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JP2003289586A - ホームネットワーク - Google Patents

ホームネットワーク

Info

Publication number
JP2003289586A
JP2003289586A JP2002092423A JP2002092423A JP2003289586A JP 2003289586 A JP2003289586 A JP 2003289586A JP 2002092423 A JP2002092423 A JP 2002092423A JP 2002092423 A JP2002092423 A JP 2002092423A JP 2003289586 A JP2003289586 A JP 2003289586A
Authority
JP
Japan
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home
wireless sensor
security
sensor
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002092423A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachihiro Noguchi
祥宏 野口
Takashi Shimada
敬士 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP2002092423A priority Critical patent/JP2003289586A/ja
Publication of JP2003289586A publication Critical patent/JP2003289586A/ja
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  • Alarm Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各種センサの設置をユーザが行うことにより、
家庭内のセキュリティシステムをユーザが容易に構築で
きるホームネットワークの提供。 【解決手段】 表示/制御ターミナル21は、ワイヤレ
スセンサ25a〜25nを設置するためのセンサ設定モ
ードを表示し、これが選択可能になっている。宅内セキ
ュリティ親装置27は、センサ設定モードが選択される
と、所定の識別コードを使用してワイヤレスセンサ25
a〜25nとの間で通信を行い、ワイヤレスセンサがそ
の所定の識別コードを受信してその識別コードが自己が
有する識別コードと一致する旨の応答がワイヤレスセン
サからあった場合に、その一致した識別コードを表示/
制御ターミナル21に通知する。表示/制御ターミナル
21は、その通知された識別コードを表示部に表示さ
せ、その表示された識別コードに対応するワイヤレスセ
ンサの配置場所をユーザが入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン、白物家
電(冷蔵庫、エアコンなど)や設備機器(給湯器、人体
検知センサ、温度センサ、電気錠など)からなるシステ
ムを対象としたホームネットワークに関するものであ
る。また、本発明は、ユーザが各種のセンサを適宜な場
所に配置することにより、ユーザ自身が容易にセキュリ
ティシステムを構築することができるようにしたホーム
ネットワークである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやインタ
ーネットの一般家庭内への普及、さらには通信機能を備
えた情報家電が急速な普及している。このため、家庭内
にネットワーク(ホームネットワーク)を構築し、パー
ソナルコンピュータのネットワーク化、インターネット
の共有接続、白物家電や設備機器の制御のネットワーク
化などの取り組みが進んできている。
【0003】図8は、従来からのホームネットワークの
構成の一例を示す。このホームネットワークは、図8に
示すようにホームネットワーク・表示/制御ターミナル
1を有し、このホームネットワーク・表示/制御ターミ
ナル1に対して、家庭内に配置された、宅内セキュリテ
ィ・ネットワーク2と、電力モニタコントロール・ネッ
トワーク3と、給湯コントロール・ネットワーク4とが
それぞれ接続されている。さらに、ホームネットワーク
・表示/制御ターミナル1は、がインターネット・サー
ビス・プロバイダ5を介してインターネット6に接続さ
れるようになっている。
【0004】宅内セキュリティ・ネットワーク2は、家
庭内の各部の戸や窓の戸締りの状況を検知する複数の戸
締りセンサ7と、その戸締りセンサ7からの戸締りの状
況を収集する宅内セキュリティ・インタフェース8とか
らなっている。宅内セキュリティ・インタフェース8で
収集された戸締りの状況は、ホームネットワーク・表示
/制御ターミナル1に伝達されるようになっている。
【0005】電力モニタコントロール・ネットワーク3
は、エアコン9、冷蔵庫10、照明11などの白物家電
のモニタリングや制御を電灯線12を使用して行うもの
であり、各機器のモニタリング/制御情報は、電力モニ
タコントロール・インタフェース13が電灯線12を使
用してホームネットワーク・表示/制御ターミナル1に
伝達するようになっている。
【0006】給湯コントロール・ネットワーク4は、屋
外に設置しているガス給湯器14と、室内の台所や浴室
に設置しているコントローラ15と、給湯制御インタフ
ェース16とからなり、これらは2線のケーブル17で
接続されている。また、給湯制御インタフェース16
は、2線のケーブルによりホームネットワーク・表示/
制御ターミナル1と接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
ように、上記のような各種の機器を総合的にネットワー
ク化し、1つのホームネットワーク・表示/制御ターミ
ナル1からそのすべての機器を表示/制御できるように
すると、以下の不具合がある。すなわち、その各種の機
器の仕様に応じた独自の各インタフェース8、13、1
6と、その各種の機器の表示/制御用のソフトウェアと
を、各種のネットワーク2〜4の個数分だけ用意する必
要がある。
【0008】また、ホームネットワーク・表示/制御タ
ーミナル1には、接続される各ネットワーク2〜4をす
べて表示/制御できる統合的なソフトウェアを用意する
必要がある。そのためにターミナルの高性能が要求さ
れ、その価格も高くなる。さらに、ホームネットワーク
・表示/制御ターミナル1に将来的に新たな宅内ネット
ワークを追加するといった場合にその追加が難しく、そ
の結果、ホームネットワークに拡張性を持たせることが
できないという不都合がある。
【0009】その一方、ホームネットワークに拡張性を
持たせることに加え、種類の異なるネットワーク同士の
連携動作を行えるようにすることが望まれる。さらに、
最近では、施錠を壊すなどにより家屋へ侵入する犯罪が
増加する傾向にあり、家庭内のセキュリティシステム
(防犯システム)への関心が高まっている。
【0010】しかし、これまでの家庭内のセキュリティ
システムでは、侵入センサなどの各種センサの設置を専
門業者が行っていたので、システムの価格が嵩むという
不都合があった。このため、侵入センサなどの各種セン
サの設置をユーザが行い、家庭内のセキュリティシステ
ムを容易に構築できることが望まれる。本発明の目的
は、上記の点に鑑み、侵入センサなどの各種センサの設
置をユーザが行うことにより、家庭内のセキュリティシ
ステムをユーザが容易に構築できるホームネットワーク
を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、家庭内のセキ
ュリティシステムをユーザが容易に構築できる上に、設
備系ネットワークの追加や削除が容易に行えるようにし
たホームネットワークを提供することにある。さらに、
本発明の他の目的は、家庭内のセキュリティシステムを
ユーザが容易に構築できる上に、設備系ネットワークの
追加や削除が容易に行え、かつ、種類の異なるネットワ
ーク同士の連携動作を行えるようにしたホームネットワ
ークを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の目的を達成するために、請求項1〜請求項17に記
載の各発明は以下のように構成した。すなわち、請求項
1に記載の発明は、Webサーバ機能とCGI機能を有
する宅内セキュリティ親装置と、該宅内セキュリティ親
装置との間で無線による通信を行う少なくとも1つのワ
イヤレスセンサとを含む家庭内に配置させる宅内セキュ
リティネットワークと、前記宅内セキュリティ親装置と
の間で通信を行う表示/制御ターミナルとを備え、前記
宅内セキュリティ親装置は、前記ワイヤレスセンサを家
庭内に設置するためのセンサ設定モードと家庭内の安全
を監視するためのセキュリティモードとを有し、これら
のモードを選択でき、前記ワイヤレスセンサは、識別コ
ードを有するとともに、家庭内の状態を検出するように
なっており、前記宅内セキュリティ親装置は、前記セン
サ設定モードが選択された場合に、所定の識別コードを
使用して前記ワイヤレスセンサとの間で通信を行い、前
記ワイヤレスセンサがその所定の識別コードを受信して
その識別コードが自己が有する識別コードと一致する旨
の応答がワイヤレスセンサからあった場合に、その一致
した識別コードを前記表示/制御ターミナルに通知する
ようになっており、前記表示/制御ターミナルは、その
通知された識別コードを表示部に表示させ、その表示さ
れた識別コードに対応するワイヤレスセンサの配置場所
を入力できるようになっていることを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のホームネットワークにおいて、前記ワイヤレスセンサ
の識別コードは、隣家との混信を防止するためのハウス
コードと、ワイヤレスセンサ自身を識別するためのセン
サコードとからなり、前記宅内セキュリティ親装置は、
前記ハウスコードを設定するためのハウスコード設定ス
イッチを有し、前記ワイヤレスセンサは、前記ハウスコ
ードを設定するためのハウスコード設定スイッチと、前
記センサコードを設定するセンサコード設定スイッチと
を有することを特徴とするものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のホームネットワークにおいて、宅内セ
キュリティ親装置は、前記セキュリティモードが選択さ
れた場合には、前記ワイヤレスセンサの検出データに基
づいて家庭内の状態に関するホームページを作成し、こ
のホームページを配信できるようになっており、前記表
示/制御ターミナルは、前記宅内セキュリティ親装置か
らのホームページを受け取り、そのホームページの内容
を表示するようになっていることを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のホームネットワークにおいて、前記宅内セキュリティ
親装置は、自己が作成したホームページを所定の場合に
宅外に配信でき、または前記ホームページの配信要求が
宅外からあったときにそのホームページを宅外に配信す
るようになっていることを特徴とするものである。請求
項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか
に記載のホームネットワークにおいて、前記宅内セキュ
リティ親装置は、前記ワイヤレスセンサの検出データを
所定時間T1ごとに取り込むワイヤレスセンサ親機と、
任意の設定時間T2が設定自在であって、その設定時間
T2が経過するたびに計数動作を繰り返すタイマと、前
記タイマの設定時間T2内に前記ワイヤレスセンサ親機
が取り込んだ検出データを順次記憶するとともに、前記
設定時間T2が経過するたびにその記憶内容を更新する
メモリと、前記ホームページを作成するとともに、前記
タイマが設定時間T2が経過するたびに、前記メモリに
記憶される検出データに基づいて前記ホームページを更
新するホームページ作成手段とを有し、前記ホームペー
ジ作成手段は、前記ホームページの所定時間T3ごとの
配信要求に対して更新したホームページを配信できるよ
うになっており、かつ、前記所定時間T1、前記設定時
間T2、および前記所定時間T3は、T1<T3<T2
の関係にあることを特徴とするものである。
【0016】このように請求項1〜請求項5に記載の各
発明では、侵入センサ等としてワイヤレスセンサを使用
し、このワイヤレスセンサを設置するとそれを自動的に
検出し、そのワイヤレスセンサの設置場所をユーザが入
力し、定義可能とした。このため、各種のセンサの設置
をユーザが行うことにより、家庭内のセキュリティシス
テムをユーザが容易に構築できる。
【0017】また、請求項2〜請求項5に記載の各発明
では、ワイヤレスセンサの識別コードを、隣家との混信
を防止するためのハウスコードと、ワイヤレスセンサ自
身を識別するためのセンサコードとを組み合わせ、これ
らのコードを任意に設定できるようにした。このため、
ワイヤレスセンサを設置の際に、隣家との間で混信のな
い状態でセキリュテシステムを構築できる。
【0018】さらに、請求項3〜請求項5に記載の各発
明では、セキュリティモードを選択することにより、家
庭内または家庭外から、家庭内の安全を把握することが
できる。さらにまた、請求項5に記載の発明では、ワイ
ヤレスセンサの検出データが異常の場合に、その異常検
出データを反映させてホームページを作成でき、そのホ
ームページの配信要求がある場合には、その異常検出デ
ータが反映されたホームページを配信できる。
【0019】請求項6に記載の発明は、Webサーバ機
能とCGI機能を有する宅内セキュリティ親装置と、該
宅内セキュリティ親装置との間で無線による通信を行う
少なくとも1つのワイヤレスセンサとを含む家庭内に配
置させる宅内セキュリティネットワークと、インタフェ
ースを含み家庭内に配置させる有線によるネットワーク
と、前記宅内セキュリティ親装置および前記インタフェ
ースとの間で通信を行う表示/制御ターミナルとを備
え、前記宅内セキュリティ親装置は、前記ワイヤレスセ
ンサを家庭内に設置するためのセンサ設定モードと、家
庭内の安全を監視するためのセキュリティモードとを有
し、これらのモードを選択でき、前記ワイヤレスセンサ
は、識別コードを有するとともに、家庭内の状態を検出
するようになっており、前記宅内セキュリティ親装置
は、前記センサ設定モードが選択された場合に、所定の
識別コードを使用して前記ワイヤレスセンサとの間で通
信を行い、前記ワイヤレスセンサがその所定の識別コー
ドを受信してその識別コードが自己が有する識別コード
と一致する旨の応答がワイヤレスセンサからあった場合
に、その一致した識別コードを前記表示/制御ターミナ
ルに通知するようになっており、前記表示/制御ターミ
ナルは、その通知された識別コードを表示部に表示さ
せ、その表示された識別コードに対応するワイヤレスセ
ンサの配置場所を入力できるようになっていることを特
徴とするものである。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のホームネットワークにおいて、前記宅内セキュリティ
親装置は、さらに自己が管理する前記宅内セキュリティ
ネットワークの状態を表示するためのホームページを作
成することができ、その作成ホームページを配信できる
ようになっており、前記インタフェースは、さらに自己
が管理する前記ネットワークの状態を制御するためのホ
ームページを作成することができ、その作成ホームペー
ジを配信できるようになっており、前記表示/制御ター
ミナルは、さらに前記宅内セキュリティ親装置また前記
インタフェースから前記各ホームページを受信して表示
するとともに、その表示に基づいて前記インタフェース
の制御の指示ができるようになっていることを特徴とす
るものである。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項6または
請求項7に記載のホームネットワークにおいて、前記ワ
イヤレスセンサの識別コードは、隣家との混信を防止す
るためのハウスコードと、ワイヤレスセンサ自身を識別
するためのセンサコードとからなり、前記宅内セキュリ
ティ親装置は、前記ハウスコードを設定するためのハウ
スコード設定スイッチを有し、前記ワイヤレスセンサ
は、前記ハウスコードを設定するためのハウスコード設
定スイッチと、前記センサコードを設定するセンサコー
ド設定スイッチとを有することを特徴とするものであ
る。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項6乃至請
求項8のいずれかに記載のホームネットワークにおい
て、前記宅内セキュリティ親装置は、前記セキュリティ
モードが選択された場合には、前記ワイヤレスセンサの
検出データに基づいて家庭内の状態に関するホームペー
ジを作成し、このホームページを配信できるようになっ
ており、前記表示/制御ターミナルは、前記宅内セキュ
リティ親装置からのホームページを受け取り、そのホー
ムページの内容を表示するようになっていることを特徴
とするものである。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のホームネットワークにおいて、前記宅内セキュリテ
ィ親装置は、自己が作成したホームページを所定の場合
に宅外に配信でき、または前記ホームページの配信要求
が宅外からあったときにそのホームページを宅外に配信
するようになっていることを特徴とするものである。請
求項11に記載の発明は、請求項6乃至請求項10のい
ずれかに記載のホームネットワークにおいて、前記宅内
セキュリティ親装置は、前記ワイヤレスセンサの検出デ
ータを所定時間T1ごとに取り込むワイヤレスセンサ親
機と、任意の設定時間T2が設定自在であって、その設
定時間T2が経過するたびに計数動作を繰り返すタイマ
と、前記タイマの設定時間T2内に前記ワイヤレスセン
サ親機が取り込んだ検出データを順次記憶するととも
に、前記設定時間T2が経過するたびにその記憶内容を
更新するメモリと、前記ホームページを作成するととも
に、前記タイマが設定時間T2が経過するたびに、前記
メモリに記憶される検出データに基づいて前記ホームペ
ージを更新するホームページ作成手段とを有し、前記ホ
ームページ作成手段は、前記ホームページの所定時間T
3ごとの配信要求に対して更新したホームページを配信
できるようになっており、かつ、前記所定時間T1、前
記設定時間T2、および前記所定時間T3は、T1<T
3<T2の関係にあることを特徴とするものである。
【0024】このように請求項6〜請求項11に記載の
各発明では、侵入センサ等としてワイヤレスセンサを使
用し、このワイヤレスセンサを設置するとそれを自動的
に検出し、そのワイヤレスセンサの設置場所をユーザが
入力し、定義可能とした。このため、各種のセンサの設
置をユーザが行うことにより、家庭内のセキュリティシ
ステムをユーザが容易に構築できる。
【0025】また、請求項7〜請求項11に記載の発明
では、宅内セキュリティ親装置、インタフェース、およ
び表示/制御ターミナルの間の通信手順を、統一化(共
通化)するようにした。即ち、その通信手順の統一化を
図るために、宅内セキュリティ親装置およびインタフェ
ースは、所定のホームページを作成するとともに、その
作成ホームページを配信できるようにWebサーバとし
ての機能を持ち、表示/制御ターミナルは、その宅内セ
キュリティ親装置およびインタフェースからホームペー
ジを受信して表示できるWebブラウザの機能を持つよ
うにした。
【0026】このため、請求項7〜請求項11に記載の
各発明によれば、設備系ネットワークの追加や削除が容
易に行え、従来に比べてネットワークの拡張性や柔軟性
を有するようになる。また、請求項8〜請求項11に記
載の各発明では、ワイヤレスセンサの識別コードを、隣
家との混信を防止するためのハウスコードと、ワイヤレ
スセンサ自身を識別するためのセンサコードとを組み合
わせ、これらのコードを任意に設定できるようにした。
このため、ワイヤレスセンサを設置の際に、隣家との間
で混信のない状態でセキリュテシステムを構築できる。
【0027】さらに、請求項9〜請求項11に記載の各
発明では、セキュリティモードを選択することにより、
家庭内または家庭外から、家庭内の安全を把握すること
ができる。さらにまた、請求項11に記載の発明では、
ワイヤレスセンサの検出データが異常の場合に、その異
常検出データを反映させてホームページを作成でき、そ
のホームページの配信要求がある場合には、その異常検
出データが反映されたホームページを配信できる。
【0028】請求項12に記載の発明は、Webサーバ
機能とCGI機能を有する宅内セキュリティ親装置と、
該宅内セキュリティ親装置との間で無線による通信を行
う少なくとも1つのワイヤレスセンサとを含む家庭内に
配置させる宅内セキュリティネットワークと、インタフ
ェースを含み家庭内に配置させる有線によるネットワー
クと、前記両ネットワーク同士を連携動作させる宅内統
合制御装置と、前記宅内セキュリティ親装置、前記イン
タフェース、および前記宅内統合制御装置との間で通信
を行う表示/制御ターミナルとを備え、前記宅内セキュ
リティ親装置は、前記ワイヤレスセンサを前記家庭内に
設置するためのセンサ設定モードと、家庭内の安全を監
視するためのセキュリティモードとを有し、これらのモ
ードを選択でき、前記ワイヤレスセンサは、識別コード
を有するとともに、家庭内の状態を検出するようになっ
ており、前記宅内セキュリティ親装置は、前記センサ設
定モードが選択された場合に、所定の識別コードを使用
して前記ワイヤレスセンサとの間で通信を行い、前記ワ
イヤレスセンサがその所定の識別コードを受信してその
識別コードが自己が有する識別コードと一致する旨の応
答がワイヤレスセンサからあった場合に、その一致した
識別コードを前記表示/制御ターミナルに通知するよう
になっており、前記表示/制御ターミナルは、その通知
された識別コードを表示部に表示させ、その表示された
識別コードに対応するワイヤレスセンサの配置場所を入
力できるようになっていることを特徴とするものであ
る。
【0029】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載のホームネットワークにおいて、前記宅内セキュリ
ティ親装置は、さらに自己が管理する前記宅内セキュリ
ティネットワークの状態を表示するためのホームページ
を作成することができ、その作成ホームページを配信で
きるようになっており、前記インタフェースは、さらに
自己が管理する前記ネットワークの状態を制御するため
のホームページを作成することができ、その作成ホーム
ページを配信できるようになっており、前記宅内統合制
御装置は、さらに前記連携動作に係るホームページを作
成するとともに、この作成ホームページを配信できるよ
うになっており、前記表示/制御ターミナルは、さらに
前記宅内セキュリティ親装置および前記インタフェース
から前記ホームページを受信して表示し、その表示に基
づいて前記インタフェースのネットワークの制御の指示
ができるとともに、前記宅内統合制御装置から前記ホー
ムページを受信して表示できるようになっており、か
つ、前記宅内統合制御装置は、前記連携動作の際に、前
記宅内セキュリティ親装置および前記インタフェースと
通信ができるようになっており、前記宅内セキュリティ
親装置から所定の通知を受け取った場合には、前記イン
タフェースに対して所定の指示を通知するようになって
いることを特徴とするものである。
【0030】請求項14に記載の発明は、請求項12ま
たは請求項13に記載のホームネットワークにおいて、
前記ワイヤレスセンサの識別コードは、隣家との混信を
防止するためのハウスコードと、ワイヤレスセンサ自身
を識別するためのセンサコードとからなり、前記宅内セ
キュリティ親装置は、前記ハウスコードを設定するため
のハウスコード設定スイッチを有し、前記ワイヤレスセ
ンサは、前記ハウスコードを設定するためのハウスコー
ド設定スイッチと、前記センサコードを設定するセンサ
コード設定スイッチとを有することを特徴とするもので
ある。
【0031】請求項15に記載の発明は、請求項12乃
至請求項14のいずれかに記載のホームネットワークに
おいて、前記宅内セキュリティ親装置は、前記セキュリ
ティモードが選択された場合には、前記ワイヤレスセン
サの検出データに基づいて家庭内の状態に関するホーム
ページを作成し、このホームページを配信できるように
なっており、前記表示/制御ターミナルは、前記宅内セ
キュリティ親装置からのホームページを受け取り、その
ホームページの内容を表示するようになっていることを
特徴とするものである。
【0032】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載のホームネットワークにおいて、前記宅内セキュリ
ティ親装置は、自己が作成したホームページを所定の場
合に宅外に配信でき、または前記ホームページの配信要
求が宅外からあったときにそのホームページを宅外に配
信するようになっていることを特徴とするものである。
【0033】請求項17に記載の発明は、請求項12乃
至請求項16のいずれかに記載のホームネットワークに
おいて、前記宅内セキュリティ親装置は、前記ワイヤレ
スセンサの検出データを所定時間T1ごとに取り込むワ
イヤレスセンサ親機と、任意の設定時間T2が設定自在
であって、その設定時間T2が経過するたびに計数動作
を繰り返すタイマと、前記タイマの設定時間T2内に前
記ワイヤレスセンサ親機が取り込んだ検出データを順次
記憶するとともに、前記設定時間T2が経過するたびに
その記憶内容を更新するメモリと、前記ホームページを
作成するとともに、前記タイマが設定時間T2が経過す
るたびに、前記メモリに記憶される検出データに基づい
て前記ホームページを更新するホームページ作成手段と
を有し、前記ホームページ作成手段は、前記ホームペー
ジの所定時間T3ごとの配信要求に対して更新したホー
ムページを配信できるようになっており、かつ、前記所
定時間T1、前記設定時間T2、および前記所定時間T
3は、T1<T3<T2の関係にあることを特徴とする
ものである。
【0034】このように請求項12〜請求項17に記載
の各発明では、侵入センサ等としてワイヤレスセンサを
使用し、このワイヤレスセンサを設置するとそれを自動
的に検出し、そのワイヤレスセンサの設置場所をユーザ
が入力でき、定義可能とした。このため、各種のセンサ
の設置をユーザが行うことにより、家庭内のセキュリテ
ィシステムをユーザが容易に構築できる。
【0035】また、請求項13〜請求項17に記載の各
発明では、通信手順の統一化を図るために、宅内セキュ
リティ親装置およびインタフェースは、自己が管理する
ネットワークの状態を表示または制御するためのホーム
ページを作成するとともに、この作成ホームページを配
信できるWebサーバの機能を持つとともに、宅内統合
制御装置は、連携動作に係るホームページを作成すると
ともに、この作成ホームページを配信できるWebサー
バの機能を持つようした。
【0036】また、表示/制御ターミナルは、宅内セキ
ュリティ親装置およびインタフェースからホームページ
を受信して表示し、その表示に基づいてインタフェース
および宅内セキュリティ親装置が属するネットワークの
制御の指示ができるとともに、宅内統合制御装置からホ
ームページを受信して表示できるWebブラウザの機能
を持つようにした。
【0037】このため、請求項13〜請求項17に記載
の各発明によれば、設備系ネットワークの追加や削除が
容易に行え、従来に比べてネットワークの拡張性や柔軟
性を有するとともに、種類の異なるネットワーク同士の
連携動作などにより宅内の安全性の確保の向上などを図
ることができる。また、請求項14〜請求項17に記載
の各発明では、ワイヤレスセンサの識別コードを、隣家
との混信を防止するためのハウスコードと、ワイヤレス
センサ自身を識別するためのセンサコードとを組み合わ
せ、これらのコードを任意に設定できるようにした。こ
のため、ワイヤレスセンサを設置の際に、隣家との間で
混信のない状態でセキリュテシステムを構築できる。
【0038】さらに、請求項15〜請求項17に記載の
各発明では、セキュリティモードを選択することによ
り、家庭内または家庭外から、家庭内の安全を把握する
ことができる。さらにまた、請求項17に記載の発明で
は、ワイヤレスセンサの検出データが異常の場合に、そ
の異常検出データを反映させてホームページを作成で
き、そのホームページの配信要求がある場合には、その
異常検出データが反映されたホームページを配信でき
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明のホームネットワー
クの第1実施形態について、図1を参照して説明する。
この第1実施形態のホームネットワークは、図1に示す
ように、ホームネットワーク・表示/制御ターミナル2
1と、無線による宅内セキュリティ・ネットワーク22
とを含み、これらがハブ(集線装置)26に接続されて
いる。
【0040】また、この第1実施形態のホームネットワ
ークでは、ハブ26が、IPルータ18、ADSLモデ
ム19、およびインターネット・サービス・プロバイダ
5を介してインターネット6に接続され、宅内セキュリ
ティ・ネットワーク22を形成する宅内セキュリティ親
装置27がインターネット6と常時接続できるようにな
っている。
【0041】さらに、インターネット6は、携帯電話3
9と通信するための基地局36と接続されている。この
ため、宅内セキュリティ親装置27は、必要に応じて携
帯電話39といつでも通信できる環境になっている。宅
内セキュリティ親装置27は、後述のワイヤレスセンサ
25a〜25nを家庭内の各部に設置してセキュリティ
システムを構築するためのセンサ設定モードと、在宅時
に家庭内の安全(セキュリティ)を監視をするための在
宅セキュリティモードと、外出時に家庭内の安全を監視
するための外出セキュリティモードとを有し、これらの
うちの1つをホームネットワーク・表示/制御ターミナ
ル21を介して、ユーザが選択できるようになってい
る。
【0042】また、ホームネットワーク・表示/制御タ
ーミナル21は、後述のようにホームページの内容の他
に所定の事項を表示できる表示装置(図示せず)を有
し、この表示装置の表示画面の表示内容を見ながらユー
ザが文字の入力は各種の指示ができる入力装置(図示せ
ず)を備えている。宅内セキュリティ・ネットワーク2
2は、宅内セキュリティ親装置27と、複数のワイヤレ
スセンサ25a〜25nとからなり、宅内セキュリティ
親装置27と各ワイヤレスセンサ25a〜25nとの間
で後述のような無線通信を行うようになっている。宅内
セキュリティ親装置27は、ハブ26に接続されてい
る。
【0043】宅内セキュリティ親装置27は、Webサ
ーバとCGI(Common Gateway Interface) の機能を備
えている。このため、宅内セキュリティ親装置27は、
自己が管理している宅内セキュリティ・ネットワーク2
2の状態を表示するためのホームページを作成するとと
もに、ホームネットワーク・表示/制御ターミナル21
からアクセスがあると、その作製したホームページを配
信できるようになっている。また、宅内セキュリティ親
装置27は、通信に必要な固有のインターネット・パケ
ット・アドレス(URL)を持っている。
【0044】また、宅内セキュリティ親装置27は、作
成したホームページを必要に応じてWebブラウザの機
能を有する宅外の携帯電話39に配信できるとともに、
さらに、その携帯電話39からホームページの配信要求
がある場合には、そのホームページを携帯電話39に配
信できるようになっている。ホームネットワーク・表示
/制御ターミナル21は、宅内セキュリティ親装置27
に対して1種類のLANインタフェースとホームページ
を表示できるWebブラウザの機能を備えている。
【0045】このため、ホームネットワーク・表示/制
御ターミナル21は、宅内セキュリティ親装置27に対
応したインターネット・パケット・アドレスを指示する
だけで、そのネットワーク22のホームページを表示す
るとともに、そのネットワーク22の状態表示や状態制
御をそのホームページを通して行うことができるように
なっている。
【0046】次に、図1に示す宅内セキュリティ親装置
27とワイヤレスセンサ25a〜25nの具体的な構成
について、図2を参照して説明する。宅内セキュリティ
親装置27は、図2に示すように、ホームページの作成
やその他のデータ処理などを行うマイクロプロセッサ4
1と、このマイクロプロセッサ41がホームページの作
成やデータの処理を行う場合にデータを一時的に格納す
るRAM42、マイクロプロセッサ41が後述のような
ホームページの作成やデータ処理を行う場合の手順を予
め格納するROM43とを備え、マイクロプロセッサ4
1は、入出力インタフェース44を介してホームネット
ワーク・表示/制御ターミナル21等と通信ができるよ
うになっている。
【0047】また、宅内セキュリティ親装置27は、ワ
イヤレスセンサ25a〜25nとの間で電波や赤外線な
どにより無線通信を行うワイヤレスセンサ親機45を備
え、このワイヤレスセンサ親機45が通信ポート46を
介してマイクロプロセッサ41と通信ができるようにな
っている。さらに、マイクロプロセッサ41は、後述の
タイマ47を含んでいる。
【0048】ワイヤレスセンサ親機45は、上述のセン
サ設定モードが選択された場合に、ワイヤレスセンサ2
5a〜25nとの間で所定の通信を行い、上述の在宅セ
キュリティモードまたは外出セキュリティモードが選択
された場合に、ワイヤレスセンサ25a〜25nからの
検出データを収集するようになっている。ワイヤレスセ
ンサ25a〜25nは、例えば図2に示すように、セン
サ51と、通信部(トランシーバ)52とを備えてい
る。
【0049】センサ51は、戸締りの状態を検出する戸
締りセンサ、外部からの侵入を検出する侵入センサ、ま
たは温度や湿度を検出する住環境センサなどからなり、
その検出データを通信部52に転送できるようになって
いる。通信部52は、ワイヤレスセンサ親機45との間
で無線通信を行うものであり、具体的には、センサ51
の検出データなどをワイヤレスセンサ親機45に対して
送信でき、ワイヤレスセンサ親機45からのデータを受
信できるとともに、所定のデータ処理ができるようにな
っている。
【0050】また、ワイヤレスセンサ25a〜25nに
はセンサを識別するための識別コードが割り当てられて
おり、この識別コードは、隣家との混信を防止するため
にワイヤレスセンサ25a〜25n間で統一されたハウ
スコードと、ワイヤレスセンサ25a〜25n自身をそ
れぞれ識別するための異なるセンサコードとからなる。
ハウスコードは例えば8ビット(0〜255)からな
り、センサコードは例えば8ビット(0〜255)から
なる。これらの両コードは、通信部52に記憶されると
ともに、ワイヤレスセンサ25a〜25bの裏側など、
ユーザが認識できる所に記載されている。
【0051】次に、このような構成からなる第1実施形
態において、ホームネットワーク・表示/制御ターミナ
ル21を介して、ユーザがセンサ設定モードを選択した
場合の動作例について説明する。この場合には、ユーザ
が、ワイヤレスセンサ25a〜25nを家庭内の所定位
置にあらかじめ設置し、ワイヤレスセンサ25a〜25
nを動作状態にさせるものとする。また、ワイヤレスセ
ンサ25a〜25nは統一されたハウスコードを有し、
ワイヤレスセンサ親機45はその統一されたハウスコー
ドを所有しており、そのハウスコードの下で動作するよ
うになっているものとする。さらに、ワイヤレスセンサ
25a〜25nに割り当てられているセンサコードの範
囲は、「0〜255」とする。
【0052】このような条件の下で、ユーザがセンサ設
定モードを選択すると、ワイヤレスセンサ親機45は、
その割り当てられているセンサコード「0〜255」
を、「0」、「1」、「2」・・・・「255」というよう
に、所定の間隔で順次変えていく。また、このときに
は、ワイヤレスセンサ親機45は、各ワイヤレスセンサ
25a〜25nに対して、ステータス報告コマンドによ
り「ハウスコード」および「センサコード」を示して問
い合わせを行う。
【0053】一方、ワイヤレスセンサ25a〜25n側
では、その問い合わせを常時監視(常時受信)し、ワイ
ヤレスセンサ親機45からのステータス報告コマンドに
係る「ハウスコード」および「センサコード」と、自己
が有する「ハウスコード」および「センサコード」とが
一致するか否かを検出する。この検出の結果、その両者
が一致する場合には、その一致したワイヤレスセンサ2
5a〜25nは、その一致した旨をワイヤレスセンサ親
機45に対して返信する。
【0054】このような動作により、ワイヤレスセンサ
親機45は、ユーザが設置して有効になっているワイヤ
レスセンサ25a〜25nの各センサコードを認識する
ことができる。その現在有効なワイヤレスセンサ25a
〜25nの各センサコードは、ワイヤレスセンサ親機4
5を介してマイクロプロセッサ41が作成するホームペ
ージに反映され、そのホームページはホームネットワー
ク・表示/制御ターミナル21に対して転送される。こ
れにより、ホームネットワーク・表示/制御ターミナル
21の表示装置の表示画面には、その有効なワイヤレス
センサ25a〜25nの各センサコードが所定の順番に
表示される。
【0055】ここで、その有効なワイヤレスセンサ25
a〜25nの各センサコードと、その各ワイヤレスセン
サ25a〜25nの各設置場所については、ユーザは予
め認識している。そこで、ユーザは、そのセンサコード
が表示された表示装置の表示画面を見ながら、そのセン
サコードに対応するワイヤレスセンサ25a〜25nの
配置場所(例えば玄関、台所、トイレなど)やその種類
(例えば開閉センサ、人感センサ)などを、入力装置を
使用してホームネットワーク・表示/制御ターミナル2
1に入力する。これにより、入力された情報は宅内セキ
ュリティ親装置27に送信され、宅内セキュリティ親装
置27は、ワイヤレスセンサ25a〜25nの配置場所
やその種類を認識できる。
【0056】これらの一連の処理や作業により、ワイヤ
レスセンサ25a〜25nの設置位置等を定義でき、こ
れを宅内セキュリティ親装置27が認識し、ユーザによ
るセキュリティシステムの構築が終了する。次に、第1
実施形態において、ホームネットワーク・表示/制御タ
ーミナル21を介して、ユーザが宅内セキュリティ親装
置27に対し、在宅セキュリティモードまたは外出セキ
ュリティモードを選択した場合の動作例について説明す
る。
【0057】このように、在宅セキュリティモードまた
は外出セキュリティモードが選択された場合には、ワイ
ヤレスセンサ親機45は、ワイヤレスセンサ25a〜2
5nからの検出データを取り込む。マイクロプロセッサ
41は、その検出データに基づき、例えば各部屋の戸締
りができているかの判断、その戸や部屋の開閉が行われ
た時間との対応付けなどの所定のデータの処理・加工を
行う。次に、マイクロプロセッサ41は、その処理・加
工されたデータに基づき、その内容を表示するために必
要なホームページの作成を行う。
【0058】具体的には、マイクロプロセッサ41は、
ホームページとして表示できるように、その処理・加工
されたデータの表示形式をHTML(Hypertex
tMarkup Language)形式に変換する。
そして、そのホームページとして作成したHTMLファ
イルをRAM42に格納する。一方、ブラウザの機能を
備えたホームネットワーク・表示/制御ターミナル21
は、HTMLファイル(ホームページ)の配信要求を、
マイクロプロセッサ41に対して行う。その配信の要求
があると、マイクロプロセッサ41が、HTTP(Hy
pertext Transfer Protoco
l)とTCP/IP(Transmission Co
ntrol Protocol/Internet P
rotocol)などの通信処理を行う。
【0059】この結果、ホームネットワーク・表示/制
御ターミナル21は、宅内セキュリティ親装置27から
HTMLファイルを受け取り、その内容を解釈すること
により、その内容の表示などを行う。ここで、外出セキ
ュリティモードが設定されている場合には、マイクロプ
ロセッサ41は、ワイヤレスセンサ25a〜25nから
の検出データに基づき、家庭内の安全に関して異常が発
生したか否かの判断を行う。この結果、家庭内の安全に
関して異常が発生したと判断した場合には、マイクロプ
ロセッサ41は、その旨を示すEメール(電子メール)
とホームページを作成し、このEメールを外出中の家人
が所有するEメール機能とWebブラウザの機能を有す
る携帯電話39に配信する。
【0060】一方、外出セキュリティモードが設定され
ている場合において、マイクロプロセッサ41は、その
携帯電話39からホームページの配信要求がある場合に
は、そのホームページを携帯電話39に配信する。とこ
ろで、この第1実施形態では、上記のようにユーザが在
宅セキュリティモードまたは外出セキュリティモードが
選択されている場合には、ワイヤレスセンサ親機45が
収集するデータに基づいてマイクロプロセッサ41がホ
ームページを作成する。
【0061】しかし、一般に、ワイヤレスセンサ親機4
5がデータを収集する間隔はミリ秒単位であり、この間
隔を長く設定するのは好ましくない。一方、ホームペー
ジの更新間隔(ホームページの配信要求の間隔)は、秒
単位でしか指定できず、また通信網におけるデータの転
送速度や時々刻々と変化する通信状況を踏まえると、あ
る程度長い時間に設定しておく必要がある。
【0062】このように、データの収集間隔とホームペ
ージの更新間隔とには、時間的に大きな差異があるた
め、ホームページの更新間隔内に収集データに複数の変
化が発生した場合には、その収集データがホームページ
に反映されないという不都合が考えられる。そこで、こ
の第1実施形態では、以下のような方法により上記の不
都合を解消するようにしたので、図3を参照して説明す
る。
【0063】すなわち、在宅セキュリティモードまたは
外出セキュリティモードが選択された場合には、ワイヤ
レスセンサ親機45は、ワイヤレスセンサ25a〜25
nからの検出データの取り込みを、図3(A)に示すよ
うに所定間隔T1で行う。マイクロプロセッサ41は、
そのワイヤレスセンサ親機45が取り込んだ検出データ
を、図3(B)に示すタイミングで読み込み、その読み
込んだ検出データをメモリであるRAM42に書き込
む。
【0064】ところで、マイクロプロセッサ41は、図
3(C)に示すように、例えば時間T2が設定できるタ
イマ47を含んでいる。そのタイマ47は、その設定時
間T2だけ計数を行い、その設定時間T2に達するたび
に計数動作を繰り返すようになっている。そこで、マイ
クロプロセッサ41は、タイマ47の設定時間T2内に
おいて、上記のように読み込んだ検出データをRAM4
2に順次書き込んでいく。例えば、時刻t1において、
ワイヤレスセンサ親機45が異常検出データを取り込ん
だ場合には、マイクロプロセッサ41は、その異常検出
データをRAM42に書き込む。このため、RAM42
には、設定時間T2内に発生した検出データの状態変化
が記憶される。
【0065】マイクロプロセッサ41は、タイマ47が
設定時間T2に達する度に、RAM42に記憶される異
常検出データを使用してホームページの内容を更新させ
るとともに、RAM42の内容を更新する。このため、
図3(C)に示すように、時刻t3においてタイマ47
が設定時間T2に達すると、その時刻t3のタイミング
で、マイクロプロセッサ41は、RAM42に記憶され
る異常検出データを使用して、ホームページの内容を更
新する。また、このときに、RAM42の内容がリセッ
トされる。
【0066】一方、ホームネットワーク・表示/制御タ
ーミナル21は、図3(E)に示すように更新間隔T3
ごとに、マイクロプロセッサ41に対してホームページ
の配信が要求できるようになっている。そこで、時刻t
4において、ホームネットワーク・表示/制御ターミナ
ル21が、マイクロプロセッサ41に対してホームペー
ジの配信要求を行ったとする。すると、時刻t5におい
て、マイクロプロッセッサ41は、時刻t3で更新され
たホームページをホームネットワーク・表示/制御ター
ミナル21に対して配信する。
【0067】なお、上記のサンプリング間隔T1、タイ
マ47の設定時間T2、およびホームネットワーク・表
示/制御ターミナル21の更新間隔T3は、以下の関係
を満たすものとする。 T1<T3<T2 T2=T3+α〔秒〕 ここで、αは通信網やデータ転送速度に依存するため、
ある程度大きく設定しておく必要がある。
【0068】以上のような方法によりホームページの更
新を行うようにしたので、異常データが検出された場合
に、その異常データが反映されないホームページが配信
されることはない。つまり、タイマ47の設定期間T2
内に一度でも異常データが検出されれば、次のホームネ
ットワーク・表示/制御ターミナル21からのホームペ
ージの更新要求に対しては、それを反映させたホームペ
ージが得られる。
【0069】次に、図2示す宅内セキュリティ・ネット
ワーク22の変形例について、図4を参照して説明す
る。図2に示す宅内セキュリティ・ネットワーク22で
は、センサ設定モードが選択された場合に、ワイヤレス
センサ親機45とワイヤレスサンサ25a〜25nと
が、ハウスコードとセンサコードとを使用して行うよう
になっている。
【0070】しかし、そのハウスコードとセンサコード
とは、いずれも固定されていてユーザが任意に設定でき
ないので、隣家で同様なネットワークを使用するような
場合には、隣家のワイヤレスセンサとの間で通信が混信
を起こし、ユーザがセキュリティシステムを構築できな
いおそれがある。そこで、図4に示す宅内セキュリティ
・ネットワーク22Aは、そのような不都合を解消する
ために、図2に示すワイヤレスセンサ親機45をワイヤ
レスセンサ親機45Aに置き換えるとともに、図2に示
すワイヤレスセンサ25a〜25nを、ワイヤレスセン
サ25A〜25Nに置き換えるようにしたものである。
【0071】従って、図2に示す宅内セキュリティ・ネ
ットワーク22の構成と同一構成の部分については、同
一符号を付してその説明を省略する。ワイヤレスセンサ
親機45Aは、隣家と識別するために例えば10進数3
桁(0〜255)のハウスコードをユーザが設定するた
めのハウスコード設定スイッチ48を備えている。
【0072】ワイヤレスセンサ25A〜25Nは、セン
サ51および通信部52の他に、隣家と識別するために
例えば10進数3桁(0〜255)のハウスコードをユ
ーザが設定するためのハウスコード設定スイッチ53
と、センサ自身を識別するために例えば10進数3桁
(0〜255)のセンサコードをユーザが設定するため
のセンサコード設定スイッチ54とを備えている。
【0073】次に、このように構成される宅内セキュリ
ティ・ネットワーク22Aでは、上記のセンサ設定モー
ドの選択に先立ち、ユーザによるハウスコードとセンサ
コードの任意の選択、その選択した両コードの設定作
業、およびその設定後の動作の確認作業の必要があるの
で、これらの一連の作業や処理の一例について以下に説
明する。
【0074】まず、ユーザが、任意のハウスコードを
「0〜255」の範囲で1つ決め、この決めたハウスコ
ードをハウスコード設定スイッチ48を使用してワイヤ
レスセンサ親機45Aに設定する。次に、ワイヤレスセ
ンサ25A〜25Nを不動作の状態にし、ワイヤレスセ
ンサ親機45Aのみを動作状態にさせる。そして、ワイ
ヤレスセンサ親機45Aは、その設定されたハウスコー
ドと、センサコードとを同時に送信する。この時には、
センサコードについては、「0」、「1」、「2」・・・・
「255」というように、所定の間隔で順次変えてい
く。
【0075】その結果、自宅以外の隣家のワイヤレスセ
ンサから応答がない場合には、その隣家のワイヤレスセ
ンサとの間で混信の不都合がないので、その設定したハ
ウスコードの使用に問題ないと、ワイヤレスセンサ親機
45Aが認識する。一方、自宅以外の隣家のワイヤレス
センサから応答がある場合には、その設定したハウスコ
ードが隣家で使用済みである。このため、ワイヤレスセ
ンサ親機45Aは、そのハウスコードを使用できないこ
とを認識し、その旨を適宜手段によりユーザに通知す
る。
【0076】そこで、ユーザは、現在設定しているハウ
スコード以外のハウスコードを、0〜255の範囲で決
める。そして、その新たに設定したハウスコードが決定
されるまで、上記の動作を繰り返す。このようにしてハ
ウスコードが決定されると、その旨がユーザに通知され
る。そこで、ユーザは、その決定されたハウスコード
を、ワイヤレスセンサ25A〜25Nの各ハウスコード
設定スイッチ53を使用し、ワイヤレスセンサ25A〜
25Nにそれぞれ設定する。
【0077】次に、ユーザは、ワイヤレスセンサ25A
〜25Nに対して重ならないようにセンサを識別するた
めのセンサコードを割り当て、この割り当てた各センサ
コードを、センサコード設定スイッチ54を使用してワ
イヤレスセンサ25A〜25Nにそれぞれ設定する。こ
のセンサコードの割り当ては、重ならなければ任意の値
で良い。
【0078】次に、ワイヤレスセンサ25A〜25N
と、ワイヤレスセンサ親機45Aとをいずれも動作状態
にする。そして、ワイヤレスセンサ親機45Aは、その
設定されているハウスコードと、センサコードと同時に
送信する。この時には、センサコードについては、
「0」、「1」、「2」・・・・「255」というように、
所定の間隔で順次変えていく。
【0079】ワイヤレスセンサ25A〜25Nは、その
送信に対して設定されているハウスコードとセンサコー
ドとが一致する場合には、その旨の応答をワイヤレスセ
ンサ親機45Aに対して行う。この応答が全てのワイヤ
レスセンサ25A〜25Nからあった場合には、正常に
ハウスコードとセンサコードの設定が行われたことにな
るので、ワイヤレスセンサ親機45Aは、その旨を認識
すると同時に、その旨をユーザに通知する。
【0080】一方、上記の動作において、ワイヤレスセ
ンサ25A〜25N以外のワイヤレスセンサから応答が
あった場合には、現在設定されているハウスコードが、
隣家のハウスコードと一致したおそれがある。そこで、
この場合には、現在設定されているハウスコードを以外
のハウスコードを0〜255の範囲で任意に決め、再
び、上述の一連の動作を繰り返すことにより、ハウスコ
ードとセンサコードとが正常に設定されていることを確
認する。
【0081】このような動作により、ワイヤレスセンサ
親機45に対して適正なハウスコードが設定され、ワイ
ヤレスセンサ25A〜25Nに対して適正なハウスコー
ドとセンサコードとが設定される。以上説明したよう
に、第1実施形態では、ワイヤレスセンサを使用し、こ
のワイヤレスセンサを設置するとそれを自動的に検出
し、そのワイヤレスセンサの設置場所をユーザが入力す
ると、それを認識できるようにした。このため、各種の
センサの設置をユーザが行うことにより、家庭内のセキ
ュリティシステムをユーザが容易に構築できる。
【0082】また、第1実施形態では、ワイヤレスセン
サの識別コードを、隣家との混信を防止するためのハウ
スコードと、ワイヤレスセンサ自身を識別するためのセ
ンサコードとを組み合わせ、これらのコードを任意に設
定できるようにした。このため、ワイヤレスセンサを設
置の際に、隣家との間で混信のない状態でセキリュテシ
ステムを構築できる。
【0083】さらに、第1実施形態では、在宅セキュリ
ティモードまたは外出セキュリティモードを選択するこ
とにより、家庭内または家庭外から、家庭内の安全を把
握することができる。次に、本発明のホームネットワー
クの第2実施形態の構成について、図5を参照して説明
する。
【0084】この第2実施形態に係るホームネットワー
クは、第1実施形態と同様にユーザによるセキュリティ
システムの構築を図るとともに、さらに宅内の新たな設
備系のネットワークの追加の保証を図るようにしたもの
である。このため、第2実施形態のホームネットワーク
は、図5に示すように、無線からなる宅内セキュリティ
・ネットワーク22の他に、有線からなる電力モニタコ
ントロール・ネットワーク23と、有線からなる給湯コ
ントロール・ネットワーク24とを、さらに追加するよ
うにしたものである。ネットワーク22〜24は、家庭
内にそれぞれ配置された設備系ネットワークであり、図
示のように分散配置されている。
【0085】従って、第2実施形態と第1実施形態との
差異は、第1実施形態に対して電力モニタコントロール
・ネットワーク23と、給湯コントロール・ネットワー
ク24とを追加した点である。このため、第1実施形態
と同一の構成要素には同一符号を付し、その構成の説明
は省略し、以下ではその構成の異なる部分について主に
説明する。
【0086】宅内セキュリティ・ネットワーク22は、
図1に示す宅内セキュリティ親装置と同様に、宅内セキ
ュリティ親装置27と、ワイヤレスセンサ25a〜25
nとからなる。電力モニタコントロール・ネットワーク
23は、エアコン9、冷蔵庫10、照明11のモニタリ
ングや制御を電灯線12を使用して行うものであり、電
力モニタコントロール・インタフェース28を含んでい
る。電力モニタコントロール・インタフェース28はハ
ブ26に接続されている。
【0087】給湯コントロール・ネットワーク24は、
ガス給湯器14と、室内の台所や浴室に設置しているコ
ントローラ15と、給湯制御インタフェース29とから
なり、これらは2線のケーブル17で接続されている。
給湯制御インタフェース29は、ハブ26に接続されて
いる。上記のネットワーク23、24の各インタフェー
ス28、29は、宅内セキュリティ親装置27と同様に
WebサーバとCGIの機能を備えている。
【0088】すなわち、インタフェース28、29は、
その各インタフェース28、29が管理しているネット
ワーク23、24の状態を表示したり制御するためのホ
ームページを作成するとともに、ホームネットワーク・
表示/制御ターミナル21からアクセスがあると、その
作製したホームページを配信できるようになっている。
また、インタフェース28、29は、それぞれ通信に必
要な固有のインターネット・パケット・アドレス(UR
L)を持っている。
【0089】ホームネットワーク・表示/制御ターミナ
ル21は、宅内のネットワーク23、24に対して1種
類のLANインタフェースとホームページを表示できる
Webブラウザの機能を備えている。このため、ホーム
ネットワーク・表示/制御ターミナル21は、宅内の各
種のネットワーク23、24に対応したインターネット
・パケット・アドレスを指示するだけで、その各ネット
ワーク23、24ごとのホームページを表示するととも
に、各ネットワーク23、24の状態表示や状態制御を
そのホームページを通して行うことができるようになっ
ている。
【0090】なお、この第2実施例では、第1実施形態
と同様に、ホームネットワーク・表示/制御ターミナル
21によりホームページを通してセンサ設定モード、在
宅セキュリティモード、および外出セキリュティモード
を選択でき、その選択に応じて上記と同様に各部が動作
するようになっている。以上説明したように、この第2
実施形態では、第1実施形態の構成を含んでいるので、
第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0091】さらに、この第2実施形態では、ホームネ
ットワーク・表示/制御ターミナル21に接続される各
種のネットワーク22〜24を管理する宅内セキュリテ
ィ親装置27およびインタフェース28、29に対して
Webサーバの機能を持たせ、そのネットワーク22〜
24の状態表示や制御を、その宅内セキュリティ親装置
27およびインタフェース28、29が提供するホーム
ページを通して行うようにした。
【0092】このため、第2実施形態によれば、ホーム
ネットワーク・表示/制御ターミナル21は、唯一のL
ANインタフェースとWebブラウザの機能を備えるだ
けで各種の機器ネットワークと接続できる上に、将来の
新たな宅内の設備系のネットワークの追加を保証するこ
とができる。このため、第2実施形態は、ネットワーク
の拡張性と柔軟性に富むといえる。
【0093】次に、本発明のホームネットワークの第3
実施形態の構成について、図6を参照して説明する。こ
の第3実施形態に係るホームネットワークは、第2実施
形態と同様に、ユーザによるセキュリティシステムの構
築と、宅内の新たな設備系のネットワークの追加の保証
と、異なった設備系のネットワーク同士の連携動作の実
現と、宅外の携帯電話とのネットワーク化とを図るよう
にしたものである。
【0094】このため、この第3実施形態のホームネッ
トワークは、図6に示すように、ホームネットワーク・
表示/制御ターミナル31と、宅内セキュリティ・ネッ
トワーク22と、電力モニタコントロール・ネットワー
ク33と、宅内統合制御装置34と、インターネット・
ゲートウェイ35とを含み、これらがバス40を介して
接続されてネットワークを形成するようになっている。
【0095】また、インターネット・ゲートウェイ35
は、インターネット・サービス・プロバイダ5を介して
インターネット6に接続されるようになっている。さら
に、インターネット6は、携帯電話39と通信する基地
局36に接続されている。ここで、ネットワーク22、
33は、家庭内にそれぞれ配置された設備系ネットワー
クであり、図示のように分散配置されている。
【0096】宅内セキュリティ親装置27は、後述のワ
イヤレスセンサ25a〜25nを家庭内の各部に設置し
てセキュリティシステムを構築するためのセンサ設定モ
ードと、在宅時に家庭内の安全を監視をするための在宅
セキュリティモードと、外出時に家庭内の安全を監視す
るための外出セキュリティモードとを有し、ユーザはこ
れらのうちの1つをホームネットワーク・表示/制御タ
ーミナル21と同様に、ホームネットワーク・表示/制
御ターミナル31を介して選択できるようになってい
る。
【0097】宅内セキュリティ・ネットワーク22は、
宅内セキュリティ親装置27と、ワイヤレスセンサ25
a〜25nからなり、図1に示す宅内セキュリティ・ネ
ットワーク22と基本的に同様に構成される。電力モニ
タコントロール・ネットワーク33は、エアコン9、冷
蔵庫10、照明11などのモニタリングや制御を電灯線
12を使用して行うものであり、電力モニタコントロー
ル・インタフェース38を含んでいる。
【0098】宅内統合制御装置34は、異なった設備系
のネットワーク同士の連携動作を行うためのものであ
り、例えば、宅内セキュリティ・ネットワーク22の状
態の異常通知を宅内セキュリティ親装置27から受け取
ると、電力モニタコントロール・ネットワーク33に接
続される白物家電が所定の動作をするように、電力モニ
タコントロール・インタフェース28に対して指示を行
う。
【0099】上記の宅内のネットワーク22、33の宅
内セキュリティ親装置27およびインタフェース38
は、それぞれWebサーバとしての機能を備えるととも
に、CGI(Common Gateway Inte
rface)としての機能を備えている。また、宅内統
合制御装置34も、上記の両機能を備えている。このた
め、宅内セキュリティ親装置27およびインタフェース
38は、その宅内セキュリティ親装置27およびインタ
フェース38が管理しているネットワーク22、33の
状態を表示したり制御するための所定のホームページを
作成するとともに、ホームネットワーク表示/制御ター
ミナル31からアクセスがあると、その作成したホーム
ページを配信できるようになっている。同様に、宅内統
合制御装置34は、所定のホームページを作成するとと
もに、その作成したホームページをアクセスに応じて配
信できるようになっている。
【0100】また、宅内セキュリティ親装置27および
インタフェース38は、連携動作時に、宅内統合制御装
置34との間で所定の通信を行うようになっている。さ
らに、宅内セキュリティ親装置27、インタフェース3
8、および宅内統合制御装置34は、それぞれ通信に必
要な固有のインターネット・パケット・アドレスを持っ
ている。
【0101】ホームネットワーク表示/制御ターミナル
31は、宅内セキュリティ親装置27、インタフェース
38、および宅内統合制御装置34がそれぞれ配信する
ホームページを受け取って表示できるWebブラウザの
機能を備えている。このため、ホームネットワーク・表
示/制御ターミナル31は、例えば、宅内の各種のネッ
トワーク22、33に対応したインターネット・パケッ
ト・アドレスを指示するだけで、その各ネットワーク2
2、33ごとのホームページを表示するとともに、各ネ
ットワーク22、33の状態表示や状態制御をそのホー
ムページを通して行うことができる。
【0102】なお、この第3実施形態では、外出セキリ
ィティモードが選択(指定)された場合には、後述のよ
うに各部が連携動作をするようになっており、この点が
第1実施形態とことなる。しかし、この第3実施形態で
は、センサ設定モードと在宅セキュリティモードが選択
された場合には、第1実施例と同様に各部が動作するよ
うになっている。
【0103】次に、このような構成からなる第3実施形
態に係るホームネットワークにおいて、異なった宅内の
ネットワーク同士が連携動作する場合の具体例について
説明する。この連携動作は、宅内セキュリティ・ネット
ワーク22、電力モニタコントロール・ネットワーク3
3、宅内統合制御装置34、および携帯電話39が連携
的に動作する場合であり、以下にその概要を説明する。
【0104】すなわち、家人が外出時に宅内セキュリテ
ィ・ネットワーク22を外出セキュリティモードにして
いる間に、その外出セキュリティモードを解除すること
なく戸や窓が開けられて泥棒の侵入の可能性がある場合
に、宅内統合制御装置34は電力モニタコントロール・
ネットワーク33と連携して宅内の照明を点灯させたり
テレビのスイッチを入れたりして泥棒を追い払う。これ
と同時に、宅内統合制御装置34は、インターネット・
ゲートウェイ35と連携し、家人の携帯電話(iモー
ド)に外出セキュリティモード時に泥棒の侵入の可能性
があることを電子メール(Eメール)の送付により通知
する。
【0105】次に、以上のように説明した連携動作の詳
細について、図7のフローチャートを参照して説明す
る。まず、家人が外出するときには、宅内セキュリティ
親装置27から提供(配信)される宅内セキュリティ・
ネットワーク22のホームページ(全体ページの一部の
フレーム)をホームネットワーク・表示/制御ターミナ
ル31の表示画面に表示し、そのホームページ上のボタ
ンを家人がクリックすることにより、宅内セキュリティ
・ネットワーク22に対して外出セキュリティモードを
設定する(ステップS11)。
【0106】宅内セキュリティ親装置27は、上記のよ
うに、Webサーバの機能と同時にCGI機能も備えて
いる。このため、ホームネットワーク・表示/制御ター
ミナル31の表示画面上で上記の外出セキュリティモー
ドの設定があると、その設定がバス40を介して宅内セ
キュリティ親装置27に通知される。宅内セキュリティ
親装置27は、その「外出セキュリティモード」の設定
の有無を判定する(ステップS12)。
【0107】この判定の結果、「外出セキュリティモー
ド」の設定がありと判定された場合には、宅内セキュリ
ティ親装置27は、自己が持っているCGI機能によ
り、管理下の宅内セキュリティ・ネットワーク22に対
して外出セキュリティモードを指示すると同時に(ステ
ップS13)、宅内統合制御装置34に対しても宅内セ
キュリティ・ネットワーク22が、現在「外出セキュリ
ティモード」に設定されたことを通知する(ステップS
14)。
【0108】宅内セキュリティ親装置27は、ワイヤレ
スセンサ25a〜25nからの検出データに基づき、戸
や窓が開いたか否かの判定を行う(ステップS15)。
この判定の結果、戸や窓が開いたと判定された場合に
は、宅内セキュリティ親装置27は、CGI機能により
戸や窓が開けられたことを宅内統合制御装置34に通知
する(ステップS16)。
【0109】宅内統合制御装置34は、現在の宅内セキ
ュリティ・ネットワーク22の状態が外出セキュリティ
モードであること、その外出セキュリティモードにおい
て戸や窓が開けられたことなどの状況から泥棒の侵入の
可能性があることを認識する(ステップS17)。次
に、宅内統合制御装置34は、泥棒の侵入の可能性があ
る旨の所定のホームページを作成し、このホームページ
をホームネットワーク・表示/制御ターミナル31に提
供する。このため、ホームネットワーク・表示/制御タ
ーミナル31の表示画面に表示される全体のホームペー
ジに泥棒の侵入の可能性を表示する(ステップS1
8)。
【0110】これと同時に、宅内統合制御装置34は、
電力モニタコントロール・インタフェース38に対して
次の指示を行う。すなわち、インタフェース38の管理
下にある電力モニタコントロール・ネットワーク33に
接続されている照明11を点灯すると同時に、テレビの
電源をオンにする指示を行う(ステップS19)。さら
に、宅内統合制御装置34は、泥棒侵入の可能性を知ら
せる電子メールを作成する(ステップS20)。
【0111】そして、その電子メールを予め宅内統合制
御装置34に登録されている電子メールアドレスを有す
る家人の携帯電話39に向けて、インターネット・ゲー
トウェイ35を介して送信する(ステップS21)。こ
の結果、外出中の家人は、iモード(登録商標)などに
よるプッシュ型の携帯電話39の電子メール受信機能に
より泥棒侵入の可能性を知ることが可能となる。
【0112】次に、異なった宅内のネットワーク同士が
連携動作する場合について、上記以外の具体例の概要に
ついて以下に説明する。宅内セキュリティ親装置27
は、宅内セキュリティ・ネットワーク22が有する図示
しないワイヤレスセンサ型の人体検知センサの検知デー
タに基づき、人がいない部屋を検出した場合には、その
部屋が無人であることを宅内統合制御装置34に対して
その旨を通知する。宅内統合制御装置34は、電力モニ
タコントロール・インタフェース38に対して、電力モ
ニタコントロール・インタフェース38の管理下にある
エアコン9の運転を省エネルギー・モードや停止するよ
うに指示する。これにより、電力モニタコントロール・
インタフェース38は、その指示のようにエアコン9の
運転を制御する。
【0113】以上のように、この第3実施形態では、第
1実施形態の構成を含んでいるので、第1実施形態と同
様の効果が得られる。また、この第3実施形態では、宅
内セキュリティ親装置27およびインタフェース38
は、ホームページを作成するとともに、この作成ホーム
ページを配信できるWebサーバとCGIの機能を持つ
とともに、宅内統合制御装置34は、連携動作に係るホ
ームページを作成するとともに、この作成ホームページ
を配信できるWebサーバの機能を持つようした。
【0114】また、ホームネットワーク・表示/制御タ
ーミナル31は、宅内セキュリティ親装置27およびイ
ンタフェース38からホームページを受信して表示でき
るとともに、宅内統合制御装置34からホームページを
受信して表示できるWebブラウザの機能を持つように
した。さらに、宅内統合制御装置34は、ネットワーク
22、33同士が連携動作する際に、例えば、宅内セキ
ュリティ親装置27およびインタフェース38と通信し
て宅内の安全性などを確保するための各種の処理を行う
ようになっている。
【0115】このため、第3実施形態によれば、設備系
ネットワークの追加や削除が容易に行え、従来に比べて
ネットワークの拡張性や柔軟性を有するとともに、種類
の異なるネットワーク同士の連携動作などにより宅内の
安全性の確保の向上などを図ることができる。さらにま
た、この第3実施形態では、電子メールの送信と宅外へ
のホームページ配信を可能にするためのインターネット
・ゲートウェイ35を含んでいるので、宅内の安全性が
害されるような場合には、その旨を電子メールで送信す
ることができる。このため、その電子メールを携帯電話
で受信して読むことが可能となり、更に携帯電話からの
ホームページ配信要求に対して、宅内のセキュリティ状
態をホームページとして配信することが可能となる。
【0116】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、侵
入センサなどの各種センサの設置をユーザが行うことに
より、家庭内のセキュリティシステムをユーザが容易に
構築できるまた、本発明によれば、家庭内のセキュリテ
ィシステムをユーザが容易に構築できる上に、設備系ネ
ットワークの追加や削除が容易に行え、従来に比べてネ
ットワークの拡張性や柔軟性を有するようになる。
【0117】さらに、本発明によれば、家庭内のセキュ
リティシステムをユーザが容易に構築できる。さらに、
従来に比べてネットワークの拡張性や柔軟性を有すると
ともに、種類の異なるネットワーク同士の連携動作など
により宅内の安全性の確保の向上などを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の室内セキュリティ親装置およびワイヤレ
スセンサの構成を示すブロック図である。
【図3】宅内セキュリティ親装置における各部の動作タ
イミングなどを説明する説明図である。
【図4】宅内セキュリティ・ネットワークの変形例の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の第3実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図7】その第3実施形態において、ネットワークが連
携動作する場合の動作例を示すフローチャーとである。
【図8】従来のホームネットワークの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
5 インターネット・サービス・プロバイダ 6 インターネット 21、31 ホームネットワーク・表示/制御ターミナ
ル 22、22A 宅内セキュリティ・ネットワーク 23、33 電力モニタコントロール・ネットワーク 24 給湯コントロール・ネットワーク 25a〜25a ワイヤレスセンサ 25A〜25N ワイヤレスセンサ 26 ハブ 27 宅内セキュリティ親装置 28、38 電力モニタコントロール・インタフェース 29 給湯制御・インタフェース 34 宅内統合制御装置 35 インターネット・ゲートウェイ 41 マイクロプロセッサ 42 RAM(メモリ) 45、45A ワイヤレス親機45 47 タイマ 48、53 ハウスコード設定スイッチ 54 センサコード設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L061 BA05 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB03 BB12 BB18 BB74 DD03 DD24 EE12 EE14 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG06 GG11 GG12 GG19 GG23 GG30 GG31 GG32 GG37 GG46 GG65 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K033 BA01 BA08 DA01 DA17 5K048 AA15 BA12 BA51 EB13 FB05 HA01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Webサーバ機能とCGI機能を有する
    宅内セキュリティ親装置と、該宅内セキュリティ親装置
    との間で無線による通信を行う少なくとも1つのワイヤ
    レスセンサとを含む家庭内に配置させる宅内セキュリテ
    ィネットワークと、 前記宅内セキュリティ親装置との間で通信を行う表示/
    制御ターミナルとを備え、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記ワイヤレスセンサ
    を家庭内に設置するためのセンサ設定モードと家庭内の
    安全を監視するためのセキュリティモードとを有し、こ
    れらのモードを選択でき、 前記ワイヤレスセンサは、識別コードを有するととも
    に、家庭内の状態を検出するようになっており、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記センサ設定モード
    が選択された場合に、所定の識別コードを使用して前記
    ワイヤレスセンサとの間で通信を行い、前記ワイヤレス
    センサがその所定の識別コードを受信してその識別コー
    ドが自己が有する識別コードと一致する旨の応答がワイ
    ヤレスセンサからあった場合に、その一致した識別コー
    ドを前記表示/制御ターミナルに通知するようになって
    おり、 前記表示/制御ターミナルは、その通知された識別コー
    ドを表示部に表示させ、その表示された識別コードに対
    応するワイヤレスセンサの配置場所を入力できるように
    なっていることを特徴とするホームネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤレスセンサの識別コードは、
    隣家との混信を防止するためのハウスコードと、ワイヤ
    レスセンサ自身を識別するためのセンサコードとからな
    り、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記ハウスコードを設
    定するためのハウスコード設定スイッチを有し、 前記ワイヤレスセンサは、前記ハウスコードを設定する
    ためのハウスコード設定スイッチと、前記センサコード
    を設定するセンサコード設定スイッチとを有することを
    特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記宅内セキュリティ親装置は、前記セ
    キュリティモードが選択された場合には、前記ワイヤレ
    スセンサの検出データに基づいて家庭内の状態に関する
    ホームページを作成し、このホームページを配信できる
    ようになっており、 前記表示/制御ターミナルは、前記宅内セキュリティ親
    装置からのホームページを受け取り、そのホームページ
    の内容を表示するようになっていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のホームネットワーク。
  4. 【請求項4】 前記宅内セキュリティ親装置は、自己が
    作成したホームページを所定の場合に宅外に配信でき、
    または前記ホームページの配信要求が宅外からあったと
    きにそのホームページを宅外に配信するようになってい
    ることを特徴とする請求項3に記載のホームネットワー
    ク。
  5. 【請求項5】 前記宅内セキュリティ親装置は、 前記ワイヤレスセンサの検出データを所定時間T1ごと
    に取り込むワイヤレスセンサ親機と、 任意の設定時間T2が設定自在であって、その設定時間
    T2が経過するたびに計数動作を繰り返すタイマと、 前記タイマの設定時間T2内に前記ワイヤレスセンサ親
    機が取り込んだ検出データを順次記憶するとともに、前
    記設定時間T2が経過するたびにその記憶内容を更新す
    るメモリと、 前記ホームページを作成するとともに、前記タイマが設
    定時間T2が経過するたびに、前記メモリに記憶される
    検出データに基づいて前記ホームページを更新するホー
    ムページ作成手段とを有し、 前記ホームページ作成手段は、前記ホームページの所定
    時間T3ごとの配信要求に対して更新したホームページ
    を配信できるようになっており、 かつ、前記所定時間T1、前記設定時間T2、および前
    記所定時間T3は、T1<T3<T2の関係にあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    ホームネットワーク。
  6. 【請求項6】 Webサーバ機能とCGI機能を有する
    宅内セキュリティ親装置と、該宅内セキュリティ親装置
    との間で無線による通信を行う少なくとも1つのワイヤ
    レスセンサとを含む家庭内に配置させる宅内セキュリテ
    ィネットワークと、 インタフェースを含み家庭内に配置させる有線によるネ
    ットワークと、 前記宅内セキュリティ親装置および前記インタフェース
    との間で通信を行う表示/制御ターミナルとを備え、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記ワイヤレスセンサ
    を家庭内に設置するためのセンサ設定モードと、家庭内
    の安全を監視するためのセキュリティモードとを有し、
    これらのモードを選択でき、 前記ワイヤレスセンサは、識別コードを有するととも
    に、家庭内の状態を検出するようになっており、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記センサ設定モード
    が選択された場合に、所定の識別コードを使用して前記
    ワイヤレスセンサとの間で通信を行い、前記ワイヤレス
    センサがその所定の識別コードを受信してその識別コー
    ドが自己が有する識別コードと一致する旨の応答がワイ
    ヤレスセンサからあった場合に、その一致した識別コー
    ドを前記表示/制御ターミナルに通知するようになって
    おり、 前記表示/制御ターミナルは、その通知された識別コー
    ドを表示部に表示させ、その表示された識別コードに対
    応するワイヤレスセンサの配置場所を入力できるように
    なっていることを特徴とするホームネットワーク。
  7. 【請求項7】 前記宅内セキュリティ親装置は、さらに
    自己が管理する前記宅内セキュリティネットワークの状
    態を表示するためのホームページを作成することがで
    き、その作成ホームページを配信できるようになってお
    り、 前記インタフェースは、さらに自己が管理する前記ネッ
    トワークの状態を制御するためのホームページを作成す
    ることができ、その作成ホームページを配信できるよう
    になっており、 前記表示/制御ターミナルは、さらに前記宅内セキュリ
    ティ親装置また前記インタフェースから前記各ホームペ
    ージを受信して表示するとともに、その表示に基づいて
    前記インタフェースの制御の指示ができるようになって
    いることを特徴とする請求項6に記載のホームネットワ
    ーク。
  8. 【請求項8】 前記ワイヤレスセンサの識別コードは、
    隣家との混信を防止するためのハウスコードと、ワイヤ
    レスセンサ自身を識別するためのセンサコードとからな
    り、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記ハウスコードを設
    定するためのハウスコード設定スイッチを有し、 前記ワイヤレスセンサは、前記ハウスコードを設定する
    ためのハウスコード設定スイッチと、前記センサコード
    を設定するセンサコード設定スイッチとを有することを
    特徴とする請求項6または請求項7に記載のホームネッ
    トワーク。
  9. 【請求項9】 前記宅内セキュリティ親装置は、前記セ
    キュリティモードが選択された場合には、前記ワイヤレ
    スセンサの検出データに基づいて家庭内の状態に関する
    ホームページを作成し、このホームページを配信できる
    ようになっており、 前記表示/制御ターミナルは、前記宅内セキュリティ親
    装置からのホームページを受け取り、そのホームページ
    の内容を表示するようになっていることを特徴とする請
    求項6乃至請求項8のいずれかに記載のホームネットワ
    ーク。
  10. 【請求項10】 前記宅内セキュリティ親装置は、自己
    が作成したホームページを所定の場合に宅外に配信で
    き、または前記ホームページの配信要求が宅外からあっ
    たときにそのホームページを宅外に配信するようになっ
    ていることを特徴とする請求項9に記載のホームネット
    ワーク。
  11. 【請求項11】 前記宅内セキュリティ親装置は、 前記ワイヤレスセンサの検出データを所定時間T1ごと
    に取り込むワイヤレスセンサ親機と、 任意の設定時間T2が設定自在であって、その設定時間
    T2が経過するたびに計数動作を繰り返すタイマと、 前記タイマの設定時間T2内に前記ワイヤレスセンサ親
    機が取り込んだ検出データを順次記憶するとともに、前
    記設定時間T2が経過するたびにその記憶内容を更新す
    るメモリと、 前記ホームページを作成するとともに、前記タイマが設
    定時間T2が経過するたびに、前記メモリに記憶される
    検出データに基づいて前記ホームページを更新するホー
    ムページ作成手段とを有し、 前記ホームページ作成手段は、前記ホームページの所定
    時間T3ごとの配信要求に対して更新したホームページ
    を配信できるようになっており、 かつ、前記所定時間T1、前記設定時間T2、および前
    記所定時間T3は、T1<T3<T2の関係にあること
    を特徴とする請求項6乃至請求項10のいずれかに記載
    のホームネットワーク。
  12. 【請求項12】 Webサーバ機能とCGI機能を有す
    る宅内セキュリティ親装置と、該宅内セキュリティ親装
    置との間で無線による通信を行う少なくとも1つのワイ
    ヤレスセンサとを含む家庭内に配置させる宅内セキュリ
    ティネットワークと、 インタフェースを含み家庭内に配置させる有線によるネ
    ットワークと、 前記両ネットワーク同士を連携動作させる宅内統合制御
    装置と、 前記宅内セキュリティ親装置、前記インタフェース、お
    よび前記宅内統合制御装置との間で通信を行う表示/制
    御ターミナルとを備え、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記ワイヤレスセンサ
    を前記家庭内に設置するためのセンサ設定モードと、家
    庭内の安全を監視するためのセキュリティモードとを有
    し、これらのモードを選択でき、 前記ワイヤレスセンサは、識別コードを有するととも
    に、家庭内の状態を検出するようになっており、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記センサ設定モード
    が選択された場合に、所定の識別コードを使用して前記
    ワイヤレスセンサとの間で通信を行い、前記ワイヤレス
    センサがその所定の識別コードを受信してその識別コー
    ドが自己が有する識別コードと一致する旨の応答がワイ
    ヤレスセンサからあった場合に、その一致した識別コー
    ドを前記表示/制御ターミナルに通知するようになって
    おり、 前記表示/制御ターミナルは、その通知された識別コー
    ドを表示部に表示させ、その表示された識別コードに対
    応するワイヤレスセンサの配置場所を入力できるように
    なっていることを特徴とするホームネットワーク。
  13. 【請求項13】 前記宅内セキュリティ親装置は、さら
    に自己が管理する前記宅内セキュリティネットワークの
    状態を表示するためのホームページを作成することがで
    き、その作成ホームページを配信できるようになってお
    り、 前記インタフェースは、さらに自己が管理する前記ネッ
    トワークの状態を制御するためのホームページを作成す
    ることができ、その作成ホームページを配信できるよう
    になっており、 前記宅内統合制御装置は、さらに前記連携動作に係るホ
    ームページを作成するとともに、この作成ホームページ
    を配信できるようになっており、 前記表示/制御ターミナルは、さらに前記宅内セキュリ
    ティ親装置および前記インタフェースから前記ホームペ
    ージを受信して表示し、その表示に基づいて前記インタ
    フェースのネットワークの制御の指示ができるととも
    に、前記宅内統合制御装置から前記ホームページを受信
    して表示できるようになっており、 かつ、前記宅内統合制御装置は、前記連携動作の際に、
    前記宅内セキュリティ親装置および前記インタフェース
    と通信ができるようになっており、前記宅内セキュリテ
    ィ親装置から所定の通知を受け取った場合には、前記イ
    ンタフェースに対して所定の指示を通知するようになっ
    ていることを特徴とする請求項12に記載のホームネッ
    トワーク。
  14. 【請求項14】 前記ワイヤレスセンサの識別コード
    は、隣家との混信を防止するためのハウスコードと、ワ
    イヤレスセンサ自身を識別するためのセンサコードとか
    らなり、 前記宅内セキュリティ親装置は、前記ハウスコードを設
    定するためのハウスコード設定スイッチを有し、 前記ワイヤレスセンサは、前記ハウスコードを設定する
    ためのハウスコード設定スイッチと、前記センサコード
    を設定するセンサコード設定スイッチとを有することを
    特徴とする請求項12または請求項13に記載のホーム
    ネットワーク。
  15. 【請求項15】 前記宅内セキュリティ親装置は、前記
    セキュリティモードが選択された場合には、前記ワイヤ
    レスセンサの検出データに基づいて家庭内の状態に関す
    るホームページを作成し、このホームページを配信でき
    るようになっており、 前記表示/制御ターミナルは、前記宅内セキュリティ親
    装置からのホームページを受け取り、そのホームページ
    の内容を表示するようになっていることを特徴とする請
    求項12乃至請求項14のいずれかに記載のホームネッ
    トワーク。
  16. 【請求項16】 前記宅内セキュリティ親装置は、自己
    が作成したホームページを所定の場合に宅外に配信で
    き、または前記ホームページの配信要求が宅外からあっ
    たときにそのホームページを宅外に配信するようになっ
    ていることを特徴とする請求項15に記載のホームネッ
    トワーク。
  17. 【請求項17】 前記宅内セキュリティ親装置は、 前記ワイヤレスセンサの検出データを所定時間T1ごと
    に取り込むワイヤレスセンサ親機と、 任意の設定時間T2が設定自在であって、その設定時間
    T2が経過するたびに計数動作を繰り返すタイマと、 前記タイマの設定時間T2内に前記ワイヤレスセンサ親
    機が取り込んだ検出データを順次記憶するとともに、前
    記設定時間T2が経過するたびにその記憶内容を更新す
    るメモリと、 前記ホームページを作成するとともに、前記タイマが設
    定時間T2が経過するたびに、前記メモリに記憶される
    検出データに基づいて前記ホームページを更新するホー
    ムページ作成手段とを有し、 前記ホームページ作成手段は、前記ホームページの所定
    時間T3ごとの配信要求に対して更新したホームページ
    を配信できるようになっており、 かつ、前記所定時間T1、前記設定時間T2、および前
    記所定時間T3は、T1<T3<T2の関係にあること
    を特徴とする請求項12乃至請求項16のいずれかに記
    載のホームネットワーク。
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