JP2003297695A - 電気二重層キャパシタ - Google Patents
電気二重層キャパシタInfo
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電解液として主に有機溶液を用いた電気二重
層キャパシタの静電容量を向上し、内部抵抗を減少する
こと。 【解決手段】 分極性電極に、比表面積が1000m2
/g以上のケッチェンブラックを、6重量%以上含む炭
素質導電性材料を用いる。ケッチェンブラックは、殻状
の構造を有し、従来用いられてきた活性炭よりも細孔径
が大きく、溶媒和した電解質が吸着される確率が大きい
ため、静電容量を増加し得る。また、ケッチェンブラッ
クは、活性炭よりも導電率が大きく、これを用いること
で、内部抵抗も小さくすることができる。
層キャパシタの静電容量を向上し、内部抵抗を減少する
こと。 【解決手段】 分極性電極に、比表面積が1000m2
/g以上のケッチェンブラックを、6重量%以上含む炭
素質導電性材料を用いる。ケッチェンブラックは、殻状
の構造を有し、従来用いられてきた活性炭よりも細孔径
が大きく、溶媒和した電解質が吸着される確率が大きい
ため、静電容量を増加し得る。また、ケッチェンブラッ
クは、活性炭よりも導電率が大きく、これを用いること
で、内部抵抗も小さくすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気二重層キャパ
シタの分極性電極に用いられる炭素質導電性材料に関す
るものである。
シタの分極性電極に用いられる炭素質導電性材料に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電気二重層キャパシタは、一対の分極性
電極と電解液から構成され、分極性電極と電解液との界
面電気二重層を、電気二重層容量として利用した大容量
コンデンサーである。そのため、分極性電極は、従来、
フェノール樹脂を出発原料とした、大表面積を有する活
性炭繊維や粒状活性炭が主に使用されている。
電極と電解液から構成され、分極性電極と電解液との界
面電気二重層を、電気二重層容量として利用した大容量
コンデンサーである。そのため、分極性電極は、従来、
フェノール樹脂を出発原料とした、大表面積を有する活
性炭繊維や粒状活性炭が主に使用されている。
【0003】そして、電解液は2種類使用されている。
一方は、たとえば硫酸水溶液のような水溶液系電解液で
あり、他方は、たとえばプロピレンカーボネートのよう
な有機溶媒に、テトラエチルアンモニウムパークロレー
トのような電解質を溶解した有機溶液系電解液である。
一方は、たとえば硫酸水溶液のような水溶液系電解液で
あり、他方は、たとえばプロピレンカーボネートのよう
な有機溶媒に、テトラエチルアンモニウムパークロレー
トのような電解質を溶解した有機溶液系電解液である。
【0004】図3は、水溶液系電解液を用いた、一般的
なコイン型の電気二重層キャパシタの断面を示した図で
ある。この電気二重層キャパシタの構造は、セパレータ
31を介して、活性炭からなる正極側の分極性電極32
と負極側の分極性電極34が対向して配置され、その外
側に配置された電気抵抗の小さな正極側の集電体33、
負極側の集電体35、二つの集電体の間に配置された絶
縁ゴム36よりなる。分極性電極32、34は、活性炭
粉末を濃硫酸水溶液でペレット状に成形したものを用い
る。この際、硫酸水溶液はバインダとして用いられる。
なコイン型の電気二重層キャパシタの断面を示した図で
ある。この電気二重層キャパシタの構造は、セパレータ
31を介して、活性炭からなる正極側の分極性電極32
と負極側の分極性電極34が対向して配置され、その外
側に配置された電気抵抗の小さな正極側の集電体33、
負極側の集電体35、二つの集電体の間に配置された絶
縁ゴム36よりなる。分極性電極32、34は、活性炭
粉末を濃硫酸水溶液でペレット状に成形したものを用い
る。この際、硫酸水溶液はバインダとして用いられる。
【0005】一方、有機溶液系電気二重層キャパシタの
分極性電極の構造は、主にシート状である。図4は、一
般的な巻回型の電気二重層キャパシタにおける、分極性
電極、集電体、セパレータの積層体を巻き回した巻回素
子40の構成を示す斜視図である。
分極性電極の構造は、主にシート状である。図4は、一
般的な巻回型の電気二重層キャパシタにおける、分極性
電極、集電体、セパレータの積層体を巻き回した巻回素
子40の構成を示す斜視図である。
【0006】図4において、41はセパレータ、42は
正極側の分極性電極、43は正極側の集電体、44は負
極側の分極性電極、45は負極側の集電体を示す。ま
た、46は正極側、負極側のそれぞれに接続された電極
リードで、アルミニウムで構成されることが多い。
正極側の分極性電極、43は正極側の集電体、44は負
極側の分極性電極、45は負極側の集電体を示す。ま
た、46は正極側、負極側のそれぞれに接続された電極
リードで、アルミニウムで構成されることが多い。
【0007】そして、分極性電極は、活性炭粉末、アセ
チレンブラックやファーネスブラックなどの導電材及び
バインダをメタノールや水などに分散させスラリーと
し、アルミニウムエッチング箔からなる集電体に塗布
し、その後乾燥させることにより得られる。
チレンブラックやファーネスブラックなどの導電材及び
バインダをメタノールや水などに分散させスラリーと
し、アルミニウムエッチング箔からなる集電体に塗布
し、その後乾燥させることにより得られる。
【0008】図5は、巻回型の電気二重層キャパシタの
内部構成を示す図である。図5において、51は巻回素
子、52は電極リード、53はケース、54はキャップ
を示す。巻回素子51には、前記の電解液が含浸されて
いる。
内部構成を示す図である。図5において、51は巻回素
子、52は電極リード、53はケース、54はキャップ
を示す。巻回素子51には、前記の電解液が含浸されて
いる。
【0009】これら2種類の電解液を用いた電気二重層
キャパシタには、それぞれ次のような長所・短所があ
る。水溶液系電解液の長所は、高い静電容量を有するこ
とである。また、電解液の電気抵抗が低いため、キャパ
シタとしての内部抵抗が低く、大電流負荷放電に適して
いる。短所は電解液の分解電位(耐電圧)が1.2Vと
低いことである。そのため、エネルギー密度が小さくな
り、高エネルギー使用時には多くのキャパシタの直列接
続が余儀なくされ、長期使用信頼性の点で問題がある。
キャパシタには、それぞれ次のような長所・短所があ
る。水溶液系電解液の長所は、高い静電容量を有するこ
とである。また、電解液の電気抵抗が低いため、キャパ
シタとしての内部抵抗が低く、大電流負荷放電に適して
いる。短所は電解液の分解電位(耐電圧)が1.2Vと
低いことである。そのため、エネルギー密度が小さくな
り、高エネルギー使用時には多くのキャパシタの直列接
続が余儀なくされ、長期使用信頼性の点で問題がある。
【0010】一方、有機溶液系電解液の長所は、電解液
の耐電圧が水溶液系電解液の3倍と高いため、高エネル
ギー領域での使用に適している。短所は、キャパシタの
内部抵抗が、水溶液系電解液の5〜10倍と高いので大
電流負荷には適さないことである。また、同一の分極性
電極を用いても、静電容量が水溶液系電解液の3分の1
と小さくなる。電気二重層に蓄積される静電容量は、一
般的に数1で表される。
の耐電圧が水溶液系電解液の3倍と高いため、高エネル
ギー領域での使用に適している。短所は、キャパシタの
内部抵抗が、水溶液系電解液の5〜10倍と高いので大
電流負荷には適さないことである。また、同一の分極性
電極を用いても、静電容量が水溶液系電解液の3分の1
と小さくなる。電気二重層に蓄積される静電容量は、一
般的に数1で表される。
【0011】
【数1】
【0012】数1から、比表面積が大きな電極を用いる
と大容量の電気二重層キャパシタを得ることができ、静
電容量は比表面積に依存することが分かる。1500m
2/g程度の比表面積の活性炭を使用すれば、300F
/gもの容量を持つ分極性電極ができるという計算が成
り立つ。しかしながら、水溶液系電気二重層キャパシタ
と有機溶液系電気二重層キャパシタでは静電容量が異な
り、有機系電解液キャパシタの方が小さい。
と大容量の電気二重層キャパシタを得ることができ、静
電容量は比表面積に依存することが分かる。1500m
2/g程度の比表面積の活性炭を使用すれば、300F
/gもの容量を持つ分極性電極ができるという計算が成
り立つ。しかしながら、水溶液系電気二重層キャパシタ
と有機溶液系電気二重層キャパシタでは静電容量が異な
り、有機系電解液キャパシタの方が小さい。
【0013】この原因は細孔径の分布にある。電気二重
層キャパシタにおいては、電解液と分極性電極との界面
に溶媒和されたイオンが吸着することで容量が発現す
る。しかし、吸着のしやすさは溶媒和されたイオンサイ
ズと細孔径に依存し、溶媒和されたイオンに対し細孔径
が大きすぎても小さすぎても好ましくない。
層キャパシタにおいては、電解液と分極性電極との界面
に溶媒和されたイオンが吸着することで容量が発現す
る。しかし、吸着のしやすさは溶媒和されたイオンサイ
ズと細孔径に依存し、溶媒和されたイオンに対し細孔径
が大きすぎても小さすぎても好ましくない。
【0014】溶媒和されたイオンに対して細孔径が大き
すぎると吸着力が弱くなり、大電流では容量が低下して
しまう。また、細孔径が溶媒和されたイオンの大きさに
対して同等あるいは小さければ細孔内での吸着ができ
ず、また電解質の輸率が小さくなるため、容量は発現し
ない。
すぎると吸着力が弱くなり、大電流では容量が低下して
しまう。また、細孔径が溶媒和されたイオンの大きさに
対して同等あるいは小さければ細孔内での吸着ができ
ず、また電解質の輸率が小さくなるため、容量は発現し
ない。
【0015】そして、経験的には、細孔径の最適値が吸
着分子の短軸径の2倍程度であることがわかっている。
有機系電解液の溶媒和されたイオンの短軸径は1nm程
度であるため、最適な細孔径は2nmである。図1は、
電気二重層キャパシタに従来使用されている、一般的な
活性炭の細孔径分布を示す。図1から明らかなように、
活性炭の細孔径分布は、1nm付近にピークをもち、こ
れを境に急速な減少を見せる。
着分子の短軸径の2倍程度であることがわかっている。
有機系電解液の溶媒和されたイオンの短軸径は1nm程
度であるため、最適な細孔径は2nmである。図1は、
電気二重層キャパシタに従来使用されている、一般的な
活性炭の細孔径分布を示す。図1から明らかなように、
活性炭の細孔径分布は、1nm付近にピークをもち、こ
れを境に急速な減少を見せる。
【0016】従って、最適な細孔径の設計が困難な活性
炭を有機電解液系電気二重層キャパシタに用いた場合、
多くの細孔が機能しない。また、活性炭は一般に電気伝
導性がかなり小さく、活性炭のみでは電極の内部抵抗が
大きくなって大電流を取り出せないという問題がある。
炭を有機電解液系電気二重層キャパシタに用いた場合、
多くの細孔が機能しない。また、活性炭は一般に電気伝
導性がかなり小さく、活性炭のみでは電極の内部抵抗が
大きくなって大電流を取り出せないという問題がある。
【0017】このため、活性炭粉末を使用して電極を形
成する場合には、通常、分極性電極中にアセチレンブラ
ックやファーネスブラック等の導電材を混合する。しか
し、内部抵抗を低下させる目的で導電材の混合割合を大
きくすると、活性炭の混合割合が小さくなり、電極とし
ての比表面積が低下するため容量が低下する。
成する場合には、通常、分極性電極中にアセチレンブラ
ックやファーネスブラック等の導電材を混合する。しか
し、内部抵抗を低下させる目的で導電材の混合割合を大
きくすると、活性炭の混合割合が小さくなり、電極とし
ての比表面積が低下するため容量が低下する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】つまり、活性炭は分極
性電極に用いる材料としては、なお検討の余地があると
言える。従って、本発明の技術的な課題は、分極性電極
として最適な細孔径分布を有する炭素質の材料を見出
し、大容量で内部抵抗の小さい有機溶液系電解液を用い
た電気二重層キャパシタを得ることにある。
性電極に用いる材料としては、なお検討の余地があると
言える。従って、本発明の技術的な課題は、分極性電極
として最適な細孔径分布を有する炭素質の材料を見出
し、大容量で内部抵抗の小さい有機溶液系電解液を用い
た電気二重層キャパシタを得ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、導電性に優
れ、かつ多孔体であるケッチェンブラックが、分極性電
極として好適な細孔径分布を有することから、分極性電
極に適用することを検討した結果なされたものである。
れ、かつ多孔体であるケッチェンブラックが、分極性電
極として好適な細孔径分布を有することから、分極性電
極に適用することを検討した結果なされたものである。
【0020】即ち、本発明は、電解液を含浸させた一対
の分極性電極を、セパレータを介して配置した電気二重
層キャパシタにおいて、前記分極性電極はケッチェンブ
ラックを含む炭素質導電性材料であることを特徴とする
電気二重層キャパシタである。
の分極性電極を、セパレータを介して配置した電気二重
層キャパシタにおいて、前記分極性電極はケッチェンブ
ラックを含む炭素質導電性材料であることを特徴とする
電気二重層キャパシタである。
【0021】また、本発明は、前記の電気二重層キャパ
シタにおいて、前記炭素質導電性材料におけるケッチェ
ンブラックの含有量が60重量%であることを特徴とす
る電気二重層キャパシタである。
シタにおいて、前記炭素質導電性材料におけるケッチェ
ンブラックの含有量が60重量%であることを特徴とす
る電気二重層キャパシタである。
【0022】また、本発明は、前記の電気二重層キャパ
シタにおいて、前記ケッチェンブラックは、比表面積が
1000m2/g以上であることを特徴とする電気二重
層キャパシタである。
シタにおいて、前記ケッチェンブラックは、比表面積が
1000m2/g以上であることを特徴とする電気二重
層キャパシタである。
【0023】
【作用】ケッチェンブラックは、殻状の構造で内部に比
較的大きな空孔を有する特異な構造の炭素材料である。
図2は、代表的なケッチェンブラックの細孔径分布を示
したものである。図2から明らかなように、細孔径分布
は、2nm付近に急峻なピークを有する。このため、有
機電解液系電気二重層キャパシタに対して細孔を有効に
利用できる。
較的大きな空孔を有する特異な構造の炭素材料である。
図2は、代表的なケッチェンブラックの細孔径分布を示
したものである。図2から明らかなように、細孔径分布
は、2nm付近に急峻なピークを有する。このため、有
機電解液系電気二重層キャパシタに対して細孔を有効に
利用できる。
【0024】従って、本発明によれば、集電体に担持さ
れた分極性電極として、電気抵抗が低く、多孔質で、か
つ有機溶液系電解液に最適な細孔構造を持つケッチェン
ブラックを用いるため、得られるキャパシタ特性が向上
する。
れた分極性電極として、電気抵抗が低く、多孔質で、か
つ有機溶液系電解液に最適な細孔構造を持つケッチェン
ブラックを用いるため、得られるキャパシタ特性が向上
する。
【0025】
【実施例】次に、実施例を挙げ、本発明を具体的に説明
する。
する。
【0026】(実施例1)ここでは、巻回型電気二重層
キャパシタに本発明を適用した例について説明する。比
表面積が1300m2/gのケッチェンブラックを90
重量%、カルボキシルメチルセルロース10重量%を秤
量し、まずケッチェンブラックを、水とエタノールの混
合溶液に均一に分散した。別途にカルボキシルメチルセ
ルロースを水に溶解し、両方の液をさらに混合攪拌して
ケッチェンブラックを含むスラリーを作製した。
キャパシタに本発明を適用した例について説明する。比
表面積が1300m2/gのケッチェンブラックを90
重量%、カルボキシルメチルセルロース10重量%を秤
量し、まずケッチェンブラックを、水とエタノールの混
合溶液に均一に分散した。別途にカルボキシルメチルセ
ルロースを水に溶解し、両方の液をさらに混合攪拌して
ケッチェンブラックを含むスラリーを作製した。
【0027】次に、化学エッチング法によって粗面化し
た、厚さが25μmのアルミニウム箔を集電体として用
い、前記スラリーを塗布した。スラリー塗布の後、空気
中で10分間乾燥後、110℃で6時間乾燥させ、集電
体箔が変形しない程度に、圧延を行い分極性電極層が7
0μm厚の、分極性電極層と集電体が積層されたシート
を得た。
た、厚さが25μmのアルミニウム箔を集電体として用
い、前記スラリーを塗布した。スラリー塗布の後、空気
中で10分間乾燥後、110℃で6時間乾燥させ、集電
体箔が変形しない程度に、圧延を行い分極性電極層が7
0μm厚の、分極性電極層と集電体が積層されたシート
を得た。
【0028】得られたシートの集電体に、リード端子を
プレス法による針カシメにて接続し、次いで一対のシー
トの間に、25μm厚のセパレータを配置し、渦巻き状
に所定の径になるまで巻き取ることで巻回素子を作製し
た。この巻回素子は120℃での乾燥後、有底円筒型の
アルミニウムケースに収納し、テトラエチルアンモニウ
ムテトラフルオロボレートを0.7mol/lの濃度で
プロピレンカーボネートに溶解させることによって調製
した電解液を滴下し、ゴムキャップを介して封口して巻
回型電気二重層キャパシタを製作した。この電気二重層
キャパシタについて、静電容量密度と内部抵抗を求め、
表1に示した。
プレス法による針カシメにて接続し、次いで一対のシー
トの間に、25μm厚のセパレータを配置し、渦巻き状
に所定の径になるまで巻き取ることで巻回素子を作製し
た。この巻回素子は120℃での乾燥後、有底円筒型の
アルミニウムケースに収納し、テトラエチルアンモニウ
ムテトラフルオロボレートを0.7mol/lの濃度で
プロピレンカーボネートに溶解させることによって調製
した電解液を滴下し、ゴムキャップを介して封口して巻
回型電気二重層キャパシタを製作した。この電気二重層
キャパシタについて、静電容量密度と内部抵抗を求め、
表1に示した。
【0029】
【表1】
【0030】(実施例2)ケッチェンブラックの比表面
積が1000m2/gである以外は、実施例1と同様に
して巻回型電気二重層キャパシタを作製した。この電気
二重層キャパシタについても、実施例1と同様に、静電
容量と内部抵抗を測定し、表1に示した。
積が1000m2/gである以外は、実施例1と同様に
して巻回型電気二重層キャパシタを作製した。この電気
二重層キャパシタについても、実施例1と同様に、静電
容量と内部抵抗を測定し、表1に示した。
【0031】(実施例3)比表面積が1300m2/g
のケッチェンブラックを70重量%、比表面積が150
0m2/gのフェノール系活性炭を20重量%、カルボ
キシルメチルセルロース10重量%を秤量し、まずケッ
チェンブラックと活性炭を、水とエタノールの混合溶液
に均一に分散した。別途にカルボキシルメチルセルロー
スを水に溶解し、両方の液をさらに混合攪拌してケッチ
ェンブラックを含むスラリーを作製した。その後は、実
施例1と同様にして巻回型電気二重層キャパシタを作製
し、静電容量と内部抵抗を測定して表1に示した。
のケッチェンブラックを70重量%、比表面積が150
0m2/gのフェノール系活性炭を20重量%、カルボ
キシルメチルセルロース10重量%を秤量し、まずケッ
チェンブラックと活性炭を、水とエタノールの混合溶液
に均一に分散した。別途にカルボキシルメチルセルロー
スを水に溶解し、両方の液をさらに混合攪拌してケッチ
ェンブラックを含むスラリーを作製した。その後は、実
施例1と同様にして巻回型電気二重層キャパシタを作製
し、静電容量と内部抵抗を測定して表1に示した。
【0032】(比較例1)次に、使用するケッチェンブ
ラックの比表面積の好適な値を検証するため、比較例1
として、比表面積が800m2/gのケッチェンブラッ
クを用いた例を示す。ここでは、ケッチェンブラックの
比表面積が800m2/gのである以外は、実施例1と
同様にして巻回型電気二重層キャパシタを作製した。こ
の電気二重層キャパシタについても、実施例1と同様
に、静電容量と内部抵抗を測定し、表1に示した。
ラックの比表面積の好適な値を検証するため、比較例1
として、比表面積が800m2/gのケッチェンブラッ
クを用いた例を示す。ここでは、ケッチェンブラックの
比表面積が800m2/gのである以外は、実施例1と
同様にして巻回型電気二重層キャパシタを作製した。こ
の電気二重層キャパシタについても、実施例1と同様
に、静電容量と内部抵抗を測定し、表1に示した。
【0033】(比較例2)また、比較のために、フェノ
ール性活性炭だけを用いた例について説明する。比表面
積が1500m2/gがフェノール系活性炭を80重量
%、カーボンブラックを10重量%、カルボキシルメチ
ルセルロースを10重量%秤量し、その後は実施例1と
同様にして、巻回型電気二重層キャパシタを製作した。
この電気二重層キャパシタについても、実施例1と同様
に、静電容量と内部抵抗を測定し、表1に示した。
ール性活性炭だけを用いた例について説明する。比表面
積が1500m2/gがフェノール系活性炭を80重量
%、カーボンブラックを10重量%、カルボキシルメチ
ルセルロースを10重量%秤量し、その後は実施例1と
同様にして、巻回型電気二重層キャパシタを製作した。
この電気二重層キャパシタについても、実施例1と同様
に、静電容量と内部抵抗を測定し、表1に示した。
【0034】表1から明らかなように、実施例1、実施
例2、実施例3の本発明のケッチェンブラックを主とし
た分極性電極を用いた電気二重層キャパシタは、比較例
2の活性炭のみを分極性電極材料として用いた電気二重
層キャパシタと比較して、高容量で内部抵抗の小さい有
機電解液系電気二重層キャパシタである。
例2、実施例3の本発明のケッチェンブラックを主とし
た分極性電極を用いた電気二重層キャパシタは、比較例
2の活性炭のみを分極性電極材料として用いた電気二重
層キャパシタと比較して、高容量で内部抵抗の小さい有
機電解液系電気二重層キャパシタである。
【0035】また、比較例1には、比表面積が800m
2/gのケッチェンブラックを用いた例を示したが、こ
の場合は、明らかな静電容量密度の低下が認められ、ケ
ッチェンブラックの比表面積が、1000m2/g必要
であることがわかる。さらに、実施例4においては、実
施例1、実施例2に比較すると、明らかな内部抵抗の増
加が認められ、用いる炭素質導電性材料には、ケッチェ
ンブラックが少なくとも60重量%含まれることが必要
であること分かる。
2/gのケッチェンブラックを用いた例を示したが、こ
の場合は、明らかな静電容量密度の低下が認められ、ケ
ッチェンブラックの比表面積が、1000m2/g必要
であることがわかる。さらに、実施例4においては、実
施例1、実施例2に比較すると、明らかな内部抵抗の増
加が認められ、用いる炭素質導電性材料には、ケッチェ
ンブラックが少なくとも60重量%含まれることが必要
であること分かる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、比表面積が10
00m2/g以上のケッチェンブラックを60重量%以
上含む炭素質導電材料を分極性電極を用いることによ
り、高容量で内部抵抗の低い電気二重層キャパシタを得
ることができる。なお、本発明は、前記のように有機電
解液系の電気二重層キャパシタに用いると、特に有用で
ある。
00m2/g以上のケッチェンブラックを60重量%以
上含む炭素質導電材料を分極性電極を用いることによ
り、高容量で内部抵抗の低い電気二重層キャパシタを得
ることができる。なお、本発明は、前記のように有機電
解液系の電気二重層キャパシタに用いると、特に有用で
ある。
【0037】なお、このような結果が得られたのは、前
記のように、プロピレンカーボネートなどのような有機
溶媒に、テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレ
ートなどのような電解質を溶解した溶液の場合では、電
解質に起因するイオンが溶媒和したクラスターの大きさ
と、比表面積が1000m2/gのケッチェンブラック
の細孔径が適合したためと解される。
記のように、プロピレンカーボネートなどのような有機
溶媒に、テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレ
ートなどのような電解質を溶解した溶液の場合では、電
解質に起因するイオンが溶媒和したクラスターの大きさ
と、比表面積が1000m2/gのケッチェンブラック
の細孔径が適合したためと解される。
【図1】活性炭の細孔径分布を示す図。
【図2】ケッチェンブラックの細孔径分布を示す図。
【図3】一般的なコイン型の電気二重層キャパシタの断
面図。
面図。
【図4】巻回型の電気二重層キャパシタにおける巻回素
子の構成を示す斜視図。
子の構成を示す斜視図。
【図5】巻回型の電気二重層キャパシタの内部構成を示
す図。
す図。
31,41 セパレータ
32,42 (正極側の)分極性電極
33,43 正極側の集電体
34,44 (負極側の)分極性電極
35,45 負極側の集電体
36 絶縁ゴム
40,51 巻回素子
46,52 電極リード
53 ケース
54 キャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 電解液を含浸させた一対の分極性電極
を、セパレータを介して配置した電気二重層キャパシタ
において、前記分極性電極はケッチェンブラックを含む
炭素質導電性材料であることを特徴とする電気二重層キ
ャパシタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電気二重層キャパシタ
において、前記炭素質導電性材料におけるケッチェンブ
ラックの含有量は60重量%であることを特徴とする電
気二重層キャパシタ。 - 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2のいずれかに
記載の電気二重層キャパシタにおいて、前記ケッチェン
ブラックは、比表面積が1000m2/g以上であるこ
とを特徴とする電気二重層キャパシタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095712A JP2003297695A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 電気二重層キャパシタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095712A JP2003297695A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 電気二重層キャパシタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003297695A true JP2003297695A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29387291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002095712A Pending JP2003297695A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 電気二重層キャパシタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003297695A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008277790A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Nippon Chemicon Corp | 電気二重層キャパシタ |
JP2009065131A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-03-26 | Mitsumi Electric Co Ltd | 分極性電極、電気二重層キャパシタ、分極性電極の製造方法及び電気二重層キャパシタの製造方法 |
JP2009266910A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 電気二重層キャパシターの電極形成用ペースト組成物 |
JP2012204332A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Tokyo Univ Of Agriculture & Technology | リチウム硫黄電池用正極材料、リチウム硫黄電池、並びに、複合体及びその製造方法 |
JP2015005721A (ja) * | 2013-02-20 | 2015-01-08 | 日本ケミコン株式会社 | 電極、その電極を用いた電気二重層キャパシタ、及び電極の製造方法 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002095712A patent/JP2003297695A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008277790A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Nippon Chemicon Corp | 電気二重層キャパシタ |
JP2009065131A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-03-26 | Mitsumi Electric Co Ltd | 分極性電極、電気二重層キャパシタ、分極性電極の製造方法及び電気二重層キャパシタの製造方法 |
JP2009266910A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 電気二重層キャパシターの電極形成用ペースト組成物 |
JP2012204332A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Tokyo Univ Of Agriculture & Technology | リチウム硫黄電池用正極材料、リチウム硫黄電池、並びに、複合体及びその製造方法 |
JP2015005721A (ja) * | 2013-02-20 | 2015-01-08 | 日本ケミコン株式会社 | 電極、その電極を用いた電気二重層キャパシタ、及び電極の製造方法 |
US9997301B2 (en) | 2013-02-20 | 2018-06-12 | Nippon Chemi-Con Corporation | Electrode, electric double-layer capacitor using the same, and manufacturing method of the electrode |
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