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JP2003224156A - 半導体樹脂封止装置 - Google Patents

半導体樹脂封止装置

Info

Publication number
JP2003224156A
JP2003224156A JP2002018642A JP2002018642A JP2003224156A JP 2003224156 A JP2003224156 A JP 2003224156A JP 2002018642 A JP2002018642 A JP 2002018642A JP 2002018642 A JP2002018642 A JP 2002018642A JP 2003224156 A JP2003224156 A JP 2003224156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold clamping
mold
clamping force
servo motor
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002018642A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutaka Matsuo
光高 松尾
Koji Oku
康二 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP2002018642A priority Critical patent/JP2003224156A/ja
Publication of JP2003224156A publication Critical patent/JP2003224156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度な型締力及び/又は金型位置の制御を
行う半導体樹脂封止装置を提供する。 【解決手段】 装置2は、キャビティに半導体チップを
配置し、型締状態でキャビティに樹脂を注入して半導体
チップを樹脂封止するための一対の金型と、金型の型締
・型開き動作を駆動するサーボモータ20と、モータを
制御するコントローラ18と、モータの回転角度を検出
するエンコーダ24と、金型の型締力を検出するロード
セル16とを備える。コントローラは、型締動作中にお
いて、ロードセルの検出値と目標型締力を比較演算し、
この演算結果に基づいてモータを制御し、型締動作以外
の動作領域において、エンコーダの検出値に基づいてモ
ータを制御する。型開き時において、一対の金型間の領
域への半導体チップ等の搬入・搬出の間、金型の位置が
制御されており、搬送機構の位置に対する金型の相対位
置を高精度に特定できるので、搬入・搬出動作を確実に
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップを樹
脂封止する半導体樹脂封止装置に関する。
【0002】
【発明の背景】半導体チップを樹脂封止するための半導
体樹脂封止装置は、一般的に、上金型と下金型を有し、
金型が開いた状態で半導体チップを搬入し、上金型と下
金型の一方を上下動させることで上金型と下金型を接触
させ(すなわち金型を閉じ)、その後上金型と下金型の
間に所定の型締力が得られた状態で一定時間停止するよ
うに構成されている。この状態で、金型内のキャビティ
には樹脂が注入される。その後、上金型と下金型を離間
させ(すなわち金型を開いて)、樹脂封止された半導体
チップ、すなわち半導体デバイスを金型から搬出する。
【0003】所定の型締力を得るための制御を高精度に
行うことは、半導体デバイスの品質を保持・向上させる
のに重要である。また、金型の位置の制御を高精度に行
うことは、異物噛み込み等の異常状態を検出したり、金
型への半導体チップの搬入、半導体デバイスの搬出を確
実に行うために重要である。
【0004】そこで、本発明は、高精度な型締力及び/
又は金型位置の制御を行う半導体樹脂封止装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するために、請求項1に
係る半導体樹脂封止装置は、キャビティに半導体チップ
を配置し、型締状態でキャビティに樹脂を注入して半導
体チップを樹脂封止するための一対の金型と、一対の金
型の型締動作及び型開き動作を駆動するサーボモータ
と、サーボモータを速度指令で制御するコントローラ
と、一対の金型の型締力を検出する型締力検出手段とを
備え、コントローラは、型締力検出手段の検出値と目標
型締力を比較演算し、この演算結果に基づく速度指令で
サーボモータを制御することを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る半導体樹脂封止装置は、キ
ャビティに半導体チップを配置し、型締状態でキャビテ
ィに樹脂を注入して半導体チップを樹脂封止するための
一対の金型と、一対の金型の型締動作及び型開き動作を
駆動するサーボモータと、サーボモータを制御するコン
トローラと、サーボモータの回転角度を検出する回転角
度検出手段と、一対の金型の型締力を検出する型締力検
出手段とを備え、コントローラは、前記型締動作中にお
いて、型締力検出手段の検出値と目標型締力を比較演算
し、この演算結果に基づいてサーボモータを第1のモー
ドで制御し、前記型締動作以外の動作領域において、回
転角度検出手段の検出値に基づいて前記サーボモータを
第2のモードで制御するように切替制御を行うことを特
徴とするものである。
【0007】請求項3に係る半導体樹脂封止装置は、キ
ャビティに半導体チップを配置し、型締状態でキャビテ
ィに樹脂を注入して半導体チップを樹脂封止するための
一対の金型と、一対の金型の型締動作及び型開き動作を
駆動するサーボモータと、サーボモータを速度指令で制
御するコントローラと、サーボモータの回転角度を検出
する回転角度検出手段と、一対の金型の型締力を検出す
る型締力検出手段とを備え、コントローラは、前記型締
動作中において、型締力検出手段の検出値と目標型締力
を比較演算し、この演算結果に基づく速度指令でサーボ
モータを制御するとともに、回転角度検出手段の検出値
をモニタし、回転角度検出手段の検出値に基づいて前記
型締動作の完了を確認することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項4に係る半導体樹脂封止装置は、キ
ャビティに半導体チップを配置し、型締状態でキャビテ
ィに樹脂を注入して半導体チップを樹脂封止するための
一対の金型と、一対の金型の型締動作及び型開き動作を
駆動するサーボモータと、サーボモータを制御するコン
トローラと、サーボモータの回転角度を検出する回転角
度検出手段と、一対の金型の型締力を検出する型締力検
出手段と、前記回転角度と前記型締力との関係を表すデ
ータを記憶する記憶手段とを備え、コントローラは、前
記型締動作中において、型締力検出手段の検出値及び回
転角度検出手段の検出値をモニタし、これら検出値の関
係が記憶手段に記憶させたデータに対応していない場合
に、サーボモータを停止させることを特徴とするもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る実施の形態を説明する。
【0010】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1に係る半導体樹脂封止装置を示す概略側面図であ
る。図2は、図1の半導体樹脂封止装置の制御機構を示
すブロック図である。
【0011】半導体樹脂封止装置2は、図示しない支持
台を有し、この支持台には中間プラテン4が固定されて
いる。中間プラテン4上面には下金型6が取付けてあ
る。中間プラテン4には、図中左右前後4本(図では2
本のみ示されている。)のタイバー8が摺動自在に貫通
されている。各タイバー8の上端には上側プラテン10
が固定されている。上側プラテン10下面には上金型1
2が取付けてある。タイバー8の下端には下側プラテン
14が固定されている。タイバー8の一つにはロードセ
ル16が取付けてあり、金型6、12の型締力を検出す
るようになっている。ロードセル16の検出信号(電圧
信号)はコントローラ18に入力される。なお、型締力
を検出する手段は、ロードセル16以外に、歪みゲージ
など圧力により信号が変化するものであればどのような
ものを用いてもよい。
【0012】半導体樹脂封止装置2はさらに、上下プラ
テン10、14を上下動させる駆動源としてサーボモー
タ20、及び、中間プラテン4と下側プラテン14を連
結するとともにモータ20に駆動連結され、これにより
モータ20の発生するトルクを下側プラテン14(及び
上側プラテン10)の推力に変換する変換機構22を備
える。変換機構22の詳しい構成は、例えば本出願人に
よる特願2001−324886号に説明されており、
本願では簡略化して図示するとともに説明を省略する。
サーボモータ20の回転軸には、モータ20の回転角度
を検出するためのエンコーダ24が取付けてある。エン
コーダ24の検出信号は、コントローラ18に入力され
る。
【0013】コントローラ18は、型締力制御部26及
びサーボアンプ28を含む。型締力制御部26は、指令
値変換部30、コンパレータ32、型締制御アンプ34
を含む。指令値変換部30は、目標型締力に対応する型
締力指令値を電圧信号に変換し、コンパレータ32に入
力する。コンパレータ32は、指令値変換部30から出
力された電圧信号とロードセル16から出力された電圧
信号を比較し、その偏差を型締制御アンプ34に入力す
る。型締制御アンプ34は、上記偏差を、プレス機構4
0を制御するに適した値となるように増幅し、速度制御
信号としてサーボアンプ28に出力する。ここで、プレ
ス機構40は、半導体樹脂封止装置2の構成要素のう
ち、モータ20の回転力が変換機構22を介して伝達す
る機械的要素、例えば金型6、12やプラテン4、1
0、14などの総称である。サーボアンプ28は、上記
速度制御信号とエンコーダ24から出力された検出信号
とに基づいて、サーボモータ20に供給する電流などを
制御し、サーボモータ20を所定の回転速度で回転させ
る。サーボアンプ28はまた、エンコーダ24から出力
された検出信号を増幅し、サーボモータ20の回転角度
を読み取るためのカウンタ42に入力する。
【0014】次に半導体樹脂封止装置2の動作について
図1、2を用いて説明する。まず、金型が開いた状態
で、上下金型6、12の間の領域にリードフレーム(図
示せず)に載置された半導体チップ(図示せず)を搬送
機構(図示せず)により搬入する。続いて、モータ20
を所定の方向に回転させる。この結果、モータ20に駆
動連結された変換機構22は、下側プラテン14を下方
に移動させる。タイバー8は中間プラテン4を摺動して
下方に移動し、タイバー8に固定された上側プラテン1
0及び上金型12は下降して、中間プラテン4上の下金
型6に接触する。上金型12はさらに下降し所定の型締
力が得られると、以下の理由により自動的に停止する。
【0015】ここで、型締力制御部26による型締力制
御をさらに詳しく説明する。上述したように、サーボア
ンプ28に入力される速度指令値は、予め決められた型
締力指令値とロードセル16による型締力検出値との偏
差を型締制御アンプ34で増幅したものである。したが
って、速度指令値はロードセル16による検出値に応じ
て変化する。この検出値が型締力の増大により増加する
とすれば、速度指令値は、型締力の増大により低下す
る。以上のことから、速度指令値は、加圧動作開始(上
下金型6、12が接触した状態)から型締力が増大する
につれて徐々に低下し、検出値が目標型締力に対応する
型締力指令値に達すると、速度指令値は制御上零とな
り、サーボアンプ28はサーボモータ20を停止させ
る。このように、速度指令による本制御方式によれば、
半導体樹脂封止装置2により目標型締力を確実に発生さ
せることができる。また、速度指令によりサーボモータ
20を制御することで、トルク指令による制御に比べて
型締時の目標型締力に対するオーバーシュートを減らす
あるいはなくすことができ、型締力制御を高速化するこ
とができる。さらに、ロードセル16の分解能での高精
度の型締力制御を行うことができる。
【0016】金型6、12により形成されたキャビティ
に半導体チップが配置されるように金型6、12が型締
された後、半導体チップの樹脂封止が行われる。続い
て、モータ20を上記所定の方向とは逆方向に回転させ
る。この結果、変換機構22は、下側プラテン14を上
方に移動させ、タイバー8を介して上側プラテン10及
び上金型12を上昇させる。
【0017】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2に係る半導体樹脂封止装置を説明する。本実施形態
は、図2を参照して、サーボモータ20に付設したエン
コーダ24の回転角度を読み取るカウンタ42を利用し
て、半導体チップ等の搬入時における高精度な金型位置
(プラテン位置)の制御を行うものである。
【0018】具体的に、目標型締力に到達するまでのモ
ータ回転角度をカウンタ42で予めサンプリングする。
その結果、型開き時において、上下金型6、12間の領
域への半導体素子等未搬入、二重搬入、又は異物混入な
どを、上記サンプリングされたモータ回転角度と現在の
モータ回転角度との差により検出できる。このように、
エンコーダ24の分解能での高精度な金型位置の制御・
モニタが可能である。
【0019】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3に係る半導体樹脂封止装置を説明する。本実施形態
は、型締力検出器の故障などにより過大な型締力が発生
するのを防止するものである。
【0020】詳しくは、図1又は図2を参照して、ロー
ドセル16の故障やロードセル16の検出値を伝送する
信号線の断線、未接続など異常発生時には、型締力が過
大に発生し装置を破損させる可能性がある。そこで、一
例として、ロードセル16には、半導体樹脂封止装置2
の最大型締力の例えば一割程度の与圧をかけておき、型
開き時すなわち金型6、12間無負荷時のロードセル1
6の検出値が、上記与圧に対応するか否かを確認する。
その結果、ロードセル16や上記信号線の異常を検出で
きる。
【0021】別の方法として、上記方法に代わり、又は
上記方法とともに、型締中において、型締力とモータ回
転角度をカウンタ42で読み取った値との関係を示すデ
ータを予め記憶手段(図示せず)に記憶させておき、こ
のデータを、現在のモータ回転角度と型締力の関係と比
較することにより、過大な型締力の発生を検出できるよ
うにしてもよい。
【0022】実施の形態4.図3は、本発明の実施の形
態4に係る半導体樹脂封止装置の制御機構を示すブロッ
ク図である。以下、実施の形態1と同一の構成要素に対
しては同一の符号を用いる。
【0023】コントローラ18は、型締力制御部26、
金型位置(プラテン位置)制御部50、型締力制御とプ
ラテン位置制御のいずれかを選択するための制御モード
切替え部52、及びサーボアンプ28を含む。
【0024】プラテン位置制御部50は位置制御演算部
54を含む。この演算部54は、プラテン位置制御モー
ドにおいて、型締力指令値(型締力0)が入力されると
プラテン移動距離など位置制御に必要な演算を行い、サ
ーボアンプ28に位置制御信号を出力する。サーボアン
プ28は、プラテン位置制御モードにおいて、上記位置
制御信号とエンコーダ24から出力された検出信号とに
基づいて、サーボモータ20に供給する電流などを制御
し、これによりサーボモータ20の回転角度を制御す
る。
【0025】次に半導体樹脂封止装置2の動作について
図1、3とともに図4を用いて説明する。まず、金型が
開いた状態で、コントローラ18の制御モード切替え部
52を切替えて半導体樹脂封止装置2をプラテン位置制
御モード(第2のモード)にする(時刻T)。そし
て、上下金型6、12間の領域にリードフレーム(図示
せず)に載置された半導体チップ(図示せず)を搬送機
構(図示せず)により搬入する。この搬入の間、プラテ
ンはその位置が制御されており、搬送機構の位置に対す
る上下金型6、12の相対位置を高精度に特定できるの
で、搬入動作を確実に行うことができる。図4の例では
半導体チップの搬入時に金型を静止させているが、本位
置制御方式によれば、金型の開閉動作を行いながら同時
に半導体チップを搬入することもでき、したがって半導
体デバイスの製造時間を短縮できる。
【0026】時刻Tになると、コントローラ18の制
御モード切替え部52を切替えて半導体樹脂封止装置2
を型締力制御モード(第1のモード)にする。そしてモ
ータ20を所定の方向に所定の速度で回転させる。この
結果、モータ20に駆動連結された変換機構22は、下
側プラテン14を下方に移動させる。タイバー8は中間
プラテン4を摺動して下方に移動し、タイバー8に固定
された上側プラテン10及び上金型12は比較的高速度
で下降して、時刻Tで中間プラテン4上の下金型6に
接触する。そこで、モータ20の速度を切替え、上側プ
ラテン10及び上金型12を比較的低速度で下降させ
る。上側プラテン10及び上金型12は、所定の型締力
Fが得られると、実施の形態1で説明したように自動的
に停止する。
【0027】時刻Tで金型6、12が型締された後、
半導体チップの樹脂封止が行われる。所定の型締力Fは
時刻Tまで維持される。続いて、コントローラ18の
制御モード切替え部52を切替えて半導体樹脂封止装置
2をプラテン位置制御モード(第2のモード)にする。
そして、モータ20を上記所定の方向とは逆方向に回転
させる。この結果、変換機構22は、下側プラテン14
を上方に移動させ、タイバー8を介して上側プラテン1
0及び上金型12を比較的低速度で上昇させる。これ
は、上下金型6、12が離間する時刻Tまで行われ
る。続いて、モータ20の速度を切替え、上側プラテン
10及び上金型12を比較的高速度で上昇させる。これ
は、上下金型6、12が所定距離離間する時刻Tまで
行われ、この後モータ20を停止して、上側プラテン1
0及び上金型12の移動を終了させる。
【0028】そして、リードフレーム上で樹脂封止され
た半導体チップは、上下金型6、12間の領域から搬出
される。この搬出の間、プラテンはその位置が制御され
ており、搬送機構の位置に対する上下金型6、12の相
対位置を高精度に特定できるので、搬出動作を確実に行
うことができる。
【0029】なお、半導体樹脂封止装置2は、型締時と
は異なり型開き時には位置制御モードに設定されている
が、これは、型開き時には樹脂封止は完了しており型締
力を考慮する必要がないからである。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、速度
指令によりサーボモータを制御するので、型締時の目標
型締力に対するオーバーシュートを減らすあるいはなく
すことができ、型締力制御を高速化することができる。
【0031】請求項2に記載の本発明によれば、型開き
時において、一対の金型間の領域への半導体チップ等の
搬入・搬出の間、金型の位置が制御されており、搬送機
構の位置に対する金型の相対位置を高精度に特定できる
ので、搬入・搬出動作を確実に行うことができる。
【0032】請求項3に記載の本発明によれば、型締力
検出手段(例えばロードセル)の検出値が目標型締力に
対応する型締力指令値に略等しい場合であっても、回転
角度検出手段(例えばエンコーダ)の検出値が型締完了
位置に至っていない、いわゆる正常な型締完了前の異物
噛み込み等の型締異常を検出できる。
【0033】請求項4に記載の本発明によれば、型締力
検出手段の検出値が、例えば型締完了時等の型締位置に
対応して出力されない異常、例えば型締力検出手段の故
障等を検出でき、これにより過大な型締力の発生を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る半導体樹脂封止
装置を示す概略側面図。
【図2】 図1の半導体樹脂封止装置の制御機構を示す
ブロック図。
【図3】 本発明の実施の形態4に係る半導体樹脂封止
装置の制御機構を示すブロック図。
【図4】 図3に示すコントローラにより制御される半
導体樹脂封止装置のプラテン位置と型締力との関係を示
す図。
【符号の説明】
2:半導体樹脂封止装置、4:中間プラテン、6:下金
型、8:タイバー、10:上側プラテン、12:上金
型、14:下側プラテン、20:サーボモータ、22:
トルク/推力変換機構、24:エンコーダ、26:型締
力制御部、50:金型位置(プラテン位置)制御部、5
2:制御モード切替え部。
フロントページの続き (72)発明者 奥 康二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4F206 AD07 AE10 AG03 AH37 AM22 AP01 AP06 AR01 AR09 JA02 JB17 JL02 JM02 JN32 JP13 JP17 JQ83 JT05 JT33 5F061 AA01 BA01 CA21 DA01 DA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体樹脂封止装置において、 キャビティに半導体チップを配置し、型締状態でキャビ
    ティに樹脂を注入して半導体チップを樹脂封止するため
    の一対の金型と、 前記一対の金型の型締動作及び型開き動作を駆動するサ
    ーボモータと、 前記サーボモータを速度指令で制御するコントローラ
    と、 前記一対の金型の型締力を検出する型締力検出手段とを
    備え、 前記コントローラは、前記型締力検出手段の検出値と目
    標型締力を比較演算し、この演算結果に基づく速度指令
    で前記サーボモータを制御することを特徴とする半導体
    樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 半導体樹脂封止装置において、 キャビティに半導体チップを配置し、型締状態でキャビ
    ティに樹脂を注入して半導体チップを樹脂封止するため
    の一対の金型と、 前記一対の金型の型締動作及び型開き動作を駆動するサ
    ーボモータと、 前記サーボモータを制御するコントローラと、 前記サーボモータの回転角度を検出する回転角度検出手
    段と、 前記一対の金型の型締力を検出する型締力検出手段とを
    備え、 前記コントローラは、前記型締動作中において、前記型
    締力検出手段の検出値と目標型締力を比較演算し、この
    演算結果に基づいて前記サーボモータを第1のモードで
    制御し、前記型締動作以外の動作領域において、前記回
    転角度検出手段の検出値に基づいて前記サーボモータを
    第2のモードで制御するように切替制御を行うことを特
    徴とする半導体樹脂封止装置。
  3. 【請求項3】 半導体樹脂封止装置において、 キャビティに半導体チップを配置し、型締状態でキャビ
    ティに樹脂を注入して半導体チップを樹脂封止するため
    の一対の金型と、 前記一対の金型の型締動作及び型開き動作を駆動するサ
    ーボモータと、 前記サーボモータを速度指令で制御するコントローラ
    と、 前記サーボモータの回転角度を検出する回転角度検出手
    段と、 前記一対の金型の型締力を検出する型締力検出手段とを
    備え、 前記コントローラは、 前記型締動作中において、前記型締力検出手段の検出値
    と目標型締力を比較演算し、この演算結果に基づく速度
    指令で前記サーボモータを制御するとともに、前記回転
    角度検出手段の検出値をモニタし、 前記回転角度検出手段の検出値に基づいて前記型締動作
    の完了を確認することを特徴とする半導体樹脂封止装
    置。
  4. 【請求項4】 半導体樹脂封止装置において、 キャビティに半導体チップを配置し、型締状態でキャビ
    ティに樹脂を注入して半導体チップを樹脂封止するため
    の一対の金型と、 前記一対の金型の型締動作及び型開き動作を駆動するサ
    ーボモータと、 前記サーボモータを制御するコントローラと、 前記サーボモータの回転角度を検出する回転角度検出手
    段と、 前記一対の金型の型締力を検出する型締力検出手段と、 前記回転角度と前記型締力との関係を表すデータを記憶
    する記憶手段とを備え、 前記コントローラは、 前記型締動作中において、前記型締力検出手段の検出値
    及び前記回転角度検出手段の検出値をモニタし、これら
    検出値の関係が前記記憶手段に記憶させたデータに対応
    していない場合に、前記サーボモータを停止させること
    を特徴とする半導体樹脂封止装置。
JP2002018642A 2002-01-28 2002-01-28 半導体樹脂封止装置 Pending JP2003224156A (ja)

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