JP2003291306A - 印刷機のパウダー装置 - Google Patents
印刷機のパウダー装置Info
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- JP2003291306A JP2003291306A JP2002100305A JP2002100305A JP2003291306A JP 2003291306 A JP2003291306 A JP 2003291306A JP 2002100305 A JP2002100305 A JP 2002100305A JP 2002100305 A JP2002100305 A JP 2002100305A JP 2003291306 A JP2003291306 A JP 2003291306A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F23/00—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
- B41F23/04—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
- B41F23/06—Powdering devices, e.g. for preventing set-off
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Abstract
る。 【解決手段】 排紙チェーン6の爪15にくわえられて
搬送する紙16の印刷面にスプレーノズル21からパウ
ダー33が散布される。遮蔽カバー22を覆うスプレー
ノズル21の一端は回転体30の周面に近接され、他端
には先端が紙搬送経路に臨むブラシ23が取り付けられ
ている。回転体30はスプレーノズル21の紙搬送方向
下流側に設けられ、周面に爪竿10が対向する切欠部3
1が設けられている。回転体30は紙搬送方向Aと同じ
方向かつ同じ速度で回転し、回転体30の切欠部31以
外の周面32が紙ガイド18に近接する。
Description
において、紙積板上に積載される紙と紙の間で未乾燥の
インキが裏移りしないように、印刷面にパウダーを吹き
付ける印刷機のパウダー装置に関する。
は、実用新案登録第2578195号公報に開示された
ものがある。ここに開示されたものは、排紙チェーンの
爪に保持されて搬送される紙の印刷面にパウダーを吹き
付けるスプレーと、このスプレーを挟んで紙搬送方向上
流側と下流側に設けられパウダーの飛散を規制する遮蔽
部材と、これら遮蔽部材に設けられ前記爪に摺接させた
ブラシとを備えている。このような構成において、紙の
印刷面に向かってスプレーから吹き付けられたパウダー
は、遮蔽部材とブラシとによって遮蔽されるので、周辺
部に飛散するのが防止される。
た従来の印刷機のパウダー装置においては、ブラシが遮
蔽部材に固定された構造であって、爪がブラシを通過す
るときにブラシを爪から退避させる構造ではなかった。
したがって、爪全体をブラシで摺接させるようにブラシ
を位置付けると、ブラシによって爪の走行が阻害されて
しまったり、摺接するときにブラシの植毛が引き抜から
れ飛散するようなことがあるので、ブラシを爪の一部に
しか摺接させることができなかった。このため、ブラシ
を爪の先端に保持された紙に近づけるのには自ずと限度
があり、ブラシの先端と搬送される紙を支承する紙ガイ
ドとの間には、比較的大きな隙間が形成されてしまい、
この隙間からパウダーが周辺部に飛散してしまうという
問題があった。
たものであり、その目的とするところは、パウダーの飛
散を防止した印刷機のパウダー装置を提供することにあ
る。
に、請求項1に係る発明は、印刷されたシート状物を保
持するシート保持手段を備えたシート搬送手段と、この
シート搬送手段によって搬送している前記シート状物の
印刷面に向けてパウダーを散布するパウダー散布手段と
を備えた印刷機のパウダー装置において、前記パウダー
散布手段よりもシート搬送方向下流側に設けられ、移動
する前記シート保持手段と対向する切欠部を有し、回転
自在に支持された回転体を備えたものである。したがっ
て、シート搬送手段が走行することによって移動するシ
ート保持手段が、シート搬送手段の走行に同期して回転
する回転体の切欠部に対向し、回転体の切欠部が設けら
れた部位以外の周面は紙ガイド部材に近接した状態で対
向する。
係る発明において、前記シート搬送手段を無端状の搬送
チェーンによって形成し、前記回転体の周面によって搬
送している前記シート状物をガイドするようにしたもの
である。したがって、搬送チェーンによって搬送してい
るシート状物は回転体の周面と紙ガイド部材とに挟まれ
て波立つことが規制される。
係る発明において、前記シート搬送手段が回転自在に支
持された胴である。したがって、胴の周面の切欠部に設
けたシート保持手段は、胴の回転に伴って移動すること
により、胴の回転に同期して回転する回転体の切欠部に
対向し、回転体の切欠部が設けられた部位以外の周面が
胴に近接した状態で対向する。
係る発明において、前記回転体が前記シート状物を保持
する第2のシート保持手段を有するものである。したが
って、胴を回転体としても利用できる。
係る発明において、前記パウダー散布手段を覆うように
して、前記パウダー散布手段よりもシート搬送方向上流
側から前記回転体までの範囲を覆うカバーを設けたもの
である。したがって、パウダー散布手段がシート状物搬
送方向上流側と下流側において、カバーと回転体とによ
って覆われる。
基づいて説明する。図1は本発明に係る印刷機のパウダ
ー装置を適用した枚葉輪転印刷機の排紙装置の側面図で
ある。図2は同じく要部の側面図、図3は同じくパウダ
ーの散布する動作を説明するために拡大して示す側面図
である。
転印刷機の排紙装置には、側面視で略逆L字状に形成さ
れ、図示を省略したステー等によって互いに対向するよ
うに連結された左右一対の排紙フレーム2,2が備えら
れている。これら左右の排紙フレーム2,2の各水平部
2a,2aの後端部には、左右一対のスプロケット3,
3が回転自在に枢着されている。
する排紙胴の両端軸には、左右一対のスプロケット5,
5が軸着されており、これら各スプロケット3,3と各
スプロケット5,5との間には、シート搬送手段として
の左右一対の排紙チェーン6,6が張架されている。こ
れら排紙チェーン6,6は、上下のチェーンガイド7,
8に挟持されるように案内され、原動側から駆動される
スプロケット3の回転により、図中矢印A方向に走行す
る。
図3に拡大して示すように、爪軸11と爪台軸12とを
備えた複数個の爪竿10が一定間隔おいて支架されてお
り、これら各爪竿10には、爪13と爪台14とからな
る複数組のくわえ爪装置15が軸方向に並設されてい
る。印刷ユニットの最終胴4に設けられた爪から排紙チ
ェーン6のくわえ爪装置15に先端部がくわえ替えられ
たシート状物としての紙16は、くわえ爪装置15の走
行により矢印A方向に搬送される。
送方向に3分割された紙ガイド17,18,19が搬送
経路に沿って支架されており、搬送される紙16を支承
して案内するように構成されている。排紙チェーン6の
始端部から斜め上方に向かう立ち上がり部における紙1
6の搬送経路の斜め上方には、図示を省略したエア源に
接続されたパウダー散布手段としてのスプレー管20が
左右の排紙フレーム2,2間に支架されている。
ーノズル21が並設されており、搬送中の紙16にパウ
ダーを吹き付けるように構成されている。22はスプレ
ーノズル21を覆う遮蔽カバーであって、左右の排紙フ
レーム2,2間に延在し、これら左右の排紙フレーム
2,2に支架されている。この遮蔽カバー22は、断面
が略クランク状に形成されて一端が後述する回転体30
の周面に近接したスプレー用カバー部22aと、このス
プレー用カバー部22aの一端から延設され回転体30
の周面を覆う回転体用カバー部22bとによって形成さ
れている。また、この遮蔽カバー22のスプレー用カバ
ー部22aの他端には、ブラシ23が固定されており、
このブラシ23の先端は、スプレーノズル21から紙搬
送方向(矢印A方向)の上流側において、走行するくわ
え爪装置15に摺接するように位置付けられている。す
なわち、この遮蔽カバー22は、スプレーノズル21を
覆うようにして、紙搬送方向の上流側から回転体30ま
での範囲を覆っている。なお、本実施の形態では、遮蔽
カバー22の回転体カバー部22bによって回転体30
の周面まで覆うようしているが、スプレー用カバー部2
2aだけでもよく、要はスプレーノズル21から紙搬送
方向下流側において、遮蔽カバー22と回転体30との
間からパウダー33が飛散しないような構造とすればよ
い。
方には、排紙フレーム2の水平部2aから昇降チェーン
24によって吊り下げられた紙積台25と、この紙積台
25上に載置された紙積板26とが備えられている。排
紙チェーン6のくわえ爪装置15にくわえられて排紙チ
ェーン6の走行によって搬送されてきた紙16は、搬送
終端部においてくわえ爪装置15のくわえから解放さ
れ、紙積板26上に落下して積載されるように構成され
ている。以上説明した排紙ないしはパウダー装置につい
ては、従来から知られている枚葉輪転印刷機のパウダー
装置と格別変わるところはない。
説明する。回転体30は前記スプレー管20から紙搬送
方向の下流側に設けられ、略円柱状に形成されており、
周面の一部に断面が台形状に形成され上述した爪竿10
とくわえ爪装置15が嵌入可能な切欠部31が軸線方向
全体にわたって設けられ、切欠部31以外の周面が紙1
6をガイドするガイド面32を形成している。この回転
体30は、左右の排紙フレーム2,2間に回転自在に支
持された回転軸29に軸着され、この回転軸29が原動
側から駆動されることにより回転し、回転体30の回転
方向および周速度が、くわえ爪装置15にくわえられて
搬送される紙16の搬送方向Aおよび搬送速度と同一に
なるように回転する。
ェーン6のくわえ爪装置15,15間の間隔と同一にな
るように設定され、かつ回転体30の回転は、排紙チェ
ーン6によって走行する爪竿10とくわえ爪装置15と
が切欠部31に対向するように、排紙チェーン6の走行
と同期している。したがって、回転体30の切欠部31
に排紙チェーン6のくわえ爪装置15が対向した後、回
転体30が1回転することにより、次のくわえ爪装置1
5が回転体30の切欠部31に対向する。
右の排紙フレーム2,2間に延在し、回転体30の周面
であるガイド面32が紙ガイド18に近接するように位
置付けられている。すなわち、回転体30の切欠部31
を除くガイド面32が紙搬送経路に臨んでいるときに
は、ガイド面32と紙ガイド18との間に形成される隙
間は、搬送される紙16が通過できる程度のわずかな間
隔に設定されている。
ダー装置におけるパウダーの散布動作を説明する。印刷
ユニットで印刷され、印刷ユニットの最終胴4の爪から
排紙チェーン6のくわえ爪装置15にくわえ替えされた
紙16は、紙ガイド17,18によって支承されなが
ら、印刷面を上にして矢印A方向に搬送される。回転体
30の切欠部31に排紙チェーン6の爪竿10とくわえ
爪装置15が対向すると、紙16の始端部がスプレーノ
ズル21に対向した位置に位置付けられるので、スプレ
ーノズル21から散布されたパウダー33が紙16の印
刷面に吹き付けられる。
り、紙ガイド18には回転体30のガイド面32が対向
し、紙ガイド18とガイド面32との間に形成される隙
間の間隔がきわめて小さく設定されていることにより、
この回転体30によってパウダー33が紙搬送方向の下
流側に飛散するのが規制されるので、紙16上に定着す
るパウダー33の割合が増加する。
間に形成される隙間の間隔がきわめて小さく設定されて
いることにより、図3に示すように、紙16がこの隙間
を通過する際にエアー34の流れが発生し、このエアー
34が紙16の表面側に向かって流れるので、このエア
ー34の流れによってパウダー33が確実に紙16上に
定着する。
によってスプレーノズル21を覆い、この遮蔽カバー2
2の一端が回転体30の周面に近接し、他端に固定した
ブラシ23の先端が、スプレーノズル21から紙搬送方
向上流側において、走行するくわえ爪装置15に摺接す
るように位置付けられている。したがって、スプレーノ
ズル21から散布されたパウダー33は、これら遮蔽カ
バー22とブラシ23とによって紙搬送方向の上流側へ
の飛散も規制される。
部31を除くガイド面32が紙搬送経路に臨んでいると
きには、ガイド面32と紙ガイド18との間に形成され
る隙間は、搬送される紙16が通過できる程度のわずか
な間隔に設定されていることにより、紙16はこのガイ
ド面32と紙ガイド18とに挟まれて波立つようなこと
がなく円滑に案内される。しかも、上述したように、回
転体30の回転方向および周速度が、くわえ爪装置15
にくわえられて搬送される紙16の搬送方向Aおよび搬
送速度と同一になるように設定されていることにより、
ガイド面32によって紙16の印刷面に傷が付くような
ことがない。
であって、互いに対向するチェーンガイド7,8間の間
隔Wが狭く、回転体30の周面が排紙チェーン6の戻り
経路に臨んでいる場合を示したものである。この場合に
は、紙16をくわえて走行するくわえ爪装置15が回転
体30の切欠部31に対向したときに、排紙チェーン6
の戻り経路のくわえ爪装置15が、紙16をくわえて走
行するくわえ爪装置15,15間の中間に位置するよう
にスプロケット3の位置を設定している。したがって、
排紙チェーン6の戻り経路を走行する爪16も回転体3
0の切欠部31に対向する。
の配列図である。この第2の実施の形態においては、シ
ート搬送手段を渡し胴40とし、この渡し胴40の爪4
2にくわえられて搬送される紙16の印刷面に、スプレ
ーノズル21からパウダー33を散布するようにしたも
のである。すなわち、スプロケット5が端軸に軸着され
た排紙胴の周面に渡し胴40が対接し、この渡し胴40
の周面には圧胴43が対接している。渡し胴40の周面
には、円周方向に2等分された位置に一対の切欠部4
1,41が形成され、これら切欠部41,41のそれぞ
れには、爪42,42が設けられている。
れた位置に一対の切欠部44,44が形成され、これら
切欠部44,44のそれぞれには、爪45,45が設け
られている。この圧胴43の周面にはゴム胴46が対接
し、このゴム胴46の周面には版胴47が対接してい
る。
から渡し胴40による紙搬送方向である矢印B方向の下
流側に、互いの周面どうしがわずかな間隔をおいて並設
された回転体48が回転自在に支持されている。この回
転体48は渡し胴40と同じ径に形成され、原動側の駆
動により渡し胴40による紙搬送方向である矢印B方向
と同じ方向、すなわち図中時計方向に回転し、回転速度
も渡し胴40の回転速度と同じ速度に設定されている。
等分された位置に一対の切欠部49,49が設けられ、
これら切欠部49,49は、回転体48と渡し胴40が
回転することにより、渡し胴40の各爪42,42に対
向するように構成されている。スプレーノズル21を覆
う遮蔽カバー22の一端は、回転体48の周面に近接
し、他端に固定したブラシ23の先端は、渡し胴40に
よる紙搬送方向である矢印B方向上流側において渡し胴
40の周面に近接している。
胴43との対接点を通過したときに表面が印刷された紙
16は、圧胴46の爪45から渡し胴40の爪42にく
わえ替えられることにより、渡し胴42の回転によって
矢印B方向に搬送される。渡し胴42によって搬送され
る紙16は、スプレーノズル21からパウダー33が印
刷面に散布される。
方向の下流側において、渡し胴40の周面にわずかな間
隔をおいて回転体48の周面が対向していることによ
り、散布されたパウダーが渡し胴40と回転体48の対
向する位置から紙搬送方向の下流側への飛散を規制する
ことができる。また、スプレーノズル21を覆う遮蔽カ
バー22とブラシ23とによって、パウダー33がこれ
ら遮蔽カバー22とブラシ23の外側に飛散するのを防
止できるので、スプレーノズル21から散布されたパウ
ダー33は、紙16上に定着するパウダー33の割合が
増加する。
シート搬送手段である渡し胴40の爪42が渡し胴40
の周面から突出している量がわずかであり、上述した第
1の実施の形態における爪竿10が排紙チェーン6から
突出している量よりも少ない。したがって、回転体48
に爪42が対向する切欠部49を設けずに、回転体48
を渡し胴40に近接させることもできる。このように回
転体48に切欠部49を設けない場合には、渡し胴40
の爪42に切欠部49を対向させる必要がないから、回
転体48の径を渡し胴48の径と同一にする必要がな
く、小径に形成することができる。このため、スプレー
ノズル21の紙搬送方向上流側のスペースに、遮蔽カバ
ー22およびブラシ23の替わりに回転体を設置できる
ようになり、スプレーノズル21の紙搬送方向の上流側
と下流側に2本の回転体を設置することにより、パウダ
ー33の飛散をより確実に防止することができる。ま
た、第1および第2の実施の形態においては、紙16の
表面にパウダー33を散布する構造であるから、両面印
刷だけでなく紙16の表面のみを印刷する片面印刷にも
適用できる。
の配列図である。この第3の実施の形態においては、両
面印刷を行い裏面にパウダー33を散布する場合を示し
たもので、回転体としての渡し胴40と圧胴54との間
にシート搬送手段としての別の渡し胴50を備え、紙1
6が渡し胴50によって搬送されているときに、スプレ
ーノズル21によってパウダー33を散布するようにし
たものである。
れた爪56から渡し胴50の切欠部51に設けられた爪
52にくわえ替えられた紙16の裏面に、ノズルスプレ
ー21から散布されたパウダー33が吹き付けられる。
次いで、渡し胴50の爪42から渡し胴40の爪42に
くわえ替えられ、さらに排紙チェーン6のくわえ爪装置
15にくわえ替えられて裏面が下方を向くようにして排
紙チェーン6によって搬送される。
向(矢印C方向)の下流側に位置する渡し胴40の周面
が渡し胴50の周面に対接していることにより、スプレ
ーノズル21から散布されたパウダー33が渡し胴50
と渡し胴40との対接位置から紙搬送方向の下流側への
飛散を規制することができる。また、スプレーノズル2
1を覆う遮蔽カバー22とブラシ23とによって、パウ
ダー33がこれら遮蔽カバー22とブラシ23の外側へ
の飛散を防止できるので、スプレーノズル21から散布
されたパウダー33は、紙16上に定着するパウダー3
3の割合が増加する。
50の爪52から紙16をくわえ替える爪42が設けら
れた渡し胴40を、回転体として利用したことにより既
存の構成のままでパウダー33の飛散を規制することが
できるから、構造が簡素化されるばかりでなく部品点数
も削減できる。この第3の実施の形態においては、紙1
6の裏面にパウダー33を散布する構造としているか
ら、紙16の表面のみを印刷する片面印刷には適用する
ことはできず、両面印刷のみに適用可能である。
明によれば、回転体の切欠部が設けられた部位以外の周
面を搬送される紙に近接させることができるから、回転
体の周面と紙ガイドとの間に最小限の隙間しか形成され
ないのでパウダーの飛散を防止することができる。
チェーンによって搬送されているシート状物は回転体の
ガイド面と紙ガイドとに挟まれて波立つことが規制され
るから、紙の印刷面に傷が付くようなことを防止できる
だけでなく、紙の印刷面にパウダーを確実に定着させる
ことができる。
体の切欠部が設けられた部位以外の周面を胴に近接させ
ることができるから、回転体の周面と胴の周面との間に
最小限の隙間しか形成されないのでパウダーの飛散を防
止できる。
ト状物を保持する第2のシート保持手段を有する回転体
によってパウダーの飛散を防止することができるととも
に、構造が簡素化されるばかりでなく部品点数も削減で
きる。
ダー散布手段が紙の搬送方向上流側と下流側において、
カバーと回転体とによって覆われるから、パウダーの飛
散を防止できる。
た枚葉輪転印刷機の排紙装置の側面図である。
た枚葉輪転印刷機の排紙装置における要部の側面図であ
る。
た枚葉輪転印刷機の排紙装置において、パウダーの散布
動作を説明するために拡大して示す側面図である。
第1の実施の形態の変形例を示す要部の側面図である。
である。
である。
0…爪竿、15…くわえ爪装置、17,18,19…紙
ガイド、21…スプレーノズル、22…遮蔽カバー、2
3…ブラシ、30,48…回転体、31,49…切欠
部、32…ガイド面、33…パウダー、34…エアー、
40,50…渡し胴、41…切欠部、42,52…爪、
43,54…圧胴。
Claims (5)
- 【請求項1】 印刷されたシート状物を保持するシート
保持手段を備えたシート搬送手段と、 このシート搬送手段によって搬送している前記シート状
物の印刷面に向けてパウダーを散布するパウダー散布手
段とを備えた印刷機のパウダー装置において、 前記パウダー散布手段よりもシート状物搬送方向下流側
に設けられ、移動する前記シート保持手段と対向する切
欠部を有し、回転自在に支持された回転体を備えたこと
を特徴とする印刷機のパウダー装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷機のパウダー装置に
おいて、 前記シート搬送手段を無端状の搬送チェーンによって形
成し、 前記回転体の周面によって搬送している前記シート状物
をガイドすることを特徴とする印刷機のパウダー装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の印刷機のパウダー装置に
おいて、 前記シート搬送手段が回転自在に支持された胴であるこ
とを特徴とする印刷機のパウダー装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の印刷機のパウダー装置に
おいて、 前記回転体が前記シート状物を保持する第2のシート保
持手段を有することを特徴とする印刷機のパウダー装
置。 - 【請求項5】 請求項1記載の印刷機のパウダー装置に
おいて、 前記パウダー散布手段を覆うようにして、前記パウダー
散布手段よりもシート搬送方向上流側から前記回転体ま
での範囲を覆うカバーを設けたことを特徴とする印刷機
のパウダー装置。
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