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JP2003265521A - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents

使い捨て吸収性物品

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JP2003265521A
JP2003265521A JP2002072867A JP2002072867A JP2003265521A JP 2003265521 A JP2003265521 A JP 2003265521A JP 2002072867 A JP2002072867 A JP 2002072867A JP 2002072867 A JP2002072867 A JP 2002072867A JP 2003265521 A JP2003265521 A JP 2003265521A
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sheet
rising
absorbent main
end portions
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JP2002072867A
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Kazuyo Mori
和代 森
Kenji Nakaoka
健次 中岡
Masaru Fujioka
勝 藤岡
Taichiro Suzuki
太一郎 鈴木
Sayaka Sato
さやか 佐藤
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Original Assignee
Livedo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な工程で安価に製造できるとともに、尿
等の横漏れを効果的に防止できるようにする。 【解決手段】 外装シート2に取付けた吸収性本体3の
立上がりギャザー4は、吸収性本体3の幅方向の最両側
縁部3aから立上がるように、内向きに折り曲げた基端
部4bを吸収性本体3のトップ面であるトップシート1
3の両側端部13aとバックシート14の両側端部14
aに跨って接合するとともに、吸収性本体3のバックシ
ート14は、吸収性本体3の最両側縁部3aから所定の
幅W5で内入りした位置を最も外側の接合位置として、
第2外装シート8の股部Rの肌面側に接合することによ
り取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨て吸収性物
品に関する。
【0002】
【従来の技術】使い捨て吸収性物品、例えばパンツ型使
い捨ておむつとしては、前腹部と後背部の上側にウエス
ト開口部が形成され、前腹部と後背部との間の股部両側
にレッグ開口部が形成されてなるパンツ型の外装シート
が設けられるとともに、図7(a)(b)に示すよう
に、このパンツ型の外装シート20の肌面側に接合され
た吸収性本体21と、この吸収性本体21の両側端部に
基端部22aが接合され、自由端部22bに前後方向に
延びる弾性部材23が伸長状態で接合された立上がりギ
ャザー22とが設けられたものが提案されている。
【0003】上記吸収性本体21は、液透過性トップシ
ート24と液不透過性バックシート25との間に吸収材
26を挟み込んでなり、バックシート25は、両側端部
25aが吸収材26の上面に内向きに折り込まれた状態
で吸収材26に接合(×印参照)されるとともに、トッ
プシート24は、両側端部24aが吸収材26の上面と
バックシート25の両側端部25aの上面とに跨って接
合(×印参照)されている。また、立上がりギャザー2
2の基端部22aは、外向きに折り曲げられて、トップ
シート24の両側端部24aの上面に接合(×印参照)
されている。
【0004】この吸収性本体21は、外装シート20の
肌面側にバックシート25の下面を全面接合(×印参
照)することにより取付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記立
上がりギャザー22の基端部22aが外向きに折り曲げ
られてトップシート24の両側端部24aの上面に接合
されていることから、立上がりギャザー22の立上がり
部22cが吸収性本体21の幅方向の最両側端部21a
から立上がらないで、基端部22aの幅W2´で内入り
した位置から立上がるようになる。
【0006】したがって、吸収性本体21の表面が基端
部22aの幅W2´+W2´で覆われることになるか
ら、吸収性本体21の全幅W1´に対する有効幅(=立
上がりギャザー22の間の立上がり幅W6´)W3´が
減少するので、肌との有効接触面積が減少するようにな
る。同様に、立上がりギャザー22の間の立体幅W7´
が狭くなることから、立上がりギャザー22が吸収性本
体21の上に倒れ込みやすくなるので、この点からも肌
との有効接触面積が減少するようになる。
【0007】これらの原因から、おむつがずれると尿等
の横漏れが起こりやすくなるという問題が発生する。
【0008】また、吸収性本体21の上に交換可能な尿
パッドを重ね置きして使用するような場合、立上がりギ
ャザー22の間の立上がり幅W6´が狭いと、幅広の尿
パッドを重ね置きできないうえに、それを無理に重ね置
きすると立上がりギャザー22が倒れ込んで、尿等の横
漏れが起こりやすくなるという問題がある。
【0009】このような問題に鑑みて、立上がりギャザ
ー22の間の立上がり幅W6´を広くする技術が提案さ
れているが(特開2001−276120号公報)、ト
ップシートの巻き上げ工程等を必要とするために、製造
工程が複雑になって高価になるとともに、製品精度の安
定性が悪いという問題がある。
【0010】本発明は、上記諸問題を解消するためにな
されたもので、簡単な工程で安価に製造できるととも
に、尿等の横漏れを効果的に防止できるようにした使い
捨て吸収性物品を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、液透過性トップシートと液不
透過性バックシートとの間に吸収材を挟み込んでなる吸
収性本体が設けられ、この吸収性本体のトップ面の両側
端部に立上がりギャザーが設けられ、この立上がりギャ
ザーは、自由端部に前後方向に延びる弾性部材が伸長状
態で接合されるとともに、立上がり部が吸収性本体の幅
方向の最両側縁部から立上がるように、内向きに折り曲
げた基端部が上記トップ面の両側端部に接合されている
ことを特徴とする使い捨て吸収性物品を提供するもので
ある。
【0012】請求項1によれば、立上がりギャザーが吸
収性本体の幅方向の最両側縁部から立上がるように、内
向きに折り曲げた基端部を吸収性本体のトップ面の両側
端部に接合したから、吸収性本体の全幅と立上がり幅と
がほぼ等しくなるので、肌との有効接触面積が大幅に増
加するとともに、立上がりギャザーの間の立上がり幅が
広くなることから、吸収性本体の上に倒れ込みにくくな
るので、肌との有効接触面積が大幅に増加するようにな
る。
【0013】上記吸収性本体のトップ面とは、吸収材の
トップ面(上面)のみならず、バックシートの両側端部
が内向きに折り込まれて吸収材の上面両側端部に接合さ
れている場合には、このバックシートの折り込み両側端
部が含まれるとともに、バックシートの両側端部が外向
きに折り返されている場合には、このバックシートの折
り返し両側端部も含まれるものである。
【0014】本発明の請求項2は、前腹部と後背部の上
側にウエスト開口部が形成され、前腹部と後背部との間
の股部両側にレッグ開口部が形成されてなるパンツ型の
外装シートが設けられる一方、液透過性トップシートと
液不透過性バックシートとの間に吸収材を挟み込んでな
る吸収性本体が設けられ、この吸収性本体のトップ面の
両側端部に立上がりギャザーが設けられ、この立上がり
ギャザーは、自由端部に前後方向に延びる弾性部材が伸
長状態で接合されるとともに、立上がり部が吸収性本体
の幅方向の最両側縁部から立上がるように、内向きに折
り曲げた基端部が上記トップ面の両側端部に接合されて
いて、上記吸収性本体は、上記外装シートの肌面側にバ
ックシートを接合することにより取付けられていること
を特徴とする使い捨て吸収性物品を提供するものであ
る。
【0015】請求項2によれば、パンツ型の外装シート
に吸収性本体を取付けて、この吸収性本体は、立上がり
ギャザーが吸収性本体の幅方向の最両側縁部から立上が
るように、内向きに折り曲げた基端部を吸収性本体のト
ップ面の両側端部に接合したから、吸収性本体の全幅と
立上がり幅とがほぼ等しくなるので、肌との有効接触面
積が大幅に増加するとともに、立上がりギャザーの間の
立上がり幅が広くなることから、吸収性本体の上に倒れ
込みにくくなるので、肌との有効接触面積が大幅に増加
するようになる。なお、上記吸収性本体のトップ面の意
味は、請求項1の場合と同じである。
【0016】請求項3のように、上記吸収性本体のバッ
クシートは、吸収性本体の最両側縁部から所定の幅で内
入りした位置を最も外側の接合位置として、上記外装シ
ートの肌面側に接合することにより取付けられている構
成とするのが好ましい。
【0017】請求項4のように、上記吸収性本体のバッ
クシートの前後端部は、上記外装シートの肌面側に幅方
向で全面接合することにより取付けられている構成とす
るのが好ましい。
【0018】請求項5のように、上記立上がりギャザー
の立上がり基部と立上がり部の少なくとも一方に、前後
方向に延びる弾性部材が伸長状態で接合されている構成
とするのが好ましい。
【0019】請求項6のように、上記吸収性本体のバッ
クシートの両側端部に、この両右側端部よりも幅を狭く
形成したトップシートの両側端部が接合されるととも
に、このトップシートの両側端部の端縁を封止するよう
に、立上がりギャザーの基端部がトップシートとバック
シートの両側端部に跨って接合されている構成とするの
が好ましい。
【0020】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様を図面
を参照して詳細に説明する。
【0021】図1はパンツ型使い捨ておむつ1の分解斜
視図、図2は展開状態の平面図、図3は完成状態の正面
図、図4は吸収性本体であり、(a)は平面図、(b)
は図2のA−A線に相当する拡大模式断面図、図5
(a)(b)は、それぞれ立上がりギャザー部分の拡大
模式断面図、図6は変形例の図2のA−A線に相当する
拡大模式断面図である。
【0022】上記パンツ型使い捨ておむつ1は、外装シ
ート2と吸収性本体3と左右の立上がりギャザー4と前
後の胴回りガード5とで基本構成されている。
【0023】上記外装シート2は、第1外装(外面)シ
ート7と第2外装(肌面)シート8とレッグ用弾性糸9
とウエスト用弾性糸10とボディフィット用弾性糸11
とで構成されている。
【0024】第1外装シート7と第2外装シート8と
は、パンツ型使い捨ておむつ1の外形状に形成されてい
て、前腹部Pと後背部Qとの間の股部Rの両側にはレッ
グ開口部Sが形成されている。
【0025】上記各外装シート7,8は、通気性に優れ
た合成繊維不織布製であって、第1外装シート7の上面
には、各レッグ開口部Sの開口縁に沿って半円形状にレ
ッグ用弾性糸9が伸長状態で接合されてレッグ用弾性部
が形成されるとともに、前腹部Pと後背部Qの外端縁に
沿って左右方向に直線状でウエスト用弾性糸10が伸長
状態で接合されてウエスト用弾性部が形成されるように
なる。また、前腹部Pと後背部Qの上部には、左右方向
に直線状でボディフィット用弾性糸11が伸長状態で接
合されてボディフィット用弾性部が形成されるようにな
る。なお、各接合は、以下でも同様にホットメルト接着
剤による接着が好ましい。
【0026】そして、この第1外装シート7の上面に、
上記各弾性糸9〜11を挟み込んだ状態で第2外装シー
ト8を接着することにより、外装シート2が形成される
ようになる。
【0027】上記外装シート2は、尿等を吸収性本体3
で基本的に阻止する態様のものであるから、通気性のな
い不透液性素材、例えば合成樹脂フィルム素材を用いる
必要はない。また、1枚のシートからなる単層構造であ
ってもよいが、各弾性糸9〜11を接着する必要がある
ので、2層構造であることがより好ましく、3層以上の
構造としても良い。さらに、外装シート2としては、あ
る程度の引っ張り強度を有することが必要であり、かつ
低コストであることも要求され、その点でスパンボンド
不織布が好ましいが、それに限られず通常の不織布であ
っても差し支えないし、不織布を1層または2層とし、
その中間に他の不織布、例えばメルトブローン不織布を
間挿して機能を付加した複合シートであっても良い。さ
らにまた合成繊維不織布の肌触りを良好とするために、
天然繊維や再生繊維を高配合した不織布を複合使用する
こともできる。
【0028】不織布材料としては、ポリプロピレンやポ
リエチレンからなるポリオレフィン繊維、ポリエチレン
テレフタレートからなるポリエステル繊維、ナイロンか
らなるポリアミド繊維の如き合成繊維、コットンの如き
セルロース繊維、再生繊維、パルプ繊維等が挙げられ
る。その内でも、ポリプロピレンからなるスパンボンド
不織布やポリエステルスパンボンド不織布は、それぞれ
撥水性や強度、コスト等総合的により好ましく用いられ
る。
【0029】上記各弾性糸9〜11は、ポリウレタン
糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム、発泡ウレタンな
どが使用でき、1本のみならず複数本を接合しても良
い。
【0030】上記吸収性本体3は、液透液性トップシー
ト13と液不透過性バックシート14と吸収材15とで
構成されている。なお、吸収材15は、砂時計形状のも
のを図示したが、長方形状等であっても良い。
【0031】上記トップシート13としては、例えばポ
リエステル、ポリプロピレン、その他の熱可塑性合成繊
維、天然繊維や再生繊維からなる液透過性の不織布、織
布が用いられるが、この不織布、織布は、上記繊維の単
独繊維からなるものに限らず、上記の繊維を組み合わせ
たものからなるものであっても良い。
【0032】また、トップシート13は、速やかに液を
透過させる透液性が必要であるとともに、装着者の肌面
に直接当たるものであるため、肌触りのよいことが求め
られ、従って少なくともその中央領域は親水性繊維から
なるものが好ましいが、吸収材15に吸収された尿等が
外側に滲み出さないようにするために、縦方向の両端領
域や横(幅)方向の両端領域を撥水化するか、撥水性繊
維素材で構成することもできる。
【0033】上記バックシート14は、ポリエチレン等
の不透液性フィルムや防漏性の不織布、織布が用いられ
る。不透液性フィルムを使用する場合、蒸れを防止する
ために公知の透湿性フィルムを使用することが好まし
い。
【0034】上記吸収材15は、高吸水性ポリマーを綿
状パルプ層中に均一に混合させ、場合により熱バインダ
ー繊維を配合して形成してなる従来公知の綿状パルプを
主体とするもの、あるいは、高吸水性ポリマーをレーヨ
ン不織布層でサンドイッチ状に挟んだ非パルプ型のもの
であってもよい。後者の場合、吸収材15は、極めて薄
いシート状物となり、パンツ型使い捨ておむつ1のボテ
ボテ感をなくし、肌着に近いものに構成できる点でより
好ましい。
【0035】上記高吸水性ポリマーとしては、デンプン
系、セルロース系、合成ポリマー系のもの等が使用され
る。すなわち、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト重
合体、デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体の
ケン化物、デンプン−メタクリル酸メチルグラフト共重
合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリルグラフト
共重合体のケン化物、デンプン−アクリルアミドグラフ
ト共重合体のケン化物、アクリル酸(塩)重合体、アク
リル酸架橋ポリエチレンオキシド、ナトリウムカルボキ
シメチルセルロース架橋物、ポリビニルアルコール−無
水マレイン酸反応物架橋物などが挙げられる。
【0036】上記綿状パルプとしては、化学パルプシー
ト、古紙パルプシート、機械パルプシートを粉砕機で解
繊して得られた繊維長5mm以下のものが用いられる。
そのパルプ原料としては、針葉樹に限らず広葉樹、わ
ら、竹、ケナフなども用いられる。
【0037】上記吸収性本体3は、基本的には、トップ
シート13とバックシート14との間に吸収材15を挟
み込んでなるものである。なお、上記トップシート13
と吸収材15との間に拡散層(セカンドシート)を設け
ることができ、この拡散層は、尿等を拡散させながら吸
収材15に均等かつ迅速に吸収させるためのものであ
り、透液性の不織布、織布、多孔性プラスチック、綿状
パルプ等により構成され、その構成素材としては、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、レーヨン、
パルプまたはこれらの複合繊維等がある。
【0038】上記吸収性本体3は、具体的には、図4に
示したように、バックシート14は、吸収材15の下面
および側面を覆うとともに、両側端部14aを吸収材1
5の上面に内向きに折り込んだ状態で、このバックシー
ト14を吸収材15に全面接着(×印参照)する。
【0039】また、トップシート13は、上記吸収性本
体3の全幅W1よりも狭い幅W4に設定されていて、吸
収材15の上面とバックシート14の両側端部14aの
上面とに跨って接合(×印参照)されている。なお、こ
のトップシート13の接合は、液透過性が阻害されない
ように、ホットメルト接着剤によるカーテンスプレー方
式若しくはスパイラルスプレー方式であるのが好まし
い。
【0040】このトップシート13の幅W4を吸収性本
体3の全幅W1よりも狭く設定することにより、トップ
シート13の両側端部13aの両端縁13bと吸収性本
体3の最両側縁部3aとの間に隙間tを形成するように
している。
【0041】上記左右の立上がりギャザー4は、上記吸
収性本体3の長さとほぼ同じ長さに設定されるととも
に、幅方向の全体にわたって二つ折りされて接合(×印
参照)されている。この各立上がりギャザー4の自由端
部(上折り返し部)4aには第1ギャザー用弾性糸17
が前後方向に伸長状態で接合されて、この第1ギャザー
用弾性糸17により各上折り返し部4aが自然に立ち上
がるようになる。
【0042】また、各立上がりギャザー4の立上がり基
部4cには、第2ギャザー用弾性糸18が前後方向に伸
長状態で接合されているとともに、この第2ギャザー用
弾性糸18と第1ギャザー用弾性糸17との間の立上が
り部4dには、第3ギャザー用弾性糸19が前後方向に
伸長状態で接合されている。
【0043】上記各ギャザー用弾性糸17〜19は、上
記各弾性糸9〜11と同様に、ポリウレタン糸などが使
用でき、1本のみならず複数本を接合しても良い。
【0044】上記各立上がりギャザー4は、上記吸収性
本体3の幅方向に離間させた状態で、基端部4bを内向
きに折り曲げて、立上がり部4dが吸収性本体3の幅方
向の最両側縁部3aから立上がるように、基端部4bが
トップシート13の両側端部13aとバックシート14
の両側端部14aに跨って接合(×印参照)されてい
る。これにより、各立上がりギャザー4の基端部4b
は、図5(a)に詳細に示すように、上記隙間tの幅で
トップシート13の両側端部13aの端縁13bを封止
するようになる。
【0045】上記各立上がりギャザー4の立上がり高さ
は、15mm〜30mmであるのが好ましく、20mm
〜25mmであるのがより好ましい。15mm未満で
は、防漏壁としては低すぎて好ましくなく、30mmを
越えると、ギャザー幅間を狭めるので好ましくない。
【0046】これらにより、立上がりギャザー付きの吸
収性本体3が構成されるようになり、この吸収性本体3
は、上記外装シート2の第2外装シート8の肌面側に、
バックシート14を接合することにより取付けている。
【0047】具体的には、図2に示すように、吸収性本
体3のバックシート14は、その前後端部は、第2外装
シート8の肌面側に幅方向で全面接合(クロスハッチン
グa参照)することにより取付けられているとともに、
この前後端部の間の中間部分は、吸収性本体3の最両側
縁部3aから所定の幅W5で内入りした位置を最も外側
の接合位置として、第2外装シート8の肌面側に幅方向
で部分接合(クロスハッチングb参照)することにより
取付けられている。なお、幅方向で全面接合することも
可能である。
【0048】上記所定の幅W5は、10mm〜40mm
であるのが好ましく、15〜30mであるのが最も好ま
しい。10mm未満では、後述する吸収性本体3の両側
端部3bの折れ曲がり状立上がり(図5(b)の実線と
矢印c参照)が小さくなって好ましくなく、40mmを
越えると、吸収性本体3の形態安定性の点から好ましく
ない。
【0049】上記前後の胴回りガード5は、具体的に図
示しないが幅方向にガード用弾性糸が伸長状態で接合さ
れていて、上記吸収性本体3の前後端部の上方を覆うよ
うにして、その両端部および外端部が上記外装シート2
の第2外装シート8の肌面側に接着されて、内端部が自
由端部に形成されることにより、ガード用弾性糸により
内端部側がポケット入り口状に自然に立ち上がるように
なっている。
【0050】上記立上がりギャザー4および胴回りガー
ド5としては、撥水性シートが好ましく、不織布単独
で、また不織布と合成樹脂フィルムとの積層シートを用
いることができる。不織布としては、スパンボンド不織
布、スパンボンド不織布−メルトブローン不織布−スパ
ンボンド不織布、スパンボンド不織布−メルトブローン
不織布−メルトブローン不織布−スパンボンド不織布、
ヒートロール不織布、エアースルー不織布等が挙げら
れ、フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂からなるフィルムが挙げられる。
【0051】また、立上がりギャザー4および胴回りガ
ード5は、少なくともその内面側に撥水または防水処理
された合成繊維不織布を用いることが好ましく、外面側
は肌触りの点から撥水または防水処理がなされていない
親水化繊維となっていることが好ましいが、疎水性繊維
であってもよい。
【0052】そして、立上がりギャザー付きの吸収性本
体3を取付けた外装シート2は、股部Rを境にして前後
に2つ折りして、前腹部Pと後背部Qの両側端部1aを
それぞれ接合することにより、パンツ型使い捨ておむつ
1として図3の完成状態に組み立てられて、前腹部Pと
後背部Qの上側にはウエスト開口部が形成され、前腹部
Pと後背部Qとの間の股部R両側にはレッグ開口部Sが
形成されるようになる。
【0053】上記のように構成したパンツ型使い捨てお
むつ1は、外装シート2に取付けた吸収性本体3の立上
がりギャザー4が吸収性本体3の幅方向の最両側縁部3
aから立上がるように、内向きに折り曲げた基端部4b
を吸収性本体3のトップ面であるトップシート13の両
側端部13aとバックシート14の両側端部14aに跨
って接合(×印参照)したから、吸収性本体3の全幅W
1と立上がり幅W6とがほぼ等しくなるので、肌との有
効接触面積が大幅に増加するとともに、立上がりギャザ
ー4の間の立体幅W7が広くなることから、吸収性本体
3の上に倒れ込みにくくなるので、肌との有効接触面積
が大幅に増加するようになる。
【0054】したがって、パンツ型使い捨ておむつ1が
ずれたとしても、尿等の横漏れを効果的に防止できるよ
うになる。
【0055】このように、立上がりギャザー4の間の立
体幅W7が広くなると、吸収性本体3の上に交換可能な
尿パッドを重ね置きして使用するような場合には、尿パ
ッドを立上がりギャザー4の間に納めやすくなり、納め
るときに立上がりギャザー4を変形させたり、倒伏状態
に押さえ込むことも少なくなって、尿パッドを重ね置き
しても尿等の横漏れを効果的に防止できるようになる。
【0056】また、立上がりギャザー4の基端部4b
は、吸収性本体3のトップ面であるトップシート13の
両側端部13aとバックシート14の両側端部14aと
に跨って接合するだけであるから、従来技術のようなト
ップシートの巻き上げ工程等が不要なので、工程が簡単
になって安価に製造できるとともに、製品精度の安定性
が向上するようになる。
【0057】さらに、吸収性本体3のバックシート14
は、吸収性本体3の最両側縁部3aから内入り幅W5で
内入りした位置を最も外側の接合位置として、第2外装
シート8の肌面側に接合することにより取付けているか
ら、立上がりギャザー4が第1ギャザー用弾性糸17等
の収縮力で立上がると、図5(b)に示したように、そ
の収縮力より立上がりギャザー4とともに接合位置より
も外側の吸収性本体3の両側端部3bも折れ曲がり状に
立上がって(矢印c参照)、立上がりギャザー4ととも
に高い防漏壁を形成するから、肌とのフィット性がより
向上して尿等の横漏れを効果的に防止できるようにな
る。
【0058】さらにまた、吸収性本体3のバックシート
14の前後端部は、第2外装シート8の肌面側に幅方向
で全面接合(図2のクロスハッチングa参照)すること
により取付けているから、外装シート2に対する吸収性
本体3の取付け強度が向上するようになる。
【0059】また、立上がりギャザー4の立上がり基部
4cに、前後方向に延びる第2ギャザー用弾性糸18を
伸長状態で接合しているから、自由端部4aの第1ギャ
ザー用弾性糸17と相まって立上がりギャザー4ととも
に吸収性本体3の両側端部3bの折れ曲がり状立上がり
性が良好になるので、肌とのフィット性がより向上して
尿等の横漏れを効果的に防止できるようになる。なお、
第2ギャザー用弾性糸18と第1ギャザー用弾性糸17
との間の立上がり部4dに、第3ギャザー用弾性糸19
を伸長状態で接合すると、各弾性糸17〜19の相互作
用によって、立上がりギャザー4とともに吸収性本体3
の両側端部3bの折れ曲がり状立上がり性がより良好に
なる。
【0060】さらに、吸収性本体3のバックシート14
の両側端部14aに、この両右側端部14aよりも幅を
狭く形成したトップシート13の両側端部13aを接合
して、このトップシート13の両側端部13aの端縁1
3bを封止するように、立上がりギャザー4の基端部4
bをトップシート13とバックシート14の両側端部1
3a,14aに跨って接合しているから、トップシート
13に染み込んだ尿等の両側端部13aの端縁13bか
らの漏れを効果的に防止できるようになる。
【0061】上記実施形態では、吸収性本体3のバック
シート14の両側端部14aを吸収材15の上面に内向
きに折り込んで、トップシート13を吸収材15の上面
とバックシート14の両側端部14aの上面とに跨って
接合するとともに、立上がりギャザー4の基端部4bを
トップシート13の両側端部13aとバックシート14
の両側端部14aに跨って接合することにより、各立上
がりギャザー4の基端部4bでトップシート13の両側
端部13aの端縁13bを封止するようにしたものであ
る。
【0062】これに対して、図6に示すように、吸収性
本体3のバックシート14の両側端部14aを外向きに
折り返して、吸収性本体3の全幅W1よりも広く設定し
たトップシート13を吸収材15の上面とバックシート
14の両側端部14aの上面とに跨って接合して、バッ
クシート14の両側端部14aとトップシート13の両
側端部13aとの間に隙間tを形成するとともに、立上
がりギャザー4の基端部4bをトップシート13の両側
端部13aとバックシート14の両側端部14とに跨っ
て接合することにより、各立上がりギャザー4の基端部
4bでトップシート13の両側端部13aの端縁13b
を封止するようにしても良い。
【0063】このようにすれば、両立上がりギャザー4
の立上がり幅W6が吸収性本体3の全幅W1に両基端部
4bの幅W2を加えた幅に拡大するから、パンツ型使い
捨ておむつ1がずれたときの尿等の横漏れをより効果的
に防止できるようになる。また、広幅の交換可能な尿パ
ッドを使用することも可能となる。さらに、吸収性本体
3の有効幅W3が全幅W1とほぼ等しくなるので、吸収
性本体3の吸収性能が向上するようになる。
【0064】上記各実施形態は、吸収性本体3を外装シ
ート2に取付けたパンツ型使い捨ておむつ1であった
が、吸収性本体3単体を既存のおむつカバー等にテープ
で装着して使用したり、既存のパンツ型使い捨ておむつ
の吸収性本体の上に重ね置きする交換可能な尿パッドと
して使用することも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の請求項1は、立上がりギャザーが吸収性本体の幅方
向の最両側縁部から立上がるように、内向きに折り曲げ
た基端部を吸収性本体のトップ面の両側端部に接合した
から、吸収性本体の全幅と立上がり幅とがほぼ等しくな
るので、肌との有効接触面積が大幅に増加するととも
に、立上がりギャザーの間の立上がり幅が広くなること
から、吸収性本体の上に倒れ込みにくくなるので、肌と
の有効接触面積が大幅に増加するようになる。
【0066】したがって、この使い捨て吸収性物品を既
存のおむつカバー等に装着して使用した場合、おむつカ
バー等がずれたとしても、尿等の横漏れを効果的に防止
できるようになる。また、立上がりギャザーの基端部を
吸収性本体のトップ面の両側端部に接合するだけである
から、シートの巻き上げ工程等が不要なので工程が簡単
になって安価に製造できるとともに、製品精度の安定性
が向上するようになる。
【0067】本発明の請求項2は、パンツ型の外装シー
トに吸収性本体を取付けて、この吸収性本体は、立上が
りギャザーが吸収性本体の幅方向の最両側縁部から立上
がるように、内向きに折り曲げた基端部を吸収性本体の
トップ面の両側端部に接合したから、吸収性本体の全幅
と立上がり幅とがほぼ等しくなるので、肌との有効接触
面積が大幅に増加するとともに、立上がりギャザーの間
の立上がり幅が広くなることから、吸収性本体の上に倒
れ込みにくくなるので、肌との有効接触面積が大幅に増
加するようになる。
【0068】したがって、パンツ型の外装シート(おむ
つ)がずれたとしても、尿等の横漏れを効果的に防止で
きるようになる。このように、立上がりギャザーの間の
立上がり幅(有効幅)が広くなると、吸収性本体の上に
交換可能な尿パッドを重ね置きして使用するような場合
には、尿パッドを立上がりギャザーの間に納めやすくな
り、納めるときに立上がりギャザーを変形させたり、倒
伏状態に押さえ込むことも少なくなって、尿パッドを重
ね置きしても尿等の横漏れを効果的に防止できるように
なる。
【0069】また、立上がりギャザーの基端部を吸収性
本体のトップ面の両側端部に接合するだけであるから、
従来技術のようなシートの巻き上げ工程等が不要なの
で、工程が簡単になって安価に製造できるとともに、製
品精度の安定性が向上するようになる。
【0070】請求項3のように、吸収性本体のバックシ
ートを吸収性本体の最両側縁部から所定の幅で内入りし
た位置を最も外側の接合位置として、上記外装シートの
股部の肌面側に接合することにより取付けると、立上が
りギャザーが弾性部材の収縮力で立上がると、その収縮
力より立上がりギャザーとともに接合位置よりも外側の
吸収性本体の両側端部も折れ曲がり状に立上がって、立
上がりギャザーとともに高い防漏壁を形成するから、肌
とのフィット性がより向上して尿等の横漏れを効果的に
防止できるようになる。
【0071】請求項4のように、吸収性本体のバックシ
ートの前後端部を外装シートの肌面側に幅方向で全面接
合することにより取付けると、外装シートに対する吸収
性本体の取付け強度が向上するようになる。
【0072】請求項5のように、立上がりギャザーの立
上がり基部と立上がり部の少なくとも一方に、前後方向
に延びる弾性部材が伸長状態で接合すると、自由端部の
弾性部材と相まって立上がりギャザーとともに吸収性本
体の両側端部の折れ曲がり状立上がり性が良好になるか
ら、肌とのフィット性がより向上して尿等の横漏れを効
果的に防止できるようになる。
【0073】請求項6のように、吸収性本体のバックシ
ートの両側端部に、この両右側端部よりも幅を狭く形成
したトップシートの両側端部を接合するとともに、この
トップシートの両側端部の端縁を封止するように、立上
がりギャザーの基端部をトップシートとバックシートの
両側端部に跨って接合すると、トップシートに染み込ん
だ尿等の両側端部の端縁からの漏れを効果的に防止でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パンツ型使い捨ておむつの分解斜視図であ
る。
【図2】 展開状態の平面図である。
【図3】 完成状態の正面図である。
【図4】 吸収性本体であり、(a)は平面図、(b)
は図2のA−A線に相当する拡大模式断面図である。
【図5】 (a)(b)は、それぞれ立上がりギャザー
部分の拡大模式断面図である。
【図6】 変形例の図2のA−A線に相当する拡大模式
断面図である。
【図7】 従来の吸収性本体であり、(a)は平面図、
(b)は図2のA−A線に相当する拡大模式断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パンツ型使い捨ておむつ 2 外装シート 3 吸収性本体 3a 最両側縁部 3b 両側端部 4 立上がりギャザー 4a 自由端部 4b 基端部 4c 立上がり基部 4d 立上がり部 8 第2外装シート 13 トップシート 13a 両側端部 14 バックシート 14a 両側端部 15 吸収材 17 第1ギャザー用弾性糸(弾性部材) 18 第2ギャザー用弾性糸(弾性部材) 19 第3ギャザー用弾性糸(弾性部材) P 前腹部 Q 後背部 R 股部 S レッグ開口部 W5 内入り幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 勝 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社徳島貞光工場内 (72)発明者 鈴木 太一郎 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社徳島貞光工場内 (72)発明者 佐藤 さやか 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社徳島貞光工場内 Fターム(参考) 3B029 BD12 BD13 BD15 4C098 AA09 CC03 CC12 CC16 CC27 CE05 DD10 DD25 DD26 DD28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性トップシートと液不透過性バッ
    クシートとの間に吸収材を挟み込んでなる吸収性本体が
    設けられ、この吸収性本体のトップ面の両側端部に立上
    がりギャザーが設けられ、この立上がりギャザーは、自
    由端部に前後方向に延びる弾性部材が伸長状態で接合さ
    れるとともに、立上がり部が吸収性本体の幅方向の最両
    側縁部から立上がるように、内向きに折り曲げた基端部
    が上記トップ面の両側端部に接合されていることを特徴
    とする使い捨て吸収性物品。
  2. 【請求項2】 前腹部と後背部の上側にウエスト開口部
    が形成され、前腹部と後背部との間の股部両側にレッグ
    開口部が形成されてなるパンツ型の外装シートが設けら
    れる一方、液透過性トップシートと液不透過性バックシ
    ートとの間に吸収材を挟み込んでなる吸収性本体が設け
    られ、この吸収性本体のトップ面の両側端部に立上がり
    ギャザーが設けられ、この立上がりギャザーは、自由端
    部に前後方向に延びる弾性部材が伸長状態で接合される
    とともに、立上がり部が吸収性本体の幅方向の最両側縁
    部から立上がるように、内向きに折り曲げた基端部が上
    記トップ面の両側端部に接合されていて、上記吸収性本
    体は、上記外装シートの肌面側にバックシートを接合す
    ることにより取付けられていることを特徴とする使い捨
    て吸収性物品。
  3. 【請求項3】 上記吸収性本体のバックシートは、吸収
    性本体の最両側縁部から所定の幅で内入りした位置を最
    も外側の接合位置として、上記外装シートの股部の肌面
    側に接合することにより取付けられている請求項2に記
    載の使い捨て吸収性物品。
  4. 【請求項4】 上記吸収性本体のバックシートの前後端
    部は、上記外装シートの肌面側に幅方向で全面接合する
    ことにより取付けられている請求項2〜3のいずれかに
    記載の使い捨て吸収性物品。
  5. 【請求項5】 上記立上がりギャザーの立上がり基部と
    立上がり部の少なくとも一方に、前後方向に延びる弾性
    部材が伸長状態で接合されている請求項1〜4のいずれ
    かに記載の使い捨て吸収性物品。
  6. 【請求項6】 上記吸収性本体のバックシートの両側端
    部に、この両右側端部よりも幅を狭く形成したトップシ
    ートの両側端部が接合されるとともに、このトップシー
    トの両側端部の端縁を封止するように、立上がりギャザ
    ーの基端部がトップシートとバックシートの両側端部に
    跨って接合されている請求項1〜5のいずれかに記載の
    使い捨て吸収性物品。
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