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JP2003313113A - 育毛剤 - Google Patents

育毛剤

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JP2003313113A
JP2003313113A JP2002119336A JP2002119336A JP2003313113A JP 2003313113 A JP2003313113 A JP 2003313113A JP 2002119336 A JP2002119336 A JP 2002119336A JP 2002119336 A JP2002119336 A JP 2002119336A JP 2003313113 A JP2003313113 A JP 2003313113A
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hair
citrus
extract
growing
genus
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JP2002119336A
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Aki Ijiri
亜紀 井尻
Koichiro Tamura
耕一郎 田村
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Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製剤安定性が良好で、好ましくな
い副作用や頭皮への刺激性等の問題がなく、且つ優れた
育毛効果を発揮し得る育毛剤を得る。 【解決手段】 オランダガラシ抽出物、又はミカ
ン属に属する植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属す
る植物の果汁から選択される1種又は2種以上を、血管
内皮細胞増殖因子(VEGF)産生促進剤として育毛剤
に含有させる。その結果、毛包周辺の血管新生を誘導し
て、毛包の休止期から成長期への移行を促進し、また毛
包の成長期を延長することにより、優れた育毛効果を得
ることができる。更には、オランダガラシ抽出物と、ミ
カン属に属する植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属
する植物の果汁から選択される1種又は2種以上を併用
して育毛剤に含有させることにより、育毛効果を増強す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛包の休止期から
成長期への移行を促進し、或いは毛包の成長期を延長す
ることにより、優れた育毛効果を発揮し得る育毛剤に関
する。更に詳しくは、オランダガラシ抽出物、又はミカ
ン属に属する植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属す
る植物の果汁から選択される1種又は2種以上を、血管
内皮細胞増殖因子産生促進剤として含有して成る育毛
剤、更には、オランダガラシ抽出物と、ミカン属に属す
る植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属する植物の果
汁から選択される1種又は2種以上を含有して成る育毛
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、うす毛や脱毛を改善する育毛
剤の需要は高く、種々多様な育毛剤が上市されている。
かかる育毛剤には、センブリ抽出物(スウェルチノーゲ
ン),ビタミンE及びその誘導体,ニコチン酸ベンジル
等の血行促進剤、トウガラシチンキ,カンタリスチン
キ,カンフル,ノニル酸ワニリルアミド等の局所刺激
剤、胎盤抽出物,感光素301,パントテン酸及びその
誘導体等の毛包賦活剤、イオウ,チオキソロン,ビタミ
ンB等の抗脂漏剤、サリチル酸,レゾルシン等の角質
溶解剤、ヒノキチオール,塩化ベンザルコニウム,感光
素201等の殺菌剤、グリチルレチン酸及びその誘導
体,メントール等の消炎剤等が配合されている。
【0003】また、男性型脱毛症の改善を目的として、
テストステロン5α-リダクターゼの活性を阻害する物質
の探求が盛んになされてきた。かかるテストステロン5
α-リダクターゼ阻害剤としては、セージ,ホップ,マ
ンネンロウ等の抽出物(特開平4−18026),カ
シ,テンモンドウ,バクモンドウ,エンゴサク等の抽出
物(特開平5−255102),桂皮酸アミド誘導体及
びその塩(特開平7−41458),シャゼンソウ,ニ
クジュヨウ,チョロギ抽出物(特開平8−30173
0),クルクミノイド(特開平9−255568),ス
テロイド誘導体(特開平11−41496),クアチャ
ララーテ抽出物(特開平11−209236)等、多種
多様な成分,物質が開示されている。
【0004】更に、最近では毛乳頭細胞を活性化した
り、毛周期の調整効果を有するものが開示されている。
前者には、柑橘類果皮由来ペプチド(特開平9−202
716),オウギ,オウレン,カシュウ等の抽出物(特
開平9−208431)などのように、毛乳頭細胞の増
殖を促進したり、ボタンピ抽出物,レイシ抽出物(特開
平10−226628),アオギリ科フウセンアカメガ
シワ属植物抽出物(特開平11−1416),キク科ネ
コノシタ属植物抽出物(特開平11−12134),ト
ウダイグサ科ハズ属植物抽出物(特開平11−1243
17),アロエ,アルニカ,オウゴン,カッコン等の抽
出物(特開平11−240823),クロウメモドキ科
ナツメ属等の抽出物(特開2000−128741)な
どのように、毛乳頭活性化作用を有するものが開示され
ている。一方後者には、毛包上皮細胞増殖促進作用を有
するコンフリー,ウロン,タイソウ,コリアンダー等の
抽出物(特開平10−265349),飽和脂肪酸及び
その誘導体(特開平11−92341),不飽和脂肪酸
及びその誘導体(特開平11−92343),アミンオ
キシド(特開平11−343216),糖グリセリド
(特開2000−63242),ミカン科ピロカルプス
属植物,マメ科カワラケツメイ属植物,キク科ミカニア
・グロメラタの抽出物(特開2000−119145)
などが開示されている。
【0005】しかしながらうす毛や脱毛は、男性ホルモ
ン関与による毛包機能の低下、毛包,毛球部の新陳代謝
機能の低下、頭皮生理機能の低下、頭皮緊張による局所
血流障害、栄養不良、ストレス等種々の原因により引き
起こされる。それゆえ、上記した血行促進剤,局所刺激
剤,毛包賦活剤等やテストステロン5α-リダクターゼ阻
害剤などを含有する育毛剤では、うす毛や脱毛の原因又
は性差によっては、有効な育毛効果の得られないことが
あった。また、毛乳頭活性化作用を有するものや、毛周
期調整効果を有するものを含有する育毛剤についても、
製剤安定性,安全性及び育毛効果のすべてを満足するも
のは少ないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、製剤安定性が良好で、好ましくない副作用や頭皮へ
の刺激性等の問題がなく、且つ優れた育毛効果を発揮し
得る育毛剤を得ることを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するべ
く、本発明者らは、毛包周辺の血管新生誘導と毛周期と
の関係に着目して検討を行った。その結果、オランダガ
ラシ抽出物、ミカン属に属する植物の花の水蒸気蒸留
水,ミカン属に属する植物の果汁が高い血管内皮細胞増
殖因子(VEGF)産生促進効果を有することを見いだ
した。そして、これらから選択した1種又は2種以上を
育毛剤に含有させることにより、毛包周辺の血管新生を
誘導して、毛包の休止期から成長期への移行を促進し、
また毛包の成長期を延長することにより、優れた育毛効
果を得ることに成功したのである。
【0008】更に、オランダガラシ抽出物と、ミカン属
に属する植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属する植
物の果汁から選択される1種又は2種以上を併用するこ
とにより、育毛効果を相乗的に向上させることができる
ことを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において用いるオランダガ
ラシ(Nasturtium officinale R. Br.)は、アブラナ科
Cruciferae)に属する多年生水生植物である。抽出に
は、花,種子,茎,葉,根等の各部位から選択される一
種又は二種以上、若しくは全草のいずれも用いることが
できるが、特に葉や茎を用いることが好ましい。
【0010】オランダガラシは、生のまま抽出に供して
もよいが、抽出効率を考えると、細切,乾燥,粉砕等の
処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。抽出は、
抽出溶媒に浸漬して行う。抽出効率を上げるため撹拌を
行ったり、抽出溶媒中でホモジナイズしてもよい。抽出
温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度
とするのが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽
出温度によっても異なるが、4時間〜14日間程度とす
るのが適切である。
【0011】抽出溶媒としては、水の他、メタノール,
エタノール,プロパノール,イソプロパノール等の低級
アルコール、1,3-ブチレングリコール,プロピレングリ
コール,ジプロピレングリコール,グリセリン等の多価
アルコール、エチルエーテル,プロピルエーテル等のエ
ーテル類、酢酸エチル,酢酸ブチル等のエステル類、ア
セトン,エチルメチルケトン等のケトン類などの極性有
機溶媒を用いることができ、これらより1種又は2種以
上を選択して用いる。また、生理食塩水,リン酸緩衝
液,リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。特に、水
又はエタノール、若しくはこれらの混合溶媒を用いるこ
とが好ましい。
【0012】上記溶媒による抽出物は、そのままでも本
発明に係る育毛剤に含有させることができるが、濃縮,
乾固したものを水や極性溶媒に再度溶解したり、或いは
これらの生理作用を損なわない範囲で脱色,脱臭,脱塩
等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィー等
による分画処理を行った後に用いてもよい。また、リポ
ソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて
用いることもできる。
【0013】本発明において用いるミカン(Citrus)属
に属する植物としては、ライム(Citrus aurantifolia
Swingle),ビターオレンジ(Citrus aurantium L.),
ベルガモット(Citrus bergamia Risso et Poit.),ブ
ンタン(Citrus grandis Osbeck),ハッサク(Citrus
hassaku Hort. ex Tanaka),イヨカン(Citrus iyoHor
t. ex Tanaka),ユズ(Citrus junos Sieb. ex Tanak
a),キシュウミカン(Citrus kinokuni Hort. ex Tana
ka),レモン(Citrus limon Burm.),シトロン(Citr
us medica L.),ブシュカン(Citrus medica L. var.
sarcodactylis Swingle),ナツミカン(Citrus natsud
aidai Hayata),グレープフルーツ(Citrus paradisi
Macf.),ポンカン(Citrus reticulata Blanco),ス
イートオレンジ(Citrus sinensis Osbeck),ネーブル
オレンジ(Citrus sinensis Osbeck var. brasiliensis
Tanaka),カボス(Citrus sphaerocarpa Hort. ex Ta
naka),スダチ(Citrus sudachi Hort. ex Tanaka),
サンポウカン(Citrus sulcata Hort. ex Takahash
i),タチバナ(Citrus tachibana Tanaka),ウンシュ
ウミカン(Citrus unshiu Marcovitch)等が挙げられ
る。これらはミカン科(Rutaceae)に属する常緑の低木
又は高木で、本発明においては、これらの花の水蒸気蒸
留水又は果汁を用いる。
【0014】本発明で用いられる水蒸気蒸留水は、ミカ
ン属に属する植物の花をそのままあるいは粉砕後、公知
の水蒸気蒸留装置を用いて得ることができる。すなわ
ち、植物から精油を得る際に一般的に利用される水蒸気
蒸留装置を用いて水蒸気蒸留を行い、精油層部を取り除
き、水層部に移行した水溶性成分を含む水蒸気蒸留水を
得る。また、オレンジフラワー水K(香栄興業社製)等
の市販品を用いることもできる。
【0015】ミカン属に属する植物の果汁を得るには、
搾汁等の方法をとることができ、特に制限されないが、
原料果実をそのまま、若しくはビタミンC、エリソルビ
ン酸等の抗酸化剤を添加しながら、破砕や圧搾等により
搾出果汁を得、好ましくはペクチン分解酵素処理を行
い、次いで、必要に応じて遠心分離やろ過などの分別手
段によってパルプ分等の固形成分を除去し、搾汁を得る
方法を挙げることができる。得られた果汁は、そのまま
で使用することもできるが、更に濃縮工程に供すること
によって濃縮果汁、ピューレ若しくはペーストとして、
又は噴霧乾燥、減圧乾燥若しくは凍結乾燥等の乾燥工程
に供することによって果汁乾燥物として使用することも
できる。なお、これらの果汁は、いずれも食品若しくは
食品原料として商業的に販売されており、簡便にはそれ
らを用いることもできる。
【0016】得られた水蒸気蒸留水及び果汁は、そのま
までも本発明に係る育毛剤に含有させることができる
が、濃縮,乾固したものを水や極性溶媒に再度溶解した
り、或いはこれらの生理作用を損なわない範囲で脱色,
脱臭,脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグ
ラフィー等による分画処理を行った後に用いてもよい。
また、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に
内包させて用いることもできる。
【0017】本発明においては、オランダガラシ抽出
物、ミカン属に属する植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン
属に属する植物の果汁から1種又は2種以上を選択し、
これらを血管内皮細胞増殖因子(VEGF)産生促進剤
として育毛剤に含有させる。
【0018】更に、オランダガラシ抽出物と、ミカン属
に属する植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属する植
物の果汁から選択される1種又は2種以上を併用して育
毛剤に含有させることにより、相乗的な育毛効果の向上
が認められる。
【0019】本発明に係る育毛剤は、液状,乳剤状,ゲ
ル状,クリーム状,軟膏状,フォーム状,ミスト状等種
々の剤型で、ヘアトニック,ヘアジェル,ヘアクリー
ム,ヘアトリートメントローション,ヘアフォーム,ヘ
アミスト,ヘアシャンプー,ヘアリンス等として提供す
ることができる。また、本発明に係る育毛剤には、本発
明の作用を損なわない範囲で、油性成分,界面活性剤,
保湿剤,紫外線吸収剤,抗酸化剤,血行促進剤,局所刺
激剤,毛包賦活剤,抗脂漏剤,抗炎症剤,香料,色素,
防菌防黴剤等の一般的な育毛剤用添加剤を含有させるこ
とができる。本発明に係る植物エキスの育毛剤全量に対
する添加量としては、用いる植物エキスの種類,抽出方
法,抽出溶媒及び抽出条件,抽出後の処理などにより異
なるが、0.0001〜30.0重量%程度とするのが
適当である。
【0020】
【実施例】更に本発明の特徴について、実施例により詳
細に説明する。まず、本発明に係る育毛剤に含有させる
オランダガラシ抽出物、及びミカン属に属する植物の花
の水蒸気蒸留水,ミカン属に属する植物の果汁の調製法
について、下記に示す。
【0021】[オランダガラシ抽出物1]オランダガラ
シの全草100gをミルで粉砕し、50容量%エタノー
ル水溶液1リットル中に室温にて7日間浸漬して抽出し
た。抽出物をろ過してろ液を回収し、標記抽出物とし
た。
【0022】[オランダガラシ抽出物2]オランダガラ
シの全草250gを乾燥,粉砕し、1,3-ブチレングリコ
ール1.5リットル中に浸漬して、20℃で10日間抽
出した。抽出物をろ過してろ液を回収し、標記抽出物と
した。
【0023】[マンダリン花水蒸気蒸留水,レモン花水
蒸気蒸留水,スイートオレンジ花水蒸気蒸留水,ライム
花水蒸気蒸留水]マンダリン(Citrus reticulata),
レモン(Citrus limon Burm.),スイートオレンジ(Ci
trus sinensis Osbeck)及びライム(Citrus aurantifo
lia Swingle)の花各250gをそれぞれミルで粉砕
し、常法で水蒸気蒸留を行い、得られた水蒸気蒸留水を
回収して標記各水蒸気蒸留水とした。
【0024】[ビターオレンジ果汁,ナツミカン果汁,
ウンシュウミカン果汁]ビターオレンジ(Citrus auran
tium L.),ナツミカン(Citrus natsudaidaiHayat
a),ウンシュウミカン(Citrus unshiu Marcovitch)
の果実各300gを圧搾し、固形物をろ過してろ液を回
収して標記各果汁とした。
【0025】 [実施例1〜実施例5] ヘアートニック (1)エタノール 30.00(重量%) (2)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.50 (3)l-メンチルグリセリルエーテル 0.10 (4)l-メントール 0.05 (5)グリチルリチン酸ジカリウム 0.10 (6)表1に示す植物エキス 表1に示す量 (7)香料 0.30 (8)アクリルアミド・アクリル酸・ 塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液 1.00 (9)酢酸dl-α-トコフェロール 0.10 (10)キサンタンガム 0.10 (11)ヒドロキシエチルセルロース 0.05 (12)精製水 全量を100とする量 製法:(1)に(2)〜(9)を順次加えて溶解した後、(10),
(11)を(12)加えて溶解させたものを加え、均一に溶解す
る。
【0026】
【表1】
【0027】 [実施例6] ヘアジェル (1)カルボキシビニルポリマー 0.7(重量%) (2)ポリビニルピロリドン 2.0 (3)グリセリン 3.0 (4)水酸化ナトリウム 0.1 (5)エタノール 20.0 (6)オランダガラシ抽出物2 1.0 (7)マンダリン花水蒸気蒸留水 1.0 (8)香料 0.1 (9)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.1 (10)精製水 全量を100とする量 製法:(1)を(3)及び(10)の一部に分散する。(6)〜(8)を
(5)に溶解して(2),(4),(9)とともに(10)の残部に加え
て混合し、これを前記分散液に加えて混合,均一化す
る。
【0028】 [実施例7] ヘアクリーム (1)流動パラフィン 15.00(重量%) (2)ワセリン 15.00 (3)精製ミツロウ 2.00 (4)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 3.00 (5)グリセリン 5.00 (6)カルボキシビニルポリマー 0.10 (7)キサンタンガム 0.10 (8)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.10 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.15 (10)ライム花水蒸気蒸留水 2.50 (11)ナツミカン果汁 5.00 (12)オランダガラシ抽出物1 3.00 (13)精製水 全量を100とする量 (14)水酸化ナトリウム(10.0重量%水溶液) 0.50 (15)香料 0.10 製法:(1)〜(3)の油相成分を混合,加熱溶解して80℃
とする。一方、(4)〜(13)の水相成分を混合,加熱溶解
し、80℃とする。この水相に前記油相を撹拌しながら
加えてホモジナイザーにより乳化し、冷却後40℃にて
(14),(15)を添加,混合する。
【0029】 [実施例8] ヘアトリートメントローション (1)1,3-ブチレングリコール 2.00(重量%) (2)グリセリン 1.00 (3)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.50 (4)メチルフェニルポリシロキサン 1.00 (5)コラーゲン加水分解物 0.10 (6)エタノール 50.00 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (8)ウンシュウミカン果汁 0.35 (9)マンダリン花水蒸気蒸留水 0.35 (10)オランダガラシ抽出物2 0.20 (11)香料 0.10 (12)精製水 全量を100とする量 製法:(1)〜(5)及び(6)〜(11)をそれぞれ混合,溶解
し、(12)に添加して均一に混合する。
【0030】 [実施例9] ヘアフォーム (原液処方) (1)シリコーン油 5.0(重量%) (2)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 1.0 (3)ジプロピレングリコール 7.0 (4)エタノール 15.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)香料 0.1 (7)カチオン化セルロース 3.0 (8)オランダガラシ抽出物1 0.5 (9)スイートオレンジ花水蒸気蒸留水 0.2 (10)精製水 全量を100とする量 (充填処方) (A)原液 90.0(重量%) (B)液化石油ガス 10.0 製法:(1)を(2)及び(3)の溶解物に添加し、ホモミキサ
ーで均一に乳化する。一方、(5),(6)を(4)に溶解して
(7)〜(9)とともに(10)に加えて均一に溶解する。これに
前記乳化物を添加,混合して原液とする。充填は缶に
(A)を充填し、バルブを装着した後、(B)を充填し
て行う。
【0031】 [実施例10] ヘアシャンプー (1)ポリオキシエチレン(3E.O.)ラウリル硫酸 エステルナトリウム塩(30.0重量%水溶液) 30.0(重量%) (2)ラウリル硫酸エステルナトリウム塩 (30.0重量%水溶液) 10.0 (3)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 (4)グリセリン 1.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.1 (7)精製水 全量を100とする量 (8)オランダガラシ抽出物1 0.2 (9)ビターオレンジ果汁 0.2 (10)香料 0.1 製法:(7)を70℃に加熱し、(1)〜(6)を添加して均一
に溶解した後冷却し、40℃にて(8)〜(10)を添加,混
合する。
【0032】 [実施例11] ヘアリンス (1)シリコーン油 3.00(重量%) (2)流動パラフィン 1.00 (3)セタノール 1.50 (4)ステアリルアルコール 1.00 (5)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.70 (6)グリセリン 3.00 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (8)オランダガラシ抽出物1 0.02 (9)レモン花水蒸気蒸留水 0.25 (10)精製水 全量を100とする量 (11)香料 0.10 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し加熱溶解して70℃
とする。一方、(5)〜(10)の水相成分を混合,溶解して
70℃に加熱する。この水相に前記油相を加えてホモミ
キサーにて乳化し、冷却後40℃にて(11)を添加,混合
する。
【0033】 [実施例12] 毛髪用美容液 (1)エタノール 30.000(重量%) (2)ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 0.500 (3)l-メンチルグリセリルエーテル 0.100 (4)l-メントール 0.050 (5)グリチルリチン酸ジカリウム 0.100 (6)オレンジフラワー水K(香栄興業社製) 5.000 (7)ファルコレックス オランダガラシE (一丸ファルコス社製) 10.000 (8)アクリルアミド・アクリル酸・ 塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液 1.000 (9)酢酸dl-α-トコフェロール 0.100 (10)センブリ抽出物 2.000 (11)トウガラシチンキ 0.600 (12)セファランチン 0.002 (13)香料 0.300 (14)キサンタンガム 0.100 (15)ヒドロキシエチルセルロース 0.050 (16)精製水 全量を100とする量 製法:(1)に(2)〜(13)を順次加えて溶解した後、(14),
(15)を(16)に溶解させたものを加え、均一に溶解する。
【0034】上記本発明の実施例のうち、実施例1〜実
施例5について使用試験を行い、育毛効果を評価した。
その際、各実施例において配合した植物エキスをそれぞ
れ精製水に代替して調製したものを比較例1〜比較例5
とし、同時に使用試験に供した。使用試験は、妊娠,出
産やストレス等種々の原因でうす毛や脱毛症状を呈する
女性パネラー20名を1群とし、各群に実施例及び比較
例をそれぞれブラインドにて1日3回、3カ月間使用さ
せて行った。使用試験終了後の毛髪の状態を使用試験開
始前と比較し、うす毛や脱毛症状について「改善」,
「やや改善」,「変化なし」,「悪化」の4段階にて評
価し、各評価を得たパネラー数にて表2に示した。なお
毛髪の状態は、マイクロスコープにより観察して評価し
た。
【0035】
【表2】
【0036】表2から明らかなように、本発明の実施例
使用群では、毛髪状態の変化を認めなかったパネラーは
実施例1使用群における1名のみであり、全般に良好な
改善傾向が認められており、35%以上のパネラーにお
いて明確な改善が見られていた。また、オランダガラシ
抽出物と、ミカン属に属する植物の花の水蒸気蒸留水,
ミカン属に属する植物の果汁を併用して含有する実施例
4使用群及び実施例5使用群では、明確な改善を認めた
パネラーはそれぞれ70%及び90%であり、オランダ
ガラシ抽出物、ミカン属に属する植物の花の水蒸気蒸留
水,ミカン属に属する植物の果汁を単独で含有する実施
例1〜実施例3使用群に比べて、育毛効果の増強が認め
られていた。
【0037】また、これに対し、本発明の実施例におい
て配合したオランダガラシ抽出物、ミカン属に属する植
物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属する植物の果汁を
含有しない比較例使用群においては、大多数のパネラー
で状態の変化が見られなかった。
【0038】なお、本発明の実施例1〜実施例12につ
いては、25℃で6カ月間保存した後においても状態の
変化は全く認められず、育毛効果の低下も認められなか
った。更に、使用に際し、頭皮等に対する刺激性反応も
全く認められなかった。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により製剤
安定性が良好で、好ましくない副作用や頭皮への刺激性
等の問題がなく、且つ優れた育毛効果を発揮し得る育毛
剤を得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AA111 AA112 AB032 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC432 AC482 AC532 AC642 AC782 AD042 AD072 AD092 AD132 AD152 AD282 AD352 AD432 AD532 AD662 BB53 CC32 CC33 CC37 CC38 CC39 DD08 DD23 DD27 DD31 DD41 EE22 EE28 EE29 FF01 FF05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オランダガラシ抽出物を、血管内皮細胞
    増殖因子産生促進剤として含有して成る育毛剤。
  2. 【請求項2】 ミカン属に属する植物の花の水蒸気蒸留
    水,ミカン属に属する植物の果汁から選択される1種又
    は2種以上を、血管内皮細胞増殖因子産生促進剤として
    含有して成る育毛剤。
  3. 【請求項3】 オランダガラシ抽出物と、ミカン属に属
    する植物の花の水蒸気蒸留水,ミカン属に属する植物の
    果汁から選択される1種又は2種以上を含有して成る育
    毛剤。
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