JP2003244789A - スピーカ - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/06—Loudspeakers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/16—Mounting or tensioning of diaphragms or cones
- H04R7/18—Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery
Landscapes
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
の外径と同等又はそれ以上に設定することが可能で、大
入力が印加されてもエッジが確実に保持され、剥離のお
それのない信頼性の高い、耐久性の優れたスピーカを提
供する。 【解決手段】 ポットヨーク2とマグネット3およびポ
ールピース4からなる磁気回路と、この磁気回路に取付
けられるフレーム5と、外周部にロール状のエッジ6
を、中心部にボイスコイル7をそれぞれ固着した振動板
8と、フレーム5内に固定可能で、かつエッジ6の外周
部を全周にわたって貼着可能なエッジ貼着部9を有する
スペーサ10と、エッジ6の外径と同径もしくは径の大
きなダンパ11から構成され、フレーム5内に固着され
たスペーサ10のエッジ貼着部9に、エッジ6の外周部
を全周にわたって固着するとともに、ダンパ11によっ
てボイスコイル7を磁気ギャップ内に保持して振動板8
をフレーム5に固定する。
Description
オ、パソコンなど各種の音響機器に使用されるスピーカ
に係り、より詳しくは、最低共振周波数が低く、低域再
生が有利で、しかも耐久性に優れた信頼性の高いスピー
カに関するものである。
がコーン型のスピーカは、コーン・エッジとダンパをサ
スペンションとして振動板がフレーム内に取付けられ、
振動板の中心部(ネック部)に一体的に固着されたボイ
スコイルが、磁気回路内で正確に上下動することができ
るよう保持されているが、かかるサスペンションを構成
するダンパがスピーカの最低共振周波数foに大きく影
響を与えるため、横方向に強固に支持されていることが
必要であることはよく知られている。
ル内径より大きくし、さらにダンパの外形寸法を前記エ
ッジのロール外径より大きくした構成にすることによっ
て、エッジのロール内径を支点として振動板の重量バラ
ンスがとれ、振動板のローリングが防止でき、入力の向
上が図れ、さらには従来よりもダンパの外形寸法が大き
くできることにより最低共振周波数foの低減ができる
スピーカが提案されている。
レームの搭載面に保持固定し、前記振動板の基端又はボ
ビンを、ダンパを介して前記フレームに固定するように
したスピーカユニットにおいて、フレームの外周面に形
成されたエッジの搭載面に切欠部を形成し、この切欠部
に対応する部分を矢紙(ガスケット)又は台紙によって
支持することによってダンパの外径をエッジのロール外
径よりも大きくでき、最低共振周波数foを低下させる
ことのできるスピーカユニットも提案されている。
外径を、少なくともエッジのロールの外径よりも大きく
することによって最低共振周波数foを低下させる方式
のスピーカにおいて、前者のスピーカにあっては、振動
板は、ロール状に形成されたエッジのロール内径より大
きな外形寸法に形成されるため、当該振動板の外周部近
傍の裏面部にロール状のエッジの内周縁部を固着する特
殊な形状とせざるを得ず、かつ振動板全体の重量バラン
スを保持することが不可欠であるので、振動板の製造が
複雑になるとともに、ヨークの外径をフレームとの結合
部まで大きくする必要があるなど、スピーカの製造コス
トを押し上げるおそれがある。
は、前記のスピーカのように特殊な形状ではない点で優
れてはいるが、フレームの一部に切欠部を形成する必要
があるので、当該切欠部を打ち抜き形成することのでき
る鋼板の使用が不可欠とされるが、鋼板自体は内部損失
が少ないため、振動板が振動したときに生ずる共振を防
止するため、フレームや磁気回路の表面などに、共振止
めのブチルゴムなどの制動部材を貼着し、共振を吸収す
る必要が生ずる場合があり、部品点数の増加を招来し、
コストを押上げるおそれがある。
レーム自体が矩形状あるいは楕円形などの場合には、振
動板のエッジの外径よりも大きな径のダンパを装着する
ための切欠部を形成し、矢紙などを利用してブリッジ構
造を構成することが可能であるが、円形のフレームの場
合には、振動板の径よりも大きな径を有するダンパを装
着するための切欠部を形成することが不可能であるの
で、外形が円状の振動板には適用できないという問題点
がある。
エッジの上面は矢紙と一体化されるが、切欠部に位置す
るエッジの下面はなんら保護されていないので、スピー
カに大入力が印加されて振動板が下方に大きく動いたと
き、エッジが下方に引っ張られて切欠部のエッジと矢紙
の接合面が剥がれる可能性を有するので、信頼性におい
て問題を有するものである。
形に関係なく、あらゆるタイプの振動板であっても、ダ
ンパ径をエッジの外径と同等またはそれ以上に設定する
ことが可能で、大入力が印加されてもエッジが確実に保
持され剥離のおそれのない信頼性の高い、耐久性の優れ
たスピーカを提供することを目的とするものである。
共振を防止するための特別な手段を必要とせず、部品点
数を削減し、コストダウンを図ることのできるスピーカ
を提供せんとするものである。
め、この発明の請求項1に記載の発明は、ポットヨーク
とマグネット及びポールピースからなる磁気回路と、こ
の磁気回路に取付けられるフレームと、外周部にロール
状のエッジを、中心部にボイスコイルをそれぞれ固着し
た振動板と、前記フレーム内に固定可能で、かつエッジ
の外周部を全周にわたって貼着可能なエッジ貼着部を有
するスペーサと、前記エッジの外径と同径もしくは径の
大きなダンパとから構成され、前記フレーム内に固着さ
れたスペーサのエッジ貼着部に、エッジの外周部を全周
にわたって固着するとともに、前記ダンパによってボイ
スコイルを磁気回路の磁気ギャップ内に保持して振動板
をフレームに固定したことを特徴とするスピーカであ
る。
請求項1に記載のスピーカにおいて、前記フレームは、
その外周部にエッジの外周部を貼着するための貼着部を
有しないことを特徴とするものである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、前記スペーサは、
適用せんとするスピーカのエッジの外周部を全周にわた
って貼着することのできるエッジ貼着部と、このエッジ
貼着部の下面に配設固定される取付け脚からなることを
特徴とするものである。
請求項1に記載のスピーカにおいて、前記スペーサは、
所要の厚みを有する筒状体で形成され、上端のエッジ貼
着部が前記エッジの外周部と同形であることを特徴とす
るものである。
請求項1、3又は4のいずれかに記載のスピーカにおい
て、前記スペーサは、ABS樹脂またはエラストマーか
らなる振動吸収材で形成されていることを特徴とするも
のである。
ポットヨークとマグネット及びポールピースからなる磁
気回路と、この磁気回路に取付けられるフレームと、外
周部にロール状のエッジを、中心部にボイスコイルをそ
れぞれ固着したコーン状の振動板と、前記フレーム内に
固定可能で、かつフレームのエッジ貼着部の一部に、前
記エッジの外径と同径もしくは径の大きなダンパを挿入
するために形成された切欠部と相対する位置に、この切
欠部と係合するエッジ貼着部を有するスペーサとから構
成され、前記フレームのエッジ貼着部およびスペーサの
エッジ貼着部に、エッジの外周部を全周にわたって固着
するとともに、前記ダンパによってボイスコイルを磁気
回路の磁気ギャップ内に保持して振動板をフレームに固
定したことを特徴とするスピーカである。
請求項6に記載のスピーカにおいて、前記振動板は、楕
円形または矩形状であって、前記ダンパは、前記振動板
の短径方向におけるエッジの外径と同径もしくは大き
く、前記切欠部は、前記振動板の長径方向における中央
部において相対するエッジ貼着部に形成されていること
を特徴とするものである。
請求項6又は7に記載のスピーカにおいて、前記スペー
サは、ABS樹脂またはエラストマーからなる振動吸収
材で形成されていることを特徴とするものである。
しい実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明す
る。この発明のスピーカ1は、上部が開口した有底筒状
のポットヨーク2と、このポットヨーク2の内底部の中
央に配する円柱状の永久磁石からなるマグネット3と、
前記マグネット3上に積層固着されるポールピース4か
らなる磁気回路と、この磁気回路に取付けられるフレー
ム5と、外周部にロール状のエッジ6を、中心部にボイ
スコイル7をそれぞれ固着した振動板8と、前記フレー
ム5内に固定可能で、かつエッジ6の外周部と同形のエ
ッジ貼着部9を有するスペーサ10と、前記エッジ6の
外径と同径もしくは径の大きなダンパ11とから構成さ
れるものである。
に取付けられる防塵用のキャップ、13はフレーム6の
所要の部位に取付けられたターミナル、14はリード
線、15はロール状のエッジ6の外周縁上部に取付けら
れるガスケットを示す。
形が円形の場合には、前記エッジの外径と同径もしくは
径の大きなダンパが、また、振動板の外形が楕円形状又
は長方形状の場合には、振動板の短径方向におけるエッ
ジの外径と同径もしくは径の大きなダンパを使用するこ
とができる点に最大の特徴を有している。
装着されるもので、後記するスペーサ10およびダンパ
11を水平な状態で固定して保持することのできる固定
部5bを有するものであれば、その形状については特段
の限定はなく、たとえば図6に示されるようにフレーム
主体5aの外周部に立上り部を介して固定部5bを水平
状態で一体的に形成するとともに、この固定部5bの外
周縁部に高さの低い立上り部5cを形成し、フレーム5
の高さをスペーサ10の高さで調節することもできる。
aの外周部に立上り部を介して固定部5bを水平状態で
形成するとともに、この固定部5bの外周縁部に高さの
高い立上り部5cを連続的に一体成型し、各固定部5b
上にダンパ11の外周縁部とスペーサ10の取付け脚
を、接着剤などを使用して鉛直に固着するもので、基本
的には従来のフレームのように、その開口部の内側また
は外側にフランジを一体的に設けて振動板のエッジの外
周を貼着固定するためのエッジ貼着部を形成する必要が
ないので、フレームの加工が簡単かつ容易化されてコス
トダウンを図ることができる。
を装着するための透孔からなる取付け部を有するコーン
型で、外周部の形状は円形、楕円形、方形、長方形など
用途によって異なるものであるが、その外周縁にはロー
ル状のエッジ6が一体的に固着されたもので、当然のこ
とながらエッジ6の外形も取付けようとする振動板の形
状に対応して円形、楕円形、方形、長方形のものが採用
され、ドーム状のロールの位置は上向きであっても、下
向きであってもよい。
熱可塑性エラストマーを含むエラストマーなどの成型材
料で成型されたものであってもよいが、ブチルゴム、ニ
トリルゴム、スチレン・ブタジエンゴム、塩素化ポリエ
チエンゴム、エチレンプロピレンゴムなどの加硫ゴムで
形成されるもので、前記フレーム5内に取付けられると
ともに、振動板8の外周部に一体的に固着されたエッジ
6の外周部の全周を貼着することのできるエッジ貼着部
9を有するものであれば、具体的な形状、材質について
は特段の制限はないものである。
板に適用しようとする場合には、エッジ6の外形も当然
円形であるため、図2に示されるように、エッジ6の外
周部の全周を貼着することができるリング状のエッジ貼
着部9の下面に、フレーム5に載置固定するための複数
の取付け脚10aを均等に配置したもので、エッジの形
状が楕円形の場合には、図4に示すように、エッジ6の
外周部の全周を貼着することができる楕円形状のエッジ
貼着部9の下面に、フレーム5に載置固定するための複
数の取付け脚10aを均等に配置して形成するものであ
る。
は、図1で明らかなように、エッジ6の外周部を、磁気
回路部に対して水平面上で貼着することができれば、そ
の形状については特段の制限はないが、図6に示される
ようにエッジ貼着部9の頂面を外側に水平に延出させフ
ランジを形成し、このフランジの外周縁に沿って位置決
め用の立上り部10bを形成してもよい。
着部9の頂面を外側に水平に僅かに延出させフランジを
形成し、このフランジの先端面をフレーム5の立上り部
5cの内周面に当接させることによって、スペーサ10
の取付け位置を決めるとともに、前記立上り部5cの内
周面とスペーサ10の外周面との間に形成される空間部
に接着剤を充填するようにしてもよい。
ーサ10は、エッジ6の外周部の全周を貼着することの
できるエッジ貼着部9と、フレーム5に載置固定するた
めの複数の取付け脚10bとで構成しているが、たとえ
ば振動板が円形の場合には、フレーム5を図6に示すよ
うな形状とし、図示しないが、スペーサ10を所要の高
さと厚みとを有する筒状体で形成し、その周壁に所要形
状の空気抜き用の透孔を形成し、フレーム5の一部を実
質的にスペーサ10に持たせることも可能である。
ム5の中心部にポットヨーク2,マグネット3,ポール
ピース4からなる磁気回路を固着したのち、振動板8を
構成するエッジ6の外径と同径もしくは大きな径のダン
パ11の外周部11aをフレーム5の固定部5bに接着
固定し、ついで、このダンパ11の外周部11a上にス
ペーサ10を鉛直に接着固定し、振動板8の外周部に一
体的に取付けられたエッジ6の外周部6aを、全周にわ
たって接着剤を用いて前記スペーサ10のエッジ貼着部
9に固定し、その上面部にガスケット15を貼着する。
イル7を固着し、他端側をダンパ11の中心部に形成さ
れた透孔を貫通させて磁気回路の磁気ギャップ内に配置
し、ダンパ11とボイスコイル7とを接着固定し、ボイ
スコイル7を磁気ギャップ内に上下動自在に保持してス
ピーカ1を組立てるものである。
板の形状のいかんにかかわらず、当該振動板8のエッジ
の外径と同径もしくは径の大きなダンパ11を使用する
ことができるので、最低共振周波数foを低くし、低音
再生に有利なものとすることができる。
楕円形または矩形状であって、前記ダンパは、前記振動
板の短径方向におけるロールの外径よりも大きく、図9
に示めされる外形が長方形状のフレーム23に形成され
たエッジ貼着部24の、長径方向における中央部におい
て相対する部位に切欠部25を形成したスピーカに使用
するものであって、フレーム23に固着された磁気回路
の同心円上に配置されるリング状の取付け脚21の相対
する部位に、前記切欠部25と係合するエッジ貼着部2
2,22をABS樹脂やエラストマーなどの振動吸収材
で一体的に形成したものである。
着部22が密着して係合するようにスペーサ20をフレ
ームに固定すれば、フレームにエッジの外周部の全周を
貼着することのできるエッジ貼着部が形成されるので、
大入力によって振動板が上下方向に大きく振動しても、
エッジが剥がれるおそれはなく、信頼性の高い耐久性に
優れたスピーカとすることができる。
エッジの外周部を、フレーム内に装着するスペーサのエ
ッジ貼着部に接着固定するよう構成したので、フレーム
にエッジの貼着部を形成することなく、振動板とボイス
コイルをエッジ及びダンパからなるサスペンションで所
定の位置に確実に保持することができ、エッジの外径と
同径もしくは大きな径のダンパの使用を可能としたの
で、最低共振周波数foの低い、低音再生に有利なスピ
ーカを提供することができる。
周を貼着することのできるスペーサを、振動板の形状が
円形、楕円形、方形乃至長方形、さらには多角形などあ
らゆる形状のスピーカに装着することができるため、ど
のタイプのスピーカであってもエッジの外径と同径もし
くは径の大きなダンパの使用ができ、かつエッジが全周
にわたってスペーサとガスケットによって挟持されるの
で、振動板が大入力で大きく上下に振動してもエッジが
剥がれるおそれがなく、耐久性の優れた信頼性の高いス
ピーカを提供することができる。
はエラストマーで成型することによって、振動板からの
振動が可及的に吸収され、かかる振動防止のために使用
されていたフレームや磁気回路などへの振動吸収材の貼
着工程をなくし、生産コストの引下げを実現させること
ができる。
において、フレームのエッジ貼着部に、短径方向におけ
るエッジの外径と同径もしくは径の大きなダンパを使用
するに際しても、当該切欠部に適合する形状のエッジ貼
着部を有するスペーサを使用することによって、振動板
が大入力で大きく上下方向に振動してもエッジが剥がれ
るおそれがなく、耐久性の優れた信頼性の高いスピーカ
とすることができる。
る。
視図である。
ある。
ある。
図である。
図である。
き平面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】ポットヨークとマグネット及びポールピー
スからなる磁気回路と、 この磁気回路に取付けられるフレームと、 外周部にロール状のエッジを、中心部にボイスコイルを
それぞれ固着したコーン状の振動板と、 前記フレーム内に固定可能で、かつエッジの外周部を全
周にわたって貼着可能なエッジ貼着部を有するスペーサ
と、 前記エッジの外径と同径もしくは径の大きなダンパとか
ら構成され、 前記フレーム内に固着されたスペーサのエッジ貼着部
に、エッジの外周部を全周にわたって固着するととも
に、前記ダンパによってボイスコイルを磁気回路の磁気
ギャップ内に保持して振動板をフレームに固定したこと
を特徴とするスピーカ。 - 【請求項2】前記フレームは、 その外周部にエッジの外周部を貼着するための貼着部を
有しないことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項3】前記スペーサは、 適用せんとするスピーカのエッジの外周部を全周にわた
って貼着することのできるエッジ貼着部と、このエッジ
貼着部の下面に配設固定される取付け脚からなることを
特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項4】前記スペーサは、 所要の厚みを有する筒状体で形成され、上端のエッジ貼
着部が前記エッジの外周部と同形であることを特徴とす
る請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項5】前記スペーサは、 ABS樹脂またはエラストマーからなる振動吸収材で形
成されていることを特徴とする請求項1、3又は4のい
ずれかに記載のスピーカ。 - 【請求項6】ポットヨークとマグネット及びポールピー
スからなる磁気回路と、 この磁気回路に取付けられるフレームと、 外周部にロール状のエッジを、中心部にボイスコイルを
それぞれ固着したコーン状の振動板と、 前記フレーム内に固定可能で、かつフレームのエッジ貼
着部の一部に、前記エッジの外径と同径もしくは径の大
きなダンパを挿入するために形成された切欠部と相対す
る位置に、この切欠部と係合するエッジ貼着部を有する
スペーサとから構成され、 前記フレームのエッジ貼着部およびスペーサのエッジ貼
着部に、エッジの外周部を全周にわたって固着するとと
もに、前記ダンパによってボイスコイルを磁気回路の磁
気ギャップ内に保持して振動板をフレームに固定したこ
とを特徴とするスピーカ。 - 【請求項7】前記振動板は、楕円形または矩形状であっ
て、 前記ダンパは、前記振動板の短径方向におけるエッジの
外径と同径もしくは大きく、 前記切欠部は、前記振動板の長径方向における中央部に
おいて相対するエッジ貼着部に形成されていることを特
徴とする請求項6に記載のスピーカ。 - 【請求項8】前記スペーサは、 ABS樹脂又はエラストマーからなる振動吸収材で形成
されていることを特徴とする請求項6又は7に記載のス
ピーカ。
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