[go: up one dir, main page]

JP2003302819A - シール部材 - Google Patents

シール部材

Info

Publication number
JP2003302819A
JP2003302819A JP2002107316A JP2002107316A JP2003302819A JP 2003302819 A JP2003302819 A JP 2003302819A JP 2002107316 A JP2002107316 A JP 2002107316A JP 2002107316 A JP2002107316 A JP 2002107316A JP 2003302819 A JP2003302819 A JP 2003302819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
seal member
seal
developing
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002107316A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Koizumi
徹 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002107316A priority Critical patent/JP2003302819A/ja
Publication of JP2003302819A publication Critical patent/JP2003302819A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジのリサイクル性の向
上。 【解決手段】 ・トナーを収納する枠体と、・前記枠体
内にトナーを封入する為のトナーシールと、・前記トナ
ーシールを引き抜く為の開口と、・前記開口に挿入可能
なシール部材と、を持つ現像枠体のシール部材に把手を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザープリンター
や複写機等の電子写真方式を採用する画像形成装置の現
像装置及びプロセスカートリッジに用いられるシール部
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、一様に帯
電された像担持体である感光体ドラムに選択的な露光を
行なって、該感光体ドラム上に潜像を形成し、この潜像
をトナー像として顕像化するとともに、該トナー像を記
録媒体に転写して画像記録を行う。斯かる画像形成装置
にあっては、トナーが無くなるとその都度トナーを補給
しなければならないが、このトナーの補給作業は煩わし
いばかりか、汚れを伴う事もある。また、各部材のメン
テナンスは専門のサービスマンでなければ行う事が出来
ず、ユーザーには不便を伴う事が多かった。
【0003】そこで、前記感光体ドラム、帯電装置、現
像装置、クリーニング手段等を一体構造にまとめてプロ
セスカートリッジとしてユニット化する事により、ユー
ザーがプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着
する事によって、トナーの補給や、寿命に達した感光体
ドラム等の部品を交換可能とし、メンテナンスの容易化
を図る事が行われている。
【0004】ところで、図11に示すように前記プロセ
スカートリッジは大きくわけて2つの枠体(クリーニン
グ枠体10/現像枠体8)で構成されており、それらを
結合する事によって、一体化されている。
【0005】前記クリーニング枠体10には感光体ドラ
ム3が、また前記現像枠体8には現像ローラ4がそれぞ
れ回転自在に保持されている。また、ユーザーがプロセ
スカートリッジを使用する時まで、トナーを確実にトナ
ー室2内に密封しておく為に、前記現像枠体8内のトナ
ー室2にトナーシール15を用いてトナーが封入されて
いる。
【0006】<トナーシール構成〉次に、トナーシール
15の構成について説明する。図12、図13、図14
は現像枠体8の開口8dとトナーシール15を示した図
である。前記トナーシール15は、前記現像枠体8の前
記開口8dを封止するカバーフィルム15bと、前記カ
バーフィルム15bを引き裂く為のテアテープ15aか
ら構成されており、前記カバーフィルム15bは、前記
開口8dの周縁部に熱溶着などの手段で固着されてい
る。図13,図14に示すように前記カバーフィルム1
5bに重ねた前記テアテープ15aは、長手方向両側で
前記カバーフィルム15bと共に前記現像枠体8に熱溶
着等の手段で固着されている。トナーシール15を引っ
張り出す矢印Y1方向と反対側の前記カバーフィルム1
5bの奥側で、前記テアテープ15aは折り返されてお
り、図12に示すように、前記テアテープ15aは、前
記現像枠体8の側面に設けられているトナーシール引き
出し口8aから引き出されている。前記テアテープ15
aは、プロセスカートリッジbを使用する際にユーザー
によって引き抜かれ、プロセスカートリッジB外へと取
り去られるが、その際にはカバーフィルム15bは、テ
アテープ15aに沿って引き裂かれ、テアテープ15a
と共に取り去られる。カバーフィルム15bが引き裂か
れることによって、トナー室2内に封入されていたトナ
ーが前記開口8dを通じて現像ローラ4に供給される。
【0007】ここで、前記トナーシール引き出し口8a
は、現像枠体8の外部とトナー室2等のある内部を連通
して設けられているので、トナーシール15を引き抜い
た後、前記トナーシール引き出し口8aからトナーが漏
れないように、前記トナーシール引き出し口8aには、
例えばエラストマーなどの弾性を持つ樹脂で成形された
シール部材14を前記現像枠体8の外部から圧入し、ト
ナーシール引き出し口8a部におけるシール性を保って
いる。
【0008】また、前記トナーシール15は、ホルダ1
3の端面から出ている部分で、前記現像枠体8等の端部
に一体的に成形された把手8eに両面テープ等の固定手
段により固定されており、前記把手8eの一部には容易
に折り曲げ切ることの出来る例えば特開平10−282
779に記載されているような略V字型の切り欠き部を
有する。ユーザーは把手8eの切り欠き部を折り曲げ切
り、把手8eと現像枠体8とを分離した後、把手8eを
引き抜くことでトナーシール15を容易に引き抜くこと
が出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
従来例では、前記シール部材が過って抜け出ないよう
に、現像枠体8からはみ出さないよう圧入されているの
で、リサイクル時に前記シール部材14を現像枠体8か
ら分離するためにはほぼ現像枠体8単品になるまで分解
した後、現像枠体8内部から前記シール部材14を押し
出す必要があった。
【0010】また、前記トナーシール15を引き抜く為
の把手8eは、前記現像枠体8等の大物枠体に一体的に
成形された把手8eに固定されているので、リサイクル
時には前記現像枠体8等の大物枠体は再使用する事が出
来ない。
【0011】本発明は、上記従来例を更に発展させたも
ので、その第1の目的とする所は、現像枠体8内に挿入
されている前記シール部材14を現像枠体8から更に容
易に取り去ることである。
【0012】また、第2の目的は、大物枠体に設けられ
ていた、前記トナーシール15を引き抜く為の把手8e
を、小物部品である前記シール部材14に設けること
で、大物枠体の再使用を可能とする事である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
請求項1及び請求項2に記載の発明は、現像剤を収納可
能な枠体と、前記枠体内に前記現像剤を封入しておく為
の現像剤密封部材と、前記現像剤密封部材を引き抜く為
の開口と、前記開口に挿入可能なシール部材と、を持つ
電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤容器にお
いて、前記シール部材が、把手を有することを特徴とす
るシール部材である。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)本発明の第1の
実施例に係るプロセスカートリッジB及びプロセスカー
トリッジBを用いる画像形成装置について、図1乃至図
6及び図13、図14を参照して説明する。ここでは、
説明の順序として、まず画像形成装置およびプロセスカ
ートリッジBの全体構成について説明し、次にトナーシ
ール15の構成及びシール部材14について説明する。
【0015】<プロセスカートリッジおよび画像形成装
置の全体構成〉不図示の電子写真画像形成装置(レーザ
ービームプリンタ)は、光学手段から画像情報に応じた
レーザー光をプロセスカートリッジBの有するドラム形
状の電子写真感光体3(以下『感光ドラム』という)に
照射して潜像を形成し、これを現像してトナー像を形成
する電子写真形成プロセスによって画像を形成するもの
である。
【0016】そして前記トナー像の形成と同期して、記
録媒体Pを輸送トレイからピックアップローラ等からな
る搬送手段で搬送する。次いで前記感光体ドラム3に形
成したトナー像を転写手段としての転写ローラに電圧印
加する事によって記録媒体Pに転写する。
【0017】次いで前記感光体ドラム3からトナー像の
転写を受けた記録媒体Pを、定着手段へ搬送する。この
定着手段は、ヒーターを内蔵する定着回転体、及び前記
回転体に記録媒体Pを押圧して搬送する加圧ローラから
なり、記録媒体Pに熱及び圧力を印加して転写トナー像
を記録媒体Pに定着する。この記録媒体Pを排出ローラ
ーで搬送して排出部へ排出する。
【0018】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備
え、且つ少なくとも2つの枠体から構成されているもの
である。ここでプロセス手段としては、例えば電子写真
感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成さ
れた潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表面に残
留するトナーをクリーニングする為のクリーニング手段
等がある。本実施例のプロセスカートリッジBは、図1
1に示すように、前記帯電手段、現像手段及びクリーニ
ング手段を感光体ドラム3と一体的に有するものであ
る。
【0019】そして、感光層を有する感光体ドラム3を
回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ6への電
圧印加によって一様に帯電し、光学手段からの画像情報
に応じたレーザー光を感光体ドラム3に露光して潜像を
形成し、前記潜像を現像手段によって現像する。
【0020】現像手段は、トナー室2内のトナーを現像
ローラ4に向けて送り出し、この現像枠体8内に設けた
固定磁石を内蔵した現像ローラ4を回転させると共に、
現像ブレード18によって摩擦帯電電荷を付与したトナ
ー層を現像ローラ4の表面に形成する。そして、そのト
ナーを前記感光体ドラム3の現像領域に供給して、前記
潜像を現像してトナー像を形成する。
【0021】また、転写ローラに前記トナー像と逆極性
の電圧を印加してトナー像を記録媒体Pに転写した後
は、弾性クリーニングブレード11によって感光体ドラ
ム3に残留したトナーを掻き落とす。この掻き落とした
トナーは、クリーニング枠体10内へ集めることによっ
て感光体ドラム3上の残留トナーを除去する。
【0022】前記感光体ドラム3等の各部材は、カート
リッジ枠体9内に支持されてカートリッジ化されてい
る。このカートリッジ枠体9は、感光体ドラム3や帯電
ローラ6及びクリーニング手段7等を支持する第1枠体
であるクリーニング枠体10と、現像手段等を支持する
第2枠体である現像枠体8とを、例えば平行ピンなどの
不図示の結合手段を中心にして相対的に回動可能に結合
している。
【0023】図2に示すように前記現像枠体8は、トナ
ーを現像ローラ4に供給するための開口8dと、トナー
を充填するための充填口8bが設けてある。前述したよ
うに開口8dにトナーシール15を熱溶着して現像枠体
8のトナー室2を塞いだ後、充填口8bからトナーを充
填し蓋8cで充填口8bを塞ぐことで、トナーをトナー
室2内に密閉する。
【0024】<トナーシールの構成〉トナーシール15
の構成についての詳細な説明は、前述の従来例と同じで
ある為、省略する。
【0025】<シール部材の説明〉図1及び図4に示す
ように前記トナーシール15を引き出す為のトナーシー
ル引き出し口8aを封止する前記シール部材14は、特
開平09−006106の第3の実施例に記載されてい
るような例えばエラストマー等の弾性をもつ樹脂で成形
されていて、その形状は、略直方体形状のシール部材本
体14dに、複数のリブ14cを形成し、本実施例にお
いては前記シール部材本体14dの側面に把手14aを
形成している。図1に示すように前記シール部材14
は、現像枠体8のトナーシール引き出し口8aに、現像
枠体8の外部から挿入し組み込まれるが、シール部材1
4の寸法ZIは、トナーシール引き出し口8aの寸法Z
2より大きくしてあり、弾性体であるシール部材14
は、トナーシール引き出し口8aに対して圧入される。
また、図4に示すようにシール部材14の寸法XIは、
図1に示すトナーシール引き出し口8aの寸法X2より
大きくしてあり、シール部材14は、トナーシール引き
出し口8aに対して圧入され、すなわち図16に示すよ
うに弾性体であるシール部材14のリブ14cがトナー
シール15の引き抜き方向YIに適切な撓み量で撓んで
挿入される。前述したようにシール部材14がトナーシ
ール引き出し口8aに対して圧入されていることによ
り、シール部材14はトナーシール引き出し口8aを確
実にシールすることが出来、また、シール部材14のリ
ブ14cがトナーシール15の引き抜き方向YIに適切
な撓み量で撓み、適切な圧力でトナーシール15をトナ
ーシール引き出し口8aに密着させているので、トナー
シール15を引き抜く力を適切に出来、且つトナーがト
ナーシール引き出し口8aより漏れるのを防止出来る。
【0026】図1及び図3に示すように、シール部材1
4を現像枠体8に組み込んだ後、現像ローラ4等の図示
しないその他の部品を取り付け、ホルダ13を組み付け
ネジなどの不図示の固定手段によって固定して、ユニッ
ト状態とする。その後、クリーニング枠体に、感光体ド
ラムなどの部品を組み付けてユニットとし、前記現像枠
体8をユニットとしたものとを、平行ピンなどの不図示
の結合手段によって結合しプロセスカートリッジBが完
成する。
【0027】プロセスカートリッジBの完成状態となっ
た時に、シール部材14の把手14aは、ホルダ13の
穴13cに係合するようになっているが、シール部材1
4の把手14aは、ホルダ13の端面より外部に出ない
長さである。また、トナーシール15は、ホルダ13の
穴13cを通じて外部に出してあり、よってプロセスカ
ートリッジBを使用する際に、ユーザーはトナーシール
15のテアテープ15aのみを掴んで引き抜き、トナー
シール15を取り去る。
【0028】ここで、前述したようにトナーシール15
は、トナーシール引き出し口8aとシール部材14との
間に形成された密閉性を持つ隙間を通してYI方向に引
き抜かれる。その際、シール部材14にはトナーシール
15の摩擦力により同方向に移動しようとするが、図5
に示すように、ホルダ13にはシール部材14の抜け止
め用のリブ13bがあり、それによってトナーシール1
5の引き抜き時等のシール部材14の抜け止めを図って
いる。
【0029】上記のように構成したシール部材14のリ
サイクル時の分解方法は、図6に示すように以下の通り
である。
【0030】1.不図示の結合手段を取り外し、クリー
ニング枠体10と現像枠体8とに分ける。
【0031】2.現像枠体8に取り付けられているホル
ダ13を取り外す。
【0032】3.現像ローラ4等のその他の部品を取り
外す。
【0033】4.現像枠体8のトナーシール引き出し口
8aのシール部材14の把手14aを掴んで、シール部
材を容易に取り外す。
【0034】以上のように、シール部材14に把手14
aを設けたことで、リサイクルなどの分解時に作業者が
容易にシール部材14を取り外すことが出来るようにな
る。
【0035】(第2の実施例)本発明の第2の実施例に
係るプロセスカートリッジB及びプロセスカートリッジ
Bを用いる画像形成装置について、図6乃至図11及び
図13、図14を参照して説明する。ここで、図6乃至
図11及び図13、図14において、第1の実施例で説
明した同一要素には同一符号を付しており、以下それら
についての説明は省略する。
【0036】<シール部材の説明〉図7及び図9に示す
ように前記トナーシール15を引き出す為のトナーシー
ル引き出し口8aを封止する前記シール部材14は、特
開平09−006106の第3の実施例に記載されてい
るような略直方体形状のシール部材本体14dに、複数
のリブ14cを形成し、本実施例においては前記シール
部材本体14dの側面に把手14aを形成している。更
に図9に示すように、前記シール部材14の把手14a
は容易に折り曲げ切ることの出来る例えば特開平10−
282779に記載されているような略V字型の切り欠
き部14bを有している。前記シール部材14は、第1
の実施例で述べたように現像枠体8のトナーシール引き
出し口8a対して、圧入されるような寸法関係にしてあ
る。また、トナーシール引き出し口8aのシールをする
シール部材14のリブ14c部は、例えばエラストマー
等の弾性をもつ樹脂で成形されており、前述したように
シール性を持つ。また、把手14aを形成している部分
は曲げ切られる略V字型の切り欠き部14bを有するの
で、例えばポリスチレン等の比較的折り曲げ切りやすい
樹脂にて成形されており、全体としてシール部材14
は、2材料の二色成形である。例えばあらかじめ図15
に示すように、ポリスチレン等の比較的硬い樹脂でシー
ル部材14の把手14a部を成形しておき、その後、シ
ール部材14のリブ14cを含むその他の部分を、エラ
ストマー等の弾性を持つ樹脂で成形する。
【0037】図7及び図8に示すように、シール部材1
4を現像枠体8に組み込んだ後、現像ローラ4等の図示
しないその他の部品を取り付け、ホルダ13を組み付け
ネジなどの不図示の固定手段によって固定して、ユニッ
ト状態とする。その後、クリーニング枠体に、感光体ド
ラムなどの部品を組み付けてユニットとし、前記現像枠
体8をユニットとしたものとを、平行ピンなどの不図示
の結合手段によって結合しプロセスカートリッジBが完
成する。
【0038】プロセスカートリッジBの完成状態となっ
た時に、シール部材14の把手14aは、ホルダ13の
穴13cに係合するようになっているが、シール部材1
4の把手14aは、ホルダ13の端面より出ている部分
があり、その部分のもっともホルダ13の端面に近い部
分にV字型の切り欠き14bがあり、ホルダ13の端面
から出ている部分には、ホルダ13の穴13cを通じて
外部に出してあるトナーシール15のテアテープ15a
が両面テープなどの固定手段で固定されている。よって
プロセスカートリッジBを使用する際に、ユーザーはテ
アテープ15aを固定してある把手14aを折り曲げ切
り、シール部材本体14dと把手14aを分離し、その
後トナーシール15のテアテープ15aと把手14aを
掴んで引き抜き、トナーシール15を取り去る。把手1
4aが折り曲げ切られた後、現像枠体8側に残っている
シール部材14は、ホルダ13の端面より外に出ること
はなく、現像枠体8内でトナーシール引き出し口8aの
シール性を良好に保つ。ここで、前述したようにトナー
シール15は、トナーシール引き出し口8aとシール部
材14との間に形成された密閉性を持つ隙間を通してY
I方向に引き抜かれる。その際、シール部材14にはト
ナーシール15の摩擦力により同方向に移動しようとす
るが、図10に示すように、ホルダ13にはシール部材
14の抜け止め用のリブ13bがあり、それによってト
ナーシール15の引き抜き時等のシール部材14の抜け
止めを図っている。
【0039】また、シール部材14のリサイクル時の分
解方法は、図6に示すように以下の通りである。
【0040】1.不図示の結合手段を取り外し、クリー
ニング枠体10と現像枠体8とに分ける。
【0041】2.現像枠体8に取り付けられているホル
ダ13を取り外す。
【0042】3.現像ローラ4等の図示しないその他の
部品を取り外す。
【0043】4.現像枠体8のトナーシール引き出し口
8a内にあるシール部材14の把手14aの残りを掴ん
で、シール部材を容易に取り外す。
【0044】以上のように、シール部材14に把手14
aを設けたことで、リサイクルなどの分解時に作業者が
容易にシール部材14を取り外すことが出来るようにな
る。なお本実施例では、プロセスカートリッジBを使用
する際に必ずシール部材14の把手14aを曲げ切らな
ければならず、よって当然ながらシール部材14は再使
用することは出来ない。
【0045】更に、第1の実施例の効果に加えて本実施
例では、従来例のように前記トナーシール15引き抜き
用の把手が、前記現像枠体8等の大物容器に一体的に成
形されたのではなく、シール部材14のような小物部品
に一体的に成形されているので、大物容器を再使用する
ことが出来るようになり、コストを抑えることが出来
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1及び
第2の発明は、シール部材が、把手を有することを特徴
とする為に、リサイクルなどの分解時に作業者が容易に
シール部材を取り外すことが出来る。よって、リサイク
ルコストの低減を図ることが出来、更に安価なプロセス
カートリッジを提供する事が出来る。また、第2の発明
は、前記シール部材の把手が、前記トナーシールを引き
抜く為の把手を兼ねているので、大物枠体を再使用する
事が可能になり、更に安価なプロセスカートリッジを提
供する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る現像枠体の斜視
図である。
【図2】 本発明の第1の実施例に係る現像枠体の斜視
図である。
【図3】 本発明の第1の実施例に係る現像枠体の斜視
図である。
【図4】 本発明の第1の実施例に係るシール部材を示
す斜視図及び断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施例に係るシール部材を示
す斜視図及び断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施例に係るシール部材の組
み付け状態を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第2の実施例に係る現像枠体の斜視
図である。
【図8】 本発明の第2の実施例に係る現像枠体の斜視
図である。
【図9】 本発明の第2の実施例に係るシール部材を示
す斜視図及び断面図である。
【図10】 本発明の第2の実施例に係るシール部材を
示す斜視図及び断面図である。
【図11】 本発明の従来例に係るプロセスカートリッ
ジ、及びそれを装着した画像形成装置を示した断面図で
ある。
【図12】 従来例に係る現像枠体の斜視図である。
【図13】 現像枠体とトナーシールを示す図である。
【図14】 現像枠体とトナーシールを示す図である。
【図15】 シール部材の組立図である。
【図16】 現像枠体にシール部材が組み込まれた様子
を示す断面図である。
【符号の説明】
B…プロセスカートリッジ YI…トナーシール引き出し方向 1…現像装置 2…トナー室 3…感光体ドラム 4…現像ローラ 6…帯電装置(帯電ローラ) 7…クリーニング手段 8…現像枠体、8a…トナーシール引き出し口、8b…
充填口、8c…蓋、8d…開口、8e…把手、 9…カートリッジ枠体、 10…クリーニング枠体、 11…弾性クリーニングブレード、 12…圧縮バネ 13…ホルダ、13b…リブ、13c…穴 14…シール部材、14a…把手、14b…切り欠き、
14c…リブ、14d・‥シール部材本体 15…トナーシール、15a…テアテープ、15b…カ
バーフィルム 18…現像ブレード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤を収納可能な枠体と、 前記枠体内に前記現像剤を封入しておく為の現像剤密封
    部材と、 前記現像剤密封部材を引き抜く為の開口と、 前記開口に挿入可能なシール部材と、を持つ電子写真画
    像形成装置本体に着脱可能な現像剤容器において、前記
    シール部材が、把手を有することを特徴とするシール部
    材。
  2. 【請求項2】前記シール部材の把手が、前記現像剤密封
    部材を引き抜くための把手を兼ねている、事を特徴とす
    る請求項1記載のシール部材。
JP2002107316A 2002-04-10 2002-04-10 シール部材 Pending JP2003302819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002107316A JP2003302819A (ja) 2002-04-10 2002-04-10 シール部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002107316A JP2003302819A (ja) 2002-04-10 2002-04-10 シール部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003302819A true JP2003302819A (ja) 2003-10-24

Family

ID=29391353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002107316A Pending JP2003302819A (ja) 2002-04-10 2002-04-10 シール部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003302819A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010169930A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Canon Inc カートリッジ
WO2023036319A1 (zh) * 2021-09-13 2023-03-16 华为技术有限公司 一种墨粉盒及激光打印机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010169930A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Canon Inc カートリッジ
WO2023036319A1 (zh) * 2021-09-13 2023-03-16 华为技术有限公司 一种墨粉盒及激光打印机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6714749B2 (en) Cartridge detachably mountable on image forming apparatus
US7720408B2 (en) Process cartridge, developing cartridge and electrophotographic image forming apparatus
KR970001389B1 (ko) 프로세스카트리지 및 이를 장착가능한 화상형성장치
KR0156752B1 (ko) 토너 용기의 개구 재밀봉 방법 및 밀봉 부재와 프로세스 카트리지 재생 방법
US9501031B2 (en) Packaged cartridge, packing material and cartridge
US7813671B2 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US7272339B2 (en) Process cartridge including first and second frames and separating member moving the second frame to a separated position and image forming apparatus detachably mounting the cartridge
US9304488B2 (en) Cartridge package and packageable process cartridge
US7206534B2 (en) Process cartridge, developing cartridge and gripping part therefor
JPH08305246A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2005091708A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
CN107077094B (zh) 包装部件
JP7098358B2 (ja) カートリッジ
JP2003302819A (ja) シール部材
JP5332760B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH096110A (ja) 現像剤カートリッジ、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2004151228A (ja) 現像装置
JP3970275B2 (ja) プロセスカートリッジおよび現像カートリッジ
JP2009115973A (ja) 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP3505485B2 (ja) 画像形成装置の現像カートリッジ
JP2002023594A (ja) プロセスカートリッジの再生産方法及び再生産されたプロセスカートリッジ
JP7118811B2 (ja) 再生産方法
JPH0728318A (ja) 現像剤容器の封鎖方法及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH09190061A (ja) トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2004279681A (ja) プロセスカートリッジ、画像形成装置、現像ユニット、クリーナユニット、駆動伝達部品及びギヤ