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JP2003244043A - ダイバーシチ受信回路 - Google Patents

ダイバーシチ受信回路

Info

Publication number
JP2003244043A
JP2003244043A JP2002039806A JP2002039806A JP2003244043A JP 2003244043 A JP2003244043 A JP 2003244043A JP 2002039806 A JP2002039806 A JP 2002039806A JP 2002039806 A JP2002039806 A JP 2002039806A JP 2003244043 A JP2003244043 A JP 2003244043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
diversity
output
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002039806A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Mochizuki
伸晃 望月
Osamu Kagami
修 加々見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2002039806A priority Critical patent/JP2003244043A/ja
Publication of JP2003244043A publication Critical patent/JP2003244043A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不要な雑音の増幅を防ぎ、ダイバーシチ利得
の特性の劣化を抑えることができるダイバーシチ受信回
路を提供することを目的とする。 【構成】 ダイバーシチ受信回路であって、信号の受信
電力値をアンテナ系列ごとに検出し出力する電力検出回
路と、受信電力値の各アンテナ系列相互間における差が
閾値以上ならばアンテナ選択ダイバーシチ信号、閾値以
下ならば信号合成ダイバーシチ信号を出力するダイバー
シチ選択回路と、受信信号の信号品質を測定し最良な信
号品質となるアンテナの受信信号を出力するアンテナ選
択回路と、受信信号を合成し出力する受信信号合成回路
と、ダイバーシチ選択回路の出力信号がアンテナ選択ダ
イバーシチ信号の場合にはアンテナ選択回路の出力信
号、ダイバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイバ
ーシチ信号の場合には信号合成回路の出力信号を出力す
るダイバーシチ切替回路と備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信で用いられるダイバーシチ受信回路に関し、特に、無
線伝送で複数のアンテナ系列を用いた空間ダイバーシチ
を行うダイバーシチ受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】無線伝送方式では、フェージングの影響
を軽減するために、複数のアンテナを用いた受信ダイバ
ーシチ方式を採用する場合が多い。この受信ダイバーシ
チ方式としては、一般に、最大比合成や同位相合成など
の合成方式や、最良の品質のアンテナを選択する選択方
式が用いる。
【0003】図4は、従来のダイバーシチ受信回路の構
成を示す図であり、このダイバーシチ受信回路は、上記
合成方式を実現するものである。2つの受信アンテナ8
0により無線信号が受信され、受信された無線信号S0
は復調回路83に入力される。復調回路83は、無線信
号S0を復調して信号S3を出力する。復調回路83か
ら出力された信号S3は、信号合成回路84に入力され
る。受信信号合成回路84は各アンテナ系列からの信号
S3を同相合成して、該合成した信号S4を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に高速フ
ェージング環境下では伝搬路の空間相関が低いため、同
一信号の受信電力がアンテナ毎に大きく異なることがあ
る。このような状況において受信電力差が大きい場合、
受信電力が小さい方のアンテナ系列のC/Nが低くなっ
てしまう。したがって、この場合、上記従来のダイバー
シチ受信回路によって、各アンテナ系列からの受信信号
を合成しても、雑音の影響が大きくなり、ダイバーシチ
利得がなくなってしまうという問題が生じる。
【0005】また、上記従来のダイバーシチ受信回路で
は、上記雑音の影響が大きくなり、受信電力がほぼ雑音
レベルとなる場合には、雑音のみを増幅してしまう。し
たがって、この場合、上記従来のダイバーシチ受信回路
を使用すると、受信ダイバーシチを行わない場合と比
べ、かえって特性が劣化してしまうという問題も生じ
る。
【0006】そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、ア
ンテナ系列間の受信電力の差が非常に大きい場合でも、
不要な雑音の増幅を防ぎ、ダイバーシチ利得の特性の劣
化を抑えることができるダイバーシチ受信回路を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題は、前記特許請求の範囲に記載の手段により、解決さ
れる。すなわち、請求項1に記載の発明は、無線信号を
受信する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにおい
て受信された信号を復調する復調回路と、を備えるダイ
バーシチ受信回路であって、前記複数のアンテナにおい
て受信された無線信号を入力され、該無線信号の受信電
力値をアンテナ系列ごとに検出し、出力する電力検出回
路と、前記電力検出回路から出力される各アンテナ系列
の受信電力値を入力され、該受信電力値の該各アンテナ
系列相互間における差が、あらかじめ定められた閾値以
上ならば、アンテナ選択ダイバーシチ信号を出力する一
方、該閾値以下ならば、信号合成ダイバーシチ信号を出
力するダイバーシチ選択回路と、前記復調回路から出力
される受信信号の信号品質を測定しその測定結果を用い
て最良な信号品質となるアンテナの受信信号を出力する
アンテナ選択回路と、前記復調回路から出力される受信
信号を合成した信号を出力する受信信号合成回路と、前
記ダイバーシチ選択回路の出力信号および前記アンテナ
選択回路の出力信号および前記受信信号合成回路の出力
信号を入力され、前記ダイバーシチ選択回路の出力信号
が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合には、前記
アンテナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記ダイ
バーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイバーシチ信
号の場合には、前記信号合成回路の出力信号を出力する
ダイバーシチ切替回路と、を備えることを特徴とするダ
イバーシチ受信回路である。
【0008】請求項2に記載の発明は、無線信号を受信
する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにおいて受
信された信号を復調する復調回路と、を備えるダイバー
シチ受信回路であって、前記複数のアンテナにおいて受
信された無線信号を入力され、該無線信号の受信電力値
をアンテナ系列ごとに検出し、出力する電力検出回路
と、前記電力検出回路から出力される各アンテナ系列の
受信電力値を入力され、該受信電力値の最小受信電力値
が閾値以下ならば、アンテナ選択ダイバーシチ信号を出
力する一方、該閾値以上ならば、信号合成ダイバーシチ
信号を出力するダイバーシチ選択回路と、前記復調回路
から出力される受信信号の信号品質を測定しその測定結
果を用いて最良な信号品質となるアンテナの受信信号を
出力するアンテナ選択回路と、前記復調回路から出力さ
れる受信信号を合成した信号を出力する受信信号合成回
路と、前記ダイバーシチ選択回路の出力信号およびアン
テナ選択回路の出力信号および前記受信信号合成回路の
出力信号を入力され、前記ダイバーシチ選択回路の出力
信号が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合には、
前記アンテナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記
ダイバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイバーシ
チ信号の場合には、前記信号合成回路の出力信号を出力
するダイバーシチ切替回路と、を備えることを特徴とす
るダイバーシチ受信回路である。
【0009】請求項3に記載の発明は、無線信号を受信
する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにおいて受
信された信号を復調する復調回路と、を備えるダイバー
シチ受信回路であって、前記複数のアンテナにおいて受
信された無線信号を入力され、該無線信号の受信電力値
をアンテナ系列ごとに検出し、出力する電力検出回路
と、前記電力検出回路から出力される各アンテナ系列の
受信電力値を入力され、該受信電力値の該各アンテナ系
列相互間における差があらかじめ定められた閾値以上で
あり、かつ、受信電力値の最小受信電力値が閾値以下な
らば、アンテナ選択ダイバーシチ信号を出力する一方、
該受信電力値の該各アンテナ系列相互間における差があ
らかじめ定められた閾値以下であり、かつ、受信電力値
の最小受信電力値が閾値以上ならば、信号合成ダイバー
シチ信号を出力するダイバーシチ選択回路と、前記復調
回路から出力される受信信号の信号品質を測定しその測
定結果を用いて最良な信号品質となるアンテナの受信信
号を出力するアンテナ選択回路と、前記復調回路から出
力される受信信号を合成した信号を出力する受信信号合
成回路と、前記ダイバーシチ選択回路の出力信号および
前記アンテナ選択回路の出力信号および前記受信信号合
成回路の出力信号を入力され、前記ダイバーシチ選択回
路の出力信号が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場
合には、前記アンテナ選択回路の出力信号を出力する一
方、前記ダイバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダ
イバーシチ信号の場合には、前記信号合成回路の出力信
号を出力するダイバーシチ切替回路と、を備えることを
特徴とするダイバーシチ受信回路である。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記復調回路
は、OFDM信号を復調する復調回路であることを特微
とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のダイ
バーシチ受信回路である。
【0011】請求項5に記載の発明は、無線信号を受信
する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにおいて受
信されたOFDM信号を復調する復調回路と、を備える
ダイバーシチ受信回路であって、前記復調回路から出力
されるサブキャリア信号の電力値をサブキャリア周波数
毎に検出し、出力するサブキャリア毎電力検出回路と、
前記サブキャリア毎電力検出回路から出力される電力値
を入力され、該電力値の該各アンテナ系列相互間におけ
る差が、あらかじめ定められた閾値以上ならば、アンテ
ナ選択ダイバーシチ信号を出力する一方、該閾値以下な
らば、信号合成ダイバーシチ信号を出力するサブキャリ
ア毎ダイバーシチ選択回路と、前記復調回路から出力さ
れる受信信号の信号品質を測定しその測定結果を用いて
最良な信号品質となるアンテナの受信信号を出力するサ
ブキャリア毎アンテナ選択回路と、前記復調回路から出
力される受信信号を合成した信号を出力するサブキャリ
ア毎受信信号合成回路と、前記サブキャリア毎ダイバー
シチ選択回路の出力信号および前記サブキャリア毎アン
テナ選択回路の出力信号および前記サブキャリア毎受信
信号合成回路の出力信号を入力され、前記サブキャリア
毎ダイバーシチ選択回路の出力信号が前記アンテナ選択
ダイバーシチ信号の場合には、前記サブキャリア毎アン
テナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記サブキャ
リア毎ダイバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイ
バーシチ信号の場合には、前記信号合成回路の出力信号
を出力するサブキャリア毎ダイバーシチ切替回路と、を
備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路である。
【0012】請求項6に記載の発明は、無線信号を受信
する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにおいて受
信されたOFDM信号を復調する復調回路と、を備える
ダイバーシチ受信回路であって、前記復調回路から出力
されるサブキャリア信号の電力値をサブキャリア周波数
毎に検出し、出力するサブキャリア毎電力検出回路と、
前記サブキャリア毎電力検出回路から出力される電力値
を入力され、該電力値の最小電力値が閾値以下ならば、
アンテナ選択ダイバーシチ信号を出力する一方、該閾値
以上ならば、信号合成ダイバーシチ信号を出力するサブ
キャリア毎ダイバーシチ選択回路と、前記復調回路から
出力される受信信号の信号品質を測定しその測定結果を
用いて最良な信号品質となるアンテナの受信信号を出力
するサブキャリア毎アンテナ選択回路と、前記復調回路
から出力される受信信号を合成した信号を出力するサブ
キャリア毎受信信号合成回路と、前記サブキャリア毎ダ
イバーシチ選択回路の出力信号およびサブキャリア毎ア
ンテナ選択回路の出力信号および前記サブキャリア毎受
信信号合成回路の出力信号を入力され、前記サブキャリ
ア毎ダイバーシチ選択回路の出力信号が前記アンテナ選
択ダイバーシチ信号の場合には、前記サブキャリア毎ア
ンテナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記サブキ
ャリア毎ダイバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダ
イバーシチ信号の場合には、前記信号合成回路の出力信
号を出力するサブキャリア毎ダイバーシチ切替回路と、
を備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路であ
る。
【0013】請求項7に記載の発明は、無線信号を受信
する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにおいて受
信されたOFDM信号を復調する復調回路と、を備える
ダイバーシチ受信回路であって、前記復調回路から出力
されるサブキャリア信号の電力値をサブキャリア周波数
毎に検出し、出力するサブキャリア毎電力検出回路と、
前記サブキャリア毎電力検出回路から出力される電力値
を入力され、該電力値の前記各アンテナ系列相互間にお
ける差があらかじめ定められた閾値以上であり、かつ、
該電力値の最小電力値が閾値以下ならば、アンテナ選択
ダイバーシチ信号を出力する一方、該電力値の該各アン
テナ系列相互間における差があらかじめ定められた閾値
以下であり、かつ、該電力値の最小電力値が閾値以上な
らば、信号合成ダイバーシチ信号を出力するサブキャリ
ア毎ダイバーシチ選択回路と、前記復調回路から出力さ
れる受信信号の信号品質を測定しその測定結果を用いて
最良な信号品質となるアンテナの受信信号を出力するサ
ブキャリア毎アンテナ選択回路と、前記復調回路から出
力される受信信号を合成した信号を出力するサブキャリ
ア毎受信信号合成回路と、前記サブキャリア毎ダイバー
シチ選択回路の出力信号および前記サブキャリア毎アン
テナ選択回路の出力信号および前記サブキャリア毎受信
信号合成回路の出力信号を入力され、前記サブキャリア
毎ダイバーシチ選択回路の出力信号が前記アンテナ選択
ダイバーシチ信号の場合には、前記サブキャリア毎アン
テナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記サブキャ
リア毎ダイバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイ
バーシチ信号の場合には、前記信号合成回路の出力信号
を出力するサブキャリア毎ダイバーシチ切替回路と、を
備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路である。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項4に記載
のダイバーシチ受信回路であって、前記電力検出回路か
ら出力される受信電力値に基づいて最大電力値のアンテ
ナの出力信号を出力する最大アンテナ選択回路と、前記
最大アンテナ選択回路の出力信号に基づいて、前記複数
のアンテナの受信信号からシンボルタイミングおよび周
波数誤差を検出し、出力する同期回路と、を備え、前記
復調回路は、前記同期回路から出力されるシンボルタイ
ミングと周波数誤差とに基づいて復調を行う、ことを特
微とするダイバーシチ受信回路である。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項5〜請求
項7のいずれか1項に記載のダイバーシチ受信回路であ
って、前記複数のアンテナにおいて受信された無線信号
を入力され、該無線信号の受信電力値をアンテナ系列ご
とに検出し、出力する電力検出回路と、前記電力検出回
路から出力される受信電力値に基づいて最大電力値のア
ンテナの出力信号を出力する最大アンテナ選択回路と、
前記最大アンテナ選択回路の出力信号に基づいて、前記
複数のアンテナの受信信号からシンボルタイミングおよ
び周波数誤差を検出し、出力する同期回路と、を備え、
前記復調回路は、前記同期回路から出力されるシンボル
タイミングと周波数誤差とに基づいて復調を行う、こと
を特微とするダイバーシチ受信回路である。
【0016】本発明に係るダイバーシチ受信回路は、ア
ンテナ間の受信電力に非常に差がある場合や、受信電力
の小さい方のアンテナ系列における受信信号のCNRが
非常に小さい場合には、合成方式のダイバーシチを行わ
ず、選択方式のダイバーシチを行う。
【0017】したがって、本発明に係るダイバーシチ受
信回路によれば、アンテナ間の受信電力に非常に差があ
る場合や受信電力の小さい方のアンテナ系列における受
信信号のCNRが非常に小さい場合における、不要な雑
音の増幅を防止することができる。
【0018】なお、請求項3または請求項7に記載の発
明に係るダイバーシチ選択回路またはサブキャリア毎ダ
イバーシチ選択回路は、サブキャリア毎電力検出回路か
ら出力される電力値の各アンテナ系列相互間における差
があらかじめ定められた閾値以上であり、かつ、該電力
値の最小電力値が閾値以上の場合(ケースA)には、ア
ンテナ選択ダイバーシチ信号または信号合成ダイバーシ
チ信号を出力する。
【0019】また、請求項3または請求項7に記載の発
明に係るダイバーシチ選択回路またはサブキャリア毎ダ
イバーシチ選択回路は、該電力値の該各アンテナ系列相
互間における差があらかじめ定められた閾値以下であ
り、かつ、該電力値の最小電力値が閾値以下の場合(ケ
ースB)にも、アンテナ選択ダイバーシチ信号または信
号合成ダイバーシチ信号を出力する。
【0020】すなわち、請求項3または請求項7に記載
の発明に係るダイバーシチ選択回路またはサブキャリア
毎ダイバーシチ選択回路は、ケースA、ケースBの場合
には、アンテナ選択ダイバーシチ信号と信号合成ダイバ
ーシチ信号のいずれの信号を出力してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照しつつ、
本発明に係るダイバーシチ受信回路の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0022】図1は、第1の実施の形態に係るダイバー
シチ受信回路の構成を示す図である。図2は、第2の実
施の形態に係るダイバーシチ受信回路の構成を示す図で
ある。図3は、第3の実施の形態に係るダイバーシチ受
信回路の構成を示す図である。
【0023】図1に示すダイバーシチ受信回路は、受信
装置に内蔵される。受信アンテナ80により無線信号S
0が受信され、受信された無線信号S0は、電力検出回
路81および復調回路83に入力される。電力検出回路
81は、無線信号S0の受信電力を検出し、受信電力検
出値S1を出力する。各アンテナ系列の受信電力検出値
S1は、ダイバーシチ選択回路82に入力される。
【0024】ダイバーシチ選択回路82は、各アンテナ
系列からの受信電力検出値S1に基づいて、用いるダイ
バーシチ方式を選択し、選択結果をダイバーシチ選択信
号S2として出力する。復調回路83は、無線信号S0
を復調して信号S3を出力する。出力された信号S3
は、信号合成回路84およびアンテナ選択回路85に入
力される。信号合成回路84は、各アンテナ系列で復調
された信号S3をすべて合成して信号S4を出力する。
出力信号S4は、ダイバーシチ切替回路86に入力され
る。
【0025】アンテナ選択回路85は、各アンテナ系列
で復調された信号の中から最良の通信品質であるアンテ
ナを選択し、そのアンテナからの復調信号S3を信号S
5として出力する。出力信号S5は、ダイバーシチ切替
回路86に入力される。
【0026】ダイバーシチ切替回路86は、ダイバーシ
チ選択信号S2に基づいて、合成方式を用いるか、選択
方式を用いるかを選択する。ダイバーシチ切替回路86
は、合成方式を用いる場合は、信号合成回路からの信号
S4を、選択方式を用いる場合にはアンテナ選択回路か
らの信号S5を選択して信号S6を出力する。
【0027】図2に示すダイバーシチ受信回路は受信装
置に内蔵される。受信アンテナ80により無線信号S0
が受信される。受信された無線信号S0は、復調回路9
1に入力される。復調回路91は、OFDM信号である
無線信号S0を復調して信号S13を出力する。OFD
M信号を復調するため、復調回路の構成にはFFT、シ
リアル/パラレル変換回路およびサブキャリア周波数毎
の同期検波回路等が含まれる。
【0028】出力された信号S13は、サブキャリア毎
信号合成回路92、サブキャリア毎アンテナ選択回路9
3およびサブキャリア毎電力検出回路95に入力され
る。サブキャリア毎信号合成回路92は、サブキャリア
周波数毎に各アンテナ系列で復調された信号S13をす
べて合成して信号S14を出力する。出力信号S14
は、サブキャリア毎ダイバーシチ切替回路94に入力さ
れる。
【0029】サブキャリア毎アンテナ選択回路85は、
サブキャリア周波数毎に各アンテナ系列で復調された信
号の中から最良の通信品質であるアンテナを選択し、そ
のアンテナからの復調信号S13を信号S15として出
力する。出力信号S15は、サブキャリア毎ダイバーシ
チ切替回路94に入力される。
【0030】サブキャリア毎電力検出回路95は、サブ
キャリア周波数毎に各アンテナ系列からの復調信号S1
3の電力を検出し、電力値S11を出力する。電力値S
11は、サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路96に入
力される。
【0031】サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路96
は、サブキャリア周波数毎に各アンテナ系列からの電力
検出値S11を基にして、用いるダイバーシチ方式を選
択し、選択結果をダイバーシチ選択信号S12として出
力する。
【0032】サブキャリア毎ダイバーシチ切替回路94
は、ダイバーシチ選択信号S12に基づいて、合成方式
を用いるか、選択方式を用いるかを選択する。サブキャ
リア毎ダイバーシチ切替回路94は、合成方式を用いる
場合はサブキャリア毎信号合成回路からの信号S14
を、選択方式を用いる場合にはサブキャリア毎アンテナ
選択回路からの信号S15を選択して信号S16を出力
する。
【0033】図3に示すダイバーシチ受信回路は、受信
装置に内蔵される。受信アンテナ80により無線信号S
0が受信される。受信された無線信号S0は、電力検出
回路81、同期回路102および復調回路103に入力
される。電力検出回路81は、無線信号S0の受信電力
を検出し、受信電力検出値S1を出力する。各アンテナ
系列の受信電力検出値S1は、最大受信電力選択回路1
01に入力される。
【0034】最大受信電力選択回路101は、各アンテ
ナ系列からの受信電力検出値S1より、最大受信電力と
なっているアンテナを選択し、アンテナ選択信号S21
を出力する。アンテナ選択信号S21は、同期回路10
2に入力される。
【0035】同期回路102は、アンテナ選択信号S2
1に基づき、最大受信電力であるアンテナからの無線信
号S0を用いてシンボルタイミングおよび周波数誤差を
測定し、シンボルタイミングS22および周波数誤差S
23として出力する。シンボルタイミングS22および
周波数誤差S23は復調回路103に入力される。
【0036】復調回路103は、シンボルタイミングS
22および周波数誤差S23を用いてOFDM信号であ
る無線信号S0を復調して信号S13を出力する。OF
DM信号を復調するため、復調回路の構成にはFFT、
シリアル/パラレル変換回路およびサブキャリア周波数
毎の同期検波回路等が含まれる。
【0037】出力された信号S13は、サブキャリア毎
信号合成回路92、サブキャリア毎アンテナ選択回路9
3およびサブキャリア毎電力検出回路95に入力され
る。サブキャリア毎信号合成回路92はサブキャリア周
波数毎に各アンテナ系列で復調された信号S13をすべ
て合成して信号S14を出力する。出力信号S14はサ
ブキャリア毎ダイバーシチ切替回路94に入力される。
【0038】サブキャリア毎アンテナ選択回路85は、
サブキャリア周波数毎に各アンテナ系列で復調された信
号の中から最良の通信品質であるアンテナを選択し、そ
のアンテナからの復調信号S13を信号S15として出
力する。出力信号S15はサブキャリア毎ダイバーシチ
切替回路94に入力される。
【0039】サブキャリア毎電力検出回路95は、サブ
キャリア周波数毎に各アンテナ系列からの復調信号S1
3の受信電力を検出し受信電力値S11を出力する。受
信電力値S11は、サブキャリア毎ダイバーシチ選択回
路96に入力される。サブキャリア毎ダイバーシチ選択
回路96は、サブキャリア周波数毎に各アンテナ系列か
らの受信電力検出値S11を基にして、用いるダイバー
シチ方式を選択し、選択結果をダイバーシチ選択信号S
12として出力する。
【0040】サブキャリア毎ダイバーシチ切替回路94
は、ダイバーシチ選択信号S12に基づいて、合成方式
を用いるか、選択方式を用いるかを選択する。合成方式
を用いる場合はサブキャリア毎信号合成回路からの信号
S14を、選択方式を用いる場合にはサブキャリア毎ア
ンテナ選択回路からの信号S15を選択して信号S16
を出力する。
【0041】なお、以上説明した第1の実施の形態〜第
3の実施の形態における、ダイバーシチ選択回路82ま
たはサブキャリア毎ダイバーシチ選択回路96において
は、受信電力差が閾値以上ならば選択方式を、閾値以下
ならば合成方式を選択する手段や、最小受信電力が閾値
以下ならば選択方式を、閾値以上ならば合成方式を選択
する手段やそれらを組み合わせて用いる手段などを備え
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るダイ
バーシチ受信回路によれば、アンテナ間の受信電力に非
常に差がある場合や受信電力の小さい方のアンテナ系列
における受信信号のCNRが非常に小さい場合において
も、不要な雑音の増幅を防ぎ、ダイバーシチ利得の特性
の劣化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るダイバーシチ受信回路
の構成を示す図である。
【図2】第2の実施の形態に係るダイバーシチ受信回路
の構成を示す図である。
【図3】第3の実施の形態に係るダイバーシチ受信回路
の構成を示す図である。
【図4】従来のダイバーシチ受信回路の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
80 受信アンテナ 81 電力検出回路 82 ダイバーシチ選択回路 83 復調回路 84 信号合成回路 85 アンテナ選択回路 86 ダイバーシチ切替回路 91 復調回路(OFDM) 92 サブキャリア毎信号合成回路 93 サブキャリア毎アンテナ選択回路 94 サブキャリア毎ダイバーシチ切替回路 95 サブキャリア毎電力検出回路 96 サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路 101 最大受信電力選択回路 102 同期回路 103 復調回路(OFDM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 DD32 DD42 5K047 AA13 BB01 CC01 HH03 MM13 MM62 5K059 CC03 DD02 DD12 DD25 DD35 EE02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにおいて受信された信号を復調する
    復調回路と、を備えるダイバーシチ受信回路であって、 前記複数のアンテナにおいて受信された無線信号を入力
    され、該無線信号の受信電力値をアンテナ系列ごとに検
    出し、出力する電力検出回路と、 前記電力検出回路から出力される各アンテナ系列の受信
    電力値を入力され、該受信電力値の該各アンテナ系列相
    互間における差が、あらかじめ定められた閾値以上なら
    ば、アンテナ選択ダイバーシチ信号を出力する一方、該
    閾値以下ならば、信号合成ダイバーシチ信号を出力する
    ダイバーシチ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号の信号品質を測定
    しその測定結果を用いて最良な信号品質となるアンテナ
    の受信信号を出力するアンテナ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号を合成した信号を
    出力する受信信号合成回路と、 前記ダイバーシチ選択回路の出力信号および前記アンテ
    ナ選択回路の出力信号および前記受信信号合成回路の出
    力信号を入力され、前記ダイバーシチ選択回路の出力信
    号が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合には、前
    記アンテナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記ダ
    イバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイバーシチ
    信号の場合には、前記信号合成回路の出力信号を出力す
    るダイバーシチ切替回路と、 を備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路。
  2. 【請求項2】 無線信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにおいて受信された信号を復調する
    復調回路と、を備えるダイバーシチ受信回路であって、 前記複数のアンテナにおいて受信された無線信号を入力
    され、該無線信号の受信電力値をアンテナ系列ごとに検
    出し、出力する電力検出回路と、 前記電力検出回路から出力される各アンテナ系列の受信
    電力値を入力され、該受信電力値の最小受信電力値が閾
    値以下ならば、アンテナ選択ダイバーシチ信号を出力す
    る一方、該閾値以上ならば、信号合成ダイバーシチ信号
    を出力するダイバーシチ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号の信号品質を測定
    しその測定結果を用いて最良な信号品質となるアンテナ
    の受信信号を出力するアンテナ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号を合成した信号を
    出力する受信信号合成回路と、 前記ダイバーシチ選択回路の出力信号およびアンテナ選
    択回路の出力信号および前記受信信号合成回路の出力信
    号を入力され、前記ダイバーシチ選択回路の出力信号が
    前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合には、前記ア
    ンテナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記ダイバ
    ーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイバーシチ信号
    の場合には、前記信号合成回路の出力信号を出力するダ
    イバーシチ切替回路と、 を備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路。
  3. 【請求項3】 無線信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにおいて受信された信号を復調する
    復調回路と、を備えるダイバーシチ受信回路であって、 前記複数のアンテナにおいて受信された無線信号を入力
    され、該無線信号の受信電力値をアンテナ系列ごとに検
    出し、出力する電力検出回路と、 前記電力検出回路から出力される各アンテナ系列の受信
    電力値を入力され、該受信電力値の該各アンテナ系列相
    互間における差があらかじめ定められた閾値以上であ
    り、かつ、受信電力値の最小受信電力値が閾値以下なら
    ば、アンテナ選択ダイバーシチ信号を出力する一方、該
    受信電力値の該各アンテナ系列相互間における差があら
    かじめ定められた閾値以下であり、かつ、受信電力値の
    最小受信電力値が閾値以上ならば、信号合成ダイバーシ
    チ信号を出力するダイバーシチ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号の信号品質を測定
    しその測定結果を用いて最良な信号品質となるアンテナ
    の受信信号を出力するアンテナ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号を合成した信号を
    出力する受信信号合成回路と、 前記ダイバーシチ選択回路の出力信号および前記アンテ
    ナ選択回路の出力信号および前記受信信号合成回路の出
    力信号を入力され、前記ダイバーシチ選択回路の出力信
    号が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合には、前
    記アンテナ選択回路の出力信号を出力する一方、前記ダ
    イバーシチ選択回路の出力信号が信号合成ダイバーシチ
    信号の場合には、前記信号合成回路の出力信号を出力す
    るダイバーシチ切替回路と、 を備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路。
  4. 【請求項4】 前記復調回路は、OFDM信号を復調す
    る復調回路であることを特微とする請求項1〜請求項3
    のいずれか1項に記載のダイバーシチ受信回路。
  5. 【請求項5】 無線信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにおいて受信されたOFDM信号を
    復調する復調回路と、を備えるダイバーシチ受信回路で
    あって、 前記復調回路から出力されるサブキャリア信号の電力値
    をサブキャリア周波数毎に検出し、出力するサブキャリ
    ア毎電力検出回路と、 前記サブキャリア毎電力検出回路から出力される電力値
    を入力され、該電力値の該各アンテナ系列相互間におけ
    る差が、あらかじめ定められた閾値以上ならば、アンテ
    ナ選択ダイバーシチ信号を出力する一方、該閾値以下な
    らば、信号合成ダイバーシチ信号を出力するサブキャリ
    ア毎ダイバーシチ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号の信号品質を測定
    しその測定結果を用いて最良な信号品質となるアンテナ
    の受信信号を出力するサブキャリア毎アンテナ選択回路
    と、 前記復調回路から出力される受信信号を合成した信号を
    出力するサブキャリア毎受信信号合成回路と、 前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路の出力信号お
    よび前記サブキャリア毎アンテナ選択回路の出力信号お
    よび前記サブキャリア毎受信信号合成回路の出力信号を
    入力され、前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路の
    出力信号が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合に
    は、前記サブキャリア毎アンテナ選択回路の出力信号を
    出力する一方、前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回
    路の出力信号が信号合成ダイバーシチ信号の場合には、
    前記信号合成回路の出力信号を出力するサブキャリア毎
    ダイバーシチ切替回路と、 を備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路。
  6. 【請求項6】無線信号を受信する複数のアンテナと、前
    記複数のアンテナにおいて受信されたOFDM信号を復
    調する復調回路と、を備えるダイバーシチ受信回路であ
    って、 前記復調回路から出力されるサブキャリア信号の電力値
    をサブキャリア周波数毎に検出し、出力するサブキャリ
    ア毎電力検出回路と、 前記サブキャリア毎電力検出回路から出力される電力値
    を入力され、該電力値の最小電力値が閾値以下ならば、
    アンテナ選択ダイバーシチ信号を出力する一方、該閾値
    以上ならば、信号合成ダイバーシチ信号を出力するサブ
    キャリア毎ダイバーシチ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号の信号品質を測定
    しその測定結果を用いて最良な信号品質となるアンテナ
    の受信信号を出力するサブキャリア毎アンテナ選択回路
    と、 前記復調回路から出力される受信信号を合成した信号を
    出力するサブキャリア毎受信信号合成回路と、 前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路の出力信号お
    よびサブキャリア毎アンテナ選択回路の出力信号および
    前記サブキャリア毎受信信号合成回路の出力信号を入力
    され、前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路の出力
    信号が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合には、
    前記サブキャリア毎アンテナ選択回路の出力信号を出力
    する一方、前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路の
    出力信号が信号合成ダイバーシチ信号の場合には、前記
    信号合成回路の出力信号を出力するサブキャリア毎ダイ
    バーシチ切替回路と、 を備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路。
  7. 【請求項7】 無線信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにおいて受信されたOFDM信号を
    復調する復調回路と、を備えるダイバーシチ受信回路で
    あって、 前記復調回路から出力されるサブキャリア信号の電力値
    をサブキャリア周波数毎に検出し、出力するサブキャリ
    ア毎電力検出回路と、 前記サブキャリア毎電力検出回路から出力される電力値
    を入力され、該電力値の前記各アンテナ系列相互間にお
    ける差があらかじめ定められた閾値以上であり、かつ、
    該電力値の最小電力値が閾値以下ならば、アンテナ選択
    ダイバーシチ信号を出力する一方、該電力値の該各アン
    テナ系列相互間における差があらかじめ定められた閾値
    以下であり、かつ、該電力値の最小電力値が閾値以上な
    らば、信号合成ダイバーシチ信号を出力するサブキャリ
    ア毎ダイバーシチ選択回路と、 前記復調回路から出力される受信信号の信号品質を測定
    しその測定結果を用いて最良な信号品質となるアンテナ
    の受信信号を出力するサブキャリア毎アンテナ選択回路
    と、 前記復調回路から出力される受信信号を合成した信号を
    出力するサブキャリア毎受信信号合成回路と、 前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路の出力信号お
    よび前記サブキャリア毎アンテナ選択回路の出力信号お
    よび前記サブキャリア毎受信信号合成回路の出力信号を
    入力され、前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回路の
    出力信号が前記アンテナ選択ダイバーシチ信号の場合に
    は、前記サブキャリア毎アンテナ選択回路の出力信号を
    出力する一方、前記サブキャリア毎ダイバーシチ選択回
    路の出力信号が信号合成ダイバーシチ信号の場合には、
    前記信号合成回路の出力信号を出力するサブキャリア毎
    ダイバーシチ切替回路と、 を備えることを特徴とするダイバーシチ受信回路。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のダイバーシチ受信回路
    であって、 前記電力検出回路から出力される受信電力値に基づいて
    最大電力値のアンテナの出力信号を出力する最大アンテ
    ナ選択回路と、 前記最大アンテナ選択回路の出力信号に基づいて、前記
    複数のアンテナの受信信号からシンボルタイミングおよ
    び周波数誤差を検出し、出力する同期回路と、を備え、 前記復調回路は、前記同期回路から出力されるシンボル
    タイミングと周波数誤差とに基づいて復調を行う、 ことを特微とするダイバーシチ受信回路。
  9. 【請求項9】 請求項5〜請求項7のいずれか1項に記
    載のダイバーシチ受信回路であって、 前記複数のアンテナにおいて受信された無線信号を入力
    され、該無線信号の受信電力値をアンテナ系列ごとに検
    出し、出力する電力検出回路と、 前記電力検出回路から出力される受信電力値に基づいて
    最大電力値のアンテナの出力信号を出力する最大アンテ
    ナ選択回路と、 前記最大アンテナ選択回路の出力信号に基づいて、前記
    複数のアンテナの受信信号からシンボルタイミングおよ
    び周波数誤差を検出し、出力する同期回路と、を備え、 前記復調回路は、前記同期回路から出力されるシンボル
    タイミングと周波数誤差とに基づいて復調を行う、 ことを特微とするダイバーシチ受信回路。
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