JP2003234039A - スイッチの固定構造 - Google Patents
スイッチの固定構造Info
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- JP2003234039A JP2003234039A JP2002298172A JP2002298172A JP2003234039A JP 2003234039 A JP2003234039 A JP 2003234039A JP 2002298172 A JP2002298172 A JP 2002298172A JP 2002298172 A JP2002298172 A JP 2002298172A JP 2003234039 A JP2003234039 A JP 2003234039A
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Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続に係る信頼性の向上と浮き上がりによる
剥離の防止とを図ることが可能なスイッチの固定構造を
提供する。 【解決手段】 スイッチ操作用の突出部26が上下する
柔軟な表シート23と、突出部26の押下により回路の
導通が得られる柔軟な回路体としてのFPC25とを備
え、そのFPC25には外部接続部31を形成したドー
ムスイッチ21を被取り付け部材22に固定するための
固定構造を次のような構造にする。すなわち、被取り付
け部材22の少なくとも外部接続部31に対する端末固
定部分としてのコネクタハウジング36の上方に、表シ
ート23が当接する浮き上がり防止部37を形成するよ
うな構造にする。
剥離の防止とを図ることが可能なスイッチの固定構造を
提供する。 【解決手段】 スイッチ操作用の突出部26が上下する
柔軟な表シート23と、突出部26の押下により回路の
導通が得られる柔軟な回路体としてのFPC25とを備
え、そのFPC25には外部接続部31を形成したドー
ムスイッチ21を被取り付け部材22に固定するための
固定構造を次のような構造にする。すなわち、被取り付
け部材22の少なくとも外部接続部31に対する端末固
定部分としてのコネクタハウジング36の上方に、表シ
ート23が当接する浮き上がり防止部37を形成するよ
うな構造にする。
Description
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟な表シート
と、外部接続部を有する柔軟な回路体とを備えたスイッ
チの被取り付け部材に対する固定構造に関する。
と、外部接続部を有する柔軟な回路体とを備えたスイッ
チの被取り付け部材に対する固定構造に関する。
【0002 】
【従来の技術】図7において、引用符号1は従来のスイ
ッチの一例となるドームスイッチを示している。そのド
ームスイッチ1は、表シート2とスペーサシート3と回
路体4とを備えて構成されている(例えば特許文献1参
照)。表シート2には、複数の突出部5が形成されてい
る。その突出部5は、表シート2の外面側に突出すると
ともに内面側に反転可能なドーム形状に形成されてい
る。また、突出部5の内面には、回路体4に対する電極
6(図8参照)が設けられている。一方、表シート2の
外面には、スイッチ種別を表現する平坦な意匠部7が印
刷により形成されている。
ッチの一例となるドームスイッチを示している。そのド
ームスイッチ1は、表シート2とスペーサシート3と回
路体4とを備えて構成されている(例えば特許文献1参
照)。表シート2には、複数の突出部5が形成されてい
る。その突出部5は、表シート2の外面側に突出すると
ともに内面側に反転可能なドーム形状に形成されてい
る。また、突出部5の内面には、回路体4に対する電極
6(図8参照)が設けられている。一方、表シート2の
外面には、スイッチ種別を表現する平坦な意匠部7が印
刷により形成されている。
【0003 】スペーサシート3は、表シート2の変形
を防止するために設けられている。また、スペーサシー
ト3は、その表裏面に接着剤の層を有しており、表シー
ト2と回路体4とを固定することができるように形成さ
れている。スペーサシート3には、突出部5の配置に合
わせて複数の貫通孔8(図8参照)が形成されている。
その貫通孔8は、反転させた突出部5の電極6を回路体
4に接触させるために形成されている。回路体4には、
電極6に対する接点9(図8参照)が複数設けられてい
る。
を防止するために設けられている。また、スペーサシー
ト3は、その表裏面に接着剤の層を有しており、表シー
ト2と回路体4とを固定することができるように形成さ
れている。スペーサシート3には、突出部5の配置に合
わせて複数の貫通孔8(図8参照)が形成されている。
その貫通孔8は、反転させた突出部5の電極6を回路体
4に接触させるために形成されている。回路体4には、
電極6に対する接点9(図8参照)が複数設けられてい
る。
【0004 】
【特許文献1】特開2002−170454号公報
(第3頁、第1図)
(第3頁、第1図)
【0005 】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本願出願人
は、上記ドームスイッチ1の固定に関し、次のような固
定構造を考え且つその固定構造の採用検討を行った。す
なわち、図8に示される如く、被取り付け部材10にド
ームスイッチ1を収容するための凹部11を形成し、そ
の凹部11に粘着シート12を設けたドームスイッチ1
を収容して粘着シート12により固定するとともに、凹
部11に形成したコネクタハウジング13に回路体4か
ら引き出した外部接続部14を粘着シート12を介して
固定するような固定構造を考え、その固定構造の採用検
討を行った(図8中の引用符号15はコネクタハウジン
グ13と外部接続部14とで構成されるコネクタ部を示
している。また、引用符号16はコネクタ部15にコネ
クタ接続されるコネクタを示している)。
は、上記ドームスイッチ1の固定に関し、次のような固
定構造を考え且つその固定構造の採用検討を行った。す
なわち、図8に示される如く、被取り付け部材10にド
ームスイッチ1を収容するための凹部11を形成し、そ
の凹部11に粘着シート12を設けたドームスイッチ1
を収容して粘着シート12により固定するとともに、凹
部11に形成したコネクタハウジング13に回路体4か
ら引き出した外部接続部14を粘着シート12を介して
固定するような固定構造を考え、その固定構造の採用検
討を行った(図8中の引用符号15はコネクタハウジン
グ13と外部接続部14とで構成されるコネクタ部を示
している。また、引用符号16はコネクタ部15にコネ
クタ接続されるコネクタを示している)。
【0006 】上記採用検討の中で、粘着シート12の
粘着力が仮に十分でない場合にどのような状態になるか
を想定してみたところ、図9に示される如く、外部接続
部14がコネクタ16とのコネクタ接続の際に上方へず
れ、これに伴って表シート2の端部17が浮き上がって
しまう恐れがあることを突きとめた。
粘着力が仮に十分でない場合にどのような状態になるか
を想定してみたところ、図9に示される如く、外部接続
部14がコネクタ16とのコネクタ接続の際に上方へず
れ、これに伴って表シート2の端部17が浮き上がって
しまう恐れがあることを突きとめた。
【0007 】外部接続部14のずれは、接続に係る信
頼性に影響を来たし、表シート2の端部17の浮き上が
りはドームスイッチ1の剥離につながる恐れがあること
から、本願出願人は上記想定に対しての対策が必要であ
ると考えた。
頼性に影響を来たし、表シート2の端部17の浮き上が
りはドームスイッチ1の剥離につながる恐れがあること
から、本願出願人は上記想定に対しての対策が必要であ
ると考えた。
【0008 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、接続に係る信頼性の向上と浮き上がりによる
剥離の防止とを図ることが可能なスイッチの固定構造を
提供することを課題とする。
るもので、接続に係る信頼性の向上と浮き上がりによる
剥離の防止とを図ることが可能なスイッチの固定構造を
提供することを課題とする。
【0009 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のスイッチの固定構造
は、スイッチ操作用の突出部が上下する柔軟な表シート
と、前記突出部の押下により回路の導通が得られる柔軟
な回路体とを備え、該回路体には被取り付け部材側に引
き出される外部接続部を形成したスイッチの固定構造で
あって、前記表シートが当接する浮き上がり防止部を、
前記被取り付け部材の少なくとも前記外部接続部に対す
る端末固定部分の上方に形成したことを特徴としてい
る。
なされた請求項1記載の本発明のスイッチの固定構造
は、スイッチ操作用の突出部が上下する柔軟な表シート
と、前記突出部の押下により回路の導通が得られる柔軟
な回路体とを備え、該回路体には被取り付け部材側に引
き出される外部接続部を形成したスイッチの固定構造で
あって、前記表シートが当接する浮き上がり防止部を、
前記被取り付け部材の少なくとも前記外部接続部に対す
る端末固定部分の上方に形成したことを特徴としてい
る。
【0010 】請求項2記載の本発明のスイッチの固定
構造は、請求項1に記載のスイッチの固定構造におい
て、前記端末固定部分となるコネクタハウジングを前記
被取り付け部材に形成し、前記外部接続部を前記コネク
タハウジングの内面、端部、及び外面に跨ってU字状に
固定したことを特徴としている。
構造は、請求項1に記載のスイッチの固定構造におい
て、前記端末固定部分となるコネクタハウジングを前記
被取り付け部材に形成し、前記外部接続部を前記コネク
タハウジングの内面、端部、及び外面に跨ってU字状に
固定したことを特徴としている。
【0011 】請求項3記載の本発明のスイッチの固定
構造は、請求項1又は請求項2に記載のスイッチの固定
構造において、前記浮き上がり防止部を前記被取り付け
部材に対して一体形成、若しくは別体のカバーにより形
成したことを特徴としている。
構造は、請求項1又は請求項2に記載のスイッチの固定
構造において、前記浮き上がり防止部を前記被取り付け
部材に対して一体形成、若しくは別体のカバーにより形
成したことを特徴としている。
【0012 】請求項1に記載された本発明によれば、
スイッチが固定される被取り付け部材に浮き上がり防止
部が形成される。そして、その浮き上がり防止部によ
り、スイッチの電気的な接続の際の表シートの浮き上が
りが防止される。また、表シートの浮き上がりが防止さ
れることにより、上記接続の際の外部接続部のずれが抑
えられる、又はずれの発生が起こり難くなる。
スイッチが固定される被取り付け部材に浮き上がり防止
部が形成される。そして、その浮き上がり防止部によ
り、スイッチの電気的な接続の際の表シートの浮き上が
りが防止される。また、表シートの浮き上がりが防止さ
れることにより、上記接続の際の外部接続部のずれが抑
えられる、又はずれの発生が起こり難くなる。
【0013 】請求項2に記載された本発明によれば、
被取り付け部材に外部接続部の端末固定部分となるコネ
クタハウジングが形成される。そして、そのコネクタハ
ウジングの内面、端部、及び外面に跨って外部接続部が
U字状に固定される。外部接続部がU字状に固定される
ことにより、上記接続の際の外部接続部のずれがより一
層抑えられる。
被取り付け部材に外部接続部の端末固定部分となるコネ
クタハウジングが形成される。そして、そのコネクタハ
ウジングの内面、端部、及び外面に跨って外部接続部が
U字状に固定される。外部接続部がU字状に固定される
ことにより、上記接続の際の外部接続部のずれがより一
層抑えられる。
【0014 】請求項3に記載された本発明によれば、
浮き上がり防止部が被取り付け部材に対して一体形成、
若しくは別体のカバーにより形成される。
浮き上がり防止部が被取り付け部材に対して一体形成、
若しくは別体のカバーにより形成される。
【0015 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明のスイッチの固定構
造の一実施の形態を示す断面図である。また、図2は図
1のスイッチの固定構造に係る分解斜視図、図3は図1
のスイッチの固定構造に係るコネクタ接続完了状態の断
面図である。
施の形態を説明する。図1は本発明のスイッチの固定構
造の一実施の形態を示す断面図である。また、図2は図
1のスイッチの固定構造に係る分解斜視図、図3は図1
のスイッチの固定構造に係るコネクタ接続完了状態の断
面図である。
【0016 】図1及び図2において、引用符号21は
スイッチの一例となるドームスイッチを示している。ま
た、引用符号22はドームスイッチ21が固定される被
取り付け部材を示している。ドームスイッチ21は、本
発明のスイッチの固定構造により被取り付け部材22に
固定されている。その固定構造は、ドームスイッチ21
の接続に係る信頼性の向上と、浮き上がりによる剥離の
防止とを図ることができるような固定構造になってい
る。先ず、上記各構成部材について詳細に説明する。
スイッチの一例となるドームスイッチを示している。ま
た、引用符号22はドームスイッチ21が固定される被
取り付け部材を示している。ドームスイッチ21は、本
発明のスイッチの固定構造により被取り付け部材22に
固定されている。その固定構造は、ドームスイッチ21
の接続に係る信頼性の向上と、浮き上がりによる剥離の
防止とを図ることができるような固定構造になってい
る。先ず、上記各構成部材について詳細に説明する。
【0017 】上記ドームスイッチ21は、表シート2
3と、スペーサシート24と、FPC25(特許請求の
範囲に記載した回路体に相当)とを備えて構成されてい
る。表シート23は、例えばポリエチレンテレフタレー
ト(PET)からなる合成樹脂製の透明な柔軟性を有す
るシート部材であって、複数の突出部26が一体に形成
されている。また、このような表シート23の内面に
は、図示しない意匠部が設けられている(意匠部には背
景色も含まれるものとする)。
3と、スペーサシート24と、FPC25(特許請求の
範囲に記載した回路体に相当)とを備えて構成されてい
る。表シート23は、例えばポリエチレンテレフタレー
ト(PET)からなる合成樹脂製の透明な柔軟性を有す
るシート部材であって、複数の突出部26が一体に形成
されている。また、このような表シート23の内面に
は、図示しない意匠部が設けられている(意匠部には背
景色も含まれるものとする)。
【0018 】突出部26は、熱プレス(表シート23
の内面側から外面側に圧力をかける)を施すことにより
形成されている。また、突出部26は、表シート23の
外面側に突出するとともに内面側に反転可能なドーム形
状に形成されている。突出部26の内面頂部には、上記
FPC25に対する電極27が形成されている。その電
極27は、カーボン等で形成されている(カーボンの場
合には印刷される)。
の内面側から外面側に圧力をかける)を施すことにより
形成されている。また、突出部26は、表シート23の
外面側に突出するとともに内面側に反転可能なドーム形
状に形成されている。突出部26の内面頂部には、上記
FPC25に対する電極27が形成されている。その電
極27は、カーボン等で形成されている(カーボンの場
合には印刷される)。
【0019 】図示しない意匠部は、表シート23の内
面に施された印刷及び/又は装飾であって、例えば「O
N」、「OFF」、「UP」、「DOWN」、「1」…
のような印刷文字と背景色とが意匠部に該当するように
なっている(電極27はこれらの印刷の後で設けられ
る)。
面に施された印刷及び/又は装飾であって、例えば「O
N」、「OFF」、「UP」、「DOWN」、「1」…
のような印刷文字と背景色とが意匠部に該当するように
なっている(電極27はこれらの印刷の後で設けられ
る)。
【0020 】スペーサシート24は、合成樹脂製(例
えばポリエチレンテレフタレート(PET)製)の柔軟
なシート部材であって、表シート23の変形を防止する
ための部材として機能するようになっている(尚、厚み
を調節して突出部26のストローク寸法を確保するため
の部材として機能させることも可能である)。また、ス
ペーサシート24は、表裏面に粘着シート28、28を
有しており、表シート23とFPC25とを各々上記表
裏面に固定することができるようになっている。このよ
うなスペーサシート24には、複数の貫通孔29と複数
の図示しない空気逃がし部とが形成されている。
えばポリエチレンテレフタレート(PET)製)の柔軟
なシート部材であって、表シート23の変形を防止する
ための部材として機能するようになっている(尚、厚み
を調節して突出部26のストローク寸法を確保するため
の部材として機能させることも可能である)。また、ス
ペーサシート24は、表裏面に粘着シート28、28を
有しており、表シート23とFPC25とを各々上記表
裏面に固定することができるようになっている。このよ
うなスペーサシート24には、複数の貫通孔29と複数
の図示しない空気逃がし部とが形成されている。
【0021 】貫通孔29は、対応する突出部26の位
置に合わせて例えば打ち抜き等の加工方法によって形成
されている。また、貫通孔29は、対応する突出部26
の直径よりも大きな直径を有して形成されている(突出
部26の直径と同じであってもよいものとする)。この
ような貫通孔29には、反転させた突出部26が挿通さ
れるようになっている。
置に合わせて例えば打ち抜き等の加工方法によって形成
されている。また、貫通孔29は、対応する突出部26
の直径よりも大きな直径を有して形成されている(突出
部26の直径と同じであってもよいものとする)。この
ような貫通孔29には、反転させた突出部26が挿通さ
れるようになっている。
【0022 】図示しない空気逃がし部は、例えばスリ
ット状であって、各貫通孔29の間に例えば打ち抜き等
の加工方法によって形成されている。また、空気逃がし
部は、対応する貫通孔29に連通するように形成されて
いる。空気逃がし部は、突出部26を反転させた際に押
し出される空気を適宜逃がすようになっている。
ット状であって、各貫通孔29の間に例えば打ち抜き等
の加工方法によって形成されている。また、空気逃がし
部は、対応する貫通孔29に連通するように形成されて
いる。空気逃がし部は、突出部26を反転させた際に押
し出される空気を適宜逃がすようになっている。
【0023 】FPC25(FPC:フレキシブル・プ
リント・サーキット)は、回路体本体30と外部接続部
31と粘着シート32とを備えて構成されている。回路
体本体30は、所望のパターンに配索された図示しない
回路を複数有しており、その回路体本体30のスペーサ
シート24側には、複数の接点33が形成されている。
また、回路体本体30には、スペーサシート24の上記
図示しない空気逃がし部に連通する空気逃がし穴(不図
示)が貫通形成されている。接点33は、突出部26に
設けられた電極27が接触して導通が得られるようにな
っている。粘着シート32は、回路体本体30及び外部
接続部31の上記被取り付け部材22側に設けられてい
る。
リント・サーキット)は、回路体本体30と外部接続部
31と粘着シート32とを備えて構成されている。回路
体本体30は、所望のパターンに配索された図示しない
回路を複数有しており、その回路体本体30のスペーサ
シート24側には、複数の接点33が形成されている。
また、回路体本体30には、スペーサシート24の上記
図示しない空気逃がし部に連通する空気逃がし穴(不図
示)が貫通形成されている。接点33は、突出部26に
設けられた電極27が接触して導通が得られるようにな
っている。粘着シート32は、回路体本体30及び外部
接続部31の上記被取り付け部材22側に設けられてい
る。
【0024 】外部接続部31は、外部との電気的な接
続に用いられる部分であって、フィルム状の薄いリード
端末のような形状に形成されている。また、外部接続部
31は、柔軟性を有するとともに、回路体本体30から
引き出されるようにして形成されている。さらに、外部
接続部31は、上記被取り付け部材22の後述するコネ
クタハウジング36に固定されるようになっている。外
部接続部31には、回路体本体30の図示しない回路に
つながる端末回路(不図示)が配索されている。その端
末回路は、本形態において、接続端子としての機能を有
している。
続に用いられる部分であって、フィルム状の薄いリード
端末のような形状に形成されている。また、外部接続部
31は、柔軟性を有するとともに、回路体本体30から
引き出されるようにして形成されている。さらに、外部
接続部31は、上記被取り付け部材22の後述するコネ
クタハウジング36に固定されるようになっている。外
部接続部31には、回路体本体30の図示しない回路に
つながる端末回路(不図示)が配索されている。その端
末回路は、本形態において、接続端子としての機能を有
している。
【0025 】上記被取り付け部材22は、ドームスイ
ッチ21を収容して固定するための凹部34を有する合
成樹脂製の部材であって、凹部34の底壁35がFPC
25の強度不足を補えるように形成されている。また、
図示のように凹部34の所定位置には、コネクタハウジ
ング36と浮き上がり防止部37とが突出形成されてい
る。
ッチ21を収容して固定するための凹部34を有する合
成樹脂製の部材であって、凹部34の底壁35がFPC
25の強度不足を補えるように形成されている。また、
図示のように凹部34の所定位置には、コネクタハウジ
ング36と浮き上がり防止部37とが突出形成されてい
る。
【0026 】コネクタハウジング36は、特許請求の
範囲に記載した端末固定部分に相当する部分であって、
底壁35に一体に形成されている。また、コネクタハウ
ジング36は、貫通する開放部分38と所定の高さとを
有する矩形の筒状に形成されている。このようなコネク
タハウジング36の内面、端部、及び外面に跨る範囲の
一部には、外部接続部31が図1中に示されるようなU
字状の状態で固定されるようになっている(粘着シート
32が用いられる。内面のみの固定でもよいものとす
る)。尚、コネクタハウジング36及び外部接続部31
は、引用符号39で示されるコネクタとコネクタ接続が
なされるコネクタ部40を構成するようになっている。
範囲に記載した端末固定部分に相当する部分であって、
底壁35に一体に形成されている。また、コネクタハウ
ジング36は、貫通する開放部分38と所定の高さとを
有する矩形の筒状に形成されている。このようなコネク
タハウジング36の内面、端部、及び外面に跨る範囲の
一部には、外部接続部31が図1中に示されるようなU
字状の状態で固定されるようになっている(粘着シート
32が用いられる。内面のみの固定でもよいものとす
る)。尚、コネクタハウジング36及び外部接続部31
は、引用符号39で示されるコネクタとコネクタ接続が
なされるコネクタ部40を構成するようになっている。
【0027 】浮き上がり防止部37は、底壁35に対
して平行、且つ凹部34の上端から突出するような片状
に形成されている。また、浮き上がり防止部37は、凹
部34の上端に一体に形成されている。さらに、浮き上
がり防止部37は、コネクタハウジング36の外部接続
部31に対する固定部分の上方に形成されている。この
ような浮き上がり防止部37は、コネクタ接続の際の表
シート23の端部の浮き上がりを防止することができる
ようになっている。すなわち、仮に表シート23の端部
が浮き上がろうとしても、その端部が浮き上がり防止部
37に当接して移動が規制されるようになっている。
して平行、且つ凹部34の上端から突出するような片状
に形成されている。また、浮き上がり防止部37は、凹
部34の上端に一体に形成されている。さらに、浮き上
がり防止部37は、コネクタハウジング36の外部接続
部31に対する固定部分の上方に形成されている。この
ような浮き上がり防止部37は、コネクタ接続の際の表
シート23の端部の浮き上がりを防止することができる
ようになっている。すなわち、仮に表シート23の端部
が浮き上がろうとしても、その端部が浮き上がり防止部
37に当接して移動が規制されるようになっている。
【0028 】上記コネクタ39は、コネクタハウジン
グ41と、そのコネクタハウジング41に収容される接
続端子42とを有している。また、コネクタ39は、接
続用コード43の端末に設けられている。尚、コネクタ
ハウジング41を図1中のような形状に形成すると、コ
ネクタ接続の際に被取り付け部材22のコネクタハウジ
ング36の外面側に固定される外部接続部31に対して
摺接することができるようになり、外部接続部31のず
れ防止に寄与することができるという利点を有してい
る。
グ41と、そのコネクタハウジング41に収容される接
続端子42とを有している。また、コネクタ39は、接
続用コード43の端末に設けられている。尚、コネクタ
ハウジング41を図1中のような形状に形成すると、コ
ネクタ接続の際に被取り付け部材22のコネクタハウジ
ング36の外面側に固定される外部接続部31に対して
摺接することができるようになり、外部接続部31のず
れ防止に寄与することができるという利点を有してい
る。
【0029 】上記構成において、ドームスイッチ21
は、表シート23をスペーサシート24の表面側に接着
固定するとともに、FPC25をスペーサシート24の
裏面側に接着固定することにより組み立てられる。ま
た、このように組み立てられたドームスイッチ21は、
FPC25に設けられた粘着シート32側から被取り付
け部材22の凹部34に収容されて固定される。この
時、ドームスイッチ21は、浮き上がり防止部37と底
壁35との間に挿し込まれるような状態(引用符号44
で示されるハッチング部分が挿し込まれる)で固定され
る。また、外部接続部31は、開放部分38を介して被
取り付け部材22の内部側に引き出された後、コネクタ
ハウジング36の内面、端部、及び外面に跨るようにU
字状に固定される(コネクタ部40が構成される)。
は、表シート23をスペーサシート24の表面側に接着
固定するとともに、FPC25をスペーサシート24の
裏面側に接着固定することにより組み立てられる。ま
た、このように組み立てられたドームスイッチ21は、
FPC25に設けられた粘着シート32側から被取り付
け部材22の凹部34に収容されて固定される。この
時、ドームスイッチ21は、浮き上がり防止部37と底
壁35との間に挿し込まれるような状態(引用符号44
で示されるハッチング部分が挿し込まれる)で固定され
る。また、外部接続部31は、開放部分38を介して被
取り付け部材22の内部側に引き出された後、コネクタ
ハウジング36の内面、端部、及び外面に跨るようにU
字状に固定される(コネクタ部40が構成される)。
【0030 】次に、ドームスイッチ21の作用を説明
する。スイッチ操作前となる突出部26に荷重が掛かっ
ていない状態では、突出部26自体の保形性によって、
その形状が保持された状態にある。そして、オペレータ
によりスイッチ操作がなされて突出部26が押下される
と、突出部26は押下による荷重に抗しながら、ある荷
重を境にして座屈し反転する(この時、クリック感が生
じる)。突出部26が座屈、反転すると上記荷重が減少
し、突出部26の押下がスムーズに進行する。反転した
突出部26はスペーサシート24の貫通孔29に挿通さ
れ、突出部26に設けられた電極27は貫通孔29を介
してFPC25の接点33に接触する。
する。スイッチ操作前となる突出部26に荷重が掛かっ
ていない状態では、突出部26自体の保形性によって、
その形状が保持された状態にある。そして、オペレータ
によりスイッチ操作がなされて突出部26が押下される
と、突出部26は押下による荷重に抗しながら、ある荷
重を境にして座屈し反転する(この時、クリック感が生
じる)。突出部26が座屈、反転すると上記荷重が減少
し、突出部26の押下がスムーズに進行する。反転した
突出部26はスペーサシート24の貫通孔29に挿通さ
れ、突出部26に設けられた電極27は貫通孔29を介
してFPC25の接点33に接触する。
【0031 】これにより、FPC25の図示しない回
路が導通状態となり、ドームスイッチ21はONされ
る。一方、上記荷重が解除されると、突出部26はもと
の状態に復帰する。そして、これに伴って導通状態が解
除され、ドームスイッチ21はOFFされる。
路が導通状態となり、ドームスイッチ21はONされ
る。一方、上記荷重が解除されると、突出部26はもと
の状態に復帰する。そして、これに伴って導通状態が解
除され、ドームスイッチ21はOFFされる。
【0032 】以上、浮き上がり防止部37を形成した
被取り付け部材22にドームスイッチ21を固定するよ
うにしたことから、図3に示される如く、コネクタ39
がコネクタ部40にコネクタ接続されて仮に表シート2
3が浮き上がろうとしても、その浮き上がりを防止する
ことができる。また、これに伴って外部接続部31のず
れも抑えることができる。従って、接続に係る信頼性の
向上と浮き上がりによる剥離の防止とを図ることができ
る。尚、外部接続部31がコネクタハウジング36に略
U字状に固定されていることから、図3に示される如
く、コネクタ39がコネクタ部40にコネクタ接続され
ても、その外部接続部31のずれが生じ難いことは言う
までもない。
被取り付け部材22にドームスイッチ21を固定するよ
うにしたことから、図3に示される如く、コネクタ39
がコネクタ部40にコネクタ接続されて仮に表シート2
3が浮き上がろうとしても、その浮き上がりを防止する
ことができる。また、これに伴って外部接続部31のず
れも抑えることができる。従って、接続に係る信頼性の
向上と浮き上がりによる剥離の防止とを図ることができ
る。尚、外部接続部31がコネクタハウジング36に略
U字状に固定されていることから、図3に示される如
く、コネクタ39がコネクタ部40にコネクタ接続され
ても、その外部接続部31のずれが生じ難いことは言う
までもない。
【0033 】続いて、図4及び図5を参照しながら本
発明のスイッチの固定構造の他の一実施の形態を説明す
る。図4は他の一実施の形態を示す断面図、図5は図4
のスイッチの固定構造に係る分解斜視図である。尚、上
述と基本的に同じ構成部材及び部分には同一の符号を付
して説明を省略するものとする。
発明のスイッチの固定構造の他の一実施の形態を説明す
る。図4は他の一実施の形態を示す断面図、図5は図4
のスイッチの固定構造に係る分解斜視図である。尚、上
述と基本的に同じ構成部材及び部分には同一の符号を付
して説明を省略するものとする。
【0034 】図4及び図5において、ドームスイッチ
21は、上述と若干異なるスイッチの固定構造により被
取り付け部材45に固定されている。すなわち、ドーム
スイッチ21は、上述の浮き上がり防止部37(図1参
照)に相当するカバー46を被取り付け部材45に設け
た固定構造により固定されており、そのカバー46を設
けた被取り付け部材45によって、ドームスイッチ21
の接続に係る信頼性の向上と、浮き上がりによる剥離の
防止とを図るようになっている。
21は、上述と若干異なるスイッチの固定構造により被
取り付け部材45に固定されている。すなわち、ドーム
スイッチ21は、上述の浮き上がり防止部37(図1参
照)に相当するカバー46を被取り付け部材45に設け
た固定構造により固定されており、そのカバー46を設
けた被取り付け部材45によって、ドームスイッチ21
の接続に係る信頼性の向上と、浮き上がりによる剥離の
防止とを図るようになっている。
【0035 】上記被取り付け部材45は、ドームスイ
ッチ21を収容して固定するための凹部47を有する合
成樹脂製の部材であって、凹部47の底壁35には、コ
ネクタハウジング36が突出形成されている。そのコネ
クタハウジング36には、外部接続部31が図4中に示
されるようなU字状の状態で固定されるようになってい
る。尚、図4はコネクタハウジング36及び外部接続部
31で構成されるコネクタ部40にコネクタ39がコネ
クタ接続されている状態を示している。
ッチ21を収容して固定するための凹部47を有する合
成樹脂製の部材であって、凹部47の底壁35には、コ
ネクタハウジング36が突出形成されている。そのコネ
クタハウジング36には、外部接続部31が図4中に示
されるようなU字状の状態で固定されるようになってい
る。尚、図4はコネクタハウジング36及び外部接続部
31で構成されるコネクタ部40にコネクタ39がコネ
クタ接続されている状態を示している。
【0036 】上記カバー46は、合成樹脂製であっ
て、被取り付け部材45に対して適宜固定手段で取り付
けられるようになっている。また、カバー46は、矩形
の枠状に形成されており、表シート23の端部全周にわ
たってその表シート23の端部を当接可能に覆えるよう
になっている(引用符号48で示されるハッチング部分
が当接可能)。このようなカバー46は、コネクタ接続
の際の表シート23の端部の浮き上がりを防止すること
ができるようになっている。すなわち、仮に表シート2
3の端部が浮き上がろうとしても、その端部がカバー4
6に当接して移動が規制されるようになっている(尚、
カバー46は、図1の浮き上がり防止部37が機能する
範囲のみに対応するような、例えば短冊片状のものに形
成してもよいものとする)。
て、被取り付け部材45に対して適宜固定手段で取り付
けられるようになっている。また、カバー46は、矩形
の枠状に形成されており、表シート23の端部全周にわ
たってその表シート23の端部を当接可能に覆えるよう
になっている(引用符号48で示されるハッチング部分
が当接可能)。このようなカバー46は、コネクタ接続
の際の表シート23の端部の浮き上がりを防止すること
ができるようになっている。すなわち、仮に表シート2
3の端部が浮き上がろうとしても、その端部がカバー4
6に当接して移動が規制されるようになっている(尚、
カバー46は、図1の浮き上がり防止部37が機能する
範囲のみに対応するような、例えば短冊片状のものに形
成してもよいものとする)。
【0037 】上記構成において、ドームスイッチ21
は、FPC25に設けられた粘着シート32側から被取
り付け部材45の凹部47に収容され、更にカバー46
が取り付けられて固定される。この時、外部接続部31
は、コネクタハウジング36に対してU字状に固定され
る。
は、FPC25に設けられた粘着シート32側から被取
り付け部材45の凹部47に収容され、更にカバー46
が取り付けられて固定される。この時、外部接続部31
は、コネクタハウジング36に対してU字状に固定され
る。
【0038 】以上、浮き上がり防止部としてのカバー
46を設けた被取り付け部材45にドームスイッチ21
を固定するようにしたことから、コネクタ39がコネク
タ部40にコネクタ接続されて仮に表シート23が浮き
上がろうとしても、その浮き上がりを防止することがで
きる。また、これに伴って外部接続部31のずれも抑え
ることができる。従って、接続に係る信頼性の向上と浮
き上がりによる剥離の防止とを図ることができる。尚、
外部接続部31がコネクタハウジング36にU字状に固
定されていることから、コネクタ39がコネクタ部40
にコネクタ接続されても、その外部接続部31のずれが
生じ難いことは言うまでもない。
46を設けた被取り付け部材45にドームスイッチ21
を固定するようにしたことから、コネクタ39がコネク
タ部40にコネクタ接続されて仮に表シート23が浮き
上がろうとしても、その浮き上がりを防止することがで
きる。また、これに伴って外部接続部31のずれも抑え
ることができる。従って、接続に係る信頼性の向上と浮
き上がりによる剥離の防止とを図ることができる。尚、
外部接続部31がコネクタハウジング36にU字状に固
定されていることから、コネクタ39がコネクタ部40
にコネクタ接続されても、その外部接続部31のずれが
生じ難いことは言うまでもない。
【0039 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。また、
本発明は、自動車、家電、オーディオ機器、携帯電話機
等の様々な分野に適用可能なことは勿論である。
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。また、
本発明は、自動車、家電、オーディオ機器、携帯電話機
等の様々な分野に適用可能なことは勿論である。
【0040 】尚、回路体は、FPC25に限るもので
はないものとする。また、スイッチは上述のドームスイ
ッチ21に限るものではないものとする(ドームスイッ
チに限るものではないが、図6の他の構成例のようなド
ームスイッチを用いてもよいものとする。すなわち、表
シート142と、スペーサシート143と、メンブレン
シート144と、第二スペーサシート(スペーサシー
ト)145と、外部接続部を有するFPC146と、複
数の接着層147と、粘着シート148とを備えるとと
もに、可動側の接点149及び固定側の接点150を備
えたドームスイッチ141を用いてもよいものとする。
ここで、引用符号151は突出部、152及び153は
貫通孔、154は回路体本体、155は被取り付け部
材、156はスイッチ操作する者の指をそれぞれ示して
いる)。
はないものとする。また、スイッチは上述のドームスイ
ッチ21に限るものではないものとする(ドームスイッ
チに限るものではないが、図6の他の構成例のようなド
ームスイッチを用いてもよいものとする。すなわち、表
シート142と、スペーサシート143と、メンブレン
シート144と、第二スペーサシート(スペーサシー
ト)145と、外部接続部を有するFPC146と、複
数の接着層147と、粘着シート148とを備えるとと
もに、可動側の接点149及び固定側の接点150を備
えたドームスイッチ141を用いてもよいものとする。
ここで、引用符号151は突出部、152及び153は
貫通孔、154は回路体本体、155は被取り付け部
材、156はスイッチ操作する者の指をそれぞれ示して
いる)。
【0041 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、浮き上がり防止部により表シート
の浮き上がりを防止することができる。また、これに伴
って外部接続部のずれも抑えることができる。従って、
接続に係る信頼性の向上と浮き上がりによる剥離の防止
とを図ることが可能なスイッチの固定構造を提供するこ
とができるという効果を奏する。
れた本発明によれば、浮き上がり防止部により表シート
の浮き上がりを防止することができる。また、これに伴
って外部接続部のずれも抑えることができる。従って、
接続に係る信頼性の向上と浮き上がりによる剥離の防止
とを図ることが可能なスイッチの固定構造を提供するこ
とができるという効果を奏する。
【0042 】請求項2に記載された本発明によれば、
外部接続部を被取り付け部材の端末固定部分となるコネ
クタハウジングにU字状に固定したことから、外部接続
部のずれをより一層抑えることができる。従って、接続
に係る信頼性を更に向上させることができるという効果
を奏する。
外部接続部を被取り付け部材の端末固定部分となるコネ
クタハウジングにU字状に固定したことから、外部接続
部のずれをより一層抑えることができる。従って、接続
に係る信頼性を更に向上させることができるという効果
を奏する。
【0043 】請求項3に記載された本発明によれば、
浮き上がり防止部を被取り付け部材に対して一体形成、
若しくは別体のカバーにより形成することができるとい
う効果を奏する。
浮き上がり防止部を被取り付け部材に対して一体形成、
若しくは別体のカバーにより形成することができるとい
う効果を奏する。
【図1】本発明によるスイッチの固定構造の一実施の形
態を示す断面図(円内は要部拡大断面図)である。
態を示す断面図(円内は要部拡大断面図)である。
【図2】図1のスイッチの固定構造に係る分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1のスイッチの固定構造に係る断面図(コネ
クタ接続完了状態)である。
クタ接続完了状態)である。
【図4】本発明によるスイッチの固定構造の他の一実施
の形態を示す断面図である。
の形態を示す断面図である。
【図5】図4のスイッチの固定構造に係る分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】ドームスイッチの他の構成例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】従来例のスイッチ(ドームスイッチ)の斜視図
である。
である。
【図8】図7のスイッチを固定するために本願出願人が
検討したスイッチの固定構造を示す断面図である。
検討したスイッチの固定構造を示す断面図である。
【図9】図8のスイッチの固定構造に係る要部拡大断面
図(コネクタ接続完了状態)である。
図(コネクタ接続完了状態)である。
21 ドームスイッチ(スイッチ)
22 被取り付け部材
23 表シート
24 スペーサシート
25 FPC(回路体)
26 突出部
27 電極
28 粘着シート
29 貫通孔
30 回路体本体
31 外部接続部
32 粘着シート
33 接点
34 凹部
35 底壁
36 コネクタハウジング(端末固定部分)
37 浮き上がり防止部
38 開放部分
39 コネクタ
40 コネクタ部
45 被取り付け部材
46 カバー(浮き上がり防止部)
47 凹部
141 ドームスイッチ
142 表シート
143 スペーサシート
144 メンブレンシート
145 第二スペーサシート(スペーサシート)
146 FPC(回路体)
147 接着層
148 粘着シート
149 可動側の接点
150 固定側の接点
151 突出部
152、153 貫通孔
154 回路体本体
155 被取り付け部材
156 指
Claims (3)
- 【請求項1】 スイッチ操作用の突出部が上下する柔軟
な表シートと、前記突出部の押下により回路の導通が得
られる柔軟な回路体とを備え、該回路体には被取り付け
部材側に引き出される外部接続部を形成したスイッチの
固定構造であって、 前記表シートが当接する浮き上がり防止部を、前記被取
り付け部材の少なくとも前記外部接続部に対する端末固
定部分の上方に形成したことを特徴とするスイッチの固
定構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載のスイッチの固定構造に
おいて、 前記端末固定部分となるコネクタハウジングを前記被取
り付け部材に形成し、前記外部接続部を前記コネクタハ
ウジングの内面、端部、及び外面に跨ってU字状に固定
したことを特徴とするスイッチの固定構造。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のスイッチ
の固定構造において、 前記浮き上がり防止部を前記被取り付け部材に対して一
体形成、若しくは別体のカバーにより形成したことを特
徴とするスイッチの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298172A JP2003234039A (ja) | 2001-12-06 | 2002-10-11 | スイッチの固定構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-373203 | 2001-12-06 | ||
JP2001373203 | 2001-12-06 | ||
JP2002298172A JP2003234039A (ja) | 2001-12-06 | 2002-10-11 | スイッチの固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003234039A true JP2003234039A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27790566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002298172A Pending JP2003234039A (ja) | 2001-12-06 | 2002-10-11 | スイッチの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003234039A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068160A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-15 | Lg Electronics Inc | キーパッド組立体及びこれを含む移動通信端末機 |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002298172A patent/JP2003234039A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068160A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-15 | Lg Electronics Inc | キーパッド組立体及びこれを含む移動通信端末機 |
US7773958B2 (en) | 2005-08-26 | 2010-08-10 | Lg Electronics Inc. | Key pad assembly and mobile communication terminal having the same |
JP4536042B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2010-09-01 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | キーパッド組立体及びこれを含む移動通信端末機 |
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