JP2003273456A - 2次元フォトニック結晶面発光レーザ - Google Patents
2次元フォトニック結晶面発光レーザInfo
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- JP2003273456A JP2003273456A JP2002071087A JP2002071087A JP2003273456A JP 2003273456 A JP2003273456 A JP 2003273456A JP 2002071087 A JP2002071087 A JP 2002071087A JP 2002071087 A JP2002071087 A JP 2002071087A JP 2003273456 A JP2003273456 A JP 2003273456A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光の利用効率を向上させることのできる2次
元フォトニック結晶面発光レーザを得る。 【解決手段】 基板上にクラッド層24、キャリアの注
入により発光する活性層23、クラッド層22を積層
し、クラッド層22に2次元的に屈折率周期を配置した
フォトニック結晶周期構造体31からなるフォトニック
結晶30を設け、該結晶30により共振してクラッド層
22の上面から面発光する2次元フォトニック結晶面発
光レーザ。フォトニック結晶30の結晶面と水平方向の
周囲に光反射領域41を設けた。光反射領域41は低屈
折率の鏡、回折格子又は格子ピッチの小さいフォトニッ
ク結晶からなる。基板と活性層23との間に光反射層を
設けてもよい。また、クラッド層22の上面に光反射防
止層を設けてもよい。
元フォトニック結晶面発光レーザを得る。 【解決手段】 基板上にクラッド層24、キャリアの注
入により発光する活性層23、クラッド層22を積層
し、クラッド層22に2次元的に屈折率周期を配置した
フォトニック結晶周期構造体31からなるフォトニック
結晶30を設け、該結晶30により共振してクラッド層
22の上面から面発光する2次元フォトニック結晶面発
光レーザ。フォトニック結晶30の結晶面と水平方向の
周囲に光反射領域41を設けた。光反射領域41は低屈
折率の鏡、回折格子又は格子ピッチの小さいフォトニッ
ク結晶からなる。基板と活性層23との間に光反射層を
設けてもよい。また、クラッド層22の上面に光反射防
止層を設けてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元フォトニッ
ク結晶面発光レーザ、特に、キャリアの注入により発光
する活性層又はその近傍に、2次元的に屈折率周期を配
置したフォトニック結晶周期構造体を備え、フォトニッ
ク結晶により共振して面発光する2次元フォトニック結
晶面発光レーザに関する。
ク結晶面発光レーザ、特に、キャリアの注入により発光
する活性層又はその近傍に、2次元的に屈折率周期を配
置したフォトニック結晶周期構造体を備え、フォトニッ
ク結晶により共振して面発光する2次元フォトニック結
晶面発光レーザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板面から垂直方向にレーザ光を
出射する面発光レーザが種々開発、研究されている。面
発光レーザは同一基板上に多数の素子を集積(アレイ
化)でき、各素子からコヒーレントな光が並列的に出射
されるため、並列光ピックアップ、並列光伝送、光並列
情報処理の分野での用途が期待されている。
出射する面発光レーザが種々開発、研究されている。面
発光レーザは同一基板上に多数の素子を集積(アレイ
化)でき、各素子からコヒーレントな光が並列的に出射
されるため、並列光ピックアップ、並列光伝送、光並列
情報処理の分野での用途が期待されている。
【0003】この種の面発光レーザとして、フォトニッ
ク結晶を利用した2次元フォトニック結晶面発光レーザ
が特開2000−332351号公報に開示されてい
る。フォトニック結晶とは、光の波長と同程度もしくは
より小さい屈折率周期を有する結晶であり、誘電体の多
次元周期構造体では半導体の結晶中で電子状態にバンド
ギャップが生じることと同様の原理により、光の導波を
抑制する波長帯(フォトニックバンドギャップ)が生
じ、光を2次元又は3次元に閉じこめることが可能であ
る。
ク結晶を利用した2次元フォトニック結晶面発光レーザ
が特開2000−332351号公報に開示されてい
る。フォトニック結晶とは、光の波長と同程度もしくは
より小さい屈折率周期を有する結晶であり、誘電体の多
次元周期構造体では半導体の結晶中で電子状態にバンド
ギャップが生じることと同様の原理により、光の導波を
抑制する波長帯(フォトニックバンドギャップ)が生
じ、光を2次元又は3次元に閉じこめることが可能であ
る。
【0004】前記公報記載の2次元フォトニック結晶面
発光レーザは、キャリアの注入により発光する活性層の
近傍に、2次元的に屈折率周期を配置したフォトニック
結晶周期構造体を設け、フォトニック結晶により共振し
て面発光するものである。
発光レーザは、キャリアの注入により発光する活性層の
近傍に、2次元的に屈折率周期を配置したフォトニック
結晶周期構造体を設け、フォトニック結晶により共振し
て面発光するものである。
【0005】具体的には、図9に示すように、この2次
元フォトニック結晶面発光レーザ10は、概略、基板1
1上に下部クラッド層12、活性層13、上部クラッド
層14が積層され、下部クラッド層12には活性層13
の近傍に2次元フォトニック結晶20が内蔵されてい
る。
元フォトニック結晶面発光レーザ10は、概略、基板1
1上に下部クラッド層12、活性層13、上部クラッド
層14が積層され、下部クラッド層12には活性層13
の近傍に2次元フォトニック結晶20が内蔵されてい
る。
【0006】基板11は、例えば、n型InPの半導体
材料からなる。下部クラッド層12及び上部クラッド層
14は、例えば、それぞれn型及びp型InPの半導体
層であり、活性層13よりも屈折率が低い。2次元フォ
トニック結晶20は、下部クラッド層12に形成した空
孔(フォトニック結晶周期構造体21)にて構成され、
下部クラッド層12とは屈折率の異なる媒質が2次元の
周期で配列された正方格子や三角格子からなっている。
空孔内にはSiN等を充填してもよい。活性層13は、
例えば、InGaAs/InGaAsP系の半導体材料
を用いた多重量子井戸構造からなっており、キャリアの
注入により発光する。
材料からなる。下部クラッド層12及び上部クラッド層
14は、例えば、それぞれn型及びp型InPの半導体
層であり、活性層13よりも屈折率が低い。2次元フォ
トニック結晶20は、下部クラッド層12に形成した空
孔(フォトニック結晶周期構造体21)にて構成され、
下部クラッド層12とは屈折率の異なる媒質が2次元の
周期で配列された正方格子や三角格子からなっている。
空孔内にはSiN等を充填してもよい。活性層13は、
例えば、InGaAs/InGaAsP系の半導体材料
を用いた多重量子井戸構造からなっており、キャリアの
注入により発光する。
【0007】下部クラッド層12及び上部クラッド層1
4により活性層13を挟んでダブルヘテロ接合を形成
し、キャリアを閉じこめて発光に寄与するキャリアを活
性層13に集中させるようになっている。
4により活性層13を挟んでダブルヘテロ接合を形成
し、キャリアを閉じこめて発光に寄与するキャリアを活
性層13に集中させるようになっている。
【0008】基板11の底面及び上部クラッド層14の
上面には金等からなる下部電極16及び上部電極17が
形成されている。電極16,17間に電圧を印加するこ
とにより活性層13が発光し、該活性層13から漏れた
光が2次元フォトニック結晶20に入射する。2次元フ
ォトニック結晶20の格子間隔に波長が一致する光は、
2次元フォトニック結晶20により共振して増幅され
る。これにより、上部クラッド層14の上面(電極17
の周囲に位置する発光領域18)からコヒーレントな光
が面発光される。
上面には金等からなる下部電極16及び上部電極17が
形成されている。電極16,17間に電圧を印加するこ
とにより活性層13が発光し、該活性層13から漏れた
光が2次元フォトニック結晶20に入射する。2次元フ
ォトニック結晶20の格子間隔に波長が一致する光は、
2次元フォトニック結晶20により共振して増幅され
る。これにより、上部クラッド層14の上面(電極17
の周囲に位置する発光領域18)からコヒーレントな光
が面発光される。
【0009】ここで、図10に示すような正方格子から
なる2次元フォトニック結晶20について共振作用を説
明する。なお、格子形状は正方格子に限らず、三角格子
等であってもよい。
なる2次元フォトニック結晶20について共振作用を説
明する。なお、格子形状は正方格子に限らず、三角格子
等であってもよい。
【0010】2次元フォトニック結晶20は、第1媒質
12内に空孔等の第2媒質21と直交する2方向に同じ
周期で形成した正方格子からなっている。正方格子はΓ
−X方向とΓ−M方向の代表的な方向を有している。Γ
−X方向に隣接する第2媒質21の間隔をaとすると、
第2媒質21を格子点とした一辺がaの正方形からなる
基本格子Eが形成されている。
12内に空孔等の第2媒質21と直交する2方向に同じ
周期で形成した正方格子からなっている。正方格子はΓ
−X方向とΓ−M方向の代表的な方向を有している。Γ
−X方向に隣接する第2媒質21の間隔をaとすると、
第2媒質21を格子点とした一辺がaの正方形からなる
基本格子Eが形成されている。
【0011】波長λが基本格子Eの格子間隔aに一致す
る光LがΓ−X方向に進行すると、光Lは格子点で2次
回折される。このうち、光Lの進行方向に対して0°、
±90°、180°の方向に回折された光のみがブラッ
グ条件を満たす。さらに、0°、±90°、180°の
方向に回折された光の進行方向にも格子点が存在するた
め、回折光は再度進行方向に対して0°、±90°、1
80°方向に回折する。
る光LがΓ−X方向に進行すると、光Lは格子点で2次
回折される。このうち、光Lの進行方向に対して0°、
±90°、180°の方向に回折された光のみがブラッ
グ条件を満たす。さらに、0°、±90°、180°の
方向に回折された光の進行方向にも格子点が存在するた
め、回折光は再度進行方向に対して0°、±90°、1
80°方向に回折する。
【0012】光Lが1回又は複数回の2次回折を繰り返
すと、回折光が元の格子点に戻るため共振作用が生じ
る。また、紙面に垂直な方向に1次回折された光もブラ
ッグ条件を満たす。このため、共振によって増幅された
光が上部クラッド層14を介して出射され、面発光機能
を有することになる。また、全ての格子点でこの現象が
生じるため、面内全域でコヒーレントなレーザ発振が可
能である。
すと、回折光が元の格子点に戻るため共振作用が生じ
る。また、紙面に垂直な方向に1次回折された光もブラ
ッグ条件を満たす。このため、共振によって増幅された
光が上部クラッド層14を介して出射され、面発光機能
を有することになる。また、全ての格子点でこの現象が
生じるため、面内全域でコヒーレントなレーザ発振が可
能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記2次元
フォトニック結晶面発光レーザにおいては光の利用効率
が低いという問題点を有していた。フォトニック結晶2
0での2次回折光が水平方向に漏れ、また、1次回折光
が垂直方向(発光面とは逆方向)に漏れて損失が大きい
ことに起因する。
フォトニック結晶面発光レーザにおいては光の利用効率
が低いという問題点を有していた。フォトニック結晶2
0での2次回折光が水平方向に漏れ、また、1次回折光
が垂直方向(発光面とは逆方向)に漏れて損失が大きい
ことに起因する。
【0014】そこで、本発明の目的は、光の利用効率を
向上させることのできる2次元フォトニック結晶面発光
レーザを提供することにある。
向上させることのできる2次元フォトニック結晶面発光
レーザを提供することにある。
【0015】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、第1の発明に係る2次元フォトニック結晶面発光レ
ーザは、キャリアの注入により発光する活性層をクラッ
ド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に2次元的
に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期構造体か
らなるフォトニック結晶を設けた2次元フォトニック結
晶面発光レーザにおいて、前記フォトニック結晶の結晶
面と水平方向の周囲に光反射領域を設けたことを特徴と
する。
め、第1の発明に係る2次元フォトニック結晶面発光レ
ーザは、キャリアの注入により発光する活性層をクラッ
ド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に2次元的
に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期構造体か
らなるフォトニック結晶を設けた2次元フォトニック結
晶面発光レーザにおいて、前記フォトニック結晶の結晶
面と水平方向の周囲に光反射領域を設けたことを特徴と
する。
【0016】第1の発明に係る2次元フォトニック結晶
面発光レーザにおいては、活性層から漏れた光がフォト
ニック結晶の周期構造体によって2次回折(共振)して
増幅され、1次回折によってクラッド層から面発光す
る。2次回折光はフォトニック結晶の結晶面と水平方向
の周囲に設けた光反射領域によって内部に反射され、水
平方向に漏れることがない、即ち、水平方向への光の損
失が抑えられ、光の利用効率が向上する。
面発光レーザにおいては、活性層から漏れた光がフォト
ニック結晶の周期構造体によって2次回折(共振)して
増幅され、1次回折によってクラッド層から面発光す
る。2次回折光はフォトニック結晶の結晶面と水平方向
の周囲に設けた光反射領域によって内部に反射され、水
平方向に漏れることがない、即ち、水平方向への光の損
失が抑えられ、光の利用効率が向上する。
【0017】第1の発明に係る2次元フォトニック結晶
面発光レーザにおいて、前記光反射領域は低屈折率の鏡
で構成することができ、回折格子で構成してもよく、あ
るいは、光の共振領域のフォトニック結晶の格子ピッチ
の約半分の格子ピッチを有するフォトニック結晶で構成
してもよい。
面発光レーザにおいて、前記光反射領域は低屈折率の鏡
で構成することができ、回折格子で構成してもよく、あ
るいは、光の共振領域のフォトニック結晶の格子ピッチ
の約半分の格子ピッチを有するフォトニック結晶で構成
してもよい。
【0018】第2の発明に係る2次元フォトニック結晶
面発光レーザは、キャリアの注入により発光する活性層
をクラッド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に
2次元的に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期
構造体からなるフォトニック結晶を設けた2次元フォト
ニック結晶面発光レーザにおいて、前記活性層から見て
光の主たる出射方向と逆方向に光反射層を設けたことを
特徴とする。
面発光レーザは、キャリアの注入により発光する活性層
をクラッド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に
2次元的に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期
構造体からなるフォトニック結晶を設けた2次元フォト
ニック結晶面発光レーザにおいて、前記活性層から見て
光の主たる出射方向と逆方向に光反射層を設けたことを
特徴とする。
【0019】第2の発明に係る2次元フォトニック結晶
面発光レーザにおいても、前記第1の発明と同様の原理
で面発光し、1次回折光は活性層から見て光の主たる出
射方向と逆方向に設けた光反射層によって内部に反射さ
れ、発光面と逆方向の垂直方向に漏れることがない、即
ち、垂直方向への光の損失が抑えられ、光の利用効率が
向上する。また、第2の発明に前記第1の発明を組み合
わせて2次元フォトニック結晶面発光レーザを構成して
もよい。
面発光レーザにおいても、前記第1の発明と同様の原理
で面発光し、1次回折光は活性層から見て光の主たる出
射方向と逆方向に設けた光反射層によって内部に反射さ
れ、発光面と逆方向の垂直方向に漏れることがない、即
ち、垂直方向への光の損失が抑えられ、光の利用効率が
向上する。また、第2の発明に前記第1の発明を組み合
わせて2次元フォトニック結晶面発光レーザを構成して
もよい。
【0020】第3の発明に係る2次元フォトニック結晶
面発光レーザは、キャリアの注入により発光する活性層
をクラッド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に
2次元的に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期
構造体からなるフォトニック結晶を設けた2次元フォト
ニック結晶面発光レーザにおいて、前記クラッド層の上
面に光反射防止層を設けたことを特徴とする。
面発光レーザは、キャリアの注入により発光する活性層
をクラッド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に
2次元的に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期
構造体からなるフォトニック結晶を設けた2次元フォト
ニック結晶面発光レーザにおいて、前記クラッド層の上
面に光反射防止層を設けたことを特徴とする。
【0021】第3の発明に係る2次元フォトニック結晶
面発光レーザにおいても、前記第1の発明と同様の原理
で面発光し、1次回折光はクラッド層の上面に設けた光
反射防止層によって反射することなく面発光される。即
ち、面発光として利用したい1次回折光が無駄なく出射
され、光の利用効率が向上する。また、第3の発明に前
記第1の発明を組み合わせて2次元フォトニック結晶面
発光レーザを構成してもよい。
面発光レーザにおいても、前記第1の発明と同様の原理
で面発光し、1次回折光はクラッド層の上面に設けた光
反射防止層によって反射することなく面発光される。即
ち、面発光として利用したい1次回折光が無駄なく出射
され、光の利用効率が向上する。また、第3の発明に前
記第1の発明を組み合わせて2次元フォトニック結晶面
発光レーザを構成してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る2次元フォト
ニック結晶面発光レーザの実施形態について、添付図面
を参照して説明する。
ニック結晶面発光レーザの実施形態について、添付図面
を参照して説明する。
【0023】(第1実施形態、図1参照)本発明に係る
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第1実施形態
は、図1(A),(B)にその要部を示すように、クラ
ッド層22に2次元的に屈折率周期を配置したフォトニ
ック結晶周期構造体31からなるフォトニック結晶30
を設け、該フォトニック結晶30の結晶面と水平方向の
周囲に光反射領域として機能する低屈折率の鏡41を設
けた。
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第1実施形態
は、図1(A),(B)にその要部を示すように、クラ
ッド層22に2次元的に屈折率周期を配置したフォトニ
ック結晶周期構造体31からなるフォトニック結晶30
を設け、該フォトニック結晶30の結晶面と水平方向の
周囲に光反射領域として機能する低屈折率の鏡41を設
けた。
【0024】具体的には、鏡41は、クラッド層22に
周期構造体31と同様の手法(例えば、フォトリソグラ
フィ法あるいは電子ビームリソグラフィ法等)で溝部を
形成し、空気を閉じこめたものである。低屈折率の材料
であれば空気以外であってもよい。クラッド層22上に
はいま一つのクラッド層22’が融着あるいは再成長に
て形成されている。また、クラッド層22の下面には活
性層23及びクラッド層24が積層されており、さら
に、クラッド層24の下面は図示しない基板に保持され
ている。
周期構造体31と同様の手法(例えば、フォトリソグラ
フィ法あるいは電子ビームリソグラフィ法等)で溝部を
形成し、空気を閉じこめたものである。低屈折率の材料
であれば空気以外であってもよい。クラッド層22上に
はいま一つのクラッド層22’が融着あるいは再成長に
て形成されている。また、クラッド層22の下面には活
性層23及びクラッド層24が積層されており、さら
に、クラッド層24の下面は図示しない基板に保持され
ている。
【0025】基板の下面及びクラッド層22の上面に電
極(図示せず)が設けられ、電極間に電圧を印加するこ
とにより活性層23が発光し、該活性層23から漏れた
光が2次元フォトニック結晶30に入射し、2次回折す
ることで増幅される。また、光はフォトニック結晶30
で1次回折することで、クラッド層22’の上面から面
発光する。
極(図示せず)が設けられ、電極間に電圧を印加するこ
とにより活性層23が発光し、該活性層23から漏れた
光が2次元フォトニック結晶30に入射し、2次回折す
ることで増幅される。また、光はフォトニック結晶30
で1次回折することで、クラッド層22’の上面から面
発光する。
【0026】前記鏡41の溝部は活性層23からクラッ
ド層24に達するまで深くエッチングされており、活性
層23で発光した光や2次回折光L2は鏡41で内部に
反射され水平方向に漏れることがない。従って、水平方
向への光の損失が抑えられ、光の利用効率が向上する。
ド層24に達するまで深くエッチングされており、活性
層23で発光した光や2次回折光L2は鏡41で内部に
反射され水平方向に漏れることがない。従って、水平方
向への光の損失が抑えられ、光の利用効率が向上する。
【0027】(第2実施形態、図2、図3参照)本発明
に係る2次元フォトニック結晶面発光レーザの第2実施
形態は、図2(A),(B)にその要部を示すように、
クラッド層22に2次元的に屈折率周期を配置したフォ
トニック結晶周期構造体31からなるフォトニック結晶
30を設け、該フォトニック結晶30の結晶面と水平方
向の周囲に光反射領域として機能する回折格子42を設
けた。
に係る2次元フォトニック結晶面発光レーザの第2実施
形態は、図2(A),(B)にその要部を示すように、
クラッド層22に2次元的に屈折率周期を配置したフォ
トニック結晶周期構造体31からなるフォトニック結晶
30を設け、該フォトニック結晶30の結晶面と水平方
向の周囲に光反射領域として機能する回折格子42を設
けた。
【0028】具体的には、回折格子42は、クラッド層
22に周期構造体31と同様の手法(例えば、フォトリ
ソグラフィ法あるいは電子ビームリソグラフィ法等)で
複数の溝部を同心円状に形成し、空気を閉じこめたもの
である。低屈折率の材料であれば空気以外であってもよ
い。この回折格子42のピッチはフォトニック結晶30
のピッチの半分であり、いわばブラッグ鏡として機能す
る1次のグレーティングである。
22に周期構造体31と同様の手法(例えば、フォトリ
ソグラフィ法あるいは電子ビームリソグラフィ法等)で
複数の溝部を同心円状に形成し、空気を閉じこめたもの
である。低屈折率の材料であれば空気以外であってもよ
い。この回折格子42のピッチはフォトニック結晶30
のピッチの半分であり、いわばブラッグ鏡として機能す
る1次のグレーティングである。
【0029】クラッド層22上にはいま一つのクラッド
層22’が融着あるいは再成長にて形成されている。ま
た、クラッド層22の下面には活性層23及びクラッド
層24が積層されており、さらに、クラッド層24の下
面は図示しない基板に保持されている。
層22’が融着あるいは再成長にて形成されている。ま
た、クラッド層22の下面には活性層23及びクラッド
層24が積層されており、さらに、クラッド層24の下
面は図示しない基板に保持されている。
【0030】基板の下面及びクラッド層22の上面に電
極(図示せず)が設けられ、電極間に電圧を印加するこ
とにより活性層23が発光し、該活性層23から漏れた
光が2次元フォトニック結晶30に入射し、2次回折す
ることで増幅される。また、光はフォトニック結晶30
で1次回折することで、クラッド層22’の上面から面
発光する。
極(図示せず)が設けられ、電極間に電圧を印加するこ
とにより活性層23が発光し、該活性層23から漏れた
光が2次元フォトニック結晶30に入射し、2次回折す
ることで増幅される。また、光はフォトニック結晶30
で1次回折することで、クラッド層22’の上面から面
発光する。
【0031】前記回折格子42の溝部は活性層23から
クラッド層24に達するまで深くエッチングされてお
り、活性層23で発光した光や2次回折光L2は回折格
子42で内部に反射され水平方向に漏れることがない。
従って、水平方向への光の損失が抑えられ、光の利用効
率が向上する。
クラッド層24に達するまで深くエッチングされてお
り、活性層23で発光した光や2次回折光L2は回折格
子42で内部に反射され水平方向に漏れることがない。
従って、水平方向への光の損失が抑えられ、光の利用効
率が向上する。
【0032】図3は本第2実施形態の変形例を示し、フ
ォトニック結晶周期構造体31をクラッド層22’側に
形成したものである。面発光の原理及び光の利用効率が
向上することは図2に示したものと同様である。なお、
周期構造体31をクラッド層22’あるいは活性層23
に形成してもよいことは前記第1実施形態や以下に説明
する第3実施形態でも同様である。
ォトニック結晶周期構造体31をクラッド層22’側に
形成したものである。面発光の原理及び光の利用効率が
向上することは図2に示したものと同様である。なお、
周期構造体31をクラッド層22’あるいは活性層23
に形成してもよいことは前記第1実施形態や以下に説明
する第3実施形態でも同様である。
【0033】(第3実施形態、図4参照)本発明に係る
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第3実施形態
は、図4にその要部を示すように、光の共振領域である
2次元フォトニック結晶30の水平方向の周囲に、光反
射領域として機能するフォトニック結晶35を設けた。
2次元フォトニック結晶30は前記第1、第2実施形態
と同様に2次元の周期で配列したフォトニック結晶周期
構造体31からなる。
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第3実施形態
は、図4にその要部を示すように、光の共振領域である
2次元フォトニック結晶30の水平方向の周囲に、光反
射領域として機能するフォトニック結晶35を設けた。
2次元フォトニック結晶30は前記第1、第2実施形態
と同様に2次元の周期で配列したフォトニック結晶周期
構造体31からなる。
【0034】光反射領域として機能するフォトニック結
晶35は、2次元の周期で配列したフォトニック結晶周
期構造体36からなり、その格子ピッチP2は2次元フ
ォトニック結晶30の格子ピッチP2の約半分である。
従って、2次元フォトニック結晶30から水平方向に漏
れようとする2次回折光はフォトニック結晶35で内部
に反射され、水平方向への光の損失が抑えられ、光の利
用効率が向上する。
晶35は、2次元の周期で配列したフォトニック結晶周
期構造体36からなり、その格子ピッチP2は2次元フ
ォトニック結晶30の格子ピッチP2の約半分である。
従って、2次元フォトニック結晶30から水平方向に漏
れようとする2次回折光はフォトニック結晶35で内部
に反射され、水平方向への光の損失が抑えられ、光の利
用効率が向上する。
【0035】なお、第3実施形態における垂直断面の構
成は前記第1、第2実施形態、あるいは図8に示した従
来の2次元フォトニック結晶面発光レーザと同様であ
り、その説明は省略する。
成は前記第1、第2実施形態、あるいは図8に示した従
来の2次元フォトニック結晶面発光レーザと同様であ
り、その説明は省略する。
【0036】(第4実施形態、図5参照)本発明に係る
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第4実施形態
は、図5にその要部を示すように、基板21上に光反射
層43を設け、その上にクラッド層24及び活性層23
を積層し、さらにその上にクラッド層22を積層したも
のである。クラッド層22には2次元的に屈折率周期を
配置したフォトニック結晶周期構造体31からなるフォ
トニック結晶30が設けられている。また、基板21の
下面及びクラッド層22の上面に電極(図示せず)が設
けられているのは前記第1実施形態等と同様である。
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第4実施形態
は、図5にその要部を示すように、基板21上に光反射
層43を設け、その上にクラッド層24及び活性層23
を積層し、さらにその上にクラッド層22を積層したも
のである。クラッド層22には2次元的に屈折率周期を
配置したフォトニック結晶周期構造体31からなるフォ
トニック結晶30が設けられている。また、基板21の
下面及びクラッド層22の上面に電極(図示せず)が設
けられているのは前記第1実施形態等と同様である。
【0037】光反射層43は、例えばスパッタ法等にて
基板21上に成膜させたSiO2等の屈折率の低い材料
であったり、InP/InGaAsPやGaAs/Al
GaAs等の異なる屈折率を交互に数層重ねた多層膜ミ
ラー等であったりする。活性層23から漏れた光のうち
フォトニック結晶30で基板21側に1次回折した光L
1’は、光反射層43で内部に反射され、上方に1次回
折した光L1と共にクラッド層22の上面から面発光L
3として出射する。即ち、発光面と逆方向の垂直方向へ
の光の損失が抑えられ、光の利用効率が向上する。な
お、光反射層43はクラッド層24内に形成してもよ
い。
基板21上に成膜させたSiO2等の屈折率の低い材料
であったり、InP/InGaAsPやGaAs/Al
GaAs等の異なる屈折率を交互に数層重ねた多層膜ミ
ラー等であったりする。活性層23から漏れた光のうち
フォトニック結晶30で基板21側に1次回折した光L
1’は、光反射層43で内部に反射され、上方に1次回
折した光L1と共にクラッド層22の上面から面発光L
3として出射する。即ち、発光面と逆方向の垂直方向へ
の光の損失が抑えられ、光の利用効率が向上する。な
お、光反射層43はクラッド層24内に形成してもよ
い。
【0038】本第4実施形態において、光反射層43で
反射した1次回折光L1’’が通過する層厚は1次回折
光L1と位相が揃うように設定することが好ましく、数
μm以上で、かつ、光の波長の整数倍が好ましい。
反射した1次回折光L1’’が通過する層厚は1次回折
光L1と位相が揃うように設定することが好ましく、数
μm以上で、かつ、光の波長の整数倍が好ましい。
【0039】勿論、前記第1、第2、第3実施形態での
水平方向への光の損失を防止する構造を本第4実施形態
に組み合わせれば、光の利用効率をより向上させること
ができる。この点は以下に説明する第5、第6実施形態
においても同様である。
水平方向への光の損失を防止する構造を本第4実施形態
に組み合わせれば、光の利用効率をより向上させること
ができる。この点は以下に説明する第5、第6実施形態
においても同様である。
【0040】光反射層43の位置は、基板21とクラッ
ド層24の間に限らず、活性層23から見て光の主たる
出射方向と逆方向に位置するのであればどこにあっても
よい。例えば、図6に示すように、クラッド層24内に
位置してもよい。あるいは、基板21内に位置してもよ
い。
ド層24の間に限らず、活性層23から見て光の主たる
出射方向と逆方向に位置するのであればどこにあっても
よい。例えば、図6に示すように、クラッド層24内に
位置してもよい。あるいは、基板21内に位置してもよ
い。
【0041】また、下部クラッド層24の屈折率を上部
クラッド層22の屈折率に比べて低くすれば、下部クラ
ッド層24が光反射層の作用を兼ねるようになる。この
場合、フォトニック結晶周期構造体31は屈折率の高い
上部クラッド層22に設けることが望ましい。
クラッド層22の屈折率に比べて低くすれば、下部クラ
ッド層24が光反射層の作用を兼ねるようになる。この
場合、フォトニック結晶周期構造体31は屈折率の高い
上部クラッド層22に設けることが望ましい。
【0042】(第5実施形態、図7参照)本発明に係る
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第5実施形態
は、図7にその要部を示すように、基板21上に光反射
層43を設けた点は前記第4実施形態と同様であり、異
なるのは、2次元的に屈折率周期を配置したフォトニッ
ク結晶周期構造体31の結晶面に垂直方向の断面形状を
ほぼ三角形状とした点にある。
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第5実施形態
は、図7にその要部を示すように、基板21上に光反射
層43を設けた点は前記第4実施形態と同様であり、異
なるのは、2次元的に屈折率周期を配置したフォトニッ
ク結晶周期構造体31の結晶面に垂直方向の断面形状を
ほぼ三角形状とした点にある。
【0043】即ち、周期構造体31は、通常、円柱形
状、楕円形状、四角柱形状からなるが、本第5実施形態
においてはそれらの形状に対応した円錐形状、楕円錐形
状、四角錐形状とした。このような構造を採用すること
により、周期構造体31の底辺方向への1次回折光L
1’の発生が抑えられ、頂点方向へより多くの1次回折
光L1が出射される。これにて、前記光反射層43によ
る効果と相俟って面発光L3が増加し、光の利用効率が
より向上することになる。
状、楕円形状、四角柱形状からなるが、本第5実施形態
においてはそれらの形状に対応した円錐形状、楕円錐形
状、四角錐形状とした。このような構造を採用すること
により、周期構造体31の底辺方向への1次回折光L
1’の発生が抑えられ、頂点方向へより多くの1次回折
光L1が出射される。これにて、前記光反射層43によ
る効果と相俟って面発光L3が増加し、光の利用効率が
より向上することになる。
【0044】(第6実施形態、図8参照)本発明に係る
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第6実施形態
は、図8にその要部を示すように、基板21上にクラッ
ド層24及び活性層23を積層し、さらにその上にクラ
ッド層22を積層し、さらにその上に光反射防止層45
を設けたものである。クラッド層22には2次元的に屈
折率周期を配置したフォトニック結晶周期構造体31か
らなるフォトニック結晶30が設けられている。また、
基板21の下面及びクラッド層22の上面に電極(図示
せず)が設けられているのは前記第1実施形態等と同様
である。
2次元フォトニック結晶面発光レーザの第6実施形態
は、図8にその要部を示すように、基板21上にクラッ
ド層24及び活性層23を積層し、さらにその上にクラ
ッド層22を積層し、さらにその上に光反射防止層45
を設けたものである。クラッド層22には2次元的に屈
折率周期を配置したフォトニック結晶周期構造体31か
らなるフォトニック結晶30が設けられている。また、
基板21の下面及びクラッド層22の上面に電極(図示
せず)が設けられているのは前記第1実施形態等と同様
である。
【0045】光反射防止層45は、例えば、SiO2、
SiNx、TiO2、Al2O3等の発振波長に対して吸
収が十分に少ない透明材料からなり、スパッタ法等にて
クラッド層22上に成膜させて形成する。光反射防止層
45が存在しないと1次回折光L1の一定量がクラッド
層22の上面で表面反射してしまう。しかし、光反射防
止層45を設けることで、面発光として利用したい1次
回折光L1を無駄なく面発光L3として出射させること
ができ、光の利用効率が向上する。
SiNx、TiO2、Al2O3等の発振波長に対して吸
収が十分に少ない透明材料からなり、スパッタ法等にて
クラッド層22上に成膜させて形成する。光反射防止層
45が存在しないと1次回折光L1の一定量がクラッド
層22の上面で表面反射してしまう。しかし、光反射防
止層45を設けることで、面発光として利用したい1次
回折光L1を無駄なく面発光L3として出射させること
ができ、光の利用効率が向上する。
【0046】(他の実施形態)なお、本発明に係る2次
元フォトニック結晶面発光レーザは前記実施形態に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更する
ことができる。
元フォトニック結晶面発光レーザは前記実施形態に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更する
ことができる。
【0047】特に、半導体層、フォトニック結晶、電極
の材料や、光の偏光を揃えるための構造、格子形状等は
任意である。
の材料や、光の偏光を揃えるための構造、格子形状等は
任意である。
【図1】本発明の第1実施形態である2次元フォトニッ
ク結晶面発光レーザの要部を示し、(A)はフォトニッ
ク結晶面の斜視図、(B)は断面図。
ク結晶面発光レーザの要部を示し、(A)はフォトニッ
ク結晶面の斜視図、(B)は断面図。
【図2】本発明の第2実施形態である2次元フォトニッ
ク結晶面発光レーザの要部を示し、(A)はフォトニッ
ク結晶面の斜視図、(B)は断面図。
ク結晶面発光レーザの要部を示し、(A)はフォトニッ
ク結晶面の斜視図、(B)は断面図。
【図3】前記第2実施形態の変形例である2次元フォト
ニック結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
ニック結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
【図4】本発明の第3実施形態である2次元フォトニッ
ク結晶面発光レーザの結晶面を示す平面図。
ク結晶面発光レーザの結晶面を示す平面図。
【図5】本発明の第4実施形態である2次元フォトニッ
ク結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
ク結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
【図6】前記第4実施形態の変形例を示す断面図。
【図7】本発明の第5実施形態である2次元フォトニッ
ク結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
ク結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
【図8】本発明の第6実施形態である2次元フォトニッ
ク結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
ク結晶面発光レーザの要部を示す断面図。
【図9】本発明に先行する2次元フォトニック結晶面発
光レーザを示す斜視図。
光レーザを示す斜視図。
【図10】2次元フォトニック結晶面発光レーザの共振
作用を示す説明図。
作用を示す説明図。
21…基板
22,24…クラッド層
23…活性層
30…2次元フォトニック結晶
31…フォトニック結晶周期構造体
35…フォトニック結晶
36…フォトニック結晶周期構造体
41…鏡
42…回折格子
43…光反射層
45…光反射防止層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 横山 光
大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号
大阪国際ビル ミノルタ株式会社内
(72)発明者 関根 孝二郎
大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号
大阪国際ビル ミノルタ株式会社内
Fターム(参考) 5F073 AA63 AA74 AA75 AA89 AB17
CA12
Claims (5)
- 【請求項1】 キャリアの注入により発光する活性層を
クラッド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に2
次元的に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期構
造体からなるフォトニック結晶を設けた2次元フォトニ
ック結晶面発光レーザにおいて、 前記フォトニック結晶の結晶面と水平方向の周囲に光反
射領域を設けたこと、を特徴とする2次元フォトニック
結晶面発光レーザ。 - 【請求項2】 前記光反射領域は低屈折率の鏡からなる
ことを特徴とする請求項1記載の2次元フォトニック結
晶面発光レーザ。 - 【請求項3】 前記光反射領域は光の共振領域のフォト
ニック結晶の格子ピッチの約半分の格子ピッチを有する
フォトニック結晶からなることを特徴とする請求項1記
載の2次元フォトニック結晶面発光レーザ。 - 【請求項4】 キャリアの注入により発光する活性層を
クラッド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に2
次元的に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期構
造体からなるフォトニック結晶を設けた2次元フォトニ
ック結晶面発光レーザにおいて、 前記活性層から見て光の主たる出射方向と逆方向に光反
射層を設けたこと、 を特徴とする2次元フォトニック結晶面発光レーザ。 - 【請求項5】 キャリアの注入により発光する活性層を
クラッド層で挟み込み、該クラッド層又は該活性層に2
次元的に屈折率周期を配置したフォトニック結晶周期構
造体からなるフォトニック結晶を設けた2次元フォトニ
ック結晶面発光レーザにおいて、 前記クラッド層の上面に光反射防止層を設けたこと、 を特徴とする2次元フォトニック結晶面発光レーザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071087A JP2003273456A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 2次元フォトニック結晶面発光レーザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071087A JP2003273456A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 2次元フォトニック結晶面発光レーザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003273456A true JP2003273456A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29201450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002071087A Pending JP2003273456A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 2次元フォトニック結晶面発光レーザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003273456A (ja) |
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