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JP2003282161A - 金属酸化物半導体分散液組成物およびそれを用いた色素増感型光半導体電極 - Google Patents

金属酸化物半導体分散液組成物およびそれを用いた色素増感型光半導体電極

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Publication number
JP2003282161A
JP2003282161A JP2002080902A JP2002080902A JP2003282161A JP 2003282161 A JP2003282161 A JP 2003282161A JP 2002080902 A JP2002080902 A JP 2002080902A JP 2002080902 A JP2002080902 A JP 2002080902A JP 2003282161 A JP2003282161 A JP 2003282161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal oxide
oxide semiconductor
dye
electrode
sensitized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002080902A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Tokutome
弘優 徳留
Hirotaka Ishibashi
弘孝 石橋
Masami Ando
正美 安藤
Junichi Iwazawa
順一 岩澤
Aki Urano
亜希 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2002080902A priority Critical patent/JP2003282161A/ja
Publication of JP2003282161A publication Critical patent/JP2003282161A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/542Dye sensitized solar cells

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業的に安定的に供給可能とした金属酸化物
半導体分散液組成物を提供すること。光電変換効率が良
好な色素増感型光半導体電極を提供すること。 【解決手段】 極性溶媒中に金属酸化物半導体粒子を分
散させた分散液にアルコキシアルコールを添加する工程
と、前記工程の後に極性溶媒を留去する工程とを具備す
ることを特徴とする金属酸化物半導体分散液組成物。上
記金属酸化物半導体分散液組成物を支持体に塗布し、次
いで、焼成し、増感色素を付着させてなる色素増感型光
半導体電極。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属酸化物半導体
分散液組成物に関し、より具体的には、色素増感型の太
陽電池等に用いる金属酸化物半導体電極に用いられる金
属酸化物半導体分散液組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化チタンや酸化スズ、酸化ニオブ、酸
化亜鉛などの金属酸化物半導体は、その優れた光半導体
特性から、近年、光触媒、センサ素子、光電変換素子等
の光半導体電極、センサ素子、高屈折材料、顔料、紫外
線吸収剤などの幅広い用途に利用されている。さらに、
この金属酸化物半導体をより効果的に機能化するために
は、支持体上に膜として形成することが重要である。そ
の方法としては、金属酸化物半導体粒子を溶媒に分散さ
せて、支持体上に塗布・浸漬し、高温で加熱して製膜す
る方法が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、金属
酸化物半導体粒子を水やアルコールなどの極性溶媒に分
散させたゾルが一般的に利用されているが、溶媒の高い
極性により金属酸化物半導体粒子同士の凝集・沈降によ
って、分散性良好な高濃度ゾルの作製が困難であり、比
較的低濃度でもポットライフが短い等の問題があった。
また、この粒子間の凝集を避けるためには、分散溶媒
に、トルエンなどの極性の低い溶媒を用いれば良いのだ
が、この場合、粉末を出発原料として用いることが多い
ため、高コストな機械的分散処理を必要とするなど、分
散性良好な分散溶液を作製することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、分散性に優
れ、ポットライフの長い金属酸化物半導体分散液の提供
を目的とする。すなわち、本発明の要旨は以下の通りで
ある。(1)極性溶媒中に金属酸化物半導体粒子を分散
させた分散液にアルコキシアルコールを添加する工程
と、前記工程の後に極性溶媒を留去する工程とを具備す
ることを特徴とする金属酸化物半導体分散液組成物。
(2)前記金属酸化物半導体分散液組成物にテルペン化
合物を添加したことを特徴とする(1)に記載の金属酸
化物半導体分散液組成物。(3)前記金属酸化物半導体
分散液にバインダーとしてポリマーを添加したことを特
徴とする(1)に記載の金属酸化物半導体分散液組成
物。(4)前記金属酸化物半導体粒子の平均粒径が5〜
100nmであることを特徴とする(1)に記載の金属
酸化物半導体分散液組成物。(5)(1)に記載の金属
酸化物半導体分散液組成物を支持体に塗布し、次いで、
焼成し、増感色素を付着させてなる色素増感型光半導体
電極。(6)(5)に記載の色素増感型光半導体電極を
有する光電変換素子。(7)色素増感型光半導体電極と
対向電極が電解質を挟んで配置された(6)に記載の光
電変換素子。(8)色素増感型光半導体電極の外側に透
明電極付きの透明基板が、対向電極の外側に透明基板が
それぞれ配置された(7)に記載の光電変換素子。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明に用いられる用語に
ついて説明する。本発明に用いられる「極性溶媒」とし
て、例えば水、メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、iso−プロパノール、n−ブタノール、iso
−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノ
ール、アセトン、アセトニトリル、クロロホルムなどが
好適に用いられる。本発明に用いられる「金属酸化物半
導体」として、金属のカルコゲニドに代表される、いわ
ゆる化合物半導体またはペロブスカイト構造を有する化
合物等を好適に用いることができる。金属のカルコゲニ
ドとして、TiO2、SnO2、Fe2O3、WO3、
ZnO、Nb2O5、In2O3、ZrO2、Ta2O
5を好適に用いることができる。 また、ペロブスカイ
ト構造を有する化合物としては、チタン酸ストロンチウ
ム、チタン酸カルシウム、チタン酸ナトリウム、チタン
酸バリウム、ニオブ酸カリウムが挙げられる。本発明に
用いられる金属酸化物半導体として、より好ましくは、
TiO2、SnO2、WO3、ZnO、Nb2O5、チ
タン酸ストロンチウム、であり、最も好ましくはTiO
2である。本発明に用いられる「アルコキシアルコー
ル」として、例えば、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
レングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェ
ニルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
フェニルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレン
グリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコール
モノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノメ
チルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、
ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノフェニルエーテル、ブチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ブチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ブチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、ブチレングリコールモノブチルエーテル、ブチレン
グリコールモノフェニルエーテル、ジブチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジブチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジブチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、ジブチレングリコールモノブチルエーテル、ジブチ
レングリコールモノフェニルエーテルなどが好適に用い
られる。本発明に用いられる「テルペン化合物」とし
て、α−テルピネオール、β−テルピネオール、γ−テ
ルピネオール、ジヒドロ−α−テルピネオール、ジヒド
ロ−α−テルピニルアセテート、テルピネン−1−オー
ル、テルピネン−4−オールなどが好適に用いられる。
本発明に用いられる「バインダーとしてのポリマー」と
して、セルロース系バインダーとして、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
やポリビニルブチラール等を好適に用いることができ
る。本発明における「平均粒径」とは、レーザー回折/
散乱法、動的光散乱法あるいはSEM等によって確認さ
れる平均粒径のことであり、例えば、MalVern
Instruments Ltd製の“ZETASIZ
ER300OHS”によって測定される。この場合、あ
らかじめ機械的もしくは化学的処理により、分散液を個
々の粒子(一般にこれを一次粒子という場合がある)に
分散させる必要がある。
【0006】本発明において、金属酸化物半導体分散液
組成物を作製する方法としては、特に限定しないが、好
ましくは、極性溶媒中に金属酸化物半導体粒子を分散さ
せた分散液にアルコキシアルコールを添加した後、極性
溶媒をエバポレーターにより減圧で留去するか、もしく
は加熱によるを留去することにより、金属酸化物半導体
分散液を作製する方法が好適に用いられる。ここで、極
性溶媒中の金属酸化物半導体粒子の濃度としては、0.
01wt%〜80wt%が好ましく、より好ましくは
0.1wt%〜30wt%である。また、本発明におい
て、上記金属酸化物半導体分散液にテルペン化合物とバ
インダーとしてのポリマーを添加するのが好ましく、具
体的には、上記金属酸化物半導体分散液とテルペン化合
物とバインダーをサンドミル、ボールミル、ビーズミ
ル、ペイントシェイカー、乳鉢などの湿式粉砕法で混合
するのが好ましい。ここで、添加するテルペン化合物の
重量として、分散液に含まれるアルコキシアルコール重
量に対し、10wt%〜900wt%が好ましく、より
好ましくは、20wt%〜400wt%である。また金
属酸化物半導体分散液の粘度増加と、分散液を支持体に
塗布した金属酸化物半導体膜のクラック防止を目的に分
散液中にバインダーとしてポリマーを添加することが好
ましく、800℃以下で蒸発もしくは分解するものが好
ましく用いられる。例えばセルロース系バインダーとし
て、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロースやポリビニルブチラール等を好適に
用いられる。ポリマー添加量は金属酸化物半導体分散液
中の金属酸化物半導体の1〜100wt%が好ましく、
より好ましくは5〜60wt%である。
【0007】金属酸化物半導体分散液を支持体に塗布
し、次いで、焼成して得られる多孔質膜は、光触媒、触
媒、触媒担体、光電変換材料、太陽電池、光学材料、電
子材料、吸着剤、紫外線吸収剤など、広い分野で用いら
れている。その一例として、色素増感型光電変換素子に
用いられる光半導体電極が挙げられる。
【0008】上記色素増感型光電変換素子は、具体的に
は、図1に示すように、透明ガラス板のような透明絶縁
基材1に透明電極層2を形成し、この電極層2上に上記
のような光増感色素を吸着した金属酸化物半導体層3を
形成してなる半導体電極基板と対電極として透明ガラス
板のような絶縁基板6に対電極層5を形成してなる対電
極基板を用い、これらの電極間に電解液4を封入して作
製される。感光層、つまり光増感色素を吸着した金属酸
化物半導体層3は目的に応じて設計され、単層構成でも
多層構成でもよい。感光層に入射した光は色素を励起す
る。励起色素はエネルギーの高い電子を有しており、こ
の電子が色素から金属酸化物半導体の伝導帯に渡され、
さらに拡散によって透明電極層に到達する。この時色素
分子は酸化体となっている。光電気化学電池においては
透明電極層に達した電子が外部回路で仕事をしながら対
電極および電荷移動層(電解液)を経て色素酸化体に戻
り、色素が再生する。半導体膜はこの電池の負極として
働く。
【0009】まず、典型的な色素増感型光電変換素子
(グレッツェル型太陽電池)について簡単に説明する。
図1はグレッツエルらが考案した色素増感型光電変換素
子の構成の一例を示すものである。光電極の部分は透明
電極付きガラス基板上に金属酸化物半導体(酸化チタ
ン)の多孔質膜(光半導体電極)を形成させ、四塩化チ
タン水溶液等で酸化チタン多孔質膜を処理し、その表面
に増感色素を付着させたものである。これを一方の電極
(光電極)とし、対向電極との間に電解質溶液を置く。
太陽電池の周囲は前記電解質溶液が漏れないようにシー
ル材でシールしたものがグレッツェル型太陽電池であ
る。本発明の色素増感型光半導体電極および色素増感型
光電変換素子について説明する。本発明の色素増感型光
電変換素子は上記グレッツェル型太陽電池を改良したも
のであり、その特徴は、主に本発明の色素増感型光半導
体電極にある。色素増感型光半導体電極以外の部分の構
成および製造方法は従来のグレッツェル型太陽電池と同
じでよく、通常の構成および製造方法をとれば本発明の
色素増感型光電変換素子となる。それ故、本発明の色素
増感型光半導体電極を中心に本発明の色素増感型光電変
換素子の構成、材料、製造方法等について詳細に説明す
る。
【0010】[透明電極] 透明電極に用いる導電性支
持体は、金属のように支持体そのものに導電性があるも
のか、または表面に導電材層を有するガラスもしくはプ
ラスチックの支持体を使用することができる。後者の場
合好ましい導電材としては金属(例えば白金、金、銀、
銅、アルミニウム、ロジウム、インジウム等)、炭素、
もしくは導電性の金属酸化物(インジウム−スズ複合酸
化物、酸化スズにフッ素をドープしたもの等)が挙げら
れる。上記導電材層の厚さは、0.02〜10μm程度
であることが好ましい。
【0011】導電性支持体は表面抵抗が低い程よい。好
ましい表面抵抗の範囲としては100Ω/cm2以下で
あり、さらに好ましくは40Ω/cm2以下である。こ
の下限には特に制限はないが、通常0.1Ω/cm2程
度である。
【0012】導電性支持体は実質的に透明であることが
好ましい。実質的に透明であるとは光の透過率が10%
以上であることを意味し、50%以上であることが好ま
しく、70%以上が特に好ましい。透明導電性支持体と
してはガラスもしくはプラスチックに導電性の金属酸化
物半導体を塗設したものが好ましい。この中でもフッ素
をドーピングした二酸化スズからなる導電層を低コスト
のソーダ石灰フロートガラスでできた透明基板上に堆積
した導電性ガラスが特に好ましい。また、低コストでフ
レキシブルな光電変換素子または光電気化学電池には、
透明ポリマーフィルムに上記導電層を設けたものを用い
るのがよい。透明ポリマーフィルムには、テトラアセチ
ルセルロース(TAC)、ポリエチレンテレフタレート
(PET),ポリエチレンナフタレート(PEN)、シ
ンジオクタチックポリステレン(SPS)、ポリフェニ
レンスルフィド(PPS)、ポリカーボネート(P
C)、ポリアクレート(PAr)、ポリスルフォン(P
SF)、ポリエステルスルフォン(PES)、ポリエー
テルイミド(PEI)、環状ポリオレフィン、ブロム化
フェノキシ等がある。透明導電性支持体を用いる場合、
光はその支持体側から入射させることが好ましい。この
場合、金属酸化物半導体の塗布量はガラスもしくはプラ
スチックの支持体1m2当たり0.01〜100gが好ま
しい。
【0013】[光半導体電極] 本発明において、半導
体はいわゆる感光体であり、光を吸収して電荷分離を行
い電子と正孔を生ずる役割を担う。色素増感された半導
体では、光吸収およびこれによる電子および正孔の発生
は主として色素において起こり、半導体はこの電子を受
け取り、伝達する役割を担う。
【0014】本発明に用いる光半導体としては、前述の
ような金属のカルコゲニドに代表される、いわゆる化合
物半導体またはペロブスカイト構造を有する化合物等を
好適に用いることができる。金属のカルコゲニドとし
て、TiO2、SnO2、Fe2O3、WO3、Zn
O、Nb2O5、In2O3、ZrO2、Ta2O5を
好適に用いることができる。 また、ペロブスカイト構
造を有する化合物としては、チタン酸ストロンチウム、
チタン酸カルシウム、チタン酸ナトリウム、チタン酸バ
リウム、ニオブ酸カリウムが挙げられる。本発明に用い
られる金属酸化物半導体として、より好ましくは、Ti
O2、SnO2、WO3、ZnO、Nb2O5、チタン
酸ストロンチウム、であり、最も好ましくはTiO2で
ある。
【0015】本発明に用いられる金属酸化物半導体は、
製造コスト、原材料確保、エネルギーペイバックタイム
等の点で多結晶が好ましく、特にナノメートルからマイ
クロメートルサイズの微粒子半導体が好ましい。
【0016】これらの金属酸化物半導体粒子の平均粒径
は、投影面積を円に換算したときの直径を用いた平均粒
径で一次粒子として5〜100nmであることが好まし
い。
【0017】また、2種類以上の粒子サイズ分布の異な
る微粒子を混合して用いてもよく、この場合、小さい粒
子の平均サイズは5nm以下であることが好ましい。ま
た、入射光を散乱させて光捕獲率を向上させる目的で、
粒子サイズの大きな、例えば300nm程度の金属酸化物
半導体粒子を混合してもよい。金属酸化物半導体、たと
えばTiO2、SnO2、Fe2O3、WO3、Zn
O、Nb2O5、In2O3、ZrO2、Ta2O5や
チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン
酸ナトリウム、チタン酸バリウム、ニオブ酸カリウムな
どの半導体が好適に使用される。前記半導体を薄膜状に
したものが好適である。特にTiO2膜が好ましい光半
導体電極となる。
【0018】[半導体電極の形成]金属酸化物半導体分
散液の支持体への塗布方法としては、アプリケーション
系としてローラ法、ディップ法、メータリング系として
エアーナイフ法、ドクターブレード法、ブレード法等、
またアプリケーションとメータリングを同一部分ででき
るものとして、特公昭58−4589号公報に開示され
ているワイヤーバー法、米国特許2681294号、同
2761419号、同2761791号等に記載のスラ
イドホッパ法、エクストルージョン法、カーテン法等が
好ましい。また汎用機としてスピン法やスプレー法も好
ましく用いられる。
【0019】一般に、半導体微粒子含有層の厚みが増大
するほど単位投影面積当たりの担持色素量が増えるため
光の捕獲率が高くなるが、生成した電子の拡散距離が増
すため電荷再結合によるロスも大きくなる。したがっ
て、半導体微粒子層には好ましい厚さが存在するが、典
型的には0.1〜100μmである。光電気化学電池と
して用いる場合は1〜30μmであることが好ましく、
2〜25μmであることがより好ましい。半導体微粒子
の支持体1m2当たりの塗布量は0.5〜400g、さ
らには5〜100gが好ましい。
【0020】半導体微粒子は導電性支持体に塗布した後
に粒子同士を電子的にコンタクトさせるため、および塗
膜強度の向上や支持体との密着性を向上させるために加
熱処理することが好ましい。好ましい加熱処理温度の範
囲は40℃以上800℃未満であり、より好ましくは1
00℃以上600℃以下である。また加熱処理時間は1
0分〜10時間程度である。ポリマーフィルムなど融点
や軟化点の低い支持体を用いる場合は、高温処理は支持
体の劣化を招くため、好ましくない。また、コストの観
点からもできる限り低温であることが好ましい。低温化
は、5nm以下の小さい半導体微粒子の併用や鉱酸の存
在下での加熱処理等により可能である。
【0021】半導体微粒子は多くの色素を吸着すること
ができるように表面積の大きいものが好ましい。このた
め半導体微粒子層を支持体上に塗設した状態での表面積
は、投影面積に対して10倍以上であることが好まし
く、さらに100倍以上であることが好ましい。この上
限には特に制限はないが、通常1000倍程度である。
【0022】[増感色素]また、上記金属酸化物半導体
の表面には、増感色素を配置する。増感色素とは、可視
光領域および/または赤外光領域に吸収を持つ色素であ
ればよい。この増感色素としては、金属錯体や有機色素
を用いることができる。金属錯体としては銅フタロシア
ニン、チタニルフタロシアニン等の金属フタロシアニ
ン、クロロフィルまたはその誘導体、ヘミン、特開平1
−220380 号公報や特表平5 −504023 号
公報に記載のルテニウム、オスミウム、鉄及び亜鉛の錯
体(例えばシス−ジシアネート−ビス(2 、2 ’−ビ
ピリジル−4 、4’−ジカルボキシレート)ルテニウ
ム(II))があげられる。有機色素としては、メタルフ
リーフタロシアニン、シアニン系色素、メタロシアニン
系色素、キサンテン系色素、トリフェニルメタン系色素
等を用いることができる。
【0023】増感色素は上記金属酸化物半導体の多孔質
膜の表面に付着(化学吸着、物理吸着など、または堆積
などどのような形態の付着でもよい。)させればよい。
付着方法は例えば色素を含む溶液中に前記多孔質膜を浸
漬するなどの方法を用いることができる。この際、溶液
を加熱し還流させるなどして増感色素の付着を促進する
ことができる。
【0024】[電解質]本発明で使用する電解液は電解
質、溶媒、および添加物から構成されることが好まし
い。本発明の電解質はI2とヨウ化物の組み合わせ(ヨ
ウ化物としてはLiI、NaI、KI、CsI、CaI
2などの金属ヨウ化物、あるいはテトラアルキルアンモ
ニウムヨーダイド、ピリジニウムヨーダイド、イミダゾ
リウムヨーダイドなど4級アンモニウム化合物のヨウ素
塩など)、Br2と臭化物の組み合わせ(臭化物として
はLiBr、NaBr、KBr、CsBr、CaBr2
などの金属臭化物、あるいはテトラアルキルアンモニウ
ムブロマイド、ピリジニウムブロマイドなど4級アンモ
ニウム化合物の臭素塩など)のほか、フェロシアン酸塩
−フェリシアン酸塩やフェロセン−フェリシニウムイオ
ンなどの金属錯体、ポリ硫化ナトリウム、アルキルチオ
ール−アルキルジスルフィドなどのイオウ化合物、ビオ
ロゲン色素、ヒドロキノン−キノンなどを用いることが
できる。この中でもI2とLiIやピリジニウムヨーダ
イド、イミダゾリウムヨーダイドなど4級アンモニウム
化合物のヨウ素塩を組み合わせた電解質が本発明では好
ましい。上述した電解質は混合して用いてもよい。
【0025】好ましい電解質濃度は0.1M以上15M
以下であり、さらに好ましくは0.2M以上10M以下
である。また、電解質にヨウ素を添加する場合の好まし
いヨウ素の添加濃度は0.01M以上0.5M以下であ
る。 電解液に用いる有機溶媒は、沸点が高ければ電解
液揮発による劣化を防ぐことができる。また光電変換素
子の短絡電流密度、変換効率等の性能上からは、有機溶
媒の粘度が低く、誘電率が大きいことが好ましい。すな
わち、粘度が低いことによっては、イオン移動度を向上
させたりする効果が得られ、誘電率が大きいことによっ
ては、有効キャリアー濃度を向上させる効果が得られ
る。具体的な有機溶媒としては非プロトン性の極性溶媒
(例えばアセトニトリルなどのニトリル類、炭酸プロピ
レンや炭酸エチレンなどのカーボネート類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、1,
3−ジメチルイミダゾリノンや3−メチルオキサゾリジ
ノンなどの複素環化合物、等)が挙げられる。
【0026】また、本発明では、J.Am.Chem.
Soc.,80(12)3157−3171(199
7)に記載されているような4−tert−ブチルピリ
ジンや、2−ピコリン、2,6−ルチジン等の塩基性化
合物を添加することもできる。塩基性化合物を添加する
場合の好ましい濃度範囲は0.05M以上2M以下であ
る。
【0027】本発明では、電解質はポリマー添加、オイ
ルゲル化剤添加、多官能モノマー類を含む重合、ポリマ
ーの架橋反応等の手法によりゲル化(固体化)させて使
用することもできる。ゲル電解質のマトリクスに使用さ
れるポリマーとしては例えばポリアクリロニトリル、ポ
リビニリデンフルオリド等が挙げられる。
【0028】溶融塩としては例えば沃化リチウムと他の
少なくとも1種類のリチウム塩(例えば酢酸リチウム、
過塩素酸リチウム等)が挙げられ、これらにポリエチレ
ンオキシド等のポリマーを混合することにより、室温で
の流動性を高めてもよい。この場合のポリマーの添加量
は1〜50wt%である。
【0029】電荷移動層の形成方法に関しては2通りの
方法が考えられる。1つは増感色素を担持させた金属半
導体微粒子層の上に先に対極を貼り合わせておき、その
間隙に液状の電荷移動層を挟み込む方法である。もう1
つは半導体微粒子含有層上に直接電荷移動層を付与する
方法で、対極はその後付与することになる。
【0030】[スペーサー] 電解質層の厚さを均一に
保つため電解質層中にスペーサーを設置する。スペーサ
ーは製造時の電解質層の厚さを均一に保つためだけでな
く、太陽電池に対する外力や自己膨張などによる変形に
対しても電解質層の厚さを均一に保つ作用を持つ。この
スペーサーの素材としては非導電性で電解質に対し不活
性(非反応性、不溶性)でかつある程度の強度のあるも
のである。
【0031】[対電極]光電気化学電池の対電極として
は金属もしくは導電性の酸化物を蒸着したガラスまたは
プラスチックを使用でき、また、金属薄膜を5μm以
下、好ましくは5nm〜3μmの範囲の膜厚になるよう
に、蒸着やスパッタリングなどの方法により形成して作
成することもできる。本発明では白金を蒸着したガラス
もしくは蒸着やスパッタリングによって形成した金属薄
膜を対極とすることが好ましい。
【0032】対極の塗設については、電荷移動層の付与
で記したように、電荷移動層の上に付与する場合と先に
半導体微粒子含有層上に付与する場合の2通りある。い
ずれの場合も、対極材の種類や電荷移動層の種類によ
り、適宜、電荷移動層上または半導体微粒子含有層上に
対極材を塗布、ラミネート、蒸着、貼り合わせなどの方
法により形成可能である。例えば、対極を貼り合わせる
場合は、上記の導電性材料を塗布、蒸着、CVD等の手
法により導電層として設けられた基板を貼り合わせるこ
とができる。また、電荷移動層が固体の場合には、その
上に直接、前述の導電性材料を塗布、メッキ、PVD、
CVD等の手法で対極を形成することができる。
【0033】以上で、本発明の色素増感型光電変換素子
およびその製造方法についての説明をした。これにより
電池から電流を有効に系外に取り出し、変換効率を改善
できる。また、効率よく耐久性の高い光電変換素子が製
造することができる。
【0034】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、これらの実施例になんら制限されるものではな
い。
【0035】1.金属酸化物半導体基板の作製 チタンテトライソプロポキシドの加水分解により作製し
た約2wt%の酸化チタンゾル (平均粒径40nm)
20gにジエチレングリコールモノブチルエーテル
1.2gを添加し、スターラーにより10分攪拌した
後、エバポレーターにより減圧下、42℃で水を留去す
ることで、水からジエチレングリコールモノブチルエー
テルへ溶媒を置換した。この溶媒置換したゾル 1.6
gとα―テルピネオール 0.8gとエチルセルロース
0.2gをメノウ乳鉢で3時間混練することで、酸化
チタン分散ビヒクルペーストを作製した。このペースト
を、フッ素をドープした酸化スズ薄膜の透明導電膜付き
ガラス基板にドクターブレード法で塗布後、乾燥し、4
50℃で30分焼成を行い酸化チタン多孔質膜を作製し
た。また作製した酸化チタン分散ビヒクルペーストは作
製2ヵ月後も粒子間の凝集による沈殿生成は見られなか
った。
【0036】2.増感色素の付着 増感色素(シス−ジシアネート−ビス(2,2‘−ビピリ
ジル−4,4’−ジカルボキシレート)ルテニウム(II))
を3×10−4mol/L含むエタノール溶液に上記酸
化チタン基板を60℃で3時間浸漬することにより色素
を付着させ増感色素付き酸化チタン基板を得た。
【0037】3.色素増感型光電変換素子の作製 上記2.で作製した増感色素付き酸化チタン基板を一方
の電極とし、対向電極としてガラス基板に白金をスパッ
タによりコートしたものを用いた。電極間の4辺の端部
にスペーサーとして厚さ20μmのシートをはさみ、二
つの電極の間に電解液を入れ、電極にリード線を取り付
けて、本発明の色素増感型光電変換素子を作製した。な
お、前記の電解液は体積比が7.3:2:0.7のエチ
レンカーボネートとアセトニトリルと4−tert−ブ
チルピリジンの混合溶媒にヨウ素0.05Mとテトラプ
ロピルアンモニウムヨーダイド0.5Mを溶解した混合
液を用いた。
【0038】4.光電変換素子の発電性能の測定 上記3.のように作製した色素増感型光電変換素子に対
し、以下のようにソーラーシミュレーターで照射強度1
000W/m2の光を照射して、開放電圧、短絡電流、
形状因子(FF)および光電変換効率を測定した。
【0039】5.発電性能の評価結果 初期の開回路状態の電圧(VOC)は0.62Vであ
り、短絡電流(ISC)は12.0mA/cm2であ
り、曲線因子(FF)は0.69であり、変換効率は
5.1%であり太陽電池として有用であることがわかっ
た。
【0040】(比較例)前記実施例の1.金属酸化物半
導体基板の作製において、、約2wt%の酸化チタンゾ
ル(平均粒径40nm)をエバポレーターにより酸化チ
タンの濃度が約20wt%になるように濃縮し、ポリエ
チレングリコール20000を酸化チタンに対し20w
t%混合することで、酸化チタン水分散ペーストを作製
した。このペーストを用いて、光電変換素子を作製し、
太陽電池の初期性能を評価したところ、初期の開回路状
態の電圧(VOC)は0.65Vであり、短絡電流(I
SC)は7.6mA/cm2であり、曲線因子(FF)
は0.69であり、変換効率は3.4%であった。また
作製した酸化チタン水分散ペーストは、作製1週間後に
は、粒子間の凝集による沈殿形成が認められた。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、工業的に安定的に供給
可能とした金属酸化物半導体分散液組成物を提供するこ
とができる。特に、本発明により得られた金属酸化物半
導体分散液組成物を支持体に塗布し、次いで、焼成し、
増感色素を付着させてなる色素増感型光半導体電極は光
電変換効率が良好であり、色素増感型光電変換素子とし
て有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光電変換素子の一例を模式的に示す
断面図である。
【符号の説明】
1 透明ガラス板 2 透明電極層 3 金属酸化物半導体層 4 電解液 5 対電極層 6 透明ガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 正美 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 岩澤 順一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 浦野 亜希 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 4J038 BA202 HA216 JA26 KA06 KA12 KA18 KA20 LA05 PB08 PB09 5F051 AA14 FA04 FA06 GA03 5H032 AA06 AS06 AS16 BB02 BB05 BB06 CC11 CC16 EE02 EE04 EE07 EE12 EE16 HH04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】極性溶媒中に金属酸化物半導体粒子を分散
    させた分散液にアルコキシアルコールを添加する工程
    と、前記工程の後に極性溶媒を留去する工程とを具備す
    ることを特徴とする金属酸化物半導体分散液組成物。
  2. 【請求項2】前記金属酸化物半導体分散液組成物にテル
    ペン化合物を添加したことを特徴とする請求項1に記載
    の金属酸化物半導体分散液組成物。
  3. 【請求項3】前記金属酸化物半導体分散液にバインダー
    としてポリマーを添加したことを特徴とする請求項1に
    記載の金属酸化物半導体分散液組成物。
  4. 【請求項4】前記金属酸化物半導体粒子の平均粒径が5
    〜100nmであることを特徴とする請求項1に記載の
    金属酸化物半導体分散液組成物。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の金属酸化物半導体分散液
    組成物を支持体に塗布し、次いで、焼成し、増感色素を
    付着させてなる色素増感型光半導体電極。
  6. 【請求項6】請求項5記載の色素増感型光半導体電極を
    有する光電変換素子。
  7. 【請求項7】色素増感型光半導体電極と対向電極が電解
    質を挟んで配置された請求項6記載の光電変換素子。
  8. 【請求項8】色素増感型光半導体電極の外側に透明電極
    付きの透明基板が、対向電極の外側に透明基板がそれぞ
    れ配置された請求項7記載の光電変換素子。
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