JP2003291986A - 包装袋 - Google Patents
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋本体の一部のみが裂けることにより被包装
物の取り出し操作が困難になるような不都合を確実に防
止し、これによって常に被包装物を容易に取り出すこと
ができるように改良された包装袋を提供する。 【解決手段】 おにぎりRを収納して包装する袋本体3
と、該袋本体3の縁部に設けられた切り口50と、該切
り口50近傍から破断方向に向けて袋本体3に形成され
たずれ防止用テープ40とを備えて構成されている。
物の取り出し操作が困難になるような不都合を確実に防
止し、これによって常に被包装物を容易に取り出すこと
ができるように改良された包装袋を提供する。 【解決手段】 おにぎりRを収納して包装する袋本体3
と、該袋本体3の縁部に設けられた切り口50と、該切
り口50近傍から破断方向に向けて袋本体3に形成され
たずれ防止用テープ40とを備えて構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主におにぎりやサ
ンドイッチ等の食品からなる被包装物を好適に包装し得
る包装袋に関するものである。
ンドイッチ等の食品からなる被包装物を好適に包装し得
る包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すような被包装物(おに
ぎりR)を包装するための包装袋100が知られてい
る。この包装袋100は、基材の裏面側にポリエチレン
等の熱可塑性合成樹脂からなるフィルムが溶着されてな
る一枚のシート体を折り畳み、互いに折り重なった部分
の縁部に溶着処理による溶着部101が設けられること
によって形成されている。
ぎりR)を包装するための包装袋100が知られてい
る。この包装袋100は、基材の裏面側にポリエチレン
等の熱可塑性合成樹脂からなるフィルムが溶着されてな
る一枚のシート体を折り畳み、互いに折り重なった部分
の縁部に溶着処理による溶着部101が設けられること
によって形成されている。
【0003】かかる包装袋100は、その下縁部におに
ぎりRを挿入するための開口102が設けられ(図6で
は開口102が閉止された状態を示している)、この開
口102からおにぎりRを包装袋100内に挿入した
後、当該包装袋100の下部を折り曲げて粘着テープ等
で貼着することにより、おにぎりRが包装袋100に包
装された状態となる。
ぎりRを挿入するための開口102が設けられ(図6で
は開口102が閉止された状態を示している)、この開
口102からおにぎりRを包装袋100内に挿入した
後、当該包装袋100の下部を折り曲げて粘着テープ等
で貼着することにより、おにぎりRが包装袋100に包
装された状態となる。
【0004】かかる包装袋100の上縁に形成された溶
着部101には、開封の端緒となるU字状に形成された
切り口103が設けられている。そして、この切り口1
03を挟んで両側の溶着部101をそれぞれ指で摘み、
互いに反対方向に向けて引っ張ることにより包装袋10
0が破袋し、これによって包装袋100から内部のおに
ぎりRを取り出し得るようになっている。
着部101には、開封の端緒となるU字状に形成された
切り口103が設けられている。そして、この切り口1
03を挟んで両側の溶着部101をそれぞれ指で摘み、
互いに反対方向に向けて引っ張ることにより包装袋10
0が破袋し、これによって包装袋100から内部のおに
ぎりRを取り出し得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のような包装袋100にあっては、開封時に包装袋10
0の上端の溶着部101における左右の端部をそれぞれ
指で摘んで互いに反対方向に引っ張ることが行われる。
そうすると、図6に示すように、破断線が円弧状になっ
て上下方向の略中間位置で包装袋100の側部に到って
しまい、これによって破断片104を包装袋100の本
体から引きちぎっても包装袋100の上隅部のみが開口
した状態にしかならず、おにぎりRをスムーズに取り出
すことができない。
のような包装袋100にあっては、開封時に包装袋10
0の上端の溶着部101における左右の端部をそれぞれ
指で摘んで互いに反対方向に引っ張ることが行われる。
そうすると、図6に示すように、破断線が円弧状になっ
て上下方向の略中間位置で包装袋100の側部に到って
しまい、これによって破断片104を包装袋100の本
体から引きちぎっても包装袋100の上隅部のみが開口
した状態にしかならず、おにぎりRをスムーズに取り出
すことができない。
【0006】したがって、従来の包装袋100は、一旦
破断片104を切り離して開口を形成した後に、さらに
この開口を押し広げるための操作を行わなければなら
ず、おにぎりRを取り出すのが非常に面倒であるという
不都合が存在した。
破断片104を切り離して開口を形成した後に、さらに
この開口を押し広げるための操作を行わなければなら
ず、おにぎりRを取り出すのが非常に面倒であるという
不都合が存在した。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みなされた
ものであり、袋本体の一部のみが裂けることにより被包
装物の取り出し操作が困難になるような不都合を確実に
防止し、袋本体の全面をスムーズに切断開封し得るよう
にして常に被包装物を容易に取り出すことができるよう
に改良された包装袋を提供することを課題とする。
ものであり、袋本体の一部のみが裂けることにより被包
装物の取り出し操作が困難になるような不都合を確実に
防止し、袋本体の全面をスムーズに切断開封し得るよう
にして常に被包装物を容易に取り出すことができるよう
に改良された包装袋を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上端縁にシール部を有する下端方向開放型の袋本体であ
って、前記上端縁には、袋本体を切断するための切断用
切り口が設けられ、且つ袋本体内には前記切り口を起点
とした切断方向の少なくとも一方側に切断方向のずれ防
止用テープが設けられてなることを特徴とするものであ
る。
上端縁にシール部を有する下端方向開放型の袋本体であ
って、前記上端縁には、袋本体を切断するための切断用
切り口が設けられ、且つ袋本体内には前記切り口を起点
とした切断方向の少なくとも一方側に切断方向のずれ防
止用テープが設けられてなることを特徴とするものであ
る。
【0009】この発明によれば、袋本体のシール部に設
けられた切断用切り口を介してその外側部分をそれぞれ
指で摘み互いに反対方向に引っ張ることにより、袋本体
は切り口を起点としてその部分から切断していく。そし
て、袋本体には、切り口近傍から切断方向に向けて延び
るずれ防止用テープが設けられているため、これによる
誘導で袋本体がずれ防止用テープを横断して裂けるよう
なことは起こらず、したがって従来のように袋本体の一
部のみが破断するような不都合が確実に防止され、常に
ずれ防止用テープに沿って破断開口が形成される。
けられた切断用切り口を介してその外側部分をそれぞれ
指で摘み互いに反対方向に引っ張ることにより、袋本体
は切り口を起点としてその部分から切断していく。そし
て、袋本体には、切り口近傍から切断方向に向けて延び
るずれ防止用テープが設けられているため、これによる
誘導で袋本体がずれ防止用テープを横断して裂けるよう
なことは起こらず、したがって従来のように袋本体の一
部のみが破断するような不都合が確実に防止され、常に
ずれ防止用テープに沿って破断開口が形成される。
【0010】そして、ずれ防止用テープに沿う破断開口
の大きさを、予め被包装物を容易に取り出し得る寸法に
設定しておくことにより、切り口を介して二つに引き裂
かれた袋本体から被包装物を容易に取り出すことが可能
になり、一部分しか破断しないことにより破断開口から
被包装物を容易に取り出し得なくなる従来の不都合が解
消される。
の大きさを、予め被包装物を容易に取り出し得る寸法に
設定しておくことにより、切り口を介して二つに引き裂
かれた袋本体から被包装物を容易に取り出すことが可能
になり、一部分しか破断しないことにより破断開口から
被包装物を容易に取り出し得なくなる従来の不都合が解
消される。
【0011】前記ずれ防止用テープを前記切断用切り口
の両側に設けるようにしてもよい(請求項2)。こうす
ることで袋本体は一対のずれ防止用テープ間で切断され
るため、きれいな破断開口が得られる。
の両側に設けるようにしてもよい(請求項2)。こうす
ることで袋本体は一対のずれ防止用テープ間で切断され
るため、きれいな破断開口が得られる。
【0012】前記の各発明において、前記袋本体として
紙様シートと、この紙様シートに積層された合成樹脂製
のフィルムとからなる複合シートを用いてもよい(請求
項3)。かかる複合シートを用いれば、袋本体の外観視
が、紙様シートによって風合いに富んだものになり、商
品に高級感が付与される。
紙様シートと、この紙様シートに積層された合成樹脂製
のフィルムとからなる複合シートを用いてもよい(請求
項3)。かかる複合シートを用いれば、袋本体の外観視
が、紙様シートによって風合いに富んだものになり、商
品に高級感が付与される。
【0013】前記の各発明において、前記ずれ防止用テ
ープを、袋本体内の表裏両面側または表裏面のいずれか
一方側に設けるようにしてもよい(請求項4)。こうす
ることで、ずれ防止用テープを各種の袋本体に対応させ
た状態で設けることが可能になり、テープ付与の汎用性
が向上する。
ープを、袋本体内の表裏両面側または表裏面のいずれか
一方側に設けるようにしてもよい(請求項4)。こうす
ることで、ずれ防止用テープを各種の袋本体に対応させ
た状態で設けることが可能になり、テープ付与の汎用性
が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る包装袋の展
開シートの第1実施形態を示す裏面側から見た展開図で
あり、図2は、そのA-A線断面図である。また、図3
は、図1に示す展開シートを折り畳んで得られた異形筒
体示す斜視図であり、図4は、図3に示す異形筒体の上
部を溶着処理することによって形成された包装袋を示す
斜視図である。
開シートの第1実施形態を示す裏面側から見た展開図で
あり、図2は、そのA-A線断面図である。また、図3
は、図1に示す展開シートを折り畳んで得られた異形筒
体示す斜視図であり、図4は、図3に示す異形筒体の上
部を溶着処理することによって形成された包装袋を示す
斜視図である。
【0015】なお、本発明に係る包装袋1(図4)は、
その原料である原反が巻き取られて形成した原反ロール
から当該原反を順次引き出し、これに所定の溶着処理や
切断処理を施すことによって連続的に製造されるもので
あるが、引き出されつつある原反に前記各処理を一気に
施して包装袋1を連続的に製造してしまう方法(第一の
方法)や、原反ロールから引き出された原反にまず溶着
処理を施して順次切断し、一旦方形の袋を多数枚つくっ
てから積層された方形袋に切断処理を施すことにより包
装袋1を得る方法(第二の方法)、さらには原反の裁断
でまず展開シート10を作り、その後、この展開シート
10に折り曲げ処理および溶着処理を施して包装袋1を
得る方法(第三の方法)等がある。
その原料である原反が巻き取られて形成した原反ロール
から当該原反を順次引き出し、これに所定の溶着処理や
切断処理を施すことによって連続的に製造されるもので
あるが、引き出されつつある原反に前記各処理を一気に
施して包装袋1を連続的に製造してしまう方法(第一の
方法)や、原反ロールから引き出された原反にまず溶着
処理を施して順次切断し、一旦方形の袋を多数枚つくっ
てから積層された方形袋に切断処理を施すことにより包
装袋1を得る方法(第二の方法)、さらには原反の裁断
でまず展開シート10を作り、その後、この展開シート
10に折り曲げ処理および溶着処理を施して包装袋1を
得る方法(第三の方法)等がある。
【0016】生産性の面からは第一の方法が優れている
が、装置が複雑になって設備コストが嵩むことから、生
産性および設備コストの双方を勘案して第二の方法によ
って包装袋1を製造するのが一般的である。しかし、こ
こでは包装袋1を展開した状態の展開シート10(図
1)と、この展開シート10が折り畳まれた状態の包装
袋1(図4)との対応関係を容易に認識し得る第三の方
法に基いてまず説明し、その後に第一および第二の方法
について説明を行うこととする。
が、装置が複雑になって設備コストが嵩むことから、生
産性および設備コストの双方を勘案して第二の方法によ
って包装袋1を製造するのが一般的である。しかし、こ
こでは包装袋1を展開した状態の展開シート10(図
1)と、この展開シート10が折り畳まれた状態の包装
袋1(図4)との対応関係を容易に認識し得る第三の方
法に基いてまず説明し、その後に第一および第二の方法
について説明を行うこととする。
【0017】まず、第三の方法において、原反に裁断処
理が施されることによって形成される展開シート10に
ついて、図1および図2を基に説明する。本実施形態に
おいては、展開シート10は、表シート20の裏面側
(図2の上側)に裏シート30が積層された二層構造の
ものが採用されている。かかる展開シート10の裏面側
には、幅方向の中央部より若干図1における左方位置に
図1に示すような上下方向の全長に亘って積層されたず
れ防止用テープ40が設けられている。
理が施されることによって形成される展開シート10に
ついて、図1および図2を基に説明する。本実施形態に
おいては、展開シート10は、表シート20の裏面側
(図2の上側)に裏シート30が積層された二層構造の
ものが採用されている。かかる展開シート10の裏面側
には、幅方向の中央部より若干図1における左方位置に
図1に示すような上下方向の全長に亘って積層されたず
れ防止用テープ40が設けられている。
【0018】表シート20としては、本実施形態では和
紙(紙様シート)が採用されている一方、裏シート30
としてはポリエチレン(PE)製やポリプロピレン(P
P)製等の熱可塑性合成樹脂製フィルムが採用されてい
る。そして、表シート20の原反に裏シート30の原反
が積層され、さらにその上にずれ防止用テープ40が積
層された状態で所定の溶着処理が施されることにより、
三者が一体に結合した展開シート10用の原反が製造さ
れるようにしている。
紙(紙様シート)が採用されている一方、裏シート30
としてはポリエチレン(PE)製やポリプロピレン(P
P)製等の熱可塑性合成樹脂製フィルムが採用されてい
る。そして、表シート20の原反に裏シート30の原反
が積層され、さらにその上にずれ防止用テープ40が積
層された状態で所定の溶着処理が施されることにより、
三者が一体に結合した展開シート10用の原反が製造さ
れるようにしている。
【0019】ずれ防止用テープ40としては、長手方向
に向けての引張り強度が大きくなるように処理された熱
可塑性合成樹脂製のテープが採用されている。本実施形
態においては一軸延伸処理の施されたポリプロピレン製
のもの(OP)が採用され、これによって縦裂きは容易
に行い得るが、幅方向へ向かう力が加わっても容易に破
断しないようになっている。
に向けての引張り強度が大きくなるように処理された熱
可塑性合成樹脂製のテープが採用されている。本実施形
態においては一軸延伸処理の施されたポリプロピレン製
のもの(OP)が採用され、これによって縦裂きは容易
に行い得るが、幅方向へ向かう力が加わっても容易に破
断しないようになっている。
【0020】そして、このようにして製造された原反が
引き出されつつ、プレスマシンなどを用いて当該原反に
所定の切断処理が施されることにより、図1に示すよう
な展開シート10を順次得るようにしている。かかる展
開シート10の原反は、裏シート30が表シート20に
溶着されることによって形成され、これによって原反を
切断することで得られた展開シート10は、縦方向に破
断し易いようになっている。
引き出されつつ、プレスマシンなどを用いて当該原反に
所定の切断処理が施されることにより、図1に示すよう
な展開シート10を順次得るようにしている。かかる展
開シート10の原反は、裏シート30が表シート20に
溶着されることによって形成され、これによって原反を
切断することで得られた展開シート10は、縦方向に破
断し易いようになっている。
【0021】展開シート10は、縦寸法が略正三角形状
を呈したおにぎりR(図4)の高さ寸法より大きく(略
2倍)寸法設定されているとともに、幅寸法(図1の左
右方向の寸法)がおにぎりRの最大外周寸法より若干大
きめに寸法設定され、これによっておにぎりRに巻き付
けた状態で幅方向の各端縁が互いに重なり合うような大
きさになっている。
を呈したおにぎりR(図4)の高さ寸法より大きく(略
2倍)寸法設定されているとともに、幅寸法(図1の左
右方向の寸法)がおにぎりRの最大外周寸法より若干大
きめに寸法設定され、これによっておにぎりRに巻き付
けた状態で幅方向の各端縁が互いに重なり合うような大
きさになっている。
【0022】かかる展開シート10は、幅方向の中央部
に形成されたおもて部11と、このおもて部11の幅方
向の各縁部から左右に向けてそれぞれ延設された幅方向
一対の蛇腹部12と、各蛇腹部12の幅方向の縁部から
外方に向けて延設された幅方向一対のうら部13とを備
えている。
に形成されたおもて部11と、このおもて部11の幅方
向の各縁部から左右に向けてそれぞれ延設された幅方向
一対の蛇腹部12と、各蛇腹部12の幅方向の縁部から
外方に向けて延設された幅方向一対のうら部13とを備
えている。
【0023】おもて部11は、幅寸法が三角形状を呈し
たおにぎりRの幅寸法と略等しく寸法設定されていると
ともに、各蛇腹部12は、幅寸法がおにぎりRの厚み寸
法と略等しく寸法設定されている。また、各うら部13
は、幅寸法がおもて部11の幅寸法の1/2より若干長
めに寸法設定されている。
たおにぎりRの幅寸法と略等しく寸法設定されていると
ともに、各蛇腹部12は、幅寸法がおにぎりRの厚み寸
法と略等しく寸法設定されている。また、各うら部13
は、幅寸法がおもて部11の幅寸法の1/2より若干長
めに寸法設定されている。
【0024】そして、おもて部11と蛇腹部12との間
には、図1に二点鎖線で示す裏面側から見た谷折り線1
1aが設定されているとともに、蛇腹部12とうら部1
3との間にも同様の谷折り線13aが設定されている。
また、蛇腹部12の幅方向の中央位置には、図1に一点
鎖線で示した縦方向に延びる山折り線12aが設定され
ている。
には、図1に二点鎖線で示す裏面側から見た谷折り線1
1aが設定されているとともに、蛇腹部12とうら部1
3との間にも同様の谷折り線13aが設定されている。
また、蛇腹部12の幅方向の中央位置には、図1に一点
鎖線で示した縦方向に延びる山折り線12aが設定され
ている。
【0025】また、おもて部11は、その上縁部11b
の適所から谷折り線11aに向けて先下がりに傾斜した
幅方向一対の傾斜縁部11cを有しているとともに、う
ら部13は、その上縁部13bの適所から谷折り線13
aに向けて先下がりに傾斜した傾斜縁部13cを有して
いる。また、各蛇腹部12は、山折り線12aの最上位
置(おもて部11の上縁部11bより若干下方の位置)
から谷折り線11a,13aに向けて先下がりで傾斜し
た各一対の傾斜縁部12bを有している。
の適所から谷折り線11aに向けて先下がりに傾斜した
幅方向一対の傾斜縁部11cを有しているとともに、う
ら部13は、その上縁部13bの適所から谷折り線13
aに向けて先下がりに傾斜した傾斜縁部13cを有して
いる。また、各蛇腹部12は、山折り線12aの最上位
置(おもて部11の上縁部11bより若干下方の位置)
から谷折り線11a,13aに向けて先下がりで傾斜し
た各一対の傾斜縁部12bを有している。
【0026】前記ずれ防止用テープ40は、おもて部1
1の裏シート30(図2参照)側にその上縁部11bの
図1における左方位置から下方に向けて全長に亘るよう
に積層されて融着されている。かかるずれ防止用テープ
40の近傍であって図1における右方位置の上縁部11
bには、略半円状に切り込まれて形成した切り口50が
設けられているとともに、左側のうら部13の上縁部1
3bにも、おもて部11の切り口50に対応した切り口
50が設けられている。
1の裏シート30(図2参照)側にその上縁部11bの
図1における左方位置から下方に向けて全長に亘るよう
に積層されて融着されている。かかるずれ防止用テープ
40の近傍であって図1における右方位置の上縁部11
bには、略半円状に切り込まれて形成した切り口50が
設けられているとともに、左側のうら部13の上縁部1
3bにも、おもて部11の切り口50に対応した切り口
50が設けられている。
【0027】そして、本実施形態に係る包装袋1は、図
1に示す展開シート10を、谷折り線11a,13aお
よび山折り線12aに沿って谷折りおよび山折りした上
で、各うら部13の互いに重なり合う側縁部13d(図
1に点描で表示)を拝み合せで積層し、この状態で所定
の融着処理を施すことにより、図3に示すような、包装
袋1の前段階である異形筒体2が形成される。
1に示す展開シート10を、谷折り線11a,13aお
よび山折り線12aに沿って谷折りおよび山折りした上
で、各うら部13の互いに重なり合う側縁部13d(図
1に点描で表示)を拝み合せで積層し、この状態で所定
の融着処理を施すことにより、図3に示すような、包装
袋1の前段階である異形筒体2が形成される。
【0028】この異形筒体2において、おもて部11お
よびうら部13の各上縁部11b,13bおよび傾斜縁
部11c,13c(図3に点描で表示)同士、並びにお
もて部11およびうら部13に挟持された状態の傾斜縁
部12b(図3に点描で表示)にそれぞれ溶着処理を施
すことにより、点描された部分が互いに溶着されたシー
ル部が形成された上で図4に示すような包装袋1が得ら
れる。なお、製造された直後の包装袋1は、おもて部1
1とうら部13とが互いに当接して扁平になっている
が、図4ではおにぎりRを装填すべく下部開口14が広
げられた状態を示している。
よびうら部13の各上縁部11b,13bおよび傾斜縁
部11c,13c(図3に点描で表示)同士、並びにお
もて部11およびうら部13に挟持された状態の傾斜縁
部12b(図3に点描で表示)にそれぞれ溶着処理を施
すことにより、点描された部分が互いに溶着されたシー
ル部が形成された上で図4に示すような包装袋1が得ら
れる。なお、製造された直後の包装袋1は、おもて部1
1とうら部13とが互いに当接して扁平になっている
が、図4ではおにぎりRを装填すべく下部開口14が広
げられた状態を示している。
【0029】このようにして得られた包装袋1は、おに
ぎりRを収納する袋本体3と、袋本体3の上縁部11
b,13bに形成された切り口50と、切り口50近傍
で袋本体3の裏面側に上下方向に延びるように溶着され
たずれ防止用テープ40とを備えて構成された状態にな
っている。
ぎりRを収納する袋本体3と、袋本体3の上縁部11
b,13bに形成された切り口50と、切り口50近傍
で袋本体3の裏面側に上下方向に延びるように溶着され
たずれ防止用テープ40とを備えて構成された状態にな
っている。
【0030】かかる包装袋1は、上部の開口が閉止され
ているとともに、下部におにぎりRを装填するための下
部開口14が形成されている。また、包装袋1の上縁部
11b,13bには、切り口50が形成されているとと
もに、この切り口50の右方位置には、おもて部11の
裏面側で上下方向の全長に亘って一体に積層されたずれ
防止用テープ40が溶着されている。
ているとともに、下部におにぎりRを装填するための下
部開口14が形成されている。また、包装袋1の上縁部
11b,13bには、切り口50が形成されているとと
もに、この切り口50の右方位置には、おもて部11の
裏面側で上下方向の全長に亘って一体に積層されたずれ
防止用テープ40が溶着されている。
【0031】つぎに、包装袋1を前記第一の方法によっ
て製造する場合について説明する。第一の方法において
は、原反ロールから引き出された原反に対して、まず、
テープ溶着工程でずれ防止用テープ40が溶着処理さ
れ、これによって原反は、その裏面側の幅方向の適所で
長手方向に亘ってずれ防止用テープ40が積層された状
態になる。
て製造する場合について説明する。第一の方法において
は、原反ロールから引き出された原反に対して、まず、
テープ溶着工程でずれ防止用テープ40が溶着処理さ
れ、これによって原反は、その裏面側の幅方向の適所で
長手方向に亘ってずれ防止用テープ40が積層された状
態になる。
【0032】ついで、ずれ防止用テープ40の積層され
た原反は、折り込み工程において図1に示す谷折り線1
1a、山折り線12aおよび谷折り線13aに対応した
部分がそれぞれ自動的に折り込まれるとともに、互いに
対応した側縁部13d,13dが拝み合わせされる。こ
れによって原反は、裏シート30が内側になった状態の
扁平な異形の筒状になってつぎの溶着・裁断工程に送り
込まれる。
た原反は、折り込み工程において図1に示す谷折り線1
1a、山折り線12aおよび谷折り線13aに対応した
部分がそれぞれ自動的に折り込まれるとともに、互いに
対応した側縁部13d,13dが拝み合わせされる。こ
れによって原反は、裏シート30が内側になった状態の
扁平な異形の筒状になってつぎの溶着・裁断工程に送り
込まれる。
【0033】そして、溶着・裁断工程においては、図1
に点描で示す部分(具体的には、上縁部11b,13
b、傾斜縁部11c,12b,13cおよび側縁部13
d)が溶着処理されると同時に切断処理が施され(この
とき切り口50が形成される)、図4に示すような包装
袋1が順次製造されていく。なお、図4では膨らまされ
た状態の包装袋1を示しているが、第一の方法で製造さ
れた製造直後の包装袋1は扁平状態になっている。
に点描で示す部分(具体的には、上縁部11b,13
b、傾斜縁部11c,12b,13cおよび側縁部13
d)が溶着処理されると同時に切断処理が施され(この
とき切り口50が形成される)、図4に示すような包装
袋1が順次製造されていく。なお、図4では膨らまされ
た状態の包装袋1を示しているが、第一の方法で製造さ
れた製造直後の包装袋1は扁平状態になっている。
【0034】第一の方法によれば、引き出された原反を
折り込み工程および溶着・裁断工程に連続的に供給して
いくことにより、自動的かつ連続的に包装袋1が製造さ
れるため、製造コストの低減化に貢献することができ
る。
折り込み工程および溶着・裁断工程に連続的に供給して
いくことにより、自動的かつ連続的に包装袋1が製造さ
れるため、製造コストの低減化に貢献することができ
る。
【0035】つぎに、包装袋1を前記第二の方法によっ
て製造する場合について説明する。第二の方法において
も、まず、原反ロールから引き出された原反に対してテ
ープ溶着工程でずれ防止用テープ40が溶着処理され、
これによって原反は、その裏面側の幅方向の適所で長手
方向に亘ってずれ防止用テープ40が積層された状態に
なる。
て製造する場合について説明する。第二の方法において
も、まず、原反ロールから引き出された原反に対してテ
ープ溶着工程でずれ防止用テープ40が溶着処理され、
これによって原反は、その裏面側の幅方向の適所で長手
方向に亘ってずれ防止用テープ40が積層された状態に
なる。
【0036】ついで、ずれ防止用テープ40の積層され
た原反は、折り込み工程で図1に示す谷折り線11a、
山折り線12aおよび谷折り線13aに対応した部分が
それぞれ自動的に折り込まれるとともに、互いに対応し
た側縁部13d,13dが拝み合わせされる。これによ
って原反は、裏シート30が内側になった状態の扁平な
異形の筒状になってつぎの溶着工程に送り込まれる。
た原反は、折り込み工程で図1に示す谷折り線11a、
山折り線12aおよび谷折り線13aに対応した部分が
それぞれ自動的に折り込まれるとともに、互いに対応し
た側縁部13d,13dが拝み合わせされる。これによ
って原反は、裏シート30が内側になった状態の扁平な
異形の筒状になってつぎの溶着工程に送り込まれる。
【0037】溶着工程では、折り込まれて異形の筒状に
なって引き出されつつある原反に対して順次、図1に点
描で示す部分、すなわち上縁部11b,13b、傾斜縁
部11c,12b,13cおよび側縁部13dがそれぞ
れ溶着処理され、つぎの切断工程に送り込まれる。
なって引き出されつつある原反に対して順次、図1に点
描で示す部分、すなわち上縁部11b,13b、傾斜縁
部11c,12b,13cおよび側縁部13dがそれぞ
れ溶着処理され、つぎの切断工程に送り込まれる。
【0038】切断工程では、引き出されつつある溶着処
理の施された原反に対し、当該原反を横断するように所
定ピッチで順次切断処理が施され、これによって包装袋
1の原形となる矩形状の方形袋が順次得られる。これら
の方形袋は、所定の枚数になるまで積層される。そし
て、方形袋が所定の枚数に到達すると、この積層方形袋
がつぎの裁断工程に送り込まれる。
理の施された原反に対し、当該原反を横断するように所
定ピッチで順次切断処理が施され、これによって包装袋
1の原形となる矩形状の方形袋が順次得られる。これら
の方形袋は、所定の枚数になるまで積層される。そし
て、方形袋が所定の枚数に到達すると、この積層方形袋
がつぎの裁断工程に送り込まれる。
【0039】そして、裁断工程では、送り込まれた積層
方形袋に対し、所定のカッター刃を用いた裁断処理が施
され、これによる余分な部分(図1の展開シート10に
おける傾斜縁部11c,12b,13cに囲まれた三角
形の部分)の裁断および切り口50の形成で図4に示す
ような包装袋1の複数枚が同時に得られる。
方形袋に対し、所定のカッター刃を用いた裁断処理が施
され、これによる余分な部分(図1の展開シート10に
おける傾斜縁部11c,12b,13cに囲まれた三角
形の部分)の裁断および切り口50の形成で図4に示す
ような包装袋1の複数枚が同時に得られる。
【0040】以下、本発明の作用について図5を基に説
明する。図5は、本発明の作用を説明するための斜視図
であり、(イ)は、おにぎりRが包装袋1によって包装
された状態、(ロ)は、包装袋1が破袋された状態をそ
れぞれ示している。包装袋1の袋本体3におにぎりRを
装填するに際しては、まず下部開口14が広げられ、図
4に矢印で示すように、おにぎりRがこの下部開口14
から袋本体3内に挿入される。引き続き袋本体3の下部
が折り曲げられ、この折り曲げられた部分が粘着テープ
などで袋本体3の表面に貼着されることにより、おにぎ
りRは、図5の(イ)に示すように、包装袋1によって
包装された状態になる。
明する。図5は、本発明の作用を説明するための斜視図
であり、(イ)は、おにぎりRが包装袋1によって包装
された状態、(ロ)は、包装袋1が破袋された状態をそ
れぞれ示している。包装袋1の袋本体3におにぎりRを
装填するに際しては、まず下部開口14が広げられ、図
4に矢印で示すように、おにぎりRがこの下部開口14
から袋本体3内に挿入される。引き続き袋本体3の下部
が折り曲げられ、この折り曲げられた部分が粘着テープ
などで袋本体3の表面に貼着されることにより、おにぎ
りRは、図5の(イ)に示すように、包装袋1によって
包装された状態になる。
【0041】このように包装されたおにぎりRを包装袋
1から取り出すに際しては、まず、図5の(イ)に二点
鎖線で示すように、袋本体3の上縁部11b,13bの
両端を指でそれぞれ摘持して最初は切り口50を境にし
てこねるようにし(具体的には切り口50を境にして上
縁部11b,13bに直交する方向であって剪断力が作
用するように互いに反対方向に引っ張り)、これによっ
て上縁部11b,13bの切り口50部分が若干裂かれ
た状態にする。
1から取り出すに際しては、まず、図5の(イ)に二点
鎖線で示すように、袋本体3の上縁部11b,13bの
両端を指でそれぞれ摘持して最初は切り口50を境にし
てこねるようにし(具体的には切り口50を境にして上
縁部11b,13bに直交する方向であって剪断力が作
用するように互いに反対方向に引っ張り)、これによっ
て上縁部11b,13bの切り口50部分が若干裂かれ
た状態にする。
【0042】ついで、左右の手の指で摘持している上縁
部11b,13bを左右に引き離す。これによって袋本
体3は、図5の(ロ)に示すように、切り口50を起点
にして左右に引き裂かれて縦方向に開封するため、この
開封口から内部のおにぎりRを取り出すことができる。
部11b,13bを左右に引き離す。これによって袋本
体3は、図5の(ロ)に示すように、切り口50を起点
にして左右に引き裂かれて縦方向に開封するため、この
開封口から内部のおにぎりRを取り出すことができる。
【0043】そして、本発明においては、切り口50の
近傍であって若干外寄りの位置のおもて部11には、そ
の裏シート30側に上下方向の全長に亘ってずれ防止用
テープ40が一体に溶着されているため、切り口50を
起点として袋本体3を下方に向けて切り裂いた際に、切
り裂き方向が袋本体3の側部に向かうことをずれ防止用
テープ40が阻止することになる。したがって、図6に
示す従来の包装袋100の場合には、切り裂き方向が包
装袋100の側部に向かい、これによって包装袋100
の上隅部のみが破断片104となって切り取られ、小さ
な破断開口が形成されることにより内部のおにぎりRを
取り出すことができなくなるような不都合を確実に防止
することができる。
近傍であって若干外寄りの位置のおもて部11には、そ
の裏シート30側に上下方向の全長に亘ってずれ防止用
テープ40が一体に溶着されているため、切り口50を
起点として袋本体3を下方に向けて切り裂いた際に、切
り裂き方向が袋本体3の側部に向かうことをずれ防止用
テープ40が阻止することになる。したがって、図6に
示す従来の包装袋100の場合には、切り裂き方向が包
装袋100の側部に向かい、これによって包装袋100
の上隅部のみが破断片104となって切り取られ、小さ
な破断開口が形成されることにより内部のおにぎりRを
取り出すことができなくなるような不都合を確実に防止
することができる。
【0044】本発明の包装袋1は、以上詳述したよう
に、おにぎりRを収納して包装する袋本体3と、該袋本
体3の縁部に設けられた切り口50と、該切り口50近
傍から破断方向に向けて袋本体3に形成されたずれ防止
用テープ40とを備えて構成されているため、袋本体3
の切り口50を介してその外側部分(上縁部11b,1
3bの両端)をそれぞれ指で摘んでそれぞれ互いに反対
方向に引っ張ることにより、袋本体3は切り口50に誘
導されてその部分から切り裂かれていくことになるが、
ずれ防止用テープ40による破断阻止で袋本体3がずれ
防止用テープ40を横断して裂けるようなことは起こら
ず、常にずれ防止用テープ40に沿って破断開口が形成
される。
に、おにぎりRを収納して包装する袋本体3と、該袋本
体3の縁部に設けられた切り口50と、該切り口50近
傍から破断方向に向けて袋本体3に形成されたずれ防止
用テープ40とを備えて構成されているため、袋本体3
の切り口50を介してその外側部分(上縁部11b,1
3bの両端)をそれぞれ指で摘んでそれぞれ互いに反対
方向に引っ張ることにより、袋本体3は切り口50に誘
導されてその部分から切り裂かれていくことになるが、
ずれ防止用テープ40による破断阻止で袋本体3がずれ
防止用テープ40を横断して裂けるようなことは起こら
ず、常にずれ防止用テープ40に沿って破断開口が形成
される。
【0045】そして、ずれ防止用テープ40に沿う破断
開口の大きさは、おにぎりRを容易に取り出し得る寸法
に設定されているため、切り口50を介して二つに引き
裂かれた袋本体3からおにぎりRを容易に取り出すこと
が可能になり、一部分しか破断しないことにより破断開
口からおにぎりRを容易に取り出し得なくなる従来の不
都合を解消することができる。
開口の大きさは、おにぎりRを容易に取り出し得る寸法
に設定されているため、切り口50を介して二つに引き
裂かれた袋本体3からおにぎりRを容易に取り出すこと
が可能になり、一部分しか破断しないことにより破断開
口からおにぎりRを容易に取り出し得なくなる従来の不
都合を解消することができる。
【0046】また、包装袋1は、下端部におにぎりRを
挿入する下部開口14を備えるように一枚の展開シート
10が折り畳まれることによって形成されているため、
包装袋1の構造が簡単なものになり、大量生産に適して
製造コストの低減化に貢献することができる。
挿入する下部開口14を備えるように一枚の展開シート
10が折り畳まれることによって形成されているため、
包装袋1の構造が簡単なものになり、大量生産に適して
製造コストの低減化に貢献することができる。
【0047】そしてこの場合、前記切り口50を袋本体
3の下部開口14と上下で対向する上縁部11b,13
bに形成し、前記ずれ防止用テープ40を、切り口50
近傍から下部開口14に向かって形成させるようにして
いるため、袋本体3は切り口50を介した破断操作でず
れ防止用テープ40に誘導されつつ縦裂きに切り裂かれ
る。したがって、おにぎりRの袋本体3内からの脱落を
抑えた上でおにぎりRを破断開口から容易に取り出すこ
とができる。
3の下部開口14と上下で対向する上縁部11b,13
bに形成し、前記ずれ防止用テープ40を、切り口50
近傍から下部開口14に向かって形成させるようにして
いるため、袋本体3は切り口50を介した破断操作でず
れ防止用テープ40に誘導されつつ縦裂きに切り裂かれ
る。したがって、おにぎりRの袋本体3内からの脱落を
抑えた上でおにぎりRを破断開口から容易に取り出すこ
とができる。
【0048】さらに、ずれ防止用テープ40を袋本体3
の裏面側に設けているため、ずれ防止用テープ40は袋
本体3の表面側から見えなくなり、ずれ防止用テープ4
0が視認されることによる見苦しさがなくなって包装袋
1は外嵌視を美麗なものにすることができる。
の裏面側に設けているため、ずれ防止用テープ40は袋
本体3の表面側から見えなくなり、ずれ防止用テープ4
0が視認されることによる見苦しさがなくなって包装袋
1は外嵌視を美麗なものにすることができる。
【0049】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0050】(1)上記の実施形態においては、被包装
物としておにぎりRが採用されているが、本発明の包装
袋は、被包装物がおにぎりRであることに限定されるも
のではなく、サンドイッチやホットドックなどのスナッ
ク食品などや、食品以外の手頃な大きさの各種の物品の
包装用としても好適に採用することができる。
物としておにぎりRが採用されているが、本発明の包装
袋は、被包装物がおにぎりRであることに限定されるも
のではなく、サンドイッチやホットドックなどのスナッ
ク食品などや、食品以外の手頃な大きさの各種の物品の
包装用としても好適に採用することができる。
【0051】(2)上記の実施形態においては、ずれ防
止用テープ40は、袋本体3のおもて部11の裏面側に
設けられているが、ずれ防止用テープ40の設置位置に
ついては特に限定はなく、おもて部11の表面側に設け
てもよいし、うら部13の表裏いずれに設けてもよい。
さらにずれ防止用テープ40をおもて部11およびうら
部13の双方に設けてもよい。
止用テープ40は、袋本体3のおもて部11の裏面側に
設けられているが、ずれ防止用テープ40の設置位置に
ついては特に限定はなく、おもて部11の表面側に設け
てもよいし、うら部13の表裏いずれに設けてもよい。
さらにずれ防止用テープ40をおもて部11およびうら
部13の双方に設けてもよい。
【0052】(3)上記の実施形態においては、ずれ防
止用テープ40は、おもて部11の切り口50近傍に上
下方向に延びるように1本だけが設けられているが、こ
れに代えて切り口50を挟んでその両側にそれぞれずれ
防止用テープ40を溶着してもよい。このように2本の
ずれ防止用テープ40で切り口50を挟むようにすれ
ば、袋本体3は2本のずれ防止用テープ40間で破断さ
れるため、破断開口の縁部が不規則な曲線になって見苦
しくなるような不都合が確実に防止される。
止用テープ40は、おもて部11の切り口50近傍に上
下方向に延びるように1本だけが設けられているが、こ
れに代えて切り口50を挟んでその両側にそれぞれずれ
防止用テープ40を溶着してもよい。このように2本の
ずれ防止用テープ40で切り口50を挟むようにすれ
ば、袋本体3は2本のずれ防止用テープ40間で破断さ
れるため、破断開口の縁部が不規則な曲線になって見苦
しくなるような不都合が確実に防止される。
【0053】(4)上記の実施形態においては、表シー
ト20に採用される紙様シートとして和紙が採用されて
いるが、本発明は、紙様シートが和紙であることに限定
されるものではなく、漉き模様が形成されたいわゆるレ
ーヨン紙などの合成紙であってもよいし、通常の合成樹
脂製のシートであってもよい。
ト20に採用される紙様シートとして和紙が採用されて
いるが、本発明は、紙様シートが和紙であることに限定
されるものではなく、漉き模様が形成されたいわゆるレ
ーヨン紙などの合成紙であってもよいし、通常の合成樹
脂製のシートであってもよい。
【0054】(5)上記の実施形態においては、ずれ防
止用テープ40が袋本体3のおもて部11に溶着あるい
は接着されているが、こうする代わりに予め展開シート
10用の原反シートの製造時に、当該原反シートにおけ
るずれ防止用テープが溶着される部分の厚み寸法を他の
部分の厚み寸法より厚くなるように前以て厚み設定して
原反シートを製造すれば、その後、ずれ防止用テープ4
0を袋本体3に溶着する必要がなくなり、その分製造コ
ストの低減化に貢献する。この場合、原反シートにおい
て線状で厚くなっている部分をずれ防止用テープ40と
みなすことができる。
止用テープ40が袋本体3のおもて部11に溶着あるい
は接着されているが、こうする代わりに予め展開シート
10用の原反シートの製造時に、当該原反シートにおけ
るずれ防止用テープが溶着される部分の厚み寸法を他の
部分の厚み寸法より厚くなるように前以て厚み設定して
原反シートを製造すれば、その後、ずれ防止用テープ4
0を袋本体3に溶着する必要がなくなり、その分製造コ
ストの低減化に貢献する。この場合、原反シートにおい
て線状で厚くなっている部分をずれ防止用テープ40と
みなすことができる。
【0055】(6)上記の実施形態においては、袋本体
3の上縁部11b,13bに切り口50が設けられ、こ
の切り口50を起点として袋本体3を縦裂きするように
なっているが、本発明は、袋本体3が縦裂きされるもの
であることに限定されるものではなく、被包装物の種類
によっては袋本体3を横裂きするようにしてもよい。こ
の場合には、切り口50は袋本体3の側部に形成される
とともに、ずれ防止用テープ40は袋本体3に横方向に
延びるように設けられる。
3の上縁部11b,13bに切り口50が設けられ、こ
の切り口50を起点として袋本体3を縦裂きするように
なっているが、本発明は、袋本体3が縦裂きされるもの
であることに限定されるものではなく、被包装物の種類
によっては袋本体3を横裂きするようにしてもよい。こ
の場合には、切り口50は袋本体3の側部に形成される
とともに、ずれ防止用テープ40は袋本体3に横方向に
延びるように設けられる。
【0056】(7)上記の実施形態においては、展開シ
ート10は、表シート20および裏シート30からなる
二層構造のものが採用されているが、本発明は、展開シ
ート10が二層構造であることに限定されるものではな
く、単層構造であってもよいし、三層構造以上のもので
あってもよい。
ート10は、表シート20および裏シート30からなる
二層構造のものが採用されているが、本発明は、展開シ
ート10が二層構造であることに限定されるものではな
く、単層構造であってもよいし、三層構造以上のもので
あってもよい。
【0057】(8)上記の実施形態においては、展開シ
ート10の上縁部11b,13bに半円状の切り口50
が設けられているが、本発明は、切り口50が半円状で
あることに限定されるものではなく、V字状であっても
よいし、短に直線状の切り込みであってもよい。
ート10の上縁部11b,13bに半円状の切り口50
が設けられているが、本発明は、切り口50が半円状で
あることに限定されるものではなく、V字状であっても
よいし、短に直線状の切り込みであってもよい。
【0058】(9)上記の実施形態においては、展開シ
ート10の各側縁部13dが互いに拝み合せで溶着され
ているが、本発明は、側縁部13d同士が拝み合せで溶
着されることに限定されるものではなく、封筒で採用さ
れているような、いわゆる封筒合せで側縁部13d同士
を溶着してもよい。
ート10の各側縁部13dが互いに拝み合せで溶着され
ているが、本発明は、側縁部13d同士が拝み合せで溶
着されることに限定されるものではなく、封筒で採用さ
れているような、いわゆる封筒合せで側縁部13d同士
を溶着してもよい。
【0059】(10)上記の実施形態においては、裏シ
ート30としてポリエチレン(PE)製あるいはポリプ
ロピレン(PP)のフィルムが採用されているが、本発
明は、裏シート30がPE製またはPP製であることに
限定されるものではなく、ポリビニルクロライド(PV
C)、ポリスチレン(PS)、ポリアミド(PA)、ポ
リカーボネート(PC)あるいはポリエチレンテレフタ
レート(PEТ)などのフィルム化に適した熱可塑性合
成樹脂材料であればどのようなものでも適用可能であ
る。
ート30としてポリエチレン(PE)製あるいはポリプ
ロピレン(PP)のフィルムが採用されているが、本発
明は、裏シート30がPE製またはPP製であることに
限定されるものではなく、ポリビニルクロライド(PV
C)、ポリスチレン(PS)、ポリアミド(PA)、ポ
リカーボネート(PC)あるいはポリエチレンテレフタ
レート(PEТ)などのフィルム化に適した熱可塑性合
成樹脂材料であればどのようなものでも適用可能であ
る。
【0060】(11)上記の実施形態においては、ずれ
防止用テープ40として一軸延伸処理の施されたポリプ
ロピレン(OP)が採用されているが、本発明は、ずれ
防止用テープ40が一軸延伸処理の施されたポリプロピ
レン(OP)であることに限定されるものではなく、二
軸延伸処理の施されたOPや、一軸または二軸延伸処理
の施されたポリビニルクロライド(PVC)、ポリスチ
レン(PS)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート
(PC)あるいはポリエチレンテレフタレート(PE
Т)などを用いてもよいし、ポリテトラハロエチレン
(PТHE)のように本来的に強靭なフィルムの場合
は、特に延伸処理の施されていないものもずれ防止用テ
ープ40として採用することができる。さらに、溶着処
理に関して裏シート30と相性さえよければ、ずれ防止
用テープ40が熱可塑性合成樹脂材料であることに限定
されるものではなく、セルロース系の天然繊維(綿や麻
など)や合成繊維(アセテートなど)からなるものを採
用してもよい。すなわち、裏シート30と相性がよく、
かつ、引張り強度の大きい材料であればどのようなもの
でもずれ防止用テープ40として適用可能である。
防止用テープ40として一軸延伸処理の施されたポリプ
ロピレン(OP)が採用されているが、本発明は、ずれ
防止用テープ40が一軸延伸処理の施されたポリプロピ
レン(OP)であることに限定されるものではなく、二
軸延伸処理の施されたOPや、一軸または二軸延伸処理
の施されたポリビニルクロライド(PVC)、ポリスチ
レン(PS)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート
(PC)あるいはポリエチレンテレフタレート(PE
Т)などを用いてもよいし、ポリテトラハロエチレン
(PТHE)のように本来的に強靭なフィルムの場合
は、特に延伸処理の施されていないものもずれ防止用テ
ープ40として採用することができる。さらに、溶着処
理に関して裏シート30と相性さえよければ、ずれ防止
用テープ40が熱可塑性合成樹脂材料であることに限定
されるものではなく、セルロース系の天然繊維(綿や麻
など)や合成繊維(アセテートなど)からなるものを採
用してもよい。すなわち、裏シート30と相性がよく、
かつ、引張り強度の大きい材料であればどのようなもの
でもずれ防止用テープ40として適用可能である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の包装袋
は、上端部にシール部を有する下端方向開放型の袋本体
には、前記上端縁に袋本体を切断するための切断用切り
口が設けられ、且つ袋本体内には前記切り口を起点とし
た切断方向の少なくとも一方側に切断方向のずれ防止用
テープが設けられているため、袋本体の切り口を介して
その外側部分をそれぞれ指で摘み、それぞれ互いに反対
方向に引っ張ることにより、袋本体は切り口から左右に
破断するが、ずれ防止用テープによる破断阻止で袋本体
がずれ防止用テープを横断して裂けるようなことは起こ
らず、従来のように袋本体の一部のみが破断するような
不都合が確実に防止され、包装袋全体がスムーズに切断
開封されることで常にきれいな破断開口を形成させるこ
とができる。
は、上端部にシール部を有する下端方向開放型の袋本体
には、前記上端縁に袋本体を切断するための切断用切り
口が設けられ、且つ袋本体内には前記切り口を起点とし
た切断方向の少なくとも一方側に切断方向のずれ防止用
テープが設けられているため、袋本体の切り口を介して
その外側部分をそれぞれ指で摘み、それぞれ互いに反対
方向に引っ張ることにより、袋本体は切り口から左右に
破断するが、ずれ防止用テープによる破断阻止で袋本体
がずれ防止用テープを横断して裂けるようなことは起こ
らず、従来のように袋本体の一部のみが破断するような
不都合が確実に防止され、包装袋全体がスムーズに切断
開封されることで常にきれいな破断開口を形成させるこ
とができる。
【0062】したがって、切り口を介して二つに引き裂
かれた袋本体から被包装物を容易に取り出すことが可能
になり、一部分しか破断しないことにより破断開口から
被包装物を容易に取り出し得なくなるような従来の不都
合を解消することができる。
かれた袋本体から被包装物を容易に取り出すことが可能
になり、一部分しか破断しないことにより破断開口から
被包装物を容易に取り出し得なくなるような従来の不都
合を解消することができる。
【図1】本発明に係る包装袋の展開シートの第1実施形
態を示す裏面側から見た展開図である。
態を示す裏面側から見た展開図である。
【図2】図1に示す展開シートのA−A線断面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す展開シートを折り畳んで得られた異
形筒体示す斜視図である。
形筒体示す斜視図である。
【図4】図3に示す異形筒体の上部を溶着処理すること
によって形成された包装袋を示す斜視図である。
によって形成された包装袋を示す斜視図である。
【図5】本発明の作用を説明するための斜視図であり、
(イ)は、おにぎりが包装袋によって包装された状態、
(ロ)は、包装袋が破袋された状態をそれぞれ示してい
る。
(イ)は、おにぎりが包装袋によって包装された状態、
(ロ)は、包装袋が破袋された状態をそれぞれ示してい
る。
【図6】従来の包装袋を例示する斜視図である。
1 包装袋 2 異形筒体
3 袋本体 10 展開シート
11 おもて部 11a 谷折り線
11b 上縁部 11c 傾斜縁部
12 蛇腹部 12a 山折り線
12b 傾斜縁部 13 うら部
13a 谷折り線 13b 上縁部
13c 傾斜縁部 13d 側縁部
14 下部開口 20 表シート
30 裏シート 40 ずれ防止用テープ
50 切り口
Claims (4)
- 【請求項1】 上端縁にシール部を有する下端方向開放
型の袋本体であって、前記上端縁には、袋本体を切断す
るための切断用切り口が設けられ、且つ袋本体内には前
記切り口を起点とした切断方向の少なくとも一方側に切
断方向のずれ防止用テープが設けられてなることを特徴
とする包装袋。 - 【請求項2】 前記ずれ防止用テープは、前記切断用切
り口の両側に設けられてなることを特徴とする請求項1
記載の包装袋。 - 【請求項3】 前記袋本体は、紙様シートと、この紙様
シートに積層された合成樹脂製のフィルムとからなる複
合シートにより形成されてなることを特徴とする請求項
1または2記載の包装袋。 - 【請求項4】 前記ずれ防止用テープは、袋本体内の表
裏両面側または表裏面のいずれか一方側に設けられてな
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103886A JP2003291986A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103886A JP2003291986A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003291986A true JP2003291986A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29242776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002103886A Pending JP2003291986A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003291986A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006166817A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Sanpo Kk | 成形米飯食品包装用シート体の製造方法及び包装付き成形米飯食品 |
JP2008143602A (ja) * | 2008-01-29 | 2008-06-26 | Spl:Kk | ピロー包装機用巻取原反 |
JP2014129115A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Asahi Kasei Pax Corp | ガゼット袋、包装体及び包装体の開封方法 |
JP2016101937A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 不二精機株式会社 | 袋入り食品 |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002103886A patent/JP2003291986A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006166817A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Sanpo Kk | 成形米飯食品包装用シート体の製造方法及び包装付き成形米飯食品 |
JP2008143602A (ja) * | 2008-01-29 | 2008-06-26 | Spl:Kk | ピロー包装機用巻取原反 |
JP2014129115A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Asahi Kasei Pax Corp | ガゼット袋、包装体及び包装体の開封方法 |
JP2016101937A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 不二精機株式会社 | 袋入り食品 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040416 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040707 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040903 |