JP2003252427A - 選果機等の搬送コンベア - Google Patents
選果機等の搬送コンベアInfo
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Abstract
定して、且つ連続して箱詰作業を行える選果施設を提供
する。 【解決手段】被選別物を選別した後、被選別物を箱詰め
部に搬送するコンベアであって、被選別物を等級または
階級毎に選別し所定の分級位置へ排出する選別コンベア
と、分級され排出された被選別物を箱詰めする箱詰め部
との間に複数の搬送コンベアを直列に配置し、各搬送コ
ンベアの終端側には被選別物の有無を検出する検出手段
を配設し、下流側の搬送コンベアの検出手段が被選別物
無しを検出すると、隣接した上流側の前記検出手段が被
選別物無しを検出するまで、上流側搬送コンベアから下
流側搬送コンベアへ、共に略同期して被選別物が搬送さ
れる。
Description
選別されたみかん、トマト、リンゴ、胡瓜等の被選別物
を箱詰め部へ搬送する搬送コンベアに関する。
結し、該トレイに被選別物を載せ、搬送途中に設けた検
査装置により等級または階級を判定し、この判定に基づ
いて所定の位置に被選別物を排出するコンベアが知ら
れ、排出された被選別物を次工程へ搬送するコンベアと
して例えば実開昭60−28084号公報、特開昭59
−127685号公報がある。
選別コンベアから箱詰装置間のコンベア長さが短く、選
別処理が高速に行われ、それに伴って大量に且つ迅速に
箱詰処理しなければならない作業者にとっては負担が大
きくなる。また、反対に上流側の選別処理が遅延した場
合、待ち時間が長くなり効率の悪い選果施設になる。
と、上流の選別コンベアを停止する事態が生じて、効率
が低くなることがあった。この発明は、上記に鑑み、選
別コンベアの処理能力に変動が生じても、安定して、且
つ連続して箱詰作業を行える選果施設を提供する。
別物を選別した後、被選別物を箱詰め部に搬送するコン
ベアであって、被選別物を等級または階級毎に選別し所
定の分級位置へ排出する選別コンベアと、分級され排出
された被選別物を箱詰めする箱詰め部との間に複数の搬
送コンベアを直列に配置するものである。
別コンベアと箱詰部の間に直列に配置された複数の搬送
コンベアに順次搬送される。この選別コンベアと箱詰部
との距離は長く設定されているため、選別コンベアの処
理能力が変動し、処理速度が速くなったり、あるいは遅
くなっても常時、搬送コンベアには箱詰作業に必要な個
数の被選別物が載置される。
果機等の搬送コンベアにおいて、前記各搬送コンベアの
終端側には被選別物の有無を検出する検出手段を配設
し、下流側の搬送コンベアの検出手段が被選別物無しを
検出すると、隣接した上流側の前記検出手段が被選別物
無しを検出するまで、上流側搬送コンベアから下流側搬
送コンベアへ、共に略同期して被選別物を搬送すべく制
御するものである。
後、箱詰部へ上流側の搬送コンベアから下流側の搬送コ
ンベアへ順次搬送される。この時、下流側の搬送コンベ
アと上流側のコンベアとは略同速度で、また略同時に搬
送を開始する。この搬送は下流側の搬送コンベアの終端
側に配設した被選別物の有無を検出する検出手段が被選
別物無しと判定したときに開始され、隣接する上流側の
搬送コンベア終端側に配設している検出手段が被選別物
無しを検出するまで行われる。この直列した搬送コンベ
アはその長さを皆同じにしているので、前記構成により
下流側のコンベアに載置可能な個数分の被選別物が上流
側のコンベアから搬送される。
果機等の搬送コンベアにおいて、前記搬送コンベアに略
同期すると共に移送方向及び移送速度を略同じくし、被
選別物の転がりを規制する規制体を備えた規制手段を、
前記搬送コンベアの被選別物移送面上部に配置するもの
である。
選別コンベアに略直角に配置されている引出コンベアに
より、請求項1記載の搬送コンベアに送られる。この引
出コンベアには搬送コンベアへ被選別物が自然に流下し
ないように規制が必要であるが、これを搬送コンベアの
被選別物移送面上部に設けた規制体が植設された規制手
段により行う。この規制手段は移送方向、移送速度が搬
送コンベアと略同じで、一周毎に規制体が引出コンベア
からの流下を規制する。
果機等の搬送コンベアにおいて、選果機等の搬送コンベ
アに略平行して、空箱供給用のコンベアを配設するもの
である。選果機等の搬送コンベア搬送面に移送された被
選別物と段ボールの空箱とを見比べることにより、空箱
の不足を容易に判断できる。また、各搬送コンベアに載
置可能な被選別物の数が予め分かっているので、下流の
複数の搬送コンベアに被選別物が載置されている場合
は、一部の被選別物を第2の空箱に投入でき、一度に複
数の箱詰めが行える。
ベアに処理能力の変動が生じても、搬送コンベア上の被
選別物個数を多くすることにより、安定して、迅速に箱
詰作業が行える。
箱詰めに必要な個数ずつ過不足無く、また、被選別物を
損傷することなく順次搬送できる。請求項3記載の発明
によれば、規制体によって被選別物は転がり方向が規制
され搬送コンベア上をずれることなく所定個数ずつ搬送
されるため、箱詰位置である最下流側の搬送コンベアに
おいても整然と被選別物が並べられて、取り出し易くな
る。
を容易に判断でき、また、一度に複数の箱詰めが行える
ため、選別コンベアの処理能力が上がっても、容易に対
処して効率を上げることができる。
例の形態について説明する。図1は本発明に係わる選別
施設の平面図であり、ここでは選別ラインが二条の場合
(ラインAとラインB)の胡瓜用選果施設を示しており、
両ラインとも構成は同じため一方のみに符号を付して説
明する。
被選別物1を専用のコンテナに収納して集める荷受部
(N)が設けられており、この被選別物1を収納するコ
ンテナ2は、ベルトコンベア3を介して重量計測が行わ
れるコンテナスケール4に接続されている。続いてコン
テナスケール4は、通常コンテナダンパあるいはオート
ダンパなどと呼ばれている反転コンベア5に接続される
と共に、予め設定した重量を越えるコンテナ2を排除す
る分岐コンベア6に接続され、反転コンベア5は、さら
に、ベルトコンベア7に接続されている。
別コンベア8に搬送する。選別コンベア8の側部には搬
送された被選別物1を形、つや、キズなどにより目視で
判定・除去する等級評価部9が設置されている。等級評
価部9では等級評価員10が前記評価を行うと同時に、
ベルトコンベア7に続く選別コンベア8のトレイ11上
に、被選別物1を一本ずつ載置する作業を行っている。
に、中央部が下方に窪み、被選別物1を受ける前記トレ
イ11を多数装着したコンベアであって、ベルトコンベ
ア7に近接してその始端側を設け、下流に向けて配置さ
れ、その途中に被選別物1の太さとそり、または色等を
計測するCCDカメラ12’、12’’が内蔵された検査
装置12が配設され、その下流に、前記計測結果に基づ
いて被選別物1を階級別に分級する分級部13が配設さ
れている。
は、既知の自動箱詰装置14が設置され、前記自動箱詰
装置14より下流では、手作業により箱詰め作業を行う
分級区間が順次配設されている。例えば、自動箱詰装置
14が配設された分級部13では、階級M(中)が割り当
てられ、その下流から、順次、「階級S(小)」、「階級
L(大)」、「階級LL(特大)」等と区分されている。
ラインBとの間には、手作業により箱詰めを行う箱詰作
業員15が配置されており、前記選別コンベア8により
分級された被選別物1を箱詰作業員15側に搬送する引
出コンベア16が、選別コンベア8にほぼ直角で、相互
に対向すべく配置されている。
条に配列されており、両外側の選別コンベア81は等級
「秀」、その内側の選別コンベア82は「優」、中央の
選別コンベア83は「良」と設定され、等級評価員10
が前記評価に基づいて、被選別物1をトレイ11に載置
するようになっている。(図2、図3参照) 中央の「良」等級の選別コンベア83には、トレイ11
を連結した無端チェーンコンベア83の手前に、被選別
物1をバラ状態で載置可能な投入コンベア17が設けら
れ、無端チェーンベルト83と投入コンベア17間には
供給フィーダ18、乗継コンベア19が夫々設けられて
いる。供給フィーダ18は投入コンベア17からバラ状
態で送られてきた被選別物1を乗継コンベア19へ整列
させて供給する装置で、乗継コンベア19は所定間隔置
きに整列された被選別物1を一個ずつトレイ11に載せ
る装置である。
ベア83にバラ載せ部を構成したのは、「良」等級の被
選別物1は色彩選別を省略でき、検査装置12にかける
ためにトレイ11に載置する際、「秀」または「良」等
級の選別コンベア81,82のように、特定の姿勢に固
定する必要がないためである。
等級評価員10からトレイ11までの距離が遠い選別コ
ンベア8を構成しても、所定の等級毎に被選別物1を検
査装置12に通すことが可能な選果施設を提供すること
ができ、選果処理能率を向上できる。
5条としているが、これ以上の条数の選別コンベア8を
構成することも可能である。検査装置12は前記のごと
く被選別物1の色彩、形状を所定の基準値に基づいて判
定する装置で、制御装置(図示省略)は該判定に基づい
てトレイ11を傾斜させ、被選別物1を分級部13の所
定位置で排出する。
20および被選別物1の規制手段としての規制体移送装
置21について説明する。前記引出コンベア16の下流
には複数の搬送コンベア22,23,..を直列に配置
した選果機等の搬送コンベア20が設けられている。
車26と従動車27間に柔軟なベルト28を巻き掛けし
た周知のコンベアで、この実施例では第1搬送コンベア
22から第4搬送コンベア25まで4基並べられてい
る。夫々の駆動車26は後述する搬送ベルト終端部29
に設けた被選別物検出装置S1〜S4の信号に基づい
て、駆動車26に直結したモータMにより回転制御され
る。
設置され、該シュート31終端部上方には被選別物1の
有無を検出する検出装置S5が設けられ、シュート31
に隣接する第1搬送コンベア22上方には、駆動車33
と従動車34を有し、両車に巻き掛けされ、シュート3
1まで搬送された被選別物1の流下を規制する規制体3
5を植設したベルト36からなる規制体移送装置21が
配設されている。
は第1搬送コンベア22の幅に略等しく、規制体35は
ベルト36に2箇所植設され、ブラシ状のゴムまたは樹
脂からできている。この2箇所の規制体35は一方がシ
ュート31下部に位置するとき、他方が第1搬送コンベ
ア22終端側に位置するようになっており、規制体35
と第1搬送コンベア22の被選別物移送面Hとは僅かの
隙間があり、規制体35が被選別物1を背面から確実に
捉えて第1搬送コンベア22と共に移送するようになっ
ている。
装置21とは略同期して、また略同速度で移動すべく、
第1搬送コンベア22の駆動車26と規制体移送装置2
1の駆動車33とはタイミングベルトまたはチェーン3
8、ギヤ組39が設けられている。
物検出装置S1は、第1搬送コンベア22の両側部に夫
々発光部と受光部を備え、該発光部からの光を被選別物
が遮ることにより感知する光学式であっても、あるい
は、被選別物1の当接により感知を行う機械式等、いず
れの方式であってもよく、被選別物検出装置S1の検出
信号は制御装置40に入力され、制御装置40はこの信
号に基づいて、第1搬送コンベア22の駆動用モータM
を駆動するようになっている。
別物検出装置S1と同一の構成であり、第1搬送コンベ
ア22〜第4搬送コンベア25はいずれも同一構成とし
ている。次に、箱詰めするための段ボール箱等Bの空箱
供給ライン50について図5(1),図5(2)により
説明する。
を枠体52に枢支した周知のコンベアからなり、前記選
果機等の搬送コンベア20と略平行に配設し、選果機等
の搬送コンベア20と略同一長さである。空箱供給ライ
ン50の終端部には片持ち状態にて、水平姿勢と先端下
げ姿勢とに切替可能な送出コンベア53が設けられ、送
出コンベア53が先端下げ姿勢のときに接続状態となる
製品搬送ライン60が空箱供給ライン50の下方に配設
されている。
選別物1の搬送に沿って説明する。荷受けされた被選別
物1が等級評価部9に搬送され、等級評価員は10は被
選別物1を個別に「秀」、「優」、「良」に目視選別
し、「秀」ならば両外側の選別コンベア81のトレイ1
1に載置し、「優」ならばその内側のトレイ11に、さ
らに「良」ならば中央の投入コンベア83に載せる。
「秀」、または「優」の選別コンベア81,82のトレ
イ11に載置された被選別物1は、下流の検査装置12
に送られ、色彩、形状が判定され、制御装置により、検
査装置12の信号に基づいて所定の分級部13にて排出
される。
フィーダ18、乗継コンベア19を介してトレイ11に
載置され、前記検査装置12では形状が判定され、規格
内の被選別物1は所定の分級部13から排出され、規格
外品は選別コンベア8最終端に搬送され、排出される。
引出コンベア16に落下し、引出コンベア16によりシ
ュート31に送られる。シュート31先端に被選別物1
が搬送されると被選別物検出装置S5が被選別物有りと
判定し、所定時間経過すると、第1搬送コンベア22が
モータMにより駆動され、該モータMの駆動により、駆
動車26、タイミングベルト38、ギヤ組39を介し
て、規制体移送装置21が第1搬送コンベア22と略同
速度にて、同方向に移動運転される。
側29に来ると同時に、被選別物検出装置S1が被選別
物1有りを検出すると、第1搬送コンベア22と規制体
移送装置22の運転が停止される。また、これと同時に
引出コンベア16が一時的に停止する。
られた被選別物検出装置S2が被選別物1無しを検出す
ると、第2搬送コンベア23は第1搬送コンベア22と
共に略同速度で被選別物1を移送する。被選別物検出装
置S2が被選別物1有りを検出すると、第1搬送コンベ
ア22は、第2搬送コンベア23と共に搬送を停止す
る。また、これと同時に引出コンベア16が再運転さ
れ、このとき規制体移送装置21の規制体35は、シュ
ート31先端にて待機状態になっている。
され終わった時点で、第3搬送コンベア24終端側に設
けられた被選別物検出装置S3が被選別物1無しを検出
すると、第3搬送コンベア24は第2搬送コンベア23
と共に略同速度で被選別物1を搬送する。
検出すると、第2搬送コンベア23、第3搬送コンベア
24共に搬送を停止する。以下、第4搬送コンベア25
も前記と同様に、第4搬送コンベア25終端側に設けら
れた被選別物検出装置S4に基づいて運転される。
にて、第4搬送コンベア25の被選別物検出装置S4が
被選別物1有りを検出する間行われ、、該被選別物検出
装置S4が被選別物1無しを検出すると、一旦、第4搬
送コンベア25のみ搬送運転し、所定時間経過しても被
選別物検出装置S4が被選別物1無しを検出すると、前
記の搬送運転方法に準じて、第3搬送コンベア24から
第4搬送コンベア25へ被選別物1が搬送される。
被選別物1が載置されている限りは、隣接する上流側の
搬送コンベア24から被選別物1が搬送されないため、
搬送コンベア22,23,..上には整然と被選別物が
並び、箱詰めし易くなる。なお、第3搬送コンベア24
と第4搬送コンベア25のように、箱詰め作業側の搬送
コンベアのいくつかには、被選別物検出装置S3,S4
が被選別物1無しを検出すると所定時間、当該搬送コン
ベア24,25のみ搬送運転する制御にしてもよい。
4搬送コンベア25上の被選別物1の箱詰めが行われて
いる一方で、第3搬送コンベア24上に載置されている
被選別物1を箱詰めするのである。第3搬送コンベア2
4終端側の被選別物検出装置S3が被選別物1無しを検
出しても、第2搬送コンベア23から被選別物1は所定
時間移送されないため、この間に第3搬送コンベア24
上の被選別物1を全て箱詰めする。第4搬送コンベア2
5上の被選別物1もほぼ同時に箱詰めされるため、第2
搬送コンベア23からは2列分の被選別物が続いて搬送
され、引き続いて上記のように同時に箱詰めが行われ
る。
上の被選別物1を、第4搬送コンベア25としばらくの
間独立して運転することができ、供給された空箱に第3
搬送コンベア24、第4搬送コンベア25夫々から被選
別物1を箱詰めすることが可能になり、箱詰め作業を迅
速に行える。
載置され、その先端下げ姿勢により、製品搬送ライン6
0に送り出される。次に図6に基づいて、前記選果機等
の搬送コンベア20のうち一基を水平面内にて180度
回転させて、被選別物1の向きを反転する選果機等の搬
送コンベア20を説明する。
茄子のように首部と先部では形状が著しく異なる長物野
菜を効率よく箱詰めしようとするもので、前記選果機等
の搬送コンベア20の最終段の搬送コンベア25を水平
面内にて180度回転自在に支持すると共に、隣接する
上流側の搬送コンベア24よりも下方に被選別物載置面
Hを配置し、最終段搬送コンベア25の前後端には被選
別物検出装置S7,S8を設け、該被選別物検出装置S
7,S8の検出信号に基づいて、搬送コンベア25の反
転を交互に繰り返して、被選別物1を排出すべく構成し
たことを特徴とする。
いる等級評価員10は、供給された長物野菜1を一定向
きにしてトレイ11に等級毎に載置する。検査装置12
により階級判定された長物野菜1は所定の分級部13に
て引出コンベア16に排出される。引出コンベア16か
ら搬出された長物野菜1は、前述の搬送運転方法に準じ
て第3搬送コンベア24の終端部に至る。
けている被選別物検出装置S7が長物野菜1無しを検出
すると第4搬送コンベア25は第3搬送コンベア24と
略同期して、また、略同速度にて長物野菜1を第3搬送
コンベア24から移送される。長物野菜1が第4搬送コ
ンベア25先端に至ると第3搬送コンベア24の運転が
停止され、引き続いて、第4搬送コンベア25は、その
フレーム70を回転するモータM1により、180度回
転される。
ンベア25上の長物野菜1をその先端から空箱Bへ箱詰
めしていき、第4搬送コンベア25の先端部の長物野菜
1が無くなると、被選別物検出装置S8が長物野菜有り
を検出するまで、モータMにより第4搬送コンベア25
が駆動され、所定時間経過しても被選別物検出装置S8
が長物野菜1有りを検出しないとき、この状態で第3搬
送コンベア24から長物野菜1が第4搬送コンベア25
に移送される。
0度回転した姿勢で箱詰めが行われ、次に、第3搬送コ
ンベア24から移送された長物はそのままの姿勢で箱詰
めされることになる。そして、第4搬送コンベア25の
前後端に設けている被選別物検出装置S7,S8が夫々
交互に第4搬送コンベア25終端側の被選別物検出装置
として動作信号を発信することになる。
毎に長物野菜1の姿勢を変えて箱詰めする必要が無く、
箱詰めが迅速に行えると共に、空箱Bに無駄なスペース
を生じることなく充填率の高い箱詰めが行える。次に、
図7により被選別物1を載置し、検査装置12に送るト
レイ80について説明する。
形状の容器81に、底部82から上縁部83に渡り外径
が同じで内径の異なるドーナツ状のクッション材C1〜
C6をすり鉢形状に順次敷き詰めてなるトレイ80で、
底部82にはトレイ80に載置する被選別物1の品質を
検査するための検査用貫通穴84を形成したことを特徴
とする。
開昭64−25388号公報、特開平10−24928
6号公報、特2000−254594号公報のように種
々のトレイがある。これらトレイに要求される事項は被
選別物1を確実に固定し、衝撃等が生じても容易に転が
り落ちることが無く、内部品質等を検査するために適し
た形状になっていることである。
の形状に適したトレイを複数製作する必要があり、年間
を通じて複数種類の果菜等を選別、検査可能な選果施設
にするにはコストと共に、使用しないトレイを保管する
場所が増大するという欠点があった。
ので汎用性に富み、その結果、コストを低減するトレイ
を提供する。図7に示すトレイ80においては、上面8
3を開放し、一部貫通穴84を形成した底面を有する円
筒形状の筒体81に、ドーナツ形状の例えば発泡ウレタ
ンフォームからなるクッション材C1〜C6を6枚積層
して、被選別物1の受部85としている。
り外すことができ、例えば、図8に示すように前記トレ
イ90を底穴84が共有するように接合し、夫々に適宜
異なるクッション材を敷き詰めることにより、一つのト
レイで2種類の被選別物1,1’を搬送可能にしてい
る。
レイ100の底板101を調節可能102に構成し、球
形の農産物とやや扁平な農産物と両方、同じトレイ10
0により搬送と検査をおこなうことができるようにして
いる。また、前記クッション材C1〜C6は階段状に積
層されているため、被選別物1を載置したとき、被選別
物1とクッション材C1〜C6との接触面(図8斜線
部)は、支持形状をひれ状片にした場合や、あるいは円
錐面状とした場合に比べて非常に広くなり、このため底
部の穴84から検査用光が通る以外は外部から光が侵入
することがなく、密着性を高めて検査精度を向上するこ
とができる。
い場合や、選別ラインにおいて、搬送速度が遅く衝撃等
の発生が少ない場合は、図10のように果菜類1の受部
両面Kを樹脂またはゴム材料により一体的に形成し、汎
用性があり低コストなトレイ110とすることができ
る。
ついて説明する。前記選別ライン(A,B)では荷受部
Nにおいて、搬入者がコンテナ2で被選別物1を搬入す
ると、搬入者コード、コンテナ個数等を記載した伝票が
コンテナ2に添付され、これを選別コンベア8の等級評
価部9に搬送する。等級評価部9に配置している等級評
価員10は、搬入されたコンテナ2を等級評価部9に広
げて、等級判定に基づいて所定のトレイ11に被選別物
1を載置する作業を伝票に記載されたコンテナ個数分行
う。
選別物1が検査装置12を通過した後、等級評価員10
が情報端末105のボタン入力やキー入力操作して行わ
れ、これにより検査装置12による搬入者コード別の集
計データが次の搬入者に切り替わるようになっている。
選別物1が検査装置12を通過するのを確認するまで待
機し、最終被選別物1が検査装置12を通過してから次
の荷受を等級評価部9へ供給しており、入荷情報を切り
替える荷受の過渡期には能率が低下するという問題があ
った。
を解決しようとするもので、選別コンベア8の搬送途中
に設けられ、被選別物の色彩、形状を検出することによ
り被選別物を所定の分級部13にて排出制御する検査装
置12において、予め指定した色彩情報かつ/または形
状データを検出すると、検査装置12は前記荷受集計デ
ータを更新するようにしている。
の色彩かつ/または形状を具備したダミー110を用意
し、次の搬入者の荷受を等級評価部9に受け入れなが
ら、先の搬入者の荷受の最終トレイ11に前記ダミー1
10を載置し、引き続いて、次の荷受の被選別物1’を
トレイ11に載置していく。
と、検査装置12から情報端末105に信号が発信さ
れ、検査装置12による以降の被選別物1の集計データ
は次の搬入者の荷受集計データとして管理されるのであ
る。このようにすると、メモリーカードを埋設した搬送
体およびその識別装置等のIC機器を設けることなく、
従来からある検査装置12の読み取りプログラムの変更
のみにより、入荷情報を確実に切り替えることができ
る、低コストな選別施設とすることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 被選別物を選別した後、被選別物を箱
詰め部に搬送するコンベアであって、被選別物を等級ま
たは階級毎に選別し所定の分級位置へ排出する選別コン
ベアと、分級され排出された被選別物を箱詰めする箱詰
め部との間に複数の搬送コンベアを直列に配置したこと
を特徴とする選果機等の搬送コンベア。 - 【請求項2】 前記各搬送コンベアの終端側には被選
別物の有無を検出する検出手段を配設し、下流側の搬送
コンベアの検出手段が被選別物無しを検出すると、隣接
した上流側の前記検出手段が被選別物無しを検出するま
で、上流側搬送コンベアから下流側搬送コンベアへ、共
に略同期して被選別物を搬送すべく制御したことを特徴
とする請求項1記載の選果機等の搬送コンベア。 - 【請求項3】 前記搬送コンベアに略同期すると共に
移送方向及び移送速度を略同じくし、被選別物の転がり
を規制する規制体を備えた規制手段を、前記搬送コンベ
アの被選別物移送面上部に配置したことを特徴とする請
求項1記載の選果機等の搬送コンベア。 - 【請求項4】 前記直列に配置した搬送コンベアに略
平行して、空箱供給用のコンベアを配設したことを特徴
とする請求項1記載の選果機等の搬送コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002057607A JP2003252427A (ja) | 2002-03-04 | 2002-03-04 | 選果機等の搬送コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002057607A JP2003252427A (ja) | 2002-03-04 | 2002-03-04 | 選果機等の搬送コンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003252427A true JP2003252427A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28667826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002057607A Pending JP2003252427A (ja) | 2002-03-04 | 2002-03-04 | 選果機等の搬送コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003252427A (ja) |
-
2002
- 2002-03-04 JP JP2002057607A patent/JP2003252427A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040531 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060911 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061017 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061218 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070313 |