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JP2003233467A - ストレージベースリモートコピーでのパス選択方式 - Google Patents

ストレージベースリモートコピーでのパス選択方式

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Publication number
JP2003233467A
JP2003233467A JP2002361911A JP2002361911A JP2003233467A JP 2003233467 A JP2003233467 A JP 2003233467A JP 2002361911 A JP2002361911 A JP 2002361911A JP 2002361911 A JP2002361911 A JP 2002361911A JP 2003233467 A JP2003233467 A JP 2003233467A
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JP
Japan
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storage
data
remote
storage system
area
Prior art date
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JP2002361911A
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English (en)
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Shoji Kodama
昇司 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JP2003233467A5 publication Critical patent/JP2003233467A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】リモートコピーにおけるデータ消失を最小限に
すること。 【解決手段】ローカルストレージとリモートストレージ
で構成されるストレージシステムにおいて、ローカルス
トレージ中のコントローラが、ローカルストレージメデ
イアの予め決められた各ストレージエリアとリモートス
トレージエリアとの対応関係を指定するペアテーブルを
維持する。ストレージエリアに書き込まれるデータに
は、プライオリテイがアサインされており、書き込みデ
ータ、アサインされたプライオリテイ、及びデータが書
き込まれるストレージエリアを指定するペア、を定義す
るリモートコピーメッセージが準備される。本リモート
コピーメッセージは、リモートコピーキューに登録され
る。該キュー中で、プライオリテイが比較され、より高
いプライオリテイが指定されたリモートコピーメッセー
ジのデータは、先行してリモートトレージに送信され、
記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にデータス
トレージシステムに関連し、特に、遠隔地でのデータバ
ックアップストレージシステムでミラーされるローカル
データストレージシステムを含むデータストレージシス
テムに関連する。
【従来の技術】現在の事業環境では、データを何らかの
形でバックアップすることは、もはや贅沢ではなく、不
可欠なことである。一つの会社の財務的健全性は、会社
のデータに依存することが大きく、データの損失、破
損、盗難等は、経済的災害であるといえる。このような
データ損失に対して、数々のデータストレージ対策が考
えられてきた。多くの解決策は、メインデータストレー
ジのデータを定期的に何処か別の所で保管・保護のた
め、ある種のストレージ媒体に転送することに頼ってい
る。この“何処か別の”と言う意味は、元データと同じ
一般的な場所(例えば、同じビルの同じフロアや同じビ
ル群の何処か)かもしれない。この方式はメインストレ
ージシステムが故障したりデータがひどく損傷を受けた
ときに、バックアップが得られる。しかしながらこの方
式は、火事、洪水、地震のような本当の災害の場合に
は、元データもバックアップも共に損失するというリス
クを負っている。従って、多くの企業体では、この方式
を避けて、バックアップストレージシステムを、メイン
ストレージシステムから地理的に離れた、例えば他の都
市とか州とかに設置するようになってきている。後者の
方式では、メインストレージシステムのデータが破損を
受ける災害的な事態でも、遠隔地にあるリモートストレ
ージシステムが災害を受けなければ、メインストレージ
システムで生成され、維持されているデータのコピーを
リモートストレージシステムで保管することで、データ
の回復が可能になる。“リモートコピー”はデータを遠
隔地にあるリモートストレージシステムに複製させるた
めに現在使用されている技術の一つである。この技術が
採用されると、メインまたはローカルストレージシステ
ムにデータが書き込まれ、かつ/または更新される度
に、このメインまたはローカルストレージシステムのデ
ータはリモートストレージシステムに転送される。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式にしても、問題点がある。多くのリモートコピー技術
の実施例では、ローカルストレージシステムからリモー
トストレージシステムにデータを転送するのに、インタ
ーネットのような広域ネットワークが用いられる。もし
リモートストレージシステムに大量のデータ転送がなさ
れている場合、リモートストレージシステムにデータを
転送するリモートコピー動作の前又は動作中に、何か異
常事態が発生すると、転送速度不足により、転送中のデ
ータが失われてしまう可能性がある。多くの場合、ロー
カルストレージシステムでデータ更新の度に、ネットワ
ークの空きを待つ必要があり、災害時のデータ損失時間
を増大させるため、このことは稀にしか起きないことと
は考えられないことである。データ損失のリスクを最小
にしなければならないことは明らかである。
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルスト
レージシステムから地理的に遠隔地に存在するリモート
ストレージシステムにデータを転送して、リモートコピ
ーをプライオリテイベースで実施するための、方法およ
び当該方法を実現した装置である。データにはローカル
ストレージシステムにて、各データの重要度に応じてプ
ライオリテイがアサインされる。あるデータは高いプラ
イオリテイがアサインされ、他のデータはより低いプラ
イオリテイがアサインされる。データはアサインされた
プライオリテイに応じて転送される。本発明は、データ
を保存するための、メインまたはローカルストレージシ
ステムと、このローカルストレージシステムのデータを
ミラーする地理的に離れた少なくとも一つのリモートス
トレージシステムと、で構成されるデータ処理システム
に広く適用される。一般的に、データはローカルストレ
ージシステムにおいて事前に定められた“ストレージエ
リア”に保存される。これらのストレージエリアは、デ
ィスクストレージ装置であっても良いし、あるいは(フ
ァイルレベルI/O使用のストレージシステムでは)フ
ァイル単位、(ブロックレベルI/O使用のストレージ
システムでは)ブロック単位であってもよい。ローカル
ストレージシステムでは、ストレージエリアのペアを指
定するペアテーブルが用いられ、ペアの一方は、ローカ
ルストレージシステムのストレージエリアで、ペアの他
方は対応するリモートストレージシステムのストレージ
エリアである。各ペアに対応して、プライオリテイがア
サインされる。ローカルストレージシステムが受信した
書き込み要求によるデータの更新が、リモートストレー
ジシステムへ更新データの転送を引き起こし、リモート
コピー動作を開始する。転送対象のテータと対応するペ
アのストレージエリアを定義したリモートコピー要求が
生成され、キューに登録される。このキューは周期的に
チェックされ、より高いプライオリテイがアサインされ
たストレージエリアのリモートコピー要求が、より低い
プライオリテイがアサインされたストレージエリアのリ
モートコピー要求より、先行して転送される。
【発明の実施の形態】簡単に言えば、本発明はリモート
コピーを用いて、データを優先付けして転送してバック
アップする方法であり、ローカルデータストレージに書
き込まれた又は更新された重要データを、災害的事態が
発生して元データ(ローカルデータ)が傷つけられ、損
なわれ、または失われた場合でも利用可能にするため
に、リモートストレージシステムにコピーすることをで
きる限り保証するための方法である。図1では、本発明
の主要機能を実装するためのデータ処理システムがブロ
ックダイアグラムの形で一般的に説明されている。図1
はローカルストレージシステム12と、このシステムと
地理的に離れた、例えばWAN(Wide Area Networ
k)14で通信結合された、リモートストレージシステ
ム12’より構成されるデータ処理システム10を示
す。ストレージシステム12、12’は本質的には如何
なる規模であっても良いが、容易に分かるように、本発
明は大規模ストレージシステムで特に効果が発揮され
る。従って、ストレージシステム12は、複数のテープ
または、デイスクのような、大量データ保存媒体により
構成される。このような大量データの保存には、論理ボ
リュームをストレージスペースの決められた位置にマッ
プする論理ファイル管理システムがよく採用される。慣
例として、ホストシステムからの読み書き等のI/O要
求がなされる、多数の論理ストレージユニット又は“ボ
リューム”で構成される“論理”ストレージ、を実装す
るデータ構造が、メモリ(図示していない)内か何処かに
存在する。各論理ストレージユニットは、この記憶媒体
中に、指定された物理ストレージエリアを持つ。データ
は事前に決められた一つの論理ストレージユニット、実
際には、この論理ストレージを実装する物理ストレージ
媒体に書き込まれる。従って、“ボリューム”なる概念
は各ローカルおよびリモートストレージシステム12、
12’の記憶媒体を識別するものとして、ここでは使用
され、このようなボリュームは複数のデイスクユニット
やテープユニット等、如何なるストレージタイプ上に実
現されても良い。かくして、図1は複数のボリューム2
0、20'を持つデータストレージシステム12及び1
2’を示す。コントロールユニット22は一つ以上のサ
ーバ24よりの読み書きI/O要求に応答して、ボリュ
ーム20へのアクセスと管理動作を行う。コントロール
ユニット22は一般的に、IOP(入力/出力プロセ
ス)32とRCP(リモートコピープロセス)34を実
行するプロセッサユニット30を含む。IOP32は、
各々図2、図3でより詳細に説明される、ペアテーブル
38とプライオリテイテーブル40を管理する。加え
て、IOP32は更に、RCキュー(リモートコピーキ
ュー)44を管理する。リモートストレージシステム1
2’はローカルストレージシステム12の、少なくとも
災害時でのバックアップが必要な部分についてのミラー
であり、デイスクボリューム20'とコントロールユニ
ット22’を有する。コントロールユニット22’はプ
ロセッサユニット30'を持ち、本プロセッサユニット
30'は、今後更に説明されるように、入力/出力プロ
セス及びリモートコピープロセス32’、34’を実行
し、ローカルストレージシステム12からバックアップ
目的にボリューム20'に送られるデータを受信する処
理を行う。 慣例として、事前設定されたストレージエ
リアは、当該ローカル及びリモートストレージシステム
12、12’を実現する特定のストレージアーキテクチ
ュアとプロトコルに応じて、ボリューム20(及び対応
のボリューム20')上に設定される。例えば、ファイ
ルレベルI/Oが使用される場合は、コントロールユニ
ット22はファイル処理可能で、サーバ24からのファ
イルレベルI/O要求に応答可能である。典型的には、
メタデータライブラリが、サーバ24からのI/O要求
が処理されるデータの物理位置を特定する為に維持され
ている。一方に於いて、ローカルストレージシステム1
2は、ストレージエリアがボリューム20上のブロック
位置で定義されるストレージブロックである、ブロック
レベルI/O方式で実装されても良い。本発明では、こ
の二つの相異なるI/Oプロトコルの各々を用いて、以
降により詳細に説明される。ローカルストレージシステ
ム12でどちらのプロトコルが使用されようとも、ファ
イルレベルI/O及びブロックレベルI/Oとも、リモ
ートストレージシステム12’でミラーされる。ファイ
ルレベルI/O又はブロックレベルI/Oの何れが使用
されようとも、データは通常一つ又は他のボリューム2
0の予め決められたストレージエリア(例えば、ファイ
ル又はブロック)に記憶される。サーバ24からコント
ロールユニット22が受け取った要求には、当該データ
のストレージエリア(A(1),A(2)、・・・A
(N))及び当該エリアを有するボリューム20の指定
情報が含まれる。ローカルストレージシステム12の各
ストレージエリアは、対応するストレージエリア(B
(1),B(2)、・・・B(N))をリモートストレー
ジシステム12’のミラーボリューム20'上に有す
る。一つはボリューム20上の、もう一つは対応するボ
リューム20'上のストレージエリアのペアの対応関係
は、図2で詳細説明されるペアテーブル38で指定され
る。例えば、図2に示されるように、ローカルストレー
ジエリア上のA(1)とこれに対応するリモートストレ
ージエリア上のB(1)はペアテーブル38ではペア番
号1として識別される。同様に、ペア番号2はローカル
ストレージエリアA(2)、リモートストレージエリア
B(2)を、ペア番号3はローカルストレージエリアA
(3)、リモートストレージエリアB(3)を、ペア番
号NはローカルストレージエリアA(N)、リモートス
トレージエリアB(N)を、ペア要素として指定する。
加えて、本発明では、各ストレージエリアのペアには、
プライオリテイレベルが予めアサインされている。図3
で詳細に示されるプライオリテイテーブル40は、各ス
トレージエリアのペア番号と、本ペアにアサインされた
プライオリテイレベルを含む。ここでは、“1”が最高
プライオリテイで、“5”が最低プライオリテイとして
示され、(図2のストレージエリアA(1)、B(1)
から成る)ペア1はプライオリテイ4、ペア番号Nはプ
ライオリテイ1がアサインされている。ローカルストレ
ージシステム12は、サーバ24からボリューム20に
アクセスする読み書き要求を通常通り処理する。当該ボ
リュームに記録され保全が必要なデータは、初めに、ペ
アテーブル38にリストされるストレージエリアの各ペ
アを構成するストレージエリア(A(1)、A(2)、
・・・)で識別され、次いで、対応するストレージエリア
(B(1)、B(2)、・・・)にコピーされる。その
後、データを保全するために、ペアテーブル38で識別
されたボリューム20の当該ストレージエリアへのデー
タの追加、削除、更新等の度に、リモートストレージシ
ステム12’の対応するボリューム20'のストレージ
エリアにコピーする必要がある。従って、コントロール
ユニット22は、ローカルでの書き込み操作の結果、変
更になったデータをミラーするために、遠隔地に離れた
ボリューム20'にリモートコピーする書き込み動作を
行う必要がある。巨大パラレルストレージシステムで、
いつ発生するかも知れない大量の書き込み要求に対応す
るには、リモートストレージシステム12’へのコピー
データは、当該システムへの転送時期を調整する為に、
一旦はRCキュー44に置かれる。(RCキュー44に
は、データそのものではなく、当該データのプライオリ
テイとデータ自身のポインターを含む当該データを識別
するリモートコピーメッセージが置かれる。データその
ものは、ボリューム20か、キャッシュメモリ(図示さ
れていない)に置かれる)。既に述べたように、ある種
のデータ更新は他のデータ更新より、より重要であり、
高いプライオリテイが与えられる。この例では、プライ
オリテイは対象データが記憶されるストレージエリアを
基準に与えられる。しかしながら、以下に見るように、
プライオリテイ付与に付いては、他の観点も存在する。
図4は、サーバ24からのI/O要求を処理する要求処
理プロセス50で取られるステップを一般的に説明す
る。図4で示される通り、要求処理プロセス50は、I
/O要求を受信するまで待ち状態(ステップ51)で、
周期的にサーバ24からのI/O要求の到着をチェック
している。サーバからのI/O要求を受信すると、要求
処理プロセス50は、ステップ51から、当該要求のタ
イプ、すなわち読み取り要求か、書き込み要求か、をチ
ェックするステップ52に進む。もし受信した要求がボ
リューム20からの読み取り要求だったら、通常のリー
ド手順(図示されていない)がステップ54でコールさ
れ、ボリューム20の(指定された)ロケーションから
要求データが読み出されて、要求サーバ24に転送され
る。リード手順からのリターン処理により、IOP32
はステップ51に戻り、次のI/O要求の受信待ちに入
る。一方、ステップ52の判定で、受け取った要求I/
O51が書き込み要求だったら、図5で示されるライト
手順60がコールされる(ステップ56)。図5では、
要求処理プロセス50のステップ56からコールされる
ことにより、ライト手順60の処理が開始され、ステッ
プ62で書き込み対象のストレージエリア(例えばA
(3))が決定される。一度決まれば、当該データはス
テップ64で当該ロケーションに書き込まれる。次にス
テップ66で完了メッセージが要求サーバ24に返さ
れ、ついで、ステップ68で当該データはリモートコピ
ーペアの対象ストレージエリアに書き込まれたか、即
ち、図1のペアテーブル38で指定されたストレージエ
リアに書き込まれたか否かが判定される。従ってIOP
32はペアテーブル38をチェックする。もし、指定の
ロケーション(ストレージエリア)がペアテーブルで検
出されなかったら、ステップ68の処理は終了して、コ
ール手順即ち図4の要求処理プロセス50のスッテプ5
6にリターンする(ステップ80)。一方において、ス
テップ68で、書き込み対象のストレージエリア、例え
ばA(3)がペアテーブルで指定された場合は、ステッ
プ70に移る。このステップでは、ペアテーブル38
(図2)で指定されたストレージエリアA(3)はペア番
号3であることが判る。次に、ステップ72で、ペアテ
ーブル38により指定されるペア番号を用いて、このペ
アのプライオリテイをプライオリテイテーブル40(図
3)より取得する。このプライオリテイを用いて、ライ
ト手順60は、リモートストレージシステム12’のス
トレージエリアに対応して、データが書き込まれたロー
カルストレージエリア(ここではA(3))と当該ぺア
のプライオリテイを指定する、RC(リモートコピー)
要求を組み立てる(ステップ74)。次に、このRC要
求はステップ76でRCキュー44に登録され、手順6
0はコール元のステップ56に対してリターンする、ス
テップ80に進む。すでに述べたように、プロセッサユ
ニット30上で走行している、RCP34は、リモート
ストレージシステム12’のコントロールユニット2
2’内に対応するRCP34’を持つ。しかしながら、
それらの存在位置に対応して、各々異なる処理を行う。
図6はこれらの異なる処理を説明する。図6はRCP3
4と34’で処理される主要ステップを説明する。最初
のステップ90では、リモートストレージシステム1
2’のプロセッサユニット30'上で稼動しているRC
P34’が、WAN14を経由したデータの受信がある
かを、チェックしている。もし、データの受信が検出さ
れれば、ステップ92に移り、受信データのボリューム
20'へのコピーを実行するために、レシーブ手順11
0がコールされる。本処理のステップは図7で説明され
る。一方、ローカルストレージシステム12のRCP3
4は、ステップ90(及び92)の処理を通過して、ステ
ップ96でRCキュー44を周期的にチェックして、こ
のRCキュー44内にリモートコピー要求が登録されて
いるか否かを決定している。リモートコピー要求が見つ
かれば、ステップ98でセンド手順120をコールす
る。本処理は図8で詳細説明され、以下で論議される。
もし、ステップ96でRCP34がRCキュー44内に
処理すべき要求を見い出さなければ、ステップ100に
移り、ペアテーブル又は、プライオリテイテーブルの構
成変更要求がないかをチェックする。もし存在すれば、
ステップ102で変更が実施される。ペアテーブル又
は、プライオリテイテーブルの構成変更要求は、システ
ム管理コンソール(図には示されない)を通してなされ
る。このシステム管理コンソールはシステム管理者の要
望に基づいて、要求を形成し、サーバ24を通して、動
作しているコントロールユニット22にその要求を転送
する。図7は、リモートストレージシステム12’のR
CP34’のレシーブ手順110の処理ステップを示
す。ローカルストレージシステム12からの、リモート
コピー転送は、プロセッサユニット30'で受け取られ
る。各リモートコピー転送はRC要求からの情報を含
む。即ち、リモートストレージエリア30(B(3))
に対応する、ローカルストレージシステム12にて書き
込みが行われた、ストレージエリア(例えばA(3))
の確認を含む。リモートRCP34’は、メッセージを
検索して、データが書き込まれるべきロケーション情報
を取得して(ステップ114)、当該エリアにデータの
書き込みを行う(ステップ116)。次に、ステップ1
18でレシーブ手順110は完了メッセージを、WAN
14経由でローカルストレージシステム12に返送し、
ステップ119でステップ92のRCP動作にリターン
する。図8は、図6の(ローカル)RCP34のステッ
プ98でコールされるセンド手順120を示す。図8に
示されるように、センド手順120は、RCキュー44
内の未処理RC要求を調べて、ステップ122で最高プ
ライオリテイを持つ要求を特定する。対象要求が存在す
ると、その中から(もし複数の要求が存在したら)一つを
選択して、与えられた情報(例えば書き込まれたローカ
ルストレージエリア)により該当ローカルストレージエ
リアA(3)が前もって書き込んだデータを読み出し
(ステップ124)、ステップ126で当該データを識
別情報(ローカル、リモートのストレージエリア、及び
データのアドレス)とともに、WAN14を経由して、
リモートストレージシステム12’に送信する。つい
で、ステップ128で図6のRCP処理のコール元ステ
ップ98に対して、リターンする。すでに述べたよう
に、ローカル、リモートストレージシステム12,1
2’はファイルシステムやプロトコル即ち、ファイルレ
ベルI/Oか、ブロックレベルI/Oか、又は他のファ
イルシステムか等に基づいて、異なったアーキテクチュ
アを持つことが出来る。図9〜12にそのような異なっ
たアーキテクチュアの例を示す。 先ず図9を参照する
と、ローカル、リモートストレージシステム212,2
12’は、サーバ及びストレージシステム間通信に、例
えばSCSI(Small Computer System Interface)
か、ファイバチャネルプロトコルの、ブロックレベルの
I/Oプロトコルを採用するストレージシステムを示
す。ローカルストレージシステム212は、サーバ22
4に、例えば慣用的なLAN(Local Area Network)で
接続される。デイスクコントローラ230は、サーバ2
24からストレージボリューム220への読み書きI/
O要求処理に、ブロックI/Oプロセスを実行する。リ
モートコピープロセス(図9には示されていない)は、
デイスクコントローラ230で実行される。ブロックI
/O及びリモートコピープロセスの双方で、すでに一般
的構成が述べられたペアテーブル238及びプライオリ
テイテーブル240が使用可能である。図9で示される
リモートストレージシステム212’は、(ローカル)
サーバ224のミラーサーバ224’を持つことも含め
て、実質的に、ローカルストレージシステム212のミ
ラーとして構成される。リモートストレージシステム2
12’は、デイスクコントローラ230’とストレージ
ボリューム220'を持つ。サーバ224’は、リモー
トストレージシステム212’にLANを通して接続さ
れる。ローカル、リモートストレージシステム212、
212’は、各々のデイスクコントローラ230、23
0’を通して、互いに結合し交信する。ローカル、リモ
ートストレージシステム212、212’は、図1で説
明された、ストレージシステム12、12’と同様に動
作する。読み取り要求は、デイスクコントローラ230
により、通常通りに実行される。書き込み要求も、デイ
スクボリューム220に対してデータを書き込むために
通常通り実施されるが、加えてRC要求がRCキュー
(図9には示されていない)に登録される。このRCキ
ューは、デイスクコントローラ230内リモートコピー
プロセスにより、このRC要求が登録されていないか、
定期的にチェックされる。もし、複数のRC要求が検出
されたら、RCプロセスはこれらのプライオリテイを比
べて、高いものから順に、当該RC要求で指定されたデ
ータを読み出し、WAN214を通して、リモートスト
レージシステム212’に送信する。リモートストレー
ジシステム212’では、デイスクコントローラ23
0’が、送信されたデータを受信し、デイスクボリュー
ム220'の指定されたロケーション即ち、ローカルス
トレージシステムのデイスクボリューム220の対応す
るロケーション、に書き込む。図9は又、デイスクコン
トローラ230にLANを通して交信する管理コンソー
ル225を示す。管理コンソールはペアのプライオリテ
イ変更や、指定ペアの再定義等の構成変更を伝える、ス
トレージシステム212へのエントリ役を果たす。図9
Aは、システム管理者が、ストレージシステムのペアと
プライオリテイテーブルをチェックし、かつ/または構
成或いは再構成するための、管理コンソール225のデ
イスプレイスクリーンに示される代表的表示画面250
を示す。図9Aに示される通り、スクリーン250は、
部分ウインドウ252と260を持つGUI(Graphical
User Interface)表示を有する。“ボリューム”で示
される部分ウインドウ252は,図9の各ローカル、リ
モートストレージシステム212、212’のボリュー
ム状態を示す。“リモートコピーペア構成”で示される
部分ウインドウ260は、ローカルストレージシステム
212にあるボリューム(“ボリュームA1”)とセカン
ダリーボリューム(“ボリュームB2”)がペア名称
(“ペア1”)で指定されているテーブル262を示
す。またこのペアにはプライオリテイ(“A”)が与え
られている事を示す。キ−ボードの如き適当な入力デバ
イスとこのスクリーンを通して、システム管理者は、表
示された情報を変更することが出来る。例えば、ローカ
ルストレージシステムにあるプライマリーボリューム
(“ボリュームA1”)とリモートストレージシステム
にある別のボリューム(例えば“ボリュームB1”)を
ペアにしたり、プライオリテイを変えることが出来る。
構成変更が完了すると、管理コンソールは、ローカルス
トレージシステム212に構成結果を送信し、リモート
コピープロセスが結果を受信し、ペアテーブルとプライ
オリテイテーブルを更新する。最後に、図9に示される
ように、リモートストレージシステム212’のサーバ
224’はローカルストレージシステム212のサーバ
のミラーになることもありえる。この場合、サーバ22
4がローカルストレージシステム212と共に、決定的
障害を被り、またはローカルストレージシステムの破壊
でリモートストレージシステム212’との通信が途絶
した場合等に備えて、フェイルオーバ機能が持たされる
ことがある。図10では、ファイルレベルI/Oプロト
コルを用いる、ローカル、リモートストレージシステム
312,312’を有するストレージシステム300の
構成を示す。図10に示されるように、ローカルストレ
ージシステム312は、サーバ324からの読み書きI
/O要求を処理するために、少なくとも1台のファイル
コントローラ330を使用する。デイスクコントローラ
332は、ボリューム320へのアクセスをコントロー
ルする。ファイルコントローラ中で走行しているのは、
ファイルI/Oプロセスで、デイスクコントローラ33
2にメッセージを発行して、サーバ324から受け取っ
たファイルI/O要求に従ってファイルの読み書き処理
を起動する。典型的には、ファイルコントローラ330
はサーバ324との間のNFS(Network FileSystem)
又はCIFS(Common Internet File System)通信プ
ロトコルを実装する。サーバ324からの読み取り要求
に対する、ファイルコントローラ330より起動される
読み取り手順は、通常通り実行される。書き込み要求
は、本発明では、変更され、ファイルコントローラ33
0は3種類のテーブル;通常使用されるファイル属性
(例えば名前、サイズ、生成日等)とともに、ボリューム
320でのファイルロケーション等を示すメタデータテ
ーブル;既に述べられたペアテーブル;及び同じく既に
述べられたプライオリテイテーブル;を維持する。書き
込み要求に応答する書き込み動作は、一般に図10Aで
概説されるライト手順350によって実行される。ファ
イルI/Oプロセスは、データの書き込みロケーション
を示すメタデータテーブル337の取得(ステップ35
2)から始まる、ライト手順をコールする。フォールト
トレラントおよび/又は、USPatNo 6,108,
750に記されたのと類似する分散ストレージシステム
を実現するために、ボリューム320への書き込みロケ
ーションは複数に分散されることもある。手順350は
次いで、ステップ354でペアテーブル338をチェッ
クして、受信した書き込みI/O要求のデータは、リモ
ートコピー対象のペアに対応するストレージエリアに登
録されるべきか否かを判定する。もし登録対象でなけれ
ば、手順350は、ステップ356でリストに含まれる
各ロケーション対応に、データ書き込み要求をデイスク
コントローラ332に送信する。次に、ステップ370
で、ステップ356で送信されたすべての要求に対して
の完了報告を待ち、全ての完了が報告されたら、本書き
込みI/O要求を発行したサーバに対して完了報告を送
信する(ステップ372)。次にこの手順350は要求
元にリターンする(ステップ374)。もし、ステップ
354で、書き込み対象のデータは、ペアテーブル33
8でペア対象のストレージエリアに書き込まれることが
判ったら、ステップ354から360に移り、ペアテー
ブル338によりペアを特定する。次に、ステップ36
2で、この特定されたペアにより、プライオリテイテー
ブル340を検索して、このペアに以前にアサインされ
たプライオリテイを取得し、ステップ366で各ロケー
ション対応に、データはリモートコピー対象であること
を示して、デイスクコントローラ332に対して、書き
込み要求を発行する。この様に、書き込み要求は、ペア
のプライオリテイ及びリモートストレージシステム31
2’でデータが書き込まれるロケーションを含むペアの
識別情報を含む。一度書き込み要求がデイスクコントロ
ーラに転送されると、この手順350はステップ370
で完了メッセージを待ち、受領後、ステップ372で要
求サーバに完了メッセージを送信して、ステップ374
に抜ける。デイスクコントローラ332にはブロックI
/Oプロセスとリモートコピープロセスの二つのプロセ
スが走行している。ブロックI/Oプロセスは読み取り
データを探したり、データを書き込むためにファイルコ
ントローラ330からのボリュ−ム320に対する読み
書き要求を実行する。ライト手順380の主要ステップ
を図10Bに示す。ファイルコントローラ330から書
き込み要求メッセージを受け取ると、ブロックI/Oプ
ロセスのライト手順380は、データの書き込まれるべ
きロケーションを特定し(ステップ382)、データを
書き込む(ステップ384)。ステップ386でファイ
ルコントローラ330に完了メッセージが返され、次い
で、ステップ388でこの書き込みデータはリモートコ
ピー対象か、即ち、ファイルコントローラ330がその
ように指示してきたか、否かを判定する。もし対象でな
ければ、ライト手順380はステップ394でブロック
I/Oプロセスにリターンする。反対に本要求がリモー
トコピー対象だったら、ステップ388からステップ3
90に進み、指定されたプライオリテイを用いてRC要
求を組み立て、ステップ392でRCキュー(図示され
ていない)に登録する。ついで、ライト手順380は、
ステップ394でブロックI/Oプロセスにリターンす
る。リモートコピー動作は、システムの構成要素が必要
に応じて変わっていることを除いて、図5−図8に関連
して概説されたものと本質的に同じである。同様に、書
き込み要求を受け付け、処理するのは、リモートストレ
ージシステム312’のデイスクコントローラ332’
であることを除いて、リモートストレージシステム31
2’での動作も基本的には同じである。図11はローカ
ルストレージシステム412及びそのコピーがリモート
ストレージシステム412’で構成される、もう一つの
ファイルI/Oレベルのストレージシステム400を示
す。図10のストレージシステム312と同様に、ロー
カルストレージシステム412がサーバ224と、ボリ
ューム420で構成されるストレージメデイアとの間の
データ読み書きI/O要求を処理する。ストレージシス
テム412は、ファイルコントローラ430とデイスク
コントローラ432を有する。サーバ224からのファ
イルレベルI/O要求を処理するファイルコントローラ
は、ブロックレベルI/Oを用いて、ボリューム420
に直接アクセスするデイスクコントローラ432と交信
する。図10のストレージシステム312と同様に、フ
ァイルコントローラ430は、ファイルレベルI/Oと
ブロックレベルI/Oの間の、一種の変換層として働
く。ファイルコントローラ430は、ストレージシステ
ム312のファイルコントローラ330と同様に、メタ
データテーブル437、ペアテーブル438、及びプラ
イオリテイテーブル440を維持する。図11と図10
のシステムの主要な相違は、例えばWANを通して、
(リモートストレージシステム412’のファイルコン
トローラ430’を介して)リモートストレージシステ
ム412’と交信するのは、ファイルコントローラ43
0であることである。このように、ファイルコントロー
ラ430は、ファイルI/Oプロセスの処理のみなら
ず、リモートコピープロセスも処理し、RCキュー(図
示していない)も維持する。ファイルコントローラ43
0は、図10のファイルコントローラ330について記
したことと、本質的に同じ処理を行うが、要求されたデ
ータ書き込みI/O要求が、ペアテーブル438によ
り、ペア指定されているストレージロケーションに対し
て行われる場合は、ファイルコントローラ430はリモ
ートコピーメッセージを構築して、本ファイルコントロ
ーラが維持するRCキューに登録することが異なる。そ
れ以外は、ファイルコントローラ430とデイスクコン
トローラ432の動作は、ファイルコントローラ43
0'がリモートコピーデータを受け取り、デイスクコン
トローラ432’への書き込みメッセージを構築するこ
とを除いて、基本的に上に述べたファイルコントローラ
430'とデイスクコントローラ432’の動作と同様
である。図12は、図1のストレージシステムのよう
な、ブロックレベルI/Oストレージシステムで使用可
能な代表的なペアテーブルである。図12のペアテーブ
ル600は、3つの主コラム、602、604、及び6
06を持ち、複数のロー610(1)、610(2)、
・・・、610(n)を有する。二つの主コラム60
4、606は、各々二つのサブコラム604a、604
b、及び606a、606bに分割されている。コラム
602はペアのペア名(例えば、PAIR1,PAIR
2,・・・PAIRN)を指定し、コラム604、60
6は各々、各ペアのローカル(プライマリ)、リモート
(セカンダリ)ボリュームを指定する。サブコラム60
4a、606aはストレージシステム、サブコラム60
4b、606bはストレージシステム内のボリュームを
指定する。ペアテーブル600には、図示されてはいな
いが、各ペアのプライオリテイを指定するプライオリテ
イテーブルが関連している。ペアテーブルには、他の構
成もありえることは、本分野に造詣のある人には明白で
ある。例えば、図13Aは、デバイステーブルを示す。
デバイスは、デイスクユニット、デイスクユニットの一
部、又は他のストレージメデイアのデバイスであっても
良い。図13Aで示すテーブルの各ローは、デバイス
名、デバイス名に対応するローカル(プライマリ)シス
テムのプライマリボリューム、及び対応するリモートス
トレージシステムのセカンダリボリュームを指定する。
図13Bは複数デバイス(例えばデイスクユニット)に分
割構成されるペアの例を示し、各デバイスは、データ記
憶のためのローカル及びリモートのペア名を指定する。
図14は、ブロックレベルI/Oストレージに於ける、
複数デバイス構成のペアテーブルでのプライオリテイの
一指定法を示す。図14では、各ペアは、複数デバイス
に跨り、各デバイスに独立のプライオリテイがアサイン
されている。図15は、ファイルレベルI/Oストレー
ジシステムで使用されるペアテーブルの構成例を示す。
このテーブルは、3つのコラムで構成される点では、
(図12で説明された)ブロックレベルI/Oストレー
ジシステムのペアテーブルと基本的には同じである。即
ち、ペアを指定するコラム、プライマリ又はローカルの
ファイル/デイレクトリを指定するコラム、及びセカン
ダリ又はリモートのファイルシステムを指定するコラム
を持っている。もし、ファイル名が指定されると、当該
ファイルが複製され、デイレクトリ名が指定されると、
当該デイレクトリのツリー構造及び、このデイレクトリ
下のファイルが複製される。プライマリで指定されたフ
ァイルやデイレクトリがプライマリファイルシステムと
同一構造でセカンダリファイルシステムに於いて複製さ
れるため、セカンダリファイルやデイレクトリを指定す
る必要はないことは明らかである。以上で示したいずれ
のペアテーブルでも、図3で開示したのと同様のプライ
オリテイテーブルを用いることが出来る(勿論、自らプ
ライオリテイ項目を持っている図14のペアテーブル
は、例外である)。しかしながら、プライオリテイ付け
には多様な方法が考えられる。例えば、プライオリテイ
付けは、書き込み動作を発行するアプリケーションに基
づいて行うことが出来る。一例として、データベース処
理がテキストエデイタ処理より高い重要度がある場合、
データベース処理により起動される書き込み動作は、テ
キストエデイタ処理により起動される書き込み動作より
高いプライオリテイがアサインされても良い。あるい
は、プライオリテイ付けは、ユーザに基づいても良い。
図16及び図17はそれぞれ、図1に示すようなブロッ
クレベルI/Oシステムに対するRC要求(図16)、又
はファイルレベルI/Oシステムに対するRC要求(図
17)、のフォーマットを示す。先ず図16に戻って、
ブロックレベルI/Oシステムの代表的RC要求を示
す。この要求では、書き込み動作で更新されるストレー
ジエリアは;プライオリテイ「2」が指定され、ローカ
ルストレージシステムにデータが保存されるストレージ
エリアは「ストレージシステムA,ボリュームA1」、
リモートストレージシステムにコピーされるデータのロ
ケーションは「ストレージシステムB,ボリュームB
2」、両ボリューム内の書き込みアドレスは「13」、
そしてデータのサイズは「8KB」が指定されている。
図17はファイルレベルフォーマットでのRC要求を示
す。更に、この要求では、プライオリテイレベルは
「2」、ローカル及びリモートのストレージエリアは
「ストレージシステムA,ファイルシステムA1;スト
レージシステムB,ファイルシステムB2」、ファイル
名は「/USR/file1」、ファイルオフセットは
「520」、そしてファイルサイズは「1024」が指
定されている。送信のためのリモートコピー要求を選択
するための方法は、各種考えられる。例えば、まずRC
キュー44(図1)を定期的に調べて、最高のプライオリ
テイを有するリモートコピー要求を探し、見つかった場
合は、この要求をリモートストレージシステムにWAN
を通して転送する。最高プライオリテイの要求が見つか
らなかった場合は次に高いプライオリテイの要求を見つ
け、以下順にプライオリテイを下げて繰り返す。あるい
は又、リモートコピー要求を、最初に来たものを最初に
処理する(First-Come,First-Serve)方式でRCキュー
44内に登録することも出来る。この場合、リモートコ
ピープロセス34は、より以前に登録された、或る(他
より高い)プライオリティーをもつリモートコピー要求
を探すためにRCキュー44内をチェックする。即ちR
CキューはプライオリテイベースのFIFO(First-In
First-Out)で処理するように構築される。或いは又、
各要求が生成され、又は保存された時間を示す、タイム
スタンプを用いてコピー要求を処理し、キュー構造を用
いない方法も考えられる。リモートコピープロセス34
は、最高プライオリテイをアサインされたリモートコピ
ー要求を含む構成をサーチする。次に、該当が見つかっ
たら、タイムスタンプに従ってリモートストレージシス
テムに転送する。要約すると、重要なデータの変更が、
より重要性の低いデータの転送を待つことなく、可能な
限り速やかに、リモートストレージシステムでミラーさ
れることを保証するために、プライオリテイに従って、
ローカルストレージシステムに維持されたデータの遠隔
地に置かれたコピーを更新するための、リモートコピー
の方法、及び装置が開示された。本発明の、これら及び
他の効果が、添付する図面とともに本明細書の以下に述
べる発明の詳細の説明を読むことにより、本分野に造詣
のある人には明確になる。
【発明の効果】本発明から多数の効果が明白になる。第
一に、重要なデータは最大限速やかにリモートストレー
ジシステムにバックアップされる。重要性の低いデータ
の転送に待たされて、重要なデータの損失が起きるリス
クは、もはや存在しないと期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による、ローカルおよび(地理的
に離れた)リモートストレージシステムとで構成される
データストレージシステムを有するデータ処理システム
の基本コンセプトを具体化し、一般的に説明する、ブロ
ックダイアグラムである。
【図2】図2は図1のローカルストレージシステムで用
いられるペアテーブルを示す。
【図3】図3は図1のローカルストレージシステムで用
いられるプライオリテイテーブルの構成を示す。
【図4】図4はI/O要求の受領で起動されて、図1の
ローカルストレージシステムが遂行する初期ステップを
示す。
【図5】図5は図4の書き込み要求の実行のためにコー
ルされる処理ステップを示す。
【図6】図6はリモートコピー処理で実行される処理ス
テップを示す。
【図7】図7はリモートストレージシステムが、バック
アップのために図1のローカルストレージシステムより
送られたデータを受信し処理する為のステップを示す。
【図8】図8は図1のローカルストレージシステムが、
書き込まれた又は更新されたリモートコピーデータをバ
ックアップの為に、リモートストレージシステムに送信
する為の処理ステップを示す。
【図9】図9はローカル及びリモートストレージシステ
ムに於いて、ブロックレベルI/Oを採用し、本発明に
基づいて構成される、データストレージシステムのブロ
ックダイグラムである。
【図9A】図9Aは図9のシステムの管理コンソールで
表示される典型的なGUI画面である。
【図10】図10は本発明のファイルレベルI/Oプロ
トコルを用いて構成されるデータストレージシステムの
実施例である。
【図10A】図10AはI/O書き込み要求の受信に対
応して、書き込み動作のために図10のストレージシス
テムが実施する処理ステップを示す。
【図10B】図10BはI/O書き込み要求の受信に対
応して、書き込み動作のために図10のストレージシス
テムが実施する処理ステップを示す。
【図11】図11は本発明のファイルレベルI/Oプロ
トコルを使用するストレージシステムの他の実施例を示
す。
【図12】図12は本発明のブロックレベルI/Oプロ
トコルを用いるストレージシステムのペアテーブルを示
す。
【図13A】図13Aは本発明のペアテーブルのそれぞ
れ相異なる実施例を示す。
【図13B】図13Bは本発明のペアテーブルのそれぞ
れ相異なる実施例を示す。
【図14】図14は本発明のペアテーブルのそれぞれ相
異なる実施例を示す。
【図15】図15はファイルレベルI/Oストレージシ
ステムで使用できるペアテーブルを示す。
【図16】図16はブロックレベルI/Oシステムを採
用するリモートコピー(RC)要求のフォーマットを示
す。
【図17】図17はファイルレベルI/Oシステムを採
用するリモートコピー(RC)要求のフォーマットを示
す。
【符号の説明】
12・・・ローカル/プライマリストレージシステム、1
2’・・・/リモート/セカンダリストレージシステム、1
4・・・WAN、20・20‘・・・ストレージボリューム、2
2,22’・・・コントロールユニット、24・・・サーバ、
30・30‘・・・プロセッサユニット、32,32’・・・
IOP、38・・・ペアテーブル、40・・・プライオリテイ
テーブル、44・・・RCキュー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一台のプロセッサユニットとの
    間でデータ交信を行うストレージシステムであって、該
    ストレージシステムは:該プロセッサユニットに結合
    し、該プロセッサユニットからのデータ書き込み要求に
    従って、データを記憶するための複数の第一のストレー
    ジエリアをもち、該複数の第一のストレージエリアの一
    つと、各々対応する第二のストレージエリアとの、ペア
    対応を示すペアテーブルを有する、第一のストレージユ
    ニット;と該第一のストレージユニットに通信結合し、
    該第一のストレージエリアに対応する該第二のストレー
    ジエリアをもつ第二のストレージユニット;と、 該各ストレージエリアの該各ペアに対応してアサインさ
    れたプライオリテイ値を有する、ペアテーブルと関連付
    けられたプライオリテイテーブル;とで構成され、 該第一のストレージユニットは、該第一のストレージエ
    リアの一つへのデータの書き込み要求を受信し、アサイ
    ンされたプライオリテイに従って、該第二のストレージ
    ユニットにデータを送信し、該ペアテーブルで指定され
    た該第一のストレージエリアに対応する該第二のストレ
    ージエリアの一つに、データを書き込むストレージシス
    テム。
  2. 【請求項2】該第一及び第二のストレージエリアは複数
    のデイスクストレージユニット上に形成される、請求項
    1のストレージシステム。
  3. 【請求項3】第一の地域にあるストレージシステムに記
    憶されたデータを保護するための方法であって、該デー
    タはプロセッサシステムからのデータ書き込み要求に基
    づいて、予め決められた複数の第一のストレージエリア
    に記憶されており、該方法は:該第一の地域とは異なる
    第二の地域にリモートストレージシステムを設置し、該
    第二のストレージシステムには、該第一の複数のストレ
    ージエリアの各々に対応した、第二のストレージエリア
    を持たせる;ステップと、 該第一の地域で複数のペア
    表示を保持するペアテーブルを維持し、該複数のペア表
    示の各々は該第一のストレージエリアの各々と、対応す
    る該第二のストレージエリアの一つとの対応関係を表示
    し、該複数のペア表示の各々に対応してプライオリテイ
    値が関連して定義される;ステップと、 該複数の第一のストレージエリアの幾つかに対する、デ
    ータの書き込み要求を受け取り、各ペアと関連付けられ
    た該プライオリテイ値に基づいて該データを該リモート
    ストレージシステムに転送し、該ペアテーブルで指定さ
    れる、該第一のストレージエリアに対応した該複数の第
    二のストレージエリアの幾つかにデータを書き込むステ
    ップとから構成されるデータ保護方法。
  4. 【請求項4】データを記憶するための方法であって、該
    方法は、 第一の地域で、データの書き込み要求に応じてデータを
    書き込むための、複数の第一のデータストレージエリア
    を維持する;ステップと、 該第一の地域から遠隔地にある第二の地域に於いて、複
    数の第二のデータストレージエリアを用意する;ステッ
    プと、 該複数の第一のデータストレージエリアの各々と該複数
    の第二のデータストレージエリアの各々との対応関係を
    とる;ステップと、 該対応関係の各々にプライオリテイをアサインする;ス
    テップと、 該複数の第一のストレージエリアの最初の一つに対する
    データの書き込み要求を受信し、該プライオリテイに従
    って、該対応する該第二のストレージエリアにデータを
    転送する;ステップとから構成されるデータ記憶方法。
  5. 【請求項5】ストレージシステムであって、該システム
    は:データ読み取りが可能なデータ記憶のためのローカ
    ルストレージメデイア;と、 該ストレージメデイアへのデータ書き込み要求を受信
    し、リモートコピーメッセージを記憶するためのリモー
    トコピーキューを維持する、ローカルコントローラ;
    と、 リモートストレージメデイアを有するリモートストレー
    ジシステム;と、 多数の書き込み要求を受け取り、多数の書き込み要求の
    各々に対してコピーメッセージを準備して、該コピーキ
    ューに登録し、該コピーキューに登録された該各コピー
    メッセージにはプライオリティーがアサインされてお
    り、該コピーメッセージをアサインされたプライオリテ
    イ値に従って、書き込み要求のデータと共に、該リモー
    トストレージシステムに送信する該ローカルコントロー
    ラ;とから構成されるストレージシステム。
  6. 【請求項6】該ローカルコントローラにより維持され、
    該ローカルストレージメデイアの予め決められた該複数
    のストレージエリアの各々と該リモートトレージメデイ
    アの複数の各ストレージエリアの一つとの対応関係を表
    示する、ペアテーブルを含み、該多数の書き込み要求の
    各々は、データが書き込まれるべき該ストレージエリア
    の一つを指定する情報を持つ、請求項5のストレージシ
    ステム。
  7. 【請求項7】該各コピーメッセージはデータが書き込ま
    れる該ローカルストレージエリアに対応するストレージ
    エリアのペア表示を含む、請求項6のストレージシステ
    ム。
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