JP2003259395A - 立体表示方法及び立体表示装置 - Google Patents
立体表示方法及び立体表示装置Info
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- JP2003259395A JP2003259395A JP2002059918A JP2002059918A JP2003259395A JP 2003259395 A JP2003259395 A JP 2003259395A JP 2002059918 A JP2002059918 A JP 2002059918A JP 2002059918 A JP2002059918 A JP 2002059918A JP 2003259395 A JP2003259395 A JP 2003259395A
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- liquid crystal
- image
- display device
- stereoscopic display
- stereoscopic
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- Liquid Crystal (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示モニタに液晶パネルを用いた立体表示装
置ではCRTを用いたものに比べ暗くかつ応答が遅いた
め二重像、ちらつきによる疲労感が大きかった。 【解決手段】 1フレーム16.6msecの間に左眼
用画像用にR、G、Bの各フィールドを書き込んだ後、
右眼用画像用にも同様に書き込む。この時、各フィール
ド間に黒を一括全面書き込みし、各フィールドは書き込
みからバックライト発光、全面黒書き込みも含めて1
6.6/6=2.8msec以下で完了させる。全面黒
書き込み時間t5は少なくとも液晶の立ち下がりに必要
な時間t4以上であればよい。液晶パネル12には液晶
の変調率が高く高速応答を両立できるものとしてOCB
液晶が適している。例えば、高速OCB液晶における立
ち下げ時間t4を0.5msec以下にでき、全面黒書
き込み時間t5をt4とほぼ同じ0.5msec以下に
設定できる。
置ではCRTを用いたものに比べ暗くかつ応答が遅いた
め二重像、ちらつきによる疲労感が大きかった。 【解決手段】 1フレーム16.6msecの間に左眼
用画像用にR、G、Bの各フィールドを書き込んだ後、
右眼用画像用にも同様に書き込む。この時、各フィール
ド間に黒を一括全面書き込みし、各フィールドは書き込
みからバックライト発光、全面黒書き込みも含めて1
6.6/6=2.8msec以下で完了させる。全面黒
書き込み時間t5は少なくとも液晶の立ち下がりに必要
な時間t4以上であればよい。液晶パネル12には液晶
の変調率が高く高速応答を両立できるものとしてOCB
液晶が適している。例えば、高速OCB液晶における立
ち下げ時間t4を0.5msec以下にでき、全面黒書
き込み時間t5をt4とほぼ同じ0.5msec以下に
設定できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体映像を観察す
るための立体表示方法及び立体表示装置、特に高輝度の
フラットパネル型立体表示装置に関するものである。
るための立体表示方法及び立体表示装置、特に高輝度の
フラットパネル型立体表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体表示方法には従来からさまざまな方
式が提案されており、その代表的なものとして、液晶シ
ャッタメガネ方式のほか、メガネ不要のパララックス・
バリア方式、レンチキュラー方式などがあげられる。
式が提案されており、その代表的なものとして、液晶シ
ャッタメガネ方式のほか、メガネ不要のパララックス・
バリア方式、レンチキュラー方式などがあげられる。
【0003】しかし、いずれの方法においても、解像度
を維持した高画質な立体画像を得ようとすると、左眼用
の画像と右眼用の画像の両方、すなわち2倍の映像情報
量を扱う必要があるため、明るさが半分以下になる、左
右画像の高速切り替えが必要である、等々の課題を解決
しなければならない。
を維持した高画質な立体画像を得ようとすると、左眼用
の画像と右眼用の画像の両方、すなわち2倍の映像情報
量を扱う必要があるため、明るさが半分以下になる、左
右画像の高速切り替えが必要である、等々の課題を解決
しなければならない。
【0004】特開2000−275575号公報では、
液晶シャッタメガネ方式において、明るい立体映像を得
ることができる立体表示装置が公示されている。図10
は、特開2000−275575号公報で提案されてい
る立体映像表示装置の一構成例を示す図である。
液晶シャッタメガネ方式において、明るい立体映像を得
ることができる立体表示装置が公示されている。図10
は、特開2000−275575号公報で提案されてい
る立体映像表示装置の一構成例を示す図である。
【0005】立体映像信号104はスキャンコンバータ
105により、時分割映像信号に変換され、モニター1
06に左右眼の映像を時分割で表示する。光散乱型液晶
眼鏡108は、その左眼部と右眼部に、それぞれ光散乱
型液晶素子109を備えており、例えばモニター106
に左眼用映像のフィールドが表示されている時、左眼部
の液晶素子が透過状態となるとともに、右眼部の液晶素
子が散乱状態となるよう動作させる。
105により、時分割映像信号に変換され、モニター1
06に左右眼の映像を時分割で表示する。光散乱型液晶
眼鏡108は、その左眼部と右眼部に、それぞれ光散乱
型液晶素子109を備えており、例えばモニター106
に左眼用映像のフィールドが表示されている時、左眼部
の液晶素子が透過状態となるとともに、右眼部の液晶素
子が散乱状態となるよう動作させる。
【0006】このように、光散乱型液晶表示素子を用い
ることにより、液晶素子が透過時の透過率が格段に向上
し、明るい立体像を観察することが可能となる。
ることにより、液晶素子が透過時の透過率が格段に向上
し、明るい立体像を観察することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような立体表示装置の場合、以下のような課題が残され
ていた。すなわち、 (1)モニタに液晶パネルを用いる場合、明るい画像を
得ようとするとバックライトの輝度を上げる必要があ
り、結果として消費電力が大きくなってしまう。また、
輝度を向上させるのもCRTに比べて限度がある。
ような立体表示装置の場合、以下のような課題が残され
ていた。すなわち、 (1)モニタに液晶パネルを用いる場合、明るい画像を
得ようとするとバックライトの輝度を上げる必要があ
り、結果として消費電力が大きくなってしまう。また、
輝度を向上させるのもCRTに比べて限度がある。
【0008】(2)モニタに液晶パネルを用いて左画像
と右画像を交互に表示しようとする場合、応答の遅い液
晶では残像が残って、二重像あるいはちらつきとなって
見えてしまい、立体視固有の疲労感の原因になる。
と右画像を交互に表示しようとする場合、応答の遅い液
晶では残像が残って、二重像あるいはちらつきとなって
見えてしまい、立体視固有の疲労感の原因になる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本願の立体表示方法及び立体表示装置は、以下の
構成とした。すなわち、 (1)フィールド毎に左眼用の画像と右眼用の画像を交
互に割り当てて時間順次で同一画面上に表示する表示手
段と、左眼用画像と右眼用画像の切り替えに同期させて
左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を選択的に見
ることにより立体映像を観察する立体表示方法であっ
て、表示手段は、光スイッチング手段と、光スイッチン
グ手段に照射する光源と、光源の色を時間順次で切り替
え、それと同期して前記光スイッチング手段の透過ある
いは反射状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法
混色でカラー表示を行う立体表示方法とした。
めに、本願の立体表示方法及び立体表示装置は、以下の
構成とした。すなわち、 (1)フィールド毎に左眼用の画像と右眼用の画像を交
互に割り当てて時間順次で同一画面上に表示する表示手
段と、左眼用画像と右眼用画像の切り替えに同期させて
左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を選択的に見
ることにより立体映像を観察する立体表示方法であっ
て、表示手段は、光スイッチング手段と、光スイッチン
グ手段に照射する光源と、光源の色を時間順次で切り替
え、それと同期して前記光スイッチング手段の透過ある
いは反射状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法
混色でカラー表示を行う立体表示方法とした。
【0010】(2)フィールド毎に左眼用の画像と右眼
用の画像を交互に割り当てて時間順次で同一画面上に表
示する表示手段と、左眼用画像と右眼用画像の切り替え
に同期させて左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像
を選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示
装置であって、表示手段の表示部は、左眼用画像を表示
するための左眼用画素部と、右眼用画像を表示するため
の右眼用画素部と、を具備した立体表示装置とした。
用の画像を交互に割り当てて時間順次で同一画面上に表
示する表示手段と、左眼用画像と右眼用画像の切り替え
に同期させて左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像
を選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示
装置であって、表示手段の表示部は、左眼用画像を表示
するための左眼用画素部と、右眼用画像を表示するため
の右眼用画素部と、を具備した立体表示装置とした。
【0011】(3)表示手段は、液晶パネルと、液晶パ
ネルに照射する光源と、光源の色を時間順次で切り替
え、それと同期して前記液晶パネルの透過あるいは反射
状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法混色でカ
ラー表示を行うフィールドシーケンシャルカラー方式で
ある立体表示装置とした。
ネルに照射する光源と、光源の色を時間順次で切り替
え、それと同期して前記液晶パネルの透過あるいは反射
状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法混色でカ
ラー表示を行うフィールドシーケンシャルカラー方式で
ある立体表示装置とした。
【0012】(4)左眼用の画像と右眼用の画像を同一
画面上に表示する表示手段と、パララックス・バリアと
を具備し、左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を
選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示方
法であって、表示手段は、光スイッチング手段と、前記
光スイッチング手段に照射する光源と、前記光源の色を
時間順次で切り替え、それと同期して光スイッチング手
段の透過あるいは反射状態を制御する駆動手段を備え、
時間的な加法混色でカラー表示を行う立体表示方法とし
た。
画面上に表示する表示手段と、パララックス・バリアと
を具備し、左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を
選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示方
法であって、表示手段は、光スイッチング手段と、前記
光スイッチング手段に照射する光源と、前記光源の色を
時間順次で切り替え、それと同期して光スイッチング手
段の透過あるいは反射状態を制御する駆動手段を備え、
時間的な加法混色でカラー表示を行う立体表示方法とし
た。
【0013】(5)左眼用の画像と右眼用の画像を同一
画面上に表示する表示手段と、パララックス・バリアと
を具備し、左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を
選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示装
置であって、表示手段の表示部は、左眼用画像を表示す
るための左眼用画素部と、右眼用画像を表示するための
右眼用画素部とを具備し、表示手段は、液晶パネルと、
液晶パネルに照射する光源と、光源の色を時間順次で切
り替え、それと同期して液晶パネルの透過あるいは反射
状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法混色でカ
ラー表示を行うフィールドシーケンシャルカラー方式で
ある液晶表示装置とした。
画面上に表示する表示手段と、パララックス・バリアと
を具備し、左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を
選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示装
置であって、表示手段の表示部は、左眼用画像を表示す
るための左眼用画素部と、右眼用画像を表示するための
右眼用画素部とを具備し、表示手段は、液晶パネルと、
液晶パネルに照射する光源と、光源の色を時間順次で切
り替え、それと同期して液晶パネルの透過あるいは反射
状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法混色でカ
ラー表示を行うフィールドシーケンシャルカラー方式で
ある液晶表示装置とした。
【0014】(6)パララックス・バリアは、光スイッ
チング手段からなる構成とした。
チング手段からなる構成とした。
【0015】(7)光スイッチング手段は、光散乱型液
晶素子からなる構成とした。
晶素子からなる構成とした。
【0016】(8)光スイッチング手段は、ベンド配向
液晶の前面に位相補償板を配設したOCBモード液晶か
らなる構成とした。
液晶の前面に位相補償板を配設したOCBモード液晶か
らなる構成とした。
【0017】(9)左眼用画像と右眼用画像に同一の画
像を表示することで通常の二次元画像を表示する標準表
示モードを具備した構成とした。
像を表示することで通常の二次元画像を表示する標準表
示モードを具備した構成とした。
【0018】(10)立体映像を表示する立体表示モー
ドと、通常の二次元画像を表示する標準表示モードと
を、自在に切り替える切替手段を設けた構成とした。
ドと、通常の二次元画像を表示する標準表示モードと
を、自在に切り替える切替手段を設けた構成とした。
【0019】(11)映像信号の種類によって標準表示
モードと立体表示モードのいずれか一方の表示モードに
自動的に切り替わる構成とした。
モードと立体表示モードのいずれか一方の表示モードに
自動的に切り替わる構成とした。
【0020】(12)表示モードの切り替えの前後で、
表示手段の明るさが略同じとなるよう構成された補正手
段を具備した構成とした。
表示手段の明るさが略同じとなるよう構成された補正手
段を具備した構成とした。
【0021】(13)表示手段は、ベンド配向液晶の前
面に位相補償板を配設したOCBモード液晶からなる構
成とした。
面に位相補償板を配設したOCBモード液晶からなる構
成とした。
【0022】(14)表示手段は液晶パネルであって、
その液晶層は強誘電液晶からなる構成とした。
その液晶層は強誘電液晶からなる構成とした。
【0023】(15)表示手段は液晶パネルであって、
その液晶層は反強誘電液晶からなる構成とした。
その液晶層は反強誘電液晶からなる構成とした。
【0024】(16)液晶層の位相差Δn・d(リタデ
ーション)は600nm以上900nm以下であり、か
つ、液晶層はシアノ系材料からなる構成とした。
ーション)は600nm以上900nm以下であり、か
つ、液晶層はシアノ系材料からなる構成とした。
【0025】(17)シアノ系材料の含有量が10%以
下である構成とした。
下である構成とした。
【0026】(18)シアノ系材料はPCH(フェニル
・シクロ・ヘキサン)基を含有する構成とした。
・シクロ・ヘキサン)基を含有する構成とした。
【0027】(19)シアノ系材料はターフェニル基を
含有するシアノ系材料からなる構成とした。
含有するシアノ系材料からなる構成とした。
【0028】(20)液晶層の厚みは2.5μm以上
3.5μm以下である構成とした。
3.5μm以下である構成とした。
【0029】(21)液晶層の屈折率異方性Δnは0.
24以上である構成とした。
24以上である構成とした。
【0030】(22)液晶層の粘性係数ηが30mPa
・s以上60mPa・s以下である構成とした。
・s以上60mPa・s以下である構成とした。
【0031】(23)液晶パネルにおいて黒表示するた
めの電圧を印加する黒電圧が1フレーム中に一定の割合
で挿入されて駆動され、液晶層はPCH(フェニル・シ
クロ・ヘキサン)基を含有するシアノ系材料である構成
とした。
めの電圧を印加する黒電圧が1フレーム中に一定の割合
で挿入されて駆動され、液晶層はPCH(フェニル・シ
クロ・ヘキサン)基を含有するシアノ系材料である構成
とした。
【0032】(24)駆動周波数は300Hz以下であ
る構成とした。
る構成とした。
【0033】(25)液晶パネルにおいて黒表示するた
めの電圧を印加する黒電圧が1フレーム中に一定の割合
で挿入され、かつ、360Hz以上の駆動周波数で駆動
され、液晶層はターフェニル基を含有するシアノ系材料
である構成とした。
めの電圧を印加する黒電圧が1フレーム中に一定の割合
で挿入され、かつ、360Hz以上の駆動周波数で駆動
され、液晶層はターフェニル基を含有するシアノ系材料
である構成とした。
【0034】(26)液晶層はフルオロ系材料である構
成とした。
成とした。
【0035】(27)液晶層はフルオロトラン系材料で
ある構成とした。
ある構成とした。
【0036】(28)表示手段に使用する光源は、LE
D素子からなる構成とした。
D素子からなる構成とした。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0038】(実施の形態1)本発明の第1の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0039】図1は本発明の第1の実施形態における立
体表示装置の構成を示す全体図である。図1において、
1は立体表示装置、2は表示用モニタ、3は偏光板、4
は液晶シャッター、5は位相差板、6は偏光メガネ、7
は画像信号、8は画像処理部、9は表示用モニタ駆動回
路、10は同期回路である。
体表示装置の構成を示す全体図である。図1において、
1は立体表示装置、2は表示用モニタ、3は偏光板、4
は液晶シャッター、5は位相差板、6は偏光メガネ、7
は画像信号、8は画像処理部、9は表示用モニタ駆動回
路、10は同期回路である。
【0040】また、図2は本発明の第1の実施形態にお
ける表示部の構成を示す平面図であり、図2(a)は左
眼用画素と右眼用画素の2種類からなる画素構成の場
合、図2(b)は1種類のみからなる画素構成の場合で
ある。図2において、11は表示用モニタ2の画素部、
11aは左眼用画素、11bは右眼用画素である。
ける表示部の構成を示す平面図であり、図2(a)は左
眼用画素と右眼用画素の2種類からなる画素構成の場
合、図2(b)は1種類のみからなる画素構成の場合で
ある。図2において、11は表示用モニタ2の画素部、
11aは左眼用画素、11bは右眼用画素である。
【0041】立体視用の画像信号7が入力された画像処
理部8において、左眼用画像信号と右眼用画像信号とに
処理された後、表示用モニタ駆動回路9に送られ、表示
用モニタ2の各々の画素部11には左眼用画像信号と右
眼用画像信号とがフィールド毎に交互に割り当てられ
て、時間順次で左眼用画像と右眼用画像とが表示用モニ
タ2の同一画面上に交互に表示されることになる。表示
用モニタ2の前面には、偏光板3と、液晶シャッター4
が設けてあり、偏光メガネ6を用いて、偏光板3及び液
晶シャッター4を透過してきた左眼用画像を左眼で、右
眼用画像を右眼で選択的に見ることにより立体画像を観
察する。ここで、液晶シャッター4の切り替えは、左眼
用画像と右眼用画像との切り替えに応じて同期回路10
によって同期をとるように偏光状態を切り替えるように
してある。
理部8において、左眼用画像信号と右眼用画像信号とに
処理された後、表示用モニタ駆動回路9に送られ、表示
用モニタ2の各々の画素部11には左眼用画像信号と右
眼用画像信号とがフィールド毎に交互に割り当てられ
て、時間順次で左眼用画像と右眼用画像とが表示用モニ
タ2の同一画面上に交互に表示されることになる。表示
用モニタ2の前面には、偏光板3と、液晶シャッター4
が設けてあり、偏光メガネ6を用いて、偏光板3及び液
晶シャッター4を透過してきた左眼用画像を左眼で、右
眼用画像を右眼で選択的に見ることにより立体画像を観
察する。ここで、液晶シャッター4の切り替えは、左眼
用画像と右眼用画像との切り替えに応じて同期回路10
によって同期をとるように偏光状態を切り替えるように
してある。
【0042】このときの表示用モニタ2の画素構成とし
ては、図2(a)の左眼用画素と右眼用画素の2種類か
らなる画素構成の場合、図2(b)の1種類のみからな
る画素構成の場合の2通りがある。表示用モニタにTN
モード液晶を使用する場合などで応答が遅い場合は図2
(a)、応答が速い場合は図2(b)の画素構成を選択
すれば明るい画像を得ることができる。後述するような
フィールドシーケンシャルカラー方式液晶パネルを使用
する場合は、左眼用画像、右眼用画像の切り替えに加
え、RGBの順次駆動が必要になるので16.6/6=
2.8msecと非常な高速応答が要求されるため、図
2(a)の画素構成を適用すれば応答時間は2倍の5.
6msecまでに遅くなってもよく、液晶パネル構成の
選択幅が拡がることになる。
ては、図2(a)の左眼用画素と右眼用画素の2種類か
らなる画素構成の場合、図2(b)の1種類のみからな
る画素構成の場合の2通りがある。表示用モニタにTN
モード液晶を使用する場合などで応答が遅い場合は図2
(a)、応答が速い場合は図2(b)の画素構成を選択
すれば明るい画像を得ることができる。後述するような
フィールドシーケンシャルカラー方式液晶パネルを使用
する場合は、左眼用画像、右眼用画像の切り替えに加
え、RGBの順次駆動が必要になるので16.6/6=
2.8msecと非常な高速応答が要求されるため、図
2(a)の画素構成を適用すれば応答時間は2倍の5.
6msecまでに遅くなってもよく、液晶パネル構成の
選択幅が拡がることになる。
【0043】液晶シャッター4の切り替えは、画像処理
部8から送られる左眼用画像信号と右眼用画像信号の種
類に応じて同期回路10によって同期をとるように構成
されている。また、位相差板5は、液晶シャッター4の
リタデーションによる色あいを調整するためのものであ
る。
部8から送られる左眼用画像信号と右眼用画像信号の種
類に応じて同期回路10によって同期をとるように構成
されている。また、位相差板5は、液晶シャッター4の
リタデーションによる色あいを調整するためのものであ
る。
【0044】表示用モニタ2として省スペースのために
液晶ディスプレイを用いる場合、一般的に使用されるの
は、最も普及している透過型のTNモード液晶である。
しかし、解像度を維持した高画質な立体画像を得ようと
すると、左眼用の画像と右眼用の画像の両方、すなわち
2倍の映像情報量を扱う必要があるため、明るさが半分
以下になる、左右画像の高速切り替えが必要である、等
々の課題を解決しなければならない。
液晶ディスプレイを用いる場合、一般的に使用されるの
は、最も普及している透過型のTNモード液晶である。
しかし、解像度を維持した高画質な立体画像を得ようと
すると、左眼用の画像と右眼用の画像の両方、すなわち
2倍の映像情報量を扱う必要があるため、明るさが半分
以下になる、左右画像の高速切り替えが必要である、等
々の課題を解決しなければならない。
【0045】また、TNモード液晶の場合、CRTのよ
うに高輝度を得るのは難しく、バックライトの輝度を上
げることが必要になるため消費電力が増大してしまう。
また、TNモード液晶の立ち上がり時間と立ち下がり時
間の合計(以下、「応答時間」と称してτr+dと記
す)は、高速なものでも16msec程度であり、1フ
レーム16.6msec以内で左右画像の表示を行うこ
とは困難である。
うに高輝度を得るのは難しく、バックライトの輝度を上
げることが必要になるため消費電力が増大してしまう。
また、TNモード液晶の立ち上がり時間と立ち下がり時
間の合計(以下、「応答時間」と称してτr+dと記
す)は、高速なものでも16msec程度であり、1フ
レーム16.6msec以内で左右画像の表示を行うこ
とは困難である。
【0046】以上の課題を解決するために、本第1の実
施形態では、表示用モニタ2にベンド配向液晶の前面に
位相補償板を配設したOCBモード液晶のフィールドシ
ーケンシャルカラー駆動方式液晶パネルを用いた。本第
1の実施形態におけるOCBモード液晶は、高透過率と
信頼性を確保しながら3msec以下で高速応答化する
ことができる。以下にその構成について説明する。
施形態では、表示用モニタ2にベンド配向液晶の前面に
位相補償板を配設したOCBモード液晶のフィールドシ
ーケンシャルカラー駆動方式液晶パネルを用いた。本第
1の実施形態におけるOCBモード液晶は、高透過率と
信頼性を確保しながら3msec以下で高速応答化する
ことができる。以下にその構成について説明する。
【0047】図3(a)は本発明の第1の実施形態にお
ける立体表示装置に使用する液晶パネルの構成を示す断
面拡大図である。図3(b)は本発明の第1の実施形態
における立体表示装置に使用する液晶パネルの構成を示
す画素部の拡大平面図である。
ける立体表示装置に使用する液晶パネルの構成を示す断
面拡大図である。図3(b)は本発明の第1の実施形態
における立体表示装置に使用する液晶パネルの構成を示
す画素部の拡大平面図である。
【0048】図3において、12は液晶パネル、13は
バックライト、14はアレイ基板、15は対向基板、1
6は液晶層、17は対向電極、18は画素電極、19は
画素電極18と接続され映像信号を与える映像信号線、
20は走査信号線、21は半導体スイッチ素子、22は
第1絶縁層、23は第2絶縁層、24はブラックマトリ
ックス層、25aはアレイ基板14の内面に形成した配
向膜、25bは対向基板15の内面に形成した配向膜、
26はLED光源、26aは赤色LED、26bは緑色
LED、26cは青色LED、27は反射板、28は導
光板である。
バックライト、14はアレイ基板、15は対向基板、1
6は液晶層、17は対向電極、18は画素電極、19は
画素電極18と接続され映像信号を与える映像信号線、
20は走査信号線、21は半導体スイッチ素子、22は
第1絶縁層、23は第2絶縁層、24はブラックマトリ
ックス層、25aはアレイ基板14の内面に形成した配
向膜、25bは対向基板15の内面に形成した配向膜、
26はLED光源、26aは赤色LED、26bは緑色
LED、26cは青色LED、27は反射板、28は導
光板である。
【0049】以下、図3を用いてその動作について述べ
る。
る。
【0050】まず、アレイ基板14上にAl、Ti等か
らなる導電体を形成し、走査信号線20を所定の形状に
パターニングする。このように形成された第1電極群の
上に第1絶縁層22を形成した後、この第1絶縁層22
の所定部分の上にa−Si層とn+形a−Si層(とも
に図示せず)とからなる半導体スイッチ素子21を形成
する。さらに、第1絶縁層22及び半導体スイッチ素子
21の所定部分の上にAl、Ti等からなる導電体を形
成し、映像信号線19からなる第2電極群を所定の形状
にパターン形成する。
らなる導電体を形成し、走査信号線20を所定の形状に
パターニングする。このように形成された第1電極群の
上に第1絶縁層22を形成した後、この第1絶縁層22
の所定部分の上にa−Si層とn+形a−Si層(とも
に図示せず)とからなる半導体スイッチ素子21を形成
する。さらに、第1絶縁層22及び半導体スイッチ素子
21の所定部分の上にAl、Ti等からなる導電体を形
成し、映像信号線19からなる第2電極群を所定の形状
にパターン形成する。
【0051】つぎに、第2電極群までが形成されたアレ
イ基板14上にSiNx等からなる第2絶縁層23を形
成する。第2絶縁層23は半導体スイッチ素子21を保
護する保護膜の役目も果たすものでもある。
イ基板14上にSiNx等からなる第2絶縁層23を形
成する。第2絶縁層23は半導体スイッチ素子21を保
護する保護膜の役目も果たすものでもある。
【0052】さらに、画素電極18を透明導電体である
ITO膜で形成する。
ITO膜で形成する。
【0053】その後、アレイ基板14、及び対向基板1
5には、液晶層16の分子の配列を整列させるためにポ
リイミド等からなる配向膜25a、25bを形成する。
5には、液晶層16の分子の配列を整列させるためにポ
リイミド等からなる配向膜25a、25bを形成する。
【0054】本願の発明のようなOCBモード液晶表示
素子では、アレイ基板14、対向基板15にラビング処
理を行うが、各々の方向が平行であるパラレル配向とす
る。
素子では、アレイ基板14、対向基板15にラビング処
理を行うが、各々の方向が平行であるパラレル配向とす
る。
【0055】対向基板15はアレイ基板14に対向して
設け、対向電極17及びブラックマトリックス層24が
所定のパターンに形成されている。
設け、対向電極17及びブラックマトリックス層24が
所定のパターンに形成されている。
【0056】このように作製されたアレイ基板14、及
び対向基板15は、各々所定の方向に初期配向方位を形
成し、周辺部をシール剤で接着した後、液晶層16を注
入し封止する。
び対向基板15は、各々所定の方向に初期配向方位を形
成し、周辺部をシール剤で接着した後、液晶層16を注
入し封止する。
【0057】半導体スイッチ素子21は映像信号線19
及び走査信号線20から入力される駆動信号によってオ
ン、オフ制御される。そして、半導体スイッチ素子21
と接続された画素電極18と、対向電極17との間に印
加された電圧によって電界を発生させ、液晶層16の配
向を変化させて各画素の輝度を制御し、画像を表示す
る。
及び走査信号線20から入力される駆動信号によってオ
ン、オフ制御される。そして、半導体スイッチ素子21
と接続された画素電極18と、対向電極17との間に印
加された電圧によって電界を発生させ、液晶層16の配
向を変化させて各画素の輝度を制御し、画像を表示す
る。
【0058】本願の液晶表示装置においては、初期の電
圧を印加しない状態では液晶分子がほぼ平行に並んだス
プレイ配向状態にあり、この液晶の配向を表示に用いる
ベンド配向状態に転移させる。この転移を行なうため
に、比較的大きな転移電圧、例えば25V程度を液晶層
に印加した。
圧を印加しない状態では液晶分子がほぼ平行に並んだス
プレイ配向状態にあり、この液晶の配向を表示に用いる
ベンド配向状態に転移させる。この転移を行なうため
に、比較的大きな転移電圧、例えば25V程度を液晶層
に印加した。
【0059】OCBモード液晶表示素子とは、基板と液
晶を有し、液晶に電圧を印加することで表示を行い、液
晶の電圧を印加しないときのゼロ電圧配向状態と、表示
状態で用いる表示配向状態とが異なり、ゼロ電圧配向状
態から表示配向状態に転移電圧を印加することによって
転移させる液晶表示素子の一種であり、高速応答でかつ
広視野角な表示を実現することができる。
晶を有し、液晶に電圧を印加することで表示を行い、液
晶の電圧を印加しないときのゼロ電圧配向状態と、表示
状態で用いる表示配向状態とが異なり、ゼロ電圧配向状
態から表示配向状態に転移電圧を印加することによって
転移させる液晶表示素子の一種であり、高速応答でかつ
広視野角な表示を実現することができる。
【0060】本第1の実施形態は、フィールドシーケン
シャルカラー表示方式であるため、通常のアクティブマ
トリックス方式のカラー液晶表示装置に不可欠なカラー
フィルターは必要ない。その代わりに、バックライト1
3には赤(R)、緑(G)、青(B)の各々の色が発光
できるLED光源26a、26b、26cが必要であ
る。
シャルカラー表示方式であるため、通常のアクティブマ
トリックス方式のカラー液晶表示装置に不可欠なカラー
フィルターは必要ない。その代わりに、バックライト1
3には赤(R)、緑(G)、青(B)の各々の色が発光
できるLED光源26a、26b、26cが必要であ
る。
【0061】LED光源26から出射した光は、反射板
27で反射し、導光板28で反射を繰り返しながら液晶
パネル12に入射する。このように、液晶パネル12に
照射するRGB各色のLED光源26a、26b、26
cを時間順次で切り替え、それと同期して液晶パネル1
2の光透過状態を制御することによって、時間的な加法
混色でカラー表示を行う。
27で反射し、導光板28で反射を繰り返しながら液晶
パネル12に入射する。このように、液晶パネル12に
照射するRGB各色のLED光源26a、26b、26
cを時間順次で切り替え、それと同期して液晶パネル1
2の光透過状態を制御することによって、時間的な加法
混色でカラー表示を行う。
【0062】以上のような構成により、従来のカラーフ
ィルターを使用する方式に比べパネルの透過率が飛躍的
に向上するので明るい液晶パネルを得られるばかりでな
く、光源26に高色純度のLEDを使用することで、N
TSC比で100%以上という従来の方式と比べてはる
かに高い色再現性を実現することができる。
ィルターを使用する方式に比べパネルの透過率が飛躍的
に向上するので明るい液晶パネルを得られるばかりでな
く、光源26に高色純度のLEDを使用することで、N
TSC比で100%以上という従来の方式と比べてはる
かに高い色再現性を実現することができる。
【0063】つぎに、本第1の実施形態によるパネル構
成における作用と効果について説明する。
成における作用と効果について説明する。
【0064】特開平11−14988号公報では液晶パ
ネルにOCBモード液晶を使用することが提案されてい
る。OCBモード液晶は確かにTN等、他の液晶モード
に比べれば高速応答が可能であるが、それでも3mse
c以下の高速応答を実現しようとすれば、セルギャップ
を2μm以下の狭ギャップにする、あるいは液晶材料の
粘度を小さくする、等の対策が必要である。
ネルにOCBモード液晶を使用することが提案されてい
る。OCBモード液晶は確かにTN等、他の液晶モード
に比べれば高速応答が可能であるが、それでも3mse
c以下の高速応答を実現しようとすれば、セルギャップ
を2μm以下の狭ギャップにする、あるいは液晶材料の
粘度を小さくする、等の対策が必要である。
【0065】しかし、実用面のことを考えると、高速応
答だけではなく、パネルの透過率をできるだけ低下させ
ず、かつ信頼性も同時に確保する必要がある。本願の発
明者らは、高速応答、高透過率、かつ信頼性のすべてを
両立するためのOCB液晶パネル構成の条件を検討し
た。
答だけではなく、パネルの透過率をできるだけ低下させ
ず、かつ信頼性も同時に確保する必要がある。本願の発
明者らは、高速応答、高透過率、かつ信頼性のすべてを
両立するためのOCB液晶パネル構成の条件を検討し
た。
【0066】まず、高速応答と高透過率の両立のため
に、複屈折率異方性Δnが0.2以上に高Δn化が可能
であるPCH(フェニル・シクロ・ヘキサン)基を含有
するシアノ系、ターフェニル基を含有するシアノ系、フ
ルオロ系、フルオロトラン系、の4種類に大別される液
晶材料の低粘性化を行った。なお、液晶材料が透過率に
及ぼす依存性のみを判断するために、偏光板やカラーフ
ィルターの透過率の影響を除外し、液晶が変調すること
によって光を透過する透過率(以下、液晶変調率とい
う)で評価を行った。
に、複屈折率異方性Δnが0.2以上に高Δn化が可能
であるPCH(フェニル・シクロ・ヘキサン)基を含有
するシアノ系、ターフェニル基を含有するシアノ系、フ
ルオロ系、フルオロトラン系、の4種類に大別される液
晶材料の低粘性化を行った。なお、液晶材料が透過率に
及ぼす依存性のみを判断するために、偏光板やカラーフ
ィルターの透過率の影響を除外し、液晶が変調すること
によって光を透過する透過率(以下、液晶変調率とい
う)で評価を行った。
【0067】シアノ系材料においては、シアノ含有率が
18%の場合、複屈折率異方性Δn=0.28、粘性η
=44mPa・sの物性値が得られ、セルギャップ2.
6μmのパネルで応答時間τr+d=1.5msec、
液晶変調率85%が得られた。しかし、60℃、90%
の高温高湿試験においては、電圧保持率が初期に比べて
500時間経過後には10%以上の低下が見られ、信頼
性の面で課題があるので実用には適さない。
18%の場合、複屈折率異方性Δn=0.28、粘性η
=44mPa・sの物性値が得られ、セルギャップ2.
6μmのパネルで応答時間τr+d=1.5msec、
液晶変調率85%が得られた。しかし、60℃、90%
の高温高湿試験においては、電圧保持率が初期に比べて
500時間経過後には10%以上の低下が見られ、信頼
性の面で課題があるので実用には適さない。
【0068】シアノ含有率を10%に抑えた材料とし
て、ターフェニル基を含有した液晶で複屈折率異方性Δ
n=0.28、粘性η=51mPa・s、PCH基を含
有した液晶で複屈折率異方性Δn=0.27、粘性η=
45mPa・sの物性値が得られ、セルギャップ2.6
μmのパネルで応答時間τr+d=2msec、液晶変
調率70%が得られた。シアノ含有率が18%の材料に
比べて、性能的には若干劣るものの、60℃、90%の
高温高湿試験においては500時間経過後においても電
圧保持率の低下は見られず、信頼性の面では問題ないと
いうことがわかった。また、シアノ含有率10%でも粘
性η=37mPa・s、粘性η=34mPa・s、粘性
η=29mPa・sの各々の材料では、60℃、90%
の高温高湿試験において電圧保持率が初期に比べて50
0時間経過後には10%以上の低下が見られた。これは
粘性を低下させるために含有させた減粘材が原因であ
り、信頼性と高速応答化はトレードオフの関係にあるこ
とを意味する。
て、ターフェニル基を含有した液晶で複屈折率異方性Δ
n=0.28、粘性η=51mPa・s、PCH基を含
有した液晶で複屈折率異方性Δn=0.27、粘性η=
45mPa・sの物性値が得られ、セルギャップ2.6
μmのパネルで応答時間τr+d=2msec、液晶変
調率70%が得られた。シアノ含有率が18%の材料に
比べて、性能的には若干劣るものの、60℃、90%の
高温高湿試験においては500時間経過後においても電
圧保持率の低下は見られず、信頼性の面では問題ないと
いうことがわかった。また、シアノ含有率10%でも粘
性η=37mPa・s、粘性η=34mPa・s、粘性
η=29mPa・sの各々の材料では、60℃、90%
の高温高湿試験において電圧保持率が初期に比べて50
0時間経過後には10%以上の低下が見られた。これは
粘性を低下させるために含有させた減粘材が原因であ
り、信頼性と高速応答化はトレードオフの関係にあるこ
とを意味する。
【0069】フルオロ系材料においては、複屈折率異方
性Δn=0.25、粘性η=49mPa・sの物性値が
得られ、セルギャップ2.6μmのパネルで応答時間τ
r+d=2msec、液晶変調率70%が得られた。シ
アノ含有率が18%の材料に比べて、性能的には若干劣
るものの、60℃、90%の高温高湿試験においては5
00時間経過後においても電圧保持率の低下は見られ
ず、信頼性の面では問題ないということがわかった。
性Δn=0.25、粘性η=49mPa・sの物性値が
得られ、セルギャップ2.6μmのパネルで応答時間τ
r+d=2msec、液晶変調率70%が得られた。シ
アノ含有率が18%の材料に比べて、性能的には若干劣
るものの、60℃、90%の高温高湿試験においては5
00時間経過後においても電圧保持率の低下は見られ
ず、信頼性の面では問題ないということがわかった。
【0070】フルオロトラン系材料においては、複屈折
率異方性Δn=0.25、粘性η=43mPa・sの物
性値が得られ、セルギャップ2.6μmのパネルで応答
時間τr+d=2msec、液晶変調率70%が得られ
た。シアノ含有率が18%の材料に比べて、性能的には
若干劣るものの、60℃、90%の高温高湿試験におい
ては500時間経過後においても電圧保持率の低下は見
られず、信頼性の面では問題ないということがわかっ
た。
率異方性Δn=0.25、粘性η=43mPa・sの物
性値が得られ、セルギャップ2.6μmのパネルで応答
時間τr+d=2msec、液晶変調率70%が得られ
た。シアノ含有率が18%の材料に比べて、性能的には
若干劣るものの、60℃、90%の高温高湿試験におい
ては500時間経過後においても電圧保持率の低下は見
られず、信頼性の面では問題ないということがわかっ
た。
【0071】以上の結果から、シアノ含有率10%のシ
アノ系、及び、フルオロ系、フルオロトラン系のいずれ
の材料においても、信頼性を確保しようとすると、応答
時間τr+d=2msec、液晶変調率70%のスペッ
ク(セルギャップ2.6μm)、ないし、応答時間τr
+d=2.2msec、液晶変調率80%のスペック
(セルギャップ3μm)の範囲が実用範囲であることが
明らかとなった。
アノ系、及び、フルオロ系、フルオロトラン系のいずれ
の材料においても、信頼性を確保しようとすると、応答
時間τr+d=2msec、液晶変調率70%のスペッ
ク(セルギャップ2.6μm)、ないし、応答時間τr
+d=2.2msec、液晶変調率80%のスペック
(セルギャップ3μm)の範囲が実用範囲であることが
明らかとなった。
【0072】さらに、OCBモードの液晶パネルにおい
ては、液晶配向が通常画像表示をするためのベンド状態
からスプレイ状態へと変化する逆転移状態が発生すると
いう課題がある。そのために、黒電圧(すなわち、ノー
マリーホワイト表示の場合、黒表示のために5〜6Vの
電圧を印加する)を、1フレーム中の何%かの割合で挿
入する方法が提案されている(以下、この挿入率を「黒
挿入率」と呼ぶことにする)。逆転移状態になるのを未
然に防止するには、この黒挿入率を大きくする必要があ
るが、実質的に液晶がオン状態になっている時間(以
下、「時間開口率」という)が小さくなってしまうので
透過率が実質的に低下し、効率が低下してしまうことに
なる。
ては、液晶配向が通常画像表示をするためのベンド状態
からスプレイ状態へと変化する逆転移状態が発生すると
いう課題がある。そのために、黒電圧(すなわち、ノー
マリーホワイト表示の場合、黒表示のために5〜6Vの
電圧を印加する)を、1フレーム中の何%かの割合で挿
入する方法が提案されている(以下、この挿入率を「黒
挿入率」と呼ぶことにする)。逆転移状態になるのを未
然に防止するには、この黒挿入率を大きくする必要があ
るが、実質的に液晶がオン状態になっている時間(以
下、「時間開口率」という)が小さくなってしまうので
透過率が実質的に低下し、効率が低下してしまうことに
なる。
【0073】したがって、OCBモード液晶でフィール
ドシーケンシャルカラー方式を実施する場合に光源の利
用効率を最大にするには、液晶変調率の他に、応答時
間、黒挿入率を含めた時間開口率を加えたトータル効率
で判断しなければならない。
ドシーケンシャルカラー方式を実施する場合に光源の利
用効率を最大にするには、液晶変調率の他に、応答時
間、黒挿入率を含めた時間開口率を加えたトータル効率
で判断しなければならない。
【0074】そこで、必要とされる最小黒挿入率の条件
を明確にした。その結果、黒挿入率は液晶材料の種類、
及び駆動周波数に依存することが明らかとなった。ま
た、黒挿入率は使用温度によっても異なり、高温になる
ほど大きな黒挿入率が必要であることがわかっている。
したがって、実用的なことを考えると、高温での使用を
見越して最小黒挿入率を決めるべきである。
を明確にした。その結果、黒挿入率は液晶材料の種類、
及び駆動周波数に依存することが明らかとなった。ま
た、黒挿入率は使用温度によっても異なり、高温になる
ほど大きな黒挿入率が必要であることがわかっている。
したがって、実用的なことを考えると、高温での使用を
見越して最小黒挿入率を決めるべきである。
【0075】各液晶材料を用いた単純セルのサンプルに
おいて、使用温度80℃として各周波数で駆動した時に
必要な最小黒挿入率を求めた。実験に使用した液晶材料
は、60℃、90%の高温高湿試験において500時間
経過後でも電圧保持率の低下は見られず、すべて信頼性
での問題はないと考えられるものである。
おいて、使用温度80℃として各周波数で駆動した時に
必要な最小黒挿入率を求めた。実験に使用した液晶材料
は、60℃、90%の高温高湿試験において500時間
経過後でも電圧保持率の低下は見られず、すべて信頼性
での問題はないと考えられるものである。
【0076】これらの結果から、以下のことが明らかに
なった。
なった。
【0077】(1)いずれの材料においても、100H
z〜120Hzにおいてピークが発生し、以降、駆動周
波数が大きくなるにつれて最小黒挿入率は小さくてもい
いようになる。
z〜120Hzにおいてピークが発生し、以降、駆動周
波数が大きくなるにつれて最小黒挿入率は小さくてもい
いようになる。
【0078】(2)RGBの3倍速で駆動する場合、す
なわち180Hzで駆動する場合は、PCH−シアノ系
材料では10%以下の黒挿入率で済むが、PCH−シア
ノ系材料以外では15%以上の黒挿入率が必要である。
なわち180Hzで駆動する場合は、PCH−シアノ系
材料では10%以下の黒挿入率で済むが、PCH−シア
ノ系材料以外では15%以上の黒挿入率が必要である。
【0079】また、色割れ対策のためにRGBRGBの
6倍速、すなわち360Hzで駆動しなければならない
場合もあるが、いずれの材料でも15%以下の黒挿入率
でかまわないので、応答時間、液晶変調率のスペックを
中心に液晶材料を決定すればよい。
6倍速、すなわち360Hzで駆動しなければならない
場合もあるが、いずれの材料でも15%以下の黒挿入率
でかまわないので、応答時間、液晶変調率のスペックを
中心に液晶材料を決定すればよい。
【0080】なお、黒挿入はフィールドシーケンシャル
カラー方式のOCBモード液晶には必須というわけでは
なく、黒挿入をしないで逆転移しない白電圧を設定して
使いこなす方法もある。その場合は、黒挿入率の駆動周
波数依存性を考慮する必要がないため、駆動周波数によ
って液晶材料の種類を選択する必要がないことはいうま
でもない。
カラー方式のOCBモード液晶には必須というわけでは
なく、黒挿入をしないで逆転移しない白電圧を設定して
使いこなす方法もある。その場合は、黒挿入率の駆動周
波数依存性を考慮する必要がないため、駆動周波数によ
って液晶材料の種類を選択する必要がないことはいうま
でもない。
【0081】以上のように、液晶材料、セルギャップ、
屈折率異方性Δn、及び駆動方法の組み合わせによっ
て、各々に最適なパネルの構成を決定すればよい。
屈折率異方性Δn、及び駆動方法の組み合わせによっ
て、各々に最適なパネルの構成を決定すればよい。
【0082】本第1の実施形態においては、液晶材料に
ターフェニル基を含有するシアノ含有率が10%のシア
ノ系材料を用い、位相差Δn・d(リタデーション)が
600nm以上900nm以下となるようなパネル構成
とした。具体的には、液晶材料の複屈折率異方性Δnは
0.25、セルギャップを3μmとすることにした。
ターフェニル基を含有するシアノ含有率が10%のシア
ノ系材料を用い、位相差Δn・d(リタデーション)が
600nm以上900nm以下となるようなパネル構成
とした。具体的には、液晶材料の複屈折率異方性Δnは
0.25、セルギャップを3μmとすることにした。
【0083】つぎに、このOCB液晶を使いフィールド
シーケンシャルカラー方式で立体表示をする際の駆動方
法の詳細について図4を用いて説明する。図4は、RG
Bフィールドシーケンシャルカラー駆動による立体表示
方法における、液晶への書き込み、液晶応答、及びバッ
クライト各々のタイミングチャートを示している。
シーケンシャルカラー方式で立体表示をする際の駆動方
法の詳細について図4を用いて説明する。図4は、RG
Bフィールドシーケンシャルカラー駆動による立体表示
方法における、液晶への書き込み、液晶応答、及びバッ
クライト各々のタイミングチャートを示している。
【0084】本第1の実施形態においては、1フレーム
16.6msecの間に、左眼用画像のためにR、G、
Bの各フィールドを書き込んだ後、右眼用画像のために
R、G、Bの各フィールドを書き込む。この時、各色フ
ィールドの間に黒を一括して全面に書き込む。これは、
各フィールドの間での混色を防止するとともに、OCB
液晶がベンド配向からスプレイ配向に逆転移するのを防
止する効果もある。
16.6msecの間に、左眼用画像のためにR、G、
Bの各フィールドを書き込んだ後、右眼用画像のために
R、G、Bの各フィールドを書き込む。この時、各色フ
ィールドの間に黒を一括して全面に書き込む。これは、
各フィールドの間での混色を防止するとともに、OCB
液晶がベンド配向からスプレイ配向に逆転移するのを防
止する効果もある。
【0085】各フィールドには、書き込みからバックラ
イト発光、全面黒書き込みも含めて、16.6/6=
2.8msec以下で完了することが必要となる。この
ときの全面黒書き込みの時間t5は、少なくとも液晶の
立ち下がりに必要な時間t4以上であればよい。また、
液晶パネル12の明るさを決める実質的開口率は、液晶
の変調率、部材の透過率、そして時間的な開口率の積で
決まる。すなわち、液晶の立ち上げ時間t2、立ち下げ
時間t4を短くし、できるだけR、G、Bの発光時間t
3(保持時間)を長くすることが、液晶パネル12を明
るくし低消費電力にすることにつながる。
イト発光、全面黒書き込みも含めて、16.6/6=
2.8msec以下で完了することが必要となる。この
ときの全面黒書き込みの時間t5は、少なくとも液晶の
立ち下がりに必要な時間t4以上であればよい。また、
液晶パネル12の明るさを決める実質的開口率は、液晶
の変調率、部材の透過率、そして時間的な開口率の積で
決まる。すなわち、液晶の立ち上げ時間t2、立ち下げ
時間t4を短くし、できるだけR、G、Bの発光時間t
3(保持時間)を長くすることが、液晶パネル12を明
るくし低消費電力にすることにつながる。
【0086】したがって、液晶パネル12には液晶の変
調率が高く、高速応答を両立できるものが望ましく、O
CB液晶が適している。例えば、高速OCB液晶におけ
る立ち下がりの時間t4は0.5msec以下にするこ
とができるから、全面黒書き込み時間t5をt4とほぼ
同じ0.5msec以下に設定することが可能である。
調率が高く、高速応答を両立できるものが望ましく、O
CB液晶が適している。例えば、高速OCB液晶におけ
る立ち下がりの時間t4は0.5msec以下にするこ
とができるから、全面黒書き込み時間t5をt4とほぼ
同じ0.5msec以下に設定することが可能である。
【0087】本第1の実施形態におけるOCB液晶パネ
ルにおいては、セルギャップ3μmで応答時間τr+d
=2.2msec、液晶変調率80%のスペックを実現
しているため、この駆動方法にも適している。
ルにおいては、セルギャップ3μmで応答時間τr+d
=2.2msec、液晶変調率80%のスペックを実現
しているため、この駆動方法にも適している。
【0088】周辺環境や表示画像によっては、カラーフ
ィールドシーケンシャル方式の固有課題として、いわゆ
る「色割れ」の問題が顕著になる場合がある。例えば、
白色画像を見ていると、画面上での経時的なずれが網膜
上で位置ずれとなり、色割れとなって知覚される。急速
に動くものがあるシーンや、人間の視線が急速に移動し
た場合(サッケード)、網膜上のR、G、B信号の残色
の位置ずれをR、B、あるいはGとRの混色であるY
(黄)、GとBの混色であるC(シアン)、といった色
が、W(白色)の周辺部に色がついたように知覚されて
しまう。
ィールドシーケンシャル方式の固有課題として、いわゆ
る「色割れ」の問題が顕著になる場合がある。例えば、
白色画像を見ていると、画面上での経時的なずれが網膜
上で位置ずれとなり、色割れとなって知覚される。急速
に動くものがあるシーンや、人間の視線が急速に移動し
た場合(サッケード)、網膜上のR、G、B信号の残色
の位置ずれをR、B、あるいはGとRの混色であるY
(黄)、GとBの混色であるC(シアン)、といった色
が、W(白色)の周辺部に色がついたように知覚されて
しまう。
【0089】この色割れの対策の一つとして、RGBの
3原色に加え、少なくとも1つ以上の中間色フィールド
による面順次方式により1フレームを形成してカラー画
像を表示する方式がある。すなわち、1フレームは、
R、G、B3原色とその中間色のフィールド及び、例え
ば白色(W)のフィールドで形成されている(以下「R
GBW駆動」と記すこととする)。このような構成によ
り、各フィールドの表示時間が短時間になるとともに、
時間ずれによって生じる前フィールドの色信号が加算さ
れた部分が白っぽく表示される。また、前後にわずかに
付加される色信号B及びRは非常に目立たない色であ
る。したがって、ほとんど色割れのない表示をすること
が可能となる。さらに、RGB間に2色以上の中間色を
挿入した駆動、例えば、YBGRC、YBWGRCのよ
うな駆動方式においては、色割れに対してより効果が認
められた。
3原色に加え、少なくとも1つ以上の中間色フィールド
による面順次方式により1フレームを形成してカラー画
像を表示する方式がある。すなわち、1フレームは、
R、G、B3原色とその中間色のフィールド及び、例え
ば白色(W)のフィールドで形成されている(以下「R
GBW駆動」と記すこととする)。このような構成によ
り、各フィールドの表示時間が短時間になるとともに、
時間ずれによって生じる前フィールドの色信号が加算さ
れた部分が白っぽく表示される。また、前後にわずかに
付加される色信号B及びRは非常に目立たない色であ
る。したがって、ほとんど色割れのない表示をすること
が可能となる。さらに、RGB間に2色以上の中間色を
挿入した駆動、例えば、YBGRC、YBWGRCのよ
うな駆動方式においては、色割れに対してより効果が認
められた。
【0090】本第1の実施形態における駆動方法では、
RGB駆動の場合について説明をしたが、これらの駆動
方法を用いれば、色割れの低減も可能となり、より高品
位な立体画像を得ることができる。
RGB駆動の場合について説明をしたが、これらの駆動
方法を用いれば、色割れの低減も可能となり、より高品
位な立体画像を得ることができる。
【0091】また、本第1の実施形態においては、各色
フィールドの間に黒を一括して全面に書き込む駆動方式
を例として説明したが、各色フィールドの間に黒のフィ
ールドを挿入した方式でも同様の効果が得られることは
いうまでもない。
フィールドの間に黒を一括して全面に書き込む駆動方式
を例として説明したが、各色フィールドの間に黒のフィ
ールドを挿入した方式でも同様の効果が得られることは
いうまでもない。
【0092】各フィールドには、書き込みからバックラ
イト発光、全面黒書き込みも含めて、16.6/8=
2.1msec以下で完了することが必要となり、さら
に液晶の高速化が重要となってくる。
イト発光、全面黒書き込みも含めて、16.6/8=
2.1msec以下で完了することが必要となり、さら
に液晶の高速化が重要となってくる。
【0093】この場合には、より高速応答が可能な液晶
パネル、例えばV字特性を有する強誘電液晶、あるいは
反強誘電液晶を用いるのが望ましい。
パネル、例えばV字特性を有する強誘電液晶、あるいは
反強誘電液晶を用いるのが望ましい。
【0094】なお、本第1の実施形態においては表示用
モニタ2の全面に液晶シャッター4を設けた構成とし偏
光メガネ6を装着して観察する構成としたが、表示用モ
ニタ2には偏光板3のみを設け、メガネに液晶シャッタ
ー4を設けた液晶シャッターメガネを装着して観察する
構成でもかまわない。
モニタ2の全面に液晶シャッター4を設けた構成とし偏
光メガネ6を装着して観察する構成としたが、表示用モ
ニタ2には偏光板3のみを設け、メガネに液晶シャッタ
ー4を設けた液晶シャッターメガネを装着して観察する
構成でもかまわない。
【0095】(実施の形態2)本発明の第2の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0096】本第2の実施形態が実施の形態1と大きく
異なる点は、表示用モニタの前にパララックス・バリア
を設けた方式であり、メガネの装着を要しない点であ
る。
異なる点は、表示用モニタの前にパララックス・バリア
を設けた方式であり、メガネの装着を要しない点であ
る。
【0097】図5は本発明の第2の実施形態における立
体表示装置の構成を示す全体図である。図6及び図7は
本発明の第2の実施形態における立体視(パララックス
・ステレオグラム)の原理を示す平面図である。
体表示装置の構成を示す全体図である。図6及び図7は
本発明の第2の実施形態における立体視(パララックス
・ステレオグラム)の原理を示す平面図である。
【0098】図5において、29はスペーサ、30はパ
ララックス・バリア、31は観察者、32は観察者位置
検出部、33はデータ処理部、34は位相反転制御回路
である。
ララックス・バリア、31は観察者、32は観察者位置
検出部、33はデータ処理部、34は位相反転制御回路
である。
【0099】実施の形態1と同様に、左眼用画像、右眼
用画像をフィールド毎に交互に割り当てて時間順次で表
示用モニタ2の同一画面上に表示する。
用画像をフィールド毎に交互に割り当てて時間順次で表
示用モニタ2の同一画面上に表示する。
【0100】まず、立体視をする原理について図6及び
図7を用いて説明する。
図7を用いて説明する。
【0101】図6(a)は左眼31aで左眼用画像を観
察する時の立体視(パララックス・ステレオグラム)の
原理をあらわしている。図6(b)はその時における観
察方向から見た表示用モニタ2とパララックス・バリア
30との位置関係を示す図である。
察する時の立体視(パララックス・ステレオグラム)の
原理をあらわしている。図6(b)はその時における観
察方向から見た表示用モニタ2とパララックス・バリア
30との位置関係を示す図である。
【0102】同様に、図7(a)は右眼31bで右眼用
画像を観察する時の立体視(パララックス・ステレオグ
ラム)の原理を表している。図7(b)はその時におけ
る観察方向から見た表示用モニタ2とパララックス・バ
リア30との位置関係を示す図である。
画像を観察する時の立体視(パララックス・ステレオグ
ラム)の原理を表している。図7(b)はその時におけ
る観察方向から見た表示用モニタ2とパララックス・バ
リア30との位置関係を示す図である。
【0103】立体視用の画像信号7を与えられた画像処
理部8において左眼用画像信号と右眼用画像信号とに処
理された後、表示用モニタ駆動回路9に送られ、表示用
モニタ2に左眼用画像と右眼用画像が交互に表示され
る。
理部8において左眼用画像信号と右眼用画像信号とに処
理された後、表示用モニタ駆動回路9に送られ、表示用
モニタ2に左眼用画像と右眼用画像が交互に表示され
る。
【0104】パララックス・バリア30とは、液晶パネ
ルから構成された電子式シャッターであり、遮光が可能
なようにストライプ状にパターニングされ、左眼観察用
の遮光部30aと右眼観察用の遮光部30bとが形成さ
れている。このパララックス・バリア30に形成された
電極部(図示せず)に印加する電圧の極性を変えること
によって位相を変えることで、左眼31aと右眼31b
に交互に各々の画像のみが見えるような仕組みになって
いる。
ルから構成された電子式シャッターであり、遮光が可能
なようにストライプ状にパターニングされ、左眼観察用
の遮光部30aと右眼観察用の遮光部30bとが形成さ
れている。このパララックス・バリア30に形成された
電極部(図示せず)に印加する電圧の極性を変えること
によって位相を変えることで、左眼31aと右眼31b
に交互に各々の画像のみが見えるような仕組みになって
いる。
【0105】図6及び図7は、このときの左眼用画素1
1aおよび右眼用画素11bと、パララックス・バリア
30、観察者31との位置関係を示すものである。この
ような位置関係を得るためには、左眼用画素11aおよ
び右眼用画素11bとパララックス・バリア30との間
に所定の距離を維持する必要があり、本第2の実施形態
においてはアクリル製の透明樹脂等からなるスペーサ2
9を用いた。左眼用画素11aが表示された時は、図6
における左眼観察用の遮光部30aの位置にバリアが形
成され左眼31aにのみ左眼用画素11aが見え、右眼
31bには見えないようになる。右眼用画素11bが表
示された時は、図7における右眼観察用の遮光部30b
の位置にバリアが形成され右眼31bにのみ右眼用画素
11bが見え、左眼31aには見えないようになる。こ
のときの位相の切り替えは、位相反転制御回路34によ
ってなされ、画像処理部8から送られる左眼用画像信号
と右眼用画像信号の種類に応じて同期回路10によって
同期をとるように構成されている。
1aおよび右眼用画素11bと、パララックス・バリア
30、観察者31との位置関係を示すものである。この
ような位置関係を得るためには、左眼用画素11aおよ
び右眼用画素11bとパララックス・バリア30との間
に所定の距離を維持する必要があり、本第2の実施形態
においてはアクリル製の透明樹脂等からなるスペーサ2
9を用いた。左眼用画素11aが表示された時は、図6
における左眼観察用の遮光部30aの位置にバリアが形
成され左眼31aにのみ左眼用画素11aが見え、右眼
31bには見えないようになる。右眼用画素11bが表
示された時は、図7における右眼観察用の遮光部30b
の位置にバリアが形成され右眼31bにのみ右眼用画素
11bが見え、左眼31aには見えないようになる。こ
のときの位相の切り替えは、位相反転制御回路34によ
ってなされ、画像処理部8から送られる左眼用画像信号
と右眼用画像信号の種類に応じて同期回路10によって
同期をとるように構成されている。
【0106】また、立体表示装置1には観察者位置検出
部32が設けられており、測定された観察者の位置はデ
ータ処理部33において演算処理がなされた結果、パラ
ラックス・バリア30の発生パターンが観察者31の位
置に応じた位相及び間隔に制御されることにより、最適
な立体画像が得られる仕組みである。
部32が設けられており、測定された観察者の位置はデ
ータ処理部33において演算処理がなされた結果、パラ
ラックス・バリア30の発生パターンが観察者31の位
置に応じた位相及び間隔に制御されることにより、最適
な立体画像が得られる仕組みである。
【0107】本第2の実施形態におけるパララックス・
バリア30は、光学シャッターとしての機能も有するも
のである。この光学シャッターの機能としては、1フレ
ーム16.6msecの間に、左眼用画像と右眼用画像
の書き込みが必要であるため、16.6/2=8.3m
secでオン・オフの切り替えが必要である。しかし、
この光学シャッターにTNモード液晶を使った場合、応
答時間τr+dが速いものでも16msec程度であ
り、この切り替えに追随しないため、ボケとして認識さ
れるという課題があった。
バリア30は、光学シャッターとしての機能も有するも
のである。この光学シャッターの機能としては、1フレ
ーム16.6msecの間に、左眼用画像と右眼用画像
の書き込みが必要であるため、16.6/2=8.3m
secでオン・オフの切り替えが必要である。しかし、
この光学シャッターにTNモード液晶を使った場合、応
答時間τr+dが速いものでも16msec程度であ
り、この切り替えに追随しないため、ボケとして認識さ
れるという課題があった。
【0108】したがって、本第2の実施形態においては
パララックス・バリア30用の液晶パネルとしてOCB
モード液晶を使用した。OCBモード液晶は5msec
以下の高速応答が可能であるため左右眼用の切り替えに
よるボケが解消される上、広視野角なので階調反転によ
って発生する白浮きによるボケが解消されるというメリ
ットがある。なお、このときの応答時間τr+dは5m
sec程度でも充分なので、このOCBモード液晶パネ
ルの構成としては、セルギャップ5μmないし7μmで
も充分である。
パララックス・バリア30用の液晶パネルとしてOCB
モード液晶を使用した。OCBモード液晶は5msec
以下の高速応答が可能であるため左右眼用の切り替えに
よるボケが解消される上、広視野角なので階調反転によ
って発生する白浮きによるボケが解消されるというメリ
ットがある。なお、このときの応答時間τr+dは5m
sec程度でも充分なので、このOCBモード液晶パネ
ルの構成としては、セルギャップ5μmないし7μmで
も充分である。
【0109】また、パララックス・バリア30用の液晶
パネルとして光散乱型液晶素子を用いてもよい。光散乱
型液晶素子は散乱状態/透過状態の切り替えで遮光パタ
ーンの切り替えを行うため、偏光板を使用する必要がな
く、非常に明るい画像を得ることができる。ただし、応
答速度はOCBモード液晶ほど速くないので駆動方式に
応じていずれかの液晶パネルを選択すればよい。
パネルとして光散乱型液晶素子を用いてもよい。光散乱
型液晶素子は散乱状態/透過状態の切り替えで遮光パタ
ーンの切り替えを行うため、偏光板を使用する必要がな
く、非常に明るい画像を得ることができる。ただし、応
答速度はOCBモード液晶ほど速くないので駆動方式に
応じていずれかの液晶パネルを選択すればよい。
【0110】さらに、表示用モニタ2には実施の形態1
と同様に、ベンド配向液晶の前面に位相補償板を配設し
たOCBモード液晶のフィールドシーケンシャルカラー
駆動方式液晶パネルを用いた。実施の形態1と同様のパ
ネル構成により高透過率と信頼性を確保しながら3ms
ec以下に高速応答化することができる。このときの液
晶パネルの構成及びその動作原理は実施の形態1と同じ
なので、ここでは省略する。
と同様に、ベンド配向液晶の前面に位相補償板を配設し
たOCBモード液晶のフィールドシーケンシャルカラー
駆動方式液晶パネルを用いた。実施の形態1と同様のパ
ネル構成により高透過率と信頼性を確保しながら3ms
ec以下に高速応答化することができる。このときの液
晶パネルの構成及びその動作原理は実施の形態1と同じ
なので、ここでは省略する。
【0111】以上のような構成により、本第2の実施形
態における立体表示方法及び立体表示装置は、従来のカ
ラーフィルターを使用する方式に比べ液晶パネルの透過
率が飛躍的に向上するので、従来のパララックス・バリ
ア方式では実現できなかった高輝度で高品位な立体表示
方法を提供できるフラットパネル型立体表示装置を得る
ことができる。
態における立体表示方法及び立体表示装置は、従来のカ
ラーフィルターを使用する方式に比べ液晶パネルの透過
率が飛躍的に向上するので、従来のパララックス・バリ
ア方式では実現できなかった高輝度で高品位な立体表示
方法を提供できるフラットパネル型立体表示装置を得る
ことができる。
【0112】(実施の形態3)本発明の第3の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0113】本第3の実施形態が実施の形態1と大きく
異なる点は、入力される画像信号の種類により、立体画
像(3次元画像)と通常の画像(2次元画像)に切り替
わるようにした点である。
異なる点は、入力される画像信号の種類により、立体画
像(3次元画像)と通常の画像(2次元画像)に切り替
わるようにした点である。
【0114】図8は本発明の第3の実施形態における立
体表示装置の入力部の構成を示すブロック図である。図
8において、35は切替部、また、9aは2次元表示駆
動部、9bは3次元表示駆動部である。
体表示装置の入力部の構成を示すブロック図である。図
8において、35は切替部、また、9aは2次元表示駆
動部、9bは3次元表示駆動部である。
【0115】まず、画像処理部8においては、入力され
た画像信号が3次元画像用信号か2次元画像用信号かを
判断する。判断された結果に基づいて、切替部35で表
示用モニタ駆動回路9の中に設けられた2次元表示駆動
部9aあるいは3次元表示駆動部9bによって適切な駆
動がなされることになる。3次元用画像信号である場合
は、実施の形態1と同じアルゴリズムで立体画像の観察
が可能となる。
た画像信号が3次元画像用信号か2次元画像用信号かを
判断する。判断された結果に基づいて、切替部35で表
示用モニタ駆動回路9の中に設けられた2次元表示駆動
部9aあるいは3次元表示駆動部9bによって適切な駆
動がなされることになる。3次元用画像信号である場合
は、実施の形態1と同じアルゴリズムで立体画像の観察
が可能となる。
【0116】一方、2次元用画像信号である場合は、2
次元表示駆動部9aによって左眼用画素と右眼用画素の
両方に同じ画像信号を送ることにより、違和感なく通常
の画像を表示することが可能となる。
次元表示駆動部9aによって左眼用画素と右眼用画素の
両方に同じ画像信号を送ることにより、違和感なく通常
の画像を表示することが可能となる。
【0117】(実施の形態4)本発明の第4の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0118】本第4の実施形態は実施の形態3と同じ
く、入力される画像信号の種類により、立体画像と通常
の画像に切り替わるようにした例であるが、表示用モニ
タの前にパララックス・バリアを設けた方式であり、メ
ガネの装着を要しないという点で異なる。
く、入力される画像信号の種類により、立体画像と通常
の画像に切り替わるようにした例であるが、表示用モニ
タの前にパララックス・バリアを設けた方式であり、メ
ガネの装着を要しないという点で異なる。
【0119】図9は本発明の第4の実施形態における立
体表示装置の入力部の構成を示すブロック図である。図
9において、35は切替部、また、9aは2次元表示駆
動部、9bは3次元表示駆動部、9cは信号補正部であ
る。
体表示装置の入力部の構成を示すブロック図である。図
9において、35は切替部、また、9aは2次元表示駆
動部、9bは3次元表示駆動部、9cは信号補正部であ
る。
【0120】まず、画像処理部8においては、入力され
た画像信号が3次元画像用信号か2次元画像用信号かを
判断する。判断された結果に基づいて、切替部35で表
示用モニタ駆動回路9の中に設けられた2次元表示駆動
部9aあるいは3次元表示駆動部9bによって適切な駆
動がなされることになる。3次元用画像信号である場合
は、実施の形態1と同じアルゴリズムで立体画像の観察
が可能となる。
た画像信号が3次元画像用信号か2次元画像用信号かを
判断する。判断された結果に基づいて、切替部35で表
示用モニタ駆動回路9の中に設けられた2次元表示駆動
部9aあるいは3次元表示駆動部9bによって適切な駆
動がなされることになる。3次元用画像信号である場合
は、実施の形態1と同じアルゴリズムで立体画像の観察
が可能となる。
【0121】一方、2次元用画像信号である場合は、パ
ララックス・バリア30をオフにしたうえで、2次元表
示駆動部9aによって左眼用画素と右眼用画素の両方に
同じ画像信号を送る。この際、3次元表示に比べ、画素
の2倍に相当する分だけ開口率が増大することになり非
常に明るい画像となる。したがって、2次元用画像信号
と3次元用画像信号とが混在するような場合は、2次元
表示時と3次元表示時で明るさが極端に変わることにな
り、非常に煩わしく、また眼の疲労も激しくなる。
ララックス・バリア30をオフにしたうえで、2次元表
示駆動部9aによって左眼用画素と右眼用画素の両方に
同じ画像信号を送る。この際、3次元表示に比べ、画素
の2倍に相当する分だけ開口率が増大することになり非
常に明るい画像となる。したがって、2次元用画像信号
と3次元用画像信号とが混在するような場合は、2次元
表示時と3次元表示時で明るさが極端に変わることにな
り、非常に煩わしく、また眼の疲労も激しくなる。
【0122】そこで本第4の実施形態においては、表示
用モニタ駆動回路9に信号補正部9cを設け、2次元表
示時と3次元表示時における明るさの差をほぼ同等にな
るよう調整する機構を設けた。
用モニタ駆動回路9に信号補正部9cを設け、2次元表
示時と3次元表示時における明るさの差をほぼ同等にな
るよう調整する機構を設けた。
【0123】このような構成により、2次元表示時と3
次元表示時の切り替え時に発生する違和感を解消するこ
とができる。
次元表示時の切り替え時に発生する違和感を解消するこ
とができる。
【0124】また、いったん切り替わった後しばらく2
次元表示が続くような場合で、できれば明るい画像で観
察をしたい場合には、信号補正を行わないよう手動で切
り替えるよう切替スイッチを設けてもよい。
次元表示が続くような場合で、できれば明るい画像で観
察をしたい場合には、信号補正を行わないよう手動で切
り替えるよう切替スイッチを設けてもよい。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように本発明による液晶表
示装置は、以下の作用効果を奏することができる。すな
わち、表示用モニタの前面に液晶シャッターを設け偏光
メガネで立体映像を観察する方法、または、表示用モニ
タの前面に偏光板を設け液晶シャッターメガネで立体表
示を観察する方法、もしくは、表示用モニタに左眼用画
像と右眼用画像を同一画面上に表示しその前面に設けた
パララックス・バリアによって立体映像を観察する方法
において、 (1)モニタに液晶パネルを用いても、液晶パネルの構
成、駆動方法などトータルで光利用効率を高くすること
ができるので、消費電力を増大させることなく明るい画
像を得ることができる。
示装置は、以下の作用効果を奏することができる。すな
わち、表示用モニタの前面に液晶シャッターを設け偏光
メガネで立体映像を観察する方法、または、表示用モニ
タの前面に偏光板を設け液晶シャッターメガネで立体表
示を観察する方法、もしくは、表示用モニタに左眼用画
像と右眼用画像を同一画面上に表示しその前面に設けた
パララックス・バリアによって立体映像を観察する方法
において、 (1)モニタに液晶パネルを用いても、液晶パネルの構
成、駆動方法などトータルで光利用効率を高くすること
ができるので、消費電力を増大させることなく明るい画
像を得ることができる。
【0126】(2)モニタに液晶パネルを用いても、高
速応答が実現できるので残像が残らないため、二重像あ
るいはちらつきとなって見えることはなく、立体視に固
有の疲労感を低減することができる。
速応答が実現できるので残像が残らないため、二重像あ
るいはちらつきとなって見えることはなく、立体視に固
有の疲労感を低減することができる。
【0127】(3)高色純度のLEDで構成された光源
を用いたフィールドシーケンシャルカラー方式によるた
め、色再現性の良い立体表示を得ることができる。
を用いたフィールドシーケンシャルカラー方式によるた
め、色再現性の良い立体表示を得ることができる。
【0128】以上のことから、省スペース型で、かつ疲
労感なく高品位な立体表示を観察することができる立体
表示方法及び立体表示装置を提供することができるので
工業的価値は極めて大である。
労感なく高品位な立体表示を観察することができる立体
表示方法及び立体表示装置を提供することができるので
工業的価値は極めて大である。
【図1】本発明の第1の実施形態における立体表示装置
の構成を示す全体図
の構成を示す全体図
【図2】本発明の第1の実施形態における表示部の構成
を示す平面図 (a)左眼用画素と右眼用画素の2種類からなる画素構
成図 (b)1種類のみからなる画素構成図
を示す平面図 (a)左眼用画素と右眼用画素の2種類からなる画素構
成図 (b)1種類のみからなる画素構成図
【図3】(a)本発明の第1の実施形態における立体表
示装置に使用する液晶パネルの構成を示す断面拡大図 (b)本発明の第1の実施形態における立体表示装置に
使用する液晶パネルの構成を示す画素部の拡大平面図
示装置に使用する液晶パネルの構成を示す断面拡大図 (b)本発明の第1の実施形態における立体表示装置に
使用する液晶パネルの構成を示す画素部の拡大平面図
【図4】本発明の第1の実施形態における立体表示方法
の、液晶への書き込み、液晶応答、及びバックライト各
々のタイミングチャート
の、液晶への書き込み、液晶応答、及びバックライト各
々のタイミングチャート
【図5】本発明の第2の実施形態における立体表示装置
の構成を示す全体図
の構成を示す全体図
【図6】本発明の第2の実施形態における立体視(パラ
ラックス・ステレオグラム)の原理を示す平面図
ラックス・ステレオグラム)の原理を示す平面図
【図7】本発明の第2の実施形態における立体視(パラ
ラックス・ステレオグラム)の原理を示す平面図
ラックス・ステレオグラム)の原理を示す平面図
【図8】本発明の第3の実施形態における立体表示装置
の入力部の構成を示すブロック図
の入力部の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第4の実施形態における立体表示装置
の入力部の構成を示すブロック図
の入力部の構成を示すブロック図
【図10】従来例における立体映像表示装置の一構成例
を示す図
を示す図
1 立体表示装置
2 表示用モニタ
3 偏光板
4 液晶シャッター
5 位相差板
6 偏光メガネ
7 画像信号
8 画像処理部
9 表示用モニタ駆動回路
9a 2次元表示駆動部
9b 3次元表示駆動部
9c 信号補正部
10 同期回路
11 表示用モニタの画素部
11a 左眼用画素
11b 右眼用画素
12 液晶パネル
13 バックライト
14 アレイ基板
15 対向基板
16 液晶層
17 対向電極
18 画素電極
19 映像信号線
20 走査信号線
21 半導体スイッチ素子
22 第1絶縁層
23 第2絶縁層
24 ブラックマトリックス層
25 配向膜
26 LED光源
26a 赤色LED
26b 緑色LED
26c 青色LED
27 反射板
28 導光板
29 スペーサ
30 パララックス・バリア
30a 左眼観察用の遮光部
30b 右眼観察用の遮光部
31 観察者
31a 左眼
31b 右眼
32 観察者位置検出部
33 データ処理部
34 位相反転制御回路
35 切替部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G09G 3/20 611 G09G 3/20 611E 5C080
621 621A
641 641E
642 642D
642E
650 650B
660 660X
3/34 3/34 J
3/36 3/36
Fターム(参考) 2H059 AA23 AA26 AA33 AA38
2H088 EA06 EA07 GA02 GA04 HA06
HA16 HA28 JA17 JA20 KA07
2H093 NA65 NC43 NC44 ND08 ND10
ND17 ND32 NE06 NF04 NF17
NF20 NG02 NH00
5C006 AA14 AA16 AA17 AA22 AC11
AF23 AF27 AF44 AF51 AF53
AF73 BA12 BA13 BA15 BA16
BB12 BB16 BB28 BB29 BC03
BC11 BF24 EA01 EA03 EC12
FA04 FA05 FA12 FA16 FA23
FA24 FA25 FA34 FA47 FA54
FA55 FA56
5C061 AA03 AA11 AA14 AB12 AB14
AB16 AB17
5C080 AA10 BB05 CC03 CC04 DD03
DD06 DD08 DD26 EE17 EE26
EE29 EE30 FF11 JJ02 JJ04
JJ06
Claims (36)
- 【請求項1】 フィールド毎に左眼用の画像と右眼用の
画像を交互に割り当てて時間順次で同一画面上に表示す
る表示手段と、前記左眼用画像と右眼用画像の切り替え
に同期させて左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像
を選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示
方法であって、 前記表示手段は、光スイッチング手段と、前記光スイッ
チング手段に照射する光源と、前記光源の色を時間順次
で切り替え、それと同期して前記光スイッチング手段の
透過あるいは反射状態を制御する駆動手段を備え、時間
的な加法混色でカラー表示を行うことを特徴とする立体
表示方法。 - 【請求項2】 フィールド毎に左眼用の画像と右眼用の
画像を交互に割り当てて時間順次で同一画面上に表示す
る表示手段と、前記左眼用画像と右眼用画像の切り替え
に同期させて左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像
を選択的に見ることにより立体映像を観察する立体表示
装置であって、 前記表示手段の表示部は、左眼用画像を表示するための
左眼用画素部と、右眼用画像を表示するための右眼用画
素部と、を具備したことを特徴とする立体表示装置。 - 【請求項3】 前記表示手段は、液晶パネルと、前記液
晶パネルに照射する光源と、前記光源の色を時間順次で
切り替え、それと同期して前記液晶パネルの透過あるい
は反射状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法混
色でカラー表示を行うフィールドシーケンシャルカラー
方式であることを特徴とする請求項2に記載の立体表示
装置。 - 【請求項4】 左眼用の画像と右眼用の画像を同一画面
上に表示する表示手段と、パララックス・バリアとを具
備し、左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を選択
的に見ることにより立体映像を観察する立体表示方法で
あって、 前記表示手段は、光スイッチング手段と、前記光スイッ
チング手段に照射する光源と、前記光源の色を時間順次
で切り替え、それと同期して前記光スイッチング手段の
透過あるいは反射状態を制御する駆動手段を備え、時間
的な加法混色でカラー表示を行うことを特徴とする立体
表示方法。 - 【請求項5】 左眼用の画像と右眼用の画像を同一画面
上に表示する表示手段と、パララックス・バリアとを具
備し、左眼には左眼用画像、右眼には右眼用画像を選択
的に見ることにより立体映像を観察する立体表示装置で
あって、 前記表示手段の表示部は、左眼用画像を表示するための
左眼用画素部と、右眼用画像を表示するための右眼用画
素部とを具備し、 前記表示手段は、液晶パネルと、前記液晶パネルに照射
する光源と、前記光源の色を時間順次で切り替え、それ
と同期して前記液晶パネルの透過あるいは反射状態を制
御する駆動手段を備え、時間的な加法混色でカラー表示
を行うフィールドシーケンシャルカラー方式であること
を特徴とする立体表示装置。 - 【請求項6】 前記パララックス・バリアは、光スイッ
チング手段により構成されたことを特徴とする請求項5
に記載の立体表示装置。 - 【請求項7】 前記光スイッチング手段は、光散乱型液
晶素子であることを特徴とする請求項6記載の立体表示
装置。 - 【請求項8】 前記光スイッチング手段は、ベンド配向
液晶の前面に位相補償板を配設したOCBモード液晶で
あることを特徴とする請求項6記載の立体表示装置。 - 【請求項9】 前記左眼用画像と前記右眼用画像に同一
の画像を表示することで通常の二次元画像を表示する標
準表示モードを具備したことを特徴とする請求項2、
3、5から8のいずれかに記載の立体表示装置。 - 【請求項10】 前記立体映像を表示する立体表示モー
ドと、通常の二次元画像を表示する標準表示モードと
を、自在に切り替える切替手段を設けたことを特徴とす
る請求項9記載の立体表示装置。 - 【請求項11】 映像信号の種類によって前記標準表示
モードと前記立体表示モードのいずれか一方の表示モー
ドに自動的に切り替わることを特徴とする請求項10記
載の立体表示装置。 - 【請求項12】 前記表示モードの切り替えの前後で、
前記表示手段の明るさが略同じとなるよう構成された補
正手段を具備したことを特徴とする請求項9から11の
いずれかに記載の立体表示装置。 - 【請求項13】 前記表示手段は、ベンド配向液晶の前
面に位相補償板を配設したOCBモード液晶であること
を特徴とする請求項2、3、5から12までのいずれか
に記載の立体表示装置。 - 【請求項14】 前記表示手段は液晶パネルであって、
その液晶層は強誘電液晶であることを特徴とする請求項
2、3、5から12までのいずれかに記載の立体表示装
置。 - 【請求項15】 前記表示手段は液晶パネルであって、
その液晶層は反強誘電液晶であることを特徴とする請求
項2、3、5から12までのいずれかに記載の立体表示
装置。 - 【請求項16】 前記液晶層の位相差Δn・d(リタデ
ーション)は600nm以上900nm以下であり、か
つ、前記液晶層はシアノ系材料であることを特徴とする
請求項13記載の立体表示装置。 - 【請求項17】 前記シアノ系材料の含有量が10%以
下であることを特徴とする請求項16記載の立体表示装
置。 - 【請求項18】 前記シアノ系材料はPCH(フェニル
・シクロ・ヘキサン)基を含有することを特徴とする請
求項13記載の立体表示装置。 - 【請求項19】 前記シアノ系材料はターフェニル基を
含有するシアノ系材料であることを特徴とする請求項1
3記載の立体表示装置。 - 【請求項20】 前記液晶層の厚みは2.5μm以上
3.5μm以下であることを特徴とする請求項13記載
の立体表示装置。 - 【請求項21】 前記液晶層の屈折率異方性Δnは0.
24以上であることを特徴とする請求項13記載の立体
表示装置。 - 【請求項22】 前記液晶層の粘性係数ηが30mPa
・s以上60mPa・s以下であることを特徴とする請
求項13記載の立体表示装置。 - 【請求項23】 前記液晶パネルにおいて黒表示するた
めの電圧を印加する黒電圧が1フレーム中に一定の割合
で挿入されて駆動され、前記液晶層はPCH(フェニル
・シクロ・ヘキサン)基を含有するシアノ系材料である
ことを特徴とする請求項13記載の立体表示装置。 - 【請求項24】 駆動周波数は300Hz以下であるこ
とを特徴とする請求項23記載の立体表示装置。 - 【請求項25】 前記液晶パネルにおいて黒表示するた
めの電圧を印加する黒電圧が1フレーム中に一定の割合
で挿入され、かつ、360Hz以上の駆動周波数で駆動
され、 前記液晶層はターフェニル基を含有するシアノ系材料で
あることを特徴とする請求項13記載の立体表示装置。 - 【請求項26】 前記液晶層はフルオロ系材料であるこ
とを特徴とする請求項25記載の立体表示装置。 - 【請求項27】 前記液晶層はフルオロトラン系材料で
あることを特徴とする請求項25記載の立体表示装置。 - 【請求項28】 前記表示手段に使用する光源は、LE
D素子からなることを特徴とする請求項2、3、5から
27までのいずれかに記載の立体表示装置。 - 【請求項29】 前記駆動手段は、赤、緑、青からなる
3つのフィールドに、前記3原色を除く中間色のフィー
ルドを加えた4つ以上のフィールドを面順次することに
より1フレームを形成する方法であることを特徴とする
請求項2、3、5から28までのいずれかに記載の立体
表示装置。 - 【請求項30】 前記駆動手段は、赤、緑、青からなる
3つのフィールドを2回面順次することにより1フレー
ムを形成する方法であることを特徴とする請求項2、
3、5から28までのいずれかに記載の立体表示装置。 - 【請求項31】 前記中間色は白色であることを特徴と
する請求項29記載の立体表示装置。 - 【請求項32】 前記中間色はシアン、マゼンタ、イエ
ローのいずれかであることを特徴とする請求項29記載
の立体表示装置。 - 【請求項33】 前記中間色はシアン、マゼンタ、イエ
ロー、及び白色のいずれか2つ以上の組み合わせである
ことを特徴とする請求項29記載の立体表示装置。 - 【請求項34】 前記中間色はシアン、マゼンタ、イエ
ロー、及び白色のいずれか3つの組み合わせであって、
前記中間色のフィールドは各々、赤、緑、青の各色のフ
ィールド間に挿入されことを特徴とする請求項29記載
の立体表示装置。 - 【請求項35】 前記各色のフィールドの間に、黒のフ
ィールドを挿入したことを特徴とする請求項29または
30のいずれかに記載の立体表示装置。 - 【請求項36】 前記各色のフィールドの間に、一括し
て黒を全面に書き込むことを特徴とする請求項29また
は30のいずれかに記載の立体表示装置。
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