JP2003276500A - 車両用照明灯装置 - Google Patents
車両用照明灯装置Info
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- H05B41/36—Controlling
- H05B41/38—Controlling the intensity of light
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Abstract
にそれぞれ放電灯を用いる点灯装置において、放電灯の
寿命を延ばすための対策を講じる。 【解決手段】 車両用照明灯装置1において、走行ビー
ム照射用放電灯6h及びすれ違いビーム照射用放電灯6L
を用いるとともに、直流−直流変換回路3、直流−交流
変換回路4、起動回路5h、5Lと、放電灯に係る電圧又
は電流を検出して点灯制御を行う制御回路7を設ける。
すれ違いビーム照射用放電灯6Lが消灯している状態で
走行ビーム照射用放電灯6hを点灯させたときには、当
該放電灯6Lを遅れて点灯させることで、その点灯回数
や時間を減らすか、両放電灯6h、6Lのうち、一方の放
電灯が点灯しているときには、他方の放電灯を消灯させ
ることで当該他方の放電灯について点灯時間や点灯回数
を減らすようにした。
Description
両用照明灯装置において、放電灯の短寿命化を防止する
ための技術に関する。
ドランプ等の放電灯を用いる場合の点灯回路には、直流
−直流変換回路、直流−交流変換回路、起動回路を備え
た構成が知られている。
とすれ違いビーム(所謂ロービーム)の光源にそれぞれ
放電灯を用いる場合の回路構成としては、各ビーム用の
放電灯毎に点灯回路を設ける形態と、2つの放電灯につ
いて回路の一部、例えば、直流−直流変換回路や直流−
交流変換回路等を共用する形態が知られており、後者の
場合、コストや設置スペースの面で有利である。
走行ビーム照射用放電灯とすれ違いビーム照射用放電灯
をほぼ同時に点灯させるように操作指示を出すことがで
きるようになっている場合に、例えば、操作レバーを走
行ビーム側に設定したままでランプ点灯スイッチを投入
したり、あるいはレバーやスイッチ等の操作によって短
時間での点消灯動作(所謂パッシング動作)を行える。
では、走行ビーム照射用放電灯とすれ違いビーム照射用
放電灯をほぼ同時に点灯させようとする場合に、どちら
の放電灯を先に点灯させるかについて、明確な規定がさ
れていないために生じる不都合が問題となる。
いビーム照射用放電灯を用いる車両用照明灯装置におい
て、両放電灯を点灯させる操作と、すれ違いビーム照射
用放電灯だけを点灯させる操作が可能である場合には、
放電灯の使用時間や回数に差異が生じてくる。つまり、
走行ビーム照射用と、すれ違いビーム照射用にそれぞれ
放電灯を用いる際に、両者が均等に使用されることは稀
であって、一般的に、車両の運転者がより多く利用する
のは、すれ違いビーム照射用の放電灯であり、この事は
全体の点灯時間についても、また点灯回数についても言
える事項である。従って、両者のうち、寿命の問題を考
慮する必要があるのは、すれ違いビーム照射用放電灯の
方である(換言すれば、走行ビーム照射用の放電灯につ
いてはその使用頻度の観点からは充分な寿命を有してい
る。)。
は、放電灯への電力投入に係る条件を同じとした場合
に、点灯時間及び点灯回数が挙げられ、例えば、点灯回
数については、放電灯の始動時にその光束の立ち上がり
特性を向上させるために定格電力よりも大きな電力が投
入されるため、点灯時間が短くても点灯回数が多くなる
程に、放電灯の寿命劣化による交換時期が早まってしま
う。
使用頻度が一方的に多くなると、当該放電灯の寿命劣化
が顕著となってしまい、特にパッシング等の点滅動作を
多用する場合には短寿命化をもたらす原因となる。
に点灯している状態で走行ビーム照射用放電灯を点灯さ
せる場合に、2つの放電灯を点灯させる必要はないもの
と規定して、走行ビーム照射用放電灯だけを点灯させ、
すれ違いビーム照射用放電灯を消灯させるように構成す
ることが考えられるが、この場合には、走行ビーム照射
用放電灯を消灯させるときにすれ違いビーム照射用放電
灯を点灯させる必要が生じるため、当該放電灯の点灯回
数が増える結果、寿命劣化が進行してしまうという不具
合が残る。
ビーム照射用にそれぞれ放電灯を用いる点灯回路を備え
た車両用照明灯装置において、放電灯の寿命を延ばすた
めの対策を講じることを課題とする。
行ビーム照射用放電灯及びすれ違いビーム照射用放電灯
を用いるとともに、直流電源からの入力電圧を所望の直
流電圧に変換するための直流−直流変換回路と、当該回
路の出力電圧を交流電圧に変換する直流−交流変換回路
と、各放電灯に対して起動用パルスを供給する起動回路
と、放電灯に係る電圧又は電流を検出して点灯制御を行
う制御回路を備えた車両用照明灯装置において、走行ビ
ーム照射用放電灯及びすれ違いビーム照射用放電灯を点
灯させる指示がなされた場合に、すれ違いビーム照射用
放電灯が消灯している状態で走行ビーム照射用放電灯を
点灯させたときには、すれ違いビーム照射用放電灯を遅
れて点灯させるものである。
ーム照射用放電灯及びすれ違いビーム照射用放電灯のう
ち、一方の放電灯が点灯しているときには、他方の放電
灯を消灯させるようにしたものである。
回数の低減によって、放電灯の短寿命化を防ぐことがで
き、交換頻度を減らすことができる。
装置1を構成する点灯回路について基本構成を示すもの
であり、直流電源2、直流−直流変換回路3、直流−交
流変換回路4、起動回路(所謂スタータ)5h、5L、制
御回路7を備えている。
で行うことができるようにした構成が知られており、走
行ビーム照射用放電灯6hと、すれ違いビーム照射用放
電灯6Lを点灯させるために、回路の一部を両放電灯に
ついて兼用した構成形態として、本例では、直流−直流
変換回路3及び直流−交流変換回路4、制御回路7等を
共通化し、点灯動作や制御、回路保護等について統合し
た構成を採用している。つまり、放電灯の数が2つにな
った場合に、各放電灯に対応するそれぞれの点灯回路を
別個に設けて放電灯を点灯させるのでは、部品点数やコ
スト面で不利益があるので、各放電灯の点灯回路につい
ては、できる限り共通化を図ることが好ましい。勿論、
本発明の適用において、このような共通化を行わず、点
灯回路を各放電灯に対してそれぞれ別個に設けた構成で
も構わない。
の直流入力電圧(これを「Vin」と記す。)を受けて所
望の直流電圧に変換するものであり、例えば、フライバ
ック型DC−DCコンバータが用いられる。
回路3の出力電圧を交流電圧に変換した後で起動回路を
介して放電灯に供給するために設けられている。例え
ば、フルブリッジ型回路では、4つの半導体スイッチン
グ素子を用いて2つのアームを構成し、各アームのスイ
ッチング素子を各別に駆動するための駆動回路を備えて
おり、制御回路7からの信号に基いて2組のスイッチン
グ素子対を相反的にオン/オフ制御することによって、
交流電圧を出力する。
6hに対して設けられ、また、起動回路5Lは、すれ違い
ビーム照射用放電灯6Lに対して設けられており、いず
れの回路についても、放電灯に対する起動用の高電圧パ
ルス信号(起動用パルス)を発生させて、それぞれの放
電灯を起動させるために設けられている。つまり起動用
パルス信号は直流−交流変換回路4の出力する交流電圧
に重畳されて放電灯6h、6Lにそれぞれ印加される。
該放電灯に流れる電流又はそれらに相当する電圧や電流
についての検出信号を受けて放電灯に投入する電力を制
御するとともに直流−直流変換回路3の出力を制御する
ものである。つまり、制御回路7は、放電灯の状態に応
じた供給電力を制御するために設けられており、例え
ば、直流−直流変換回路3の出力電圧や電流を検出する
検出部8からの検出信号を受けて、直流−直流変換回路
3に対して制御信号を送出することでその出力電圧を制
御する。また、直流−交流変換回路4に対して制御信号
を送出してその制御を行う。尚、放電灯の点灯前には当
該放電灯への供給電圧をあるレベルまで高めることで、
放電灯の点灯を確実にするための出力制御を行うことも
制御回路7の役目である。また、スイッチング制御方式
としては、例えば、PWM(パルス幅変調)方式、PF
M(パルス周波数変調)方式が知られている。
いるが、当該判定部は、後述する各種の情報に基いて昼
間又は夜間について判断するために設けられており、判
定結果を制御回路7に送出する。尚、図中に示す信号
「Sdn」は昼間又は夜間の判定結果を示す信号を表して
いる。
しており、入力端子「tn+」、「tn−」から上記電
圧Vinが入力されるようになっている。
(巻き始端)が直流入力端子「tn+」に接続され、当
該一次巻線Tpの他端(巻き終端)は半導体スイッチン
グ素子SW(図には単にスイッチの記号で示すが、電界
効果トランジスタ等が用いられる。)及び電流検出用抵
抗Rsを介して接地されている(この抵抗Rsについて
は任意であり、特に設けなくても良い)。尚、半導体ス
イッチング素子SWの制御端子(FETの場合にはゲー
ト)には制御回路7からの信号「Sc」が供給されてそ
のスイッチング制御が行われる。
の一端(巻き終端)がダイオードD1のアノードに接続
され、該ダイオードD1のカソードがコンデンサC1の
一端に接続されるとともに端子「to1」に接続され、
当該端子から出力電圧(これを「Vdcp」と記す。)が
得られる。そして、コンデンサC1の他端は二次巻線T
sの中間タップに接続されるとともに、抵抗Riを介し
て接地されている。
ードD2のカソードに接続されており、該ダイオードD
2のアノードがコンデンサC2と端子「to2」に接続
され、当該端子を介して出力電圧(これを「Vdcn」と
記す。)が得られる。
検出信号を得るための電流検出用素子であり、当該抵抗
に流れる電流を電圧変換することで電流検出を行うもの
である。尚、抵抗Riと、コンデンサC1やC2との接
続点には検出端子「toi」が接続されており、ここか
ら検出信号が得られる。
p、負極性電圧Vdcnを出力端子「to1」、「to2」
から各別に出力する構成となっている。
は巻き始めを示しており、例えば、二次巻線Tsについ
てはダイオードD2との接続端及び中間タップにおける
巻き始端にそれぞれ「・」印が付されている。
示すものであり、本例では、4つの半導体スイッチング
素子SW1乃至SW4を使用したフルブリッジ型の構成
を用いている。
ルMOS形FETを使用し、SW1、SW2により構成
されるアーム(図の左アーム)10と、SW3、SW4
により構成されるアーム(図の右アーム)11とが並列
に設けられた構成を有する。
W2とが直列に接続されており、SW1を構成するFE
Tのドレインが、入力端子T1に接続されている。そし
て、SW2を構成するFETのソースが入力端子T2に
接続されている。尚、点「α」は、SW1とSW2との
接続点を示している。
3とSW4とが直列に接続されており、SW3を構成す
るFETのドレインが、入力端子T1に接続されてい
る。そして、SW4を構成するFETのソースが入力端
子T2に接続されている。尚、点「β」は、SW3とS
W4との接続点を示している。
各放電灯に供給される。例えば、放電灯6hに対して接
続端子αが起動回路5h(の誘導性素子)を介して接続
され、放電灯6Lに対して接続点βが起動回路5L(の誘
導性素子)を介して接続される(各放電灯における電極
の一方は、直接に又は電流検出用抵抗を介して接地され
る。)。
乃至SW4に対する制御信号S1乃至S4を各別に送出
することによって、ブリッジの極性を規定するものであ
る。即ち、素子SW1乃至SW4を構成するそれぞれの
FETのゲートに対して制御信号S1乃至S4を送出し
て、各スイッチング素子を駆動し、それらのオン/オフ
状態を規定する。これにより、ある時刻において、スイ
ッチング素子SW1がオン状態、スイッチング素子SW
2がオフ状態となるように各素子の状態が規定されたと
すると、このとき、スイッチング素子SW3がオフ状
態、スイッチング素子SW4がオン状態となる。また、
別の時刻において、スイッチング素子SW1がオフ状
態、スイッチング素子SW2がオン状態となるように各
素子の状態が規定されたとすると、このとき、スイッチ
ング素子SW3がオン状態、スイッチング素子SW4が
オフ状態となる。このようにして素子SW1とSW4と
が同じ状態、素子SW2とSW3とが同じ状態となっ
て、これらが相反的に交番動作する。
いて図示を省略しているが、例えば、下記に示す構成形
態が挙げられる。
ッチと、すれ違いビーム照射用放電灯の点灯スイッチを
各別に設ける形態 (B)走行ビーム照射用放電灯の点灯スイッチと、走行
ビーム照射用放電灯及びすれ違いビーム照射用放電灯の
同時点灯用スイッチを設ける形態 (C)パッシング動作のための専用スイッチを、(A)
の形態に付加した形態。
灯させるためのスイッチを設けるものであり、従来の車
体配線についてそのまま踏襲することができる。例え
ば、走行ビームを選択する側に操作レバーを倒したまま
でランプ点灯スイッチを投入したり、パッシング動作を
行うために操作レバーを手前に引くと両放電灯について
スイッチをオン状態にすることができる。
ッチを設けており、走行ビーム用の点灯スイッチやその
配線の容量を小さくすることができるという利点があ
る。
して、例えば、ライト操作用レバーを手前側に引くこと
でオンするスイッチ等を設け、当該操作によってパッシ
ング動作を行えるので、回路側では運転者が現時点で当
該動作を行っているのか否かを容易に把握することがで
きる。即ち、パッシング動作のための操作を行って点灯
指示を運転者が出している時には、専用スイッチがオン
状態であって両放電灯を同時に点灯させる指示が点灯回
路に送られることになる。
も構わないが、以下では形態(B)を採用した場合を想
定して説明する。
又は(2)を基本として各放電灯について点灯制御を行
う。
いビーム照射用放電灯を点灯させる指示が出され、すれ
違いビーム照射用放電灯が消灯している状態で走行ビー
ム照射用放電灯を点灯させたときには、すれ違いビーム
照射用放電灯を遅れて点灯させること (2)一方の放電灯が点灯しているときには、他方の放
電灯を消灯すること。
い、すれ違いビーム照射用放電灯の寿命を考慮したもの
である。また、(2)については、例えば、走行ビーム
照射用放電灯が既に点灯している状態では、すれ違いビ
ーム照射用放電灯を点灯させないことで、後者の放電灯
について点灯時間や点灯回数の低減を図るものである。
路例(図4、図8参照)を挙げて説明する。
を示すものである。尚、ここで、放電灯の点灯又は消灯
については、当該放電灯に関して直流−直流変換回路3
又は直流−交流変換回路4を動作させるか動作させない
かによって規定されるものとする。例えば、制御回路7
から直流−直流変換回路3又は直流−交流変換回路4に
送られる信号によってこれらの回路動作が部分的に又は
全体的に停止される場合に放電灯が消灯し、そのような
動作を決定するための信号を、以下では「点灯指示用信
号」と呼ぶことにして、当該信号がH(ハイ)レベルの
場合に放電灯が点灯され、当該信号がL(ロー)レベル
の場合に放電灯が消灯されるものと定義する。
信号発生部により得られるクロック信号を示しており、
当該信号は2入力OR(論理和)ゲート14を介してカ
ウンタ15のクロック信号入力端子(図には、「CL
K」の上にバー記号を付して示す。)に供給される。
「Qn」から得られる信号は、ORゲート14に送られ
て、ここでクロック信号CKとの間で論理和演算がなさ
れ、その結果がカウンタ15のクロック信号入力端子に
送られる。
圧抵抗16、17による検出電圧がコンパレータ18の
正入力端子に供給され、当該コンパレータにおいて、そ
の負入力端子に供給される基準電圧「Eref」と比較さ
れる。そして、コンパレータ18の出力信号(これを
「POC」(「パルス・オン・クリア」の略)と記
す。)が2入力ORゲート19の一方の入力端子に供給
される。尚、本例ではコンパレータを用いてPOC信号
を生成する構成例を示したが、これに限らず、回路電源
の初期化信号等を用いた構成等、各種の実施形態が可能
である。
スイッチを操作したときに得られる入力信号を示してお
り、当該信号がH(ハイ)レベルの場合に、走行ビーム
照射の操作指示がなされたことを意味する。
ゲート20の一方の入力端子に送られる。当該ANDゲ
ートの他方の入力端子には、カウンタ15のQn端子か
らの出力信号がNOT(論理否定)ゲート21を経た上
で供給される。
コンパレータ18からのPOC信号が2入力ORゲート
19に送られ、当該ゲートの出力信号がカウンタ15の
リセット端子「RST」に供給される。
説明するためのタイミングチャート図であり、使用した
各記号の意味は、下記の通りである。
ームの同時点灯用スイッチを操作したときに得られる入
力信号(Hレベルの場合に操作指示がなされたことを意
味する。) ・「S_Qn」=カウンタ15のQn出力端子から得られ
る出力信号。
た、th、tL、tqに示す各時点の意味は下記の通りで
ある。
(tLからtqまでの期間)を示す。
信号Shの入力があった場合には、ただそれに従ってそ
れぞれの放電灯を点灯させれば良いが、両信号が同時に
入力された場合にはその判断が必要である。つまり、S
h及びSLについて厳密な意味での同時入力は普通あり得
ないので、両信号は僅かな時間差をもって回路に入って
くる。リレーやスイッチの動作には寸法誤差等による遅
れやチャタリング現象等によって、完全な同時入力とな
ることは極めて稀であり、従って、最低でも十ミリ秒程
度の遅延を考慮する必要がある。例えば、図5ではSh
が先に入力され、SLが僅かに遅れて入力された場合を
示し、また、これとは逆に図6では、SLが先に入力さ
れ、Shが僅かに遅れて入力された場合を示している。
灯スイッチを点灯回路の電源スイッチとして用いる場合
に、回路全体が動作し始めるのは当該スイッチを投入し
た時点からであり、従って、図5に示すように、Shが
僅かの時間差で先に入力された場合には、同時点灯の指
示が出されたものと判断できる。従って、回路動作上は
SLが先に入力された時点を基準に遅延時間を設定すれ
ば良い。
OC信号がLレベルになった時点から電源電圧Vccによ
り回路を正常に動作できると判断される。つまり、Vcc
の上昇によってコンパレータ18の出力がLレベルにな
ると、回路の正常動作に必要な電圧までVccの値が到達
したことが検出され、これがORゲート19を介してカ
ウンタ15のリセット端子に作用する。
力の時間差が僅かなので、ANDゲート20からORゲ
ート19を介してカウンタ15がリセットされた状態で
あり、よって、S_QnはLレベルのままである。即ち、
図5では、Shが先に入力された時点thでカウンタ15
がリセットされ、また、図6では、SLの入力時点tLか
らShの入力時点thまでの時間が、カウンタ15の設定
時間(クロック信号CKの周波数及びQnに係る段数で
決まる。)よりも短いために、Shの入力時点thでカウ
ンタ15がリセットされる。
tLからShの入力時点thまでの時間が、カウンタ15
の設定時間(図の遅延期間Tnの長さに相当する。)よ
りも長いので、tqの時点でS_QnがHレベルになる。即
ち、ShがLレベルの間、POC信号がLレベルになっ
た時点からカウンタ15がクロック信号CKを計数し始
め、期間Tnの経過時点tqにおいてカウンタ15がQn
端子からHレベル信号を出力するので、それ以降にSh
が入力されてもカウンタ15はリセットされない。
ンタ15の出力S_Qnに基づく点灯指示用信号によっ
て、その点消灯が規定されるが、S_Qnから当該点灯指
示用信号を生成するための回路構成例22を図8に示
す。
を用いて構成され、2入力ORゲート23における一方
の入力端子には、クロック信号CKが供給され、他方の
入力端子にはカウンタ24のQm端子からの出力信号が
供給される。
ウンタ24のクロック信号入力端子(図には、「CL
K」の上にバー記号を付して示す。)に供給される。
(RST)及び2入力ORゲート25の一方の入力端子
に送られるようになっており、ORゲート25ではS_Q
nとカウンタ24のQm出力との論理和演算を行って、
その結果を放電灯6Lの点灯指示用信号(これを「S
O」と記す。)として出力する。
には、カウンタ24がリセットされ、S_QnがORゲー
ト25からそのまま点灯指示用信号SOとなるので、す
れ違いビーム照射用放電灯6Lが即座に点灯する。走行
ビーム照射用放電灯6hについては、これまで通りに信
号Shを点灯指示用信号として点灯されるので、Shとし
てHレベルが入力される場合には、両放電灯がほぼ同時
に点灯することになり、また、ShがLレベルの場合に
は、放電灯6hは消灯状態である(放電灯6Lのみを点灯
させるには、SLに係るスイッチだけを操作すれば良
い。)。
動作を示しており、「S_Qm」はカウンタ24のQm端
子の出力信号を示し、「Tm」は当該カウンタの設定時
間に相当する。
れず、クロック信号CKの計数が行われ、時間「Tm」
(設定された遅延時間)の経過後に、S_QmがHレベル
となって、それ以後も、この状態が維持される。
が、放電灯6Lの点灯指示用信号となり、当該信号がH
レベルとなった場合に当該放電灯が点灯する。例えば、
信号ShがHレベルとなって放電灯6hへの点灯指示が出
されている場合には、カウンタ15、24による所定の
遅延時間をもって両放電灯が点灯し、また、信号Shが
Lレベルの場合には、カウンタ15による短い時間遅れ
をもって放電灯6Lのみが点灯することになる。
ビーム照射用放電灯の同時点灯の場合には、走行ビーム
照射用放電灯が点灯してから、すれ違いビーム照射用放
電灯が点灯するまでの遅れ時間について、短時間での点
滅動作(パッシング動作)の操作による点灯指示の時間
以上(例えば、0.5秒以上)に設定することが好まし
い。これは、当該点滅動作時に、すれ違いビーム照射用
放電灯を点灯させないことで、その点灯回数を減らすた
めである。
において、放電灯6h、6Lの同時点灯とみなされて(図
5や図6に示すように、S_QnはLレベルである。)、
両方の放電灯が点灯しているときに、走行ビーム照射用
のスイッチを操作して、ShがLレベルになった場合に
は、当該信号によって放電灯6hについては当然に消灯
し、放電灯6Lについては、カウンタ15の出力S_Qnが
Hレベルとなって点灯を維持したままの状態である。こ
れに対して、両放電灯について同時点灯とみなされ、カ
ウンタ15の出力S_QnがLレベルの状態であて、放電
灯6Lが点灯する前の時点でスイッチの操作によりShが
Lレベルになった場合には、放電灯6hについては当然
に消灯し、放電灯6Lについては、カウンタ24による
時間遅れをもって点灯に移行する。従って、Shが短い
周期でもってHレベルとLレベルを繰り返す場合に、こ
れに応答して放電灯6Lが無暗に点滅を繰り返したので
は、寿命劣化が顕著になるので、当該放電灯の遅れ時間
については、点滅指示の操作におけるオン時間(本例で
は、パッシング動作が走行ビーム照射用スイッチで指示
されるので、ShのHレベル期間に相当する。)以上に
設定することで放電灯6Lの点灯指示用信号SOについ
て反応を遅らせることが好ましい。
から、放電灯6hを点灯させる場合には、放電灯6Lを消
灯させずに、その点灯状態を維持することが、点灯回数
の低減にとって好ましい。つまり、図7に示したよう
に、放電灯6L、6hの同時点灯とはみなされない場合に
は、カウンタ15のS_Qnが、Tnの経過時点以後、ラッ
チされたままの状態となってHレベルを維持するので、
放電灯6Lの点灯指示用信号SOはHレベルのままであ
る。すれ違いビーム照射用放電灯の点灯時に、走行ビー
ム照射用放電灯を点灯させた場合に、すれ違いビーム照
射用放電灯を消灯させるシーケンスでは、すれ違いビー
ム照射用放電灯の点灯回数を減らせないので、本例のよ
うに、既に点灯している、すれ違いビーム照射用放電灯
については、その状態を保つ方が良い。
て、同時点灯とみなされた場合には、両放電灯が点灯す
るが、それらの明るさについて定格通りに規定する必要
はなく、従って、放電灯6Lの使用時間や頻度を考慮し
て当該放電灯への投入電力を低することで寿命を延ばす
ことが可能である。即ち、走行ビーム照射用放電灯とと
もに、すれ違いビーム照射用放電灯が点灯した場合の当
該放電灯への投入電力については、すれ違いビーム照射
用放電灯だけを単独で点灯させる場合の投入電力よりも
小さくなるように制御することが好ましい。
電力制御方法としては、既知の方法を用いて行うことが
できるが、以下では、図10を用いて簡単に説明する。
の制御回路を例にして、その構成の要部を示したもので
ある。
の基準電圧「Eref」(図には定電圧源の記号で示
す。)が供給され、負側入力端子には、下記に示す回路
が接続されている(括弧内の数字は符号を示す。)。
出回路28は、上記した検出部8からの信号を受けて放
電灯についての電圧検出や電流検出を行うものである。
えた状態から点灯する場合(所謂コールドスタート)等
において過渡域での供給電力値の最大値(あるいは上限
許容値)を規定するための回路である。また、定常電力
調整回路30は定常域での定電力制御における供給電力
値を調整するのに必要な回路である。
が大きい程、放電灯への供給電力が増大するように規定
されており(エラーアンプはその負側入力電圧が基準電
圧Erefに等しくなるように直流−直流変換回路3の出
力電圧を調整する。)、エラーアンプ26の出力電圧
は、図示しないPWM制御部(PWM制御用の汎用IC
等を用いて構成される回路部であり、入力電圧レベルと
鋸歯状波との比較結果に応じてデューティーサイクルが
変化するパルス信号を生成する。)や駆動回路等を経て
直流−直流変換回路3内のスイッチング素子SWへの制
御信号に変換される。
は、各部についてエラーアンプ26への入力電流に対す
る寄与分をそれぞれ表しており、矢印の向きが各部によ
る制御電流の向きの基準となる。例えば、電圧検出回路
27(矢印A1を参照。)や最大投入電力規定回路29
(矢印A4を参照。)についてはそれらの制御電流の向
きがエラーアンプ26から遠ざかる向きとされているの
で、この向きに流れる電流値が大きくなる程、放電灯へ
の供給電力が大きくなる。これとは逆に、電流検出回路
28(矢印A2を参照。)についてはその制御電流の向
きがエラーアンプ26に近づく向きとされているので、
この向きに流れる電流値が大きくなる程、放電灯への供
給電力が小さくなる。尚、定常電力調整回路30による
制御電流については両向きの矢印A3で示すとおり、ど
ちらの向きでも電力調整ができ、エラーアンプ26から
遠ざかる向きに調整した場合には定常域での供給電力が
増える(逆にエラーアンプに近づく向きに調整した場合
には定常域での供給電力が減る。)。
回路28、最大投入電力規定回路29による制御電流の
寄与によって放電灯への供給電力が当該放電灯の点灯状
態に応じて規定される。例えば、放電灯にかかる電圧が
低い場合には放電灯に大きな電力が投入されるし(但
し、電圧検出回路27から最大投入電力規定回路29に
向かう矢印から分かるように、その最大電力値は検出電
圧を参照して決定される。)、また、放電灯に流れる電
流が大きくなれば、放電灯への供給電力は減少するよう
に制御される。
ては、管電圧を「V」、管電流を「I」とし、定格電力
値を「W」とするとき、「V・I=W」の関係式、ある
いはこれに対する直線近似式が成立するように制御が行
われることは周知の通りである(さらに近似を良くする
ためには、多数の折れ線を用いて定電力曲線に対する近
似を行うように電圧検出回路や電流検出回路の構成を複
雑にすれば良いが、部品点数の増加に伴うデメリットを
考慮する必要がある。)。
29による制御電流がないと考えて良いので、電圧検出
回路27や電流検出回路28、定常電力調整回路30に
よる制御電流に基いて制御される(即ち、この状態では
エラーアンプ26における入力電圧と基準電圧との均衡
が保たれているが、これが崩れた場合に、例えば、入力
電圧が低くなれば、アンプの出力電圧が増加して供給電
力が増加し、逆に入力電圧が高くなればアンプの出力電
圧が下がって供給電力が減少することになる。)。
Lに適用する場合において、当該放電灯を走行ビーム照
射用放電灯6hと同時に点灯させるときには、定常電力
調整回路30によって、放電灯6Lへの投入電力を定格
電力値よりも小さくする、つまり、エラーアンプ26に
近づく向きに制御電流を変化させること(エラーアンプ
26の負側入力端子へのソース電流)で調整すれば良
い。
号「SS」を、信号S_Qnの論理否定信号と、放電灯6h
の点灯検出信号(点灯状態である場合にHレベルを示
す。)とのAND(論理積)信号とするとき、当該信号
SSを受けて動作するアナログスイッチ32(例えば、
電界効果トランジスタ等を用いて構成できる。)とこれ
に直列に接続された抵抗33を介して所定電圧「Vc」
がエラーアンプ26の負側入力端子に供給されるように
なっており、信号SSがHレベル信号のときにアナログ
スイッチ32がオン状態となり、このときに流れるソー
ス電流がエラーアンプ26の負側入力端子に供給される
(この電流値が大きいほど、すれ違いビーム照射用放電
灯への供給電力が減少する。)。
れ違いビーム照射用放電灯6Lとをほぼ同時に点灯させ
る場合には、両放電灯への供給電力の合計を各放電灯の
定格電力の合計値よりも小さくするといった、各種の実
施形態が可能である。
灯6L、6hについて、同時点灯とみなされる場合には、
一方の放電灯6hのみを点灯させ、放電灯6Lを点灯させ
ないことであり、そのための回路構成については、図4
の構成で事足りる。即ち、カウンタ15のS_Qnを放電
灯6Lの点灯指示用信号としてそのまま用いれば済むの
で、図8の回路は不要である。
灯について、同時点灯とみなされる場合には、S_Qnが
Lレベルであって、放電灯6Lが消灯状態とされる。ま
た、図7のように、両放電灯について、同時点灯とみな
されない場合には、S_QnがHレベルとなった時点から
放電灯6Lが点灯することになる。
おいて、放電灯6hを点灯させないようにすることも勿
論可能であり、例えば、放電灯6Lに流れる電流からそ
の点灯状態を検出して、当該放電灯が点灯していると判
断される場合には、放電灯6hの点灯指示用信号をマス
クする回路等を用いれば良い。
ついて判断する判定部9を設ける場合には、当該判定部
によって昼間の判断がなされた場合において、一方の放
電灯が点灯しているときに他方の放電灯が消灯されるよ
うに構成する。即ち、上記(2)の事項を、昼間だけに
適用することで、不必要な点灯を回避することができ
る。例えば、判定部9によって昼間の判断が下された場
合であって、放電灯6h、6Lの点灯指示が出されたとき
に、走行ビーム照射用放電灯6hだけを点灯させれば、
すれ違いビーム照射用放電灯6Lを昼間に点灯させずに
済むので、その点灯時間を低減でき、交換頻度を少なく
することができる。
は、例えば、以下に示す信号を用いる形態が挙げられ
る。
具、例えば、クリアランスランプ(あるいはスモールラ
ンプ)への点灯を指示する場合の操作信号が挙げられ
る。つまり、クリアランスランプ等については、周囲の
照度が下がってきた薄明状態や、夜間での使用が予定さ
れるランプであり、走行ビーム照射用又はすれ違いビー
ム照射用の放電灯とは異なる光源を有するランプである
ため、当該ランプの操作信号(点灯指示の信号)に基い
て、判定部9が昼間又は夜間について判断することが可
能である。あるいは、運転者自らが周囲照度を視覚で判
断して操作するスイッチを設けて、当該スイッチの操作
信号に基いて昼間又は夜間の判断を行って良い。
報を取得したり、ナビゲーション装置による現在位置情
報(緯度)、路車間通信を利用して日没、日出の時刻情
報や、気象情報等を取得することが可能であり、いずれ
にしても、現在時刻や日付、車両周囲の状況等から昼間
又は夜間の推定を行うものである。
点消灯装置による信号を利用することができる。例え
ば、照度センサや、撮像手段(CCDカメラ等)を用い
て車両周囲の明るさを検出し、検出結果(照度等)を予
め決めておいた基準値と比較することで昼間又は夜間の
判断を行う。
独でも、またそのうちの幾つかを組み合わせても良い
が、後者の場合には、それぞれの優先度について考慮す
べきである(特に(I)を含む形態では、運転者の意思
を尊重する必要がある。)。
断され、その旨が信号Sdnによって制御回路7に通知さ
れた場合に、上記事項(2)を適用するためには、例え
ば、図4の構成において、ShとSdn(昼間判定時にH
レベルを示す。)の論理積をとって、その演算結果をA
NDゲート20の一方の入力端子に供給すれば良い。
れた場合に、例えば、走行ビーム照射用放電灯への点灯
の指示が出された場合には、当該放電灯だけを点灯させ
れば良いが、判定部9によって夜間の判断がなされた場
合の点灯シーケンスについては任意で良い(例えば、走
行ビーム照射用放電灯への点灯の指示が出された場合
に、走行ビーム照射用放電灯又は当該放電灯及びすれ違
いビーム照射用放電灯を点灯させる等。)。
に、請求項1や請求項5に係る発明によれば、点灯時間
や点灯回数の低減によって、放電灯の短寿命化を防ぐこ
とができ、交換頻度を減らすことができる。
点滅動作時に、すれ違いビーム照射用放電灯を点滅させ
ないようにして、その点灯回数を減らすことができる。
ーム照射用放電灯の投入電力を低減させることで、寿命
を延ばすことができる。
ーム照射用放電灯の点消灯の回数を減らすことができ
る。
時には一方の放電灯だけを点灯させることによって、放
電灯の短寿命化を防ぐことができる。
示す回路ブロック図である。
ための図である。
ための図である。
図である。
て説明するための図であり、本図は走行ビーム照射及び
すれ違いビーム照射についてほぼ同時に操作指示を出し
た場合であって、走行ビーム照射指示の方が僅かに早く
出された様子を示すタイミングチャート図である。
てほぼ同時に操作指示を出した場合であって、走行ビー
ム照射指示の方が僅かに遅れて出された様子を示すタイ
ミングチャート図である。
ときの様子を示すタイミングチャート図である。
れをもって点灯させるための構成例を示す回路図であ
る。
ングチャート図である。
めの図である。
である。
直流−交流変換回路、5h、5L…起動回路、6h…走行
ビーム照射用放電灯、6L…すれ違いビーム照射用放電
灯、9…判定部
Claims (6)
- 【請求項1】 光源として走行ビーム照射用放電灯及び
すれ違いビーム照射用放電灯を用いるとともに、直流電
源からの入力電圧を所望の直流電圧に変換するための直
流−直流変換回路と、当該回路の出力電圧を交流電圧に
変換する直流−交流変換回路と、放電灯に対して起動用
パルスを供給する起動回路と、放電灯に係る電圧又は電
流を検出して点灯制御を行う制御回路を備えた車両用照
明灯装置において、 上記走行ビーム照射用放電灯及びすれ違いビーム照射用
放電灯を点灯させる指示がなされた場合に、すれ違いビ
ーム照射用放電灯が消灯している状態で走行ビーム照射
用放電灯を点灯させたときには、すれ違いビーム照射用
放電灯が遅れて点灯することを特徴とする車両用照明灯
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用照明灯装置にお
いて、 上記走行ビーム照射用放電灯が点灯してから、すれ違い
ビーム照射用放電灯が点灯するまでの遅れ時間が、短時
間での点滅動作の操作による点灯指示の時間以上に設定
されていることを特徴とする車両用照明灯装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の車両用照
明灯装置において、 上記走行ビーム照射用放電灯とともに、上記すれ違いビ
ーム照射用放電灯が点灯した場合の当該放電灯への投入
電力が、すれ違いビーム照射用放電灯だけを点灯させる
場合の投入電力よりも小さくなるように制御回路によっ
て電力制御が行われることを特徴とする車両用照明灯装
置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の車両用照明灯装置にお
いて、 上記すれ違いビーム照射用放電灯が点灯している時に、
上記走行ビーム照射用放電灯を点灯させた場合には、す
れ違いビーム照射用放電灯が点灯状態に保たれることを
特徴とする車両用照明灯装置。 - 【請求項5】 光源として走行ビーム照射用放電灯及び
すれ違いビーム照射用放電灯を用いるとともに、直流電
源からの入力電圧を所望の直流電圧に変換するための直
流−直流変換回路と、当該回路の出力電圧を交流電圧に
変換する直流−交流変換回路と、放電灯への起動用パル
スを発生させる起動回路と、放電灯に係る電圧又は電流
を検出して点灯制御を行う制御回路を備えた車両用照明
灯装置において、 上記走行ビーム照射用放電灯及びすれ違いビーム照射用
放電灯のうち、一方の放電灯が点灯しているときには、
他方の放電灯が消灯されることを特徴とする車両用照明
灯装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の車両用照明灯装置にお
いて、 昼間又は夜間について判断するための判定部を設けると
ともに、当該判定部によって昼間の判断がなされた場合
には、一方の放電灯が点灯しているときに他方の放電灯
が消灯されることを特徴とする車両用照明灯装置。
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