ、入力装置20から入力された検知信号に基づいて、
操作された指示に対応する入力信号を生成して制御部2
1へ出力する。
れ、入力装置20から入力された検知信号に基づいて、
操作された指示に対応する入力信号を生成して制御部2
1へ出力する。
【0025】入力装置20は、カーソルキー、数字入力
キー、及び各種機能キーを備えたキーボード20a、液
晶表示パネル等により構成される表示装置18を覆うよ
うに設けられたタッチパネル20b、ポインタ移動可能
なマウス等から構成される。入力装置20は、入力操作
を検知すると、操作された操作位置情報を検知信号とし
て入力制御部19に出力する。
キー、及び各種機能キーを備えたキーボード20a、液
晶表示パネル等により構成される表示装置18を覆うよ
うに設けられたタッチパネル20b、ポインタ移動可能
なマウス等から構成される。入力装置20は、入力操作
を検知すると、操作された操作位置情報を検知信号とし
て入力制御部19に出力する。
【0026】プログラム記憶部21は、プログラム等が
あらかじめ記憶されている記録媒体(図示せず)を有し
ており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若し
くは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は記
憶装置16に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自
在に装着するものであり、この記録媒体には、前記シス
テムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリ
ケーションプログラムを記憶する。具体的にプログラム
記憶部21は、動画再生ソフト処理プログラム、プロセ
ス監視処理プログラム、動画データ再生処理プログラ
ム、プロセス強制終了処理プログラム、画面キャプチャ
ソフト等を格納している。
あらかじめ記憶されている記録媒体(図示せず)を有し
ており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若し
くは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は記
憶装置16に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自
在に装着するものであり、この記録媒体には、前記シス
テムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリ
ケーションプログラムを記憶する。具体的にプログラム
記憶部21は、動画再生ソフト処理プログラム、プロセ
ス監視処理プログラム、動画データ再生処理プログラ
ム、プロセス強制終了処理プログラム、画面キャプチャ
ソフト等を格納している。
【0027】データ記憶部22は、各種データ等があら
かじめ記憶されている記録媒体(図示せず)を有してお
り、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは
半導体メモリで構成されている。また、データ記憶部2
2は、上述した各種アプリケーションプログラムにより
処理されたデータ等を記憶している。具体的に、データ
記憶部22は、通信制御部13を介してダウンロードさ
れたコンテンツデータ(音声データ、動画データ、画像
データ等)、有効プロセスリスト、無効プロセスリスト
等を記憶している。
かじめ記憶されている記録媒体(図示せず)を有してお
り、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは
半導体メモリで構成されている。また、データ記憶部2
2は、上述した各種アプリケーションプログラムにより
処理されたデータ等を記憶している。具体的に、データ
記憶部22は、通信制御部13を介してダウンロードさ
れたコンテンツデータ(音声データ、動画データ、画像
データ等)、有効プロセスリスト、無効プロセスリスト
等を記憶している。
【0028】図2を参照してデータ記憶部22に記憶さ
れる有効プロセスリスト22a、及び無効プロセスリス
ト22bのデータ構成例を説明する。図2(a)は、有
効プロセスリストのデータ構成例を示す図である。図2
(a)に示すように、例えば、有効プロセスリスト22
aには、動画再生ソフト、ブラウザソフト、メールソフ
ト等のキャプチャ機能を備えないソフトウェアが登録さ
れ、データ記憶部22に格納されている。また、図2
(b)は、無効プロセスリスト22bのデータ構成例を
示す図であり、例えば、画面キャプチャ機能、AVキャ
プチャ機能、音声データ録音機能等を備えるソフトウェ
アが登録され、データ記憶部22に格納されている。
れる有効プロセスリスト22a、及び無効プロセスリス
ト22bのデータ構成例を説明する。図2(a)は、有
効プロセスリストのデータ構成例を示す図である。図2
(a)に示すように、例えば、有効プロセスリスト22
aには、動画再生ソフト、ブラウザソフト、メールソフ
ト等のキャプチャ機能を備えないソフトウェアが登録さ
れ、データ記憶部22に格納されている。また、図2
(b)は、無効プロセスリスト22bのデータ構成例を
示す図であり、例えば、画面キャプチャ機能、AVキャ
プチャ機能、音声データ録音機能等を備えるソフトウェ
アが登録され、データ記憶部22に格納されている。
【0029】次に、本第1の実施の形態における動作を
説明する。後述する各フローチャートに記述されている
各機能を実現するためのプログラムは読み取り可能なプ
ログラムコードの形態で端末装置1の記録媒体に格納さ
れており、端末装置1の制御部11は、該プログラムコ
ードに従った動作を逐次実行する。また、制御部11
は、伝送媒体を介して伝送される上記プログラムコード
に従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、
記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログ
ラムまたはデータを利用して本実施の形態特有の動作を
実行することも可能である。
説明する。後述する各フローチャートに記述されている
各機能を実現するためのプログラムは読み取り可能なプ
ログラムコードの形態で端末装置1の記録媒体に格納さ
れており、端末装置1の制御部11は、該プログラムコ
ードに従った動作を逐次実行する。また、制御部11
は、伝送媒体を介して伝送される上記プログラムコード
に従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、
記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログ
ラムまたはデータを利用して本実施の形態特有の動作を
実行することも可能である。
【0030】図3は、制御部11により実行される動画
再生ソフト処理を示すフローチャートである。図3に示
すように、制御部11は、入力装置20を介してユーザ
から動画再生ソフトを起動する指示が入力されると、所
定の起動初期化処理を実行する(ステップS1)。次い
で、制御部11は、プロセス監視処理を実行する(ステ
ップS2)。
再生ソフト処理を示すフローチャートである。図3に示
すように、制御部11は、入力装置20を介してユーザ
から動画再生ソフトを起動する指示が入力されると、所
定の起動初期化処理を実行する(ステップS1)。次い
で、制御部11は、プロセス監視処理を実行する(ステ
ップS2)。
【0031】図4は、動画再生ソフト処理の一部として
実行されるプロセス監視処理を示すフローチャートであ
る。図4に示すように、制御部11は、現在起動中のプ
ロセスをRAMのワークメモリに列挙し(ステップS2
1)、列挙したプロセスリストの先頭にポインタをセッ
トする(ステップS22)。続いて、現在起動中のプロ
セスがあるか否かを判断し(ステップS23)、現在起
動中のプロセスがある場合(ステップS23)、制御部
11は、データ記憶部22から、無効プロセスリスト2
2aを取得して、ポインタのセットされたプロセスが無
効プロセスリストに存在するか否かを判断する(ステッ
プS24)。
実行されるプロセス監視処理を示すフローチャートであ
る。図4に示すように、制御部11は、現在起動中のプ
ロセスをRAMのワークメモリに列挙し(ステップS2
1)、列挙したプロセスリストの先頭にポインタをセッ
トする(ステップS22)。続いて、現在起動中のプロ
セスがあるか否かを判断し(ステップS23)、現在起
動中のプロセスがある場合(ステップS23)、制御部
11は、データ記憶部22から、無効プロセスリスト2
2aを取得して、ポインタのセットされたプロセスが無
効プロセスリストに存在するか否かを判断する(ステッ
プS24)。
【0032】ここで、ポインタのセットされたプロセス
が無効プロセスリスト22bに存在する場合(ステップ
S24;YES)、制御部11は、現在起動中であるこ
のプロセスを強制終了させる(ステップS27)。ま
た、ポインタのセットされたプロセスが無効プロセスリ
スト22bに存在しない場合(ステップS24;N
O)、制御部11は、データ記憶部22から、有効プロ
セスリスト22aを取得して、このプロセスが有効プロ
セスリスト22aに存在するか否かを判断する(ステッ
プS25)。ここで、このプロセスが有効プロセスリス
ト22aに存在しない場合(ステップS25;NO)、
制御部11は、現在起動中であるこのプロセスを強制終
了させる(ステップS27)。
が無効プロセスリスト22bに存在する場合(ステップ
S24;YES)、制御部11は、現在起動中であるこ
のプロセスを強制終了させる(ステップS27)。ま
た、ポインタのセットされたプロセスが無効プロセスリ
スト22bに存在しない場合(ステップS24;N
O)、制御部11は、データ記憶部22から、有効プロ
セスリスト22aを取得して、このプロセスが有効プロ
セスリスト22aに存在するか否かを判断する(ステッ
プS25)。ここで、このプロセスが有効プロセスリス
ト22aに存在しない場合(ステップS25;NO)、
制御部11は、現在起動中であるこのプロセスを強制終
了させる(ステップS27)。
【0033】一方、このプロセスが有効プロセスリスト
22aに存在する場合(ステップS25;YES)、制
御部11は、RAMのワークメモリに列挙したプロセス
リストのポインタをインクリメントして次のプロセスに
ポインタをセットし(ステップS26)、ステップS2
3に移行し(ステップS26)、ステップS23〜ステ
ップS26を繰り返して実行する。そして、列挙したプ
ロセスリストに監視すべきプロセスがなくなった場合
(ステップS23;NO)、制御部11は、本プロセス
監視処理を終了し、動画再生ソフト処理に移行する。
22aに存在する場合(ステップS25;YES)、制
御部11は、RAMのワークメモリに列挙したプロセス
リストのポインタをインクリメントして次のプロセスに
ポインタをセットし(ステップS26)、ステップS2
3に移行し(ステップS26)、ステップS23〜ステ
ップS26を繰り返して実行する。そして、列挙したプ
ロセスリストに監視すべきプロセスがなくなった場合
(ステップS23;NO)、制御部11は、本プロセス
監視処理を終了し、動画再生ソフト処理に移行する。
【0034】続いて、制御部11は、動画再生ソフト処
理のステップS3に戻り、ユーザにより入力装置20を
介して、再生すべき動画データが選択されるのを待機す
る。ここで、ユーザにより動画データが選択された場合
(ステップS3;YES)、制御部11は、動画データ
再生処理に先だってプロセス監視スレッドを作成する
(ステップS4)。即ち、制御部11は、プロセス監視
スレッドを作成することにより、動画データ再生処理
と、プロセス監視処理との並行処理を行う。
理のステップS3に戻り、ユーザにより入力装置20を
介して、再生すべき動画データが選択されるのを待機す
る。ここで、ユーザにより動画データが選択された場合
(ステップS3;YES)、制御部11は、動画データ
再生処理に先だってプロセス監視スレッドを作成する
(ステップS4)。即ち、制御部11は、プロセス監視
スレッドを作成することにより、動画データ再生処理
と、プロセス監視処理との並行処理を行う。
【0035】図3(b)に示すように、制御部11は、
並列処理を行うプロセス監視スレッドにおいて、RTC
16の監視タイマーをn秒に設定してカウントを開始す
る(ステップS11)。次いで、制御部11は、動画デ
ータ再生処理の終了イベントが発行されたか否かを判断
し(ステップS12)、終了イベントが発行されていな
い場合(ステップS12;NO)、タイマーイベントが
発生したか否か、即ち、監視タイマーがカウントを開始
してからn秒が経過したか否かを判断する(ステップS
13)。ここで、タイマーイベントが発生しない場合
(ステップS13;NO)、そのままタイマーイベント
の発生を待機し、タイマーイベントが発生した場合(ス
テップS12;YES)、制御部11は、プロセス監視
処理を実行する(ステップS14)。なお、ここで実行
されるプロセス監視処理は、前述したステップS2にお
いて実行されるプロセス監視処理と同一の処理であるた
め詳細な説明は省略する。
並列処理を行うプロセス監視スレッドにおいて、RTC
16の監視タイマーをn秒に設定してカウントを開始す
る(ステップS11)。次いで、制御部11は、動画デ
ータ再生処理の終了イベントが発行されたか否かを判断
し(ステップS12)、終了イベントが発行されていな
い場合(ステップS12;NO)、タイマーイベントが
発生したか否か、即ち、監視タイマーがカウントを開始
してからn秒が経過したか否かを判断する(ステップS
13)。ここで、タイマーイベントが発生しない場合
(ステップS13;NO)、そのままタイマーイベント
の発生を待機し、タイマーイベントが発生した場合(ス
テップS12;YES)、制御部11は、プロセス監視
処理を実行する(ステップS14)。なお、ここで実行
されるプロセス監視処理は、前述したステップS2にお
いて実行されるプロセス監視処理と同一の処理であるた
め詳細な説明は省略する。
【0036】そして、制御部11は、プロセス監視処理
を終了すると、ステップS12に戻って、n秒毎にステ
ップS12〜S14を繰り返して実行する。また、制御
部11は、ステップS12において、プロセス監視スレ
ッドの終了イベントが発行された場合(ステップS1
2;YES)、監視タイマーを削除して(ステップS1
5)、プロセス監視スレッドを終了する。
を終了すると、ステップS12に戻って、n秒毎にステ
ップS12〜S14を繰り返して実行する。また、制御
部11は、ステップS12において、プロセス監視スレ
ッドの終了イベントが発行された場合(ステップS1
2;YES)、監視タイマーを削除して(ステップS1
5)、プロセス監視スレッドを終了する。
【0037】さらに、制御部11は、プロセス監視処理
と並行して、動画データ再生処理を実行し(ステップS
5)、動画データ再生処理が終了すると、プロセス監視
スレッドの終了イベントを発行する(ステップS6)。
そして、制御部11は、ステップS3に移行して、ステ
ップS3〜S6を繰り返して実行する。
と並行して、動画データ再生処理を実行し(ステップS
5)、動画データ再生処理が終了すると、プロセス監視
スレッドの終了イベントを発行する(ステップS6)。
そして、制御部11は、ステップS3に移行して、ステ
ップS3〜S6を繰り返して実行する。
【0038】以上のように、本第1の実施の形態におけ
る端末装置1によれば、キャプチャ機能や録音機能等を
実現するためのプロセスを予め無効プロセスリスト22
bに登録しておき、ストリーミングサービス等により配
信されるストリーミングデータを再生する際に、無効プ
ロセスリスト22bに登録されたプロセスが起動されて
いる場合、これらのプロセスの強制終了を実行する。
る端末装置1によれば、キャプチャ機能や録音機能等を
実現するためのプロセスを予め無効プロセスリスト22
bに登録しておき、ストリーミングサービス等により配
信されるストリーミングデータを再生する際に、無効プ
ロセスリスト22bに登録されたプロセスが起動されて
いる場合、これらのプロセスの強制終了を実行する。
【0039】これにより、例えば、ストリーミングサー
ビスを利用して配信された画像データ、音楽データ、動
画データ等のコンテンツデータを再生する場合に、マル
チタスク処理が可能な端末装置1において、再生される
コンテンツデータがキャプチャ機能、録音機能等を利用
して不正にコピーされることを防ぐことができる。
ビスを利用して配信された画像データ、音楽データ、動
画データ等のコンテンツデータを再生する場合に、マル
チタスク処理が可能な端末装置1において、再生される
コンテンツデータがキャプチャ機能、録音機能等を利用
して不正にコピーされることを防ぐことができる。
【0040】また、キャプチャ機能や録音機能以外の機
能を実現するためのプロセスを予め有効プロセスリスト
22aに登録しておき、ストリーミングサービス等によ
り配信されるコンテンツデータを再生する際に、有効プ
ロセスリスト22aに登録された以外のプロセスが起動
されている場合、これらのプロセスの強制終了を実行す
る。
能を実現するためのプロセスを予め有効プロセスリスト
22aに登録しておき、ストリーミングサービス等によ
り配信されるコンテンツデータを再生する際に、有効プ
ロセスリスト22aに登録された以外のプロセスが起動
されている場合、これらのプロセスの強制終了を実行す
る。
【0041】これにより、例えば、ユーザにより端末装
置1に後からキャプチャ機能や録音機能を備えるアプリ
ケーションがインストールされた場合であっても、予め
登録された以外のプロセスを強制終了することにより、
コンテンツデータが不正にコピーされることを防止する
ことができる。
置1に後からキャプチャ機能や録音機能を備えるアプリ
ケーションがインストールされた場合であっても、予め
登録された以外のプロセスを強制終了することにより、
コンテンツデータが不正にコピーされることを防止する
ことができる。
【0042】また、例えば、端末装置1の動作メモリの
容量が小さい場合、メモリの使用量が大きいソフトウェ
アを無効プロセスとして予め登録しておく事により、メ
モリの使用量が大きいソフトウェア同士が並列して実行
されることを防止することができ、メモリ不足のために
ソフトウェアの実行が中断されてしまうことがない。
容量が小さい場合、メモリの使用量が大きいソフトウェ
アを無効プロセスとして予め登録しておく事により、メ
モリの使用量が大きいソフトウェア同士が並列して実行
されることを防止することができ、メモリ不足のために
ソフトウェアの実行が中断されてしまうことがない。
【0043】なお、上述した本第1の実施の形態におけ
る記述は、本発明に係る好適な端末装置1の一例であ
り、これに限定されるものではない。例えば、本第1の
実施の形態においては、予め登録された有効プロセス、
又は無効プロセスについて監視を行ったが、端末装置1
が、携帯電話等により構成される場合、メーカ側が予め
有効なプロセスとして提供するソフトウェアはROM領
域に記憶される。したがって、起動されるプロセスがR
OM領域に記憶されたソフトウェアによるものであるか
を判断して、有効プロセスを判断するようにすれば、端
末装置1は、有効プロセスリスト22a、無効プロセス
リスト22bを備える必要がなく、データ領域を節約す
ることができる。なお、上述したメモリ不足を防ぐため
に、無効プロセスリスト22bのみを端末装置1に備え
る構成であっても良い。
る記述は、本発明に係る好適な端末装置1の一例であ
り、これに限定されるものではない。例えば、本第1の
実施の形態においては、予め登録された有効プロセス、
又は無効プロセスについて監視を行ったが、端末装置1
が、携帯電話等により構成される場合、メーカ側が予め
有効なプロセスとして提供するソフトウェアはROM領
域に記憶される。したがって、起動されるプロセスがR
OM領域に記憶されたソフトウェアによるものであるか
を判断して、有効プロセスを判断するようにすれば、端
末装置1は、有効プロセスリスト22a、無効プロセス
リスト22bを備える必要がなく、データ領域を節約す
ることができる。なお、上述したメモリ不足を防ぐため
に、無効プロセスリスト22bのみを端末装置1に備え
る構成であっても良い。
【0044】また、監視対象はプロセスに限らず、例え
ば、プロセスよりも処理単位の小さいモジュールの監視
を行う構成であっても良い。即ち、データ記憶部22に
無効モジュールリスト、有効モジュールリストを備え、
無効モジュール、有効モジュールを予め登録しておき、
プロセス監視処理において、列挙されたプロセスに含ま
れるモジュールを取得して監視を行い、該当するモジュ
ールが含まれるプロセスの強制終了を行う構成であって
も良い。これにより、より詳細なレベルにて無効プロセ
スの監視を行うことができ、効果的にコンテンツデータ
のコピーを防止することができる。
ば、プロセスよりも処理単位の小さいモジュールの監視
を行う構成であっても良い。即ち、データ記憶部22に
無効モジュールリスト、有効モジュールリストを備え、
無効モジュール、有効モジュールを予め登録しておき、
プロセス監視処理において、列挙されたプロセスに含ま
れるモジュールを取得して監視を行い、該当するモジュ
ールが含まれるプロセスの強制終了を行う構成であって
も良い。これにより、より詳細なレベルにて無効プロセ
スの監視を行うことができ、効果的にコンテンツデータ
のコピーを防止することができる。
【0045】[第2の実施の形態]次に、本発明を利用
した第2の実施の形態について説明する。なお、本第2
の実施の形態における端末装置1は、第1の実施の形態
に示した端末装置1と同様の構成によってなるため、上
述した第1の実施の形態と同じ構成となる部分には、図
面中同一の符号を付して、それらの説明は省略する。以
下では、本第2の実施の形態に特徴的な構成、及び処理
について説明を行う。
した第2の実施の形態について説明する。なお、本第2
の実施の形態における端末装置1は、第1の実施の形態
に示した端末装置1と同様の構成によってなるため、上
述した第1の実施の形態と同じ構成となる部分には、図
面中同一の符号を付して、それらの説明は省略する。以
下では、本第2の実施の形態に特徴的な構成、及び処理
について説明を行う。
【0046】プログラム記憶部21は、本第2の実施の
形態に特徴的な構成として、プロセス監視処理(2)プ
ログラムをさらに格納している。また、データ記憶部2
2は、本第2の実施の形態に特徴的な構成として、プロ
セス監視対象アプリリスト22cをさらに記憶してい
る。このプロセス監視対象アプリリスト22cは、例え
ば、動画データを再生するためのアプリケーションや、
音楽データを再生するためのアプリケーションが登録さ
れている。すなわち、プロセス監視処理(2)におい
て、プロセス監視対象アプリリスト22cに登録されて
いるアプリケーションが起動されている場合にプロセス
監視処理が実行される。
形態に特徴的な構成として、プロセス監視処理(2)プ
ログラムをさらに格納している。また、データ記憶部2
2は、本第2の実施の形態に特徴的な構成として、プロ
セス監視対象アプリリスト22cをさらに記憶してい
る。このプロセス監視対象アプリリスト22cは、例え
ば、動画データを再生するためのアプリケーションや、
音楽データを再生するためのアプリケーションが登録さ
れている。すなわち、プロセス監視処理(2)におい
て、プロセス監視対象アプリリスト22cに登録されて
いるアプリケーションが起動されている場合にプロセス
監視処理が実行される。
【0047】そして、端末装置1の制御部11は、本第
2の実施の形態に特徴的な処理として、プログラム記憶
部22からプロセス監視処理(2)プログラムを読み出
して、後述するプロセス監視処理(2)(図5参照)を
実行する。
2の実施の形態に特徴的な処理として、プログラム記憶
部22からプロセス監視処理(2)プログラムを読み出
して、後述するプロセス監視処理(2)(図5参照)を
実行する。
【0048】このプロセス監視処理(2)を実行するに
際して、制御部11は、端末装置1の電源が投入され、
オペレーションシステムが起動されると、プロセス監視
処理(2)の起動初期化処理を実行する。続いて、制御
部11は、一定時間毎に現在起動されているアプリケー
ション(以下、「アプリ」と省略して記す)を認識する
ための、アプリ起動タイマーを設定する。そして、アプ
リ起動タイマーのタイマーイベントが発生する毎に、制
御部11は、現在起動しているアプリをRAMのワーク
メモリに列挙してアプリリストを展開する。
際して、制御部11は、端末装置1の電源が投入され、
オペレーションシステムが起動されると、プロセス監視
処理(2)の起動初期化処理を実行する。続いて、制御
部11は、一定時間毎に現在起動されているアプリケー
ション(以下、「アプリ」と省略して記す)を認識する
ための、アプリ起動タイマーを設定する。そして、アプ
リ起動タイマーのタイマーイベントが発生する毎に、制
御部11は、現在起動しているアプリをRAMのワーク
メモリに列挙してアプリリストを展開する。
【0049】また、制御部11は、データ記憶部22か
らプロセス監視対象アプリリスト22cを取得して、展
開したアプリリストの中にプロセス監視対象となるアプ
リがあるか否かを判断する。そして、プロセス監視対象
アプリリスト22cに含まれるアプリがある場合、制御
部11は、プロセス監視処理を実行する。なお、ここで
実行されるプロセス監視処理は、上述した第1の実施の
形態におけるプロセス監視処理と同一の処理であるた
め、詳細な説明は省略する。そして、制御部11は、端
末装置1のOSが起動されている間は、常にアプリ起動
監視タイマーを駆動させ、所定時間毎にプロセスの監視
を行う。
らプロセス監視対象アプリリスト22cを取得して、展
開したアプリリストの中にプロセス監視対象となるアプ
リがあるか否かを判断する。そして、プロセス監視対象
アプリリスト22cに含まれるアプリがある場合、制御
部11は、プロセス監視処理を実行する。なお、ここで
実行されるプロセス監視処理は、上述した第1の実施の
形態におけるプロセス監視処理と同一の処理であるた
め、詳細な説明は省略する。そして、制御部11は、端
末装置1のOSが起動されている間は、常にアプリ起動
監視タイマーを駆動させ、所定時間毎にプロセスの監視
を行う。
【0050】次に本第2の実施の形態における動作を説
明する。図5は、端末装置1の制御部11により実行さ
れるプロセス監視処理(2)のフローチャートを示す図
である。図5に示すように、制御部11は、端末装置1
の電源が投入され、OSが起動された場合(ステップS
31;YES)、プロセス監視処理(2)の起動初期化
処理を実行する(ステップS32)。続いて、制御部1
1は、アプリ起動監視タイマーをn秒に設定して、カウ
ントを開始する(ステップS33)。
明する。図5は、端末装置1の制御部11により実行さ
れるプロセス監視処理(2)のフローチャートを示す図
である。図5に示すように、制御部11は、端末装置1
の電源が投入され、OSが起動された場合(ステップS
31;YES)、プロセス監視処理(2)の起動初期化
処理を実行する(ステップS32)。続いて、制御部1
1は、アプリ起動監視タイマーをn秒に設定して、カウ
ントを開始する(ステップS33)。
【0051】次いで、制御部11は、アプリ起動監視タ
イマーのタイマーイベントが発生したか否かを判断し
(ステップS34)、タイマーイベントが発生した場合
(ステップS34;YES)、現在起動されているアプ
リをRAMのワークメモリに列挙する(ステップS3
5)。続いて、制御部11は、データ記憶部22から監
視対象アプリリスト22cを取得して、現在起動されて
いるアプリの中に、監視対象アプリが含まれているか否
かを判断する(ステップS36)。
イマーのタイマーイベントが発生したか否かを判断し
(ステップS34)、タイマーイベントが発生した場合
(ステップS34;YES)、現在起動されているアプ
リをRAMのワークメモリに列挙する(ステップS3
5)。続いて、制御部11は、データ記憶部22から監
視対象アプリリスト22cを取得して、現在起動されて
いるアプリの中に、監視対象アプリが含まれているか否
かを判断する(ステップS36)。
【0052】ここで、現在起動されているアプリの中
に、監視対象アプリが含まれない場合(ステップS3
6;NO)、制御部11は、アプリ起動監視タイマーを
リセットしてカウントを再開し、ステップS34に移行
する。また、現在起動されているアプリの中に、監視対
象アプリが含まれる場合(ステップS35:YES)、
制御部11は、プロセス監視処理を実行し(ステップS
37)、プロセス監視処理が終了した場合、アプリ起動
監視タイマーをリセットしてカウントを再開する。そし
て、制御部11は、OSが起動されている間、ステップ
S34〜S37を繰り返して実行する。
に、監視対象アプリが含まれない場合(ステップS3
6;NO)、制御部11は、アプリ起動監視タイマーを
リセットしてカウントを再開し、ステップS34に移行
する。また、現在起動されているアプリの中に、監視対
象アプリが含まれる場合(ステップS35:YES)、
制御部11は、プロセス監視処理を実行し(ステップS
37)、プロセス監視処理が終了した場合、アプリ起動
監視タイマーをリセットしてカウントを再開する。そし
て、制御部11は、OSが起動されている間、ステップ
S34〜S37を繰り返して実行する。
【0053】以上のように、本第2の実施の形態におけ
る端末装置1によれば、独立したソフトウェアによりプ
ロセス監視処理(2)を実行することにより、端末装置
1の電源が投入され、OSが起動されている間は、常に
起動されているアプリケーションの監視を行う。そし
て、現在起動されているアプリの中に監視対象となるア
プリがあるかを判断し、現在起動されているアプリの中
に監視対象となるアプリがある場合に、プロセス監視処
理を実行して、無効プロセスを含むアプリ、又は有効プ
ロセスを含まないアプリの強制終了を実行する。
る端末装置1によれば、独立したソフトウェアによりプ
ロセス監視処理(2)を実行することにより、端末装置
1の電源が投入され、OSが起動されている間は、常に
起動されているアプリケーションの監視を行う。そし
て、現在起動されているアプリの中に監視対象となるア
プリがあるかを判断し、現在起動されているアプリの中
に監視対象となるアプリがある場合に、プロセス監視処
理を実行して、無効プロセスを含むアプリ、又は有効プ
ロセスを含まないアプリの強制終了を実行する。
【0054】したがって、プロセス監視処理(2)は、
独立したアプリケーションとして動作することにより、
監視対象となるアプリが起動された場合にのみプロセス
監視処理を実行する構成となり、効率良くプロセス監視
処理を実行することができる。また、例えば、複数のア
プリが監視対象となる場合、個々のアプリにプロセス監
視処理を実行するためのプロセスを含ませる必要がな
い。すなわち、重複したプロセスを含む必要がなく、端
末装置1の処理速度を向上させると共に、プログラム記
憶部21の記憶容量を効率良く利用することができる。
独立したアプリケーションとして動作することにより、
監視対象となるアプリが起動された場合にのみプロセス
監視処理を実行する構成となり、効率良くプロセス監視
処理を実行することができる。また、例えば、複数のア
プリが監視対象となる場合、個々のアプリにプロセス監
視処理を実行するためのプロセスを含ませる必要がな
い。すなわち、重複したプロセスを含む必要がなく、端
末装置1の処理速度を向上させると共に、プログラム記
憶部21の記憶容量を効率良く利用することができる。
【0055】なお、上述した本第1、2の実施の形態に
おける記述は、本発明に係る好適な端末装置1の一例で
あり、これに限定されるものではない。例えば、本実施
の形態においては、ストリーミングサービスを利用して
ストリーミングデータが配信された場合を例として説明
を行ったが、配信されるデータはストリーミング技術を
利用する場合に限らず、種々の方法でネットワークを介
して配信される画像データ、映像データ、音楽データ等
を含むコンテンツデータであって良い。
おける記述は、本発明に係る好適な端末装置1の一例で
あり、これに限定されるものではない。例えば、本実施
の形態においては、ストリーミングサービスを利用して
ストリーミングデータが配信された場合を例として説明
を行ったが、配信されるデータはストリーミング技術を
利用する場合に限らず、種々の方法でネットワークを介
して配信される画像データ、映像データ、音楽データ等
を含むコンテンツデータであって良い。
【0056】その他、第1又は第2の実施の形態におけ
る端末装置1の細部構成、及び細部動作に関しても、本
発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能で
あることは勿論である。
る端末装置1の細部構成、及び細部動作に関しても、本
発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能で
あることは勿論である。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、マルチタスク処理によ
り、複数のプロセスが生成され、並行して複数の処理が
実行される際に、起動されるプロセスについて所定のプ
ログラムと同時実行が許可されているか判別され、許可
されていない不適当なプロセスの実行を禁止することが
できる。これにより、例えば、コピーを禁止したいコン
テンツを再生ソフトで再生しているときに、キャプチャ
機能や、録音機能を実現するプログラムを同時に実行し
て、コンテンツデータを不正にコピーする等の行為を防
止することができる。
り、複数のプロセスが生成され、並行して複数の処理が
実行される際に、起動されるプロセスについて所定のプ
ログラムと同時実行が許可されているか判別され、許可
されていない不適当なプロセスの実行を禁止することが
できる。これにより、例えば、コピーを禁止したいコン
テンツを再生ソフトで再生しているときに、キャプチャ
機能や、録音機能を実現するプログラムを同時に実行し
て、コンテンツデータを不正にコピーする等の行為を防
止することができる。
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における端
末装置1の要部構成を示すブロック図である。
末装置1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】(a)図1のデータ記憶部22に記憶される有
効プロセスリスト22aのデータ構成例を示す図であ
る。(b)図1のデータ記憶部22に記憶される無効プ
ロセスリスト22bのデータ構成例を示す図である。
効プロセスリスト22aのデータ構成例を示す図であ
る。(b)図1のデータ記憶部22に記憶される無効プ
ロセスリスト22bのデータ構成例を示す図である。
【図3】図1の制御部11により実行される動画再生ソ
フト処理を示すフローチャートである。
フト処理を示すフローチャートである。
【図4】図1の制御部11により実行されるプロセス監
視処理を示すフローチャートである。
視処理を示すフローチャートである。
【図5】本第2の実施の形態において端末装置1の制御
部11により実行されるプロセス監視処理(2)を示す
フローチャートである。
部11により実行されるプロセス監視処理(2)を示す
フローチャートである。
1 端末装置
11 制御部
12 データ通信制御部
13 通信制御部
14 音声制御部
15 音声入出力装置
16 RTC
17 表示制御部
18 表示装置
19 入力制御部
20 入力装置
21 プログラム記憶部
22 データ記憶部
Claims (8)
- 【請求項1】マルチタスク処理が実行可能な端末装置に
おいて、 所定のプログラムが実行されているときに、マルチタス
ク処理により現在起動しているプロセスを認識するプロ
セス認識手段と、 前記プロセス認識手段により現在起動していると認識さ
れたプロセスが、前記所定のプログラムと同時実行が許
可されているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により現在起動しているプロセスが禁止さ
れていると判別された場合、当該プロセスを強制的に終
了させるプロセス終了手段と、 を備えることを特徴とする端末装置。 - 【請求項2】所定のプログラムについて、当該プログラ
ムの実行中に起動が許可あるいは禁止されるプロセスの
情報を記憶する記憶手段を有し、 前記判別手段は、この記憶手段の情報に基づいて起動し
ているプロセスが許可されているか否かを判別するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 【請求項3】前記所定のプログラムは、ネットワークを
介して受信したコンテンツデータを再生するプログラム
であり、 前記記憶手段は、コンテンツデータの複製を行うプロセ
スを実行禁止する情報を記憶していることを特徴とする
請求項2記載の端末装置。 - 【請求項4】前記プロセス認識手段は、前記所定のプロ
グラムの一部が実行されることにより機能することを特
徴とする請求項1乃至3のうち1つに記載の端末装置。 - 【請求項5】前記判別手段は、マルチタスク処理により
現在起動しているプロセスが読み出し専用のメモリに記
憶されたプログラムによるものであれば許可されたプロ
セスと判別することを特徴とする請求項1記載の端末装
置。 - 【請求項6】監視対象となるアプリケーションプログラ
ムに関する情報を記憶する監視対象アプリケーション記
憶手段と、 現在起動しているアプリケーションプログラムが監視対
象アプリケーション記憶手段に記憶された監視対象とな
るアプリケーションであるか否かを判断する判断手段
と、 前記判断手段により起動しているアプリケーションが前
記監視対象となるアプリケーションであると判断された
場合に、前記判別手段で現在起動しているプロセスの実
行が許可されているかの判別を行うことを特徴とする請
求項1記載の端末装置。 - 【請求項7】マルチタスク処理が実行可能な端末装置に
おけるプロセス監視方法において、 所定のプログラムが実行されているときに、マルチタス
ク処理により現在起動しているプロセスを認識するプロ
セス認識行程と、 前記プロセス認識行程により現在起動していると認識さ
れたプロセスが、前記所定のプログラムと同時実行が許
可されているか否かを判別する判別行程と、 前記判別行程により現在起動しているプロセスが禁止さ
れていると判別された場合、当該プロセスを強制的に終
了させるプロセス終了行程と、 を備えることを特徴とするプロセス監視方法。 - 【請求項8】マルチタスク処理が実行可能なコンピュー
タに、 所定のプログラムが実行されているときに、マルチタス
ク処理により現在起動しているプロセスを認識するプロ
セス認識機能と、 前記プロセス認識機能により現在起動していると認識さ
れたプロセスが、前記所定のプログラムと同時実行が許
可されているか否かを判別する判別機能と、 前記判別機能により現在起動しているプロセスが禁止さ
れていると判別された場合、当該プロセスを強制的に終
了させるプロセス終了機能と、 を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122440A JP2003316585A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 端末装置、プロセス監視方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122440A JP2003316585A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 端末装置、プロセス監視方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003316585A true JP2003316585A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29538055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002122440A Abandoned JP2003316585A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 端末装置、プロセス監視方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003316585A (ja) |
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- 2002-04-24 JP JP2002122440A patent/JP2003316585A/ja not_active Abandoned
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