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JP2003257804A - 複合基板および基板製造方法 - Google Patents

複合基板および基板製造方法

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JP2003257804A
JP2003257804A JP2002050734A JP2002050734A JP2003257804A JP 2003257804 A JP2003257804 A JP 2003257804A JP 2002050734 A JP2002050734 A JP 2002050734A JP 2002050734 A JP2002050734 A JP 2002050734A JP 2003257804 A JP2003257804 A JP 2003257804A
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JP
Japan
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substrate
semiconductor
carbon
manufacturing
silicon
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JP2002050734A
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Hiroshi Inakanaka
博士 田舎中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭素系基板上にシリコン基板を接合して複合
基板を形成する。 【解決手段】 複合基板1Aは、大判の炭化珪素基板
(SiC)10の上に複数の長尺シリコン分割基板片2
0Aを並列配置した状態でアニール処理によって各シリ
コン分割基板片20AをSiC10に接合する。そし
て、各シリコン分割基板片20Aの継ぎ目にレーザアニ
ール処理を行い、各シリコン分割基板片20Aを一体化
してシリコン基板20を得る。シリコン基板20の上に
陽極化成でポーラスシリコン層60を形成し、このポー
ラスシリコン層60の上にエピタキシャル成長膜70を
成長させ、このエピタキシャル成長膜70にガラス基板
90を貼り付ける。この後、ポーラスシリコン層60を
分断して除去し、ガラス基板90の上にエピタキシャル
成長膜70による単結晶薄膜シリコン層を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に大面積薄膜半
導体基板を形成するための製造工程に用いることが可能
な複合基板および基板製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大面積の薄膜単結晶半導体素
子を製造するための方法として、単結晶シリコン基板上
にポーラスシリコン層を形成し、その層上に半導体素子
層となるエピタキシャル成長層を設け、このエピタキシ
ャル成長層を接着性を有する部材によって単結晶シリコ
ン基板から剥離するような方法が知られている(例え
ば、特開平8−213645号公報、特開平11−31
828号公報参照)。また、このような方法に用いるこ
とができる基板として、本件出願人は、炭素含有材料よ
りなる基板(炭素系基板)にシリコン基板を接合した複
合基板およびその製造方法について提案している(例え
ば、特開平11−2647号公報参照)。従来は、例え
ば大型のTFT液晶パネル向けのような大面積の薄膜単
結晶シリコン基板を作製することが困難であったが、こ
のような方法を用いることにより、大面積(例えば1m
×1m等)の薄膜単結晶シリコン基板をガラス基板上に
作製することが可能となる。また、このような方法で
は、複合基板を再利用できる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような大面積の炭素系基板上にシリコン基板を接合した
複合基板を作製することが容易でないという問題があ
る。
【0004】そこで本発明の目的は、大面積の炭素系基
板上にシリコン基板を容易に接合することが可能な複合
基板と、その複合基板を作製するための基板製造方法、
さらには、その複合基板を用いて薄膜半導体を作製する
ための基板製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、板状に形成された炭素系基板と、前記炭素系
基板の片面または両面に一体に接合される半導体基板と
を有し、前記半導体基板は、複数の半導体分割基板片を
前記炭素系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によ
って結合して一体化したことを特徴とする。また本発明
は、板状に形成された炭素系基板と、前記炭素系基板の
片面または両面に一体に接合される半導体基板とを有す
る複合基板を作製する基板製造方法であって、前記半導
体基板を構成する複数の半導体分割基板片を前記炭素系
基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって炭素系
基板に接合する工程とを有することを特徴とする。
【0006】また本発明は、板状に形成された炭素系基
板の片面または両面に、複数の半導体分割基板片を前記
炭素系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって
結合することにより、前記炭素系基板に半導体基板を一
体化した複合基板を作製する工程と、前記半導体基板の
表面に陽極化成を行うことにより、多孔質半導体層を形
成する工程と、前記多孔質半導体層上にエピタキシャル
成長層を形成する工程と、前記エピタキシャル成長層を
支持基板に貼り合わせる工程と、前記多孔質半導体層を
分断することにより、前記エピタキシャル成長層および
支持基板を半導体基板から剥離して、前記エピタキシャ
ル成長層による薄膜単結晶半導体基板を作製する工程と
を有することを特徴とする。
【0007】また本発明は、板状に形成された炭素系基
板の片面または両面に、複数の半導体分割基板片を前記
炭素系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって
結合することにより、前記炭素系基板に半導体基板を一
体化した複合基板を作製する工程と、前記半導体基板の
表面に陽極化成を行うことにより、多孔質半導体層を形
成する工程と、前記多孔質半導体層上にエピタキシャル
成長層を形成する工程と、前記エピタキシャル成長層を
支持基板に貼り合わせる工程と、前記多孔質半導体層を
分断することにより、前記エピタキシャル成長層および
支持基板を半導体基板から剥離して、前記エピタキシャ
ル成長層による薄膜単結晶半導体基板を作製する工程と
を経て形成されたことを特徴とする。
【0008】本発明の複合基板では、半導体基板を炭素
系基板に一体化した構成により、半導体基板の強度不足
を炭素系基板によって補強することができ、また、半導
体基板は、複数の半導体分割基板片を炭素系基板の接合
面に並列に配置し、加熱溶融によって結合して一体化す
ることにより形成したことから、十分な強度を確保しつ
つ、容易に大型の半導体基板を得ることができ、例えば
種々の大面積半導体装置の作製等に有効な複合基板を提
供することが可能である。
【0009】また、本発明の基板製造方法では、半導体
基板を炭素系基板に一体化した複合基板を作製する際
に、半導体基板を構成する複数の半導体分割基板片を炭
素系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって炭
素系基板に接合するようにしたので、十分な強度を確保
しつつ、容易に大型の半導体基板を得ることができ、種
々の大面積型半導体装置の作製等に有効な複合基板を安
定的に製造することが可能である。
【0010】また、本発明の基板製造方法では、上述の
ような複合基板に含まれる半導体基板に対して陽極化成
を行うことにより、多孔質半導体層を形成し、この多孔
質半導体層上にエピタキシャル成長層を形成し、このエ
ピタキシャル成長層を支持基板に貼り合わせた後、多孔
質半導体層を分断することにより、エピタキシャル成長
層および支持基板を半導体基板から剥離して、エピタキ
シャル成長層による薄膜単結晶半導体基板を作製するこ
とから、大面積の薄膜単結晶半導体基板を安定的に製造
することが可能である。
【0011】さらに、本発明の薄膜単結晶半導体基板で
は、上述のような複合基板に含まれる半導体基板に対し
て陽極化成を行うことにより、多孔質半導体層を形成
し、この多孔質半導体層上にエピタキシャル成長層を形
成し、このエピタキシャル成長層を支持基板に貼り合わ
せた後、多孔質半導体層を分断することにより、エピタ
キシャル成長層および支持基板を半導体基板から剥離す
ることにより形成されるため、大型で高品質の薄膜単結
晶半導体基板を安価に得ることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態例
について説明する。なお、以下に説明する実施の形態
は、本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において、特に本発明を限定する旨の記載がない限
り、これらの態様に限定されないものとする。本実施の
形態は、後述するようなポーラスシリコン剥離法等を用
いて、大面積の薄膜単結晶半導体基板を作製する場合に
用いることができる複合基板を提供するものである。こ
の複合基板は、板状に形成された炭素系基板と、この炭
素系基板の片面または両面に一体に接合されるシリコン
等の半導体基板とを有するものであり、半導体基板は、
複数の半導体分割基板片を炭素系基板の接合面に並列に
配置し、アニール処理による全体的な加熱溶融によって
炭素系基板に接合し、一体化したものである。
【0013】一般に、半導体基板を大型化すると大変割
れ易くなる。また、半導体基板の板厚を大きくすると材
料コストが上昇してしまう。そこで、強度の高い炭素系
基板に半導体基板を貼り付けることにより、薄型の半導
体基板を炭素系基板で補強した複合基板とし、これをポ
ーラスシリコン剥離法等を用いた大面積薄膜単結晶半導
体基板の作製に用いるものである。なお、半導体基板
は、炭素系基板の片面だけに貼り付けるだけでなく、両
面に貼り付けて2枚の薄膜単結晶半導体基板を一括して
作製するようにしてもよい。また、炭素系基板に半導体
基板を貼り付ける方法として、半導体ウェーハのサイズ
や強度を考慮して、複数の半導体分割基板片を炭素系基
板に接合し、各分割基板片の継ぎ目については、例え
ば、レーザアニール処理で結合して一体化することによ
り、最適な複合基板を容易に作製できる。このような複
合基板は、例えば大面積の薄膜単結晶シリコンTFT基
板を作製するための大面積薄膜単結晶シリコン基板をポ
ーラスシリコン剥離法を用いて作製する工程で用いるこ
とができる。
【0014】なお、以下の実施例では、半導体基板とし
てシリコン基板を用いているが、その他にもゲルマニウ
ム基板や化合物半導体にも応用が可能である。例えば、
シリコンとゲルマニウムの混合物、ガリウムとヒ素の混
合物、ガリウムとインジウムの混合物、ガリウムと窒素
の混合物、ガリウムとリンの混合物等にも応用すること
ができる。また、実施例の具体的な特徴として、シリコ
ン分割基板片同士の結合に、両者の接合界面にレーザ照
射してアプレーション加工を行うことにより、シリコン
分割基板片の継ぎ目をスムーズにすることができる。ま
た、このようなシリコン分割基板片の継ぎ目をスムーズ
にするために、シリコン基板上にアモルファスシリコン
を成膜してランプアニール等の処理を行い、シリコン基
板を再結晶化するようにしてもよい。あるいは、シリコ
ン基板上にエピタキシャル成長を行い、全体を一体化さ
せるような方法も可能である。
【0015】また、シリコン分割基板片間の面方位を一
致させることにより、単結晶シリコン基板を作製するこ
とができる。例えば、この場合の面方位としては、ミラ
ー指数によって表わされる(100)面、(111)
面、(110)面にするとよい。また、各シリコン分割
基板片の側面、すなわち隣接するシリコン分割基板片に
対向するエッジ部分の面を垂直に研磨する。このとき、
エッジ部分の面方位は、ミラー指数によって表わされる
(001)面、(011)面、(111)面のいずれか
であり、同じ面方位が合致するようにシリコン分割基板
片を並べるようにする。なお、エッジ部分の面方位は、
それぞれプラスマイナス5°以内に収めるようにする。
【0016】このような複合基板を用いてポーラスシリ
コン剥離法を実施することにより、例えば、大面積のガ
ラス基板やプラスチック基板等に転写された薄膜単結晶
シリコン基板を製造できる。また、大面積のガラス基板
やプラスチック基板等と薄膜単結晶シリコン基板との界
面に、熱酸化による酸化膜を形成することにより、SO
I(Silicon On Insulator)基板と同等の品質を得るこ
とができる。
【0017】次に、本発明の具体的な実施例について説
明する。なお、以下の実施例では、炭素系基板の片面に
半導体基板を設ける例を中心に説明し、炭素系基板の両
面に半導体基板を設ける例を補足的に説明する。まず、
本発明の第1実施例は、炭素系基板として炭化珪素基板
(SiC)を用いた、半導体基板との第1の接合例につ
いて説明する。図1は、本実施例による複合基板の一例
を示す説明図であり、図1(A)は側面図、図1(B)
は平面図、図1(C)はレーザアニール工程を示す側面
図である。
【0018】図示のように、本実施例の複合基板1A
は、大判の炭化珪素基板(SiC)10の上に複数の長
尺シリコン分割基板片20A(図では3枚の例を示す)
を並列配置した状態でアニール処理によって各シリコン
分割基板片20AをSiC10に接合する。なお、各シ
リコン分割基板片20Aは、横長板状のSiC10に対
して縦方向の長尺板状に形成されている。そして、各シ
リコン分割基板片20Aの継ぎ目にレーザアニール処理
を行い、各シリコン分割基板片20Aを一体化してシリ
コン基板20を得る。このようにして大型の複合基板1
Aを容易に作製することが可能となる。
【0019】以下、本発明の第1実施例の詳細について
図2、図3を用いて説明する。図2は、本実施例による
複合基板の製造工程を示す断面図である。 (1)まず、図2(A)に示すような大型の平坦なSi
C基板10を用意する。これには例えば市販のものを用
いることができる。 (2)次に、図2(B)に示すように、このSiC基板
10の表面にCVD(chemical vapor deposition )技
術により、アモルファスシリコン膜11をコーティング
する。そして、このアモルファスシリコン膜11にボロ
ンをドーピングする。
【0020】(3)また、これと平行して上述した長尺
シリコン分割基板片20Aを作製する。図3は、長尺シ
リコン分割基板片20Aの作製工程を示す説明図であ
る。まず、図3(A)に示すような長尺Siインゴット
21を用意する。このSiインゴット21は、例えばC
Z法によって形成され、Si単結晶から得た(100)
結晶面を板面方向とし、例えばボロンドープがなされた
P型の比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのシリコンよ
りなり、長手方向(図中X方向)に数m、幅方向(図3
(A)で紙面と垂直方向)に20cmの寸法を有する。
そして、このような長尺Siインゴット21を図3
(A)に示すように、長手方向に複数切断し、さらに図
3(B)に示すように、各切断片21Aを縦方向にスラ
イスし、縦方向の長さが1m、幅が5cm〜20cm、
板厚が数mmの長尺シリコン分割基板原材20Bを形成
する。
【0021】(4)次に、図3(C)において、この長
尺シリコン分割基板原材20Bの表面を平坦面になるよ
うに研磨する。 (5)また、図3(D)において、長尺シリコン分割基
板原材20Bの周縁部のエッジが垂直な平坦面になるよ
うに研磨する。 (6)次に、図3(E)において、SCl洗浄(NH3
OH:H2 O2 、H2O=1:1:5、80°C、10
秒)を行い、表面を親水性にする。このようにして、長
尺シリコン分割基板片20Aを得る。
【0022】(7)次に、図2(C)において、炭素系
基板(SiC)10とシリコン分割基板片20Aとを貼
り合わせる。このとき、各シリコン分割基板片20Aの
面方位が上向きに(100)面になるようにして、例え
ば5枚のシリコン分割基板片20Aを並列に貼り合わせ
る(図では3枚の例を示す)。なお、隣接するシリコン
分割基板片20Aとシリコン分割基板片20Aの継ぎ目
は隙間がないように合わせる。
【0023】(8)次に、図2(D)において、例えば
高温炉の窒素ガス(N2 )雰囲気中でランプアニールを
行う。この熱処理工程により、炭素系基板(SiC)1
0とシリコン分割基板片20Aとが加熱溶融され接合さ
れる。なお、この場合のアニール処理方法としては、ラ
ンプ加熱方式に限らず、RF誘導加熱方式や抵抗加熱方
式、あるいはレーザ照射方式を用いて行うことが可能で
ある。 (9)次に、図2(E)において、隣接するシリコン分
割基板片20Aとシリコン分割基板片20Aとの継ぎ目
にKrFエキシマレーザを照射して、レーザアブレーシ
ョンを行う。なお、レーザアニールの方法は、他にも種
々採用できるものである。これにより、各シリコン分割
基板片20A間の継ぎ目がなくなり、一体化され、大判
のシリコン基板20を形成できる。以上の工程により、
大型の平坦なSiC基板10上にSi基板20が接合さ
れた複合基板1Aを形成できる。
【0024】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
4は、本実施例による複合基板の製造工程を示す断面図
である。 (1)まず、図4(A)に示すような大型の平坦なアモ
ルファスカーボン基板30を用意する。なお、アモルフ
ァスカーボン基板とは、結晶性がアモルファスのカーボ
ンを硬く固めた形状の炭素基板である。いろいろな基板
が提供されているが、例えばユニチカ社製の商品名「ア
モルファスカーボン」を使用することができる。 (2)次に、図4(B)に示すように、このアモルファ
スカーボン基板30の表面にCVD(chemical vapor d
eposition )技術により、多結晶シリコン膜31をコー
ティングする。そして、この多結晶シリコン膜31にボ
ロンをドーピングする。 (3)また、これと平行して上述した長尺シリコン分割
基板片20Aを作製する。これは第1実施例の図3で説
明したものと同様の方法で、インゴットのスライス、研
磨、洗浄等を行うことにより作製できる。
【0025】(4)次に、図4(C)において、炭素系
基板(アモルファスカーボン基板)30とシリコン分割
基板片20Aとを貼り合わせる。このとき、各シリコン
分割基板片20Aの面方位が上向きにミラー指数によっ
て表わされる(100)面になるようにして、例えば5
枚のシリコン分割基板片20Aを並列に貼り合わせる
(図では3枚の例を示す)。なお、隣接するシリコン分
割基板片20Aとシリコン分割基板片20Aの継ぎ目は
隙間がないように合わせる。 (5)次に、図4(D)において、例えば酸素ガス(O
2 )雰囲気中で高温ランプアニールを行う。この熱処理
工程により、炭素系基板(アモルファスカーボン基板)
30とシリコン分割基板片20Aとが加熱溶融され接合
される。
【0026】(6)次に、このアモルファスカーボン基
板30とシリコン基板20(シリコン分割基板片20
A)との複合基板1Bをフッ酸溶液に浸して、シリコン
基板20の表面に形成された酸化膜をエッチング除去し
た。 (7)この後、図4(E)において、複合基板1Bの表
面にアモルファスシリコン膜40を成膜する。 (8)次に、図4(F)において、ランプアニールを行
い、アモルファスシリコン膜40を再結晶化する。この
ときアモルファスシリコン膜40は、種となるシリコン
基板20の面方位の影響を受けて単結晶となる。以上の
工程により、大型の平坦なアモルファスカーボン基板3
0上にSi基板20が接合された複合基板1Bが形成で
きる。
【0027】次に、本発明の第3実施例を説明する。図
5は、本実施例による複合基板の製造工程を示す断面図
である。この第3実施例は、シリコン分割基板片20A
の接合面にアモルファスシリコン膜を成膜し、また、炭
素基板(黒鉛)の表面にSiC薄膜をコーティングして
炭素系基板10を構成し、この炭素系基板10とシリコ
ン分割基板片20Aとをアモルファスシリコン膜を介し
て接合するようにしたものである。 (1)まず、図5(A)において上述した第1実施例と
同様にしてシリコン分割基板片20Aを作製する。 (2)次に、図5(B)において、各シリコン分割基板
片20Aの炭素系基板10との接合面にアモルファスシ
リコン膜41をCVD等によって成膜する。
【0028】(3)次に、図5(C)において、黒鉛を
材料とした板12を用意する。この黒鉛板12は、薄い
板状のものである。 (4)次に、図5(D)において、黒鉛板12の表面に
SiC薄膜13をコーティングし、炭素系基板10を形
成する。 (5)次に、図5(E)において、シリコン分割基板片
20Aのアモルファスシリコン膜41が成膜された面を
炭素系基板10に貼り合わせる。 (6)そして、図5(F)において、窒素(N2 )ガス
雰囲気中でランプ加熱を行う。なお、この場合、ランプ
加熱方式に限らず、RF誘導加熱方式や抵抗加熱方式、
あるいはレーザ照射方式を用いて行うことが可能であ
る。以上の工程により、大型の平坦なSiC薄膜がコー
ティングされた黒鉛板上にSi基板が接合された複合基
板1Cを形成できる。
【0029】次に、本発明の第4実施例を説明する。図
6は、本実施例による複合基板の製造工程を示す断面図
である。この第4実施例は、炭素系基板10上にシリコ
ン分割基板片20Aを接合した複合基板のシリコン上に
シリコンエピタキシャル成長を行うものである。 (1)まず、図6(A)において、上述した第1実施例
と同様にして、複合基板1Aを作製する。 (2)そして、複合基板1Aの一体化されたシリコン基
板20をエピタキシャル成長させてエピタキシャル成長
膜50を形成し、複合基板1Dを完成する。
【0030】次に、以上の各実施例に対応してシリコン
基板20を炭素系基板10の両面に設けた構成例につい
て説明する。図7は、それぞれ上述した実施例に対応す
る両面型複合基板を示す断面図である。なお、上述した
図2、図4、図5、図6に対応する要素については同一
符号を付している。図7(A)は、図2に示した第1実
施例の複合基板1Aにおいて、炭素系基板10の片面に
設けたシリコン基板20を両面に設けた例である。
【0031】また、図7(B)は、図4に示した第2実
施例の複合基板1Bにおいて、炭素系基板10の片面に
設けたシリコン基板20およびアモルファスシリコン膜
40を両面に設けた例である。また、図7(C)は、図
5に示した第3実施例の複合基板1Cにおいて、黒鉛板
12の表面にSiC薄膜13をコーティングした炭素系
基板10の片面に設けたアモルファスシリコン膜41お
よびシリコン基板20を両面に設けた例である。また、
図7(D)は、図6に示した第4実施例の複合基板1D
において、炭素系基板10の片面に設けたシリコン基板
20およびエピタキシャルシリコン膜50を両面に設け
た例である。
【0032】次に、以上のような複合基板(例えば第2
実施例の複合基板1B)を用いて薄膜単結晶シリコン基
板を作製する方法について説明する。図8は、この製造
工程を示す断面図である。 (1)まず、大面積炭素系基板10の片面にシリコン基
板20を配置した複合基板1Bを用意する(図8(A)
(B))。 (2)次に、このシリコン基板20上にポーラスSi
(多孔質シリコン基板)を形成するための陽極化成を行
う。この陽極化成は、例えば図9に示す陽極化成装置を
用いて行う。この陽極化成装置は、テフロン(登録商
標)等の絶縁性容器250によって電解溶液の貯留槽2
51を設け、この貯留槽251の底面開口部252に複
合基板1Bのシリコン基板20をOリング253を介し
て密閉状態で配置したものである(なお、図9ではシリ
コン基板20の上層にエピタキシャル成長膜を設けた複
合基板1Dの例を示している)。
【0033】また、貯留槽251には、シリコン基板2
0に対向してPt電極254が配置され、複合基板1B
の炭素系基板10側には下部電極255が配置されてい
る。そして、Pt電極254と下部電極255と間に電
流源256を接続したものである。なお、本例では電界
溶液として、HF:C2 H5 OH=1:1を注入した。 (3)この陽極化成装置において、電流源256の電流
を、まず、7mA/cm で8分間通電させる。 (4)次に電流を200mA/cm で2〜3秒間電
通させる。これにより、図8(C)に示すように、シリ
コン基板20の上にポーラスSi層60を形成すること
ができる。
【0034】(5)次に、この複合基板1Bをエピタキ
シャル成長装置に設置する。 (6)そして、水素雰囲気中で1130°Cに加熱し、
この状態で10分間アニールする。 (7)次に、1100°Cに温度を下げ、SiCl4 ガ
スを導入し、シリコンのエピタキシャル成長を行う(図
8(D))。これにより、ポーラスSi層60の上にエ
ピタキシャル成長層70が形成される。 (8)次に、この複合基板1Bをエピタキシャル成長装
置から取り出し、熱拡散炉において熱酸化を行う(図8
(E))。この熱酸化は950°Cで30分間、バイロ
酸化を行う。これにより、エピタキシャル成長層70の
上に熱酸化膜80が形成される。 (9)次に、この熱酸化膜80の表面を親水性にするた
め、SCl洗浄(NH3 OH:H2 O2 :H2 O=1:
1:5、80°C、10分)を行う。なお、これと同時
にガラス基板を用意し、SCl洗浄を行う。
【0035】(10)そして、この複合基板1Bとガラ
ス基板90との貼り合わせを行う(図8(F))。 (11)この後、酸素雰囲気中で熱アニールを行う。温
度は400°Cで8時間行う。これにより、複合基板1
Bの熱酸化膜80とガラス基板90が接合される。 (12)次に、ポーラスシリコン層60を剥離層とし
て、エピタキシャル成長層70からなる薄膜単結晶シリ
コン基板をシリコン基板20から剥離する(図8
(G))。 (13)次に、剥離面のポーラスシリコン層60を除去
する(図8(H)、(I))。これは、例えば大型のス
ピンエッチャーを用いて、フッ酸と硝酸の混合液を注入
し、ポーラスシリコン層60を除去することができる。
以上の工程によって、大面積薄膜単結晶シリコン基板7
0を完成できる。また、剥離された複合基板1Bは、再
利用して他の薄膜単結晶シリコン基板を作製することが
可能となる。
【0036】なお、図9に示す陽極化成装置は、複合基
板の片面を処理する構成であったが、図7に示す両面の
陽極化成を行う場合には、図10に示す陽極化成装置を
用いることが可能である。この陽極化成装置は、テフロ
ン等の絶縁性容器280によって電解溶液の2つの貯留
槽281A、281Bを設け、この貯留槽281A、2
81Bの中間部に複合基板1BをOリング283を介し
て密閉状態で配置したものである。複合基板1Bの両側
のシリコン基板20は、両側の貯留槽281A、281
Bに面して配置される。また、貯留槽281A、281
Bには、各シリコン基板20に対向してPt電極284
A、284Bが配置され、各Pt電極284A、284
Bの間に電流源282を接続したものである。なお、陽
極化成に用いる電解溶液や作業工程等は図8で示したも
のと同様であるので説明は省略する。
【0037】以上のような本実施の形態による基板製造
方法では次のような効果を得ることが可能である。 (1)大面積の薄膜単結晶シリコン基板を容易かつ安価
に作製することができる。 (2)大面積液晶装置のTFT基板は、従来アモルファ
スシリコンかポリシリコンを用いて作製されていたが、
これを薄膜単結晶シリコンに置き換えることができる。 (3)シリコン基板を大面積化すると割れやすく、扱い
が大変であるが、強度の強い炭素系基板にシリコン基板
を貼り付けたことによって、シリコン基板を割れにくく
することができる。
【0038】(4)シリコン基板が割れにくいので、再
利用回数を大幅に増やすことができる。 (5)TFT基板の材料をアモルファスシリコンやポリ
シリコンから単結晶シリコンに変えることにより、移動
度が大幅に向上する(1000cm /Vs以上)。 (6)大面積の単結晶シリコンにより、1枚のパネルに
TFTの素子と、駆動回路、MPU等を形成できる。 (7)TFT液晶装置の開口率が大幅に向上できる。 (8)種となる単結晶シリコン基板は、強度の強い炭素
系基板に貼り合わせられているので、工程途中で割れに
くく、種となる単結晶シリコン基板の再利用回数を多く
できるので、薄膜単結晶シリコン基板のコストを低下さ
せることができる。
【0039】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、例えば、上述した各作業工程で示した温
度や寸法等の例は適宜変更が可能である。また、本発明
の複合基板および基板製造方法は、上述したTFT基板
に係るものに限らず、例えば太陽電池や集積回路、大型
ディスプレイ等に用いられる種々の薄膜半導体基板の作
製に適用し得るものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の複合基板に
よれば、半導体基板を炭素系基板に一体化した構成によ
り、半導体基板の強度不足を炭素系基板によって補強す
ることができ、また、半導体基板は、複数の半導体分割
基板片を炭素系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融
によって結合して一体化することにより形成したことか
ら、十分な強度を確保しつつ、容易に大型の半導体基板
を得ることができ、例えば種々の大面積半導体装置の作
製等に有効な複合基板を提供することが可能である。
【0041】また、本発明の基板製造方法によれば、半
導体基板を炭素系基板に一体化した複合基板を作製する
際に、半導体基板を構成する複数の半導体分割基板片を
炭素系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって
炭素系基板に接合するようにしたので、十分な強度を確
保しつつ、容易に大型の半導体基板を得ることができ、
種々の大面積型半導体装置の作製等に有効な複合基板を
安定的に製造することが可能である。
【0042】また、本発明の基板製造方法によれば、上
述のような複合基板に含まれる半導体基板に対して陽極
化成を行うことにより、多孔質半導体層を形成し、この
多孔質半導体層上にエピタキシャル成長層を形成し、こ
のエピタキシャル成長層を支持基板に貼り合わせた後、
多孔質半導体層を分断することにより、エピタキシャル
成長層および支持基板を半導体基板から剥離して、エピ
タキシャル成長層による薄膜単結晶半導体基板を作製す
ることから、大面積の薄膜単結晶半導体基板を安定的に
製造することが可能である。
【0043】さらに、本発明の薄膜単結晶半導体基板に
よれば、上述のような複合基板に含まれる半導体基板に
対して陽極化成を行うことにより、多孔質半導体層を形
成し、この多孔質半導体層上にエピタキシャル成長層を
形成し、このエピタキシャル成長層を支持基板に貼り合
わせた後、多孔質半導体層を分断することにより、エピ
タキシャル成長層および支持基板を半導体基板から剥離
することにより形成されるため、大型で高品質の薄膜単
結晶半導体基板を安価に得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による複合基板の一例を示す
説明図であり、(A)は側面図、(B)は平面図、
(C)はレーザアニール工程を示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施例による複合基板の製造工程
を示す断面図である。
【図3】本発明の各実施例による複合基板で用いるシリ
コン分割基板片の製造工程を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例による複合基板の製造工程
を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例による複合基板の製造工程
を示す断面図である。
【図6】本発明の第4実施例による複合基板の製造工程
を示す断面図である。
【図7】上記第1〜第4実施例に対応する両面型複合基
板を示す断面図である。
【図8】上記第1〜第4実施例による複合基板を用いた
薄膜単結晶シリコン基板の製造工程を示す断面図であ
る。
【図9】図8に示す製造工程で用いる陽極化成装置の一
例を示す断面図である。
【図10】図8に示す製造工程で用いる陽極化成装置の
他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D……複合基板、10……炭素系
基板、11……アモルファスシリコン膜、20……シリ
コン基板、20A……シリコン分割基板片、21……長
尺シリコンインゴット、30……アモルファスカーボン
基板、31……多結晶シリコン膜、40、41……アモ
ルファスシリコン膜、50、70……エピタキシャル成
長膜、60……ポーラスシリコン層、80……熱酸化
膜、90……ガラス基板。

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に形成された炭素系基板と、前記炭
    素系基板の片面または両面に一体に接合される半導体基
    板とを有し、 前記半導体基板は、複数の半導体分割基板片を前記炭素
    系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって結合
    して一体化した、 ことを特徴とする複合基板。
  2. 【請求項2】 前記炭素系基板は、少なくとも黒鉛を含
    むことを特徴とする請求項1記載の複合基板。
  3. 【請求項3】 前記炭素系基板は、少なくともシリコン
    と炭素の化合物を含むことを特徴とする請求項1記載の
    複合基板。
  4. 【請求項4】 前記炭素系基板は、少なくともアモルフ
    ァスカーボンを含むことを特徴とする請求項1記載の複
    合基板。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板は、単結晶半導体よりな
    ることを特徴とする請求項1記載の複合基板。
  6. 【請求項6】 前記半導体基板は、シリコン、ゲルマニ
    ウム、シリコンとゲルマニウムの混合物、ガリウムとヒ
    素の混合物、ガリウムとインジウムの混合物、ガリウム
    と窒素の混合物、ガリウムとリンの混合物のいずれかの
    材料よりなることを特徴とする請求項1記載の複合基
    板。
  7. 【請求項7】 前記複数の半導体分割基板片を前記炭素
    系基板の接合面に並列に配置する場合に、各半導体分割
    基板片の表面の面方位を同じにすることを特徴とする請
    求項1記載の複合基板。
  8. 【請求項8】 前記複数の半導体分割基板片を前記炭素
    系基板の接合面に並列に配置する場合に、各半導体分割
    基板片の表面の面方位をミラー指数によって表わされる
    (001)面とすることを特徴とする請求項6記載の複
    合基板。
  9. 【請求項9】 前記複数の半導体分割基板片を前記炭素
    系基板の接合面に並列に配置する場合に、各半導体分割
    基板片の側面が垂直に研磨され、その面方位を同じにす
    ることを特徴とする請求項1記載の複合基板。
  10. 【請求項10】 前記複数の半導体分割基板片を前記炭
    素系基板の接合面に並列に配置する場合に、各半導体分
    割基板片の側面が垂直に研磨され、かつ、各側面の面方
    位がミラー指数によって表わされる(001)面、また
    は、そのプラスマイナス5度以内の範囲にあることを特
    徴とする請求項8記載の複合基板。
  11. 【請求項11】 前記複数の半導体分割基板片を前記炭
    素系基板の接合面に並列に配置する場合に、各半導体分
    割基板片の側面が垂直に研磨され、かつ、各側面の面方
    位がミラー指数によって表わされる(011)面、また
    は、そのプラスマイナス5度以内の範囲にあることを特
    徴とする請求項8記載の複合基板。
  12. 【請求項12】 前記複数の半導体分割基板片を前記炭
    素系基板の接合面に並列に配置する場合に、各半導体分
    割基板片の側面が垂直に研磨され、かつ、各側面の面方
    位がミラー指数によって表わされる(111)面、また
    は、そのプラスマイナス5度以内の範囲にあることを特
    徴とする請求項8記載の複合基板。
  13. 【請求項13】 前記複数の半導体分割基板片の継ぎ目
    が単結晶であることを特徴とする請求項1記載の複合基
    板。
  14. 【請求項14】 前記炭素系基板と半導体基板との間
    に、アモルファスシリコン層が配置されることを特徴と
    する請求項1記載の複合基板。
  15. 【請求項15】 前記炭素系基板と半導体基板との間
    に、多結晶シリコン層が配置されることを特徴とする請
    求項1記載の複合基板。
  16. 【請求項16】 前記炭素系基板と半導体基板との間
    に、シリコンとカーボンの混合物の層が配置されること
    を特徴とする請求項1記載の複合基板。
  17. 【請求項17】 前記複数の半導体分割基板片の継ぎ目
    が加熱溶融によって結合されていることを特徴とする請
    求項1記載の複合基板。
  18. 【請求項18】 板状に形成された炭素系基板と、前記
    炭素系基板の片面または両面に一体に接合される半導体
    基板とを有する複合基板を作製する基板製造方法であっ
    て、 前記半導体基板を構成する複数の半導体分割基板片を前
    記炭素系基板の接合面に並列に配置し、加熱溶融によっ
    て炭素系基板に接合する工程と、 を有することを特徴とする基板製造方法。
  19. 【請求項19】 前記半導体分割基板片を前記炭素系基
    板の接合面に配置する前に、前記半導体分割基板片また
    は炭素系基板の接合面を親水性にする工程を有すること
    を特徴とする請求項17記載の基板製造方法。
  20. 【請求項20】 前記半導体分割基板片を前記炭素系基
    板の接合面に配置する前に、前記炭素系基板の接合面ま
    たは半導体分割基板片の接合面にアモルファス半導体層
    を成膜する工程を有することを特徴とする請求項17記
    載の基板製造方法。
  21. 【請求項21】 前記アモルファス半導体層は、アモル
    ファスのシリコン層であることを特徴とする請求項19
    記載の基板製造方法。
  22. 【請求項22】 前記アモルファス半導体層は、アモル
    ファスのシリコンと炭素との化合物層であることを特徴
    とする請求項19記載の基板製造方法。
  23. 【請求項23】 前記アモルファス半導体層は、アモル
    ファスのシリコンとゲルマニウムとの化合物層であるこ
    とを特徴とする請求項19記載の基板製造方法。
  24. 【請求項24】 前記半導体分割基板片を前記炭素系基
    板の接合面に配置する前に、前記炭素系基板の接合面ま
    たは半導体分割基板片の接合面に多結晶半導体層を成膜
    する工程を有することを特徴とする請求項17記載の基
    板製造方法。
  25. 【請求項25】 前記多結晶半導体層は、多結晶シリコ
    ン層であることを特徴とする請求項23記載の基板製造
    方法。
  26. 【請求項26】 前記多結晶半導体層は、多結晶のシリ
    コンと炭素の化合物層であることを特徴とする請求項2
    3記載の基板製造方法。
  27. 【請求項27】 前記多結晶半導体層は、多結晶のシリ
    コンとゲルマニウムの化合物層であることを特徴とする
    請求項23記載の基板製造方法。
  28. 【請求項28】 前記半導体分割基板片を炭素系基板の
    接合面に加熱溶融する工程は、ランプ加熱方式の高温炉
    を用いて行うことを特徴とする請求項17記載の基板製
    造方法。
  29. 【請求項29】 前記半導体分割基板片を炭素系基板の
    接合面に加熱溶融する工程は、誘導加熱方式の高温炉を
    用いて行うことを特徴とする請求項17記載の基板製造
    方法。
  30. 【請求項30】 前記半導体分割基板片を炭素系基板の
    接合面に加熱溶融する工程は、抵抗加熱方式の高温炉を
    用いて行うことを特徴とする請求項17記載の基板製造
    方法。
  31. 【請求項31】 前記半導体分割基板片を炭素系基板の
    接合面に加熱溶融する工程は、レーザ照射を用いて行う
    ことを特徴とする請求項17記載の基板製造方法。
  32. 【請求項32】 前記複数の半導体分割基板片の継ぎ目
    を加熱溶融によって結合する工程を有することを特徴と
    する請求項17記載の基板製造方法。
  33. 【請求項33】 前記複数の半導体分割基板片の継ぎ目
    を加熱溶融によって結合する工程は、レーザ照射を用い
    て行うことを特徴とする請求項31記載の基板製造方
    法。
  34. 【請求項34】 前記炭素系基板に一体に接合される半
    導体基板の表面にアモルファス半導体層を成膜する工程
    と、前記アモルファス半導体層を加熱して前記半導体基
    板と単結晶になるように再結晶化する工程とを有するこ
    とを特徴とする請求項17記載の基板製造方法。
  35. 【請求項35】 前記アモルファス半導体層は、下地と
    なる前記半導体基板と同じ材料からなることを特徴とす
    る請求項33記載の基板製造方法。
  36. 【請求項36】 前記アモルファス半導体層を加熱する
    工程はランプ加熱方式の高温炉を用いることを特徴とす
    る請求項33記載の基板製造方法。
  37. 【請求項37】 前記アモルファス半導体層を加熱する
    工程は、誘導加熱方式の高温炉を用いることを特徴とす
    る請求項33記載の基板製造方法。
  38. 【請求項38】 前記アモルファス半導体層を加熱する
    工程は、抵抗加熱方式の高温炉を用いることを特徴とす
    る請求項33記載の基板製造方法。
  39. 【請求項39】 前記アモルファス半導体層を加熱する
    工程は、レーザ照射を用いることを特徴とする請求項3
    3記載の基板製造方法。
  40. 【請求項40】 前記炭素系基板に一体に接合される半
    導体基板の表面にエピタキシャル成長層を成膜する工程
    を有することを特徴とする請求項17記載の基板製造方
    法。
  41. 【請求項41】 前記エピタキシャル成長層は、下地と
    なる前記半導体基板と同じ材料から成長させることを特
    徴とする請求項33記載の基板製造方法。
  42. 【請求項42】 板状に形成された炭素系基板の片面ま
    たは両面に、複数の半導体分割基板片を前記炭素系基板
    の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって結合するこ
    とにより、前記炭素系基板に半導体基板を一体化した複
    合基板を作製する工程と、 前記半導体基板の表面に陽極化成を行うことにより、多
    孔質半導体層を形成する工程と、 前記多孔質半導体層上にエピタキシャル成長層を形成す
    る工程と、 前記エピタキシャル成長層を支持基板に貼り合わせる工
    程と、 前記多孔質半導体層を分断することにより、前記エピタ
    キシャル成長層および支持基板を半導体基板から剥離し
    て、前記エピタキシャル成長層による薄膜単結晶半導体
    基板を作製する工程と、 を有することを特徴とする基板製造方法。
  43. 【請求項43】 前記半導体基板の表面に陽極化成を行
    い、多孔質半導体層を形成した後、その表面に水素アニ
    ール処理を行い、その後、前記エピタキシャル成長層を
    形成することを特徴とする請求項41記載の基板製造方
    法。
  44. 【請求項44】 前記半導体基板の表面に陽極化成を行
    い、多孔質半導体層を形成した後、その表面に酸化処理
    を行い、その後、前記エピタキシャル成長層を形成する
    ことを特徴とする請求項41記載の基板製造方法。
  45. 【請求項45】 前記半導体基板は、シリコン、ゲルマ
    ニウム、シリコンとゲルマニウムの混合物、ガリウムと
    ヒ素の混合物、ガリウムとインジウムの混合物、ガリウ
    ムと窒素の混合物、ガリウムとリンの混合物のいずれか
    であることを特徴とする請求項41記載の基板製造方
    法。
  46. 【請求項46】 前記支持基板はガラス基板であること
    を特徴とする請求項41記載の基板製造方法。
  47. 【請求項47】 前記支持基板はプラスチック基板であ
    ることを特徴とする請求項41記載の基板製造方法。
  48. 【請求項48】 板状に形成された炭素系基板の片面ま
    たは両面に、複数の半導体分割基板片を前記炭素系基板
    の接合面に並列に配置し、加熱溶融によって結合するこ
    とにより、前記炭素系基板に半導体基板を一体化した複
    合基板を作製する工程と、 前記半導体基板の表面に陽極化成を行うことにより、多
    孔質半導体層を形成する工程と、 前記多孔質半導体層上にエピタキシャル成長層を形成す
    る工程と、 前記エピタキシャル成長層を支持基板に貼り合わせる工
    程と、 前記多孔質半導体層を分断することにより、前記エピタ
    キシャル成長層および支持基板を半導体基板から剥離し
    て、前記エピタキシャル成長層による薄膜単結晶半導体
    基板を作製する工程とを経て形成された、 ことを特徴とする薄膜単結晶半導体基板。
  49. 【請求項49】 前記支持基板はガラス基板であること
    を特徴とする請求項47記載の薄膜単結晶半導体基板。
  50. 【請求項50】 前記支持基板はプラスチック基板であ
    ることを特徴とする請求項47記載の薄膜単結晶半導体
    基板。
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