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JP2003289265A - 無線携帯端末装置 - Google Patents

無線携帯端末装置

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Publication number
JP2003289265A
JP2003289265A JP2002091104A JP2002091104A JP2003289265A JP 2003289265 A JP2003289265 A JP 2003289265A JP 2002091104 A JP2002091104 A JP 2002091104A JP 2002091104 A JP2002091104 A JP 2002091104A JP 2003289265 A JP2003289265 A JP 2003289265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
mobile terminal
terminal device
casing
wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002091104A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Aihara
靖雄 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002091104A priority Critical patent/JP2003289265A/ja
Publication of JP2003289265A publication Critical patent/JP2003289265A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオ会話を行う場合、ハンズフリー通信やイ
ヤホンマイクを使用せずに音声通信を行うことができ、
液晶タッチパネルとキーボード入力装置が同時に使用で
きる無線携帯端末装置を提供する。 【解決手段】 他の無線携帯端末装置と無線通信を行う
無線装置と第2の筐体2と無線通信を行う無線装置と表
示入力装置3を有する第1の筐体1と、第1の筐体と無
線通信を行う無線装置と送話装置4と受話装置5を有す
る第2の筐体2で構成される無線携帯端末装置におい
て、第2の筐体2は第1の筐体1の背面部に装着するこ
とによって、分離して使用ができる第2の筐体2を使用
してビデオ会話を行う場合、ハンズフリー通信やイヤホ
ンマイクを使用せずに音声通信を行うことができ、さら
に液晶タッチパネルとキーボード入力装置7を同時に使
用できる無線携帯端末装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の無
線携帯端末装置に関し、特に他の無線通信端末および第
2の筐体と無線通信を行う第1の筐体と、第1の筐体に
取り外し自在に装着され第1の筐体と無線通信を行う第
2の筐体とを有して構成される携帯電話機等の無線携帯
端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線携帯端末装置として
は、他の無線携帯端末装置と無線通信を行う無線装置
と、表示装置、送話装置、受話装置および入力装置と
が、同一筐体内に設けられていた。さらに、無線通信ネ
ットワークの通信速度の高速化に伴い、ビデオカメラを
設けてビデオ会話を行うことができる無線携帯端末装置
も出現している。
【0003】さらに、従来の無線携帯端末装置に対する
技術開発の流れの中で、数字キーで構成されるキーボー
ド入力装置だけではなく、液晶タッチパネル等の異なる
入力装置を備えるものも出現してきた。例えば、数字キ
ーで構成されるキーボード入力装置と液晶タッチパネル
を備えた無線携帯端末装置としては、図8に示すよう
な、特開平11−17791号公報に記載されたものが
知られている。図8に示す無線携帯端末装置は、液晶タ
ッチパネルの入力装置104と反対面にキーボード入力
装置という種類の異なる二つの情報処理操作部を備えた
第二筐体102を、無線回路部を備えた第一筐体101
に分離可能に収納して、液晶タッチパネルおよびキーボ
ードという異なる種類の操作部のいずれか一方を第一筐
体101外部に露出させるように構成しており、それに
よって、無線携帯端末装置としての操作性、携帯性を損
なうことなく、種類の異なる操作部を選択的に使用する
ことができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の無線携帯端末装置においては、他の無線携
帯端末装置と無線通信を行う無線装置と、表示装置、送
話装置、受話装置、入力装置およびビデオカメラとが同
一筐体内に設けられているため、この無線携帯端末装置
を用いてビデオ会話を行おうとすると、音声通信は、必
然的に無線携帯端末装置を耳から離してハンズフリー通
信するか、またはケーブルで接続されたイヤホンマイク
等を使用して通信する必要があった。そのため、ハンズ
フリー通信では周囲に通話内容を聞かれる可能性があ
り、また、イヤホンマイクの使用では、筐体にケーブル
を接続する必要があるため、操作性が悪くなり、また筐
体内に収納できない等という問題があった。また、数字
キーで構成されるキーボードだけを入力装置として有す
る従来の無線携帯端末装置を使用して電子メール等のた
めの文字入力を行おうとすると、入力に使用できるキー
の数が限られているため、文字入力が煩雑になるという
問題があった。
【0005】そこで、図8に示すような従来の無線携帯
端末装置では、数字キーで構成されるキーボード入力装
置だけではなく、液晶タッチパネル等異なる入力装置を
備えて従来の無線携帯端末装置の問題点を解消しようと
したのであるが、電子メール等を利用するために文字表
示を行う場合、その操作性のため、筐体の横幅を拡大す
ることができず、それに伴って表示装置の横幅も限定さ
れるため、表示装置の表示領域が縦長になってしまい、
長文等を表示する場合には読みにくいという問題があっ
た。その上、キーボード入力装置と液晶タッチパネルと
は表裏反対に設けられるので、選択的にのみ使用できる
ため、キーボード入力装置と液晶タッチパネルとは同時
に使用することができず、上記従来の問題は解決されて
はいないという問題があった。
【0006】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたもので、表示入力装置およびビデオ
カメラを有する第1の筐体と、キー入力装置を有する第
2の筐体とを有し、両筐体を分離して両筐体の機能を同
時に使用できる無線携帯端末装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における無線携帯
端末装置は、外部と無線通信する第1の無線装置を有す
る第1の筐体と、この第1の筐体の装着部に対し分離自
在に装着される第2の筐体とを備え、前記第1の筐体は
情報を表示し入力する表示入力装置と、前記第2の筐体
と無線通信する第2の無線装置とを有し、前記第2の筐
体は前記第1の筐体と無線通信する第3の無線装置と、
前記表示入力装置の操作と同時に前記第1の筐体を介し
て外部と送受話する送話装置および受話装置とを有する
という構成を有している。この構成により、第2の筐体
は第1の筐体から分離して使用できるため、第1の筐体
に備えた表示入力装置を視認および操作しながら第2の
筐体を手に持って音声通話をすることができる。また、
第2の筐体を従来の携帯電話のように縦長で構成するこ
とにより、手に持って音声通話を行う場合に操作性を損
なうことが無い。そして、携帯時においては第2の筐体
が第1の筐体の背面部に装着することにより携帯性を損
なうことも無い。さらに、第1の筐体と第2の筐体間の
無線通信は第1の筐体と他の無線携帯端末装置間で行う
無線通信に使用する高周波電力よりも微弱な電力で構成
できるため、人体による電磁波の吸収率(SAR)につ
いても有利となる。また、第2の筐体を第1の筐体の背
面部に装着した状態においても音声通話を行うことがで
きる。
【0008】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第1の筐体の前記装着部が、前記第2の筐体を内部に収
納する形状を有するという構成を有している。この構成
により、第2の筐体は第1の筐体から分離して使用でき
るため、第1の筐体に備えた表示入力装置を視認および
操作しながら第2の筐体を手に持って音声通話をするこ
とができる。また、第2の筐体を従来の携帯電話のよう
に縦長で構成することにより、手に持って音声通話を行
う場合に操作性を損なうことが無い。そして、携帯時に
おいて第2の筐体が第1の筐体の内部に収納できること
により携帯性を損なうことが無く第2の筐体を保護する
ことができる。さらに、第1の筐体と第2の筐体間の無
線通信は第1の筐体と他の無線携帯端末装置間で行う無
線通信に使用する高周波電力よりも微弱な電力で構成で
きるため、人体による電磁波の吸収率(SAR)につい
ても有利となる。
【0009】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第1の筐体に有する表示入力装置が、液晶タッチパネル
であるという構成を有している。この構成により、電子
メール等を利用するために文字入力を行う場合、手書き
文字入力等が可能となり、数字キーで構成されるキーボ
ードだけを入力装置として使用するよりも文字入力が飛
躍的に容易になる。そして、音声通信は第2の筐体を手
に持って使用するため、第1の筐体の横幅は従来の無線
携帯端末装置のように操作性を考慮して制限されること
がなくなり、液晶タッチパネルの横幅を拡大することが
できるため、長文等の表示においても読みやすい表示が
可能となる。さらに、画像・映像の表示においても拡大
表示が可能となる。
【0010】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第1の筐体にビデオカメラを備えるという構成を有して
いる。この構成により、例えばビデオカメラを使用して
ビデオ会話を行う場合、本発明の特徴である第2の筐体
を第1の筐体から分離して使用できることにより、音声
通信は第2の筐体を手に持って使用し、画像通信は第1
の筐体を使用して通話することができる。
【0011】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第2の筐体に表示装置およびキー入力装置を備えるとい
う構成を有している。この構成により、例えば、第1の
筐体を鞄に中に収納して第2の筐体で音声通信を行う場
合、本発明の特徴である第2の筐体を第1の筐体から分
離して使用できることにより、第2の筐体だけで電話番
号の入力、情報の確認等を行うことができる。さらに、
第1の筐体に設けたタッチパネル等の表示入力装置と同
時使用が可能となる。
【0012】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第1の筐体および前記第2の筐体が、前記第1の筐体に
前記第2の筐体を装着または収納したときに相互に通信
する赤外線通信装置を有するという構成を有している。
この構成により、第2の筐体を第1の筐体に装着または
収納した状態において、第1の筐体と第2の筐体間で高
周波信号を使用した無線通信を行わずに使用することが
できる。
【0013】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第1の筐体と前記第2の筐体間で無線通信が途絶えたこ
とを検知したときに、前記第1の筐体と前記第2の筐体
間で無線通信が途絶えたことを報知する通信切断報知手
段を有するという構成を有している。この構成により、
例えば第2の筐体を第1の筐体から分離して使用した後
に、第1の筐体または第2の筐体を置忘れた場合に使用
者に報知することが可能となり、無線携帯端末装置の置
忘れを防止することができる。
【0014】本発明における無線携帯端末装置は、着信
時において、前記赤外線通信装置により前記第1の筐体
からの前記第2の筐体の分離を検出したときに、前記第
2の筐体が前記第3の無線装置を用いて前記着信に応答
するという構成を有している。この構成により、第2の
筐体が第1の筐体の背面部に装着あるいは内部に収納さ
れた状態で着信があった場合、第2の筐体を第1の筐体
から取り出すだけで通話状態に入ることができる。
【0015】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第1の筐体の前記装着部に電源用の外部電池を装着また
は収納する手段を有するという構成を有している。この
構成により、第1の筐体に内蔵されている電池が消耗し
た場合でも電源用の外部電池を使用することで継続して
無線携帯端末装置を使用することができる。
【0016】本発明における無線携帯端末装置は、前記
第1の筐体を机上に立てるスダンドを前記第1の筐体に
設けるという構成を有している。この構成により、例え
ば第1の筐体に設けたビデオカメラを使用してビデオ会
話を行う場合、第2の筐体を手に持って音声通信を行
い、第1の筐体を机上等に立てた状態に設置して通話を
行うことができる。
【0017】本発明は、要約すると、幅広の表示入力装
置およびビデオカメラを有し、他の無線携帯端末装置と
無線通信を行う第1の無線装置と、第2の筐体と無線通
信を行う第2の無線装置とを有する第1の筐体と、送話
装置と受話装置およびキーボード入力装置と、第1の筐
体と無線通信を行う第3の無線装置とを有し、取り外し
自在に第1の筐体に装着され(例えば、第1の筐体の背
面部に装着または内部に収納する)、分離した第1の筐
体と無線通信して同時に使用できる第2の筐体とを有し
て構成され、第1の筐体に装着されたビデオカメラを使
用してビデオ会話を行う場合、第2の筐体を第1の筐体
から分離することによりハンズフリー通信やイヤホンマ
イクを使用することなく、音声通信を行うことができ、
さらに、第1の筐体に表示入力装置としての液晶タッチ
パネル、第2の筐体にキーボード入力装置を設けたこと
により、液晶タッチパネルとキーボード入力装置等、両
筐体の機能を同時に使用できる無線携帯端末装置を提供
するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1および第2の実施の形態を詳細に説明する。ま
ず、図1ないし図3を参照して、本発明の第1の実施の
形態における無線携帯端末装置の構成を説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態における第2の筐体2が
第1の筐体1の背面に装着された状態の斜視図を示し、
図2は、図1に示す第1の筐体1と第2の筐体2を分離
した状態を背面から見た斜視図を示し、図3は、図1に
示す第1の筐体1と第2の筐体2を分離した状態を前面
から見た斜視図を示す。
【0019】図1ないし図3において、第1の無線端末
筐体1(本実施の形態では、第1の筐体1という)の前
面は表示入力装置としての液晶タッチパネル3と、CC
D等の撮像デバイスによりなるビデオカメラ8とを備え
て構成される。第1の筐体1の背面には、第2の無線端
末筐体2(本実施の形態では、第2の筐体2という)を
装着するための装着部10が凹状に形成されており、装
着部10には、第2の筐体と赤外線通信を行う赤外線送
受光装置9と、第2の筐体2を装着したときに第2の筐
体2に設けた磁石部13の磁力により第2の筐体2を装
着部10に固定するための金属部12と、外部電池15
を装着したときに第2の筐体2の電池端子16と接触さ
せる電源端子14とが配置されて構成される。さらに、
第1の筐体1には、第1の筐体1を机上等に設置するた
めのスタンド11が設けられる。第2の筐体の前面は、
マイク等からなる送話装置4と、スピーカ等からなる受
話装置5と、液晶表示器等からなる表示装置6と、数字
キー等によりなる入力装置7とが備えられる。第2の筐
体2の背面には、第1の筐体1と赤外線通信を行う赤外
線送受光装置9と、第1の筐体1に装着したときに第2
の筐体2を磁力で固定するための磁石部13とが配置さ
れる。
【0020】次に、図4の機能ブロック図を参照して、
本発明の第1の実施の形態における無線携帯端末装置の
各構成要素の動作を説明する。図4において、第1の筐
体1の第1の無線装置19は携帯電話システム等の無線
網に接続して他の無線携帯端末装置と無線通信を行う。
第1の筐体1の第2の無線装置20の無線通信手段(Bl
uetooth 等)により第2の筐体2の第3の無線装置21
と無線通信を行い、音声データや表示データ等の通信を
実行する。第1の筐体1の赤外線送受光装置9は、第2
の筐体2が第1の筐体1に装着されていることを認識し
て、第2の筐体2の赤外線送受光装置9と赤外線通信に
より音声データや表示データ等の通信を行う。制御装置
22は第1の筐体1に備えられた各装置の制御を行い、
また、制御装置23は第2の筐体2に備えられた各装置
の制御を実行する。
【0021】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、第2の筐体2は第1の筐体1から分離
して使用できるため第1の筐体に備えた表示入力装置と
しての液晶タッチパネル3を視認および操作しながら第
2の筐体2を手に持って音声通話をすることができると
共に、第2の筐体2に備えられた数字キー等で構成され
る入力装置7を同時に使用することができる。また、第
2の筐体2を縦長に構成することにより、手に持って音
声通話を行う場合に操作性を損なうことが無い。それに
加え、第1の筐体の横幅は従来の無線携帯端末装置のよ
うに操作性を考慮して制限される必要がないので、液晶
タッチパネル3の横幅を拡大することができるため、長
文等を表示する場合も読みやすい表示が可能となる。ま
た、携帯時においても、第2の筐体2は第1の筐体1の
背面部に装着されるため、携帯性を損なうことも無い。
【0022】さらに、第1の筐体1と第2の筐体2間の
無線通信は、第2の無線装置20の無線通信手段(Blue
tooth 等)の微弱な高周波電力で通信されるため、人体
による電磁波の吸収率(SAR)についても有利とな
る。第2の筐体2を第1の筐体1へ固定する方法につい
て、本実施の形態では、一例として磁力を利用して固定
する方法を示したが、その他の機構的な固定方法につい
ても実施が可能である。なお、第2の筐体2を第1の筐
体1の背面部に装着した状態のままでも、音声通話を行
うことができる。また、第2の筐体2にキーボード等の
入力装置を備えるとともに、第1の筐体1に液晶タッチ
パネル3を備えることにより、電子メール等を利用する
ために文字入力を行う場合、手書き文字入力等が可能と
なり、数字キー等で構成されるキーボードだけを入力装
置として使用するよりも文字入力が飛躍的に容易にな
る。
【0023】そして、第1の筐体にビデオカメラを設け
たことにより、ビデオカメラを使用してビデオ会話を行
う場合、音声通信は第2の筐体2を手に持って使用し、
画像通信は第1の筐体1を使用して通話することができ
る。さらに、第1の筐体1には、机上等に立てて通話す
るときに使用するスタンドが設けられる。このスタンド
は、ヒンジ18により回転自在に取付けられ、携帯時に
は第1の筐体1の背面に折り畳みが可能で、例えば、V
字状の切り込みを入れることにより、折り畳んだ状態に
おいても第2の筐体2の着脱が妨げられないよう構成さ
れる。
【0024】次に、図5のフローチャートを参照して、
本発明の第1の実施の形態における無線携帯端末装置の
筐体着脱検出による通話動作および第1の筐体1と第2
の筐体2間の無線通信切断報知の一例を説明する。図5
において、無線携帯端末装置の電源が投入されると(ス
テップS1)、第2の筐体2の着脱検出を行う(ステッ
プS2)、ステップS3で第1の筐体1と第2の筐体2
間で赤外線通信が可能かどうかの検出を行い、可能でな
ければ第1の筐体1と第2の筐体2間で無線通信を使用
する(ステップS4)。次に、ステップS5で第1の筐
体1と第2の筐体2間で無線通信が可能かどうかの判断
を行い、無線通信が可能でなければ、第1の筐体1およ
び第2の筐体2の受話装置5および表示装置6等により
構成される通信切断報知手段により、無線通信切断の報
知を行う(ステップS6)。
【0025】また、ステップS3で赤外線通信が可能で
あれば再度第2の筐体2の着脱検出に戻り(ステップS
2)、ステップS3で赤外線通信が可能かどうかを検査
することにより、第2の筐体2の着脱検出を行う。ま
た、第1の筐体1と第2の筐体2間で赤外線通信が可能
な状態(ステップS7)において、着信検出した場合
(ステップS8)、ステップS9で第1の筐体1と第2
の筐体2間で赤外線通信が可能かどうか再度の検出を行
い、可能でなければ第2の筐体2が第1の筐体1から分
離されたと判断して無線通信を使用して第2の筐体2は
通話状態に入る(ステップS11)。ステップS9で第
1の筐体1と第2の筐体2間で赤外線通信が可能であれ
ば第2の筐体2は第1の筐体1に装着状態であると判断
して呼び出し処理を行う(ステップS10)。
【0026】以上の説明のように、本発明の第1の実施
の形態によれば、例えば、第2の筐体を第1の筐体から
分離して使用後に第1の筐体または第2の筐体を置忘れ
た場合に、第1の筐体1と第2の筐体2で行われる無線
通信切断の報知を利用して使用者に無線携帯端末装置の
置忘れを報知することが可能である。また、第2の筐体
が第1の筐体の背面部に装着された状態で着信があった
場合に、筐体着脱検出を利用して第2の筐体を第1の筐
体から取り外すだけで通話状態に入ることが可能とな
る。なお、筐体着脱検出の方法については、一例として
赤外線通信の可否を利用して検出する方法を示したが、
その他の機械的なスイッチを使用した検出方法や光学的
なスイッチを使用した検出方法についても実施が可能で
ある。
【0027】次に、図6の斜視図を参照して、本発明の
第1の実施の形態における無線携帯端末装置の第1の筐
体1の装着部10に、電源用の外部電池15を装着する
場合の一例を説明する。図6において、第2の筐体2と
同じ外形寸法で構成された外部電池15には、第1の筐
体1の装着部10に備えた電源端子14に接触する電池
端子16と、第1の筐体1に装着したときに、装着部1
0に設けられた金属部12と磁力で固定するための磁石
部13とを有する。なお、金属部12と電源端子14と
により外部電池15を装着または収納する手段を構成す
る。
【0028】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、第1の筐体1に内蔵されている電池が
消耗した場合でも、電源用の外部電池15を第1の筐体
1の装着部10に装着して使用することにより、継続し
て無線携帯端末装置を使用することが可能となる。
【0029】次に、図7の正面斜視図を参照して、本発
明の第2の実施の形態における無線携帯端末装置につい
て説明する。図7において、第1の筐体1に第2の筐体
2を収納するための挿入部17を設け、第2の筐体2を
第1の筐体1の挿入部17に挿入することにより、第2
の筐体2を着脱自在に装着する点で第1の実施の形態の
ものと異なる構成とされる。なお、図7は第2の筐体2
を第1の筐体1から分離した状態を示す。以上説明した
ように、本発明の第2の実施の形態によれば、携帯時に
は、第2の筐体2を第1の筐体1の挿入部17に収納す
ることができることにより、携帯性を損なうこと無く、
第2の筐体2を保護することが可能である。
【0030】また、図示しないが、第2の筐体2の背面
には、第1の実施の形態で説明したように、赤外線送受
光装置が設けてあり、第1の筐体1の内部に設けられた
赤外線送受光装置と赤外線通信が可能である。なお、第
2の筐体2を第1の筐体1の内部に固定する手段として
は、特に図示はしていないが、例えば、機械的なロック
機構を設け、挿入部17に第2の筐体2を挿入すると、
第2の筐体2は固定状態に保持され、再度第2の筐体2
を押すことによりロックが解除されて、第2の筐体2を
取り出すことができるようにした機構を使用することが
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明における無線携帯端末装置は、上
記のように構成され、特に、表示入力装置およびビデオ
カメラを有し他の無線通信端末および第2の筐体と無線
通信を行う第1の筐体と、キーボード入力装置を有し第
1の筐体から分離して同時に使用できる第2の筐体とを
備えるようにしたことにより、ビデオ会話等を行う場合
に、ハンズフリー通信やイヤホンマイクを使用すること
なく音声通信を行うことができ、また、表示入力装置と
キーボード入力装置とを同時に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における無線携帯端
末装置の第2の筐体が第1の筐体の背面に装着された状
態を示す斜視図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における無線携帯端
末装置の第1の筐体と第2の筐体を分離した状態の背面
から見た斜視図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における無線携帯端
末装置の第1の筐体と第2の筐体を分離した状態の前面
から見た斜視図、
【図4】本発明の第1の実施の形態における無線携帯端
末装置の構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第1の実施の形態における無線携帯端
末装置の筐体着脱検出および無線通信切断報知の一例を
示すフローチャート、
【図6】本発明の第1の実施の形態における無線携帯端
末装置の第1の筐体と外部電池を分離した状態を背面か
ら見た斜視図、
【図7】本発明の第2の実施の形態における無線携帯端
末装置の第1の筐体と第2の筐体を分離した状態の前面
から見た斜視図、
【図8】従来の無線携帯端末装置における第一筐体と第
二筐体を分離した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 第1の筐体 2 第2の筐体 3 表示入力装置(液晶タッチパネル) 4 送話装置 5 受話装置 6 表示装置 7 入力装置 8 ビデオカメラ 9 赤外線送受光装置 10 装着部 11 スタンド 12 金属部 13 磁石部 14 電源端子 15 外部電池 16 電池端子 17 挿入部 18 ヒンジ 19 第1の無線装置 20 第2の無線装置 21 第3の無線装置 22、23 制御装置 101 第一筐体 102 第二筐体 103 装着部 104 液晶タッチパネル 105 赤外線発光部 106 赤外線受光部 107 受話部 108 送話部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部と無線通信する第1の無線装置を有す
    る第1の筐体と、この第1の筐体の装着部に対し分離自
    在に装着される第2の筐体とを備え、前記第1の筐体は
    情報を表示し入力する表示入力装置と、前記第2の筐体
    と無線通信する第2の無線装置とを有し、前記第2の筐
    体は前記第1の筐体と無線通信する第3の無線装置と、
    前記表示入力装置の操作と同時に前記第1の筐体を介し
    て外部と送受話する送話装置および受話装置とを有する
    ことを特徴とする無線携帯端末装置。
  2. 【請求項2】前記第1の筐体の前記装着部は、前記第2
    の筐体を内部に収納する形状を有することを特徴とする
    無線携帯端末装置。
  3. 【請求項3】前記第1の筐体に有する表示入力装置は、
    液晶タッチパネルであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の無線携帯端末装置。
  4. 【請求項4】前記第1の筐体にビデオカメラを備えるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の無
    線携帯端末装置。
  5. 【請求項5】前記第2の筐体に表示装置およびキー入力
    装置を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の無線携帯端末装置。
  6. 【請求項6】前記第1の筐体および前記第2の筐体は、
    前記第1の筐体に前記第2の筐体を装着または収納した
    ときに相互に通信する赤外線通信装置を有することを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の無線携帯
    端末装置。
  7. 【請求項7】前記第1の筐体と前記第2の筐体間で無線
    通信が途絶えたことを検知したときに、前記第1の筐体
    と前記第2の筐体間で無線通信が途絶えたことを報知す
    る通信切断報知手段を有することを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれかに記載の無線携帯端末装置。
  8. 【請求項8】着信時において、前記赤外線通信装置によ
    り前記第1の筐体からの前記第2の筐体の分離を検出し
    たときに、前記第2の筐体が前記第3の無線装置を用い
    て前記着信に応答することを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれかに記載の無線携帯端末装置。
  9. 【請求項9】前記第1の筐体の前記装着部に電源用の外
    部電池を装着または収納する手段を有することを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれかに記載の無線携帯端末
    装置。
  10. 【請求項10】前記第1の筐体を机上に立てるスダンド
    を前記第1の筐体に設けることを特徴とするとする請求
    項1ないし9のいずれかに記載の無線携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2407234A (en) * 2003-10-18 2005-04-20 Ice 21 Ltd Multi-purpose videophone module
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