JP2003232285A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JP2003232285A JP2003232285A JP2002033277A JP2002033277A JP2003232285A JP 2003232285 A JP2003232285 A JP 2003232285A JP 2002033277 A JP2002033277 A JP 2002033277A JP 2002033277 A JP2002033277 A JP 2002033277A JP 2003232285 A JP2003232285 A JP 2003232285A
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- fixed scroll
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/028—Means for improving or restricting lubricant flow
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ハウジングに圧入固定された固定スクロール
によりハウジングの内部空間が吸入室と吐出室とに区画
され、吸入室内に可動スクロールと旋回駆動機構と自転
防止機構とが収容されたスクロール型圧縮機であって、
吐出室下部に溜まった潤滑油が吸入室上部へ圧送される
スクロール型圧縮機を提供する。 【解決手段】 固定スクロールのハウジングへの圧入部
がOリングによりシールされ、固定スクロールの周面に
前記Oリングを収容する第1周溝が形成され、前記Oリ
ングにより開放端が閉鎖されて第1通路を形成する第2
周溝が第1周溝の底面に形成され、吐出室の下部と第1
通路の下部とを連通させる第2通路が固定スクロールの
下部に形成され、吸入室の上部と第1通路の上部とを連
通させる第3通路が固定スクロールの上部に形成されて
いる。
によりハウジングの内部空間が吸入室と吐出室とに区画
され、吸入室内に可動スクロールと旋回駆動機構と自転
防止機構とが収容されたスクロール型圧縮機であって、
吐出室下部に溜まった潤滑油が吸入室上部へ圧送される
スクロール型圧縮機を提供する。 【解決手段】 固定スクロールのハウジングへの圧入部
がOリングによりシールされ、固定スクロールの周面に
前記Oリングを収容する第1周溝が形成され、前記Oリ
ングにより開放端が閉鎖されて第1通路を形成する第2
周溝が第1周溝の底面に形成され、吐出室の下部と第1
通路の下部とを連通させる第2通路が固定スクロールの
下部に形成され、吸入室の上部と第1通路の上部とを連
通させる第3通路が固定スクロールの上部に形成されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール型圧縮機
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】渦巻体を有する固定スクロールと、渦巻
体を有し固定スクロールとかみ合って複数の作動空間を
形成する可動スクロールと、可動スクロールの旋回駆動
機構と、可動スクロールの自転防止機構と、固定スクロ
ールと可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構と
を収容するハウジングとを備え、固定スクロールにより
ハウジングの内部空間が吸入室と吐出室とに区画され、
吸入室内に可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機
構とが収容され、吐出室の下部と吸入室の上部とを連通
させる連通路が固定スクロールとリアハウジングとの間
に介挿されるガスケットと固定スクロールとに形成され
たスクロール型圧縮機が特開平11−82335号に開
示されている。特開平11−82335号のスクロール
型圧縮機においては、外部冷媒回路から吸入室へ吸引さ
れた冷媒ガス中にミスト状に分散浮遊する潤滑油が、吸
入室内の旋回駆動機構や自転防止機構や固定スクロール
と可動スクロールとの摺接部等を潤滑する。吐出室内で
冷媒ガスから分離除去された潤滑油が吐出室の下部に溜
まる。吐出室下部に溜まった潤滑油は、連通路を介して
高圧の吐出室下部から低圧の吸入室上部へ圧送される。
吸入室上部へ圧送された潤滑油は、吸入室内で上方から
下方へ流れて、吸入室内の旋回駆動機構や自転防止機構
や固定スクロールと可動スクロールとの摺接部等を潤滑
する。吐出室から外部冷媒回路へ吐出する冷媒ガスから
潤滑油が分離除去されることにより、外部冷媒回路の熱
効率が向上する。
体を有し固定スクロールとかみ合って複数の作動空間を
形成する可動スクロールと、可動スクロールの旋回駆動
機構と、可動スクロールの自転防止機構と、固定スクロ
ールと可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構と
を収容するハウジングとを備え、固定スクロールにより
ハウジングの内部空間が吸入室と吐出室とに区画され、
吸入室内に可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機
構とが収容され、吐出室の下部と吸入室の上部とを連通
させる連通路が固定スクロールとリアハウジングとの間
に介挿されるガスケットと固定スクロールとに形成され
たスクロール型圧縮機が特開平11−82335号に開
示されている。特開平11−82335号のスクロール
型圧縮機においては、外部冷媒回路から吸入室へ吸引さ
れた冷媒ガス中にミスト状に分散浮遊する潤滑油が、吸
入室内の旋回駆動機構や自転防止機構や固定スクロール
と可動スクロールとの摺接部等を潤滑する。吐出室内で
冷媒ガスから分離除去された潤滑油が吐出室の下部に溜
まる。吐出室下部に溜まった潤滑油は、連通路を介して
高圧の吐出室下部から低圧の吸入室上部へ圧送される。
吸入室上部へ圧送された潤滑油は、吸入室内で上方から
下方へ流れて、吸入室内の旋回駆動機構や自転防止機構
や固定スクロールと可動スクロールとの摺接部等を潤滑
する。吐出室から外部冷媒回路へ吐出する冷媒ガスから
潤滑油が分離除去されることにより、外部冷媒回路の熱
効率が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平11−8233
5号の技術は、固定スクロールがハウジングに圧入固定
されており、両者の間にガスケットが介挿されない構造
のスクロール型圧縮機には適用できない。本発明は上記
問題に鑑みてなされたものであり、渦巻体を有する固定
スクロールと、渦巻体を有し固定スクロールとかみ合っ
て複数の作動空間を形成する可動スクロールと、可動ス
クロールの旋回駆動機構と、可動スクロールの自転防止
機構と、固定スクロールと可動スクロールと旋回駆動機
構と自転防止機構とを収容するハウジングとを備え、ハ
ウジングに圧入固定された固定スクロールによりハウジ
ングの内部空間が吸入室と吐出室とに区画され、吸入室
内に可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構とが
収容されたスクロール型圧縮機であって、吐出室下部に
溜まった潤滑油が吸入室上部へ圧送されるスクロール型
圧縮機を提供することを目的とする。
5号の技術は、固定スクロールがハウジングに圧入固定
されており、両者の間にガスケットが介挿されない構造
のスクロール型圧縮機には適用できない。本発明は上記
問題に鑑みてなされたものであり、渦巻体を有する固定
スクロールと、渦巻体を有し固定スクロールとかみ合っ
て複数の作動空間を形成する可動スクロールと、可動ス
クロールの旋回駆動機構と、可動スクロールの自転防止
機構と、固定スクロールと可動スクロールと旋回駆動機
構と自転防止機構とを収容するハウジングとを備え、ハ
ウジングに圧入固定された固定スクロールによりハウジ
ングの内部空間が吸入室と吐出室とに区画され、吸入室
内に可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構とが
収容されたスクロール型圧縮機であって、吐出室下部に
溜まった潤滑油が吸入室上部へ圧送されるスクロール型
圧縮機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、渦巻体を有する固定スクロール
と、渦巻体を有し固定スクロールとかみ合って複数の作
動空間を形成する可動スクロールと、可動スクロールの
旋回駆動機構と、可動スクロールの自転防止機構と、固
定スクロールと可動スクロールと旋回駆動機構と自転防
止機構とを収容するハウジングとを備え、ハウジングに
圧入固定された固定スクロールによりハウジングの内部
空間が吸入室と吐出室とに区画され、吸入室内に可動ス
クロールと旋回駆動機構と自転防止機構とが収容され、
固定スクロールのハウジングへの圧入部がOリングによ
りシールされ、固定スクロールの周面に前記Oリングを
収容する第1周溝が形成され、前記Oリングにより開放
端が閉鎖されて第1通路を形成する第2周溝が第1周溝
の底面に形成され、吐出室の下部と第1通路の下部とを
連通させる第2通路が固定スクロールの下部に形成さ
れ、吸入室の上部と第1通路の上部とを連通させる第3
通路が固定スクロールの上部に形成されていることを特
徴とするスクロール型圧縮機を提供する。本発明に係る
スクロール型圧縮機においては、固定スクロールのハウ
ジングへの圧入部に配設されるOリングを収容する第1
周溝の底面に形成された第2周溝とOリングとにより形
成される第1通路と、吐出室の下部と第1通路の下部と
を連通させる第2通路と、吸入室の上部と第1通路の上
部とを連通させる第3通路とを介して、吐出室の下部に
溜まった潤滑油が吸入室の上部へ圧送される。従って本
発明により、渦巻体を有する固定スクロールと、渦巻体
を有し固定スクロールとかみ合って複数の作動空間を形
成する可動スクロールと、可動スクロールの旋回駆動機
構と、可動スクロールの自転防止機構と、固定スクロー
ルと可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構とを
収容するハウジングとを備え、ハウジングに圧入固定さ
れた固定スクロールによりハウジングの内部空間が吸入
室と吐出室とに区画され、吸入室内に可動スクロールと
旋回駆動機構と自転防止機構とが収容されたスクロール
型圧縮機であって、吐出室下部に溜まった潤滑油が吸入
室上部へ圧送されるスクロール型圧縮機が提供される。
に、本発明においては、渦巻体を有する固定スクロール
と、渦巻体を有し固定スクロールとかみ合って複数の作
動空間を形成する可動スクロールと、可動スクロールの
旋回駆動機構と、可動スクロールの自転防止機構と、固
定スクロールと可動スクロールと旋回駆動機構と自転防
止機構とを収容するハウジングとを備え、ハウジングに
圧入固定された固定スクロールによりハウジングの内部
空間が吸入室と吐出室とに区画され、吸入室内に可動ス
クロールと旋回駆動機構と自転防止機構とが収容され、
固定スクロールのハウジングへの圧入部がOリングによ
りシールされ、固定スクロールの周面に前記Oリングを
収容する第1周溝が形成され、前記Oリングにより開放
端が閉鎖されて第1通路を形成する第2周溝が第1周溝
の底面に形成され、吐出室の下部と第1通路の下部とを
連通させる第2通路が固定スクロールの下部に形成さ
れ、吸入室の上部と第1通路の上部とを連通させる第3
通路が固定スクロールの上部に形成されていることを特
徴とするスクロール型圧縮機を提供する。本発明に係る
スクロール型圧縮機においては、固定スクロールのハウ
ジングへの圧入部に配設されるOリングを収容する第1
周溝の底面に形成された第2周溝とOリングとにより形
成される第1通路と、吐出室の下部と第1通路の下部と
を連通させる第2通路と、吸入室の上部と第1通路の上
部とを連通させる第3通路とを介して、吐出室の下部に
溜まった潤滑油が吸入室の上部へ圧送される。従って本
発明により、渦巻体を有する固定スクロールと、渦巻体
を有し固定スクロールとかみ合って複数の作動空間を形
成する可動スクロールと、可動スクロールの旋回駆動機
構と、可動スクロールの自転防止機構と、固定スクロー
ルと可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構とを
収容するハウジングとを備え、ハウジングに圧入固定さ
れた固定スクロールによりハウジングの内部空間が吸入
室と吐出室とに区画され、吸入室内に可動スクロールと
旋回駆動機構と自転防止機構とが収容されたスクロール
型圧縮機であって、吐出室下部に溜まった潤滑油が吸入
室上部へ圧送されるスクロール型圧縮機が提供される。
【0005】本発明の好ましい態様においては、吐出室
の下部に貯油室が形成され、連通路は貯油室と第1通路
の下部とを連通させる。吐出室の下部に貯油室が形成さ
れていれば、吐出室内で冷媒ガスから分離除去された潤
滑油は貯油室に溜まる。貯油室に溜まった潤滑油は、吐
出室に吐出する冷媒ガスによって吹き上げられ再度ミス
ト化するおそれがなく、確実に吸入室へ圧送される。
の下部に貯油室が形成され、連通路は貯油室と第1通路
の下部とを連通させる。吐出室の下部に貯油室が形成さ
れていれば、吐出室内で冷媒ガスから分離除去された潤
滑油は貯油室に溜まる。貯油室に溜まった潤滑油は、吐
出室に吐出する冷媒ガスによって吹き上げられ再度ミス
ト化するおそれがなく、確実に吸入室へ圧送される。
【0006】本発明の好ましい態様においては、第3通
路は大径部と小径部とを有する。吐出室下部に溜まった
潤滑油の液面高さを第2通路の吐出室側端部より上方に
維持するために、第3通路を通過する潤滑油の流量を微
少値に維持するのが望ましい。このため、第3通路は小
径であることが望ましい。第3通路は固定スクロールの
渦巻体の先端まで延在させるのが望ましいので、第3通
路は長い通路となる。全長に亘って小径の長い第3通路
を固定スクロールに形成することは困難である。第3通
路の大部分を大径とし残余部を小径にすれば、第3通路
の加工の容易性を確保しつつ第3通路を通過する潤滑油
の流量を微少値に維持することができる。
路は大径部と小径部とを有する。吐出室下部に溜まった
潤滑油の液面高さを第2通路の吐出室側端部より上方に
維持するために、第3通路を通過する潤滑油の流量を微
少値に維持するのが望ましい。このため、第3通路は小
径であることが望ましい。第3通路は固定スクロールの
渦巻体の先端まで延在させるのが望ましいので、第3通
路は長い通路となる。全長に亘って小径の長い第3通路
を固定スクロールに形成することは困難である。第3通
路の大部分を大径とし残余部を小径にすれば、第3通路
の加工の容易性を確保しつつ第3通路を通過する潤滑油
の流量を微少値に維持することができる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、第2通
路の吐出室側の端部にフィルターが配設されている。第
2通路の吐出室側の端部にフィルターを配設すれば、圧
送される潤滑油に含まれるゴミで第3通路の小径部が目
詰まりするのを防止することができる。
路の吐出室側の端部にフィルターが配設されている。第
2通路の吐出室側の端部にフィルターを配設すれば、圧
送される潤滑油に含まれるゴミで第3通路の小径部が目
詰まりするのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る空調装置冷
媒圧縮用のスクロール型圧縮機を説明する。図1に示す
ように、本実施例に係るスクロール型圧縮機は、端板1
aと渦巻体1bとを有する固定スクロール1と、端板2
aと渦巻体2bとを有する可動スクロール2とを備えて
いる。固定スクロール1と可動スクロール2とは互いに
かみ合い、複数対の作動空間3を形成している。ケーシ
ング4aがフロントハウジング4bに当接固定され、フ
ロントハウジング4bと共働してハウジング4を形成し
ている。固定スクロールの端板1aはケーシング4aに
圧入固定されている。固定スクロールの端板1aによ
り、ハウジング4の内部空間は吸入室5と吐出室6とに
区画されている。ハウジング4に形成された図示しない
吸入ポートが吸入室5に連通している。吸入ポートは外
部冷媒回路の低圧側に接続している。ハウジング4に形
成された図示しない吐出ポートが吐出室6に連通してい
る。吐出ポートは外部冷媒回路の高圧側に接続してい
る。
媒圧縮用のスクロール型圧縮機を説明する。図1に示す
ように、本実施例に係るスクロール型圧縮機は、端板1
aと渦巻体1bとを有する固定スクロール1と、端板2
aと渦巻体2bとを有する可動スクロール2とを備えて
いる。固定スクロール1と可動スクロール2とは互いに
かみ合い、複数対の作動空間3を形成している。ケーシ
ング4aがフロントハウジング4bに当接固定され、フ
ロントハウジング4bと共働してハウジング4を形成し
ている。固定スクロールの端板1aはケーシング4aに
圧入固定されている。固定スクロールの端板1aによ
り、ハウジング4の内部空間は吸入室5と吐出室6とに
区画されている。ハウジング4に形成された図示しない
吸入ポートが吸入室5に連通している。吸入ポートは外
部冷媒回路の低圧側に接続している。ハウジング4に形
成された図示しない吐出ポートが吐出室6に連通してい
る。吐出ポートは外部冷媒回路の高圧側に接続してい
る。
【0009】吸入室5内に主軸7が配設されている。主
軸7はラジアルベアリング8、9を介してフロントハウ
ジング4bに回転可能に支持されている。主軸7の一端
はフロントハウジング4bの外部へ突出している。電磁
クラッチ10が、ラジアルベアリング11を介してフロ
ントハウジング4bに回転可能に支持されている。主軸
7の他端に偏心ピン12が固定されている。ブッシュ1
3が偏心ピン12に摺動可能に外嵌合している。ブッシ
ュ13はラジアルベアリング14を介して可動スクロー
ル2の端板2aの背面に形成されたボス2c内に収容さ
れている。可動スクロール2とフロントハウジング4b
との間にボールカップリング15が配設されている。
軸7はラジアルベアリング8、9を介してフロントハウ
ジング4bに回転可能に支持されている。主軸7の一端
はフロントハウジング4bの外部へ突出している。電磁
クラッチ10が、ラジアルベアリング11を介してフロ
ントハウジング4bに回転可能に支持されている。主軸
7の他端に偏心ピン12が固定されている。ブッシュ1
3が偏心ピン12に摺動可能に外嵌合している。ブッシ
ュ13はラジアルベアリング14を介して可動スクロー
ル2の端板2aの背面に形成されたボス2c内に収容さ
れている。可動スクロール2とフロントハウジング4b
との間にボールカップリング15が配設されている。
【0010】固定スクロールの端板1aの中心に吐出孔
16が形成されている。吐出孔16は端板1aに取り付
けられた吐出弁17を介して吐出室6に連通している。
16が形成されている。吐出孔16は端板1aに取り付
けられた吐出弁17を介して吐出室6に連通している。
【0011】吐出室6内に且つ吐出孔16の下方に、邪
魔板18が配設されている。邪魔板18と固定スクロー
ルの端板1aとの間に微少隙間が形成されている。邪魔
板18により、吐出室6の下部に貯油室6aが形成され
ている。
魔板18が配設されている。邪魔板18と固定スクロー
ルの端板1aとの間に微少隙間が形成されている。邪魔
板18により、吐出室6の下部に貯油室6aが形成され
ている。
【0012】図1〜3に示すように、固定スクロールの
端板1aのケーシング4aへの圧入部がOリング19に
よりシールされている。固定スクロールの端板1aの周
面にOリング19を収容する第1周溝1a′が形成され
ている。第1周溝1a′の底面に、第1周溝1a′の下
部から上部へ略半周に亘って延在する第2周溝1a″が
形成されている。第2周溝1a″の開放端がOリング1
9により閉鎖されて、第1通路20aが形成されてい
る。貯油室の下部と第1通路20aの下部とを連通させ
る第2通路20bが、固定スクロールの端板1aの下部
に形成されている。吸入室5の上部と第1通路20aの
上部とを連通させる第3通路20cが固定スクロールの
端板1a上部と渦巻体1b上部とに形成されている。第
3通路20cは渦巻体1bの先端まで延在している。第
3通路20cは、第1通路20a側の長い大径部20
c′と吸入室5側の短い小径部20c″とを有してい
る。
端板1aのケーシング4aへの圧入部がOリング19に
よりシールされている。固定スクロールの端板1aの周
面にOリング19を収容する第1周溝1a′が形成され
ている。第1周溝1a′の底面に、第1周溝1a′の下
部から上部へ略半周に亘って延在する第2周溝1a″が
形成されている。第2周溝1a″の開放端がOリング1
9により閉鎖されて、第1通路20aが形成されてい
る。貯油室の下部と第1通路20aの下部とを連通させ
る第2通路20bが、固定スクロールの端板1aの下部
に形成されている。吸入室5の上部と第1通路20aの
上部とを連通させる第3通路20cが固定スクロールの
端板1a上部と渦巻体1b上部とに形成されている。第
3通路20cは渦巻体1bの先端まで延在している。第
3通路20cは、第1通路20a側の長い大径部20
c′と吸入室5側の短い小径部20c″とを有してい
る。
【0013】本実施例に係るスクロール型圧縮機におい
ては、図示しない駆動源の動力が電磁クラッチ10を介
して主軸7の一端に伝達され、主軸7が回転駆動され
る。主軸7の回転に伴って可動スクロール2が旋回運動
し、吸入ポートから通って吸入室5へ吸引された冷媒ガ
スが、作動空間3内に取り込まれる。ボールカップリン
グ15により可動スクロール2の自転が阻止される。冷
媒ガス中に分散浮遊するミスト状の潤滑油が、吸入室5
内の主軸7、偏心ピン12、ブッシュ13、ラジアルベ
アリング8、9、14、ボールカップリング15、可動
スクロール2と固定スクロール1との摺接部等を潤滑す
る。
ては、図示しない駆動源の動力が電磁クラッチ10を介
して主軸7の一端に伝達され、主軸7が回転駆動され
る。主軸7の回転に伴って可動スクロール2が旋回運動
し、吸入ポートから通って吸入室5へ吸引された冷媒ガ
スが、作動空間3内に取り込まれる。ボールカップリン
グ15により可動スクロール2の自転が阻止される。冷
媒ガス中に分散浮遊するミスト状の潤滑油が、吸入室5
内の主軸7、偏心ピン12、ブッシュ13、ラジアルベ
アリング8、9、14、ボールカップリング15、可動
スクロール2と固定スクロール1との摺接部等を潤滑す
る。
【0014】作動空間3が体積を減少させつつ固定スク
ロール1の中心へ向けて移動し、作動空間3内の冷媒ガ
スが圧縮される。圧縮された冷媒ガスは固定スクロール
1の端板1aに形成された吐出孔16と吐出弁17とを
介して吐出室6へ吐出する。冷媒ガスは吐出室6の囲壁
に衝突する。冷媒ガスが吐出室6の囲壁に衝突する際
に、冷媒ガス中に分散浮遊するミスト状の潤滑油が吐出
室6の囲壁に付着して冷媒ガスから分離除去され、邪魔
板18と固定スクロールの端板1aとの間の微少隙間を
通って、貯油室6aに溜まる。潤滑油が分離除去された
冷媒ガスは、図示しない吐出ポートを介して外部冷媒回
路の高圧側へ流出する。吐出室から外部冷媒回路へ吐出
する冷媒ガスから潤滑油が分離除去されることにより、
外部冷媒回路の熱効率が向上する。
ロール1の中心へ向けて移動し、作動空間3内の冷媒ガ
スが圧縮される。圧縮された冷媒ガスは固定スクロール
1の端板1aに形成された吐出孔16と吐出弁17とを
介して吐出室6へ吐出する。冷媒ガスは吐出室6の囲壁
に衝突する。冷媒ガスが吐出室6の囲壁に衝突する際
に、冷媒ガス中に分散浮遊するミスト状の潤滑油が吐出
室6の囲壁に付着して冷媒ガスから分離除去され、邪魔
板18と固定スクロールの端板1aとの間の微少隙間を
通って、貯油室6aに溜まる。潤滑油が分離除去された
冷媒ガスは、図示しない吐出ポートを介して外部冷媒回
路の高圧側へ流出する。吐出室から外部冷媒回路へ吐出
する冷媒ガスから潤滑油が分離除去されることにより、
外部冷媒回路の熱効率が向上する。
【0015】高圧の貯油室6aに溜まった潤滑油は、固
定スクロールの端板1aの下部に形成された第2通路2
0bと、固定スクロールの端板1aの周面に形成された
第1通路20aと、固定スクロールの端板1aの上部と
渦巻体1bの上部とに形成された第3通路20cとを通
って、高圧の貯油室6a下部から低圧の吸入室5上部へ
圧送される。吸入室5の上部へ圧送された潤滑油は、下
方へ流れ下り、吸入室5内の主軸7、偏心ピン12、ブ
ッシュ13、ラジアルベアリング8、9、14、ボール
カップリング15、可動スクロール2と固定スクロール
1との摺接部等を潤滑する。
定スクロールの端板1aの下部に形成された第2通路2
0bと、固定スクロールの端板1aの周面に形成された
第1通路20aと、固定スクロールの端板1aの上部と
渦巻体1bの上部とに形成された第3通路20cとを通
って、高圧の貯油室6a下部から低圧の吸入室5上部へ
圧送される。吸入室5の上部へ圧送された潤滑油は、下
方へ流れ下り、吸入室5内の主軸7、偏心ピン12、ブ
ッシュ13、ラジアルベアリング8、9、14、ボール
カップリング15、可動スクロール2と固定スクロール
1との摺接部等を潤滑する。
【0016】邪魔板18を配設して吐出室6の下部に貯
油室6aを形成したので、貯油室6aに溜まった潤滑油
は、吐出室6に吐出する冷媒ガスによって吹き上げられ
再度ミスト化するおそれがなく、確実に吸入室5へ圧送
される。貯油室6aに溜まった潤滑油の液面高さを連通
路19の吐出室6側端部より上方に維持するために、第
3通路20cを通過する潤滑油の流量を微少値に維持す
るのが望ましい。このため、第3通路20cは小径であ
ることが望ましい。可動スクロール2の背後に配設され
た主軸7、偏心ピン12、ブッシュ13、ラジアルベア
リング8、9、14、ボールカップリング15等の近傍
まで潤滑油を圧送すべく、第3通路20cは固定スクロ
ールの渦巻体1bの先端まで延在させるのが望ましいの
で、第3通路20cは長い通路となる。全長に亘って小
径の長い第3通路20cを固定スクロール1に形成する
ことは困難である。第3通路20cの第1通路20a側
の大部分を大径部20c′とし吸入室5側の残余部を小
径部20c″とすれば、第3通路20cの加工の容易性
を確保しつつ第3通路20cを通過する潤滑油の流量を
微少値に維持することができる。
油室6aを形成したので、貯油室6aに溜まった潤滑油
は、吐出室6に吐出する冷媒ガスによって吹き上げられ
再度ミスト化するおそれがなく、確実に吸入室5へ圧送
される。貯油室6aに溜まった潤滑油の液面高さを連通
路19の吐出室6側端部より上方に維持するために、第
3通路20cを通過する潤滑油の流量を微少値に維持す
るのが望ましい。このため、第3通路20cは小径であ
ることが望ましい。可動スクロール2の背後に配設され
た主軸7、偏心ピン12、ブッシュ13、ラジアルベア
リング8、9、14、ボールカップリング15等の近傍
まで潤滑油を圧送すべく、第3通路20cは固定スクロ
ールの渦巻体1bの先端まで延在させるのが望ましいの
で、第3通路20cは長い通路となる。全長に亘って小
径の長い第3通路20cを固定スクロール1に形成する
ことは困難である。第3通路20cの第1通路20a側
の大部分を大径部20c′とし吸入室5側の残余部を小
径部20c″とすれば、第3通路20cの加工の容易性
を確保しつつ第3通路20cを通過する潤滑油の流量を
微少値に維持することができる。
【0017】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されない。第2通路20bの貯油室
6a側端部にフィルターを配設しても良い。圧送される
潤滑油に含まれるゴミで第3通路20cの小径部20
c″が目詰まりするのを防止することができる。
は上記実施例に限定されない。第2通路20bの貯油室
6a側端部にフィルターを配設しても良い。圧送される
潤滑油に含まれるゴミで第3通路20cの小径部20
c″が目詰まりするのを防止することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係るスク
ロール型圧縮機においては、固定スクロールのハウジン
グへの圧入部に配設されるOリングを収容する第1周溝
の底面に形成された第2周溝とOリングとにより形成さ
れる第1通路と、吐出室の下部と第1通路の下部とを連
通させる第2通路と、吸入室の上部と第1通路の上部と
を連通させる第3通路とを介して、吐出室の下部に溜ま
った潤滑油が吸入室の上部へ圧送される。従って本発明
により、渦巻体を有する固定スクロールと、渦巻体を有
し固定スクロールとかみ合って複数の作動空間を形成す
る可動スクロールと、可動スクロールの旋回駆動機構
と、可動スクロールの自転防止機構と、固定スクロール
と可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構とを収
容するハウジングとを備え、ハウジングに圧入固定され
た固定スクロールによりハウジングの内部空間が吸入室
と吐出室とに区画され、吸入室内に可動スクロールと旋
回駆動機構と自転防止機構とが収容されたスクロール型
圧縮機であって、吐出室下部に溜まった潤滑油が吸入室
上部へ圧送されるスクロール型圧縮機が提供される。
ロール型圧縮機においては、固定スクロールのハウジン
グへの圧入部に配設されるOリングを収容する第1周溝
の底面に形成された第2周溝とOリングとにより形成さ
れる第1通路と、吐出室の下部と第1通路の下部とを連
通させる第2通路と、吸入室の上部と第1通路の上部と
を連通させる第3通路とを介して、吐出室の下部に溜ま
った潤滑油が吸入室の上部へ圧送される。従って本発明
により、渦巻体を有する固定スクロールと、渦巻体を有
し固定スクロールとかみ合って複数の作動空間を形成す
る可動スクロールと、可動スクロールの旋回駆動機構
と、可動スクロールの自転防止機構と、固定スクロール
と可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構とを収
容するハウジングとを備え、ハウジングに圧入固定され
た固定スクロールによりハウジングの内部空間が吸入室
と吐出室とに区画され、吸入室内に可動スクロールと旋
回駆動機構と自転防止機構とが収容されたスクロール型
圧縮機であって、吐出室下部に溜まった潤滑油が吸入室
上部へ圧送されるスクロール型圧縮機が提供される。
【図1】本発明の実施例に係るスクロール型圧縮機の側
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
1 固定スクロール
1a 端板
1b 渦巻体
2 可動スクロール
2a 端板
2b 渦巻体
3 作動空間
4 ハウジング
5 吸入室
6 吐出室
6a 貯油室
19 Oリング
1a′ 第1周溝
1a″ 第2周溝
20a 第1通路
20b 第2通路
20c 第3通路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高畑 正明
群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式
会社内
(72)発明者 伊藤 清文
群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式
会社内
Fターム(参考) 3H029 AA02 AA17 AB03 BB06 CC22
3H039 AA02 AA12 BB11 BB16 CC03
CC08 CC27 CC29 CC42
Claims (4)
- 【請求項1】 渦巻体を有する固定スクロールと、渦巻
体を有し固定スクロールとかみ合って複数の作動空間を
形成する可動スクロールと、可動スクロールの旋回駆動
機構と、可動スクロールの自転防止機構と、固定スクロ
ールと可動スクロールと旋回駆動機構と自転防止機構と
を収容するハウジングとを備え、ハウジングに圧入固定
された固定スクロールによりハウジングの内部空間が吸
入室と吐出室とに区画され、吸入室内に可動スクロール
と旋回駆動機構と自転防止機構とが収容され、固定スク
ロールのハウジングへの圧入部がOリングによりシール
され、固定スクロールの周面に前記Oリングを収容する
第1周溝が形成され、前記Oリングにより開放端が閉鎖
されて第1通路を形成する第2周溝が第1周溝の底面に
形成され、吐出室の下部と第1通路の下部とを連通させ
る第2通路が固定スクロールの下部に形成され、吸入室
の上部と第1通路の上部とを連通させる第3通路が固定
スクロールの上部に形成されていることを特徴とするス
クロール型圧縮機。 - 【請求項2】 吐出室の下部に貯油室が形成され、第2
通路は貯油室と第1通路の下部とを連通させることを特
徴とする請求項1に記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 第3通路は大径部と小径部とを有するこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のスクロール型圧
縮機。 - 【請求項4】 第2通路の吐出室側の端部にフィルター
が配設されていることを特徴とする請求項1乃至3の何
れか1項に記載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002033277A JP2003232285A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | スクロール型圧縮機 |
US10/357,387 US6755632B1 (en) | 2002-02-12 | 2003-02-04 | Scroll-type compressor having an oil communication path in the fixed scroll |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002033277A JP2003232285A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003232285A true JP2003232285A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27776117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002033277A Pending JP2003232285A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6755632B1 (ja) |
JP (1) | JP2003232285A (ja) |
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JP2007186999A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-26 | Sanden Corp | スクロール型圧縮機 |
JP2007192195A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-02 | Sanden Corp | スクロール型圧縮機 |
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KR101300261B1 (ko) * | 2011-11-09 | 2013-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
US9523361B2 (en) | 2011-01-11 | 2016-12-20 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor having back pressure chamber that operatively contains a discharge pressure and an intermediate pressure during different periods of time within a single compression cycle |
WO2023132305A1 (ja) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 圧縮機 |
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JP2005351112A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Sanden Corp | スクロール圧縮機 |
JP2006097495A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Sanden Corp | 圧縮機 |
US20170022984A1 (en) * | 2015-07-22 | 2017-01-26 | Halla Visteon Climate Control Corp. | Porous oil flow controller |
US12129853B2 (en) | 2022-05-06 | 2024-10-29 | Hanon Systems | Fluid filter for a compressor |
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JPS55109793A (en) | 1979-02-17 | 1980-08-23 | Sanden Corp | Displacement type fluid compressor |
JPS5952193U (ja) | 1982-09-30 | 1984-04-05 | サンデン株式会社 | スクロ−ル型圧縮機 |
JPS59141190U (ja) | 1983-03-14 | 1984-09-20 | サンデン株式会社 | スクロ−ル型コンプレツサの潤滑構造 |
CA1226478A (en) | 1983-03-15 | 1987-09-08 | Sanden Corporation | Lubricating mechanism for scroll-type fluid displacement apparatus |
US4538975A (en) | 1983-08-16 | 1985-09-03 | Sanden Corporation | Scroll type compressor with lubricating system |
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DE69838886T2 (de) * | 1997-08-29 | 2008-12-04 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki, Kariya | Spiralverdichter |
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-
2002
- 2002-02-12 JP JP2002033277A patent/JP2003232285A/ja active Pending
-
2003
- 2003-02-04 US US10/357,387 patent/US6755632B1/en not_active Expired - Fee Related
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