JP2003224874A - 移動通信ネットワークのルータおよび移動通信端末 - Google Patents
移動通信ネットワークのルータおよび移動通信端末Info
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Abstract
かつ,効率の良いハンドオーバを実現する。 【解決手段】 アクセスネットワーク1の通信エリア1
0の端部に位置するルータB11〜B16は,自己が通
信エリアの端部に位置することを示すメッセージ(端部
メッセージ)をルータ広告メッセージにより移動通信端
末(MN)5に送信する。MN5が,アクセスネットワ
ーク1と通信を行っている際に,ルータB15から端部
メッセージを受信すると,MN5は,アクセスネットワ
ーク2のルータ(たとえばルータR22)との接続を開
始し,通信を開始する。このように端部メッセージを受
信することにより,アクセスネットワーク1との接続が
切断される前にアクセスネットワーク2との接続が開始
され,ハンドオーバ時のパケットロス等が防止される。
Description
ークに設けられたルータ,および,該ルータと通信する
移動通信端末に関する。また,本発明は,複数のルータ
を有する移動通信ネットワークシステムおよび該移動通
信ネットワークシステムにおける通信方法に関する。
端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の移動
通信端末(携帯端末)が普及し,これら端末を使用した
移動通信サービスの利用が急増している。
SM,GPRS,PDC,PDC−P等の第2世代移動
通信システムやPHSから,第3世代移動通信システム
であるIMT−2000や小規模無線アクセス技術であ
る無線LAN,ブルーツゥース(Bluetooth)等へ移行
しつつある。移動通信サービスの実現技術は,今後さら
にIMT−2000よりも高速の第4世代移動通信技術
の確立に向け,E−ジャパン(e-Japan)戦略の検討も
開始されている。
されることにより,ユーザは,自己(移動通信端末)の
位置や利用したいサービスに応じて最適なアクセスネッ
トワークを選択し,いつでもどこでもシームレスに移動
通信サービスを利用することが可能となる。
なインターネットを中核とし,このインターネットに様
々な無線アクセスネットワークを接続して構成される高
速無線インターネットにより実現される計画である。こ
の高速無線インターネットのキーテクノロジーの1つと
して考えられるのが,モバイルIPである。
て,移動通信端末がネットワーク上の接続位置を変えて
も通信を行うことを可能とするプロトコルであり,米国
の標準化団体IETF(Internet Engineering Task Fo
rce)においてRFC(Request for Comments)2002と
して標準化されている。
る端末数の急増により,IPアドレス枯渇の問題が深刻
化している。このため,より多くのIPアドレスを使用
することが可能なIPv6を使用したネットワークへの
移行が本格化している。これに伴い,通常のIPv4ネ
ットワークにおけるモバイルIPだけでなく,IPv6
ネットワーク上での端末の移動をサポートするプロトコ
ルとしてモバイルIPv6の標準化が進められており,
IETFにおいてRFC化のための審議が行われてい
る。
なメカニズムは同じであるため,以下では,モバイルI
Pv6を例にとり,従来技術を説明する。
概略構成を示している。このIPv6ネットワークシス
テムは,ホームネットワーク100,インターネットコ
アネットワーク200,ならびにアクセスネットワーク
300および400を有する。
末(移動ノード,以下「MN」(Mobile Node)とい
う。)500が通常接続(無線接続)するIPv6ネッ
トワークであり,たとえばMN500が加入しているキ
ャリア(電気通信事業者,特に第一種電気通信事業者)
が保有および管理する通信ネットワークである。ホーム
ネットワーク100は,移動管理エージェントであるホ
ームエージェント(以下「HA」(Home Agent)とい
う。)110を有する。
は,ともにMN500を収容可能な他のキャリアが保有
および管理するIPv6ネットワークである。アクセス
ネットワーク300はルータ310および320を,ア
クセスネットワーク400はルータ410および420
を,それぞれ有する。
は,IPv6ネットワークであり,IPv6ルータ(図
示略)により構成される。ホームネットワーク100,
ならびにアクセスネットワーク300および400は,
インターネットコアネットワーク200に接続され,イ
ンターネットコアネットワーク200を介して相互に通
信可能となっている。
100に接続して無線通信を行うが,アクセスネットワ
ーク300(ルータ310または320)および400
(ルータ410または420)と通信するための無線イ
ンタフェースをも有する。したがって,MN500がホ
ームネットワーク100のアクセスエリア(通信エリ
ア)を離れ,アクセスネットワーク300または400
のアクセスエリアに移動した場合には,アクセスネット
ワーク300または400と無線通信を行い,インター
ネットコアネットワーク200を介して,ホームネット
ワーク100のHA110にアクセスすることとなる。
において,MN500がホームネットワーク100のア
クセスエリアからアクセスネットワーク300のアクセ
スエリア(たとえばルータ320のアクセスエリア)に
移動した場合に(P1),MN500は,アクセスネッ
トワーク300への接続を開始し,ルータ320との無
線接続を確立する(P2)。
送信されたルータ広告メッセージを受信する(P3)。
MN500は,受信したルータ広告メッセージに含まれ
るネットワークプレフィクス(たとえば(20::/64))
が,ホームネットワーク100のネットワークプレフィ
クス(たとえば(10::/64))と異なることを検出し,
ホームネットワーク100から移動したことを認識す
る。
ーク300およびインターネットコアネットワーク20
0を介して,ホームネットワーク100のHA110へ
登録メッセージ(以下「BU」(Binding Update)とい
う。)を送信する(P4)。このBUには,ホームアド
レス(ホームネットワーク100におけるMN500の
IPアドレスであり,たとえば(10::10))および気付
アドレス(以下「CoA」(Care-of Address)とい
う。)(たとえば(20::10))が含まれる。CoAは,
アクセスネットワーク300のルータ320またはアド
レス割り当て用ルータからMN500に与えられること
もあるし,MN500が自ら生成することもできる。
り,MN500のホームアドレスとCoAとの関係をバ
インディングキャッシュ(Binding Cache)として一定
時間保持する(P5)。
MN500のホームアドレス宛てに送信されたパケット
(IPv6パケット)はHA110によって受信され,
MN500のCoA宛てに転送される。このような処理
により,MN500はIPv6ネットワークシステム上
を移動しても通信を行うことができる。
v6パケットの拡張ヘッダやICMPv6メッセージの
拡張等により,下位の物理レイヤ,データリンクレイヤ
の種別に依存せず,IPv6レイヤにおいて独立に実行
される。これは,MN500がどのようなアクセスネッ
トワークを使用していてもIPv6ネットワークシステ
ム上での移動が可能となることを意味している。
たように,いつでもどこでもシームレスに通信サービス
が利用可能なモバイル環境を実現するための技術として
非常に適したものである。
v6では,MN500が異なるアクセスネットワーク間
でハンドオーバを実行する際に,以下のような問題点が
ある。
110からMN500にパケットが転送されず,パケッ
トロスを生じるおそれがあるということである。この問
題は,以下のようなして生じる。
ワーク300のアクセスエリアからアクセスネットワー
ク400のアクセスエリアへ移動した場合に(P6),
移動に伴い,ルータ320からの無線信号は次第に届か
なくなり,アクセスセットワーク300との接続は切断
される。
ク400(たとえばルータ410)との接続を開始し,
その接続を確立する(P7)。これにより,MN500
はルータ410から送信されたルータ広告メッセージを
受信する(P8)。
ージに含まれるネットワークプレフィクス(たとえば
(30::/64))が,ホームネットワーク100のネット
ワークプレフィックス(10::/64)およびアクセスネッ
トワーク200のネットワークプレフィックス(20::/6
4)のいずれとも異なることを検出し,移動したことを
認識する。そして,MN500は,ホームアドレスおよ
びアクセスネットワーク400から取得したCoA(た
とえば(30::10))を,BUとしてHA110に送信
し,HAに位置登録を行う(P9)。
は,MN500のホームアドレス(10::10)と新たなC
oA(30::10)との対応をバインディングキャッシュと
して記憶する(P10)。以後,バインディングキャッ
シュが存在する間,HA110は,MN500のホーム
アドレス(10::10)宛てのパケットを代わりに受信し,
受信したパケットをMN500のCoA(30::10)へ転
送する。
ク300との接続が切断されてから,HA110に新た
なCoA(30::10)の登録が完了するまでの間,MN5
00宛てに送信されたパケットは,HA110から,M
N500がアクセスネットワーク300にて取得したC
oA(20::10)へ転送される。しかし,このパケット
は,もはやMN500によって受信されず,パケットロ
スとなる。
が切断されるおそれがあるということである。
クセスネットワーク400との接続を確立する際に,M
N500がアクセスネットワーク400を利用する権限
を有するユーザであるかどうかをチェックするための認
証が行われる。この認証により,ステップP6からP1
0までに要する時間は長くなる。その結果,MN500
と通信相手の間で実行されているアプリケーションは切
断されてしまう。
る方法として,ハンドオーバ時に,MN500は,アク
セスネットワーク300との接続切断後にアクセスネッ
トワーク400との接続を試みるのではなく,図9に示
すように,MN500は,アクセスネットワーク300
および400の双方と接続を行う方法が考えられる。
CoAを登録することが可能である。これを利用して,
アクセスネットワーク300および400からの無線信
号を常に監視し,アクセスネットワーク300との接続
が切断される前であっても,アクセスネットワーク40
0との接続が可能となった時点で直ちにアクセスネット
ワーク400との接続を確立し,アクセスネットワーク
400のCoAをあらかじめHA110へ登録すること
で,パケットロスやアプリケーション切断等の問題を解
消できる。
アクセスネットワーク300および400の双方の無線
信号を監視するので,MN500のバッテリ消費量が増
加する。
400のアクセスエリアが重なっている場合には,両方
のアクセスネットワークを同時に使用することになる。
このため,ユーザに課金される接続料金が倍増するおそ
れがある。たとえば,アクセスネットワーク300およ
び400として,IMT−2000および無線LANの
アクセスポイントを持つインターネットサービスプロバ
イダ(ISP:Internet Service Provider)を考えれ
ば,このようなアクセスエリアが重なる状況が生じ得
る。また,アクセスネットワークも冗長にリソースを使
用することとなり,効率が悪くなる。
のものであり,IPネットワークにおいて信頼性が高
く,かつ,効率の良いハンドオーバを実現することを目
的とする。
に,本発明の第1の側面によるルータは,移動通信ネッ
トワークの有する通信エリアの端部に位置し,移動通信
端末と無線通信を行うルータにおいて,前記通信エリア
の端部に位置することを示すメッセージを前記移動通信
端末に送信する送信部を有することを特徴とする。
の端部に位置するルータは,通信エリアの端部に位置す
ることを示すメッセージを移動通信端末に送信する。こ
れにより,移動通信端末は,他の通信ネットワークとハ
ンドオーバする必要があることを知り,現在通信を行っ
ているルータとの接続が切断される前に,他の通信ネッ
トワークのルータとの通信を開始することができる。こ
れにより,ハンドオーバ時のパケットロスやアプリケー
ションの切断を防止することができる。
とを示すメッセージを受信するまで,他の通信ネットワ
ークとの接続を行わないようにすることができる。これ
により,移動通信端末に対して,他の通信ネットワーク
のキャリアから課される課金を減少させることができる
とともに,ネットワーク資源の利用の効率化を図ること
もできる。
と,信頼性が高く,かつ,効率の良いハンドオーバを実
現することができる。
は,第1の移動通信ネットワークに設けられた複数のル
ータの少なくとも1つと無線通信を行う第1の通信部
と,第2の移動通信ネットワークに設けられた複数のル
ータの少なくとも1つと無線通信を行う第2の通信部
と,前記第1の通信部が,前記第1の移動通信ネットワ
ークの通信エリアの端部に位置するルータと通信してい
る状態において,該端部に位置するルータから送信され
る,端部に位置することを示すメッセージを受信する
と,前記第2の移動通信ネットワークに設けられた前記
ルータとの通信を開始するように前記第2の通信部を制
御する制御部とを有する。
の側面と同様の作用効果を得ることができる。
ワークシステムは,複数のルータを有する第1の移動通
信ネットワークと,複数のルータを有する第2の移動通
信ネットワークと,移動通信端末とを有する移動通信ネ
ットワークシステムにおいて,前記第1の移動通信ネッ
トワークの複数のルータのうち,該第1の移動通信ネッ
トワークの通信エリアの端部に位置するルータは,前記
通信エリアの端部に位置することを示すメッセージを前
記移動通信端末に送信する送信部を有し,前記移動通信
端末は,前記第1の移動通信ネットワークの複数のルー
タの少なくとも1つと無線通信を行う第1の通信部と,
前記第2の移動通信ネットワークの複数のルータの少な
くとも1つと無線通信を行う第2の通信部と,前記第1
の通信部が,前記第1の移動通信ネットワークの通信エ
リアの端部に位置するルータと通信している状態におい
て,該端部に位置するルータから送信される,前記端部
に位置することを示すメッセージを受信すると,前記第
2の移動通信ネットワークに設けられた前記ルータとの
通信を開始するように前記第2の通信部を制御する制御
部とを有することを特徴とする。
数のルータを有する第1の移動通信ネットワークと,複
数のルータを有する第2の移動通信ネットワークと,移
動通信端末とを有する移動通信ネットワークシステムに
おける通信方法であって,前記第1の移動通信ネットワ
ークの複数のルータのうち,該第1の移動通信ネットワ
ークの通信エリアの端部に位置するルータは,前記通信
エリアの端部に位置することを示すメッセージを前記移
動通信端末に送信し,前記移動通信端末は,前記第1の
移動通信ネットワークの通信エリアの端部に位置するル
ータと通信している状態において,該端部に位置するル
ータから送信される,前記端部に位置することを示すメ
ッセージを受信すると,前記第2の移動通信ネットワー
クに設けられた前記ルータとの通信を開始するものであ
る。
の側面と同様の作用効果を得ることができる。
の構成>図1は,本発明の一実施の形態におけるアクセ
スネットワークシステムの構成例を示すブロック図であ
る。アクセスネットワークシステムは,本実施の形態で
はIPv6ネットワークシステムである。
クセスネットワーク1および2,ルータ30〜32およ
び40〜42,インターネットコアネットワーク(図示
略),ならびにホームネットワーク(図示略)を有す
る。
信事業者,特に第一種電気通信事業者)Hが保有および
管理するIPv6ネットワークである。アクセスネット
ワーク1は,キャリアHとは異なるキャリアAが保有お
よび管理するIPv6ネットワークである。アクセスネ
ットワーク2は,キャリアHおよびAとは異なるキャリ
アBが保有および管理するIPv6ネットワークであ
る。
たとえば携帯電話,自動車電話,携帯情報端末(PD
A)等であり,ホームネットワークのキャリアHに加入
している端末である。したがって,MN5は,ホームネ
ットワークのホームアドレスを有する。
アクセスネットワーク1および2との通信インタフェー
スをも有する。したがって,MN5は,通常,ホームネ
ットワークにアクセスして通信を行うが,移動すること
によりアクセスネットワーク1または2と接続し,通信
を行うこともある。この時,ホームネットワークに設け
られた移動管理エージェントであるホームエージェント
(HA,図示略)は,MN5の位置やパケットの転送等
を管理する。
〜B16およびR11〜R14を有する。これらのルー
タ間は,図示しない有線回線または無線回線によって相
互に接続されている。
4は,いずれもIPv6およびモバイルIPv6によっ
てMN5と無線通信を行う。ルータB11〜B16およ
びR11〜R14により,アクセスネットワーク1の通
信可能領域であるアクセスエリア10(破線で図示)が
形成され,MN5は,アクセスエリア10内において,
これらのルータの少なくとも1つと接続を確立し,通信
することができる。
10の端部(アクセスエリア10とそれ以外のエリアと
の境界)に位置するルータである。MN5は,ルータB
11〜B16のいずれかと無線接続を確立している状態
において,アクセスエリア10から遠ざかる方向に移動
すると,アクセスネットワーク1との接続が切断される
こととなる。これらルータB11〜B16は,通常のI
Pv6およびモバイルIPv6のプロトコル処理に加え
て,自己がアクセスエリアの端部に位置することを示す
情報(端部メッセージ)をMN5に通知する。この端部
メッセージおよびその通知については,後述する。
10の端部以外に位置するルータであり,IPv6およ
びモバイルIPv6のプロトコル処理を実行する通常の
IPv6ルータである。したがって,ここでは,その詳
細な説明を省略する。
〜B26およびR21〜R24を有する。これらのルー
タ間は,図示しない有線回線または無線回線によって相
互に接続されている。
4は,いずれもIPv6およびモバイルIPv6によっ
てMN5と無線通信を行う。ルータB21〜B26およ
びR21〜R24により,アクセスネットワーク2のア
クセスエリア20(二点鎖線で図示)が形成され,MN
5は,アクセスエリア20内において,これらのルータ
の少なくとも1つと無線接続を確立し,通信を行うこと
ができる。
20の端部(アクセスエリア境界)に位置するルータで
ある。MN5は,ルータB21〜B26のいずれかと無
線接続を確立している状態において,アクセスエリア2
0から遠ざかる方向に移動すると,アクセスネットワー
ク2との接続が切断されることとなる。これらルータB
21〜B26は,通常のIPv6およびモバイルIPv
6のプロトコル処理に加えて,自己がアクセスエリアの
端部に位置することを示す端部メッセージをMN5に通
知する。この端部メッセージおよびその通知について
は,後述する。
20の端部以外に位置するルータであり,IPv6およ
びモバイルIPv6のプロトコル処理を実行する通常の
IPv6ルータである。したがって,ここでは,その詳
細な説明を省略する。
との間には,両アクセスエリアの重なるエリア50が存
在する。このエリア50では,MN5は,アクセスネッ
トワーク1および2の双方またはいずれか一方と接続を
確立し,通信することができる。
タであり,本実施の形態では,アクセスネットワーク1
とインターネットコアネットワークとの中継ルータとし
て機能する。同様にして,ルータ40〜42は,通常の
IPv6ルータであり,本実施の形態では,アクセスネ
ットワーク2とインターネットコアネットワークおよび
ホームネットワークとの中継ルータとして機能する。
において,MN5が,ホームネットワークのアクセスエ
リアから離れ,アクセスネットワーク1のアクセスエリ
ア10またはアクセスネットワーク2のアクセスエリア
20に移動すると,従来技術の欄で説明したように,モ
バイルIPv6による処理が実行され,ホームネットワ
ークのHAにバインディングキャッシュが作成される。
そして,このバイディングキャッシュには,MN5のホ
ームアドレスと,アクセスネットワーク1または2の気
付アドレス(CoA)とが関連付けられて登録される。
バイディングキャッシュが存在する間,MN5宛てのパ
ケットは,一旦,HAに受信され,HAからMN5に転
送される。
スエリア1および2の端部に位置するルータB11〜B
16およびB21〜B26は,自己がアクセスエリアの
端部に位置することを示す端部メッセージをMN5に送
信する。この端部メッセージとして,本実施の形態で
は,一例として,ICMPv6メッセージの1つである
ルータ広告メッセージを拡張したものが使用される。図
2は,端部メッセージの構成例を示している。
セージの使用されていない予約領域(Reserved)に,端
部であることを示すフラグEおよび端部のタイプ(エッ
ジタイプ(Edge Type))の2つのフィールドを設ける
ことにより作成される。それ以外の領域は,通常のルー
タ広告メッセージと同じ内容のデータが置かれる。
の先頭から第6バイトの下位5ビットから構成される。
この5ビットには,通常のルータ広告メッセージでは,
0が設定される。この予約領域の先頭の1ビットがフラ
グEに使用され,下位4ビットがエッジタイプに使用さ
れる。
メッセージを送信したルータが,該ルータの所属するア
クセスネットワークのアクセスエリアの端部に位置する
ルータであることを示し,フラグEが0の場合には,ア
クセスエリアの端部に位置するルータでない通常のルー
タであることを示す。
ば,階層化IPv6では,1つのアクセスネットワーク
を階層化して,複数のサブネットワーク(またはアクセ
スネットワーク内の特定エリア)に分割することが可能
であるが,このような階層化IPv6では,サブネット
ワークの端部であるか,アクセスネットワークの端部で
あるかを区別する必要がある。この場合に,エッジタイ
プが使用される。たとえば,エッジタイプが1であれ
ば,アクセスネットワークの端部,エッジタイプが2で
あれば,サブネットワークまたはアクセスネットワーク
内の特定エリアの端部であることを意味する。このよう
に,エッジタイプを設けることにより,階層化IPv6
にも対応することができる。
ていない場合には,エッジタイプはたとえば0にされ,
フラグEのみによって,アクセスネットワークの端部か
そうでないかが判断される。
ルータ広告メッセージであるので,ルータから一定時間
間隔で送信される場合もあるし,MN5からルータに送
信されるルータ要請をルータが受信することによって,
ルータから送信されることもある。
セスネットワーク(たとえばアクセスネットワーク1)
のルータ(たとえばルータB15)から端部メッセージ
を受信するまでは,他のアクセスネットワーク(たとえ
ばアクセスネットワーク2)の受信電波の検出および他
のアクセスネットワークとの接続を行わず,端部メッセ
ージの受信により,他のアクセスネットワークの受信電
波の検出および他のアクセスネットワークとの接続を確
立する。
クセスネットワーク1と接続している場合に,MN5
は,アクセスネットワークのルータB15から端部メッ
セージを受信するまでは,アクセスネットワーク2(ル
ータB22,R22等)と接続せず,ルータB15から
端部メッセージを受信することにより,アクセスネット
ワーク2との接続を確立する。
び第2の問題点が解決される。また,常時,アクセスネ
ットワーク1および2とMN5とを接続する場合より
も,MN5の電力消費量が軽減されるとともに,課金の
増加が軽減され,また,アクセスネットワークのリソー
スの利用効率も向上する。
ータB11〜B16,B21〜B26,およびMN5の
詳細,ならびに処理シーケンスについて説明する。
セスエリアの端部に位置するルータB11〜B16およ
びB21〜B26の構成例を示すブロック図である。ル
ータB11〜B16およびB21〜B26は,いずれも
同じ構成を有するので,ルータB11を代表として,そ
の構成を説明する。
ス識別部62,プロトコル識別部63,ルーティングプ
ロトコル処理部64,ルーティングテーブル記憶部6
5,ルーティング処理部66,送信処理部67,および
ICMPメッセージ処理部70を有する。ICMPメッ
セージ処理部70は,メッセージ種別識別部71,ルー
タ要請メッセージ処理部72,ルータ広告メッセージ処
理部73,タイマ74,およびメッセージ格納部75を
有する。
ータ(IPv6パケットまたは該IPv6パケットを含
むフレーム)は,ルータB11のアンテナ(図示略)ま
たは入力ポート(図示略)を介して,受信処理部61に
より受信される。受信処理部61は,MN5から送信さ
れたデータに対して,レイヤ1(物理層)および2(デ
ータリンク層またはインタフェース層)の処理等を実行
する。処理後のデータは,アドレス識別部62に与えら
れる。
タが受信された場合に,受信処理部61は,無線信号に
対して,RF帯域からベースバンドへの周波数変換等の
処理を行い,処理後のパケットをアドレス識別部62に
与える。また,受信処理部61は,フレームからフレー
ムヘッダを取り除き,IPv6パケットを取り出し,取
り出したIPv6パケットをアドレス識別部62に与え
る。
ら与えられたパケットの宛先アドレスを解析し,宛先ア
ドレスの基づいて自己宛てのパケット(マルチキャスト
およびブロードキャストパケットを含む。)かどうかを
判断する。アドレス識別部62は,パケットが自己宛て
のものである場合に,該パケットを受信パケットとして
プロトコル識別部63に与え,パケットが自己宛てのパ
ケットでない場合に,該パケットを転送パケットとして
ルーティング処理部66に与える。
してマルチキャストアドレスを有するので,ルータ要請
は,アドレス識別部62からプロトコル識別部63に与
えられる。
テーブル記憶部65に記憶されたルーティングテーブル
を参照し,アドレス識別部62から与えられた転送パケ
ットに対してルーティング処理を行った後,転送パケッ
トを送信処理部67に与える。
Next Headerの値に基づいてプロトコルを識別し,受信
パケットがルーティングメッセージであるか,または,
インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP:
Internet Control Message Protocol)パケット(IC
MPv6パケット)であるかを判断する。
ルーティングメッセージである場合に,受信パケットを
ルーティングプロトコル処理部64に与え,受信パケッ
トがICMPパケットである場合に,受信パケットをI
CMPメッセージ処理部70のメッセージ種別識別部7
1に与える。たとえば,ルータ要請のNext Headerの値
はICMPを示すので,ルータ要請はプロトコル識別部
63からメッセージ種別識別部71に与えられる。
ロトコル識別部62から与えられたルーティングメッセ
ージに従ってルーティングテーブルを作成し,作成した
ルーティングテーブルをルーティングテーブル記憶部6
5に記憶する。また,ルーティングプロトコル処理部6
4は,他のルータへ送信するためのルーティングメッセ
ージを作成し,作成したルーティングメッセージを送信
処理部67に与える。
識別部63から与えられたICMPパケットの種別をTy
peの値に基づいて識別する。たとえば,Typeの値がルー
タ要請である場合に,メッセージ種別識別部71は,こ
のICMPパケットをルータ要請メッセージ処理部72
に与える。
セージ種別識別部71から与えられたICMPパケット
に基づいてルータ広告メッセージ処理部73に,ルータ
広告メッセージの送信を指示する。
アクセスネットワーク1のネットワークプレフィックス
および自己がアクセスエリアの端部に存在することを示
すデータを記憶している。
タ要請メッセージ処理部72から送信指示を受けると,
メッセージ格納部75に記憶されたネットワークプレフ
ィックスおよび端部に存在することを示すデータに基づ
いて端部メッセージ(ルータ広告メッセージ)を作成
し,該端部メッセージを送信処理部67に与える。
は,ルータ要請を受信しない場合(すなわちルータ要請
メッセージ処理部72からの送信指示を受けない場合)
に,タイマ74を利用して,一定時間間隔(たとえば3
0秒間隔)で端部メッセージを作成し,該端部メッセー
ジを送信処理部67に与えることもできる。
6,ルーティングプロトコル処理部64,またはルータ
広告メッセージ処理部73から与えられたパケット(メ
ッセージ)に対してレイヤ1および2のプロトコル処理
を施し,処理後のパケットをMN5または他のルータに
送信する。
は,図4(A)に示す構成とすることもできるし,同図
(B)に示す構成とすることもできる。同図(A)で
は,ルータ本体と無線アンテナとが個別に設けられ,ル
ータ本体と無線アンテナとが有線インタフェース部およ
び有線ケーブルを介して接続される。同図(B)では,
ルータ本体と無線アンテナとが一体構成され,ルータ本
体内に無線インタフェース部が設けられ,この無線イン
タフェース部に無線アンテナが接続される。
は,MN5の構成例を示すブロック図である。MN5
は,ユーザインタフェース部81,アプリケーションプ
ログラム実行部82,パケット分解部83,モバイルI
Pメッセージ処理部84,パケット組立部85,パケッ
ト識別部86,ルータ広告メッセージ処理部87,イン
タフェース制御部88,受信処理部89および91,な
らびに送信処理部90および92を有する。
アクセスネットワーク1のルータとの通信を行うための
通信インタフェース部I1を構成する。受信処理部91
および送信処理部92は,アクセスネットワーク2のル
ータとの通信を行うための通信インタフェース部I2を
構成する。
インタフェース制御部88により,起動および停止が制
御される。MN5がアクセスエリア10内に存在する場
合には,通信インタフェース部I1が起動され,MN5
がアクセスエリア20内に存在する場合には,通信イン
タフェース部I2が起動される。また,エリア50内で
は,端部メッセージの受信により,通信インタフェース
部I1およびI2の双方が起動される。
設けられてもよい。また,ホームネットワークと通信を
行うための通信インタフェース部については,通信イン
タフェース部I1またはI2が兼用されてもよいし,図
示しない他の通信インタフェース部が設けられてもよ
い。
されたデータ(IPv6パケットまたは該IPv6パケ
ットを含むフレーム)は,受信処理部89により受信さ
れる。アクセスネットワーク2のルータから送信された
データは,受信処理部91により受信される。
ータに対して,レイヤ1および2のプロトコル処理を実
行する。たとえば,無線信号の周波数をRF帯域からベ
ースバンドに変換する等の処理を実行する。また,フレ
ームからフレームヘッダを取り除き,IPv6パケット
を取り出し,取り出したIPv6パケットをアドレス識
別部62に与える。処理の実行後,受信処理部89また
は91は,受信パケットをパケット識別部86に与え
る。
ータ広告メッセージ(端部メッセージを含む。)である
か,ルータ広告メッセージ以外のICMPメッセージ
(モバイルIPメッセージ)であるか,あるいは,アプ
リケーションデータパケットであるかを,受信パケット
のNext Headerの値およびTypeの値により判断する。な
お,アプリケーションデータパケットは,たとえばテキ
ストデータや画像データ,音声データ,プログラムデー
タ等である。
ータ広告メッセージである場合(すなわちNext Header
の値がICMPであり,Typeがルータ広告である場合)
に,受信パケットをルータ広告メッセージ処理部87に
与え,受信パケットがモバイルIPメッセージである場
合に,受信パケットをモバイルIPメッセージ処理部8
4に与え,受信パケットがアプリケーションデータパケ
ットである場合に,受信パケットをパケット分解部83
に与える。
ット識別部86から与えられたルータ広告メッセージの
ネットワークプレフィックスと,前回受信したルータ広
告メッセージのネットワークプレフィックスとを比較す
る。
は,これら2つのネットワークプレフィックスが一致す
る場合に,MN5のルータ間での移動がないと判断し,
これら2つのネットワークプレフィックスが一致しない
場合には,MN5のルータ間で移動したと判断し,移動
検出をモバイルIPメッセージ処理部84に与える。
は,ルータ広告メッセージが端部メッセージかどうか
(すなわちフラグEが1かどうか)を判断し,端部メッ
セージである場合には,インタフェース制御部88に端
部メッセージを受信したことを通知する。
メッセージ処理部87からの通知により,現在停止して
いる通信インタフェース部を起動させる。たとえば,M
N5がアクセスエリア10からエリア50に進入した場
合に,通信インタフェース部I1は動作し,通信インタ
フェース部I2は停止している。この状態で,エリア5
0において,MN5がルータB15から端部メッセージ
を受信すると,インタフェース制御部88は,通信イン
タフェース部I2を起動する。
タフェース状態をモバイルIPメッセージ処理部84に
通知する。インタフェース状態は,通信インタフェース
部I1およびI2の起動または停止の状態を示す。
アクセスネットワーク2との接続を確立し,アクセスネ
ットワーク2との受信処理および送信処理を実行する。
信したルータ広告メッセージのネットワークプレフィッ
クスに基づき,CoAを更新する。そして,モバイルI
Pメッセージ処理部84は,BUのメッセージ内容を組
み立て,この組み立てたメッセージ内容をパケット組立
部85に与える。
6から与えられたアプリケーションデータパケットのヘ
ッダ部を取り除き,ペイロード部(データ部)に含まれ
るデータをアプリケーションプログラム実行部82に与
える。
として,たとえば入力キー,マイク,CCDカメラ等を
有し,出力装置として,たとえば液晶ディスプレイ,ス
ピーカ等を有する。ユーザインタフェース部81は,ユ
ーザから入力されたデータをアプリケーションプログラ
ム実行部82に与え,またアプリケーションプログラム
実行部82から与えられるデータを出力装置に出力す
る。
は,MN5にあらかじめ記憶されたアプリケーションプ
ログラムまたはパケットにより受信したアプリケーショ
ンプログラムを実行し,パケット分解部83およびユー
ザインタフェース部81から与えられたデータを処理す
る。そして,アプリケーションプログラム実行部82
は,処理結果のデータのうち,ユーザに出力すべきデー
タをインタフェース部81に与え,他のMN等に送信す
べきデータをパケット組立部85に与える。
プログラム実行部82から与えられるデータ,または,
モバイルIPメッセージ処理部84から与えられるメッ
セージ内容にヘッダ等を付加して,送信パケットを生成
し,送信パケットを送信処理部90または92に与え
る。
よび2のプロトコル処理を実行し,送信パケットを送信
する。
におけるアクセスネットワークシステム上のMN5の移
動,および,MN5とアクセスネットワーク1または2
との接続の様子を示している。図7は,図6に示す状況
におけるMN5,アクセスネットワーク1および2,な
らびにホームネットワークの処理の流れを示すシーケン
ス図である。
ネットワークのアクセスエリアから,アクセスネットワ
ーク1のアクセスエリア(図6ではルータR14の近
傍)に移動した後,その電源が投入されると,MN5
は,アクセスネットワーク1のルータR14との無線リ
ンクの接続を開始する。この時,MN5は,アクセスネ
ットワーク1との送受信処理を実行する通信インタフェ
ース部I1(図4参照)を起動する。
2のいずれを起動するかは,たとえばアクセスネットワ
ーク1および2の無線周波数が相違する場合に,受信さ
れる無線信号の周波数に基づいて判断される。また,こ
の接続の際に,ルータR14は,MN5の認証を行うこ
とがある。
タR14からのルータ広告メッセージを受信する。な
お,前述したように,ルータ広告メッセージは,ルータ
R14から一定時間間隔で自動的に送信される場合もあ
るし,送信されない場合もある。後者の場合には,MN
5がルータR14にルータ要請を送信することにより,
ルータ広告メッセージがルータR14から送信されるこ
ととなる。
セージを解析する。ルータR14は通常のIPv6ルー
タであるので,ルータR14のルータ広告メッセージに
おけるフラグEの値は0である。したがって,MN5
は,他のアクセスネットワーク2の電波の検出,無線リ
ンクの接続開始等の処理を実行しない。
まれるネットワークプレフィックスの値により,MN5
はホームネットワークからアクセスネットワーク1に移
動したことを検出する(S1)。これにより,MN5
は,CoA(「CoA1」とする。)を生成し,生成し
たCoA1を含むBUを,アクセスネットワーク1,ル
ータ30および32(図1参照),ならびにインターネ
ットコアネットワークを介して,ホームネットワークの
HAに送信する(S1)。
する例を説明したが,CoA1は,ルータR14または
アクセスネットワーク1の他のルータによって生成さ
れ,MN5に与えられる場合もある。
信したBUに基づいてMN5の位置登録を行う(S
2)。すなわち,HAは,MN5のホームアドレスとC
oA1との関係をバインディングキャッシュに保持す
る。登録後,HAは,バイディングアック(Binding Ac
knowledgement)をMN5に返信する。
ットは,HAにより受信された後,HAからMN5に転
送される。
アクセスエリア10および20の重なるエリア50に進
入する(S3)。この際,MN5は,アクセスネットワ
ーク2のルータB22の通信エリア内を通過する。しか
し,MN5はルータB15から端部メッセージをまだ受
信しておらず,MN5の通信インタフェース部I2は停
止した状態であるので,ルータB22からの無線信号は
MN5によって受信されない。
ワーク1のルータB15およびアクセスネットワーク2
のルータB22の双方のエリア内を進入する(S3)。
これにより,MN5は,ルータR14と同じアクセスネ
ットワーク1に属するルータB15からの無線信号を受
信する。ルータB15からの無線信号の受信レベルがル
ータR14からの無線信号の受信レベルよりも大きくな
ると,MN5は,無線リンクの接続をルータR14から
ルータB15に切り替える。
ルータ広告メッセージを受信する。このルータ広告メッ
セージも,MN5からルータB15にルータ要請を送信
することによって送信されることがある。
トワークプレフィックスによって,MN5は移動を検出
する(S4)。これにより,MN5は,CoA1とは異
なるCoA(「CoA2」とする。)を生成し,BUを
HAに送信するとともに,CoA1を削除する(S
4)。
信したBUに基づいてMN5の位置登録を行う(S
5)。登録後,HAは,バイディングアック(Binding
Acknowledgement)をMN5に返信する。
の端部に位置するルータであるので,ルータB15から
のルータ広告メッセージのフラグEは1にセットされて
いる。すなわち,このルータ広告メッセージは端部メッ
セージでもある。これにより,MN5は,通信インタフ
ェース部I2を起動する(S6)。
ットワーク2のルータ(図5ではルータR22)からの
無線信号を選択し,ルータR22との接続を確立する。
これにより,ハンドオーバが開始される。接続の際に,
認証が行われることがある。
ータ広告メッセージを受信する。このルータ広告メッセ
ージも,MN5からのルータ要請に応じて送信される場
合もある。
ッセージのネットワークプレフィックスにより,MN5
は,アクセスネットワーク1からアクセスネットワーク
2に移動したことを検出し,新たなCoA3を生成する
(S7)。そして,MN5は,HAにBUを送信し(S
7),位置登録を行う(S8)。
との接続も維持しているので,MN5はHAに対して,
CoA2およびCoA3の2つのCoAを登録している
ことになる。また,MN5においても,CoA2は削除
されない。
AからCoA2(ルータB15経由)とCoA3(ルー
タR22経由)の両方へ転送される。このように,アク
セスネットワーク1との接続が確立されている間に,次
のハンドオーバに備えてアクセスネットワーク2との接
続が開始される。このため,その後,アクセスネットワ
ーク1との接続が切断されても,パケットロスやアプリ
ケーション切断を回避できる。
ちにアクセスネットワーク2との接続が行われるのでは
なく,ルータB15から端部メッセージの受信後,アク
セスネットワーク2との接続が行われる。したがって,
アクセスネットワーク1および2の双方と接続されてい
る時間を短くすることができ,ユーザ(MN5)に対す
る課金の増加を小さくすることができるとともに,アク
セスネットワーク1および2のリソースの利用効率を高
めることができる。
23に接近すると,MN5はルータR23からの無線信
号を検出する。ルータR23からの無線信号の受信レベ
ルがルータR22からの無線信号の受信レベルよりも大
きくなると,MN5はルータR23へ接続先を切り替え
る。
からのルータ広告メッセージを受信する。MN5は,C
oA3をCoA4へ更新してHAへ位置登録を行う。ま
た,ルータB15からの無線信号はMN5へ届かなくな
り,ルータB15との接続は切断される。
告メッセージが受信されなくなり,MN5は一定時間後
にCoA2を削除し,アクセスネットワーク1と接続す
るための通信インタフェース部I1の動作(たとえば電
源供給を停止)を停止する。またこれにより,HAへの
CoA2の更新も行われなくなるため,HAにおけるC
oA2の登録も一定時間後に削除される。最終的に,H
AはMN5宛てのパケットをCoA4へのみ転送する。
5が,異なるアクセスネットワーク間でハンドオーバを
行う時に,パケットロスやアプリケーションの切断を防
止できるとともに,リソースの効率的利用を図ることが
できる。
Pv6を前提に説明したが,IPv4にも本発明を適用
することができる。この場合に,ルータ広告メッセージ
(端部メッセージを含む。)は,ICMPメッセージを
利用したものとなる。
6の少なくとも1つは,モバイルIPにおけるHAまた
はフォーリンエージェント(FA:Foreign Agent)が
設けられるルータであってもよい。また,ルータB11
〜B16およびB21〜B26の少なくとも1つは,階
層化モバイルIPにおける無線ネットワークノード(R
NN)であってもよい。さらに,これらルータの少なく
とも1つは,階層化モバイルIPv6におけるアクセス
ルータ(AR)またはモビリティアンカポイント(MA
P)であってもよい。
る通信エリアの端部に位置し,移動通信端末と無線通信
を行うルータにおいて,前記通信エリアの端部に位置す
ることを示すメッセージを前記移動通信端末に送信する
送信部を有することを特徴とするルータ。
は,一定時間間隔で前記メッセージを送信することを特
徴とするルータ。
信端末からの送信要請を受信する受信部をさらに有し,
前記送信部は,前記受信部が前記送信要請を受信する
と,前記メッセージを送信する,ことを特徴とするルー
タ。
において,前記送信部は,インターネット制御メッセー
ジプロトコルまたは該プロトコルのバージョン6による
ルータ広告メッセージを使用して前記メッセージを送信
することを特徴とするルータ。
において,前記送信部は,前記端部の種別情報をさらに
送信することを特徴とするルータ。
は,インターネット制御メッセージプロトコルまたは該
プロトコルのバージョン6によるルータ広告メッセージ
を使用して前記種別情報を送信することを特徴とするル
ータ。
に設けられた複数のルータの少なくとも1つと無線通信
を行う第1の通信部と,第2の移動通信ネットワークに
設けられた複数のルータの少なくとも1つと無線通信を
行う第2の通信部と,前記第1の通信部が,前記第1の
移動通信ネットワークの通信エリアの端部に位置するル
ータと通信している状態において,該端部に位置するル
ータから送信される,端部に位置することを示すメッセ
ージを受信すると,前記第2の移動通信ネットワークに
設けられた前記ルータとの通信を開始するように前記第
2の通信部を制御する制御部と,を有する移動通信端
末。
は,前記第1の通信部が前記メッセージを受信するまで
は,前記第2の通信部に供給される電力をオフにし,前
記第1の通信部が前記メッセージを受信すると,前記第
2の通信部に供給される電力をオンにする,移動通信端
末。
移動通信ネットワークと,複数のルータを有する第2の
移動通信ネットワークと,移動通信端末とを有する移動
通信ネットワークシステムにおいて,前記第1の移動通
信ネットワークの複数のルータのうち,該第1の移動通
信ネットワークの通信エリアの端部に位置するルータ
は,前記通信エリアの端部に位置することを示すメッセ
ージを前記移動通信端末に送信する送信部を有し,前記
移動通信端末は,前記第1の移動通信ネットワークの複
数のルータの少なくとも1つと無線通信を行う第1の通
信部と,前記第2の移動通信ネットワークの複数のルー
タの少なくとも1つと無線通信を行う第2の通信部と,
前記第1の通信部が,前記第1の移動通信ネットワーク
の通信エリアの端部に位置するルータと通信している状
態において,該端部に位置するルータから送信される,
前記端部に位置することを示すメッセージを受信する
と,前記第2の移動通信ネットワークに設けられた前記
ルータとの通信を開始するように前記第2の通信部を制
御する制御部と,を有することを特徴とする移動通信ネ
ットワークシステム。
の移動通信ネットワークと,複数のルータを有する第2
の移動通信ネットワークと,移動通信端末とを有する移
動通信ネットワークシステムにおける通信方法であっ
て,前記第1の移動通信ネットワークの複数のルータの
うち,該第1の移動通信ネットワークの通信エリアの端
部に位置するルータは,前記通信エリアの端部に位置す
ることを示すメッセージを前記移動通信端末に送信し,
前記移動通信端末は,前記第1の移動通信ネットワーク
の通信エリアの端部に位置するルータと通信している状
態において,該端部に位置するルータから送信される,
前記端部に位置することを示すメッセージを受信する
と,前記第2の移動通信ネットワークに設けられた前記
ルータとの通信を開始する,通信方法。
ットロスやアプリケーションの切断を防止することがで
きる。また,本発明によると,移動通信端末に対してキ
ャリアから課される課金を減少させることができるとと
もに,ネットワーク資源の利用の効率化を図ることもで
きる。
ワークシステムの構成例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
る。
ワークシステム上の移動通信端末の移動,および,移動
通信端末とアクセスネットワークとの接続の様子を示
す。
スネットワーク,およびホームネットワークの処理の流
れを示すシーケンス図である。
す。
接続する様子を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 移動通信ネットワークの有する通信エリ
アの端部に位置し,移動通信端末と無線通信を行うルー
タにおいて,前記通信エリアの端部に位置することを示
すメッセージを前記移動通信端末に送信する送信部を有
することを特徴とするルータ。 - 【請求項2】 請求項1において,前記送信部は,一定
時間間隔で前記メッセージを送信することを特徴とする
ルータ。 - 【請求項3】 第1の移動通信ネットワークに設けられ
た複数のルータの少なくとも1つと無線通信を行う第1
の通信部と,第2の移動通信ネットワークに設けられた
複数のルータの少なくとも1つと無線通信を行う第2の
通信部と,前記第1の通信部が,前記第1の移動通信ネ
ットワークの通信エリアの端部に位置するルータと通信
している状態において,該端部に位置するルータから送
信される,端部に位置することを示すメッセージを受信
すると,前記第2の移動通信ネットワークに設けられた
前記ルータとの通信を開始するように前記第2の通信部
を制御する制御部と,を有する移動通信端末。 - 【請求項4】 複数のルータを有する第1の移動通信ネ
ットワークと,複数のルータを有する第2の移動通信ネ
ットワークと,移動通信端末とを有する移動通信ネット
ワークシステムにおいて,前記第1の移動通信ネットワ
ークの複数のルータのうち,該第1の移動通信ネットワ
ークの通信エリアの端部に位置するルータは,前記通信
エリアの端部に位置することを示すメッセージを前記移
動通信端末に送信する送信部を有し,前記移動通信端末
は,前記第1の移動通信ネットワークの複数のルータの
少なくとも1つと無線通信を行う第1の通信部と,前記
第2の移動通信ネットワークの複数のルータの少なくと
も1つと無線通信を行う第2の通信部と,前記第1の通
信部が,前記第1の移動通信ネットワークの通信エリア
の端部に位置するルータと通信している状態において,
該端部に位置するルータから送信される,前記端部に位
置することを示すメッセージを受信すると,前記第2の
移動通信ネットワークに設けられた前記ルータとの通信
を開始するように前記第2の通信部を制御する制御部
と,を有することを特徴とする移動通信ネットワークシ
ステム。 - 【請求項5】 複数のルータを有する第1の移動通信ネ
ットワークと,複数のルータを有する第2の移動通信ネ
ットワークと,移動通信端末とを有する移動通信ネット
ワークシステムにおける通信方法であって,前記第1の
移動通信ネットワークの複数のルータのうち,該第1の
移動通信ネットワークの通信エリアの端部に位置するル
ータは,前記通信エリアの端部に位置することを示すメ
ッセージを前記移動通信端末に送信し,前記移動通信端
末は,前記第1の移動通信ネットワークの通信エリアの
端部に位置するルータと通信している状態において,該
端部に位置するルータから送信される,前記端部に位置
することを示すメッセージを受信すると,前記第2の移
動通信ネットワークに設けられた前記ルータとの通信を
開始する,通信方法。
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